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事業報告書 - 学校法人日本体育大学

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事業報告書 - 学校法人日本体育大学
平成25年度事業報告書
(平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)
学校法人 日本体育大学
目
Ⅰ
次
学校法人の概要
1
建学の理念・精神
2
沿
3
設置する学校・学部・学科等
4
所
5
役員及び評議員並びに顧問の概要
6
教
在
地
一
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P
3
革 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P
3
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
P
5
覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P
5
P
6
数
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P
7
7
校地・校舎面積
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P
7
8
学校法人日本体育大学組織図(事務組織)
9
設置する学校の定員及び学生・生徒・園児数の状況
Ⅱ
職
員
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
P
8
‥‥‥‥‥‥‥ P
9
事業の概要
1
法人業務の総括
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P11
2
設置校業務の総括
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P13
3
設置校別の概況
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P15
4
主な施設設備等の整備状況
5
平成26年度入試の状況
6
進学・就職等の状況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
P37
7
行
P38
Ⅲ
事
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P33
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P35
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
財務の概要
1
資金収支計算書
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P39
2
消費収支計算書
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P43
3
貸
4
財
5
監事監査報告書
Ⅳ
借
産
対
照
目
表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P46
録
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
P49
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
P52
処務概要
1
会議(理事会、評議員会)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P53
2
役員・評議員等の異動状況
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P55
3
表
彰
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P55
-2-
Ⅰ
学校法人の概要
1
建学の理念・精神
【建学の理念・精神】
1891(明治 24 年)8 月、日高藤吉郎は、
「体育は富強の基也」との信念をもって体育会を設立した。
学校法人日本体育会の始まりである。当時の国内情勢は、明治維新による近代国家への移行期にあた
り、諸制度の整備と国力の充実に全力が傾注されていた。また、明治 5 年既に学制が布かれ、大学以下
の施設も体系づけられたとは言え、体育に対する思想及び研究は未だ極めて未発達であった。
明治 25 年 6 月、体育会を日本体育会と改称し、明治 26 年 3 月、日本体育会体操練習所を創立する。
軍隊経験を持つ日高は、体育は軍人に必要なだけでなく、全国民が強健な体力を保持しなければ国家
の発展は望めないという強い信念に燃え、その思いを体育教育に託したのである。
たいいくふきょうのもとい
『体育 富 強 基 』“体育を振興して、国民の体位・体力の増強を図ることは、国家発展の根本であ
る”との理念はこうして生まれ、今日の発展の基礎を確立したのである。この建学の精神は、よき伝
統として今も受け継がれている。
【将来に向けてのビジョン】
学校法人日本体育大学は、教育基本法及び学校教育法に従い学校教育を行うとともに、体育・スポ
ーツの研究並びに我が国の体育・スポーツの指導者を養成することを基本理念・使命とし、体育・ス
ポーツを基盤として、徳育・知育との三位一体の教育を目指し、もって、円満な人格形成を図り、自
らを高め、豊かで平和な社会を実現するために貢献できる人間を育成し、さまざまな分野で活躍する
人材を世に輩出してきた。
学校法人日本体育大学は、これからも建学の理念・精神に則り、科学・研究を怠らない活気に溢れ、
魅力ある学校創りに勤め、これからの我が国を、そして世界を担う若人の夢と抱負を叶えることが出
来るよう努力を続けていく。
2
沿革
<年表>
1891(明治 24)年
日高藤吉郎が東京市牛込区に体育会を創立
1892(明治 25)年
体育会を「日本体育会」に改称
1893(明治 26)年
日本体育会体操練習所を東京市麹町区飯田町に設置
1900(明治 33)年
日本体育会体操練習所を日本体育会体操学校と改称(各種学校)
1901(明治 34)年
日本体育会を社団法人組織に改組
1903(明治 36)年
体操学校に女子部を開設
1904(明治 37)年
荏原中学校設置(1949(昭和 24)年廃止)、日本体育会及び体操学校男子部を
東京府荏原郡大井村の新築校舎へ移転
1926(大正 15)年
日体独自の応援スタイル「エッサッサ」完成
1935(昭和 10)年
火災により大井校舎のほとんどが焼失
1936(昭和 11)年
荏原中学校校舎を蒲田区安方町に新築・移転
1937(昭和 12)年
日本体育会及び体操学校男子部を深沢に移転(現在地)
1940(昭和 15)年
社団法人を解散し財団法人日本体育会に組織変更、体操学校女子部が深沢へ移転
1941(昭和 16)年
日本体育専門学校設置(1951(昭和 26 年)廃止)
-3-
1946(昭和 21)年
日本体育専門学校が土浦海軍航空隊跡に移転、荏原中学校が深沢の体育専門学
校跡に移転
1948(昭和 23)年
荏原高等学校設置
1949(昭和 24)年
日本体育大学体育学部体育学科設置、荏原高等学校の位置を深沢から旧地蒲田
区安方町へ移す
1951(昭和 26)年
財団法人日本体育会から学校法人日本体育会に組織変更、日本体育大学が土浦
から深沢へ全面復帰
1953(昭和 28)年
日本体育大学女子短期大学体育科設置
1954(昭和 29)年
第 1 回体育研究発表実演会を東京都体育館で開催
1955(昭和 30)年
日本体育会あさひ幼稚園設置(1957(昭和 32 年)日体幼稚園に改称)
1958(昭和 33)年
桜華女子高等学校設置
1960(昭和 35)年
柏日体高等学校設置、日体保育科開設(保母養成施設)
1962(昭和 37)年
体育学部に健康学科を増設、浜松日体高等学校設置、日本体育大学女子短期大
学に保育科を増設
1965(昭和 40)年
体育学部に武道学科を増設、桜華女子高等学校を日体桜華女子高等学校に改称
1966(昭和 41)年
荏原高等学校を日体荏原高等学校に改称
1968(昭和 43)年
日本体育大学健志台建設用地を取得(現在地)
1971(昭和 46)年
日本体育大学専攻科設置、健志台グランド開きを行う
1973(昭和 48)年
日体柔整専門学校開校(夜間部)
1974(昭和 49)年
体育学部に社会体育学科を増設
1975(昭和 50)年
日本体育大学大学院体育学研究科体育学専攻(修士課程)設置
1979(昭和 54)年
健志台で授業開始
1986(昭和 61)年
日体柔整専門学校設置(専修学校専門課程・夜間部)
1991(平成 3)年
学校法人日本体育会創立 100 周年を迎える
1994(平成 6)年
桜華女学院中学校設置、日体桜華女学院高等学校を桜華女学院高等学校に改称
1997(平成 9)年
大学院研究科及び専攻名を「体育科学研究科体育科学専攻」に改称
大学院体育科学研究科に博士課程(前期・後期)設置
2002(平成 14)年
浜松日体中学校設置
2003(平成 15)年
日体柔整専門学校に昼間部を開設
2005(平成 17)年
日本体育大学女子短期大学を日本体育大学女子短期大学部に改称
2006(平成 18)年
日本体育大学女子短期大学部「保育科」を「幼児教育保育科」に改称
日本体育大学女子短期大学部に専攻科保育専攻を開設
2008(平成 20)年
東京世田谷キャンパス再開発、第 1 期工事竣工
2010(平成 22)年
東京世田谷キャンパス再開発、第 2 期工事竣工
2011(平成 23)年
桜華女学院高等学校を日体桜華高等学校に改称
東京世田谷キャンパス再開発、第 3 期工事竣工
2012(平成 24)年
学校法人日本体育会を学校法人日本体育大学に改称
東響世田谷キャンパス再開発工事竣工
2013(平成 25)年 日本体育大学に児童スポーツ教育学部 児童スポーツ教育学科(児童スポーツ教
育コース、幼児教育保育コース)を開設
日本体育大学女子短期大学部「体育科」「幼児教育保育科」学生募集停止
2014(平成 25)年
学校法人日本体育大学に日体大総合研究所を設置
-4-
-5-
-6-
-7-
8 学校法人日本体育大学組織図(事務組織)
(平成25年5月1日現在)
法人事務局
総務部
総務課
経理課
システム課
管財課
管理部
事業課
総合企画部
設置校支援課
日本体育大学北海道
高等学校設立準備室
法務室
法務課
日体大総合研究所
日本体育大学
大学改革推進室
地域・社会貢献推進室
庶務課
企画部
評議員会
課程・評価課
広報課
大学事務局
会計課
管理部
施設課
理 事 会
スポーツ課
図書館課
監 事
スポーツ局
事務室
総合スポーツ科学研究センター
体育研究所
スポーツ・
トレーニングセンター
図書館
学習支援部門
生活支援部門
学生支援センター
アドミッションセンター
健康管理センター
キャリア支援部門
健志台事務室
学生寮
日本体育大学
女子短期大学部
事務局 大学に準じる
日体荏原高等学校
事務室
日体桜華高等学校
事務室
柏日体高等学校
事務室
浜松日体高等学校
事務室
桜華女学院中学校
事務室
浜松日体中学校
事務室
日体幼稚園
事務室
日体柔整専門学校
事務室
-8-
9 設置する学校の定員及び学生・生徒・園児数の状況
(1)定員、入学者数及び学生・生徒・園児数(平成25年5月1日現在)
( )内は女子学生内数 (単位:人)
区 分
入学定員
入学者数
収容定員
在籍者数
備 考
大学院体育科学研究科
博士前期課程
25
47
50
83
(
24
)
博士後期課程
6
5
18
21
(
6
)
31
52
68
104
(
30
)
体育学科
620
762
2,480
3,481
(
1,112
)
健康学科
160
195
640
803
(
361
)
武道学科
120
146
480
546
(
121
)
社会体育学科
160
193
640
807
(
236
)
1,060
1,296
4,240
5,637
(
1,830
)
計
体育学部
大 学
計
児童スポーツ教育学部
H25開設
児童スポーツ教育学科
児童スポーツ教育コース
150
160
150
160
(
80
)
幼児教育保育コース
50
51
50
51
(
45
)
計
200
211
200
211
(
125
)
学部 計
1,260
1,507
4,440
5,848
(
1,955
)
20
2
20
2
(
1
)
1,311
1,561
4,528
5,954
(
1,986
)
体育科
―
―
120
155
(
155
) H25より募集停止
幼児教育保育科
―
―
50
53
(
53
) H25より募集停止
―
―
170
208
(
208
)
50
34
50
34
(
34
)
体育専攻科
大学 計
日本体育大学女子短期大学部
短期大学
計
専攻科保育専攻
短大計
高等学校
50
34
220
242
(
242
)
日体荏原高等学校
320
436
960
1,138
(
304
)
日体桜華高等学校
240
185
720
511
(
511
)
柏日体高等学校
360
398
1,064
1,093
(
341
)
浜松日体高等学校
320
297
960
906
(
306
)
1,240
1,316
3,704
3,648
(
1,462
)
高校計
桜華女学院中学校
40
5
80
15
(
15
)
中学校
浜松日体中学校
120
95
360
246
(
92
)
160
100
440
261
(
107
)
幼稚園
日体幼稚園
90
86
240
240
(
123
)
昼間部
60
56
150
140
(
53
)
夜間部
30
27
120
83
(
26
)
90
83
270
223
(
79
)
2,941
3,180
9,402
10,568
(
3,999
)
中学計
日体柔整専門学校
専修学校
専修学校計
合 計
(2)学生・生徒・園児数の推移(各年5月1日現在)
年 度
平成20年度
平成21年度
在籍者数
9,716
9,936
平成22年度
10,203
平成23年度
10,332
10,532
10,568
収容定員
9,354
9,184
9,174
9,204
9,284
9,402
-9-
平成24年度
平成25年度
(2)入学者数の推移(各年5月1日現在)
年 度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
入学者数
2,875
3,101
3,180
3,052
3,200
3,180
入学定員
2,803
2,833
2,833
2,833
2,913
2,941
3,300
3,200
3,100
3,000
入学者数
入学定員
2,900
2,800
2,700
2,600
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
(3)学生・生徒・園児数の推移(各年5月1日現在)
年 度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
在籍者数
9,716
9,936
10,203
10,332
10,532
10,568
収容定員
9,354
9,184
9,174
9,204
9,284
9,402
11,000
10,500
10,000
在籍者数
9,500
収容定員
9,000
8,500
8,000
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
- 10 -
平成24年度
平成25年度
Ⅱ
事業の概要
1
法人業務の総括
人口動態の変化で、15~18 歳人口が 1992 年度のピーク時から大幅に減少しており、今後さらに加速
されることが見込まれるなか、私立学校をとりまく経営環境は厳しさを増してきている。
私立学校が厳しく選別される時代を迎え、
「小粒でもキラリと光る個性的で魅力のある学校」作りに
注力した 1 年であった。
本法人の中核である日本体育大学は、
「身体にまつわる総合大学」を展望し、平成 25 年 4 月に開設し
た児童スポーツ教育学部に続き、平成 26 年度の開設をめざし、新学部「保健医療学部」の設置申請を
行い、文部科学省から認可を受けた。
これにより平成 26 年度からは大学は、3 学部体制の UNIVERSITY となり、社会の要請に応える体育大
学として大きく変貌する。
また、創立 125 周年記念事業の一環として、平成 29 年度開学をめざして北海道網走市に知的障害者
のための特別支援学校の設立準備に着手した。
これは、知的障害を持った生徒に対し、全寮制でスポーツ・労作・情操教育の 3 本柱の教育を実施し、
社会に活躍できる人材を育成する本学初めての学校設立である。
当年度は、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定を追い風に、法人事務局及び各設
置校の教職員が連携し、理事会方針である「ワンファミリー」
「国際化」
「選手強化」を推進するための
施策を迅速に展開し、加速させた 1 年であった。
(1)三つの基本方針
ア、ワンファミリー
毎月、大学と開催される「大学経営運営協議会」が定着し、法人経営の円滑な運営の推進機能を十分
発揮しつつある。また、設置校校長による「中高経営運営協議会」、進路・広報担当者による「進路・
広報担当協議会」、設置校事務長による「中学・高等学校事務長会」も定着し、設置校間の連携が飛躍
的に良くなり、法人全体の経営課題の着実な遂行に大きな役割を果たす。
実演会における大学と設置校の学生・生徒のコラボレーションは大きな感動を与えた。
また、新学部である保健医療学部の設立申請、学生募集についての設置校との広報含めた高大連携は特
筆すべき事象である
恒例の設置校の入学式・卒業式に大学応援団部、チアリーダー部学生を派遣による祝福を行い、保護
者・生徒に大きな感動を与えた。
大学教員による設置校のスポーツ指導者・生徒を対象にした「コーチングクリニック」の実施は日体
ファミリーブランドの向上に貢献した。
外部メディアの積極活用は大きな広告宣伝効果をあげ、本学の知名度向上、学生・生徒募集に大きく
寄与した。
イ、国際化
前年度に続き、建学の精神である「本学は使命として国際平和に貢献する」に則って、日本体育大学
と柏日体高等学校合同で朝鮮民主主義人民共和国とのスポーツ交流を実施した。また、パラキー大学(チ
ェコ共和国)
、龍仁大学(大韓民国)との学術・スポーツ交流協定を締結し、上海体育学院(中国)
、キ
ャンピナス大学(ブラジル連邦共和国)ほか海外の大学との連携を推進した。また、日本体育大学では
2 名の留学生を受入れ、柏日体高等学校ではモンゴル・セネガルから 2 名の留学生を受入れた。また、
来年度アフガニスタンからの留学生を受入れるべく手続中であり、日体荏原高等学校では、来年度パキ
スタン、モンゴルからの留学生を受入れるべく手続き中である。
両高校とも取得した生徒寮を有効に活用し、積極的に受け入れを推進した。
- 11 -
日本体育大学は、JICA(国際協力機構)と連携し、国際人を輩出すること目的に、ブラジル・カンボ
ジア・モロッコ・モルディブに 28 名の短期ボランティア学生を派遣した。さらに、青年海外協 力隊へ
の学生及び卒業生の派遣を推進し、短期 28 名、長期 10 名の合格者を輩出した。
ウ、選手強化
大学、設置高校において、特待制度を活用した「選手強化」を積極的に進め、期待通りの実績を残す。
競合他大学・高校と選手強化でしのぎを削るなか、2020 年東京オリンピック・パラリンピック開催の
追い風を活かし、メリハリの効いた特待制度の運営、スカウティング強化を従来以上に推進していく必
要がある。
大学 OB 監督で、全国大会に出場するなど顕著な成績を残した優秀な監督への理事長からの激励・表
彰を継続し、法人としての施策を着実に進めた。
ソチ冬季オリンピックでは、代表選手に学生・大学 OB 関係者合わせて 23 名を派遣する実績を残した。
(2)組織改正
「健やかなからだを育む」を基本理念にし、体育スポーツに関する研究活動、設置校に対する研究活
動支援を目的とした「日体大総合研究所」を設立した。また、知的障害者の特別支援学校である日本体
育大学高等支援学校「北海道学園(仮称)
」の設立準備室を法人事務局に設置した。
(3)法人諸規定の整備
各種法律の改正や社会環境の変化に適切に対応するために必要な諸規定・規則の見直しを着実に進め
ると同時に、児童スポーツ教育学部設置に伴う諸規定・規則の改正を行う。また、平成 26 年度の開設
が認可された保健医療学部に関する諸規定・規則の見直し、改正の準備を進める。
(4)財政
大学は、新設の児童スポーツ教育学部含めた学生の募集定員確保に努め、安定的な財源確保を継続し
た。
法人では、平成 26 年度開設予定の保健医療学部のキャンパス整備を進め、大学においては、戦略的
なゲストハウスの建設など優先順位の高い施設支出を実施した。
高校・中学校、幼稚園、柔整は、生徒・園児の募集定員確保のための施策を、校長・園長以下教職員
全員が最大限推進するとともに、施設・設備の老朽化に対する整備計画を策定し、中長期的な展望に立
った 2 号基本金組入れや施設等準備資金の積立を行い財源の確保に努めた。特に、浜松日体高等学校・
中学校は競争力強化のために、将来展望を見据えた再開発事業を推進し、長期的な返済計画を十分検証
のうえ、日本私立学校振興・共済事業団、民間金融機関から建設資金を調達した。
日体桜華高等学校は、生徒募集の定員比大幅な未達に起因する学納金不足により収支差額が低水準に
あり、厳しい状況が続く。老朽化した校舎の建替え資金の積立が喫緊の課題である。また、全学的な経
費節減キャンペーンを展開し、全教職員の経費節減意識の醸成をはかるとともに、実施された施策を通
して成果・ノウハウの共有化をはかった。
(5)人事・給与
法人事務局では大学・短大職員の人事制度の安定運用、レベルアップを目的とし、前年度に続き管理
職を対象にした評価研修を実施するなどの諸施策を展開した。
高校・中学の教職員の給与・退職金・休暇等の諸制度の改定について、設置校ごとの説明会を昨年度
に続き開催し理解を求め、組合との団体交渉を行うなど理解を得る努力を行う。結果、浜松日体高等学
校・中学校で先行実施することとなる。
新人教職員研修・設置校教員研修などを実施し、本法人の教職員としての意識づけ、仕事に取組む意
- 12 -
識改革及び資質向上、日体ファミリー意識の醸成をはかった。
(6)管理・運営
新学部である保健医療学部開設に向けた基本計画の検討、設置申請手続きを短期間かつ集中的に行い、
文部科学省より認可を得た。
並行して保健医療学部開設のための新キャンパスを健志台に建設、什器・備品・図書の整備、教員採
用、実習病院の確保などの準備を計画通りすすめ、円滑な開学を迎えた。
本法人の開設 125 周年を展望した骨太の将来構想を検討するべく「将来構想検討委員会」の設立の検
討をすすめ、来期の稼働に向けた準備を行った。
自己点検・評価協議会を設置し、平成27年度に予定されている認証評価受審までのスケジュールを
策定し、受審体制を整備した。
長谷川病院の在り方については、財政面、運営方法に課題が残り、来期以降引続き検討することとし
た。
厳しい経営環境の変化に迅速に対応するため、また、教職員の企画、立案力を高めることを狙いとし
た全学提案制度を創設し、経営に反映させた。
(7)監査
公認会計士監査と連携を密にした法人の監事による監査に加え、法人の内部監査委員による監査を計
画的に実施することで、各設置校の財務内容の向上を支援するとともに、コンプライアンス、ガバナン
スの確立を指導した。
2、設置校業務の総括
(1) 教育・研究
日本体育大学では、
「学士力」と「就業力」の向上を意図した 2013 年カリキュラムの円滑な運用を図
るとともに、企業就職率の向上に向けた施策により、就職率が 10%以上の向上となる反面、教員志望
者のレベルアップには課題を残す。
スポーツ競技力の向上(選手強化)について、特別奨学生の拡充など奨学生制度の効果的な運用を行
うが、重点種目及び強化選手に関する基本方針の策定、スポーツ局の運営組織の改善及び強化費の配分
などが未着手に終わり来期へ課題を持ち越す。
教育研究活動の一層の推進を図るとともに、学生の学習、生活のより一層の支援と環境整備を教職協
働により推進した。
社会との一層の連携強化の一環として、平成 26 年度文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の申請
を行い、当事業を大学の地域貢献事業として推進することとした。
高校・中学校においては、各校が特色ある教育を推進し、基礎学力向上、進学率向上、人間教育充実、
クラブ活動充実に努めた。
日体荏原高等学校では、学習指導(学ぶ姿勢、基礎学力等)を軸にした教育活動全体の見直しと改善
をはかり、新カリキュラム検討委員会を発足させ、10 年後の本校の姿を展望した教育方針とその内容
等について検討を始めた。
クラブ部活動については、5 年計画で甲子園をめざす硬式野球部、柔道部はじめ全国大会・関東大会
に出場し活躍した。
日体桜華高等学校においては、生徒の基礎学力向上に向けて、学期ごとに生徒による授業評価ならび
に学習到達度の分析を行い、なかだるみが起きる 2 学期には教務グループ教員を中心に全学年で授業観
察を実施し、注意喚起を行った。結果、成績不良者・出席不良者が大幅に減少した。また、転退学率を
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抑えるためのきめ細かい指導を引続き実施した。
柏日体高等学校においては、生徒自ら学ぶ姿勢こそ、進学実績を伸ばし、進学後の進路開拓に結びつ
くことから、授業の改善に加えて、自学自習へと向かわせる指導等を進めてきた。結果、職員室廊下前
に設置した自習用の机の活用、学習支援センターの利用者数の顕著な増加がみられ着実に生徒の学力向
上がはかられている。
クラブ活動については、平成 18 年度から募集したスポーツコースの人気が上昇、女子駅伝競走、バ
スケットボール、柔道、ダンスなど競技力も向上している。
浜松日体高等学校においては、安心して進路の「夢」を叶えることができるよう中高一貫教育や特色
あるコース制導入などにより、生徒個々に合ったきめ細かな指導を継続することが、一層の信頼向上に
つながることを教員はよく理解し、日々、丁寧な指導を心がけている。
当年度は、中高一貫教育 8 回目の卒業生が中心となり、国立大学や難関私立大学に数多く合格した。
クラブ活動については、活動時間を制限するなかで短時間集中型の活動が奏功しており、文武両道をめ
ざして部活動の活性化を推進した結果、陸上部、山岳部、男子バレー部、放送部、吹奏楽部が東海大会
や全国大会に進出した。
日体幼稚園においては、「預かり保育」の希望者が年々増加し、幼稚園を選択する大きな要素になっ
てきていることから、担当者 4 名態勢で 18 時まで預かっており好評を得ている。また、二歳児保育(ぽ
っぽ)の需要は相変わらず高く、担当者を 2 名態勢にしており、定員の 2 倍の応募があった。このぽっ
ぽ入級者が入園受験者に繋がるように努めていく。
日体柔整専門学校においては、柔道整復師の国家試験合格率 100%をめざして指導を行った。具体的
な取組としては、夏期休暇中に本校での 2 泊 3 日の解剖学・生理学の強化授業などを実施した。結果、
100%の合格率を果たすことは出来なかったものの、95.3%の合格率を確保することができた。特に昼
間部の 100%合格は国家試験対策の顕著な成果であった。
中途退学者の抑制については、主な理由が「経済的な困窮」「学業成績」に起因するものが多く今後
の課題として残る。
(2) 施設・設備
日本体育大学においては、平成 25 年度の世田谷キャンパスに続き深沢女子寮の建替え、ゲストハウ
スの新築を行い 8 月に竣工式が無事終了、また、男子第一寮の耐震改修工事、健志台ゲストハウス改修
工事、健志台ラグビー場人工芝敷設工事等を着実に進める。
日体荏原高等学校においては、3 号館耐震工事を実施し、第 1 体館屋上防水工事を実施した。また、
校舎改築計画については「10 年計画で実施する」共通理解が全教職員の間でできた。学校敷地の借地
の一部購入について地主との交渉を再開、進展が見られた。
日体桜華高等学校においては、本館受水槽交換・本館床張替・アーチェリー場改修工事は計画通り実
施したが、計画していた第一体育館の耐震工事は来期に繰延べした。
柏日体高等学校においては、校舎の新築、グランドの整備について「再開発事業」として計画が進展、
基本計画、基本設計、実施設計が完了した。工事着工に向けた行政手続き、 近隣住民への説明等を終
え、3 月末に着工した。平成 27 年 12 月完成目途に工事が進捗している。
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浜松日体高等学校においては、50 周年事業校舎建替えを着工した。工事は順調に進捗しておりテニ
スコートは完成し、平成 27 年 1 月に竣工予定である。
日体幼稚園においては、本館 2 階屋根の堅樋増設と一部天井の張替え、給水方式の変更、トイレの改
修工事を行う。
日体柔整専門学校においては、築 10 年経過した校舎の修繕工事に加え、柔道場の空調設備を新設し
た。
(3) 平成 26 年度入学生の動向
日本体育大学においては、入試方法の多様化により、運動能力はもとより、学力の高い学生の確保を
はかった。また全国的な規模での学生を確保するために、全国の受験生が本学を進学先として意識する
機会を拡大させることを狙いとし「赤本」の刊行を行い、また、新学部である保健医療学部で地方会場
入試を行った。結果、体育学部の志願者は減少するも、児童スポーツ教育学部の志願者は、前年度比
33%増加、3 学部合計の志願者は 2%増加となり、順調に入学者を確保することができた。特に、保健
医療学部は短い告知期間にもかかわらず計画通りの入学者を確保した。
日体荏原高等学校においては、前年度に続き募集定員を大幅に上回る 420 名を超える入学者を確保し
た。
日体桜華高等学校においては、単願志願者は前年度並みであったが、一般入試志願者が 7%減少した
ことに加え、歩留率の低下により 170 名の入学者確保にとどまり、平成26年度も募集定員240名を
大幅に下回る結果となった。中学校は40名の募集定員に対し5名の入学者にとどまった。
柏日体高等学校においては、学則定員は 332 名であるが、28 名の臨時定員増があり 360 名の募集と
なるなか、全体の志願者は前年度比 104 名増加し、入学者は募集定員を大幅に上回る 409 名であった。
浜松日体高等学校・中学校においては、中学校の募集定員の 90 名に対し、定員を 12 名上回る 102 名
(前年度比7名増加)の入学者を確保した。また、高等学校は 320 名の募集を行い、単願者は内申生
67 名と公立中学校からの入学者 103 名となり、合計 170 名の入学者となった。併願受験者は過去 5 年
間で最高の 1,204 名と前年度比 63 名増加し、戻り率の上昇により併願入学者は 175 名となり前年度比
38 名増加した。結果、募集定員を 25 名上回る 345 名となった。(前年度比 48 名増加)
日体幼稚園においては、受験者は四歳児を含めた定員 90 名に対し 172 名と前年度より
3 名上回ることができ、入園者も 81 名確保した。
日体柔整専門学校においては、昼間部 56 名、夜間部 19 名、合計 75 名の入学者であった。保健医療
学部に合格した学生や他の専門学校合格した学生による辞退者が続出したことが、募集定員(90 名)
未達の要因であった。
3、 設置校別の概況
日本体育大学・日本体育大学女子短期大学部
(1)適切な学生数を確保する。
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① 入試方法の多様化を図り、安定した学生の数と質を確保する。
当年度の 3 学部合計志願者数は 5,386 名で前年から 2%増であった。全体的な志願者の傾向は、第一志望
を前提として志願する学科 AO 入試及び推薦Ⅱ期一般推薦入試においては前年度大きく上昇した倍率の影響
からか志願者はやや減少したものの、当年度の志願者は前年度の志願者よりも偏差値のやや高い高校在籍者
が増加し、優秀な学生が確保できた。
また、体育学部のトップアスリート AO 入試とスポーツ推薦入試では高い競技実績の志願者が急増し、合格ラ
インが前年度に比べて急上昇する結果となり優秀なアスリートを多く確保できた。更に、一般入試においても、
前年度の志願倍率の影響で志願者の増減が生じた学部が発生したが合格者(手続者)の試験結果から学力の
高い学生の確保ができたと考えられる。
1) 全国的な規模での学生の確保
全国の高校生が本学を進学先として認識する機会を拡大させるため「過去問題集」の発行方法を変更し、受
験生が過去問題集を求めようとして訪れる全国の基幹書店に陳列される「赤本」を刊行した。これまでは HP 及
び本学来学者を中心に無料配付する限られた層を対象としてきたが、今後は受験生のみならず全国で幅広く
一般の方々の目にも触れることとなり、当年度は約 2,000 部の発注があり、期待通り本学に対する認識や意識
付けへの切っ掛けとなったと考える。
また、地方都市の指定校訪問時に主な予備校へ本学紹介の訪問を実施、及び保健医療学部一般入試前期
の地方会場入試を実施したことで、翌年度以降の全国的な PR の一助となり新たな層の受験生等に本学への受
験及び入学への意識付けができたのではないかと考える。
2) 運動能力はもとより、学力の高い学生の確保
一つには体育学部一般入試前期の筆記試験科目・実技試験種目のスリム化と筆記試験に比重を置いた配
点に変更及び後期の筆記試験を 1 科目 60 分 100 点満点から 80 分 150 点満点に変更した。このことで、これま
で本学を受験しなかった体育系学部進学者の層を取込んだ選抜を実施し学力の高い学生確保を目指してきた。
当年度の体育学部及び児童スポーツ教育学部一般入試前期では、これまで実績の無かった有名高校からの
志願者があり、合格未手続者の出願時のアンケートや合格辞退者の辞退理由から本学よりもレベルの高い大
学を併願していることが分かり受験生層の学力が高くなっていることが分かった。
3) より一層の女子学生の確保
施策実施に伴って、女子受験生の本学に対するイメージが変わることを期待している。また、これまでのイメ
ージ(ただ単に「堅い・厳しい」)を、現状の本学のイメージ(「厳格さと融和な両面」)を正しく認識されるよう、広
報課と協力してパンフレット作成、オープンキャンパス及び各種進学説明会等で PR 活動を推し進めてきた。
② 転・退学生の防止
1) 現状の分析
退学者の比率は留年生が一番多い。単位が足りなく卒業できなかったが、就職が決まっているので退学、ま
たは留年したが大学には通学せず就職活動をし、決まったので退学をする、というケースが多い。また、競技を
することを目的として入学した学生については、怪我や部活内でのトラブルにより競技を続けられなくなり、目標
を見失ったことで退学に至るケースも多く見受けられる。特に武道学科については、クラブと専攻を切り離すこと
ができないため、気まずさなども伴い、修学継続を断念する者も多い。
2) 防止策の検討と策定
なるべく 4 年間で卒業できるよう支援していく必要があるとともに、留年生への手厚い支援が必要である。留
年生が授業への出席を躊躇う理由の一つとして、下学年とともに実技の授業に出席することに対する抵抗感が
上げられる。留年生同士の交流の場なども効果的かもしれない。
また、学生支援センターへ退学相談に来た段階では、既に退学の意志を固めた状態であるため退学を阻止
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することは難しい。残り単位が僅かであるにも係わらず、留年して大学に来るタイミングや意志を失っている学生
は、今更頑張っても単位は出ない、など諦めてしまう者も多いが、学期の早い段階でそのような学生を拾い上げ
ることができれば、退学防止に繋がるのではないか。
(2)児童スポーツ教育学部の円滑な運営を図る。
① 設置計画履行状況等調査(AC:アフターケア)について AC 調査対応プロジェクトを設置して対応する。
児童スポーツ教育学部の開設年度であり、教員異動等が生じたが関係部署と連携を取り対応した。平成 25
年度児童スポーツ教育学部設置に係る設置計画履行状況報告書(5 月 1 日現在)を作成、報告後、文部科学
省に提出した。
② 学生の教学上の充実を図る。
教室設置の IC 出席カードリーダーを積極的に使用して、授業の出欠管理に活用した。学生個人が出席状況
を確認することができ、授業出席への意欲向上に貢献した。また、図書館においては、学校体育以外の学校教
育分野については、これまでに蔵書の蓄積がないため、児童スポーツ教育学部対応の予算を確保して、蔵書
の強化に意識的に取り組んできた。
③ 教育実習・保育実習のための施設を確保する。
東京都をはじめ近隣の県市教育委員会への挨拶回り及び受入依頼を行い、実習先確保に努めた。また、教
育実習等実施委員会を設置し、教育実習実施に向けて詳細準備に入った。大学と横浜市教育委員会との連
携・協働のための会議に参加し、教育実習校確保のために働きかけている。
④ 入試の改善を図るとともに、募集活動を強化する。
前年度は設置認可直後の限られた入試実施であったが、当年度の入試制度では既存学部と同様に学科
AO 入試を始めとする各種入学試験での選抜を実施する事で優秀な学生の確保が進められた。また、学生募
集活動では、これまでの日体大=体育学部、中学・高校体育教員だけではなく、教育学部、小学校教諭・幼稚
園教諭・保育士養成をより強くイメージされるよう広報課と協力してオープンキャンパス及び各種進学説明会等
で PR 活動を推し進めてきた。特に一般入試前期では志願者が大幅に増加し有意な選抜を実施し、優秀な学
生の確保ができたと考える。
⑤ 女子短期大学部の募集停止と将来の廃止に関する情報を学生、保護者及び卒業生に対して周知徹底を
図る。
広報課が中心となって短大募集停止と児童スポーツ教育学部開設を併せて周知した。HP 掲出、保護者会・
同窓会、オープンキャンパス及び各種進学説明会等で周知し特に混乱はなかった。
⑥ 児童スポーツ教育学部の開設に伴い改正された諸規程を点検する。
平成 24 年度内に点検、改正の手続きを行い、平成 25 年 4 月 1 日から改正された規程にて滞りなく移行出
来た。
(3)新学部開設検討委員会への協力体制を図る。
① 新学部開設検討委員会の検討結果に対する検証及び協力をする。
新学部開設に関しては、より多くの優秀な第一期生を確保するために入試制度の準備と実施に注力した。11
月の認可直後から学生募集活動を開始し、12 月には推薦入試、2 月の一般入試前期での本学会場と地方会
場入試及び 3 月の一般入試後期と 3 回の入試を実施したことで、第一期生の募集定員を確保することができ
た。
図書館においては、申請用にリストアップされた基本図書について、目録・分類の整理作業、ラベル装備作
業を済ませ、新年度用に間に合わせた。書架への配架については、授業開始に間に合うよう、準備に当たった。
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次に、書架・閲覧席・什器類については、自習室対応を兼ねるスペースの鍵の対応も含め、年度内の準備を完
了させた。
(4)「学士力」、「就業力」の向上を図る。
① 「学士力」と「就業力」の向上を意図した 2013 年カリキュラム(平成 25 年度体育学部新入生から適用)の円
滑な運用を図る。
語学力の向上を目指し 2013 年カリキュラムに、国語及び英語について基礎から段階的に学ぶ体系に科目設
定をした。当年度の結果を踏まえ、習熟度別授業クラス分けを検討することとした。人材育成を実現するために
日体力育成プログラムを立ち上げ、シラバスにおいて身に付く能力を示し、学生の授業受講における意識付け
を行った。
大学の授業について行ける基礎学力を身につけるための、基礎学力向上講座の実施を教養教育委員会に
提案した。
② 就職率向上を図る。
1) 企業就職率の向上
部活動に加入している学生が参加しやすいように就職セミナーを昼休みに実施した。また、学内合同就職説
明会を複数回実施し学生と社会の接点を増やした。また、卒業学年を対象としたパソコン講座を図書館のサポ
ートを得て実施した。その結果、企業就職率が前年比を大きく上回り、10%以上増加となる見込みである。
2) 教員志望者のレベルアップ
教員志望者に対し合宿研修を実施した。また、「日体大らしい教員養成プロジェクト」を立ち上げ、教職協働
で取り組みを始めた。体育学部1年生全対象に教員になるための「なるには講座」を実施し、教育実習に行くた
めの履修要件として法規暗記を実施した。
③ FD 及び SD に積極的に取り組むなど教育内容及び教育環境の充実を図る。
1) FD の推進のために、公募型授業イノベーション支援プログラムを立ち上げ、実施する。
本学独自の FD 定義を創出、共有することを最優先の課題と位置付けたため、FD 活動の現状と優先順位を
考慮し、当該プログラムに関する費用対効果をも鑑みて、見送ることとなった。
2) 授業評価に関連して新学務システムを活用・実施し、結果の検証を行う。
前学期授業評価アンケートの結果及び後学期授業評価アンケートの結果、得られた回答データをもとに、教
員職の「資質向上方策」に取り組むうえでは、自身と他の教員の状況を比較することの有用性を試みるため、各
授業別の評価を個人別に再集計し、匿名化した上で、全教員に共通資料を配付した。
さらに、授業評価アンケートと同様に前学期及び後学期の採点(成績)評価を総合的かつ個別に集計し、採
点傾向を他者と比較できる資料を作成し配付した。
これらに関して意見を交換するため、シンポジウムを開催し、授業評価アンケートの全体傾向や状況の説明
のほか、成績評価に関して、講義系及び実技系の担当教員から評価行為の実状について話題提供及び意見
交換を行なった。
個別の教科目に係る授業に関しては、その各所管となる本学研究室体制における各群及び各領域における
所属教員間の共通理解に基づく、各授業実施に関する方針の共有や採点方針の共通性について認識を新た
にした。
3) SD の推進のために、大学の内外の研修会に職員を参加させるなど、一層の充実を図る。
本学を取り巻く諸情勢を理解し、各々が日体大の在るべき姿とその将来像を共有した上で、就業意欲とその
実践を実現するため必要不可欠な“気付き”の意識を涵養し、法令・財務・情報の三要素を認識した上で、実際
の学生支援業務を遂行する上で必要不可欠な情報の種類を把握・収集・整理・活用する能力を培うことを目的
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とした学内研修会を実施した。大学職業指導研究会の各分科会、体育大学就職担当者連絡協議会で実施さ
れる勉強会及び情報交換会への参加を積極的に行った。
④ 屋内・屋外の運動施設の修繕を図る。
1) 既存施設の整備を計画的に行う。
全学ネットワーク設備の構築や健志台キャンパス 2・3 号館、体操競技館のGHP更新、トレセンのマシン入替
え、第 2 食堂の拡張、野球場内外野境目の整備、サッカー場の整備、プール棟の整備、各種マットの交換を始
めとして、年次計画により施設設備の改修・更新を行った。
2) ラグビー場の人工芝化の実施計画を策定する。
ほぼ、当初の計画どおり設計・施工が行われ、9 月末日に引き渡しを終え、好評を得て利用されている。
(5)スポーツ競技力の向上(選手強化)を図る。
① 理事会との連携の下で、大学の政策として重点種目及び強化選手に関する基本方針を明確に提示する。
改革の必要性を認めているが、実行には至っていない。
② 奨学生制度の効果的な運用を図る。
平成 25 年度入学者より特別奨学生制度を拡充した。
③ スポーツ局の運用の改善を図る。
1) 指導者(専門職のコーチ、トレーナー)の適切な配置
スポーツ局スポーツ専門職コーチに関しては平成 25 年度において前年度比 6 名増となり指導体制の充実が
図られた。トレーナーに関しては専門職以外の外部委託が男女駅伝に新規契約され今後他種目に関しても専
門性の高い外部トレーナーとの契約が検討されている。しかしながら平成 25 年度予定されていた専門職制度
に対する根本的改革の検討が未着手であり今後の課題である。
2) 強化費の配分
強化費配分に関しては重点強化種目、重点強化選手とも根本的な検討に関しては未着手である。
③ 運営組織の改善
運営組織の改善に関して、スポーツ局組織の見直しはこれまでも要検討事項であったが未着手である。
④ マルチサポート体制を構築する。
必要性を認識し、部分的にはスポーツ局で取り組んでいるが、全体的な改革には至っていない。
(6)教育・研究活動の一層の推進を図る。
① 研究室体制の再編成と機能化の推進
これまでの研究室体制から「群」「領域」にグルーピングを行った。保健医療学部関連の領域・研究室名につ
いては、今後も引き続き見直しが必要となる。
1) 学際研究の推進
現状においては未着手である。
2) 授業担当コマの平等化(専任教員による教育の充実)
担当コマを 8 コマ以上とし、超えたコマ数については「増担手当」を支給することとし、専任教員による教育の
充実を図る一助とした。
② 研究施設・設備の一元管理の推進(管理運営の円滑化)
中央測定室の整理・整備の第一段階として、不用及び老朽化した機器類の廃棄を行った。
また、研究機器の新規購入に向け予算を確保し、計画的購入の準備に努めた。総合スポーツ科学研究センタ
ーを中心とし、特に大型機器の導入や効果的利用方法について全学的な認識が広まってきた。
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③ 研究組織の連携
大学院との連携で、学術雑誌「日本体育大学スポーツ科学研究」の充実に努めた。体育研究所との連携で、
これまでのプロジェクト研究の総まとめの年度とした。
④ 研究助成と研究成果の公表
1)外部資金獲得を奨励し、研究助成に基づく研究の公表を義務付ける。
科研費については、説明会を開催し、応募に向けた奨励に努めた(平成 26 年度の応募:大学 19 名、短大 2
名)。学術研究補助費については、その成果は論文としてまとめ学術誌に投稿することを条件とした。
⑤ 学生の情操教育のためにキャンパス全体の博物館化を推進する。
1) 博物資料の収集と展示を推進する。
法人事務局の主導により絵画を中心として 45 点を増やし、キャンパス内各所へこれを展示・掲出した。
2) 資料の整理と保管のための環境を整備する。
図書館課を中心として、新たな蔵書や既存の貴重図書などの保管・管理に努めた。
(7)学生の学習・生活のより一層の支援と環境の整備を教職協働により図る。
① 学生支援センターの充実を図る。
東京・世田谷キャンパスにおいては総合受付を設け、ワンストップで諸手続きができる体制とした。また、ワン
フロアに 3 部門をまとめたことにより各部門間の連携を深め、学生サービスの向上を図っている。
② 学生食堂を中心とした食育を推進する。
東京・世田谷キャンパスにおいては、米飯の質の向上のため、保護者会から補助を受けられるよう要望した。
横浜・健志台キャンパスにおいては、第二学生食堂においてラグビー、レスリング、サッカー、バレーの各部が
朝食と夕食を摂っている。
③ インターンシップを促進させる。(学外教育活動への協力を含む。)
受け入れ先の開拓を行い、神奈川県立体育センターに快諾を頂き学生を派遣した。
④ 女子学生寮及びゲストハウスの建設と男子学生寮の改修を図る。
計画に従って設計・施工業者と打合せを進め、平成 25 年 8 月 23 日に世田谷ゲストハウスと和泉寮(女子寮)
の竣工式が無事終了した。深沢寮(男子寮)についても、平成 26 年 3 月 15 日にリニューアル工事を完了した。
また、横浜・健志台キャンパスに隣接の土地・建物を取得し、健志台ゲストハウスとして改修工事を進めており、
平成 26 年 2 月 28 日に完成した。
⑤ 健康管理対策のより一層の充実を図る。
健康相談医、産業医、保健師とも緊密に連携し健康管理対策のより一層の充実を図った。
1) 健康管理センターを充実する。
「学内における救急救命の手引き」「健康相談のご案内」の新規制作と合わせて大学ホームページ上に健康
管理センターからの公開情報を充実させた。このことにより紙面・Web 上からの情報入手が容易となった。
また、室内には業務用空気清浄機や大型モニターを新規導入し安全・安心・有効な環境を提供できるようにな
った。さらに、貧血検査用の末梢血管モニタリング装置を新規導入し採血不要で気軽な測定ができるようになっ
た。
2) 「スポーツクリニック」の開設と活用に関して検討する。
有識者による検討会の発動が望まれるところであるが残念ながら当年度はその動きが確認されなかった。検
討が動き出せば健康管理センターも積極的に協力したい。
⑥ 世田谷・健志台間バスの運行を策定する。
4 月から運行を開始し、学生・保護者から好評を得ている。朝夕の便には乗車できない学生が出たため、更
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に 9 月からはマイクロバスを増便させ、1 日に両キャンパス共に 7 便を運行している。増便するも乗車できない学
生への対応を含め、経過を見守る必要がある。
(8)スポーツに係る国際交流の推進を図る。
① 諸外国の体育系大学との提携を図る。
平成 26 年 1 月にパラキー大学(チェコ共和国)との学術・スポーツ交流協定を、同年 2 月末に龍仁大学(大韓
民国)と締結。引き続き、上海体育学院(中国)と平成 26 年 5~6 月を目途に協定締結予定。その他キャンピナス
大学(ブラジル連邦共和国)、ベネズエラおよびロシアの国立体育大学などとの学術・スポーツ交流協定に向け
て現在調整中である。
② 本学独自のスポーツ交流を推進する。(開発途上国へ学生及び卒業生を派遣する。)
前年に続き、平成 25 年 11 月 4 日から 9 日の日程で、朝鮮民主主義人民共和国にて朝鮮体育大学とのスポ
ーツ交流を行った。この第二次遠征には、バスケットボール(男女)16 名、サッカー(女子)16 名、柏日体高校男
子サッカー部 14 名を含め、総勢 62 名が参加した。また、JICA 短期ボランティア制度により、「ブラジル・モロッ
コ・モルディブ・カンボジア」の 4 ヶ国へ学生を 28 名派遣した。
また、インターナショナルスクールにおいて、外国人の子供達にスポーツを指導し、英語でのコミュニケーション
能力を身につけることを目的とした企画を立案実施した。
③ 青年海外協力隊に学生及び卒業生を派遣する。
説明会、体験談報告会を多く実施し、学生の派遣を促進した。短期 28 名、長期 10 名の合格者を輩出。長期
派遣予定の卒業生は、開発途上国「ブルキナファソ・モルディブ・ニカラグア・モンゴル・ブラジル・ザンビア・セネ
ガル・ネパール・エチオピア・パラグアイ」へ派遣予定。派遣職種は体育 5 名・青少年活動 2 名・柔道 1 名・体操
競技 1 名・野球 1 名の計 10 名である。
(9)社会との連携をより一層充実させる。
① 本学独自の総合型地域スポーツクラブの開設に向けて検討する。
総合型地域スポーツクラブ開設準備検討委員会を組織し検討を進めた結果、当年度は平成 26 年度文部科
学省「地(知)の拠点整備事業」(大学 COC 事業)に申請を行い、当該事業の延長として事業終了後は総合型
地域スポーツクラブへ移行して事業を継続していくことが委員会で承認された。なお、採択の如何に関わらず同
事業は本学の地域貢献事業として推進する。
1) スポーツ教室を開設し地域との連携を深める。
2) 全国のスポーツクラブとの連携を図る。
COC プロジェクト承認後、COC 責任者ミーティングを 5 回に亘って実施し、具体的にスポーツを「する、見る、
支える」を柱とし申請に向けての準備を行った。平成 26 年 4 月 8 日の申請に向け滞りなく準備を進めることがで
きた。
② 学生のスポーツ指導者の派遣依頼に積極的に対応する。
第 3 回世田谷子ども駅伝の陸上競技指導へ陸上競技部の学生 3 名、世田谷区深沢まちづくりセンター及び
深沢小学校からの依頼により、地域行事「ぎんなん祭り」の会場設営等ボランティア活動と合わせ、ダブルダッ
チ部員による演技披露及び縄跳び指導を行った。
③ 教育研究情報の公開を促進する。
平成 25 年 11 月に東京・世田谷キャンパスにおいて、「シニア世代の健康と体力」をテーマに地域住民を対象
に公開講座を実施した。また、平成 26 年 3 月に横浜・健志台キャンパスにおいて、「体力測定と健康つくり」をテ
ーマに公開講座を実施。同じく 3 月に横浜・健志台キャンパスにおいて、「健康・体力つくりに向けた運動・スポ
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ーツのすすめ~体力測定の結果から~」をテーマに公開講座を実施し、どの講座も地域の方々に多数参加い
ただき好評を得た。
(10)併設校、保護者会及び同窓会とのより一層の連携を図る。
① 併設校との施設の共有化を促進する。
日体幼稚園の世田谷のプール使用を始めとして、10 年ぶりに日体柔整専門学校の卒業式を記念講堂で行
うなど、各設置校への施設開放を推進している。
② 併設校へ教職員・学生を派遣する。
日体荏原、柏日体、日体桜華の各高校に本学応援団部、チアリーダー部の学生を派遣し、高校の入学式、
卒業式を祝福した。また、武道学科の教員を日体荏原高校に派遣し、相撲部の指導にあたった。教職員の派
遣については、今後もその可能性を模索していきたい。
③ 併設校の生徒の受け入れを促進するための方策を講ずる。
アドミッションセンター長及びセンター員が各併設校内で入試制度説明及び大学説明・学生生活について直
接説明を実施し、本学受験及び入学への意識付けを行った。また、高大連携の一環として授業体験受入、大
学説明会及び施設見学受入を広報課と協力して推し進めた。
④ 大学の保護者会及び同窓会との密接な連携を図る。(校友会構想)
保護者会(47 都道府県のうち、37 都道府県)、同窓会の各都道府県同窓会に教職員が参加し大学の情報提
供など行ない保護者、同窓生と連携を図れた。また「校友会」設立を視野に入れて、平成 26 年度に事務組織を
改編し、事務局に事務局長直轄の組織として「校友課」を新設する準備を進めている。
(11)効果的な広報活動の展開を図る。
① 法人本部との連携の下で学生確保に繋がる中期的な広報戦略を新たに策定するなど、効果的な広報活動
を展開する。
保健医療学部の設置許可に基づき、法人と連携し、新聞広告、高校に設置認可に係わる資料の送付など広
報を行なった。また一般入試については、緊急説明会など開催し、学生確保に繋がる広報が出来た。
(12)自己点検・評価を実施する。
① 自己点検・評価のエビデンス集(データ編)を作成する。
平成 26 年度自己点検・評価の実施に向け、平成 25 年度分のエビエンス集(データ集)を作成した。
日体荏原高等学校
(1)当年度の事業計画に基づき遂行した事業
① 専任教員定数の適正化について
本年度、6 名の専任教員を採用し、全体で 41 名となり、学校運営に必要な定数になりつつある。三年前から
の懸案事項であり努力してきたが、その間に、現役専任教員の死亡や懲戒処分による依願退職、更に、早期退
職等があり、適正化できない状況であった。
② 校舎施設の改築計画について
組合の委員長を参加させた改築検討委員会を発足させ、10 年以内に改築をする方向で共通理解ができた。
更に、全教職員の全体研修会を企画し、意見を聞き、アンケート等で具体的な内容をまとめた。
資金を定期的に貯蓄する意見が 7 割、法人任せや、寄付金を集める等の意見は 3 割であった。いずれにしても、
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少しでも早く改築に着手するということについては全員の共通意見であった。
③ 借地の購入計画について
平成 25 年度の終盤になって、地主との話し合いを再開することができた。新規採用の落合事務長の試算計
画も具体化し、担当不動産の協力のもと購入に向かって進展している。
(2)計画通り終了した事業、翌年度へ積み残した事業
① 専任教員定数の適正化について
翌年度に継続しいていく事業
② 校舎の改築計画について
翌年度に継続していく事業
③ 借地の購入計画について
翌年度に継続していく事業
(3)複数年度に係る計画のうち、当年度に終了した事業
① 学習指導(学ぶ姿勢、基礎学力等)を軸にした教育活動全体の見直しと改善
平成 27 年度からの新教育課程の確立に向け、新カリキュラム検討委員会を発足し、10 年後の本校の姿を展
望した教育方針とその内容等について検討を始めた。
② 部活動の強化(特に、硬式野球部を甲子園に送る会)について
当年度の終盤に、硬式野球部で集団喫煙行為が発覚、春の大会を辞退するに至った。5 年計画で支援して
きた甲子園に送る会の成果も、前年までは順調であり、東京都ベスト 4 まで進み甲子園にあと一歩のところであ
った。他の部活動は全体的に成長し、強化されつつある。
③ 日本の文化である祭り(行事、文化祭等)について
5 年計画で支援してきた生徒会指導が効果なく、相変わらず教員指導が優先し、目指す「生徒の手作り文化
祭」の実現が期待できない。特に、110 周年記念文化祭に向けた取り組みや吹奏楽部の充実は停滞している。
(4)上記の事業等に関して、具体的に遂行した事業
① 教学について
教務部として、学習姿勢の徹底に向け、授業開始マニアルを全教員理解させた。新しく、定期考査前に補習
を実施した。低学力生徒に国・数・英の特別補習を実施した。生徒指導部として、110 周年記念文化祭に向け
たプレ文化祭を実施した。
② 募集関係(新一年生)について
前年度に引き続き、420 名を超える新入生を確保した。更に、8 年前の危機突破計画後はじめて、25 名の不
合格者を選抜することができた。
③ 卒業生の進路状況について
卒業生の進路決定率 95%(大学・短大・専門学校 89%、昨年比 4%増。就職 17 名)特に、日体大進学 67
名(内、21 名が新学部に入学した)
④ クラブ活動について
硬式野球部(秋季東京都大会ベスト 8)、柔道部(インターハイ 60 キロ級ベスト 8)その他、全国大会に 7 部、
関東大会に 7 部が出場して活躍した。
⑤ 組織について
伊藤副校長を迎え、教頭、各部長への指導が適切であり、組織の機能がよくなりつつある。次の、落合新事
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務長の活躍が期待される。
⑥ 施設について
3 号館耐震補強工事、第一体育館東と西側大屋根の防水工事、第二体育館屋上の防水工事、1 号館屋上
中央に避雷針付フラッグポール設置、マイクロバスの購入、洗心寮の駐車場アスファルト舗装、印刷機 2 台購
入。
⑦ その他(記念事業等)特筆すべき事業
110 周年事業に向け、実行委員会の内容も多様になり、各部門の企画が急務。また、教育支援会の事務局
人事の変更があり、いっそうの充実が求められている。
日体桜華高等学校・桜華女学院中学校
(1) 教学について
生徒の基礎学力向上に向けて、学期ごとに生徒による授業評価ならびに学習到達度の分析を行った。中だ
るみが起きる二学期には教務グループ教員を中心に全学年で授業観察を実施し、注意喚起を図った。その結
果、平成 25 年度の学年末成績において成績不良者・出席不良者は前年度比で 58%減った。(成績不良出席
不良者数:平成 24 年 24 名・平成 25 年 14 名) 新入生については入学時より学力不振や複雑な家庭環境によ
る不登校生徒など事情がある生徒を多く抱えつつも、転退学率 2%以下に抑えるきめ細かい指導は今後も継続
して行く。
また、各コースの特色を活かした体験学習については 2 月にスポーツコースで予定していたスキー実習につ
いて近年例のない記録的降雪のため中止も検討したが、宿泊施設、インストラクターと調整し、日程変更するこ
とにより実施することができた。
(2) 募集について
平成 26 年度の高校新入生は 170 名となった。本校の単願希望者数は前年度と同数の 100 名であったが、
一般入試において前年度 185 名の受験者から 171 名と減少したことと併せて、一般入試の歩留まり率が前年度
40%(75 名)から 36%(59 名)へ下がった。
二次募集については前年度 10 名の入学者であったが、当年度は7名であった。
中学校新入生は 5 名の入学となった。前年度、高校学校説明会に際して、小学 5、6 年生の妹が在籍する者の
リストより個別で対応した結果、内 1 名が入学へと至った。
(3) 卒業生進路状況について
平成 25 年度卒業生進路状況、4 年生大学 92 名(今年 53.1% 昨年 57.5%)、短期大学 15 名(今年 8.6% 昨
年 4.5%)、専門学校 40 名(今年 23.1% 昨年 25.7%)、就職 14 名(今年 8% 昨年 7.8%)、その他 12 名(今年
7.3% 昨年 4.5%)
大学進学率については前年度より下回ったが、学習院大学・法政大学など GMARCH レベルの難関大学なら
びに日東駒専の中堅大学等の合格実績が伸び、本校の進学に対する指導力が非常に向上したものと思う。因
みに、進路先の系統別では看護医療系・保育系の進学が増加傾向にある。
(4) クラブ活動について
バレーボール部:部員1名が東京都私立高等学校男女選抜海外遠征メンバーに選出された。ソフトボール
部:第 63 回関東高等学校女子ソフトボール東京大会 3 位。陸上競技部:東京都高等学校陸上競技対抗選手
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権大会(円盤投)4 位・関東高等学校陸上競技選手権大会(円盤投)8 位。特別競技部:スノーボード・アイスホッ
ケーなどで海外遠征。今後、強化すべきものについては募集活動も含め検討して行く必要がある。
(5) 組織体制について
これまでの学校改革により教職員の人事の異動に伴い組織内の若返りが大きく進んだ。学校長補佐制度の
定着や教職員の意識改革ならびに各分掌責任者を若手教職員から起用するなど、学校風土を一新し、学校全
体の活性化を図った。
(6) 財務について
入学者に関して、当初目標数確保に取り組んだ結果、目標数には達することができなかったが、校舎等建替
え資金としての積立金(6,500 万円)を確保・実行した。経費節減に努めたことに加え、第一体育館耐震補強工
事の計画を平成 26 年度に変更したことにより低水準ながら収入超過となった。
施設・設備の改善については、8 月に本館階段床の貼り替え工事(326 万円)、10 月にアーチェリー場改修工事
(372 万円)、12 月に受水槽の取り替え工事(504 万円)を実施した。
校舎等の建替えに関しては、現在の建替え資金積立に鑑みて計画の策定を検討中である。
柏日体高等学校
(1) 教学について
生徒が自ら学ぶ姿勢こそ、進学実績を伸ばし、進学後の進路開拓に結びつくことから、授業の改善に加えて、
自学自習へと向かわせる指導等をすすめてきた。このため、職員室前廊下に設置されている自習用の机が活
用され、常に生徒の姿が見られるようになった。また、当年度は前年度以上に成績上位層について上昇傾向に
あった。学習時間については、学習支援センター年間利用者数は 9,765 人であったが、25 年は大幅に増え、
13,327 人となった(36%増)。
生徒指導については、担任の指導をはじめ、関係する部活動顧問、学年主任が調整、連絡を取りながら生
活の状況を掴み、指導を行った。その結果、転・退学者は減少している。
年度
転・退学者数
割合
平成 20 年度
21 名
2.3%
平成 21 年度
25 名
2.5%
平成 22 年度
24 名
2.2%
平成 23 年度
13 名
1.2%
平成 24 年度
21 名
1.9%
平成 25 年度
18 名
1.6%
(2) 募集関係について
学則定員 332 名だが、28 名の臨時定員増があり 360 名の募集となった。全体での志願者数は 104 名
増え、入学者は 409 名となった。アスリートコースについては、単願の募集人員を、前年に比べて 30
名ほど絞ったため、270 名にとどまった。今後は女子の入学者を増やすことが安定した生徒確保につな
がる重要事項と考える。
劇的な改革により、レベルアップした新しいイメージを近隣中学校に打ち出すため、特進コースをア
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ドバンストコース、スポーツコースをアスリートコースと改称して募集をおこなった。また、アドバン
ストコースの保護者・生徒を対象としたイブニングセミナーでは事前の予想を超える 60 名の保護者・
生徒の参加があり、大きな反響を呼ぶことができた。
アドバンストコースについては、学力のレベルアップを目的として、2 クラス分の募集を目標とした
結果、50 名が入学し、2 クラスを編成することができた。また、昨年に引き続き偏差値 60 を超える生
徒を多数獲得することができた。
(3) 卒業生の進路状況について
平成 25 年度卒業生の進路状況
進路
人数
割合
(前年度)
大学
212 名
66.3%
(62.0%)
短大
3名
1.0%
(1.7%)
専門学校
71 名
22.1%
(19.4%)
就職
12 名
3.8%
(5.1%)
進学準備
13 名
4.0%
(9.0%)
その他
9名
2.8%
(2.8%)
姉妹校日本体育大学への進学者が 45 名(15%・前年 28 名 7.8%)、日体柔整専門学校への進学者が 2 名
(前年 6 名)であった。日体大への進学者増加は日本体育大学の活躍、児童スポーツ教育学部、保健医療学
部の新設、大学見学や模擬授業の実施等が背景として考えられる。また、国公立大に 5 名 GMARCH に 7 名合
格した。今後継続的に国公立に合格し、3 年後に国公立に 10 人、GMARCH に 30 人合格できるよう計画的な
指導を検討していく。
(4) クラブ活動について
平成 18 年度入学生よりスポーツコース生を募集し、当初 2 クラスから始まったスポーツコースも平成 25 年度
入学生は 5 クラスを編成するほど人気が上昇し、競技力も向上している。より高い競技力と、他校との差別化を
図るため、平成 26 年度よりアスリートコースと名称変更し、宿泊研修の内容の充実や、スキー、スキューバ、スケ
ートの実習を通じての人間教育の推進、勉学との両立など、さらなる改善を進めて行く。《主な活動実績》
【平成 25 年度の主な活動実績】
① バスケットボール部
千葉県高等学校総合体育大会バスケットボール大会 準優勝(総体出場)
第 44 回 全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会千葉県予選会優勝(全国出場)
② 陸上競技部
全国高等学校駅伝競走大会千葉県予選会 女子 優勝、男子 2 位
全国高等学校駅伝競走大会 女子 13 位
全国高等学校総合体育大会陸上競技大会 男子棒高跳 堀川晴海 出場
日本ジュニア・ユース陸上競技選手権
男子 棒高跳 堀川晴海 女子 走高跳 松元珠凜 出場
③ 相撲部
第 1 回 国際女子相撲選抜堺大会 個人中量級 大木怜奈 ベスト 8
全国高等学校総合体育大会相撲競技大会 団体 ベスト16
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第 65 回全国高等学校新人相撲選手権大会 個人軽量級 植松春貴 優勝
④ 空手
関東高等学校空手道大会千葉県予選会
男子 個人組手 壇純平 第 3 位 佐藤友也、稲石励 第 5 位
団体組手 準優勝
女子 個人組手 宇津木智加 優勝 団体組手 準優勝
⑤ 野球
第 66 回秋季千葉県高等学校野球大会 ベスト 8
ハンドボール
千葉県高等学校ジュニアハンドボール大会 準優勝
⑥ ハンドボール
千葉県高等学校野球大会ベスト 8
⑦ ダンス
USA スクール&カレッジ コンペティション 2013
高校編成 ソング・ポム部門 インターメディエイト優勝
USA スクール&カレッジ コンペティション 2014
アメリカ フロリダ大会
第3位
⑧ サッカー
関東高等学校サッカー大会千葉県予選会 優勝 関東大会出場
(5) アドバンストコースの特待について
平成 24 年度より、ドラスティックに特進コース(現アドバンストコース)のレベルを上げるために、特待制度を設
け、平成 25 年度も特待制度により21 人が入学し、偏差値 69 をトップに 65 以上の生徒を 3 名集めるまでに至っ
た。
(6) 組織について
平成 25 年度 8 人の常勤講師と 1 人の教諭を迎えたため、定期的な新人研修を行った。半年の日誌提出の
義務に加え、経営方針の確認、日々の問題点などを話し合い、私立高校の教員としての自覚を高めた。
また、組織改編として新たに校長補佐を設け、これまでの生徒募集活動や近隣公立・私立高校の募集活動の
検証を行ない、戦略的な広報活動を展開した。とくに近隣の中学校に対しては、中学 3 年生全員への資料配布
を行い、積極的な広報活動を行った。
(7) 施設について
良好な教育環境の整備充実を図るため、校舎の新築、グランド等の整備について「再開発事業」として計画
が進めた。基本計画、基本設計、実施設計を完了。工事着手に向けて行政手続き、近隣住民への説明を終え、
3 月末に着工した。平成 27 年 12 月末完成を目途に工事が進捗している。
【整備概要】
① テニスコート新設 (三面/サンドグラス)
工期:26.4.1~26.6.10
② 校舎新築工事 (鉄筋コンクリート造 3 階建て)
工期:26.7.1~27.7.20
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延床面積/6021.90 ㎡=1821.62 坪
建築面積/2152.38 ㎡= 651.09 坪
生徒玄関ホール 普通教室(30)選択教室(3)多目的ホール(400 名収容)職員室
保健室 食堂 PC 準備室 放送室スタジオ 和室 生徒会室 PTA・後援会
生徒更衣室(各階) 展示コーナー
③ 既存校舎解体及び改修工事(工期:27.8.1~11.30)
1 号館食堂寄り 3 教室半(ワンフロア)x3 階を残し、部室棟、トレーニングルームとして改修・整備する 1 号館
のその他 の部分は解体する。なお、3 号館と新校舎 2 階部分にて連絡通路で接続する。
④ 発注先
設計監理:三菱地所設計(基本構想、基本計画、基本設計、実施設計)
建築工事:東急建設株式会社
浜松日体中学校・浜松日体高等学校
(1) 教学・募集について
中学校の平成 26 度生徒募集は、募集定員を 30 人学級 3 クラスの 90 名とした。
結果として定員を 12 名上回る 102 名(前年比 7 名増)と入学者数が増加した。
また、高校については、8 学級 320 名の募集を行った。単願者は内進生 67 名と公立中学校からの入学生 103
名となり、合計 170 名となった。
併願受験者は過去 5 年間で最高の 1,204 名と昨年比 63 名増で、戻り率は昨年の 12.0%から 14.5%と上昇
した結果、併願入学者は 175 名となり昨年より 38 名増加した。最終的には内進生 67 名、単願入学者 103 名、
併願入学者 175 名となり、高校入学者数は募集定員を 25 名上回る 345 名となった。(前年比 48 名増)
静岡県は人口減少が著しく、全国政令市 20 市の中で静岡市と浜松市は減少率で全国ワースト 3 に入り、経
済においても明るい話題が少ない。その傾向を受けて、必然的に負担の少ない公立学校志向が根強く、私立
学校は一律に生徒募集に苦労している状況がある。そのような状況下で本校は、年間を通じた積極的な募集
活動(バス運行の改善、スカラシップ特待制度活用、オープンテスト会場の複数化)と新校舎建築を強くアピー
ルしたことも奏功し、中学校は定員を上回る入学生を確保、高校も大学進学実績(医学部進学実績)などから単
願者、併願者ともに増加した。
新校舎完成を 6 月に控え、前年を大きく上回る進学実績を前面に出して、広報・募集活動を積極的に行い、
安定した定員確保を継続する計画である。
(2) 進路指導について
本校の使命は、建学の精神や校訓、さらに「しつけ教育」の徹底による学力向上、社会性の醸成及び人間力
育成にあり、学校創立 50 年を経る歴史の中で、地域社会においてその教育指導理念は十分に理解され信頼
を得ている。
本校での 3 年間あるいは 6 年間の教育の中で、安心して進路の「夢」を叶えることができるよう、中高一貫教育
や特色あるコース制導入などにより、生徒個々にあったきめ細かな指導を継続することが、一層の信頼向上に
つながることを、教員はよく理解し、日々、丁寧な指導を心がけている。
当年度は、中・高一貫教育 8 回目の卒業生が中心となり、国公立大学や難関私立大学に数多く合格した。
国公立大学では京都大学、大阪大学、名古屋大学をはじめ、千葉大、金沢大、浜松医科大、静岡大、静岡県
立大に現浪併せて 61 名が合格。前年より 18 名増加した。
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また、早稲田大 10 名、慶應大 4 名をはじめ、東京理科大 12 名、明治大 7 名、立教大 3 名、中央大 8 名、法
政大 21 名、同志社大 5 名、立命館大 14 名など、私立難関大学に 93 名が合格した。
医学科合格者は現浪併せて 13 名が合格し、前年の 3 倍を数えた。地元の浜松医大医学部医学科に歴代最
高の 5 名の合格者を出せたことは快挙であった。なお、歯学部、薬学部には現浪併せて 29 名が合格した。
中高一貫生が難関大学に多数合格したが、中学入学者が増加し、医学系希望者が多くなっていることは、今後
の指導次第で医学系への大きな道を開くことにつながる。
(3) 生活指導について
生活指導は、落ち着いた校風が効果的な学習活動を維持するための必要条件となるものと考え、新校舎建
築に伴う騒音や不便さがストレッサーとなることから、授業や学校行事、部活動などに集中するよう、機会を捉え
て指導を促した。
教員による体罰問題の発生の事後対策として、部活動の生徒代表による情報交換や課題の報告、部活動時
間の厳守などを徹底し、改善を図った。
携帯・スマートフォンの普及で、動画や個人を誹謗中傷するメールの送信・投稿が県内各地で発生している
ため、情報リテラシー講座を全校生徒対象に実施したが、中 2 で 1 件動画投稿、高 2 で 1 件 LINE によるいじ
め的行為が発生した。他にも、定期考査時の不正行為 2 件、万引き 1 件、暴力行為 1 件の計 6 件の問題行動
が発生した。
交通事故は、中学・高校合わせて 33 件と昨年より 5 件減少した。
生命に関わる重大な事故はなかったが、相変わらず、重篤な事故に繋がると考えられるルール違反やマナ
ーの悪さが目立つことから、26 年度も事故防止に向けて、日常的な指導を繰返し実施していくこととする。なお、
中学生は 26 年度から、自転車通学時のヘルメット着用を義務付けている。
また、「しつけ教育」の一環として、毎朝の国歌吹奏時の起立指導と全校朝礼時の校歌斉唱及び生徒が自主
的に行う登校時の校門礼を一年間通じて指導してきた。このことにより、礼儀作法の習得と母校愛の育成に繋
がり、大いに成果を上げることができた。今後も継続指導を徹底していきたい。
(4) 生徒募集について
広報募集部が部長を中心に精力的な活動を展開し、全教職員体制に発展させて計画的な募集活動が定員
確保に奏功した。具体的には学校説明会や個別相談、公開授業やオープンテスト等により、参加数も安定して
確保できた。
今後は、新校舎完成を機に、施設見学を組み入れた説明会など、本校の魅力向上を積極的に推進し、オー
プンスクール(授業公開、部活動紹介等)をさらに充実させるなど、多くの生徒・保護者に関心を持ってもらえる
募集活動に繋げていきたい。
スクールバスの運行については、通学方法として重要な支援体制であり、利用者が年々増加していることから、
保護者や生徒から様々な要望が出ており、可能なものから対応を検討する。コースの増設や順路等について
見直しを含めて検討し、より利便性の高い交通手段とすることが、学校の魅力向上に繋がると考える。
保護者や学習塾経営者の「信頼」を得ることは、生徒募集の大きな力になると考える。また、本校の特色ある
教育活動を、新聞やテレビ等に掲出する広報努力が必要であると考え、常に記者クラブへの情報提供を行い、
生徒募集の有効な手段としたい。
(5) 部活動について
陸上部、山岳部、男子バレー部、放送部、吹奏楽部などが静岡県代表として東海大会や全国大会に進出し
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た。山岳部は選抜クライミング大会男子団体で全国優勝した。
活動時間を制限する中で、短時間集中型の活動が奏功しており、高く評価したい。
部活道の実践を通した、克己心、忍耐力、協調性、集中力の育成は、「人間力」向上に極めて有益であり、本校
の教育方針のキーワードである「勉強としつけの進学校」の中の「しつけ」の部分を担うものと考える。今後も教
育活動全般の活性化に繋がるものと考え、文武両道を目指して部活動の活性化を推進する。
(6) 施設について
新校舎供用開始は 7 月。旧校舎お別れの「ホームカミングデー」を同窓会が 7 月 6 日に実施予定。今後、多
目的アリーナや屋内プール、テニスコート等の使用規定を検討する予定。
(7) 周年記念事業等について
周年事業の校舎改築については、建設主を法人、施行は竹中工務店、CM を松田平田設計とし、これに学
校関係者を加えた組織による「総合定例会議」と「現場定例会議」を月1回開催している。竣工記念式典は平成
27 年 1 月を予定している。
日体幼稚園
(1) 事業計画に基づき遂行した事業
① 募集について
園児募集については、例年どおり 6 月、10 月の 2 回の入園説明会を実施し、多数の参加を得ることができた。
受験者数は四歳児を含めた定員 90 名に対し 172 名と昨年より 3 名上回ることができた。
平成 24 年度に認可を得た定員増と園則変更による授業料及び入学金の値上げについては、当年度から適
用されるため、年少組を 1 クラス 20 名の 4 クラスで 80 名の定員を確保し、授業料及び入学金の値上げに伴い
520 万円の増収を得た。
② 保育について
「預かり保育」については年々希望者が増加し、幼稚園を選択する大きな要素になってきている。前年度に
引き続き担当者を 4 名態勢で 18 時まで預かることが好評を得ており、預かり人数は、通常 1 日当たり 40 から 50
名。多い時は 60 名を超える日がある。
二歳児保育(ぽっぽ)の需要は相変わらず高く、担当者を 2 名態勢にし、定員を 105 名としているが、平成 26
年度の希望者は 216 名(2.0 倍)の応募があった。この応募状況からみて、ぽっぽ入級者が入園受験者に繋が
るよう努めたい。
3 学年 10 クラスに対し、10 名の教員で対応していたが、本年度はフリーの教員 1 名を増員したので、インフ
ルエンザの蔓延期に教員が罹患した時も対応ができ、授業に支障をきたさなかった。
「ワンファミリー化」として実施している親子でプールは、日体大の本格室内プールを使用しての取り組みにつき、
保護者から「日体幼稚園に入園すれば、大学の施設が使用できる。」との好評を得ている。「国際化」のネイティ
ブスピーカによる年長組の英語授業は 6 回実施したが、子ども達に大評判であり、今後は、年長のみならず年
中、年少組へも拡げたい。「選手強化」の専門家の指導による体育教室は、園児達が積極的に運動に取組む
態度、習慣を養う目的で取り入れており、各学年 3 回の指導を行った。運動の楽しさを子供たちに味あわさせた
く今後も継続する。
③ 進路について
卒園児 80 名の進路状況の内訳は、国立小学校 6 名(昨年より 2 名増)、公立小学校 59 名、私立小学校 15
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名であった。
④ 施設・設備について
夏季の集中豪雨(1 時間当り 50mm超)により本館 2 階屋根の箱樋がオーバーフローし、1 回保育室まで雨漏
りしたことにより、竪樋の増設と 1 階保育室 4 室の天井張替え(軽鉄下地共)を緊急工事として実施した。夏季休
業期のため、保育には支障なく、その後の豪雨でも雨漏りは見られない。
本館給水設備を上水道に直結する工事を実施。受水槽、高架水槽を撤去し、清掃点検及び水質検査費等
の節減が図れた。また、別館南側園庭に足洗・給水場を設置し、砂場周辺での水遊び、撒水の利便性を図っ
た。
夏季の休業期等を利用した各所の改修は、廊下に設置されている避難誘導灯を蛍光灯型から省エネの
LED 型に取替え、電力消費量の削減を図った。また、環境整備の一環として、本館 1、2 階の教職員用トイレブ
ースの取替え、1 階廊下の縁甲板の塗り替え改装工事を実施した。
(2) その他
インフルエンザの流行は、園医の指導を得て、1 月 24 日の年中 1 クラスから始まり 29 日からは年長 1 クラス
の 3 日間の学級閉鎖を実施、その後 2 月 3 日から 3 日間の年長学年閉鎖を実施した結果、収束に向かった。
日体柔整専門学校
前年度に引き続き、理事会方針のひとつである「ワンファミリー化」を念頭に、本校では「国家試験合格率アッ
プ」「学則定員の確保」「設置校との連携」に重点を置いて取り組んで来た。
学則定員は、昼間部 56 名、夜間部 19 名、計 75 名であった。前年より減少した要因として、夜間部は時代の
流れ、昼間部は保健医療学部に合格した学生や、他大学合格や他の専門学校合格による辞退が続出したこと
があげられる。
新しい取り組みとして、受験生のターゲットを、「大学卒」にも広げ、大学を約 48 校訪問し、主に就職課、キャリ
ア支援課などを回りマーケットの拡大を図った。結果、桜美林大学、明治大学、駒澤大学、帝京大学、国士舘
大学、東京女子体育大学、東海大学、東京国際大学からの新入生を迎える事ができ、これは翌年度も引き続き
行う予定である。
柔道整復師の国家試験合格率 100%を目指して指導を行った。具体的な取り組みとしては、夏季休暇中に
本校での、2 泊 3 日の解剖学・生理学の強化合宿授業など実施した。結果、100%の合格率を果たすことは出
来なかったものの、95.3%の合格率を確保する事ができた、特に昼間部の 100%合格は国家試験対策の成果
であったと受け止めている。
(1) 教学関係
① 広報活動について
1) ホームページ及び業者の進学サイトの活用を図った。
2) 教職員が東京都及び近県の高等学校進路指導部及び大学の就職指導課を訪問し、柔道整復師の国家
試験の説明と本校の教育方針を伝え入学生の確保を目指した。
3) 併設高校へは教員が出向き、特別講義や実技講習会等を実施した。
4) 日本体育大学とのダブルスクール希望者に対する説明会を開催し、併せて日本体育大学の各研究室に出
向いて本校への入学希望者を紹介頂くよう説明を行った。
5) 学校説明会(体験授業を含む)を 9 回実施した。個別の学校訪問も対応をして本校の教育方針を理解し学
- 31 -
生確保に向けて努力をした。
6) 本校同窓へ学校案内及びポスターの送付を行い、同窓生からの紹介を受けて入学生の確保を目指した。
7) 資料請求者には電話で応募アプローチを行った。
8) 定員確保するように 3 月 26 日には急遽追加募集試験を行った。結果1名の確保ができた。
② 国家試験合格率の維持について
模擬試験、補習授業、強化合宿授業をした結果、上述した様な成果をあげる事ができた。
③ 中途退学者の抑制について
中途退学者の主な理由が、「経済的な貧困さ」、「学業成績が悪い」、にあることから、抑制の徹底は極めて難
しいのが現状である。
(2) 財政関係
① 在校生の増加が収入増加につながり、平成 24 年度よりも健全化した。
② 後援会からの 3 千万円の資金援助により、借入金を全額償還した。
(3) 施設関係
本校の校舎は(平成 13 年 2 月完成)建築当初から雨漏れなど不具合があるだけでなく、築 10 年が経過し、
修繕の必要個所が増加の一途をたどり、その修繕工事を行った。
- 32 -
4 主な施設設備等の整備状況(平成 25 年 4 月 1 日~平成 26 年 3 月 31 日)
1.法人
日本体育大学横浜・健志台キャンパス保健医療学部棟建設
平成 26 年 2 月竣工
鉄骨造地上 4 階建て
延床面積 4902.30 ㎡
2.日本体育大学
1)世田谷ゲストハウス建設
平成 25 年 7 月竣工
鉄筋コンクリート造 3 階建て
延床面積 1065.36 ㎡
2)和泉寮建設
平成 25 年 8 月竣工
鉄筋コンクリート造 3 階建て
延床面積 3879.32 ㎡
3)深沢寮耐震改修
平成 26 年 3 月完了
4)健志台ゲストハウス
平成 25 年 7 月取得
木造 2 階建て
延床面積 264.56 ㎡
- 33 -
5)横浜寮
平成 26 年 3 月改修完了
鉄骨造 2 階建て
延床面積 259.20 ㎡
6)ラクビー場人工芝敷設
平成 25 年 9 月竣工
3. 日体荏原高等学校
3 号館耐震補強工事
第 1 体育館屋上防水工事
4. 日体桜華高等学校・桜華女学院中学校
受水槽交換工事
5. 柏日体高等学校
将来構想基本設計・実施設計、施工業者選考
6. 浜松日体中学・高等学校
中学校 10 周年・高等学校 50 周年事業校舎建替え工事
テニスコート、ゴルフレンジ建設工事
7. 日体幼稚園
本館給水方式変更、トイレ改修
8. 日体柔整専門学校
柔道場空調機設置
- 34 -
5 平成26年度入試の状況
(1)入学定員、志願者、合格者、入学者(平成26年5月1日現在)
入学定員
日本体育大学
志願者
合格者
入学者
備考
1,461
5,592
2,147
1,842
大学院体育科学研究科
31
81
63
58
博士前期課程
25
66
50
45
博士後期課程
6
15
13
13
1,060
4,287
1,569
1,391
体育学科
620
2,560
902
845
健康学科
160
655
248
199
武道学科
120
217
151
146
社会体育学科
160
855
268
201
児童スポーツ教育学部
200
976
285
206
200
976
285
206
150
758
228
154
50
218
57
52
170
248
230
187
整復医療学科
90
129
121
99
救急医療学科
80
119
109
88
日体荏原高等学校
320
761
724
427
日体桜華高等学校
240
315
314
170
柏日体高等学校
360
1,514
1,502
409
浜松日体高等学校
320
1,374
1,373
344
桜華女学院中学校
40
8
6
5
120
189
102
102
日体幼稚園
90
180
91
82
日体柔整専門学校
90
82
81
75
昼間部
60
59
59
56
夜間部
30
23
22
19
体育学部
児童スポーツ教育学科
児童スポーツ教育コース
幼児教育保育コース
保健医療学部
浜松日体中学校
- 35 -
(2)志願者数の推移(各年5月1日現在)
年 度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
志願者数
7,973
8,467
7,900
9,016
9,701
9,887
入学定員
2,833
2,833
2,833
2,913
2,941
3,031
12,000
10,000
8,000
志願者数
6,000
入学定員
4,000
2,000
0
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
(3)入学手続者数の推移(各年5月1日現在)
年 度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
入学手続者数
3,202
3,265
3,145
3,274
3,238
3,449
入学定員
2,833
2,833
2,833
2,913
2,941
3,031
4,000
3,500
3,000
入学手続者
数
2,500
入学定員
2,000
1,500
1,000
500
0
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
- 36 -
平成25年度
平成26年度
6 進学・就職などの状況
平成26年5月1日現在
進 学 先 等
就 職 先
区分
学校
大 学
大学院
留 学
教職員
短大
専門
学校
その他
計
企業
未定者
その他
公務員
(注1)
専任
合計
(注2)
計
講師
35
1
23
13
72
609
85
21
236
39
990
288
1,350
日本体育大学
女子短期大学部
108
1
5
48
162
21
0
3
0
1
25
11
198
日体荏原高等学校
195
7
92
5
299
16
1
0
0
0
17
15
331
日体桜華高等学校
92
15
40
0
147
14
0
0
0
0
14
12
173
柏日体高等学校
212
2
71
0
285
9
5
0
0
0
14
21
320
浜松日体高等学校
195
4
17
1
217
2
3
0
0
0
5
63
285
日体柔整専門学校
0
0
0
0
0
0
0
0
0
42
42
0
42
日本体育大学
進学先(小学校)
日体幼稚園
国立
私立
6
16
①+②
①
公立 世田谷区
58
52
②
その他
合計
6
80
(注1)就職先の「その他」には、病院、接骨院を含む。
(注2)「未定者」には、進学・就職を希望しない者、進学準備の者、未報告の者を含む。
- 37 -
7
行
事
(1)入学式(入園式)
25.
4. 3
日本体育大学
日本体育大学女子短期大学部
4. 7
日体柔整専門学校
4. 8
浜松日体高等学校
浜松日体中学校
4. 9
柏日体高等学校
4.10
日体桜華高等学校
桜華女学院中学校
4.12
日体幼稚園
6. 21
学校法人日本体育大学
(2)表 彰
25.
永年勤続表彰式
(3)学位授与式・卒業式・卒園式・修了式
26.
3. 1
浜松日体高等学校
3. 2
日体桜華高等学校
3. 3
柏日体高等学校
3. 5
日体荏原高等学校
3.10
日本体育大学
日本体育大学女子短期大学部
3.15
浜松日体中学校
日体幼稚園
日体柔整専門学校
- 38 -
Ⅲ 財務の概要
激変する環境の中、各設置校においては、入学生の確保に注力した。しかし、大学の入学定員超過率(入学許可数)の圧縮が影響し
法人全体の学生生徒納付金は前年度と比較し減額となった。教育施設の整備では、大学の健志台キャンパスラグビー場人工芝化工
事、世田谷キャンパス学生寮の改修、両キャンパスのゲストハウス新築・改装工事、中・高校では日体荏原高校耐震補強工事・体育館
屋根修繕、日体桜華高校アーチェリー場改修・修繕、柏日体高校ランニング走路改修、浜松日体中・高校校舎建替えを行った。
また平成26年4月に開設した大学・保健医療学部の施設整備等も行った。
1 資 金 収 支 計 算 書 (平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(収 入)
「学生生徒納付金」は大学、荏原高校、柏高校、浜松中学校、柔整等の学生生徒数の増加があったが、大学の入学定員超過
率圧縮の影響により前年度比81百万円減額の97億93百万円となった。「寄付金」では大学卒業生からの特別寄付、浜松日体
のスクールバス購入・運行に係る寄付、日体荏原のマイクロバス購入に係る寄付、日体柔整後援会からの寄付等があったが、前
年度比95百万円減額の1億53百万円となった。「補助金」については経常費補助金および施設整備費補助金(耐震補強工事
等)のほか借入金利息の利子助成である高度化推進事業補助金を合わせ23億93百万円となった。
「雑収入」は退職に伴う退職金団体交付金4億46百万円を含め5億円、「その他の収入」では、退職給与引当資産から2億15
百万円、浜松日体高校校舎改築特定資産から3億38百万円、施設等準備資産(保健医療学部開設および世田谷・健志台キャ
ンパス整備事業、浜松日体中・高校校舎建替等)43億72百万円の繰入収入を含め87億98百万円となった。これらの収入に前
年度繰越支払資金69億36百万円を加え、収入全体では305億52百万円となった。
収入の部
(単位:円)
科目
23年度
決算
学生生徒等納付金収入
25年度
24年度
決算
予算
決算
差異
9,569,699,358
9,874,701,877
9,813,669,000
9,793,269,166
授業料収入
5,687,462,150
5,838,413,450
5,841,870,000
5,844,120,800
△
2,250,800
入学金収入
763,610,000
801,680,000
789,360,000
791,150,000
△
1,790,000
実験実習料収入
20,399,834
213,331,708
260,302,327
194,414,000
167,980,966
1,422,777,000
1,465,271,000
1,480,513,000
1,481,313,000
△
健康管理費収入
61,430,000
62,720,000
62,210,000
62,360,000
△
150,000
教育充実費収入
1,421,088,500
1,446,315,100
1,445,302,000
1,446,344,400
△
1,042,400
施設設備資金収入
手数料収入
26,433,034
800,000
218,032,510
240,062,010
241,107,000
247,671,610
△
6,564,610
207,231,000
229,200,000
231,085,000
237,854,000
△
6,769,000
試験料収入
5,037,500
5,410,500
4,675,000
4,860,500
△
185,500
証明手数料収入
5,764,010
5,451,510
5,347,000
4,957,110
入学検定料収入
寄付金収入
389,890
148,416,766
248,531,510
144,862,000
153,052,442
△
8,190,442
特別寄付金収入
148,194,766
248,279,510
144,628,000
152,812,442
△
8,184,442
一般寄付金収入
222,000
252,000
234,000
240,000
△
6,000
2,095,431,171
2,063,679,929
1,996,194,000
2,393,426,802
△
397,232,802
662,133,000
575,813,000
484,293,000
879,575,000
△
395,282,000
1,379,457,421
1,427,345,229
1,455,488,000
1,457,146,952
△
1,658,952
53,840,750
60,521,700
56,413,000
56,704,850
△
291,850
32,825,913
32,186,145
32,194,000
40,279,423
△
8,085,423
7,917
7,684
12,000
7,135
受取利息配当金収入
12,714,075
11,484,499
12,931,000
14,379,590
△
1,448,590
施設設備利用料収入
20,103,921
20,693,962
19,251,000
25,892,698
△
6,641,698
0
1,464,261
0
239,860
△
239,860
0
1,464,261
0
0
0
239,860
△
239,860
補助金収入
国庫補助金収入
地方公共団体補助金収入
都私学財団補助金収入
資産運用収入
奨学基金運用収入
資産売却収入
土地売却収入
車両売却収入
事業収入
補助活動収入
公開講座収入
0
302,793,068
334,728,484
383,836,000
392,308,597
△
8,472,597
245,143,199
280,337,566
280,475,000
290,762,416
△
10,287,416
△
343,920
380,980
370,000
433,200
41,155,349
40,371,078
72,229,000
68,901,381
校外教育活動収入
5,944,100
4,763,860
22,275,000
22,395,800
科研費等管理収入
2,796,000
0
0
0
講習会収入
1,860,500
2,365,000
1,827,000
3,155,800
免許状更新講習料収入
5,550,000
6,510,000
6,660,000
6,660,000
受託・共同研究事業収入
4,865
- 39 -
63,200
3,327,619
△
120,800
△
1,328,800
0
0
科目
雑収入
廃品売却収入
公衆電話等手数料収入
私学退職金団体交付金収入
科研費等管理収入
その他の雑収入
借入金等収入
長期借入金収入
前受金収入
23年度
24年度
決算
決算
25年度
予算
決算
差異
481,161,498
291,712,335
476,419,000
500,243,548
26,830
26,900
25,000
22,500
6,060
7,570
8,000
7,850
447,959,949
250,395,646
432,208,000
446,026,240
△
△
23,824,548
2,500
150
13,818,240
0
6,222,000
6,591,000
6,591,708
△
708
33,168,659
35,060,219
37,587,000
47,595,250
△
10,008,250
304,600,000
6,000,000
2,004,000,000
2,004,200,000
△
200,000
304,600,000
6,000,000
2,004,000,000
2,004,200,000
△
200,000
2,375,917,400
2,225,659,800
2,346,554,000
2,506,822,710
△
160,268,710
授業料前受金収入
878,124,900
826,854,800
855,782,000
938,687,000
△
82,905,000
入学金前受金収入
742,200,000
722,800,000
794,500,000
786,790,000
68,393,000
356,000
337,000
32,389,000
△
32,052,000
426,770,000
432,890,000
441,650,000
472,240,000
△
30,590,000
0
1,807,710
△
1,807,710
実験実習料前受金収入
施設設備資金前受金収入
教具教材料前受金収入
7,710,000
健康管理費前受金収入
18,190,000
17,560,000
18,880,000
19,390,000
△
510,000
教育充実費前受金収入
242,239,500
225,199,000
235,405,000
255,519,000
△
20,114,000
8,597,379,371
5,003,301,330
8,828,662,000
8,798,209,721
185,153,146
155,706,354
206,191,000
215,383,038
0
21,275,000
23,778,000
23,777,800
200
日体大校舎建築等特定資産より繰入収入
3,450,169,675
484,831,183
0
0
0
浜松高校校舎改築特定資産より繰入収入
0
61,365,000
338,635,000
338,635,000
0
5,460,588
3,800,000
5,000,000
4,800,000
200,000
施設等準備資産より繰入収入
866,794,311
475,818,215
4,522,644,000
4,372,661,885
149,982,115
前期末未収入金収入
694,495,567
518,394,268
371,786,000
350,422,428
5,105,500
4,551,709
5,373,000
5,435,200
△
40,000
100,035
△
60,035
2,873,721,000
3,053,335,165
△
179,614,165
その他の収入
退職給与引当資産より繰入収入
みなし退職引当資産より繰入収入
負債償還引当資産より繰入収入
貸付金回収収入
保証金回収収入
預り金受入収入
2,973,238,967
2,840,916,615
30,452,279
△
9,192,038
21,363,572
62,200
みなし退職預り金受入収入
0
0
61,640,000
0
修学旅行費預り金受入収入
194,711,997
210,321,584
206,059,000
234,027,801
立替金回収収入
19,156,118
16,370,056
17,347,000
16,069,443
1,277,557
仮払金回収収入
82,139,997
98,851,136
89,434,000
69,228,447
20,205,553
土地仮払金回収収入
仮受金受入収入
資金収入調整勘定
8,568,000
0
0
0
112,385,505
111,100,210
107,014,000
114,333,479
△ 2,888,300,105
△ 2,766,894,515
△ 2,651,442,000
△ 3,214,528,457
期末未収入金
△
△
△
△
前期末前受金
△ 2,308,531,100
前年度繰越支払資金
収入の部合計
579,769,005
391,020,115
△ 2,375,874,400
421,954,000
△ 2,229,488,000
61,640,000
△
0
△
565,968,657
△ 2,226,605,800
△
△
5,585,411,046
6,684,638,390
6,936,888,000
6,936,889,103
24,239,771,556
30,552,943,000
30,552,084,525
7,319,479
563,086,457
987,922,657
26,823,367,996
27,968,801
2,882,200
1,103
858,475
(支 出)
「人件費」は教職員等の退職金6億70百万円を含め、前年度比4億40百万円増額の68億58百万円となった。
「教育研究経費」は保健医療学部のために教材、大学のキャンパス整備・ゲストハウス家具類整備、各設置校の施設整備等を
含め前年度比3億34百万円増額の36億円となった。
「管理経費」は、保健医療学部の広告費他、設置校の留学生支援、光熱水費の値上げ等により前年度比2億17百万円増額の
14億84百万円となった。
「施設関係」は、保健医療学部の校舎等、大学のゲストハウス・和泉寮・男子深沢寮大改修等、浜松日体高校の校舎建替え工
事等を含め前年度比46億32百万円増額の60億37百万円となった。
「設備関係」は、保健医療学部の教育研究用機器備品・図書、大学のキャンパス整備、合宿寮・学生寮の改修・新築による機器
備品、各校の教育研究用機器備品の購入費を含め前年度比1億71百万円増額の7億22百万円となった。
「資産運用」は、施設等準備資産積立に8億21百万円を支出し合計で前年度比5億24百万円増額の10億14百万円となった。
- 40 -
支出の部
(単位:円)
科目
23年度
25年度
24年度
決算
決算
予算
決算
差異
6,586,181,834
6,417,960,695
6,893,813,000
6,858,688,110
35,124,890
教員人件費支出
4,314,783,138
4,335,629,184
4,477,309,000
4,443,061,379
34,247,621
職員人件費支出
1,545,861,312
1,594,292,117
1,690,529,000
1,675,935,965
14,593,035
51,866,806
67,646,522
69,411,000
69,369,520
673,670,578
420,392,872
656,564,000
670,321,246
3,128,001,996
3,266,606,434
3,835,192,000
3,600,897,942
77,480,106
70,372,405
152,529,000
145,600,156
6,928,844
消耗品費支出
208,782,057
241,301,739
294,525,000
281,950,792
12,574,208
光熱水費支出
306,537,919
379,595,625
422,250,000
415,358,487
6,891,513
旅費交通費支出
103,913,646
114,057,664
138,706,000
112,878,325
25,827,675
人件費支出
役員報酬支出
退職金支出
教育研究経費支出
用品費支出
41,480
△
13,757,246
234,294,058
奨学費支出
376,947,300
389,584,500
440,547,000
437,714,700
2,832,300
福利費支出
226,264,775
269,986,482
276,019,000
257,472,443
18,546,557
通信費支出
39,253,867
34,960,154
36,887,000
32,993,519
3,893,481
印刷製本費支出
53,968,923
46,325,655
64,682,000
55,633,855
9,048,145
165,292,198
224,922,054
233,098,000
214,250,519
18,847,481
22,056,278
19,284,060
19,325,000
13,487,333
5,837,667
122,090,293
96,123,775
130,993,000
118,118,672
12,874,328
修繕費支出
損害保険料支出
賃借料支出
公租公課支出
新聞雑誌費支出
報酬料金支出
委託費支出
375,020
75,600
364,000
258,000
106,000
49,541,376
47,815,846
50,685,000
46,267,371
4,417,629
213,564,827
218,076,902
305,585,000
282,164,038
23,420,962
1,004,036,398
972,089,309
1,047,205,000
978,860,841
68,344,159
諸会費支出
12,442,942
10,323,349
16,879,000
12,968,668
3,910,332
輸送費支出
29,980,339
32,649,006
63,130,000
54,399,034
8,730,966
資産除却費支出
97,468,259
86,648,888
127,429,000
127,315,763
113,237
6,693,400
5,799,962
4,170,000
3,829,109
340,891
校外教育活動費支出
海外研修等援助費支出
0
50,000
0
0
0
雑費支出
11,312,073
6,563,459
10,184,000
9,376,317
807,683
管理経費支出
187,070,723
1,051,469,507
1,267,276,930
1,671,384,000
1,484,313,277
用品費支出
23,518,939
13,261,998
66,962,000
65,062,883
1,899,117
消耗品費支出
53,892,539
73,033,581
86,926,000
67,060,679
19,865,321
光熱水費支出
9,148,712
138,948,809
168,420,724
194,360,000
185,211,288
旅費交通費支出
50,615,002
62,071,377
71,889,000
67,806,201
4,082,799
福利費支出
13,554,553
15,725,858
29,213,000
25,310,994
3,902,006
通信費支出
15,113,475
16,628,371
18,126,000
16,620,616
1,505,384
印刷製本費支出
82,029,416
98,240,695
127,073,000
99,623,055
27,449,945
修繕費支出
34,024,904
62,830,808
105,962,000
53,741,607
52,220,393
3,371,549
3,840,553
5,911,000
5,718,781
192,219
110,846,116
106,637,860
59,107,000
58,363,785
743,215
公租公課支出
6,704,039
17,916,101
24,085,000
21,919,050
2,165,950
新聞雑誌費支出
4,129,390
3,238,151
4,206,000
3,353,549
852,451
広告費支出
50,341,010
111,597,325
106,666,000
96,086,484
10,579,516
接待交際費支出
19,122,873
49,631,217
27,892,000
26,930,289
961,711
報酬料金支出
41,686,939
41,740,869
73,070,000
72,334,202
735,798
委託費支出
353,237,187
374,202,413
443,987,000
405,464,065
38,522,935
諸会費支出
14,285,315
14,121,125
16,174,000
13,741,936
2,432,064
3,019,757
3,267,580
174,312,000
174,166,054
145,946
376,000
2,000,000
300,000
300,000
0
0
1,176,000
806,000
805,350
650
3,000,000
3,000,000
0
0
6,829,865
5,427,000
4,406,740
1,020,260
損害保険料支出
賃借料支出
資産除却費支出
私立学校等経常費補助金返還金支出
公共施設負担金支出
和解金支出
国際交流支援金支出
寄付金支出
雑費支出
0
120,000
120,000
120,000
0
32,651,695
20,744,459
25,810,000
17,165,669
8,644,331
- 41 -
科目
借入金等利息支出
借入金利息支出
借入金等返済支出
25年度
23年度
24年度
決算
決算
95,723,057
93,194,897
109,332,000
108,949,165
382,835
95,723,057
93,194,897
109,332,000
108,949,165
382,835
予算
決算
差異
156,904,000
387,564,000
677,556,000
677,356,000
200,000
156,904,000
387,564,000
677,556,000
677,356,000
200,000
施設関係支出
5,240,310,119
1,405,664,976
6,348,898,000
6,037,965,519
310,932,481
土地支出
895,928,832
255,241,690
349,526,000
149,524,392
200,001,608
建物支出
3,710,029,375
757,941,853
3,981,931,000
3,871,844,024
110,086,976
632,761,912
125,446,393
459,725,000
459,723,798
1,202
1,590,000
267,035,040
1,557,716,000
1,556,873,305
842,695
借入金返済支出
構築物支出
建設仮勘定支出
設備関係支出
教育研究用機器備品支出
358,728,782
551,288,114
780,682,000
722,714,023
57,967,977
265,259,882
440,574,628
569,019,000
533,031,144
35,987,856
その他の機器備品支出
25,745,032
52,678,871
131,719,000
115,308,877
16,410,123
図書支出
51,033,798
54,567,875
74,512,000
68,942,039
5,569,961
車両支出
16,690,070
3,315,540
5,432,000
5,431,963
37
0
151,200
0
0
0
電話加入権支出
資産運用支出
退職給与引当資産支出
みなし退職引当資産支出
浜松高校校舎改築特定資産支出
第3号基本金引当資産支出
384,508,758
490,117,931
1,016,861,000
1,014,804,242
2,056,758
130,106,836
140,665,587
120,053,000
118,158,533
1,894,467
750
0
0
61,641,000
61,640,250
50,000,000
0
0
0
6,372
6,139
6,000
6,140
△
140
△
62,000
0
負債償還引当資産支出
4,975,251
4,400,000
5,240,000
5,302,000
記念事業引当資産支出
7,500,000
11,250,000
8,100,000
8,100,000
0
191,918,423
333,794,329
821,820,000
821,595,441
224,559
1,876
1,876
1,000
1,878
△
878
施設等準備資産支出
日体スポーツ賞基金資産支出
その他の支出
3,873,448,289
4,004,346,701
3,920,916,000
4,085,445,348
△
164,529,348
貸付金支払支出
5,228,023
6,405,946
4,000,000
4,200,000
△
200,000
保証金支払支出
22,010
120,140
0
19,600
△
19,600
421,135,176
703,914,651
559,680,000
566,278,268
△
6,598,268
△
145,093,066
前期末未払金支払支出
2,995,254,774
2,825,712,178
2,870,337,000
3,015,430,066
みなし退職預り金支払支出
預り金支払支出
0
21,275,000
23,778,000
23,777,800
200
修学旅行費預り金支払支出
223,644,576
194,711,997
211,761,000
210,321,584
1,439,416
前払金支払支出
25,826,916
25,572,940
37,593,000
43,695,245
立替金支払支出
18,884,636
16,393,851
19,704,000
16,402,273
3,301,727
仮払金支払支出
86,342,173
85,966,488
89,434,000
69,228,447
20,205,553
土地仮払金支払支出
仮受金支払支出
8,568,000
0
0
0
88,542,005
124,273,510
104,629,000
136,092,065
予備費
資金支出調整勘定
△
6,102,245
0
△
47,810,000
31,463,065
47,810,000
△
736,546,736
△
581,138,225
△
231,358,000
△
224,604,853
△
6,753,147
期末未払金
△
709,599,979
△
555,311,309
△
205,783,000
△
199,031,913
△
6,751,087
前期末前払金
△
26,946,757
△
25,826,916
△
25,575,000
△
25,572,940
△
2,060
△
703,698,752
次年度繰越支払資金
支出の部合計
6,684,638,390
6,936,889,103
5,481,857,000
6,185,555,752
26,823,367,996
24,239,771,556
30,552,943,000
30,552,084,525
- 42 -
858,475
2 消 費 収 支 計 算 書 (平成25年
4月 1日から平成26年 3月31日まで)
(収 入)
「帰属収入」は「学生生徒等納付金」の減収があったが「補助金」「雑収入」の増収により前年度比4億30百万円増額の135億
84百万円となった。
基本金は、保健医療学部の建物・機器備品15億円90百万円はじめ大学ゲストハウスや寮の建物等を含め、前年度比14億6
7百万円増額の29億62百万円を組入れた。
これらの結果「消費収入」は前年度比10億36百万円減額の106億22百万円となった。
(消費収入の部)
(単位:円)
科目
学生生徒等納付金
23年度
24年度
決算
25年度
決算
予算
決算
差異
9,569,699,358
9,874,701,877
9,813,669,000
9,793,269,166
授業料
5,687,462,150
5,838,413,450
5,841,870,000
5,844,120,800
△
2,250,800
入学金
763,610,000
801,680,000
789,360,000
791,150,000
△
1,790,000
実験実習料
20,399,834
213,331,708
260,302,327
194,414,000
167,980,966
1,422,777,000
1,465,271,000
1,480,513,000
1,481,313,000
△
健康管理費
61,430,000
62,720,000
62,210,000
62,360,000
△
150,000
教育充実費
1,421,088,500
1,446,315,100
1,445,302,000
1,446,344,400
△
1,042,400
218,034,910
240,078,210
241,107,000
247,672,010
△
6,565,010
207,231,000
229,200,000
231,085,000
237,854,000
△
6,769,000
試験料
5,037,500
5,410,500
4,675,000
4,860,500
△
185,500
証明手数料
5,766,410
5,467,710
5,347,000
4,957,510
施設設備資金
手数料
入学検定料
寄付金
26,433,034
800,000
389,490
169,704,621
285,792,147
154,518,000
171,980,522
△
17,462,522
特別寄付金
148,194,766
248,279,510
144,628,000
152,812,442
△
8,184,442
一般寄付金
222,000
252,000
234,000
240,000
△
6,000
現物寄付金
21,287,855
37,260,637
9,656,000
18,928,080
△
9,272,080
2,095,431,171
2,063,679,929
1,996,194,000
2,393,426,802
△
397,232,802
662,133,000
575,813,000
484,293,000
879,575,000
△
395,282,000
1,379,457,421
1,427,345,229
1,455,488,000
1,457,146,952
△
1,658,952
53,840,750
60,521,700
56,413,000
56,704,850
△
291,850
32,825,913
32,186,145
32,194,000
40,279,423
△
8,085,423
7,917
7,684
12,000
7,135
受取利息配当金
12,714,075
11,484,499
12,931,000
14,379,590
△
1,448,590
施設設備利用料
20,103,921
20,693,962
19,251,000
25,892,698
△
6,641,698
資産売却差額
0
455,919
0
0
0
土地売却差額
0
455,919
0
0
0
補助金
国庫補助金
地方公共団体補助金
都私学財団補助金
資産運用収入
奨学基金運用収入
事業収入
補助活動収入
公開講座収入
4,865
302,793,068
334,728,484
383,836,000
392,308,597
△
8,472,597
245,143,199
280,337,566
280,475,000
290,762,416
△
10,287,416
△
343,920
380,980
370,000
433,200
41,155,349
40,371,078
72,229,000
68,901,381
校外教育活動収入
5,944,100
4,763,860
22,275,000
22,395,800
科研費等管理収入
2,796,000
0
0
0
講習会収入
1,860,500
2,365,000
1,827,000
3,155,800
免許状更新講習料収入
5,550,000
6,510,000
6,660,000
6,660,000
486,037,230
322,490,564
520,566,000
545,668,441
26,830
26,900
25,000
22,500
6,060
7,570
8,000
7,850
私学退職金団体交付金
447,959,949
250,395,646
432,208,000
446,026,240
△
13,818,240
徴収不能引当金戻入額
3,850,000
552,120
0
340,466
△
340,466
0
6,222,000
6,591,000
6,591,708
△
708
34,194,391
65,286,328
81,734,000
92,679,677
△
10,945,677
受託・共同研究事業収入
雑収入
廃品売却収入
公衆電話等手数料
科研費等管理収入
その他の雑収入
帰属収入合計
63,200
3,327,619
△
120,800
△
1,328,800
0
0
△
25,102,441
2,500
150
12,874,526,271
13,154,113,275
13,142,084,000
13,584,604,961
△
442,520,961
基本金組入額合計
△ 1,346,026,272
△ 1,495,037,988
△ 3,424,204,000
△ 2,962,312,365
△
461,891,635
消費収入の部合計
11,528,499,999
11,659,075,287
9,717,880,000
10,622,292,596
△
904,412,596
- 43 -
(支 出)
「消費支出」は「人件費」において教職員の退職者増員に伴い退職金・退職給与引当金繰入額が前年度比4億18百万円増額となり
人件費全体で69億71百万円、「教育研究経費・管理経費」は資金収支の経費と同じ要因で増額となり、消費支出合計で前年度比13
億47百万円増額の141億19百万円となった。
その結果、当年度消費収支差額は前年度比23億84百万円増額し34億97百万円の支出超過となった。
(消費支出の部)
(単位:円)
科目
24年度
23年度
決算
決算
25年度
予算
決算
差異
6,458,580,277
6,362,435,916
6,967,298,000
6,971,747,361
教員人件費
4,314,783,138
4,335,629,184
4,477,309,000
4,443,061,379
34,247,621
職員人件費
14,593,035
人件費
△
4,449,361
1,545,861,312
1,594,292,117
1,690,529,000
1,675,935,965
役員報酬
51,866,806
67,646,522
69,411,000
69,369,520
41,480
退職給与引当繰入額
80,304,794
100,181,575
326,229,000
320,888,017
5,340,983
465,764,227
264,686,518
403,820,000
462,492,480
4,427,272,942
4,696,953,787
5,326,762,000
5,080,521,702
80,506,809
72,465,588
152,529,000
150,061,213
2,467,787
消耗品費
211,074,770
244,671,849
294,555,000
274,949,904
19,605,096
光熱水費
306,537,919
379,595,625
422,250,000
415,358,487
6,891,513
旅費交通費
103,913,646
114,057,664
138,706,000
112,878,325
25,827,675
奨学費
376,947,300
389,584,500
440,547,000
437,714,700
2,832,300
福利費
226,264,775
269,986,482
276,019,000
257,472,443
18,546,557
通信費
39,245,607
34,960,074
36,905,000
33,027,194
3,877,806
印刷製本費
53,968,923
46,325,655
64,682,000
55,633,855
9,048,145
165,292,198
224,922,054
233,098,000
214,250,519
18,847,481
22,056,278
19,284,060
19,325,000
13,487,333
5,837,667
122,090,293
96,123,775
130,993,000
118,118,672
12,874,328
退職金
教育研究経費
用品費
修繕費
損害保険料
賃借料
公租公課
新聞雑誌費
△
58,672,480
246,240,298
375,020
75,600
364,000
258,000
106,000
49,541,376
47,815,846
50,685,000
46,267,371
4,417,629
213,564,827
218,076,902
305,585,000
282,164,038
23,420,962
委託費
1,004,036,398
972,089,309
1,047,205,000
978,860,841
68,344,159
諸会費
12,442,942
10,323,349
16,879,000
12,968,668
3,910,332
輸送費
29,980,339
32,649,006
63,130,000
54,399,034
8,730,966
資産除却費
97,468,259
86,648,888
127,429,000
127,315,763
113,237
6,693,400
5,799,962
4,170,000
3,829,109
340,891
0
50,000
11,975,211
6,564,709
21,208,000
20,401,448
806,552
1,293,296,652
1,424,882,890
1,480,498,000
1,471,104,785
9,393,215
185,776,426
報酬料金
校外教育活動費
海外研修等援助費
雑費
減価償却額
0
1,208,075,857
1,404,022,066
1,864,510,000
1,678,733,574
用品費
23,529,939
13,261,998
66,962,000
65,062,883
1,899,117
消耗品費
53,617,607
67,613,446
86,956,000
66,918,654
20,037,346
光熱水費
管理経費
138,948,809
168,420,724
194,360,000
185,211,288
9,148,712
旅費交通費
50,615,002
62,071,377
71,889,000
67,806,201
4,082,799
福利費
13,554,553
15,725,858
29,213,000
25,310,994
3,902,006
通信費
15,090,565
16,717,731
18,149,000
16,616,700
1,532,300
印刷製本費
82,029,416
98,240,695
127,073,000
99,623,055
27,449,945
修繕費
34,024,904
62,830,808
105,962,000
53,741,607
52,220,393
3,371,549
3,840,553
5,911,000
5,718,781
192,219
110,846,116
106,637,860
59,107,000
58,363,785
743,215
6,704,039
17,916,101
24,085,000
21,919,050
2,165,950
損害保険料
賃借料
公租公課
4,129,390
3,238,151
4,206,000
3,353,549
852,451
広告費
50,341,010
111,597,325
106,666,000
96,086,484
10,579,516
接待交際費
19,122,873
49,631,217
27,892,000
26,930,289
961,711
報酬料金
41,686,939
41,740,869
73,070,000
72,334,202
735,798
委託費
353,237,187
374,202,413
443,987,000
405,464,065
38,522,935
諸会費
14,285,315
14,121,125
16,174,000
13,741,936
2,432,064
3,019,757
3,267,580
174,312,000
174,166,054
145,946
376,000
2,000,000
300,000
300,000
0
0
1,176,000
806,000
805,350
650
3,000,000
3,000,000
0
0
6,829,865
5,427,000
4,406,740
1,020,260
新聞雑誌費
資産除却費
私立学校等経常費補助金返還金
公共施設負担金
和解金
国際交流支援金
- 44 -
科目
寄付金
雑費
減価償却額
借入金等利息
借入金利息
資産処分差額
建物除却差額
構築物除却差額
23年度
24年度
決算
決算
25年度
予算
決算
差異
0
120,000
120,000
120,000
0
28,451,695
22,823,459
40,622,000
30,429,109
10,192,891
161,093,192
139,996,911
178,261,000
181,302,798
△
3,041,798
95,723,057
93,194,897
109,332,000
108,949,165
382,835
95,723,057
93,194,897
109,332,000
108,949,165
382,835
183,901,346
176,305,673
176,076,000
210,857,611
△
34,781,611
127,715,390
108,682,770
138,242,000
173,829,973
△
35,587,973
△
3,398,205
9,035,781
5,603,781
2,944,000
6,342,205
32,631,024
31,042,473
19,387,000
14,205,720
5,181,280
その他の機器備品除却差額
9,022,505
15,045,385
5,555,000
5,062,733
492,267
図書除却差額
5,312,894
15,479,264
9,933,000
9,694,460
車両除却差額
0
0
15,000
1,722,520
183,752
452,000
0
0
54,608,335
38,584,848
46,982,000
68,633,300
△
53,580,000
35,020,505
46,982,000
48,937,300
△
1,955,300
1,028,335
3,564,343
0
19,696,000
△
19,696,000
教育研究用機器備品除却差額
その他の資産除却差額
徴収不能引当金繰入額・徴収不能額
徴収不能引当金繰入額
徴収不能額
予備費
消費支出の部合計
50,213,000
12,771,497,187
14,541,173,000
14,119,442,713
899,661,815
1,112,421,900
4,823,293,000
3,497,150,117
前年度繰越消費支出超過額
16,757,562,698
17,657,224,513
18,769,651,000
18,769,646,413
翌年度繰越消費支出超過額
17,657,224,513
18,769,646,413
23,592,944,000
22,266,796,530
- 45 -
1,707,520
0
21,651,300
50,213,000
12,428,161,814
当年度消費支出超過額
238,540
△
421,730,287
3 貸 借 対 照 表 (平成26年
3月31日)
(単位:円)
(資産の部)
科目
23年度
25年度
24年度
増 減
58,487,914,160
58,024,396,719
58,965,111,032
940,714,313
49,660,667,568
49,908,337,590
54,791,254,266
4,882,916,676
土地
10,360,690,191
10,614,471,539
10,783,728,431
169,256,892
建物
32,862,272,622
32,404,750,047
35,152,585,369
2,747,835,322
構築物
2,058,799,142
2,043,139,499
2,334,916,288
291,776,789
教育研究用機器備品
1,797,273,701
1,959,530,377
2,205,945,150
246,414,773
310,750,574
315,230,796
387,315,337
72,084,541
図書
2,199,759,280
2,240,687,865
2,300,615,167
59,927,302
車両
41,245,652
34,167,427
28,573,704
建設仮勘定
29,876,406
296,360,040
1,597,574,820
1,301,214,780
8,827,246,592
8,116,059,129
4,173,856,766
△ 3,942,202,363
借地権
228,089,480
228,089,480
228,089,480
0
保証金
7,409,440
7,529,580
7,429,040
15,475,875
15,627,075
15,627,075
固定資産
有形固定資産
その他の機器備品
その他の固定資産
電話加入権
施設利用権
有価証券
長期貸付金
退職給与引当資産
△
△
5,593,723
100,540
0
△
7,196
32,982
25,786
18,590
85,300,215
85,300,215
85,300,215
9,561,332
10,787,546
9,146,400
△
1,641,146
1,666,873,175
1,651,832,408
1,554,607,903
△
97,224,505
0
47,692,800
26,417,800
64,280,250
37,862,450
日体大校舎建築等特定資産
484,831,183
0
0
0
浜松高校校舎改築特定資産
400,000,000
338,635,000
0
10,552,481
10,558,620
10,564,760
6,140
減価償却引当資産
0
0
0
0
負債償還引当資産
4,840,000
5,440,000
5,942,000
502,000
記念事業引当資産
7,500,000
18,750,000
26,850,000
8,100,000
5,849,672,776
5,707,648,890
2,156,582,446
△ 3,551,066,444
9,414,853
9,416,729
9,418,607
1,878
みなし退職引当資産
第3号基本金引当資産
施設等準備資産
日体スポーツ賞基金資産
△
338,635,000
7,274,442,057
7,350,847,180
7,199,162,489
△
151,684,691
現金預金
6,684,638,390
6,936,889,103
6,185,555,752
△
751,333,351
未収入金
536,442,455
371,662,347
941,194,267
569,531,920
貯蔵品
12,407,170
14,456,517
26,118,122
11,661,605
前払金
25,826,916
25,572,940
43,695,245
18,122,305
立替金
2,242,478
2,266,273
2,599,103
332,830
仮払金
12,884,648
0
65,762,356,217
65,375,243,899
流動資産
資産の部合計
- 46 -
0
66,164,273,521
789,029,622
(負債の部)
(単位:円)
科目
23年度
24年度
25年度
8,107,283,604
7,436,832,812
8,984,372,583
1,547,539,771
長期借入金
4,952,306,000
4,369,982,000
5,866,640,000
1,496,658,000
長期未払金
65,917,321
54,590,308
58,947,213
4,356,905
3,041,367,483
2,985,842,704
3,056,145,370
70,302,666
47,692,800
26,417,800
2,640,000
△
23,777,800
3,838,156,630
3,738,879,016
3,515,206,619
△
223,672,397
短期借入金
387,564,000
588,324,000
418,510,000
△
169,814,000
未払金
704,124,658
566,848,328
193,854,286
△
372,994,042
前受金
2,379,701,400
2,229,486,800
2,509,703,710
280,216,910
預り金
132,807,070
117,824,099
154,795,203
36,971,104
修学旅行費預り金
194,711,997
210,321,584
234,027,801
23,706,217
39,247,505
26,074,205
4,315,619
11,945,440,234
11,175,711,828
12,499,579,202
固定負債
退職給与引当金
みなし退職預り金
流動負債
仮受金
負債の部合計
増 減
△
21,758,586
1,323,867,374
(基本金の部)
(単位:円)
科目
23年度
24年度
25年度
増 減
第1号基本金
69,770,762,925
71,811,990,957
75,112,932,182
第2号基本金
884,831,183
338,635,000
0
第3号基本金
10,552,481
10,558,620
10,564,760
6,140
第4号基本金
807,993,907
807,993,907
807,993,907
0
基本金の部合計
71,474,140,496
72,969,178,484
75,931,490,849
2,962,312,365
(消費収支差額の部)
23年度
翌年度繰越消費支出超過額
負債の部、基本金の部及び消費収支
差額の部合計
338,635,000
(単位:円)
科目
消費収支差額の部合計
3,300,941,225
△
24年度
17,657,224,513
△
17,657,224,513
25年度
18,769,646,413
△
65,762,356,217
- 47 -
18,769,646,413
65,375,243,899
△
増 減
22,266,796,530
3,497,150,117
22,266,796,530
△ 3,497,150,117
66,164,273,521
789,029,622
- 48 -
4
財産目録
年度
科目
23年度末
(平成24年3月31日)
24年度末
(平成25年3月31日)
25年度末
(平成26年3月31日)
【資産額】
1 基本財産
49,996,975,560 円
50,244,909,726 円
55,127,718,666 円
(1) 土 地
464,593.17 ㎡
10,360,690,191 円 464,709.64 ㎡
10,614,471,539 円 468,155.17 ㎡
10,783,728,431 円
(2) 建 物
236,697.30 ㎡
32,862,272,622 円 232,984.70 ㎡
32,404,750,047 円 241,398.04 ㎡
35,152,585,369 円
(3) 構築物
(4) 教具・校具・備品
(5) 図 書
839 件
2,058,799,142 円
878 件
2,043,139,499 円
914 件
2,334,916,288 円
63,085 点
2,108,024,275 円
60,505 点
2,274,761,173 円
63,092 点
2,593,260,487 円
564,911 冊
2,199,759,280 円
576,534 冊
2,240,687,865 円
588,811 冊
2,300,615,167 円
407,430,050 円
667,099,603 円
1,962,612,924 円
2 運用財産
15,765,380,657 円
15,130,334,173 円
11,036,554,855 円
(1) 現金預金等
15,166,015,658 円
14,705,588,550 円
10,013,801,718 円
現金・預金
6,684,638,390 円
6,936,889,103 円
6,185,555,752 円
引当資産
2,622,289,639 円
2,051,633,828 円
1,662,244,913 円
その他
5,859,087,629 円
5,717,065,619 円
2,166,001,053 円
(2) その他
599,364,999 円
424,745,623 円
1,022,753,137 円
65,762,356,217 円
65,375,243,899 円
66,164,273,521 円
1 固定負債
8,107,283,604 円
7,436,832,812 円
8,984,372,583 円
(1) 長期借入金
4,952,306,000 円
4,369,982,000 円
5,866,640,000 円
日本私立学校振興・共済
事業団
4,418,060,000 円
4,121,150,000 円
4,824,240,000 円
(財)東京都私学財団
101,246,000 円
65,832,000 円
10,200,000 円
金融機関
433,000,000 円
183,000,000 円
1,032,200,000 円
65,917,321 円
54,590,308 円
58,947,213 円
3,041,367,483 円
2,985,842,704 円
3,056,145,370 円
47,692,800 円
26,417,800 円
2,640,000 円
3,838,156,630 円
3,738,879,016 円
3,515,206,619 円
(1) 短期借入金
387,564,000 円
588,324,000 円
418,510,000 円
(2) 未払金
704,124,658 円
566,848,328 円
193,854,286 円
(3) 前受金
2,379,701,400 円
2,229,486,800 円
2,509,703,710 円
(4) 預り金
132,807,070 円
117,824,099 円
154,795,203 円
(5) その他
233,959,502 円
236,395,789 円
238,343,420 円
11,945,440,234 円
11,175,711,828 円
12,499,579,202 円
53,816,915,983 円
54,199,532,071 円
53,664,694,319 円
(6) その他
計(資産総額)
【負債額】
(2) 長期未払金
(3) 退職給与引当金
(4) その他
2 流動負債
計(負債総額)
【純資産】
(資産総額-負債総額)
総負債額-前受金
×100
14.5%
13.7%
資産総額
- 49 -
15.1%
財務比率の推移
(1)消費収支計算書
(単位:%)
比 率
1
計 算 式
人 件 費 比 率
人
帰
2
人件費依存率
評 価 平成23年度 平成24年度 平成25年度
件
属
人
費
収
↓
50.2
48.4
51.3
↓
67.5
64.4
71.2
↑
34.4
35.7
37.4
↓
9.4
10.7
12.4
↓
0.7
0.7
0.8
↑
3.5
2.9
△ 3.9
↓
96.5
97.1
103.9
↓
107.8
109.5
132.9
-
74.3
75.1
72.1
↑
1.3
2.2
1.3
↑
16.3
15.7
17.6
↑
10.5
11.4
21.8
-
11.7
12.3
11.7
入
件
費
学 生 生 徒 納 付 金
3
4
5
6
7
8
9
教
育
研
究教 育 研 究
経
費
比
率帰
属
収
入
管
理
経
費
帰
属
収
入
管理経費比率
経 費
借
入
金
等借 入 金 等
利
息
比
率帰
帰
属
収
支帰属収入-消費支出
差
額
比
率帰
属
収
入
消
費
支
出
帰
属
収
入
消
費
支
出
消
費
収
入
消費支出比率
消費収支比率
属
利 息
収
入
学 生 生 徒 等学 生 生 徒 納 付 金
納 付 金 比 率帰
10 寄 付 金 比 率
寄
帰
11 補 助 金 比 率
減
消
入
属
金
収
入
助
属
金
収
基 本 金 組
帰
13 減 価償 却費 比率
収
付
補
帰
12 基 本 金 組 入 率
属
属
価
費
入
入 額
収
償
却
支
入
額
出
- 50 -
(2)貸借対照表
(単位:%)
比 率
1
2
3
4
5
6
7
計 算 式
定
固
定
資
産固
資
構
成
比
率総
流
動
資
産流
構
成
比
率総
固
定
負
債固
構
成
比
率総
流
動
負
債流
構
成
比
率総
内
部
留
保運 用 資 産 -総 負債
資
産
比
率総
運
用
資
産 運用資 産- 外部 負債
余
裕
比
率総
自
己
資
産自
構
成
比
率総
9
10
構
成
比
率総
固
定
比
率
固
定
適
11 流
長
合
動
動
資
債
負
負
職
債
89.1
↑
11.1
11.2
10.9
↓
12.3
11.4
13.6
↓
5.8
5.7
5.3
↑
6.3
6.6
11.5
↑
0.8
0.7
4.7
↑
81.8
82.9
81.1
↑
△ 26.9
△ 28.7
△ 33.7
↓
108.7
107.1
109.9
↓
94.5
84.1
94.1
↑
189.5
196.6
204.8
↓
18.2
17.1
18.9
↓
22.2
20.6
23.3
↑
280.9
311.1
246.5
↑
55.5
55.7
53.0
金
資
産
資
己
88.8
金
資
産
資
産
資
金
差 額
資
金
資
産
自
己
資
産
期固
定
資
産
率 自己資 産+ 固定 負債
比
率
比
率
流
動
資
産
流
動
負
債
総
負
債
総
資
産
総
負
債
自
己
資
金
現
金
預
金
前
退
債
資
動
88.9
産
定
14 前 受 金 保 有 率
15
産
資
定
↓
産
固
12 総 負 債 比 率
13 負
産
資
消費収支差額消 費 収 支
8
評 価 平成23年度 平成24年度 平成25年度
給
受
金
与退 職 給 与 引当 資産
引 当 預 金 率退 職 給 与 引 当 金
(注 1)評価=
(注 2)
↑:高い値が良い
↓:低い値が良い
-:どちらともいえない
総資金=負債+基本金+消費収支差額
自己資金=基本金+消費収支差額
運用資産=各種引当資産+現預金
外部負債=総負債-(退職給与引当金+前受金)
(注 3)運用資産余裕比率の単位は(年)である。
- 51 -
- 52 -
Ⅳ処理概要
1 会
第4回
議
理事会
期日
平成25年8月9日(金)
場所
5階大会議室(2503)
第1号議案
平成25年度
理事会
日本体育大学における新学部設置
に関する件
第2号議案
第1回
理事会
の一部変更に関する件
期日
平成25年5月10日(金)
場所
5階大会議室(2503)
第1号議案
第2号議案
学校法人日本体育大学寄附行為
第5回
理事会
日本体育大学における新学部設置に関
期日
平成25年9月19日(木)
する件
場所
6階会議室1(2614)
学校法人日本体育大学寄附行為の一部
第1号議案
柏日体高等学校学則の一部改正
に関する件
変更に関する件
第2号議案
追加議案 学長具申事項の審議に関する件
日本体育大学・日本体育大学女子短期
大学部任期制教員規程の一部改正に関
第2回
する件
理事会
期日
平成25年5月28日(火)
場所
5階大会議室(2503)
第1号議案
第3号議案
日本体育大学・日本体育大学女子短期
大学部奨学生規程の一部改正に関する
件
平成24年度事業報告・決算に
関する件
第2号議案
第6回
日本体育大学学則の一部改正に
関する件
第3号議案
日本体育大学学長選任規則の一部改正
平成25年10月18日(金)
場所
6階会議室1(2614)
第1号議案
に関する件
第4号議案
理事会
期日
日本体育大学大学院学則の一部改正に
関する件
日本体育大学救急救命指導員規程の制
定に関する件
第5号議案
学校法人日本体育大学給与の年俸制に
第7回
期日
関する規程の一部改正に関する件
場所
第3回
期日
平成25年7月19日(金)
場所
5階大会議室(2503)
第2号議案
平成 25 年度補正予算に関する件
浜松日体高等学校校舎建築に係わる借
第8回
浜松日体中学校創立10周年・高等学
校創立 50 周年記念事業に係る固定資産
の除却に関する件
第4号議案
日本体育大学・日本体育大学大学院・
日本体育大学女子短期大学部の学費等
に関する規程の一部改正に関する件
第5号議案
日体柔整専門学校借入金の繰上げ償還
に関する件
第6号議案
理事会
期日
平成25年12月20日(金)
場所
6階会議室1(2614)
第1号議案
中長期事業方針及び平成26年度事業
計画(案)に関する件
第2号議案
平成26年度予算編成方針(案)に関
する件
第3号議案
学校法人日本体育大学寄附行為の一部
変更に関する件
第4号議案
日本体育大学学則の一部改正に関する
件
役員等の平成 25 年度報酬等に
第5号議案
関する件
追加議案
学長選挙候補者選考委員の互選に関する
件
入に関する件
第3号議案
平成25年10月29日(火)
6階会議室1(2614)
第1号議案
理事会
第1号議案
理事会
学校法人日本体育大学自己点検・評
価に関する規程の一部改正に関する件
柏日体高等学校学則の一部改正に
第6号議案
関する件
日本体育大学学長選挙の時期に関す
る件
- 53 -
第9回
理事会
第 14 号議案 日本体育大学・日本体育大学大学院・
期日
平成26年2月21日(金)
日本体育大学女子短期大学部の学費等
場所
6階会議室1(2614)
に関する規程の一部改正に関する件
第1号議案
平成25年度第2次補正予算に関する
第 15 号議案 日本体育大学及び日本体育大学女子
件
第2号議案
短期大学部における学費等の減免に
日本体育大学教授会規程の全部改正に
関する規則の一部改正に関する件
関する件
第3号議案
第4号議案
第 16 号議案
日本体育大学学部長会規程の一部改正
大学部奨学生規程の一部改正に関す
に関する件
る件
日本体育大学・日本体育大学女子短期
第 17 号議案
大学部任期制教員規程の一部改正に関
件
東日本大震災による被害学生等の授業
料及び入学金の免除に関
第 18 号議案
する取扱要
日本体育大学・日本体育大学女子短期
大学部登録商標使用規程の一部改正
領の制定に関する件
追加議案
学校法人日本体育大学外部機関等共
同研究取扱規程の一部改正に関する
する件
第5号議案
日本体育大学・日本体育大学女子短期
に関する件
日本体育大学学長の選任に関する件
第 19 号議案
日本体育大学及び日本体育大学女子
短期大学部就業規則の一部改正に関
第10回
理事会
する件
期日
平成26年3月20日(木)
場所
6階会議室1(2614)
第 20 号議案
部改正に関する件
第1号議案
平成26年度予算に関する件
第2号議案
平成25年度私立学校入学支度金の借
第 21 号議案
第 22 号議案
学校法人日本体育大学給与の年俸
日本体育大学専攻科(体育専攻)の廃
制に関する規程の一部改正に関す
止に関する件
第4号議案
日体柔整専門学校学則の一部改正に
関する件
入に関する件
第3号議案
浜松日体中学・高等学校就業規則の一
る件
学校法人日本体育大学寄附行為の一部
変更に関する件
第5号議案
日本体育大学・副学長の選任に関する
平成25年度
評議員会
件
第6号議案
学校法人日本体育大学組織規程の一部
改正に関する件
第7号議案
第1回
日本体育大学学則の一部改正に関する
件
第8号議案
期日
平成25年5月10日(金)
場所
5階中会議室(2501)
第1号議案
日本体育大学専攻科規程の廃止に関す
第2号議案
日本体育大学学部長会規程の一部改正
大学部非常勤講師規程の一部改正に関
学校法人日本体育大学寄附行為の一部
変更に関する件
に関する件
第 10 号議案 日本体育大学・日本体育大学女子短期
日本体育大学における新学部設置に関
する件
る件
第9号議案
評議員会
第2回
する件
第 11 号議案 日本体育大学・日本体育大学女子短期
評議員会
期日
平成25年5月28日(火)
場所
5階中会議室(2501)
第1号報告
大学部非常勤講師の給与に関する規程
平成24年度事業報告・決算について
(事業概要、決算、監事監査)
の一部改正に関する件
第 12 号議案 日本体育大学招聘教授規程の一部改正
第3回
に関する件
第 13 号議案 日本体育大学救急救命指導員規程の一
平成25年7月19日(金)
場所
部改正に関する件
評議員会
5階中会議室(2501)
第1号議案
- 54 -
平成 25 年度補正予算に関する件
第2号議案
浜松日体高等学校校舎建築に係わる
2 役員・評議員等の異動状況
借入に関する件
第3号議案
浜松日体中学校創立10周年・高等学
校創立50周年記念事業に係る固定資
一 役員・評議員
産の除却に関する件
1
第4回
評議員会
期日
平成25年8月9日(金)
場所
5階中会議室(2501)
第1号議案
日本体育大学における新学部設置に関
就任
年月日
職名
25.4.1
理事・評議員
25.4.1
評議員
氏名
松本
松田
備考
彰
清孝
する件
第2号議案
学校法人日本体育大学寄附行為の一部
変更に関する件
2
退任
なし
第5回
評議員会
期日1 平成25年10月18日(金)
3
場所5階中会議室(2501)
表
彰
報告のみ議案なし
学校法人日本体育大学
第6回
評議員会
期日
(永年勤続表彰)
平成25年12月20日(金)
場所5階中会議室(2501)
第1号議案
中長期事業方針及び平成26年度事
所属
勤続年数
氏名
大学
35年
西本 幸嗣
業計画(案)に関する件
第2号議案
秋山 英敏
平成26年度予算編成方針(案)に関
する件
第3号議案
学校法人日本体育大学寄附行為の一
25年
山﨑 恵子
15年
中里 浩一
部変更に関する件
依田 充代
荻 浩三
第7回
評議員会
期日
鈴川 一宏
平成26年2月21日(金)
場所5階中会議室(2501)
石上 秀昭
第 1 号議案
伊藤 雅充
平成25年度第2次補正予算に関す
る件
追加議案
荏原
日本体育大学学長の選任に関する件
35年
有馬 清志
四宮 孝純
第8回
評議員会
期日
平成26年3月20日(木)
場所5階中会議室(2501)
平成26年度予算に関する件
第2号議案
平成25年度私立学校入学支度金の
借入に関する件
安岡 博文
浜松
35年
山下 義明
日本体育大学専攻科(体育専攻)の
15年
笠原 正義
※所属は平成 26 年 3 月 31 日現在
廃止に関する件
第4号議案
35年
野崎 敦子
第1号議案
第3号議案
桜華
学校法人日本体育大学寄附行為の一
部変更に関する件
- 55 -
備考
Fly UP