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内容紹介 - 上越文化会館

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内容紹介 - 上越文化会館
平成24年度アウトリーチ事業(出張公演)内容紹介
平成24年度1月14日現在
ジャンル
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フラメンコ
公演内容
フラメンコは、ジプシーの苦悩から発した叫びが起源といわ
れています。生きることそのものを歌と踊りにぶつけたその
伝統芸能は、誰しも共感できる説得力を持っています。歌
とギターに合わせた踊りを見れば、もうそこは情熱の国ス
ペイン。簡単な手拍子や踊りも体験し、フラメンコを堪能し
ていただきます。
アーティストプロフィール
【 鈴木眞澄 】(踊り) 東京都出身。小松原庸子スペイン舞踊研究所を経て、スペインに留学。’78年、東京新聞主催第1回フラメンココンクー
ル入賞。’83年、独立してスペイン舞踊教室を開設し、舞踊団を育成、後進の指導にあたる。またフリーの舞踊家として数々の舞台に出演する傍
ら、東京ドーム巨人戦開幕セレモニーを演出するなど多方面にわたって活躍。
【 鈴木英夫 】(ギター) 東京都出身。新宿エルフラメンコをはじめ大阪、名古屋のタブラオ等に出演。1972年から78年までスペインに留学。フ
ラメンコギターの巨匠マノロ・サンルーカルに師事。また現地の舞踊団の専属ギタリストとしてヨーロッパ各地で公演。帰国後、小松原庸子スペイ
ン舞踊団の専属ギタリストとして舞台、タブラオ等に出演。80年、LPレコード「フラメンコギターの幻想」をリリース。84年に芝・ABCホールにおいて
リサイタルを開き、その後、独立。現在フリーとして活躍中。
【 永潟三貴生 】(唄) 熊本県出身。数々のライヴやレコーディングなどの音楽活動を行なう中、フラメンコに出会い、傾倒する。2003年より、
カンタオールとしてタブラオ、劇場等で本格的に活動。2007年、スペイン・ラマンチャ地方トラルバのフィエスタでマルタ・デ・ラ・ビジャ、トマス・マド
リーと共演し好評を博す。2007年日本フラメンコ協会第16回新人公演奨励賞受賞。
マリンバ
パーカッション
木琴の親戚と言われていますが、基はアフリカを発祥とす
る民族楽器であることを、その深みある音からも実感してい
ただけます。心地よいその響きに加え、マレットを自在に操
りる高度なテクニックも圧巻。大地から湧き出るそのサウン
ドで、楽しく心はずむ演奏会です。
【 京谷ひとみ 】(マリンバ) 妙高市(旧新井市)出身。武蔵野音大卒。在学時より各地で演奏活動を行う。卒業後もライブイベントやコンサー
トを行う傍ら各種イベント、パーティー等で演奏する他、個人や吹奏楽の指導なども積極的に行う。2009年日本クラウンよりCDを発売。「トイ・マ
ジック・オーケストラ」のパーカッショニストとして国内外にて活動。
【 山下久樹 】(パーカッション) 新潟県胎内市(旧中条町)出身。ドラムス、クラシックパーカッション、ラテンパーカッション、民族打楽器等を
演奏家・研究者・現地のミュージシャンに師事。ラテン、ジャズ、ポップス、民族音楽などのセッション、レコーディングに参加。各音楽教室にてドラ
ムス&パーカッション講師を行う傍ら、クラシック系、民族音楽系ミュージシャンとの共演や芸術家、舞踏家とのコラボレーション、民族打楽器ア
ンサンブルを主宰。
雅楽で演奏される楽器のひとつの「笙」。歴史や構造につ
いての解説とともに、雅楽の中でしか知られていなかった
笙が、とても音楽性豊かな楽器であることを学んでいただ
けます。その響きから古(いにしえ)の風景を想像し、神々
しく美しい自然と時の流れを感じられる公演です。
【 宮田 まゆみ 】(笙) 東洋の伝統楽器「笙(しょう)」を国際的に広めた第一人者。国立音楽大学ピアノ科卒業後、雅楽を学ぶ。1979年より
国立劇場の雅楽公演に出演。1983年より笙のリサイタルを行って注目を集め、第3回リサイタルにより芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。以後
1987年エイボン女性年度賞「芸術賞」、1993年中島健蔵賞、1998年横浜文化賞奨励賞をそれぞれ受賞。1992年小澤征爾指揮サイトウ・キネン・
オーケストラとの武満徹『セレモニアル』、1996年ケルン放送交響楽団との細川俊夫『うつろひ・なぎ』、2008年ザールブリュッケン・カイザースラウ
テルン・ドイツ交響楽団とPMFによる共同委嘱作品『雲と光』等の世界初演は「笙」という楽器の特質を最大限に引き出し、絶賛を浴びた。世界各
地で、コンサート・ワークショップ、現地演奏家・作曲家とのコラボレーションを行い「笙」の普及に努めている。1998年長野オリンピック開会式で
の「君が代」演奏の模様は全世界からの注目を集めた。
人の声に近いとされるチェロの音色。他の楽器と一緒に演
奏されることが多いですが、ソロでの音色に人気も高く、
チェロだけのために作られた名曲も少なくありません。音域
の広さから幅広い表現力を持つことでも知られ、高度なテ
クニックにより更なる表現力の可能性を感じられるでしょう。
朗々たる音色に心癒される公演です。
【 水谷川優子 】(チェロ) 6歳からチェロを始める。桐朋学園ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業と同
時に欧州で演奏活動を始める。第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞を受賞、イタリア・カラブリア芸術祭
コンクール優勝、2008年度バロックザール賞ほか多数受賞。ビクターエンタテインメントよりリリースしたソロのCD「歌の調べのように」「ソルヴェ
イグの祈り」は共に『レコード芸術』誌上で高評を受け、ヨーロッパで培った瑞々しい感性と豊潤な音色に裏付けされたスケールの大きな演奏が
着実に聴衆の心を掴んでいる。社会貢献への意識が高く、ライフワークとする少年院や障害者施設、ホスピス等への訪問コンサート活動の実績
が認められ2002年度より財団法人倶進会の助成を受けている。
クラシック界では一番華やかで一般的に良くしられている
楽器の「ヴァイオリン」。でも身近に聴く機会はなかなかあり
ません。小さく軽いヴァイオリンから奏でられる音色はとて
も響きあり、2本のヴァイオリンが奏でる名曲の数々は、素
直に音楽の楽しさを知ります。体験コーナーでは「分数ヴァ
イオリン」も用意しますので、小学校低学年の児童も体験
可能です。
【 牧田 由紀 】(ヴァイオリン) 上越市在住。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。全日本学生音楽コンクール
ヴァイオリン部門東京大会小学校の部第3位、東京大会中学校の部第2位、第10回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞、国際モーツァルトコ
ンクール派遣者選考演奏会2001優勝。二葉楽器ヴァイオリン教室特別講師。新潟大学教育学部非常勤講師。
【 佐々木 友子 】(ヴァイオリン) 新潟市(旧亀田町)出身。桐朋学園大学演奏学部卒業。同大学研究科を終了したのち渡英。英国王立音
楽院にて演奏家ディプロマを取得。ヨーロッパ・ベートーヴェンピアノトリオ協会コンクールで第1位。カヴァティアナ室内楽コンクール第1位、オー
ディエンス特別賞を合わせて受賞。 2001年、新潟県音楽コンクールにて県知事賞受賞。新潟県立中央高等学校音楽科非常勤講師。
日本の伝統楽器である“三味線”と郷土の文化芸能である
“瞽女唄”を肌で感じていただきます。「津軽じょんから節」
や日本各地の民謡のルーツにもなっている「瞽女唄」の演
奏とともに「津軽三味線とは」「瞽女さんとは」の解説を交
え、日本伝統の音楽の歴史を訪ねる一時となるでしょう。
【 小竹 勇生山 】(三味線) 糸魚川市能生在住。民謡師範である父の影響で、幼少の頃より民謡に親しみ、10歳のときに三味線を始める。
師である山本竹勇の元で修業し、ライブ活動や海外公演を経て、平成3年に独立。そんな中、故郷の越後瞽女が津軽三味線と深く関わっていた
ことに興味を抱き、最後の高田瞽女であった「杉本シズ」から越後瞽女の芸を継承される。現在、津軽三味線に越後瞽女の芸風を取り入れた三
味線サウンドで演奏活動を行っている。
【 小竹 栄子 】(瞽女唄) 糸魚川市能生在住。幼いころより、父に民謡の手ほどきを受け修行する。各種民謡大会で優勝するなど、数々の
賞を獲得する。その後、津軽民謡名人「須藤雲栄」師の元に入門。プロとしての腕を磨き始める。平成3年、最後の高田瞽女であった「杉本シズ」
「難波コトミ」の2人から瞽女唄を授かり継承する。現在、瞽女唄ライブ・指導、三味線指導、民謡指導など多彩な活動を行っている。
祭り囃子の基本となる「和太鼓」と「篠笛」。二人から奏でら
れるリズムとメロディは日本独自の音楽の心地よさを改め
て感じさせてくれます。オリジナル曲もどこか懐かしく心に
染み渡る響きを持ち、いかに日本人のDNAに深く刻み込ま
れた音色であるか実感していただけます。体験コーナーで
はチャンチキも登場し、場内は即席のお祭り会場に。
~朋郎~ (トモロウ)太鼓と笛、その原点にいつも立ち返り、太鼓がうたう「うた」、おどる笛の「ね」、この二つが響きあい重なり合いながら
生まれ出る唯一無二の音世界。
【 内藤 哲郎 】(和太鼓) 2002年まで「鼓童」に11年間在籍。在籍中は演奏のみならず、作曲や演出などの評価も高く、CDにも数多くの名曲
が残されている。独立後は独自のセンスを生かし、角松敏生・DJクラッシュ・吉田兄弟など様々なアーティストとのレコーディングやコンサートツ
アーに参加。ジャンルにとらわれない幅広い活動を展開している和太鼓奏者。
【 武田 朋子 】(篠笛) 宮韻勢納連で江戸囃子の太鼓・笛を習得し、悠玄亭玉介社中の江戸獅子舞の太鼓方として活動後、「鼓童」にて研
修。現在は東京を中心に笛・太鼓の演奏や指導、作曲活動を行い活動の場を様々に広げる篠笛奏者。
笙(しょう)
チェロ
ヴァイオリン
デュオ
三味線と
瞽女唄
和太鼓と篠笛
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