...

五所川原地区消防事務組合火災予防条例

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

五所川原地区消防事務組合火災予防条例
○五所川原地区消防事務組合火災予防条例
平 成 17 年 3 月 28 日
五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 20 号
改正
平 成 17 年 11 月 30 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号
改正
平 成 22 年 3 月 31 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 4 号
改正
平 成 22 年 11 月 25 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 8 号
改正
平 成 24 年 3 月 27 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号
改正
平 成 24 年 10 月 11 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号
改正
平 成 26 年 3 月 27 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 3 号
改正
平 成 26 年 7 月 29 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号
目次
第 1章
総 則 (第 1 条 )
第 2章
削除
第 3 章 火を使用する設備の位置、構造及び管理の基準等
第 1 節 火 を 使 用 す る 設 備 及 び そ の 使 用 に 際 し 、火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 設 備 の
位 置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 (第 3 条 -第 17 条 の 3)
第 2 節 火 を 使 用 す る 器 具 及 び そ の 使 用 に 際 し 、火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 器 具 の
取 扱 い の 基 準 (第 1 8 条 -第 22 条 の 2)
第 3 節 火 の 使 用 に 関 す る 制 限 等 (第 2 3 条 -第 28 条 )
第 4 節 火 災 に 関 す る 警 報 の 発 令 中 に お け る 火 の 使 用 の 制 限 ( 第 29 条 )
第 3 章 の 2 住 宅 用 防 災 機 器 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 等 (第 29 条 の 2-第 29 条 の
7)
第 4 章 指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準等
第 1 節 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等 (第 30 条 -第 32
条)
第 2 節 指 定 可 燃 物 等 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等 ( 第 33 条 -第 34 条 の 2)
第 3 節 基 準 の 特 例 ( 第 34 条 の 3)
第 5 章 避 難 管 理 ( 第 35 条 -第 42 条 )
第 5 章 の 2 屋 外 催 し に 係 る 防 火 管 理 ( 第 4 2 条 の 2・ 第 42 条 の 3 )
第 5 章 の 3 消 防 用 設 備 等 の 技 術 上 の 基 準 の 付 加 (第 42 条 の 4- 第 42 条 の 8)
第 6 章 雑 則 (第 4 3 条 -第 48 条 )
第 7 章 罰 則 (第 4 9 条 ・ 第 50 条 )
附則
第 1 章 総則
(目 的 )
第 1条
こ の 条 例 は 、 消 防 法 (昭 和 23 年 法 律 第 186 号 。 以 下 「 法 」 と い う 。 )第 9 条 の
規 定 に 基 づ き 火 を 使 用 す る 設 備 の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 等 に つ い て 、法 第 9 条 の
2 の 規 定 に 基 づ き 住 宅 用 防 災 機 器 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 等 に つ い て 、法 第 9 条
の 4 の規定に基づき指定数量未満の危険物等の貯蔵及び取扱いの基準等について並
び に 法 第 22 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づ き 火 災 に 関 す る 警 報 の 発 令 中 に お け る 火 の 使 用 の
制 限 に つ い て 定 め る と と も に 、五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 管 内 に お け る 火 災 予 防 上 必
要な事項を定めることを目的とする。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
第 2章
第 2条
削除
削除
第 3章
第 1節
火を使用する設備の位置、構造及び管理の基準等
火 を 使 用 す る 設 備 及 び そ の 使 用 に 際 し 、火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 設
備の位置、構造及び管理の基準
(炉 )
第 3条
(1)
炉の位置及び構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
火 災 予 防 上 安 全 な 距 離 を 保 つ こ と を 要 し な い 場 合 (不 燃 材 料 (建 築 基 準 法 (昭 和
25 年 法 律 第 201 号 ) 第 2 条 第 9 号 に 規 定 す る 不 燃 材 料 を い う 。 以 下 同 じ 。 )で 有 効
に 仕 上 げ を し た 建 築 物 等 (消 防 法 施 行 令 ( 昭 和 36 年 政 令 第 3 7 号 。以 下「 令 」と い う 。)
第 5 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 す る 建 築 物 等 を い う 。 以 下 同 じ 。 )の 部 分 の 構 造 が 耐 火
構 造 (建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 に 規 定 す る 耐 火 構 造 を い う 。 以 下 同 じ 。 )で あ っ て 、
間 柱 、下 地 そ の 他 主 要 な 部 分 を 準 不 燃 材 料 ( 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 昭 和 25 年 政 令 第 338
号 )第 1 条 第 5 号 に 規 定 す る 準 不 燃 材 料 を い う 。以 下 同 じ 。) で 造 っ た も の で あ る 場
合 又 は 当 該 建 築 物 等 の 部 分 の 構 造 が 耐 火 構 造 以 外 の 構 造 で あ っ て 、間 柱 、下 地 そ の
他 主 要 な 部 分 を 不 燃 材 料 で 造 っ た も の ( 有 効 に 遮 熱 で き る も の に 限 る 。)で あ る 場 合
を い う 。 以 下 同 じ 。 )を 除 き 、 建 築 物 等 及 び 可 燃 性 の 物 品 か ら 次 の 各 号 に 掲 げ る 距
離 の う ち 、火 災 予 防 上 安 全 な 距 離 と し て 消 防 長 が 認 め る 距 離 以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。
ア
別表第 3 の炉の項に掲げる距離
イ
対 象 火 気 設 備 等 及 び 対 象 火 気 器 具 等 の 離 隔 距 離 に 関 す る 基 準 ( 平 成 14 年 消 防
庁 告 示 第 1 号 )に よ り 得 ら れ る 距 離
(2)
可燃物が落下し、又は接触するおそれのない位置に設けること。
(3)
可 燃 性 の ガ ス 又 は 蒸 気 が 発 生 し 、又 は 滞 留 す る お そ れ の な い 位 置 に 設 け る こ と 。
(4)
階段、避難口等の付近で避難の支障となる位置に設けないこと。
(5)
燃焼に必要な空気を取り入れることができ、かつ、有効な換気を行うことがで
きる位置に設けること。
(6)
屋内に設ける場合にあっては、土間又は不燃材料のうち金属以外のもので造っ
た 床 上 に 設 け る こ と 。た だ し 、金 属 で 造 っ た 床 上 又 は 台 上 に 設 け る 場 合 に お い て 防
火上有効な措置を講じたときは、この限りでない。
(7)
使用に際し火災の発生のおそれのある部分を不燃材料で造ること。
(8)
地 震 そ の 他 の 振 動 又 は 衝 撃 (以 下 「 地 震 等 」 と い う 。 )に よ り 容 易 に 転 倒 し 、 亀
裂し、又は破損しない構造とすること。
(9)
(10)
表面温度が過度に上昇しない構造とすること。
屋 外 に 設 け る 場 合 に あ っ て は 、風 雨 等 に よ り 口 火 及 び バ ー ナ ー の 火 が 消 え な い
よ う な 措 置 を 講 ず る こ と 。 た だ し 、 第 18 号 の 2 ア に 掲 げ る 装 置 を 設 け た も の に あ
っては、この限りでない。
(11)
開 放 炉 又 は 常 時 油 類 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 可 燃 物 を 煮 沸 す る 炉 に あ っ て は 、そ
の 上 部 に 不 燃 性 の 天 蓋 及 び 排 気 筒 を 屋 外 に 通 ず る よ う に 設 け る と と も に 、火 粉 の 飛
散 又 は 火 炎 の 伸 長 に よ り 火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る も の に あ っ て は 、防 火 上 有 効 な
遮へいを設けること。
(12)
溶 融 物 が あ ふ れ る お そ れ の あ る 構 造 の 炉 に あ っ て は 、あ ふ れ た 溶 融 物 を 安 全 に
誘導する装置を設けること。
(13)
削除
(14)
熱風炉に附属する風道については、次によること。
ア
風 道 並 び に そ の 被 覆 及 び 支 枠 は 、不 燃 材 料 で 造 る と と も に 、風 道 の 炉 に 近 接 す
る部分に防火ダンパーを設けること。
イ
炉からアの防火ダンパーまでの部分及び当該防火ダンパーから 2 メートル以
内 の 部 分 は 、 建 築 物 等 の 可 燃 性 の 部 分 及 び 可 燃 性 の 物 品 と の 間 に 15 セ ン チ メ ー
ト ル 以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。 た だ し 、 厚 さ 10 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 金 属 以 外 の
不燃材料で被覆する場合については、この限りでない。
ウ
給気口は、じんあいの混入を防止する構造とすること。
(15)
薪 、石 炭 そ の 他 の 固 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 に あ っ て は 、た き 口 か ら 火 粉 等 が 飛 散
し な い 構 造 と す る と と も に 、ふ た の あ る 不 燃 性 の 取 灰 入 れ を 設 け る こ と 。こ の 場 合
に お い て 、不 燃 材 料 以 外 の 材 料 で 造 っ た 床 上 に 取 灰 入 れ を 設 け る と き は 、不 燃 材 料
で造った台上に設けるか、又は防火上有効な底面通気をはかること。
(16)
削除
(17)
灯油、重油その他の液体燃料を使用する炉の附属設備は、次によること。
ア
燃料タンクは、使用中燃料が漏れ、あふれ、又は飛散しない構造とすること。
イ
燃料タンクは、地震等により容易に転倒又は落下しないように設けること。
ウ
燃料タンクとたき口との間には、2 メートル以上の水平距離を保つか、又は防
火 上 有 効 な 遮 へ い を 設 け る こ と 。た だ し 、油 温 が 著 し く 上 昇 す る お そ れ の な い 燃
料タンクにあっては、この限りでない。
エ
燃 料 タ ン ク は 、そ の 容 量 (タ ン ク の 内 容 積 の 90 パ ー セ ン ト の 量 を い う 。以 下 同
じ 。 )に 応 じ 、 次 の 表 に 掲 げ る 厚 さ の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 強 度 を 有 す る 金
属板で気密に造ること。
タンクの容量
板厚
5 リットル以下
0.6 ミ リ メ ー ト ル 以 上
5 リ ッ ト ル を 超 え 20 リ ッ ト ル 以 下
0.8 ミ リ メ ー ト ル 以 上
20 リ ッ ト ル を 超 え 40 リ ッ ト ル 以 下
1.0 ミ リ メ ー ト ル 以 上
40 リ ッ ト ル を 超 え 10 0 リ ッ ト ル 以 下
1.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上
100 リ ッ ト ル を 超 え 2 50 リ ッ ト ル 以 下
1.6 ミ リ メ ー ト ル 以 上
250 リ ッ ト ル を 超 え 5 00 リ ッ ト ル 以 下
2.0 ミ リ メ ー ト ル 以 上
500 リ ッ ト ル を 超 え 1 ,000 リ ッ ト ル 以 下
2.3 ミ リ メ ー ト ル 以 上
1,000 リ ッ ト ル を 超 え 2,000 リ ッ ト ル 以 下 2.6 ミ リ メ ー ト ル 以 上
2,000 リ ッ ト ル を 超 え る も の
オ
3.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上
燃 料 タ ン ク を 屋 内 に 設 け る 場 合 に あ っ て は 、不 燃 材 料 で 造 っ た 床 上 に 設 け る こ
と。
カ
燃料タンクの架台は、不燃材料で造ること。
キ
燃 料 タ ン ク の 配 管 に は 、タ ン ク 直 近 の 容 易 に 操 作 で き る 位 置 に 開 閉 弁 を 設 け る
こと。ただし、地下に埋設する燃料タンクにあっては、この限りでない。
ク
燃 料 タ ン ク 又 は 配 管 に は 、有 効 な ろ 過 装 置 を 設 け る こ と 。た だ し 、ろ 過 装 置 が
設けられた炉の燃料タンク又は配管にあっては、この限りでない。
ケ
燃 料 タ ン ク に は 、見 や す い 位 置 に 燃 料 の 量 を 自 動 的 に 覚 知 す る こ と が で き る 装
置 を 設 け る こ と 。こ の 場 合 に お い て 、当 該 装 置 が ガ ラ ス 管 で 作 ら れ て い る と き は 、
金属管等で安全に保護すること。
コ
燃料タンクは、水抜きができる構造とすること。
サ
燃 料 タ ン ク に は 、通 気 管 又 は 通 気 口 を 設 け る こ と 。こ の 場 合 に お い て 、当 該 燃
料 タ ン ク を 屋 外 に 設 け る と き は 、当 該 通 気 管 又 は 通 気 口 の 先 端 か ら 雨 水 が 浸 入 し
ない構造とすること。
シ
燃 料 タ ン ク の 外 面 に は 、さ び 止 め の た め の 措 置 を 講 ず る こ と 。た だ し 、ア ル ミ
ニ ウ ム 合 金 、ス テ ン レ ス 鋼 そ の 他 さ び に く い 材 質 で 作 ら れ た 燃 料 タ ン ク に あ っ て
は、この限りでない。
ス
燃 焼 装 置 に 過 度 の 圧 力 が か か る お そ れ の あ る 炉 に あ っ て は 、異 常 燃 焼 を 防 止 す
るための減圧装置を設けること。
セ
燃 料 を 予 熱 す る 方 式 の 炉 に あ っ て は 、燃 料 タ ン ク 又 は 配 管 を 直 火 で 予 熱 し な い
構造とするとともに、過度の予熱を防止する措置を講ずること。
(18)
液 体 燃 料 又 は プ ロ パ ン ガ ス 、石 炭 ガ ス そ の 他 の 気 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 に あ っ て
は 、多 量 の 未 燃 ガ ス が 滞 留 せ ず 、か つ 、点 火 及 び 燃 焼 の 状 態 が 確 認 で き る 構 造 と す
るとともに、その配管については、次によること。
ア
金 属 管 を 使 用 す る こ と 。た だ し 、燃 焼 装 置 、燃 料 タ ン ク 等 に 接 続 す る 部 分 で 金
属 管 を 使 用 す る こ と が 構 造 上 又 は 使 用 上 適 当 で な い 場 合 は 、当 該 燃 料 に 侵 さ れ な
い金属管以外の管を使用することができる。
イ
接 続 は 、ね じ 接 続 、フ ラ ン ジ 接 続 、溶 接 等 と す る こ と 。た だ し 、金 属 管 と 金 属
管以外の管を接続する場合にあっては、さし込み接続とすることができる。
ウ
イ の さ し 込 み 接 続 に よ る 場 合 は 、そ の 接 続 部 分 を ホ ー ス バ ン ド 等 で 締 め つ け る
こと。
(18)の 2
液 体 燃 料 又 は 気 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 に あ っ て は 、必 要 に 応 じ 次 の 安 全 装 置
を設けること。
ア
炎が立ち消えた場合等において安全を確保できる装置
イ
未 燃 ガ ス が 滞 留 す る お そ れ の あ る も の に あ っ て は 、点 火 前 及 び 消 火 後 に 自 動 的
に未燃ガスを排出できる装置
ウ
炉 内 の 温 度 が 過 度 に 上 昇 す る お そ れ の あ る も の に あ っ て は 、温 度 が 過 度 に 上 昇
した場合において自動的に燃焼を停止できる装置
エ
電気を使用して燃焼を制御する構造又は燃料の予熱を行う構造のものにあっ
ては、停電時において自動的に燃焼を停止できる装置
(18)の 3
気 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 の 配 管 、計 量 器 等 の 附 属 設 備 は 、電 線 、電 気 開 閉 器
そ の 他 の 電 気 設 備 が 設 け ら れ て い る パ イ プ シ ャ フ ト 、ピ ッ ト そ の 他 の 漏 れ た 燃 料 が
滞 留 す る お そ れ の あ る 場 所 に は 設 け な い こ と 。た だ し 、電 気 設 備 に 防 爆 工 事 等 の 安
全措置を講じた場合においては、この限りでない。
(19)
ア
電気を熱源とする炉にあっては、次によること。
電 線 、接 続 器 具 等 は 、耐 熱 性 を 有 す る も の を 使 用 す る と と も に 、短 絡 を 生 じ な
いように措置すること。
イ
炉 内 の 温 度 が 過 度 に 上 昇 す る お そ れ の あ る も の に あ っ て は 、必 要 に 応 じ 温 度 が
過度に上昇した場合において自動的に熱源を停止できる装置を設けること。
2
炉の管理は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1)
炉の周囲は、常に、整理及び清掃に努めるとともに、燃料その他の可燃物をみ
だりに放置しないこと。
(2)
炉及びその附属設備は、必要な点検及び整備を行い、火災予防上有効に保持す
ること。
(3)
液体燃料を使用する炉及び電気を熱源とする炉にあっては、前号の点検及び整
備を必要な知識及び技能を有する者として消防長が指定するものに行わせること。
(4)
本来の使用燃料以外の燃料を使用しないこと。
(5)
燃料の性質等により異常燃焼を生ずるおそれのある炉にあっては、使用中監視
人 を 置 く こ と 。た だ し 、異 常 燃 焼 を 防 止 す る た め に 必 要 な 措 置 を 講 じ た と き は 、こ
の限りでない。
(6)
燃料タンクは、燃料の性質に応じ、遮光し又は転倒若しくは衝撃を防止するた
めに必要な措置を講ずること。
3
入 力 350 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 炉 に あ っ て は 、不 燃 材 料 で 造 っ た 壁 、柱 、床 及 び 天 井 (天
井 の な い 場 合 に あ っ て は 、 は り 又 は 屋 根 )で 区 画 さ れ 、 か つ 、 窓 及 び 出 入 口 等 に 防 火
戸 (建 築 基 準 法 第 2 条 第 9 号 の 2 ロ に 規 定 す る 防 火 設 備 で あ る も の に 限 る 。以 下 同 じ 。)
を 設 け た 室 内 に 設 け る こ と 。た だ し 、炉 の 周 囲 に 有 効 な 空 間 を 保 有 す る 等 防 火 上 支 障
のない措置を講じた場合においては、この限りでない。
4
前 3 項に規定するもののほか、液体燃料を使用する炉の位置、構造及び管理の基準
に つ い て は 、 第 30 条 及 び 第 31 条 の 2 か ら 第 31 条 の 5 ま で (第 31 条 の 4 第 2 項 第 1
号 か ら 第 3 号 ま で 及 び 第 8 号 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
(ふ ろ が ま )
第 3 条の 2
ふろがまの構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1)
かま内にすすが付着しにくく、かつ、目詰まりしにくい構造とすること。
(2)
気体燃料又は液体燃料を使用するふろがまには、空だきをした場合に自動的に
燃焼を停止できる装置を設けること。
2
前項に規定するもののほか、ふろがまの位置、構造及び管理の基準については、前
条 (第 1 項 第 11 号 及 び 第 12 号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(温 風 暖 房 機 )
第 3 条の 3
(1)
温風暖房機の位置及び構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
加熱された空気に、火粉、煙、ガス等が混入しない構造とし、熱交換部分を耐
熱性の金属材料等で造ること。
(2)
温風暖房機に附属する風道にあっては、不燃材料以外の材料による仕上げ又は
これに類似する仕上げをした建築物等の部分及び可燃性の物品との間に次の表に
掲 げ る 式 に よ っ て 算 定 し た 数 値 ( 入 力 70 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の も の に 附 属 す る 風 道 に
あ っ て は 、算 定 し た 数 値 が 15 以 下 の 場 合 は 、15 と す る 。)以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。
た だ し 、厚 さ 2 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 (入 力 7 0 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の も の に 附 属 す る 風 道
に あ っ て は 、 10 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 )の 金 属 以 外 の 不 燃 材 料 で 被 覆 す る 部 分 に つ い
ては、この限りでない。
風道からの方向
距 離 (単 位
上方
L×0.70
側方
L×0.55
下方
L×0.45
センチメートル)
こ の 表 に お い て L は 、風 道 の 断 面 が 円 形 の 場 合 は 直 径 、矩 形 の 場 合 は 長 辺 の 長 さ と す
る。
2
前項に規定するもののほか、温風暖房機の位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 (第 1 項 第 1 1 号 及 び 第 12 号 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
(厨 房 設 備 )
第 3 条の 4
調 理 を 目 的 と し て 使 用 す る レ ン ジ 、フ ラ イ ヤ ー 、か ま ど 等 の 設 備 (以 下「 厨
房 設 備 」 と い う 。 )の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な
い。
(1)
厨 房 設 備 に 附 属 す る 排 気 ダ ク ト 及 び 天 蓋 (以 下 「 排 気 ダ ク ト 等 」 と い う 。 ) は 、
次によること。
ア
排 気 ダ ク ト 等 は 、耐 食 性 を 有 す る 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 耐 食 性 及 び 強 度 を
有 す る 不 燃 材 料 で 造 る こ と 。た だ し 、当 該 厨 房 設 備 の 入 力 及 び 使 用 状 況 か ら 判 断
して火災予防上支障がないと認められるものにあっては、この限りでない。
イ
排 気 ダ ク ト 等 の 接 続 は 、フ ラ ン ジ 接 続 、溶 接 等 と し 、気 密 性 の あ る 接 続 と す る
こと。
ウ
排 気 ダ ク ト 等 は 、 建 築 物 等 の 可 燃 性 の 部 分 及 び 可 燃 性 の 物 品 と の 間 に 10 セ ン
チ メ ー ト ル 以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。た だ し 、金 属 以 外 の 不 燃 材 料 で 有 効 に 被 覆 す
る部分については、この限りでない。
エ
排気ダクトは、十分に排気を行うことができるものとすること。
オ
排 気 ダ ク ト は 、直 接 屋 外 に 通 ず る も の と し 、他 の 用 途 に ダ ク ト 等 と 接 続 し な い
こと。
カ
排 気 ダ ク ト は 、曲 り 及 び 立 下 り の 箇 所 を 極 力 少 な く し 、内 面 を 滑 ら か に 仕 上 げ
ること。
(2)
油脂を含む蒸気を発生させるおそれのある厨房設備の天蓋は、次によること。
ア
排気中に含まれる油脂等の付着成分を有効に除去することができるグリスフ
ィ ル タ ー 、 グ リ ス エ ク ス ト ラ ク タ ー 等 の 装 置 (以 下 「 グ リ ス 除 去 装 置 」 と い う 。 )
を 設 け る こ と 。た だ し 、排 気 ダ ク ト を 用 い ず 天 蓋 か ら 屋 外 へ 直 接 排 気 を 行 う 構 造
のものにあっては、この限りでない。
イ
グ リ ス 除 去 装 置 は 、耐 食 性 を 有 す る 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 耐 食 性 及 び 強 度
を 有 す る 不 燃 材 料 で 造 ら れ た も の と す る こ と 。た だ し 、当 該 厨 房 設 備 の 入 力 及 び
使 用 状 況 か ら 判 断 し て 火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の に あ っ て は 、こ の
限りでない。
ウ
排 気 ダ ク ト へ の 火 炎 の 伝 送 を 防 止 す る 装 置 (以 下「 火 炎 伝 送 防 止 装 置 」と い う 。)
を 設 け る こ と 。た だ し 、排 気 ダ ク ト を 用 い ず 天 蓋 か ら 屋 外 へ 直 接 排 気 を 行 う 構 造
のもの又は排気ダクトの長さ若しくは当該厨房設備の入力及び使用状況から判
断して火災予防上支障がないと認められるものにあっては、この限りでない。
エ
次に掲げる厨房設備に設ける火炎伝送防止装置は、自動消火装置とすること。
(ア )
令 別 表 第 1( 1) 項 か ら (4)項 ま で 、(5) 項 イ 、(6)項 、(9) 項 イ 、(16)項 イ 、(16
の 2)項 及 び (16 の 3)項 に 掲 げ る 防 火 対 象 物 の 地 階 に 設 け る 厨 房 設 備 で 当 該 厨
房 設 備 の 入 力 と 同 一 厨 房 室 内 に 設 け る 他 の 厨 房 設 備 の 入 力 の 合 計 が 35 0 キ ロ ワ
ット以上のもの
(イ )
(ア )に 掲 げ る も の の ほ か 、 高 さ 31 メ ー ト ル を 超 え る 建 築 物 に 設 け る 厨 房
設備で当該厨房設備の入力と同一厨房室内に設ける他の厨房設備の入力の合
計 が 350 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の も の
(3)
天蓋、グリス除去装置及び火炎伝送防止装置は、容易に清掃ができる構造とす
ること。
(4)
天蓋及び天蓋と接続する排気ダクト内の油脂等の清掃を行い、火災予防上支障
のないように維持管理すること。
2
前項に規定するもののほか、厨房設備の位置、構造及び管理の基準については、第
3 条 (第 1 項 第 11 号 か ら 第 14 号 ま で を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て
第 3 条 第 3 項 の 規 定 中 「 入 力 」 と あ る の は 、「 当 該 厨 房 設 備 の 入 力 と 同 一 厨 房 室 内 に
設ける他の厨房設備の入力の合計が」と読み替えるものとする。
(ボ イ ラ ー )
第 4条
(1)
ボイラーの構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
蒸気管は、可燃性の壁、床、天井等を貫通する部分及びこれらに接触する部分
を、けいそう土その他の遮熱材料で有効に被覆すること。
(2)
蒸気の圧力が異常に上昇した場合に自動的に作動する安全弁その他の安全装置
を設けること。
2
前項に規定するもののほか、ボイラーの位置、構造及び管理の基準については、第
3 条 (第 1 項 第 11 号 及 び 第 12 号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
(ス ト ー ブ )
第 5条
ス ト ー ブ ( 移 動 式 の も の を 除 く 。以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。)の う ち 、固 体 燃 料
を 使 用 す る も の に あ っ て は 、不 燃 材 料 で 造 っ た た き 殻 受 け を 付 設 し な け れ ば な ら な い 。
2
前項に規定するもののほか、ストーブの位置、構造及び管理の基準については、第
3 条 (第 1 項 第 11 号 か ら 第 14 号 ま で 及 び 第 17 号 オ を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(壁 付 暖 炉 )
第 6条
(1)
壁付暖炉の位置及び構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
背 面 及 び 側 面 と 壁 等 と の 間 に 10 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。た だ し 、
壁 等 が 耐 火 構 造 で あ っ て 、間 柱 、下 地 そ の 他 主 要 な 部 分 を 準 不 燃 材 料 で 造 っ た も の
の場合にあっては、この限りでない。
(2)
厚 さ 20 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 、無 筋 コ ン ク リ ー ト 造 、れ ん
が 造 、石 造 又 は コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 造 と し 、か つ 、背 面 の 状 況 を 点 検 す る こ と が
できる構造とすること。
2
前項に規定するもののほか、壁付暖炉の位置、構造及び管理の基準については、第
3 条 (第 1 項 第 1 号 、第 7 号 及 び 第 9 号 か ら 第 12 号 ま で を 除 く 。)の 規 定 を 準 用 す る 。
(乾 燥 設 備 )
第 7条
乾燥設備の構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1)
乾燥物品が直接熱源と接触しない構造とすること。
(2)
室内の温度が過度に上昇するおそれのある乾燥設備にあっては、非常警報装置
又は熱源の自動停止装置を設けること。
(3)
火粉が混入するおそれのある燃焼排気により直接可燃性の物品を乾燥するもの
にあっては、乾燥室内に火粉を飛散しない構造とすること。
2
前項に規定するもののほか、乾燥設備の位置、構造及び管理の基準については、第
3 条 (第 1 項 第 11 号 及 び 第 12 号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(サ ウ ナ 設 備 )
第 7 条の 2
サ ウ ナ 室 に 設 け る 放 熱 設 備 ( 以 下 「 サ ウ ナ 設 備 」 と い う 。 )の 位 置 及 び 構 造
は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1)
火災予防上安全な距離を保つことを要しない場合を除き、建築物等及び可燃性
の物品から火災予防上安全な距離として対象火気設備等及び対象火気器具等の離
隔距離に関する基準により得られる距離以上の距離を保つこと。
(2)
サウナ設備の温度が異常に上昇した場合に直ちにその熱源を遮断することがで
きる手動及び自動の装置を設けること。
2
前項に規定するもののほか、サウナ設備の位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 (第 1 項 第 1 号 及 び 第 10 号 か ら 第 1 2 号 ま で を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(簡 易 湯 沸 設 備 )
第 8条
簡 易 湯 沸 設 備 の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 (第 1 項 第 6 号
及 び 第 1 0 号 か ら 第 1 5 号 ま で 、 第 2 項 第 5 号 並 び に 第 3 項 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す
る。
(給 湯 湯 沸 設 備 )
第 8 条の 2
給 湯 湯 沸 設 備 の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 (第 1 項 第
11 号 か ら 第 14 号 ま で を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
(燃 料 電 池 発 電 設 備 )
第 8 条の 3
屋 内 に 設 け る 燃 料 電 池 発 電 設 備 (固 体 高 分 子 型 燃 料 電 池 、 リ ン 酸 型 燃 料 電
池 、溶 融 炭 酸 塩 型 燃 料 電 池 又 は 固 体 酸 化 物 型 燃 料 電 池 に よ る 発 電 設 備 で あ っ て 火 を 使
用 す る も の に 限 る 。 第 3 項 及 び 第 5 項 、 第 17 条 の 2 並 び に 第 44 条 第 10 号 に お い て
同 じ 。)の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、第 3 条 第 1 項 第 1 号 (ア を 除 く 。)、
第 2 号 、 第 4 号 、 第 5 号 、 第 7 号 、 第 9 号 、 第 17 号 ( ウ 、 ス 及 び セ を 除 く 。 )、 第 18
号 及 び 第 18 号 の 3 並 び に 第 2 項 第 1 号 、 第 11 条 第 1 項 (第 7 号 を 除 く 。 )並 び に 第
12 条 第 1 項 (第 2 号 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
2
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、屋 内 に 設 け る 燃 料 電 池 発 電 設 備 ( 固 体 高 分 子 型 燃 料 電 池 又
は 固 体 酸 化 物 型 燃 料 電 池 に よ る 発 電 設 備 で あ っ て 火 を 使 用 す る も の に 限 る 。以 下 こ の
項 及 び 第 4 項 に お い て 同 じ 。)で あ っ て 出 力 10 キ ロ ワ ッ ト 未 満 の も の の う ち 、改 質 器
の温度が過度に上昇した場合若しくは過度に低下した場合又は外箱の換気装置に異
常が生じた場合に自動的に燃料電池発電設備を停止できる装置を設けたものの位置、
構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、第 3 条 第 1 項 第 1 号 (ア を 除 く 。)、第 2 号 、第 4 号 、
第 5 号 、 第 7 号 、 第 9 号 、 第 17 号 (ウ 、 ス 及 び セ を 除 く 。 )、 第 18 号 及 び 第 1 8 号 の
3 並 び に 第 2 項 第 1 号 及 び 第 4 号 、 第 11 条 第 1 項 第 1 号 、 第 2 号 、 第 4 号 、 第 8 号
及 び 第 10 号 並 び に 第 12 条 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
3
屋外に設ける燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準については、第 3 条第
1 項 第 1 号 (ア を 除 く 。 )、 第 2 号 、 第 4 号 、 第 5 号 、 第 7 号 、 第 9 号 、 第 10 号 、 第
17 号 (ウ 、 ス 及 び セ を 除 く 。 )、 第 18 号 及 び 第 18 号 の 3 並 び に 第 2 項 第 1 号 並 び に
第 11 条 第 1 項 第 3 号 の 2 及 び 第 5 号 か ら 第 10 号 ま で (第 7 号 を 除 く 。)並 び に 第 2 項
並 び に 第 12 条 第 1 項 第 1 号 、 第 3 号 及 び 第 4 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
4
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、屋 外 に 設 け る 燃 料 電 池 発 電 設 備 で あ っ て 出 力 10 キ ロ ワ ッ
ト 未 満 の も の の う ち 、改 質 器 の 温 度 が 過 度 に 上 昇 し た 場 合 若 し く は 過 度 に 低 下 し た 場
合又は外箱の換気装置に異常が生じた場合に自動的に燃料電池発電設備を停止でき
る 装 置 を 設 け た も の の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、第 3 条 第 1 項 第 1 号 (ア
を 除 く 。 )、 第 2 号 、 第 4 号 、 第 5 号 、 第 7 号 、 第 9 号 、 第 10 号 、 第 17 号 (ウ 、 ス 及
び セ を 除 く 。) 、第 18 号 及 び 第 18 号 の 3 並 び に 第 2 項 第 1 号 及 び 第 4 号 、第 1 1 条 第
1 項 第 8 号 及 び 第 1 0 号 並 び に 第 12 条 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
5
前各項に規定するもののほか、燃料電池発電設備の構造の基準については、発電用
火 力 設 備 に 関 す る 技 術 基 準 を 定 め る 省 令 ( 平 成 9 年 通 商 産 業 省 令 第 51 号 )第 30 条 及 び
第 34 条 の 規 定 並 び に 電 気 設 備 に 関 す る 技 術 基 準 を 定 め る 省 令 ( 平 成 9 年 通 商 産 業 省 令
第 52 号 )第 44 条 の 規 定 の 例 に よ る 。
追 加 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
一 部 改 正 〔 平 成 22 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 8 号 〕
(掘 ご た つ 及 び い ろ り )
第 9条
掘 ご た つ の 火 床 又 は い ろ り の 内 面 は 、不 燃 材 料 で 造 り 、又 は 被 覆 し な け れ ば な
らない。
2
掘ごたつ及びいろりの管理の基準については、第 3 条第 2 項第 1 号及び第 4 号の規
定を準用する。
(ヒ ー ト ポ ン プ 冷 暖 房 機 )
第 9 条の 2
ヒ ー ト ポ ン プ 冷 暖 房 機 の 内 燃 機 関 の 位 置 及 び 構 造 は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ
らなければならない。
2
(1)
容易に点検することができる位置に設けること。
(2)
防振のための措置を講ずること。
(3)
排気筒を設ける場合は、防火上有効な構造とすること。
前項に規定するもののほか、ヒートポンプ冷暖房機の内燃機関の位置、構造及び管
理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 (第 1 項 第 1 0 号 か ら 第 1 5 号 ま で 、 第 18 号 、 第 18 号 の
2 及 び 第 19 号 、 第 2 項 第 5 号 並 び に 第 3 項 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
(火 花 を 生 ず る 設 備 )
第 10 条
グラビア印刷機、ゴムスプレッダー、起毛機、反毛機その他操作に際し、火
花 を 生 じ 、 か つ 、 可 燃 性 の 蒸 気 又 は 微 粉 を 放 出 す る 設 備 (以 下 「 火 花 を 生 ず る 設 備 」
と い う 。 )の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1)
壁 、 天 井 (天 井 の な い 場 合 に お い て は 、 屋 根 )及 び 床 の 火 花 を 生 ず る 設 備 に 面 す
る部分の仕上げを準不燃材料でした室内に設けること。
(2)
静電気による火花を生ずるおそれのある部分に、静電気を有効に除去する措置
を講ずること。
(3)
可燃性の蒸気又は微粉を有効に除去する換気装置を設けること。
(4)
火花を生ずる設備のある室内においては、常に、整理及び清掃に努めるととも
に、みだりに火気を使用しないこと。
(放 電 加 工 機 )
第 10 条 の 2
放 電 加 工 機 (加 工 液 と し て 法 第 2 条 第 7 項 に 規 定 す る 危 険 物 を 用 い る も の
に 限 る 。 以 下 同 じ 。 )の 構 造 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1)
加工槽内の放電加工部分以外における加工液の温度が、設定された温度を超え
た場合において、自動的に加工を停止できる装置を設けること。
(2)
加工液の液面の高さが、放電加工部分から液面までの間に必要最小限の間隔を
保 つ た め に 設 定 さ れ た 液 面 の 高 さ よ り 低 下 し た 場 合 に お い て 、自 動 的 に 加 工 を 停 止
できる装置を設けること。
(3)
工具電極と加工対象物との間の炭化生成物の発生成長等による異常を検出した
場合において、自動的に加工を停止できる装置を設けること。
(4)
2
3
加工液に着火した場合において、自動的に消火できる装置を設けること。
放電加工機の管理は、次に掲げる基準によらなければならい。
(1)
引 火 点 70 度 未 満 の 加 工 液 を 使 用 し な い こ と 。
(2)
吹きかけ加工その他火災の発生のおそれのある方法による加工を行わないこと。
(3)
工具電極を確実に取り付け、異常な放電を防止すること。
(4)
必要な点検及び整備を行い、火災予防上有効に保持すること。
前 2 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、放 電 加 工 機 の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、
前 条 (第 2 号 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
(変 電 設 備 )
第 11 条
屋 内 に 設 け る 変 電 設 備 (全 出 力 2 0 キ ロ ワ ッ ト 以 下 の も の 及 び 次 条 に 掲 げ る も
の を 除 く 。 以 下 同 じ 。 )の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な
らない。
(1)
水が浸入し、又は浸透するおそれのない位置に設けること。
(2)
可燃性又は腐食性の蒸気又はガスが発生し、又は滞留するおそれのない位置に
設けること。
(3)
変 電 設 備 (消 防 長 が 火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め る 構 造 を 有 す る キ ュ ー ビ ク ル
式 の も の を 除 く 。)は 、不 燃 材 料 で 造 っ た 壁 、 柱 、 床 及 び 天 井 ( 天 井 の な い 場 合 に あ
っ て は 、 は り 又 は 屋 根 。 以 下 同 じ 。 )で 区 画 さ れ 、 か つ 、 窓 及 び 出 入 口 に 防 火 戸 を
設 け る 室 内 に 設 け る こ と 。た だ し 、変 電 設 備 の 周 囲 に 有 効 な 空 間 を 保 有 す る 等 防 火
上支障のない措置を講じた場合においては、この限りでない。
(3)の 2
キュービクル式のものにあっては、建築物等の部分との間に換気、点検及
び整備に支障のない距離を保つこと。
(3)の 3
第 3 号の壁等をダクト、ケーブル等が貫通する部分には、すき間を不燃材
料で埋める等火災予防上有効な措置を講ずること。
(4)
屋外に通ずる有効な換気設備を設けること。
(5)
見やすい箇所に変電設備である旨を表示した標識を設けること。
(6)
変電設備のある室内には、係員以外の者をみだりに出入りさせないこと。
(7)
変電設備のある室内は、常に、整理及び清掃に努めるとともに、油ぼろその他
の可燃物をみだりに放置しないこと。
(8)
定格電流の範囲内で使用すること。
(9)
必要な知識及び技能を有する者として消防長が指定するものに必要に応じ設備
の各部分の点検及び絶縁抵抗等の測定試験を行わせ、不良箇所を発見したときは、
直ちに補修させるとともに、その結果を記録し、かつ、保存すること。
(10)
変 圧 器 、コ ン デ ン サ ー そ の 他 の 機 器 及 び 配 線 は 、堅 固 に 床 、壁 、支 柱 等 に 固 定
すること。
2
屋 外 に 設 け る 変 電 設 備 (柱 上 及 び 道 路 上 に 設 け る 電 気 事 業 者 用 の も の 並 び に 消 防 長
が 火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め る 構 造 を 有 す る キ ュ ー ビ ク ル 式 の も の を 除 く 。 )に あ
っ て は 、建 築 物 か ら 3 メ ー ト ル 以 上 の 距 離 を 保 た な け れ ば な ら な い 。た だ し 、不 燃 材
料で造り、又は覆われた外壁で開口部のないものに面するときは、この限りでない。
3
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、屋 外 に 設 け る 変 電 設 備 (柱 上 及 び 道 路 上 に 設 け る 電 気 事
業 者 用 の も の を 除 く 。 )の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 1 項 第 3 号 の 2
及 び 第 5 号 か ら 第 10 号 ま で の 規 定 を 準 用 す る 。
一 部 改 正 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(急 速 充 電 設 備 )
第 11 条 の 2
急 速 充 電 設 備 (電 気 を 設 備 内 部 で 変 圧 し て 、電 気 を 動 力 源 と す る 自 動 車 等
(道 路 交 通 法 (昭 和 35 年 法 律 第 105 号 )第 2 条 第 1 項 第 9 号 に 規 定 す る 自 動 車 又 は 同 項
第 10 号 に 規 定 す る 原 動 機 付 自 転 車 を い う 。以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。)に 充 電 す る 設
備 (全 出 力 20 キ ロ ワ ッ ト 以 下 の も の 及 び 全 出 力 50 キ ロ ワ ッ ト を 超 え る も の を 除 く 。)
を い う 。 以 下 同 じ 。 )の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら
ない。
(1)
その筐体は不燃性の金属材料で造ること。
(2)
堅固に床、壁、支柱等に固定すること。
(3)
雨水等の侵入防止の措置を講ずること。
(4)
充電を開始する前に、急速充電設備と電気を動力源とする自動車等との間で自
動 的 に 絶 縁 状 況 の 確 認 を 行 い 、絶 縁 さ れ て い な い 場 合 に は 、充 電 を 開 始 し な い 措 置
を講ずること。
(5)
急速充電設備と電気を動力源とする自動車等が確実に接続されていない場合に
は、充電を開始しない措置を講ずること。
(6)
急速充電設備と電気を動力源とする自動車等の接続部に電圧が印加されている
場合には、当該接続部が外れないようにする措置を講ずること。
(7)
漏電、地絡及び制御機能の異常を自動的に検知する構造とし、漏電、地絡又は
制 御 機 能 の 異 常 を 検 知 し た 場 合 に は 、急 速 充 電 設 備 を 自 動 的 に 停 止 さ せ る 措 置 を 講
ずること。
(8)
電圧及び電流を自動的に監視する構造とし、電圧又は電流の異常を検知した場
合には、急速充電設備を自動的に停止させる措置を講ずること。
(9)
異常な高温とならないこと。また、異常な高温となった場合には、急速充電設
備を自動的に停止させる措置を講ずること。
(10)
急速充電設備を手動で緊急停止させることができる措置を講ずること。
(11)
自動車等の衝突を防止する措置を講ずること。
(12)
急 速 充 電 設 備 の う ち 蓄 電 池 を 内 蔵 し て い る も の に あ っ て は 、当 該 蓄 電 池 に つ い
て次に掲げる措置を講ずること。
ア
電 圧 及 び 電 流 を 自 動 的 に 監 視 す る 構 造 と し 、電 圧 又 は 電 流 の 異 常 を 検 知 し た 場
合には、急速充電設備を自動的に停止させること。
イ
異 常 な 高 温 と な ら な い こ と 。ま た 、異 常 な 高 温 と な っ た 場 合 に は 、急 速 充 電 設
備を自動的に停止させること。
(13)
急速充電設備の周囲は、換気、点検及び整備に支障のないようにすること。
(14)
急 速 充 電 設 備 の 周 囲 は 、常 に 、整 理 及 び 清 掃 に 努 め る と と も に 、油 ぼ ろ そ の 他
の可燃物をみだりに放置しないこと。
2
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、急 速 充 電 設 備 の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、
前条第 1 項第 2 号、第 5 号、第 8 号及び第 9 号の規定を準用する。
追 加 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(内 燃 機 関 を 原 動 力 と す る 発 電 設 備 )
第 12 条
屋内に設ける内燃機関を原動力とする発電設備の位置及び構造は、次に掲げ
る基準によらなければならない。
2
(1)
容易に点検することができる位置に設けること。
(2)
防振のための措置を講じた床上又は台上に設けること。
(3)
排気筒は、防火上有効な構造とすること。
(4)
発電機、燃料タンクその他の機器は、堅固な床、壁、支柱等に固定すること。
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、屋 内 に 設 け る 内 燃 機 関 を 原 動 力 と す る 発 電 設 備 の 位 置 、
構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 第 1 項 第 17 号 及 び 第 18 号 の 3 並 び に 第 11
条 第 1 項 の 規 定 を 準 用 す る 。こ の 場 合 に お い て 、第 3 条 第 1 項 第 17 号 ウ 中「 た き 口 」
と あ る の は 、「 内 燃 機 関 」 と 読 み 替 え る も の と す る 。
3
屋外に設ける内燃機関を原動力とする発電設備の位置、構造及び管理の基準につい
て は 、 第 3 条 第 1 項 第 17 号 及 び 第 18 号 の 3、 第 11 条 第 1 項 第 3 号 の 2 及 び 第 5 号
か ら 第 10 号 ま で 並 び に 第 2 項 並 び に 本 条 第 1 項 の 規 定 を 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い
て 、第 3 条 第 1 項 第 1 7 号 ウ 中「 た き 口 」と あ る の は 、「 内 燃 機 関 」と 読 み 替 え る も の
とする。
4
前項の規定にかかわらず、屋外に設ける気体燃料を使用するピストン式内燃機関を
原 動 力 と す る 発 電 設 備 で あ っ て 出 力 10 キ ロ ワ ッ ト 未 満 の も の の う ち 、 次 の 各 号 に 掲
げ る 基 準 に 適 合 す る 鋼 板 (板 厚 が 0.8 ミ リ メ ー ト ル 以 上 の も の に 限 る 。)製 の 外 箱 に 収
納 さ れ て い る も の の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 第 1 項 第 1 号 (ア
を 除 く 。 )及 び 第 18 条 の 3、 第 11 条 第 1 項 第 7 号 、 第 8 号 及 び 第 10 号 並 び に 本 条 第
1 項第 2 号から第 4 号までの規定を準用する。
(1)
断熱材又は防音材を使用する場合は、難燃性のものを使用すること。
(2)
換気口は、外箱の内部の温度が過度に上昇しないように有効な換気を行うこと
が で き る も の と し 、か つ 、雨 水 等 の 浸 入 防 止 の 措 置 が 講 じ ら れ て い る も の で あ る こ
と。
5
前各項に規定するもののほか、内燃機関を原動力とする発電設備の構造の基準につ
い て は 、 発 電 用 火 力 設 備 に 関 す る 技 術 基 準 を 定 め る 省 令 第 27 条 の 規 定 の 例 に よ る 。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 2 号 ・ 24 年 第 5 号 〕
(蓄 電 池 設 備 )
第 13 条
屋 内 に 設 け る 蓄 電 池 設 備 (定 格 容 量 と 電 槽 数 の 積 の 合 計 が 4,80 0 ア ン ペ ア ア ワ
ー ・ セ ル 未 満 の も の を 除 く 。 以 下 同 じ 。 )の 電 槽 は 、 耐 酸 性 の 床 上 又 は 台 上 に 、 転 倒
し な い よ う に 設 け な け れ ば な ら な い 。た だ し 、ア ル カ リ 蓄 電 池 を 設 け る 床 上 又 は 台 上
にあっては、耐酸性の床又は台としないことができる。
2
前項に規定するもののほか、屋内に設ける蓄電池設備の位置、構造及び管理の基準
に つ い て は 、第 10 条 第 4 号 並 び に 第 11 条 第 1 項 第 1 号 、第 3 号 か ら 第 6 号 ま で 及 び
第 9 号の規定を準用する。
3
屋外に設ける蓄電池設備は、雨水等の浸入防止の措置を講じたキュービクル式のも
のとしなければならない。
4
前項に規定するもののほか、屋外に設ける蓄電池設備の位置、構造及び管理の基準
に つ い て は 、 第 10 条 第 4 号 、 第 11 条 第 1 項 第 3 号 の 2、 第 5 号 、 第 6 号 及 び 第 9 号
並びに第 2 項並びに本条第 1 項の規定を準用する。
(ネ オ ン 管 灯 設 備 )
第 14 条
(1)
ネ オ ン 管 灯 設 備 の 位 置 及 び 構 造 は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
点滅装置は、低圧側の容易に点検できる位置に設けるとともに、不燃材料で造
っ た 覆 い を 設 け る こ と 。た だ し 、無 接 点 継 電 器 を 使 用 す る も の に あ っ て は 、こ の 限
りでない。
(2)
変圧器を雨のかかる場所に設ける場合にあっては、屋外用のものを選び、導線
引 き 出 し 部 が 下 向 き と な る よ う に 設 け る こ と 。た だ し 、雨 水 の 浸 透 を 防 止 す る た め
に有効な措置を講じたときは、この限りでない。
(3)
支 枠 そ の 他 ネ オ ン 管 灯 に 近 接 す る 取 付 け 材 に は 、 木 材 (難 燃 合 板 を 除 く 。 ) 又 は
合 成 樹 脂 (不 燃 性 及 び 難 燃 性 の も の を 除 く 。 )を 用 い な い こ と 。
2
(4)
壁等を貫通する部分の碍がい管は、壁等に固定すること。
(5)
電源の開閉器は、容易に操作しやすい位置に設けること。
ネ オ ン 管 灯 設 備 の 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 11 条 第 1 項 第 9 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
(舞 台 装 置 等 の 電 気 設 備 )
第 15 条
舞台装置若しくは展示装飾のために使用する電気設備又は工事、農事等のた
め に 一 時 的 に 使 用 す る 電 気 設 備 (以 下「 舞 台 装 置 等 の 電 気 設 備 」と い う 。) の 位 置 及 び
構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1)
舞台装置又は展示装飾のために使用する電気設備は、次によること。
ア
電灯は、可燃物を過熱するおそれのない位置に設けること。
イ
電灯の充電部分は、露出させないこと。
ウ
電灯又は配線は、著しく動揺し、又は脱落しないように取り付けること。
エ
アークを発生する設備は、不燃材料で造ること。
オ
一の電線を 2 以上の分岐回路に使用しないこと。
(2)
工事、農事等のために一時的に使用する電気設備は、次によること。
ア
分 電 盤 、電 動 機 等 は 、雨 雪 、土 砂 等 に よ り 障 害 を 受 け る お そ れ の な い 位 置 に 設
けること。
イ
残 置 灯 設 備 の 電 路 に は 、専 用 の 開 閉 器 を 設 け 、か つ 、ヒ ュ ー ズ を 設 け る 等 自 動
遮断の措置を講ずること。
2
舞 台 装 置 等 の 電 気 設 備 の 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 11 条 第 1 項 第 7 号 か ら 第 10 号
までの規定を準用する。
(避 雷 設 備 )
第 16 条
避雷設備の位置及び構造は、消防長が指定する日本工業規格に適合するもの
としなければならない。
2
避 雷 設 備 の 管 理 に つ い て は 、 第 11 条 第 1 項 第 9 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
(水 素 ガ ス を 充 て ん す る 気 球 )
第 17 条
水素ガスを充てんする気球の位置、構造及び管理は、次に掲げる基準によら
なければならない。
(1)
煙 突 そ の 他 火 気 を 使 用 す る 施 設 の 付 近 に お い て 掲 揚 し 、又 は け い 留 し な い こ と 。
(2)
建 築 物 の 屋 上 で 掲 揚 し な い こ と 。た だ し 、屋 根 が 不 燃 材 料 で 造 っ た 陸 ろ く 屋 根 で 、
その最少幅員が気球の直径の 2 倍以上である場合においては、この限りでない。
(3)
掲 揚 に 際 し て は 、掲 揚 綱 と 周 囲 の 建 築 物 又 は 工 作 物 と の 間 に 水 平 距 離 10 メ ー ト
ル 以 上 の 空 間 を 保 有 す る と と も に 、掲 揚 綱 の 固 定 箇 所 に さ く 等 を 設 け 、か つ 、立 入
を 禁 止 す る 旨 を 標 示 す る こ と 。た だ し 、前 号 た だ し 書 の 規 定 に よ り 建 築 物 の 屋 上 で
掲揚する場合においては、この限りでない。
(4)
気 球 の 容 積 は 、 15 立 方 メ ー ト ル 以 下 と す る こ と 。 た だ し 、 観 測 又 は 実 験 の た め
に使用する気球については、この限りでない。
(5)
風圧又は摩擦に対し十分な強度を有する材料で造ること。
(6)
気 球 に 付 設 す る 電 飾 は 、気 球 か ら 3 メ ー ト ル 以 上 離 れ た 位 置 に 取 り 付 け 、か つ 、
充 電 部 分 が 露 出 し な い 構 造 と す る こ と 。た だ し 、過 熱 又 は 火 花 が 生 じ な い よ う に 必
要 な 措 置 を 講 じ た と き は 、気 球 か ら 1 メ ー ト ル 以 上 離 れ た 位 置 に 取 り 付 け る こ と が
できる。
(7)
前 号 の 電 飾 に 使 用 す る 電 線 は 、 断 面 積 が 0.75 平 方 ミ リ メ ー ト ル 以 上 (文 字 網 の
部 分 に 使 用 す る も の に あ っ て は 、0.5 平 方 ミ リ メ ー ト ル 以 上 ) の も の を 用 い 、長 さ 1
メ ー ト ル 以 下 (文 字 網 の 部 分 に 使 用 す る も の に あ っ て は 、 0. 6 メ ー ト ル 以 下 )ご と 及
び分岐点の付近において支持すること。
(8)
気 球 の 地 表 面 に 対 す る 傾 斜 角 度 が 45 度 以 下 と な る よ う な 強 風 時 に お い て は 、掲
揚しないこと。
(9)
水素ガスの充てん又は放出については、次によること。
ア
屋外の通風のよい場所で行うこと。
イ
操作者以外の者が近接しないように適当な措置を講ずること。
ウ
電飾を付設するものにあっては、電源を遮断して行うこと。
エ
摩擦又は衝撃を加える等粗暴な行為をしないこと。
オ
水 素 ガ ス の 充 て ん に 際 し て は 、気 球 内 に 水 素 ガ ス 又 は 空 気 が 残 存 し て い な い こ
とを確かめた後減圧器を使用して行うこと。
(10)
水 素 ガ ス が 90 容 量 パ ー セ ン ト 以 下 と な っ た 場 合 に お い て は 、 詰 替 え を 行 う こ
と。
(11)
掲 揚 中 又 は け い 留 中 に お い て は 、看 視 人 を 置 く こ と 。た だ し 、建 築 物 の 屋 上 そ
の他公衆の立ち入るおそれのない場所で掲揚し、又はけい留する場合にあっては、
この限りでない。
(12)
多数の者が集合している場所において運搬その他の取扱いを行わないこと。
(火 を 使 用 す る 設 備 に 附 属 す る 煙 突 )
第 17 条 の 2
火 を 使 用 す る 設 備 (燃 料 電 池 発 電 設 備 を 除 く 。 ) に 附 属 す る 煙 突 は 、 次 に
掲げる基準によらなければならない。
(1)
構造又は材質に応じ、支枠、支線、腕金具等で固定すること。
(2)
可燃性の壁、床、天井等を貫通する部分、小屋裏、天井裏、床裏等において接
続する場合は、容易に離脱せず、かつ、燃焼排気が漏れない構造とすること。
(3)
容易に清掃できる構造とすること。
(4)
火粉を飛散するおそれのある設備に附属するものにあっては、火粉の飛散を防
止するための有効な装置を設けること。
(5)
前 各 号 に 規 定 す る も の の ほ か 、煙 突 の 基 準 に つ い て は 、建 築 基 準 法 施 行 令 第 115
条第 1 項第 1 号から第 3 号まで及び第 2 項の規定を準用する。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
(基 準 の 特 例 )
第 17 条 の 3
この節の規定は、この節に掲げる設備について、消防長が、当該設備の
位 置 、構 造 及 び 管 理 並 び に 周 囲 の 状 況 か ら 判 断 し て 、こ の 節 の 規 定 に よ る 基 準 に よ ら
な く と も 、火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め る と き 又 は 予 想 し な い 特 殊 の 設 備 を 用 い る こ
と に よ り 、こ の 節 の 規 定 に よ る 基 準 に よ る 場 合 と 同 等 以 上 の 効 力 が あ る と 認 め る と き
においては、適用しない。
第 2節
火 を 使 用 す る 器 具 及 び そ の 使 用 に 際 し 、火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 器
具の取扱いの基準
(液 体 燃 料 を 使 用 す る 器 具 )
第 18 条
液体燃料を使用する器具の取扱いは、次に掲げる基準によらなければならな
い。
(1)
火災予防上安全な距離を保つことを要しない場合を除き、建築物等及び可燃性
の 物 品 か ら 次 の 各 号 に 掲 げ る 距 離 の う ち 、火 災 予 防 上 安 全 な 距 離 と し て 消 防 長 が 認
める距離以上の距離を保つこと。
ア
別表第 3 の左欄に掲げる種類等に応じ、それぞれ同表の右欄に掲げる距離
イ
対象火気設備等及び対象火気器具等の離隔距離に関する基準により得られる
距離
(2)
可燃性のガス又は蒸気が滞留するおそれのない場所で使用すること。
(3)
地震等により容易に可燃物が落下するおそれのない場所で使用すること。
(4)
地震等により容易に転倒又は落下するおそれのないような状態で使用すること。
(5)
不燃性の床上又は台上で使用すること。
(6)
故障し、又は破損したものを使用しないこと。
(7)
本来の使用目的以外に使用する等不適当な使用をしないこと。
(8)
本来の使用燃料以外の燃料を使用しないこと。
(9)
器具の周囲は、常に、整理及び清掃に努めるとともに、燃料その他の可燃物を
みだりに放置しないこと。
(9)の 2
祭礼、縁日、花火大会、展示会その他の多数の者の集合する催しに際して
使用する場合にあっては、消火器の準備をした上で使用すること。
(10)
燃料漏れがないことを確認してから点火すること。
(11)
使用中は、器具を移動させ、又は燃料を補給しないこと。
(12)
漏れ、又はあふれた燃料を受けるための皿を設けること。
(13)
必要な知識及び技能を有する者として消防長が指定するものに必要な点検及
び整備を行わせ、火災予防上有効に保持すること。
2
液体燃料を使用する移動式ストーブにあっては、前項に規定するもののほか、地震
等により自動的に消火する装置又は自動的に燃料の供給を停止する装置を設けたも
のを使用しなければならない。
一 部 改 正 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(固 体 燃 料 を 使 用 す る 器 具 )
第 19 条
固体燃料を使用する器具の取扱いは、次に掲げる基準によらなければならな
い。
(1)
火鉢にあっては、底部に、遮熱のための空間を設け、又は砂等を入れて使用す
ること。
(2)
置ごたつにあっては、火入容器を金属以外の不燃材料で造った台上に置いて使
用すること。
2
前項に規定するもののほか、固体燃料を使用する器具の取扱いの基準については、
前条第 1 項第 1 号から第 9 号の 2 までの規定を準用する。
一 部 改 正 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(気 体 燃 料 を 使 用 す る 器 具 )
第 20 条
気体燃料を使用する器具に接続する金属管以外の管は、その器具に応じた適
当な長さとしなければならない。
2
前項に規定するもののほか、気体燃料を使用する器具の取扱いの基準については、
第 18 条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 10 号 ま で の 規 定 を 準 用 す る 。
(電 気 を 熱 源 と す る 器 具 )
第 21 条
電 気 を 熱 源 と す る 器 具 の 取 扱 い は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1)
通電した状態でみだりに放置しないこと。
(2)
安全装置は、みだりに取りはずし、又はその器具に不適合なものと取り替えな
いこと。
2
前項に規定するもののほか、電気を熱源とする器具の取扱いの基準については、第
18 条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 7 号 ま で 、第 9 号 及 び 第 9 号 の 2 の 規 定 (器 具 の 表 面 に 可 燃
物 が 触 れ た 場 合 に 当 該 可 燃 物 が 発 火 す る お そ れ の な い 器 具 に あ っ て は 、同 項 第 2 号 及
び 第 5 号 か ら 第 7 号 ま で の 規 定 に 限 る 。 )を 準 用 す る 。
一 部 改 正 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(使 用 に 際 し 火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 器 具 )
第 22 条
火消つぼその他使用に際し火災の発生のおそれのある器具の取扱いの基準に
つ い て は 、 第 18 条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 7 号 ま で 、 第 9 号 及 び 第 9 号 の 2 の 規 定 を 準
用する。
一 部 改 正 〔 平 成 26 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(基 準 の 特 例 )
第 22 条 の 2
この節の規定は、この節に掲げる器具について、消防長が、当該器具の
取 扱 い 及 び 周 囲 の 状 況 か ら 判 断 し て 、こ の 節 の 規 定 に よ る 基 準 に よ ら な く と も 、火 災
予 防 上 支 障 が な い と 認 め た と き 又 は 予 想 し な い 特 殊 の 器 具 を 用 い る こ と に よ り 、こ の
節 の 規 定 に よ る 基 準 に よ る 場 合 と 同 等 以 上 の 効 力 が あ る と 認 め た と き に お い て は 、適
用しない。
第 3節
火の使用に関する制限等
(喫 煙 等 )
第 23 条
次に掲げる場所で、消防長が指定する場所においては、喫煙し、若しくは裸
火 を 使 用 し 、又 は 当 該 場 所 に 火 災 予 防 上 危 険 な 物 品 を 持 ち 込 ん で は な ら な い 。た だ し 、
特 に 必 要 な 場 合 に お い て 消 防 長 が 火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め た と き は 、こ の 限 り で
ない。
(1)
劇 場 、映 画 館 、演 芸 場 、観 覧 場 、公 会 堂 若 し く は 集 会 場 ( 以 下「 劇 場 等 」と い う 。)
の舞台又は客席
(2)
百 貨 店 、マ ー ケ ッ ト そ の 他 の 物 品 販 売 業 を 営 む 店 舗 又 は 展 示 場 (以 下「 百 貨 店 等 」
と い う 。 )の 売 場 又 は 展 示 部 分
(3)
文 化 財 保 護 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 2 14 号 )の 規 定 に よ っ て 重 要 文 化 財 、重 要 有 形 民
俗 文 化 財 、史 跡 若 し く は 重 要 な 文 化 財 と し て 指 定 さ れ 、又 は 旧 重 要 美 術 品 等 の 保 存
に 関 す る 法 律 (昭 和 8 年 法 律 第 43 号 )の 規 定 に よ っ て 重 要 美 術 品 と し て 認 定 さ れ た
建造物の内部又は周囲
(4)
第 1 号及び第 2 号に掲げるもののほか、火災が発生した場合に人命に危険を生
ずるおそれのある場所
2
前 項 の 消 防 長 が 指 定 す る 場 所 に は 、客 席 の 前 面 そ の 他 の 見 や す い 箇 所 に「 禁 煙 」、
「火
気 厳 禁 」又 は「 危 険 物 品 持 込 厳 禁 」と 表 示 し た 標 識 を 設 け な け れ ば な ら な い 。こ の 場
合において、標識の色は、地は赤色、文字を白色とするものとする。
3
前項の場合において、併せて図記号による標識を設けるときは、別表第 7 に定める
ものとしなければならない。
4
第 1 項 の 消 防 長 が 指 定 す る 場 所 (同 項 第 3 号 に 掲 げ る 場 所 を 除 く 。 )を 有 す る 防 火 対
象 物 の 関 係 者 は 、次 の 各 号 に 掲 げ る 場 合 の 区 分 に 応 じ 、そ れ ぞ れ 次 の 各 号 に 定 め る 措
置を講じなければならない。
(1)
当該防火対象物内において全面的に喫煙が禁止されている場合
当該防火対象
物内において全面的に喫煙が禁止されている旨の標識の設置その他の当該防火対
象物内における全面的な喫煙の禁止を確保するために消防長が火災予防上必要と
認める措置
(2)
前号に掲げる場合以外の場合
適当な数の吸殻容器を設けた喫煙所の設置及び
当 該 喫 煙 所 に お け る 「 喫 煙 所 」 と 表 示 し た 標 識 の 設 置 (併 せ て 図 記 号 に よ る 標 識 を
設けるときは、別表第 7 に定めるものとしなければならない。)
5
前 項 第 2 号 に 掲 げ る 場 合 に お い て 、劇 場 等 の 喫 煙 所 は 、階 ご と に 客 席 及 び 廊 下 (通 行
の 用 に 供 し な い 部 分 を 除 く 。 )以 外 の 場 所 に 設 け な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 劇 場 等
の一部の階において全面的に喫煙が禁止されている旨の標識の設置その他の当該階
における全面的な喫煙の禁止を確保するために消防長が火災予防上必要と認める措
置を講じた場合は、当該階において喫煙所を設けないことができる。
6
前 項 の 喫 煙 所 の 床 面 積 の 合 計 は 、客 席 の 床 面 積 の 合 計 の 30 分 の 1 以 上 と し な け れ ば
な ら な い 。た だ し 、消 防 長 が 、当 該 場 所 の 利 用 状 況 等 か ら 判 断 し て 、火 災 予 防 上 支 障
がないと認めたときは、この限りでない。
7
第 1 項の消防長の指定する場所の関係者は、当該場所で喫煙し、若しくは裸火を使
用 し 、又 は 当 該 場 所 に 火 災 予 防 上 危 険 な 物 品 を 持 ち 込 も う と し て い る 者 が あ る と き は 、
これを制止しなければならない。
(空 地 及 び 空 家 の 管 理 )
第 24 条
空地の所有者、管理者又は占有者は、当該空地の枯草等の燃焼のおそれのあ
る物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
2
空家の所有者又は管理者は、当該空家への侵入の防止、周囲の燃焼のおそれのある
物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
(た き 火 )
第 25 条
2
可燃性の物品その他の可燃物の近くにおいては、たき火をしてはならない。
たき火をする場合においては、消火準備その他火災予防上必要な措置を講じなけれ
ばならない。
(が ん 具 用 煙 火 )
第 26 条
がん具用煙火は、火災予防上支障のある場所で消費してはならない。
2
がん具用煙火を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、炎、火花又は高温体との接
近を避けなければならない。
3
火 薬 類 取 締 法 施 行 規 則 (昭 和 25 年 通 商 産 業 省 令 第 88 号 )第 9 1 条 第 2 号 で 定 め る 数 量
の 5 分 の 1 以 上 同 号 で 定 め る 数 量 以 下 の が ん 具 用 煙 火 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 に
お い て は 、ふ た の あ る 不 燃 性 の 容 器 に 入 れ る か 、又 は 防 炎 処 理 を 施 し た 覆 い を し な け
ればならない。
(化 学 実 験 室 等 )
第 27 条
化学実験室、薬局等において危険物その他これに類する物品を貯蔵し、又は
取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、 第 30 条 、 第 3 1 条 の 2 第 1 項 第 2 号 か ら 第 16 号 ま で 及 び
第 2 項 第 1 号 並 び に 第 31 条 の 4 第 1 項 の 規 定 に 準 じ て 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う ほ か 、
火災予防上必要な措置を講じなければならない。
(作 業 中 の 防 火 管 理 )
第 28 条
ガス若しくは電気による溶接作業、自動車の解体等の溶断作業、グラインダ
ー 等 に よ る 火 花 を 発 す る 作 業 、ト ー チ ラ ン プ 等 に よ る 加 熱 作 業 、ア ス フ ァ ル ト 等 の 溶
解 作 業 又 は 鋲 び よ う 打 作 業 (以 下「 溶 接 作 業 等 」と い う 。)は 、可 燃 性 の 物 品 の 付 近 に お
いてこれをしてはならない。
2
自動車の解体作業においては、溶断作業を行う前に燃料等の可燃性物品の除去及び
消 火 用 具 の 準 備 を 行 い 、か つ 、除 去 し た 燃 料 等 の 適 切 な 管 理 を 行 わ な け れ ば な ら な い 。
3
溶接作業等を行う場合は、火花の飛散、接炎等による火災の発生を防止するため、
湿 砂 の 散 布 、散 水 、不 燃 材 料 に よ る 遮 熱 又 は 可 燃 性 物 品 の 除 去 及 び 作 業 後 の 点 検 そ の
他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
4
令 別 表 第 1 に 掲 げ る 防 火 対 象 物 (同 表 (1 8)項 か ら (20)項 ま で に 掲 げ る も の を 除 く 。以
下 第 40 条 及 び 第 41 条 に お い て 同 じ 。 ) 及 び こ れ ら の 防 火 対 象 物 の 用 途 に 供 す る た め
工 事 中 の 建 築 物 そ の 他 の 工 作 物 に お い て 、可 燃 性 の 蒸 気 若 し く は ガ ス を 著 し く 発 生 す
る物品を使用する作業又は爆発性若しくは可燃性の粉じんを著しく発生する作業を
行 う 場 合 は 、換 気 又 は 除 じ ん 、火 気 の 制 限 、消 火 用 具 の 準 備 、作 業 後 の 点 検 そ の 他 火
災予防上必要な措置を講じなければならない。
5
作業現場においては、火災予防上安全な場所に吸殻容器を設け、当該場所以外の場
所では喫煙してはならない。
第 4節
火災に関する警報の発令中における火の使用の制限
(火 災 に 関 す る 警 報 の 発 令 中 に お け る 火 の 使 用 の 制 限 )
第 29 条
火災に関する警報が発せられた場合における火の使用については、次の各号
に定めるところによらなければならない。
(1)
山林、原野等において火入れをしないこと。
(2)
煙火を消費しないこと。
(3)
屋外において火遊び又はたき火をしないこと。
(4)
屋外においては、引火性又は爆発性の物品その他の可燃物の付近で喫煙しない
こと。
(5)
山林、原野等の場所で、火災が発生するおそれが大であると認めて管理者が指
定した区域内において喫煙をしないこと。
(6)
残 火 (た ば こ の 吸 殻 を 含 む 。 )、 取 灰 又 は 火 粉 を 始 末 す る こ と 。
(7)
屋内において裸火を使用するときは、窓、出入口等を閉じて行うこと。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
第 3 章の 2
住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等
(住 宅 用 防 災 機 器 )
第 29 条 の 2
住 宅 (法 第 9 条 の 2 第 1 項 に 規 定 す る 住 宅 を い う 。以 下 こ の 章 に お い て 同
じ 。 )の 関 係 者 (住 宅 の 所 有 者 、 管 理 者 又 は 占 有 者 を い う 。 ) は 、 次 条 及 び 第 29 条 の 4
に 定 め る 基 準 に 従 っ て 、次 の 各 号 の い ず れ か の 住 宅 用 防 災 機 器 を 設 置 し 、及 び 維 持 し
なければならない。
(1)
住 宅 用 防 災 警 報 器 (令 第 5 条 の 6 第 1 号 に 規 定 す る 住 宅 用 防 災 警 報 器 を い う 。以
下この章において同じ。)
(2)
住 宅 用 防 災 報 知 設 備 (令 第 5 条 の 6 第 2 号 に 規 定 す る 住 宅 用 防 災 報 知 設 備 を い う 。
以下この章において同じ。)
(住 宅 用 防 災 警 報 器 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 )
第 29 条 の 3
住 宅 用 防 災 警 報 器 は 、次 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 ( 第 2 号 か ら 第 5 号 ま で に 掲
げ る 住 宅 の 部 分 に あ っ て は 、 令 別 表 第 1( 5)項 ロ に 掲 げ る 防 火 対 象 物 又 は (16 )項 に 掲
げ る 防 火 対 象 物 の 住 宅 の 用 途 に 供 さ れ る 部 分 の う ち 、も っ ぱ ら 居 住 の よ う に 供 さ れ る
べ き 住 宅 の 部 分 以 外 の 部 分 で あ っ て 、廊 下 、階 段 、エ レ ベ ー タ ー 、エ レ ベ ー タ ー ホ ー
ル 、機 械 室 、管 理 事 務 所 そ の 他 入 居 者 の 共 同 の 福 祉 の た め に 必 要 な 共 用 部 分 を 除 く 。)
に設けること。
(1)
就 寝 の 用 に 供 す る 居 室 (建 築 基 準 法 第 2 条 第 4 号 に 規 定 す る 居 室 を い う 。第 4 号
及び第 5 号において同じ。)
(2)
前 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 が 存 す る 階 ( 避 難 階 (建 築 基 準 法 施 行 令 第 1 3 条 第 1 項 に
規 定 す る 避 難 階 を い う 。以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。)を 除 く 。) か ら 直 下 階 に 通 ず る
階 段 (屋 外 に 設 け ら れ た も の を 除 く 。 以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。 )の 上 端
(3)
前 2 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、第 1 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 が 存 す る 階 (避 難 階 か ら
上 方 に 数 え た 階 数 が 2 以 上 で あ る 階 に 限 る 。 )か ら 下 方 に 数 え た 階 数 が 2 で あ る 階
に 直 上 階 か ら 通 ず る 階 段 の 下 端 (当 該 階 段 の 上 端 に 住 宅 用 防 災 警 報 器 が 設 置 さ れ て
いる場合を除く。)
(4)
第 1 号及び第 2 号に掲げるもののほか、第 1 号に掲げる住宅の部分が避難階の
み に 存 す る 場 合 で あ っ て 、 居 室 が 存 す る 最 上 階 (避 難 階 か ら 上 方 に 数 え た 階 数 が 2
以 上 で あ る 階 に 限 る 。 )か ら 直 下 階 に 通 ず る 階 段 の 上 端
(5)
前 4 号の規定により住宅用防災警報器が設置される階以外の階のうち、床面積
が 7 平 方 メ ー ト ル 以 上 で あ る 居 室 が 5 以 上 存 す る 階 (こ の 号 に お い て 「 当 該 階 」 と
い う 。 )の 次 に 掲 げ る い ず れ か の 住 宅 の 部 分
ア
廊下
イ
廊下が存しない場合にあっては、当該階から直下階に通ずる階段の上端
ウ
廊 下 及 び 直 下 階 が 存 し な い 場 合 に あ っ て は 、当 該 階 の 直 上 階 か ら 当 該 階 に 通 ず
る階段の下端
2
住 宅 用 防 災 警 報 器 は 、 天 井 又 は 壁 の 屋 内 に 面 す る 部 分 (天 井 の な い 場 合 に あ っ て は 、
屋 根 又 は 壁 の 屋 内 に 面 す る 部 分 。 こ の 項 に お い て 同 じ 。 )の 次 の い ず れ か の 位 置 に 設
けること。
(1)
壁 又 は は り か ら 0.6 メ ー ト ル 以 上 離 れ た 天 井 の 屋 内 に 面 す る 部 分
(2)
天 井 か ら 下 方 0. 15 メ ー ト ル か ら 0. 5 メ ー ト ル 以 内 の 位 置 に あ る 壁 の 屋 内 に 面 す
る部分
3
住 宅 用 防 災 警 報 器 は 、 換 気 口 等 の 空 気 吹 出 し 口 か ら 1.5 メ ー ト ル 以 上 離 れ た 位 置 に
設けること。
4
住宅用防災警報器は、次の表の左欄に掲げる住宅の部分の区分に応じ、同表の右欄
に掲げる種別のものを設けること。
住宅の部分
住宅用防災警報器の種別
第 1 項 第 1 号 か ら 第 4 号 ま で 並 び に 第 5 光 電 式 住 宅 用 防 災 警 報 器 (住 宅 用 防 災 警 報 器
号イ及びウに掲げる住宅の部分
及び住宅用防災報知設備に係る技術上の規
格 を 定 め る 省 令 (平 成 17 年 総 務 省 令 第 11 号 。
以 下 こ の 章 に お い て「 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 規
格 省 令 」 と い う 。 )第 2 条 第 4 号 に 掲 げ る も
の を い う 。 )こ の 表 に お い て 同 じ 。 )
第 1 項第 5 号アに掲げる住宅の部分
イ オ ン 化 式 住 宅 用 防 災 警 報 器 (住 宅 用 防 災 警
報器等規格省令第 2 条第 3 号に掲げるものを
い う 。 )又 は 光 電 式 住 宅 用 防 災 警 報 器
5
住宅用防災警報器は、住宅用防災警報器等規格省令に定める技術上の規格に適合す
るものでなければならない。
6
住宅用防災警報器は、前 5 項に定めるもののほか、次に掲げる基準により設置し、
及び維持しなければならない。
(1)
電源に電池を用いる住宅用防災警報器にあっては、当該住宅用防災警報器を有
効 に 作 動 で き る 電 圧 の 下 限 値 と な っ た 旨 が 表 示 さ れ 、又 は 音 響 に よ り 伝 達 さ れ た 場
合は、適切に電池を交換すること。
(2)
電源に電池以外から供給される電力を用いる住宅用防災警報器にあっては、正
常に電力が供給されていること。
(3)
電源に電池以外から供給される電力を用いる住宅用防災警報器の電源は、分電
盤との間に開閉器が設けられていない配線からとること。
(4)
電源に用いる配線は、電気工作物に係る法令の規定によること。
(5)
自 動 試 験 機 能 (住 宅 用 防 災 警 報 器 等 規 格 省 令 第 2 条 第 5 号 に 規 定 す る も の を い う 。
次 号 に お い て 同 じ 。 )を 有 し な い 住 宅 用 防 災 警 報 器 に あ っ て は 、 交 換 期 限 が 経 過 し
ないよう、適切に住宅用防災警報器を交換すること。
(6)
自動試験機能を有する住宅用防災警報器にあっては、機能の異常が表示され、
又は音響により伝達された場合は、適切に住宅用防災警報器を交換すること。
一 部 改 正 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 3 号 〕
(住 宅 用 防 災 報 知 設 備 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 )
第 29 条 の 4
住 宅 用 防 災 報 知 設 備 の 感 知 器 (火 災 報 知 設 備 の 感 知 器 及 び 発 信 機 に 係 る 技
術 上 の 規 格 を 定 め る 省 令 (昭 和 5 6 年 自 治 省 令 第 1 7 号 。 以 下 こ の 章 に お い て 「 感 知 器
等 規 格 省 令 」と い う 。)第 2 条 第 1 号 に 規 定 す る も の を い う 。以 下 こ の 章 に お い て「 感
知 器 」 と い う 。 )は 、 前 条 第 1 項 各 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 設 け る こ と 。
2
感知器は、前条第 2 項及び第 3 項に定める位置に設けること。
3
感知器は、次の表の左欄に掲げる住宅の部分の区分に応じ、同表の右欄に掲げる種
別のものを設けること。
住宅の部分
感知器の種別
前 条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 4 号 ま で 並 び に 第 光 電 式 ス ポ ッ ト 型 感 知 器 (感 知 器 等 規 格 省 令
5 号イ及びウに掲げる住宅の部分
第 2 条 第 9 号 に 掲 げ る も の の う ち 、感 知 器 等
規 格 省 令 第 17 条 第 2 項 で 定 め る 1 種 又 は 2
種 の 試 験 に 合 格 す る も の に 限 る 。こ の 表 に お
いて同じ。)
前条第 1 項第 5 号アに掲げる住宅の部分
4
イ オ ン 化 式 ス ポ ッ ト 型 感 知 器 (感 知 器 等 規 格
省 令 第 2 条 第 8 号 に 掲 げ る も の の う ち 、感 知
器 等 規 格 省 令 第 16 条 第 2 項 で 定 め る 1 種 又
は 2 種 の 試 験 に 合 格 す る も の に 限 る 。 )又 は
光電式スポット型感知器
住 宅 用 防 災 報 知 設 備 は 、そ の 部 分 で あ る 法 第 21 条 の 2 第 1 項 の 検 定 対 象 機 械 器 具 等
で 令 第 37 条 第 4 号 か ら 第 6 号 ま で に 掲 げ る も の に 該 当 す る も の に つ い て は こ れ ら の
検 定 対 象 機 械 器 具 等 に つ い て 定 め ら れ た 法 第 21 条 の 2 第 2 項 の 技 術 上 の 規 格 に 、 そ
の部分である補助警報装置については住宅用防災警報器等規格省令に定める技術上
の規格に、それぞれ適合するものでなければならない。
5
住 宅 用 防 災 報 知 設 備 は 、前 4 項 に 定 め る も の の ほ か 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ り 設 置 し 、
及び維持しなければならない。
(1)
受 信 機 (受 信 機 に 係 る 技 術 上 の 規 格 を 定 め る 省 令 (昭 和 5 6 年 自 治 省 令 第 19 号 )
第 2 条 第 7 号 に 規 定 す る も の を い う 。 こ の 項 に お い て 同 じ 。 )は 、 操 作 に 支 障 が 生
じ ず 、か つ 、住 宅 の 内 部 に い る 者 に 対 し 、有 効 に 火 災 の 発 生 を 報 知 で き る 場 所 に 設
けること。
(2)
前条第 1 項各号に掲げる住宅の部分が存する階に受信機が設置されていない場
合 に あ っ て は 、住 宅 の 内 部 に い る 者 に 対 し 、有 効 に 火 災 の 発 生 を 報 知 で き る よ う に 、
当該階に補助警報装置を設けること。
(3)
感知器と受信機との間の信号を配線により送信し、又は受信する住宅用防災報
知 設 備 に あ っ て は 、当 該 配 線 の 信 号 回 路 に つ い て 容 易 に 導 通 試 験 を す る こ と が で き
る よ う に 措 置 さ れ て い る こ と 。た だ し 、配 線 が 感 知 器 か ら は ず れ た 場 合 又 は 配 線 に
断 線 が あ つ た 場 合 に 受 信 機 が 自 動 的 に 警 報 を 発 す る も の に あ っ て は 、こ の 限 り で な
い。
(4)
感知器と受信機との間の信号を無線により送信し、又は受信する住宅用防災報
知設備にあっては、次によること。
ア
感 知 器 と 受 信 機 と の 間 に お い て 確 実 に 信 号 を 送 信 し 、又 は 受 信 す る こ と が で き
る位置に感知器及び受信機を設けること。
イ
受信機において信号を受信できることを確認するための措置を講じているこ
と。
(5)
住宅用防災報知設備は、受信機その他の見やすい箇所に容易に消えないよう感
知器の交換期限を明示すること。
(6)
前条第 6 項第 1 号、第 5 号及び第 6 号の規定は感知器について、同条同項第 2
号から第 4 号までの規定は住宅用防災報知設備について準用する。
一 部 改 正 〔 平 成 22 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 8 号 ・ 2 6 年 第 3 号 〕
(設 置 の 免 除 )
第 29 条 の 5
前 3 条の規定にかかわらず、次の各号に掲げるときは、次の各号に定め
る設備の有効範囲内の住宅の部分について住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設
備 (以 下 こ の 章 に お い て「 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 」と い う 。)を 設 置 し な い こ と が で き る 。
(1)
第 29 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に ス プ リ ン ク ラ ー 設
備 (標 示 温 度 が 75 度 以 下 で 作 動 時 間 が 60 秒 以 内 の 閉 鎖 型 ス プ リ ン ク ラ ー ヘ ッ ド を
備 え て い る も の に 限 る 。)を 令 第 12 条 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、又 は 当 該 技 術
上の基準の例により設置したとき。
(2)
第 29 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 自 動 火 災 報 知 設 備
を 令 第 21 条 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、 又 は 当 該 技 術 上 の 基 準 の 例 に よ り 設 置
したとき。
(3)
第 29 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 共 同 住 宅 用 ス プ リ
ンクラー設備を特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消防
の 用 に 供 す る 設 備 等 に 関 す る 省 令 (平 成 1 7 年 総 務 省 令 第 40 号 。 以 下 「 特 定 共 同 住
宅 等 省 令 」 と い う 。 )第 3 条 第 3 項 第 2 号 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、 又 は 当 該
技術上の基準の例により設置したとき。
(4)
第 29 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 共 同 住 宅 用 自 動 火
災報知設備を特定共同住宅等省令第 3 条第 3 項第 3 号に定める技術上の基準に従い、
又は当該技術上の基準の例により設置したとき。
(5)
第 29 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 住 戸 用 自 動 火 災 報
知 設 備 を 特 定 共 同 住 宅 等 省 令 第 3 条 第 3 項 第 4 号 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、又
は当該技術上の基準の例により設置したとき。
(6)
第 29 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 複 合 型 居 住 施 設 用
自動火災報知設備を複合型居住施設における必要とされる防火安全性能を有する
消 防 の 用 に 供 す る 設 備 等 に 関 す る 省 令 ( 平 成 22 年 総 務 省 令 第 7 号 ) 第 3 条 第 2 項
に定める技術上の基準に従い、又は当該技術上の基準の例により設置したとき。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 ・ 22 年 第 8 号 〕
(基 準 の 特 例 )
第 29 条 の 6
第 29 条 の 2 か ら 第 29 条 の 4 ま で の 規 定 は 、 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 に つ い
て 、消 防 長 が 、住 宅 の 位 置 、構 造 又 は 設 備 の 状 況 か ら 判 断 し て 、こ れ ら の 規 定 に よ る
住 宅 用 防 災 警 報 器 等 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 に よ ら な く と も 、住 宅 に お け る 火 災
の 発 生 又 は 延 焼 の お そ れ が 著 し く 少 な く 、か つ 、住 宅 に お け る 火 災 に よ る 被 害 を 最 少
限度に止めることができると認めるときにおいては、適用しない。
(住 宅 に お け る 火 災 の 予 防 の 推 進 )
第 29 条 の 7
五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 は 、住 宅 に お け る 火 災 の 予 防 を 推 進 す る た め 、
次に掲げる施策の実施に努めるものとする。
(1)
住宅における出火防止、火災の早期発見、初期消火、延焼防止、通報、避難等
に資する住宅用防災機器その他の物品、機械器具及び設備の普及の促進
(2)
2
住民の自主的な防災組織が行う住宅における火災の予防に資する活動の促進
五所川原地区消防事務組合管内に居住する者は、住宅における火災の予防を推進す
る た め 、 第 29 条 の 3 第 1 項 に 定 め る 住 宅 の 部 分 の ほ か 、 台 所 そ の 他 の 火 災 発 生 の お
それが大であると認められる住宅の部分における住宅用防災警報器等の設置に努め
るものとする。
第 4章
指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準
等
第 1節
指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準等
(指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 基 準 )
第 30 条
法 第 9 条 の 4 の 規 定 に 基 づ き 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 (昭 和 34 年 政 令 第 3 06
号 ) で 定 め る 数 量 (以 下 「 指 定 数 量 」 と い う 。 )未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い は 、 次
の各号に掲げる技術上の基準によらなければならない。
(1)
危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、みだりに火気を使用しないこ
と。
(2)
危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、常に整理及び清掃を行うとと
もに、みだりに空箱その他の不必要な物件を置かないこと。
(3)
危険物を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、当該危険物が漏れ、あふれ、
又は飛散しないように必要な措置を講ずること。
(4)
危険物を容器に収納して貯蔵し、又は取り扱うときは、その容器は、当該危険
物の性質に適応し、かつ、破損、腐食、さけめ等がないものであること。
(5)
危険物を収納した容器を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、みだりに転倒
させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずる等粗暴な行為をしないこと。
(6)
危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、地 震 等 に よ り 、
容 易 に 容 器 が 転 落 し 、若 し く は 転 倒 し 、又 は 他 の 落 下 物 に よ り 損 傷 を 受 け な い よ う
必要な措置を講ずること。
(指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等 )
第 31 条
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱い並びに貯蔵
し 、又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、構 造 及 び 設 備 は 、前 条 に 定 め る も の の ほ か 、次 条 か ら
第 31 条 の 8 ま で に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
第 31 条 の 2
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いのすべ
てに共通する技術上の基準は、次のとおりとする。
(1)
ためます又は油分離装置にたまった危険物は、あふれないように随時くみ上げ
ること。
(2)
危険物又は危険物のくず、かす等を廃棄する場合には、それらの性質に応じ、
安 全 な 場 所 に お い て 、他 に 危 害 又 は 損 害 を 及 ぼ す お そ れ の な い 方 法 に よ り 行 う こ と 。
(3)
危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所では、当該危険物の性質に応じ、遮光又は
換気を行うこと。
(4)
危険物は、温度計、湿度計、圧力計その他の計器を監視して、当該危険物の性
質に応じた適正な温度、湿度又は圧力を保つように貯蔵し、又は取り扱うこと。
(5)
危険物を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、危険物の変質、異物の混入等
により、当該危険物の危険性が増大しないように必要な措置を講ずること。
(6)
危険物が残存し、又は残存しているおそれがある設備、機械器具、容器等を修
理する場合は、安全な場所において、危険物を完全に除去した後に行うこと。
(7)
可燃性の液体、可燃性の蒸気若しくは可燃性のガスが漏れ、若しくは滞留する
お そ れ の あ る 場 所 又 は 可 燃 性 の 微 粉 が 著 し く 浮 遊 す る お そ れ の あ る 場 所 で は 、電 線
と 電 気 器 具 と を 完 全 に 接 続 し 、か つ 、火 花 を 発 す る 機 械 器 具 、工 具 、履 物 等 を 使 用
しないこと。
(8)
危険物を保護液中に保存する場合は、当該危険物が保護液から露出しないよう
にすること。
(9)
接触又は混合により発火するおそれのある危険物と危険物その他の物品は、相
互 に 近 接 し て 置 か な い こ と 。た だ し 、接 触 又 は 混 合 し な い よ う な 措 置 を 講 じ た 場 合
は、この限りでない。
(10)
危 険 物 を 加 熱 し 、又 は 乾 燥 す る 場 合 は 、危 険 物 の 温 度 が 局 部 的 に 上 昇 し な い 方
法で行うこと。
(11)
危険物を詰め替える場合は、防火上安全な場所で行うこと。
(12)
吹 付 塗 装 作 業 は 、防 火 上 有 効 な 隔 壁 で 区 画 さ れ た 場 所 等 安 全 な 場 所 で 行 う こ と 。
(13)
焼入れ作業は、危険物が危険な温度に達しないようにして行うこと。
(14)
染 色 又 は 洗 浄 の 作 業 は 、可 燃 性 の 蒸 気 の 換 気 を よ く し て 行 う と と も に 、廃 液 を
みだりに放置しないで安全に処置すること。
(15)
バ ー ナ ー を 使 用 す る 場 合 に お い て は 、バ ー ナ ー の 逆 火 を 防 ぎ 、か つ 、危 険 物 が
あふれないようにすること。
(16)
ア
危険物を容器に収納し、又は詰め替える場合は、次によること。
固 体 の 危 険 物 に あ っ て は 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 規 則 (昭 和 34 年 総 理 府 令 第 5 5
号 。以 下「 危 険 物 規 則 」と い う 。)別 表 第 3 、液 体 の 危 険 物 に あ っ て は 危 険 物 規 則
別 表 第 3 の 2 の 危 険 物 の 類 別 及 び 危 険 等 級 の 別 の 項 に 掲 げ る 危 険 物 に つ い て 、こ
れ ら の 表 に お い て 適 応 す る も の と さ れ る 内 装 容 器 (内 装 容 器 の 容 器 の 種 類 の 項 が
空 欄 の も の に あ っ て は 、 外 装 容 器 )又 は こ れ と 同 等 以 上 で あ る と 認 め ら れ る 容 器
(以 下 こ の 号 に お い て 「 内 装 容 器 等 」 と い う 。 )に 適 合 す る 容 器 に 収 納 し 、 又 は 詰
め 替 え る と と も に 、温 度 変 化 等 に よ り 危 険 物 が 漏 れ な い よ う に 容 器 を 密 封 し て 収
納すること。
イ
ア の 内 装 容 器 等 に は 、 見 や す い 箇 所 に 危 険 物 規 則 第 39 条 の 3 第 2 項 か ら 第 6
項までの規定の例による表示をすること。
(17)
危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 積 み 重 ね て 貯 蔵 す る 場 合 に は 、 高 さ 3 メ ー ト ル (第 4
類の危険物のうち第 3 石油類及び第 4 石油類を収納した容器のみを積み重ねる場合
に あ っ て は 、 4 メ ー ト ル )を 超 え て 積 み 重 ね な い こ と 。
2
指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、
構造及び設備のすべてに共通する技術上の基準は、次のとおりとする。
(1)
危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所には、見やすい箇所に危険物を貯蔵し、又
は 取 り 扱 っ て い る 旨 を 表 示 し た 標 識 (危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う タ ン ク の う ち
車 両 に 固 定 さ れ た タ ン ク (以 下 「 移 動 タ ン ク 」 と い う 。 )に あ っ て は 、 0.3 メ ー ト ル
平 方 の 地 が 黒 色 の 板 に 黄 色 の 反 射 塗 料 そ の 他 反 射 性 を 有 す る 材 料 で「 危 」と 表 示 し
た 標 識 )並 び に 危 険 物 の 類 、 品 名 、 最 大 数 量 及 び 移 動 タ ン ク 以 外 の 場 所 に あ っ て は
防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設けること。
(2)
危険物を取り扱う機械器具その他の設備は、危険物の漏れ、あふれ又は飛散を
防 止 す る こ と が で き る 構 造 と す る こ と 。た だ し 、当 該 設 備 に 危 険 物 の 漏 れ 、あ ふ れ
又は飛散による災害を防止するための附帯設備を設けたときは、この限りでない。
(3)
危険物を加熱し、若しくは冷却する設備又は危険物の取扱いに伴って温度の変
化が起こる設備には、温度測定装置を設けること。
(4)
危険物を加熱し、又は乾燥する設備は、直火を用いない構造とすること。ただ
し 、当 該 設 備 が 防 火 上 安 全 な 場 所 に 設 け ら れ て い る と き 、又 は 当 該 設 備 に 火 災 を 防
止するための附帯設備を設けたときは、この限りでない。
(5)
危険物を加圧する設備又はその取り扱う危険物の圧力が上昇するおそれのある
設備には、圧力計及び有効な安全装置を設けること。
(6)
引火性の熱媒体を使用する設備にあっては、その各部分を熱媒体又はその蒸気
が 漏 れ な い 構 造 と す る と と も に 、当 該 設 備 に 設 け る 安 全 装 置 は 、熱 媒 体 又 は そ の 蒸
気を火災予防上安全な場所に導く構造とすること。
(7)
電気設備は、電気工作物に係る法令の規定の例によること。
(8)
危険物を取り扱うにあたって静電気が発生するおそれのある設備には、当該設
備に蓄積される静電気を有効に除去する装置を設けること。
(9)
ア
危険物を取り扱う配管は、次によること。
配 管 は 、そ の 設 置 さ れ る 条 件 及 び 使 用 さ れ る 状 況 に 照 ら し て 十 分 な 強 度 を 有 す
る も の と し 、か つ 、当 該 配 管 に 係 る 最 大 常 用 圧 力 の 1.5 倍 以 上 の 圧 力 で 水 圧 試 験
(水 以 外 の 不 燃 性 の 液 体 又 は 不 燃 性 の 気 体 を 用 い て 行 う 試 験 を 含 む 。)を 行 っ た と
き漏えいその他の異常がないものであること。
イ
配管は、取り扱う危険物により容易に劣化するおそれのないものであること。
ウ
配 管 は 、火 災 等 に よ る 熱 に よ っ て 容 易 に 変 形 す る お そ れ の な い も の で あ る こ と 。
た だ し 、当 該 配 管 が 地 下 そ の 他 の 火 災 等 に よ る 熱 に よ り 悪 影 響 を 受 け る お そ れ の
ない場所に設置される場合にあっては、この限りでない。
エ
配 管 に は 、外 面 の 腐 食 を 防 止 す る た め の 措 置 を 講 ず る こ と 。た だ し 、当 該 配 管
が 設 置 さ れ る 条 件 の 下 で 腐 食 す る お そ れ の な い も の で あ る 場 合 に あ っ て は 、こ の
限りでない。
オ
配 管 を 地 下 に 設 置 す る 場 合 に は 、 配 管 の 接 合 部 分 (溶 接 そ の 他 危 険 物 の 漏 え い
の お そ れ が な い と 認 め ら れ る 方 法 に よ り 接 合 さ れ た も の を 除 く 。 )に つ い て 当 該
接合部分からの危険物の漏えいを点検することができる措置を講ずること。
カ
配 管 を 地 下 に 設 置 す る 場 合 に は 、そ の 上 部 の 地 盤 面 に 係 る 重 量 が 当 該 配 管 に か
からないように保護すること。
第 31 条 の 3
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を屋外において架台で貯
蔵 す る 場 合 に は 、高 さ 6 メ ー ト ル を 超 え て 危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 貯 蔵 し て は な ら な
い。
2
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を屋外において貯蔵し、又は取り扱
う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準は、次のとおりとする。
(1)
危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 屋 外 の 場 所 (移 動 タ ン ク を 除 く 。 )の 周 囲 に は 、
容 器 等 の 種 類 及 び 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 数 量 に 応 じ 、次 の 表 に 掲 げ る 幅 の 空 地 を 保
有 す る か 、 又 は 防 火 上 有 効 な 塀 を 設 け る こ と 。 た だ し 、 開 口 部 の な い 防 火 構 造 (建
築 基 準 法 第 2 条 第 8 号 に 規 定 す る 防 火 構 造 を い う 。 以 下 同 じ 。 )の 壁 又 は 不 燃 材 料
で造った壁に面するときは、この限りでない。
容器等の種類
貯蔵し、又は取り扱う数量
空地の幅
タ ン ク 又 は 金 属 指定数量の 2 分の 1 以上指定数量未満
製容器
1 メートル以上
その他の場合
指定数量の 5 分の 1 以上 2 分の 1 未満
1 メートル以上
指定数量の 2 分の 1 以上指定数量未満
2 メートル以上
(2)
液 状 の 危 険 物 を 取 り 扱 う 設 備 (タ ン ク を 除 く 。 )に は 、 そ の 直 下 の 地 盤 面 の 周 囲
に 囲 い を 設 け 、又 は 危 険 物 の 流 出 防 止 に こ れ と 同 等 以 上 の 効 果 が あ る と 認 め ら れ る
措 置 を 講 ず る と と も に 、当 該 地 盤 面 は 、コ ン ク リ ー ト そ の 他 危 険 物 が 浸 透 し な い 材
料で覆い、かつ、適当な傾斜及びためます又は油分離装置を設けること。
(3)
危険物を収納した容器を架台で貯蔵する場合には、架台は不燃材料で堅固に造
ること。
第 31 条 の 3 の 2
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を屋内において貯蔵
し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準は、次のとおりとする。
(1)
壁、柱、床及び天井は、不燃材料で造られ、又は覆われたものであること。
(2)
窓及び出入口には、防火戸を設けること。
(3)
液状の危険物を貯蔵し、又は取り扱う床は、危険物が浸透しない構造とすると
ともに、適当な傾斜をつけ、かつ、ためますを設けること。
(4)
架台を設ける場合は、架台は不燃材料で堅固に造ること。
(5)
危険物を貯蔵し、又は取り扱うために必要な採光、照明及び換気の設備を設け
ること。
(6)
可燃性の蒸気又は可燃性の微粉が滞留するおそれのある場合は、その蒸気又は
微粉を屋外の高所に排出する設備を設けること。
第 31 条 の 4
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
タ ン ク ( 地 盤 面 下 に 埋 没 さ れ て い る タ ン ク ( 以 下 「 地 下 タ ン ク 」 と い う 。 )及 び 移 動 タ
ン ク を 除 く 。 以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。 )に 危 険 物 を 収 納 す る 場 合 は 、 当 該 タ ン ク の
容量を超えてはならない。
2
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクの位
置、構造及び設備の技術上の基準は、次のとおりとする。
(1)
その容量に応じ、次の表に掲げる厚さの鋼板又はこれと同等以上の機械的性質
を 有 す る 材 料 で 気 密 に 造 る と と も に 、圧 力 タ ン ク を 除 く タ ン ク に あ っ て は 水 張 試 験
に お い て 、 圧 力 タ ン ク に あ っ て は 最 大 常 用 圧 力 の 1.5 倍 の 圧 力 で 10 分 間 行 う 水 圧
試 験 に お い て 、そ れ ぞ れ 漏 れ 、 又 は 変 形 し な い も の で あ る こ と 。 た だ し 、 固 体 の 危
険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクにあっては、この限りでない。
タンクの容量
板厚
40 リ ッ ト ル 以 下
1.0 ミ リ メ ー ト ル 以 上
40 リ ッ ト ル を 超 え 10 0 リ ッ ト ル 以 下
1.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上
100 リ ッ ト ル を 超 え 2 50 リ ッ ト ル 以 下
1.6 ミ リ メ ー ト ル 以 上
250 リ ッ ト ル を 超 え 5 00 リ ッ ト ル 以 下
2.0 ミ リ メ ー ト ル 以 上
500 リ ッ ト ル を 超 え 1 ,000 リ ッ ト ル 以 下
2.3 ミ リ メ ー ト ル 以 上
1,000 リ ッ ト ル を 超 え 2,000 リ ッ ト ル 以 下 2.6 ミ リ メ ー ト ル 以 上
2,000 リ ッ ト ル を 超 え る も の
3.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上
(2)
地震等により容易に転倒又は落下しないように設けること。
(3)
外面には、さび止めのための措置を講ずること。ただし、アルミニウム合金、
ス テ ン レ ス 鋼 そ の 他 さ び に く い 材 質 で 造 ら れ た タ ン ク に あ っ て は 、こ の 限 り で な い 。
(4)
圧力タンクにあっては有効な安全装置を、圧力タンク以外のタンクにあっては
有効な通気管又は通気口を設けること。
(5)
引 火 点 が 40 度 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 圧 力 タ ン ク 以 外 の タ ン ク に
あっては、通気管又は通気口に引火を防止するための措置を講ずること。
(6)
見 や す い 位 置 に 危 険 物 の 量 を 自 動 的 に 表 示 す る 装 置 (ガ ラ ス 管 等 を 用 い る も の
を 除 く 。 )を 設 け る こ と 。
(7)
注入口は、火災予防上支障のない場所に設けるとともに、当該注入口には弁又
はふたを設けること。
(8)
タ ン ク の 配 管 に は 、タ ン ク 直 近 の 容 易 に 操 作 で き る 位 置 に 開 閉 弁 を 設 け る こ と 。
(9)
タンクの配管は、地震等により当該配管とタンクとの結合部分に損傷を与えな
いように設置すること。
(10)
液 体 の 危 険 物 の タ ン ク の 周 囲 に は 、危 険 物 が 漏 れ た 場 合 に そ の 流 出 を 防 止 す る
ための有効な措置を講ずること。
(11)
屋 外 に 設 置 す る も の で 、タ ン ク の 底 板 を 地 盤 面 に 接 し て 設 け る も の に あ っ て は 、
底板の外面の腐食を防止するための措置を講ずること。
第 31 条 の 5
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
地下タンクに危険物を収納する場合は、当該タンクの容量を超えてはならない。
2
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う地下タンク
の 位 置 、構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 は 、前 条 第 2 項 第 3 号 か ら 第 5 号 ま で 及 び 第 7
号の規定の例によるほか、次のとおりとする。
(1)
地盤面下に設けられたコンクリート造等のタンク室に設置し、又は危険物の漏
れ を 防 止 す る こ と が で き る 構 造 に よ り 地 盤 面 下 に 設 置 す る こ と 。た だ し 、第 4 類 の
危 険 物 の タ ン ク で 、そ の 外 面 が エ ポ キ シ 樹 脂 、ウ レ タ ン エ ラ ス ト マ ー 樹 脂 、強 化 プ
ラスチック又はこれらと同等以上の防食性を有する材料により有効に保護されて
いる場合又は腐食し難い材質で造られている場合にあっては、この限りでない。
(2)
自動車等による上部からの荷重を受けるおそれのあるタンクにあっては、当該
タンクに直接荷重がかからないようにふたを設けること。
(3)
タンクは、堅固な基礎の上に固定されていること。
(4)
タ ン ク は 、 厚 さ 3.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 強 度 を 有 す
る金属板若しくはこれと同等以上の性能を有するガラス繊維強化プラスチックで
気 密 に 造 る と と も に 、 圧 力 タ ン ク を 除 く タ ン ク に あ っ て は 70 キ ロ パ ス カ ル の 圧 力
で 、 圧 力 タ ン ク に あ っ て は 最 大 常 用 圧 力 の 1.5 倍 の 圧 力 で 、 そ れ ぞ れ 10 分 間 行 う
水圧試験において、漏れ、又は変形しないものであること。
(5)
危険物の量を自動的に表示する装置又は計量口を設けること。この場合におい
て 、計 量 口 を 設 け る タ ン ク に つ い て は 、計 量 口 の 直 下 の タ ン ク の 底 板 に そ の 損 傷 を
防止するための措置を講ずること。
(6)
タンクの配管は、当該タンクの頂部に取り付けること。
(7)
タンクの周囲に 2 箇所以上の管を設けること等により当該タンクからの液体の
危険物の漏れを検知する設備を設けること。
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
第 31 条 の 6
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
移 動 タ ン ク の 技 術 上 の 基 準 は 、 第 31 条 の 4 第 1 項 の 規 定 の 例 に よ る ほ か 、 次 の と お
りとする。
(1)
タンクから危険物を貯蔵し、又は取り扱う他のタンクに液体の危険物を注入す
る と き は 、当 該 他 の タ ン ク の 注 入 口 に タ ン ク の 注 入 ホ ー ス を 緊 結 す る か 、又 は 注 入
ホ ー ス の 先 端 部 に 手 動 開 閉 装 置 を 備 え た 注 入 ノ ズ ル (手 動 開 閉 装 置 を 開 放 の 状 態 で
固 定 す る 装 置 を 備 え た も の を 除 く 。 )に よ り 注 入 す る こ と 。
(2)
タンクから液体の危険物を容器に詰め替えないこと。ただし、安全な注油に支
障 が な い 範 囲 の 注 油 速 度 で 前 号 に 定 め る 注 入 ノ ズ ル に よ り 引 火 点 が 40 度 以 上 の 第
4 類の危険物を容器に詰め替える場合は、この限りでない。
(3)
静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物をタンクに入れ、又は
タンクから出すときは、当該タンクを有効に接地すること。
(4)
静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物をタンクにその上部か
ら 注 入 す る と き は 、注 入 管 を 用 い る と と も に 、当 該 注 入 管 の 先 端 を タ ン ク の 底 部 に
着けること。
2
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う移動タンク
の 位 置 、 構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 は 、 第 31 条 の 4 第 2 項 第 3 号 の 規 定 の 例 に よ
るほか、次のとおりとする。
(1)
火災予防上安全な場所に常置すること。
(2)
タ ン ク は 、 厚 さ 3.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 機 械 的 性 質
を 有 す る 材 料 で 気 密 に 造 る と と と も に 、 圧 力 タ ン ク を 除 く タ ン ク に あ っ て は 70 キ
ロ パ ス カ ル の 圧 力 で 、圧 力 タ ン ク に あ っ て は 最 大 常 用 圧 力 の 1 .5 倍 の 圧 力 で 、そ れ
ぞ れ 10 分 間 行 う 水 圧 試 験 に お い て 、 漏 れ 、 又 は 変 形 し な い も の で あ る こ と 。
(3)
タンクは、U ボルト等で車両のシャーシフレーム又はこれに相当する部分に強
固に固定すること。
(4)
常 用 圧 力 が 20 キ ロ パ ス カ ル 以 下 の タ ン ク に あ っ て は 20 キ ロ パ ス カ ル を 超 え 2 4
キ ロ パ ス カ ル 以 下 の 範 囲 の 圧 力 で 、 常 用 圧 力 が 20 キ ロ パ ス カ ル を 超 え る タ ン ク に
あ っ て は 常 用 圧 力 の 1 .1 倍 以 下 の 圧 力 で 作 動 す る 安 全 装 置 を 設 け る こ と 。
(5)
タ ン ク は 、 そ の 内 部 に 4,00 0 リ ッ ト ル 以 下 ご と に 完 全 な 間 仕 切 を 厚 さ 3.2 ミ リ
メートル以上の鋼板又はこれと同等以上の機械的性質を有する材料で設けること。
(6)
前号の間仕切により仕切られた部分には、それぞれマンホール及び第 4 号に規
定する安全装置を設けるとともに、当該間仕切により仕切られた部分の容量が
2,000 リ ッ ト ル 以 上 の も の に あ っ て は 、 厚 さ 1.6 ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ
と同等以上の機械的性質を有する材料で造られた防波板を設けること。
(7)
マ ン ホ ー ル 及 び 注 入 口 の ふ た は 、 厚 さ 3.2 ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ と
同等以上の機械的性質を有する材料で造ること。
(8)
マンホール、注入口、安全装置等の附属装置がその上部に突出しているタンク
に は 、当 該 タ ン ク の 転 倒 等 に よ る 当 該 附 属 装 置 の 損 傷 を 防 止 す る た め の 防 護 枠 を 設
けること。
(9)
タンクの下部に排出口を設ける場合は、当該タンクの排出口に、非常の場合に
直ちに閉鎖することができる弁等を設けるとともに、その直近にその旨を表示し、
かつ、外部からの衝撃による当該弁等の損傷を防止するための措置を講ずること。
(10)
タンクの配管は、先端部に弁等を設けること。
(11)
タ ン ク 及 び 附 属 装 置 の 電 気 設 備 で 、可 燃 性 の 蒸 気 が 滞 留 す る お そ れ の あ る 場 所
に設けるものは、可燃性の蒸気に引火しない構造とすること。
第 31 条 の 7
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの危険
物の類ごとに共通する技術上の基準は、次のとおりとする。
(1)
第 1 類の危険物は、可燃物との接触若しくは混合、分解を促す物品との接近又
は 過 熱 、衝 撃 若 し く は 摩 擦 を 避 け る と と も に 、ア ル カ リ 金 属 の 過 酸 化 物 及 び こ れ を
含有するものにあっては、水との接触を避けること。
(2)
第 2 類の危険物は、酸化剤との接触若しくは混合、炎、火花若しくは高温体と
の 接 近 又 は 過 熱 を 避 け る と と も に 、鉄 粉 、金 属 粉 及 び マ グ ネ シ ウ ム 並 び に こ れ ら の
い ず れ か を 含 有 す る も の に あ っ て は 水 又 は 酸 と の 接 触 を 避 け 、引 火 性 固 体 に あ っ て
はみだりに蒸気を発生させないこと。
(3)
自 然 発 火 性 物 品 (第 3 類 の 危 険 物 の う ち 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 第 1 条 の 5 第
2 項の自然発火性試験において同条第 3 項に定める性状を示すもの並びにアルキル
ア ル ミ ニ ウ ム 、 ア ル キ ル リ チ ウ ム 及 び 黄 り ん を い う 。 )に あ っ て は 炎 、 火 花 若 し く
は 高 温 体 と の 接 近 、 過 熱 又 は 空 気 と の 接 触 を 避 け 、 禁 水 性 物 品 (第 3 類 の 危 険 物 の
うち同令第 1 条の 5 第 5 項の水との反応性試験において同条第 6 項に定める性状を
示 す も の (カ リ ウ ム 、 ナ ト リ ウ ム 、 ア ル キ ル ア ル ミ ニ ウ ム 及 び ア ル キ ル リ チ ウ ム を
含 む 。 )を い う 。 ) に あ っ て は 水 と の 接 触 を 避 け る こ と 。
(4)
第 4 類の危険物は、炎、火花若しくは高温体との接近又は過熱を避けるととも
に、みだりに蒸気を発生させないこと。
(5)
第 5 類の危険物は、炎、火花若しくは高温体との接近、過熱、衝撃又は摩擦を
避けること。
(6)
第 6 類の危険物は、可燃物との接触若しくは混合、分解を促す物品との接近又
は過熱を避けること。
2
前項の基準は、危険物を貯蔵し、又は取り扱うにあたって、同項の基準によらない
こ と が 通 常 で あ る 場 合 に お い て は 、適 用 し な い 。こ の 場 合 に お い て 、当 該 貯 蔵 又 は 取
扱いについては、災害の発生を防止するため十分な措置を講じなければならない。
第 31 条 の 8
指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
タ ン ク 、配 管 そ の 他 の 設 備 は 、第 3 1 条 の 2 か ら 第 31 条 の 6 ま で の 位 置 、構 造 及 び 設
備の技術上の基準に適合するよう適正に維持管理されたものでなければならない。
第 31 条 の 9
第 3 0 条 か ら 前 条 ま で の 規 定 に か か わ ら ず 、指 定 数 量 未 満 の 第 4 類 の 危 険
物 の う ち 動 植 物 油 類 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 に あ っ て は 、当 該 各 条 の 規 定 は 、適
用しない。
(品 名 又 は 指 定 数 量 を 異 に す る 危 険 物 )
第 32 条
品名又は指定数量を異にする 2 以上の危険物を同一の場所で貯蔵し、又は取
り 扱 う 場 合 に お い て 、当 該 貯 蔵 又 は 取 扱 い に 係 る 危 険 物 の 数 量 を 当 該 危 険 物 の 指 定 数
量 の 5 分 の 1 の 数 量 で 除 し 、そ の 商 の 和 が 1 以 上 と な る と き は 、当 該 場 所 は 指 定 数 量
の 5 分の 1 以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又取り扱っているものとみなす。
第 2節
指定可燃物等の貯蔵及び取扱いの技術上の基準等
(可 燃 性 液 体 類 等 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等 )
第 33 条
別 表 第 8 の 品 名 欄 に 掲 げ る 物 品 で 同 表 の 数 量 欄 に 定 め る 数 量 以 上 の も の (以 下
「 指 定 可 燃 物 」と い う 。)の う ち 可 燃 性 固 体 類 (同 表 備 考 第 6 号 に 規 定 す る 可 燃 性 固 体
類 を い う 。以 下 同 じ 。)及 び 可 燃 性 液 体 類 ( 同 表 備 考 第 8 号 に 規 定 す る 可 燃 性 液 体 類 を
い う 。 以 下 同 じ 。 )並 び に 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 第 4 類 の 危 険 物 の
う ち 動 植 物 油 類 (以 下「 可 燃 性 液 体 類 等 」と い う 。)の 貯 蔵 及 び 取 扱 い は 、次 の 各 号 に
掲げる技術上の基準によらなければならない。
(1)
ア
可燃性液体類等を容器に収納し、又は詰め替える場合は、次によること。
可 燃 性 固 体 類 ( 別 表 第 8 備 考 第 6 号 エ に 該 当 す る も の を 除 く 。)に あ っ て は 危 険
物 規 則 別 表 第 3 の 危 険 物 の 類 別 及 び 危 険 等 級 の 別 の 第 2 類 の Ⅲの 項 に お い て 、 可
燃性液体類及び指定数量の 5 分の 1 以上指定数量未満の第 4 類の危険物のうち動
植物油類にあっては危険物規則別表第 3 の 2 の危険物の類別及び危険等級の別の
第 4 類 の Ⅲの 項 に お い て 、そ れ ぞ れ 適 応 す る も の と さ れ る 内 装 容 器 (内 装 容 器 の 容
器 の 種 類 の 項 が 空 欄 の も の に あ っ て は 、 外 装 容 器 )又 は こ れ と 同 等 以 上 で あ る と
認 め ら れ る 容 器 (以 下 こ の 号 に お い て 「 内 装 容 器 等 」 と い う 。 ) に 適 合 す る 容 器 に
収 納 し 、又 は 詰 め 替 え る と と も に 、温 度 変 化 等 に よ り 可 燃 性 液 体 類 等 が 漏 れ な い
ように容器を密封して収納すること。
イ
ア の 内 装 容 器 等 に は 、見 や す い 箇 所 に 可 燃 性 液 体 類 等 の 化 学 名 又 は 通 称 名 及 び
数 量 の 表 示 並 び に「 火 気 厳 禁 」そ の 他 こ れ と 同 一 の 意 味 を 有 す る 他 の 表 示 を す る
こ と 。た だ し 、化 粧 品 の 内 装 容 器 等 で 最 大 容 量 が 300 ミ リ リ ッ ト ル 以 下 の も の に
ついては、この限りでない。
(2)
可 燃 性 液 体 類 等 (別 表 第 8 備 考 第 6 号 エ に 該 当 す る も の を 除 く 。 )を 収 納 し た 容
器を積み重ねて貯蔵する場合には、高さ 4 メートルを超えて積み重ねないこと。
(3)
可燃性液体類等は、炎、火花若しくは高温体との接近又は過熱を避けるととも
に、みだりに蒸気を発生させないこと。
(4)
前号の基準は、可燃性液体類等を貯蔵し、又は取り扱うにあたって、同号の基
準によらないことが通常である場合においては、適用しない。この場合において、
当 該 貯 蔵 又 は 取 扱 い に つ い て は 、災 害 の 発 生 を 防 止 す る た め 十 分 な 措 置 を 講 ず る こ
と。
2
可燃性液体類等を貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備は、次の各号に
掲げる技術上の基準によらなければならない。
(1)
可燃性液体類等を貯蔵し、又は取り扱う屋外の場所の周囲には、可燃性固体類
及 び 可 燃 性 液 体 類 ( 以 下「 可 燃 性 固 体 類 等 」と い う 。)に あ っ て は 容 器 等 の 種 類 及 び
可 燃 性 固 体 類 等 の 数 量 の 倍 数 (貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 可 燃 性 固 体 類 等 の 数 量 を 別 表
第 8 に 定 め る 当 該 可 燃 性 固 体 類 等 の 数 量 で 除 し て 得 た 値 を い う 。以 下 こ の 条 に お い
て 同 じ 。 )に 応 じ 次 の 表 に 掲 げ る 幅 の 空 地 を 、 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未
満の第 4 類の危険物のうち動植物油類にあっては 1 メートル以上の幅の空地をそれ
ぞれ保有するか、又は防火上有効な塀を設けること。
容器等の種類
可燃性固体類等の数量の倍数
タ ン ク 又 は 金 属 製 容 1 以 上 20 未 満
器
20 以 上 200 未 満
その他の場合
(2)
空地の幅
1 メートル以上
2 メートル以上
200 以 上
3 メートル以上
1 以 上 20 未 満
1 メートル以上
20 以 上 200 未 満
3 メートル以上
200 以 上
5 メートル以上
別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 20 倍 以 上 の 可 燃 性 固 体 類 等 を 屋 内 に お い て 貯 蔵 し 、又
は 取 り 扱 う 場 合 は 、壁 、柱 、床 及 び 天 井 を 不 燃 材 料 で 造 っ た 室 内 に お い て 行 う こ と 。
た だ し 、 そ の 周 囲 に 幅 1 メ ー ト ル (別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 200 倍 以 上 の 可 燃 性 固
体 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 は 、 3 メ ー ト ル )以 上 の 空 地 を 保 有 す る か 、 又
は 防 火 上 有 効 な 隔 壁 を 設 け た 建 築 物 そ の 他 の 工 作 物 内 に あ っ て は 、壁 、柱 、床 及 び
天井を不燃材料で覆った室内において、貯蔵し、又は取り扱うことができる。
3
前 2 項に規定するもののほか、可燃性液体類等の貯蔵及び取扱い並びに貯蔵し、又
は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、 構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 第 30 条 か ら 第 31
条 の 8 ま で (第 31 条 の 2 第 1 項 第 16 号 及 び 第 17 号 、 第 31 条 の 3 第 2 項 第 1 号 並 び
に 第 31 条 の 7 を 除 く 。 )の 規 定 を 準 用 す る 。
(綿 花 類 等 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等 )
第 34 条
指 定 可 燃 物 の う ち 可 燃 性 固 体 類 等 以 外 の 指 定 可 燃 物 (以 下 「 綿 花 類 等 」 と い
う 。)の 貯 蔵 及 び 取 扱 い は 、次 の 各 号 に 掲 げ る 技 術 上 の 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1)
綿花類等を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、みだりに火気を使用しない
こと。
(2)
綿花類等を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、係員以外の者をみだりに出
入りさせないこと。
(3)
綿花類等を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、常に整理及び清掃を行うこ
と 。こ の 場 合 に お い て 、危 険 物 と 区 分 し て 整 理 す る と と も に 、綿 花 類 等 の 性 状 等 に
応 じ 、地 震 等 に よ り 容 易 に 荷 く ず れ 、落 下 、転 倒 又 は 飛 散 し な い よ う な 措 置 を 講 ず
ること。
(4)
綿花類等のくず、かす等は、当該綿花類等の性質に応じ、1 日 1 回以上安全な
場所において廃棄し、その他適当な措置を講ずること。
(5)
再 生 資 源 燃 料 ( 別 表 第 8 備 考 第 5 号 に 規 定 す る 再 生 資 源 燃 料 を い う 。以 下 同 じ 。)
の う ち 、廃 棄 物 固 形 化 燃 料 そ の 他 の 水 分 に よ っ て 発 熱 又 は 可 燃 性 ガ ス の 発 生 の お そ
れ が あ る も の (以 下 「 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 」と い う 。 )を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合
は、次によること。
ア
廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 は 、適 切 な 水 分 管 理 を 行 う こ
と。
イ
廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を 貯 蔵 す る 場 合 は 、適 切 な 温 度 に 保 持 さ れ た 廃 棄 物 固 形 化
燃料等に限り受け入れること。
ウ
3 日を超えて集積する場合においては、発火の危険性を減じ、発火時において
も速やかな拡大防止の措置を講ずることができるよう 5 メートル以下の適切な集
積高さとすること。
エ
廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を 貯 蔵 す る 場 合 は 、温 度 、可 燃 性 ガ ス 濃 度 の 監 視 に よ り 廃
棄物固形化燃料等の発熱の状況を常に監視すること。
2
綿花類等を貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備は、次の各号に掲げる
技術上の基準によらなければならない。
(1)
綿花類等を貯蔵し、又は取り扱う場所には、綿花類等を貯蔵し、又は取り扱っ
て い る 旨 を 表 示 し た 標 識 並 び に 綿 花 類 等 の 品 名 、最 大 数 量 及 び 防 火 に 関 し 必 要 な 事
項を掲示した掲示板を設けること。
(2)
綿 花 類 等 の う ち 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 及 び 合 成 樹 脂 類 (別 表 第 8 備 考 第 9 号 に 規 定
す る 合 成 樹 脂 類 を い う 。 以 下 同 じ 。 )以 外 の も の を 集 積 す る 場 合 に は 、 一 集 積 単 位
の 面 積 が 200 平 方 メ ー ト ル 以 下 に な る よ う に 区 分 す る と と も に 、集 積 単 位 相 互 間 に
次 の 表 に 掲 げ る 距 離 を 保 つ こ と 。た だ し 、廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 以 外 の 再 生 資 源 燃 料
及 び 石 炭 ・ 木 炭 類 ( 同 表 備 考 第 7 号 に 規 定 す る 石 炭 ・ 木 炭 類 を い う 。 )に あ っ て は 、
温 度 計 等 に よ り 温 度 を 監 視 す る と と も に 、廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 以 外 の 再 生 資 源 燃 料
又 は 石 炭 ・木 炭 類 を 適 温 に 保 つ た め の 散 水 設 備 等 を 設 置 し た 場 合 は 、こ の 限 り で な
い。
区分
距離
(1)
面 積 が 50 平 方 メ ー ト ル 以 下 の 集 積 単 位 相 互 間
(2)
面 積 が 50 平 方 メ ー ト ル を 超 え 200 平 方 メ ー ト ル 以 下 2 メ ー ト ル 以 上
の集積単位相互間
(3)
ア
1 メートル以上
綿花類等のうち合成樹脂類を貯蔵し、又は取り扱う場合は、次によること。
集 積 す る 場 合 に お い て は 、一 集 積 単 位 の 面 積 が 500 平 方 メ ー ト ル 以 下 に な る よ
う に 区 分 す る と と も に 、集 積 単 位 相 互 間 に 次 の 表 に 掲 げ る 距 離 を 保 つ こ と 。た だ
し 、火 災 の 拡 大 又 は 延 焼 を 防 止 す る た め の 散 水 設 備 を 設 置 す る 等 必 要 な 措 置 を 講
じた場合は、この限りでない。
区分
距離
(1)
面 積 が 100 平 方 メ ー ト ル 以 下 の 集 積 単 位 相 互 間
(2)
面 積 が 100 平 方 メ ー ト ル を 超 え 30 0 平 方 メ ー ト ル 以 2 メ ー ト ル 以 上
下の集積単位相互間
(3)
面 積 が 300 平 方 メ ー ト ル を 超 え 50 0 平 方 メ ー ト ル 以 3 メ ー ト ル 以 上
下の集積単位相互間
イ
1 メートル以上
合 成 樹 脂 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 屋 外 の 場 所 の 周 囲 に は 、 1 メ ー ト ル (別 表
第 8 で 定 め る 数 量 の 20 倍 以 上 の 合 成 樹 脂 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 は 、 3
メ ー ト ル )以 上 の 空 地 を 保 有 す る か 、又 は 防 火 上 有 効 な 塀 を 設 け る こ と 。た だ し 、
開口部のない防火構造の壁又は不燃材料で造った壁に面するとき又は火災の延
焼 を 防 止 す る た め 水 幕 設 備 を 設 置 す る 等 必 要 な 措 置 を 講 じ た 場 合 は 、こ の 限 り で
ない。
ウ
屋 内 に お い て 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 は 、貯 蔵 す る 場 所 と 取 り 扱 う 場 所 の 間
及び異なる取扱いを行う場合の取り扱う場所相互の間を不燃性の材料を用いて
区 画 す る こ と 。た だ し 、火 災 の 延 焼 を 防 止 す る た め 水 幕 設 備 を 設 置 す る 等 必 要 な
措置を講じた場合は、この限りでない。
エ
別 表 第 8 に 定 め る 数 量 の 100 倍 以 上 を 屋 内 に お い て 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合
は 、 壁 及 び 天 井 を 難 燃 材 料 (建 築 基 準 法 施 行 令 第 1 条 第 6 号 に 規 定 す る 難 燃 材 料
を い う 。 )で 仕 上 げ た 室 内 に お い て 行 う こ と 。
(4)
廃棄物固形化燃料等を貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備は、前
号ア及びエの規定の例によるほか、次に掲げる技術上の基準によること。
ア
廃棄物固形化燃料等の発熱の状況を監視するための温度測定装置を設けるこ
と。
イ
別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 100 倍 以 上 の 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を タ ン ク に お い て 貯
蔵 す る 場 合 は 、当 該 タ ン ク は 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 に 発 熱 が 生 じ た 場 合 に 廃 棄 物 固
形 化 燃 料 等 を 迅 速 に 排 出 で き る 構 造 と す る こ と 。た だ し 、当 該 タ ン ク に 廃 棄 物 固
形化燃料等の発熱の拡大を防止するための散水設備又は不活性ガス封入設備を
設置した場合は、この限りでない。
第 34 条 の 2
別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 100 倍 以 上 の 再 生 資 源 燃 料 (廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等
に 限 る 。 )、 可 燃 性 固 体 類 、 可 燃 性 液 体 類 又 は 合 成 樹 脂 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場
合は、当該貯蔵し、又は取り扱う場所における火災の危険要因を把握するとともに、
前 2 条に定めるもののほか当該危険要因に応じた火災予防上有効な措置を講じなけ
ればならない。
第 3節
基準の特例
(基 準 の 特 例 )
第 34 条 の 3
こ の 章 ( 第 30 条 、第 3 1 条 の 7 及 び 第 32 条 を 除 く 。以 下 同 じ 。) の 規 定 は 、
指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 及 び 指 定 可 燃 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い に つ い て 、消 防 長 が 、そ の 品
名及び数量、貯蔵及び取扱いの方法並びに周囲の地形その他の状況等から判断して、
こ の 章 の 規 定 に よ る 貯 蔵 及 び 取 扱 い 並 び に 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、構 造 及
び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 に よ ら な く て も 、火 災 の 発 生 及 び 延 焼 の お そ れ が 著 し く 少 な く 、
か つ 、火 災 等 の 災 害 に よ る 被 害 を 最 少 限 度 に 止 め る こ と が で き る と 認 め る と き 、又 は
予想しない特殊の構造若しくは設備を用いることによりこの章の規定による貯蔵及
び 取 扱 い 並 び に 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 に よ
る場合と同等以上の効力があると認めるときにおいては、適用しない。
第 5章
避難管理
(劇 場 等 の 客 席 )
第 35 条
劇場等の屋内の客席は、次の各号に定めるところによらなければならない。
(1)
いすは、床に固定すること。
(2)
い す 背 (い す 背 の な い 場 合 に あ っ て は 、い す 背 に 相 当 す る い す の 部 分 。以 下 こ の
条 及 び 次 条 に お い て 同 じ 。 )の 間 隔 は 、 80 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と し 、 い す 席 の 間 隔
(前 席 の 最 後 部 と 後 席 の 最 前 部 の 間 の 水 平 距 離 を い う 。以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。)
は 、35 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と し 、座 席 の 幅 は 、40 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と す る こ と 。
(3)
立 見 席 の 位 置 は 、客 席 の 後 方 と し 、そ の 奥 行 は 、2.4 メ ー ト ル 以 下 と す る こ と 。
(4)
客 席 (最 下 階 に あ る も の を 除 く 。 )の 最 前 部 及 び 立 見 席 を 設 け る 部 分 と そ の 他 の
部 分 と の 間 に は 、 高 さ 75 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 手 す り を 設 け る こ と 。
(5)
客席の避難通路は、次によること。
ア
い す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 横 に 並 ん だ い す 席 の 基 準 席 数 (8 席 に い す 席
の 間 隔 が 35 セ ン チ メ ー ト ル を 超 え る 1 セ ン チ メ ー ト ル ご と に 1 席 を 加 え た 席 数
(20 席 を 超 え る 場 合 に あ っ て は 、 20 席 と す る 。 )を い う 。 以 下 こ の 条 に お い て 同
じ 。 )以 下 ご と に 、 そ の 両 側 に 縦 通 路 を 保 有 す る こ と 。 た だ し 、 基 準 席 数 に 2 分
の 1 を 乗 じ て 得 た 席 数 (1 席 未 満 の 端 数 が あ る 場 合 は 、 そ の 端 数 は 切 り 捨 て る 。 )
以下ごとに縦通路を保有する場合にあっては、片側のみとすることができる。
イ
ア の 縦 通 路 の 幅 は 、当 該 通 路 の う ち 避 難 の 際 に 通 過 す る と 想 定 さ れ る 人 数 が 最
大 と な る 地 点 で の 当 該 通 過 人 数 に 0. 6 セ ン チ メ ー ト ル を 乗 じ て 得 た 幅 員 (以 下「 算
定 幅 員 」 と い う 。 ) 以 上 と す る こ と 。 た だ し 、 当 該 通 路 の 幅 は 、 80 セ ン チ メ ー ト
ル (片 側 の み が い す 席 に 接 す る 縦 通 路 に あ っ て は 、60 セ ン チ メ ー ト ル )未 満 と し て
はならない。
ウ
い す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 縦 に 並 ん だ い す 席 20 席 以 下 ご と 及 び 当 該 客
席 の 部 分 の 最 前 部 に 算 定 幅 員 以 上 の 幅 員 を 有 す る 横 通 路 を 保 有 す る こ と 。た だ し 、
当該通路の幅は、1 メートル未満としてはならない。
エ
ま す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 横 に 並 ん だ ま す 席 2 ま す 以 下 ご と に 幅 40 セ
ンチメートル以上の縦通路を保有すること。
オ
ア か ら エ ま で の 通 路 は 、 い ず れ も 客 席 の 避 難 口 (出 入 口 を 含 む 。 以 下 同 じ 。 )
に直通させること。
第 36 条
劇場等の屋外の客席は、次の各号に定めるところによらなければならない。
(1)
いすは、床に固定すること。
(2)
い す 背 の 間 隔 は 、75 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と し 、座 席 の 幅 は 、40 セ ン チ メ ー ト ル
以 上 と す る こ と 。た だ し 、い す 背 が な く 、 か つ 、 い す 座 が 固 定 し て い る 場 合 に あ っ
て は 、 い す 背 の 間 隔 を 70 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と す る こ と が で き る 。
(3)
立 見 席 に は 、 奥 行 3 メ ー ト ル 以 下 ご と に 、 高 さ 1 .1 メ ー ト ル 以 上 の 手 す り を 設
けること。
(4)
客席の避難通路は、次によること。
ア
い す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、横 に 並 ん だ い す 席 10 席 ( い す 背 が な く 、か つ 、
い す 座 が 固 定 し て い る 場 合 に あ っ て は 、2 0 席 )以 下 ご と に 、そ の 両 側 に 幅 80 セ ン
チ メ ー ト ル 以 上 の 通 路 を 保 有 す る こ と 。た だ し 、5 席 (い す 背 が な く 、か つ 、い す
座 が 固 定 し て い る 場 合 に あ っ て は 、 10 席 )以 下 ご と に 通 路 を 保 有 す る 場 合 に あ っ
ては、片側のみとすることができる。
イ
い す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、幅 1 メ ー ト ル 以 上 の 通 路 を 、各 座 席 か ら 歩 行
距 離 15 メ ー ト ル 以 下 で そ の 一 に 達 し 、か つ 、歩 行 距 離 40 メ ー ト ル 以 下 で 避 難 口
に達するように保有すること。
ウ
ま す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 幅 50 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 通 路 を 、 各 ま す
がその一に接するように保有すること。
エ
ま す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、幅 1 メ ー ト ル 以 上 の 通 路 を 、各 ま す か ら 歩 行
距 離 10 メ ー ト ル 以 内 で そ の 一 に 達 す る よ う に 保 有 す る こ と 。
(基 準 の 特 例 )
第 36 条 の 2
前 2 条の規定の全部又は一部は、消防長が劇場等の位置、収容人員、使
用 形 態 、避 難 口 そ の 他 の 避 難 施 設 の 配 置 等 に よ り 入 場 者 の 避 難 上 支 障 が な い と 認 め る
ときにおいては、適用しない。
(キ ャ バ レ ー 等 の 避 難 通 路 )
第 37 条
キ ャ バ レ ー 、カ フ ェ ー 、ナ イ ト ク ラ ブ そ の 他 こ れ ら に 類 す る も の (以 下「 キ ャ
バ レ ー 等 」 と い う 。 ) 及 び 飲 食 店 の 階 の う ち 当 該 階 に お け る 客 席 の 床 面 積 が 150 平 方
メ ー ト ル 以 上 の 階 の 客 席 に は 、 有 効 幅 員 1.6 メ ー ト ル ( 飲 食 店 に あ っ て は 、 1. 2 メ ー
ト ル )以 上 の 避 難 通 路 を 、 客 席 の 各 部 分 か ら い す 席 、 テ ー ブ ル 席 又 は ボ ッ ク ス 席 7 個
以上を通過しないで、その一に達するように保有しなければならない。
(デ ィ ス コ 等 の 避 難 管 理 )
第 37 条 の 2
デ ィ ス コ 、 ラ イ ブ ハ ウ ス そ の 他 こ れ ら に 類 す る も の (以 下 「 デ ィ ス コ 等 」
と い う 。 )の 関 係 者 は 、 非 常 時 に お い て 、 す み や か に 特 殊 照 明 及 び 音 響 を 停 止 す る と
ともに、避難上有効な明るさを保たなければならない。
(個 室 型 店 舗 の 避 難 管 理 )
第 37 条 の 3
カ ラ オ ケ ボ ッ ク ス 、イ ン タ ー ネ ッ ト カ フ ェ 、漫 画 喫 茶 、テ レ ホ ン ク ラ ブ 、
個 室 ビ デ オ そ の 他 こ れ ら に 類 す る も の ( 以 下 「 個 室 型 店 舗 」 と い う 。) の 遊 興 の 用 に
供 す る 個 室 ( こ れ ら に 類 す る 施 設 を 含 む 。) に 設 け る 外 開 き 戸 の う ち 、 避 難 通 路 に 面
す る も の に あ っ て は 、開 放 し た 場 合 に お い て 自 動 的 に 閉 鎖 す る も の と し 、避 難 上 有 効
に管理しなければならない。ただし、避難の際にその開放により当該通路において、
避難上支障がないと認められるものにあっては、この限りでない。
追 加 〔 平 成 22 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 4 号 〕
(百 貨 店 等 の 避 難 通 路 等 )
第 38 条
百 貨 店 等 の 階 の う ち 当 該 階 に お け る 売 場 又 は 展 示 場 の 床 面 積 が 15 0 平 方 メ ー
ト ル 以 上 の 階 の 売 場 又 は 展 示 場 に は 、屋 外 へ 通 ず る 避 難 口 又 は 階 段 に 直 通 す る 幅 1 .2
メ ー ト ル (売 場 又 は 展 示 場 の 床 面 積 が 300 平 方 メ ー ト ル 以 上 の も の に あ っ て は 1.6 メ
ー ト ル )以 上 の 主 要 避 難 通 路 を 1 以 上 保 有 し な け れ ば な ら な い 。
2
百 貨 店 等 の 階 の う ち 当 該 階 に お け る 売 場 又 は 展 示 場 の 床 面 積 が 600 平 方 メ ー ト ル 以
上 の 売 場 又 は 展 示 場 に は 、前 項 の 主 要 避 難 通 路 の ほ か 、有 効 幅 員 1.2 メ ー ト ル 以 上 の
補助避難通路を保有しなければならない。
3
百貨店等に避難の用に供することができる屋上広場を設けた場合は、当該広場を避
難上有効に維持しなければならない。
(劇 場 等 の 定 員 )
第 39 条
劇場等の関係者は、次の各号に定めるところにより、収容人員の適正化に努
めなければならない。
(1)
客 席 の 部 分 ご と に 、次 の ア か ら ウ ま で に よ っ て 算 定 し た 数 の 合 計 数 (以 下「 定 員 」
と い う 。 )を 超 え て 客 を 入 場 さ せ な い こ と 。
ア
固 定 式 の い す 席 を 設 け る 部 分 に つ い て は 、当 該 部 分 に あ る い す 席 の 数 に 対 応 す
る 数 。こ の 場 合 に お い て 、長 い す 式 の い す 席 に あ っ て は 、当 該 い す 席 の 正 面 幅 を
40 セ ン チ メ ー ト ル で 除 し て 得 た 数 (1 未 満 の は し た の 数 は 、 切 り 捨 て る も の と す
る 。 )と す る 。
イ
立 見 席 を 設 け る 部 分 に つ い て は 、当 該 部 分 の 床 面 積 を 0. 2 平 方 メ ー ト ル で 除 し
て得た数
ウ
そ の 他 の 部 分 に つ い て は 、当 該 部 分 の 床 面 積 を 0.5 平 方 メ ー ト ル で 除 し て 得 た
数
(2)
客席内の避難通路に客を収容しないこと。
(3)
一 の ま す 席 に は 、屋 内 の 客 席 に あ っ て は 7 人 以 上 、屋 外 の 客 席 に あ っ て は 10 人
以上の客を収容しないこと。
(4)
出入口その他公衆の見やすい場所には、当該劇場等の定員を記載した表示板を
設 け る と と も に 、入 場 し た 客 の 数 が 定 員 に 達 し た と き は 、直 ち に 満 員 札 を 掲 げ る こ
と。
(避 難 施 設 の 管 理 )
第 40 条
令別表第 1 に掲げる防火対象物の避難口、廊下、階段、避難通路その他避難
の た め に 使 用 す る 施 設 は 、次 に 定 め る と こ ろ に よ り 、避 難 上 有 効 に 管 理 し な け れ ば な
らない。
(1)
避難のために使用する施設の床面は、避難に際し、つまづき、すべり等を生じ
ないように常に維持すること。
(2)
避難口に設ける戸は、外開きとし、開放した場合において廊下、階段等の有効
幅 員 を 狭 め な い よ う な 構 造 と す る こ と 。た だ し 、劇 場 等 以 外 の 令 別 表 第 1 に 掲 げ る
防 火 対 象 物 に つ い て 避 難 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る 場 合 に お い て は 、内 開 き 以 外 の
戸とすることができる。
(3)
前号の戸には、施錠装置を設けてはならない。ただし、非常時に自動的に解錠
できる機能を有するもの又は屋内からかぎ等を用いることなく容易に解錠できる
構造であるものにあっては、この限りでない。
(防 火 設 備 の 管 理 )
第 41 条
令別表第 1 に掲げる防火対象物の防火設備は、防火区画の防火設備に近接し
て延焼の媒介となる可燃物が存置されないよう防火上有効に管理しなければならな
い。
(準 用 )
第 42 条
第 35 条 か ら 第 36 条 の 2 ま で 及 び 第 37 条 の 2 か ら 前 条 ま で の 規 定 は 、体 育 館 、
講 堂 そ の 他 の 防 火 対 象 物 を 一 時 的 に 劇 場 等 、展 示 場 又 は デ ィ ス コ 等 の 用 途 に 供 す る 場
合について準用する。
第 5 章の 2
屋外催しに係る防火管理
(指 定 催 し の 指 定 )
第 42 条 の 2
消防長は、祭礼、縁日、花火大会その他の多数の者の集合する屋外での
催 し の う ち 、大 規 模 な も の と し て 消 防 長 が 別 に 定 め る 要 件 に 該 当 す る も の で 、対 象 火
気 器 具 等 ( 令 第 5 条 の 2 第 1 項 に 規 定 す る 対 象 火 気 器 具 等 を い う 。 以 下 同 じ 。) の 周
囲において火災が発生した場合に人命又は財産に特に重大な被害を与えるおそれが
あると認めるものを、指定催しとして指定しなければならない。
2
消防長は、前項の規定により指定催しを指定しようとするときは、あらかじめ、当
該 催 し を 主 催 す る 者 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。た だ し 、当 該 催 し を 主 催 す る 者
から指定の求めがあったときは、この限りではない。
3
消防長は、第 1 項の規定により指定催しを指定したときは、遅滞なくその旨を当該
指定催しを主催する者に通知するとともに、公示しなければならない。
追 加 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(屋 外 催 し に 係 る 防 火 管 理 )
第 42 条 の 3
前条第 1 項の指定催しを主催する者は、同項の指定を受けたときは、速
や か に 防 火 担 当 者 を 定 め 、 当 該 指 定 催 し を 開 催 す る 日 の 14 日 前 ま で に ( 当 該 指 定 催
し を 開 催 す る 日 の 14 日 前 の 日 以 後 に 同 項 の 指 定 を 受 け た 場 合 に あ っ て は 、 防 火 担 当
者 を 定 め た 後 遅 滞 な く )次 の 各 号 に 掲 げ る 火 災 予 防 上 必 要 な 業 務 に 関 す る 計 画 を 作 成
させるとともに、当該計画に基づく業務を行わせなければばらない。
(1)
防火担当者その他火災予防に関する業務の実施体制の確保に関すること。
(2)
対象火気器具等の使用及び危険物の取扱いの把握に関すること。
(3)
対象火気器具等を使用し、又は危険物を取り扱う露店、屋台その他これらに類
す る も の( 第 45 条 に お い て「 露 店 等 」 と い う 。) 及 び 客 席 の 火 災 予 防 上 安 全 な 配 置
に関すること。
2
(4)
対象火気器具等に対する消火準備に関すること。
(5)
火災が発生した場合における消火活動、通報連絡及び避難誘導に関すること。
(6)
前各号に掲げるもののほか、火災予防上必要な業務に関すること。
前 条 第 1 項 の 指 定 催 し を 主 催 す る 者 は 、当 該 指 定 催 し を 開 催 す る 日 の 14 日 前 ま で に
( 当 該 指 定 催 し を 開 催 す る 日 の 14 日 前 の 日 以 後 に 前 条 第 1 項 の 指 定 を 受 け た 場 合 に
あ っ て は 、 消 防 長 が 定 め る 日 ま で に )、 前 項 の 規 定 に よ る 計 画 を 消 防 長 に 提 出 し な け
ればならない。
追 加 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
第 5 章の 3
消防用設備等の技術上の基準の付加
(消 火 器 具 等 に 関 す る 基 準 )
第 42 条 の 4
令 第 10 条 第 1 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、次 の 各 号 に 掲 げ る 防 火 対 象 物 に
は、令別表第 2 においてその消火に適応するものとされる消火器又は簡易消火器具
(以 下「 消 火 器 具 」と い う 。)を 当 該 防 火 対 象 物 の 階 ご と に 、そ の 各 部 分 か ら 一 の 消 火
器 具 に 至 る 歩 行 距 離 が 20 メ ー ト ル 以 下 と な る よ う に 設 け な け れ ば な ら な い 。
(1)
令別表第 1 各項に掲げる建築物のうち、主要構造部が木造で、3 階以上の階を
居室の用途に供するもの
(2)
令 別 表 第 1(1 ) 項 ロ 、 (3 )項 か ら (6) 項 ま で 、 (9) 項 イ 、 (1 2)項 及 び (13) 項 イ に 掲
げ る 防 火 対 象 物 の う ち 、主 要 構 造 部 が 木 造 で 、延 べ 面 積 が 10 0 平 方 メ ー ト ル 以 上 の
もの
(3)
令 別 表 第 1(16) 項 イ に 掲 げ る 防 火 対 象 物 で 、 延 べ 面 積 が 200 平 方 メ ー ト ル 以 上
のもの
(4)
令 別 表 第 1(16) 項 ロ に 掲 げ る 防 火 対 象 物 で 、 延 べ 面 積 が 300 平 方 メ ー ト ル 以 上
のもの
2
前 項 の 規 定 に よ り 設 け る 消 火 器 具 は 、 令 第 10 条 第 2 項 並 び に 消 防 法 施 行 規 則 ( 昭 和
36 年 自 治 省 令 第 6 号 。 以 下 「 規 則 」 と い う 。 )第 9 条 及 び 第 1 1 条 の 規 定 の 例 に よ り
設置し、及び維持しなければならない。
3
第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 又 は 令 第 10 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 令 別 表 第 1(16)項 に 掲 げ
る 防 火 対 象 物 に 設 け る 消 火 器 具 は 同 表 各 項 ((16)項 か ら (20) 項 ま で を 除 く 。)に 掲 げ る
防火対象物の用途のいずれかに該当する用途に供される部分ごとに設けなければな
らない。
4
第 1 項 及 び 令 第 1 0 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 設 け る 消 火 器 具 は 、寒 冷 時 に お い て 消 火 剤
が 凍 結 し 、又 は そ の 性 能 が 著 し く 減 退 す る お そ れ の な い も の で な け れ ば な ら な い 。た
だし、保護のための有効な措置を講じたときは、この限りでない。
(屋 外 消 火 栓 設 備 に 関 す る 基 準 )
第 42 条 の 5
令 第 19 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に よ り 設 け る 屋 外 消 火 栓 設 備 の 放 水 用
器 具 を 格 納 す る 箱 の 扉 は 、雨 水 の 浸 入 又 は 凍 結 に よ り そ の 開 閉 に 支 障 を 生 じ な い よ う
な構造としなければならない。
(自 動 火 災 報 知 設 備 に 関 す る 基 準 )
第 42 条 の 6
令 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、 令 別 表 第 1(16)項 に 掲 げ る 防 火
対 象 物 で 延 べ 面 積 が 1 ,000 平 方 メ ー ト ル 以 上 の も の に は 、自 動 火 災 報 知 設 備 を 設 け な
ければならない。
2
前 項 の 規 定 に よ り 設 け る 自 動 火 災 報 知 設 備 は 、令 第 21 条 第 2 項 及 び 第 3 項 並 び に 規
則 第 23 条 か ら 第 2 4 条 の 2 ま で の 規 定 の 例 に よ り 設 置 し 、 維 持 し な け れ ば な ら な い 。
(避 難 器 具 に 関 す る 基 準 )
第 42 条 の 7
令 第 25 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 設 け る 避 難 器 具 は 、積 雪 時 に お け る 避 難 に
際して支障のない場所に設けなければならない。
(消 防 用 水 に 関 す る 基 準 )
第 42 条 の 8
令 第 27 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に よ り 設 け る 消 防 用 水 は 、積 雪 時 に お
い て 消 防 ポ ン プ 自 動 車 が 容 易 に 接 近 で き る よ う 維 持 す る と と も に 、見 や す い 箇 所 に 標
識を設けなければならない。
第 6章
雑則
(防 火 対 象 物 の 使 用 開 始 の 届 出 等 )
第 43 条
令 別 表 第 1 に 掲 げ る 防 火 対 象 物 ( 同 表 (19)項 及 び (20 ) 項 に 掲 げ る も の を 除 く 。)
を そ れ ぞ れ の 用 途 に 使 用 し よ う と す る 者 は 、使 用 開 始 の 日 の 7 日 前 ま で に 、そ の 旨 を
消防長又は消防署長に届け出なければならない。
(火 を 使 用 す る 設 備 等 の 設 置 の 届 出 )
第 44 条
火を使用する設備又はその使用に際し、火災の発生のおそれのある設備のう
ち 、次 の 各 号 に 掲 げ る も の を 設 置 し よ う と す る 者 は 、あ ら か じ め 、そ の 旨 を 消 防 長 又
は消防署長に届け出なければならない。
(1)
熱風炉
(2)
多量の可燃性ガス又は蒸気を発生する炉
(3)
前 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、据 付 面 積 2 平 方 メ ー ト ル 以 上 の 炉 (個 人 の 住 居 に 設 け
るものを除く。)
(3)の 2
当該厨房設備の入力と同一厨房室内に設ける他の厨房設備の入力の合計が
350 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 厨 房 設 備
(4)
入 力 70 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 温 風 暖 房 機 (風 道 を 使 用 し な い も の に あ っ て は 、 劇 場
等及びキャバレー等に設けるものに限る。)
(5)
ボ イ ラ ー 又 は 入 力 70 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 給 湯 湯 沸 設 備 (個 人 の 住 居 に 設 け る も の
又 は 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 (昭 和 47 年 政 令 第 318 号 )第 1 条 第 3 号 に 定 め る も の を
除く。)
(6)
乾 燥 設 備 (個 人 の 住 居 に 設 け る も の を 除 く 。 )
(7)
サ ウ ナ 設 備 (個 人 の 住 居 に 設 け る も の を 除 く 。 )
(7)の 2
(8)
入 力 70 キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 内 燃 機 関 に よ る ヒ ー ト ポ ン プ 冷 暖 房 機
火花を生ずる設備
(8)の 2
放電加工機
(9)
高 圧 又 は 特 別 高 圧 の 変 電 設 備 (全 出 力 50 キ ロ ワ ッ ト 以 下 の も の を 除 く 。 )
(10)
燃 料 電 池 発 電 設 備 (第 8 条 の 3 第 2 項 又 は 第 4 項 に 定 め る も の を 除 く 。 )
(11)
内 燃 機 関 を 原 動 力 と す る 発 電 設 備 の う ち 、固 定 し て 用 い る も の (第 12 条 第 4 項
に定めるものを除く。)
(12)
蓄電池設備
(13)
設備容量 2 キロボルトアンペア以上のネオン管灯設備
(14)
水素ガスを充てんする気球
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 〕
(火 災 と ま ぎ ら わ し い 煙 等 を 発 す る お そ れ の あ る 行 為 等 の 届 出 )
第 45 条
次の各号に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ、その旨を消防署長
に届け出なければならない。
(1)
火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為
(2)
煙 火 (が ん 具 用 煙 火 を 除 く 。 )の 打 上 げ 又 は 仕 掛 け
(3)
劇場等以外の建築物その他の工作物における演劇、映画その他の催物の開催
(4)
水道の断水又は減水
(5)
消防隊の通行その他消防活動に支障を及ぼすおそれのある道路工事
(6)
祭礼、縁日、花火大会、展示会その他の多数の者の集合する催しに際して行う
露 店 等 の 開 設 ( 対 象 火 気 器 具 等 を 使 用 す る 場 合 に 限 る 。)
一 部 改 正 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
(指 定 洞 と う 道 等 の 届 出 )
第 45 条 の 2
通 信 ケ ー ブ ル 又 は 電 力 ケ ー ブ ル (以 下 「 通 信 ケ ー ブ ル 等 」 と い う 。 ) の 敷
設 を 目 的 と し て 設 置 さ れ た 洞 道 、共 同 溝 こ う そ の 他 こ れ ら に 類 す る 地 下 の 工 作 物 (通 信
ケ ー ブ ル 等 の 維 持 管 理 等 の た め 必 要 に 応 じ 人 が 出 入 り す る 隧 道 に 限 る 。 )で 、 火 災 が
発生した場合に消火活動に重大な支障を生ずるおそれのあるものとして消防長が指
定 し た も の (以 下「 指 定 洞 道 等 」と い う 。) に 通 信 ケ ー ブ ル 等 を 敷 設 す る 者 は 、次 に 掲
げる事項を消防長に届け出なければならない。
2
(1)
指定洞道等の経路及び出入口、換気口等の位置
(2)
指定洞道等の内部に敷設されている主要な物件
(3)
指定洞道等の内部における火災に対する安全管理対策
前項の規定は、同項各号に掲げる事項について重要な変更を行う場合について準用
する。
(指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 等 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 届 出 等 )
第 46 条
指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 (個 人 の 住 居 で 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 に あ っ て は 、
指 定 数 量 の 2 分 の 1 以 上 )指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 及 び 別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 5 倍 以
上 (再 生 資 源 燃 料 、 可 燃 性 固 体 類 等 及 び 合 成 樹 脂 類 に あ っ て は 、 同 表 で 定 め る 数 量 以
上 )の 指 定 可 燃 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 お う と す る 者 は 、 あ ら か じ め 、 そ の 旨 を 消 防
長又は消防署長に届け出なければならない。
2
前項の規定は、同項の貯蔵及び取扱いを廃止する場合について準用する。
(タ ン ク の 水 張 検 査 等 )
第 47 条
消防長は、前条第 1 項の届出に係る指定数量未満の危険物又は指定可燃物を
貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う タ ン ク を 製 造 し 、又 は 設 置 し よ う と す る 者 の 申 出 に よ り 、当 該
タンクの水張検査又は水圧検査を行うことができる。
(委 任 )
第 48 条
この条例の実施のための手続その他その施行について必要な事項は、五所川
原地区消防事務組合管理者が定める。
第 7章
罰則
(罰 則 )
第 49 条
(1)
次 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 者 は 、 30 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 す る 。
第 30 条 の 規 定 に 違 反 し て 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵
し、又は取り扱った者
(2)
第 31 条 の 規 定 に 違 反 し た 者
(3)
第 33 条 又 は 第 3 4 条 の 規 定 に 違 反 し た 者
(4)
第 42 条 の 3 第 2 項 の 規 定 に 違 反 し て 、同 条 第 1 項 に 規 定 す る 火 災 予 防 上 必 要 な
業務に関する計画を提出しなかった者
一 部 改 正 〔 平 成 17 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 22 号 ・ 26 年 第 5 号 〕
第 50 条
法人(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものを含む。以下こ
の 項 に お い て 同 じ 。) の 代 表 者 若 し く は 管 理 人 又 は 法 人 若 し く は 人 の 代 理 人 、 使 用 人
そ の 他 の 従 業 者 が 、そ の 法 人 又 は 人 の 業 務 に 関 し て 前 条 の 違 反 行 為 を し た と き は 、行
為者を罰するほか、その法人又は人に対しても同条の刑を科する。
2
法人でない団体について前項の規定の適用がある場合には、その代表者又は管理人
が 、そ の 訴 訟 行 為 に つ き 法 人 で な い 団 体 を 代 表 す る ほ か 、法 人 を 被 告 人 又 は 被 疑 者 と
する場合の刑事訴訟に関する法律の規定を準用する。
一 部 改 正 〔 平 成 26 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 〕
附
則
(施 行 期 日 )
第 1条
こ の 条 例 は 、平 成 17 年 3 月 28 日 か ら 施 行 す る 。た だ し 、次 の 各 号 に 掲 げ る 規
定は、当該各号に定める日から施行する。
(1)
第 34 条 第 1 項 第 5 号 の 規 定 、同 条 第 2 項 第 2 号 中「 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 」及 び
「廃棄物固形化燃料等以外の再生資源燃料」に係る規定、同項第 4 号の規定、第
34 条 の 2 の 規 定 、 第 46 条 中 「 再 生 資 源 燃 料 」 に 係 る 規 定 及 び 別 表 第 8 の 規 定 (同
別 表 中 「 第 3 4 条 の 2 」、
及 び 備 考 第 5 号 の 規 定 に 限 る 。 )に つ
い て は 、 平 成 17 年 1 2 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(2)
目 次 中「 第 3 章 住 宅 用 防 災 機 器 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 等 」に 係 る 第 29 条
の 2 か ら 第 29 条 の 7 ま で の 規 定 に つ い て は 、 平 成 18 年 6 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 の 廃 止 )
第 2条
五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 (昭 和 5 5 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合
条 例 第 1 号 )は 、 廃 止 す る 。
(経 過 措 置 )
第 3条
こ の 条 例 の 施 行 の 日 (以 下「 施 行 日 」と い う 。)の 前 日 ま で に 、前 条 の 規 定 に よ
る廃止前の五所川原地区消防事務組合火災予防条例又は組合の再編前の津軽北部広
域 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 (昭 和 6 3 年 津 軽 北 部 広 域 事 務 組 合 条 例 第 24 号 )(以 下 こ れ ら
を 「 旧 条 例 等 」 と い う 。 )の 規 定 に よ り な さ れ た 処 分 、 手 続 そ の 他 の 行 為 は 、 そ れ ぞ
れこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。
第 4条
施 行 日 の 前 日 に お い て 、旧 条 例 等 及 び 旧 条 例 等 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 の 附 則 に
置 か れ た 経 過 措 置 に 関 す る 規 程 の 適 用 を 受 け て い る 法 律 関 係 は 、こ の 条 例 に よ り 生 じ
た も の と み な す 。こ の 場 合 に お い て 、同 規 定 中 に 適 用 を 留 保 し 、又 は 除 外 す る も の と
し て 引 用 さ れ て い る 旧 条 例 等 の 規 定 は 、そ れ ぞ れ こ の 条 例 の 相 当 す る 規 定 に 読 み 替 え
るものとする。
第 5条
施 行 の 日 の 前 日 ま で に し た 行 為 に 対 す る 罰 則 の 適 用 に つ い て は 、な お 旧 条 例 等
の例による。
第 6条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 存 す る 住 宅 (新 条 例 第 29 条 の 2 に 規 定 す る 住 宅 を い
う 。 以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。 )に お け る 同 条 各 号 に 掲 げ る 住 宅 用 防 災 警 報 器 若 し く
は 住 宅 用 防 災 報 知 設 備 (以 下 こ の 条 に お い て「 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 」と い う 。)又 は 現
に 新 築 、増 築 、改 築 、移 転 、修 繕 若 し く は 模 様 替 え の 工 事 中 の 住 宅 に 係 る 住 宅 用 防 災
警 報 器 等 が 新 条 例 第 2 9 条 の 2 か ら 第 29 条 の 5 ま で の 規 定 に よ る 住 宅 用 防 災 警 報 器 等
の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 に 適 合 し な い と き は 、当 該 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 に つ い て
は 、 平 成 20 年 5 月 3 1 日 ま で の 間 、 こ れ ら の 規 定 は 、 適 用 し な い 。
第 7条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 存 す る 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う
施 設 に つ い て は 、当 該 施 設 が 次 の 各 号 の す べ て に 適 合 す る 場 合 に 限 り 、当 分 の 間 、新
条 例 第 34 条 第 1 項 第 5 号 ウ の 規 定 は 、 適 用 し な い 。
(1)
5 メートル以下の適切な高さを超えることとなるのは、施設の保安確保のため
に 必 要 な 最 少 限 度 の 回 数 に 止 め る こ と と し 、か つ 、そ れ ぞ れ 連 続 す る お お む ね 2 箇
月以内の期間であること。
(2)
前号の期間においては、適切な発熱・発火防止対策及び発火時の適切な拡大防
止対策が講じられていること。
第 8条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 新 条 例 別 表 第 8 に 定 め る 数 量 以 上 の 合 成 樹 脂 類 を 貯
蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 屋 外 の 場 所 の う ち 、 新 条 例 第 34 条 第 2 項 第 3 号 イ に 定 め
る 基 準 に 適 合 し な い 場 所 の 位 置 、構 造 及 び 設 備 に 係 る 基 準 に つ い て は 、同 号 イ の 規 定
は 、 平 成 19 年 11 月 3 0 日 ま で の 間 は 、 こ れ を 適 用 し な い 。
2
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 新 条 例 別 表 第 8 に 定 め る 数 量 以 上 の 合 成 樹 脂 類 を 貯 蔵 し 、
又 は 取 り 扱 っ て い る 屋 内 の 場 所 の う ち 、新 条 例 第 34 条 第 2 項 第 3 号 ウ (異 な る 取 扱 い
を 行 う 場 合 の 取 り 扱 う 場 所 の 相 互 の 間 を 区 画 す る 部 分 に 限 る 。 )に 定 め る 基 準 に 適 合
し な い 場 所 の 位 置 、構 造 及 び 設 備 に 係 る 基 準 に つ い て は 、同 号 ウ の 規 定 に か か わ ら ず 、
旧条例等の規定の例による。
第 9条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 新 条 例 別 表 第 8 に 定 め る 数 量 以 上 の 再 生 資 源 燃 料 ( 廃
棄 物 固 形 化 燃 料 等 に 限 る 。 )を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 場 所 の う ち 、 新 条 例 第 3 4
条 第 2 項 第 4 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い 場 所 の 位 置 、構 造 及 び 設 備 に 係 る 基 準 に つ
い て は 、 平 成 19 年 1 1 月 30 日 ま で の 間 は 、 こ れ を 適 用 し な い 。
2
この条例の施行の際、現に新条例別表第 8 に定める数量以上の再生資源燃料を貯蔵
し 、 又 は 取 り 扱 う こ と と な る 者 に 対 す る 新 条 例 第 46 条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、 同
条 第 1 項 中 「 あ ら か じ め 」 と あ る の は 、「 平 成 17 年 12 月 31 日 ま で 」 と す る 。
第 10 条
危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 の 一 部 を 改 正 す る 政 令 ( 平 成 23 年 政 令 第 405 号 。
附 則 第 13 条 に お い て 「 改 正 政 令 」 と い う 。) に よ る 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 第 1
条 第 1 項 の 規 定 の 改 正 に よ り 、新 た に 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物
を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 と な る も の ( 以 下 こ の 条 か ら 附 則 第 12 条 ま で に お い て
「 新 規 対 象 」と い う 。)の う ち 、第 31 条 の 2 第 2 項 第 9 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い
も の の 位 置 、構 造 及 び 設 備 に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、同 号 の 規 定 は 、当 該 新 規
対象が次に掲げる基準の全てに適合している場合に限り、適用しない。
( 1) 当 該 新 規 対 象 の 危 険 物 を 取 り 扱 う 配 管 は 、 そ の 設 置 さ れ る 条 件 及 び 使 用 さ れ る 状
況に照らして、十分な強度を有し、かつ、漏れない構造であること。
( 2) 当 該 新 規 対 象 に 係 る 危 険 物 の 数 量 を 当 該 危 険 物 の 指 定 数 量 で そ れ ぞ れ 除 し た 商 の
和 が 、 平 成 24 年 7 月 1 日 に お い て 現 に 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 危 険 物 の 数 量 を
当該危険物の指定数量でそれぞれ除した商の和を超えないこと。
追 加 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号 〕
第 11 条
新 規 対 象 の う ち 、 第 31 条 の 2 第 1 項 第 16 号 ロ に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も
の の 貯 蔵 及 び 取 扱 い に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 同 号 の 規 定 は 、 平 成 25 年 12
月 31 日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
追 加 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号 〕
第 12 条
新 規 対 象 の う ち 、 第 31 条 の 2 第 2 項 第 1 号 か ら 第 8 号 ま で 、 第 31 条 の 3 の
2( 第 3 号 を 除 く 。) 又 は 第 31 条 の 4 第 2 項 ( 第 1 号 、 第 10 号 及 び 第 11 号 を 除 く 。)
に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 位 置 、構 造 及 び 設 備 に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、
こ れ ら の 規 定 は 、 当 該 新 規 対 象 が 附 則 第 10 条 第 2 号 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 し て い る 場
合 に 限 り 、 平 成 25 年 6 月 30 日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
追 加 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号 〕
第 13 条
改正政令による危険物の規制に関する政令第 1 条第 1 項の規定の改正により
新 た に 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上( 個 人 の 住 居 で 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 に あ っ て は 、
指 定 数 量 の 2 分 の 1 以 上 )指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う こ と と な る
者 は 、 平 成 24 年 12 月 31 日 ま で に そ の 旨 を 消 防 長 又 は 消 防 署 長 に 届 け 出 な け れ ば な
らない。
追 加 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号 〕
(検 討 )
第 14 条
条 例 第 3 4 条 第 1 項 第 5 号 ウ に 規 定 す る 集 積 高 さ に つ い て は 、科 学 的 知 見 に 基
づ き 検 討 を 加 え ら れ 、そ の 結 果 に 基 づ き 、そ の 見 直 し に つ い て 検 討 を 行 う も の と す る 。
一 部 改 正 〔 平 成 24 年 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号 〕
附
則 (平 成 17 年 11 月 30 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 2 号 )
(施 行 期 日 )
第 1条
こ の 条 例 は 、公 布 の 日 か ら 施 行 し 、平 成 17 年 10 月 1 日 か ら 適 用 す る 。た だ し 、
次の各号に掲げる規定は、当該各号に掲げる日から施行する。
(1)
第 4 条 、 第 29 条 、 第 31 条 の 5、 第 49 条 及 び 別 表 第 8 備 考 第 7 号 の 改 正 規 定 並
びに附則第 5 条
公布の日
(2)
第 1 条 、 第 3 条 第 4 項 及 び 第 27 条 の 改 正 規 定
(3)
第 29 条 の 5 に 3 号 を 加 え る 改 正 規 定
平 成 17 年 12 月 1 日
平 成 19 年 4 月 1 日
(経 過 措 置 )
第 2条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 設 置 さ れ 、又 は 設 置 の 工 事 が さ れ て い る 燃 料 電 池 発
電 設 備 の う ち 、 改 正 後 の 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 (以 下 「 新 条 例 」 と
い う 。 )第 8 条 の 3 の 規 定 に 適 合 し な い も の に つ い て は 、 当 該 規 定 は 、 適 用 し な い 。
第 3条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 設 置 さ れ 、又 は 設 置 の 工 事 が さ れ て い る 内 燃 機 関 を
原 動 力 と す る 発 電 設 備 の う ち 、 新 条 例 第 12 条 の 規 定 に 適 合 し な い も の に つ い て は 、
この規定にかかわらず、なお従前の例による。
第 4条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 設 置 さ れ 、又 は 設 置 の 工 事 が さ れ て い る 火 を 使 用 す
る 設 備 に 附 属 す る 煙 突 の う ち 、 新 条 例 第 17 条 の 2 の 規 定 に 適 合 し な い も の に つ い て
は、この規定にかかわらず、なお従前の例による。
第 5条
こ の 条 例 の 公 布 の 際 、現 に 存 す る 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 危 険
物 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 地 下 タ ン ク の 構 造 の う ち 、新 条 例 第 3 1 条 の 5 第 1 号 (新 条
例 第 3 条 第 4 項 (新 条 例 第 3 条 の 2 第 2 項 、 第 3 条 の 3 第 2 項 、 第 3 条 の 4 第 2 項 、
第 4 条 第 2 項 、第 5 条 第 2 項 、第 6 条 第 2 項 、第 7 条 第 2 項 、 第 7 条 の 2 第 2 項 、 第
8 条 、 第 8 条 の 2 及 び 第 9 条 の 2 第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 )及 び 第 33 条
第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 )に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 構 造 に 係 る
技術上の基準については、これらの規定にかかわらず、なお従前の例による。
附
則 (平 成 22 年 3 月 31 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 4 号 )
1
こ の 条 例 は 、 平 成 22 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
2
この条例の施行の際、現に存する個室型店舗又は現に新築、増築、改築、移転、修
繕 若 し く は 模 様 替 え の 工 事 中 の 個 室 型 店 舗 の う ち 、改 正 後 の 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組
合 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 第 3 7 条 の 3 の 規 定 に 適 合 し な い 個 室 型 店 舗 (こ れ に 類 す る 施
設 を 含 む 。 )に 設 け る 避 難 通 路 に 面 す る 戸 の 基 準 に つ い て は 、 同 条 の 規 定 は 、 平 成 2 3
年 3 月 31 日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
附
則 (平 成 22 年 11 月 25 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 8 号 )
1
こ の 条 例 は 、 平 成 22 年 12 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
2
この条例の施行の際現に設置され、又は設置の工事がされている燃料電池発電設備
( 個 体 酸 化 物 型 燃 料 電 池 に よ る 発 電 設 備 に 限 る 。) の う ち 、 改 正 後 の 五 所 川 原 地 区 消
防 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 第 8 条 の 3 の 規 定 に 適 合 し な い も の に つ い て は 、当 該 規 定 は 、
適用しない。
附
則 (平 成 24 年 3 月 27 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 2 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 24 年 7 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附
則 (平 成 24 年 10 月 11 日 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 )
(施 行 期 日 )
1
こ の 条 例 は 、 平 成 24 年 12 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経 過 措 置 )
2
この条例の施行の際現に設置され、又は設置の工事がされている急速充電設備のう
ち 、 改 正 後 の 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例 第 11 条 の 2 の 規 定 に 適 合 し な
いものについては、当該規定は、適用しない。
附
則 (平 成 26 年 7 月 29 五 所 川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 条 例 第 5 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 26 年 8 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 こ の 条 例 の 施 行 日 か ら 起 算
し て 14 日 を 経 過 す る 日 ま で に 終 了 す る 催 し に つ い て は 、 こ の 条 例 に よ る 改 正 後 の 五 所
川 原 地 区 消 防 事 務 組 合 火 災 条 例 第 42 の 2 及 び 第 42 条 の 3 の 規 定 は 適 用 し な い 。
別表第 1
削除
別表第 2
削除
別 表 第 3( 第 3 条 、 第 18 条 関 係 )
種類
入力
炉
開放炉
使用温度が800℃以上 ―
のもの
使用温度が300℃以上 ―
800℃未満のもの
離隔距離(cm)
上方 側方 前方 後方
備考
250 200 300 200
150 150 200 150
開放炉以外
ふ
ろ
が
ま
気 不燃 半密 浴室内
体 以外 閉式 設置
燃
料
浴室外
設置
使用温度が300℃未満
のもの
使用温度が800℃以上
のもの
使用温度が300℃以上
800℃未満のもの
使用温度が300℃未満
のもの
外がまでバーナー取
り出し口のないもの
内がま
外がまでバーナー取
り出し口のないもの
外がまでバーナー取
り出し口のあるもの
内がま
密閉式
屋外用
不燃 半密 浴室内
閉式 設置
外がまでバーナー取
り出し口のないもの
内がま
浴室外
設置
外がまでバーナー取
り出し口のないもの
外がまでバーナー取
り出し口のあるもの
―
100 100 100 100
―
250 200 300 200
―
150 100 200 100
―
100 50
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては42kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては42kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ 60
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては42kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては42kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
100 50
15 15
注1
15
―
60
―
15
15
15
15
60
15
15
60
―
2
2
注1
2
15
15
15
4.5 ―
注1
4.5
―
―
―
4.5 ―
4.5
4.5 ―
4.5
注 1: 浴 槽 と
の離隔距
離 は 0cm
と す る
が、合成
樹脂浴槽
(ポリプ
ロピレン
浴槽等)
の場合は
2cm と す
る。
内がま
密閉式
屋外用
温
風
暖
房
機
厨
房
設
備
液 不燃以外
体 不燃
燃
料
上記に分類されないもの
気 不燃 半密 バーナ 強制対流型
体 以 閉 ーが隠
燃 外・ 式・ ぺい
料 不燃 密閉
式
液 不燃 半密閉式
強制 温風を前方向
体 以外
対流 に吹き出すも
燃
型
の
料
温風を全周方
向に吹き出す
もの
強制排気型
密閉式
強制給排気型
不燃 半密閉式
強制 温風を前方向
対流 に吹き出すも
型
の
温風を全周方
向に吹き出す
もの
強制排気型
密閉式
強制給排気型
上記に分類されないもの
気 不燃 開放式
体 以外
燃
料
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ ―
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
21kW以下(ふろ用以外のバ 30
ーナーをもつものにあっ
ては当該バーナーが70kW
以下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kW以下)
39kW以下
60
39kW以下
50
―
―
―
2
―
注1
2
4.5 ―
4.5
15
5
15
5
15
―
―
19kW以下
60 15 60
4.5 4.5 60
26kW以下
26kWを超え70kW以下
100 15
100 15
15
4.5
26kW以下
26kW以下
70kW以下
150 15
100 15 注2:風道を
注2
使用する
ものにあ
100 150 150 150
っては
15cmとす
る。
60 10 100 10
60 10 100 10
80 5
― 5
26kW以下
80
26kW以下
26kW以下
―
50 5
50 5
100 60
26kW以下
ドロップ 14kW以下
イン式こ
んろ、キャ
ビネット
型グリル
付こんろ
据置型レ 21kW以下
ンジ
150 ―
100 15
注4
―
―
60
注3
15
100 15 15
注4
150
5
5
60
注3:ダクト
接続型以
外の場合
15
にあって
注4
は100cm
とする。
注4:機器本
体上方の
側方又は
15
後方の離
注4
不燃 開放式
ドロップ 14kW以下
イン式こ
んろ、キャ
ビネット
型グリル
付こんろ
据置型レ 21kW以下
ンジ
上記に分類されないも 使用温度が800℃以上 ―
の
のもの
使用温度が300℃以上 ―
800℃未満のもの
使用温度が300℃未満 ―
のもの
80
0
―
0
80
0
―
0
250 200 300 200
150 100 200 100
100 50
100 50
隔距離を
示す。
ボ
イ
ラ
ー
ス
ト
ー
ブ
乾
燥
気 不燃 開放式
体 以外
燃
料
半密閉式
フードを付けない場 7kW以下
合
フードを付ける場合 7kW以下
12kWを超え42kW以下
12kW以下
密閉式
42kW以下
屋外用
フードを付けない場 42kW以下
合
フードを付ける場合 42kW以下
不燃 開放式
フードを付けない場 7kW以下
合
フードを付ける場合 7kW以下
半密閉式
42kW以下
密閉式
42kW以下
屋外用
フードを付けない場 42kW以下
合
フードを付ける場合 42kW以下
液 不燃以外
12kWを超え70kW以下
体
12kW以下
燃 不燃
12kWを超え70kW以下
料
12kW以下
上記に分類されないもの
23kWを超える
23kW以下
気 不燃 開放 バーナ 壁掛け型、つり下げ型 7kW以下
体 以外 式 ーが露
燃
出
料
半密 バーナ 自然対流型
19kW以下
閉 ーが隠
式・ ぺい
密閉
式
不燃 開放 バーナ 壁掛け型、つり下げ型 7kW以下
式 ーが露
出
半密 バーナ 自然対流型
19kW以下
閉 ーが隠
式・ ぺい
密閉
式
液 不燃 半密閉式
自然 機器の全周か 39kW以下
体 以外
対流 ら熱を放散す
燃
型
るもの
料
機器の上方又 39kW以下
は前方に熱を
放散するもの
不燃 半密閉式
自然 機器の全周か 39kW以下
対流 ら熱を放散す
型
るもの
機器の上方又 39kW以下
は前方に熱を
放散するもの
上記に分類されないもの
―
気 不燃 開放式
衣類乾燥 5.8kW以下
体 以外
機
40
4.5 4.5 4.5
15
―
―
4.5
60
4.5
15
4.5
4.5
15
15
30
15 15
4.5 ―
15
4.5
10
―
4.5
30
4.5
4.5
4.5
4.5
―
―
―
―
4.5
4.5
4.5
4.5
10
60
40
50
20
120
120
30
4.5
15
4.5
5
1.5
45
30
60
―
15
15
―
―
150
100
100
4.5
15
4.5
5
1.5
45
30
4.5
60
4.5 4.5 4.5 注5:熱対流
注5
方向が一
方向に集
中する場
合にあっ
ては60cm
15 80 4.5
とする。
15
60
4.5
15
4.5
4.5
15
4.5
15
4.5
4.5
15
4.5 4.5 4.5
注5
150 100 100 100
150 15
100 15
120 100 ―
100
120 5
5
―
150 100 150 100
15 4.5 4.5 4.5
設 燃 不燃 開放式
衣類乾燥
備 料
機
上記に分類されないも 内部容積が1立方メー
の
トル以上のもの
内部容積が1立方メー
トル未満のもの
簡 気 不燃 開放 常圧貯 フードを付けない場
易 体 以外 式 蔵型
合
湯 燃
フードを付ける場合
沸 料
瞬間型 フードを付けない場
設
合
備
フードを付ける場合
半密閉式
密閉 常圧貯蔵型
式 瞬間型 調理台型
壁掛け型、据置型
屋外用
フードを付けない場
合
フードを付ける場合
不燃 開放 常圧貯 フードを付けない場
式 蔵型
合
フードを付ける場合
瞬間型 フードを付けない場
合
フードを付ける場合
半密閉式
密閉 常圧貯蔵型
式 瞬間型 調理台型
壁掛け型、据置型
屋外用
フードを付けない場
合
フードを付ける場合
液 不燃以外
体 不燃
燃
料
5.8kW以下
15
4.5 ―
―
100 50
100 50
―
50
30
50
7kW以下
40
4.5 4.5 4.5
7kW以下
12kW以下
15
40
4.5 4.5 4.5
4.5 4.5 4.5
12kW以下
12kW以下
12kW以下
12kW以下
12kW以下
12kW以下
15
―
4.5
―
4.5
60
4.5
4.5
4.5
0
4.5
15
12kW以下
7kW以下
15
30
15 15
4.5 ―
15
4.5
7kW以下
12kW以下
10
30
4.5 ―
4.5 ―
4.5
4.5
12kW以下
12kW以下
12kW以下
12kW以下
12kW以下
12kW以下
10
―
4.5
―
4.5
30
4.5
4.5
4.5
0
4.5
4.5
―
―
―
―
―
―
4.5
4.5
4.5
0
4.5
4.5
12kW以下
12kW以下
12kW以下
10
40
20
4.5 ―
4.5 15
1.5 ―
4.5
4.5
1.5
4.5
4.5
4.5
―
4.5
15
4.5
30
4.5
4.5
4.5
0
4.5
15
給
湯
湯
沸
設
備
移
動
式
ス
ト
ー
ブ
気 不燃 半密 常圧貯蔵型
体 以外 閉式 瞬間型
燃
密閉 常圧貯蔵型
料
式 瞬間型 調理台型
壁掛け型、据置型
屋外 常圧貯 フードを付けない場
用 蔵型
合
フードを付ける場合
瞬間型 フードを付けない場
合
フードを付ける場合
不燃 半密 常圧貯蔵型
閉式 瞬間型
密閉 常圧貯蔵型
式 瞬間型 調理台型
壁掛け型、据置型
屋外 常圧貯 フードを付けない場
用 蔵型
合
フードを付ける場合
瞬間型 フードを付けない場
合
フードを付ける場合
液 不燃以外
体 不燃
燃
料
上記に分類されないもの
気 不燃 開放 バーナ 前方放射型
体 以外 式 ーが露 全周放射型
燃
出
料
バーナ 自然対流型
ーが隠
ぺい
強制対流型
不燃 開放 バーナ 前方放射型
式 ーが露 全周放射型
出
バーナ 自然対流型
ーが隠
ぺい
強制対流型
12kWを超え42kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え42kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え42kW以下
―
―
4.5
―
4.5
60
15
15
4.5
0
4.5
15
15
15
4.5
―
4.5
15
15
15
4.5
0
4.5
15
12kWを超え42kW以下
12kWを超え70kW以下
15
60
15
15
15
15
15
15
12kWを超え70kW以下
12kWを超え42kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え42kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え42kW以下
15
―
―
4.5
―
4.5
30
15
4.5
4.5
4.5
0
4.5
4.5
15
―
―
―
―
―
―
15
4.5
4.5
4.5
0
4.5
4.5
12kWを超え42kW以下
12kWを超え70kW以下
10
30
4.5 ―
4.5 ―
4.5
4.5
12kWを超え70kW以下
12kWを超え70kW以下
12kWを超え70kW以下
10
60
50
4.5 ―
15 15
5
―
4.5
15
5
―
7kW以下
7kW以下
60 15 60 15
100 30 100 4.5
100 100 100 100
7kW以下
7kW以下
7kW以下
7kW以下
100 4.5 4.5
注5
4.5 4.5 60
80 15 80
80 80 80
7kW以下
80
7kW以下
4.5
4.5
4.5
80
4.5 4.5 4.5
注5
4.5 4.5 60 4.5
液 不燃 開放式
体 以外
燃
料
不燃 開放式
固体燃料
調
理
用
器
具
放射型
自然対流型
7kW以下
7kWを超え12kW以下
7kW以下
強制 温風を前方向 12kW以下
対流 に吹き出すも
型
の
温風を全周方 7kWを超え12kW以下
向に吹き出す 7kW以下
もの
放射型
7kW以下
自然対流型
7kWを超え12kW以下
7kW以下
強制 温風を前方向 12kW以下
対流 に吹き出すも
型
の
温風を全周方 7kWを超え12kW以下
向に吹き出す 7kW以下
もの
―
気 不燃 開放 バーナーが露出
体 以外 式
燃
料
卓上型こ 5.8kW以下
んろ(1口)
卓上型こ 14kW以下
んろ(2口
以上)、卓
上型グリ
ル付こん
ろ
バーナ 加熱部が 卓上型グ 7kW以下
ーが隠 開放
リル
ぺい
加熱部が 卓上型オ 7kW以下
隠ぺい
ーブン・グ
リル(フー
ドを付け
ない場合)
卓上型オ 7kW以下
ーブン・グ
リル(フー
ドを付け
る場合)
炊飯器(炊 4.7kW以下
飯容量4リ
ットル以
下)
圧力調理 ―
器(内容積
10リット
ル以下)
不燃 開放 バーナーが露出
卓上型こ 5.8kW以下
式
んろ(1口)
100
100
100
100
50
100
50
15
100
100
50
100
20
100
50
15
100 150 150 150
100 100 100 100
80
120
80
80
30
100
30
5
―
―
―
―
5
100
30
5
80
80
150 ―
100 ―
150
100
100 50 50 50 注6:方向性
注6 注6 注6
を有する
ものにあ
100 15 15 15
っては
100cmと
100 15 15 15
する。
注4
注4
100 15
15
15
50
4.5 4.5 4.5
15
4.5 4.5 4.5
30
10
10
10
30
10
10
10
80
0
―
0
バーナ
ーが隠
ぺい
移
動
式
こ
ん
ろ
電
気
温
風
機
電
気
こ
ん
ろ
液 不燃以外
体 不燃
燃
料
固体燃料
卓上型こ 14kW以下
んろ(2口
以上)、卓
上型グリ
ル付こん
ろ
加熱部が 卓上型グ 7kW以下
開放
リル
加熱部が 卓上型オ 7kW以下
隠ぺい
ーブン・グ
リル(フー
ドを付け
ない場合)
卓上型オ 7kW以下
ーブン・グ
リル(フー
ドを付け
る場合)
炊飯器(炊 4.7kW以下
飯容量4リ
ットル以
下)
圧力調理 ―
器(内容積
10リット
ル以下)
6kW以下
6kW以下
80
0
―
0
80
0
―
0
30
4.5 ―
4.5
10
4.5 ―
4.5
15
4.5 ―
4.5
15
4.5 ―
4.5
100 15
80 0
15
―
15
0
―
100 30
30
30
電 不燃以外
気
不燃
2kW以下
4.5
注7
0
注7
4.5
注7
―
注7
電 不燃以外
気
4.8kW以下(1口当たり2kW 100 2
超え3kW以下)
― 20
注8
4.8kW以下(1口当たり1kW 100 2
超え2kW以下)
― 15
注8
4.8kW以下(1口当たり1kW 100 2
以下)
― 10
注8
4.8kW以下(1口当たり3kW 80 0
以下)
― 0
注8
4.8kW以下(1口当たり2kW 100 2
を超え3kW以下)
― 20
注8
― 10
注9
4.8kW以下(1口当たり1kW 100 2
4.5 注7:温風の
注7
吹き出し
方向にあ
0
っては
注7
60cmとす
る。
2
20 注8:機器本
注8
体上方の
側方又は
2
後方の離
15
隔距離
注8
(発熱体
2
の外周か
10
らの距
注8
離)を示
0
す。
0
不燃
電 電 不燃以外
気 気
レ
ン
ジ
2kW以下
4.5
注7
0
注7
2
―
2
―
2
―
―
―
2
―
―
2
注8
2
20
注8
10 注9:電気レ
注9
ンジでこ
んろ部分
2
を超え2kW以下)
不燃
電
磁
誘
導
加
熱
式
調
理
器
電
気
天
火
電
子
レ
ン
ジ
電
気
ス
ト
ー
ブ
電 不燃以外
気
こんろ形態のもの
不燃
こんろ形態のもの
15
注8
― 10
注9
4.8kW以下(1口当たり1kW 100 2
以下)
― 10
注8
4.8kW以下(1口当たり3kW 80 0
以下)
― 0
注8
4.8kW以下(1口当たり3kW 100 2
以下)
― 10
注8
4.8kW以下(1口当たり3kW 80 0
以下)
― 0
注8
―
―
2
―
―
―
2
―
―
―
15
注8
10
注9
2
10
注8
0
0
注8
2
10
注8
0
0
注8
電 不燃以外
気
不燃
2kW以下
10
2kW以下
10
電 不燃以外
気
不燃
電熱装置を有するも 2kW以下
の
電熱装置を有するも 2kW以下
の
10
電 不燃以外
気
2kW以下
100 30
2kW以下
100 100 100 100
2kW以下
100 4.5 4.5 4.5
2kW以下
80
15
―
4.5
2kW以下
80
80
―
80
2kW以下
80
0
―
0
電 不燃以外
気 不燃
前方放射型(壁取付式
及び天井取付式のも
のを除く。)
全周放射型(壁取付式
及び天井取付式のも
のを除く。)
自然対流型(壁取付式
及び天井取付式のも
のを除く。)
前方放射型(壁取付式
及び天井取付式のも
のを除く。)
全周放射型(壁取付式
及び天井取付式のも
のを除く。)
自然対流型(壁取付式
及び天井取付式のも
のを除く。)
食器乾燥器
食器乾燥器
1kW以下
1kW以下
4.5 4.5 4.5 4.5
0
0
― 0
電 不燃以外
気
衣類乾燥機、食器乾燥 3kW以下
機、食器洗い乾燥機
4.5 4.5 4.5 4.5
不燃
電
気
乾
燥
器
電
気
―
10
が電磁誘
導加熱式
調理器の
場合の本
体上方の
側方又は
後方の距
離(発熱
体の外周
からの距
離)を示
す。
4.5 4.5 4.5 注10:排気
注10 注10 注10 口面にあ
っては
4.5 ― 4.5
注10
注10 10cmとす
る。
4.5 4.5 4.5
注10 注10 注10
4.5 ― 4.5
注10
注10
100 4.5
乾
不燃
燥
機
電 電 不燃以外
気 気
温
不燃
水
器
衣類乾燥機、食器乾燥 3kW以下
機、食器洗い乾燥機
温度過昇防止装置を 10kW以下
有するもの
温度過昇防止装置を 10kW以下
有するもの
4.5 0
― 0
注11:前面
注11 注12 注12 注12 に排気口
を有する
機器にあ
4.5 0
0
0
っては
0cmとす
0
0
― 0
る。
注12:排気
口面にあ
っては
4.5cmと
する。
備考
1
「気体燃料」、「液体燃料」、「固体燃料」及び「電気」は、それぞれ、気体燃料を使用するもの、
液体燃料を使用するもの、固体燃料を使用するもの及び電気を熱源とするものをいう。
2 「不燃以外」欄は、対象火気設備等又は対象火気器具等から不燃材料以外の材料による仕上げ若しく
はこれに類似する仕上げをした建築物等の部分又は可燃性の物品までの距離をいう。
3 「不燃」欄は、対象火気設備等又は対象火気器具等から不燃材料で有効に仕上げをした建築物等の部
分又は防熱板までの距離をいう。
別表第 4
削除
別表第 5
削除
別表第 6
削除
別 表 第 7( 第 27 条 関 係 )
表示の種類
禁煙である旨の表示
図記号
色
記号は黒、斜めの帯及び枠は赤、地
は白
火気厳禁である旨の表示
記号は黒、斜めの帯及び枠は赤、地
は白
喫煙所である旨の表示
記号は黒、地は白
別 表 第 8( 第 33条 、 第 34条 、 第 34条 の 2、 第 46条 関 係 )
品名
数量
綿花類
木毛及びかんなくず
ぼろ及び紙くず
糸類
わら類
再生資源燃料
可燃性固体類
石炭・木炭類
可燃性液体類
木材加工品及び木くず
合成樹脂類
発泡させたもの
その他のもの
キログラム
200
400
1,000
1,000
1,000
1,000
3,000
10,000
立方メートル
2
10
20
キログラム
3,000
備考
1
綿花類とは、不燃性又は難燃性でない綿状又はトップ状の繊維及び麻糸原料をいう。
2
ぼろ及び紙くずは、不燃性又は難燃性でないもの(動植物油がしみ込んでいる布又は紙及びこれらの
製品を含む。)をいう。
3
糸類とは、不燃性又は難燃性でない糸(糸くずを含む。)及び繭をいう。
4
わら類とは、乾燥わら、乾燥藺及びこれらの製品並びに干し草をいう。
5
再生資源燃料とは、資源の有効な利用の促進に関する法律(平成3年法律第48号)第2条第4項に規定す
い
る再生資源燃料を原材料とする燃料をいう。
6
可燃性固体類とは、固体で、次のア、ウ又はエのいずれかに該当するもの(1気圧において、温度20
度を超え40度以下の間において液状となるもので、次のイ、ウ又はエのいずれかに該当するものを含
む。)をいう。
ア
引火点が40度以上100度未満のもの
イ
引火点が70度以上100度未満のもの
ウ
引火点が100度以上200度未満で、かつ、燃焼熱量が34キロジュール毎グラム以上であるもの
エ
引火点が200度以上で、かつ、燃焼熱量が34キロジュール毎グラム以上であるもので、融点が100
度未満のもの
7
石炭・木炭類には、コークス、粉状の石炭が水に懸濁しているもの、豆炭、練炭、石油コークス、活
性炭及びこれらに類するものを含む。
8
可燃性液体類とは、法別表第1備考第14号の総務省令で定める物品で液体であるもの、同表備考第15
号及び第16号の総務省令で定める物品で1気圧において温度20度で液状であるもの、同表備考第17号の
総務省令で定めるところにより貯蔵保管されている動植物油で1気圧において温度20度で液状である
もの並びに引火性液体の性状を有する物品(1気圧において、温度20度で液状であるものに限る。)で1
気圧において引火点が250度以上のものをいう。
9
合成樹脂類とは、不燃性又は難燃性でない固体の合成樹脂製品、合成樹脂半製品、原料合成樹脂及び
合成樹脂くず(不燃性又は難燃性でないゴム製品、ゴム半製品、原料ゴム及びゴムくずを含む。)をい
い、合成樹脂の繊維、布、紙及び糸並びにこれらのぼろ及びくずを除く。
一部改正〔平成17年五所川原地区消防事務組合条例第22号〕
Fly UP