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スウェーデン 低炭水化物・高脂肪を推奨

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スウェーデン 低炭水化物・高脂肪を推奨
スウェーデンは西欧諸国で初めて
低脂肪ダイエットを否定し、逆に
低炭水化物・高脂肪の食事を推奨する国になった
Health Impact News http://healthimpactnews.com
スウェーデンミートボールも「もう大丈夫」
スウェーデンは西側諸国の中で初めて、これまで推奨されていた低脂肪ダイエットを否定
し、低炭水化物・高脂肪の食事を推奨するガイドラインを提唱する国となった。
これはスウェーデンの独立スウェーデン健康技術検討評議会(SBU, Swedish Council on
Health Technology Assessmen)が、2年間の調査と16,000の論文レビューを行った結果で
ある。
Nyström 教授(SBU専門家グループの一員)にとってこのレポートは勝利を意味する。
そうとも。私はこれについて長年研究してきたんだ。この科学的報告書ができたこと
と、これをつくる作業の中で私の同僚たちから低炭水化物食に対する懐疑感が消えて
いったのは素晴らしいことだった。最新の科学的研究を全て揃えてみた時、結果は一
目瞭然だった。我々が根深く持っている脂肪に対する恐れは全く根拠のないものだ。
脂肪の多い食事をしても太らないのは、カルシウムを摂っても動脈硬化にならない、
あるいは、緑の野菜を食べても体が緑色にならないのと同じことなのだ。
スウェーデンの医師 Andreas Eenfeldt は、下のように述べている:
低炭水化物の食事を摂ると、
HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加し、一方でLDLコレステロール
(悪玉コレステロール)の値は影響を受けない
これは全エネルギー摂取の40%以下を炭水化物からとる、中ぐらいの低炭水化物食で
も、20%以下を炭水化物からとる厳格な低炭水化物食でも生じる現象である
さらに、厳格な低炭水化物食の場合には肥満と糖尿病を持つ人たちのグルコースレベ
ルが改善され、中性脂肪もわずかながら低減する
以下はスウェーデンのCorrenという新聞に掲載された記事である。
この木曜日(2013年9月)SBU(Swedish Council on Health Technology Assessment)
は爆弾声明を発表した。
2年間の聞き取り調査と16,000の論文をもとにした「肥満の食事療法」レポートは肥満や
糖尿病を患う人々に対するこれまでの食事ガイドラインを根本から覆した。
長い間、健康管理団体は人々に対して脂肪、なかでも飽和脂肪酸、とカロリーを減らすよ
うアドバイスしてきた。低炭水化物食(LCHF - Low Carb High Fat(低炭水化物・高脂
肪) –というのはスウェーデンの造語である)はこれまで有害で、イカサマで、科学的根
拠のない食事法だと言われつづけてきた。
その代わりに、健康管理関係者たちは糖尿病患者に対して果物(=糖分)を多く摂ること
と、砂糖や合成甘味料を相当量含む低脂肪食品(これは砂糖嗜好の人を作るもとになる)
を食べるように促して来た。
このレポートはそういった現行の考え方を正反対に覆し、肥満と戦う上で最も効果的な武
器として低炭水化物・高脂肪食を提唱している。
この専門家委員会は10人の医学者から成り、そのうちの数名は調査が始まったころは低炭
水化物食に対して懐疑的であった。
メンバーの一人、Fredrik Nyström教授は、実は2006年から飽和脂肪酸(バター、全脂肪
クリーム、ベーコンなど)の推奨者となっていたのだが、そのためにLCHFの「母」と呼
ばれるAnnika Dahlqvist博士と同様に何かの折があるたびに馬鹿にされ、冷笑されてき
た。
Nyström 教授(SBU専門家グループの一員)にとってこのレポートは勝利を意味する。
そうとも。私はこれについて長年研究してきたんだ。この科学的報告書ができたことと、
これをつくる作業の中で私の同僚たちから低炭水化物食に対する懐疑感が消えていったの
は素晴らしいことだった。最新の科学的研究を全て揃えてみた時、結果は一目瞭然だっ
た。我々が根深く持っている脂肪に対する恐れは完全に根拠のないものなのだ。
脂肪の多い食事をしても太らないのは、カルシウムを摂っても動脈硬化にならない、ある
いは、緑色の野菜を食べても体が緑にならないのと同じことなのだ。
同博士いわく、
バター、オリーブオイル、
(ヘビーな)生クリーム、ベーコンなどは害のない食品であ
る。むしろ反対に、脂肪は体重を減らしたい人にとって最良の食品だ。そして、脂肪を多
く摂取することと心臓血管疾患の間に関連性は認められない
Nyström教授は長年、糖分やでんぷん質を多量に含む食事を大幅に減らすことでインシュ
リンレベル、血中脂質、コレステロール値を健康的な範囲に保つことを提唱してきた。こ
のためには、砂糖、ポテト、パスタ、米飯、小麦粉、パンなどを食べないようにし、かわ
りにオリーブオイル、ナッツ、バター、全脂肪クリーム、脂肪の多い魚、脂肪の多い部位
の肉などを食べるようにすることが必要である。
・ポテトを食べるくらいならまだキャンデーを食べたほうがましだ。ポテトはグルコー
スの鎖でできていて、消化されるときに糖分に変換される。これを食べると血中糖分
と、そのあとにインシュリンホルモンが非常に急激に増えてしまう。
さらにこの夏(2013年夏)
、不飽和脂肪酸(オリーブオイル、アボカド、ナッツなど)を
豊富に含む地中海食についての研究が行われて報告書が出され、SBU報告書の一部に組み
込まれた。
・これで分かったのは、低脂肪食を食べるほうが高脂肪食を食べるより害が多い、とい
うことだった。この研究から、地中海食と一緒にワインを飲むことが推奨されている。
私は以前から、アルコールを適度に摂ることは健康に益があることを強調していて、自
分自身の調査でも赤ワインを摂取すると血中脂質値が改善されることを確認している。
そんなわけで、適度なアルコールは単に問題ないのではなく、益があるのだ。
これまで正しいから信じなさいと言われ続けてきた格言が多くある:
「何から由来したとしてもカロリーはカロリーだ」
「要するにカロリーがどれだけ入ってどれだけ出るかの差が問題だ」
「人が太るのは十分、運動しないからだ」
「一日中で一番、重要なのは朝食だ」
・もちろん、これらは正しくない。こういった馬鹿げた話が体重の問題を抱える人たち
に肩身の狭い思いをさせるのだ。あたかも彼らの性格が弱い、といった風に。人々は普
通、脂肪をより多くとると満足感がより高くなり、その感覚がより長くなる。そのおか
げで5分おきに食べる必要がなくなってくる。一方で、コーラを飲んだり、ほとんど脂
肪がない砂糖入り低脂肪フルーツヨーグルトを食べたりしても満足感を得られない。
もちろん、運動はいろんな意味で良い事だが、本当に体重に影響するのは食事だ。
この報告書では以下のように述べている:「肥満した人が運動を行っても、体重を減らす上
では、もしあったとしてもわずかな効果しかない」
もとの記事:
Health Impact News: http://healthimpactnews.com
http://healthimpactnews.com/2013/swedenbecomesfirstwesternnationtorejectlowfatdietdog
mainfavoroflowcarbhighfatnutrition/
参照URL:
[1] Source:
http://www.dietdoctor.com/swedishexpertcommitteelowcarbdieteffectiveweightloss
[2] Source: http://www.dietdoctor.com/fattrimswaistline
[3] YOU the Taxpayer are Funding the Agri Business Takeover of our Food Supply:
http://healthimpactnews.com/2013/youthetaxpayerarefundingtheagribusinesstakeoverofourf
oodsupply/
[4] ketogenic diet:
http://healthimpactnews.com/2013/istheketogenicdietthecureformultiplediseases/
[5] cancer treatment:
http://healthimpactnews.com/2013/thebenefitsofaketogenicdietanditsroleincancertreatment/
[6] Sweden touts lowcarb
diet as key to weight loss: http://www.thelocal.se/50384/20130923/
[7] Image: http://www.tropicaltraditions.com/book_virgin_coconut_oil.htm
[8] Image: http://network.sophiamedia.com/openx/www/delivery/ck.php?
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