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2014/3/10
[FRIENDS IN KOBE CITY]
神戸市在住外国人
神戸市在住外国人の
外国人の災害リスク認識と防災対策についての研究
プロジェクト成果報告
神戸リスクマネジメントコミュニティー (KOBE RMC)
神戸大学大学院国際協力研究科
平成26年
日
平成 年 2月28日
事業のねらい
阪神淡路大震災の経験や神戸市・灘区の防災関連情報をイベントや
教材を通して提供することにより、神戸市在住外国人の防災術を向
上させること。
外国人留学生と日本人学生が共に活動する場を設け、得られた
留学生のフィードバックを神戸市・灘区の防災対策に提供すること。
外国人向けの防災・減災啓発教材を開発すること。
長期的には、神戸市で得たこれらの知識を彼らが帰国した際にも活
用できるようにすること。
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2014/3/10
防災フェスティバル プログラム案
• 災害リスク認識・対応策に関するアンケート調査
– 40か国からの留学生=多様な認識
• 語り継ぎ&講演
• アクティビティー
– 避難訓練
– 非常食クッキング
– クロスロードゲーム
– 街歩き
– 防災袋や消火器の使い方
“FRIENDS IN KOBE CITY” 実施記録
活動
計画
外国人在住者の災
害リスク認識に関す
る予備調査
アンケート配布と集計(兵庫国際交流会
館居住者とその他居住者)防災フェス
ティバルイベントに向けて、外国人在住
者の災害リスク認識を把握し、より効果
的な企画をする。
兵庫国際交流会館
現在の兵庫国際交流会館の防災・減災
の居住者と少人数
対策の状況を知り、イベントによる効果
ディスカッション(FGD) を量るため。兵庫国際交流会館の居住
者に外国人災害リスク認識と防災・減災
対策の情報に関するアンケート実施。
実施状況
2013年8月31日~
2013年9月7日
(有効回答 40名)
2013年8月31日~
2013年9月7日
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2014/3/10
“FRIENDS IN KOBE CITY” 実施記録
活動
計画
防災・減災啓発教材作
成
3種類のビデオ作成:
1. 「防災袋の作り方」
防災フェスティバル
1) トークショー「阪神淡路大震災の
経験と日本・神戸における将来
の災害リスク」
2) 対話式の災害対策アクティビ
ティー(クロスロードゲーム)
3) 街歩き(周辺地域とHAT神戸)
4) 体験(防災ダック、 ファーストエイ
ド、防災袋の作り方、消火器の
使い方、等)
実施状況
1) 三種類のビデオは作
成済み。
2) 神戸市と兵庫国際交
2. 「兵庫国際交流会館の周辺地域
流会館への提出はプ
の様子及び避難計画」
ロジェクト報告書と共
に。
3. 「街歩き・避難地図の作成」
2013年10月12日
参加者 50名
ボランティア15名
(20カ国から)
イベントプログラム:
1) トークショー
2) クロスロードゲーム
3) 街歩き
4) 防災ダック
5) 非常食クッキング
3
2014/3/10
1) 「防災袋の作り方」
2) 「兵庫国際交流会館の周辺地域の様子及び避難計画」
3) 「街歩き・避難地図の作成」
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2014/3/10
防災フェスティバル
目標
• 外国人在住者に日本、特に神
総括
戸市の過去の災害の経験と将
• 順番が変わったプログラムも
来の災害リスクについて知って
あったものの、全ての活動は計
もらう。
画通りに実施された。
• 神戸市の外国人居住者の災害 • 防災フェスティバルは30分遅れ
認識と対策力を向上させる。
て始まり、45分遅れて終了した。
• 15 人のRMCメンバーとボラン
ティアによって運営された。
• 参加者52人、20カ国
• 総合して参加者から高い評価。
防災フェスティバル
目標を達成。
参加者からのフィードバック(1)
参加者からのフィードバック
参加者による各
参加者による各プログラムの印象
プログラムの印象
(A) とても良い|
とても良い (B) 良い|
良い (C) 普通|
普通 (D) 悪い|
悪い (E) とても悪い
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2014/3/10
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2014/3/10
“FRIENDS IN KOBE CITY” フィードバック(1)
参加者からのコメント
• 「全体的に上手くまとめられていて、プログラムの内容も、
スピーカーも良かった。学生の主体的な参加も見られた。
素晴らしい活動だった」 (40代女性、アメリカ出身)
• 「一つ一つのセッションがリスクマネジメントに関する参加
者の認識を高めるために、丁寧に企画されていた。個人
的にはクロスロードゲームが最も興味深かった。” (20代男性、
東アジア出身)
• 「新しい情報をもらった。また学びの多いゲームは楽し
かった。」 (30代女性、東南アジア出身)
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2014/3/10
“FRIENDS IN KOBE CITY” フィードバック(2)
参加者からのコメント
• 「クロスロードゲームと街歩きは最高だった。このイベント
は私にとって素晴らしく、必要なものであった。」 (20代男性、
アフリカ出身)
• 「非常食クッキングは他の防災・減災を学ぶ活動に変えて
もいいのではないかと思う。面白かったが、ゲストスピー
カーはもっと発表の時間を与えられても良いのでは?」”
(20代女性、東アジア出身
• 「私たちは多くのことをトークショーから学んだが、この情
報(ウェブサイトの情報等)を記録しておかなければすぐに
忘れてしまうのではないかと思う。」” (20代男性、アメリカ出身)
神戸市では一般的に外国人在住者の災害リスク
と防災・減災に関する理解を深めるニーズが大き
い。
外国人居住者にとって防災・減災の実践的な知
識を得ることは重要 神戸市が行ってきた取り
組みに加えて、更に革新的な取り組みが不可欠。
過去の災害と将来の災害リスクを忘れないため
に継続的に活動を実施することの重要性
に継続的に活動を実施することの重要性 市内
の住民と共同で活動の促進。
外国人居住者にとって実際の災害リスク とそれ
らから身を守ることの重要性を理解するような機
会は少ない。
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2014/3/10
kobermc.blogspot.co.jp
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