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第2学年1組英語科指導案
第2学年1組英語科指導案 平成21年9月17日第5校時 指導者 教諭 足利 奈央子 Mary Halloran Winifred 1 Unit4 Homestay in the United States 単元名 2 単元の目標 ・have to, don’t have to, will, must を用いた英文の意味や使い方がわかる。 ・have to, don’t have to, will, must を用いて自分の行動や予定を友達に伝えること ができる。 ・ホームステイに関する英文を読んで、コミュニケーションの基本的態度について 考える。 3 単元と生徒 (1)単元について 本単元で学習する助動詞は、 「しなければならないこと」、 「する必要がないこと」 「未来の予 定」を表す表現である。教科書ではアメリカでのホームステイのマナーが取り上げられている。 外国のマナーは中学生には想像もつかない興味深いものが多いため、生徒の興味関心を高める には良い教材となる。その際、教科書にあるアメリカ以外の国々のマナーも取り上げたい。 未来の予定を表す表現は、既に Unit2 で be going to を学習している。be going to を学習し た時は週末や夏休みの予定をじっくり考えて書くという学習活動を行った。「あらかじめ予定 されている意志、予定」である。一方、本単元の will は、 「その場で生じた事態、状況に応じ る意志」を表すので、友達と話し合って予定を決めるという表現活動を設定したい。 (2)生徒の実態 男子11名、女子5名、計16名という少人数の学級であるため、学級の誰とでも仲良くコ ミュニケーション活動に取り組めるという大きな利点がある。今年度はスピーチ発表や英作文 を何度か行ってきたが、16人がそれぞれの興味関心に基づいた内容を表現しようと努力して いた。様々な情報を表現したいという想いが強いのだが、混乱してどのように書いたらよいか わからなくなることもある。1学期の学習で be going to を用いて休日の予定を発表したり、 be going to や want to を用いて夏休みの計画を書いたりした。夏休みの計画についてはテーマ が大きすぎて、なかなか思いつかないという生徒が多かった。 4 単元展開の構想 (1)研究テーマ 目的意識を持って、まとまりのある英文を意欲的に書かせる指導 (2)研究テーマ設定の意図 自分の考えを表現しようとすると、目標の基本表現一文だけでは伝えきれないことがある。 しかしながら、ある程度まとまった英文を書くとなると、作文という課題に抵抗を感じる生徒 も少なくない。そこで、生徒の意欲が高まるような目的を与え、目的達成のための手段として 英文を書くという流れの活動を仕組みたいと考えた。読み手がいることを意識して書くことで、 新学習指導要領にある「文と文のつながりに注意して書く」ことができると考えた。 (3)研究仮説と検証の方法 ①研究仮説 基本文を使って活動する際に、実際の生活の中でも起こるような場面を設定し、生徒の興 味を引くような目的を与え、文章を書くことの必要性を自然に感じさせることで、意欲的に まとまりのある英文を書かせることができるであろう。 ②検証の方法 ア 場面設定や目的について生徒がおもしろいと評価したかどうか、授業アンケートから みとる。 イ 目的達成のために情報を集めて時間内に課題を提出しようとしているか、授業中の取 り組みの様子をみとる。 ウ 自分の考えを4文以上の英文で書いているか、ワークシートからみとる。 (4)具体的な手立て ①have to, don’t have to,must ・申請書を書いてパスポートをもらうという設定で、生徒の興味関心を高める。 ・申請書を書くにあたり、英語が苦手な生徒でも書けるよう必要となる情報を複数用意して おき、生徒が自由に選択できるようにする。 ②will ・映画の上映時間の表を見ながら、友達と見る映画を相談して決めるという設定で興味関心 を高める。 ・自分の希望と事情を伝え合い、お互いに都合のよい結論を出すという目的を与える。 5 単元の評価規準 時 関心・意欲・態度 1 表現の能力 理解の能力 言語に関する知識・理解 ・意欲的に英文を書こう Have to, don’t have to 資料を読んで、海外での 日本と異なる海外のマ としている。 マナーを理解すること ナーを理解することが を用いて自分の行動を 表現することができる。 ができる。 2 できる。 ・本文の内容を理解する ・本文をすらすらと音読 ・have to, don’t have to, ・前時に学習した表現を ために繰り返し読もう できる。 としている。 will を用いた表現の意 説明することができる。 味を理解することがで きる。 3 ・友達との対話を続けよ ・will を用いて自分の予 ・will を用いた英文の意 ・前時に学習した表現を うとしている。 4 味を理解することがで きる。 きる。 できる。 味を理解することがで としている。 きる。 ・本文の内容を理解する ・本文をすらすらと音読 ・must not を用いた文 ために繰り返し読もう の意味を理解すること できる。 としている。 6 説明することができる。 ・本文の内容を理解する ・本文をすらすらと音読 ・must を用いた文の意 ・前時に学習した表現を ために繰り返し読もう 5 定を表現することがで 説明することができる。 ができる。 ・単元の目標文を正しく ・ホームステイやコミュ 書くことができる。 ニケーションの基本態 度を理解している。 6 指導計画(全6時間、本時1/6時間) 次 主な評価の観点と方法 学習内容 学習活動 時数 1 (【 have to, don’t have to ・パスポートの申請書を提出 ・意欲的に書こうとしているか。 を用いて、海外旅行での し、自分のパスポートをもら マナーを英文で書く。 】は方法) おう。 【観察】 ・have to, don’t have to を用いて海外 で気をつけるべき行動を書くことがで きたか。 【ワークシート】 2 ・教科書p40、41 を読 ・教科書を読んでアメリカで ・have to, don’t have to, will を用いた み、内容を理解する。音 のホームステイのマナーを学 表現の意味を理解することができた 読する。 3 ぼう。 か。 【ワークシート】 ・will の意味と使い方を ・教科書本文をすらすらと音読できる 理解する。 か。 【観察】 ・will, have to, want to ・友達と相談して映画を見に ・友達との対話を続けようとしている を用いて自分の考えを 行こう。 か。 【観察】 話す。 ・will を用いて自分の予定を表現する ことができたか。 【観察】 4 ・教科書p42 を読み、 ・ホストファミリーとのコミ ・must を用いた文の意味を理解した 【ワークシート】 内容を理解する。音読す ュニケーションで大切なこと か。 る。 を考えよう。 ・教科書本文をすらすらと音読できる か。 【観察】 5 ・教科書p43 を読み、 ・ホームステイでしてはなら ・must not を用いた文の意味を理解し 内容を理解する。音読す ないことは何か考えよう。 たか。【ワークシート】 る。 ・教科書本文をすらすらと音読できる か。 【観察】 6 ・単元の確認テスト ・Unit4 の学習をまとめよう。 ・ホームステイやコミュニケーション ・単元の自己評価 の基本態度を理解したか。 【テスト】 ・単元の目標文を正しく書くことがで きるか。 【テスト】 7 本時の指導 (1)ねらい ・have to, don’t have to を用いて自分の行動を英文で書くことができる。 ・資料を読んで、海外でのマナーを理解する。 ・申請書を提出してパスポートをもらうことができる。 (2)展開の構想 4 単元展開の構想 (4) 具体的な手だて ① による。 (3)展開 時間 学習活動 教師の働きかけ・予想される反応 □評価 ○支援 ・留意点 5 以前学習した海外旅行 旅行に必要な物や留意点を考えさせる。 ・世界地図を掲示。 の手続きを思い出す。 S1:パスポート! ・以前学習したパスポート S2:お金! に気づかせる。 目 標文 have to, don’t ALT の話から、しなければならないことを □have to, don’t have to の have to の意味と使い方 英語でどのように言うか板書し説明する。 意味を理解したか。 を学習する。 I have to take off my shoes inside houses. 10 I have to wash myself before bathtub. S:(リピート) 25 海外旅行へ行くために 申請書(ワークシート)を書いて提出すると ○混乱させないよう手順を 必要な手順を知る。 ALT からパスポートと補助金がもらえるこ 板書する。 ①行きたい国を決める。 とを説明する。 ②選んだ国の情報が書 S:(資料の写真を比べて行きたい国を決め ・資料を教室の何カ所かに かれた資料を読み、必要 る。資料に書いてあるマナーを I have to に 分けて掲示する。 な情報をメモする。 続けて書く。) □意欲的に書いているか。 ③なぜその国に行きた S3:I have to make my bed. □have to を用いた英文で いのか申請書に記入す S4:I have to kiss to say hello. 気をつけるべき行動を書い る。気をつけるべきマナ S5:I want 500 dollars. ているか。 ○進度が遅い生徒には文章 ーも記入する。 のパターンを教える。 10 ALT に申請書を提出す S6:I want to go to Australia. る。パスポートを受け取 see koalas. ったら氏名や国籍など English. を記入する。 500 dollars. I want to ・早く書き上げた生徒はA in Australia I have to speak LTに提出する際音読させ I have to homestay. ALT: OK, you can go. S6:Thank you! I want る。