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PC-RAS(PCI)

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PC-RAS(PCI)
Ver.2.10
PCI バス対応
Web モニタリング RAS ボード
PC-RAS(PCI)
本製品は、Web サーバ機能を搭載した PCI バス準拠の RAS※機能拡張
ボードです。パソコン本体の筐体内温度などの監視、周辺装置の監視、
タイマによる予防保全機能、ウォッチドッグタイマ機能などの RAS 機
能。Web/メールによるリモート機能。リモートスイッチなどの電源制
御機能からなります。下記に示す機能により、組み込みシステムなど
の安定性、稼働率向上を支援します。
[機能一覧]
製品の価格・仕様・色・デザインは、予告なしに変更することがあります。
筐体内温度監視
筐体 FAN 回転数監視(速度低下/停止)
FAN 動作温度制御
電源電圧監視
UPS 信号監視
RAID コントローラ監視(MPC 用)
周辺装置(デジタル信号入力)の監視
運転時間によるタイマアラーム機能
異常検出による外部機器へのアラーム信号出力
異常検出による OS シャットダウンプロセス起動
メール送信機能
ログ記録
ウォッチドッグタイマ機能
Web ブラウザによるリモート設定/監視/操作
リモートスイッチ機能
システム自動起動機能(スケジュール起動/停止)
システム起動確認機能
汎用入出力信号
アプリケーション支援機能(ログ、メール)
本製品のデフォルト状態は当社製 MPC シリーズを対象としています。
本解説書に記載する PC の表現は、当社製 MPC シリーズを対象例とし
ています。
※:RAS 機能とは、システムの信頼性(Reliability),可用性(Availabirity),保守性(Serviceability)
の向上を目的とした機能の総称です。
特長
■完全独立稼動
パソコンのスタンバイ電源からの電源供給でパソコンとは完全に独立
して動作し、ネットワーク上に 1 つの独立したノードとして認識され
ます。パソコンの動作が不安定な状況下でも PC-RAS(PCI)の Web サー
バや RAS 機能は停止せずに稼動/監視を続けます。
■Web ブラウザによる遠隔監視/制御
ネットワーク上のパソコンから Web ブラウザを使ってアクセスして、
ネットワークや RAS 機能の設定、稼動状態の監視、PC の起動/シャッ
トダウンが行えます。
■リアルタイム稼動監視
筐体内温度,FAN 回転数,電源電圧をリアルタイムに収集し、ユーザ
ープログラムでの参照や Web ブラウザによる遠隔監視が行えます。ま
た、アラーム検出による自動アクション(行動)設定も可能です。
■アラーム検出による自動アクション
ケース内温度,FAN 回転数,電源電圧などに 3 レベルのアラーム条件
とアラーム検出時の自動アクション設定が行えます。ユーザープログ
ラムによる自動アクションの起動、PC のシャットダウン、アラーム検
出時に E メールによる通報も可能です。
■充実した RAS 機能
実行プログラム監視用のウォッチドックタイマ、各 4 点の汎用デジタ
ル入出力、ログ記録、RAID コントローラ監視(当社製 MPC シリーズ使
用時)など、多彩な RAS 機能を搭載しています。
■組み込み関連機能
汎用デジタル入出力を用いたリモートスイッチ機能により、盤製作時
のパワースイッチ(PWRBTN)の引き出しが容易になります。また、ス
ケジュール起動(停止)機能は、最大 16 件の指定時間の起動(停止)や、
毎時の指定分における起動(停止)要求を発生させることが可能です。シ
ステム起動時の不安定動作による、起動不良を監視し、電源再投入な
どによる再起動動作を自動的に行わせることも可能です。
PC-RAS(PCI)
■アプリケーション支援機能
PCI バス上の COM ポート経由で本体アプリケーションのデバッグログ
情報や、アプリケーションシステム RAS 関連ログ情報を PC-RAS(PCI)
に受け取り、PC-RAS(PCI)固有の監視項目と同様に、アラーム出力、メ
ール出力を行うことができます。また、Web モニタリング情報は、専
用プロトコルにより LAN 経由で上位システムより操作可能です。より
大規模なシステムにも活用可能です。
対応 OS
・Microsoft Windows XP Professional
Service Pack 1/Home Edition Service Pack 1
・Microsoft Windows 2000 Professional
*
Windows XP/2000 以外の OS でのご利用については、別途ご相談となります。当社営業
までお問い合わせください。
商品構成
□ボード本体[PC-RAS(PCI)]…1
□解説書…1
□フロッピーディスク[PC-RAS(PCI) Software Library]…1
□LAN クロスケーブル…1
□シリアルポートケーブル…1
□パワー信号中継ケーブル…1
□リセット信号中継ケーブル…1
□電源ケーブル…1
□登録カード&保証書…1
□登録カード返送用封筒…1
□Question 用紙…1
1
Ver.2.10
■汎用出力(PO_A1,PO_A2,PO_B1,PO_B2)に関連する機能
機能概要
・ ボード装備の LED の ON/OFF 状態を汎用出力に対して出力できま
す。
◆ボードの特徴とアラームについて
ボードの最大の特徴は、ボードへの設定、監視状態の閲覧(FAN 回転数
や温度などの表示)、FAN の ON/OFF 制御を Web ブラウザからのコン
トロールで行えることです。また、ボードが温度などの異常を検出し
た場合に、PC に対してどのような処理を施すかをユーザーが自由に設
定できる自由度の高さも、ボードの特徴の 1 つとなります。異常時に
はその緊急度に応じて 3 レベルのアラームが発生可能であり、アラー
ム発生要因およびそれぞれのアラーム発生時の PC に対する処理をユ
ーザーが設定できます。アラームレベルは、下記のように定義されま
す。
・クリティカルレベルアラーム
PC をシャットダウンする
必要がある異常が発生した
・アラームレベルアラーム
通知する必要のある異常が
発生した
・インフォメーションレベルアラーム
通知する必要のある状態が
発生した
アラーム発生要因
異常発生時の処理
温度センサ
シャットダウン
またはリセット
FAN
PC-RAS(PCI)
電圧
アラームを発生
( クリティカル / アラーム /
インフォメーションレベル )
汎用入力
汎用出力
メール送信
PC-RAS(PCI)
本体の
ブザー出力
UPS 信号
WDT
タイマ
LED 出力
汎用入力により
アラーム状態を
解除
メカニカルリレー
出力
( アラーム発生時 )
ユーザー
アプリ
ケーション
シリアル通信によりアラームの発生を対象 PC 上のユーザーアプリケ
ーションへ通知する機能があり、ユーザーアプリケーションは異常発
生時に独自の処理を行うことができます。
クリティカルレベル、アラームレベルのアラーム状態を解除するには、
アラーム要因を除いた後、汎用入力/Web 上に作成したスイッチを利用
します。インフォメーションレベルのアラームを解除する場合は、上
記汎用入力以外にもアラーム発生要因がなくなることで解除されます。
また、アラーム発生時にはメカニカルリレー出力(C 接点出力)がセット
状態となります。
◆アラームに関連しない機能
・ 外部へアラーム通知を行う信号を出力できます。
・ PC がシャットダウンされ電源が落ちたかどうかの状態を出力でき
ます。
・ ユーザーアプリケーションから汎用出力として利用できます。
■温度による FAN の ON/OFF 制御
・ 指定した温度(ON 温度)を超えると FAN を ON にし、別の指定した
温度(OFF 温度)を下回ると FAN を OFF にする機能があります。4
基の FAN それぞれに対して、ON 温度、OFF 温度が設定可能です。
ハードウェア仕様
機能仕様
項目
汎用入出力
入力部
入力形式
信号点数
入力抵抗
入力 ON 電流
入力 OFF 電流
外部回路電源
応答時間
出力部 1
出力形式
接点仕様
信号点数
出力耐圧
出力電流
応答時間
出力部 2
出力形式
接点仕様
信号点数
出力耐圧
出力電流
応答時間
開閉寿命
FAN コネクタ
点数
出力部
出力電圧
出力電流
入力部(FAN センサ)
計測可能センサ形式
計測可能回転数
応答周波数
入力形式
入力抵抗
HUB ポート
イーサネット規格
前述のアラーム処理とは関係しない単独に実行される機能を下記に示
します。
ポート数
管理機能
アクセス方式
通信方式
■電源制御機能
フロー制御
・ パワースイッチ(PWRBTN)やリセットスイッチを直接制御するこ
とで、PC 電源の ON/OFF あるいはシャットダウンを行います。Web
ブラウザや汎用入力によって制御します。
MAC アドレスエントリ数
RAM バッファ
LED インジケータ
CF スロット
RAID 監視コネクタ
・ 筐体からのパワースイッチ(PWRBTN)やリセットスイッチ操作を
無効化できます。また、リセットスイッチをアラームリセット用の
ボタンとして利用できます。
UPS 接続コネクタ
・ PC の起動やシャットダウンをあらかじめ指定した時刻に行えます
(スケジュール機能)。
■汎用入力(PI-0~PI-3)に関連する機能
電圧監視
点数
分解能
監視電圧
仕様
フォトカプラ絶縁入力
4点
4.7kΩ
2.0mA 以上
0.2mA 以下
12~24VDC(±10%)
0.2ms 以内
半導体リレー出力
A 接点、B 接点
A 接点:2 点、B 接点:2 点
30VDC (Max)
1 点あたり 100mA (Max.)
1ms 以内
メカニカルリレー出力
C 接点
1点
30VDC (Max.)
200mA (Max.)
4ms(Max)
20 万回以上
4点
12VDC (±10%)
1 点あたり 500mA (Max.)
パルス形式 (1 回転あたり 8 パルスまで計測可能)
オープンコレクタ出力
1000~12000rpm(1 回転あたり 2 パルス出力時)
5kHz(デューティ 50%)
フォトカプラ絶縁入力
2.7kΩ(内部 12VDC 使用)
IEEE-802.3 10BASE-T
IEEE-802.3u 100BASE-TX
RJ-45(UTP/STP):2 ポート[AUTO MDI/MDI-X 対応]
ネットワーク管理機能なし
CSMA/CD
半二重/全二重
全二重通信時 : IEEE802.3x 準拠
半二重通信時 : バックプレッシャー
1024
128KByte
Speed、Link/Active
32MBCF 標準搭載 (ファームウェア専用)
1 点 (当社製 MPC シリーズ搭載 RAID 監視専用)
D-SUB15 ピン Male(UPS):外部 UPS 接続コネクタ
D-SUB15 ピン Male(MB):
メインボード COM ポート接続コネクタ
(添付のシリアルポート接続用ケーブル使用)
5点
10bit、A/D 変換
PCI スロット:5V、3.3V、12V、-12V
専用コネクタ:5VSB
温度センサ
・ PC 電源の制御を行えます。(リモートスイッチ)
点数
・ 外部機器のアラーム信号として利用できます。
測定温度範囲
測定精度
オンボード:1 点
外部温度センサ接続コネクタ:1 点(未対応)
-5~65℃
±0.5℃
・ ユーザーアプリケーションから汎用入力として利用できます。
PC-RAS(PCI)
2
Ver.2.10
一般仕様
ボード本体各部の名称と出荷時の設定
ボード本体各部の名称を下図に示します。なお、図中のスイッチの状
態は、出荷時の設定を示しています。コネクタ・SW 一覧を下表に示し
ます。出荷時設定は、SW1 が 0、SW2 がすべて OFF となります。
●設定 SW1
●設定 SW2
SW1
ON
7 89
B CDE
A
8bit×32 ポート
1点
1 枚のみ
0~60℃
-10~70℃
10~90%RH(ただし、結露しないこと)
5VSB±5%
1A(Max.)
専用コネクタ
消費電流
12VDC±5% 2A(Max.) *1
拡張スロット
5VDC±5% 0.2A(Max.) *2
PCI バス仕様
32bit、33MHz、ユニバーサル・キー形状対応 *2
標準外形寸法(mm)
174.63(L)×105.68(H)
質量
155g
*1 12VDC の消費電流の Max 値は、FAN コネクタを全て(4 点)使用した場合です。
*2 このボードは拡張スロットから+5V 電源の供給を必要とします(+3.3V 電源のみの環境で
は動作しません)。
456
I/O アドレス
割り込み点数
同時使用可能枚数
使用周囲温度
保存周囲温度
周囲湿度
23
仕様
1 2 3 4 5 6 7 8
F01
項目
LED2 ( 赤 )
LED1 ( 緑 )
CN10 CN11
SW1
SW2
CN7
CN8
JP4
JP5
CN4 CN5 CN6
JP6
JP7
CN1
CN9
CN2
アクセサリ
CN3
■アクセサリ (別売)
汎用 I/O 用端子台
: IPC-PSD-20
アクセサリの詳細は、当社ホームページまたは FAX 情報サービスでご確認ください。
*
コネクタ番号
回路ブロック図
+5VSB
+12V
電源コネクタ
RJ-45
LAN
RJ-45
LAN
フォトカプラ
汎用入力
4点
フォトモス
リレー
汎用出力
A接点2点
フォトモス
リレー
汎用出力
B接点2点
ラッチング
リレー
汎用出力
C接点1点
FAN
コネクタ
FAN
4点
イーサネット
HUB
LAN
コントローラ
CFカード
EEPROM
PCI バス
+12V
*1
*2
機能
備考
CN1
LAN コネクタ
CN2
LAN コネクタ
CN3
PIO コネクタ
CN4
FAN コネクタ
CN5
FAN コネクタ
CN6
温度センサコネクタ
*1
CN7
UPS COM ポートコネクタ
CN8
RAID COM ポートコネクタ
*2
CN9
電源コネクタ
CN10
FAN コネクタ
CN11
FAN コネクタ
SW1
ロータリスイッチ
SW2
ディップスイッチ
JP4
パワースイッチ/PWRBTN (筐体)
JP5
リセットスイッチ(筐体)
JP6
パワースイッチ/PWRBTN (PC)
JP7
リセットスイッチ(PC)
温度センサコネクタは将来の拡張用です。利用はできません。
RAID COM ポートコネクタへは当社 MPC 製品のみ接続可能となります。
ご利用の際は、MPC の解説書を参照ください。
ボード上のコネクタの接続方法
+5VSB
リセット入力
筐体
リセット
スイッチ
リセット出力
MB
リセット
スイッチ
PWBTN入力
筐体
PWBTN
スイッチ
温度センサ1
PWBTN出力
MB
PWBTN
スイッチ
ブザー
温度センサ2
外部温度
センサ
LED
UPS
MB側
16550互換
シリアル
デバイス
RASコントロール
CPU
5V, +12V, -12V, 3.3V
監視電源電圧入力
UPS
UPS機器側
PC-RAS(PCI)
RAID
シリアルポート
UPS
MB側
シリアル
ポート
UPS
UPS機器側
シリアル
ポート
RAID
ステータス
ポート
◆PIO コネクタと LAN コネクタ
下図は、PIO コネクタ(CN3)と LAN コネクタ(CN1、CN2)です。
LANコネクタ(CN1,CN2)
・ 使用コネクタ
15ピンD-SUBコネクタ[F(雌)タイプ]
DALC-J15SAF-20L9[JAE製]相当品
ロックナット SFS-4SB1WM
15
14
8 ・ 適合コネクタ
7
DA-15P-N[JAE製] 相当品
10
9
2
1
PIOコネクタ(CN3)
CN3
◆LAN ケーブルの接続
ボードは、内部に HUB を搭載し、LAN ポートを 2 ポート搭載してい
ます。機能的には 2 ポートとも同一で、特に区別なく利用できます。
一方をアップリンクとして、もう一方はボードを搭載した PC の LAN
ポートへ接続することができます。添付の LAN ケーブル(クロスケー
ブル)は、PC への LAN 接続にご使用ください。また、ケーブルはスト
レートケーブル、クロスケーブルのどちらも接続可能です。内蔵 HUB
は、オートクロス機能を有しています。
外部
LAN
コントローラ
PC-RAS(PCI)
アップリンク
HUB
PC に装備の LAN ポートへ接続
3
Ver.2.10
◆UPS 機器との接続
出力信号の接続
UPS 機器を接続する場合は、シリアルポートケーブルを拡張スロット
へ装着しておく必要があります。シリアルポートケーブルのブラケッ
トには、D-SUB9 ピンのシリアルコネクタが 2 つ装備しています。それ
ぞれ UPS 機器と PC(MB)を接続するコネクタです。位置を確認の上接
続してください。
ボードの汎用出力に対する出力回路(等価回路)は、下図となります。
◆出力回路
出力回路(A 接点)
Vcc
UPS
A接点出力端子
(PO_A1, PO_A2)
AQV217S
R
負荷
30VDC(Max.)
UPS 機器のシリアルポートへ接続します。
負荷電流
COM_GA1, COM_GA2
MB
GND
ボード
PC のシリアルポートへ接続します。
外部回路
出力回路(B 接点)
Vcc
全体の接続図は下図となります。下図のようにボードを中継する形で
UPS 機器と PC のシリアルポートを接続します。ボードは、UPS 電源
障害発生信号(CTS)、UPS バッテリ容量低下信号(DCD)、UPS シャット
ダウン可信号(DTR)についての信号監視を行っております。また、上記
以外の信号線 RxD, TxD, DSR, RTS, RI については信号をスルーします。
UPS 機器の結線の際は、ボードおよび UPS 機器の動作について十分ご
理解の上で行ってください。あわせてシステム全体の動作検証を十分
に行ってください。
B接点出力端子
(PO_B1, PO_B2)
AQV414S
R
負荷
負荷電流
COM_GB1, COM_GB2
30VDC(Max.)
GND
ボード
外部回路
出力回路(C 接点)
Vcc
この 3 本の信号線は、直接コネクタ間で
ループしていません。一旦内部回路で
受信したデータを対応コネクタの信号線に
送信しています。
CN7
商品添付ケーブル
UPS
UPS
MB
マザーボード
COM ポート
マザーボードの COM ポート
とは全ピンストレートで
接続してください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
RI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
RI
A1
A2
A3
A4
A5
B1
B2
B3
B4
B5
A6
A7
A8
A9
A10
B6
B7
B8
B9
B10
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
RI
N.C.
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
RI
N.C.
A1
A2
A3
A4
A5
B1
B2
B3
B4
B5
A6
A7
A8
A9
A10
B6
B7
B8
B9
B10
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
RI
N.C.
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
RI
N.C.
内部回路
で使用
R
TQ2SA-L2-3V
+
-
C接点出力端子
(PO_C)
負荷
30VDC(Max.)
負荷電流
COM_GC
SET
+
RESET
GND
[ ボード内部結線イメージ ]
ボード
外部回路
RAS 機能仕様
PC-RAS(PCI) ボード
監視機能
項目
入力信号の接続
ボードの汎用入力に対する入力回路(等価回路)は、下図となります。そ
れぞれの入力信号は、負論理でボード側に取り込まれます。
◆入力回路
Vcc
R
PS2811-4
4.7kΩ
プラスコモン
(P_COM)
12~24VDC
入力端子
(PI-0, PI-1,
PI-2, PI-3)
GND
ボード
PC-RAS(PCI)
仕様
筐体内温度監視
標準/1 点
センサ精度±0.5℃、上限監視/下限監視 3 レベル
FAN 監視
筐体内 FAN 停止/低速化監視
4 点監視 分解能 60rpm 最大 12000rpm(2 パルス/回転時)
停止監視/低速化監視 2レベル
電源状態監視
筐体内 DC 電源出力監視(PCI バス上の電源を監視する)
5V、12V、-12V、3.3V 出力有無を判定
(5VSB は、主電源状態判定に使用)
汎用入力信号監視
汎用入力を下記アラーム信号に割り付け監視する機能
最大 4 点(ハードウェアの合計点数は 4 点です)
外部アラーム(クリティカルレベル)入力
外部アラーム(アラームレベル)入力
外部アラーム(インフォメーションレベル)入力
ウォッチドッグタイマ WDT による本体 PC のアプリケーション動作監視
(WDT)
最小インターバルタイム 500 マイクロ秒
最大インターバルタイム 24 時間
タイムアップ時の処理
・アラーム発生
・本体 PC の電源再投入
・本体 PC のリセット
UPS 信号監視
3 点監視
UPS 電源障害発生信号監視(CTS)
UPS バッテリ容量低下信号監視(DCD)
UPS シャットダウン可信号監視(DTR)
(CTS,DCD,DTR の信号線のみを監視し、RxD,TxD,DSR,RTS,RI
の信号線はスルーします。)
RAID 状態監視
当社製 MPC シリーズ搭載の RAID コントローラの状態監視
RAID firmware vertion,
General status、Rebuild status,
HDD1 status、HDD2 status
タイマ監視
RAS 起動時間、総運転時間、標準タイマ 6 点、拡張タイマ 4 点
電源投入時間計測
タイムアップ時アラーム発生
温度監視
スイッチ
入力
外部回路
4
Ver.2.10
電源制御機能
アラーム機能
項目
仕様
本体 PC 電源投入要因 筐体パワースイッチ(PWRBTN)、汎用入力リモートスイッチ、Web ス
イッチ 定時起動スケジュール、毎時起動スケジュール
(本体 PC の Wake on LAN による自己起動可能。状態監視します。)
本体 PC シャットダウ 筐体 PWRBTN、汎用入力リモートスイッチ、Web スイッチ
ン要因
定時シャットダウンスケジュール、毎時シャットダウンスケジュール
(本体 PC の自己シャットダウン可能。状態監視します。)
本体 PC へのシャット ・PCI/COM 経由での本体 PC 上アプリケーションへ要求通知。シャッ
ダウン通知方法
トダウンの実行要求は本体 PC アプ、リケーションによる。
・UPS 電源障害発生信号生成による、本体 PC 電源管理機能経由のシ
ャットダウン要求通知。シャットダウンは電源管理機能または、電
源管理機能に登録された本体 PC アプリケーションによる。
・パワースイッチ(PWRBTN)信号生成による OS 強制シャットダウン。
(本体 PC の OS/BIOS に依存する。)
・パワースイッチ(PWRBTN)連続押しエミュレートによる強制シャッ
トダウン。
スケジュール機能
合計 16 件
定時起動/定時シャットダウン要求
指定時刻に本体 PC を起動/シャットダウン
毎時起動/毎時シャットダウン要求
毎時の指定分に本体 PC を起動/シャットダウン
(曜日/祝日の判定は起動後の本体 PC による判定とする。)
アプリケーション起 電源投入後、PCI/COM 上での本体 PC アプリケーションとの通信によ
動確認/起動リトラ り、本体 PC の起動確認を行う機能。起動確認できなかった場合、電
イ機能
源の再投入またはリセットにより起動リトライが可能。
主電源投入時自動起 AC 電源投入時に本体 PC の電源投入を行う機能
動機能
強制シャットダウン 本体 PC 未応答時の強制シャットダウン機能
パワースイッチ(PWRBTN)連続押しによる強制シャットダウンをエミ
ュレートする。
筐体 PWRBTN スルー 筐体パワースイッチ(PWRBTN)の入力を本体 PC へ直接接続した状態
機能
をエミュレートする。
項目
アラームレベル
その他制御機能
参照方法
ユーザーログ機能
項目
FAN オン制御
汎用入力
汎用出力
リセット要因
仕様
筐体内温度をもとに FAN オンを制御
(デフォルト状態は常時オン状態)
4点
次の信号として使用可能
リモートパワースイッチ(PWRBTN)ON/OFF(alternate)
リモートリセット(momentary)
外部アラーム(クリティカルレベル)入力
外部アラーム(アラームレベル)入力
外部アラーム(インフォメーションレベル)入力
汎用入力
リモートパワースイッチ(PWRBTN)ON(momentary)
リモートパワースイッチ(PWRBTN)OFF(momentary)
リモート アラームリセット(momentary)
リモートビープ OFF
入力反転可能
デバッグ用強制入力可能
4 点(A 接点 2 点/B 接点 2 点)
次の信号として使用可能
外部アラーム出力(クリティカルレベル)
外部アラーム出力(アラームレベル)
外部アラーム出力(インフォメーションレベル)
汎用出力
シャットダウン OK 表示出力(主電源 OFF 可信号)
出力反転可能
デバッグ用強制出力可能
筐体リセットスイッチ(無効化可能)
Web スイッチ
WDT タイムアップ
本体アプリケーション起動不良時
Web サーバ機能
項目
仕様
・ネットワーク設定
・メール設定
・ユーザー設定
・日付時刻設定
周辺機器設定
・アラーム設定
・温度監視設定
・電圧監視設定
・FAN 監視/制御設定
・汎用入力設定
・汎用出力設定
・ウォッチドッグタイマ設定
・RAID 設定
・電源管理設定
・スケジュール設定
・タイマ設定
ログ表示
・ログ表示
モニタリング表示
・サンプル画面
モニタリング編集
・ページロード機能
・ページセーブ機能
・タグ編集機能
・主要部品(Text,Meter,Switch,Seg7,ActText,PageText,TChart)
・編集機能(部品生成、移動、削除、プロパティ設定、全消去)
モニタリングページ数 20 ページ
モニタリング点数
100 点
コネクション
最大 10 コネクション
ユーザーID 数
5 ユーザー
ユーザー権限
編集可能権限/モニタリング権限
デフォルト IP
10.xxx.xxx.xxx
xxx は、MAC アドレスの下 3 バイトを使用。
PCI/COM および Web より変更可能
デフォルト IP マスク 255.255.255.0
動作確認ブラウザ
マイクロソフト IE6.0, IE5.5
Windows XP を利用の場合は、サービスパック 1(SP1)が必須となりま
す。
基本設定
PC-RAS(PCI)
仕様
3 レベル
クリティカルレベル
アラームレベル
インフォメーションレベル
クリティカルレベル動 ログ格納
作
本体 PC シャットダウン
C 接点リレーアラーム出力
汎用出力へのアラーム出力
本体 PC アラーム通知(PCI/COM 経由)
メールによるアラーム通知
LED 表示
Beep 音発生
アラームレベル動作
ログ格納
本体 PC シャットダウン
C 接点リレーアラーム出力
汎用出力へのアラーム出力
本体 PC アラーム通知(PCI/COM 経由)
メールによるアラーム通知
LED 表示
Beep 音発生
インフォメーション
ログ格納
レベル動作
汎用出力へのアラーム出力
本体 PC アラーム通知(PCI/COM 経由)
メールによるアラーム通知
LED 表示
Beep 音発生
ログ機能
項目
ログ機能
仕様
1000 件
リングバッファ使用
Web より参照
PCI/COM 経由のユーザーログを格納表示
メール機能
項目
SMTP 指定
送信先設定
仕様
IP アドレス設定
2件
PCI/COM 通信機能
項目
同期仕様
ボ-レート
データビット長
パリティ
ストップビット
フロー制御
ターミナルモード
仕様
調歩同期
19200
8
なし
1
なし
OS ユーティリティ等のターミナルソフトより”TeRm”入力にてターミ
ナルモード
IP/IP マスク / ゲートウェィの設定が可能。
リンク確認手順
ENQ 通信(PC)→ACK 応答(RAS)による
アラーム通知機能
RAS 検出のアラームレベルを通知
シャットダウン要求
RAS 検出のシャットダウン要求を通知
アラーム要因確認
高レベルのアラーム要因情報読み出し
ウォッチドッグタイマ DSR 信号セットによりタイマクリア
クリア
UPS 経由
CTS 信号アクティブによる、OS 電源管理機能を起動
シャットダウン要求
(この機能を使用する場合は、アプリケーションでこのポートは使用で
きません。この機能と併用したい場合は、UPS 信号は外部ケーブル回
しで、本体 PC の COM ポートを使用してください。)
アプリケーションログ アプリケーションのログ通知。RAS 内に格納し Web より参照可能。
RAID 監視機能
項目
対応コントローラ
アラームレベル
検出内容
仕様
当社製 MPC シリーズ搭載 RAID コントローラ
インフォメーションレベル
運転状態(運転/リビルド/システムストップ)
5
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