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1 平成 24 年 8 月 20 日 第 23 回 全国健康保険協会福島支部評議会議

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1 平成 24 年 8 月 20 日 第 23 回 全国健康保険協会福島支部評議会議
平成 24 年 8 月 20 日
第 23 回 全国健康保険協会福島支部評議会議事録
1.開催日時
平成 24 年 5 月 7 日(月) 午後 1 時 30 分~午後 3 時 30 分
2.開催場所
NBF ユニックスビル 8 階 第 1 会議室 (福島市栄町 6-6)
3.出席評議員
五十畑評議員・太田評議員・吉川評議員・佐藤(晃)評議員・佐藤(孝)評議員・
菅井評議員・藤原評議員(議長)
・若松評議員・渡邉評議員(五十音順)
4.議 題
(1)議長の選出について
(2) 協会けんぽの財政基盤の強化に向けた取組みについて
(3) 平成 23 年度福島支部事業計画の実施結果について
(4) 平成 22 年度福島支部の医療費について
(5) 第 39 回運営委員会の報告について
5.議事内容
【定足数について】
事務局より、本評議会には評議員 9 名中 9 名が出席しており、全国健康保険協会評議会規定第 6
条により、
「本評議会は有効に成立する」旨の報告があった。
【議題について】
事務局より資料に基づき説明が行われ、議長が各評議員に質問・意見を求めたところ、以下の質
問・意見があった。
(1) 議長の選出について
副議長一任により、藤原評議員が議長に選出され、満場一致で承認された。
(2) 協会けんぽの財政基盤の強化に向けた取組みについて
評議員: 署名の対象を被保険者・被扶養者に限定せず、広く署名を求めたほうが良いのではないか。
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事務局: 賛同いただけるのであれば他保険の加入者もお受けしたい。
評議員: 国保連合会では、東北大会・全国大会を行い、その後、財務省への要請も行っている。
平成 24 年度まで暫定措置であった国保財政基盤強化(国による保険料部分への 2 千億円の
財政支援)が、国保法の改正により恒久化されることとなった。
事務局: 最終的に財務省を動かすことが必要である。
評議員: 署名活動の獲得目標は被保険者数1割以上の5万筆で足りるのか。前年同様、健康保険委員
に依頼するとのことであるが、健康保険委員は協会けんぽの財政についてどこまで理解して
いるだろうか。理解しているなら、署名はもっと集まるはず。
事務局: 5万筆は決して低い目標ではないと考える。
可能限り事業所へ足を運ぶ、もしくは電話等で説明していきたい。
(3) 平成 23 年度福島支部事業計画の実施結果について
評議員: 保健指導の割合は全国的にみて高い傾向だが、保健師の充足を図らないと将来の医療費削減
につながらない。OBを含め、短期的な充足も考える必要があるのではないか。
事務局: 保健師のマンパワーは、退職および産休・育休により実質17名である。再雇用、再入社、ア
ウトソーシングを含めてマンパワーの確保に努めている。
評議員: ジェネリック医薬品について、
処方箋の内容を加入者に通知する方策を考えてみてはどうか。
薬局・加入者双方へのアプローチにより、使用がさらに進むのではないか。
事務局: 県の薬剤師会、その他各大きな市の薬剤師には、使用促進について依頼している。薬剤師会
は非常に積極的である。
評議員: ジェネリックを使用すると薬局にインセンティブが与えられる。薬局はジェネリック医薬品
について積極的になってきている。
事務局: ジェネリック医薬品に関して、今年 4 月より処方箋の様式が変更となっている。薬剤ごとに
医師がチェックをして変更不可の署名をしなければならないことになった。年々使用割合は
増加している。引き続き努力していきたい。
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評議員: 保健師へ放射線量を測るガラスバッジ配布とあるが、線量計そのものを配付できないか。
保健師も安心して事業所訪問ができ、マンパワー確保につながるのではないか。
事務局: ガラスバッジの結果、放射線量は規定値を超えていない状態である。線量計の配付は予算の
関係で難しい。
評議員: 被扶養者の特定健診受診率が低い。市の健診のほうが充実しているという話も聞く。内容の
充実により受診率は上がるのではないか。
事務局: 費用対効果の観点で検討されている。内容の充実により受診率が上がるのか検証がされてお
らず、また、財政的な余地がない。
なお、市町村のがん検診あるいは婦人科検診、これと特定健診を合わせて集団健診すること
により健診内容の充実がはかれる。
評議員: 健診内容について事業所の担当者がどこまで理解できているのか。
事務局: 事業者向けのPRが引き続き必要である。市町村および県とも連携をとり周知広報をしてい
きたい。
評議員: 紙媒体の広報物を廃止することで、経費削減がサービス低下につながらないか。
事務局: 紙媒体の広報物廃止は、健康保健委員の意見として多く挙げられた。現在、財政再建期間で
あることも鑑み、そういったご指摘を踏まえての一つの方策である。ホームページが閲覧で
きない事業所に対しては個別対応を行った。今後広報という位置づけでどういったものが適
切か随時検討を行っていきたい。
(4)平成 22 年度福島支部の医療費について
評議員: 分析結果をどう事業に反映していくのか。
事務局: 高血圧や糖尿病の医療費が高いという分析結果により、今年度は重症化予防に取り組んでい
くこととした。
評議員: 長野県の取組み事例を真似する方が早く結果が出るのではないか。
評議員: 長野と福島はほぼ同じ気候。塩分摂取等の生活習慣が影響するが、家庭の嗜好もあり子ども
のうちからの教育が必要。
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事務局: 長野県の取り組みについては、県ぐるみで何十年もかけて今に至っている。県や保険者協議
会と連携し、情報を共有しながら進めていきたい。
評議員: 協会けんぽと国保との医療費の比較があるが、どのような趣旨か。
事務局: バックグラウンドが異なる国保と協会けんぽとの比較を試みたものである。精神疾患の影響
が非常に大きく、その対策が非常に重要であることが分かった。このことを受け、今年度の
事業にメンタルヘルス講習会を計画した。
(5)第 39 回運営委員会の報告について
評議員: システム改修は多少のコストをかけても早急に実施し、渉外活動にマンパワーをかけたほう
が良い。
(6) その他
~平成24年度福島支部評議会の開催日程についてお諮りし、了承を得られた~
以上
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