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システムアップデート機能については、こちら(PDFファイル)
EFI Fiery Color Server for the DocuColor 5000 Digital Press システムアップデート手順説明書 EFI Fiery Color Server for the DocuColor 5000 Digital Press(以下、「Fiery EX50 カ ラーサーバー」と略す)では、定期的にリリースされる「Microsoft Securityパ ッチ(以下、「MSパッチ」と略す)」や、不具合を修復する「Fieryパッチ」を、 システムアップデート機能を使用してインストールします。 本書では、システムアップデートの手順について説明しています。 ~ 目 次 ~ 1.システムアップデート方法について .......................................... 2 2.方法 1 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 Fiery EX50 カラーサーバーでダウンロードする ....................... 3 システムアップデートを設定する ....................................... 3 キューを使用不可にする ............................................... 4 システムアップデート設定画面を開く ................................... 6 ダウンロード&インストールをする ..................................... 6 キューを使用可能にする ............................................... 8 インストールしたアップデート情報を確認する .......................... 10 3.方法 2 クライアント PC でダウンロードする ................................ 11 3.1 ダウンロード用サイトからダウンロードする ............................ 11 3.2 ダウンロードした「MS パッチ」をインストールする ...................... 13 3.3 ダウンロードした「Fiery パッチ」をインストールする ................... 15 1 1.システムアップデート方法について システムアップデートを実施するには、以下の2つの方法があります。設置環 境に合わせて選択してください。 方法1:Fiery EX50 カラーサーバーでダウンロードする 利点は、最新のアップデート情報のチェック、およびインストール作業 が容易であることです。 ダウンロード用サイト アップデート情報 Internet ※Fiery EX50 カラーサーバーのシステムアッ プデート機能を使用して、ダウンロード用サ イトにアクセスし、アップデート情報をダウ ンロード&インストールする。 (プロキシサーバー経由による接続可) Fiery EX50 カラーサーバー 方法2:クライアントPCでダウンロードする 利点は、Fiery EX50 カラーサーバーをグローバルネットワークに接続 する必要がないことです。 ダウンロード用サイト アップデート情報 Internet クライアント PC アップデート情報 Fiery EX50 カラーサーバー 2 ※Fiery EX50 カラーサーバーの WebTools を使用 して、ダウンロード用サイトにアクセスし、ア ップデート情報をクライアント PC にダウンロ ードする。 ※クライアント PC にダウンロードしたアップデ ート情報を Fiery EX50 カラーサーバーにコピ ーして、インストールする。 2.方法1 Fiery EX50 カラーサーバーでダウンロードする Fiery EX50 カラーサーバーで、アップデート情報を直接ダウンロード、インス トールする手順を説明します。 補足: システムアップデート機能を使用するためには、Fiery EX50 カラーサーバーでインターネ ット接続を設定しておく必要があります。 注記: アップデートを自動的にダウンロード、およびインストールする機能は、使用しないでくだ さい。 2.1 システムアップデートを設定する システムアップデートは、以下のどれかの方法で設定できます。設定内容につ いては、マニュアル「設定管理」を参照してください。 ■クライアントPCから設定する場合 ・Command WorkStation [サーバ]>[設定]>[サーバ]>[システムアップデート] ・WebTools [設定]>[Configure起動]>[ログイン]>[サーバ]>[システムアップデート] ■Fiery EX50 カラーサーバーで設定する場合 ・Command WorkStation [サーバ]>[設定]>[サーバ]>[システムアップデート] ・WebTools [設定]>[Configure起動]>[ログイン]>[サーバ]>[システムアップデート] ・Fieryバー(右クリック) [Fiery設定]>[一般設定]>[システムアップデート] ・Fieryアイコン(右クリック) [Fiery設定]>[一般設定]>[システムアップデート] ・Windowsメニュー [スタート]>[すべてのプログラム]>[Fiery]>[System Updates] 注記: 設定は、OS再起動後に有効となります。 3 2.2 キューを使用不可にする システムアップデート中に、クライアントPCから印刷されることを防ぐため、 すべてのキューを使用不可にします。 1. Command WorkStationで、[サーバ]>[設定]を選択します。 2. Fiery Configureで、[プリンタ]>[一般]を選択します。 4 3. [直接接続開放][印刷キュー開放][待機キュー開放]のチェックを外し、 [適用]をクリックします。 4. [リブート]をクリックします。 補足: Fiery EX50 カラーサーバーがリブートしたら、Windowsにログインして、Fieryバーに[使 用可能]と表示されるまで待ちます。 5 2.3 システムアップデート設定画面を開く システムアップデート設定画面は、以下の方法で開きます。 ・タスクバーに表示されるシステムアップデートアイコンをクリックする。 ・ [スタート]>[すべてのプログラム]>[Fiery]>[System Updates]で[今 すぐ確認]ボタンをクリックする。 2.4 ダウンロード&インストールをする 1. インストールするパッチを選択して、[インストール]をクリックします。 注記: MSパッチをインストールの対象外にすることはできません。 6 2. インストール確認画面が表示されるので、[OK]をクリックします。 3. インストールが完了すると、完了画面が表示されるので、[OK]をクリッ クします。 4. OS再起動の確認画面が表示されるので、 [今すぐ再起動]をクリックします。 注記: 複数回OS再起動する場合があります。 7 2.5 キューを使用可能にする クライアントPCからFiery EX50 カラーサーバーへ印刷できるようにするため、 すべてのキューを使用可能にします。 1. Command WorkStationで、[サーバ]>[設定]を選択します。 2. Fiery Configureで、[プリンタ]>[一般]を選択します。 8 3. [直接接続開放][待機キュー開放][印刷キュー開放]のチェックをつけ て、[適用]をクリックします。 4. [リブート]をクリックします。 補足: Fiery EX50 カラーサーバーがリブートしたら、Windowsにログインして、Fieryバーに[使 用可能]と表示されるまで待ちます。 9 2.6 インストールしたアップデート情報を確認する インストールしたアップデート情報は、以下の方法で確認できます。 ・Command WorkStationで設定情報ページを印刷し、更新情報を見る。 注記: インストールしたパッチのIDを確認できます。 ・ [スタート]>[すべてのプログラム]>[Fiery]>[System Updates]>[今 すぐ確認]をクリックして「システムアップデート設定画面」を開き、履歴 タブをクリックする。 注記: パッチをインストールした時刻や内容を確認できます。 注記: MSパッチは、 [スタート]>[コントロールパネル]>[プログラムの追加と削除]で確認 することも可能です。 10 3.方法2 クライアントPCでダウンロードする クライアントPCでアップデート情報をダウンロードし、Fiery EX50 カラーサ ーバーにインストールする手順を説明します。 補足: クライアントPCでアップデート情報をダウンロードするためには、クライアントPCをイン ターネット接続できるように設定しておく必要があります。 3.1 ダウンロード用サイトからダウンロードする クライアントPCで、Fiery EX50 カラーサーバーのWebToolsを使用します。使 用方法については、マニュアル「ユーティリティ」を参照してください。 1. [設定]タブで、[製品アップデート情報確認]をクリックします。 11 2. ダウンロードサイトへのアクセスが成功すると、アップデート情報が表示 されるので、ダウンロードするファイルの名前をクリックします。 注記: WebToolsで接続しているFiery EX50 カラーサーバーにインストール済みのアップデート 情報は表示されません。 3. [保存]をクリックします。 4. アップデート情報を保存する場所を指定し、[保存]をクリックします。 補足: Fiery EX50 カラーサーバーに必要なアップデート情報は、すべて同じ手順でダウンロード してください。 12 3.2 ダウンロードした「MSパッチ」をインストールする クライアントPCにダウンロードしたアップデート情報(MSパッチ)をFiery EX50 カラーサーバーにインストールします。 補足: アップデート情報をあらかじめFiery EX50 カラーサーバー にコピーしておいてください。 以下に、MSパッチの適用例を示します。 1. Fieryバーに「使用可能」と表示されていることを確認します。 2. パッチファイルのアイコンをダブルクリックします。 3. [実行]をクリックします。 4. [はい]をクリックします。 13 5. [次へ]をクリックします。 6. [I Agree]を選択して、[次へ]をクリックします。 14 7. [完了]をクリックします。 補足: インストールしたパッチ情報は、OS再起動後に確認できます。このため、 OS再起動を要求されない場合でも、再起動することをお勧めします。 ※パッチ情報の確認方法は、「2.5 インストールしたアップデート情報を確認する」を参照 してください。 3.3 ダウンロードした「Fieryパッチ」をインストールする クライアントPCにダウンロードしたアップデート情報(Fieryパッチ)をFiery EX50 カラーサーバーにインストールします。 補足: アップデート情報をあらかじめFiery EX50 カラーサーバーにコピーしておいてください。 以下に、Fieryパッチの適用例を示します。 1. Fieryバーに「使用可能」と表示されていることを確認します。 2. パッチファイルのアイコンをダブルクリックします。 15 3. [Next]をクリックします。 4. [Accept]をクリックします。 16 5. Fiery EX50 カラーサーバーへのログインパスワードとホスト名(サーバー 名)を入力して、[Connect]をクリックします。 ログインパスワードの初期値は、「Fiery.1」です。パスワードはアスタリスク で表示されます。 6. [Download]をクリックします。 17 7. [Next]をクリックします。 8. [Reboot]を選択して、[完了]をクリックします。 補足: インストールしたパッチ情報は、OS再起動後に確認できます。このため、OS再起動を要求 されない場合でも、再起動することをお勧めします。 ※パッチ情報の確認方法は、「2.5 インストールしたアップデート情報を確認する」を参照 してください。 著作者 発行者 18 富士ゼロックス株式会社 富士ゼロックス株式会社 発行年月 2009 年 2 月 第 2 版