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交通安全市民運動 実 施 要 綱 実 施 要 綱
平 成 2 7 年度 交通安全市民運動 実 施 要 綱 全 国 の平 成 27年 交 通 安 全 年 間 スローガン (一財)全日本交通安全協会・(株)毎日新聞社 ◎ 運転者(同乗者を含む)に対するもの 早めから つけるライトで 消える事故 ◎ 歩行者・自転車利用者に対するもの 外出は 明るい笑顔を 反射材 ◎ こども部門 ルールむし しん号むしは わるいむし 京 都 市 平成27年度 交通安全市民運動実施方針 1 交通安全市民運動の推進 市民,事業者,警察,行政のパートナーシップの下,交通安全知識を広く普及し,交通ルールの 遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより,交通事故のない,すべての人が安心・安 全で,健やかに暮らせる地域づくりを推進する。 (1) 年間を通じて実施する運動 ◆ 交通マナーを高めよう市民運動 ア 最重点 ○ 子どもと高齢者の交通事故防止対策の推進 ○ 自転車の安全利用の推進 イ 重点 ○ 早めのライト点灯・反射材用品等の着用の推進 ○ 飲酒運転根絶の推進 ○ シートベルト・チャイルドシート着用の推進 ○ 迷惑駐車対策の推進 ○ 暴走行為等悪質・危険な運転追放の推進 ○ 運転中・歩行中のスマートフォン,携帯電話等の使用追放の推進 本市独自 (2) 期間等を定めて実施する運動 ◆ 各季交通安全運動 春 の 全国 交通 安全運 動 夏の交通事故防止市民運動 秋 の 全国 交通 安全運 動 年末の交通事故防止市民運動 平成27年 5月11日(月)~ 5月20日(水) 平成27年 7月21日(火)~ 8月20日(木) 平成27年 9月21日(月)~ 9月30日(水) 平成27年12月11日(金)~12月31日(木) ◆ 市内全域で各区の実態に応じた交通安全街頭啓発を実施する日 市域一斉交通安全街頭啓発日 平成27年 5月20日(水) 平成27年 7月 1日(水) 平成27年10月20日(火) 平成28年 3月 1日(火) ※市域一斉交通安全街頭啓発日においては,交通事故多発箇所等において 実施する等,実効が上がるような街頭啓発を実施すること。 2 運動の進め方 (1) 各区交通対策協議会等及び各学区交通安全推進会等は,各取組の重点及び実施内容を踏まえ, 創意工夫を凝らした積極的な取組を推進する。 (2) 実施機関は,それぞれの実情及び特性に応じた具体的な実施計画を定めるとともに,傘下の機 関及び団体に実施内容を周知し,この運動の推進と気運の盛り上げを図る。 3 実施・協賛機関 京都市,京都府警察本部,各区交通対策協議会等,各学区交通安全推進会等,その他関係機関等 ~交通マナーを高めよう市民運動~ 【目 的 】 「京都市交通安全基本条例」に基づき,市民一人ひとりが交通社会における責務を自覚し,交 通安全を自らの問題としてとらえ,正しい交通ルールの実践と,交通マナーを高めることによ り,交通事故を防止して,安全で円滑・快適な交通社会を実現する。 【スローガン】 「思いやりで高めよう! 京都の交通マナー」 【シンボルマーク】 人々が手をつなぎ,ハート(心)をつないで交通安全を呼び掛けた姿をデザインしたもの。 中心人物は交通の「交」の字をアレンジしたもの。 <主な実施事項> 実施事項> 1 思いやりのある交通行動 いやりのある交通行動の 交通行動の励行 主体 実施事項 ・ 交通ルールの遵守はもとより,歩行者や自転車の側方を通過する時には安全な 速度に減速し,十分な間隔をあけて通過する等,思いやりのある運転に努める。 運 転 者 は ・ 自動車運転時に急加速や必要のない急ブレーキを行わない等,安全で環境に優 しい運転に努める。 ・ 必要に応じて自転車を押して歩く等,歩行者等に危険を及ぼさないように思い やりのある運転を励行する。 ・ 夕暮れ時や夜間は必ずライトを点灯するとともに,反射材用品等の使用を心掛 ける。 自 転 車 利 用 者 は ・ 運転時は,携帯電話,スマートフォン,イヤホン又はヘッドホンを絶対に使用 しない。 ・ 正しい自転車利用を心掛け,駅周辺道路等通行の妨げとなるような場所には絶 対に駐車しない。 ・ 自転車の定期的な点検整備,損害賠償責任保険等の加入に努める。 ・ 車の運転手は自分の存在に気付いているだろう等といった安易な認識を払拭し, 車両への注意力が散漫となる行為を慎む等,自ら交通の安全をしっかり確認する。 歩 行 者 は ・ 交通ルールを遵守するほか,道路を横断するときは,信号機や横断歩道等安全 施設を利用して安全を確保する。 ・ 夜間の外出時には反射材用品を活用する等,運転者から目立つように配慮する。 ・ 子ども,高齢者,自転車の交通事故を防止するため,保護誘導活動等を実践す るとともに,警察に飲酒運転や危険ドラッグ使用による運転等悪質・危険な運転 地 域 で は 者(車)に関する情報を提供する等,地域で一体となって悪質,危険な運転の追 放気運を醸成する。 ・ すべての運転者に対して,車を運転することが,時として,いかに悲惨な結果 実施機関では をもたらすのか,改めて自覚させるため,各種機会を通じて積極的かつ継続的に 広報啓発を実施し,思いやりのある運転の励行を促進する。 2 交通安全教育の 交通安全教育の推進 主体 職 域 で は 学 校 で は 地 域 で は 実施機関では 実施事項 ・ 職域において開催する交通安全講習会や各種行事等のあらゆる機会を通じて交 通安全教育を実施し,交通ルールの遵守,思いやりのある運転の励行を徹底する ほか,車両の日常点検の励行等,職場が一体となった交通安全意識の高揚を図る。 ・ 児童・生徒に対しては,関連する教科等における交通安全学習や特別活動等で 行う交通安全指導を徹底するとともに,特に高校生に対しては,交通社会の一員 として交通ルールを遵守し,自他の生命を尊重する等,責任を持って行動するこ とができるような健全な社会人を育成することを目標とした教育を実施する。ま た,家庭及び地域社会と連携しながら,登下校時における保護誘導活動や広報啓 発活動を通じて,交通事故防止の徹底を図る。 ・ 高齢者家庭への訪問指導,街頭指導等年齢層に応じた交通安全教育等を,地域 一体となって推進する。 ・ 交通安全教育の重要性や必要性を十分認識し,あらゆる機会を通じて,交通安 全意識の高揚を図る。 子どもの交通事故防止対策の推進 【目 的】 子どもに交通ルール遵守の大切さを学ばせ,正しい交通マナーの実践を習慣づけるとともに, 運転者には,子どもを思いやる運転意識の定着を図り,また,地域における子どもの保護誘導 活動を促進する。 【スローガン】 「事故から守ろう! 京の子ども 明るい未来」 【シンボルマーク】 子どもたちが運転手に注意喚起しながら道路を横断する様子と,車両の上に「!」を重ね,子 どもたちに気付く運転手を表したもの。半円に描いた文字は,府民みんなが 共に交通安全に気を配ることをイメージしたもの。 【運動推進日】 4月13日(月)・9月7日(月)は「子どもの交通事故防止推進日」 <主な実施事項> 実施事項>子どもの交通事故防止 どもの交通事故防止の 交通事故防止の徹底 主体 実施事項 ・ 子どもに配慮した運転を心掛け,特に登下校時間帯においては,子どもに細心 の注意を払うことを心掛ける。 運 転 者 は ・ 運転中は,常に安全確認を行い,子どもを見かけたときは,安全な速度に減速 する等,思いやりのある運転を励行する。 ・ 道路を横断するときは,左右の安全を確認し,信号機のある交差点や横断歩道 を渡る。 ・ 自転車を運転するときは,歩行者優先を忘れず,道路規制に従う等,交通ルー 子 ど も は ルを守った自転車安全利用を励行する。 ・ 登下校時においては,子ども見守り隊等の保護誘導に従う。 ・ 夕暮れ時や夜間に外出する時は,明るい服装をし,反射材用品等を活用する。 ・ 保護者自ら交通規則を守るとともに,交通マナーの向上に配意した行動を実践 し,手本を示すことにより,子どもに正しい交通安全行動を習慣づける。 ・ 子どもの登下校の時間帯には,見守り活動を推進し,子どもが安心・安全に登 地域・家庭では 下校できるよう,保護誘導活動に努める。 ・ 地域や家庭において夜間時の歩行,自転車利用における反射材用品等の活用を 推進する。 ・ 子どもが自転車に同乗・乗車する場合は,乗車用ヘルメットを着用させる。 ・ 交通事故防止のための行動を身につけさせることをねらいとした教科及び特別 活動における関係機関と連携した交通安全教室の実施等,学校における教育活動 学 校 で は 全体を通じて,生命の尊重,交通ルールの遵守,規範意識の醸成を図る。 ・ PTAとの連携・協働等により,親子で交通ルールを学ぶ機会の創設に努める。 ・ 子どもの交通事故防止推進日においては,地域と連携・協働して,通学時間帯 における子どもの保護誘導活動を展開するなど,広く市民に交通事故防止を呼び 掛ける。 ・ 各種啓発活動の機会をとらえ,運転者に対して子どもを思いやる運転意識の定 着を図るとともに,子どもに対する交通安全指導,保護誘導活動や参加・体験型 実施機関では の交通安全教育を積極的に実施する。 ・ 各種広報媒体を活用して,広報啓発活動を強化するとともに,自転車安全利用 や反射材用品等の普及に努める。 ・ 子どもの登下校時間帯等の交通事故の要因や道路交通環境等の点検・整備を実 施する。 高齢者の交通事故防止対策の推進 【目 的】 【スローガン】 【シンボルマーク】 【運動強化月間】 高齢者に交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけるとともに,運転者には,高 齢者を思いやる運転意識の定着と高齢運転者の運転適性に応じた運転の心がけを醸成する。 「思いやり みんなでなくそう 高齢者事故」 お年寄りに対して運転手の思いやりや事故への気配りをハートの手で表したもの。 11月1日(日)から30日(月)までの1か月間は 「高齢者の交通事故防止強化月間」 <主な実施事項> 実施事項> 1 高齢歩行者・ 高齢歩行者・自転車利用者の 自転車利用者の交通事故防止の 交通事故防止の徹底 主体 実施事項 ・ 高齢者の行動特性について正しく理解するとともに,高齢者に配慮した安全運 転を心掛ける。 運 転 者 は ・ 運転中は,常に安全確認を行い,歩行者や自転車利用者を見かけたときは,安 全な速度に減速する等,思いやりのある運転を励行する。 ・ 道路を横断するときは左右の安全を確認し,信号機のある交差点や横断歩道を 渡る。 高 齢 者 は ・ 夕暮れ時や夜間に外出するときは,明るい服装をし,反射材用品等を活用する。 ・ 普段気づかない身の回りにある交通上の危険を再確認し,自身の交通行動等に 反映させる等,自らが主体となって交通事故防止に努める。 ・ 身近で起きた交通事故事例等について話し合い,交通ルールの遵守と正しい交 通マナーの実践を習慣づける。 ・ 高齢者家庭への訪問指導,街頭指導等,年齢層に応じた交通安全教育等を,地 地域・家庭では 域一体となって推進する。 ・ 高齢者が外出するときは,夜間における不要不急の外出を控えるよう促し,や むなく外出するときには,反射材用品等の着用を図るとともに,正しい道路の横 断等を励行するよう「声かけ」を行う。 ・ 各種行事の機会をとらえて,交通安全講習会等を開催し,高齢者を交通事故か ら守る意識の高揚を図る。 職 域 で は ・ 社内広報紙(誌)等を活用して,高齢者の行動特性の周知を図り,事故の未然 防止に配意する。 ・ 各種広報媒体を活用して,広報啓発活動を強化するとともに,反射材用品等の 普及・着用促進に努める。 ・ 無理な道路横断等危険な交通行動を取ろうとする高齢者を見かけたときは,積 極的に「声かけ」をして安全な交通行動に転化を図り,交通事故を未然に防止する。 ・ 各種啓発活動の機会をとらえ,高齢者に対する交通安全指導,保護誘導活動を 実施機関では 積極的に行うとともに,参加・体験・実践型の交通安全教育を実施する。 ・ 高齢者の交通事故防止強化月間においては,敬老の日関連行事等,高齢者が参 加する様々な行事と連動した交通安全活動を展開し,広く高齢者に交通事故防止 を呼び掛ける。 ・ 自転車乗車中等においては,負傷程度の軽減に効果が高いヘルメット等の緩衝 剤の着用を呼び掛ける。 2 高齢運転者の 高齢運転者の交通事故防止 主体 運 転 者 は 高齢運転者は 実施機関では 実施事項 ・ 「高齢運転者標識」を表示した車に対しては,道路交通法の保護規定を遵守し, 思いやりのある安全運転を心掛ける。 ・ 自らの身体機能の状態,健康の状況等を自覚し,不安を覚える際は運転を中止 する等適切な対応に努める。 ・ 高齢者だけでなく,高齢者の家族や高齢者の周辺にいる方に対して,運転免許 証自主返納制度について広く広報し,周知に努める。 ・ 運転免許証を自主返納した高齢者の交通手段の確保等に向けて,高齢者が運転 免許証を自主返納しやすい環境づくりに努める。 自 転 車 の 安 全 利 用 の 推 進 【目 的】 「京都市自転車安心安全条例」及び「京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例」に基づ き,市民総ぐるみで自転車の正しい乗り方と歩行者の立場に立った思いやりのある運転の励行 を普及・啓発し,自転車の迷惑な又は危険な運転による交通事故の防止を図る。 【スローガン】 「自転車の わがまま 気まま 事故のもと」 【シンボルマーク】 自転車が道を軽快に走りぬけるところをイメージしたもの。ハートが思いやりをラインがマ ナーアップを表現。 【運動推進日】 毎月20日は「自転車の安全利用推進日」 【運動強化月間】 5月は「自転車の安全利用推進月間」 (5月1日(金)から31日(日)までの1か月間) <主な実施事項> 実施事項>思いやりのある交通行動 いやりのある交通行動の 交通行動の励行 主体 自転車利用者は 地域・家庭では 学 校 で は 職 域 で は 実施機関では 実施事項 ・ 歩行者の通行の頻繁な歩道等では自転車を押して歩く,歩道等での傘を使用し ながら運転をしない等,歩行者等に危険を及ぼさないように思いやりのある運転 を励行する。 ・ 自転車運転の際には, 「自転車安全利用五則」を遵守する。 ・ 夕暮れ時や夜間は必ずライトを点灯するとともに,反射材の使用を心掛ける。 ・ 運転時は,携帯電話,スマートフォン,イヤホン又はヘッドホンを絶対に使用 しない。 ・ 正しい自転車利用を心掛け,駅周辺道路等通行の妨げとなるような場所には絶 対に駐車しない。 ・ 自転車の定期的な点検整備,損害賠償責任保険等の加入に努める。 ・ 自転車の交通事故防止について話し合うことにより,歩行者の立場に立った思 いやりのある運転を励行し,自転車の交通事故や迷惑行為の防止を図る。 ・ 自治会,老人クラブ等において自転車安全利用講習会を開催し,自転車利用者 の交通事故防止と安全意識の高揚を図る。 ・ 幼児(6歳未満)を補助椅子に乗せるときは絶対に自転車から離れないように し,幼児向け乗車用ヘルメットを必ず着用させるとともに,児童(6歳以上13 歳未満)に対しても乗車用ヘルメットを着用させるよう努める。 ・ 児童・生徒に対し,自転車交通安全教室を計画的に開催するとともに,教育活 動全体を通じて自転車の正しい利用,点検整備,加害事故を含む自転車の交通事 故防止等の安全教育を実施する。また,大学生に対し,自転車利用者,自動車運 転者及び歩行者のそれぞれの視点に立った自転車の安全な利用に関する理解を深 めるとともに,その実践を主眼とした自転車交通安全教育を実施する。 ・ 自転車通学を実施している学校においては,乗車用ヘルメットの着用を徹底す る等,登下校時における交通安全指導を強化するとともに,広報紙等による広報 啓発活動に努める。 ・ 自転車通勤者を対象に,自転車交通安全教室を計画的に開催するとともに,自 転車の正しい利用,点検整備等の安全指導を実施する。 ・ 自転車利用者に対して, 「自転車安全利用五則」を遵守するよう啓発する。特に, 歩道を通行する自転車利用者に対しては,歩行者優先通行を徹底するよう指導す る。また,車道を共有する自動車・二輪車運転者等に対しても啓発を行い,自転 車が安全に走行できるような環境づくりに努める。 ・ 自転車安全利用推進月間においては,交通安全ボランティアと連携し,街頭啓 発活動を行い,自転車のルール・マナー等を集中的に広報啓発する。 ・ 自転車同乗幼児の乗車用ヘルメットの着用を推進する。 ・ 「京都市自転車安心安全条例」及び「京都府自転車の安全な利用の促進に関す る条例」の広報に努め,自転車を安全に利用する気運の高揚を図るとともに,道 路交通法及び京都府道路交通規則の改正により新たに設けられた自転車の交通ル ールの周知にも努める。 ・ 相互に連携し,あらゆる機会を通じて交通安全教育の推進に努める。 ・ 各種広報媒体を活用して,広報啓発活動を強化し,交通安全意識の高揚を図る。 ・ 自転車損害保険等の普及の促進に当たっては,保険加入の重要性について,積 極的な広報活動を展開するとともに,自転車貸出業者の積極的な保険加入の促進 を図る。 ・ 自転車関係事業者は購入者・利用者に対して,自転車の安全な利用方法等のア ドバイスを行う。 早めのライト点灯・反射材用品等の着用の推進 【目 的】 視認性が低下することにより,周囲の安全確保がしにくくなる夕暮れ時等に,車両等の運転者 が,早めにライトを点灯することで,他の道路利用者の早期発見と自車の存在を周囲にいち早 く知らせ,また,歩行者が,夜間に外出するときに反射材用品等を着用することで,車両等に 自らの存在をアピールして早期発見を促し,交通事故の防止を図る。 【スローガン】 「早めのライト 安全サイン」 【シンボルマーク】 ゆとりをもって安全運転を心掛けることをイメージしたもの。渦巻きが道路を, 目がライト点灯を,背景が夕暮れを表現。 <主な実施事項> 実施事項> 1 早めのライト点灯及 めのライト点灯及び 点灯及び反射材用品等の 反射材用品等の着用の 着用の実践 主体 実施事項 ・ 自車の存在を道路利用者に早く知らせるために,夕暮れ時に限らず,気象状況 等に応じて,早めのライト点灯を習慣づける。 運 転 者 は ・ 他車,歩行者等が確認しにくいことを自覚し,安全な速度で通行する等,ゆと りのある運転を心掛ける。 ・ 早めのライト点灯を徹底するとともに,自転車の側面等への反射材用品等の取 自転車利用者は り付けを心掛ける。 歩 行 者 は ・ 夕暮れ・夜間の外出時に反射材用品を着用する等, 「目立つ工夫」を心掛ける。 使 用 者 ・ 早めのライト点灯に向けて従業員等の意識啓発を行うとともに,業務用車両の 運 行 管 理 者 早めのライト点灯を率先して行う。 安全運転管理者は 2 広報啓発活動の 広報啓発活動の推進 主体 実施事項 ・ 交通安全講習会,町内会等各種会合の場等において,夕暮れ時における交通安 全について話し合い,地域・職域において一体となった早めのライト点灯運動の 地域・職域では 盛り上げを図るとともに,夕暮れ時における反射材用品等の効果的な活用,外出 時の目立つ服装の着用等についての広報啓発を実施する。 ・ 街頭キャンペーンによる早めのライト点灯及び反射材用品等の着用の呼び掛け や,広報紙(誌) ,地域メディア等あらゆる広報媒体を活用した広報啓発活動を 推進する。 実 施 機 関 で は ・ それぞれの立場から,早めのライト点灯による事故防止の効果を啓発する。ま た,交通安全活動等のあらゆる機会を通じて,早めのライト点灯を呼び掛けると ともに,反射材用品等の効果的な活用,外出時の目立つ服装の着用等についての 広報啓発を実施する。 飲 【目 酒 運 転 根 絶 の 推 進 的】 市民一人ひとりに「飲酒運転を絶対にしない・させない」という意識を徹底することにより, 悲惨な交通事故の要因となる飲酒運転の根絶を図る。 【スローガン】 「飲んだなら 運転しません させません」 【シンボルマーク】 ビールジョッキを車に見立て飲酒運転はダメ!と「×印」を力強く表現したもの。 <主な実施事項> 実施事項> 1 飲酒運転を 飲酒運転を絶対しない・ 絶対しない・許 さない気運の しない・許さない気運 気運の盛り上げ 主体 実施事項 ・ 「これくらいなら」 , 「少しの距離だから」という安易な気持ちを払拭し,飲酒 運転は絶対にしないことを決意する。 運 転 者 等 は ・ 飲酒運転をするおそれのある者に対し,車両等を提供しない,車両の同乗者は 運転者に飲酒運転させないことを実践する。 ・ 飲酒運転の危険性,違法性,飲酒事故を起こした場合の責任や結果の重大性等 家 庭 で は について話し合い,家族で飲酒運転の根絶を確認する。 ・ 町内会等,地域での行事の機会をとらえて,飲酒運転の危険性,違法性,責任 地 域 で は の重大性等に関する啓発に努め,根絶気運を高める。 ・ 朝礼時や各種行事を利用した交通安全指導や社内広報紙(誌)の活用により, 飲酒運転を許さない職場環境づくりに努める。 職 域 で は ・ 自動車で飲食店に来て飲酒する場合,仲間同士や飲食店の協力を得て飲まない 人(ハンドルキーパー)を決め,その人は酒を飲まず,仲間を自宅まで送り,飲酒 運転事故を防止する運動(ハンドルキーパー運動)を推進する。 ・ 酒類を提供する飲食店等では,自動車を運転する者には酒類を提供しない,酒 飲食店等では を飲んだ者には運転させない取組を行う。 2 広報啓発等活動の 広報啓発等活動の推進 主体 実施事項 ・ 交通安全講習会,町内会等各種会合の場等において,飲酒運転の危険性・悪質 地域・職域では 性について話し合い,地域・職場が一体となって飲酒運転根絶運動を盛り上げる。 ・ 各種会合等において,飲酒運転根絶(しない・させない・運転予定者に酒類の 提供・飲酒の勧めをしない)の呼び掛けや,市民しんぶん,地域メディア等あら ゆる広報媒体を活用した広報啓発活動を推進する。 ・ 構成団体・構成員等に対し,飲酒運転の根絶について周知徹底する。 実 施 機 関 で は ・ 交通安全活動等のあらゆる機会を通じて,飲酒運転根絶を呼び掛けるとともに, 根絶気運の醸成と社会環境づくりを推進する。 ・ 酒類を提供する飲食店等に対し,運転者に対する酒類提供の自粛とともに,飲 酒運転をさせない取組を要請する。 ・ 「ハンドルキーパー運動」の普及に努める。 シートベルト・チャイルドシート着用の推進 【目 的】 交通事故による被害の防止・軽減を図るため,シートベルト及びチャイルドシートの着用効果 の普及と正しい着用を徹底する。 【スローガン】 「みんなの命 シートベルトが守ります」 【運動推進日】 毎月1日は「シートベルト・チャイルドシート着用推進日」 <主な実施事項> 実施事項> 主体 実施事項 ・ 自らがシートベルトを正しく着用するとともに,助手席及び後部座席同乗者の 運 転 者 は シートベルト着用を徹底する。 ・ 幼児を乗車させる場合は,体格にあったチャイルドシートを正しく使用する。 ・ 着用効果,必要性について話し合い,家族全員で正しい着用の実践と習慣づけ 家 庭 で は を図る。 ・ 地域においては,交通安全宣言,シートベルト・チャイルドシート着用宣言等 地域・職域では により着用意識の高揚を図る。 ・ 職域においては,シートベルト着用状況の点検・指導を強化する。 ・ 交通安全講習会や各種行事等の機会をとらえ,シートベルトコンビンサー等を 活用した体験学習等を実施し,着用効果の認識を深め,着用意識の高揚を図る。 ・ 市域一斉交通安全街頭啓発活動を効果的に活用し,シートベルト及びチャイル 実施機関では ドシートの着用を促進する。 ・ 各種広報媒体を活用し,シートベルト及びチャイルドシートの必要性と正しい 着用(使用)についての広報啓発を図る。 迷 惑 駐 車 対 策 の 推 進 【目 的】 市民一人ひとりが,迷惑駐車をしない,させない意識を一層高めるとともに,運転者及び自転 車利用者の駐車マナーを向上させることにより,迷惑駐車のない安全で円滑・快適な交通社会 を実現する。 【スローガン】 「しない させない 迷惑駐車」 【運動推進日】 毎月20日は「迷惑駐車をなくそう推進日」 <主な実施事項> 実施事項> 主体 実施事項 ・ 迷惑駐車をしない自覚を持つとともに,公共交通機関を利用する等,不要・不 運 転 者 は 急の自動車の使用は控え,迷惑駐車をしない環境づくりに努める。 ・ 目的地の駐車場の有無を確認し,駐車場の確保を習慣づける。 ・ 正しい自転車利用を心掛け,駅周辺道路等の通行の妨げとなるような場所には 自転車利用者は 絶対に駐車しない。 ・ 自転車の路上放置はやめ,近くの自転車駐車場に置く。 ・ 各区交通対策協議会等を中心とした街頭啓発活動及び回覧板等を利用した広報 地 域 で は 活動を展開する。 ・ 従業員の駐車マナーの向上を図るとともに,マイカー通勤及び業務用車両の持 職 域 で は ち帰りを自粛し,公共交通機関の利用を促す。 ・ 駅・ターミナル周辺における駐車場を整備し,迷惑駐車及び放置自転車の防止 を図る。 ・ 駐車行為の危険性・迷惑性をあらゆる広報媒体を活用して広報するとともに, 追放気運を盛り上げる。 実施機関では ・ 駐車場の案内等により,駐車場の有効利用を促進するとともに,所有する土地 等の空きスペースの有効活用を図る。 ・ 幹線道路,駅ターミナル等における迷惑駐車や放置自転車を防止するため,道 路パトロール等による指導,警告及び必要に応じて撤去活動を強化する。 暴走行為等悪質・危険な運転追放の推進 【目 的】 暴走族による集団暴走,爆音暴走は,交通秩序を乱す不法行為であるため,地域の安心・安全 の確保と青少年の健全な育成に資する観点から,地域ぐるみの追放運動を展開する。 【スローガン】 「暴走は しない させない 見に行かない」 <主な実施事項> 実施事項> 主体 学 校 で は 家 庭 で は 地 域 で は 実施機関では 実施事項 ・ 中学校,高等学校等においては「暴走は しない させない 見に行かない」 (暴走族追放スローガン)の生徒への周知を徹底するとともに,高等学校において は,生徒,保護者に対する「4ない運動プラス1」(バイクに乗らない,バイクを 買わない,免許を取らない,バイクに乗せてもらわない,プラスこどもの要求に負 けない)を徹底させる。 ・ 生徒の暴走族への加入の防止を図るため,必要に応じ,PTA,教育委員会, 警察等が連携した会議等を開催する。 ・ 暴走族加入防止キャンペーン等により,暴走行為等の悪質・危険な運転の追放 気運を醸成する。 ・ 子どもに暴走族との関わりの兆しが見られるような場合には,学校,警察等と 連携して未然防止を図る。 ・ 地域の中学生や高校生等が暴走族に関わることが青少年非行に直結し,若年層 の地域での交通秩序の乱れが地域の安心・安全をも脅かすことを理解し,暴走族 を許さない地域づくりに努め,地域内での兆しを感じた場合には,警察に相談す る等,その未然防止に資するよう努める。特に,深夜営業のコンビニエンススト ア等の施設管理者は,暴走族と見られる若者の集団等がたむろし,暴走行為の兆 しが感じられるような場合には,警察等に相談する等,未然防止に資するよう努 める。 ・ 機関誌,ちらし等の発行,広報媒体を活用した広報啓発活動等を実施する。 ・ 暴走行為等の危険性,迷惑性等を内容とした講習会,安全教室等を開催する。 ・ 暴走行為を行いにくい道路環境の改善等暴走行為を防止するための環境を整備 する。 運転中・歩行中のスマートフォン,携帯電話等の使用追放の推進 <主な実施事項> 実施事項> 主体 実施事項 ・ 運転中のスマートフォン,携帯電話等の使用が重大な事故の要因となる危険性 運 転 者 は を再認識する。 ・ 歩行中にスマートフォン,携帯電話等を使用・注視することは周囲への注意が 歩 行 者 は 散漫となる行為であることを認識し,歩行中は使用を控える。 ・ スマートフォン,携帯電話等の使用が交通事故につながる危険性があることを 家 庭 で は 話し合う。 ・ 各種会合や回覧板を利用して,スマートフォン,携帯電話等の使用が交通事故 につながる危険性があることを広報する。 地域・職域では ・ スマートフォン,携帯電話等の使用が交通事故につながる危険性があることを あらゆる機会を通じ,その使用禁止を徹底させる。 ・ スマートフォン,携帯電話等の使用が交通事故につながる危険性があることを 話し合う。 ・ スマートフォン,携帯電話等の使用は交通事故につながりかねない危険性があ 実施機関では ることの広報啓発活動をあらゆる機会を通じて推進するとともに,運転者に対し ては,運転中にスマートフォン・携帯電話等を使用しない・させないよう徹底さ せる。 平成26年中の交通事故の発生状況について 平成26年中は,交通事故の発生件数,交通事故による死者数・負傷者数のいずれも前年に比べて 減少している。特に死者数は,昭和31年以降最少だった前年から更に大幅に減少(13人)し, 「第 9次京都市交通安全計画」における目標(※)を1年前倒しで達成することができた。 ※ 年間の24時間死者数25人以下・死傷者数8,400人以下(平成27年まで) これは,これまでから市民総ぐるみで取り組んできた交通安全市民運動や,京都府警察をはじめと する関係機関による不断の取組が,車両の安全性の向上や道路環境の整備・充実等と相まって,また, 平成25年に議員提案を経て施行された「京都市交通安全基本条例」に基づく施策等により,市民の 間に交通安全意識の醸成が一層推進されたことなどを通じて,こうした結果として現れたものである と考えられる。 一方で,京都市域に居住する方のうち,平成26年中に交通事故により死亡又は負傷された方の人 数は6,690人であり,これは,1年間のうち,およそ220人に1人の市民が交通事故により死 亡又は負傷している計算となる。また,全国的に見れば,国の計画である「第9次交通安全基本計画」 において定めた目標(平成27年までに年間の死者数3,000人以下等)の達成は極めて困難な状 況であるなど,依然として状況は厳しいと言わざるを得ない。 交通事故の減少傾向を更に加速させ,1人でも交通事故により悲惨な思いをする方を減らしていく ためには,引き続き,近年の課題として重点的に取り組んでいる子どもや高齢者の交通事故対策や, 社会問題となっている自転車の利用マナーの向上等に向けた各施策を中心として,関係機関と緊密に 連携しながら,交通安全市民運動を推進していかなければならない。 1 市内・府内・全国の交通事故発生状況 区 分 死者数 対前年比 増△減 6,330 件 7,543 人 △13 人(△38.2%) △688 件(△9.8%) △792 人(△9.5%) 69 人 10,185 件 12,387 人 京 都 府 国 負傷者数 対前年比 増△減 21 人 京 都 市 全 発生件数 対前年比 増△減 △1 人(△1.4%) △1.202 件(△10.6%) △1,414 人(△10.2%) 4,113 人 573,465 件 709,989 人 △260 人(△5.9%) △55,556 件(△8.8%) △71,505 人(△9.1%) ※ 全国の発生件数・負傷者数は概数値 2 高齢者の交通事故の状況(京都市内) 区分 死者数/全死者数(人) 負傷者数(人) 全死者数に占める割合 平成16年 (10 年前) 平成21年 (5 年前) 平成24年 平成25年 平成26年 16/44 19/37 17/45 13/34 8/21 1,279 1,236 1,026 1,052 1,079 36.4% 51.4% 37.8% 38.2% 38.1% 3 自転車事故の状況(京都市内) 区分 平成16年 (10 年前) 平成21年 (5 年前) 平成24年 平成25年 平成26年 発生件数(件) 2,815 2,287 1,760 1,681 1,577 死者数 (人) 7 9 5 6 4 負傷者数(人) 2,825 2,262 1,750 1,648 1,532 15.9% 24.3% 11.1% 17.6% 19.0% 全死者数に占める割合 4 行政区別事故発生状況 発生件数(件) 平成26年 平成25年 増減 北区 425 390 35 上京区 258 315 △57 左京区 415 469 △54 中京区 567 759 △192 東山区 300 344 △44 山科区 576 658 △82 下京区 638 537 101 南区 663 880 △217 右京区 790 772 18 西京区 495 562 △67 伏見区 1,203 1,332 △129 合 計 6,330 7,018 △688 死者数(人) 平成26年 平成25年 北区 1 1 上京区 1 左京区 負傷者数(人) 増減 平成26年 平成25年 増減 0 476 454 22 0 1 289 368 △79 1 5 △4 474 539 △65 中京区 0 0 0 650 885 △235 東山区 2 2 0 372 424 △52 山科区 1 4 △3 723 794 △71 下京区 1 2 △1 793 629 164 南区 3 2 1 837 1,113 △276 右京区 2 3 △1 924 892 32 西京区 2 2 0 580 683 △103 伏見区 7 13 △6 1,425 1,554 △129 合計 21 34 △13 7,543 8,335 △792 発 行 印刷物番号 平成27年2月 文化市民局市民生活部 くらし安全推進課 京都市印刷物 第263188号