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「ホメオパシー」についての会長談話の公表
内閣 記者会 、経 済 研究会 、文部 科学 記者 会 、 厚 生 労働 記者会 、厚生 日比谷 ク ラ ブ、労政記者会 へ 貼 り出 し 学 術 記者会 へ FAX送 付 平成 22年 8月 24日 内閣府 日本学術 会議 「ホ メオパ シー 」 についての会長談話の公表 本 日、標記 談話を別 添 のとお り発表 しましたので、お知 らせ します。 なお、日本学 術会議ホーム ページにも掲載 しています ので御参照ください。 ※ ホームページのURLは 以下のとおりです。 会長談話 httpプ /www.sd.gojpん aん nfo/kohyo/pdf/kohyo-21-d8.pdf (本 件 に関する問い合わせ先) 内閣府 日本学術会議 副会長 唐木 英明 電記::3403-2918 FAX: 3403-1202 内閣府 日本学術会議事務局企画課長 清水 誠 電話 :3403-2860 FAX:3403-1260 「ホメオパシー」についての会長談話 ホメオパシーはドイツ人医師ハーネマン(1755 - 1843 年)が始めたもので、レメディー(治療 薬)と呼ばれる「ある種の水」を含ませた砂糖玉があらゆる病気を治療できると称するものです。 近代的な医薬品や安全な外科手術が開発される以前の、民間医療や伝統医療しかなかった時代に 欧米各国において「副作用がない治療法」として広がったのですが、米国では 1910 年のフレク スナー報告に基づいて黎明期にあった西欧医学を基本に据え、科学的な事実を重視する医療改革 を行う中で医学教育からホメオパシーを排除し、現在の質の高い医療が実現しました。 こうした過去の歴史を知ってか知らずか、最近の日本ではこれまでほとんど表に出ることがな かったホメオパシーが医療関係者の間で急速に広がり、ホメオパシー施療者養成学校までができ ています。このことに対しては強い戸惑いを感じざるを得ません。 その理由は「科学の無視」です。レメディーとは、植物、動物組織、鉱物などを水で 100 倍希 しんとう 釈して振盪する作業を10数回から30回程度繰り返して作った水を、砂糖玉に浸み込ませたも のです。希釈操作を30回繰り返した場合、もともと存在した物質の濃度は10の60乗倍希釈 されることになります。こんな極端な希釈を行えば、水の中に元の物質が含まれないことは誰も が理解できることです。 「ただの水」ですから「副作用がない」ことはもちろんですが、治療効果 もあるはずがありません。 物質が存在しないのに治療効果があると称することの矛盾に対しては、 「水が、かつて物質が存 在したという記憶を持っているため」と説明しています。当然ながらこの主張には科学的な根拠 がなく、荒唐無稽としか言いようがありません。 過去には「ホメオパシーに治療効果がある」と主張する論文が出されたことがあります。しか し、その後の検証によりこれらの論文は誤りで、その効果はプラセボ(偽薬)と同じ、すなわち 心理的な効果であり、治療としての有効性がないことが科学的に証明されています 1 。英国下院科 学技術委員会も同様に徹底した検証の結果ホメオパシーの治療効果を否定しています 2 。 「幼児や動物にも効くのだからプラセボではない」という主張もありますが、効果を判定する のは人間であり、「効くはずだ」という先入観が判断を誤らせてプラセボ効果を生み出します。 「プラセボであっても効くのだから治療になる」とも主張されていますが、ホメオパシーに頼 ることによって、確実で有効な治療を受ける機会を逸する可能性があることが大きな問題であり、 時には命にかかわる事態も起こりかねません 3 。こうした理由で、例えプラセボとしても、医療関 係者がホメオパシーを治療に使用することは認められません。 ホメオパシーは現在もヨーロッパを始め多くの国に広がっています。これらの国ではホメオパ Shang A et al. Are the clinical effects of homoeopathy placebo effects? Comparative study of placebo-controlled trials of homoeopathy and allopathy. Lancet 2005; 366: 726 2 Evidence Check 2: Homeopathy 2010. 2.8 http://www.publications.parliament.uk/pa/cm200910/cmselect/cmsctech/45/45.pdf 3 ビタミンKの代わりにレメディーを与えられた生後2ヶ月の女児が昨年10月に死亡し、 これを投与した助産婦を母親が提訴したことが本年7月に報道されました。 1 シーが非科学的であることを知りつつ、多くの人が信じているために、直ちにこれを医療現場か ら排除し、あるいは医療保険の適用を解除することが困難な状況にあります 4 。またホメオパシー を一旦排除した米国でも、自然回帰志向の中で再びこれを信じる人が増えているようです。 日本ではホメオパシーを信じる人はそれほど多くないのですが、今のうちに医療・歯科医療・ 獣医療現場からこれを排除する努力が行われなければ「自然に近い安全で有効な治療」という誤 解が広がり、欧米と同様の深刻な事態に陥ることが懸念されます。そしてすべての関係者はホメ オパシーのような非科学を排除して正しい科学を広める役割を果たさなくてはなりません。 最後にもう一度申しますが、ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されています。そ れを「効果がある」と称して治療に使用することは厳に慎むべき行為です。このことを多くの方 にぜひご理解いただきたいと思います 5 。 平成22年8月24日 日本学術会議会長 金 澤 一 郎 WHO は世界の一部の国でホメオパシーが広く使用されている現実に配慮して、その治療効果 には言及せずに、安全性の問題だけについての注意喚起を行っています。 http://www.who.int/medicines/areas/traditional/prephomeopathic/en/index.html 5 ホメオパシーについて十分に理解した上で、自身のために使用することは個人の自由です。 4 ホメオパシー 説明資料 2010口 8.24 ホメオパシー ドイツ人医師ハーネマン(1755‐ 1843 「病気と同じ症状 年 )が 始めた民間療法。 を出す物質は薬 になる」という仮説 に基 「同種療法」とも呼ばれる。 づくもので、 治療に使うのはレメディー (治 療薬)と 呼ぶ「ある種の 水」 を含ませた砂糖 玉で、これがあらゆる病気を治療 できると称する。 有効な薬品も安全な手術もなく、鴻血や水銀、砒素の 大量投与などの危険な方法が有効な治療として使わ れていた時代に、ホメオパシーは安全な治療法として、 フランス、英国、そして米国に広まり、その後世界 に広 まった。 2 レメディー (治 療薬 ) 植物、動物組織、鉱物などを水で100倍 希釈して振 盪する作業を10数 回から30回 程度繰り返して作つ た水を、砂糖 玉に漫み込ませたもの。 希釈操作を30回 繰り返した場合、物質の濃度は 10 の60乗 倍希釈される。すなわち、水の中に元の物 質 は含まれない。 「ただの水」 「副作用 がない」ことはもちろん、 だから 「治療効果もあるはずがない」との疑間 については、 「物質が存在した記憶を水が持つている」 と主張。 nttrc 締 ReF● ● ● ● “ `● Human basophn degramulation triggered by vew d‖ ute antiserum against IgE <ホ メオ パ シーの 科 学 的証 明 といわ れ た論 文 > 「きわめて低濃度のlgE抗 血清により引き起こされたヒト好 塩球の脱顆粒」 Natureは 再現実験の実施を条件に論文 を掲載した。しかし再現実験は成功せず、この論文が誤り であること力` 確定した。 4 2 <臨 床試験 の結果 のまとめ > ホメオパシーの効果はプラセボ (偽 薬 )と 同じ Lancet 2005;366:726-32 、 Are the c:inka:effects of homoeopathy p:acebo effects7 Compant市 e study of口 acebO‐ COntrdに d trhL of homoeopathy and a‖ opathy A,n:ヽ c'り に■n ソ,■ 「 HI"J● lP,i ndaヽ o■ ● :tt r″ η:ヽ i tllm[,9,G"い 'A■ tmi[● ■ ,J'F渕 ,「 M■ 1い Ю l,:′ ' Summary は kground Hall― p■ th,“ ぃld4 u“ わul● 耐 (ermsOrh_。 。 。Pathk remedⅢ 贈 m im口 au● ble BⅢ in thc(ondm and roportltt ori"a:s、 こP、 い OPLnaumfOrposmtcnndlttordisormh homt_p■ t卜 and “ co● entlKld modK■ tt Wea祠 ,3“ mal,of 0口 medidne and ettmated treatmen: “ homompaⅢ and ccln、 輌 【もin tn」 s:ost hLc卜 腱 thod5 PLccbo(o● toい … a“κtFd b blag :rollcd ina卜 (fhomm"昴 、ぃcr ido■ rFdい こ(Omp日Lnsi、 ご:itantuFC Ilt・a【 hい hlch ●b■ sG rrcrcMci“ s of ttc● ant Paper and conucts、 s in conscn¨ ロ mcdrlne maに hed:o homocopah tnals For di"rder and t● pc oF out〔 田腱 "h opct TH」 om the "crc nndon… C∝ httne C∞ tromed Tds R● s"゛ ,Sue 1 2ul)● a● Ю品 "ere ctracted ln dupliate and oul〔 odds ndtls belぃ l indiOta礫 nJlt Tttls愚 (“ bed as dotlb10blind、 ith adcquat nndm■ "ns(oded ●Onぃ で d lo腱 o「 hlghcr mtthoddり 〔 」quaぃ BLSt・ rmsぃ cr。 mined in ftlnnd tts and Rlt● ta regttslon "assu― mttL (o crcd 19 dcctAlnl(d■ F■ l “ nndn9s llo homocopaヽ tulS ind l10 r口 にhed(omendmttmedlclne● 出 、ere am卜 Sed慟 erぃ出an stu● 7c has 65 Pllは i"nts(ran8Cに n lo:5'■ 2:ho… th■ ti」 s(1螺 )and lllnr 18%〕 (on、 mtimdndに ll10 inals "旧 “ nuO was o 88(9596C10`■ 1 191 ror h。 _P.Itい (d曲 口 ,and 0 5810〕 ゝ 0 851 fo=(¨ ヽ Cn● o回 m“ ki腱 (s● lnals) ホメオ パ スの 主 張 と反論 (1) 同種療法」:病 気と同じ症状を出す物質は薬にな る 魔術や呪術の一つに過ぎず科学的根拠なし 0「 ・ 「希釈・振 とうするほど有効、 を水が持つている」 ブ ト 科学的で、荒唐無稽 ロンドンでコレラの , 患者 の居住地域や健康状態等 の差に過ぎない ・ 「Nature誌 掲載論文で科学性 が証明された」 この 論文 は再現性 がなかった (間 違いだつた) ・ 「治療効果があることを示す論文がある」 これら の論文 は誤りで効果 がないことが証明されている 6 3 ホ メオパ ス の 主 張 と反論 (2) 「幼児や動物にも効くのだからプラセボではない」 ・ 効果を判定する人間の先入観が判断を誤らせる ・ 「病状の悪化ではなく好転反応」 病人が適切な 「好転 治療をしなければ病状は悪化する。これを 「良くなる前にはいったん悪くなる と呼んで、 反応」 とごまかす。こうして患者 は治療の機会を ものだ」 失うこともある。 「副作用 がない 自然な治療法」「ただの 水 」だか ・ ら副作用も効果もないのは 当然 。これを信 じて有 効な治療を拒否すれ ば 患者 の 大きな不利益 に。 7 扁脚 ■ 薪惚誦鳳鳳 ld olsc enCe p¨ ==End Homeopathy on NHS,1.Say British MPs = mt.口 In a ‐ ol _出 岬Щ __ _ thl Unned K ngdOm s House or cOnlmons Sclence and Technolo9,COmm“ dec ded that honllopath,s nOth n9 mOre than a placebo and shouldぃ Semce as“ has been s nce ns nce,On n 1948 The pane also reconiniended thatthe l"dに Heanhcare p「 oducts Re9u atoら homeopathic medicalons that ha′ tee has ot b,pro,ded b,the llat onal Heanh lnes and Agency― the U K drug safetv″ atchdOg_shou d stop hcensin9 overthe countei e not demonstrated the"eFectreness n「 andom zed contrO‖ edt口 asle a‖ oftheml 英国下院科学技術委員会は、2010年 2月 、ホメオパ シーはただのプラセボ (偽 薬)で 、更なる調査や研究の 必要はないと完全否定。国民健康保険制度NHSで ホ メオパシーを扱うべきではないと結論。NHSは 1948年 からホメオパシーを扱つている。 4 Celesmphoc。 .uk Hea:th News Hea:th Advice Diet and Fitness Homeopathy is witchcraft,say doctors HollleOpath、 15'w ichcrai clnd tlle l‐ lat ollal Heath Serン ce shoに 「,ledlcal Assoclat O11 1las(」 │1lJ rlot pa、 101 e(]lcll e([1 英国医学会 (BMA) もまた、ホメオパシー 「魔術」 であり、国 は 民健康保険 NHSの 対象にすべきではな いと宣言 Homeopathy remains on NHS ● Sh3時 013.=団 R==□ H o nl,1コ pathン │∵ ill colnti11し le b陸 6 lo be a,3113ble O1l th=1lHS despite an inlし lelltial healtil oolllllnittee condellnning it as llledic El‖ ,. unp「 o7en lepolted Tlie aa l) releじ :301, T1lF・ 1l e、 s ell e「 13paper to9ether,∵ ith al other 11ledi3 0utletB 1113= ・porti119 the Departl11=1110f 「 ・ Healtl,s「 es pl」 lnse to a repO威 b) the H● u5,of Ool1111lons cro5s‐ party Seい ct Colmol"te,oo ScielRce and Tecl〕 1loloO,. publ1311ed in Feb「 tl a「 ン しかし英国政府は 7月 、ホメオパシー には科学的根拠が 乏しいことは認め つつ、地域医療で は需要があり、保 険適用を直ちに廃 止すると混乱が起 こることなどの理 由で、この勧告を 退ける方針を示し た。 http:rr― .nhs.uunews′ 2010riu:y07′ pages′ nhs¨ homeopathy.aspx 5 日本 の 事情 1997年 ∼ ハーネマンアカデミー、日本ホメオパシー 振 興会設 立 (永 松昌泰氏) 1998年 ∼ 日本ホメオパシー医学協会、ロイヤル・アカ デミー・オブ・ホメオパシー、日本ホメオパシー財団設 立 (由 井寅子氏) ホメオパス養成校・レメディー販売会社・ホメオパシー関 連学協会等の設立で大きなビジネス化、ホメオパシー関 係の出版物・これを取り上 げる週刊誌などの増加、診療 に取り入れる医師・歯科医師・獣医師・助産師 口 看護師 などが増加、しかし被害も批判も表面化しなかつた。 そして2010年 、ホメオパシーによる被害が表面化した 11 宣伝本 の 氾濫 医療 での利用 ノlヽ / `/」 ノ ヽノ ごf` ボ 避堀 朧 │` L` レ ゝ \ ,拠 _ の原因から治す 卜 下 :.1墨 日□■‐ 土 哩 警u訂「んヵ 、 ` 6 レメディーは通販で購入できる 基本キット ホメオバシ ージャバン株 式会社 またカスタマー レビューはありません。最初の レビューを1 ヽ で 在 庫あ り。在庫状況につし この商 品 は、ホメオ バ シ ー ジャ バ ン株 式 会 社 が販売 し、Ama■ onoco.iDが 発 選 しま す。 返品 については出品者 のリンクからこ確認 くた乱 1. 「 お急 ぎ 2010r8′ 15日 曜 日 にお届 けしま す L今 から21時 FBlと 47■ 以内 に 優」または「当日 お急 ぎ優」オプション F科 た 選 lRし て確 定 されたこ注文 が対象 です。言 羊しくはこちら 学校見学随時受付中 9月 開講 5期 生募 i眺 Oご責 91111 ° 1軍 」 Ff R■ ll卜 とは ?≫ 毎年、新たなホメオパシー 伝道者 (ホ メオパス)が 養成 されている ! 甥 m lv有′摩 11:た 、 」 [111.薇 ● A● an● 7 乳児死亡事件の発覚 ビタミンK不 投 与 で乳 児 死 亡 母 親 が 助 産 師 提 訴 山 口市の助産師 (43)が 、出産を担当した女児に、母親 「 自然治癒力を促す」と に無断で、ビタミンKの 代わりに いう錠剤を与え、この女児は生後2か 月で死亡していた。 助産師は自然療法の普及に取り組む団体に所属してお り、錠剤 はこの団体が推奨するものだつた。 新生児や乳児は血液凝固を補助するビタミンKを 十分 生成できないことがあるため 、厚労省はビタミンKを 経 ロ 投与するよう指針で促している。 「植物などを希釈した液体を砂糖 玉にしみ こませ 錠剤 は たもの。自然治癒力が揺り動 かされる」 という (2010年 7月 9日 読売新聞) 15 乳児死亡事件 の 大きな反響 ‖ 1わ れる真偽 ホメオバ シー療法 . 8 ビタミンK2投 与を 周産期・新 生児 医学会が緊 朝日新聞2010年 明 6日 急声明 日本周産 期 日 新 生児 医学会 (理 事長 =田 村正徳・埼 玉 医科大総合医療センター教授 )は 5日 、新 生児の頭蓋 内出血 を防ぐため、ビタミンK2シ ロップ投与の重要性 を再確認するよう、会員の産婦人科医や小児科医、助 産師らに求める緊急声明を出した。 代替療法「ホメオパシー」 を実践する一部 の助産師が 、 「レメディー」と呼ばれる砂糖玉を渡 シロップの代わりに し、新 生児が死亡し訴訟になったことを受けた。緊急声 明は長妻昭・厚生労働相にも提出、厚労省として積極 的に指導するよう求 めた。 17 ! ホメオパシーを利用している人の 中で、病 気が悪化して死亡する例が相次 いでいる。 通常 の 医療は末期になるまで受けていな かつた。東京では5月 、国立市 の女性 (当 時43)が 、がんで死亡した。 埼 玉でも昨年5月 、男児 (同 生後 6カ 月)が 死亡した。 (長 野岡 岡崎明子) 1、 朝 日新 聞 2010年 8月 通常 の医療行為 を拒否 他 にも問題 が 11日 9 ホメオパシー (ま とめ ) 1)ハーネマン(1755¨ 1843江 戸末期)の 時代は近代医 学誕生以前であり、非科学性の認識 はなかつた。 2)科 学・技術の発展と教育 の充実のなかでその非科学性 が認識され、近代医療に移行する過程で一旦は衰退した。 3)し かし自然回帰志向の 中で信者が再び増えて、関連 の 商売も増え、問題が起 こっているが、欧米では規制困難。 4)一 部の「近代医療拒否」という 「宗教的」指導と、症状悪 「好転反応」 と強弁する態度が問題を引き起 こした。 化を 「信者」 5)日 本はまだ欧米ほど が 多くない。欧米のように 手がつけられなくなる前に対応が必要。 19 10