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中央労働金庫ディスクロージャー 2015年版
RO K IN R E P O R T 2015 中央労働金庫ディスクロージャー 2015年版 働 くみ ん な の 未 来 を 描 く、中 央 ろうき ん ごあいさつ 会員・組合員・ご利用者の皆様には、平素より中央労働金庫をお引き立ていただき、 誠にありがとうございます。また、労金運動の推進に多大なるご理解・ご協力をいただいて おりますことに、冒頭、心より御礼申し上げます。 当金庫の第4期中期経営計画 (2012-2014年度) では、 「あんしん創造バンク─これか ク これ らも会員・組合員とともに─」を掲げ、会員・組合員の将来不安の払拭に金融面で貢献す 金融面で貢 融面で貢献す 献す ること、また、将来にわたる労金運動の持続的発展に資する強固な経営基盤を確立する 営基盤 基盤を確立する ことを事業運営の基本に据えて取り組んでまいりました。 この3年間を振り返りますと、2012年の冬以降、政府主導の経済財政政策によ 財政政 政 策により、為 替相場は円安が進み、輸出関連企業をはじめ一部の企業業績が好転するなど、景気は するなど する な 、景 など 、景気は 気は 理事長 理 事 吉田 正和 緩やかな回復基調となりました。しかし、多くの勤労者にとっては、まだまだ実感の薄い景 薄 気回復といえます。また、金庫経営にとりましても、貸出金利回りの低下を主因とする預貸 金利息収支の減少など、厳しい環境が続いています。 2015年度は、当金庫の第5期中期経営計画 (2015-2017年度) のスタートの年度にあ たります。この中期経営計画で当金庫がめざすものとして、 「 『あんしん創造バンク』 ∼働く 人のベスト金融アドバイザーとして∼」 を掲げました。 日本の社会は少子高齢化が進み、すでに長期的な人口減少の段階に入っています。 今後、労働力人口は減少 し、 「市場の縮小」と 「競合の激化」がより進むと予想されます。 今 こうしたなかにあって当金庫は、 「ろうきんの理念」の実現に向け、 「会員・組合員、広くは 勤労者の生活を守り 向上させる」使命・役割を果たすよう努めます。従来にも増して、勤 勤労 労者の生活を守り 、より豊かにする福祉金融機関としての役割を発揮していくため、 「あん 労 しん創造バンク」の実現に向け役職員一体となって取り組んでまいります。今後とも皆様方 の一層のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 ここに2015年3月期ディスクロージャー誌を作成いたしました。皆様方に当金庫をご理解 いただけるよう、活動内容・業績・今後の取り組みなどを紹介しております。ご高覧いただ ければ幸いです。 2015年 7月 概 要 中央ろうきんと全国ろうきんの状況(2015年3月末) 名 称 中央労働金庫 代 表 者 理事長 吉田 正和 本店所在地 東京都千代田区神田駿河台2-5 電話番号 03-3293-1611 (代) ホームページ http://chuo.rokin.com 設 立 事業エリア 項 目 全国ろうきん (13金庫) 中央ろうきん 総預金残高 5兆5,157億円 18兆3,542億円 貸出金残高 3兆6,500億円 11兆8,736億円 292億円 958億円 団体会員数 13,270会員 54,762会員 1952年4月25日(2001年4月1日合併) 間接構成員数 3,299,233人 10,368,882人 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・ 常勤役職員数 2,439人 10,780人 東京・神奈川・山梨 出資金 店舗数 149店舗 ※ 640店舗 ※中央ろうきんの店舗数には、バーチャル店舗(インターネット中央支店・ 中央ふれあい第一支店)を含みます。 1 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 〈ろうきん〉は、働く人の豊かな生活を応援する金融機関です。全国で、1,000万人の方々からご支持をいただいています。 関東1都7県に広がる〈中央ろうきん〉も、働く人の視点に立った商品・サービスで、皆様の暮らしを応援し続けます。 安心してご利用いただける 商品・サービスを ご提供します。 安全を第一に、 皆様の豊かな暮らしを 応援しています。 営利を目的としない 福祉金融機関として、 健全経営に取り組んでいます ます。 CONTENTS ごあいさつ 1 2014年度のトピックス 22 ろうきんの理念と基本姿勢 3 預金・資産運用商品のご案内 23 中央ろうきんの健全性・安全性 4 融資商品のご案内 25 2014年度事業の概要 5 各種サービスのご案内 27 手数料一覧 29 第5期中期経営計画 (2015-2017年度) および2015年度事業計画 7 中央ろうきんの体制 31 内部統制システムに関する基本方針 9 ろうきんのあゆみ 33 コンプライアンス (法令等遵守) 体制 11 財務データ 34 お客様保護に関する取り組み 12 店舗・ローンセンター 83 リスク管理の取り組み 15 ATM設置先 87 中央ろうきんのCSR 17 労働金庫の統一開示項目一覧 97 ごあいさつ 2 ろうきんの理念と基本姿勢 ろうきんの理念 ろうきんは、働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関です。 ろうきんは、会員が行う経済・福祉・環境および文化にかかわる活動を促進し、 人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的とします。 ろうきんは、働く人の団体、広く市民の参加による団体を会員とし、 そのネットワークによって成り立っています。 会員は、平等の立場でろうきんの運営に参画し、運動と事業の発展に努めます。 ろうきんは、誠実・公正および公開を旨とし、健全経営に徹して会員の信頼に応えます。 ろうきんの基本姿勢 目的 ろうきんは、働く仲間がつくった福祉金融機関です ろうきんは、労働組合や生活協同組合などの働く仲間が、お互いを助け合うために資金を出し合ってつくった 協同組織の金融機関です。 ろうきんは働く人たちの暮らしを支え、快適で過ごしやすい社会づくりに寄与することを目的としています。 運営 ろうきんは、非営利・公平・民主的な運営の金融機関です ろうきんは、労働金庫法に基づいて、営利を目的とせず、公平・民主的に運営されています。 ろうきん独自の運営に共感する人たちの輪が、働く人の団体・市民の参加を得て、全国で1,000万人の人たち に広がっています。 事業 ろうきんは、生活者本位の金融機関です ろうきんの業務内容は、預金・融資・各種サービスなど、一般の金融機関とほとんど変わりません。しかし、ろ うきんでは資金の運用が、生活者本位に行われているのが特長です。 働く人たちからお預かりした資金は、住宅・マイカー・教育資金など、働く人たちの生活を守り、より豊かにす るために役立てられています。 〈ろうきん〉の目的・事業運営3原則 〈ろうきん〉の目的や原則は労働金庫法によって規定されており、市中銀行との違いが明確に区分されています。 〈ろうきん〉は労働金庫法第5条に定められている「非営利の原則」 「会員に対する直接奉仕の原則」 「政治的中立の原則」に基づき、 中期経営計画および年度事業計画等を策定し事業運営を行っています。 労働金庫法(抜粋) (目的)第1条 (原則)第5条 2 3 この法律は、労働組合、消費生活協同組合その他労働者の団体が協同して組織する労働金庫の制度を確立して、 これらの団体の行う福利共済活動のために金融の円滑を図り、もってその健全な発達を促進するとともに労働者 の経済的地位の向上に資することを目的とする。 金庫は、営利を目的としてその事業を行ってはならない。 金庫は、その行う事業によってその会員に直接の奉仕をすることを目的とし、特定の会員の利益のみを目的とし てその事業を行ってはならない。 金庫は、その事業の運営については、政治的に中立でなければならない。 ろうきんのシンボルマーク シンボルマークは、欧文の〈ROKIN〉の頭文字のRをデザインしたもので、同時に鳥の親子を表してい ます。鳥の親子は、愛とやさしさ、親から子へと引き継がれる労金運動を意味し、ろうきんの親近性を 強調するとともに、はばたく鳥は、より発展するろうきんの飛翔を表現しています。また、欧文の頭文 字をデザインすることにより、ろうきんの近代性を強調しています。 シンボルマークのカラーはブルーです。ブルーは、心理上「知性」 「未来」 「希望」を連想させるカラーで、 ろうきんが目指す近代的なイメージを表現しています。シンボルマークにはろうきんの理念が表現され ており、ビジュアル・アイデンティティーの基本として、すべての視覚媒体に使用されています。 3 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 中央ろうきんの健全性・安全性 自己資本比率は、自己資本の状況が適切であるかど うかを判断するための基準として法令により定められ た、金融機関の健全性をあらわす指標の一つです。 自己資本比率 10.26% 2015年3月末の自己資本比率は10.26%となっており、国内基準である4%を 大きく上回っています。(詳しい内容については46∼56ページをご覧ください。 ) 今後も引き続き保有資産が毀損するリスクを可能な限り抑え、一方で毀損に対する最終的な備えともなる自己資本の充実に努めます。 リスク管理債権比率は、金融機関の貸出金残高のうち 「不良債権」がどの程度あるかを示した比率であり、 この 比率が低いほど資産の健全性が高いことになります。 リスク管理債権比率 0.73% 約定通りの返済が困難な貸出金としては「破綻先債権」「延滞債権」「3ヶ月以上 延滞債権」「貸出条件緩和債権」があり、2015年3月末の〈中央ろうきん〉のリスク管理債権比率は0.73%と、昨年度から0.05ポイン ト改善しました。(詳しい内容については42ページをご覧ください。 ) 格付機関R&Iによる格付け 格付け A 〈中央ろうきん〉では、第三者である格付機関 機関 関 R&I((株)格付投資情報センター)による発行体 行体 格付けを取得しています。 格付けの方向性 安定的 発行体格付けとは、発行体が負うすべての金融債務についての総合的な債務履行能力に対する格付機関の意見です。 〈中央ろうきん〉 は、 2015年1月に、 【格付け:A 格付けの方向性:安定的】 との評価を得ており、 その健全性が客観的に認められております。 ろうきん 業態セーフティネット お客様の預金を守る公的なセーフティネットとして 「預金保険制度」があります。〈ろうきん〉では、こ の「預金保険制度」とは別に、 〈ろうきん〉業態独自の セーフティネットを用意しています。 1番目の柱は、全国労働金庫協会および労働金庫連合会による定例的な経営状況のモニタリングと労働金庫監査機構による監査 です。経営上の問題が認められる場合には、その問題の程度に応じて必要な措置を講じ、問題の早期改善を図ることとしています。 また、労働金庫監査機構は全国ろうきんの監査を実施し、指導を行っています。 2番目の柱は、労働金庫連合会の金融機能を活用した「ろうきん相互支援制度」です。万一、〈ろうきん〉に経営上の問題が生じ、 支援が必要となった場合には、労働金庫連合会が緊急資金の貸出しや資本注入、資金援助を行うことにより経営をサポートします。 融資にみる〈中央ろうきん〉の特長 〈中央ろうきん〉の融資は、約99%が個人の方への融資です。 福利共済資金 生協資金 0.47% 0.07% その他 地方公共団体 2.17% 6.00% 生活資金 9.35% 銀行融資の 融資先別割合 〈中央ろうきん〉の 融資使途別割合 個人 28.32% 2015年3月末現在 日銀ホームページ資料 より算出 2015年3月末現在 一般住宅資金 企業 90.09% 63.51% ろうきんの理念と基本姿勢/中央ろうきんの健全性・安全性 4 2014年度事業の概要 事業方針 2014年度は、第4期中期経営計画 (2012-2014年度) の最終年度として、 “あんしん創造バンク” の実現に向け、 「会員・組合員の将来不安の払拭に金融面で貢献すること」 および 「将来にわたる労金運動の持続的発展に資する強固な経営基盤の確立」 をめざして、 2014年度事業計画の3つの重点課題、即ち「役割発揮に向けた取り組み」 「 経営体質強化の具体化・実践」 「金庫のパフォーマンスの最大化」 に取り組みました。 第4期中期経営計画(2012-2014年度) の主要課題 業態統一課題:R・ONEシステム移行への対応 主要テーマⅠ:会員・推進機構とのパートナーシップ強化 主要テーマⅡ:社会構造の変化に対応した営業態勢の構築 主要テーマⅢ:環境変化に耐えうる強靭な経営組織・経営管理態勢の構築 業績 1.会員数・出資金 団体会員数・出資金の推移 団体会員は161会員減少し13,270会員、間接 構成員はほぼ増減なく推移し約329万人となりま 2012年度 13,497会員 292億59百万円 した。個人会員は期中341会員減少し、9,580会 員となりました。 出資金は10百万円減少し、292億7百万円とな 2013年度 13,431会員 292億17百万円 りました。 2014年度 13,270会員 292億7百万円 ■団体会員数 ■出資金 2.預金 総預金残高の推移 総預金は期中1,480億77百万円増加し、残高は 5兆5,157億32百万円となりました。このうち譲 2012年度 5兆2,510億54百万円 渡性預金は期中504億61百万円増加し、残高は 3,942億77百万円となりました。 個人預金は期中1,021億12百万円の増加、団体 2013年度 5兆3,676億54百万円 預金は期中555億92百万円の増加、一斉積立は 期中96億26百万円の減少となりました。 5 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 2014年度 5兆5,157億32百万円 貸出金残高の推移 3.融資 貸出金は期中259億52百万円減少し、残高は3 2012年度 兆6,500億97百万円となりました。 3兆6,564億40百万円 個人有担保融資は期中180億59百万円の減少、 個人無担保融資は期中47億44百万円の減少、団 体融資は期中31億49百万円の減少となりました。 2013年度 3兆6,760億49百万円 2014年度 3兆6,500億97百万円 当期純利益の推移 4.収支 預貸金利息収支および債券関係損益が減少した ことなどから、業務粗利益は前期比32億12百万 2012年度 124億40百万円 2013年度 123億95百万円 円減益の667億1百万円となりました。一方、経 費は、人件費の減少に加え、R・ONEシステム移 行年度の前期に比べシステム関連費用が減少した ことにより、前期比40億17百万円減少の525億 57百万円となりました。その結果、業務純益は、 2014年度 106億78百万円 前期比8億5百万円増益の141億43百万円となり ました。 また、経常利益は、株式関係損益および貸倒引 当金戻入益の減少により、前期比14億11百万円 減益の154億49百万円となりました。なお、固 定資産の減損損失などにより、最終的な当期純 利益では、前期比17億16百万円減益の106億78 百万円となりました。 主要な経営指標の推移(2010年度∼2014年度) 項 目 2010年度 (単位:百万円) 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 経常収益 95,045 92,938 90,853 92,131 85,969 経常利益 18,302 18,131 17,468 16,860 15,449 当期純利益 12,020 11,884 12,440 12,395 10,678 業務純益 純資産額(会員勘定) 17,872 18,515 15,070 13,338 14,143 219,969 231,844 249,458 256,283 274,942 総資産額 5,271,059 5,417,505 5,578,217 5,695,516 5,860,883 総預金残高 4,994,434 5,106,795 5,251,054 5,367,654 5,515,732 預金積金残高 4,717,667 4,824,236 4,921,790 5,023,839 5,121,455 貸出金残高 3,640,433 3,718,514 3,656,440 3,676,049 3,650,097 363,768 361,898 333,498 334,860 503,651 29,327 29,294 29,259 29,217 29,207 29,327,017 29,294,168 29,259,631 29,217,950 29,207,727 有価証券残高 出資総額 出資総口数(口) 出資配当金 879 878 877 876 876 出資配当率(%) 3.00 3.00 3.00 3.00 3.00 利用配当金 1,233 1,221 1,231 1,231 1,229 配当負担率(%) 14.68 14.67 14.24 13.90 15.31 職員数(人) 2,566 2,555 2,521 2,491 2,422 9.64 9.70 9.87 10.05 10.26 単体自己資本比率(%) ※貸借対照表関係の項目については各年度の期末残高を記載しています。 ※ 「業務純益」 とは 「業務粗利益」 から 「一般貸倒引当金繰入額」 および 「経費」 を控除したもので、金融機関の基本的な業務の成果を示すといわれる利益指標です。 ※ 「総預金残高」 には譲渡性預金 (NCD) を含みます。 ※ 「配当負担率」 とは未処分剰余金に占める配当金の割合です。 ※ 「単体自己資本比率」 は、労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づく金融庁・厚生労働省告示に定められた算式に基づいて算出したもので す。この告示は平成25年3月8日に改正され、平成26年3月31日から改正後の告示が適用されております。このため、2012年度末以前については旧告示に基づく結果を、 2013年度末以降については新告示に基づく結果を開示しております。また、当金庫は国内基準を採用しております。 ※労働金庫法施行規則別紙様式の改正により、2011年度から損益計算書の表示方法が変更されておりますが、2010年度の計数の引き直しは行っておりません。 2014年度事業の概要 6 第5期中期経営計画 (2015-2017年度) および 2015年度事業計画 中央労働金庫『第5期 中期経営計画』 (以下「第5期中計」という)では、第4期中計の総括による成果と課題および今 後の中長期的な社会・経済の動向予測に基づいて、金庫の「10年後のあるべき姿」を描き、その実現に向けて、経営 諸課題に取り組みます。 日本の社会は、少子高齢化が進み、既に長期的な人口減少の段階に入っており、労働力人口も減少する中、 “市 場の縮小”と“競合の激化”が予測されます。 〈中央ろうきん〉 (以下「金庫」という)が「ろうきんの理念」の実現に向けて 変わることなく「会員・組合員、広くは勤労者の生活を守り向上させる」という使命・役割を果たし続けるためには、 ① 近年薄れつつあった金庫の独自性、 “ろうきんらしさ” “ろうきんならでは” の追求と役割発揮、② 「会員直接奉仕・ 非営利の原則」 (労金法第5条)に則った事業運営、③ 会員・組合員のニーズに基づいた取り組み展開こそが、必須不 可欠であり、金庫の存在理由でもあります。 会員のご協力をいただいて、労金運動がより一層、労働運動・生協運動の発展に寄与するよう努めます。 1 金庫を取り巻く内外環境 外部環境 (1)直近の社会・経済情勢 ① 低金利環境の長期化、株高・円安、原油安 ② 物価上昇と実質賃金の減少 ③ 雇用形態の多様化、労働組合組織率の逓減傾向 ④ 地方銀行の再編の動き (2)中長期的な社会・経済情勢 ①(労働力)人口の減少、経済規模の縮小 ② 社会保障など国民負担の増加 ③ 高齢者の預金取り崩しによる家計貯蓄率の低下 ④ 世帯数・新設住宅着工戸数の減少 ⑤ 自動車購入需要の低下、高等教育進学者の減少 内部環境 (1)第4期中計の主な成果 ① R・ONEシステム移行の完了 (2014年1月) ② 会員推進機構との協働取り組みを通じた連携 強化(マイプランによる他行・他社ローン借 換えなど) ③ 業務継続計画など危機管理態勢の整備 (2)今後の課題 ① 職域の取引基盤拡大 (新規会員、未推進会員) ② 良質な商品制度・サービスの提供、チャネル の整備 ③ R・ONEシステムの有効活用、IT統制 ④ 新人事制度・新能力開発体系への移行 ⑤ 内部管理態勢(経営管理・コンプライアンス) の整備 2 金庫の10年後のあるべき姿と第5期中計の取り組み 人口減少は、金庫業績に影響する住宅・教育・自動車を含む様々な市場を縮小させ、長期的には融資や預金の減 少をもたらすことが予測されます。また、市場の縮小は、金融機関同士の競争を一層激化させます。 中長期的には市場縮小の趨勢ですが、金庫の中核基盤である職域において、まだ金庫の利用者・取引の拡大は可 能であり、必要であると考えます。そこで、下掲の「10年後のあるべき姿」をめざして、第5期中計期間を「持続し発 展する運動・事業の基礎固めの3年」 と位置づけ、会員推進機構と協力して改めて 「職域基盤での取引拡大・役割発揮、 存在感の向上」 を最重点に取り組みます。 10年後のあるべき姿 ① 金庫は、“ろうきんらしい”商品制度・サービスを提供し、これまで取引が進んでいなかった女性や若年者、非 正規雇用の組合員にも労金運動の助け合いの輪が広がり、利用されている。そして、会員労組・生協の組織拡大・ 団結強化に寄与し、会員団体に対する組合員の信頼感や求心力を高めている。 ② 金庫は組合員・勤労者の生涯にわたる金融アドバイザーとして、職域のみならず、地域においても退職者・高齢者 や生協組合員を中心に役割を発揮している。そして金庫は、生協および全労済と連携・協働して、勤労者が安心し て暮らすことができる地域社会の実現に貢献している。 ③ 金庫は、会員・組合員の目線に立って安心・安全・健全な事業運営を継続するとともに、CSR活動に積極的に 取り組み、本業である労働者自主福祉金融および社会貢献活動を通じてCSR (企業の社会的責任) を実践し、会員・ 組合員をはじめ利用者から信頼を得ている。 7 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 3 第5期中計の概要 (1) 第5期中計において金庫がめざすもの 『あんしん創造バンク』∼働く人のベスト金融アドバイザーとして∼ 第4期中計(2012-2014年度)において「あんしん創造バンク̶これからも会員・組合員とともに̶」を掲げたとき、 年金・医療など社会保障への不安とともに、東日本大震災・原発事故の記憶と生活への影響がまだ鮮明に残ってい ました。今日、震災復興は道半ば、経済・社会的な問題も先行きが不透明であり、さらに政府の経済政策や税制見 直しによる新たな格差の助長さえ懸念されます。 第5期中計では、これら会員・組合員、勤労者が抱える不安を、金庫の助け合いの金融機能によって軽減・払拭す ることが求められていると考え、 「あんしん創造バンク」 の考え方を引き継ぎます。 そして、変化が激しく複雑化する金融環境のもと、金庫職員が労働者自主福祉金融事業の専従者として、組合員 の就職から退職後まで生涯にわたって生活設計全般を支援していくことが、 “ろうきんらしい” 役割発揮であると考え、 副題 “働く人のベスト金融アドバイザーとして” を掲げます。 金庫は第5期中計において、職員の相談能力・スキルの向上、商品制度・サービスの拡充、相談チャネルの整備な ど、安心して利用いただける態勢整備に取り組みます。 (2) 計画期間 2015年4月1日∼2018年3月31日 (3か年計画) (3) 取り組みの3つの柱 ① 取引基盤の拡大 ア. 職域における取引拡大 あんしん 創造バンク イ. 退職者・高齢者との取引継続、生協組合員との取引拡大 ② 良質な商品制度・サービスの提供と取引チャネルの整備 ア.“ろうきんらしい” “ろうきんならでは” の商品制度・サービスの提供 ∼働く人のベスト金融アドバイザーとして∼ イ. 利用者の利便向上のためのチャネル整備 ③ より健全な経営基盤の整備 ア. さらに強固な経営・財務基盤の整備 イ. 会員・組合員ならびに地域社会からの信頼の獲得 第 5 も の 期中計 の めざす ウ. 強固な経営管理態勢の構築 4 計数目標 (1) ①②預金・融資の残高増加額は、運動の成長性を計る指標として、 (2) コア業務純益は、経営の収益性を計る指標として、 (3) 預金経費率は、経営の効率性を計る指標として、 (4) 自己資本比率は、経営の健全性・安全性を示す指標として、 それぞれ目標とします。 なお、2016年度・2017年度の目標については、年度ごとに見直しを行い、金利・経済情勢等により変更する場 合があります。 目標項目 (1) ① 預金残高増加額(億円以上) ② 融資残高増加額(億円以上) (2) コア業務純益 (億円以上) (3)預金経費率(%以下) (4) 自己資本比率 (%以上) 2015-2017 中計目標 2015年度 2016年度 2017年度 2,700 900 900 900 900 300 300 300 210 80 70 60 1.00 1.00 1.00 1.00 10.00 10.00 10.00 10.00 ※ (2) コア業務純益は、金融機関本来の業務による実質的な収益力を示します。 (3) 預金経費率は、預金平残に占める経費の割合で、値が小さいほど効率性が高いことを示します。 (4) 自己資本比率は、リスク・アセットに占める自己資本の割合であり、値が大きいほど健全性が高いことを示します。 第5期中期経営計画 (2015-2017年度) および2015年度事業計画 8 内部統制システムに関する基本方針 金庫は、 「ろうきんの理念」に基づいて、労働者自主福祉金融事業の利用価値の向上と金庫の持続的かつ安定的な 発展を実現するため、会員から付託を受けた理事会を中心とする公正・透明かつ迅速・果断な意思決定を行える金 庫経営の仕組みを構築するとともに、利用者からの信用の基礎となる適正な業務の遂行を確保するための内部統制 (内部管理) の仕組みを構築しております。 内部統制(内部管理)は、金庫の日常業務と一体不可分で、適正な業務運営の基盤となるものです。すべての役職 員が内部管理の重要性および自らが内部管理の重要な役割を担っていることを認識するとともに、理事および執行 役員は自らの姿勢・言動を通じ、率先して内部管理を重視した業務運営を徹底してまいります。 金庫は、内部統制システムの整備・運用状況を継続的に評価し、必要な改善措置を講じるとともに、当基本方針 についても環境変化等に対応して不断の見直しを行うことで、内部統制システムの一層の実効性の向上に努めてま いります。 1 理事および職員の職務執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 (1) 理事および執行役員は、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の最重要課題のひとつと位置づけ、率先してコンプライアンス態勢の確立 に取り組む。 (2) 理事および執行役員は、 『倫理憲章』 、 『役職員倫理規程』に基づき、自ら率先垂範するとともに、それを遵守する必要性・重要性を繰り返 し発信して周知徹底を図る。 また、 『法令等遵守規程』を定め、コンプライアンス管理体制を整備するとともに、コンプライアンスを徹底するための実践計画である『コ ンプライアンス・プログラム』を事業年度ごとに策定して、必要な取り組みを行う。 (3) コンプライアンス統括部は、研修や 『コンプライアンス・マニュアル』等により『倫理憲章』、『役職員倫理規程』を職員に周知徹底する。 (4) 理事および執行役員は、法令違反・定款違反・規程違反その他コンプライアンスに関する重大な事実を発見した場合には、直ちに代表理 事および監事に報告する。また、理事および執行役員は、遅滞なく経営会議および理事会において報告する。 (5) 職員は、法令違反・定款違反・規程違反その他コンプライアンスに関する重大な事実を発見した場合には、直ちに直属の上司または各部 署のコンプライアンス責任者または担当者に報告する。なお、コンプライアンス責任者および担当者に報告することが適当でないと判断し たときは、直接コンプライアンス統括部または総務人事部に報告・相談できる。 (6) コンプライアンス統括部は、金庫が内部通報制度として「コンプライアンス・ヘルプライン」、「監事会ホットライン」、「弁護士ホットライ ン」 を設置していることを職員に周知し、金庫における法令・定款・規程違反やそのおそれのある事実の早期発見・未然防止に努める。 (7) 理事・執行役員および職員は、 『反社会的勢力に対する基本方針』に基づき、反社会的勢力とは取引をはじめ一切の関係を遮断し排除する とともに、必要に応じて警察や弁護士など外部機関と連携し、毅然と対応する。 コンプライアンス統括部は、反社会的勢力等の情報の充実に努める。 (8) 各部署は、理事・執行役員および職員の職務の執行に際し、規程・契約・商品制度などについて必要なリーガルチェックを行う。 (9) 理事会は、 『理事会規程』に基づき、原則として毎月1回、必要に応じて随時に開催して、機動的な意思決定を行うとともに、理事および 執行役員の職務執行状況を相互に監督・監視する。 (10)コンプライアンス委員会は、金庫の法令等遵守の状況把握、態勢整備、事務過誤・業務事故・不祥事故・苦情トラブルの再発防止策の実施状況、 顧客保護などを協議し、理事会および監事会へ定期的に報告する。 コンプライアンス統括部および本部主管部は、再発防止策を金庫内で共有・実践し、同種の事案の根絶を図る。 また、金庫は、コンプライアンスの取り組みについて、ディスクロージャー誌に開示する。 (11)業務監査部は、業務部門から独立して、被監査部署の職務執行における法令・定款・規程などの遵守状況を監査し、問題点の指摘、改善 提言を行い、その結果を理事会へ定期的に報告する。 (12)監事は、 『監事会規程』 、 『監事監査規程』に基づく監査により、理事の職務執行を監視するとともに、理事会のほか、重要な意思決定過程 および職務執行状況を把握するため経営会議その他の重要な会議に出席して、必要と認めたときは意見を述べる。 また、監事は、理事の不正行為もしくはそのおそれがあると認めたとき、または法令違反・定款違反・規程違反もしくは著しく不当な事 実が生じるおそれがあると認めたときは、直ちに理事に対し法令・定款・規程などの遵守に向けて助言または是正勧告するとともに、遅滞 なく経営会議および理事会に報告する。 2 理事の職務執行に係る情報の保存および管理に関する体制 (1) 理事・執行役員および職員は、『文書取扱規程』、 『文書保存取扱要領』、『規程等管理規程』 、『情報セキュリティ対策に関わる基本方針』等 に基づき、理事会・経営会議の議事録および資料、規程、経営の基本に関わる重要な決裁起案書など、理事・執行役員および職員の職務の 執行に関する文書・帳票類を、適切な方法で作成・保存・管理する。また、それらの文書を理事および監事が必要に応じて閲覧可能とする。 3 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 (1) 理事・執行役員および職員は、 『リスク管理方針』に基づき、金庫の保有するリスク量を可能な限り計量的に把握するよう努め、自己資本 の範囲内にリスクを制御して健全な金庫経営をめざすとともに、適正な収益の確保に留意したリスク管理を行う。『リスク管理方針』は、定 期的 (年1回以上) あるいは必要に応じて見直す。 また、理事および執行役員は、 『リスク管理方針』 『リスク管理規程』に基づき、各リスクの管理・対応部署を明確にし、総合企画部(統合リ スク管理)が金庫の直面するリスクを一元的に統括管理する。(※リスク管理体制図は16ページをご参照ください。) (2) 業務部門である営業店・都県本部・本部各部は、担当業務に関するリスクを 「オペレーショナルリスク・CSA調査」 等により洗い出し・認識・ 評価し、リスクが大きく優先的に対応するべきものを選定して、具体的な対応方針・対策を策定のうえ、 「自店検査」などを通じてリスクの 低減に取り組み、適切かつ効果的なリスク管理を行う。 事業活動に重大な影響を及ぼすおそれのあるリスクについては、当該リスクの管理部署および担当理事・執行役員が対応策を検討のうえ、 9 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 経営会議で協議し、リスク管理を行う。 (3) 業務指導部は、営業店におけるリスクの高い業務プロセスを中心に、適切な執行を指導する。 (4) 業務監査部は、営業店・都県本部・本部のリスク管理体制の適切性・有効性を定期的に監査する。監査によって重要なリスクと判断した 場合には、代表理事・担当執行役員に報告するとともに、経営管理委員会に報告する。 (5) 経営管理委員会は、各種リスクの管理担当部署におけるリスク管理状況を確認・審議し、リスクと収益の統括管理を行うとともに、定期 的に理事会へ報告する。 また、金庫は、リスク管理の取り組みについて、ディスクロージャー誌に開示する。 (6) 理事・執行役員および職員は、 『お客様保護等管理方針』、『顧客保護等管理規程』に基づき、お客様への説明、相談・苦情への対応、お客 様の情報管理などを適切に行う。また、『プライバシー・ポリシー』に基づき、利用者の個人情報の保護・管理体制を整備し、情報漏洩の防 止を図る。 また、 『金融商品に関する勧誘方針』 『共済募集指針』 『保険募集指針』および適合性の原則に基づいて、お客様が商品やリスクの内容など重 要な事項を理解し判断したうえで取引できるよう、適切な説明・提案を行う。 (7) 大規模な自然災害やシステム障害などが発生した場合には、金庫は『危機管理基本規程』に基づき、理事長を統括本部長とする危機管理統 括本部を設置して、顧客・役職員および金庫経営への被害・損失を最小限に抑えるよう努める。また、金庫は、危機発生に備えて定期的に 業務継続計画の訓練・見直しを行い、危機管理体制の有効性・実効性を常に保持する。 (8) 営業店・都県本部・本部各部の職員は、金庫の事業に関する重大なリスクまたはその顕在化の兆しを認知したときは、速やかに本部のリ スク管理部署に報告する。 4 理事の職務執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1) 理事会は、 『理事会規程』 、 『常勤役員職務権限規程』 、『業務組織規程』その他の経営組織規程に基づき、理事の職務執行に係る権限委譲と 責任を明確にするほか、執行役員制度を導入して迅速な業務執行をめざす。 (2) 金庫の経営に関する重要事項については、代表理事・常務理事・執行役員の全員で構成する経営会議において事前に論議し、その審議を 経て理事会にて意思決定を行う。それによって、経営会議は、理事の機動的かつ適正な業務執行を促進する。 (3) 理事会は、 『理事会規程』で理事会の決議事項を、 『経営会議規程』で経営会議の付議事項を定め、これによって、理事および執行役員は理 事会および経営会議において効率的かつ実効性の高い審議を行い、相互牽制を働かせ適切な意思決定を行う。 (4) 経営会議は、理事・執行役員および各部署の管理職位の責任事項および決裁権限を定める。 (5) 金庫は、通常総会において、経営の基本方針として 中期経営計画および単年度の事業計画を設定するとともに、事業年度ごとに業務報 告を行う。理事会は、それら方針・計画の理事および執行役員による職務執行状況を監督する。 (6) 金庫は、理事・執行役員および職員の職務執行の効率化および適正化の観点から、業務プロセスの改善・標準化を図る。 5 金庫およびその子法人等における業務の適正を確保するための体制 (1) 理事および執行役員は、金庫および関連会社における業務の適正を確保するための体制を構築するとともに、関連会社が、金庫本体と同 等の内部統制システムを構築するよう支援・指導する。 (2) 関連会社の主管部である総合企画部は、『関連会社管理規程』に基づき、関連会社が業務遂行にあたり金庫と事前協議・報告を要する重要 な事項を中心に管理・指導を行うとともに、関連会社の財産または損益に多大な影響を及ぼすと判断する重要な事項については、金庫の代 表理事の決裁または金庫の経営会議もしくは理事会の承認を得るものとする。 なお、金庫は、関連会社の業務概況を金庫の理事会へ月例報告する。 (3) 金庫は、関連会社の経営の健全性および効率性の向上を図るため、必要に応じて関連会社に取締役および監査役を派遣する。 (4) 理事および執行役員は、金庫の財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法などの法令に基づき、業務プロセスの有効性の評価・ 改善を継続的に実施する。 (5) 金庫の業務指導部は、金庫の営業店における業務プロセスについて、適切な執行を指導する。 (6) 金庫の業務監査部は、理事会が事業年度ごとに定める『内部監査方針』に基づいて、業務部門から独立して、金庫各部署および関連会社の 業務執行の有効性および適切性を監査し、問題点の指摘、改善提言を行うとともに、その結果を理事会へ定期的に報告する。 6 監事が求めた場合における監事の職務を補助すべき職員に関する事項 (1) 金庫は、監事会が制定した 『監事会規程』 、 『監事監査規程』 に基づき、監事会事務局スタッフとして必要な能力を備えた専任の職員を配置する。 7 監事の職務を補助すべき職員の理事からの独立性に関する事項 (1) 監事会事務局スタッフは、監事の指導・監督のもとで監事の職務を補助する。 (2) 金庫は、監事会事務局スタッフの人事異動について、事前に監事へ報告する。 8 理事および職員が監事に報告をするための体制その他の監事への報告に関する体制 (1) 理事および執行役員は、理事会その他の監事が出席する機関会議において、担当する職務の執行状況を報告し、その議事録を監事へ提出する。 (2) 理事・執行役員および職員は、監事の求めに応じて随時、担当する職務の執行状況などを報告する。 また、 理事・執行役員および職員は、 職務執行に関し法令違反や不正行為など金庫に著しい損害を及ぼすおそれがある事実を発見したときは、 『監事監査規程』に基づき、直ちに監事に報告する。 (3) 業務監査部は、内部監査結果を定期的に監事に報告する。 (4) コンプライアンス統括部は、内部通報制度 「コンプライアンス・ヘルプライン」の通報内容を、都度、監事に報告する。 (5) 金庫本部の各部は、経営に関する決裁起案書 (決裁後)の写しを監事会へ提出する。 9 その他監事監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1) 代表理事と監事は、原則として年3回、定期的に意見交換を行い、双方の意思疎通を通じて監査の実効性を高めるよう努力する。 (2) 金庫は、監事が監査等に必要とする場合、弁護士などの外部専門家を活用することを保証する。 (3) 金庫は、監事の求めに応じて監査活動に必要な予算措置を講じる。 内部統制システムに関する基本方針 10 コンプライアンス (法令等遵守) 体制 コンプライアンス (法令等遵守) に対する考え方 「コンプライアンス」とは、法令・社会的規範などのルールを遵守し、社会の要請に応えることを意味します。 金融機関は、多数のお客様からお預かりしている預金をもとに業務を営んでおり、その社会的責任と公共的使命 から、法令・社会的規範の遵守にもっとも厳正であることを求められ 『倫理憲章』 (要旨) る存在です。 とりわけ、〈ろうきん〉は、非営利の協同組織金融機関として労働組 ❶ 勤労者の福祉向上への貢献 合や生活協同組合、そして勤労者の皆様の信頼の上に成り立っており、 ❷ 社会的責任と公共的使命 その経営姿勢には高いレベルの倫理性が求められると考えています。 ❸ 会員・勤労者本位の徹底 こうした考え方に立ち、〈中央ろうきん〉では、社会からのより一層 の信頼確保に向けて法令等遵守に係る基本方針である『倫理憲章』を定 めるとともに、『役職員倫理規程』および『法令等遵守規程』を制定して います。この『倫理憲章』 『役職員倫理規程』 『法令等遵守規程』のもと、 ❹ 法令やルールの厳格な遵守と適正な業務運営 ❺ 経営情報の開示とコミュニケーションの充実 ❻ 社会貢献および環境問題への取り組み ❼ 反社会的勢力との対決とその排除 ❽ 役職員の人権の尊重 理事長を先頭に、すべての役職員がコンプライアンスの推進に取り組 んでいます。 コンプライアンス推進の活動 〈中央ろうきん〉では、コンプライアンスを実現するための実践計画として『コンプライアンス・プログラム』を策 定しています。このプログラムは法令等遵守の態勢を組織的に確立し、コンプライアンスを重視する組織風土を醸 成することを目的として、年度ごとに見直すことにしています。 ■ 役員および理事会のコンプライアンス機能 理事および監事は、セミナー・研修などで研鑚を重ね、組織内に法令等遵守の精神を徹底することの重要性につ いて認識を深めています。そのうえで理事は、理事会の意思決定に積極的に参画し、また代表理事の業務執行の状 況を監督しています。 監事は、理事会に出席して法令・定款の遵守状況などを検証するほか、会計監査をはじめ毎年度 「監査計画書」 を 策定して定期的に各種監査を行っています。 ■ 個別の取り組み コンプライアンスに関する手引書である『コンプライアンス・マニュアル』を定期的に見直し全役職員に配布して います。各部署ではこのマニュアルを活用して、コンプライアンス研修を実施しています。 また、健全な経営を確保するため、内部監査を重視し、業務監査部が定期的に本部・営業店、子会社に対して監 査を実施するほか、営業店・本部該当部署では自店検査を行い、相互牽制が十分働くよう努めています。 そのほか、コンプライアンス全般について弁護士、税理士、監査法人の助言・チェックを受け、反社会的勢力へ の対応について警察等関係機関に助言・協力を求めるなど、外部専門家との連携を図っています。 反社会的勢力に対する取り組み 〈中央ろうきん〉は、金融機関として求められ わたしたち中央労働金庫は、反社会的勢力排除に向けた社会的責任を十分に認 る公共の信頼に応えるため、預金規定や各種帳 識し、業務の適切性および健全性を確保するため、ここに反社会的勢力に対する基 票へ「暴力団排除条項」を導入し、反社会的勢 本方針を定めます。 力との関係遮断に向けた取り組みを積極的に ❶ 反社会的勢力との関係を遮断し排除するため、理事長以下、全役職員が一丸と 行っております。 また、「反社会的勢力に対する対応マニュア ル」を制定し役職員の教育・啓発に取り組むと ともに、 「反社会的勢力に対する基本方針」を公 表し、業務の適切性と健全性の確保に努めてい ます。 11 反社会的勢力に対する基本方針 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 なり、断固たる姿勢で対応するとともに、対応する役職員の安全を確保します。 ❷ 反社会的勢力との取引は一切行いません。 ❸ 反社会的勢力に対して、資金提供および不適切な便宜供与は行いません。 ❹ 反社会的勢力による不当要求に対しては、断固拒絶し、法的対抗措置を講じます。 ❺ 反社会的勢力による不当要求に対応するため、 警察、 暴力追放運動推進センター、 弁護士等の外部専門機関と緊密な連携関係を構築します。 お客様保護に関する取り組み 今日、金融機関に対してはコンプライアンス重視の組織風土の醸成および顧客保護重視の意識を深く定着させた 経営が求められています。 〈中央ろうきん〉においても、顧客の保護および利便の向上を行うことが、業務の健全性および適切性の確保の観 点から極めて重要であると認識し、「お客様保護等管理方針」を定めています。それに基づき顧客説明、顧客サポー ト、顧客情報、外部委託および利益相反に係る内部管理規程を制定して、管理体制ごとに管理責任者を設置し、本 部および営業店が一体となった管理態勢をとり、顧客保護に関する実効性の確保に努めています。 苦情等に対する取り組み (金融ADR制度への対応について) 〈中央ろうきん〉では、当金庫の事業運営に関してお客様よりいただく「不満足の表明」を真摯に受け止め、当金庫 の健全な発展のための重要なメッセージであることを十分認識したうえで、ご不満などの解消とその原因となった 事項の改善に向けて適切に対応し、お客様の信頼と満足度を高めています。また、 〈中央ろうきん〉の対応について、 お客様のご理解を得られない場合(紛争)、弁護士会が運営する仲裁センターへ取り次ぐことも可能です。 ■ 苦情等の申し出について 〈中央ろうきん〉は、お客様からの苦情等のお申し出に、公正かつ的確に対応するため、業務運営体制・内部規則 を整備し、その内容をホームページ等で公表しています。 苦情等は、本支店のほか、「お客様サポート」 (電話番号:0120-851-581、9:00∼17:00、土日・祝日および 金融機関の休日を除く)にお申し出ください。 ■ 紛争解決のための措置について 〈中央ろうきん〉は、紛争解決のため、上記 「お客様サポート」または(一社)全国労働金庫協会が設置・運営する 「ろ うきん相談所」にお申し出があれば、東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会の仲裁センター等に取 り次ぎいたします。なお、お客様が直接当該弁護士会へ申し出ることも可能です。詳しくは 〈中央ろうきん〉ホーム ページをご覧になるか、「お客様サポート」または本支店へお問い合わせください。 仲裁センター等では、東京都以外の地域の方々からの申立について、当事者のご希望を伺ったうえで、アクセス に便利な地域で手続きを進める次の方法も用意しています。 ①移管調停:東京以外の弁護士会の仲裁センター等に事件を移管する。 ②現地調停:東京の弁護士会の斡旋人と東京以外の弁護士会の斡旋人が、弁護士会所在地と東京を結ぶテレビ会議 システム等により、共同して解決に当たる。 ※移管調停、現地調停は全国の弁護士会で実施している訳ではありませんのでご注意ください。具体的内容は仲裁センター等にご照会ください。 中央ろうきんのコンプライアンス運営体制 理 事 会 コンプライアンス委員会 [営業店指導] 都県本部 お客様保護等管理方針 中央労働金庫は、労働金庫法・金融商品取引法その他の法令等を厳 正に遵守し、社会規範に則り、誠実・公正に事業を運営し、お客様の 資産・情報およびその他の利益の保護や利便性の向上のために、お客 様の視点から当金庫の業務の検証・改善を継続的に行い、お客様保護 等管理に取り組みます。 コンプライアンス統括責任者 (副理事長) [統括部署] コンプライアンス統括部 外部専門家 (弁護士・警察等) コンプライアンス・オフィサー (コンプライアンス統括部長) 本部主管部 営業店・ローンセンター等・本部各部の各部署 [管理責任者] コンプライアンス責任者 (各部店等の部店所長) [管理担当者] コンプライアンス担当者 (各部店等の次長等) ❶ 当金庫は、お客様との取引に際しましては、法令等に従ってお客様 への説明を要するすべての取引や商品について、説明および情報提 供を適正かつ十分に行います。 ❷ 当金庫は、お客様からのご相談、ご意見・苦情等につきましては、 公正・迅速・誠実に対応し、お客様のご理解と信頼を得られるよ うに適切かつ十分に取り扱います。 ❸ 当金庫は、お客様に関する情報につきましては、法令等に従って 適正かつ公正な手段によって取得し、お客様情報の紛失・不正ア クセスなどを防止し、安全に管理するため、必要かつ適切な措置 を実施いたします。 ❹ 当金庫は、お客様との取引に関連して、当金庫の業務を外部委託 する際には、事務管理、お客様情報の管理、お客様への適切な対 応が行われるよう外部委託先の管理を適切に行います。 ❺ 当金庫は、お客様と当金庫の間で利益が相反する取引を特定する とともに、該当の利益相反取引のおそれがある場合、取引条件ま たは方法を変更する、取引を中止するなど、利益相反管理を適切 に行います。 コンプライアンス (法令等遵守) 体制/お客様保護に関する取り組み 12 個人情報保護の取り組みについて ■ プライバシー・ポリシー 〈中央ろうきん〉は、高度情報通信社会における個人情報保護の重要性を認識し、コンプライアンス・プログラム を定め、役職員が一体となって、以下の方針(プライバシー・ポリシー)に基づきお客様の個人情報の保護に努めます。 1 個人情報の法令等の遵守について 4 個人情報の管理について 当金庫は、個人情報保護法などの法令等を遵守して、お客様 の個人情報を取り扱いいたします。 当金庫では、お客様の個人情報の紛失・破壊・改ざん・漏え い・不正アクセスなどを防止するため、必要な安全管理措置 を講じて適正に管理いたします。 2 個人情報の取得について 当金庫は、お客様とのお取引やサービスを提供するため、適 法かつ公正な手段によって、お客様の個人情報をお預かりい たします。 5 個人情報の開示・訂正・利用停止等について お客様が、ご自身の個人情報について、内容の開示・訂正・利 用停止等を求められる場合、または個人情報の取り扱いについ てのお問い合わせは下記 「お問い合わせ先」 までご連絡ください。 3 個人情報の利用について (1)当金庫は、お客様の個人情報を、公表している利用目的あ るいは取得の際にお示しした利用目的の範囲内で、業務の 遂行上必要な限りにおいて利用します。 (2)当金庫は、お客様が所属する会員団体(労働組合等)等の特 定の者との間で、お客様の個人情報を共同利用させていた だいております。 (3)当金庫は、お客様の個人情報の取り扱いを外部に委託する ことがあります。委託する場合には、当該委託先について 厳正な調査を行ったうえ、お客様の個人情報が安全に管理 されるよう適切な監督を行います。 (4)当金庫は、お預かりした個人情報を、法令で定める場合を 除き、お客様の同意がない第三者への提供・開示はいたし ません。 6 個人情報保護の維持・改善について 当金庫は、個人情報管理責任者をおき、お客様の個人情報が 適正に取り扱われるよう、従業者への教育を徹底し、適正な 取り扱いが行われるように点検すると同時に、個人情報保護 の取り組みを適宜見直し改善いたします。 7 お問い合わせ先 ≪中央労働金庫「本支店窓口」≫もしくは ≪中央労働金庫「お客様相談デスク」≫ 〈 〉 0120-86-6956 営業時間 月∼金9:00∼18:00/土日祝休 ■ 個人情報保護に関する実践・管理体制 理 事 会 コンプライアンス委員会 委 員 長=理 事 長 顧客保護等管理統括責任者 (副理事長) 事務局 顧客情報等管理責任者 (兼個人情報管理責任者) (業務部担当執行役員) 顧客情報等管理補助責任者(兼個人情報管理補助責任者) (業務部長) 顧客情報等管理者 (兼個人情報管理者) (部店所長) コンプライアンス統括部 委員=副理事長、専務理事、 コンプライアンス統括部・業務部の 各担当執行役員、 コンプライアンス統括部・業務監査部・ 総務人事部・審査部・業務部・業務指導部・ 営業統括部の各部長、 総合企画部 (統合リスク管理) 担当部長 お客様の個人情報のお取り扱いについては、 〈中央ろうきん〉ホームページ http://chuo.rokin.com 等で公表しています。 13 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 金融商品に関する勧誘方針 当金庫は、次の4項目を遵守し、お客様に対して金融商品の適正な勧誘を行ってまいります。 1.お客様のご意向と実情に沿った、適切な金融商品をおすすめします。 2.お客様ご自身の判断でお取引いただくため、商品内容やリスク内容など重要な事項を十分に理解していただける よう、説明に心がけます。 3.お客様にとってご迷惑な時間帯や不都合な場所などで勧誘を行いません。 4.本勧誘方針を役職員一同に徹底し、金融商品の販売、契約に関する法令等の遵守に努めます。 金融犯罪被害防止に向けた取り組み ■ 偽造・盗難キャッシュカードによる不正な払戻しへの対応について ♦偽造・盗難キャッシュカードによる不正な払戻しによる被害を未然に防止 するため、以下の対策を行っています。 キャッシュカードの偽造・ 盗難に関するお問い合わせ窓口 ●ICカード(磁気ストライプ併用)の導入 ●異常取引検知システムによるモニタリングの実施 受 付 先:自動機照会センター ●ATMへの「覗き見防止フィルム」の貼付および「後方確認ミラー」の設置 電話番号:0120-060-560 ●類推されやすい暗証番号の危険性に関するご案内 等 受付時間:24時間 ♦偽造・盗難キャッシュカード被害に遭われたお客様について、当金庫にお いてお客様に責任がないと判断した場合には、被害の全額を補償させてい ただきます。 ■ インターネットバンキングによる預金等の不正な払戻しへの対応について ♦インターネットバンキングによる預金等の不正な払戻しによる被害を未然に防止するため、以下の対策を行っています。 ●複数のパスワード (ログインパスワード、確認用パスワード、第二暗証番号) による本人認証の実施 ● 「ワンタイムパスワード」 (1分ごとに変化する使い捨てパスワード) の導入 ●普段と異なる状況で利用された場合、「合言葉(事前にご登録いただいた質問に対する回答)」による追加認証の 実施 ●パスワードの不正取得を防止する 「ソフトウェアキーボード」 の導入 ●パソコンでのご利用時に携帯電話によるロック解除を要する 「IBロックサービス」 の導入 ●ネットムーブ社のセキュリティソフト 「SaAT:Netizen」 の無料提供 等 ♦インターネットバンキングにおいて、お客様の責任によらず、ログインID・パスワード等の盗用によって預金 等の不正な払戻しの被害に遭われた場合には、被害の補償を行うこととします(団体向けインターネットバンキ ングの場合は1事故あたり1,000万円を基準に個別事案ごとに判断します)。 なお、被害の補償対象外となる場合および補償額の一部減額となる場合につきましては、個別の事案ごとにお客 様の状況(セキュリティ設定状況等)をお伺いしたうえで、対応させていただきます。 ■ 振り込め詐欺等への対応について ♦振り込め詐欺等の被害を未然に防止するため、ATMコーナーへのポスター の掲示、 職員による声掛けなど、 お客様に対する注意喚起を行っております。 振り込め詐欺救済法に関する お問い合わせ窓口 また、お客様にATMコーナーでの携帯電話のご利用をご遠慮いただいてお ります。 ♦「振り込め詐欺救済法」 (正式名称「犯罪利用預金口座等に係る資金による被 害回復分配金の支払等に関する法律」2008年6月21日施行)に基づき、振 り込め詐欺等の犯罪被害資金を当金庫の口座に振り込まれた方からのご照 受 付 先:お客様相談デスク 電話番号:0120-86-6956 受付時間:月∼金9:00∼18:00 /土日祝休 会をお受けいたします。 お客様保護に関する取り組み 14 リスク管理の取り組み リスク管理に対する考え方 金融の高度化・多様化・グローバル化の進展により会員・利用者の皆様への新たなサービス提供が可能となる 一方で、これに伴うリスクも多様化・複雑化しています。 「安心・安全・健全」な〈ろうきん〉の維持・発展のためには、各種のリスクを的確に把握して、これを厳正に管 理することが重要となります。 〈中央ろうきん〉では、自己責任原則に基づく経営を徹底するため、統合的リスク管理の充実、とりわけ適正収 益確保に留意したリスク管理を最重点課題として位置づけています。 統合的リスク管理の取り組み 〈中央ろうきん〉では、金庫が直面する各種リスクを個別の方法で質的または量的に評価したうえで金庫全体の リスクの程度を判断し、金庫の経営体力(自己資本)と対照することによって管理する「統合的リスク管理」を行っ ています。 具体的には、下記の各種リスクのうち「信用リスク」 「市場リスク」および「オペレーショナル・リスク」について、 各リスクの特性に応じた手法を用いてリスク量を計測・把握し、全体のリスク量が自己資本の範囲内に収まるよ うに管理しています。また、各リスクに自己資本を割り当てることにより、全体のリスク量だけでなく、個別の リスク量についても管理しています。 管理状況については定期的に経営管理委員会で検証し、自己資本に対して過大なリスクをとることがないよう 努めています。 各種リスクへの取り組み 信用リスク 「信用リスク」とは、取引相手の信用状態の悪化等により損失を被るリスクであり、債券保有などの市場取 引に伴い発生する「市場信用リスク」と、貸出取引等に伴い発生する「与信信用リスク」があります。 〈中央ろうきん〉では、市場信用リスクについて、格付機関の格付けにより算出した期待損失額に基づきリスク限度額を設定し、 与信信用リスクについてはデフォルト確率等から算出された推定与信信用リスク量に基づきリスク限度額を設定しています。 また、厳格な資産査定に基づく償却・引当を適切に行い、資産の健全化を図っています。 市場リスク 「市場リスク」とは、金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場要因が変動することにより損失を被る リスクです。 〈中央ろうきん〉では、資産・負債全体の市場リスク量をバリュー・アット・リスク(VaR)により月次で計測し、取得したリスク 量が設定したリスク限度額の範囲に収まるようにコントロールしています。 また、「市場リスク」のうち「金利リスク」については、資産・負債の10BPV (10ベーシス・ポイント・バリュー) を算出し、金利変 動による現在価値の変動額を把握するとともに、複数の金利シナリオに基づくシミュレーション(アーニング・アット・リスク(EaR) 等)を定期的に行い、金利変動が期間損益に与える影響も把握しています。 流動性リスク 「流動性リスク」には、資金の急激な流出などにより必要な資金が確保できなくなる「資金繰りリスク」と、 市場の混乱などにより通常の市場取引ができなくなる「市場流動性リスク」があります。 〈中央ろうきん〉では、資金繰りに関する管理手続を定め、資金繰り逼迫時の迅速な対応に備えています。 また、市場流動性リスクについては、常に市場の状況などをモニタリングしており、市場の混乱や縮小等の兆候があれば、早期 に把握して対処を図ることとしています。 オペレーショナル・ リスク 「オペレーショナル・リスク」とは、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること、ま たは外生的な事象により損失を被るリスクです。 〈中央ろうきん〉では、オペレーショナル・リスクを次のとおり区分し、管理しています。 15 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 1 事務リスク 3 「事務リスク」 とは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは役職員の過 失や不正等に起因して不適切な事務が行われることにより損失を被るリ スクです。 〈中央ろうきん〉では、営業店事務実態のモニタリングによる事務リス ク管理態勢の検証や、各種研修の実施などを通じて、事務手続規程お よび事務管理マニュアル等の手続を遵守した事務処理を励行し、リスク の極小化を図っています。 2 法務リスク 「法務リスク」 とは、法令等に違反する行為や、金庫の商品制度、規程、 契約内容、各種契約書類等記載事項等に法的不備があることにより損 失を被るリスクです。 〈中央ろうきん〉では、業務主管部署または法務リスク管理部署にお いて商品制度、規程、契約内容、各種契約書類等記載事項等のリーガ ルチェックを行い、業務全般における法的点検を実施しているほか、法 務問題に対し必要に応じて弁護士等外部専門家と連携し、的確な対応 を図ることで、法務リスク顕在化を未然に防止するよう努めています。 システムリスク 風評リスク 4 「システムリスク」 とは、コンピュータシステムの停止・誤作動などのシ ステムの不備やコンピュータの不正使用により損失を被るリスクです。 〈中央ろうきん〉のオンライン・システムの運用・管理は、全国の労働 金庫が業務委託する労働金庫連合会総合事務センターが行っています。 同センタービルは、付近に活断層のない良質な地盤に立地し、耐震・ 免震構造、停電や電圧低下対応など、強固な災害対策が施されていま す。また、 大規模災害時の業務継続への対応としてバックアップセンター を構築し、データの安全確保としては、重要なデータの二重化、ソフト ウエアおよびデータの遠隔地保管を行っています。 〈中央ろうきん〉では、各種事務手続規程を整備して障害の未然防止に 努め、障害の発生に備えて 「システム障害緊急時対応計画」 を策定し、シ ステムの円滑な運用を図っています。また、 セキュリティポリシーに基づき、 情報資産の適切な利用と保護のための安全対策を実施しています。 「風評リスク」 とは、 〈中央ろうきん〉に対する評判の悪化や風説の流布 等により信用が低下し、損失を被るリスクです。 〈中央ろうきん〉では、風評リスクの発生が懸念される場合、リスクの 規模・性質に応じて適切に対応することにより未然防止に努めています。 また、風評に係わる情報を早期に把握・対処できる体制として上部団体 である労金協会・労金連合会との危機情報連絡ルートの確保や本部・営 業店間の緊急時における連絡体制の徹底を図るなど、風評リスク顕在化 の影響を最小限に抑えるよう努めています。 リスク管理体制 監事会 ALM次長会議 理事会 事業計画を踏まえて、各種リスクの認識とリスク管理運営のための基 本方針および管理体制・管理方法を決定します。 経営会議 理事会の決定に基づくリスク管理方法に従い、経営体力に見合ったリ スク限度額や損失限度額などを設定しています。 また、 リスク状況を把握して必要な対策を決定するとともに、 リスク管 理の状況について理事会へ定期的に報告しています。 経営管理委員会 理事会で決定されたリスク管理方針・リスク管理規程に基づき、各種 リスクと収益を統括管理するとともに、 リスク管理の運営状況につい て経営会議へ報告しています。 市場予測部会 総合企画部 (リスク管理統括部署) 監査部署 総合企画部 統括部 コンプライアンス 審査部 業務監査部 ︵内部監査︶ 風評リスク 与信以外 法務リスク 総合企画部 与信関係 システムリスク 市場 流動性 リスク 財務部 オペレーショナル・リスク 事務リスク 業務部 資金繰り リスク 審査部 総合企画部 業務部門 流動性リスク 与信信用 リスク 市場信用 リスク 信用リスク 為替リスク リスク管理部署 価格リスク 市場リスク 金利リスク リスクの種類 営業店・都県本部・本部・関連会社 危機管理体制 〈中央ろうきん〉 では、自然災害、コンピュータシステム の障害や新型インフルエンザ等の危機発生時に対する基 本的な方針として 「危機管理基本規程」 を制定しています。 危機管理統括本部 事務局 統括本部長 理事長 総合企画部 危機対策チーム 危機対策都県本部 危機発生時には、 「危機管理統括本部」を設置し、一元 的に管理できる指揮組織・指揮系統を整備しています。 さらに、大規模な災害等の事態においても早期の復旧を 図り、必要最低限の業務を継続できるよう「緊急時営業店 業務継続要領」 「システム障害緊急時対応計画」 等を制定し、 迅速に対応できる体制を整備しています。 ●会員顧客対応チーム ●営業店支援チーム ●業務継続チーム ●設備関連チーム ●広報・官庁対応チーム ●職員関連チーム ●資金繰り関連チーム ●感染拡大防止チーム 対策本部長 都県本部長 営業店 また、危機発生時を想定した各種の訓練を定期的に実 施するなど体制の強化にも取り組んでいます。 リスク管理の取り組み 16 中央ろうきんのCSR 〈中央ろうきん〉 は、 「ろうきんの理念」 に基づいて、会員・組合員、地域社会、金庫職員とのコミュニケーショ ンを通じて共通価値を追求し、金庫と地域社会の持続的な発展をめざします。 CSR基本方針 大切にしたいこと∼CSR Value∼ Ⅰ 会員・組合員とともに ̶〈ろうきん〉の原点̶ 〈中央ろうきん〉 は、共助の資金循環を通じて 「共生社会」 の実現をめざす、 〈ろうきん〉 の原点を大切にします。 働く人の生活を支え、働く人が安心して利用できる金融サービスを提供したい。 1950年、働く人を取り巻く社会のセーフティネットを自らの力で整備するため、労働組合や生活協同組合の働く仲間が協同して資金を出し合い、 〈ろ うきん〉 は設立されました。 会員・組合員と一体になり、働く人の暮らしを金融面から応援する私たちは、 「助け合い」の精神のもとで共感の輪を広げ、生涯にわたる安心・安全 な生活をサポートしてきました。 私たちは、共助の資金循環により 「共生社会」 の実現をめざす、 〈ろうきん〉 の原点を大切にします。 Ⅱ 地域社会とともに ̶地域社会との対話̶ 〈中央ろうきん〉 は、人と人、人と地域とのつながり・共感を醸成する地域社会との対話を大切にし、働く人を取り巻く社会的課題の解決に取り組みます。 複雑化し、多様化する社会の 「いま」 を捉え、働く人の暮らしに本当に必要なサービスをお届けしたい。 「共生社会」の実現に向けて、働く人の暮らしを支えていくためには、働く人を取り巻く様々な社会的課題の解決に寄与し、誰もがより暮らしやすく、 働きやすい社会の仕組みをつくることが不可欠です。 営利を目的とせず、会員が参画する〈ろうきん〉の公平・民主的な運営は、労働組合・生活協同組合をはじめ、労働者自主福祉運動を進める団体、 NPOなどの非営利・協同セクターとのネットワークのもと、信頼関係と協働関係を築いてきました。 私たちは、人と人、人と地域とのつながり・共感を醸成する、地域社会との対話を大切にします。 Ⅲ 金庫職員とともに ̶職員の働きがい・自己実現̶ 〈中央ろうきん〉 は、職員一人ひとりの働きがいや自己実現を大切にし、活気溢れる組織づくり・組織運営に取り組みます。 働く人のニーズに応える金融機関として、職員一人ひとりの多様な働き方を尊重し、職員が誇りと責任感をもって働き続けることのできる職場であ りたい。 職員一人ひとりが 「ろうきんの理念」 の体現者でなければならないと考える私たちは、働きやすい職場環境を整えることと併せ、ステークホルダーの要 請や期待に応える仕組みの整備と、個人やチームの能力を発揮できる組織風土の形成に取り組みます。 私たちは、活気溢れる組織をつくる、職員一人ひとりの働きがいや自己実現を大切にします。 生活応援運動の展開 2014年度は、会員・組合員の「可処分所得の向上」および「資産形成の支援」を生活応援運動の主要取組課題と位 置づけ、会員・推進機構と連携し、若年層・現役層・退職層等、各世代の金融ニーズをふまえた提案活動を実施し てまいりました。 具体的には、会員・企業と連携し、組合員向け学習会等への参加を通じ、若年層に役立つ金融情報を発信すると ともに、計画的貯蓄の重要性や低利で安心なローンの利用提案等を実施しました。また、毎月第3土曜日の休日相 談会や職場等での相談会を積極的に開催し、組合員の金融ニーズへの相談対応を実践したほか、退職後のライフプ ランを見据え、在職中からの資産形成・マネープランに着目した相談体制の強化に努めました。 2015年度においては、これまでの取り組みをさらに発展させ、組合員の家計改善および家計力向上を支援する 取り組みを展開してまいります。 ■ 生活応援運動における営業店ならびに職場出張相談会の実施 〈中央ろうきん〉では、毎月第3土曜日をはじめとした土曜・日曜日の休日相談会を開催しており、2014年度は 休日相談会を延べ2,445回開催し、お客様の金融ニーズへのきめ細かな対応を実施しました。また、職域での出張 相談会を延べ19,853回開催し、より多くのお客様に対し相談機会の提供に努めました。 17 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 福祉金融機関としての取り組み (各種制度等) ■ 金融円滑化の取り組み 2009年12月に施行された「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律(金融円滑化 法) 」は2013年3月31日に期限を迎えましたが、当金庫では、法期限以降もお客様のご返済方法に係るご相談など に対し継続して対応しています。 ■ 緊急生活応援ローン 勤務先企業の事情により、賃金・一時金の遅欠配または切り下げが発生した場合に、会員団体と連携のうえ、組 合員が当面の生活資金としてご利用いただける「緊急生活応援ローン」を提供しております。2014年度の取扱実績 は、1,584件・15億7,620万円となりました。 ■ 求職者支援資金融資制度 厚生労働省が実施する「求職者支援制度」に定める職業訓練の受講生のうち、職業訓練受講給付金のみでは生活費 等が不足する方に対し、さらなる支援として低利の融資を行うことにより円滑な職業訓練・再就職を支援する制度 で、厚生労働省からの要請に基づき2011年10月から取り扱っています。2015年3月末現在のご契約者数は、 1,208 件・2億5,312万円となっています。 ■ 技能者育成資金融資制度 優れた技能者を育成するための一助として、成績が優秀であるにもかかわらず、経済的な理由により職業能力開 発大学校または公共職業能力開発施設の行う職業訓練を受けることが困難な訓練生に対し、授業料等に充てる資金 として低利の融資を行うことにより職業訓練の受講を支援する制度で、厚生労働省からの要請に基づき2011年5 月から取り扱っています。2015年3月末現在のご契約者数は、236件・2億1,410万円となっています。 ■ 教育訓練受講者支援資金融資制度 厚生労働省が実施する専門的かつ実践的な訓練教育の受講者のうち、教育訓練支援給付金のみでは生活費等が不 足する方に対し、さらなる支援として生活に必要な資金を融資する制度で、厚生労働省からの要請に基づき2014 年10月から取り扱いを開始しています。 会員・企業等と連携した金融教育の取り組み 〈中央ろうきん〉では、会員・企業における年代別のライフプランセミナー等の開催に加え、高校生・大学生や生 協組合員等を対象とする金融教育セミナー、ろうきん友の会や会員の退職者会を対象とする相続セミナー等にも積 極的に対応してまいりました。 【2014年度 セミナー開催状況】 年金・ 退職準備 多重債務 ライフ プラン 住宅 企業年金 資産運用 学校教育 相続 その他 セミナー 開催回数 参加人数 616回 309回 1,702回 168回 84回 182回 13回 72回 625回 3,771回 90,566人 【2014年度 開催セミナー例】 学校教育 企業年金セミナー 相続セミナー 消費生活・協同組合論 確定拠出年金(DC)制度の可能性 早すぎることはない相続への備え (2014年12月5日/於・労働金庫会館) (2015年3月5日∼3月28日/全8会場) (2014年6月10日・17日、 2015年1月20日/於・茨城大学) 「協同生活ネットいばらき」が茨 加入者数が500万人を超えた確 城大学で開催した消費生活・協同 定拠出年金(DC)制度の活用を考 相続税対策・遺産分割対策など、 高齢期における情報提供ニーズに 組合論に関する講座に講師を派遣 えるため、 「確定拠出年金(DC)制 応えるため、2012年度より継続 し、多重債務問題やライフプラン、 度の可能性と課題」 「確定拠出年金 して開催しています。税理士また 〈ろうきん〉の生い立ち等について (DC)制度における投資教育の効 は司法書士が講師を務め、2014 講義を行いました。合計3回の講 用」の2つのテーマで開催しまし 年度は8都県で開催し、計683名 義を通して、217名の学生の皆様 た。労組役員や企業の人事担当者 の皆様にご参加いただきました。 に受講いただきました。 など93名の皆様にご参加いただ きました。 中央ろうきんのCSR 18 環境配慮型経営の実践 ■「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則 (21世紀金融行動原則) への署名 〈中央ろうきん〉は、2011年12月、 「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則 (21世紀金融行動原則) (以下、 」 「金融行動原則」という)に署名しています。金融行動原則は、地球の未来を憂い、持続可能な社会の形成のために 必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関の行動指針として、環境省中央環境審議会の提言に基づき、幅広 い金融機関が参加した起草委員会によって策定されたものです。 〈中央ろうきん〉は、今後も金融行動原則の趣旨に基づく取り組みを実践していきます。 ■ 環境負荷低減の取り組み 店舗や事務所内の節電や営業車のエコドライブ推奨によるCO2削減、金庫で作成するパンフレットなどに森林認 証紙や植物油インキの使用を進めるとともに、全部署で使用するコピー用紙をグリーン購入法適合商品に切り替え るなどの環境配慮の取り組みを行っています。 ■ 環境イベントや森林整備事業への職員の参加 毎年4月に代々木公園で開催される環境イベント「アースデイ東京」に2006年 度より協賛し、環境や社会に配慮したお金の流れをテーマとする「エコ金融エリ ア」で事業を紹介しています。群馬地区では、2006年から山林所有者および県 と協定を締結し、年2回の森林整備事業に職員とその家族が参加しています。 〈中 央ろうきん〉では、これらの活動を通して、職員の環境配慮への意識向上に努め ています。 群馬地区 森林ボランティア ■ SRIの取り組み 社会的責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)は、財 社会的責任投資の残高の推移 務指標など経済的側面に加えて、環境保全および社会・地域への貢 献など社会面での企業の社会的責任を考慮した投資です。 2012年度 84億円 〈中央ろうきん〉では、有価証券の運用において、企業の社会的 責任を判断する場合の基本的な考え方である「E・S・G」 (環境保 全:Environmental、 社 会 配 慮:Social、 企 業 統 治:Corporate Governance)のうち、環境面「E」を重視し、環境保全等への取り組 2013年度 2014年度 153億円 293億円 みに優れた企業の社債に投資を行っています。 ユニバーサルサービスの取り組み 〈中央ろうきん〉では、高齢の方や障がいのある方など様々なお客様が利用しやすい金融機関をめざし、店舗のバ リアフリー化に取り組んでいます。 ■ 店舗のバリアフリー化 目の不自由な方に配慮した点字誘導ブロック、店舗出入り口の段差解消のためのスロープ・手すり、車椅子利用 者専用駐車場、オストメイト対応多目的トイレ等、店舗のバリアフリー化を順次進めています。また、視覚に障が いのある方が、受話器から流れる音声案内に従って受話器のプッシュボタンを操作するとお取引ができる音声案内 付きATMを全店に1台設置しています。 ■ コミュニケーションツールの設置 耳の不自由なお客様や外国人のお客様に円滑にご利用いただけるよう、コミュニケーショ ンボードをはじめ各種ツールを全店に設置しております。また、杖をお持ちのお客様が窓口 で手続きをされる間に、杖が倒れないよう固定する杖ホルダーを全店に設置しております。 ■ 職員研修の実施 コミュニケーションボード 高齢の方や障がいのある方など、ご来店いただいたすべてのお客様の状況に応 じて必要な接客ができるよう、営業店ごとに職員研修を実施しています。 また、車いすやアイマスク、高齢者疑似体験セットなどを使用した体験型の本部研修も実施し、お客様満足度の 向上に努めています。 19 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 お客様参加型社会貢献活動 〈中央ろうきん〉は、働く人の夢と共感を創造する協同組織の金融機関。金融サービスを通じた生活応援運動とと もに、「ろうきんの理念」の実現のため、働く人の暮らしや福祉の向上、安心できる社会の創造をめざし、社会貢献 活動に取り組んでいます。 ■ ピンクリボン運動 〈中央ろうきん〉は、2011年9月より、お客様が全国の〈ろうきん〉ATMまたは セブン銀行ATMで〈中央ろうきん〉カードをご利用いただいた際、入出金1件につ き1円を〈中央ろうきん〉が負担し、公益財団法人日本対がん協会が設置する「乳が んをなくす ほほえみ基金」 に寄付する 「ピンクリボン運動」 に取り組んでいます。 2014年度の寄付額は19,171,204円で、これまでの合計寄付額は64,205,277円 日本対がん協会より感謝状の贈呈 となりました。寄付金はマンモグラフィなどの乳がん検診機器の整備、無料がん相 談等の患者支援などに役立てられています。 ■ ろうきんエコブック制度『Re Book (リブック)』の取り組み 『Re Book(リブック) 』は、 〈中央ろうきん〉と労働組合・生活協同組合および その組合員の皆様がともに取り組む社会貢献の仕組みとして、古本の寄贈を通じ て知的障がいのある方や自閉症の症状を抱えた方々が行う本のネット販売事業を 支援する取り組みです。 2014年度は、会員の皆様、金庫役職員から寄せられた古本23,447冊をリブッ ク協議会に寄贈し、障がいのある方の社会参加を支援しました。 Re Book ロゴマーク ※古本の寄贈先である「リブック協議会」 への参加団体は、2015年3月末現在で10団体 NPO・市民活動団体への支援 ■ 助成事業 「中央ろうきん社会貢献基金」は、福祉・環境および文化にかかわる助成・支援活動を通じて人々が共生できる社 会の実現に資することを目的として、『CSR基本方針』に掲げる「地域社会との対話」の実践のため、助成事業を行っ ています。 「中央ろうきん助成プログラム」 2002年度にスタートした「中央ろうきん助成プログラム」∼個性が輝く“ひと・まち・ くらし”づくり∼は、活動開始後日が浅く、比較的財政規模の小さな団体の地域での活 動のスタートとその定着を応援する、最長4年間の継続助成制度。2014年度は12回目 の募集を行い、57団体に1,870万円の助成を行いました。また、これまでの10年の活 動をとりまとめた記念冊子を作成し、本プログラムの10年のあゆみや地域社会で果た した役割などを紹介しました。(運営協力)特定非営利活動法人 市民社会創造ファンド 助成プログラムパートナーミーティン グ(贈呈式) 「中央ろうきん若者応援ファンド」 若者の非正規雇用や無業者が増加する今日、経済的理由や障がい、ひきこもりなどの社会的不利・困難を抱える若者の “働く” を応援する活動を行う団体に対する助成制度です。 キックオフイベントとして10月にはシンポジウム 「いま、 なぜ若者応援が必要なのか?」 を開催し、 市民団体・労働団体・大学関係・ 行政関係より200名を超える参加をいただきました。 2014年度は、不登校やひきこもりの若者に対する自立支援、児童養護施設退所者への生活相談や就労支援等を行う9団体に 1,000万円を助成しました。 “働く人を取り巻く環境” 、とりわけ“働きたくても働けない”若者の増加という社会的課題の解決のために活動する団体への応 援を通じて、誰もが暮らしやすく、働きやすい社会の仕組みづくりをめざします。 (運営協力) 認定特定非営利活動法人 ビッグイシュー基金 ■ 市民活動団体向けの 「労務管理セミナー」 の開催 〈中央ろうきん〉は、 “働く場”としてのNPOに注目し、「労務管理セミナー」を実施しました。実施にあたっては、 助成事業を通じた地域の中間支援センターや助成団体とのネットワークを活用し、東京都社会保険労務士会NPO 研究会の協力のもと、セミナーで使用するブックレットの作成も行いました。 〈中央ろうきん〉は、NPO支援だけ でなくNPOで働く人たちの暮らしも支える取り組みを実施していきます。 中央ろうきんのCSR 20 東日本大震災等の自然災害に係る取り組み ■ 金融面でのご支援 (各種支援制度等) 各種融資制度 「東日本大震災により被災された方」および「災害救助法の適用となった災害により被災された方」に災害に係る復旧等に要す る生活資金全般にご利用できるローンを取り扱っております (取扱期間は2016年3月31日受付分まで) 。 【制度概要】 ○災害救援ローン(無担保) ご ご 利 用 融 資 限 資 金 度 期 使 額 500万円以内 間 生活資金:10年以内、住宅資金:20年以内 途 本人または三親等以内の親族の災害復旧に要する生活資金全般 金 利 タ イ プ ・ 利 率 固定金利型:年0.8% 保 証 保証機関:日本労働者信用基金協会 ※保証料は別途、お客様負担となります。 担 保 不要 ○災害救援住宅ローン(有担保) ご ご 利 用 融 資 限 資 金 度 期 使 額 1億円以内 間 最長35年 途 本人または三親等以内の親族の災害復旧に要する住宅関連資金等 ろうきん住宅ローン標準金利より 金 利 引 下 げ 幅 ・変動金利型 最大引下げ幅 年▲1.775% ・その他特約型 最大引下げ幅 年▲1.550% ※全期間引下げ型のみの取り扱いとなります。 保 証 保証機関:日本労働者信用基金協会 ※保証料は別途、お客様負担となります。 担 保 ご融資対象物件に第一順位の抵当権を設定登記させていただきます。 ■ 個人債務者の私的整理に係るご相談の受付 東日本大震災の影響により既往債務の弁済が困難な方に対し、「個人債務者の私的整理に関するガイドライン」に 基づき、自助努力による生活再建の支援を図るため、私的な債務整理に向けた相談受付を行っています。 ■ 義援金振込口座に対する系統内振込手数料の免除 会員団体等が行う東日本大震災の義援金募集にかかわり、 〈ろうきん〉に開設する義援金振込口座(7口座)に対し、 〈ろうきん〉から振込を行う場合、振込手数料を免除しています(2015年3月31日現在)。 ■ 被災地訪問の実施 〈中央ろうきん〉は中央労金労組と連携し、6月に青年委員会による被災地訪問を実施しました。参加メンバーは、 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)の協力により、震災から3年が経過した被災地(宮城県七ヶ浜町・名取 市閖上地域・亘理郡)で支援活動を行っている団体を訪問し、震災を風化させない行動の必要性を学びました。 ■ 避難者支援の取り組み 「広域避難者支援連絡会in東京」 への継続参加 「広域避難者支援連絡会in東京」 は、東日本大震災および原発事故の影響により、被災地からの避難を余儀なくされている方々 を支援するために立ち上げられたネットワークです。 〈中央ろうきん〉は2013年より参加し、連絡会の運営資金と連絡会が実施する避難者の交流会費用の拠出、連絡会が実施す るミーティングの運営や交流会への職員の参加などを通して、避難者および支援団体との交流や連携を促すための場づくりや 情報提供などの支援活動を行っています。 「広域避難者地域活動サポート助成制度」 の創設 本制度は、東日本大震災および原発事故の影響により避難している方々の様々な活動を応援するために創設した小口助成 制度です。 2014年度は26団体に助成し、助成金は主に避難者同士の交流会や避難先の地域住民との交流イベント、避難者の子どもの スポーツ活動や学習支援などに使われました。 (運営協力) 東日本大震災支援全国ネットワーク (JCN) 21 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 2014年度のトピックス 4月 ●「アースデイ東京2014」に参加 ●預金キャンペーン実施 ・家計力ジャンプUPキャンペーン(通期) ・セカンドライフ応援キャンペーン(∼12月) ・ときめきプラスONEキャンペーン(通期) ●退職金定期預金(3ヵ月)取り扱い開始 5月 ●第41回中央推進会議 アースデイ東京 2014 ●「東北応援ビレッジ」への協賛 ●2014年度上期コンプライアンス担当者研修会 ●2014年度上期「倫理月間」および「顧客サポート管理強 化月間」 6月 ●第14回通常総会 ●住宅ローン借換キャンペーン(∼9月) 第14回 通常総会 8月 10月 ●生協会員向け カードローン〈マイプラン〉借換えキャン ペーン ●「ピンクリボン運動」強化月間 ●「教育訓練受講者支援資金融資制度」取り扱い開始 ●「中央ろうきん助成プログラム10周年記念冊子」発行 ●「中央ろうきん若者応援ファンド」創設記念シンポジウム 11月 若者応援ファンド 創設記念シンポジ ウム ●第42回中央推進会議 ●2014年度下期コンプライアンス担当者研修会 ●2014年度下期「倫理月間」および「顧客サポート管理強 化月間」 1月 ●第43回中央推進会議 ●茨城放送(AM) ・エフエム栃木・エフエム群馬による ラジオCM放送 2月 コンプライアンス 担当者研修会 ●「夫婦連生団体信用生命保険」取り扱い開始 ●「ろうきん女性応援プロジェクト」情報誌(準備号)発行 &Webサイトオープン ●ろうきん森の学校10周年記念シンポジウム 3月 ●無担保ローン「ずっとサポート引下げ」取り扱い開始 ●教育ローン変動金利型 取り扱い開始 ●女性応援プロジェクト発「マネ活&美活セミナー ∼お金とお肌の育て方∼」開催 女性応援プロ ジェクト情報誌 中央ろうきんのCSR/2014年度のトピックス 22 預金・資産運用商品のご案内 〈便利さで暮らしをお手伝い〉総合口座・普通預金・貯蓄預金 一冊の通帳で5つの機能「貯める、受取る、支払う、送る、借りる」が利用できる便利な総合口座をはじめ、通帳 を発行しない普通預金など、お客様の日々の暮らしに合わせた預金商品をご用意しています。 商品名 期間 ご利用のポイント − 一冊の通帳で5つの機能(貯める、受取る、支払う、送る、借りる)が利用できる便 利な口座。 普通預金 出し入れ自由 給与・年金などの受取り、公共料金・クレジットカードの自動支払いなど家計預金 として便利。「ろうきんキャッシュカード」なら全国の〈ろうきん〉はもちろん、ゆう ちょ銀行や銀行・コンビニ等のATM・CDで利用できます。 普通預金 (通帳不発行口座) 出し入れ自由 無通帳取引にて入出金取引を取り扱うことを前提にした、通帳を発行しない普通預 金。通帳の代わりに、預金取引明細表、もしくはインターネット/モバイルバンキン グでお取引内容をご確認いただけます。 普通預金無利息型(決済用預金) 出し入れ自由 預金保険制度により全額保護の対象となる無利息型の普通預金。 貯蓄預金 出し入れ自由 普通預金の便利さと、残高に応じた段階金利の有利さをあわせ持った預金。 総合口座 流動性預金 〈まとまった資金を安全・確実に運用〉定期預金 お客様の目的・期間に合わせて、まとまった資金を安心してお預けいただけるように、〈中央ろうきん〉では各種 定期預金をご用意しています。 商品名 期間 スーパー定期 1ヵ月以上10年以内 1,000万円未満の定期預金。 大口定期預金 1ヵ月以上10年以内 1,000万円以上の大口資金を有利に運用。 変動金利定期預金 1年・2年・3年 ワイド定期(期日指定定期) ご利用のポイント 半年ごとに金利が変動する定期預金。金利上昇期には有利。 最長3年(据置期間1年) 1年複利で1年経過後はお引出し可能な定期預金。 〈目的に合わせた積立てを、給与天引きで着実に〉財形貯蓄 財形貯蓄は、「一般財形」 「財形住宅」 「財形年金」の3タイプ。車や旅行、マイホーム取得、私 的年金の資金にと、目的に合わせてご利用いただけます。 便利な一般財形と有利な非課税財形(住宅・年金)のセット契約、プランに合わせた財形契約 後の積立額アップで、将来の資金づくりにお役立てください。 商品名 期間 一般財形 3年以上 財形住宅 5年以上 財形年金 5年以上 ※お勤め先により、ご利用いただけない場合があります。 23 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ご利用のポイント 積立てを継続しながら、1年たてば必要な額を払い戻すことができます。 住宅の新築・購入・増改築の資金に。 (財形年金と合わせて貯蓄残高550万円までのお利息は非課税) 将来に備えた私的年金資金の形成に。 (財形住宅と合わせて貯蓄残高550万円までのお利息は非課税) 〈ライフプランに合わせ自由に、そして有利に積立て〉各種預金 〈中央ろうきん〉では、 「エース預金」などの積立型の預金や、退職後の年金生活をバックアップする「ふれ愛定期 300」 「ふれ愛定期」など、ライフプランに合わせた各種預金商品をご用意しています。 商品名 エース預金 ゆとりすと 期間 ご利用のポイント ̶ 「エンドレス型」 「確定日型」 「年金型」 の3タイプがあり、 ライフプランに合わせて積立 てる預金。 据置期間 3ヵ月以上5年以内 年金受取型預金 ゆとりすと300 ライフプランに合わせて3年以上20年以内で分割して受取る年金受取型預金。一括して お預入れいただくため(100万円∼300万円未満)、退職金などを有利に運用できます。 ライフプランに合わせて3年以上20年以内で分割して受取る年金受取型預金。一括して お預入れいただくため(300万円∼3,000万円以内)、退職金などを有利に運用できます。 退職金定期預金 3ヵ月・1年・3年・ 5年・10年 個人向け国債・投資信託とのセット契約での定期預金 1年 個人向け国債または投資信託とのセット契約によりご利用いただける金利上乗せの定期預金。 ふれ愛定期300/ふれ愛定期 1年 年金(公的年金・企業年金)(注)の受取口座をご指定の方にご利用いただける金利上乗せの定期預金。 インターネットバンキング [金利上乗せ]定期預金 1年 インターネット/モバイルバンキングでお預入れの方にご利用いただける金利上 乗せの定期預金。 譲渡性預金 通知預金 300万円以上の退職金を有利に運用できるおトクな定期預金。 1日以上10年以内 5,000万円以上で債権譲渡が可能な預金。※預金保険制度の対象外商品です。 据置期間7日間 まとまった資金の短期運用に便利。 (注) 〈中央ろうきん〉にて判定可能なご契約に限ります。 〈中長期的な運用・資産形成に〉資産運用商品 〈中央ろうきん〉では、お客様のマネープランをサポートする運用商品をご用意しています。これらの 商品はリスクを伴うこともありますので、運用の目的や商品内容を十分にご理解のうえ、ご利用ください。 商品種類 個人向け 国債 ご利用のポイント 日本国政府が発行し、満期時の償還や利子の支払いを行う債券。最低金利 (年0.05%) が保証されています。 半年ごとに利率が変わる 「変動10年」 、満期時まで利率が固定されている 「固定3年」 「固定5年」 の3タイプからお選びいただ けます。利子は年2回(6ヵ月ごと)支払われます。 個人向け国債は預金ではなく、預金保険制度の対象ではありません。お申込みに際しては、契約締結前交付書面をご確認のうえご自身で ご判断ください。 日本国政府が発行し、満期時の償還や利子の支払いを行う債券。金利のタイプは、満期時まで適用利率が固定されている 「固 定金利型」 となります。 利付国債 利付国債は預金ではなく、預金保険制度の対象ではありません。利付国債の価格は、市場の金利水準に対応して変動しますので、償還日 より前に換金する場合には売却損が生じる可能性があります。お申込みに際しては、契約締結前交付書面をご確認のうえご自身でご判断 ください。 ※応募者利回りがマイナスとなる等、発行条件によっては当金庫での募集を行わない場合があります。 多くのお客様 (投資者) から集めた資金をひとつにまとめて、それを運用の専門家である委託会社 (運用機関) が情報収集や 分析を行いながら、株式・債券等に分散して投資し、運用成果をお客様 (投資者) に分配する金融商品です。 投資信託 投信定時定額買付サービス 毎月 (または数ヵ月ごと) の指定された振替日に、 ご指定の〈中央ろうきん〉普通預金口座から 一定額を引き落とし、 ご指定の投資信託を自動的に買い付けるサービスです。 投資信託は預金ではなく、預金保険制度の対象ではありません。一般の円預金とは異なり、投資信託には高い収益が期待できる半 面、運用する株式・債券・為替市場等の変動により、低い収益となる場合や元本割れの可能性もあります。お申込みに際しては、 目論見書補完書面・投資信託説明書(交付目論見書)をご確認のうえご自身でご判断ください。お取り扱い商品につきましては、 〈中央ろうきん〉営業店もしくはホームページでご確認ください。 個人年金保険(定額) 個人年金 保険 個人年金保険(積立型) 「資産運用」 「年金受取」 「万一の保障」 の機能がひとつになった生命保険商品です。据置期間が 終了した後は、運用の成果を年金または一時金として受取ることができます。 保険料を分割でお支払いいただく生命保険商品です。ご契約時に将来お受取りいただく 年金原資、お受取年金額が確定しますので、目的に合わせた長期的な資金準備手段とし てご活用いただけます。 ※当金庫は保険の募集代理店であり、お客様と引受生命保険会社との保険契約締結の媒介を行い、代理権はありません。保険契約 はお客様からの保険契約のお申込みに対して引受生命保険会社が承諾したときに有効に成立します。契約の相手方は当金庫ではな く、引受生命保険会社となります。ご検討にあたっては、必ず商品専用の契約概要・注意喚起情報・ご契約のしおり・約款等の資 料をご確認ください。 ※契約締結前交付書面・目論見書補完書面・投資信託説明書(交付目論見書)・商品専用の契約概要・注意喚起情報・ご契約のしおり・約款等の資料 は店頭(ローンセンターを除く)にご用意しております。 ※中央労働金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金) 第259号 ※詳しくは〈中央ろうきん〉営業店までお問い合わせください。 〔2015年7月1日現在〕 預金・資産運用商品のご案内 24 融資商品のご案内 〈様々なライフステージに合わせて〉目的別無担保ローン ライフステージの中では、マイカーの購入、お子様のご入学など、節目ごとに必要とな る様々な費用があります。〈中央ろうきん〉では、 「カーライフローン」 「教育ローン」などの 各種ローンで暮らしの夢の実現を応援します。 商品名 無担保ローン カーライフローン 融資金額 最高 融資期間 ご利用のポイント マイカーに関する費用 (購入・修理・車検費用等) やマリンスポーツ関連費用 (ク ルーザー・ジェットスキー等) 、自転車に関する費用、他の金融機関やディー ラーでの自動車ローンの借換え費用にご利用いただけます。金利は固定金利型 または変動金利型をお選びいただけます。 最長 1,000万円 10年 最長 教育ローン 最高 1,000万円 15年(注) 元金据置期間 (〈最長5年〉を含む ) 小学校から大学・専門学校までの受験料や入学金、授業料、学用品、下宿の敷 金・礼金、留学費用 (6ヵ月以上滞在) などに、 また、他の金融機関等の教育ロー ン借換え費用にもご利用いただけます。 (注)教育ローンは、10年以内の場合と10年超の場合で適用金利が異なります。 〈大きな夢の実現にむけて〉住宅ローン 人生の大きな目標であるマイホーム購入、現在の生活スタイルに合わせたリフォーム計画、 そして、他の金融機関からの住宅ローンの借換えなど。 〈中央ろうきん〉では、マイホームの購 入前、購入時、そして購入してからもお客様のマイホームライフを応援します。 商品名 住宅ローン 有担保ローン 借換・買替ローン 有担保フリーローン 住宅ローン 「フラット35」 無担保ローン 25 融資金額 最高 融資期間 最長 1億円 最高 35年 35年 8,000万円 住宅・教育・生活資金全般に活用できるローン。金利は変動金利型、固定金利 特約型、上限金利特約型、全期間固定金利型の4タイプからお選びいただけま す。 ※事業資金・投機目的にはご利用いただけません。 最長 1億円 最高 他の金融機関からの住宅ローンの借換えや買替えの資金にご利用いただけま す。金利は変動金利型、固定金利特約型、上限金利特約型、全期間固定金利 型の4タイプからお選びいただけます。 最長 1億円 最高 ご利用のポイント マイホームの新築、購入、増改築資金などにご利用いただけます。金利は変動金 利型、固定金利特約型、上限金利特約型、全期間固定金利型の4タイプからお 選びいただけます。 35年 「フラット35」 は住宅金融支援機構の証券化支援事業を活用した住宅ローンです。 15年∼35年 住宅の建設資金、新築・中古住宅の購入資金や、住宅ローンの借換え費用にも ご利用いただけます。 最長 リフォームローン 最高 1,000万円 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 15年 「固定金利型」は 最長10年 ( ) ・リフォームコース/リフォームや増改築費用にご利用いただけます。 ・住宅購入関連コース/マイホームの新築、購入および土地購入資金にご利用い ただけます。 ・借換えコース/他の金融機関からの住宅ローンの借換え費用にご利用いただ けます。 〈暮らしの様々な場面に〉カードローン (マイプラン) ・フリーローン 〈中央ろうきん〉では、旅行やショッピングなど、暮らしの様々な用途に極度額の範囲で 繰り返しご利用いただける「カードローン(マイプラン)」 、また「フリーローン」をご用意し ています。 商品名 無担保ローン カードローン (マイプラン) フリーローン 融資金額 融資期間 最高 500万円(注) 最高 1年毎更新 最長 500万円 10年 ご利用のポイント 極度額の範囲で繰り返し利用できるローン。旅行やショッピングなどお使い道は 自由。また、提携施設で割引サービスを受けられます。 ※事業資金・投機目的にはご利用いただけません。 結婚・パソコン購入・カルチャースクール・旅行費用など暮らしの様々な用途 にご利用いただけます。 ※事業資金・投機目的にはご利用いただけません。 (注)所属会員により異なります。また、団体会員以外の方・生協会員以外の方は最高100万円となります。 〈働く人とご家族の生活を支えるために〉福祉ローン 〈中央ろうきん〉では、福祉金融機関ならではの商品として、医療費や介護資金、育児・介護休業に係わる生活費 などにご利用いただけるローンをご用意しています。 無担保ローン 商品名 福祉ローン 融資金額 最高 融資期間 最長 500万円 10年(注) ご利用のポイント 医療・入院費や介護費用、育児・介護休業取得に係わる生活費、育児関連費用、 災害からの復旧のための生活費などにご利用いただけます。 (注) ご融資期間の範囲内で育児・介護休業取得期間は元金据置期間の設定ができます。 金利引下げ制度 身体障害者手帳を保有している方が対象ローンをご利用の際、金利引下げ制度「はるかぜ引下げ」が適用されます。 制度名 はるかぜ引下げ 対象者 身体障害者手帳を 保有している方で、 対象ローン商品を 新規にご利用の方 対象ローン商品 カーライフローン 教育ローン リフォームローン 福祉ローン フリーローン カードローン (マイプラン) ※他の金利引下げ制度との重複適用は できません。 引下げ金利 1.0%引下げ 5.0%引下げ 「はるかぜ 引 下 げ 」でのご 利 用は極 度 額 100万円までとなります。また、下限金利が あります。 上記以外に、 〈中央ろうきん〉と自治体が提携し、居住している勤労者に対して低利なローンの提供や〈中央ろうきん〉のローン利 用に対して利子補給を行う自治体提携融資制度を取り扱っております。詳しくは 〈中央ろうきん〉 営業店までお問い合わせください。 〔2015年7月1日現在〕 融資商品のご案内 26 各種サービスのご案内 キャッシュサービス (ATM・CD) 「ろうきんカード」 は様々なATM・CDでご利用いただけます。 「ろうきんカード」は、全国の〈ろうきん〉はもちろん、MICS加盟の金融機関(都銀、信託銀行、地銀、信金、信組、JA等)ならびにゆうちょ 銀行、コンビニ等のATM・CDでもご利用いただけます。 ●全国の〈ろうきん〉 ●MICS加盟金融機関・コンビニエンスストア 等 ●ゆうちょ銀行 ●セブン銀行 ●イオン銀行 「お引出し」 ・ 「ご入金」 ・ 「残高照会」 ・ 「お振込」 「お引出し」 ・ 「ご入金(注1)」 ・ 「残高照会」 ・ 「お振込(注2)」 「お引出し」 ・ 「ご入金」 ・ 「残高照会」 「お引出し」 ・ 「ご入金」 ・ 「残高照会」 「お引出し」 ・ 「残高照会」 セブン銀行ATMでの手数料が お得! セブン-イレブンなどにあるセブン銀行のATMなら、24時間(注)ご利用 いただくことができ、7時∼19時まではお引出し手数料が無料です。 イオン銀行ATMでの手数料が お得! イオン、マックスバリュなどにあるイオン銀行のATMなら、8時∼23時まで(土曜・日曜・祝日・ 12月31日は21時まで)ご利用いただくことができ、お引出し手数料は、終日無料です。 (注1) 「ご入金」 は相互入金業務加盟金融 機関のATMでご利用いただけます。 (注2)コンビニエンスストアのATMで は 「お振込」 のご利用はできません。 ※MICS加盟金融機関のご利用は個 人のお客様のみとなります。 ※ご利用時間・お取引内容は、ATM・ CDにより異なります。 ※〈ろうきん〉以外のATM・CDでの ご利用については、所定の手数料 がかかります。 (残高照会、イオン 銀行でのお引出しは終日無料。 ) (注)取扱休止日:第1、第3月曜日の2:00∼6:00、ハッピーマンデーの前日21:00∼当日6:00 ※ATMの設置店により稼働時間が異なる場合があります。 キャッシュバックサービス ■カード引出し手数料 ■振込手数料(インターネット/モバイルバンキング) 他行等ATM・CDご利用時のカード引出し手数料をキャッシュバックします。 インターネット/モバイルバンキングによるお振込手数料をキャッシュバックします。 「ろうきんカード」 でゆうちょ銀行・銀行・コンビニ等のATM・CDを利 用してお引出しされた場合、所定の利用手数料がかかりますが、この 手数料を即時にお客様の 〈中央ろうきん〉 ご利用口座へお戻しします。 給与振込または年金受取りを〈中央ろうきん〉にご指定の方が、イン ターネット/モバイルバンキングでお振込された場合にかかる振込 手数料を、お引きした普通預金口座へお戻しします。 ※当金庫のシステムにて判定可能なご契約に限ります。※個人のお客様が対象となります。 サービス概要 サービス概要 対象となる お取引 キャッシュ バックの回数 キャッシュ バックの時期 ・普通預金口座・貯蓄預金口座のお引出し ・カードローン (マイプラン) のお引出し 対象となる お取引 キャッシュ バックの回数 キャッシュ バックの時期 制限はありません。 即時にお客様の 〈中央ろうきん〉 ご利用口座へご入金します。 インターネット/モバイルバンキング(普通預金)による、〈中央ろうきん〉本支店および他行へのお 振込。ただし、給与振込または年金受取りを〈中央ろうきん〉にご指定いただいている方に限ります。 お1人様あたり1ヵ月につき、日付・時刻の早い順に3回ま でとなります。 お振込手数料は毎月分をまとめて、翌月20日(休業日の場合は前営 業日)に、お客様の〈中央ろうきん〉普通預金口座へご入金します。 ろうきんダイレクト 「Webお知らせサービス」 〈中央ろうきん〉からお知らせする 「残高のお知らせ」など 「お客様宛通知」 をパソコン・スマートフォン・携帯電話からWebサイト上でご確認いただくサービスです。 ※個人のお客様が対象となります。 ※ご利用には所定の手続きが必要となります。 ※最新の残高は確認できません。 ※メンテナンス等によりご利用いただけない日・ 時間帯があります。 ※携帯電話の機種によってはご利用いただけない場合がございます。 ※通信に関わる費用はお客様のご負担となります。 ろうきんダイレクト 「インターネット/モバイルバンキング」 〈中央ろうきん〉 の窓口やATMに行かなくても、インターネットに接続できるパソコンやスマートフォン、携帯電話(注)などからご利用いただけます。 (注)iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ (一部機種からはご利用いただけない場合があります) (注3) サービス概要(抜粋) お振込 預金 ●一般財形のお支払(注2) ●定期預金・エース預金の口座開設・ ご入金・お支払・ご解約 (注1) ローンの 資料請求 (マイプラン含む) 一部繰上げ返済 手数料が無料 お振替 入出金明細照会 住所変更(財形貯蓄以外) 残高・口座照会 (注4) ローンの 繰上げ返済 公共料金自動引落の お申込み (注6) (注5) (注1) ご本人名義の普通・貯蓄預金、カードローン (マイプラン) 間において、手数料なしで資金移動 (口座振替) ができます。 (注2) お勤め先により、ご利用いただけない場合があります。 (注3) お振込には、所定の手数料がかかります。カードローン (マイプラン) から直接、他行等へのお振込はできません。 (注4) 全額返済は無担保ローンに限ります。 (注5) パソコン・スマートフォンのみのお取り扱いとなります。収納機関によりお取り扱いできない場合があります。 (注6) パソコン・スマートフォンのみのお取り扱いとなります。 ※ご利用には所定の手続きが必要となります。 ※一部ご利用いただけない機種・日・時間帯・口座がありますのでご注意ください。 ※通信に関わる費用はお客様の ご負担となります。 お 客 様 相 談 デ スク 27 通話料無料で、 〈中央ろうきん〉の商品・サービスなど、 ご利用に関するお問い合わせ、 ご相談を受付けています。 〈 〉 0120−86−6956 (営業時間:月∼金9:00∼18:00/土日祝休) 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ろうきんダイレクト 「テレフォンバンキング」 〈中央ろうきん〉 の窓口やATMに行かなくても、電話やスマートフォン、携帯電話からご利用いただけます。 (注3) サービス概要(抜粋) お振込 預金 (注4) ●一般財形のお支払(注2) ●定期預金のご入金 ●エース預金のご入金・お支払 (注1) ローンの 繰上げ返済 (マイプラン含む) 一部繰上げ返済 手数料が無料 お振替 入出金明細照会 公共料金自動引落の お申込み 残高・口座照会 (注5) (注1) ご本人名義の普通・貯蓄預金、カードローン (マイプラン) 間において、手数料なしで資金移動 (口座振替) ができます。 (注2) お勤め先により、ご利用いただけない場合があります。1回のお取引は、千円以上千円単位となります。 (注3) お振込には、所定の手数料がかかります。カードローン (マイプラン) から直接、他行等へのお振込はできません。 (注4) 全額返済はできません。 (注5) 収納機関によりお取り扱いできない場合があります。 ※ご利用には所定の手続きが必要となります。 ※一部ご利用いただけない日・時間帯・口座がありますのでご注意ください。 ※営業日はお申込み受付後、ご指定の〈中 央ろうきん〉普通預金口座へお振替します。 ※非営業日のお申込みは予約扱いとなり、翌営業日にご指定の〈中央ろうきん〉普通預金口座へお振替します。 ※トーン信 号を発信できる電話機 (スマートフォン・携帯電話を含む) が必要です。 ※1日の振込限度額は0∼200万円で設定できます。 給与振込・年金受取りサービス 毎月の給与や一時金、年金のお受取りに 〈中央ろうきん〉普通預金 口座をご指定いただくことができます。 ※給与振込の指定は、お勤め先によりご利用いただけない場合があります。 公共料金などの自動支払いサービス 電気、ガス、電話 (携帯電話含む) 、水道、NHKなどの公共料金をは じめ、各種税金、保険料、 クレジットカードなどの支払日にご指定の 〈中 央ろうきん〉 普通預金口座から自動的にお支払いします。 ※収納機関によりお取り扱いできない場合があります。 定例自動送金サービス ろうきんUC(マスター/VISA)カード 定期的に一定金額を全国の金融機関の指定口座へ、〈中央ろうき ん〉普通預金口座から送金します。毎月の家賃や駐車場代、各種 月謝、お子様への仕送りなどに便利です。 国内・海外のUC、マスター、VISAの加盟店で、ショッピングな どにご利用いただけます。 ※取扱手数料等が必要となります。 デビットカードサービス 「ろうきんカード」 なら 「J−Debit」 マークのあるお店 (加盟店) で、お買物や飲食代のお支払いに ご利用いただけます。ご利用金額はご利用口座から即時に自動引落しされます。 [ご利用可能カード:普通預金または貯蓄預金のキャッシュカード] ◎ご 利 用 時 間 7:00∼23:00 ◎ご利用限度額 ご利用口座の支払可能残高の範囲内 (1日あたり50万円まで) 外貨両替サービス (米ドル) 海外への旅行・出張に便利な外貨両替(米ドル)のお取り扱いをし ています。 ※本店営業部のみでお取り扱いしています。 ※詳しくは 〈中央ろうきん〉営業店までお問い合わせください。 代理業務サービス ※1日あたりのデビットカードご利用限度額は、 0円(利用停止(注) )∼200万円(1万円単 位) の範囲で変更可能です。 (注)デビットカードのご利用が不要な方は、 デビットカードご利用限度額を0円に設 定できます。 ※ATMによるお引出し額も含めて、 1日200万円 以内です。 外貨宅配サービス 「36通貨の外国紙幣」をお客様の指定するご自宅やお勤め先など に、代金引換でお届けするサービスです。 ※このサービスは、 (株)三井住友銀行が提供しているもので、〈中央ろうきん〉 がお客様と同社の間の取次ぎを行います。 住宅金融支援機構、日本政策金融公庫などの業務をお取り扱いしています。 情報サービス ◎中央ろうきんファクシミリ・E−mail情報サービス 商品の金利など、最新の〈中央ろうきん〉情報をお届けします。会員組合の皆様にお届けする 「ろうきん金利情報」 (毎週月曜日、休日の場 合は翌営業日)は、預金とローン商品の主な金利を、 「Rokin Information」 (月2回)ではタイムリーな情報をファックスまたはE-mailでご 案内しています。 共済代理業務 損保窓口販売業務 全労済(全国労働者共済生活協同組合連合会)の代理店として、 「ろう きんローン専用・住まいる共済」 の代理募集の取り扱いを行っています。 インターネット ホームページ 損害保険代理店として、 「ろうきん住宅ローン総合保険」の代理店 業務を行っています。 〈中央ろうきん〉の商品やサービス、金利に関するご案内の他、各種ローンの試算、住宅ローンWeb簡易審査申込み、無担保ローンの仮審査申込みの受付けなどを行っています。 http://chuo.rokin.com 〔2015年7月1日現在〕 各種サービスのご案内 28 手数料一覧 振込手数料 (2015年7月1日現在) (注)料金はすべて消費税8%を含みます。 窓口をご利用の場合 金 額 1万円未満 1万円以上 5万円以上 ろうきん間・本支店あて 108円 216円 432円 他行あて 432円 540円 756円 ろうきん間・本支店あて 108円 108円 324円 他行あて 324円 432円 648円 ろうきん間・本支店あて 108円 108円 324円 他行あて 324円 432円 540円 ATMをご利用の場合 金 額 1万円未満 1万円以上 5万円以上 定額自動送金サービスをご利用の場合 金 額 1万円未満 1万円以上 5万円以上 ろうきんダイレクト(インターネット/モバイルバンキング)をご利用の場合 金 額 5万円未満 5万円以上 ろうきん間・本支店あて 108円 216円 他行あて 216円 432円 ろうきんダイレクト(テレフォンバンキング)をご利用の場合 金 額 1万円未満 1万円以上 5万円以上 ろうきん間・本支店あて 108円 108円 324円 他行あて 324円 432円 648円 ファームバンキングをご利用の場合/ろうきんインターネットバンキング(団体向け)をご利用の場合 金 額 1万円未満 1万円以上 5万円以上 ろうきん間・本支店あて 108円 108円 216円 他行あて 216円 324円 540円 その他為替手数料 種 類 ろうきん間・本支店あて 1件につき 54円(自店振込含む) ファームバンキング、 自店振込 無料 ろうきんインターネット 1件につき 54円 自店以外 バンキング (団体向け) 他行あて 窓口 給与振込手数料 送金手数料 1件につき 432円 代金取立手数料 1通につき 432円 送金・振込の組戻料 取立手形組戻料 取立手形店頭呈示料 不渡手形返却料 1通につき 648円 1件につき 54円 1件につき 普通扱い1通につき 至急扱い1通につき 648円 648円 864円 1通につき 648円 貸付取引手数料 項 目 一部繰上償還手数料 3年以内の全額繰上償還 5年以内の全額繰上償還 5年超の全額繰上償還 一部繰上償還手数料 固定金利特約型および上限金利特約型の 繰上償還手数料 (1口座当たり) 全額繰上償還手数料 借換手数料 (有担保・他行への借換、1口座当たり) 長プラ変動型→住プラ変動金利型 特約金利切替手数料 変動金利型→固定金利特約型、上限金利特約型 固定金利型→変動金利型 会 員 ※ 不動産担保取扱手数料 (貸付申込1案件当たり) 会員外 会 員 ※ Aタイプ 会員外 単 独 会 員 ※ Bタイプ 会員外 フラット35取扱顧客手数料 会 員 ※ Aタイプ 金庫商品 会員外 (不動産担保ローン) 会 員 ※ との併用 Bタイプ 会員外 有担保ローン繰上償還手数料 (1口座当たり、固定金利特約型・ 上限金利特約型を除く) 手数料 無 料 3,240円 2,160円 無 料 無 料 32,400円 5,400円 5,400円 10,800円 32,400円 10,800円 32,400円 融資金額×2.16% (下限10,800円) 融資金額×2.16% (下限32,400円) 無 料 融資金額×2.16% (下限10,800円) 融資金額×2.16% (下限32,400円) ※会員扱いとなる対象の方 中央労働金庫に出資のある団体(労働組合、国家公務員・地方公務員等の団体、勤労者のための福利共済活動を目的とする団体で事業年 数が3年以上経過しているなど一定の条件を満たすもの)の構成員の方。詳しくは〈中央ろうきん〉営業店までお問い合わせください。 29 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ろうきんATM・CDのご利用手数料 稼働日 平日 土曜日 日曜日・祝日 ろうきんのカード 無 料 無 料 無 料 提携金融機関 (ろうきん以外) のカード 8:45∼ 18:00 108円 左記以外 216円 216円 216円 ゆうちょ銀行のカード 8:45∼ 18:00 108円 左記以外 216円 9:00∼ 14:00 108円 左記以外 216円 216円 *ATM・CDのご利用時間帯・営業日は、店舗によって異なる場合があります。 *提携金融機関(ろうきん以外)のカードによりろうきんATMで振込を行う場合は、ATM・CDのご利用手数料および振込手数料(ATMをご利用の場合)がかかります。 *提携金融機関(ろうきん以外)のカードの年末休業日(12/31) における手数料は216円です。 証明書発行手数料 項 目 残高証明書等 各種証明書発行手数料 預金入出金明細証明書 融資取引明細証明書 手数料 1通につき 216円 1依頼1ヶ月毎 216円 (上限金額1口座につき 5,400円) 1依頼1ヶ月毎 216円 その他の手数料 項 目 小切手帳発行手数料 手形帳発行手数料 自己宛小切手発行手数料 通帳・証書再発行手数料 出資証券再発行手数料 1冊 (50枚綴り) 1冊 (50枚綴り) 1枚につき 1冊 (1枚) につき 1枚につき キャッシュカード再発行手数料 ICキャッシュカード発行手数料 (注1) 、再発行手数料 ローンカード再発行手数料 保護預り手数料 封緘方式 (保管袋1個当たり) 国債窓販口座管理手数料 (年間) (簡易型) 高さ6cm×幅26cm×奥行35cm 貸金庫年間契約手数料 (注2) (全自動型) 高さ10cm×幅26cm×奥行35cm 高さ14cm×幅26cm×奥行35cm 定額自動送金手数料 (注3) 取扱手数料 契約手数料 ファームバンキング 利用手数料 (月額) 利用手数料 ろうきんダイレクト 口座振替 (インターネット/ 現在残高 モバイル・テレフォンバンキング) 照 会 入出金明細 会 員 ※ ライトタイプ 利用手数料(月額) 会員外 ろうきんインターネットバンキング (団体向け) 会 員 ※ フルタイプ 利用手数料(月額) 会員外 会 員 ※ 両替枚数 1∼ 100枚 会員外 窓口両替手数料 両替枚数 101∼ 500枚 両替枚数 501∼ 1,000枚 両替枚数は、持込枚数あるいは両 両替枚数 1,001∼ 2,000枚 替後枚数のうちいずれか多い方を 両替枚数 2,001枚∼ 対象とします。 1,000枚未満を四捨五入のうえ計算 (例) 2,499枚→2,000枚、2,500枚→3,000枚に換算 開示手数料 不動産登記情報取得手数料 基本手数料 依頼書1通につき 預金残高・借入残高 1口座1基準日毎 加算手数料 取引履歴 1口座1ヶ月毎 その他 1項目毎 全部事項 (登記簿謄本) 1筆につき 地図 (公図) 1筆につき 手数料 540円 540円 540円 540円 540円 540円 1,080円 540円 540円 無 料 6,480円 12,960円 16,200円 19,440円 1件 54円 無 料 5,400円 無 料 無 料 無 料 無 料 無 料 1,080円 無 料 2,160円 無 料 216円 216円 432円 648円 648円 + 1,000枚毎324円 1,080円 216円 540円 1,080円 864円 864円 (注1)ICキャッシュカード発行手数料のうちシングルストライプのローンカードについては無料です。 (注2)茨城県内の一部の営業店で取り扱っています。詳しくは各営業店にお問い合わせください。 (注3)定額自動送金には、別途、振込手数料が必要となります。 手数料一覧 30 中央ろうきんの体制 業務組織図 総会 監事会 理事会小委員会 (監事会事務局) 企画委員会 総務委員会 業務委員会 営業推進委員会 理事会 経営会議 業務監査部 コンプライアンス統括部 総合企画部 財務部 資金部 総務人事部 審査部 業務部 業務指導部 営業統括部 ローンセンター 生協部 茨城県本部 栃木県本部 群馬県本部 埼玉県本部 千葉県本部 東京都本部 神奈川県本部 山梨県本部 ※都県本部長の諮問機関として 「都県運営委員会」 を置く。 業務集中センター 営業部・支店 出張所 会員推進機構 本部 都県本部 営業店 中央推進会議(原則年3回開催) ●各都県2∼8名(31名以内)で構成 ●各店推進幹事会で選出された代表推進幹事・副代表推進 都県推進会議(原則年4回開催) 幹事で構成 ●中央推進会議委員の選出 店推進幹事会(原則年4回開催) ●店会員数の基準により、各店22名以内の店推進幹事で構成 店全体会議(原則年2回開催) 会員 31 会員推進委員会 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ●営業店の全会員により構成 ●総会臨時代議員の選任 役員一覧 役 名 理 事 長 副 理 事 長 専 務 理 事 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 常務理事兼執行役員 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 常 勤 監 事 常 勤 監 事 監 事 監 事 監 事 執 行 役 員 執 行 役 員 執 行 役 員 氏 名 吉田 正和 松迫 卓男 稲垣 聰 山本 修一 塩沢 信男 瀬山 功 小木曽治彦 池谷 匠 佐藤 豊秋 山崎 正美 日高 英彦 宮本 重雄 大橋 豊 青木 義明 渡辺 一彦 安永 貴夫 山田 浩文 伊野瀬十三 相川 輝彦 岡田 啓 工藤 芳弘 五月女 寛 山内 達也 福島 嘉人 滝澤 欣久 吉坂 義正 黒江 正臣 山田 康裕 小谷 裕 小林 直哉 反町 英孝 金子 光邦 甲斐 文朗 菊池 良孝 吉田 豊 椎名 衛 市川 茂夫 小島 政司 松井 眞 大塚 良貞 所属団体 神奈川県教職員組合協議会 電機連合 員外 員外 員外 員外 員外 自治労東京都本部 電機連合神奈川地方協議会 新日鐵住金鹿島労働組合 日本食品関連産業労働組合総連合会千葉地区協議会 日本労働組合総連合会埼玉県連合会 日本労働組合総連合会群馬県連合会 日本労働組合総連合会栃木県連合会 日本労働組合総連合会山梨県連合会 日本労働組合総連合会 全国労働組合総連合関東甲信越地方協議会 日本生活協同組合連合会 日野自動車労働組合 UAゼンセン東京都支部 東京都教職員組合 NTT労働組合東京総支部 日本郵政グループ労働組合東京地方本部 自治労神奈川県本部 JAM神奈川 自動車総連神奈川地方協議会 自治労茨城県本部 電機連合茨城地方協議会 基幹労連千葉県本部 JAM北関東 大同特殊鋼渋川工場労働組合 員外 員外 員外 茨城県教職員組合 自治労千葉県本部 NTT労働組合北関東信越総支部宇都宮東分会 第15回通常総会および第200回臨時理事会・第222回臨時監事会 (いずれも2015年6月24日開催) の決議に基づき記載しています。 常勤役員等の兼職 労働金庫法第35条第1項の「内閣総理大臣及び厚生労働大臣の認可」を受けて兼職を行っている代表理事、常勤役 員等はおりません。 会計監査人の氏名または名称 有限責任 あずさ監査法人 役員に対する報酬 (単位:千円) 区 分 理 事 監 事 合 計 2014年度中の報酬支払額 308,919 41,151 350,071 総会等で定められた報酬限度額 360,000 48,000 408,000 (注) 上記以外に理事および監事に支払った退職慰労金はありません。また、理事および監事に対する役員賞与金はありません。 中央ろうきんの体制 32 ろうきんのあゆみ 1950年 1951年 1952年 全国ろうきん 昭和25年 岡山と兵庫に労働金庫設立 昭和26年 (社) 全国労働金庫協会設立 昭和27年 1953年 1954年 1955年 1964年 1966年 1971年 1972年 1976年 1978年 昭和28年 昭和29年 昭和30年 昭和39年 昭和41年 昭和46年 昭和47年 昭和51年 昭和53年 1981年 1982年 昭和56年 労働金庫法改正 (内国為替、年金、員外預金、員外貸付等の扱い) 新型期日指定定期預金 「ワイド」 取り扱い開始 昭和57年 財形年金取り扱い開始 1983年 昭和58年 労働金庫中央事務センター (港区港南) 開所 千葉県労働金庫、埼玉労働金庫設立 神奈川県労働金庫、東京労働金庫、 群馬県労働金庫、栃木県労働金庫設立 茨城県労働金庫設立 山梨県労働金庫設立 労働金庫連合会設立 新潟地震災害にともなう特別融資 沖縄県労働金庫設立 (47番目の金庫) 労金事務センター (首都圏4金庫) 業務開始 (江東区亀戸) 財形貯蓄 「虹の預金」 取り扱い開始 1984年 昭和59年 全国労金為替オンラインシステム始動 1985年 昭和60年 全国労金間のCDネット (ROCS) の完成 1987年 1989年 1990年 昭和62年 両替業務取り扱い認可 平 成 元 年 労働金庫総合事務センター設立 平 成 2 年 全国労金統一オンラインシステム稼働 都銀・地銀とのオンライン業務提携 (MICS) 開始 平 成 3 年 ROCS ・MICSのサンデーバンキング実施 平 成 6 年 国債直接窓販業務取り扱い開始 1991年 1994年 首都圏労金新事務センター発足 (中央区黎明) 変動金利制住宅ローン取り扱い開始 (東京労金) 首都圏 (4金庫) 総合オンライン稼働 1995年 平 成 7 年 阪神淡路震災遺児支援定期 「応援 (エール) 30」 取り扱い 友愛信用組合の事業譲受 (神奈川労金) 1996年 平 成 8 年 全国労金の総預金量10兆円達成 1998年 平成10年 近畿労働金庫の誕生 (10月・近畿7労金合併) 1999年 2000年 2009年 平成11年 郵便貯金とのCD・ATMオンライン業務提携 平成12年 東海労働金庫の誕生 (10月・東海3労金合併) デビットカードサービス取り扱い開始 平成13年 四国労働金庫の誕生 (4月・四国4労金合併) 北陸労働金庫の誕生 (10月・北陸3労金合併) 九州労働金庫の誕生 (10月・九州7労金合併) 平成14年 ろうきん相談所開設 平成15年 東北労働金庫の誕生 (10月・東北6労金合併) 中国労働金庫の誕生 (10月・中国4労金合併) (現セブン銀行) とのATM利用提携 平成16年 アイワイバンク銀行 平成17年 個人向け国債取り扱い開始 投信定時定額買付サービス取り扱い開始 保険窓販取り扱い開始 平成19年 新潟・静岡労金、全国統一オンラインシステムに移行 平成20年 就職安定資金融資制度取り扱い開始 イオン銀行とのATM利用提携 平成21年 全労済の共済窓販取り扱い (共済代理) 開始 2010年 2011年 平成22年 平成23年 東日本大震災・災害救援ローン等の取り扱い開始 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2007年 2008年 33 労働金庫法公布・施行 中央ろうきん 中央労働金庫の誕生 (4月・関東8労金合併) インターネットバンキング・モバイルバンキングの取り扱い開始 中期経営計画スタート フラット35取り扱い開始 中期経営計画スタート 業務集中センター竣工 新本店ビル竣工 総預金残高5兆円突破 中央ろうきん設立10周年記念式典 個人年金保険 (定額) 窓販取り扱い開始 中期経営計画スタート 2012年 平成24年 2013年 2014年 2015年 平成25年 個人年金保険 (積立型) 窓販取り扱い開始 平成26年 新オンラインシステム「R・ONE」稼働 平成27年 夫婦連生団体信用生命保険取り扱い開始 中期経営計画スタート 「ろうきんビジョン ∼人々が支え合う共生社会の実現の ために∼」策定 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 財務データ C O N T E N T S 財務の状況…………………………………………… 35 資産査定……………………………………………… 41 リスク管理債権の状況……………………………… 42 資産査定に係る各種基準の比較…………………… 43 経営効率……………………………………………… 45 自己資本の充実の状況……………………………… 46 有価証券及び金銭の信託の時価情報……………… 57 デリバティブ取引情報……………………………… 59 業務の状況…………………………………………… 60 連結情報……………………………………………… 64 財務データ 34 財務データ 財務の状況 貸借対照表 (単位:千円) 科 目 (資産の部) 現 金 預 け 金 買 入 手 形 コ ー ル ロ ー ン 買 現 先 勘 定 債券貸借取引支払保証金 買 入 金 銭 債 権 金 銭 の 信 託 商 品 有 価 証 券 有 価 証 券 国 債 地 方 債 社 債 投 資 信 託 株 式 外 国 証 券 貸 出 金 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 外 国 為 替 そ の 他 資 産 未決済為替貸 労働金庫連合会出資金 前 払 費 用 未 収 収 益 金融派生商品 その他の資産 有 形 固 定 資 産 建 物 土 地 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 無 形 固 定 資 産 ソフトウェア その他の無形固定資産 前 払 年 金 費 用 繰 延 税 金 資 産 再評価に係る繰延税金資産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 (うち個別貸倒引当金) 資産の部合計 35 2014年3月末 2015年3月末 31,405,961 1,554,727,286 − 20,000,000 − − − 2,003,653 − 334,860,867 27,684,193 37,202,297 241,641,086 1,210,869 2,811,433 24,310,985 3,676,049,945 4,250,753 3,568,972,504 102,826,687 − 46,111,356 725,346 30,000,000 276,393 8,813,286 296 6,296,033 33,133,775 13,509,290 16,794,999 − 2,829,485 666,601 452,588 214,012 − 4,536,798 − 2,939,765 △ 10,919,163 (△ 2,603,583) 33,103,334 1,575,824,434 − 20,000,000 − − − 2,001,887 − 503,651,029 136,865,508 39,517,896 259,243,919 12,389,546 11,891,658 43,742,500 3,650,097,618 366,308 3,546,594,638 103,136,671 − 45,684,126 658,673 30,000,000 316,501 8,215,069 18 6,493,863 36,556,042 12,790,295 21,514,673 49,934 2,201,139 594,550 360,194 234,356 − 575,521 − 2,565,039 △ 9,769,668 (△ 2,287,366) 5,695,516,849 5,860,883,918 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 科 目 (負債の部) 金 積 金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 別 段 預 金 定 期 預 金 その他の預金 譲 渡 性 預 金 借 用 金 借 入 金 売 渡 手 形 コ ー ル マ ネ ー 売 現 先 勘 定 債券貸借取引受入担保金 コマーシャル・ペーパー 外 国 為 替 そ の 他 負 債 未決済為替借 未 払 費 用 未払法人税等 前 受 収 益 払 戻 未 済 金 払戻未済持分 金融派生商品 資産除去債務 その他の負債 代 理 業 務 勘 定 賞 与 引 当 金 役員賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 特別法上の引当金 繰 延 税 金 負 債 再評価に係る繰延税金負債 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 (純資産の部) 出 資 金 普 通 出 資 金 優先出資申込証拠金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 その他利益剰余金 特 別 積 立 金 (特別積立金) (金利変動等準備積立金) (機械化積立金) (配当準備積立金) (経営基盤強化積立金) (その他の目的積立金) 当期未処分剰余金 処 分 未 済 持 分 自 己 優 先 出 資 自己優先出資申込証拠金 会 員 勘 定 合 計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評 価・ 換 算 差 額 等 合 計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 預 2014年3月末 2015年3月末 5,023,839,189 593,026 1,559,922,223 11,948,353 2,083,143 2,941,437 3,446,321,564 29,440 343,815,394 23,700,000 23,700,000 − − − − − − 25,256,690 135,971 9,605,787 4,061,286 8,103 43,025 2,412 5,565,946 148,937 5,685,219 37,235 1,794,793 − 15,582,485 − 389,976 − − 1,878,259 2,939,765 5,439,233,790 5,121,455,049 324,746 1,608,161,680 11,745,560 1,600,643 2,512,525 3,497,080,174 29,719 394,277,150 23,700,000 23,700,000 − − − − − − 24,661,765 84,298 9,177,298 3,790,174 282 11,197 152 5,470,056 178,495 5,949,809 45,566 1,744,087 − 15,293,944 − 341,206 − − 1,857,120 2,565,039 5,585,940,930 29,217,950 29,217,950 − − 221,592,813 29,332,478 192,260,335 177,105,601 (16,975,590) (62,586,000) (55,612,000) (6,924,676) (34,911,000) (96,335) 15,154,734 − − − 250,810,763 7,510,529 △ 4,189,202 2,150,968 5,472,295 256,283,058 5,695,516,849 29,207,727 29,207,727 − − 230,184,417 29,332,478 200,851,939 187,105,601 (16,975,590) (69,586,000) (58,612,000) (6,924,676) (34,911,000) (96,335) 13,746,338 − − − 259,392,144 17,432,764 △ 4,009,682 2,127,761 15,550,842 274,942,987 5,860,883,918 貸借対照表・注記 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 14. 消費税及び地方消費税 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 2. 有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価は移動平均法により算 定)により評価しております。 満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式につ いては、移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては、決 算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価を把 握することが極めて困難と認められるものについては、移動平均法による原価法により 行っております。 なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しておりま す。 15. 有形固定資産の減価償却累計額及び圧縮記帳額 有形固定資産の減価償却累計額 有形固定資産の圧縮記帳額 3. 金銭の信託の評価基準及び評価方法 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、信託財産として運用され ている有価証券の評価は、時価法により行っております。 17. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 1,238,370千円 18. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務総額 −千円 4. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法 デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 19. 子会社等の株式(及び出資金)総額 115,000千円 20. 子会社等に対する金銭債権総額 203,931千円 21. 子会社等に対する金銭債務総額 700,068千円 5. 有形固定資産の減価償却の方法 有形固定資産の減価償却は、当金庫の定める決算経理要領に基づき定率法(ただし、平成 10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法)を採用しており ます。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 15年∼50年 その他 3 年∼20年 6. 無形固定資産の減価償却の方法 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフト ウェアについては庫内における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。 7. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準 外貨建の資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。 8. 貸倒引当金の計上基準 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務 指針」 (日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要 注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における 各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。破綻懸念先債権に 相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込 額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破綻先債権及び実質破 綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による 回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 すべての債権は、当金庫の定める資産の自己査定基準に則り、査定対象資産の取得承認 部門が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部門が査定結果を監査しており、 その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 10. 退職給付引当金の計上基準 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務 及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。 また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属 させる方法については期間定額基準によっております。 なお、過去勤務費用及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。 (1)過去勤務費用 その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)による定額法により 損益処理 (2)数理計算上の差異 各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定 額法により按分した額をそれぞれ発生年度の翌事業年度から損益処理 また、準職員・定年再雇用嘱託職員への退職慰労金の支払に備えるため、準職員は臨時 職員就業規則に基づき、定年再雇用者嘱託職員は定年退職者再雇用規程に基づき、当事業 年度末までに発生していると認められる額を計上しております。 なお、 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、 「退 職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用 指針第25号 平成27年3月26日。以下、「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基 準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当事業年度よ り適用し、割引率の決定方法を退職給付の支払い見込期間ごとに設定された複数の割引率 を使用する方法へ変更しております。この変更により、当事業年度の経常利益及び税引前 当期純利益が94,163千円増加しております。 11. 睡眠預金払戻損失引当金の計上基準 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求 に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り必要と認められる額を計上 しております。 12. 金融商品取引責任準備金 特別法上の引当金は計上しておりません。 13. ヘッジ会計の方法 金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における金 融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」 (日本公認会計士協会業種別監査 委員会報告第24号)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法に ついては、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッ ジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)期間毎にグルーピングのうえ特定し評価 しております。また、キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッ ジ手段の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしております。 16. リースにより使用する固定資産に関する事項 事業用車両についてオペレーティング・リース契約により使用しております。 オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料 1年内 143,123千円 1年超 289,001千円 合 計 432,124千円 22. 破綻先債権額及び延滞債権額 貸出金のうち、破綻先債権額は 1,068,739千円、延滞債権額は 23,534,457千円であ ります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その 他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計 上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。) のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げ る事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再 建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金でありま す。 23. 3カ月以上延滞債権額 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は 1,400,105千円であります。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日を起算日とし て3カ月以上延滞している貸出金で「破綻先債権」及び「延滞債権」に該当しないものであり ます。 24. 貸出条件緩和債権額 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 800,382千円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建・支援を図ることを目的として、金利 の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄、その他の債務者に有利となる取決 めを行った貸出金で、「破綻先債権」、「延滞債権」及び「3カ月以上延滞債権」に該当しない ものであります。 25. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は、 26,803,684千円であります。なお、22.から25.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の 金額であります。 財務 9. 賞与引当金の計上基準 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、 当事業年度に帰属する額を計上しております。 26,222,246千円 845,383千円 26. 担保に供している資産 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 預け金 23,750,390千円 担保資産に対応する債務 預金 137,529千円 借用金 23,700,000千円 上記のほか、内国為替取引、当座借越等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用 として、預け金 81,801,200千円及び有価証券 2,186,310千円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金2,316,722千円が含まれております。 27. 土地の再評価の方法と差額 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布、法律第34号)に基づき、事業用の 土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係 る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」とし て純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成11年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布、政令第119号)第2条第 4号に定める地価税の課税価格計算の方法に基づいて、1画地毎に、財産評価基本通達 を基準に奥行価格補正、側方路線影響加算、不整形地補正等合理的な調整を行って算 出。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合計額 と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 5,028,240千円 28. 出資1口当たりの純資産額 9,413円36銭 29. 目的積立金は特別積立金に含めて記載しております。 財務の状況 36 財務データ 財務の状況 30. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当金庫は、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理 (ALM)をしております。その一環として、デリバティブ取引も行っております。 31. 金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は次のとおりであ ります(時価等の算定方法については(注1)を参照)。なお、時価を把握することが極めて 困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:千円) (2)金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金であり ます。また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的及びそ の他目的で保有しております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変 動リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。外貨建有価証券については、 為替の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されており ます。また、変動金利の預金については、金利の変動リスクに晒されております。 デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引及び金利キャップ 取引があります。当金庫では、これらをヘッジ手段として、ヘッジ対象である金融商 品に関わる金利の変動リスクに対してヘッジ会計を適用しております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫は、融資業務諸規程及び信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金に ついて、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、 問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。これらの 与信管理は、各営業店のほか審査部により行われ、定期的に開催される経営会議に て審議・報告を行っております。 有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリ スクに関しては、総合企画部において、信用情報や時価の把握を定期的に行うこと で管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ)金利リスクの管理 当金庫は、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 ALMに関する規則及び要領において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記し ており、ALMに関する方針に基づき、経営管理委員会において実施状況の把握・ 確認、今後の対応等の協議を行っています。 日常的には総合企画部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握 し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次で経営管 理委員会に報告しております。 なお、ALMにより、金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ及び金 利キャップのデリバティブ取引も行っております。 (ⅱ)為替リスクの管理 当金庫は、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理しております。 (ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の運用については、資金部が理事会により承認さ れた資金運用方針に基づき行っております。 市場運用商品の価格変動リスクについては、総合企画部が継続的なモニタリン グを行い、月次で経営会議及び経営管理委員会に報告しております。 (ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に 関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立するとともに、デリバティブ取引管 理規則に基づき実施されております。 (ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 ⅰ)リスク管理上、市場リスクの定量的分析を利用している金融商品 当金庫では金融資産、金融負債全体の市場リスク量をVaRにより月次で計測し、 取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。 当金庫のVaRは分散共分散法(保有期間20日、信頼区間99%、観測期間1年) により算出しており、平成27年3月31日(当事業年度の決算日)現在で当金庫の 市場リスク量(損失額の推計値)は全体で7,641,444千円です。 なお、当金庫では、モデルが算出するVaRとポジションを固定した場合に発 生したと想定される損益を比較し超過状況を確認するバックテストを定例的に 実施し、計測手法の有効性を検証しております。ただし、VaRは過去の相場変 動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測してお り、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕 捉出来ない場合があります。 ⅱ)リスク管理上、市場リスクの定量的分析を利用していない金融商品 当金庫において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる 金融商品は「デリバティブ取引」のうちのキャップ取引であります。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定した場合、平成27年3月 31日現在の金利が10ベーシス・ポイント(0.10%)低ければ、時価は16千円減 少するものと考えられます。反対に、金利が10ベーシス・ポイント(0.10%)高 ければ、63千円増加するものと考えられます。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、 市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管理 しております。 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理 的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件 等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ ります。 (1)預 (2)有 け 価 金 証 出 時 価 1,575,824,434 1,582,891,150 差 額 7,066,715 503,522,635 503,522,635 − 券 その他有価証券 (3)貸 貸借対照表計上額 金(*1) 3,650,097,618 貸倒引当金(*2) △9,097,343 3,641,000,275 3,680,631,724 39,631,448 5,720,347,345 5,767,045,509 46,698,164 (1)預 金 積 金(*3) 5,121,455,049 5,134,789,753 13,334,703 金融資産計 (2)譲 渡 性 預 金(*3) 金融負債計 394,277,150 394,571,424 294,273 5,515,732,200 5,529,361,177 13,628,977 − − デリバティブ取引 (*4) − ヘッジ会計が適用されていないもの ヘッジ会計が適用されているもの (5,470,038) (5,470,038) − デリバティブ取引計 (5,470,038) (5,470,038) − (*1)貸出金の時価には既に損益認識し貸借対照表に計上されている未収利息2,711,991 千円に相当する金額が含まれております。 (*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金、個別貸倒引当金を控除しております。 (*3)預金積金・譲渡性預金の時価については、既に損益認識し貸借対照表に計上されて いる未払利息(預金積金7,752,244千円、譲渡性預金236,849千円)が含まれており ます。 (*4)その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で 正味の債務となる項目については、( )で表示しております。 (注1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳 簿価額を時価としております。満期のある預け金については、預け金の種類及び期 間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引 いた現在価値を算定しております。 (2)有価証券 債券は公表されている価格又は取引金融機関から提示された価格によっておりま す。投資信託は、取引所の価格又は基準価額、株式は取引所の価格によっております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については32.∼36.に記載し ております。 (3)貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出 先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似している ことから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の 種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合 に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。なお、約定期間が短期間(1 年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価と しております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び 保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日 における貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当 該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限 を設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿 価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。 金融負債 (1)預金積金及び(2)譲渡性預金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみ なしております。また、定期預金の時価は、預金の種類及び期間に基づく区分ごとに、 将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、 新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、預入期間が短 期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を 時価としております。 デリバティブ取引 デリバティブ取引は、金利関連取引(金利スワップ、金利キャップ)であり、割引現在価 値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によっております。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次の とおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。 (単位:千円) 区 分 貸借対照表計上額 子 会 社 株 式 (*) 非 上 場 株 式 (*) 合 計 115,000 13,394 128,394 (*)子会社株式及び非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極め て困難と認められることから、時価開示の対象とはしておりません。 37 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預 け 有 価 金 証 出 5年超10年以内 (単位:千円) 10年超 881,595,534 694,228,900 − − 14,500,000 69,634,470 266,729,670 109,659,860 券 金(*) 合 計 253,566,322 786,930,204 784,710,887 1,697,290,782 1,149,661,857 1,550,793,574 1,051,440,557 1,806,950,642 (*)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見 込めないもの(24,603,196千円)及び期間の定めのないもの(102,996,225千円)は含 めておりません。 (注4)有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 預 金 積 1年超5年以内 5年超10年以内 金 3,510,731,274 1,496,625,987 譲 渡 性 預 金 合 計 貸借対照表計上額 運用目的の金銭の信託 その他有価証券のうち 満 期 が あ る も の 貸 1年超5年以内 37. 金銭の信託の保有目的別内訳 (1)運用目的の金銭の信託 10年超 114,097,788 − 39,779,516 280,000 − 3,864,948,909 1,536,405,503 114,377,788 − 354,217,634 32. 有価証券の時価、評価差額等に関する事項 有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 (1)売買目的有価証券 該当はありません。 (2)満期保有目的の債券 該当はありません。 (3)子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 該当はありません。 (4)その他有価証券 (単位:千円) 種類 株 貸借対照表計上額 差額 式 11,763,264 10,086,942 1,676,321 券 467,461,638 445,467,376 21,994,262 債 136,815,508 130,687,806 6,127,701 地方債 39,517,896 37,746,252 1,771,643 債 国 貸借対照表計上 額が取得原価を 超えるもの 短期社債 社 − − − 債 249,438,119 242,340,734 7,097,385 6,997,531 外国証券 41,690,114 34,692,582 そ の 他 11,257,151 10,628,529 628,622 小計 490,482,054 466,182,847 24,299,206 式 − − − 券 11,908,185 11,961,329 △53,144 債 50,000 50,001 △1 地方債 − − − 短期社債 − − − 債 9,805,800 9,825,244 △19,444 △33,698 社 外国証券 2,052,385 2,086,083 そ の 他 1,132,395 1,196,512 △64,117 小計 13,040,581 13,157,842 △117,261 503,522,635 479,340,690 24,181,945 合 計 1,095 (2)満期保有目的の金銭の信託 該当はありません。 (3)その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外) 該当はありません。 38. 有価証券の貸付等 該当はありません。 39. 当座貸越契約等 当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申 し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで 資金を貸し付けることを約する契約であり、これらの契約に係る融資未実行残高は、 660,472,025千円であります。 このうち原契約期間が1年以内のもの(又は任意の時期に無条件で取消可能なもの)は 323,412,962千円であります。 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そ のものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。 これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、 当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の 条項が付けられております。 また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後 も定期的に予め定めている庫内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約 の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 なお、総合口座についての未実行残高は上記の金額のうち337,059,062千円であります が、定期預金を担保としており債権保全上の措置を講じております。 40. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであ ります。 繰延税金資産 退職給付引当金 4,217,369 千円 繰延ヘッジ損失 1,552,368 賞与引当金 486,774 減価償却費 461,605 未払抵当権移転登記費用 155,143 その他有価証券評価差額 32,727 その他 1,099,161 繰延税金資産小計 8,005,150 評価性引当額 △592,327 7,412,822 繰延税金資産合計 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 6,781,908 固定資産圧縮積立額 37,276 その他 18,116 繰延税金負債合計 6,837,301 繰延税金資産の純額 575,521 (追加情報) 地方税法等の改正による事業税率(超過税率)の変更を受けて平成27年4月1日に開始 する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異にかかる繰延税金資産及び繰延税金負 債の計算に使用する法定実効税率は従来の27.87%から27.91%となります。 この税率変更により、繰延税金資産は824千円増加し、その他有価証券評価差額金 は9,672千円減少し、繰延ヘッジ損益は2,224千円増加し、法人税等調整額は8,272千 円減少しております。再評価に係る繰延税金負債は2,661千円増加し、土地再評価差額 金は同額減少しております。 財務 株 債 国 貸借対照表計上 額が取得原価を 超えないもの 取得原価 2,001,887 当事業年度の損益に 含まれた評価差額 33. 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 該当はありません。 34. 当事業年度中に売却したその他有価証券 (単位:千円) 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額 株 式 3,430,423 269,775 14,364 債 券 74,566,723 1,816,731 − 債 11,363,564 132,006 − 債 − − − − 国 地 方 短 期 社 債 − − 債 61,895,810 1,665,866 − 外 国 証 券 1,307,348 18,858 − 社 そ の 他 合 計 1,170,167 75,871 789 79,167,313 2,162,378 15,153 35. 保有目的を変更した有価証券 該当はありません。 36. 減損処理を行った有価証券 該当はありません。 財務の状況 38 財務データ 財務の状況 損益計算書 (単位:千円) 科 目 経 常 益 益 息 息 息 息 息 息 金 息 息 役 益 受 料 そ 益 そ 益 外 益 商 益 国 益 国 益 金 益 そ 益 そ 益 貸 益 償 益 株 益 金 益 そ 益 用 資 用 預 息 給 額 譲 息 借 息 売 息 コ 息 売 息 債 息 コ 息 金 息 そ 息 役 用 支 料 そ 用 そ 用 外 損 商 損 国 損 国 損 国 却 金 用 そ 用 経 費 人 件 費 物 件 費 税 金 そ の 他 経 常 費 用 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 貸 出 金 償 却 株 式 等 売 却 損 株 式 等 償 却 金 銭 の 信 託 運 用 損 そ の 他 資 産 償 却 退 職 手 当 金 そ の 他 の 経 常 費 用 常 利 益 別 利 益 固 定 資 産 処 分 益 負 の の れ ん 発 生 益 金 融 商 品 取 引 責 任 準 備 金 取 崩 額 そ の 他 の 特 別 利 益 別 損 失 固 定 資 産 処 分 損 減 損 損 失 金 融 商 品 取 引 責 任 準 備 金 繰 入 額 そ の 他 の 特 別 損 失 引 前 当 期 純 利 益 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税 人 税 等 調 整 額 人 税 等 合 計 期 純 利 益 越 金( 当 期 首 残 高 ) 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 期 未 処 分 剰 余 金 資 金 貸 預 買 コ 買 債 有 金 そ 経 経 特 特 税 法 法 法 当 繰 土 当 39 収 用 運 収 利 利 入 手 形 利 ー ル ロ ー ン 利 現 先 利 券 貸 借 取 引 受 入 利 価 証 券 利 息 配 当 利 ス ワ ッ プ 受 入 利 の 他 の 受 入 利 務 取 引 等 収 入 為 替 手 数 の 他 の 役 務 収 の 他 業 務 収 国 為 替 売 買 品 有 価 証 券 売 買 債 等 債 券 売 却 債 等 債 券 償 還 融 派 生 商 品 収 の 他 の 業 務 収 の 他 経 常 収 倒 引 当 金 戻 入 却 債 権 取 立 式 等 売 却 銭 の 信 託 運 用 の 他 の 経 常 収 常 費 金 調 達 費 金 利 付 補 塡 備 金 繰 入 渡 性 預 金 利 用 金 利 渡 手 形 利 ー ル マ ネ ー 利 現 先 利 券 貸 借 取 引 支 払 利 マ ー シ ャ ル ・ ペ ー パ ー 利 利 ス ワ ッ プ 支 払 利 の 他 の 支 払 利 務 取 引 等 費 払 為 替 手 数 の 他 の 役 務 費 の 他 業 務 費 国 為 替 売 買 品 有 価 証 券 売 買 債 等 債 券 売 却 債 等 債 券 償 還 債 等 債 券 償 融 派 生 商 品 費 の 他 の 業 務 費 出 け 金 金 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 2013年度 92,131,639 78,221,030 64,074,576 8,303,699 − 17,309 − − 4,131,810 − 1,693,636 3,394,502 1,302,028 2,092,474 5,881,977 496 − 3,434,700 − − 2,446,779 4,634,128 2,016,313 − 2,066,170 124,406 427,238 75,270,705 7,590,091 5,470,850 0 519,359 23,700 − − − − − 1,403,471 172,709 9,723,641 2,230,574 7,493,067 273,020 − − 254,852 − − − 18,167 57,419,891 28,468,603 28,526,355 424,933 264,059 − 372 43,769 − 1,494 − 97,675 120,748 16,860,934 18,636 18,636 − − − 595,238 180,873 403,953 − 10,411 16,284,332 4,179,942 △ 290,754 3,889,187 12,395,144 2,698,805 60,784 15,154,734 2014年度 85,969,158 76,568,912 62,232,101 7,060,009 − 16,706 − − 4,914,207 − 2,345,887 3,523,826 1,310,214 2,213,611 3,888,492 33 − 1,822,160 − 12,800 2,053,498 1,987,927 1,126,647 − 340,217 153,082 367,979 70,520,024 7,301,476 5,233,879 − 522,836 23,699 − − − − − 1,370,873 150,187 9,963,452 2,447,736 7,515,716 17,570 − − 789 − − − 16,781 53,047,557 26,872,832 25,658,569 516,155 189,966 − 244 14,364 − − − 151,869 23,488 15,449,133 29,469 7,984 − − 21,485 844,311 64,779 779,531 − − 14,634,292 3,931,729 23,977 3,955,706 10,678,585 3,047,206 20,546 13,746,338 損益計算書・注記 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 子会社との取引による収益総額 子会社との取引による費用総額 84,725千円 1,476,299千円 3. 出資1口当たりの当期純利益金額 365円55銭 4. 固定資産の重要な減損損失 当事業年度において、営業用店舗22か所、遊休資産等2物件について、時価の下落等に より投資額の回収が見込めなくなったことに伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、 当該減少額779,531千円を減損損失として特別損失に計上しております。その内訳は、土 地268,131千円、建物346,661千円、動産等164,738千円であります。 稼動資産については営業用店舗毎に継続的な収支の把握を行っていることからこれをグ ルーピングの単位とし、遊休資産や売却予定資産等については各々独立した単位として取 扱っております。本部、都県本部等については独立したキャッシュ・フローを生み出さな いことから共用資産としております。 なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により測定しており ます。このうち正味売却価額は建物については不動産鑑定評価額又は固定資産税評価額に より、土地については重要性があるものを除き路線価による評価額により評価し、その他 の資産についてはゼロ評価しております。また使用価値は将来キャッシュ・フローを4.1% で割り引いて算定しております。 剰余金処分計算書 (単位:円) 科 目 当 期 積 2013年度 2014年度 金 15,154,734,031 13,746,338,362 額 − 53,423 固定資産圧縮積立金取崩額 − 53,423 12,107,527,683 11,105,217,079 未 立 剰 処 分 金 余 余 取 金 利 剰 崩 処 益 分 準 額 備 金 普 通 出 資 に 対 す る 配 当 金 − (年3%) 事業の利用分量に対する配当金 特 越 金( 積 1,231,012,044 876,213,897 1,229,003,182 金 10,000,000,000 9,000,000,000 金 利 変 動 等 準 備 積 立 金 7,000,000,000 4,000,000,000 機 金 3,000,000,000 2,000,000,000 事 務 所 整 備 積 立 金 − 3,000,000,000 3,047,206,348 2,641,174,706 械 当 期 化 末 立 − (年3%) 積 残 立 高 ) 財務 繰 別 876,515,639 当金庫は、第14期事業年度開始時の譲渡性預金を含む一般員外預 金比率が労働金庫法施行令第1条の4及び同施行令第1条の7に定めら れた「100分の10」以上のため、労働金庫法第32条第4項に基づく会 2014 員等以外の者からの監事の選任及び同法41条の2第1項に基づく会計 監査人の選任を行っております。 2015 6 25 以上の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書については、 労働金庫法第41条の2第3項に基づき会計監査人である有限責任あず さ監査法人による第14期事業年度における会計監査を受けた結果、 2015年5月15日に無限定適正意見の監査報告書を受領しております。 また、2015年5月22日に監事の監査を受け、2015年6月24日の第 15回通常総会で貸借対照表、損益計算書について報告するとともに、 剰余金処分計算書について承認を得ております。 財務の状況 40 財務データ 資産査定 「労働金庫等に係る金融機能の再生のための緊急措置に関する法律施行規則」第3条の規定に基づき、以下のとおり2015 年3月31日現在の資産の査定を公表します。 金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況 (単位:百万円) 開示残高 (A) 区 分 金 融 再 生 法 上 の 13年度 不良債権 (F) 14年度 30,561 31,024 27,142 28,375 28,660 13年度 6,108 6,108 14年度 5,570 13年度 14年度 13年度 破産更生債権及び これらに準ずる債権 危 険 債 権 要 管 理 債 権 正 常 合 計 債 権 (G) 保全率 貸倒引当金 {(C)+(E) } / (E) (A) 担保・保証等による 清算配当等による 回収見込み額 回収見込み額 (C) (D) 保全額 (B) 保全率 (B)/(A) 725 3,157 25,299 646 2,714 98.72% 100.00% 4,388 724 995 88.13% 100.00% 5,570 4,089 646 835 88.40% 100.00% 21,887 21,876 20,523 − 1,352 99.94% 99.95% 20,603 20,595 19,399 − 1,195 99.95% 99.96% 2,565 3,040 2,230 − 809 100.00% 100.00% 14年度 2,200 2,494 1,810 − 683 100.00% 100.00% 13年度 3,651,378 − − − − − − 14年度 3,627,036 − − − − − − 13年度 3,681,939 − − − − − − 14年度 3,655,411 − − − − − − 金融再生法上の不良 13年度 債権比率 (F)/(G) 14年度 99.14% 100.00% 0.83% 0.77% ※金額は決算処理後のものです。 ※ 「貸倒引当金」とは、個別貸倒引当金及び一般貸倒引当金の合計額のことです。なお上記は、 「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨 時措置に関する法律」 (金融円滑化法・2013年3月末で終了) の施行に伴い追加計上した一般貸倒引当金を含まない金額です。 ※ 「清算配当等による回収見込み額」 とは、貸出先が経営破綻に陥った場合及び個人民事再生手続きにおいて、回収が見込まれる額のことです。 債権保全の状況 〈中央ろうきん〉 では、資産査定規程を定めて定期的に資産査定を実施し、必要な償却・引当を行っています。 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と「危険債権」については、個別貸出金ごとに「担保・保証付債権」 「清算配当等に よる回収見込み額」 を差し引いた残額に対して、 貸出先からの入金実績や個人保証人からの回収が見込まれる金額などを除き、 必要な金額を個別貸倒引当金として引き当てています。 なお、債務保証見返に係わる必要額についても、資産査定規程に定める償却・引当基準に基づき引当を行っています。 また、 「正常債権」と「要管理債権」については、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した予想損失率等に基づ いた引当額を引き当てています。 貸倒引当金 (期末残高) (単位:百万円) 2014年3月末 項 目 期末残高 貸 倒 引 当 金 一 般 貸 倒 引 当 個 別 貸 倒 引 当 2015年3月末 前年比 期末残高 前年比 10,919 △2,143 9,769 △1,149 金 8,315 △1,583 7,482 △833 金 2,603 △559 2,287 △316 ※ 「一般貸倒引当金」 は、 「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」 (金融円滑化法・2013年3月末で終了)の施行に伴 い追加計上した分を含みます。 貸出金償却額 (単位:百万円) 項 目 貸 41 出 金 償 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 却 額 2013年度 2014年度 14 0 「一般貸倒引当金」 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 総与信額(貸出金・貸付有価証券・外国為替・債務保証見返・与信関 貸出金やそれらに準ずる債権に対して将来偶発的に発生すると見込 係未収利息・仮払金等融資関連の全科目)のうち、破産手続開始、更生 まれる回収不能による損失等に備え、貸借対照表上の資産の部に個別 手続開始又は再生手続開始の申立て等の事由によって、経営破綻に陥っ 貸倒引当金とともに貸倒引当金として計上しているものです。引当基 ている借り手に対する債権及びこれらに準ずる債権のことです。 準については、貸借対照表に注記していますので、ご参照ください。 「危険債権」 「個別貸倒引当金」 総与信額のうち、借り手が経営破綻の状態には至っていないものの、 借り手の資産状況や支払い能力からみて、貸出金やそれらに準ずる 財務状態・経営成績が悪化して、契約に従った債権の元本の回収と利 債権の相当部分または全額が回収できないと見込まれることが明らか 息の受取りができない可能性が高い債権のことです。 となった場合、その債権額の一部または全部に対して、貸借対照表上 の資産の部に引当金として計上しているものです。引当基準について 「要管理債権」 貸出金のうち、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と「危険債 権」を除いた「3カ月以上延滞債権」と「貸出条件緩和債権」の合計額の は、貸借対照表に注記していますので、ご参照ください。 「貸出金償却」 貸出金(未収利息含む)の回収不能額が確定した場合において、その ことです。 回収不能額を直接貸借対照表の資産項目から控除するものです。なお、 「正常債権」 総与信額のうち、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 「危険債 貸出金償却は対象債権について過年度に貸倒引当てした額をもって当 権」及び「要管理債権」を除いたもので、借り手の財務状態及び経営成 てますが、当期必要額については、当期の損失額として損益計算書に 績に特に問題がない債権のことです。 計上されます。損益計算書における貸出金償却額はこの当期必要額で す。 リスク管理債権の状況 「リスク管理債権」とは、労働金庫法第94条において準用する銀行法第21条により、金融機関の資産の健全性に関する情 報開示を目的として公表することが定められている貸出金のことです。現在、決算時に各金融機関が公表しているリスク管 理債権には、 「破綻先債権」 「延滞債権」 「3カ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」があります。 リスク管理債権の状況 (単位:百万円) 区 分 2014年3月末 リスク管理債権 破 綻 合計 (A) 1,005 1,068 権 25,210 23,534 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 1,663 1,400 貸 債 26,803 権 延 先 28,781 2015年3月末 滞 出 条 債 件 緩 和 債 保 全 額 権 (B) 貸 倒 引 当 金 800 27,089 26,571 24,780 2,674 2,308 保 全 率 (B)/(A) 100.00% 100.00% 貸 出 金 残 高 (C) 3,676,049 3,650,097 リスク管理債権比率 (A)/(C) 0.78% 0.73% 財務 担 保・ 保 証 付 及 び 清 算 配 当 等 に よ り 回 収 可 能 な 額 902 29,245 *金額は貸倒引当金控除前の金額です。 * 「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」 (金融円滑化法・2013年3月末で終了)の施行に伴い追加計上した一般貸 倒引当金を含まない金額です。 債権保全の状況 2015年3月末のリスク管理債権は、 「破綻先債権」は10億68百万円、 「延滞債権」は235億34百万円、 「3カ月以上延滞債権」 は14億円、「貸出条件緩和債権」は8億円、合計268億3百万円 (総貸出金残高の0.73%)となっています。 このうち、247億80百万円は担保・保証付及び清算配当等により回収可能な債権として保全されており、23億8百万円に ついて個別貸倒引当金及び一般貸倒引当金を引き当てています。この結果、リスク管理債権の保全率は100.00%となって います。 「破綻先債権」 債務者が破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始の申立て等 を行ったこと及び銀行取引停止処分を受けたことにより、未収利息を 「3カ月以上延滞債権」 元本または利息の支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上遅延し ている貸出金(破綻先債権、延滞債権を除く)のことです。 計上しなかった貸出金のことです。 「貸出条件緩和債権」 「延滞債権」 債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の 元本または利息の支払いの遅延が相当期間継続していること、その 支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取 他の事由により、元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがない り決めを行った貸出金(破綻先債権、延滞債権、及び3カ月以上延滞債 ものとして未収利息を計上しなかった貸出金のうち、破綻先債権以外 権を除く)のことです。 の貸出金のことです。 資産査定/リスク管理債権の状況 42 財務データ 〈参考〉資産査定に係る各種基準の比較(注1) 資産査定の債務者区分 定 中央労働金庫の償却・引当基準 義 中央労働金庫資産査定規程 区分単位 対 象 債務者単位 総与信(注2) 債務者区分 破綻先 法的・形式的な経営破綻の事実が発生してい る債務者をいい、例えば、破産手続開始、更 生手続開始又は再生手続開始の申立て、手形 交換所の取引停止処分等の事由により経営破 綻に陥っている債務者。 要償却・引当額の概要 Ⅳ分類 全額を直接償却、あるいは個別貸倒 引当金として計上する。 破綻先 65 Ⅲ分類 全額を個別貸倒引当金として計上す る。 2 1,075 実質破綻先 法的・形式的な経営破綻の事実は発生してい ないものの、深刻な経営難の状態にあり、再 建の見通しがない状況にあると認められるな ど実質的に経営破綻に陥っている債務者。 分類 非・Ⅱ分類 実質破綻先 Ⅳ分類 全額を直接償却、あるいは個別貸倒 引当金として計上する。 751 Ⅲ分類 全額を個別貸倒引当金として計上す る。 15 4,495 区 分 破綻懸念先 現状、経営破綻の状況にはないが、経営難の 状態にあり、経営改善計画等の進捗状況が芳 しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大 きいと認められる債務者(金融機関等の支援 継続中の債務者を含む)。 Ⅲ分類 非・Ⅱ分類 要管理 債権 非・Ⅱ分類 要管理 債権以外 非・Ⅱ分類 非・Ⅱ分類 22,403 3,598,199 非区分 国・地方公共団体向け債権。 8,633 43 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 予想損失率により今後3年間の予想損 失額を見積り、一般貸倒引当金とし て計上する。(注3) 709 要管理先 以外 正常先 業況が良好であり、かつ、財務内容にも特段 の問題がないと認められる債務者。 合理的に見積もった必要額を個別貸 倒引当金として計上する。 1,195 要管理先 要注意先 金利減免・棚上げを行っているなど貸出条件 に問題のある債務者、元本返済若しくは利息 支払いが事実上延滞しているなど履行状況に 問題がある債務者のほか、業況が低調ないし は不安定な債務者又は財務内容に問題がある 債務者など今後の管理に注意を要する債務 者。 破綻懸念先 要注意先 20,603 非・Ⅱ分類 予想損失率により今後1年間の予想損 失額を見積り、一般貸倒引当金とし て計上する。(注3) 737 正常先 非分類 予想損失率により今後1年間の予想損 失額を見積り、一般貸倒引当金とし て計上する。(注3) 4,381 (単位:百万円) 定 義 区分単位 対 象 金融再生法開示債権 労働金庫法に基づくリスク管理債権 労働金庫等に係る金融機能の再生のための 緊急措置に関する法律施行規則第2条 労働金庫法第94条において準用する銀行法第21条に係る 労働金庫法施行規則第114条 債務者単位 債権単位 総与信 貸出金 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 総与信額(貸出金・貸付有価証券・外国為替、債務保証見返・ 与信関係未収利息・仮払金等融資関連の全科目)のうち、 破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始の申立て等 の事由によって経営破綻に陥っている借り手に対する債権 及びこれらに準ずる債権。 (注5) 破綻先債権 債務者が破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始の 申立て等を行ったことおよび銀行取引停止処分を受けたこ とにより未収利息を計上しなかった貸出金。 1,068 (注5) 5,570 延滞債権 元本または利息の支払いの遅延が相当期間継続しているこ とその他の事由により、元本または利息の取立てまたは弁 済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸 出金のうち、破綻先債権以外の貸出金。 (注5) 危険債権 総与信額のうち、借り手が経営破綻の状態には至っていな いものの、財務状態・経営成績が悪化して契約に従った債 権の元本の回収と利息の受取りができない可能性が高い債 権。 区 分 20,603 23,534 要管理債権 貸出金のうち、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と 「危険債権」を除いた「3カ月以上延滞債権」と「貸出条件緩 和債権」の合計額(注4)。 3カ月以上延滞債権 元本または利息の支払いが約定支払日の翌日から3カ月以 上遅延している貸出金(破綻先債権、延滞債権を除く)。 1,400 2,200 財務 貸出条件緩和債権 債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、 利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務 者に有利となる取り決めを行った貸出金(破綻先債権、延 滞債権、および3カ月以上延滞債権を除く)。 800 正常債権 (注1)表中の「──」上の金額は、2015年3月末残高(債権 総与信額のうち、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、 等は直接償却後の残高、引当金は引当額)を表示し 「危険債権」及び「要管理債権」を除いたもので、借り手の財 ています。 務状態および経営成績に特に問題がない債権。 (注2)貸出金・(貸出金に係る)未収利息・債務保証見返・ 与信関係仮払金・貸付有価証券・外国為替をいいま す。 (注3)一般貸倒引当金は、予想損失率に基づいた予想損失 額を計上することとしています。 (注4)要管理債権に係る貸出金以外の債権(未収利息・債 務保証見返等)については、正常債権に含まれます。 (注5)金融再生法とリスク管理債権の差は、「対象債権」の 違いによります。 3,627,036 資産査定に係る各種基準の比較 44 財務データ 経営効率 資金運用・資金調達・利ざや (単位:百万円・%) 項 目 資 金 運 用 勘 定 平 均 残 高 資 金 運 用 収 益( 受 取 利 息 ) 資 金 の 運 用 資 金 運 用 収 益 増 減 額 資 金 運 用 利 回 利 ざ 5,566,650 5,710,681 78,221 76,568 △ 2,529 △ 1,652 り 1.40 1.34 5,360,852 5,494,653 7,590 7,301 資 金 調 達 費 用 増 減 額 や 2014年度 資 金 調 達 勘 定 平 均 残 高 資 金 調 達 費 用( 支 払 利 息 ) 資 金 の 調 達 2013年度 △ 1,157 △ 288 資 金 調 達 利 回 り 0.14 0.13 資 金 調 達 原 価 率 1.19 1.08 や 0.21 0.26 総 資 金 利 ざ 収支・業務粗利益 (単位:百万円・%) 項 目 資 金 運 2013年度 用 収 2014年度 支 70,633 69,270 △ 6,439 役 務 取 引 等 収 支 △ 6,329 そ の 他 業 務 収 支 5,608 3,870 益 69,913 66,701 率 1.25 1.16 業 業 務 粗 務 粗 利 利 益 コア業務純益 (単位:百万円) 項 目 コ ア 業 務 純 益 2013年度 2014年度 10,158 12,322 ※コア業務純益とは、業務純益から一般貸倒引当金繰入額と国債等債券関係損益を控除したもので、金融機関本来の収益を表すものであります。 利益率 (単位:%) 項 目 総 資 産 利 益 率 純 資 産 利 益 率 2013年度 2014年度 総 資 産 業 務 純 益 率 0.23 0.24 総 資 産 経 常 利 益 率 0.29 0.26 総 資 産 当 期 純 利 益 率 0.21 0.18 純 資 産 業 務 純 益 率 5.24 5.18 純 資 産 経 常 利 益 率 6.63 5.66 純 資 産 当 期 純 利 益 率 4.87 3.91 常勤役職員一人当たり預金・貸出金残高 (平均残高) (単位:百万円) 項 目 預 貸 金 出 残 金 残 ※預金には譲渡性預金 (NCD) を含みます。 ※常勤役職員数は期中平均人数を使用しています。 45 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 2013年度 2014年度 高 2,049 2,159 高 1,405 1,441 自己資本の充実の状況 単体自己資本比率 (国内基準) (単位:%) 2014年3月末 2015年3月末 10.05 10.26 ①信用リスク・アセットの額の合計額の計算方法 「標準的手法」及び「内部格付手法」のうち、当金庫は「標 準的手法」 (注)を採用しています。 (注)当金庫は、 「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第 14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその 保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるか どうかを判断するための基準(平成18年金融庁・厚生労働省告示 第7号) 」 により、自己資本比率を算定しています。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 「自己資本比率」とは 自己資本比率は、金融機関の自己資本の状況が適当であ るかどうかを判断するための基準として、法令により定め られた指標です。海外に営業拠点をもつ金融機関には国際 統一基準とよばれる自己資本比率が、それ以外の金融機関 には国内基準と呼ばれる比率が適用されます。 自己資本比率の算式は以下のとおりです。 自己資本の額(コア資本に係る基礎項目の額(注1) −コア資本に係る調整項目の額(注2)) 自己 = ×100 資本比率 信用リスク・アセットの合計額(注3) +オペレーショナル・リスク相当額×12.5(注4) (注1)出資金、利益剰余金等の会員勘定、一般貸倒引当 金の一定額等の合計 (注2)無形固定資産等 (注3)資産の各項目にリスク・ウェイトを乗じて得た額 の合計額(含むオフ・バランス取引等) 、CVAリス ク相当額を8%で除して得た額 (注4)8% (国際統一基準の自己資本比率)の逆数である 12.5を乗じています。 (注)標準的手法 細分化されたリスク・ウェイトを資産に乗じて信 用リスク・アセットを算出します。 主な資産のリスク・ウェイトは、抵当権付住宅ロー ンが35%、住宅ローン以外の個人向けローン(1億 円以下)が75%です。また、事業法人向けローン、 社債等のリスク・ウェイトは、格付機関の格付等に 応じて設定されたリスク・ウェイトが適用されます。 ② オペレーショナル・リスク相当額の計算方法 「基礎的手法」、 「粗利益配分手法」及び「先進的計測手法」 のうち、当金庫は、「基礎的手法」 (注)を採用しています。 (注)基礎的手法 粗利益(直近3年の平均値)の15%をオペレーショ ナル・リスク相当額とします。 国内業務のみを行う労働金庫の場合、自己資本比率が 4%に満たない場合、その満たない程度に応じて各種の行 政措置が発動されます。これが「早期是正措置」と呼ばれる もので、最も厳しい措置は業務の停止命令です。 当金庫の自己資本比率は10.26%であり、行政措置を受 けることはありません。引き続き保有する資産が毀損する リスクを可能な限り抑え、一方で毀損に対する最終的な補 填原資である自己資本の充実に努めてまいります。 財務 経営効率/自己資本の充実の状況 46 財務データ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する開示事項 (単位:百万円) 2015年3月末 項 目 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る 会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される 引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本 に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を 通じて発行された資本調達手段の額のう ち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ る額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差 額の四十五パーセントに相当する額のう ち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ る額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービ シング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除 く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当 する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額 であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上さ れるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対 象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 労働金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る十パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出 資等に該当するものに関連するものの 額 うち、モーゲージ・サービシング・ラ イツに係る無形固定資産に関連するも のの額 う ち、 繰 延 税 金 資 産( 一 時 差 異 に 係 る ものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出 資等に該当するものに関連するものの 額 うち、モーゲージ・サービシング・ラ イツに係る無形固定資産に関連するも のの額 47 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 2014年3月末 経過措置による 不算入額 経過措置による 不算入額 257,286 248,703 29,207 230,184 △ 2,105 − 29,217 221,592 △ 2,107 − 7,482 8,315 7,482 − 8,315 − − − − − 1,613 1,813 266,383 258,831 118 475 − 666 − − − − 118 475 − 666 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 2015年3月末 項 目 う ち、 繰 延 税 金 資 産( 一 時 差 異 に 係 る ものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセッ トの額に算入される額の合計額 う ち、 無 形 固 定 資 産( の れ ん 及 び モ ー ゲ ー ジ・ サ ー ビ シ ン グ・ ラ イ ツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 う ち、 他 の 金 融 機 関 等 向 け エ ク ス ポージャー う ち、 上 記 以 外 に 該 当 す る も の の 額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額 を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率((ハ)/(ニ)) 2014年3月末 経過措置による 不算入額 − − 経過措置による 不算入額 − 118 − 266,264 258,831 2,463,803 2,440,654 △ 44,857 △ 59,708 475 666 − − − − △ 49,317 △ 64,404 3,984 4,029 130,306 133,314 − − 2,594,110 − − 2,573,969 10.26% 10.05% − 財務 自己資本の充実の状況 48 財務データ 自己資本の充実の状況 「コア資本」 「コア資本に係る調整項目」 告示では、規制される自己資本を普通株式(普通出資)・内部留保等 告示では、損失吸収力の乏しい資産や金融システム全体のリスクを を中心とした「コア資本」と定義し、自己資本の質の向上を促していま 高める資産等について、「コア資本に係る調整項目」として定め、コア す。 資本から控除する扱いとなりました。算入される項目は、無形固定資 産等があげられます(ただし、経過措置が設けられています)。 「コア資本に係る基礎項目」 告示では、コア資本に算入できる項目を「コア資本に係る基礎項目」 として定められております。算入できる項目は、普通出資、一般貸倒 引当金等があげられます。 「のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額」 無形固定資産のうち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライ ツに係るもの以外のその他無形固定資産(ソフトウェア、電話加入権 等)は、市場換金性が乏しく、いざという時に売却しても損失の吸収 「外部流出予定額 (△)」 当期の剰余金のうち、出資配当や利用配当で会員の皆様へ還元する ことが予定されているものです。 にあてることが事実上困難であることから、「コア資本に係る調整項 目」としてコア資本から控除されます(改正前の告示では信用リスク・ アセットの額の合計額に加算されていました)。 ただし、この取扱いについては経過措置が設けられており、それを 「一般貸倒引当金コア資本算入額」 適用した場合、2014年3月31日から2019年3月30日までの5年間、 一般貸倒引当金は、資産の部の単なる控除項目というよりは資本と 期間に応じた掛目を乗じた額を調整項目の額に算入し、算入されな しての色彩が強いと見ることができ、自己資本の額として「コア資本 かったものの額をリスク・アセットの額の合計額に算入することが可 に係る基礎項目」への算入が認められております。(算入上限は信用リ 能です。 スク・アセットの額の合計額の1.25%) 「自己資本の額」 「土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額」 労働金庫が保有している事業用土地を時価(公示地価等)で評価し、 それまでの帳簿価額を上回った場合には、その「差額」を貸借対照表に 以上のコア資本に係る基礎項目の額からコア資本に係る調整項目の 額を控除した金額が、自己資本比率計算で使う自己資本の額となりま す。 有形固定資産として計上することが認められています。 なお、改正前の告示(平成25年3月8日改正、平成26年3月31日か ら改正後の告示を適用)では、この「差額」の45%は自己資本に加算す ることが認められていましたが、2014年3月末からは自己資本に算 入できない取扱いとなりました。 ただし、この取扱いについては経過措置が設けられ、それを適用し た場合、2014年3月31日から2024年3月30日までの10年間、各時 点の「差額」の45%を基準とする算入可能額をコア資本へ算入(算入割 合は年々減少) できます。 2.定性的開示事項・定量的開示事項 (1) 自己資本調達手段の概要 2014年3月末及び2015年3月末の自己資本は、出資金及び利益剰余金等により構成されております。 なお、当金庫の自己資本調達手段の概要は以下のとおりです。 ①発行主体:中央労働金庫 ②資本調達手段の種類:普通出資 ③コア資本に係る基礎項目の額に算入された額:29,207百万円 49 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (2)自己資本の充実度に関する事項 信用リスク等に対する所要自己資本の額 (単位:百万円) 2014年3月末 2015年3月末 項 目 リスク・アセット (注1) 信用リスク (A)=(B) +(C) 資産(オン・バランス)項目 (B) 日 本 国 政 府・ 関 係 機 関 等 向 け 外 国 の 政 府・ 関 係 機 関 等 向 け 金 融 機 関 向 け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン 不 動 産 取 得 等 事 業 向 け 延 滞 債 権 出 資 金 ・ 株 式 そ の 他 複数の資産を裏付とする資産(所 謂ファンド)のうち、個々の資産 の把握が困難な資産 経過措置によりリスク・アセッ トの額に算入されるものの額 他の金融機関等の対象資本調達手段 に係るエクスポージャーに係る経過 措置によりリスク・アセットに算入 されなかったものの額 CVAリスク相当額を(8%)で除して得た額(注3) オフ・バランス取引等項目 (C) オペレーショナル・リスク(注4) (D) リスク・アセット、所要自己資本の総額 (A)+(D) 2,440,654 2,437,751 13,662 − 324,792 24,661 1,262,788 686,641 2,466 5,026 3,868 173,551 97,626 97,510 546 − 12,991 986 50,511 27,465 98 201 154 6,942 2,463,803 2,461,276 13,877 − 332,113 29,900 1,268,123 676,412 2,222 4,093 22,044 157,288 98,552 98,451 555 − 13,284 1,196 50,724 27,056 88 163 881 6,291 − − 58 2 4,695 187 4,460 178 △ 64,404 △ 2,576 △ 49,317 △ 1,972 237 2,665 133,314 9 106 5,332 202 2,324 130,306 8 92 5,212 2,573,969 102,958 2,594,110 103,764 所要自己資本 (注2) リスク・アセット (注1) 所要自己資本 (注2) 財務 (注1) リスク・アセットとは、貸借対照表に記載された資産(債務保証見返を除く)に、その種類あるいは取引相手の信用リスクの度合いに応じて 設定されたリスク・ウェイトを乗じて算定した額のことです。なお、当金庫では、格付機関の格付等に応じて設定されたリスク・ウェイトを 使用する 「標準的手法」 を採用しています。 貸借対照表に記載されないコミットメントや金利関連取引などにも信用リスクをともなうものがあります。上記同様、リスク・ウェイトを 使ってリスク・アセットを計算することとなっています。 なお、貸借対照表に計上している労働金庫が行う債務保証の見返勘定はオフ・バランス取引として取り扱うことになっています。当金庫の オフ・バランスに係るリスク・アセットの額の大半は、公的な代理業務に付随して発生する債務保証に関係するものです。 (注2) 所要自己資本=リスク・アセット×4% (注3) 「CVAリスク」とは、クレジット・スプレッドその他の信用リスクに係る指標の市場変動により、CVA(デリバティブ取引について、取引相 手方の信用リスクを勘案しない場合の評価額と勘案する場合の評価額との差額)が変動するリスクのことをいいます。 (注4) オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること、または外生的な事象により損失を被る リスクのことです。当金庫では、基礎的手法により、リスク量を算定しています。 (基礎的手法の算定方法) オペレーショナル・リスク = 粗利益 (直近3年間のうち粗利益が正の値)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 ×12.5 ●自己資本の充実度に関する評価方法の概要 2015年3月末の当金庫の自己資本比率は10.26%であり、国内基準の4%を大きく上回っています。 当金庫は、自己資本の充実を図るため、自己資本比率の目標設定と管理、及び当金庫が業務を行う上で被る可能性がある 各種のリスクを把握・管理することで、自己資本充実度の評価を行っています。 自己資本充実度を評価する方法としては、自己資本比率の当金庫としての目標水準及び年度計画に対する達成状況、なら びに前年対比での改善状況、自己資本額の前年対比増減及び「信用リスク」 「市場リスク」 「オペレーショナル・リスク」などの 管理対象リスクに対し、自己資本を配賦することにより設定したリスク限度額に、それらのリスク量が収まっていることな どを定期的にモニタリングすることにより、自己資本の質と量の両面からその十分性について検討を行っています。 この他、有価証券に関し一定の金利ショックや株価・為替の急変が起こった場合の影響額を試算するストレス・テスト等 も実施しています。 ●将来の自己資本の充実策 当金庫では、3ヵ年の中期経営計画及び単年度の事業計画を策定しており、各期において計画に基づく諸施策を着実に実 行することを通じて安定的に利益を確保し、内部留保を積み上げることを軸として、自己資本の充実を図ります。 自己資本の充実の状況 50 財務データ 自己資本の充実の状況 (3) 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ①信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高および主な種類別の内訳 地域別 (単位:百万円) 合計 エクスポージャー 区分 貸出金等取引 (注1) 店頭 デリバティブ取引 債券 延滞 エクスポージャー (注3) その他の資産等 (注2) 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 地域区分 国 内 国 外 合 計 5,849,803 6,000,453 3,842,337 3,821,192 310,853 441,604 790 − 9,740 15,824 − 5,859,544 6,018,625 3,842,337 3,821,192 320,593 457,428 790 9,740 18,172 − 676 1,695,821 1,736,979 − − 3,876 − − 676 1,695,821 1,739,328 4,784 3,876 業種別 (単位:百万円) エクスポージャー 区分 造 合計 貸出金等取引 (注1) 店頭 デリバティブ取引 債券 延滞 エクスポージャー (注3) その他の資産等 (注2) 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 業種区分 製 4,784 2,348 業 13,334 20,535 − − 11,798 16,614 − − 1,536 3,920 − − 農 業、 林 業 − − − − − − − − − − − − 漁 業 − − − − − − − − − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 701 1,102 − − 700 1,100 − − 1 2 − − 建 401 401 − − 400 400 − − 1 1 − − − 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 942 789 − − 799 499 − − 142 290 − 情報通信業 4,115 4,112 − − 3,698 2,699 − − 417 1,412 − − 運輸業、郵便業 6,279 9,762 − − 6,101 9,399 − − 177 362 − − 卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業 10,161 11,796 6,757 3,277 3,308 7,859 − − 94 659 − − 676 1,614,604 1,638,575 − − 金融業、保険業 107 104 79,302 86,672 790 不動産業、物品賃貸業 1,694,805 1,726,029 10,982 25,550 4,306 5,159 3,611 8,911 − − 3,065 11,479 − − 医 療、 福 祉 51 43 51 43 − − − − 0 0 − − サービス業 3,142 2,540 3,014 2,280 − − − − 127 259 − − 国・地方公共団体 219,355 332,527 8,085 8,623 210,872 323,270 − − 398 634 − − 3,819,111 3,801,310 3,816,230 3,798,608 3,876 個 そ 人 の 合 − − − − 2,880 2,702 4,784 3,095 − − − − 72,373 79,027 − − 5,859,544 6,018,625 3,842,337 3,821,192 320,593 457,428 790 676 1,695,821 1,739,328 4,784 3,876 他 計 76,158 82,122 3,785 残存期間別 (単位:百万円) 期間区分 エクスポージャー区分 総エクスポージャー 貸出金等取引(注1) 債 券 店頭デリバティブ取引 その他の資産等(注2) 期間の定め のないもの 1年以下 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 合計 5,859,544 2014年3月末 413,077 757,757 605,878 428,043 189,741 355,446 3,109,599 2015年3月末 443,739 913,644 512,796 396,107 166,424 393,910 3,192,002 6,018,625 2014年3月末 263,911 26,622 51,751 94,674 105,030 201,464 3,098,882 3,842,337 2015年3月末 270,400 27,453 49,378 95,673 102,634 195,125 3,080,525 3,821,192 2014年3月末 − 23,851 25,798 21,906 84,711 153,981 10,344 320,593 2015年3月末 − 14,497 21,735 47,492 63,789 198,785 111,128 457,428 2014年3月末 − 0 117 300 − − 372 790 2015年3月末 − 0 118 209 − − 348 676 2014年3月末 149,165 707,283 528,210 311,161 − − − 1,695,821 2015年3月末 173,338 871,693 441,564 252,731 − − − 1,739,328 (注1) 「エクスポージャー」 区分の 「貸出金等取引」 は、コミットメントおよびその他のデリバティブ以外のオフバランス取引を含みます。 (注2)エクスポージャー区分の「その他の資産等」とは、預け金、債券以外の有価証券、固定資産など、「貸出金等取引」、「債券」、「店頭デリバティ ブ取引」 以外のエクスポージャーを記載しております。 (注3)エクスポージャー区分の「延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポー ジャーのことです。 (注4)CVAリスク相当額は含まれておりません。 51 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 (単位:百万円) 期首残高 繰入額 9,899 8,315 3,163 2,603 13,062 10,919 8,315 7,482 2,603 2,287 10,919 9,769 「一般貸倒引当金」とは 取崩額 目的使用 その他 − − 126 22 126 22 9,899 8,315 3,036 2,580 12,935 10,896 期末残高 8,315 7,482 2,603 2,287 10,919 9,769 「個別貸倒引当金」とは、 貸出金やそれに準じた債権に将来発生すると見込まれる回収不能に 借り手の資産状況や支払い能力からみて、貸出金やそれに準じた債 よる損失等に備え、貸借対照表上の資産の部に予め控除項目として表 権の相当部分が回収できないと見込まれることが明らかになった場合、 示(△)しているものです。引当基準については、貸借対照表に注記し その債権額の一部又は全部を、貸借対照表上の資産の部に予め控除項 ていますのでご参照ください。 目として表示(△)しているものです。引当基準については、貸借対照 表に注記していますのでご参照ください。 ③個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 業種別 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 期首残高 業種区分 取崩額 繰入額 目的使用 貸出金償却 期末残高 その他 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 − − − − − − − − − − 1,527 − 23 − 813 799 3,163 − − − − − − − − − − 1,293 − 23 − 632 654 2,603 − − − − − − − − − − 1,293 − 23 − 632 654 2,603 − − − − − − − − − − 1,161 − 23 − 585 517 2,287 − − − − − − − − − − − − − − 123 3 126 − − − − − − − − − − − − − − − 22 22 − − − − − − − − − − 1,527 − 23 − 690 796 3,036 − − − − − − − − − − 1,293 − 23 − 632 631 2,580 − − − − − − − − − − 1,293 − 23 − 632 654 2,603 − − − − − − − − − − 1,161 − 23 − 585 517 2,287 − − − − − − − − − − − − − − 14 − 14 − − − − − − − − − − − − − − 0 − 0 財務 製 造 業 農 業 、 林 業 漁 業 鉱 業、 採 石、 砂 利 採 取 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業、 郵 便 業 卸売業、小売業、宿泊、飲食サービス業 金 融 業、 保 険 業 不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業 医 療 、 福 祉 サ ー ビ ス 業 国・地 方 公 共 団 体 個 人 そ の 他 合 計 (注)当金庫は国外への融資を行っていないため、個別貸倒引当金および貸出金償却とも、すべて国内の残高です。 ④リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) エクスポージャーの額 リスク・ウェイト区分 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% リスク・ウェイト区分0%∼250%の複数の資産を裏付けとする資産 合 計 2014年3月末 2015年3月末 格付有り 格付無し 合計 格付有り 格付無し 合計 3,858 − 1,497,329 − 13,228 − 1,068 − − − 1,515,484 280,227 136,628 144,322 1,961,909 502 1,683,853 131,254 1,419 3,941 − 4,344,059 284,085 136,628 1,641,652 1,961,909 13,730 1,683,853 132,322 1,419 3,941 − 5,859,544 6,680 − 1,476,451 − 33,786 − 1,568 − − − 1,518,486 394,995 138,776 198,689 1,932,686 495 1,690,937 131,748 7,836 3,915 58 4,500,138 401,676 138,776 1,675,141 1,932,686 34,282 1,690,937 133,316 7,836 3,915 58 6,018,625 (注1)格付は、適格格付機関が信用供与に付与したものを使用しています。 (注2)エクスポージャーは、信用リスク削減手法勘案後のリスク・ウェイトに区分しています。 (注3)コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による不算入分を除く)、CVAリスクは含ま れておりません。 自己資本の充実の状況 52 財務データ 自己資本の充実の状況 ●信用リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 〈中央ろうきん〉では、信用リスクについては貸出等を行うことにより生じる与信信用リスクと債券を保有することなど の市場取引に伴い発生する市場信用リスクに区分し管理しています。 与信信用リスクについては、 「与信基本規程」において与信方針を定め全役職員に周知しています。また、融資商品・制 度に係る要領等に関する研修を定期的に実施することにより、与信信用リスク管理の実効性を確保する態勢を整備してい ます。 個別案件審査は営業推進部門から分離された審査部門が行うことにより、適切な審査を行うための牽制機能を確保して います。 与信信用リスクの評価については、資産査定部署において貸出金等の自己査定を定期的に実施することにより行ってい ます。また、与信信用リスク管理の高度化に向け、分析のためのデータ整備を進めており、審査基準にも反映しております。 貸倒引当金は、「資産査定規程」等に基づき、次のとおり計上しております。 ● 正常先及び要注意先に対する債権 債務者区分ごとに算出された過去の貸倒実績率に基づき将来発生が見込まれる予想損失率を求め、正常先及び要 注意先の債権額に予想損失率を乗じて予想損失額を算定し、一般貸倒引当金として計上しています。 ● 破綻懸念先に対する債権 個別債権ごとに自己査定においてⅢ分類とされた額のうち、損失の発生が見込まれる部分について予想損失額と して個別貸倒引当金を計上しています。 ● 実質破綻先及び破綻先に対する債権 個別債権ごとに自己査定においてⅢ分類及びⅣ分類とされた額の全額を予想損失額として、個別貸倒引当金とし て計上するか貸倒償却しています。 また、市場信用リスクは、格付機関の格付けに基づき算出した期待損失額に対し限度額を設定するとともに、「資産査 定規程」 等に基づく有価証券査定を厳密に行い、必要な償却・引当を実施して資産の健全化を図っています。 信用リスクの管理状況及び今後の対応については、定期的に経営管理委員会などで協議しています。また、経営会議及 び理事会に対する報告事項を設定し、定期的に報告しています。 ●リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の4社です。 なお、エクスポージャーの種類による適格格付機関の使い分けは行っておりません。 ● 株式会社格付投資情報センター (R&I) ● 株式会社日本格付研究所 (JCR) ● ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody s) ● スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) (4) 信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 資産(オン・バランス)項目 日本国政府・関係機関等向け 外国の政府・関係機関等向け 金融機関向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 延滞債権 出資金・株式 その他 オフ・バランス取引等項目 (単位:百万円) 適格金融資産担保 2014年3月末 2015年3月末 5,933 6,247 − − − − − − 434 883 5,256 5,179 − − 242 184 − − − − − − 163,318 168,529 保証 2014年3月末 8,696 8,696 − − − − − − − − − − 2015年3月末 9,620 9,620 − − − − − − − − − − ●信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫では、適格金融資産担保及び保証を信用リスク削減手法として用いています。 適格金融資産担保は、当金庫の定期預金担保を用いており債権保全上の措置を講じております。 保証は、政府保証債及び我が国の地方公共団体の保証を用いています。うち政府保証債は、独立行政法人、特殊会社等 の機関が個々の設立根拠法に基づいて発行する債券のうち元金及び利子の支払を政府が保証しているもので、政府保証の 法的根拠については各機関の設置法において明記されております。また我が国の地方公共団体保証は、契約に基づき貸出 金の元金及び利子の支払を我が国の地方公共団体が保証しているものです。 53 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 与信相当額等 グロスの再構築コストの額 (A) グロスのアドオンの額 (B) グロスの与信相当額(A)+(B) (C) ネッティングによる与信相当額の削減額 (D) 担保による信用リスク削減手法の効果 勘案前の与信相当額(C)−(D) (E) 外国為替関連取引 金利関連取引 金関連取引 株式関連取引 貴金属関連取引(金関連取引を除く) その他コモディティ関連取引 クレジット・デリバティブ取引 担保の額 (F) 現金・自金庫預金 国債・地方債等 担保による信用リスク削減手法の効果 勘案後の与信相当額(E)−(F) (G) (単位:百万円) 派生商品 取引 0 790 790 − 2014年3月末 長期決済 期間取引 − − − − 0 790 790 − 派生商品 取引 0 676 676 − − 790 676 0 790 − − − − − − − − − − − 0 790 − − − − − − − − 790 − 790 790 合計 2015年3月末 長期決済 期間取引 − − − − 合計 0 676 676 − − 676 0 676 − − − − − − − − − − − 0 676 − − − − − − − − 676 − 676 (注1)与信相当額は、カレントエクスポージャー方式を用いて算出しています。 (注2)クレジット・デリバティブ取引の取扱いはありません。 ●派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 〈中央ろうきん〉では、以下の派生商品取引を利用しています。 ● 金利スワップ取引…固定金利タイプの住宅ローンに伴う、金利変動リスクを避けるために利用しています。 ● キャップ取引…キャップローン (上限金利設定型住宅ローン) に伴う、金利変動リスクを避けるために利用しています。 派生商品取引の与信先の信用リスクについては「リスク管理規程」に基づき、月次で適格格付機関の格付等を点検してい ます。エクスポージャーが過大とならぬよう与信先の分散に努めています。 引当金の算定については、「資産査定規程」等に基づき算定しています。 なお、長期決済期間取引の取扱いはありません。 財務 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 ①オリジネーターの場合 オリジネーターとしての証券化取引につきましては、該当ありません。 ②投資家の場合 投資家としての証券化取引につきましては、該当ありません。 自己資本の充実の状況 54 財務データ 自己資本の充実の状況 (7) 出資等エクスポージャーに関する事項 ①貸借対照表計上額及び時価 (単位:百万円) 2014年3月末 2015年3月末 貸借対照表計上額 上 場 非 株 上 場 式 株 そ 式 の 合 時価 貸借対照表計上額 時価 等 3,893 3,893 24,152 24,152 等 128 128 128 128 他 30,000 30,000 30,000 30,000 計 34,022 34,022 54,281 54,281 (注1)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいて算出しています。 (注2) 「上場株式等」 の区分には、上場株式のほか上場J-REIT等を計上しています。 (注3) 「その他」 の区分には、労働金庫連合会への出資等を計上しています。 ②出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 2014年3月末 2015年3月末 売 却 益 2865 345 売 却 損 49 15 却 − − 償 ③貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 2014年3月末 評 価 損 益 2015年3月末 167 2,240 ④貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 2014年3月末 評 価 損 益 2015年3月末 − − ●出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 「その他有価証券」については、「リスク管理方針」によるリスク限度額を踏まえた「資金運用方針」にて運用対象、運用枠 等を設定しています。本方針については、資金運用委員会及び経営会議にて協議し、理事会の承認を受けています。期中 の運用状況については、定期的に資金運用委員会、経営会議、理事会に報告しています。 子会社株式及び関連会社株式については、有価証券に占める割合がごくわずかであり、リスクは限定されています。 会計処理については、日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に基づき、適切に処理しています。 (8) 金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 金利リスク 2014年3月末 2015年3月末 バリュー・アット・リスク(VaR) 3,624 7,623 10BPV 1,963 3,059 アウトライヤー値(比率) 9,712 3.75% 7,733 2.90% 〔アウトライヤー値の内訳〕 運用勘定 貸 有 預 そ 運 出 価 用 金 券 金 他 計 (A) 証 け の 金融派生商品 (金利受取サイド) 1 1 △9,712 △7,733 (C) 金利リスク量 計 (A)+(B)+(C)+(D) 55 (単位:百万円) 金利リスク量 2014年3月末 2015年3月末 △24,730 △18,839 △4,991 △10,152 △1,167 △1,021 0 0 △30,888 △30,011 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 調達勘定 定 流 そ 期 動 調 達 性 性 の 預 預 金 金 他 計 (B) 金融派生商品 (金利支払サイド) (D) 金利リスク量 2014年3月末 2015年3月末 3,355 3,184 16,650 18,395 19 36 20,024 21,615 1,150 663 ●金利リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 「リスク管理方針」及び「リスク管理規程」に基づき、定期的にバリュー・アット・リスク(VaR)、10BPV (10ベーシス・ ポイント・バリュー)及びアーニング・アット・リスク(EaR) などを計測することにより、金利リスクを把握しています。 計測結果及び今後の対応について、定期的に経営管理委員会で協議しています。また、経営会議に対しても定期的に報 告しています。 ●金庫が内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 ●〈中央ろうきん〉 では、バリュー・アット・リスク(VaR) 、10BPV、アーニング・アット・リスク(EaR)及びバーゼ ルⅡの第2の柱におけるアウトライヤー値(比率)によって金利リスクを算定しています。 なお、要求払預金のうちコア預金(明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求により随時払い出される預金のうち、 引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金)につきましては、2009年3月末より内部モデルにて金利リ スクを算定しています。 ● バリュー・アット・リスク (VaR)は、過去の市場の変動に基づき、統計的に今後の一定期間(保有期間)に一定割合(信 頼区間)で起きる可能性のある現在価値増減額を算定するものです。〈中央ろうきん〉では、保有期間20日、信頼区 間99.0%の時のVaRを計算しています。 ● アーニング・アット・リスク (EaR)は、金利モデルを活用し1,000通りの金利シナリオを作成し損益シミュレーショ ンを繰り返す計測手法で、信頼区間99.0%に該当する期間損益額( 「今後3年間の最悪シナリオ時の将来期間損益 額」 )を金利リスクとして捉え管理しています。 ● 10BPVとは、市場金利が0.1%上昇した時に被るであろう現在価値の減少額を算定するものです。 ● アウトライヤー値 (比率)は、バーゼルⅡの第2の柱で定められた、銀行勘定の金利リスク量を管理するための指標 です。一定の金利変動の条件下において、計算される経済価値の低下額を「金利リスク量」とし、この額が自己資本 額に占める比率をアウトライヤー比率といいます。 ● アウトライヤー値 (比率)は完全再評価法により算定しております。 (1)完全再評価法とは、金利ショック前後の理論価格差(通常のイールドカーブで算出した理論価格と通常のイー ルドカーブに1%タイル値または99%タイル値の変動幅を上乗せしたイールドカーブで算出した理論価格の 差)よりリスク量を算出する方法です。 (2)貸出金、預金等の期限前返済、解約は想定せずに算定しております。 (3)金利満期の計算に当たり、 要求払預金については、 滞留期間を考慮した 「コア預金」 を内部モデルにより算定し、 要求払預金は平均で約4.9年程度の残存期間としております。 ● バリュー・アット・リスク (VaR)などの金利リスク量は月次で計測しています。 財務 (9)オペレーショナル・リスクに関する事項 ●オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 〈中央ろうきん〉では、オペレーショナル・リスクを①事務リスク、②システムリスク、③法務リスク、④風評リスクに 区分し、管理しています。 オペレーショナル・リスク管理の基本方針として、年度ごとに策定するリスク管理方針のなかで上記①∼④の各リスク の管理方針を定めています。 また、具体的な管理体制・手続き等の基本事項を定めた「リスク管理規程」、及び各種の事務手続規程・要領等を整備し ています。 オペレーショナル・リスクの管理にあたっては、統括部署である総合企画部がオペレーショナル・リスク全体を統括管 理し、各リスクの管理部署がそれぞれのリスクを管理しています。 オペレーショナル・リスクの管理状況及び今後の対応については、 「リスク管理方針」及び「リスク管理規程」に基づき、 業務に内在する問題点やリスクを発見し、重要度に応じて自発的に改善に取り組む手法のCSA(コントロール・セルフ・ アセスメント:統制自己評価)に基づいた点検調査を定期的に実施し、経営管理委員会で協議しています。また、経営会 議に対する報告事項を設定し、定期的に報告しています。 ●オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 〈中央ろうきん〉は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算出しています。 自己資本の充実の状況 56 財務データ 有価証券及び金銭の信託の時価情報 〈中央ろうきん〉では、会員・利用者の皆さまからお預かりした資金を主として住宅ローンや教育ローンなどにてご利用い ただいておりますが、その資金の一部については、国債などの有価証券に投資して運用しています。 これらの有価証券については、毎決算期にその価額を適正に評価し、財務諸表に反映させなければなりません。 このため、保有する金融商品について「金融商品会計に関する実務指針」他関係法令に基づく決算を実施しています。 有価証券の時価情報 売買目的有価証券 売買目的有価証券につきましては、2014年3月末、2015年3月末ともに該当ありません。 満期保有目的の債券 (単位:百万円) 2014年3月末 項 目 国 地 方 貸借対照 表計上額 2015年3月末 差 額 時 価 うち益 うち損 貸借対照 表計上額 差 額 時 価 うち益 うち損 債 − − − − − − − − − − 債 1,279 1,293 13 13 − − − − − − − 短 期 社 債 − − − − − − − − − 社 債 − − − − − − − − − − 他 − − − − − − − − − − 計 1,279 1,293 13 13 − − − − − − そ の 合 (注1)時価は、期末日における市場価格等に基づいています。 (注2)社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債が含まれます。 (注3)時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は、本表には含めておりません。 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については、時価を把握することが極めて困難と認められるため、次頁「時価 を把握することが極めて困難と認められる有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額」欄に記載しております。 その他有価証券 (単位:百万円) 2014年3月末 項 目 株 式 債 券 貸借対照 表計上額 評価差額 2,541 2,683 141 180 39 319,314 329,558 うち益 うち損 取得原価 貸借対照 表計上額 評価差額 10,086 11,763 1,676 1,676 − 53 うち損 10,244 10,303 58 457,428 479,369 21,941 21,994 27,684 847 848 0 130,737 136,865 6,127 6,127 0 地 方 債 34,464 35,922 1,457 1,459 1 1,771 1,771 − − − − − − 235,683 241,641 5,957 6,002 45 1,981 1,992 10 社 債 外国証券 の 他 計 22,329 24,310 1,184 1,210 26 54 28 323,040 333,452 10,412 10,538 125 37,746 39,517 − − − − − 252,165 259,243 7,077 7,097 19 6,963 6,997 33 36,778 43,742 11,825 12,389 564 628 64 479,340 503,522 24,181 24,299 117 (注1)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものです。 (注2)社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債が含まれます。 (注3)時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 57 うち益 26,836 短期社債 合 取得原価 債 国 そ 2015年3月末 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額 (単位:百万円) 項 目 満 期 券 − − 115 115 115 115 会 関 そ 有 社 ・ 子 連 の 目 法 他 的 法 人 人 有 の 等 価 債 2015年3月末 子 会 社・子 法 人 等 株 式 及 び 関 連 法 人 等 株 式 子 保 2014年3月末 等 株 株 証 式 式 − − 券 13 13 13 13 128 128 非 上 場 株 式( 店 頭 売 買 株 式 を 除 く ) 合 計 金銭の信託の時価情報 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 2014年3月末 項 目 2015年3月末 貸借対照表計上額 2013年度の損益に 含まれた評価差額 貸借対照表計上額 2014年度の損益に 含まれた評価差額 2,003 △1 2,001 1 運 用 目 的 の 金 銭 の 信 託 (注1)貸借対照表計上額は、期末日における時価により計上したものです。 (注2)時価の算定は、金銭の信託の受託者が合理的に算出した時価によっています。 満期保有目的の金銭の信託 満期保有目的の金銭の信託につきましては、2014年3月末、2015年3月末ともに該当ありません。 その他の金銭の信託 (運用目的及び満期保有目的以外) 有価証券及び金銭の信託の時価情報 財務 その他の金銭の信託につきましては、2014年3月末、2015年3月末ともに該当ありません。 58 財務データ デリバティブ取引情報 デリバティブ取引とは 「デリバティブ」(金融派生商品)取引とは、金利や為替・有価証券などの本来の金融商品から派生した取引で、金融機関や 一般企業で広く利用されています。 デリバティブ取引の目的 〈中央ろうきん〉では、住宅ローン、有価証券や預金の将来の金利変動などによる損失を回避するため、一定の範囲でデリ バティブ取引を利用しています。 例えば、会員・利用者の方々の多種多様なご要望に応じ、将来、金利が上昇した場合にも融資金利を全期間固定する全期 間固定型、一定期間固定する固定金利特約型の住宅ローンや融資金利が一定水準以上に上昇しない上限金利特約型住宅ロー ンなどを提供していますが、これらの金利変動リスクを回避するため、金利スワップ取引や金利オプション取引(キャップ 取引) を利用しています。 デリバティブ取引のリスク管理体制 〈中央ろうきん〉では、デリバティブ取引に関しては、経営管理委員会で審議・決定を行うとともに、具体的な取引につい ても、運用方針や取引種類ごとの取扱基準を定め、それらに基づいた運用を行っています。 また、市場取引部門とリスク管理部門を独立して設置し、相互牽制機能の確保を図っています。 デリバティブ取引の時価等 デリバティブ取引のうち、ヘッジ会計が適用されていない取引は下表の通りです。 〈金利関連取引〉 (単位:百万円) 項 目 金 利 関 連 取 引 2014年3月末 2015年3月末 該当ありません。 該当ありません。 ※日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号等に基づきヘッジ会計を適用しているデリバティブ取引については、上記記載の対象から除いて おります。 「金利スワップ」 金利スワップ利息計算上の 「想定元本」 金額に対する利息だけを交換 する取引です。 例えば、固定金利ローンは、市場金利が上昇してもローン金利が上 昇しないというリスクがありますが、 このリスクを軽減するためには、 固定金利を支払い、変動金利を受取る取引を他の金融機関との間で行 います。 「オプション」 あらかじめ契約により定めた条件で債券等を売買する「権利」のこと です。 例えば、上限金利特約型住宅ローンの上限金利を超えて市場金利が 上昇するリスクを軽減するためには、あらかじめ契約により定めた水 準を超えた場合、契約した金利と市場金利との金利差額を受取る 「キャップ」という金利オプション取引を他の金融機関との間で行いま す。 59 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 業務の状況 会員数・出資金の内訳 2014年3月末 項 目 団 体 2015年3月末 会員数 出資金額 1会員あたり金額 出資比率 会員数 出資金額 1会員あたり金額 出資比率 (単位:会員)(百万円) (千円) (%) (単位:会員)(百万円) (千円) (%) 員 13,431 28,637 2,132 98.01 13,270 28,655 2,159 98.10 合 9,272 18,278 1,971 62.56 9,169 18,300 1,995 62.65 民間以外の労働組合及び公務員の団体 1,884 6,062 3,218 20.75 1,867 6,062 3,247 20.75 7.63 民 会 間 労 働 組 消費生活協同組合及び同連合会 そ の 他 の 団 個 193 2,229 11,552 7.63 189 2,229 11,796 体 2,082 2,066 992 7.07 2,045 2,062 1,008 7.05 人 9,921 580 58 1.98 9,580 552 57 1.89 23,352 29,217 1,251 100.00 22,850 29,207 1,278 100.00 合 計 預金種類別内訳 (平均残高) (単位:百万円) 項 目 2013年度 2014年度 流 動 性 預 金 1,562,809 1,601,153 定 期 性 預 金 3,441,326 3,495,970 譲 渡 性 預 金 334,966 375,776 金 28 30 5,339,130 5,472,930 2014年3月末 2015年3月末 そ の 他 の 預 合 計 ※ 「その他の預金」 は外貨定期預金です。 財形貯蓄残高 (期末残高) (単位:百万円・%) 項 目 金額 構成比 金額 構成比 般 財 形 703,445 13.10 財 形 年 金 280,726 5.22 275,620 4.99 財 形 住 宅 154,824 2.88 147,873 2.68 1,138,995 21.21 1,132,665 20.53 合 計 709,172 12.85 財務 一 ※「構成比」 は譲渡性預金を含む総預金残高に占める各項目の割合を記載しております。 定期預金の固定金利・変動金利別内訳 (期末残高) (単位:百万円) 項 目 2014年3月末 2015年3月末 固 定 自 由 金 利 定 期 預 金 3,445,764 3,496,570 変 動 自 由 金 利 定 期 預 金 557 509 そ の 合 計 他 − − 3,446,321 3,497,080 デリバティブ取引情報/業務の状況 60 財務データ 業務の状況 貸出金科目別内訳 (平均残高) (単位:百万円) 項 目 2013年度 2014年度 手 形 貸 付 11,902 905 証 書 貸 付 3,552,576 3,551,817 当 座 貸 越 97,158 99,696 割 引 手 形 合 計 − − 3,661,637 3,652,418 担保種類別貸出金及び債務保証見返勘定 (期末残高) (単位:百万円) 貸出金 項 目 当 金 庫 有 預 価 2014年3月末 金 積 証 動 債務保証見返勘定 2015年3月末 2014年3月末 2015年3月末 金 5,929 6,242 − − 券 − − − − − 産 − − − 不 動 産 1,052,207 921,349 − − そ の 他 − − − − − 1,058,137 927,591 − 保 小 計 証 2,603,143 2,710,358 − − 信 用 14,769 12,147 2,939 2,565 3,676,049 3,650,097 2,939 2,565 合 計 貸出金の固定金利・変動金利別内訳 (期末残高) (単位:百万円) 項 目 2014年3月末 固 定 金 利 貸 出 金 変 動 金 利 貸 出 金 合 計 592,107 2015年3月末 614,631 3,083,942 3,035,466 3,676,049 3,650,097 ※手形貸付・当座貸越は 「固定金利貸出金」 、固定金利特約型住宅ローンは「変動金利貸出金」としております。 預貸率 (単位:%) 項 目 期 期 61 末 中 平 均 2013年度 2014年度 値 68.48 66.17 値 68.58 66.73 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 貸出先別内訳 (期末残高) (単位:百万円・%) 2014年3月末 項 目 団 体 民 会 間 労 働 組 2015年3月末 金 額 構成比 金 額 構成比 員 3,566,352 97.01 3,523,292 96.52 合 1,947,272 52.97 1,946,852 53.33 16.73 民間以外の労働組合及び公務員の団体 624,347 16.98 610,957 消費生活協同組合及び同連合会 175,123 4.76 186,540 5.11 そ 819,609 22.29 778,942 21.34 の < 間 他 接 の 団 構 成 体 員 > <3,552,403> <96.63> <3,514,011> <96.27> 個 人 会 員 509 0.01 398 0.01 会 員 等 計 3,566,862 97.02 3,523,690 96.53 預 金 積 金 担 保 貸 出 1,038 0.02 1,036 0.02 108,148 2.94 125,370 3.43 業 − − − − 業 − − − − 業 − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 − − − − 建 業 − − − − 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − そ の 他 製 農 造 業 、 林 漁 業 種 別 内 訳 情 設 業 − − − − 運 輸 業、 郵 便 業 報 通 信 − − − − 卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業 − − − − 金 融 業、 保 険 業 − − − − 不動産業、物品賃貸業 540 0.01 1,740 0.04 医 療 、 福 祉 − − − − サ ー ス 業 − − − − 国・ 地 方 公 共 団 体 8,085 0.21 8,623 0.23 ビ そ 会 の 員 外 合 人 98,927 2.69 114,630 3.14 他 594 0.01 376 0.01 計 109,187 2.97 126,406 3.46 計 3,676,049 100.00 3,650,097 100.00 財務 個 貸出金の使途別内訳 (期末残高) (単位:百万円・%) 2014年3月末 項 目 賃 金 手 生 活 資 当 住 合 協 宅 資 資 策 資 金 金 金 構成比 金 額 構成比 − − − − 347,101 9.44 341,409 9.35 カードローン 90,058 2.44 95,420 2.61 金 福利共済資金 生 対 金 額 2015年3月末 カーライフローン 127,238 3.46 122,400 3.35 教 育 ロ ー ン 61,147 1.66 61,976 1.69 そ 他 68,657 1.86 61,611 1.68 の 運 営 資 金 9,879 0.26 11,061 0.30 設 備 資 金 7,281 0.19 6,331 0.17 0.07 運 営 資 金 5,600 0.15 2,600 設 備 資 金 409 0.01 28 0.00 一般住宅資金 3,305,778 89.92 3,288,666 90.09 住宅事業資金 − − − − 計 3,676,049 100.00 3,650,097 100.00 (注)カーライフローン及び教育ローンには、パッケージローンRingのカーライフプラン及び教育プランをそれぞれ含めております。 業務の状況 62 財務データ 業務の状況 有価証券に関する指標 商品有価証券の種類別の平均残高 〈中央ろうきん〉では証券会社と同じように国債をお客様に商品として販売しています。 しかし、既に発行された国債などの有価証券を「商品有価証券」として手持ち在庫にかかえる売買業務、いわゆるディーリ ングは行っておりません。 有価証券の種類別・残存期間別の残高 (単位:百万円) 期間の 定め無し 1年以内 2014年3月末 − 1,726 7,006 10,400 8,550 2015年3月末 − 865 6,043 19,088 110,867 2014年3月末 − 1,279 − 35,922 − 2015年3月末 − − 16,136 23,381 − 2014年3月末 − − − − − 2015年3月末 − − − − − 2014年3月末 − 20,933 33,409 187,298 − 2015年3月末 − 11,266 45,089 202,887 − 項 目 国 債 地 方 短 債 期 社 債 社 債 株 式 外 そ 国 の 証 他 の 券 証 券 合 計 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超 2014年3月末 2,811 − − − − 2015年3月末 11,891 − − − − 2014年3月末 − − 8,030 13,960 2,320 2015年3月末 − 2,408 4,700 30,667 5,966 2014年3月末 1,210 − − − − 2015年3月末 12,389 − − − − 2014年3月末 4,022 23,939 48,446 247,582 10,870 2015年3月末 24,281 14,540 71,969 276,025 116,834 (注)社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債が含まれます。 有価証券の種類別の平均残高 (単位:百万円・%) 2013年度 項 目 平均残高 国 地 方 短 期 構成比 平均残高 構成比 債 33,323 10.95 87,667 21.71 債 32,500 10.68 38,986 9.65 債 − − − − 社 債 216,700 71.21 236,480 58.57 株 式 1,864 0.61 5,955 1.47 券 19,179 6.30 28,903 7.15 券 719 0.23 5,755 1.42 計 304,288 100.00 403,748 100.00 外 そ 社 2014年度 国 の 証 他 の 証 合 (注)社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債が含まれます。 預証率 (単位:%) 項 目 期 期 63 2013年度 末 中 平 均 2014年度 値 6.23 9.13 値 5.69 7.37 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 財務データ 連結情報 中央ろうきんの子会社とその事業のご案内 〈中央ろうきん〉では関連業務を子会社に委託し、効率的な業務の遂行に取組んでおります。 今後も、中央ろうきんグループ全体としての総合金融力を高め、幅広いサービスの提供に努めてまいります。 (株) 中央ろうきんサービス (株) 中央ろうきんサービスは、 事務用物品の購入・管理業務、 事務文書・帳票などの印刷・製本、整理保管、発送業務、 事業用不動産の賃貸及び保守点検業務などを行っており、 〈中央ろうきん〉は同社に業務を委託しています。 (株) ろうきんロジテック (株) ろうきんロジテックは、現金自動預払機の管理・監視業 務のほか、自動機現金の格納・回収業務を行っており、〈中 央ろうきん〉は同社に業務を委託しています。 中央 労働金庫 項 目 主 た る 営 業 所 ま た は 事 務 所 の 所 在 地 資 本 2 0 1 4 年 設 度 立 年 年 間 売 月 上 (株)中央ろうきんサービス (株)ろうきんロジテック 千代田区神田駿河台2-5-15 文京区湯島1-5-29 金 70百万円 25百万円 高 1,126百万円 480百万円 日 1987年1月17日 1993年4月30日 発 行 済 子 会 社 議 決 権 総 数 に 占 め る 金 庫 保 有 割 合 100% 100% 発 行 済 子 会 社 議 決 権 総 数 に 占 め る 同 社 以 外 の 金 庫 子 会 社 保 有 割 合 −% −% 中央ろうきん及び子会社等の事業の概況 当金庫と㈱中央ろうきんサービス及び㈱ろうきんロジテックを連結した結果、利益剰余金は231,240百万円 となり、純資産の期末残高は、期中18,713百万円増加の275,998百万円 (増加率7.27%) となりました。 純資産 財務 上記連結対象子会社からの預金積金を調整消去した結果、預金積金の期末残高は期中97,594百万円増加の 5,120,935百万円(増加率1.94%)となりました。また、譲渡性預金の期末残高は期中50,461百万円増加の 394,127百万円 (増加率14.68%) となりました。 預 金 上 記 連 結 対 象 子 会 社 へ の 貸 出 金 を 調 整 消 去 し た 結 果、 貸 出 金 の 期 末 残 高 は 期 中25,882百 万 円 減 少 の 3,650,046百万円 (増加率△0.70%)となりました。 貸出金 経常収益は前期比6,155百万円減少の86,054百万円(増加率△6.67%) 、経常費用は前期比4,804百万円減少 の70,515百万円(増加率△6.37%)となり、この結果、経常利益は前期比1,351百万円減益の15,538百万円(増 加率△7.99%)となりました。上記連結子会社との全体の当期純利益は、前期比1,677百万円減益の10,731 百万円(増加率△13.51%) となりました。 損 益 中央ろうきん及び子会社の連結による主要指標 (単位:百万円) 項 目 経 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 収 益 95,148 93,053 90,920 92,210 86,054 利 益 18,383 18,206 17,555 16,889 15,538 益 12,090 11,924 12,494 12,409 10,731 純 資 産 額( 期 末 残 高 ) 220,865 232,779 250,446 257,285 275,998 総 資 産 額( 期 末 残 高 ) 5,271,437 5,417,872 5,578,640 5,696,021 5,861,448 連結自己資本比率(%) 9.67 9.74 9.90 10.09 10.30 経 当 常 2010年度 常 期 純 利 ※連結自己資本比率は労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づく金融庁・厚生労働省告示に定められた算式に基づ いて算出したものです。この告示は平成25年3月8日に改正され、平成26年3月31日から改正後の告示が適用されております。このため、2012 年度末以前については旧告示に基づく結果を、2013年度末以降については新告示に基づく結果を開示しております。また、当金庫は国内基準を 採用しております。 連結情報 64 財務データ 連結情報 連結貸借対照表 (単位:千円) 科 目 2014年3月末 2015年3月末 科 目 (資産の部) 現金及び預け金 1,586,133,341 1,608,927,857 預 コールローン及び買入手形 2015年3月末 金 金 5,023,340,668 5,120,935,015 金 343,665,394 394,127,150 金 23,700,000 23,700,000 20,000,000 20,000,000 譲 − − 借 債券貸借取引支払保証金 − − コールマネー及び売渡手形 − − 買 入 金 銭 債 権 − − 売 定 − − 2,003,653 2,001,887 債券貸借取引受入担保金 − − − 現 金 銭 先 勘 の 信 託 商 品 有 価 証 券 有 価 貸 証 出 外 国 性 預 用 現 先 勘 − − コマーシャル・ペーパー − 券 334,745,867 503,536,029 外 替 − − 金 3,675,928,334 3,650,046,120 そ 債 25,363,448 24,798,461 国 の 為 他 負 替 − − 37,235 45,566 産 45,995,350 45,560,201 賞 金 1,838,673 1,786,639 有 形 固 定 資 産 33,967,212 37,387,801 役員賞与引当金 − − そ の 為 渡 積 定 買 他 資 代 理 業 務 勘 定 与 引 当 建 物 13,861,597 13,140,920 退職給付に係る負債 15,582,485 15,293,944 土 地 17,248,835 21,968,510 役員退職慰労引当金 − − リ ー ス 資 産 − − 睡眠預金払戻損失引当金 389,976 341,206 建 設 仮 勘 定 − 49,934 特別法上の引当金 − − その他の有形固定資産 2,856,778 2,228,436 繰 延 税 金 負 債 − − 無 形 固 定 資 産 673,479 600,244 再評価に係る繰延税金負債 1,878,259 1,857,120 ソ フ ト ウ ェ ア 458,412 364,833 債 証 2,939,765 2,565,039 − − 負 債 の 部 合 計 5,438,735,909 5,585,450,144 金 29,217,950 29,207,727 優先出資申込証拠金 − − の れ ん 務 保 リ ー ス 資 産 − − その他の無形固定資産 215,067 235,410 退職給付に係る資産 − − 繰 延 税 金 資 産 4,553,822 593,431 資 本 剰 余 金 − − 再評価に係る繰延税金資産 − − 利 益 剰 余 金 222,595,515 231,240,233 − 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 (純資産の部) 出 資 産 の 部 合 計 資 2,939,765 2,565,039 処 分 未 済 持 分 − △10,919,157 △9,769,666 自 己 優 先 出 資 − − 自己優先出資申込証拠金 − − 会 員 勘 定 合 計 251,813,465 260,447,960 その他有価証券評価差額金 7,510,529 17,432,764 繰延ヘッジ損益 △4,189,202 △4,009,682 土地再評価差額金 2,150,968 2,127,761 為替換算調整勘定 − − 評価・換算差額等合計 5,472,295 15,550,842 権 − − 少 数 株 主 持 分 − − 新 65 2014年3月末 (負債の部) 5,696,021,669 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 5,861,448,947 株 予 約 純資産の部合計 257,285,760 275,998,803 負債及び純資産の部合計 5,696,021,669 5,861,448,947 連結貸借対照表・注記 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 13. ヘッジ会計の方法 当金庫の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業に おける金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」 (日本公認会計士協会業 種別監査委員会報告第24号)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価 の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象となる預金・貸出金等 とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)期間毎にグルーピングのうえ特定 し評価しております。また、キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象 とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしております。 2. 有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価は移動平均法により算 定)により評価しております。 満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券 のうち時価のあるものについては、連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主 として移動平均法により算定)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについ ては、移動平均法による原価法により行っております。 なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しておりま す。 14. 消費税及び地方消費税 当金庫及び㈱中央ろうきんサービスの消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式に よっております。 ㈱ろうきんロジテックの消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております が、税込方式に個別財務諸表を修正しております。 3. 金銭の信託の評価基準及び評価方法 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、信託財産として運用され ている有価証券の評価は、時価法により行っております。 15. 有形固定資産の減価償却累計額及び圧縮記帳額 有形固定資産の減価償却累計額 有形固定資産の圧縮記帳額 4. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法 デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 16. リースにより使用する固定資産に関する事項 事業用車両についてオペレーティング・リース契約により使用しております。 5. 有形固定資産の減価償却の方法 当金庫の有形固定資産の減価償却は、当金庫の定める決算経理要領に基づき定率法(ただ し、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法)を採用 しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 15年∼50年 その他 3年∼20年 連結される子会社の有形固定資産については、当金庫と同様の方法により行っておりま す。 6. 無形固定資産の減価償却の方法 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフト ウェアについては当金庫及び連結される子会社における利用可能期間(5年)に基づいて償 却しております。 7. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準 外貨建の資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。 9. 賞与引当金の計上基準 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、 当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 10. 退職給付に係る会計処理の方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属さ せる方法については期間定額基準によっております。また、「退職給付に係る負債」につい ては、労働金庫法施行規則別紙様式に基づき、退職給付債務に未認識数理計算上の差異、 未認識過去勤務費用及び会計基準変更時差異の未処理額を加減した額から年金資産の額を 控除した額を計上しております。 なお、過去勤務費用及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。 (1)過去勤務費用 その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)による定額法により 損益処理 (2)数理計算上の差異 各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定 額法により按分した額をそれぞれ発生年度の翌事業年度から損益処理 また、準職員・定年再雇用嘱託職員への退職慰労金の支払に備えるため、準職員は臨時 職員就業規則に基づき、定年再雇用者嘱託職員は定年退職者再雇用規程に基づき、当連結 会計年度末までに発生していると認められる額を計上しております。 なお、 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、 「退 職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用 指針第25号 平成27年3月26日。以下、「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基 準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当事業年度よ り適用し、割引率の決定方法を退職給付の支払い見込期間ごとに設定された複数の割引率 を使用する方法へ変更しております。この変更により、当事業年度の経常利益及び税引前 当期純利益が94,163千円増加しております。 11. 睡眠預金払戻損失引当金の計上基準 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求 に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り必要と認められる額を計上 しております。 12. 金融商品取引責任準備金 特別法上の引当金は計上しておりません。 オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料 1年内 145,854千円 1年超 289,949千円 合 計 435,803千円 17. 破綻先債権額及び延滞債権額 貸出金のうち、破綻先債権額は1,068,739千円、延滞債権額は23,534,457千円であり ます。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その 他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計 上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。) のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げ る事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再 建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金でありま す。 18. 3カ月以上延滞債権額 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は1,400,105千円であります。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日を起算日とし て3カ月以上延滞している貸出金で「破綻先債権」及び「延滞債権」に該当しないものであり ます。 19. 貸出条件緩和債権額 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は800,382千円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建・支援を図ることを目的として、金利 の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄、その他の債務者に有利となる取決 めを行った貸出金で、「破綻先債権」、「延滞債権」及び「3カ月以上延滞債権」に該当しない ものであります。 20. 破綻先債権額、 延滞債権額、 3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は、 26,803,684千円であります。 なお、17.から20.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除 前の金額であります。 財務 8. 貸倒引当金の計上基準 当金庫の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上してお ります。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務 指針」 (日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号)に規定する正常先債権及び 要注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間におけ る各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。破綻懸念先債権 に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見 込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破綻先債権及び実質 破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証によ る回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 すべての債権は、当金庫の定める資産の自己査定基準に則り、査定対象資産の取得承認 部門が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部門が査定結果を監査しており、 その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 連結される子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して 必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、 回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。 26,963,776千円 845,383千円 21. 担保に供している資産 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 預け金 23,750,390千円 担保資産に対応する債務 預金 137,529千円 借用金 23,700,000千円 上記のほか、内国為替取引、当座借越等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用 として、預け金81,801,200千円及び有価証券2,186,310千円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金2,164,292千円が含まれております。 22. 土地の再評価の方法と差額 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布、法律第34号)に基づき、事業用の 土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係 る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」とし て純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成11年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布、政令第119号)第2条第 4号に定める地価税の課税価格計算の方法に基づいて、1画地毎に、財産評価基本通達 を基準に奥行価格補正、側方路線影響加算、不整形地補正等合理的な調整を行って算 出。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合計額 と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 5,028,240千円 23. 出資1口当たりの純資産額 9,449円51銭 24. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 1,238,370千円 25. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務総額 −千円 連結情報 66 財務データ 連結情報 26. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当金庫グループは、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行って おります。このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の 総合的管理(ALM)をしております。その一環として、デリバティブ取引も行っており ます。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当金庫グループが保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出 金であります。また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目 的及びその他目的で保有しております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び 金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。外貨建有価証券につ いては、為替の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されており ます。また、変動金利の預金については、金利の変動リスクに晒されております。 デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引及び金利キャップ 取引があります。当金庫グループでは、これらをヘッジ手段として、ヘッジ対象であ る金融商品に関わる金利の変動リスクに対してヘッジ会計を適用しております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫グループは、融資業務諸規程及び信用リスクに関する管理諸規程に従い、 貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担 保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか審査部により行われ、定期的に開催される経 営会議にて審議・報告を行っております。 有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリ スクに関しては、総合企画部において、信用情報や時価の把握を定期的に行うこと で管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ)金利リスクの管理 当金庫グループは、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 ALMに関する規則及び要領において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記し ており、ALMに関する方針に基づき、経営管理委員会において実施状況の把握・ 確認、今後の対応等の協議を行っています。 日常的には総合企画部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握 し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次で経営管 理委員会に報告しております。 なお、ALMにより、金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ及び金 利キャップのデリバティブ取引も行っております。 (ⅱ)為替リスクの管理 当金庫グループは、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理してお ります。 (ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の運用については、資金部が理事会により承認さ れた資金運用方針に基づき行っております。 市場運用商品の価格変動リスクについては、総合企画部が継続的なモニタリン グを行い、月次で経営会議及び経営管理委員会に報告しております。 (ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に 関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立するとともに、デリバティブ取引管 理規則に基づき実施されております。 (ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 ⅰ)リスク管理上、市場リスクの定量的分析を利用している金融商品 当金庫グループでは金融資産、金融負債全体の市場リスク量をVaRにより 月次で計測し、取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理し ております。 当金庫グループのVaRは分散共分散法(保有期間20日、信頼区間99%、観 測期間1年)により算出しており、平成27年3月31日(当連結会計年度の決算 日 )現 在 で 当 金 庫 グ ル ー プ の 市 場 リ ス ク 量( 損 失 額 の 推 計 値 )は 全 体 で 7,641,444千円です。 なお、当金庫グループでは、モデルが算出するVaRとポジションを固定し た場合に発生したと想定される損益を比較し超過状況を確認するバックテス トを定例的に実施し、計測手法の有効性を検証しております。ただし、VaR は過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リス ク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下 におけるリスクは捕捉出来ない場合があります。 ⅱ)リスク管理上、市場リスクの定量的分析を利用していない金融商品 当金庫グループにおいて、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受 ける主たる金融商品は「デリバティブ取引」のうちのキャップ取引であります。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定した場合、平成27年3 月31日現在の金利が10ベーシス・ポイント(0.10%)低ければ、時価は16千 円減少するものと考えられます。反対に、金利が10ベーシス・ポイント (0.10%)高ければ、63千円増加するものと考えられます。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫グループは、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多 様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを 管理しております。 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理 的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件 等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあ ります。 27. 金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は次のとおり であります(時価等の算定方法については(注1)を参照)。なお、時価を把握することが極 めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:千円) (1)預 け (2)有 価 金 証 出 時 価 1,575,824,434 1,582,891,150 差 額 7,066,715 503,522,635 503,522,635 − 券 その他有価証券 (3)貸 連結貸借対照表計上額 金(*1) 3,650,046,120 貸倒引当金(*2) △9,097,340 3,640,948,780 3,680,580,226 39,631,446 5,720,295,850 5,766,994,012 46,698,161 (1)預 金 積 金(*3) 5,120,935,015 5,134,269,719 13,334,703 金融資産計 (2)譲 渡 性 預 金(*3) 金融負債計 394,127,150 394,421,424 294,273 5,515,062,166 5,528,691,143 13,628,977 − − デリバティブ取引(*4) ヘッジ会計が適用されていないもの − ヘッジ会計が適用されているもの (5,470,038) (5,470,038) − デリバティブ取引計 (5,470,038) (5,470,038) − (*1)貸 出 金 の 時 価 に は 既 に 損 益 認 識 し 連 結 貸 借 対 照 表 に 計 上 さ れ て い る 未 収 利 息 2,711,988千円に相当する金額が含まれております。 (*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金、個別貸倒引当金を控除しております。 (*3)預金積金・譲渡性預金の時価については、既に損益認識し連結貸借対照表に計上さ れている未払利息(預金積金7,752,225千円、譲渡性預金236,781千円)が含まれて おります。 (*4)その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で 正味の債務となる項目については、( )で表示しております。 (注1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳 簿価額を時価としております。満期のある預け金については、預け金の種類及び期 間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引 いた現在価値を算定しております。 (2)有価証券 債券は公表されている価格又は取引金融機関から提示された価格によっておりま す。投資信託は、取引所の価格又は基準価額、株式は取引所の価格によっております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については28.∼32.に記載 しております。 (3)貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出 先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似している ことから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の 種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合 に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。なお、約定期間が短期間(1 年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価と しております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び 保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決 算日における連結貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似して おり、当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限 を設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿 価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。 金融負債 (1)預金積金及び(2)譲渡性預金 要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価 とみなしております。また、定期預金の時価は、預金の種類及び期間に基づく区分 ごとに、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。そ の割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、 預入期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当 該帳簿価額を時価としております。 デリバティブ取引 デリバティブ取引は、金利関連取引(金利スワップ、金利キャップ)であり、割引現在価 値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によっております。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次の とおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。 (単位:千円) 区 分 非 上 場 合 計 株 連結貸借対照表計上額 式(*) 13,394 13,394 (*)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認めら れることから、時価開示の対象とはしておりません。 67 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預 け 有 価 証 出 5年超10年以内 694,228,900 (単位:千円) 10年超 − − 券 14,500,000 金(*) 合 計 69,634,470 266,729,670 109,659,860 253,544,957 786,900,071 784,710,887 1,697,290,782 1,149,640,491 1,550,763,441 1,051,440,557 1,806,950,642 (*)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見 込めないもの(24,603,196千円)及び期間の定めのないもの(102,996,225千円)は含 めておりません。 (注4)有利子負債の連結決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 預 金 積 1年超5年以内 5年超10年以内 金 3,510,211,240 1,496,625,987 譲 渡 性 預 金 合 計 連結貸借対照表計上額 運用目的の金銭の信託 その他有価証券のうち 満 期 が あ る も の 貸 1年超5年以内 881,595,534 金 33. 金銭の信託の保有目的別内訳 (1)運用目的の金銭の信託 10年超 114,097,788 − 39,779,516 280,000 − 3,864,278,874 1,536,405,503 114,377,788 − 354,067,634 28. 有価証券の時価、評価差額等に関する事項 有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 (1)売買目的有価証券 該当はありません。 (2)満期保有目的の債券 該当はありません。 (3)その他有価証券 (単位:千円) 種類 連結貸借対照表計上額 差額 11,763,264 10,086,942 1,676,321 券 467,461,638 445,467,376 21,994,262 債 136,815,508 130,687,806 6,127,701 地方債 39,517,896 37,746,252 1,771,643 債 国 連結貸借対照表 計上額が取得原 価を超えるもの 短期社債 社 − − − 債 249,438,119 242,340,734 7,097,385 外国証券 41,690,114 34,692,582 6,997,531 そ の 他 11,257,151 10,628,529 628,622 小計 24,299,206 490,482,054 466,182,847 株 式 − − − 債 券 11,908,185 11,961,329 △53,144 債 50,000 50,001 △1 地方債 − − − 短期社債 − − − 債 9,805,800 9,825,244 △19,444 △33,698 社 外国証券 2,052,385 2,086,083 そ の 他 1,132,395 1,196,512 △64,117 小計 13,040,581 13,157,842 △117,261 503,522,635 479,340,690 24,181,945 合 計 2,001,887 1,095 (2)満期保有目的の金銭の信託 該当はありません。 (3)その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外) 該当はありません。 34. 有価証券の貸付等 該当はありません。 35. 当座貸越契約等 当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申 し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで 資金を貸し付けることを約する契約であり、これらの契約に係る融資未実行残高は、 660,472,025千円であります。 このうち原契約期間が1年以内のもの(又は任意の時期に無条件で取消可能なもの)は 323,412,962千円であります。 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そ のものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。 これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、 当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の 条項が付けられております。 また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後 も定期的に予め定めている庫内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約 の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 なお、総合口座についての未実行残高は上記の金額のうち337,059,062千円であります が、定期預金を担保としており債権保全上の措置を講じております。 36. 退職給付債務等 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりです。 退職給付債務 △40,626,198 年金資産(時価) 24,462,930 未積立退職給付債務 △16,163,267 会計基準変更時差異の未処理額 − 未認識数理計算上の差異 869,323 未認識過去勤務費用(債務の減額) − 連結貸借対照表計上額の純額 △15,293,944 退職給付に係る資産 − 退職給付に係る負債 △15,293,944 千円 37. 追加情報 地方税法等の改正による事業税率(超過税率)の変更を受けて平成27年4月1日に開始す る連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異にかかる繰延税金資産及び繰延税金負債 の計算に使用する法定実効税率は従来の27.87%から27.91%となります。 この税率変更により、繰延税金資産は824千円増加し、その他有価証券評価差額金は 9,672千円減少し、繰延ヘッジ損益は2,224千円増加し、法人税等調整額は8,272千円減 少しております。再評価に係る繰延税金負債は2,661千円増加し、土地再評価差額金は同 額減少しております。 財務 国 連結貸借対照表 計上額が取得原 価を超えないも の 取得原価 式 株 当連結会計年度の損益 に含まれた評価差額 29. 当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券 該当はありません。 30. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (単位:千円) 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額 株 式 3,430,423 269,775 14,364 債 券 74,566,723 1,816,731 − 債 11,363,564 132,006 − 債 − − − − 国 地 方 短 期 社 債 − − 債 61,895,810 1,665,866 − 外 国 証 券 1,307,348 18,858 − 社 そ の 他 合 計 1,170,167 75,871 789 79,167,313 2,162,378 15,153 31. 保有目的を変更した有価証券 該当はありません。 32. 減損処理を行った有価証券 該当はありません。 連結情報 68 財務データ 連結情報 連結損益計算書 (単位:千円) 科 目 経 常 資 収 金 運 用 収 2014年度 益 92,210,168 86,054,671 益 78,216,814 76,562,572 貸 出 金 利 息 64,071,109 62,230,011 預 け 金 利 息 8,303,699 7,060,009 コールローン利息及び買入手形利息 17,309 16,706 息 − − 債 券 貸 借 取 引 受 入 利 息 − − 4,909,957 買 現 有 価 そ の 先 証 券 他 利 利 の 息 受 配 入 当 金 4,131,060 利 息 1,693,636 2,345,887 役 務 取 引 等 収 益 3,352,273 3,480,883 そ の 他 業 務 収 益 6,006,393 4,022,815 そ の 他 経 常 収 益 4,634,686 1,988,399 益 2,016,309 1,126,643 貸 倒 償 引 却 そ の 経 当 債 他 金 権 の 給 取 調 譲 補 渡 借 立 常 収 達 金 付 入 費 金 預 戻 経 常 資 費 利 塡 備 性 金 預 用 繰 金 金 入 利 − − 2,618,376 861,755 用 75,320,285 70,515,911 用 7,589,866 7,301,257 息 5,470,716 5,233,749 額 0 − 息 519,269 522,746 息 23,700 23,699 − − 売 − − 現 利 益 益 コールマネー利息及び売渡手形利息 先 利 息 債 券 貸 借 取 引 支 払 利 息 − − コ マ ー シ ャ ル・ペ ー パ ー 利 息 − − 息 1,576,180 1,521,061 9,963,452 そ の 他 の 支 払 利 役 務 取 引 等 費 用 9,723,641 そ の 他 業 務 費 用 293,698 42,547 費 57,448,989 53,018,686 189,966 経 そ 用 264,088 貸 の 倒 引 当 金 繰 入 額 − − そ の 他 の 経 常 費 用 264,088 189,966 他 経 常 費 経 常 利 益 16,889,882 15,538,760 特 別 利 益 18,636 29,469 益 18,636 7,984 固 定 資 産 処 分 負 の の れ ん 発 生 益 − − そ の 他 の 特 別 利 益 − 21,485 失 595,436 844,817 損 181,071 65,285 失 403,953 779,531 特 別 固 定 損 資 減 産 処 損 そ 失 10,411 − 16,313,082 14,723,412 法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税 4,206,950 3,968,621 法 額 △303,292 23,091 計 3,903,658 3,991,713 少 数 株 主 損 益 調 整 前 当 期 純 利 益 12,409,423 10,731,699 少 当 の 人 他 分 損 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 法 69 2013年度 税 人 数 期 の 特 等 税 別 調 整 等 株 合 主 純 損 利 利 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 益 − − 益 12,409,423 10,731,699 連結損益計算書・注記 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 出資1口当たりの当期純利益金額 367円 36銭 3. 固定資産の重要な減損損失 当連結会計年度において、営業用店舗22か所、遊休資産等2物件について、時 価の下落等により投資額の回収が見込めなくなったことに伴い、帳簿価額を回収 可能価額まで減額し、当該減少額779,531千円を減損損失として特別損失に計上 し て お り ま す。 そ の 内 訳 は、 土 地268,131千 円、 建 物346,661千 円、 動 産 等 164,738千円であります。 稼動資産については営業用店舗毎に継続的な収支の把握を行っていることから これをグルーピングの単位とし、遊休資産や売却予定資産等については各々独立 した単位として取扱っております。本部、都県本部等については独立したキャッ シュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。また、連結子会 社については賃貸用不動産を除き各社ごとを一つのグルーピングの単位とし、賃 貸用不動産は物件単位で取り扱っております。 なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により測定 しております。このうち正味売却価額は建物については不動産鑑定評価額又は固 定資産税評価額により、土地については重要性があるものを除き路線価による評 価額により評価し、その他の資産についてはゼロ評価しております。また使用価 値は将来キャッシュ・フローを4.1%で割り引いて算定しております。 連結剰余金計算書 (単位:千円) 科 目 2013年度 2014年度 ( 資 本 剰 余 金 の 部 ) 資 本 剰 余 金 期 首 残 高 − − 資 本 剰 余 金 増 加 高 − − 資 本 剰 余 金 減 少 高 − − 残 高 − − 残 高 212,234,071 222,595,515 高 12,470,207 10,752,245 益 12,409,423 10,731,699 資 本 剰 余 金 期 末 ( 利 益 剰 余 金 の 部 ) 利 利 益 益 剰 余 剰 当 金 余 期 金 期 首 増 純 加 利 土地再評価差額金の取崩に伴う剰余金増加高 益 剰 余 金 配 利 益 減 少 当 剰 余 金 期 末 残 60,784 20,546 高 2,108,764 2,107,527 金 2,108,764 2,107,527 高 222,595,515 231,240,233 財務 利 連結情報 70 財務データ 連結情報 連結自己資本比率 (国内基準) (単位:%) 2014年3月末 2015年3月末 10.09 10.30 (注)当金庫連結グループは、 「労働金庫法第94条第1項において準用 する銀行法第14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫 連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が 適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁・厚 生労働省告示第7号) 」 により、自己資本比率を算定しています。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 自己資本の額(コア資本に係る基礎項目の額(注1) −コア資本に係る調整項目の額(注2)) 自己 ×100 = 資本比率 信用リスク・アセットの合計額(注3) (注4) +オペレーショナル・リスク相当額×12.5 (注1)出資金、利益剰余金等の会員勘定、一般貸倒引当金の一定額等 の合計 (注2)無形固定資産等 (注3)資産の各項目にリスク・ウェイトを乗じて得た額の合計額(含 むオフ・バランス取引等)、CVAリスク相当額を8%で除して得 た額 (注4)8%(国際統一基準の自己資本比率)の逆数である12.5を乗じて います。 当金庫連結グループでは、信用リスク・アセットは「標準的手法」、オペレーショナル・リスク相当額は「基礎的手法」に より算出しています。(「標準的手法」 「基礎的手法」については、46ページをご参照ください。) 1.自己資本の構成に関する開示事項 (単位:百万円) 2015年3月末 項 目 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る 会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に算入されるその他の包括利益累 計額又は評価・換算差額等 うち、為替換算調整勘定 うち、退職給付に係るものの額 コア資本に係る調整後少数株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される 引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本 に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を 通じて発行された資本調達手段の額のう ち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ る額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差 額の四十五パーセントに相当する額のう ち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ る額 少数株主持分のうち、経過措置によりコア 資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 (のれん相当 差額を含む。 ) の額 うち、のれん及びモーゲージ・サービ シング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除 く。)の額 適格引当金不足額 71 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 2014年3月末 経過措置による 不算入額 経過措置による 不算入額 258,342 249,705 29,207 231,240 △ 2,105 − 29,217 222,595 △ 2,107 − − − − − − − − − 7,482 8,315 7,482 − 8,315 − − − − − 1,613 1,813 − − 267,438 259,834 120 480 − 673 − − − − 120 480 − 673 − − − − − − − − 2015年3月末 項 目 経過措置による 不算入額 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 120 − 267,318 259,834 2,464,337 2,441,174 △ 44,747 △ 59,551 480 673 − − − − △ 49,212 △ 64,254 3,984 4,029 130,409 133,433 − − 2,594,746 − − 2,574,608 10.30% 10.09% 財務 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当 する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額 であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上さ れるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対 象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 労働金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る十パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出 資等に該当するものに関連するものの 額 うち、モーゲージ・サービシング・ラ イツに係る無形固定資産に関連するも のの額 う ち、 繰 延 税 金 資 産( 一 時 差 異 に 係 る ものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出 資等に該当するものに関連するものの 額 うち、モーゲージ・サービシング・ラ イツに係る無形固定資産に関連するも のの額 う ち、 繰 延 税 金 資 産( 一 時 差 異 に 係 る ものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセッ トの額に算入される額の合計額 う ち、 無 形 固 定 資 産( の れ ん 及 び モ ー ゲ ー ジ・ サ ー ビ シ ン グ・ ラ イ ツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、退職給付に係る資産 う ち、 他 の 金 融 機 関 等 向 け エ ク ス ポージャー う ち、 上 記 以 外 に 該 当 す る も の の 額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額 を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (二) 連結自己資本比率 連結自己資本比率((ハ)/(ニ)) 2014年3月末 経過措置による 不算入額 連結情報 72 財務データ 連結情報 2.定性的開示事項・定量的開示事項 (1)連結の範囲に関する事項 連結の範囲について、 「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労 働金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18 年金融庁・厚生労働省告示第7号。以下、告示という)第3条に規定する連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集 団(連結グループ)に属する会社」と「連結財務諸表規則第5条に基づき連結の範囲に含まれる会社(会計連結範囲)」に相違は ありません。 告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等に該当するものはありません。 連結グループに属する会社であって会計連結範囲に含まれないもの及び連結グループに属しない会社であって会計連結 範囲に含まれるものに該当するものはありません。 連結グループのうち、自己資本比率規制の対象となる子会社等はありません。したがって、グループ内の資金及び自己 資本の移動に係る制限等は設けておりません。 (2)自己資本調達手段の概要 2014年3月末および2015年3月末の自己資本は、出資金及び利益剰余金等により構成されております。 ①発行主体:中央労働金庫 ②資本調達手段の種類:普通出資 ③コア資本に係る基礎項目の額に算入された額:29,207百万円 なお、100%出資子会社である「(株)中央ろうきんサービス」、「(株)ろうきんロジテック」は普通株式を発行しておりま すが、連結上全額相殺消去しており、コア資本に係る基礎項目の額に算入された金額はありません。 (3)自己資本の充実度に関する事項 信用リスク等に対する所要自己資本の額 項 目 信用リスク (A)=(B)+(C) 資産(オン・バランス)項目 (B) 日本国政府・関係機関等向け 外国の政府・関係機関等向け 金 融 機 関 向 け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン 不 動 産 取 得 等 事 業 向 け 延 滞 債 権 出 資 金 ・ 株 式 そ の 他 複数の資産を裏付とする資産(所 謂ファンド)のうち、個々の資産 の把握が困難な資産 経過措置によりリスク・アセッ トの額に算入されるものの額 他の金融機関等の対象資本調達手段 に係るエクスポージャーに係る経過 措置によりリスク・アセットに算入 されなかったものの額 CVAリスク相当額を(8%)で除して得た額 (注3) オフ・バランス取引等項目 (C) オペレーショナル・リスク(注4) (D) リスク・アセット、所要自己資本の総額(A) +(D) 73 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (単位:百万円) 2014年3月末 リスク・アセット 所要自己資本 (注1) (注2) 2,441,174 97,646 2,438,271 97,530 13,662 546 − − 324,793 12,991 24,399 975 1,262,788 50,511 686,641 27,465 2,466 98 5,026 201 3,753 150 174,291 6,971 2015年3月末 リスク・アセット 所要自己資本 (注1) (注2) 2,464,337 98,573 2,461,809 98,472 13,877 555 − − 332,114 13,284 29,708 1,188 1,268,123 50,724 676,412 27,056 2,222 88 4,093 163 21,929 877 158,017 6,320 − − 58 2 4,702 188 4,465 178 △ 64,254 △ 2,570 △ 49,212 △ 1,968 237 2,665 133,433 2,574,608 9 106 5,337 102,984 202 2,324 130,409 2,594,746 8 92 5,216 103,789 (注1) リスク・アセットとは、貸借対照表に記載された資産(債務保証見返を除く)に、その種類あるいは取引相手の信用リスクの度合いに応じて 設定されたリスク・ウェイトを乗じて算定した額のことです。なお、当金庫では、格付機関の格付等に応じて設定されたリスク・ウェイトを 使用する 「標準的手法」 を採用しています。 貸借対照表に記載されないコミットメントや金利関連取引などにも信用リスクをともなうものがあります。上記同様、リスク・ウェイトを 使ってリスク・アセットを計算することとなっています。 なお、貸借対照表に計上している労働金庫が行う債務保証の見返勘定はオフ・バランス取引として取り扱うことになっています。当金庫の オフ・バランスに係るリスク・アセットの額の大半は、公的な代理業務に付随して発生する債務保証に関係するものです。 (注2) 所要自己資本=リスク・アセット×4% (注3) 「CVAリスク」とは、クレジット・スプレッドその他の信用リスクに係る指標の市場変動により、CVA(デリバティブ取引について、取引相 手方の信用リスクを勘案しない場合の評価額と勘案する場合の評価額との差額)が変動するリスクのことをいいます。 (注4) オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること、または外生的な事象により損失を被る リスクのことです。当金庫では、基礎的手法により、リスク量を算定しています。 (基礎的手法の算定方法) オペレーショナル・リスク = 粗利益 (直近3年間のうち粗利益が正の値)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 ×12.5 連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要 ●連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要 2015年3月末の当金庫連結グループの自己資本比率は10.30%であり、国内基準の4%を大きく上回っています。 当金庫は、自己資本の充実を図るため、自己資本比率の目標設定と管理、及び当金庫が業務を行う上で被る可能性があ る各種のリスクを把握・管理することで、自己資本充実度の評価を行っています。 自己資本充実度を評価する方法としては、自己資本比率の当金庫としての目標水準及び年度計画に対する達成状況、な らびに前年対比での改善状況、自己資本額の前年対比増減及び「信用リスク」 「市場リスク」 「オペレーショナル・リスク」な どの管理対象リスクに対し、自己資本を配賦することにより設定したリスク限度額に、それらのリスク量が収まっている ことなどを定期的にモニタリングすることにより、自己資本の質と量の両面からその十分性について検討を行っています。 連結グループとしての自己資本の充実度の評価は、連結自己資本比率の管理をすることで行っています。なお、当金庫 子会社の業務運営は当金庫の管理下にあり、また連結グループの総資産に占める子会社の資産規模はごく僅かであること から、子会社固有のリスクが連結グループに及ぼす影響は軽微なものであると判断しています。 連結情報 財務 ●将来の自己資本の充実策 事業計画に基づく諸施策を着実に実行することで安定的に利益を確保し、内部留保を積み上げることにより、自己資本 の充実を図ります。 74 財務データ 連結情報 (4) 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ①信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高および主な種類別の内訳 地域別 (単位:百万円) エクスポージャー 区分 合計 貸出金等取引 (注1) 店頭 デリバティブ取引 債券 延滞 エクスポージャー (注3) その他の資産等 (注2) 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 地域区分 国 内 国 外 合 計 5,847,798 6,006,939 3,842,216 3,821,140 308,343 445,178 790 − 12,249 12,249 − 5,860,048 6,019,189 3,842,216 3,821,140 320,593 457,428 790 12,249 12,249 − 676 1,696,448 1,737,595 − − − 676 1,696,448 1,739,943 4,784 3,876 (単位:百万円) エクスポージャー 区分 造 合計 貸出金等取引 (注1) 店頭 デリバティブ取引 債券 延滞 エクスポージャー (注3) その他の資産等 (注2) 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 2014年 2015年 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 業種区分 業 13,334 20,535 − − 11,798 16,614 − − 1,536 3,920 − − 農 業、 林 業 − − − − − − − − − − − − 漁 業 − − − − − − − − − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 701 1,102 − − 700 1,100 − − 1 2 − − 建 401 401 − − 400 400 − − 1 1 − − − 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 942 789 − − 799 499 − − 142 290 − 情報通信業 4,115 4,112 − − 3,698 2,699 − − 417 1,412 − − 運輸業、郵便業 6,279 9,762 − − 6,101 9,399 − − 177 362 − − 10,161 11,796 6,757 3,277 3,308 7,859 − − 94 659 − − 1,694,811 1,726,035 107 104 79,302 86,672 790 676 1,614,610 1,638,581 − − 4,306 5,159 3,611 8,911 − − 11,491 − − 卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業 金融業、保険業 不動産業、物品賃貸業 10,994 25,562 3,077 医 療、 福 祉 51 43 51 43 − − − − 0 0 − − サービス業 3,142 2,540 3,014 2,280 − − − − 127 259 − − 219,361 332,527 8,085 8,623 210,872 323,270 − − 404 634 − − 3,819,111 3,801,310 3,816,230 3,798,608 − − − − 2,880 2,702 4,784 3,876 3,043 − − − − 72,976 79,625 − − 5,860,048 6,019,189 3,842,216 3,821,140 320,593 457,428 790 676 1,696,448 1,739,943 4,784 3,876 国・地方公共団体 個 そ 合 75 3,876 − 業種別 製 4,784 2,348 人 の 他 計 76,640 82,668 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 3,663 残存期間別 (単位:百万円) 期間区分 エクスポージャー区分 総エクスポージャー 貸出金等取引(注1) 債 券 店頭デリバティブ取引 その他の資産等(注2) 期間の定め のないもの 1年超 3年以下 1年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 189,741 355,324 10年超 合計 3,109,599 5,860,048 2014年3月末 413,692 757,768 605,878 428,043 2015年3月末 444,348 913,650 512,745 396,107 166,424 393,910 3,192,002 6,019,189 2014年3月末 263,911 26,622 51,751 94,674 105,030 201,343 3,098,882 3,842,216 2015年3月末 270,400 27,453 49,327 95,673 102,634 195,125 3,080,525 3,821,140 2014年3月末 − 23,851 25,798 21,906 84,711 153,981 10,344 320,593 2015年3月末 − 14,497 21,735 47,492 63,789 198,785 111,128 457,428 2014年3月末 − 0 117 300 − − 372 790 2015年3月末 − 0 118 209 − − 348 676 2014年3月末 149,780 707,294 528,210 311,161 − − − 1,696,448 2015年3月末 173,948 871,699 441,564 252,731 − − − 1,739,943 (注1) 「エクスポージャー」 区分の 「貸出金等取引」 は、コミットメントおよびその他のデリバティブ以外のオフバランス取引を含みます。 (注2)エクスポージャー区分の「その他の資産等」とは、預け金、債券以外の有価証券、固定資産など、「貸出金等取引」、「債券」、 「店頭デリバティ ブ取引」 以外のエクスポージャーを記載しております。 (注3)エクスポージャー区分の「延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポー ジャーのことです。 (注4)CVAリスク相当額は含まれておりません。 ②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 (単位:百万円) 取崩額 繰入額 目的使用 期末残高 その他 2013年度 9,899 8,315 − 9,899 8,315 2014年度 8,315 7,482 − 8,315 7,482 2013年度 3,163 2,603 126 3,036 2,603 2014年度 2,603 2,287 22 2,580 2,287 2013年度 13,062 10,919 126 12,935 10,919 2014年度 10,919 9,769 22 10,896 9,769 業種別 財務 ③個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 期首残高 業種区分 取崩額 繰入額 目的使用 貸出金償却 期末残高 その他 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 2013年度 2014年度 製 造 業 − − − − − − − − − − − − 業 − − − − − − − − − − − − 業 − − − − − − − − − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 − − − − − − − − − − − − 建 農 業、 林 漁 業 − − − − − − − − − − − − 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − − − − − − − − − 情 業 − − − − − − − − − − − − 業 − − − − − − − − − − − − 卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業 − − − − − − − − − − − − − 運 金 設 報 輸 通 信 業、 郵 業 − − − − − − − − − − − 不動産業、物品賃貸業 1,527 1,293 1,293 1,161 − − 1,527 1,293 1,293 1,161 − − 祉 − − − − − − − − − − − − 業 23 23 23 23 − − 23 23 23 23 − − 国 ・ 地 方 公 共 団 体 − − − − − − − − − − − − 813 632 632 585 123 − 690 632 632 585 14 0 医 サ 融 便 業、 保 療、 ー ビ 個 そ 合 険 福 ス 人 の 他 799 654 654 517 3 22 796 631 654 517 − − 計 3,163 2,603 2,603 2,287 126 22 3,036 2,580 2,603 2,287 14 0 (注) 当金庫は国外への融資を行っていないため、個別貸倒引当金および貸出金償却とも、すべて国内の残高です。 連結情報 76 財務データ 連結情報 ④リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) エクスポージャーの額 リスク・ウェイト区分 2014年3月末 格付有り 0% 格付無し 3,858 280,233 10% − 136,628 20% 1,497,329 144,328 35% − 1,961,909 50% 13,228 502 75% − 100% 150% 250% 格付有り 284,091 格付無し 合計 6,680 394,995 136,628 − 138,776 138,776 1,641,658 1,476,451 198,695 1,675,147 1,961,909 − 1,932,686 1,932,686 13,730 33,786 495 34,282 1,683,853 1,683,853 − 1,690,937 1,690,937 1,068 131,730 132,799 1,568 132,393 133,961 − 1,419 1,419 − 7,731 7,731 − 3,958 3,958 − 3,933 3,933 401,676 − − − − 58 58 1,515,484 4,344,564 5,860,048 1,518,486 4,500,702 6,019,189 リスクウェイト区分0%∼250%の複数の資産を裏付けとする資産 合 計 2015年3月末 合計 (注1)格付は、適格格付機関が信用供与に付与したものを使用しています。 (注2)エクスポージャーは、信用リスク削減手法勘案後のリスク・ウェイトに区分しています。 (注3)コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を除く)、CVAリスクは含まれておりません。 ●信用リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 単体と同様です。53ページをご参照ください。 ●リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の4社です。 なお、エクスポージャーの種類による適格格付機関の使い分けは行っておりません。 ● 株式会社格付投資情報センター (R&I) ● 株式会社日本格付研究所 (JCR) ● ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody s) ● スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) (5)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 (単位:百万円) 適格金融資産担保 2014年3月末 資産(オン・バランス)項目 保証 2015年3月末 2014年3月末 2015年3月末 5,933 6,247 8,696 9,620 日本国政府・関係機関等向け − − 8,696 9,620 外国の政府・関係機関等向け − − − − 金融機関向け − − − − − 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 434 883 − 5,256 5,179 − − − − − − 242 184 − − 延滞債権 − − − − 出資金・株式 − − − − その他 − − − − 163,318 168,529 − − オフ・バランス取引等項目 ●信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫では、適格金融資産担保及び保証を信用リスク削減手法として用いています。 適格金融資産担保は、当金庫の定期預金担保を用いており債権保全上の措置を講じております。 保証は、政府保証債及び我が国の地方公共団体の保証を用いています。うち政府保証債は、独立行政法人、特殊会社等 の機関が個々の設立根拠法に基づいて発行する債券のうち元金及び利子の支払を政府が保証しているもので、政府保証の 法的根拠については各機関の設置法において明記されております。また我が国の地方公共団体保証は、契約に基づき貸出 金の元金及び利子の支払を我が国の地方公共団体が保証しているものです。 77 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (6)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 与信相当額等 (単位:百万円) 2014年3月末 派生商品 取引 長期決済 期間取引 2015年3月末 合計 派生商品 取引 長期決済 期間取引 合計 グロスの再構築コストの額 (A) 0 − 0 0 − 0 グロスのアドオンの額 (B) 790 − 790 676 − 676 グロスの与信相当額(A)+(B) (C) 790 − 790 676 − 676 ネッティングによる与信相当額の削減額 (D) − − − − − − 担保による信用リスク削減手法の効果 勘案前の与信相当額(C)−(D) (E ) 790 − 790 676 − 676 外国為替関連取引 0 0 0 0 790 790 676 676 金関連取引 − − − − 株式関連取引 − − − − 貴金属関連取引(金関連取引を除く) − − − − その他コモディティ関連取引 − − − − クレジット・デリバティブ取引 − − − − 金利関連取引 担保の額 − − − − − − 現金・自金庫預金 − − − − − − 国債・地方債等 − − − − − − 790 − 790 676 − 676 担保による信用リスク削減手法の効果 勘案後の与信相当額(E)−(F) (F) (G) (注1)与信相当額は、カレントエクスポージャー方式を用いて算出しています。 (注2)クレジット・デリバティブ取引の取扱いはありません。 ●派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 子会社等は派生商品取引及び長期決済期間取引を実施していません。 財務 連結情報 78 財務データ 連結情報 (7) 証券化エクスポージャーに関する事項 ①オリジネーターの場合 オリジネーターとしての証券化取引につきましては、該当ありません。 ②投資家の場合 投資家としての証券化取引につきましては、該当ありません。 (8) 出資等エクスポージャーに関する事項 ①連結貸借対照表計上額及び時価 (単位:百万円) 2014年3月末 連結貸借対照表計上額 上 非 場 株 上 場 式 株 そ 式 の 合 2015年3月末 時価 連結貸借対照表計上額 3,893 3,893 24,152 24,152 等 13 13 13 13 他 30,000 30,000 30,000 30,000 計 33,907 33,907 54,166 54,166 (注1)連結貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいて算出しています。 (注2) 「上場株式等」 の区分には、上場株式のほか上場J−REIT等を計上しています。 (注3) 「その他」 の区分には、労働金庫連合会への出資等を計上しています。 ②出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 2014年3月末 2015年3月末 売 却 益 2,865 345 売 却 損 49 15 却 − − 償 ③連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 2014年3月末 評 価 損 益 2014年3月末 価 損 2015年3月末 167 ④連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額 評 益 2,240 (単位:百万円) 2015年3月末 − ●出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 単体と同様です。55ページをご参照ください。 (9) 金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 79 金利リスク 2014年3月末 2015年3月末 バリュー・アット・リスク(VaR) 3,624 7,623 10BPV 1,963 3,059 アウトライヤー値(比率) 9,712 3.75% 7,733 2.90% 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 時価 等 − (アウトライヤー値の内訳) 運用勘定 貸 有 出 価 証 (単位:百万円) 金利リスク量 2015年3月末 金 △24,730 △18,839 定 期 性 預 金 3,355 3,184 券 △4,991 △10,152 流 動 性 預 金 16,650 18,395 そ 他 19 36 計 (B) 20,024 21,615 金融派生商品 (金利支払サイド) (D) 1,150 663 け 金 △1,167 △1,021 そ の 他 0 0 計 (A) △30,888 △30,011 金融派生商品 (金利受取サイド) (C) 1 1 金利リスク量 計 (A)+(B)+(C)+(D) △9,712 △7,733 用 調達勘定 2014年3月末 預 運 金利リスク量 調 の 達 2014年3月末 2015年3月末 ●金利リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 単体と同様です。56ページをご参照ください。 ●連結グループが内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 単体と同様です。56ページをご参照ください。 (10)オペレーショナル・リスクに関する事項 ●オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 子会社等に対するオペレーショナル・リスク管理として、CSA(統制自己評価)の実施によりリスクの把握・管理に努め るとともに、定期的な内部監査などを実施し、リスクの点検・調査を行っています。 ●オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 〈中央ろうきん〉は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算出しています。 財務 連結情報 80 財務データ 連結情報 中央ろうきん及び子会社の連結によるリスク管理債権の状況 リスク管理債権の金額は単体で算出したものと同様です。42ページをご覧ください。 連結セグメント情報 連結の対象となる㈱中央ろうきんサービス、㈱ろうきんロジテックは、それぞれ労働金庫業務以外の事業を営んでおりま すが、連結決算総額に占める各社の経常収益、経常利益及び総資産の額の割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント 情報の記載を省略しました。 81 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 財務 連結情報 82 ネットワーク 店舗・ローンセンター 都県名 名称 東京都 本店営業部 電話番号 (2015年7月末現在) ファックス番号 住 所 03-3293-1616 03-3293-1841 101-0062 千代田区神田駿河台2-5 茨 城 県 栃 木 県 つくば支店 029-852-6511 029-855-0050 305-0033 つくば市東新井15-2 牛久出張所 029-872-7160 029-872-7446 300-1234 牛久市中央1-16-1 ラウエル牛久内 牛久ローンセンター 029-878-2170 029-878-2188 美浦出張所 029-885-3435 029-885-3433 300-0415 稲敷郡美浦村美駒2500-2 とぴあ2F 勝田南支店 029-275-2000 029-275-2040 312-0052 ひたちなか市東石川2-6-20 取手支店 0297-73-0100 0297-73-2500 302-0021 取手市寺田字原谷6340-2 守谷出張所 0297-21-1177 0297-46-3820 302-0115 守谷市中央1-8-1 水戸南支店 029-248-5700 029-248-5710 310-0836 水戸市元吉田町荒谷1160-14 水戸支店 029-227-9125 029-231-4004 310-0062 水戸市大町2-3-30 茨城県庁支店 029-301-6070 029-301-6075 310-0852 水戸市笠原町978-6 茨城県庁内 下館支店 0296-24-5221 0296-24-5223 308-0021 筑西市甲33 土浦支店 029-821-6010 029-821-6434 300-0034 土浦市港町1-5-3 神立出張所 029-833-1500 029-833-1600 300-0016 土浦市中神立町18-40 古河支店 0280-33-2400 0280-33-2401 306-0013 古河市東本町3-3-7 日立支店 0294-22-1191 0294-24-0387 317-0073 日立市幸町2-3-10 多賀支店 0294-33-2228 0294-37-2888 316-0013 日立市千石町2-14-9 磯原支店 0293-42-0322 0293-42-1545 319-1541 北茨城市磯原町磯原1-240 高萩出張所 0293-22-3300 0293-22-3303 318-0032 高萩市大和町1-30 神栖支店 0299-96-3366 0299-96-3456 314-0121 神栖市溝口4991-18 小木津支店 0294-43-5600 0294-43-5607 319-1414 日立市日高町5-2-23 勝田支店 029-285-4770 029-285-5322 312-0062 ひたちなか市高場鹿島谷津2477-38 水海道支店 0297-23-5115 0297-23-4765 303-0023 常総市水海道宝町2868-7 大みか支店 0294-53-1818 0294-53-1810 319-1221 日立市大みか町1-24-13 東海出張所 029-287-2010 029-283-2900 319-1111 那珂郡東海村舟石川駅東4-7-23 常陸太田支店 0294-72-1212 0294-72-1219 313-0016 常陸太田市金井町2890-3 常陸大宮出張所 0295-53-5060 0295-53-5102 319-2255 常陸大宮市野中町3053-60 大子出張所 0295-72-3131 0295-72-3130 319-3526 久慈郡大子町大子829-2 石岡支店 0299-23-7557 0299-23-7647 315-0001 石岡市石岡2-8-5 下妻支店 0296-43-6211 0296-43-6213 304-0063 下妻市小野子町2-47 友部支店 0296-77-2155 0296-77-2158 309-1736 笠間市八雲2-5-18 鹿嶋支店 0299-83-1740 0299-83-1741 314-0033 鹿嶋市鉢形台2-1-7 ラウエル鹿嶋内 宇都宮支店 028-621-3251 028-621-4121 320-0052 宇都宮市中戸祭町821 宇都宮ローンセンター 028-600-6868 028-623-4848 320-0052 宇都宮市中戸祭町821 日光出張所 0288-53-0331 0288-53-0708 321-1412 日光市東和町3-8 足利支店 0284-73-0051 0284-73-0053 326-0823 足利市朝倉町243-13 小山支店 0285-22-0597 0285-24-6622 323-0022 小山市駅東通り2-14-19 小山ローンセンター 0285-23-8139 0285-23-8147 栃木支店 0282-22-2092 0282-24-2397 328-0014 栃木市泉町13-3 宇都宮東支店 028-661-9531 028-663-4181 321-0905 宇都宮市平出工業団地14-2 宇都宮東ローンセンター 028-660-7611 028-660-9811 群 馬 県 83 郵便番号 (牛久出張所2F) (小山支店内) (宇都宮東支店内) 鹿沼支店 0289-65-3600 0289-64-2608 322-0021 鹿沼市上野町113-10 矢板支店 0287-43-2424 0287-43-5953 329-2164 矢板市本町3-8 佐野支店 0283-24-8185 0283-24-2365 327-0821 佐野市高萩町1213-1 真岡支店 0285-83-2111 0285-82-8898 321-4361 真岡市並木町1-9-6 前橋支店 027-252-5301 027-251-4304 371-0844 前橋市古市町1-50-16 群馬県庁出張所 027-223-2041 027-221-5811 371-0026 前橋市大手町1-1-1 群馬県庁内 前橋東出張所 027-261-6111 027-261-2311 379-2166 前橋市野中町361-2 群馬県勤労福祉センター内 高崎支店 027-365-3333 027-365-3330 370-0006 高崎市問屋町4-5-6 桐生支店 0277-43-5301 0277-43-2414 376-0021 桐生市巴町2-1810-24 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 都県名 名称 電話番号 ファックス番号 郵便番号 住 所 群 馬 県 太田支店 0276-46-5171 0276-46-0776 373-0852 太田市新井町551-1 渋川支店 0279-22-1981 0279-25-1422 377-0007 渋川市石原138-7 中之条支店 0279-75-2231 0279-75-1191 377-0425 吾妻郡中之条町西中之条231-2 館林支店 0276-72-1131 0276-75-0080 374-0029 館林市仲町2-7 伊勢崎支店 0270-25-4742 0270-23-5450 372-0031 伊勢崎市今泉町1-22-11 富岡支店 0274-62-2222 0274-62-1598 370-2316 富岡市富岡3093-1 藤岡支店 0274-22-3333 0274-23-8009 375-0024 藤岡市藤岡318-2 安中支店 027-382-1821 027-382-4117 379-0116 安中市安中2-2-28 沼田支店 0278-24-2211 0278-24-5267 378-0045 沼田市材木町1173 大泉支店 0276-62-7575 0276-62-7579 370-0514 邑楽郡大泉町朝日2-15-15 埼 玉 県 高崎東支店 027-353-6111 027-353-6281 370-0852 高崎市中居町3-40-6 大宮支店 048-645-0011 048-645-5100 330-0843 さいたま市大宮区吉敷町1-31-1 川越支店 049-242-3955 049-242-3334 350-1123 川越市脇田本町24-4 秩父支店 0494-22-3340 0494-24-5485 368-0035 秩父市上町1-3-2 川口出張所 048-253-8181 048-257-0700 332-0033 川口市並木元町2-7 熊谷支店 048-522-1896 048-524-7631 360-0042 熊谷市本町1-179-1 飯能支店 042-973-2865 042-972-4113 357-0021 飯能市大字双柳82-13 東松山支店 0493-23-6161 0493-23-4904 355-0028 東松山市箭弓町2-1-14 東松山ローンセンター 0493-23-6775 0493-23-6405 上尾支店 048-773-2351 048-776-1898 362-0042 上尾市谷津2-1-50-30 上尾ローンセンター 048-777-2200 048-777-7222 さいたま支店 048-864-0100 048-866-4950 330-8552 さいたま市浦和区高砂4-4-17 春日部支店 048-736-3661 048-736-0567 344-0067 春日部市中央1-56-13 本庄支店 0495-24-2111 0495-21-8838 367-0042 本庄市けや木2-4-1 朝霞支店 048-474-7111 048-473-7004 351-0035 朝霞市朝志ヶ丘1-1-33 越谷支店 048-990-8711 048-987-1731 343-0851 越谷市七左町2-25 羽生出張所 048-561-8011 048-563-0496 348-0053 羽生市南4-2-1 狭山支店 04-2952-1011 04-2952-0255 350-1331 狭山市新狭山2-8-9 深谷支店 048-571-3111 048-571-7244 366-0052 深谷市上柴町西4-2-3 所沢支店 04-2993-1700 04-2993-1711 359-0037 所沢市くすのき台3-18-2 マルナカビル内 千葉支店 043-251-5161 043-287-7110 260-0045 千葉市中央区弁天1-13-1 千葉県庁前出張所 043-221-5311 043-221-5251 260-0013 千葉市中央区中央4-13-10 千葉県教育会館内 野田支店 04-7125-2525 04-7122-1220 278-0033 野田市上花輪841 (東松山支店2F) (上尾支店内) 流山おおたかの森ローンセンター 04-7199-9821 04-7178-5081 270-0121 流山市西初石6-832 こもれびテラス101 047-376-3311 047-376-8333 272-0026 市川市東大和田2-2-1 銚子支店 0479-22-8484 0479-22-8662 288-0048 銚子市双葉町6-23 館山支店 0470-22-1111 0470-23-4800 294-0045 館山市北条1114-2 茂原支店 0475-23-6611 0475-24-5122 297-0024 茂原市八千代1-9-13 船橋支店 047-434-2784 047-433-8200 273-0011 船橋市湊町2-6-33 松戸支店 047-365-8185 047-363-9445 271-0072 松戸市竹ヶ花45-52 市原支店 0436-21-2181 0436-21-2184 290-0081 市原市五井中央西2-24-17 木更津支店 0438-25-5511 0438-25-5517 292-0057 木更津市東中央2-6-13 成田支店 0476-24-2211 0476-24-2215 286-0041 成田市飯田町2-80 八千代支店 047-486-2525 047-486-2523 276-0044 八千代市萱田町613-30 柏支店 04-7163-4567 04-7163-2424 277-0832 柏市北柏3-13-6 成東支店 0475-82-4111 0475-82-4311 289-1326 山武市成東2569 山武教育会館内 津田沼支店 047-403-6070 047-403-6151 274-0825 船橋市前原西2-22-11 津田沼ローンセンター 047-403-3881 047-403-5171 立川支店 042-524-5157 042-522-6390 190-0012 立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル内 立川ローンセンター 042-521-0822 042-521-0831 ネットワーク 千 葉 県 東京都 市川支店 (津田沼支店内) (立川支店内) 店舗・ローンセンター 84 ネットワーク 店舗・ローンセンター 都県名 名称 電話番号 ファックス番号 郵便番号 住 所 東 京 都 大井支店 03-3773-1501 03-3773-8061 140-0014 品川区大井1-22-4 亀戸支店 03-3681-4136 03-3636-5475 136-0071 江東区亀戸1-10-15 亀戸ローンセンター 03-3681-4200 03-3681-4204 大手町支店 03-3275-0777 03-3275-3008 100-0004 千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル内 田町支店 03-3452-7411 03-3455-4053 108-0014 港区芝5-26-30 専売ビル内 王子支店 03-3912-2101 03-3912-7448 114-0002 北区王子1-27-6 新宿支店 03-3345-0921 03-3345-0933 163-0802 新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル2F 新宿ローンセンター 03-3345-0977 03-3345-0978 新橋支店 03-3501-8811 03-3501-8815 105-0004 港区新橋2-12-7 板橋支店 03-3962-3311 03-3962-9245 173-0012 板橋区大和町24-1 千住支店 03-3882-3121 03-3888-7873 120-0036 足立区千住仲町40-7 千住ローンセンター 03-5813-8306 03-3882-3285 蒲田支店 03-3738-6251 03-3736-8798 144-0052 大田区蒲田5-13-23 TOKYU REIT蒲田ビル内 三鷹支店 0422-44-6341 0422-47-4120 181-0013 三鷹市下連雀4-15-30 三鷹ローンセンター 0422-44-9501 0422-44-9521 一ツ橋支店 03-3265-8041 03-3265-8046 101-0003 千代田区一ツ橋2-6-2 日本教育会館内 渋谷支店 03-3409-0671 03-3409-0091 150-0002 渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル内 銀座支店 03-3542-4041 03-3542-4062 104-0061 中央区銀座7-14-13 八王子支店 042-642-4141 042-646-6204 192-0063 八王子市元横山町2-1-6 八王子ローンセンター 042-646-4373 042-646-4375 市谷支店 03-3264-5721 03-3264-6823 102-0085 千代田区六番町1 自治労会館内 日本橋支店 03-3206-9651 03-3206-9656 104-0033 中央区新川1-23-4 I・Sリバーサイドビル内 池袋支店 03-3984-5201 03-3981-8645 170-0013 豊島区東池袋1-33-8 NBF池袋タワー内 世田谷支店 03-3420-2111 03-3420-2116 154-0011 世田谷区上馬5-21-11 明治安田生命世田谷ビル内 西多摩支店 042-555-1311 042-555-4801 205-0023 羽村市神明台1-17-9 霞が関支店 03-3592-2811 03-3592-2810 100-0013 千代田区霞が関3-3-3 全日通霞が関ビル内 中野支店 03-3319-2131 03-3319-2128 164-0001 中野区中野4-2-12 三明ビル内 目黒支店 03-3494-7511 03-3494-7663 153-0064 目黒区下目黒1-6-20 明治安田生命目黒ビル内 田無支店 042-464-3611 042-464-7886 188-0011 西東京市田無町5-6-23 町田支店 042-729-2121 042-723-1890 194-0022 町田市森野1-26-21 荒川支店 03-3891-9311 03-3801-9232 116-0013 荒川区西日暮里5-26-8 スズヨシビル内 本郷支店 03-3814-7911 03-3814-7910 112-0002 文京区小石川1-3-25 小石川大国ビル内 府中支店 042-360-4111 042-368-1193 183-0055 府中市府中町1-9 京王府中1丁目ビル内 調布出張所 042-481-3211 042-481-3222 182-0026 調布市小島町2-51-2 寿ビル内 江戸川支店 03-3654-6041 03-3654-7825 132-0031 江戸川区松島3-42-12 横浜支店 045-661-5511 045-640-1131 231-8527 横浜市中区山下町24-1 (亀戸支店内) (新宿支店内) (千住支店内) (三鷹支店内) (八王子支店内) コンサルティングプラザ横浜 045-461-3601 045-461-3602 220-0011 横浜市西区高島2-19-12 スカイビル17F 神 奈 川 県 85 川崎支店 044-244-8331 044-210-1838 210-0005 川崎市川崎区東田町5-1 横須賀支店 046-823-1770 046-820-1266 238-0011 横須賀市米が浜通り1-6-5 横須賀ローンセンター 046-828-7141 046-828-7143 238-0006 横須賀市日の出町1-2-2 明香ビル2F 小田原支店 0465-24-3322 0465-21-1858 250-0012 小田原市本町2-1-23 鶴見支店 045-521-0721 045-510-1019 230-0051 横浜市鶴見区鶴見中央4-37-37-101 藤沢支店 0466-27-8811 0466-29-2476 251-0023 藤沢市鵠沼花沢町1-1-101 藤沢ローンセンター 0466-26-5115 0466-26-5196 中原支店 044-733-0161 044-739-1918 211-0005 川崎市中原区新丸子町915-14 中原ローンセンター 044-733-0913 044-738-3130 相模原支店 042-772-0451 042-770-7282 252-0216 相模原市中央区清新4-4-8 大船支店 0467-46-6291 0467-41-1034 247-0056 鎌倉市大船2-17-39 平塚支店 0463-23-2511 0463-25-1972 254-0035 平塚市宮の前1-7 平塚宮の前ビル内 川崎南支店 044-277-8211 044-270-1838 210-0833 川崎市川崎区桜本1-13-14 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 (藤沢支店内) (中原支店内) 都県名 名称 電話番号 ファックス番号 郵便番号 住 所 神 奈 川 県 座間支店 046-255-1155 046-259-1515 252-0004 座間市東原5-3-45 新横浜支店 045-476-7575 045-470-2350 222-0033 横浜市港北区新横浜2-19-17 新横浜ローンセンター 045-476-7585 045-472-3921 秦野支店 0463-82-8311 0463-85-1834 257-0036 秦野市元町5-3 新百合丘出張所 044-989-1111 044-981-1902 215-0014 川崎市麻生区白山4-1-3-101 杉田支店 045-774-1212 045-770-1216 235-0032 横浜市磯子区新杉田町3-8 星川支店 045-331-1551 045-338-3043 240-0001 横浜市保土ヶ谷区川辺町4-6 戸塚支店 045-861-2111 045-860-1384 244-0003 横浜市戸塚区戸塚町3983 戸塚ローンセンター 045-881-4031 045-869-3017 厚木支店 046-222-1511 046-296-1919 243-0018 厚木市中町1-6-1-201 厚木ローンセンター 046-294-1633 046-294-1635 243-0018 厚木市中町1-6-1-103 茅ヶ崎支店 0467-87-8822 0467-59-1138 253-0043 茅ヶ崎市元町17-1 愛川支店 046-285-6211 046-284-1126 243-0303 愛甲郡愛川町中津3401-4 大雄山支店 0465-73-3311 0465-70-1889 250-0105 南足柄市関本591-1 ヴェルミ3内 (新横浜支店内) (戸塚支店内) 相模大野ローンセンター 042-766-6211 042-701-4361 252-0318 相模原市南区上鶴間本町1-29-36 山 梨 県 甲府支店 055-235-3431 055-226-0813 400-0858 甲府市相生2-7-17 労農福祉センター2F 甲府昭和ローンセンター 055-230-8660 055-275-1616 409-3866 中巨摩郡昭和町西条101-1 神奈川県 富士吉田支店 0555-22-5262 0555-22-5296 403-0005 富士吉田市上吉田965-4 南アルプス支店 055-283-4231 055-283-4229 400-0301 南アルプス市桃園1732-5 インターネット中央支店 0120-698-956※ − 222-0033 横浜市港北区新横浜2-19-17 ※インターネットバンキング・ヘルプデスクのお問合わせ先です。 中央ふれあい第一支店 − 222-0033 横浜市港北区新横浜2-19-17 ネットワーク 店舗・ローンセンター 86 ネットワーク *システムメンテナンス等により休止する場合があります。 *一部のATMは年度途中で設置終了となることがあります。 *土曜・日曜/祝日の「―」は稼働しておりません。 *設置形態が企業内の場合は一般の方はご利用いただけません。 *設置形態が企業内の場合は土曜、日曜/祝日に稼働しない場合があります。 ATM設置先 (2015年7月末現在) 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 茨城県 水戸支店 水戸市大町2-3-30 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 水戸南支店 水戸市元吉田町荒谷1160-14 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 茨城県庁支店 水戸市笠原町978-6茨城県庁内 外 壁 8:00 ∼ 20:00 ―― ―― ○ OPEN 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― ―― ―― 水戸市 茨城県水戸合同庁舎 水戸市柵町1-3-1 水戸市役所 水戸市中央1-4-1 OPEN 8:45 ∼ 18:00 茨城県開発公社 水戸市笠原町978-25 OPEN 9:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 NTT水戸 水戸市大町3-3-5 企業内 9:00 ∼ 18:00 石岡市 石岡支店 石岡市石岡2-8-5 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 牛久市 牛久出張所 牛久市中央1-16-1ラウエル牛久内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 友部支店 笠間市八雲2-5-18 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 県立中央病院 笠間市鯉淵6528 OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 鹿嶋支店 鹿嶋市鉢形台2-1-7 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 笠間市 鹿嶋市 新日鐵住金鹿島製鉄所 鹿嶋市光3 神栖市 神栖支店 ―― ○ ―― ○ ―― 神栖市溝口4991-18 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 北茨城市磯原町磯原1-240 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 古河支店 古河市東本町3-3-7 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 京三電機 古河市丘里11-3 企業内 9:00 ∼ 18:00 下妻市 下妻支店 下妻市小野子町2-47 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 常総市 水海道支店 常総市水海道宝町2868-7 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 高萩市 高萩出張所 高萩市大和町1-30 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 筑西市 下館支店 筑西市甲33 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ つくば市東新井15-2 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 土浦支店 土浦市港町1-5-3 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 神立出張所 土浦市中神立町18-40 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 取手市寺田字原谷6340-2 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 日立支店 日立市幸町2-3-10日立勤労福祉会館内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 多賀支店 日立市千石町2-14-9 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 小木津支店 日立市日高町5-2-23 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 大みか支店 日立市大みか町1-24-13 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 日立市役所 日立市助川1-1-1 OPEN 9:00 ∼ 17:00 北茨城市 磯原支店 古河市 つくば市 つくば支店 土浦市 取手市 取手支店 日立市 パルシステム茨城 金沢店 日立市金沢町5-9-1-103 日立電線豊浦工場 87 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ○ 日立市川尻町4-10-1 ―― ―― ―― ―― OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 日立パワーソリューションズ 日立市幸町3-2-2 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 日立製作所日立工場 日立市幸町3-1-1 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 日立製作所国分工場 日立市国分町1-1-1 企業内 10:00 ∼ 18:00 ―― ―― 日立アプライアンス多賀家電本部 日立市東多賀町1-1-1 企業内 10:00 ∼ 18:00 ―― ―― 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ○ 都県・ 市郡名 設置先名 日立製作所研究所 住 所 設置形態 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 日立市大みか町7-1-1 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 日立市 日立製作所大みか工場 日立市大みか町5-2-1 企業内 10:00 ∼ 18:00 ―― ―― 日立製作所臨海工場 日立市大みか町5-2-2 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 常陸太田市 常陸太田支店 常陸太田市金井町2890-3 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 常陸大宮市 常陸大宮出張所 常陸大宮市野中町3053-60 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 勝田支店 ひたちなか市高場鹿島谷津2477-38 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 勝田南支店 ひたちなか市東石川2-6-20 ○ 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 日立システムプラザ勝田 ひたちなか市堀口832-2 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― たら崎 ひたちなか市足崎西原1450-20 OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ひたちなか市 日立工機 ひたちなか市武田1060 企業内 8:00 ∼18:00 ―― ―― 日立水戸 ひたちなか市市毛1070 企業内 8:00 ∼18:00 ―― ―― 日立ハイテクノロジーズ ひたちなか市市毛882 企業内 9:00 ∼18:00 ―― ―― 日立オートモティブシステムズ ひたちなか市高場2520 企業内 9:00 ∼18:00 ―― ―― ルネサスエレクトロニクス ひたちなか市堀口751 企業内 9:00 ∼18:00 ―― ―― ○ 守谷市 守谷出張所 守谷市中央1-8-1 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 稲敷郡 美浦出張所 稲敷郡美浦村美駒2500-2 とぴあ横 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 久慈郡 大子出張所 久慈郡大子町大子829-2 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 那珂郡 東海出張所 那珂郡東海村舟石川駅東4-7-23 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼19:00 ○ 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 栃木県 宇都宮支店 宇都宮市中戸祭町821 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 宇都宮東支店 宇都宮市平出工業団地14-2 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 宇都宮市役所 宇都宮市旭1-1-5 OPEN 8:45 ∼ 19:00 ―― ―― 宇都宮市塙田1-1-20 OPEN 8:45 ∼ 18:00 ―― ―― 宇都宮市陽南1-1-11 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 富士重工南工場共同出張所 宇都宮市江曽島町1388-1 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― NTT平出工業団地 宇都宮市平出工業団地48-2 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 足利支店 足利市朝倉町243-13 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 足利市役所 足利市本城3-2145 OPEN 9:00 ∼19:00 ―― ―― 大田原市本町1-4-1 OPEN 9:00 ∼19:00 ―― ―― 小山支店 小山市駅東通り2-14-19 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 富士通小山 小山市城東3-28-1 企業内 10:00 ∼18:00 鹿沼支店 鹿沼市上野町113-10 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 鹿沼市役所 鹿沼市今宮町1688-1 OPEN 8:00 ∼19:00 佐野市高萩町1213-1 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 栃木支店 栃木市泉町13-3 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 日立栃木 栃木市大平町富田800 企業内 10:00 ∼18:00 10:00 ∼ 18:00 日光出張所 日光市東和町3-8 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 古河電工日光 日光市清滝町500 企業内 9:00 ∼19:00 宇都宮市 栃木県庁 富士重工宇都宮 大田原市 大田原市役所 小山市 鹿沼市 佐野市 佐野支店 栃木市 日光市 ―― ―― ―― ○ ネットワーク 足利市 ○ ○ ―― ○ ―― ―― ○ ―― ATM設置先 88 ネットワーク ATM設置先 都県・ 市郡名 設置先名 真岡市 真岡支店 矢板市 塩谷郡 住 所 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 真岡市並木町1-9-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 矢板支店 矢板市本町3-8 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ シャープ 矢板市早川町174 企業内 9:00 ∼ 18:00 9:00 ∼ 18:00 本田技研工業新機種センター 塩谷郡高根沢町大字上高根沢2900 企業内 共同出張所 ホンダエンジニアリング 芳賀郡芳賀町芳賀台6-1 芳賀郡 本田技研栃木 芳賀郡芳賀町下高根沢4630 本田技研工業品質改革センター 芳賀郡芳賀町芳賀台52-1 栃木共同出張所 都県・ 市郡名 設置形態 設置先名 住 所 ―― 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 設置形態 土曜 平日 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 群馬県 前橋市 前橋支店 前橋市古市町1-50-16 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 群馬県庁出張所 前橋市大手町1-1-1 外 壁 8:30 ∼ 19:00 ○ 前橋東出張所 前橋市野中町361-2群馬県勤労福祉センター内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 前橋市役所 前橋市大手町2-12-1 OPEN 9:00 ∼ 19:00 ○ 安中市安中2-2-28 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 伊勢崎市今泉町1-22-11 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 太田市新井町551-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 安中市 安中支店 伊勢崎市 伊勢崎支店 太田支店 太田市 富士重工本工場共同出張所 太田市スバル町1-1 桐生市 ―― ―― ―― 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 富士重工矢島共同出張所 太田市庄屋町1-1 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 桐生支店 桐生市巴町2-1810-24 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 桐生市役所 桐生市織姫町1-1 OPEN 9:00 ∼ 18:00 渋川市石原138-7 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 高崎支店 高崎市問屋町4-5-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 高崎東支店 高崎市中居町3-40-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 高崎市高松町3 OPEN 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 渋川市 渋川支店 高崎市 NTT高崎 ―― ○ ―― ルネサスエレクトロニクス 高崎市西横手町111 高崎事業所 企業内 8:00 ∼ 21:00 ―― ―― 沖電気高崎 高崎市双葉町3-1 企業内 8:00 ∼ 19:00 ―― ―― 館林市 館林支店 館林市仲町2-7 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 富岡市 富岡支店 富岡市富岡3093-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 沼田市 沼田支店 沼田市材木町1173 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 藤岡市 藤岡支店 藤岡市藤岡318-2 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 吾妻郡 中之条支店 吾妻郡中之条町西中之条231-2 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 邑楽郡大泉町朝日2-15-15 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 大泉支店 邑楽郡 三洋電機東京A.B食堂 邑楽郡大泉町大字坂田1-1-1 富士重工大泉工場共同出張所 邑楽郡大泉町上小泉3086-14 89 ―― 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― ○ 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 埼玉県 さいたま市 さいたま支店 さいたま市浦和区高砂4-4-17 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 大宮支店 さいたま市大宮区吉敷町1-31-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 太田窪 さいたま市緑区太田窪1-26-24 OPEN 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 北浦和駅前 さいたま市浦和区常盤9-20-19 OPEN 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 NTTさいたま新常盤ビル さいたま市浦和区常盤5-8-17 企業内 9:00 ∼ 18:00 曙ブレーキ岩槻 さいたま市岩槻区鹿室1190 企業内 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 上尾市谷津2-1-50-30 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 朝霞支店 朝霞市朝志ヶ丘1-1-33 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 本田技研研究所 朝霞市泉水3-15-1 企業内 9:00 ∼18:00 ○ 上尾市 上尾支店 朝霞市 桶川市 日立金属MMCスーパーアロイ 桶川市上日出谷1230 春日部市 春日部支店 ―― ―― ―― 企業内 9:00 ∼18:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ ―― ―― ―― 春日部市中央1-56-13 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 川口市並木元町2-7 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 ○ 川越支店 川越市脇田本町24-4 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 ○ パイオニア川越 川越市山田字西町25-1 企業内 9:00 ∼18:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 久喜市江面字大谷1836-1 企業内 9:00 ∼18:00 ―― 熊谷市本町1-179-1 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 熊谷市宮町2-47-1 OPEN 8:30 ∼19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ ヴァレオ江南 熊谷市千代39 企業内 9:00 ∼18:00 9:00 ∼ 14:00 ―― 越谷支店 越谷市七左町2-25 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 越谷市役所 越谷市越ヶ谷4-2-1 OPEN 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼ 17:00 狭山支店 狭山市新狭山2-8-9ワコー第2新狭山マンション内 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 本田技研狭山 狭山市新狭山1-10-1 企業内 9:00 ∼18:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 草加市 草加市役所 草加市高砂1-1-1 OPEN 9:00 ∼19:00 9:00 ∼ 14:00 ―― ○ 秩父市 秩父支店 秩父市上町1-3-2 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 所沢支店 所沢市くすのき台3-18-2 マルナカビル内 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 所沢市役所 所沢市並木1-1-1 OPEN 9:00 ∼18:00 羽生市 羽生出張所 羽生市南4-2-1 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 飯能市 飯能支店 飯能市大字双柳字精進場82-13 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 東松山市箭弓町2-1-14 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 企業内 9:00 ∼18:00 9:00 ∼14:00 ○ 川口市 川口出張所 川越市 久喜市 日本信号 熊谷支店 熊谷市 熊谷市役所 越谷市 狭山市 所沢市 東松山支店 ボッシュ東松山工場 東松山市箭弓町3-13-26 深谷市 深谷支店 本庄市 ―― ○ ○ ―― ―― 深谷市上柴町西4-2-3 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 本庄支店 本庄市けや木2-4-1 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 沖電気本庄 本庄市小島南4-1-1 企業内 8:30 ∼18:00 ○ ―― ―― 三郷市 パークフィールドみさと 三郷市さつき平1-2-3 OPEN 7:00 ∼21:00 7:00 ∼19:00 7:00 ∼ 19:00 八潮市 ルミナス八潮 OPEN 7:00 ∼21:00 7:00 ∼19:00 ―― 和光市 本田技研工業和光ビル 和光市本町8-1 企業内 9:00 ∼18:00 ―― 比企郡 森林公園駅南口 OPEN 7:00 ∼21:00 7:00 ∼19:00 7:00 ∼ 19:00 八潮市緑町2-20-1 比企郡滑川町みなみ野2-3-2 ―― ネットワーク 東松山市 ―― ○ ○ ATM設置先 90 ネットワーク ATM設置先 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 千葉県 千葉支店 千葉市中央区弁天1-13-1 千葉都市モノレール千葉駅 千葉市中央区新千葉1-1-1 千葉市 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 幕張テクノガーデン 千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンB棟2F OPEN 8:00 ∼ 19:00 ―― ―― 千葉県教育会館 千葉市中央区中央4-13-10 OPEN 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ JFEスチール千葉 千葉市中央区川崎町1 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― ○ NTT幕張ビル 千葉市美浜区中瀬1-6 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 市川支店 市川市東大和田2-2-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 市川市役所 市川市八幡1-1-1 OPEN 8:30 ∼ 18:00 市原市五井中央西2-24-17 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 印西市 千葉ニュータウン中央駅 印西市中央南1-1390-1 千葉ニュータウン中央駅改札前 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 市川市 市原市 市原支店 柏市 ―― 柏支店 柏市北柏3-13-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 日立メディコ 柏市小青田17-8 OPEN 9:00 ∼ 18:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 香取市佐原ロ2127 OPEN 9:00 ∼ 18:00 ―― 木更津市東中央2-6-13 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 香取市 香取市役所 木更津市 ―― 木更津支店 ○ ○ OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 君津市 ユニオンセンター君津 君津市大和田666-1 OPEN 9:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 佐倉市 京成佐倉駅 佐倉市栄町1001-5 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 山武市 成東支店 山武市成東2569山武教育会館内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 館山市 館山支店 館山市北条1114-2 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 銚子市 銚子支店 銚子市双葉町6-23 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 流山市 東葛病院 流山市下花輪409 OPEN 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 京成電鉄労働会館 習志野市津田沼4-8-12 OPEN 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 鈴木金属 習志野市東習志野7-4-4 OPEN 8:45 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 成田支店 成田市飯田町2-80 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 京成成田駅 成田市花崎町814 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 野田支店 野田市上花輪841 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 習志野市 成田市 新日鐵住金君津製鐵所ビジネスセンター 木更津市築地1-1 ―― ○ パルシステム千葉のだ中根店 野田市中根193 野田市 魚悦川間店 野田市尾崎853-1 ―― 9:00∼17:00 (祝日非稼動) OPEN 9:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 21:00 9:00 ∼21:00 ※本ATMは2015年8月20日をもって営業終了となります。 キッコーマン総合病院 野田市宮崎100 キッコーマン総合病院付属棟内 OPEN 8:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 船橋市 船橋支店 船橋市湊町2-6-33 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 津田沼支店 船橋市前原西2-22-11 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 松戸市竹ケ花45-52 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 茂原市八千代1-9-13 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 茂原市東郷2001-2 OPEN 9:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― OPEN 9:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 松戸市 松戸支店 茂原支店 茂原市 三井化学労組茂原 ジャパンディスプレイ茂原 茂原市早野3401 八千代市 八千代支店 91 ―― 八千代市萱田町613-30 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 東京都 足立区 千住支店 荒川区 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 荒川支店 荒川区西日暮里5-26-8 スズヨシビル2F 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 荒川区役所 荒川区荒川2-2-3 OPEN 9:00 ∼ 18:00 ○ 板橋区大和町24-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 江戸川区松島3-42-12 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ OPEN 8:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 板橋区 板橋支店 江戸川支店 足立区千住仲町40-7 江戸川区 なぎさニュータウン 江戸川区南葛西7-1-21 江戸川区役所 江戸川区中央1-4-1 OPEN 8:00 ∼ 17:30 ―― ―― ―― ―― 大田区 蒲田支店 大田区蒲田5-13-23 TOKYU REIT蒲田ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 葛飾区 葛飾区役所 葛飾区立石5-13-1 OPEN 9:00 ∼ 18:00 王子支店 北区王子1-27-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 印刷局王子工場 北区王子1-6-1 OPEN 9:00 ∼19:00 9:00 ∼ 17:00 亀戸支店 江東区亀戸1-10-15 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 江東区役所 江東区東陽4-11-28 OPEN 9:00 ∼17:00 辰巳 江東区辰巳1-1-34生活パルシステム東京辰巳ビル内 OPEN 7:00 ∼23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00∼ 23:00 北区 江東区 東京メトロ有楽町線豊洲駅 江東区豊洲4-1-1 ―― ―― ○ ―― ○ ―― ○ ―― ○ OPEN 7:00 ∼23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 ○ 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 渋谷支店 渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル内 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 都立広尾病院 渋谷区恵比寿2-34-10 ―― ○ ―― ○ 品川区 大井支店 品川区大井1-22-4 OPEN 8:45 ∼19:00 9:00 ∼ 17:00 ※本ATMは2015年9月30日をもって営業終了となります。 渋谷区 渋谷区役所 渋谷区宇田川町1-1 OPEN 8:45 ∼18:00 コーププラザ 渋谷区渋谷3-29-8 企業内 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 全労済会館第1 渋谷区代々木2-12-10 OPEN 8:00 ∼21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 全労済会館第2 渋谷区代々木2-12-10 企業内 9:00 ∼17:00 ―― 新宿支店 新宿区西新宿2-4-1新宿NSビル2F 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 新宿区 全労済東京会館 ―― ―― 新宿区西新宿7-20-8全労済東京会館内 OPEN 8:00 ∼21:00 9:00 ∼ 17:00 NTT新宿本社ビル 新宿区西新宿3-19-2 企業内 9:00 ∼19:00 ―― ―― ―― ―― 杉並区 杉並区役所 杉並区阿佐谷南1-15-1 OPEN 9:00 ∼17:00 墨田区 東武鉄道労組会館 墨田区向島1-32-3 OPEN 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 中央区 千代田区 ○ ○ ―― 世田谷区上馬5-21-11明治安田生命世田谷ビル内 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 銀座支店 中央区銀座7-14-13 日土地銀座ビル内 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 日本橋支店 中央区新川1-23-4 I.Sリバーサイドビル 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 八重洲地下街 中央区八重洲2-1八重洲地下街中4号 OPEN 7:00 ∼23:00 7:00 ∼23:00 7:00 ∼ 23:00 ○ 東京メトロ丸ノ内線銀座駅 中央区銀座4-1-2 OPEN 7:00 ∼23:00 7:00 ∼23:00 7:00 ∼ 23:00 ○ 本店営業部 千代田区神田駿河台2-5 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 大手町支店 千代田区大手町2-2-1新大手町ビル内 外 壁 8:00 ∼21:00 9:00 ∼17:00 一ツ橋支店 千代田区一ツ橋2-6-2日本教育会館内 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼19:00 9:00 ∼ 19:00 ○ 市谷支店 千代田区六番町1自治労会館内 外 壁 8:00 ∼20:00 9:00 ∼17:00 ―― ○ 霞が関支店 千代田区霞が関3-3-3全日通霞が関ビル内 外 壁 8:00 ∼21:00 9:00 ∼17:00 ―― ○ 全電通労働会館 千代田区神田駿河台3-6 OPEN 8:45 ∼19:00 ―― ○ 連合会館 千代田区神田駿河台3-2-11 OPEN 8:00 ∼21:00 9:00 ∼17:00 ―― ○ OPEN 9:00 ∼19:00 9:00 ∼17:00 ―― 全国教育文化会館エデュカス東京 千代田区二番町12-1 ―― ―― ネットワーク 世田谷区 世田谷支店 ―― ○ ○ ATM設置先 92 ネットワーク ATM設置先 都県・ 市郡名 千代田区 設置先名 住 所 平日 農林水産省 千代田区霞が関1-2-1中央合同庁舎第1号館B1F 企業内 8:00 ∼ 20:00 帝国ホテル 千代田区内幸町1-1-1 土曜 ―― 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット ―― ○ 企業内 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 豊島区 池袋支店 豊島区東池袋1-33-8 NBF池袋タワービル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 中野区 中野支店 中野区中野4-2-12三明ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 ―― ○ 練馬区 練馬区役所 練馬区豊玉北6-12-1 OPEN 8:45 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 文京区 港区 本郷支店 文京区小石川1-3-25 小石川大国ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 公益財団法人全労連会館 文京区湯島2-4-4 OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 田町支店 港区芝5-26-30専売ビル内 外 壁 7:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 新橋支店 港区新橋2-12-7 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 田町交通ビル 港区芝浦3-2-22 OPEN 7:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 電機連合会館 港区三田1-10-3 OPEN 7:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 交通ビル 港区新橋5-15-5 OPEN 8:45 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 港区役所 港区芝公園1-5-25 OPEN 9:00 ∼ 18:00 ―― 目黒区 目黒支店 ―― ―― 目黒区下目黒1-6-20明治安田生命目黒ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 昭島市田中町1-17 OPEN 9:00 ∼ 18:00 日本航空電子 昭島市武蔵野3-1-1 企業内 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 青梅市役所 青梅市東青梅1-10-8 OPEN 9:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼17:00 東芝青梅 青梅市末広町2-9 企業内 8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 清瀬市中里5-842 OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 小平市 ルネサスエレクトロニクス武蔵事業所 小平市上水本町5-20-1 企業内 8:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 狛江市 狛江市役所 狛江市和泉本町1-1-5 OPEN 8:30 ∼ 17:15 ―― 立川市 立川支店 立川市曙町2-38-5立川ビジネスセンタービル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 多摩市 多摩市役所 多摩市関戸6-12-1 OPEN 9:00 ∼ 18:00 9:00 ∼ 17:00 ○ 調布出張所 調布市小島町2-51-2寿ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 調布市役所 調布市小島町2-35-1 OPEN 8:00 ∼ 19:00 田無支店 西東京市田無町5-6-23 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 青梅市 清瀬市 清瀬市役所 調布市 西東京市 ―― ○ 昭島市役所 昭島市 ―― ―― ―― ―― ○ ○ ○ ○ ―― ○ OPEN 8:00 ∼ 19:00 八王子支店 八王子市元横山町2-1-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 八王子市役所 八王子市元本郷町3-24-1 OPEN 8:45 ∼ 18:00 ○ 羽村市神明台1-17-9 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 東久留米市 東久留米市役所 東久留米市本町3-3-1 OPEN 8:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 東村山市 東村山市役所 東村山市本町1-2-3 OPEN 8:45 ∼ 17:30 ―― ―― ○ 日野市神明1-12-1 OPEN 9:00 ∼ 17:30 ―― ―― ○ 日野市日野台3-1-1 企業内 9:00 ∼ 19:00 ―― ―― ○ 富士電機東京工場 日野市富士町1 企業内 9:00 ∼ 19:00 ―― ―― 府中支店 府中市府中町1-9京王府中1丁目ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 羽村市 西多摩支店 日野市役所 日野市 日野自動車本社 府中市 東芝ユニオンセンター 府中市東芝町1 日本電気府中事業場 府中市日新町1-10 町田市 町田支店 三鷹市 ―― ―― 西東京市役所保谷庁舎 西東京市中町1-5-1 八王子市 93 設置形態 ―― ―― ―― ○ ○ 企業内 8:45 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― ○ 企業内 9:00 ∼ 19:00 ―― ○ ―― 町田市森野1-26-21 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 三鷹支店 三鷹市下連雀4-15-30 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 三鷹市役所 三鷹市野崎1-1-1 OPEN 8:45 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 ○ 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ―― 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 土曜 武蔵野市 武蔵野市役所 武蔵野市緑町2-2-28 OPEN 8:00 ∼ 18:00 西多摩郡 IHI瑞穂 西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷468 OPEN 8:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 ―― 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット ―― ―― ○ 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 神奈川県 横浜支店 横浜市中区山下町24-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 戸塚支店 横浜市戸塚区戸塚町3983 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 杉田支店 横浜市磯子区新杉田町3-8 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 新横浜支店 横浜市港北区新横浜2-19-17 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 鶴見支店 横浜市鶴見区鶴見中央4-37-37-101 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 星川支店 横浜市保土ヶ谷区川辺町4-6 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 二俣川駅 横浜市旭区二俣川2-91-7 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 横浜市港南区上大岡西1-6-1ゆめおおおかビルB1F OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 相鉄線横浜駅 横浜市西区南幸1-5-1 相鉄線1F改札口脇 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 地下鉄関内駅 横浜市中区尾上町3-42地下1階市営地下鉄関内駅コンコース内 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 総合車両製作所 横浜市金沢区大川3-1 ○ 横浜市 上大岡 厚木市 企業内 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― KIホールディングス 横浜市戸塚区前田町100 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― ―― 京三製作所 横浜市鶴見区平安町2-29 企業内 9:00 ∼ 20:00 ―― ―― 東芝京浜 横浜市鶴見区末広町2-4 企業内 9:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 ○ 厚木支店 厚木市中町1-6-1-201 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 厚木市役所 厚木市中町3-17-17 OPEN 9:00 ∼ 18:00 ○ 綾瀬市早川550 OPEN 8:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 海老名駅 海老名市上郷1117 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 海老名市役所 海老名市勝瀬175 OPEN 8:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 小田原支店 小田原市本町2-1-23 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 小田原市酒匂6-2-1 企業内 9:00 ∼19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 小田原市国府津2880 企業内 9:00 ∼18:00 9:00 ∼ 14:00 ―― 鎌倉市大船2-17-39 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 川崎支店 川崎市川崎区東田町5-1 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 ○ 中原支店 川崎市中原区新丸子町915-14 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 ○ 川崎南支店 川崎市川崎区桜本1-13-14 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 ○ 新百合丘出張所 川崎市麻生区白山4-1-3-101 外 壁 8:00 ∼21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00∼ 19:00 ○ 川崎地下街 川崎市川崎区駅前本町26-2 OPEN 7:00 ∼23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00∼ 23:00 ○ 溝の口駅南口 川崎市高津区久本1-2-6溝の口駅前SKビル内 OPEN 7:00 ∼23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00∼ 23:00 ○ 東芝小向 川崎市幸区小向東芝町1 企業内 9:00 ∼18:00 ―― ―― ○ 東芝半導体 川崎市幸区堀川町580-1 企業内 9:00 ∼20:00 ―― ―― 小田原市 印刷局小田原工場 日立小田原 ―― 9:00∼17:00 8:00 ∼18:00(土曜出勤日のみ稼動) パイオニア川崎事業所 川崎市幸区新小倉1-1 企業内 富士通川崎 川崎市中原区上小田中4-1-1 企業内 8:00 ∼18:00 JFE話囲我舎 川崎市川崎区水江町6-1 企業内 9:00 ∼19:00 ―― ○ ―― ○ ―― ―― ○ ―― ―― ATM設置先 ネットワーク 鎌倉市 大船支店 川崎市 ○ 横浜駅東口ATMステーション 横浜市西区高島2-18-1そごう横浜B1入口前 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 綾瀬市 綾瀬市役所 海老名市 ―― 94 ネットワーク ATM設置先 都県・ 市郡名 川崎市 設置先名 平日 土曜 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 川崎市川崎区浮島町2-1 企業内 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 ―― 三菱ふそう 川崎市中原区大倉町10 企業内 9:00 ∼ 18:00 ―― 相模原支店 相模原市中央区清新4-4-8 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 相模原市中央区中央2-11-15 OPEN 9:00 ∼ 18:00 9:00 ∼ 17:00 ○ ―― ―― ○ 相模大野駅前 相模原市南区相模大野8-2-2 サンシティビル内 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 座間支店 座間市東原5-3-45 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 座間市緑ヶ丘1-1-1 OPEN 8:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 座間市 座間市庁舎 秦野市 設置形態 東芝浜川崎 相模原市 相模原市役所 茅ヶ崎市 住 所 キャンプ座間 座間市キャンプ座間米軍キャンプ座間内 企業内 8:00 ∼ 21:00 茅ヶ崎支店 茅ヶ崎市元町17-1 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 東邦チタニウム 茅ヶ崎市茅ヶ崎3-3-5 企業内 8:45 ∼ 18:00 9:00 ∼ 17:00 秦野支店 秦野市元町5-3 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 日鍛バルブ前 秦野市曽屋518 OPEN 8:00 ∼ 21:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼17:00 ○ ―― ―― ―― スタンレー電気秦野 秦野市曽屋400 企業内 9:00 ∼ 19:00 ―― ―― 日立神奈川第2 秦野市堀山下1 企業内 10:00 ∼ 18:00 ―― ―― 平塚支店 平塚市宮の前1-7 平塚宮の前ビル内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 平塚市 横浜ゴム平塚 ○ ○ 平塚市追分2-1 企業内 8:45 ∼ 19:00 ―― ―― 古河電気工業 平塚市東八幡5-1-9 企業内 8:00 ∼ 19:00 ―― 9:00∼19:00 (日曜非稼動) ○ 藤沢支店 藤沢市鵠沼花沢町1-1-101 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 藤沢市役所 藤沢市藤沢115-1 OPEN 9:00 ∼ 18:00 9:00 ∼ 14:00 ―― ○ 三浦市城山町1-1 OPEN 8:00 ∼ 18:00 ―― 南足柄市関本591-1 ヴェルミ3内 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 大和市中央2-1-1 OPEN 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼ 23:00 7:00 ∼23:00 ○ 横須賀支店 横須賀市米が浜通り1-6-5 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 横須賀市民病院 横須賀市長坂1-3-2 OPEN 9:00 ∼ 18:00 9:00 ∼ 17:00 横須賀市役所 横須賀市小川町12 OPEN 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼17:00 ○ 全駐労会館 横須賀市本町2-2 OPEN 8:00 ∼ 20:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼17:00 ○ 愛甲郡 愛川支店 愛甲郡愛川町中津3401-4 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 高座郡 寒川 高座郡寒川町宮山165 OPEN 8:45 ∼ 19:00 9:00 ∼ 17:00 9:00 ∼17:00 ○ 藤沢市 三浦市 三浦市役所 南足柄市 大雄山支店 大和市 大和駅 横須賀市 都県・ 市郡名 設置先名 住 所 設置形態 平日 ―― 土曜 ―― 視覚障がい者用 日曜/祝日 ハンドセット 山梨県 甲府市 甲府支店 甲府市相生2-7-17 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 富士吉田市 富士吉田支店 富士吉田市上吉田965-4 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 南アルプス市 南アルプス支店 南アルプス市桃園1732-5 外 壁 8:00 ∼ 21:00 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 ○ 山梨市 山梨市役所 南都留郡 シチズンセイミツ 95 山梨市小原西843 山梨市役所東館横 OPEN 8:00 ∼ 19:00 9:00 ∼ 19:00 9:00 ∼19:00 南都留郡富士河口湖町船津6663-2 企業内 8:45 ∼ 18:30 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ―― ―― ネットワーク ATM設置先 96 さくいん 労働金庫の統一開示項目一覧 ○貸出金の使途別内訳(期末残高・同構成比)・・・・・・・ 62 労働金庫法第94条第1項において準用する 銀行法第21条の規定に基づく開示項目 ○貸出金の業種別内訳(期末残高・同構成比)・・・・・・・ 62 ○預貸率(期末値・期中平均値)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 ④有価証券に関する指標 ○商品有価証券の種類別の平均残高 ・・・・・・・・・・・・・・・ 63 ○有価証券の種類別・残存期間別の残高 1 金庫の概況及び組織に関する事項 [1]事業の組織 ○有価証券の種類別の平均残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 [2]理事及び監事の氏名及び役職名 [3]会計監査人の氏名または名称 [4]事務所の名称及び所在地 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 ○預証率(期末値・期中平均値)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83∼86 4 金庫の事業の運営に関する事項 [1]リスク管理の体制 [2] 法令遵守の体制 2 金庫の主要な事業の内容 ・・・・・・・・・・・ 63 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23∼28 3 金庫の主要な事業に関する事項 [1]直近の事業年度における事業の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15∼16 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11∼14 [3] 地域の活性化のための取組の状況 ・・・・・・・・・・・・ 17∼20 5 財産の状況に関する事項 (2事業年度) ・・・・・・・・・・・・・ 5∼6 [2]主要な事業の状況を示す指標(5事業年度) [1]貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 [2] 損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 ○経常収益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 [3] 剰余金処分計算書 ○経常利益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 [4] 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 6 ①破綻先債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ②延滞債権 ○純資産額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ③3カ月以上延滞債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ○総資産額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ④貸出条件緩和債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ⑤合計額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 [5] 自己資本の充実の状況 6 [6] 有価証券 6 [7] 金銭の信託 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 [8] 労働金庫法施行規則第86条第1項第5号に掲げる取引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ○当期純利益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○出資総額・出資総口数 ○預金積金残高 ○貸出金残高 ○有価証券残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○単体自己資本比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○出資に対する配当金 ○職員数 [3]事業の状況を示す指標(2事業年度) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ○業務粗利益及び業務粗利益率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46∼56 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 (デリバティブ取引等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 [9] 貸倒引当金(期末残高・期中増減額)・・・・・・・・・・・・・・・ 41 [10] 貸出金償却の額 ①主要な業務の状況を示す指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 [11] 会計監査人の監査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 ○資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支 ・・ 45 ○資金運用勘定ならびに資金調達勘定の平均残高、 利息、利回り及び資金利鞘 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ○受取利息及び支払利息の増減 ○総資産経常利益率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ○総資産当期純利益率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ②預金に関する指標 [1]金庫及び子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成 ・・ 64 [2] 金庫の子会社等に関する事項 ○名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ○主たる営業所または事務所の所在地 ○資本金または出資金 ・・・・・・・・・・・・・ 64 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ○預金の種類別内訳(平均残高)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 ○事業の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ○定期預金の固定金利・変動金利別内訳(期末残高)・・・・・・ 60 ○設立年月日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ③貸出金に関する指標 ○貸出金の科目別内訳(平均残高)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 ○貸出金の固定金利・変動金利別内訳(期末残高)・・・ 61 ○貸出金・債務保証見返勘定の担保種類別内訳(期末残高)・・・ 61 97 6 金庫及び子会社等の概況に関する事項 中央労働金庫 ディスクロージャー2015年版 ○金庫が保有する子会社等の株式等の議決権の総数等に 占める割合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ○金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の 子会社等の株式等の議決権の総数等に占める割合 ・・・・・・ 64 7 金庫及び子会社等の主要な事業に関する事項 [1]直近の事業年度における事業の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・ 64 [2]主要な事業の状況を示す指標(5事業年度) ○経常収益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ○経常利益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ○当期純利益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 [5]職員の状況 [8] 出資配当等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○総資産額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 [2]利益率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 [2]連結損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69 [3]連結剰余金計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 [4]貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ①破綻先債権 ②延滞債権 [3] 常勤役職員一人あたりの預金残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ・・・・・・・・・・・・・・・ 45 3 資金調達 [1]財形貯蓄残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 4 その他の業務 [1]手数料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29∼30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 5 その他 ③3カ月以上延滞債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 [1]沿革・あゆみ ④貸出条件緩和債権 [2] 商品・サービスの説明 ⑤合計額 6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 [4] 常勤役職員一人あたりの貸出金残高 [1]連結貸借対照表 6 2 経理・事業内容 [1]業務純益 8 金庫及び子会社等の財産の状況に関する事項 (2事業年度) 6 87∼95 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [7] 会員数内訳 ○純資産額 ○連結自己資本比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [6]自動機設置状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 [5]連結自己資本の充実の状況 [6]連結決算セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71∼80 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 [3] 生活応援運動の取組 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23∼28 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 [4]社会的責任と貢献活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17∼21 [5] トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 [6] 当金庫の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 [7]全国労金の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律 第7条の規定に基づく「資産の査定の公表」 ※本誌は労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第21条(業務及び財 [1]破産更生債権及びこれらに準ずる債権 [2]危険債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 [3]要管理債権 [4]正常債権 ・・・・・・・・・・・・・ 41 産の状況に関する説明書類の縦覧等)の規定及び金融機能の再生のための緊 急措置に関する法律第7条(資産の査定の公表)の規定に基づいて作成した ディスクロージャー誌です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 ※本誌に記載した計数等は原則として表示単位未満の端数を切り捨てています。 また、諸比率・諸利回りは原則として小数点第3位を切り捨てて第2位まで を表示しています。このため、内訳の合計と合計欄・小計欄などが一致しな いことがあります。 ろうきんの自主開示基準 ※期中増減額(比率)、諸利回り、諸比率の算出にあたっては原則として各表に 表示した端数処理後の計数を使用しています。 さくいん 1 概況等 [1]事業方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7∼8 [2]役員の所属団体等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 [3]代表理事・常勤役員・参事の兼職の状況 [4]役員の報酬 ・・・・・・・・・・・ 32 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 さくいん 98 中央労働金庫 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-5 ☎03-3293-1611(代) 0120-86-6956 http://chuo.rokin.com この冊子はFSC ® 認証紙および 環境にやさしい植物油インキを 使用しています。また印刷工程 で有害廃液を出さない水なし印 刷方式で印刷しています。