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南山大学・総合政策学部・石川良文 瀬戸市市民生活部環境課

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南山大学・総合政策学部・石川良文 瀬戸市市民生活部環境課
南山大学・総合政策学部・石川良文
瀬戸市市民生活部環境課
1.プログラムの目的と内容
昨年度(2007年度)のプログラムでは、「瀬戸市環境基本計画
(見なおし)」のリーディングプロジェクトである「環境情報の体系
的整備」を進めるため、「環境情報誌の作成」、「環境学習イベ
ントの実施」を行った。また、瀬戸市の環境情報を広く取得する
ことができる「環境ポータルサイト」の企画立案を行った。
2007年度
環境情報
誌の作成
環境学習
イベント
の実施
環境ポー
タルサイ
トの企画
立案
1.プログラムの目的と内容
2008年度
本年度は、これらの成果を踏まえ、瀬戸市民の
環境意識の向上や環境学習につながる環境
ポータルサイトの具体化を行った。
具体的なポータルサイトの内容は以下のとおりである。
①瀬戸市環境トピックス(オオサンショウウオ、海上の森など)
②新着情報(瀬戸市HPのリンクによる新着)
③環境計画・報告書・事業・統計(環境方針、年次報告書、環境
事業など)
④市民活動・ボランティア、地域の取り組み(団体の紹介など)
⑤瀬戸市環境情報(生活、自然、都市快適、広域地球環境など)
⑥おすすめスポット(地区別環境スポット紹介)
⑦環境法令・条例(瀬戸市の条例集などとリンク)
2.取り組み体制
昨年度は、南山大学石川ゼミナールの学生が環境ポータル
サイトの企画立案まで行ったが、今年度は総合政策学部の演
習授業である「政策演習」を活用し、2年生の学生が主体となっ
て実施した。また、ポータルサイトの具体的な作成は、石川ゼミ
ナールの学生(4年生)が支援した。
行政:瀬戸市 市民生活部 環境課
教員:南山大学 総合政策学部 准教授 石川良文
学生:南山大学 総合政策学部 政策演習受講者20名(2年生)
南山大学 総合政策学部 石川ゼミナール4年
TITHIPONGTRAKUL Nontachai
2.取り組み体制
現場調査で2年生が撮影した写真
3.これまでの経緯
これまで南山大学石川ゼミナールでは、2005年度「瀬戸市環境
基本計画の見直しの検討」、2006年度「瀬戸市環境基本計画の
見直し作業および市民ワーキングの運営」、2007年度「環境基本
計画見直しに関する事業の具現化」を行ってきた。
これらのプログラムを踏まえ、本年度は昨年度のプログラムで
企画された「瀬戸市環境ポータルサイト」の具体的コンテンツを検
討することを、瀬戸市環境課と担当教員石川の間で協議した。
本年度は、2年生を対象とした「政策演習」の受講生が、瀬戸市
の環境情報について調査し、石川ゼミナールの学生(4年生)が
支援した。
3.これまでの経緯
2008年4月
5月∼6月
6月
7月
2月
<プログラム全体>
瀬戸市環境課との事前協議
学生による瀬戸市を対象とした環境調査
瀬戸市環境課による情報提供
ポータルサイト原稿作成
環境ポータルサイトの完成
4.プログラムの成果
○行政、地域社会にとって
‰見直し環境基本計画のリーディングプロジェクトの一つを市費を
かけずに行い、これまで実施することができなかった瀬戸市におけ
る総合的な環境情報ポータルサイトを作成することができた。
‰見直し環境基本計画のリーディングプロジェクトの第一歩として実
際の活動見本となった。
‰広く一般市民に対して、環境情報を提供するツールが提供された。
○大学、学生にとって
大学の授業の一環として実施することで学生が参加することができ、
身近な地域の環境を学ぶことができた。
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