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LiveE!プロジェクト第2回サイエンスコンテスト
Press Release 報道関係者各位 平成 25 年 9 月 20 日 株式会社ユビテック (JASDAQ コード 6662) 「LiveE!プロジェクト第2回サイエンスコンテスト」開催 ~ ユビテックが協賛した環境情報の有効活用コンテスト結果発表 ~ ユビキタスプラットフォーム事業の創生を目指す株式会社ユビテック(東京都品川区、代表取締役社長:荻野 司、以 下「ユビテック」)は、気象情報や都市活動関連情報などの環境情報の収集・活用を推進する「LiveE!プロジェクト」 (主査:東京大学大学院教授 江崎 浩 氏)の取り組みに2005年の設立時より参画しており、各地に設置されたセンサ で得た種々の情報を地図上に可視化する仕組みを提供しています。 これらのLiveE!データの有効活用を目的とし、平成25年9月14日、LiveE!シンポジウム2013においてユビテック 協賛による「LiveE!プロジェクト第2回サイエンスコンテスト」を開催致しました。本コンテストは、高校生、大学生およ び若手研究者を対象としており、国立明石工業高等専門学校の「気象情報を考慮した食品安全性解析」が最優秀賞 (ユビテック賞)に選ばれました。 ■LiveE!プロジェクトとは LiveE!プロジェクトでは、国内外の各地に気象センサを設置し、それらをインターネットに接続することにより、リア ルタイムに得られる気象情報や都市活動に関する生きた(Live)、環境(Environment)情報を有効活用するための取り組 みを行っています。 ユビテックでは、センサ情報の可視化に取り組んでおり、各地のセンサから得られる気象・環境情報をGooglemapや GoogleEarthをベースとし、マッシュアップ※技術と呼ばれるリアルタイムに地図上に表示するシステムを開発し、提供し ています。現在、LiveE!広域センサネットワークは、12ヵ国に設置された計100台を超えるセンサを保持し、11台のサ ーバにより分散的に運用されており、これらのセンサにより観測されたデータがリアルタイムに蓄積されています。 ※マッシュアップとは、複数の異なる提供元の技術やコンテンツを複合させて、あたかも一つの Web サービスのようにする機能のこと。 2013 年 9 月現在のセンサ設置拠点 ■ LiveE!第2回 サイエンスコンテスト 実施要領 開催日時 2013年 9月14日(土) 14:30 ~ 17:00 開催場所 東京大学 本郷キャンパス 工学部二号館 241講義室 主催 LiveE!協議会 1) 「Green Shiko Project 無線式電力計測センサ Eco Global Guideの開発」 → 広島市立広島工業高校、広島市立大学大学院、広島市立大学大学院/NICT 2) 「自立型センサノードによるIEEE1888対応の遠隔自動水質測定システム」 → 広島市立大学情報学部 3) 「HueのIEEE1888対応」 → 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 4) 「IEEE1888プロトコルにより環境情報を取得するセンサ及びリモコンの開発」 → 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 5) 「ソライロ感測発信センサ」 →千葉県立柏の葉高等学校 6) 「降雨時の気温と湿度の変化」 → 東京都立戸山高等学校 コンテスト 応募作品 7) 「ライブモニタリングと天候の相関性に関する研究 –ひょうたん島ライブモニタリングを例にして-」 → 岩手県立大槌高等学校、東京大学大学院新領域創成科学研究科 8) 「大雨による気温と気圧の変化」 → 東京都立戸山高等学校 9) 「都市の局所的気象データを用いた熱中症及び内水氾濫への対策」 → 国立明石工業高等専門学校 10) 「Google map Heatmapレイヤの活用」 → 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 11) 「気象リアリンク」 → 千葉県立柏の葉高等学校 12) 「スマートフォンにおける気象データの可視化」 → 東京都立多摩科学技術高等学校 13) 「気象情報を考慮した食品安全性解析」 → 国立明石工業高等専門学校 ※最優秀賞(ユビテック賞) 14) 「IEEE1888 SOAPインターフェースを用いた複数気象センサ情報のマッシュアップ」 → 上智大学理工学部情報理工学科 15) 「Android端末を利用した気象データの可視化アプリケーション」 → 千葉県立柏の葉高等学校 16) 「ウェザーマーチャンダイジングの汎用化アプリ」 → 情報科学専門学校情報セキュリティ学科 ■コンテスト審査結果 本コンテストは、LiveE!サーバの提供するセンサデータをいか に有効に活用して成果をあげたかを競い合い、一次審査を勝ち抜 いた 16 組の高校生、大学生チームが、各ブースにおいてデモンス トレーションやポスターセッションを行いました。 審査の結果、国立明石工業高等専門学校の「気象情報を考慮した 食品安全性解析」が最優秀賞(ユビテック賞)を受賞し、ユビテックの 代表取締役社長 荻野 司より、トロフィーと賞状ならびに研究奨励金 が授与されました。この作品は、誰もが簡単に操作できるユーザー インターフェイスを使い、その日の所在地の天候、気温等の情報を もとにした食材の傷みやすさ等「食品の安全性の見える化」をお弁当 を例に用いて実現したもので、その利用者視点からの斬新な発想が 高く評価されました。 右から、砂原秀樹慶応大学大学院教授、江崎浩東京大学 大学院教授、最優秀賞を受賞した国立明石工業高等専門 学校の皆様、荻野司 ■関連リンク ○LiveE!プロジェクト公式サイト:http://www.live-e.org/index.html ○国立明石工業高等専門学校HP:http://www.akashi.ac.jp/ 引き続きユビテックでは、様々な情報を提供していくために、環境情報の収集・活用を推進してまいります。 【本件に関するお問合せ先】 株式会社ユビテック 担当: 管理本部 総務課 電話: 03-5487-5560 FAX: 03-5487-5561