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総務常任委員会

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総務常任委員会
議員フォーラム
(総務常任委員会)
◇ ご意見の内容
【議題1:八千代市第4次基本構想の素案について】
1
第4次総合計画の中で,どういう課題と問題点を持っているか,それを出発点にして,この10年間にめざ
すべき目標を確認することになっていくと思います。基本構想を裏づけるための現況,八千代市の実態を
どう捉えているのかという分析は,無いのですか。全体像として,八千代市の状況をどう捉えているかという
ことは,分析が必要じゃないかなと思うのですが,必要は無いと考えているのですか。
2
第3次基本構想でやってきたこの12年間,八千代市の到達を明らかにし,課題を明らかにしながら,第4
次基本構想ではこう行きますよという,連続,連携したものが必要ではないか。基本計画の中にあれば良い
というものではないと思う。基本構想の中にも,到達した状況,現況をどう捉えるかという文章があっても良い
のではないかなということで,指摘をさせていただきます。
3
将来都市像をどう描くかということは非常に重要な問題で,「やすらぎ」という言葉からのイメージは,やすら
ぎという都市像を描く際に,本当に良いのかという感じがしています。成熟した,落ちつきがある“まち”という
ことを位置付けられると,何かそれ以上の発展は求めないというイメージを持つわけです。成熟をしてきた
“まち”として落ちついた,安定したというイメージでしかとれない。日本の到達した状況がそうだからだと思
いますけれども,やはり経済から人口からいろいろ縮小し,給料まで下がっている時代の中で,どうやって
将来に向けてステップアップしていくのか。八千代市は今後もハードもソフトも含めて発展していくという,都
市のイメージの描き方が必要じゃないかと思います。躍動する八千代市が必ずしも良いとは思えないけれ
ども,しかし,それに近いような,活力あるとか,そういった捉え方をしていかないとならないのではないか,
そのため非常に「やすらぎ」という言葉には違和感を覚えています。
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この10年間での人口フレームは,人口が2万人増えて,世帯数も2万世帯増えるという,要するに1世帯1
人が増えるというまちづくりになる。第4次基本構想の中では,そういった人口フレームになっているわけで
す。もう独居世帯しか増えないという人口フレームになっているわけです。そうすると,客観的にいえば,高
齢化率が20%から23%,4人に1人は高齢者という“まち”になっているわけです。八千代市を活力ある“ま
ち”にするために,どこに希望が持てるかといったら,社会的に活力があるのは子育てしやすい“まち”で,
尐子化から子供を生み育てやすい環境に転化させるという,基本構想でのイメージを持った“まち”を作っ
ていかなければいけないのではないかと思っています。イメージした内容として,基本計画の中には盛り込
まれるのでしょうけれども,そのためにどのような施策が必要になってくるのかということも捉えていく必要が
あるのではないかなと思います。今の人口フレームだと,もう何か先がない。2万世帯増えて2万人しか人口
が増えないという“まち”というのは,歪んでいる“まち”にしか思えないので,考えていただきたい。
議員フォーラム
(総務常任委員会)
5
将来都市像の件ですが,「やすらぎ」という言葉は引っかかります。八千代市は,緑の都市宣言・平和都
市宣言・健康都市宣言を宣言しています。こういうものは,将来都市像に反映できないのでしょうか。折角,
“都市宣言”をしているわけですから,「やすらぎ」という言葉よりも「ふれあいの輪が広がる」とか前向きな言
葉が良いのではないかと思います。
6
将来都市像は,抽象的で短い言葉で目指すべき都市の姿を表すという意味では,この30年で文章が長
くなってきました。「調和のとれた健康都市」というのを前に出して,15年程前から「一人ひとりが幸せを実感
できる生活都市」で,更に長くなって「快適な生活環境とやすらぎに満ちた都市 八千代」と文句が長くなっ
ている。そこに問題があるのではないかと思います。「快適な生活環境とやすらぎに満ちた」という言い方を
しなくても「快適でやすらぎに満ちた都市 八千代」でも意味は同じです。「快適な生活環境」は“空間”,
“場”を表し「やすらぎに満ちた」は,ソフト的な部分を意味していると思います。ハードとして“空間”があって,
そこに内容のソフトがあり,都市環境が整って,市政そのものが思いやりに満ちたやすらぎのあるという内容
を持った都市を目指すという意味だと思います,極めて好意的に注釈をすれば。いずれにしても,フレーズ
として長過ぎるので,もっとスッキリと言ったらいかがでしょうか。
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今後,10年間のまちづくりという点で,その中で入所して5年から10年の職員とか,30代半ばから40代半
ばの職員が,こういう仕事をしてみたいとか,こういうまちづくりをしてみたいとか,職員の思いを,どのような
形で反映されているのですか。
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これから真剣に市民と向き合って仕事をしていくのは,20代後半から30代の方で,これからの10年間,市
民の声を市政に反映していく立場になっていくと思います。そういった点で,やはり「やすらぎ」という文言に
凄く違和感があります。今の八千代市の“まち”は変化が激しい。霊園を見せていただきましたけれども,あ
れだけ緑の豊かな林がバッサリと削られて,大規模な民間の墓地が造成されて,どういう“まち”にしていくの
かという規制などを提案していくのは,若い職員かと思います。課長クラスで,一生懸命に練っても,何か時
勢に合っていないのではないかと思います。そういった点で「快適な生活環境とやすらぎに満ちた都市」極
端に言っちゃうと“霊園”と“斎場”ができるから「やすらぎ」という言葉が出てきたのではないかと思う。逆に,
東葉高速沿線を中心として,西八千代の開発もあるわけだから,活力も生んでいかなければいけないし,
八千代台や勝田台にしても,“成熟したまち”じゃなくて,どうしたら新たな人口流入を導いていけるのかを
考えていかなければと思います。“活力のあるまち”というのは,住んでいる人たちにとって住みやすい,環
境になっていく“まち”だと思います。例えば「産業活力都市」ですけれども,空き店舗の問題なども,積極的
にやっていかなければいけない。その辺に若い世代の職員の感覚が生かされていくのか,期待しているの
です。若い職員がどういう仕事をして行きたいのか,どのようにしたら京成沿線と東葉高速沿線の格差を縮
めていくことができるのかなど。20代後半の青年たちがどういう“まち”だったら住みたいのかを語ってもらう
作業が必要だと思います。「一人ひとりが幸せを実感できる生活都市」という計画を作った,その後に何をし
たかといったら,福祉は削られたし,“元気の見えるまち“という子どもプランができたけれども,民営化は進
議員フォーラム
(総務常任委員会)
んで,その中で不幸な事件も起きている。そういった中で,若い職員の願いをもっと組み入れて欲しい。そ
れが文章の中にも溢れてくるようなものにしていただけると良いと思います。今後の基本計画の中には,そう
いった声を反映したものにしていただきたいと感じました。大いに若い世代の職員の柔らかい感性を生かし
ていただきたいと思います。
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基本理念について,スッキリしようと決めた経緯はありますか。6本の柱という形に分かりやすくしようという
作業をしたじゃないですか。その中で基本理念に関しては,大きな理念だから,スッキリさせたのかなと。前
回の方が分かりやすかったと思うのですが。
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実際に市民が置かれている状況でいえば,構造改革と新自由主義路線という,国が施策を進めてきた
結果,地域の崩壊とか,人の絆が失われているとか,自己責任の問題が,かなり市民の心を痛めつけてい
る実態があります。それに対応して,どういう“まち”にしていくかは,国の方向性はもちろん大事だと思う,そ
の中から“絆”を再度どうやって作りあげていくのかということで,地域の支え合いだとか,地域的な連帯とか,
そういった方向性で,もう一度見直す必要があるのではないかと思います。第3次と第4次の基本構想の中
にも自己責任論に基づく言葉が入っています。本当にこういった社会になった原因を考えて,それを修復
するために,“パートナーシップ”と“市民参画”が入っていますけれども,その辺を浮かび上がらせたように
していく必要があるのではないか。人を見たら泥棒と思えみたいな,非常に人との連帯,連携が弱まってい
ると思います。それをどう修復していくのかということも大事だと思います。ですから,将来都市像に関わる快
適な生活環境で言われていることよりも,本当に一人一人が八千代市に住んでいて良かった,抽象的な言
葉で言えば“地域”や“人”が目をウルウルさせるような,輝くような“まち”を市民に対してアピールを,政治は
政治としてどうにかしていかなくてはいけないけれども,行政は行政としてそういった方向性を求められてい
るのではないかなと思いました。
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「やすらぎ」というのは,どうしても水平。やはり上昇的な方向で“まち”を見たい。
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市民が市政に対するものは,税金を払っているが故に,住む場所として生活環境が整っているということ,
それから施策として,市民を大事にするソフトの面での施策だと思います。だから「快適でやすらぎに満ちた
都市 八千代」はハードとソフトを組み合わせてあって,とても良いと思います。“活力”は尐し違うと思う。ハ
ードがあってソフトがある。ハードの中で,人間が生活しやすい施策のソフトの問題です。そうすると,必然
的に言葉とすれば,「やすらぎ」とか「ふれあい」につながり,そういった言葉になると思います。たまたま“や
すらぎの里”が影響しているわけで,この組み合わせは良いと思います。「やすらぎ」は確かに高齢社会,平
穏無事なイメージがある,だからといって「ふれあい」という言葉に置きかえたら,これも違うと思う。「ふれあ
い」は,要するに人間関係を言うわけだから,人間を大事にするという意味の言葉が何かないのかと思う。ソ
フトとハードの組み合わせで適当な言葉,しかも短いものを考えると難しいと思います。
議員フォーラム
(総務常任委員会)
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「やすらぎ」しかないか,知恵の出しどころだと思います「やすらぎ」というのに置き換えられるような言葉に。
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議員協議会で話したけれども,「やすらぎに満ちた都市」と「快適な生活環境」は,将来都市像なので,ど
れだけ充実したかというアンケートを採ることになると思います。第3次の「一人ひとりが幸せを実感できる」と
いうのは,当然アンケートを採れば幸せかどうか主観的だけれども,分かりますよね。でもこれに関しては,
アンケートが採りづらい,どこをどう充実したら,その目標に近づいたのかという辺りが採りづらいのかなと,
気になっている。基本理念を読んでいると,「構想を推進するため」の手法を書かれている感じになってい
て,そこの部分は,文章がミックスする感じになってしまうので,以前,言われたように,例えば“子育て日本
一”でしたか,そういった何か違う文章が基本理念に来ないと,イメージできない。“共生と自立”は,中身を
見ますと“共生と自立”だけだったら良いのですが,書かれているコメントを読みますと,市民と行政がパート
ナーとして支え合う“まち”,それを市民が求めているのか,非常に疑問が残っているのでもう1回言っておき
たい。将来都市像といったら,本当にそこに近づいたのかを確実に見ないといけない,できれば良く練って
考えていただきたい。
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構想を推進していく時に,市民と行政がパートナーでやっていきますよというレベルのものであって,この
“まち”がどうなったら良いとかじゃない気がするのですが,八千代市がどうあったら良いのか。どういう“まち”
になりたいのかという形ではないかなと。
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第3次を見ますと,協働とか,そういった言葉が書いてあって,下に推進していく方法が分けてありますけ
れども,今回それをバラバラにして,文章をうまくつなげただけ,申し訳ないけれども,そういった感じを凄く
受けました。第3次と比べて見ていたので,第3次の基本構想を見てから,基本構想(案)を見ますと,何か
この文章のとり方を間違って,今回は書かれた感じを受けます。
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総務常任委員会で基本構想,総合計画作りについて,春日井市に視察した時に,練り上げていく手法と
して,議員ブロックのフォーラムとか,地域別のフォーラムとかは,大体のところでやっています。春日井市で
違ったのは,市民からの公募で,関心のある人たちを市民会議という形で組織をして,様々な年代の階層
から集めて,その人たちに策定会議とキャッチボールを7・8回やりながら,市民からの声を直接取り入れな
がらやっている事例があった。それから,基本計画の中に盛り込む課題と目標の到達度についても市民会
議から到達度を,何を到達の目標にするかということをきちんと吸い上げると,かなり市民が望んでいるまち
づくりの方向にいくのではないかと。ところが,八千代市は残念ながら総合計画を作り上げる恒常的な市民
組織というものはない。そこが決定的な違いだから,市民参加型そういった市民参画によるまちづくりの精
神を言うのであれば,本当は基本構想を作る段階からそういったものがないと,地域フォーラムはやって,
地域のドブ板はどうするとか,そういった話になります。こういう理念問題だとか,2020年に八千代市がどう
いう“まち”になって欲しいという,議論はなかなか出てこない。今後,そういったことを担保するためには,絶
議員フォーラム
(総務常任委員会)
えずこういう考え方に立っていく必要がある。様々な組織形態はあります。工夫が必要だと思います。
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社会保険(7頁)というのは,まだ市民の中で社会保険という言葉に余り馴染みがないのではないですか。
第3次では社会保障という言い方で,これを社会保険と変えた理由というのは。社会保障はやはり行政側の
責務は非常に重要だという意味合いで捉えている。
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教育(8頁)のところで,学童保育の位置付けは,教育に入るのか子育てに入るのか分からないけれども,
その辺の位置付け,重要性,今の社会変化の中で,特に保育園と合わせて学童保育の待機児童が増えて
きているという問題と合わせて,その辺の位置付けが必要じゃないかと感じます。
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「安心安全都市をめざして」(11頁)の市民の安全のところで,最大の問題は,心構えとして「自分の命」
云々となっていますけれども,全体的な行政の役割とか問題を言うべきであって,なぜ敢て自分の命は自
分で守るということを強調しなければいけないのか,やはり自己責任論を押しつける痕跡といった言葉があ
るのかなということが感じられます。
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ゴミ処理の循環型社会の問題では,資源化率などを急速に上げながら,焼却炉の取り替えが必要になっ
てくるけれども,それをできるだけコンパクトなものに,今は100tとか120tの3基になっているけれども,それ
を50tだったら相当安くできるため,リサイクルと合わせたものとして,工事をする場合には,そういった流れ
と合わせてやるべきではないかなと思います。
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「公園・緑地」(13頁)の問題では,特に新市街地ゾーンは,残されている市民の森だとか,子供の森だと
か,そういったものは,開発され残っていないけれども,それなりの役割を果たし,都市空間の中での緑地
保全になっている。新市街地ゾーンは,今後そういった方向を採るのか採らないのか明記がされていませ
ん。
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「農業」は,道の駅はかなりニーズがある,背景となっているのは,朝採りの野菜が新鮮でおいしいというこ
とがあるわけですから,当然,地産地消という問題の中で,学校での給食の問題も含めて,地産地消を入
れた方が良いと思います。
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市民参加型というのは,いつも言葉が躍っていて,実際には市民参加型がおこなわれてこなかったので,
その辺をきちんと書いた以上は保障してもらいたい,第3次に構造改革(225頁)という文言が入っていまし
たが,「時代的課題と対応」という中で,これの反省が必要だと思います。過去,橋本内閣で六大構造改革
議員フォーラム
(総務常任委員会)
が作られて,八千代市が第3次総合計画を作る時にその問題があり,これがあたかも日本の発展にとって
良いものだという評価をされて「構造改革」という項目がありました。ところが,今回は,「地方分権」はあるけ
れども,構造改革に係る問題を言い出せなくなってしまったというのが問題だと思います。ですから,第3次
で出したまちづくりが,結果としてどうだったのかという総括的なものが必要じゃないかと思います。
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6本の柱の「文化」ですけれども,いただいた比較表の中で,「文化」のところに“芸術”を入れた方が良い
のではないかと思います。
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「産業活力都市をめざして」のところで,観光資源が出ています。これは何か具体的な施策を考えていま
すか。
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様々な構想を練るにあたって市民参加が大事だと言われて,地域別フォーラム,団体フォーラム,ニュー
ジェネレーションフォーラム等,様々なフォーラムを開催されていると思いますが,どれだけ市民の声がそこ
に反映されているのかが大変疑問です。「構想推進のために」のところに,市民主体による自立的な行政経
営が3点挙げられておりますけれども,こういう地域社会を作るためには,住民が自ら参加して,公共のあら
ゆる問題を自分のものとして関って,自治意識を高めることが条件だと思います。この自治意識を高めるた
めに,様々な相談に乗り,様々なフォーラムでこういう方々を育てていかなければいけないわけです。自治
意識を高めることは行政の仕事だと思います,是非この辺をやっていただきたいと思います。「市民参画に
よるまちづくりの推進」(15頁)がありますよね,ここにシッカリと書かれておりますので,行政が先行するので
はなくて,住民と一体となった形で,民間活力を引き出すために,自治意識を持ったリーダー格の人を行政
の方で育成していくことが大事と思います。市民会議を継続的に続けていくと,先進市の三鷹市の状況を
見ますと,本当に凄いです。行政が主導ではなく,市民が主導で,市民が全部やって,行政はあくまでも縁
の下の力持ちで下から支えていく。そういった体制をとって,自分たちの“まち”は自分たちがこうやっていく
という,非常に建設的な意見もたくさん出ておりますし,八千代市でも様々なフォーラムをやっているけれど
も,フォーラムに参加されている人数も尐ない,活発な意見が出ていないのが現状の中で,その辺が大きな
課題かと思います。是非,自治意識の向上を意識したリーダー格の方を育成していただいて,活発な市民
の意見が反映できる体制を作っていただきたいと思います。
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「住宅」(13頁)の問題で,市営住宅の有効活用に努めますということを言われているけれども,尐子・高
齢化の中で,無年金の方々が結構たくさんいます。その中で,失業によって生活保護を受けている方だけ
じゃなくて,無年金によって収入がなくて,生活保護を受けている方も結構いらっしゃる。障害を持っていて,
生活保護を受けている方もたくさんいらっしゃる,そういった状況の中で,今まで,公団があるから市営住宅
を作らないと言ってきたけれども,今後,集約型で米本も村上も3分の1は減らしていくと言っているわけで
す。そういった中で,市営住宅の有効活用に努めると言ったって,121戸しかないわけです。そういった点
議員フォーラム
(総務常任委員会)
で,この言葉自体が何か凄く空しい言葉だと強く感じた。
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情報提供・情報公開・政策形成過程への参加はもちろんのこと,行政主導による参加だけではなく,市民
主体による市政運営に努めますと言いながら,保育園問題で,市長に父母会が会いたいと言ったって会わ
ないと言っているのですから,これも空しいです。市内で起きているこ重要な問題について市民の声を聞こ
うとしない。市民に説明をしようとしない。それなのに,計画にはこんな立派な言葉が載っちゃうわけです。で
すから,全国どこでも8割方の自治体で使えるような,文章じゃなくて一言でも二言でも良いけれども,この
中に八千代市の現状を尐しでも入れて,だからここはこうしたいということを入れながら,具体化していく基
本計画,実施計画の中に反映させていくという作り方が良いのではないかと思います。これ全体をお伺いし
て,具体的なことが書いてある分野と書いていない分野があるのは,不公平だと感じました。
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「快適生活都市をめざして」(4頁)ですけれども,“毎日の生活にあたり前のこととして使える水道”と出て
いるのですけれども,この表現で良いのかなと。“あたり前のこととして使える”という表現は文章的にどうかな
と思いました。
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外来語で分かり難いところを日本語という意見も出ていたのですが,その辺の検討は,やっていただいた
でしょうか。
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“市民参加型行政”とか“開かれた行政”とか,これを練り上げていく過程で,そういった問題もどう考える
かということを,庁議等できちんと確認させる内容かと思います。理念とマッチしていかないという問題もあり,
ふれあい大学の拡充の問題だとか,市営住宅の拡充だとか,それから市民参加で,市民サポートセンター
の充実だとか,課題が具体的に伴っていかないと,生きてこないわけです。ですから,今起きている問題も
これを進める過程の中で,変えていくという姿勢を持っていただきたい。
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若い世代の20代,30代の職員は,これに関っていないというようなお話だったので,市民だとコストがか
かるかもしれませんが,職員の場合には,お金は必要ないと思うので,見てもらうのが必要だと思いました。
なぜかというと,50代,60代に近いの方だと,もう使われていない言葉とか結構あり,ある意味,ここにいる
世代と違うと思うので,一度は確実に見ていただかないとまずいと思います。例えば“持続可能”も,今はもう,
遅れているみたいなことも言われます。
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「構想推進のために」(15頁)ですけれども,この計画は10年続くわけですよね。その時に,“米国の金融
危機に端を発した”というのは,いつのことを指しているのかが分からなくなってしまう危険性があるのではな
いかなと思います。そういった意味では,リーマン・ショックだったら2009年のとか,そこへ括弧で2009年と
議員フォーラム
(総務常任委員会)
か入れておく必要があるのではないかなと思います。
議員フォーラム
(総務常任委員会)
◇ 議題2
【八千代市第4次総合計画策定に向けた今後のスケジュールについて】
○事務局
スケジュールにつきましては,現段階で予定しているものとしてご了解いただければと思います。
まず,本日ご説明させていただきました基本構想につきましては,言い回し,また漢字,平仮名の使い方
は,文言訂正を行っております。これを経まして,原案として市長決裁を受けた後,5月20日に開催を予定
しております総合計画審議会に対しまして諮問をさせていただき,答申後,11月の第4回定例議会におい
て,議案として上程させていただく予定でございます。
基本計画につきましては,現在,総合計画策定会議におきまして,骨子案として検討を行っており,7月
には素案としてのパブリックコメントを予定しております。
その後,基本構想と同様,総合計画審議会へ諮問,答申を経まして,原案としてまとめ,基本構想を上程
する際,資料としてお出しする予定でございます。
また,実施計画につきましては,来年2月頃を目途に策定を行い,4月には第4次総合計画としての公表
を予定しております。
簡単ではございますが,今後のスケジュールにつきましては以上でございます。
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