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第1~3章(PDF:1562KB)

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第1~3章(PDF:1562KB)
第1章
事業概要
1.事業の目的
本事業は、沖縄県と(一財)沖縄観光コンベンションビューローが沖縄 21 世紀ビジョンで目標としている
世界水準の観光リゾート地の実現に向けて沖縄の受け入れ体制を強化するため、国内外の観光客が満足す
る高いサービスを提供できる人材の育成・確保することを目的としている。
2.沖縄観光産業の現状
■平成 27 年 沖縄県入域観光客統計概況
沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課
(平成 28 年 1 月)
平成 27 年の入域観光客数は 776 万 3,000 人で、対前年 70 万 4,700 人増加、
率にして 10%の増加となり、
3 年連続で国内客・外国人客ともに過去最高を更新した。外国客においては初の 150 万人代を記録し、月
別では、全ての月において前年同月を上回るとともに、各月の過去最高記録を更新した。
前年と比べて増加した要因は、
「円安の継続に伴う国内および訪日旅行需要増」や、
「海外航空路線の拡
充・クルーズ船の寄港回数増による外国人観光客の増加」と考えられ、特に外国人観光客の増加が大きく
寄与している。
今後、沖縄の観光が持続的に成長していくためには、観光消費の拡大と外国人観光客の更なる市場拡大
が必須であるが、国内外から多くの観光客を迎えるためには、観光関連産業従事者のホスピタリティマイ
ンドの底上げと外国語の対応能力の向上を行うと同時に、個別事業者を越えた業界レベルでの人材育成の
1
取り組みが必要になると考えられる。観光客が望む質の高いサービスを提供できる人材を育成・確保する
ことで、一人当たりの生産性が高まり、その結果、企業収益が向上し、従業員の労働条件(賃金等)の改
善にも結びつくため、県経済全体にとってもプラスとなる。
したがって、企業における人材育成能力の強化は、従業員の所得の向上、県内企業の経営基盤の強化、
さらに沖縄県の産業基盤の強化にとっても重要である。
ただ、県内においては中小零細企業が多いことから、人材育成への取り組みを実現するためには、行政
の支援やサポート体制の整備が不可欠であり、資金面での行政支援を行うとともに、効果的な研修の組み
立て方についても、アドバイスやサポートできる機関が必要である。
県経済の活性化
従業員の
就業意欲向上
従業員の
定着化
観光産業基盤強化
賃金UP
労働環境の見直し
消費拡大
ステップUP
キャリアUP
企業収益UP
顧客満足度UP
従業員の
スキル向上
生産性向上
顧客対応力向上
観光関連企業・団体
従事者
観光関連企業・団体
経営者
観光客
人材育成
行政の支援・サポート体制
3.沖縄観光産業の課題
観光産業は沖縄県におけるリーディング産業であるにもかかわらず、県民への観光産業への理解・魅力
が充分に周知されていないため、ステータスの低さなどによる労働者不足や離職率の高い現状が続いてい
る。その改善策として経営者における人材育成・活用の重要性に対する意識改革が必要であり、従業員に
おいては、観光を支えているという誇りとさらなる高度なサービス・経営を学ぶ意欲を持つことが必要で
ある。
また、本県の観光業は、中小零細企業が多いことから、自社研修を実施することが難しい状況にあるこ
とを考慮し、沖縄観光の重要なソフトインフラの整備の意味合いにおいても、公的支援によるセミナーや
研修の実施は大変重要である。
さらに、沖縄 21 世紀ビジョン基本計画の「世界水準の観光リゾート地の形成」を実現する為には、外国
語の対応能力とともに、外国人観光客の受入体制整備など、多様なニーズに対応できる仕組み作りが求め
られているが、沖縄県が実施した「平成 27 年度 外国人観光客実態調査」によると、”外国人観光客の満
足度”では、外国語の対応能力についての満足度は低く(20.5%)、
「平成 27 年度 外国人観光客受入に関す
る実態調査事業」によると、”外国人観光客を受け入れる際の課題”として、外国語対応ができないこと
が 67.4%を占めており、まだまだ外国人観光客の受入体制が整っていないことがうかがえる。
■外国人観光客受入に関する実態調査報告書
(平成 28 年 3 月)
2
Q、外国人観光客を受け入れる場合に貴事業所で課題となると思うこと全て選択してください。
(複数回答)
4.沖縄観光産業の労働環境
中長期的な取り組みが必要な人材育成や研修等に踏み出せない原因として、県内における観光産業の雇
用形態が、契約社員や派遣社員が多く正社員での雇用が少ないという点である。人材の定着が不確定要素
である中小零細企業では、人材育成のプログラムに資金を投入し、継続的な雇用を生み出す仕組みはく、
即戦力となる人材の活用と、状況に応じた人員数の調整が行われており、若年層や後継者が育たない環境
となっている。
そのため、観光産業への就労は長期的なものとはならず、短期間の雇用形態で就労についた結果、観光
を支えているという誇りを持つ機会が失われ、高度なサービスを学びスキルアップしたいという向上意欲
や、社内で学ぶ機会もなく、雇用のミスマッチが生じている。
解決策として、まずは、経営者における人材育成・活用の重要性に対する意識改革や、人材育成に取り
組む組織体制づくり、観光業における労働環境の整備が急務である。
3
【雇用のミスマッチ原因と解決策】
経営者
就労希望者
人材育成に資金を投入して
も、すぐに成果が出ない
即戦力となる人材の採用・
状況に応じた人員調整
後継者となりうる人材の発
掘ができない・継続的な雇
用が出来ない
継続雇用が出来ないため、
人材育成への取組みが後
回しになってしまっている
雇
用
の
ミ
ス
マ
ッ
チ
解決策
長期的な視野でステップ
アップできる仕組みがある
会社に就業したい
経営者における人材育成・
活用の重要性に対する意識
改革
入社後もスキルアップでき
る環境が必要
人材育成に取り組む組織体
制づくり
長期雇用でないため、向上
意欲がわかない
観光業における労働環境の
整備
日々の接客や業務に対して
の誇りと責任感をもつことが
出来ない
従業員のモチベーションアッ
プ・意欲向上
沖縄県が実施した県内の賃金、労働時間、雇用の動き(平成 26 年毎月勤労統計調査地方調査)によると、
現金給与総額の産業別では、観光産業の要である宿泊業、飲食サービス業が 122,044 円で最下位となって
おり、産業別離職率でみても、高い傾向にある。
また、沖縄県の労働環境の特徴として若年層の失業率も高い。採用後即戦力となる人材や経験者を求め
る県内企業に対して、若年層は就業経験が浅く、企業が求める技能・技術を備えていないため、就職の機
会が得られなかったり、入社できても労働条件が悪く早期に退職するといったケースが多い。
若年層の早期離職は、キャリアパスを描く上で軸となるスキル構築に不利となり、スキル構築が不十分
なまま再就職しても、生産性は向上しない。そのため入社後に、社内教育や OJT などで、スキルアップ・
ステップアップできる環境が必要不可欠である。
■沖縄県の賃金、労働時間、雇用の動き―毎月勤労統計調査地方調査年報-沖縄県企画部統計課
(平成 27 年)
4
5
5.事業スキーム
5.事業スキーム
平成 27 年度の観光人材育成プラットフォーム構築事業は、Ⅰ講師派遣事業、
Ⅱ業種別集合型研修(高度)、
Ⅲ語学に長けた即戦力人材の確保の 3 つのメニューで構成した。
6
第2章 実施委員会
1.概要
(1)実施委員会の目的
実施委員会(以下、本委員会)は、観光人材育成プラットフォーム構築事業に係る事業の全体的な仕組
みや運営状況を確認するために設置され、委員長及び副委員長を 1 名ずつ置き、計 6 名の有識者等で構成
した。
本委員会は、2 回にわたって実施され、第 1 回目は前年度事業全体の説明及び成果報告(3 事業)と加えて、
今年度事業のスキーム、内容説明を行った。
また、第 2 回目の委員会は今年度実施したすべての研修実績や事業課題を報告し、次年度への提言をま
とめた。
2.実施結果
(1)第 1 回実施委員会
初回の委員会であることから、①申請手順や講師登録条件
の確認、②現状の課題に対する解決策等の意見が交わされた。
・日時:平成 27 年 5 月 14 日(木)
9:00~11:00
・場所:沖縄産業支援センター3 階
308 号室(小会議室)
Ⅰ.講師派遣事業
<課題>
・
昨年度までも研修の効果測定としてスキルチェックシートとアンケートで測ってきたが、やはり第三
者の目線での効果測定が必要ではないか。
・
人材育成研修と語学研修の謝金額が分かれているが、高度な研修などを企業が実施することも想定し
ておかないといけないのではないか。例えば語学上級者を集めてさらに医療通訳などのテクニカルな
研修をすることが今後必要かもしれない。
・
社会人基礎研修の実施については、企業からのニーズがあり基礎研修を続けるということであれば、
有料で提供している業者の仕事を奪ってしまっているということにもなってしまうのではないか。今
後基礎研修なしでもやっていけるのかということを考えたほうがよい。
<改善策>
・
研修企業向けに、覆面調査を試験的に実施し、どこが良くなったのかという観点で評価したいと考え
ている。
7
・
テクニカルな研修実施する際には、講師の謝金額が上限を上回る可能性がある。この場合は、謝金額
を上回る差額は企業様の負担とし、案内するときも謝金額が、この金額という説明ではなく、上限額
がこの金額と説明する。
・
社会人基礎研修のみを受講することはできないことにし、受講する際は語学研修やその他人材育成研
修と合わせて受講するよう案内する。
Ⅱ.業種別集合型研修(高度)
<提言>
・
対象を業種ごとで分けて募集することで、深い内容が得られるという認識を持たすこともできるが、
それらに含まれない業種(土産品店、観光施設や娯楽視線など)についてもどのようにカバーするの
か、そこが排除されているような感じではなく、4 つのうちのどれか、又はそれ以外をその他として
あらかじめ考えておいた方が良い。
・
国土交通省の中で、来年 4 月施行される障害者差別解消法に向けて、現在は各省庁や障害者団体が意
見交換をしている段階だが、秋ごろまでには内容が深まってくると思う。障がい者の受入が無理とわ
かっていても合理的な理由がないと断れなくなっていくので、特に運輸、旅行業などに対して集合的
な研修会などを実施していく必要がある。
<回答>
・
これからヒアリングをしていきながら仕組み作りをしていきたいと考えている。
Ⅲ.語学に長けた即戦力人材の確保
<提言>
・
沖縄ツーリストで進めているプロジェクトがあり、それとの親和性があると思うので、協力、コラボ
ができないか。上海事務所長にも協力いただいているが、OTS と OTS パートナーズの予算で福建の学
生たちに地域限定通訳案内士の試験に参加させる予定。そのあと、もし彼らがインターンシップを希
望するのであれば、うまくマッチングさせてほしい。
・
即戦力人材のイメージが外国人のネイティブスピーカーに特化しているように感じるが、沖縄の日本
人人材で語学に優れた方をうまく観光業界に導く仕掛けが見えない。ほかの教科の成績は悪いが、語
学が跳びぬけてできるという方もいる。県外に流出させずに沖縄県内で働いていただけるようなアイ
デアがあったらいいと思う。
・
観光だけではなくスーパーなどの業種でも外国人人材を求めているが探せない状況だと聞いている。
東京などでは駅前のコンビニなどで普通に外国人が雇用されている。沖縄に呼んでくる方法がわから
ないのではないか。
・
国際人材育成機構という団体があり、研修生を受け入れて企業へ派遣したりしているようだが、そこ
が今年から沖縄に事務所を設置し沖縄でも実施する予定があると聞いた。意見交換してみてはどうか。
・
県内では毎年留学生に対して就職説明会を実施しているようだが、その結果はどうなのか。
・
彼らが永住したいと思うような環境作りをしていく必要がある。単なる労働力としてではなく企業側
もキャリアパスなど責任をもって受け入れる必要がある。そうしないと沖縄に来た方も受け入れた企
業も不幸になる。また、人件費を補助したりすると企業も助かるだろう。今年度は調査ということで
はあるが事業としては必要になると思うので、是非実施に向けて調査してほしい。
8
・
いくら沖縄に連れてきても県内の職場環境や生活環境に満足してもらえない可能性もあるので、それ
も調査したほうがいいかもしれない。
・
県内在住留学生へ就職サポートしている方のヒアリングの結果では、県内で就職したいと考えている
方は全体の 1 割。実際に就職活動を実施していく中で賃金や社宅などの問題から県外へ流れるケース
も多いと伺っている。いくら沖縄に連れてきても県内の職場環境や生活環境に満足してもらえない可
能性もあるので、それも調査したほうがいいかもしれない。
<回答>
・
福建省の学生の来沖について別途相談を受けており、うまく結び付けられたらと考えている。
・
必ずしも外国人というわけではなく、語学に長けた人材の確保となっているので、例えば留学して戻
ってきた方も対象となると考えている。その方々が実際に就職するときにどのような問題が発生する
か等について今年度調査していきたいと考えている。
(2)第 2 回実施委員会
第 2 回委員会では、今年度事業の成果報告及び総括と、
次年度に向けた提案を行った。事業全体の実績(講師派遣実
績、研修内容、執行金額、語学に長けた即戦力人材の確保の
業務内容、集合型研修(高度)の研修内容、交付金額、参加
者人数、予算執行率等)を説明し、課題発表とともに、
次年度に向けた改善策の提案を行った。
・日時:平成 28 年 3 月 15 日(火)
14:00~17:00
・場所:沖縄産業支援センター3 階
308 会議室(小会議室)
I.講師派遣事業
<課題>
・
今年度は 128 名の講師登録があり、
そのうち今年度の研修全 131 件に派遣されたのは 62 名であった。
今年度も講師の営業努力により派遣回数に偏りがあったが、研修内容のパッケージ化と可視化により
すべての講師に機会があったと考える。次年度はさらに講師を選びやすいよう工夫し、育人サイトの
改修など更なる改善を加え実施予定である。
・
毎年度書類の簡素化を行っているが、書類作成に不備が多々あった。今年度は研修内容のパッケージ
化と様式第 1 号派遣申込書のWEB申請対応可とし、また書類の見直しも行い、書類の簡素化を行っ
た結果、WEB申請をしてきた研修が 2 割ほどで負担軽減につながったが、その他書類についてはい
まだ不備がある。
・
今年度試験的に実施した「覆面調査」は研修受講者のみにターゲットをしぼった実施が困難であった。
<改善策>
・
登録講師すべてに公平に仕事してもらうというよりは、今年度起用されなかった講師の中にも素晴ら
しい人材がいると思うので、使える人材を増やしていく意味でも、マッチング会など開催してその中
で模擬授業を行ってみてはいかがか。
9
・
覆面調査は、人を対象とするのではなく店舗を対象に行ったほうがよい。
・
覆面調査については、何かしらの別の指標がないか、財務成果に結びつけるようにもっていくと良い
のではないかと思う。
Ⅱ.業種別集合型研修(高度)
<課題>
・
出席率が 70%代であった。業務を優先させ欠席があった。
<改善策>
・
送り出す企業側の理解を十分に得られていない。研修の成果(できれば顧客満足度や売上向上への影
響)をもっと提示したり、それだけ魅力のある研修につくりあげていく必要がある。また、代理出席
は認めないほうがよいのでは。
・
沖縄在のスタッフは比較的研修がしやすい。県外の支店スタッフは意識共有も難しく研修の機会も少
ない。MICE は東京での営業となるので、沖縄に送客している企業、または沖縄にホテルのある企業な
ども対象に、部下育成や MICE の研修を東京や大阪でも開催したほうが良いと思う。
Ⅲ.語学に長けた即戦力人材の確保
<課題>
・
前年度の「語学研修リーダー設置支援事業」では、語学力に長けた人材を新たに採用する場合にかか
る経費に対し補助金を交付したが、人材確保ができなかった。よって今年度は語学人材の確保の方法
に重点を置いて調査した。国内の特徴としては、企業側から見た場合、より確保しやすい環境にある
といえるが、学生側から見ると、就職の選択が幅広いため、競争率が高い。海外の特徴としては、日
本語学習者の規模は多いがその確保方法が確立されていない。
・
語学人材の種類では、国内において、語学人材の獲得競争が高まることが予想されるが、企業の雇用
条件や魅力が伝われば人材の確保に繋がると予想され、海外については、市場を開拓することで多く
の高度外国人材を確保できることが予想されることが分かった。雇用状況から見た語学人材の形態で
は、在留資格の制約のため、多種多様な条件があるが、人手不足解消ということではなく、企業のグ
ローバル化を考えた場合、就職での雇用が一番だと考える。
・
理想としては、政府の推奨する高度外国人の「卵」である留学生を雇用することが良いが、県内の留
学生の母数が少ないことや他県へと流れる傾向を考慮すると、早い段階で海外からの確保に目を向け
る必要があると思う。
<改善策>
・
福州の方々は親日であり、琉球で働きたいという気持ちが強いので、今後も沖縄と福州のパートナー
シップを続けるべきである。
・
沖縄県は政府の観光特区である。事業をすすめるにあたって、規制緩和があれば良いと思う。特区を
活用し事業をすすめるのも良いのではないか。
10
第3章 事務局の役割と実績
1.OCVB 観光人材育成センターの役割
(1) 研修実施のサポート
観光人材育成センターでは、講師派遣事業を実施するにあたり、これまでの事業経験を踏まえたうえ
で、研修の申請から実施報告に至るまでのアドバイスやサポートを行った。
本事業における研修のサポートは、時期により以下の 4 つに分けられる。
①応募申請前サポート
②応募申請~研修実施サポート
③精算処理のサポート
④事後フォロー
2.応募申請~研修実施サポート
(1)事業説明会の開催
事業開始とともに、沖縄本島北部・南部にて公募説明会を開催した。また、離島での観光振興の重要性
も鑑み、宮古島、石垣島においても事業説明会を開催し、本事業を活用した研修の提案や事務局によるサ
ポート体制、申請の手順等を説明し、質疑応答を行った。
① 本島南部地域
・日時:平成 27 年 6 月 10 日(水)15:30~17:00
・場所:ロワジールホテル那覇沖縄
龍宮の間
・参加者:
(観光関連企業・団体)85 社 114 名/
(人材育成講師・語学学校等) 53 社 53 名
② 本島北部地域
・平成 27 年 6 月 3 日(水)13:30~15:00/15:30~
17:00
・場所:ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート
・参加者:
(観光関連企業・団体)51 社 69 名/
(人材育成講師・語学学校等)10 社 16 名
③ 石垣地域
・日時:平成 27 年 6 月 4 日(木)14:00~16:00
・場所:ホテル日航八重山
・参加者:
(観光関連企業・団体)15 社 19 名
11
④ 宮古地域
・日時:平成 27 年 6 月 5 日(金)14:00~16:00
・会場:宮古合同庁舎
・参加者:
(観光関連企業・団体)13 社 16 名
(2)WEB による情報公開
本事業を広く周知するため、前年度に続き、沖縄観光人材マッチングサイト「育人(はぐんちゅ)
」を立
ち上げ、講師情報や研修情報に加え、実際の研修事例や講師のコメント等を紹介した。
また、OCVB のホームページ、観光人材育成センターの WEB ページ、沖縄インバウンドネット等にも情報
を公開し、事業を活用した研修実施を案内した。
(3)研修モニタリング
本事業を活用した研修のモニタリングを実施した。研修モニタリングでは、計画書との整合性、参加者
の受講態度、講師の進め方等を確認し、効率的な研修を実施できるようアドバイスを行った。
3.書類作成サポート
(1)個別ヒアリングおよびアドバイス
提出書類すべてにおける不備チェックを行い、申請~報告までの作業がスムーズに進捗するよう個別
アドバイスを行った。
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4.事後フォロー
(1)平成 27 年度 観光人材育成プラットフォーム構築事業 事業報告会
・日時:平成 28 年 3 月 17 日(木)14:00~17:00
・場所:ロワジールホテル那覇
スパタワー
3 階てぃだ
①語学に長けた即戦力人材確保 事業報告
②業種別集合型研修 事業報告
③講師派遣事業活用事例紹介
<パネリスト>
・株式会社球陽館ホテルズおきなわ
・株式会社サンエー
人材育成室室長
・株式会社かりゆし
総務部長
代表取締役 金城
仲村
當眞 梓
むつ子
氏
氏(次世代リーダー育成研修)
(中国語研修・異文化理解研修)
氏(英語研修・接遇研修)
・一般社団法人久米島町観光協会
体験交流型観光商品開発販売促進プロジェクトチーム
<ファシリテーター>
協働促進社 平井 雅
仁
主任
仲宗根
麻衣子
氏
氏
(2)研修カリキュラム・講師情報の提供
本事業において実施した研修カリキュラムや講師情報を「観光人材育成センター」に蓄積し、次年度以
降に県内観光関連企業・団体の人材育成や研修提供に活用できるようデータ管理を行う。
また、講師情報に関しては、観光人材育成センターの WEB ページに公開し、県民やその他関連機関にも、
広く活用できるよう随時更新し、情報提供を行う。
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