1 - 九州大学

※
帰国後15 日以内に提出してくださ
い。
九州大学海外派遣留学生 最終報告書
※
提出された情報は、海外留学HP
に掲載します。（色のついた部分
は掲載しません）
留学先大学名
留学先学部名（またはプログラ
ム名）
留学期間
学部／学府・年次
フランス国立東洋言語文化大学(INALCO) （国名：フランス）
日本学部
２０１４年 ９月
～
２０１５年 ６月
２１世紀プログラム
留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間
３年次～
４年次
検討中
１．４年次に留学したため ２．単位が不足するため ３．新卒で就職したいため
遅れる見込みの方は
４．その他（具体的に記入）
その理由を書いてくだ
さい
（NO.に○印をつける）
留学先大学でも、九州大学の課題をメールで受け取り、必修単位を取得する努
卒業を遅らせないた
力をした。また、ゼミに関しても、通年の単位を半期で取得するため、努力した。
めにどのような配慮
や工夫をしましたか？
進路の予定
１．就職 （ 時期： ４月から ／（
２．大学院進学（
大学
３．その他（具体的に： 検討中 ）
）年 （
）月から）
学府/研究科
）
前項で１と答えた方
は、就活時期と方法を
教えてください（予定
を含む）
進学先や就職先の選定に、留学経験が影響しましたか？
影響した。
就職活動前のため、分からない。
留学経験は就職活動の際に役立ちましたか？
１．留学先大学について
授業（カリキュラ フランス語を勉強するための授業が週に 4 コマある。授業のレベルは A2/B1/B2 の 3
ム等）の概要に コースに分かれており、自分のレベルに合わせて、授業を選ぶことができる。フラン
ついて
ス語の授業以外は、日仏翻訳や仏日翻訳の授業を受けることができる。個人の能力
ややる気次第では、世界各国の様々な言語や文化の授業(例えば、なかなか勉強で
きないポーランド語やスワヒリ語など)、言語学、社会学、経済学などの授業を受ける
ことができる。
留学先大学のサ
ポート体制につ
いて
（語学面／勉学
面／精神面／住
居・生活面など）
［精神・語学面：交換授業制度］
日本人 1 人につき、日本学部のフランス人２人がパートナーとなり、フランス人 1 人に
つき週に２時間フランス語と日本語を互いに学び合う制度がある。フランスに来てすぐ
は、分からないことや不安なことが多くある。その時、パートナーに相談し、困ってい
ることを手助けしてもらった。同時に、彼らは私たちがフランス語を学びにフランスに
来ていることをよく理解しているので、日本語を流暢に話せる人でもフランス語で話し
てくれる。とても恵まれた環境にあると思う。
［生活面］
交換授業のパートナーに助けてもらうことは上記に記した通りだが、日本学部の先生
方は日本人も多く、フランス人の先生も多くが日本語を話すことができる。何かあった
時に頼ることができる人がいるのは、心強い。
［住居］
ホームステイや1人暮らしが数人いるものの、基本的にはパリ国際都市の寮で生活し
ている。家賃が高い分、部屋もそれなりに広く、1 人部屋なので、快適に暮らすことが
できる。
留学先大学に対 INALCO は留学生のためのイベントがある。留学生とフランス人、先生が参加するクリ
する感想
スマスパーティーや、日本人留学生へのプレゼント企画(今年はバトームッシュ)もあ
る。交換授業始め、フランス人の友達を作る機会も多くあり、フランス語を勉強するに
はとても恵まれた環境だと考える。
同じ大学への留 これはフランスや INALCO に限ったことではないが、その土地の言語を勉強して行く
学を希望する人 ことは重要だと思う。特に会話の力は、留学が始まった時に友達を作る力になり、留
たちへのアドバ 学をスムーズに始めることができる。フランスに行く前にフランス語をしっかり勉強す
イス
ることをオススメする。
INALCO は留学生の受入体制がしっかりしているので、住むところ等の生活面の心
配は基本的に必要ない。安心して、フランス語や他の留学の目的に集中することがで
きる。
２．事前手続き（ビザ申請など）
ビザの種類
学生ビザ
ビザ申請先
フランス大使館
必要書類、手続 ［必要書類］
き方法
長期ビザ申請書/証明写真/パスポート/ビザ申請書/大学の登録証明書/経済証明書
/移民局(OFII)提出用フォーム
［手続き方法］
① Campus France に登録・アカウントを取得
② フランス大使館でビザを取得
③ フランスの移民局で、身体検査等を受ける
手続きに要した 日本：１週間ほど
時間
フランス：２週間〜１ヶ月ほど
その他必要な事 ［フランスに入ってからの手続き］
前手続き
Cite Universitaire にて、移民局で身体検査を受ける日程を予約する必要がある。
［日本での手続き］
戸籍と住民票の取得が必要。その後、フランス語訳が必要と書いてあるが、パリの日
本大使館でフランス語訳を申請することができるので、問題ない。(日本よりフランス
の日本大使館で翻訳した方が値段が安い。)
３．日常生活
日 常 生 活 の 概 寮のある Cite Universitaire はいくつもの学生寮の集合であり、住んでいる地域はパリ
要、感想
で勉強している留学生の多い地域だった。また、住宅街なので、パリの中心部と違
い、治安も悪くなかった。交通の便も良いところで、オペラやノートルダム、マレ地区、
オルリー空港にはバス１本で行けるし、シャルル・ド・ゴール空港やシャトレにも電車１
本で行くことができる。留学先大学には路面電車で 20〜30 分で行くことができる。ま
た、学校と寮の間には中華街があり、日本や韓国の調味料や食料を買うことができ
る。寮も申請すれば(色々決まりがあり面倒臭いが)、地下の大きな部屋を借りること
ができ、友達を誘って、パーティーをすることができる。
生活費（月額）及 生活費計 約 12 万円／月(贅沢しなければ)
びおおよその内
訳（円換算で）
（生活費内訳）住居費：約 75000 円(543 ユーロ)、 光熱水料：0 円、
通学費：約 5000 円、 食費；30000 円、 電話代：3000 円、
インターネット代：0 円、 書籍代：0 円
その他：（具体的に）
学費・寮費以外に大学へ納入するもの（あれば）
？？円
（徴収された費用の名目を具体的に：９月に学生証発行と保険登録のため）
日本から持参し 寮の部屋にある有線で、インターネットに接続することができる。Wi-fi も一応あるが、
た方がよいもの 寮の地下室でしか使うことができない。なので、有線でインターネットに接続できる PC
（ＰＣや変圧器等 やタブレットを準備するといい。変圧器は特に必要ないと思う。ただ、日本から家電を
の要不要も）
持って行く予定ならば、海外対応かを確認した方がいい。
これから留学す
る人への、日常
生活（治安対策
を含め）に関す
るアドバイス
パリは、ヨーロッパの中でそれなりに治安が悪いと言われている。財布を盗まれた話
や携帯・iPhone を盗まれたという話はよく聞く話である。ポケットに入れたりせず、鞄
にしっかり入れて、鞄もチャックあるものを準備するべきだと思う。鞄も地下鉄等、人
の多いところでは鞄から目を離さないようにしたい。また、観光地ではミサンガや署名
活動を利用したスリも多くある。無理矢理ミサンガを巻かれて、お金を要求されること
や、署名活動だと言いながら近寄ってきて、サインしている間に財布を盗んだり、署名
活動のためのサインのはずがお金を要求する契約書だったりすることがある。油断
をせずに生活した方がいい。
お金の管理や受
け取り （銀行口
座開設や海外送
金，またはクレ
ジットカード持参
など）について，
貴方の留学先国
で最も適当な方
法を教えてくださ
い。
私は日本の Debit カードと予備のクレジットカード、予備の日本のキャッシュカードを
持参した。Debit カードは私のミスで使えなくなり、予備のクレジットカードはイギリス旅
行中にキャッシングされ、不正利用されたので使用を中止した。最終的にこちらで使
用できるカードは予備で持ってきた日本のキャッシュカードのみとなった。なので、私
は日本の銀行に振り込まれる奨学金をフランスでおろして、生活していた。
しかし、住居手当を受ける時や電話の契約をする時にフランスの銀行が必要にな
る。なので、フランスの銀行に生活費を送金してもらう友達も多くいる。銀行によって
は日本語対応の銀行もあるので、送金することも選択肢の１つとして考えて良いと思
う。
４．住居、生活環境
住居の種類（○印
・寮
・ホームステイ ・民間アパート ・その他（
）
をつける）
住所／
電話番号
Maison du Portugal (Cite Universitaire)
7P Boulevard Jourdan 75014 PARIS
費用（月額）
約 75,000 円(543 ユーロ)
どのようにして 留学先の大学が手配してくださった。
見つけたか
次期留学生に推
薦できるかどう
か、およびその
理由。
推薦したい。INALCO は留学生の受入体制がしっかりしており、フランス語を勉強する
には恵まれた環境だと考える。フランス語をある程度話せる人にとっては、珍しい地
域の文化や言語を勉強することができるので、特に文化人類学等を勉強している人
にはお勧めしたい。
留学生活を送る
上で次期留学生
に伝えたい地域
情報、生活情報
Gare du Nord（北駅）は、移民が多く、治安が良くないと言われている。パリの中にも治
安の良い場所と治安の悪い場所があり、場所によっては女性１人で出歩くと危ないと
ころもあるので、出かける際はインターネットやフランスに詳しい人に聞いて、情報収
集をした上で出かけたい。
５．準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト
サイト名
ＵＲＬ
コ メ ン ト
６．その他の特記事項