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Research Paper / 報告書
三重大学国際交流センター年報 第2号
三重大学国際交流センター
三重大学国際交流センター, 2008.
2007年度
http://hdl.handle.net/10076/11143
三 重大 学 国際交流 セ ンター
年
報
第
2 号
(
留学生 セ ンター年報 より通巻第 8号)
2
0
0
7
年度
三重大学国際交流 セ ンター
巻
頭 言
小 林 英 雄
発 刊 に あ た って
(国 際 交 流 セ ン タ ー 長 )
Ⅰ. 国
際 研 究 部 門 の 活 動 報 告
1.国 際 研 究 部 門
2.国 際 研 究
の進 展
ユ ニ ッ ト
(
1
)
「ア ジ ア 太 平 洋 ・食 ・農 ・環 境 情 報 」 研 究 ユ ニ ッ ト
(
2)
「子 ど も の 国 際 環 境 ・情 報 教 育 」 研 究 ユ ニ ッ ト
(
3
) 「包 括
的災 害 科 学 」 研 究 ユ ニ ッ ト
(
4
)「
e
Cu
l
t
u
r
e
」研 究
3.国
際 研 究 部 門東 京 オ フ ィス
(
1) 任意 団体
(
2) 活
Ⅱ. 国
ユ ニ ッ ト
ア ジ ア ・太 平 洋 食 ・農 ・環 境 情 報 戦 略 拠 点
(
ALFAE)
動 概 要
際 教 育 部 門 の 活 動 報 告
1.国
際 教 育 部 門 の概 略
A.2007年
度 セ ン タ ー に お け る教 育
(
1
)初
級 集 中
(
2) 初
級 基 礎 コー ス
(日 本 語 研 修 ) コ ー ス
(
3) 中 級 Ⅰコ ー
ス
(
4)
ス
中級
Ⅱコ ー
(
5) 上
級 コー ス
(
6) 共
通 選 択 科 目
(
7) 三
重 大 学 国 際 交 流 セ ンター外 国 人 短 期 留 学 生 コー ス の設 置
(
8)
日韓 共 同 理 工 系 学 部 留 学 生 専 門 予 備 教 育
(
9)
日本 語 ・日本 文 化 研 修 留 学 生 コ ー ス
(
1
0
)
夏 季 日本 語 日本 文 化 研 修 プ ロ グ ラ ム
(
l
l
)
コ ン ピ ュ ー タ ー室 を利 用 した教 育 指 導
(
1
2
)
ポ リコ ムを使 った国 際 遠 隔 授 業
個
日本 語 レベ ル 判 定 試 験 と オ リエ ン テ ー シ ョ ン
(サ マ ー ス ク ー ル
20
07
)
1
(
1
4
)オ フ ィ ス ・ア ワ ー に よ る教 育
・相 談 活 動
3
4
(
1
5
) セ ン タ ー 教 員 の 学 部 ・研 究 科 等 へ の 出 講
3
5
B.英 語
3
5
に よ る国 際 教 育 科 目
C.そ の 他
3
5
(
1
) 第 9回 タ ス マ ニ ア 大 学 英 語 研 修 プ ロ グ ラ ム
3
5
(
2
)国際 イ
3
6
ンター ンシ ッ
(
3
) 第1
4回 3大 学 国 際
プ
・プ ロ グ ラ ム
ジ ョイ ン ト ・セ ミナ ー & シ ン ポ ジ ウ ム 2
0
07
(
4) ア ジ ア 人 財 資 金 構 想 高 度 実 践 留 学 生 育 成 事 業
3
7
3
8
3
8
2.特 別 企 画
3
8
(
1
) 教 育 学 部 国 際 交 流 フ ェ ア後 援
(
2
) 国際交 流 基 金
『実 践 :日本 語 教 育
(
3
) 男 女 共 同参 画
ミニ ・シ ン ポ ジ ウ ム
Ⅰ&Ⅱ200
7
』
3
8
3
9
文化庁「
生活者としての外国人」のための日本語教育事業)一
一4
0
(
4) 「三 重 大 学 ボ ラ ンテ ィア 日本 語 講 師 養 成 講 座 」(
3.交
流
4.相
談
(
1
) 中 国人 留 学 生
5.研
(
1
)
6.広
に対 す る 中 国 語 を 使 って の ケ ア
究
国 際交 流 セ ンター 専 任 教 員 研 究 業 績
報
Ⅲ.国際サー ビス部門の活動報告
1.国 際 サ ー
ビス部 門 の 概 略
2.主 な 活 動 状 況
(
1
)外 国 人 研 究 者 の 受 入 れ 手 続
き につ いて
(
2
)外 国 人 留 学 生 の 受 入 れ 及 び そ の 後 の ケ ア に つ い て
(
3) 留 学 生
(
4)
の 施 設 ・宿 舎 の 管 理 ・運 営 ・整 備 に つ い て
ボ ラ ン テ ィ ア の 組 織 化 ・運 営 に つ い て
(
5) 地 域 社 会 と の 連 携 に つ い て
(
6
)留 学 生 の デ ー タ ベ ー ス に つ い て
Ⅳ. 資
料
1.国 際 交 流 セ
ンターの組 織 図
2.三 重 大 学 国 際 交 流
セ ンター関係 規 程
(
1
) 三 重 大 学 国 際 交 流 セ ン タ ー規 程
(
2
) 三 重 大 学 国 際 交 流 セ ン タ ー運 営 会 議 規 程
(
3) 三 重 大 学 国 際 交 流 セ ン タ ー外 国 人 留 学 生 日本 語 ・日本 文 化 研 修 コ ー ス規 程 -------一
一5
4
(
4) 三 重 大 学 国 際 交 流 セ ン タ ー外 国 人 留 学 生 日本 語 研 修 コ ー ス規 程
(
5) 三 重 大 学 国 際 交 流 セ ン タ ー学 部 及 び大 学 院 入 学 前 予 備 教 育 規 程
(
6
) 三 重 大 学 国 際 交 流 セ ン タ ー外 国 人 短 期 留 学 生 コ ー ス規 程
(
7
) 三重大学 国際戦 略室規程
(
8) 三 重 大 学 留 学 生 委 員 会 規 程
3.国 際 交 流 セ ン タ ー年 間 行 事
4.国 際 交 流 セ ン タ ー教 員 名 簿
5.国 際 交 流 チ ー ム職 員 名 簿
6.国 際 交 流 セ ン タ ー 関 連 委 員 会 名 簿
(
1
) 国 際 交 流 セ ン タ ー運 営 会 議
(
2) 国 際 戦 略 室
(
3
)留 学 生 委 員 会
(
4
) 国 際 交 流 セ ン タ ー専 任 教 員 が 出 席 す る他 の 委 員 会 等
7.三 重 大 学 と外 国 の 大 学 と の 学 術 交 流 協 定 一 覧
8.国 籍 別 外 国 人 留 学 生 数
巻 頭 言
発 刊 に あ た って
小
林
英
雄 (
国際交流 セ ンター長)
2
0
0
7
年 4月 に、情報 ・国際交流担当理事 に就任 し 1年間が経過 しました。今回の国際交流セ ンター
2
0
0
7
年度) における国際交流 セ ンターの主 な活動状況 に
『
年報』第 8号 は、理事就任後 の 1年間 (
ついて報告 します。
『国際交流全般 についての動 向』 と して は、2
0
0
7
年度 における海外 の協定大学数 は、大学間協定
2
2
大学 と学部間協定 1
7
大学 の3
9
大学 とな り、 これは前年度 と比較 して 4校増加 している。 アジア地
9
大学中2
7
大学 (
約7
0%) を占めてお り本学 の国際戦略である 「アジア地域 を重視
域 の協定校 は、3
した国際交流」が継続的 に推進 されていることが分か る。 しか しなが ら、受 け入れ留学生数 は2
0
0
5
年度 よ り減少傾向にあ り2
0
0
7
年度 は2
31
名 とな り、2
0
0
5
年度 と比較す ると約5
0
名減少 して い る。 こ
れは、正規生 と非正規生別、及 び学部、修士、博士課程別 に見て も全てにつ いて減少傾向 とな って
いる。 また、留学生率 (
全学生数 に占める留学生 の比率) は、2
0
0
5年度 の3.
7% に対 して2
0
0
7
年度
は3
.
1
%に減少 してお り、 これは全国平均 の3.
3%よ りも下回 っている。 本学 における留学生数 の減
少傾向の主 な要因 としては、2
0
0
5
年度 よ り導入 した受 け入れ審査 の厳格化が上 げ られ る。 これによ
り、留学生 の全体的な質 の向上が図 られた反面、海外 の大学か ら過度 に敬遠 され る傾向が強 まった
ため と推察 され る。 留学生 の受 け入れに係 る戦略 については、国 としての方針である 「
留学生3
0
万
人計画」への対応 と合 わせて、2
0
0
8
年度中に国際戦略室会議を中心 と して議論す る計画である。
『
留学生 の受 け入れ環境 の改善 に向けた取 り組み』 としては、留学生問、留学生 と日本人学生 ・
教職員 との交流 を目的 と して、国 ・地域別 に 7グループか ら構成 され る 「
留学生会」 を設立 した。
留学生会の代表者 と教職員 との問で情報交換 を毎月定期的に行 い、 これによ り留学生か らの要望等
を考慮 した受 け入れ環境や支援体制 の改善 を図 っている。 また、 イ ンターネ ッ トを介 して留学生 に
とって重要 な情報 を月 2回配信す る留学生 ニュース (日本語 と英語版) を開始 した。 これによ り、
現行 の掲示板 を利用 した情報提供 と比較 して大学か らの留学生への情報周知が格段 に改善 された。
具体的な留学生受 け入れ環境 の改善策 と しては、2
0
0
7
年度 よ り大学が留学生のための保証人 (
アパー
ト等 の賃貸契約) となる 「
機関保証制度」 の導入、新度 日学生 を対象 としたガイダンスの実施、在
留資格認定証明書 の申請取次 (
VI
SA申請) を教員 に代わ って国際交流 チームが代行す る 「
VI
S
A代
理 申請制度」 の導入、留学生 と日本人学生 の交流 の場 として 「
国際交流サロン」を国際交流センター
内に設置、留学生 データベースの構築 による厳格 な 「
在籍確認制度」 と 「資格外活動 のチ ェック体
制」 の導入が上 げ られ る。 また、国際交流事業への参加 と海外への留学 と海外協定大学か らの留学
を奨励す ることを目的 と した 「
三重大学国際交流特別奨学生制度」 を2
0
0
8
年度か ら導入す ることを
- 1-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
決定 した。一方、宿舎 の充実 は全ての留学生の懸案事項であ り本学 の長年 の課題 とな っていった。
これに対 して、 2
0
0
9
年 3月完成予定で9
0
名程度 を収容可能 な新留学生宿舎 の建設 を決定 した。 これ
により、現行 の宿舎 と合わせて1
5
0
名程度 の留学生 を収容可能 となる。 今後 は、 国際競争力 の強化
を目的 として、留学生宿舎 の一部 を外国人研究者が利用可能 とす る規定改正 の検討 を開始す る計画
である。
『
学内の国際化 に向けた取 り組 み』 としては、2
0
0
7
年度 に初 めての試 み として 「国際交流週間」
を実施 した。「国際交流週間」 は、 日本人学生 と留学生 の交流 の場 を提供 し異文化理解 を深 め る こ
とを目的 としている。 「国際交流週間」 は、年間行事 として次年度以降 も開催 す る ことを計画 して
いる。 また、共通教育 セ ンターと連携 して留学生 と日本人学生 の共通授業である 「
英語 による国際
教育科 目」 を共通教育 の統合教育科 目 (
主題E:国際理解 と異文化接触、 1
0
科 目2
0単位) と して
2
0
0
8
年度 より開講す ることを決定 した。 これ ら授業の国際化 は、 日本人学生 と留学生が英語 による
共通 カ リキュラムで授業を受 けることがで き、学内の国際化が促進 され ることか ら、今後 は科 目数
の更 なる拡大 について検討す る計画である。
『国際交流事業 の取 り組 み』 として は、 タイの協定大学 と共 同で進 めていた国際イ ンター ンシッ
ププログラムを全学事業 として2
0
0
7
年度 より本格的に開始 した.
2
0
0
7
年度 は、 タイの協定大学 か ら
2名 と三重大か ら4名 の学生が参加 し、夫々の大学で前後 1週間程度 の研修 と企業での 1カ月程度
の企業研修か らなるプログラムを実施 した。 また、経済産業省が主管 の 「アジア人財資金構想 (
高
度実践留学生育成事業)」 に東海 ・北陸地域 の 8大学 (コンソーシアム) が採択 され、 本学 に在籍
0
0
7
年度 よ り日本語 ビジネス会話、 日本文化研修、 イ ンター ンシップ、
している 4名 の留学生が、2
日本企業への就職支援か らなる 2年間のプログラムを受講 している.
3大学国際 ジョイ ン トセ ミナー
は、 チェンマイ大学で第 1
4回 目が開催 され、本学か らは1
5
名 の学生 と1
0
名 の教員が参加 した。本 セ
ミナーは、国際的な課題 の解決 に貢献 で きる人材 の育成、 アジア地域での研究者間の人的ネットワー
クの拡大、学術協定校 の拡大 とアジア地域 の留学生の受 け入れの拡大 に大 きく寄与 してお り、今後
も重点的に取 り組む国際交流事業 の一つ として位置付 けている。 また、 2
0
0
7
年度 には、国際交流基
金 による国際交流事業 の見直 しを行 った。見直 しの結果、 これまでの教職員 と学生か らの提案型 の
国際交流事業 を、2
0
0
8
年度か らは教職員 と学生 の海外派遣型事業 とす ることを決定 した。教員を対
象 とした事業では、海外 の先進大学 に夏休み等 を利用 して短期 (1か月程度)派遣 し、国際性の育
成、人的ネ ッ トワークの構築、国際交流や研究連携 の構築等 を目的 とす ることと、併せて派遣先大
学 との学術協定 に向 けた準備作業 を実施す ることを目的 としている。 職員 につ いて は、海外での短
期語学研修や協定大学 との人事交流事業 として も利用可能 とした。一方、学生 を対象 とした事業 と
しては、上で述べた 「
三重大学国際交流特別奨学生制度」 の一部 に国際交流基金 を活用す ることを
決定 した。 これ ら事業 は、教職員 と学生 を海外 に積極的 に派遣す ることを目的 として、教職員 6名
と学生2
0
名を上限 と して2
0
0
8
年度 よ り実施す ることを決定 した。
- 2-
巻
頭
ロ
国立大学が法人化 され 4年が経過 し、 5年 目となる2
0
0
8
年度 は中期 目標 ・中期計画 に対す る達成度
について評価 され る 「
法人評価」 の年 とな った。 これに対 して、上で述べたよ うに設定 された中期
2
0
0
8
年度 中には、 法人評価 の対応 と合 わ
目標 ・中期計画 に対 して具体的な成果が着実 に出ている.
せて次期中期 に向けた国際戦略 (
中期 目標 ・中期計画) を策定す ることが求 め られている。 これ ら
については、次回の年報 (
2
0
0
8
年度版)で紹介す る予定である。
最後 に、誠 に残念 な報告 とな りますが国際交流 セ ンターの森 由紀先生 は闘病 のかいな く2
0
0
7
年1
0
月1
9日にご逝去 されま した。森先生 は、国際交流 セ ンターの前身である留学生 セ ンターの発足当時
か ら現在 に至 るまで、一貫 して三重大学国際交流 の発展 にご尽力 されて きま した。森先生 の長年 に
わたる三重大学への ご貢献 に対 して、心 よ りお礼 を申 し上 げるとともに、 ご冥福 を心 よりお祈 りい
た します。
-3-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
Ⅰ.国際研究部門の活動報告
1.国際研究部門の進展
国際研究部門長
亀岡
孝治
00
6年 4月 に国際研究部門東京 オフィ
三重大学が東京 オ フィスを開設 しているコラボ産学官 に、 2
9
年 7月31日に任
スの位置づ けで設立 された 「アジア ・太平洋食 ・農 ・環境情報戦略拠点」 は平成 1
意団体 としての設立総会が開催 され、新 たに任意団体 として第一歩 を踏 み出 している。
2.国際研究ユニ ッ ト
(
1
) 「アジア太平洋 ・食 ・農 ・環境情報」研究ユニ ッ ト
Tプ ロ ジェク ト」 に1
9
97年 か ら
三重大学生物資源学部 は、農林水産省が推進 して きた 「農 業 I
200
5年 まで参加 し、 中心的な役割 を担 って きた。三重大学 と して この 「
食 ・農 ・環境分野 におけ
CT適用」研究 を受 け継 ぎ、 さ らに展開す るために本研究 ユニ ッ トがたて られたわ けで あ る。
るI
ここで は、農業 を起点 と して食品産業、化学産業、 エネルギー産業 までを見渡 した上で、 その中
で必要 とな りそ うな要素技術 を考 え ることが出来 るよ うな研究 ユニ ッ トを目指 している。 この研
究ユニ ッ トはAPANの農業 ワーキ ンググループと常 に議論 しなが ら、協働体制 と研究成果 のアジ
ア ・太平洋地域への普及戦略の構築 に努 めている。
(
a
) 活動概要
本研究 ユニ ッ トの活動 は、後述す る国際研究部門東京 オ フィスの 「アジア ・太平洋食 ・農 ・
環境情報戦略拠点」 で主 と して行 われたので、 そち らを参照 されたい。
(
i
) 学会活動
①
計測 自動制御学会 (
SI
CE)先端融合部門
BI
X)調査研究会
バ イオイ ンフォメー シ ョンエクスチェンジ (
主査 :三重大 ・亀 岡孝治
副査 :中央農研 ・平藤雅之
幹事 :信州大学 ・石揮広明、三重大学 ・橋本篤
②
sI
CE AnnualConf
e
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2
007
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オーガナイズ ドセ ッシ ョン :Fr
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xc
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)Re
s
e
ar
c
h
[目
的]
CT応用研究
食 ・農 ・環境分野へのI
[
開催 日時]
2
00
7年 9月 1
7日 (
月) ∼2
0日 (
木)
[
開催場所]
香川大学 (
高松)
[
参 加 者]
BI
X)調査研究会 メ ンバー
バ イオイ ンフォメーシ ョンエクスチェ ンジ (
三重大学
亀 岡孝治
三重大学生物資源学部教授
-4-
橋本篤
国際研究部門の活動報告
(
並) 特別 シンポ ジウム
①
グ レー タ一 ・ナ ゴヤ ・イニ シアテ ィブ (
GNI
) シ ンポ ジウム i
n津
2
0
0
8
-食 ・農 ・環境、 そ して教育 の課題解決 に向 けたセ ンサ ネ ッ トワー クの応用 ∼
[
開催 日的]
・食、農、環境 と教育 の課題解決 に向 けたセ ンサ ーネ ッ トワー ク応用
・世界連携型 ユ ビキ タス産業 クラス ター形成
0
0
8
年 2月 1日 (
金)
[
開催 日時] 2
[
会
場]
[
参 加 者]
国立大学法人三重大学講堂小 ホール
三重大学
亀 岡孝治
中央農業総合研究 セ ンター 二宮正士
慶応義塾大学
平藤雅之
グローバルセキュリティー研究所
副所長 ・教授
ア ジア工科大学 ・三重大学 国際交流 セ ンター客員准教授
株式会社 ス ピネ-カー ・パ ー トナーズ代表
セ ンスエア社 (ス ウェーデ ン)
CS
EM社
(スイス)
副社長
福井 弘道
本多 潔
名雲俊忠
- ンス ・マ一丁 イ ン
ジ ョー ジ
コ トロツ イオス
デカ ゴ ンデバ イセ ズ社 (
米 国) CTO コ リン ・キ ャンベル
匝) APANでの活動
①
第2
4回APAN国際会議 (
2
0
0
7
/ 8/2
7
-31
)
[
開 催 地] S
he
r
at
o
nXi
'
anHot
e
l 西安 (中国)
[
セッション名] De
s
l
gnl
nga
na
ppl
i
c
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i
o
nf
o
rOnt
o
l
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val
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i
o
nofSe
ns
o
rdat
a
s
t
r
e
ams(
2
0
0
7
/ 8/3
0
)
[
参 加 者]
亀 岡孝治 (
三重大学生大学 院物資源学研究科教授)
本多 潔 (ア ジア工科大学 ・三重大学 国際交流 セ ンター客員准教授)
②
第2
5回APAN国際会議 (
2
0
0
8
/ 1/2
3-2
5
)
[
開 催 地]
- ワイ大学
[
セッション名]
Se
s
s
i
o
nAgr
i
c
ul
t
ur
a
la
ppl
i
c
at
i
o
nsa
ndFi
e
l
dSe
r
ve
r(
2
0
0
7
/ 1/2
4
)
[
参 加 者]
(テ レビ会議 で参加)
- ワイ (アメ リカ)
本多 潔 (ア ジア工科大学 ・三重大学 国際交流 セ ンター客員准教授)
(
2
) 「子 どもの国際環境 ・情報教育」研究 ユニ ッ ト
9
年度 にお いて は、本 ユニ ッ トは国際研究部 門か ら独立 して松岡学長補佐 の下特別 プロジェ
平成 1
ク トと して独 自予算 で活動 をお こな って い るため、「
子 ど もの国際環境 ・情報 教 育 」 プ ロ ジ ェ ク
トの項 を参照 され たい。
- 5-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
3) 「
包括 的災害科学」研究 ユニ ッ ト
(
a) 活動 (
中川一郎国際交流 セ ンター客員教授)
(
i
)2
0
0
7
/ 8/ 1- 3 新潟 ・柏 崎 における災害支援活動 ・調査旅行
第 1回 目
三重大学国際交流 セ ンターの災害支援活動 の一環 と して、震災 を うけた柏 崎を訪 れ、震災
後 の復興状況 に関す る調査 とタ ッピングタッチを使 った トラウマケアを提供 した。
[
支援場所]
柏 崎厚生病 院、元気館、福祉法人 ・米 山 自在館、 明照保育園、柏崎保育園、
避難所数箇所
匝) 2
0
0
7
/1
0
/21
-2
3
、2
6 第1
4回 三大学 国際 ジ ョイ ン トセ ミナー (
参加 & ワークシ ョップ)
タイのチ ェ ンマイ大学 での ジ ョイ ン トセ ミナーにおいて、 ネ ッ トワーキ ングとタ ッピング
e
e
r
aUmpo
n教
タッチに関す るワー クシ ョップを行 った。 チ ェ ンマイ大学機械工学学 部 のTh
r
ayos
教授 に加 えて、看護学部 のTa
ngpunkom教授 らとのネ ッ トワークも行 った。
授 とVo
mpr
e
he
ns
i
vedi
s
as
t
e
rs
uppo
r
tus
l
ngTa
ppl
ngTo
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h -Su
ppor
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l
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[
ワークショップ] "
Co
t
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unamivi
c
t
i
msi
nThai
l
andande
ar
t
hquakevi
c
t
i
msi
nJapan-'
'
[
開催場所]
タイ ・チ ェ ンマイ大学
(
h
i
)2
0
0
7
/1
0
/2
4-2
5 タイにおける災害支援活動 ・調査旅行
第 2回 目
2
0
0
5
年 の災害支援活動 の フ ァローア ップと して、再 び タイ南部 を訪 れ、震災後 の復興状況
に関す る調査 とタ ッピングタ ッチを使 った トラウマケアを提供 した。現在、継続 した国際交
流 と災害支援活動 につ なが り、 これ らの実践 に もとづ いた統合的災害支援 や国際連携 のあ り
方 を、学生達 が学 べ るよ うに工夫 している。
[
支援場所]
タイ南部 (ナムケ ン学園、高校、他)
(
i
v
)2
0
0
7
/l
l
/5 2
0
0
7
年度三重大学災害対策 プロジェク ト室 (
DMPO) 研 究成 果 お よび活
動報告会
DEPOの活動報告会 において、新潟 とタイでの災害支援 の実践 を もとに、 自然災害 にお け
るPTS
Dと心 のケアに関す る報告 を行 った。
[
題
目]
自然災害 におけるタッピングタッチ とこころのケア
一新潟 ・柏崎 &タイ ・カウラック
[
開催場所]
三重大学
(
Ⅴ) 2
0
0
8
/ 1/2
3-2
5 第2
6回APAI(「
国際会議 に参加 ・発表
e
c
ul
t
ur
e
) の部門で、統合的災害科学 に関連 した研究 を発表 した。分野横
国際文化研究 (
断的連携 と国際交流 と して、様 々な専 門家 や施設 とのネ ッ トワー クを行 った。
[
講演題 目]
"
Compr
e
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rs
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msi
nJapan"(タッピ ング
タッチを使 った統合的災害支援 一タイの津波被害者 と日本の被災者への支援)
-6-
国際研究部門の活動報告
[
開催場所]
伺
- ワイ大学
2
0
0
8
/ 2/ 3 ESD (
持続可能 な発展 のための教育)国際 シンポジウム 名古屋大学
今後 の 「
英語 による国際教育」 の参考 に、「
持続可能 な発展 のための教育」 に関す るシ ン
ポジウムと促進 ワークシ ョップに参加 した。名古屋大学大学院 ・国際開発研究科 の中西教授
を含 め、国内外 の教育者や専門家 との連携 を図 った。
[
開催場所]
名古屋大学
(
v
i
)2
0
0
8
/ 3/l
l
-1
4
新潟 ・柏崎 における災害支援活動 ・調査旅行
第 2回 目
震災後 の復興状況 に関す る調査 をお こない、幾っかの施設で タッピングタッチを使 った ト
ラウマケアを提供 した。柏崎厚生病院では、医療 スタッフの研修 もお こない、今後 の支援 に
利用 され るよ うに工夫 した。柏崎市市役所では、市民生活部復興支援室 のスタッフとの ミー
テ ィングを もち、復興状況や仮設住宅でのケアのニーズ、そ して今後の関わ り方に関するディ
スカ ッシ ョンを行 った。
[
支援場所]
柏崎厚生病院、茨内地域生活支援 セ ンター、福祉法人 ・米山 自在館、明照保
育園
(
b) 活動 (
棲井 しのぶ医学部看護学科教授)
(
i
)2
0
0
7
/ 8/2
9-3
0 第2
5回APAN国際会議 に参加 ・発表
2
9日の津波 セ ッシ ョンには、 情報収集 と して参加 した。 内容 は 「Pos
tDi
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Pr
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as
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rZone
s
」 である。
3
0日は、看護 セ ッシ ョンの委員長 とプログラムオーガナイズを担当 した。 このセ ッシ ョン
では日本 の九州国際赤十字看護大学 とイ ン ドネシア大学やベ トナムのパ ックマイ病院の看護
の人達 と災害関連での トピックも話 し合 った。支援 として、基礎的な看護 の技術 と人材が必
要 ということであ った。
[
開催場所]
西安
(
並) 2
0
0
8
/ 1/2
3-2
5 第2
6回APAN国際会議 に参加 ・発表
1月2
4日のヘルスケア 1のセ ッシ ョンで司会 を担当 した。
[
講演題 目]
日本 における健康教育 の新 しいシステムに関 して
個人 の健康行動 の変容への支援 ということである。 もし、災害 に関連す るな
ら予防行動 やセル フケアの仕方への教育や支援 とい うことになるか と思 う。
[
開催場所]
- ワイ大学
- 7-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
C) 災害に関する調査研究
[
研究 テーマ]
(
2
0
0
8
年 1月∼3月)
過疎 ・高齢化 の進む三重県紀北町における災害時の医療 ・福祉の支援 に関す
る研究
[
研究メンバー]
茅野裕美、楼井 しのぶ (
三重大学医学部看護学科)
丸山一男 (
三重大学医学部医学系研究科)
中川一郎 (
三重大学国際交流 セ ンター)
川口 淳 (
三重大学災害対策 プロジェク ト)
[
目
的]
過疎 ・高齢化 の進む三重県紀北町の 2地区をモデル地区 として、災害時要援
護者 に対す る具体的な保健 ・医療 ・福祉の支援を明確 にす ることである。
[
調 査 方 法]
三重大学災害対策 プロジェク トと共同で 「
地震防災力 に関す るア ンケー ト」
を紀北町白浦地区1
2
8
世帯の うち1
1
9
世帯
ち4
3
世帯
(
9
2
.
9
7
%) と名倉地 区5
5
世帯 の う
(
7
8
.
1
8
%)に実施 し、「災害時支援 に関す る調査」 を事前協力 の得
1
名,女性3
1
名
られた災害時要援護高齢者 (
男性3
平均年齢7
7
.
0
歳) に訪 問
調査 を実施 し、調査結果を集計、内容分析 とした。
【
結果】地震防災力 に関す るア ンケー トより、 白浦地区は古 い住宅 (
昭和5
6
年以前)が多 く震診断 ・耐震改修がほとん ど実施 されてお らず、各家庭 に
おける知識 の評価が低か った。名倉地区 は古 い住宅が多 く耐震診断が未実
施であること、防災訓練-の参加状況 に関す る評価が低か った。FI
M調査
は、平均点 1
2
1
.
4
点で、「階段移動」「
清拭」「
記憶」 に関 しては安全性 の配
慮が必要 な状態であった。災害時 に備えて薬手帳を携帯 している者 は4
9
名
車1
8
名 しかいなか った。災害時の避難 は、多 くの人が友人や知人、近隣の
人や家族、 自主防災会、消防団等の身近 な人を頼 りに しているということ
が明 らか とな った。
[
結
論]
災害時要援護者 は、 自宅か ら避難所 まで安全 に非難がで きるように普段か ら
筋力 と体力を維持 してお く必要がある。 非難所生活では感染症予防の為 にも
自立 して清潔の保持す る必要である。 持 ち出 し品 の準備 と して、 防災 メモ
(
災害時の緊急連絡先や主治医の連絡先等)や薬手帳、常備薬 も準備 してお
く必要がある。 長期間の避難所での生活 を想定 し、持 ち出 し品の準備や避難
方法、主治医 との連絡方法 と薬の確保等 について具体的に家族や近隣の人 と
話 し合 う必要がある。 FI
M による災害時要援護者 に関す る調査 は、地域の災
害時要援護者 の実態把握 を実施 し、災害時要援護者台帳を整備す ることは、
災害時の避難者把握 にも適応 されると考え られる。
-8-
国際研究部門の活動報告
(
4
)「
e
Cl
」
l
t
ur
e
」研究 ユニ ッ ト
(
a)AP
AN国際会議
e
Cul
t
ur
eセッション
第2
4回APAN国際会議 (
20
0
7
/ 8/27
31
)
①
(
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/apan.
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)
[
開催地] S
he
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'
anHot
e
l 西安 (中国)
第2
5回APAN国際会議 (
2
0
0
8
/ 1/2
3
2
5
)
②
(
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2
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0
8
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ur
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)
[
開催地] - ワイ大学
ハ ワイ (アメ リカ)
3.国際研究部門東京 オフ ィス
2
0
0
6
年度 に三重大学 が東京 オ フィスを開設 して い るコラボ産学官 に、 国際研究部 門東京 オ フィス
の位 置づ けで、 「ア ジア ・太平洋食 ・農 ・環境情報戦 略拠点」 を設立 したが、 2
0
07年 7月31日に、
任意 団体
ア ジア太平洋食 ・農 ・環境情報拠点 (
ALFAE)が設立 され た。
(
1) 任意団体
ア ジア ・太平洋食 ・農 ・環境情報戦 略拠点 (
ALFAE)
上述 した様 々な研究 ユニ ッ トは、 国内 は もとよ りア ジア ・パ シフィ ックの複数 の国 々の大学 ・
研究機関 ・企業 と密接 な関係 で動 いて い る。 主 な関係機 関 は以下 の通 りで あ る。 これ らの機関 と
の調整、戦 略構築、国際標準化 な どの協議 のために国際交流 セ ンターの戦 略的拠点 が東京 に不可
欠 で あ る。 そ こで、今 回三重大学東京 オ フィスに続 いて、三重大学 国際交流 セ ンターの東京拠点
と して、 コラボ産学官 の5
0
2
号室 を賃貸 す る ものであ る。
[
管理主体]
借 り手 :三重大学 国際交流 セ ンター (
三重大学 国際交流 チーム)
管 理 :ALFAE (
Ar
e
awi
dee
Labor
at
or
yf
orFood,Agr
i
c
ul
t
ur
e&Envi
r
onme
nt
)
[
場 所]
コラボ産学官
5
0
2
号室 (
江戸川 区)
〒1
3
40
0
91 東京都江戸川 区船堀 3
5
2
4 朝 日信用金庫 船堀 セ ンター 5F
コラボ産学官 プ ラザ i
n TOKYO
TEL 0
3
5
6
9
6
9
42
5/ FAX 0
3
3
87
7
1
2
0
7 URL:ht
t
p:
/
/www.
c
ol
l
abos
gk.
c
om
[
戦 略構築事業]
①
基盤戦 略 モデル構築
②
FoodChai
nにお ける技術連携 モデル構築
③
時系列栽培 モデル構築
④
GI
Sモデル構築
⑤
食料 I
CTビジネスモデル構築
-9-
三重大学国際交流 セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
[
実証実験情報 と産学官連携事業]
①
産学官連携 プ ログ ラム創成
②
日本 にお ける実証実験事業 とア ジア ・パ シフィックで の実証実験事業
③
セ ミナー事業/ フォー ラム/ フェス タ (
仮称)等 の開催
[
APANとの連携事業]
①
Nat
ur
alRe
ds
our
c
eとの連携
②
e
Cul
t
ur
eとの連携
(
2) 活動概要
(
a) 任意団体
[
開 催 日]
[
会
ア ジア ・太平洋食 ・農 ・環境情報戦略拠点 (
ALFAE)設立総会
2
0
07
年 7月3
1日 (火)
場] 栄 ビルデ ィ ング1
2階 大会議室
[
設立総会]
1
3:0
0-1
4:0
0
[
設立記念講演会 プ ログ ラム] 司会 :宇野一男
会
1
4:30
来賓挨拶
1
4:3
5
瀬賀和也
グ レー タ ・ナ ゴヤ ・イニ シアチ ブ協議会、経済産業省
開
中部経済産業局
趣 旨説明
国際課
課長
1
4:40-1
5:0
0
説 明 :二宮正士
独立行政法人 農業 ・食 品産業技術総合研究機構
中央農業総合研究 セ ンター 研究管理監
NECシステムテクノロジー株式会社
説明 :島津秀雄
システムテ クノロジー ラボ ラ トリ 所長
記念講演
1
5:0
0-1
6:0
0
テーマ : 『ユ ビキ タス ・サー ビス統知企業 の出現 と、 ヒ トに優 しい社会 システム
構築 へ の期待』
講演者 :玉 田
樹氏
NPC旧 本 シ ンクタ ンク ・アカデ ミー理事
元野村総合研究所理事
基調講演 1
6:0
0-1
7:00
テーマ : 『
ALFAEの 目指す ユ ビキ タス応用社会 の未来像』
講演者 :亀 岡孝治
ALFAE会長
三重大学生物 資源学部教授
前三重大学理事 ・副学長 (
情報 ・国際交流担 当)
[
懇 親 会]
1
7:1
5-1
8:45
-1
0-
国際研究部門の活動報告
(
b) ALFAEの活動
「
ALFAE」は、「食
・農 ・環境」 を基点 と して、「
次世代への社会発展」・「
科学技術の革新」・
「
優 れた人材 の育成」・「
文化 の継承」 な ど幅広 い分野 において も社会貢献 で き るプ ロ ジェク ト
指向拠点 と して活動 をお こな ってい る。
「
ALFAE」は産学官民連携事業 と しての特徴 を生 か し、世界戦略 ・世界 標 準 を視 野 にいれ
た ビジネスモデル構築、高度 な研究 ・開発 ・教育 プロジェク トとそれ らに伴 う実証実験 な どを
展開 してい く予定 で あ る。
①
イオ ン㈱ フー ドアルチザ ン 「
食 の匠」活動 とA
LFAEとのパ ー トナー シ ップ
6
年 か らス ター トしたイオ ン㈱ と三重大学 との 「
食 の安全 ・安心」 に向 けた連携取組
平成 1
み は、平成 1
7
年度農林水産省 「ユ ビキ タス食 の安全 ・安心 システム」 開発 ・実証事業 で産官
9
年度 にはプ ロジェク トの 目的、人材 を継承 し、
学 コラボ推進組織 へ と広 が りを見せ、平成 1
任意 団体 A
LFAE(ア ジア ・太平洋
食 ・農 ・環境情報拠点) と して生 まれ変 わ り、 イ オ ン
㈱ フー ドアルチザ ンGとフィール ドアナ リテ ィカルテクノロジーを利活用 した 『
食 と農』 の
取組 みを進 めてい る。
例 えば、小豆 島 プロジェク トで は、 オフィス空間 とフィール ド間にシーム レスなネ ットワー
クを提供す るフィール ドサーバ を利活用 した、次世代農業支援 ・情報 システム運用 ビジネス
起業 の提案 な どに取 り組 んで いる。 これ は、 イオ ン㈱ の 『
食 と地域 を豊 にす るフー ドアルチ
ザン (
食 の匠) を応援す る』活動 に連動 した取組 みであ る。
イオ ン㈱ の フー ドアルチザ ン (
食 の匠)活動 とは、 日本 で類 まれな食文化 を支 え る食材 や
伝承技術 『
食 と農』 とい った伝統 その ものを、地域 の方 々 との対等 なパ ー トナー シ ップの下
に、保護 ・保存 のお手伝 いをす る活動 を指す。 さ らに食文化 を通 じ、 イオ ン㈱ のお客 さまに
新 しい食 の価値観 を提案、 そ して食文化 の担 い手 の育成、地域経済 の活性化 に も貢献 で きる
ことを目指 している。
このよ うな取 組 み は、 産 官 学 三 位 一 体 の取 組 み な く して は実 現 で きな い もので あ り、
ALFAEとのパ ー トナー シ ップによ り解決 しよ うと してい る点 が重要 で ある
。
小豆 島のオ リー ブは今年植栽百年祭 を迎 え る歴史 あ る国内で も貴重 な食 の財産 であ る。 し
か し昭和3
9
年1
3
0ヘ クタール もあ ったオ リーブ栽培面積 は、 昭和4
0
年 か ら外国産の輸入オ リー
ブが本格的 に入 り、低価格化 とともに栽培面積 が減 って来 て い る。 それ と合わせて気象条件
な どが似通 った 「みかん」 の転作 が進 め られた事 と、台風 な どの 自然災害 によるオ リーブ被
0
年代 には3
4
haにまで減少 した。
害 な ど もあ り農家 の栽培意欲 は減退 し昭和6
その後香川県 の県花 ・県木 であ ることや オ リー ブ公園の設立 など、全国的に小豆島のオ リー
ブを ピーアール して い こうとい う機運 の高 ま りか ら、栽培面積拡大 に向 けた各種施策が実施
5
年 には第一号 と して オ リーブ振興特 区 に も認定 され、各種施策効果か ら栽培面
され、平成 1
一1
1-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
積 は少 しずつで はあ りますが拡大 して きている。
そ して昨年 には、小豆 島特有 の地域資源である 「オ リー ブ」 を核 と して小豆 島の地域振興
を図 るた め、 小豆 島町 ・土 庄 町 ・小豆 島 オ リー ブ協 会 ・イ オ ン㈱ フー ドアル チザ ンG・
ALFAEが幹事 とな り 「オ リー ブ食産業幹事会」 を設立、 オ リー ブを活か した健康 な食 文 化
の確立 と安心 ・安全 なオ リー ブの栽培拡大 に向 け、産学官一体 とな り組織 的な取 り組 みを開
始 した。
具体的取 り組 み課題 と して は
・最新 のテクノロジーを導入 した安心 ・安全 なオ リー ブ栽培方法 の開発導入実証実験 などの
研究推進
・生活者視点 に立 った、 日本初 の集合知 による食文化辞典 の開発研究推避等
に取 り組 む こととな った。
このよ うな経緯 か ら、 ALFAEが中心 とな り第一段階 と して平成 1
9
年度末 にフィール ドサー
バを小豆 島 に設置 した。
『
食 と農』 にお ける意思決定問題 を適切 に解 くためには、 まず、 フィール ド
(圃場) の
状態 など、現状 に関す る正 しい認識が必要 になる。 この認識 を得 た上 で、将来 の外乱等 の不
確定要素 を予測 し、最終的 な決定 を行 うことが必要 であ る。 そのための ツール と して フィー
ル ドサ-バ は存在 しているため、 セ ンサーの分散化 ・ネ ッ トワーク化 も今後 の重要 な検討課
題 であ る。
ALFAEは、 イオ ン㈱ フー ドアルチザ ン 「食 の匠」活動 とのパ ー トナー シ ップを通 して、
「
地域食文化継承」、 「
食 の安全 と安心」、「
環境 に優 しい持続 的農業生産」、 「競 争 力 の あ る農
業生産」、「生産 か ら消費 にいたる情報 の流通」、「高齢化 ・新規就農対策」 とい った農業 の も
つ今 日的課題 の解決 に も、貢献す る道筋 をっ けて行 く方 向で考 えている。
②
慶応大学 が行 う文科省 「
学術 フロンテ ィア : 『デ ジ タル ア ジア』
」とALFAEとのパ ー ト
ナー シ ップ (デ ジタルアジア ヒマ ラヤプロジェク ト)
地球温暖化 によ り山岳氷河 が融解 してお り、 ヒマ ラヤ地域 は特 にそれが激 しい 。 また氷河
後退 によ り氷河湖が形成 され、氷河湖決壊 (
決壊洪水) が危倶 されている。 そ こで、世界 の
人 々へ地球温暖化 の現状 に関心 を喚起す るとともに決壊洪水 に関す る警報 システムを構築す
ることを この プロジェク トで は目指 している。
平成 1
9年 6月 にALFAEの理事 の一人である慶応大学福井教授 か ら相談 を受 け、 慶 応 大学
」に
福井研究室 が中心 とな って行 っている文科省 「
学術 フロ ンテ ィア : 『デ ジ タル ア ジア』
協力 して、 ALFAEが最 も決壊洪水 の危険度 が高 い湖 の 1つ、 イム ジャ湖 (ェベ レス ト周辺)
に フィール ドサーバ を設置 し、 エベ レス トと世界 をっ な ぐイ ンターネ ッ ト回線 を敷設す るた
めの計画立案 を行 うこととな った。
-1
2-
国際研究部門の活動報告
その結果、平成 1
9
年1
0
月30日∼1
1
月21日にか けて、 ALFAEか らは独立行 政 法 人 中央 農 業 総
合研究 セ ンターの平藤氏 が参加 し、 イ ム ジ ャ湖 の エ ン ドモ レー ンに湖面 よ り3
8m高 で フ ィー
ル ドサ ーバ ・無線 LAN施設 を設 置 す るための陣頭指揮 を とった。 ま た、 イ ム ジ ャ湖 か らナ
ムチ ェバ ザールへ のイ ンターネ ッ ト回線 の敷設 を行 い、 イ ム ジ ャ湖 を見渡せ るチュクンリー、
チ ュク ン リーを見通 せ るナ ムチ ェ付近 の ク ンデに無線 LANの中継施設 を設 置 した。
さ らに地域住民 との信頼 関係構築 を 目的 と して、 NRENの マ- ビール プ ン氏 (
20
0
7
年度 マ
グサイサイ賞受賞者) を通 し地域住民 との打 ち合 わせ実最 も決壊洪水 の危 険度 が高 い湖 の 1
つ、 イム ジ ャ湖 (ェベ レス ト周辺) に フ ィール ドサーバ を設 置 し、 エベ レス トと世界 をっ な
ぐイ ンターネ ッ ト回線 を敷設 した。
-1
3-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
Ⅱ. 国際教育部門の活動報告
1.国際教育部門の概略
国際教育部 門長
花見
横子
国際交流 セ ンターの前身 であ る留学生 セ ンターが担当す る教育 は、留学生 のための 日本語 日本文
化教育 に限定 されて いた。 2
0
0
5
年度後期 か ら留学生 セ ンターが国際交流 セ ンターに改編 され るに伴
い、 日本人学生 を も対象 とす る 「
英語 による国際教育科 目」 を企 画 し、 2
0
0
6年 度 よ り開講 した。
2
0
0
7
年度 には、 その他 4種 の教育 プログラムが国際教育部門 の傘下 に入 ることとな った。
(
1
) 日本語教育 コー ス
①
初級集 中 (日本語研修) コー ス
6
日本語力 の速成 を希望す る、初級 レベルの留学生 のために設 け られた コース。 研修期間 は1
週 間。 Aクラス (
未習者 のための クラス) とBクラス (
初級前半 レベル、 1
0
0時 間程度 の既 習
者 クラス) があ る。 各学部 の指導教員 の承諾 の もとに、 日本語 クラスへの出席を優先 させる等、
一定 の条件 が設 け られてい る。
②
一般 日本語教育 コー ス
三重大学 に在学す るすべての留学生 が、 そのニーズと日本語能力 に応 じて受講す るこ
とが
5
週
で きる。 初級基礎 Ⅰ、初級基礎 Ⅱ、 中級 Ⅰ、 中級 Ⅱ、上級 の 5コースがあ る。 各 コースは1
間。受講希望者 は日本語 レベル判定試験 を受 け、 その結果 に基 づ いて履修登録 を行 う。 中級 Ⅰ
以上 の コースには、必修科 目と選択科 目があ り、修了条件 (
必修科 目に三分 の二以上 出席 し、
試験 また は レポー トに合格す る) を満 た した学生 は、次学期 に進級 で きる。
中級 Ⅱと上級 コースの うち 8科 目は、本学共通教育 の 「日本語 」「日本事 情 」 の単位 認 定科
目であ り、学部正規留学生 はこれ らを履修 して単位認定 を受 けることがで きる。
また、以下 の 3種 の奨学金付 き留学生受 け入れ プログラムがあ る。
①
日本語研修留学生 プログラム
大使館推薦 または大学推薦 による国費研究留学生 のための文部科学省奨学金 プログラムで
ある。 国際交流 セ ンターで半年間の大学院入学前予備教育 を受 けた後、三重大学 または他大
学 の大学院へ進学 す る。
②
日韓理工系学部留学生 プログラム
日韓両政府 の奨学金 による韓国人留学生 のための プログラムであ る。 留学生 セ ンターで半
年間、 日本語 や専門教科 に関す る予備教育 を受 けた後、三重大学 の理工系学部 に進学 す る。
③
日本語 ・日本文化研修留学生 プログラム
母国で 日本語 ・日本文化 に関す る分野 を専攻 している学部生 のための文部科学省奨学金 プ
ログラムであ る。
-1
4-
国際教育部門の活動報告
(
2) 英語 による国際教育科 目
日本人学生 の英語 によるコ ミュニケーションカの増強、海外派遣留学 の推進 を目指 し、 日本人
0
0
6
年度 よ り開講 した。 この科 目は、
学生 も留学生 も受講で きる 「
英語 による国際教育科 目」を2
学生の所属 (
各学部、研究科、国際交流 セ ンター)や身分 (
学部生、院生、研究生、特別聴講学
生等) を問わず、誰で も受講 で きるが、学部正規生 は、 さ らに所属学部 において 自由選択科 目と
して単位認定 を受 けることがで きる。
当初、国際交流 セ ンター及 び学部が協力 して科 目を開講す ることが志向 され、2
0
0
6
年度 は教育
0
0
7
年度、開講 に協力す る学部 はなか った。 また、国際
学部が 1科 目 2単位 を開講 した ものの、2
交流 セ ンターによる科 目開講 を学生 に周知す ることがで きず、受講生が増 えなか った。 こうした
0
0
8
年度 に向けて、 1
0
科 目2
0
単位を国際交流 セ ンターが開講 し、共通教育
状態を打開す るため、 2
) に組み込 まれ ることとな った。
の統合教育科 目 (
主題 E 「国際理解 と異文化接触」
(
3
) その他の教育活動
海外語学研修 (
英語、中国語、 ドイツ語)、国際イ ンター ンシップ、 3大学 国際 ジ ョイ ン ト・
セ ミナー&シンポジウム、 アジア人財資金構想高度実践留学生育成事業 (
中部地域 における留学
生 のキ ャリアデザイ ン支援 プログラム)がある。
A.2
0
0
7
年度セ ンターにおける教育
(
1) 初級集中 (日本語研修) コース
コースの概要
6ケ月間集中で初級 レベルの 日本語力 を身 につ けるコースである。 未習者 のための Aクラスと
5
名 までで、年に 2回、
既習者向けの Bクラスの 2クラスが設 け られている。 定員 は両 クラスとも1
4月 と1
0
月の半期毎 に開講 され る。 本来、主 に大使館推薦の国費留学生等 を対象 と して 6ケ月間
の初級集中教育 を行 うために開設 された コースであるが、定員 に余裕がある場合 は、各学部 に所
属す る大学推薦 の国費留学生 ・交換学生 (
特別聴講学生等)・県費留学生 の他、 私費留学生 も、
受入れの専門指導教官 を通 して応募す ることによ り受講で きる。 大使館推薦 の国費留学生 の中に
は、三重大学以外 の近県の国立大学 に進学す る予定 の学生 も含 まれ る。
本 コースの目標 は、大学生 と しての 日常生活 に必要な コ ミュニケーション能力 を習得す ること
にあ り、初級 レベルの基礎的な文法理解力、語棄力、会話力、読解力等 の育成 を目指す ものであ
る。 さ らに、各 自の専門分野 における研究 に必要 な日本語 の基礎 を培 い、中級 レベル-の橋渡 し
に も配慮す るよ うに取 り組んでいる。 開講か ら 6か月後 の修了式 に向 けては、 ス ピーチのための
作文 を文集 にまとめ、 口頭発表力を養 うことも目標の一つ とな っている。 日本語研修 コース修了
後 も本学 に残 る学生 は、引 き続 き能力 に応 じて中級 レベルに進級 して、体系的に日本語学習を重
-1
5-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
ねて い くことがで きるよ うにな って い る。
Aク ラスは末習者 のための ク ラス、 Bク ラスは初級 を 1
0
0時 間程度学 習 した者 を対 象 に した ク
5コマ、 Bク ラス週 1
3コマの
ラスで あ る。 各 ク ラスの時間数 は、前年度 に引 き続 き、 Aク ラス週 1
授業 時間で あ った。 その うち 2コマ は異文化理解 ・適応 と して、 AB合 同 クラスで行 い、学外研
修 を適宜取 り入 れ た授業 とな って い る。
2
0
0
7
年度前 期 (
第2
0
期)、 2
0
0
7
年度後期 (
第2
1
期)
Aクラス &Bク ラス ・コーデ ィネー ター :高津
信子
第2
0
期 (
2
0
0
7
年 4月∼2
0
0
7
年 9月)
第2
0
期生 は、 6ヶ国か ら 7名 の留学生 が受講 した。
①
Aク ラス
Aク ラスの受 講生 は、 合計 4名 で あ った。 内訳 は、 2名 が大使館推薦 の 日本語研修生 (パ ラ
グアイ 1名、 ミャンマー 1名)、 2名 が私費 の研究生 (バ ング ラデ ィ ッシュ 1名 、 中 国 1名 )
で あ る。
テキス トは、 『みん なの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ本冊 』(ス リーエーネ ッ トワー ク) を中心 に行 な っ
た。 副教材 と して 『みん なの 日本語 初級 Ⅰ、 Ⅱ翻訳 ・文法解説 (
各 国語版 )
』 (同)、 『みんなの
日本語初級 ⅠⅡ、書 いて覚 え る文型練習 帳』 (同)、 テキ ス ト付属 の聞 き取 りテ ー プお よ び ビ
デオ、『ク ラス活動集 1
01
』 (同)、 『続 ・ク ラス活動集 1
31
』 (同)、『楽 しく聞 こう ⅠⅡ』(
凡人社)
、
『文法 リスニ ング9
9
』 (同) を併用 し、適宜担 当者 によ る問題 シー ト、小 テ ス トを作成 した。 ま
2
5
0ESSENTI
ALKANJIFOR EVERYDAY USE
た、漢字 につ いて は、主 テキ ス トと して 『
Vol
.Ⅰ,Ⅱ』(
Tut
t
l
eLanguageLi
br
ar
y) を使用 し、 『
BASI
CKANJIBOOK Vo1
.1. 2.』
(
凡人社) と も併 用 させ なが ら、適宜担 当者 によ る小 テス トや宿題 シー トを作成 して指導 した。
「
総合 日本 語」 で は、文法 の復習 や既習 の学習項 目を使 った 4技能 の応 用練習 を中心 に進 め る
一方 で、 コ ンピュー ター室 を活 用 し、 「
作文 ・聴解」 で作成 した作文 の 日本語入力の指導を行 っ
0
期生 A ク ラス
た。 その成果 は、 『初級集 中 (日本語研修) コース2
作文集』 にま とめた。
Aク ラスで は、 日本語 の基礎 力 を短期 間で身 につ け る必要性 が高 く、 その要望 も高 い。 その
ため、文法 の ク ラスで は毎 回授業 の は じめに前 の課 の文法復習 と合 わせて、 テキス ト付属 の聞
き取 り用 テー プを使 って デ ィクテー シ ョンや聴解 問題 を行 な うな ど、聴解能力 の向上 お よび会
話能力 の向上 を 目指 した指導 を進 めた。
②
Bク ラス
Bク ラスは、初級 を 1
0
0時間程度既習 した人 の ク ラスで、 この レベ ルに相 当す る 受講生 は、
3名 で あ った。 内訳 は、特別聴講学生 (韓 国)、研究生 (ブー タ ン)、研究者 (中国) が各 1名
で あ る。
-1
6-
国際教育部門の活動報告
初級 レベルのテキ ス トと して、 『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ本冊』 と
『み ん な の 日本語 初
各 国語版 )
』 (いずれ もス リーエーネ ッ トワー ク) を採 用 した。 開
級 Ⅰ、 Ⅱ翻訳 ・文法解説 (
3
課以降 は 1日 1課、 1週 間 に
講初期 は復習 と して上記 テキス トを 1日 2課 のペースで進 め、 1
4
・
課 のペースで進 めた。重点 を会話練習 にお きつつ、漢字 (
『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ 漢字
) も組 み合 わせ た。宿題
英語版 』
(
『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ 標準 問題集』 中心) や文法 ク
イズ ・漢字 クイズ、授業 中の補助教材等 には、 同社か ら発行 されて い る関連副教材を活用 した。
凡人社) か ら抜
『みん なの 日本語初級 Ⅱ』終了後 の コース終盤 には、 『ジェイ ・ブ リッジ』(
粋 して テキス トと した。
総合 日本語」 の時間 には、復習 の ほか、主教材 の学習効果 を
さ らに、週 1回の割 で設 けた 「
高 め るために、 『
Japane
s
ef
orBus
yPe
opl
e
』(
講談社 イ ンターナ シ ョナル) や 『初級
毎 日の
聞 き取 り (
上)
』(
凡人社) な どか ら抜粋 し、応用練習 を行 った。 その他、 コ ンピュー ター室 を
利用 して、 日本語入力 の基礎 を習得 した後、作文等 の文書作成 を指導 した。 その成果 は、修了
0
期生 Bクラス 作 文 集 』 に ま とめ
期 に向 けて発行 す る 『初級集 中 (日本語研修) コース 第 2
られて い る。
第2
0
期生名簿
(日本語研修 コース規程第 2条第 1号適 用者)
氏
名.
A
Ma
r
z
r
a
i
me
oE
n
d
d
u
i
a
r
L
do
o
pe
z
国
性別
籍
パ ラグアイ
M
専
通
信
攻
工
配置先大学等
学
三重大学工学研究科
(日本語研修 コース規程第 2条第 3号適用者)
氏
名
国
De
yRa
n
J
●
a
nKume
r
越
寿
呉
S
uni
lPr
a
dha
n
承
性別
籍
奨学 金 等
所属 .身分
バングラディッシュ
M
私
費
人文社会科学研究科.
研究生
桁
中
国
M
私
費
生物資源学部 .研究生
揮
韓
国
M
私
費
人文学部 .特別聴講学生
ブ ー タ ン
M
私
費
工学研究科 .研究生
-1
7-
三重大学国際交流 セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
第2
0
期
時間割
A :Aク ラス、 B:Bクラス
月
仲渡
高津
仲渡
文法
総合 日本語
高津
総合 日本語
文法
石川
太田
仲渡
高津
文法
総合 日本語
高津
総合 日本語
読解 .漢字
石川
A 文法
4
3
●
B 読解 .漢 字
仲渡
仲渡
6
5
● A
読解 .漢 字 1a
8
7
● A
第2
1
期
森 (
陽)
高津
文法
文法
文法
森
文法
(
陽)
大野
森
高座
文法
文法
読解 .漢字
文法
森 陽)
(
陽)
(
大野
伊達
花見
読解 .漢字 1a 異文化理解 .適応
(
Aと合 同)
作文 .聴解福 岡
B
金
木
太田
2
1
● A 文法
B 文法
水
火
異文化理解 .
花見
適応
作文 .聴解藤 田
(
2
0
0
7
年1
0
月∼2
0
0
8
年 3月)
第2
1
期生 は、 5ヶ国か ら 6名 の留学生 が受講 した。
①
Aクラス
Aクラスの受講生 は、全員研究生で、合計 4名であった (イ ン ドネシア、 タイ、バ ングラディッ
シュ、 中国か ら各 1名)。
テキス トは、 『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ本冊』 (ス リーエーネ ッ トワー ク) を中心 と して、
各 国語版 )
』(同)、 『みん なの 日本語初級 ⅠⅡ』、
『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ翻訳 ・文法解説 (
『
書 いて覚 え る文型練習帳』 (同)、 テキス ト付属 の聞 き取 りテープお よび ビデオを使用 し、『ク
0
1
』(同)、 『続 ・クラス活動集 1
3
1
』(
同)、 『
楽 しく聞 こ う ⅠⅡ』(
凡 人 社 )、 『文 法
ラス活動集 1
9
』(
同) を併用 し、適宜担 当者 による問題 シー ト、小 テス トを作 成 した。 また、
リスニ ング9
漢字 につ いて は」主 テキス トと して
『
2
5
0ESSENTI
ALKANJ
IFOREVERYDAYUS
EVo
l
.
Ⅰ, Ⅱ』 (
Tut
t
l
eLangua
geLi
b
r
a
r
y)を使用 し、 『
BAS
I
CKANJ
IBOOKVo
1
.1. 2.
』(凡 人
社) とも併用 させ なが ら、 その他、適宜担 当者 によ る小 テス トや宿題 シー トを作成 した。
今期 にお いて も、 コ ンピュー ター室 において、文字入力、 ワー ド、 イ ンターネ ッ ト等 を使 っ
1
期生 作 文 集』 に ま と
た作文作成 の指導 を行 い、その成果 を 『
初級集 中 (日本語研修)コース2
めた。
-1
8-
国際教育部門の活動報告
②
Bクラス
Bクラスの受講生 は、 フランスか らの特別聴講学生 2名 であ った。
初級 レベルのテキス トと して、 『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ本冊』 と 『みん なの 日本語初
各国語版 )
』 (いずれ もス リーエーネ ッ トワーク) を採用 した。開講
級 Ⅰ、 Ⅱ翻訳 ・文法解説 (
3
課以降 は 1日 1課、 1週間 に 4
初期 は復習 と して上記 テキス トを 1日 2課 のペースで進 め、 1
課 のペースで進 めた。重点 を会話練習 にお きっっ、漢字
) も組 み合 わせた。宿題
英語版 』
(
『みんなの 日本語初級 Ⅰ、 Ⅱ 漢字
(
『みんなの 日本語初級 I、 I
I標準問題集』 中心) や文法 クイ
ズ ・漢字 クイズ、授業 中の補助教材等 には、同社か ら発行 されている関連副教材 を活用 した。
I
』終了後 の コース終盤 には、『中級へ行 こう』(ス リーエーネットワー
『みんなの 日本語初級 I
0日 (
上)
』(凡
ク)、『日本語 中級読解入門』(アル ク)、『中級 日本語聴解教材 毎 日の聞 き取 り5
人社) をテキス トと して採用 した。
総合 日本語」 の時間 には、復習や応用練習のほか、 コンピュー
さ らに、週 1回 の割 で設 けた 「
ター室を利用 して、 日本語入力 の基礎 を習得 した後、作文等 の文書作成 を指導 した。 その成果
1
期生 作文 集』 にま とめ
は、修了期 に向 けて発行す る 『
初級集 中 (日本語研修) コース 第 2
られている。
なお、2
1
期生 の指導 にあた って は、学期 の途中で コーデ ィネータの高津が入院を余儀 な くさ
れたため、福岡昌子准教授が コーデ ィネータを代行 し、高津担当分授業 を非常勤講師で分担 し
て担当 した。
期生名簿
第21
(日本語研修 コース規程第 2条第 3号適用者)
氏
名
国
籍
性別
奨学金等
所属 .身分
Rudi
y
a
nt
o
イ ン ドネシア
M
私
費
生物資源学部 .研究生
J
a
mJ
a
nMe
e
bo
on
タ
イ
F
私
費
生物資源学部 .研究生
MD.Be
l
l
a
lHo
s
s
a
i
n
バングラディッシュ
M
私
費
生物資源学部 .研究生
Che
nCha
o
中
国
M
私
費
工学部 .研究生
Dubo
i
sCha
r
l
o
t
t
e
フ ラ ン ス
F
私
費
人文学部 .特別聴講学生 .
-1
9-
三重大学国際交流 セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
第2
1
期
A :Aクラス、 B :Bクラス
時間割
月
太田
2
1
● A 文法
B 文法
仲渡
文法
総合 日本語
木
総合 日本語
文法
石川
太田
仲渡
高津
読解 .漢字
仲渡
文法
総合 日本語
高津
総合 日本語
読解 .漢字
石川
B
森 (
陽)
高津
文法
文法
森 (
陽)
文法
文法
文法
読解 .漢字
森 (
陽)
文法
文法
伊達
読解 .漢字 1a
読解 .漢字 1b 異文化理解 .適応
(
Aと合 同)
作文 .聴解藤 田
異文化理解 .
花見
適応
(
2
) 初級基礎 コー ス
初級基礎
大野
花見
作文 .聴解福 岡
8
7
● A
大野
森 (
陽)
高津
仲渡
6
5
●_ A
金
高津
高津
仲渡
4
3
● A 文法
B
水
火
コース ・コーデ ィネー ター
高津
信子
ⅠⅡは、大学 での勉学 や研究 にお いてそれ ほど高 い レベルの 日本語力 を必要 と しない
留学生 のための、生活 日本語 コースであ る。初級基礎 Ⅰに合格 すれば、次 の学期 には基礎 Ⅱに進
級 で きるが、基礎 Ⅱに合格 して も、 自動 的 に上 の レベル に進 む ことはで きない。初級基礎 Ⅱを終
わ った学生 が中級 の授業 を受講 したい ときは、 日本語 レベル判定試験 を受 けな くて はな らない。
主教材 には、初級基礎 Ⅰで は 『みんなの 日本語 初級 Ⅰ本冊 』(ス リーエーネ ッ トワーク) を用 い
′
同上)を主教材 としたが、 リピー
た。初級基礎 Ⅱで は、基本 的 に 『みんなの 日本語 初級 Ⅱ本冊 』(
ター と して受講 す る学生 も増 えて きたため、受入 れ時 の学 習者 の能力 に応 じた指導 を心 が け、別
途補助教材 を準備 す るよ うに した。
初級基礎
ⅠⅡと も、 関連副教材 や 自主作成教材 を適宜活 用 した。
ー2
0-
国際教育部門の活動報告
2
0
0
7
年度前期/2
0
0
7
年度後期
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
担当教員
初級a
文法
Ⅰ
b
大野
太 田 慶子
陽子
初級基礎
Ⅰ
目
標
(
時
コマ数)
間
初級入門 レベルの基本的な文法の理解
前
(
各
2
期、後期
6
コマ
0
時間
/
/
過)
(
3
) 中級 Ⅰコース
コース ・コーデ ィネーター 藤田
呂志
(
0
7
年度後期 1
2
/2
0- 福岡昌子)
本 コースの目標 は、大学教育 を受 けるために必要 な基本的な読解力及 び聴解力、文章表現力の
育成 をを目指 している。初級 レベルの基礎的な文法理解力、語糞力、会話力、読解力 を土台 に、
よ り高度 なコ ミュニケーシ ョン能力 の育成 と専門分野 における研究 に必要 な 日本語 の文法力、語
糞力、表現力を向上 させ るよ うに取 り組んでいる。
対象者 は初級集中 コースA及 び Bを修了 した者、 または同等 の 日本語能力 を有す る者である。
進級 については、文法 (
必修科 目) に合格す ると中級 Ⅱ コースへ進級で きることにな っている。
必修科 目として 「
文法 a.b.C. d.
」(
半期 4単位)、選択科 目として 「
語棄 ・
表現」
、「
作文 1」
、
「
聴解 1」(
半期各 1単位)がある。 これ らは、相互 に補 い合 うよ うに考慮 してある。 学習者 は、
必修科 目と選択科 目を受講す ることによって中級 Ⅰレベルの総合力 を身 につ けることがで きる。
必修文法のテキス トは、『テーマ別中級から学ぶ日本語』(
研究社)と 『日本語 中級読解 新版』で
ある。 これらのテキス トを中心 に基本的な読解力をっけるとともに、 4技能が総合的にレベルアップす
るように図った。サブテキス トとして使用 した 『
項 目別 日本語文法問題集
Ⅰ』(凡人社) 等 を使 用 し
て、中級 レベルの段階で学習 しておきたい文法項 目を初級 との関係で提示 し、文法力の向上を図った。
作文 1」、「
聴解 1」 (
半期各 1単位)があるが、「
語棄 ・表現」
選択科 目として 「
語棄 ・表現 」「
「
作文 1」では担当者 の自作教材等 をで きるだけ使用 し、学習者 のニーズに合 った授業 を提供 す
るよ うに した。
2
0
0
7
年度前期
必修文法の主 テキス トは、『テーマ別中級か ら学ぶ 日本語』(
研究社) と 『日本語 中級読解 新
項 目別 日本語文法問題集
版』 である。 サ ブテキス トと しては 『
Ⅰ』(凡人社)等 を使 用 した。 選
作文 1」、「
聴解 1」(
半期各 1単位)があ り、総合的に中級 Ⅰレベ
択科 目として 「
語嚢 ・表現」「
ルの力を身 につ けるよ うに した。
- 21-
三重大学国際交流センター年報第 2号 (
通巻第 8号)
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
担当教員
目
標
(
時
コマ数)
間
中級 Ⅰ
(
必修)
文法 a
bc
d
山田 勝弥
藤 田 昌志
解力を高める○
初級 の基礎力を土台 に、文法力および読
前期、後期
(
各
41
コマ
2
0時間
/
′
週)
中級 Ⅰ
(
選択)
語嚢 .表現
藤田
昌志
用で きるよ うにす る○
中級 Ⅰレベルの語嚢 .表現 を理解 し、運
前期、後期
(
各
13
コマ
0時間
/
′
過)
中級 Ⅰ
(
選択)
作文 1
藤田
昌志
を作 る練習をす る○
中級 Ⅰレベルの表現文型 を用 いて、作文
前期、後期
(
各
13
コマ
0時間
/
′
週)
中級 Ⅰ
聴解
(
選択)
1
山田 勝弥
のテープを聴 く中で学習 し、併せて談話
中級 Ⅰレベルの語嚢 .表現 を会話 や講義
各3
0時間
前期、後期
2
0
0
7
年度後期
0
0
5
年度同様、『テーマ別中級か ら学ぶ 日本語 』(
研究社) と 『日本
必修文法の主 テキス トは、2
語中級読解
新版』 である。 サ ブテキス トとして同様 に 『
項 目別 日本語文法問題集
Ⅰ』(凡人社)
作文 1」、「
聴解 1」(
半期各 1単位)があ り、総
等 を使用 した。選択科 目として 「
語嚢 ・表現」「
合的に中級 Ⅰレベルの力 を身 につ けるよ うに した。
なお、後期授業担当者 につ いて は、下記 のように、① 中級 Ⅰ文法読解 a
b (水曜 1- 4限) ②
木曜 3-4限)③中級 Ⅰ作文 (
木曜 5-6限) は1
2
/1
9まで藤田教員が担当 し、
中級 Ⅰ語棄表現 (
その後 は①太 田非常勤講師②伊達非常勤講師③石川非常勤講師が担当 した。
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
担当教員
中級 Ⅰ
文法 a
bc
d
(
必修)
①藤田昌志
(
1
2
/2
0- 初級 の基礎力を土台 に、文法力および読
太田慶子
山田勝弥
) 解力 を高める○
前期、後期
(
各
46
コマ
0時間
/
/
過)
中級 Ⅰ
(
逮択)
語嚢 .表現
用で きるようにす る○
②藤田昌志
(
伊達久子
1
2
/2
0) 中級 Ⅰレベルの語嚢 .表現 を理解 し、運
前期、後期
(
各
13
コマ
0時間
/
′
週)
中級 Ⅰ
作文 1
③藤田昌志
(
石川博子
1
2
/2
0
) 中級 Ⅰレベルの表現文型 を用 いて、作文
前期、後期
(
各
13
コマ
0
時間
/
′
週)
目
- 22-
標
(
時
コマ数)
間
国際教育部門の活動報告
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
担当教員
中級 Ⅰ
聴解
(
選択)
1
山田 勝弥
目
標
のテープを聴 く中で享習 し、併せて談話
中級 Ⅰレベルの語嚢 .表現を会話や講義
(
時
コマ数)
間
各3
0
時間
前期、後期
(
4) 中級 Ⅱコース
2
0
0
7
年度前期 ・後期 コース ・コーデ ィネーター :福岡 昌子
中級 Ⅰのコースを修了 した者、 または同等の日本語能力を有す る者を対象 とするコースである。
全
6科 目の うち次 の 5科 目は、共通教育 の単位認定対象科 目とな っている。 す なわち、 「文法
1」「文法 2」、「読解」、「聴解」(以上、半期 1単位)、「日本事情 1」(半期 2単位)である
。
大学教育 を受 けるための、 より高度 な読解力および聴解力、文章表現能力等 をっけることが目
標 とされている。
2
0
0
7
年度前期
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
中級 Ⅱ
文法
(
必修)
1A
担当教員
福岡
昌子
目
標
(
時
コマ数)
間
現を総合的に学ぶ○
①読み物を通
共 に、上級 して読みの楽
レベルを目指 した文型
しさを学ぶ
.義
と
3
0
時間
②習得が難
完成を目指すo
しい文法項 目を選 び、文法の
(1コマ/
′
週)
(1
3
前期
0
コマ
時間
/
堰).
前期
中級 Ⅱ
文法 2A
(
必修)
石川
博子
①中
系的に学ぶ○
.上級の表現文型や文法的機能を体
○
②学習
つける
した文型や機能語
を運用す る力を
中級 Ⅱ
読解A
(
必修)
福岡
昌子
①様々なテーマの論説文
構造、論の展開を把握できるよう
を読んで、
にする
文の
o (
1
3
0
中期
コマ
時間
/
′
過)
②論理的な文章を読み、論
まとめる力を養 うo
旨を把握 し、
中級 Ⅱ
聴解 2A
福岡
昌子
②生
①テ
ことば」の習得
きた日本語か
レビの連続 ドラマを通
をめざすo
ら、 日本語の表現を学
して、 「話 し (
1
3
0
前期
コマ
時間
/
′
遇)
-2
3-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
中級 Ⅱ
日本事情 ■
1A
藤田
呂志
① 本の社会
日本 について考
と文化える素材集
に対する理解
を通
を深
して、
める日
○
② ポー
日本 の関心
トを作成
、
のあ
す る○トピックにつ いて レ
(1
3
0
前期
コマ/
時間
個)
中級 Ⅱ
作文
(
選択)
2
山田
勝弥
②専 門分野 の勉学 .研究 に不可欠 な論理
①書 きことば によ り表現す る力を高める○
3
0
時間
(
選択)
担 当教員
目
標
(
時
コマ数)
間
前期
2
0
0
7
年度後期
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
中級 Ⅱ
文法
(
必修)
1B
担 当教員
福岡
昌子
目
標
(
時
コマ数)
間
ルールを学 ぶ○
①条件
文 に関す
や時 の表現∴原因
る文法事項 や表現
.理 由な
につ いて、
ど、複
3
0
時間
②上級
合 的 に学
レベルを
ぶ○ ける力
目指 した文型
をつ ける
.○表現 を総
(1コマ/
′
過)
後期
中級 Ⅱ
文法 2B
(
必修)
石川
博子
①系
中的
.上級
に学 ぶ○
の表現文型 や文法 的機能 を体
○
②学習
つ ける
した文型
や機能語 を運用す る力 を
(1
3
0
後期
コマ/
時間
′
過)
中級 Ⅱ
読解B
(
必修)
福岡
昌子
①論説文
必要 な情報
を読 んで、論
を読 み とる力
旨をつかむ力
をつ ける○や、
②論文
まとめ
を読
る力
んで、必要
をつ け る○な情報 を整理 し、
(1
3
0
後期
コマ/
時間
過)
中級 Ⅱ
聴解
(
選択)
2B
福岡
昌子
どの音声表現 を学 ぶ と同時 に、聞 いて
②
①化、
解能力、会話
イ
自然
ンタ
な
アクセ
ス
ビュー会話
ピー
ン能力
ト
ド、話
、 を高
イ
の テープを聞
ン
し言葉
め
トネー
る○によ
シ る音変
き、聴
ョンな
3
0
時間
習
いる人
をす によ
る○の方法
く理解
で び、
きるよ
③研究発表
発表がで
きるよ
を学
うにす
る○ゼ うに話す練
ミでの 口頭
(1コマ/
′
週)
中級 Ⅱ
日本事情
(
選択)
1B
(
1
2
/2
0
る
昌志 ① 日本 の社会
につ いて考
と文化
え に対
る素材集
す る理解
を通 を深
して、
め
藤田
○
-2
4-
後期
3
0
時間
後期
国際教育部門の活動報告
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
担当教員
中級 Ⅱ
作文
(
選択)
2
山田 勝弥
目
標
②専門分野の勉学 .研究 に不可欠 な論理
①文章 の表現力を高 める○
(
時
コマ数)
間
3
0
時間
後期
(
5) 上級 コース
2
0
0
7
年度前期 ・後期
コース ・コーデ ィネーター :福岡
昌子
中級 Ⅱの コースを終了 した者、 または同等の 日本語能力を有す る者 を対象 とするコースである。
上級 コースには必修科 目はな く、すべて選択科 目となっている。
(
「
読解作文 A ・BJ 「
聴解 3A ・B」 は前
いずれの科 目も、共通教育授業科 目として単位認定
期 ・前期各 1単位、「日本事情 2A ・B」 は 1期 2単位) を受 けることがで きる。
2
0
0
7
年度 も、共通教育 における 「開放科 目」 と して、国際交流 セ ンターか ら 2科 目提供 した。
2
0
0
7
年度前期 は 「日本事情 2A」を開放科 目名 「
留学生 と共 に学ぶ 日本社会 と文化」 として、後
期は 「
読解 ・作文 B」 を開放科 目名 「コ ミュニケーションのための 日本語」 として開放 した。受
講後 の満足度 は高 く受講希望者が年 々多 くな っている。
2
0
0
7
年度前期
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
上
読解 .作文 A
級
担当教員
福岡
昌子
目
標
①集
自分で選んだテーマについて資料
し、それ らを基に論を構成
を収
卜が作成で
きるよ うにす る○して レポ-
(
時
コマ数)
間
前期
3
0
時間
②研究内容
口頭で発表で
をパ ワーポイ
きるよ うにす
ン トにまとめ、
る○
J(1コマ/
過)
上
級
聴解 3A
上
級
日本事情 2A
太 田 慶子
③上級
①生
②練習を通
つつ応用力をつ
をのばす○
7種のス
きた日本語
レベルの語嚢
して、聴解能力向上をはかる○
トラテジーに沿
を聴
けて
き取
.文型
い り、理解す
く○
を耳か
った聴 き取
ら学
る力
び
り (1
3
0
前期
コマ
時間
遇)
花見
いて学
日本人学生
び討論す
と共 に日本
る○ 異文化
の社会や文化
の視点 を尊重
につ
し、社会や文化
に対す
る観察力を磨
き、
横子
-2
5-
前期
3
0
時間
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
2
0
0
7
年度後期
レベノ
レ
(
講義
講義科
テ-マ)
目
上
級
読解 .作文 B
上
級
聴解 3B
目
担 当教員
標
(
時
コマ数)
間
昌子
②パ
①理的
手
法
にいた
ピア活動
を間案
と読
ラグラフ
に書
み手
る一連
かれた
による文章作成
日、
の両方
.ライテ
の過程
レポー
レポの立場
一
を学
ト作成
ングの文章作成
トを作成
ぶ○
を体験
を進
と口頭発表
め、書
す
し、論
る○き (1
3
前期
0
コマ
時間
/
′
遇)
太 田 慶子
③上級
①生
② 練習
つつ応用力
をのばす○
7種
きた
を通
のス
レベルの語嚢
日本語
して、聴解能力向上をはかる
トラテ
をつ
を聴
けて
ジ-に沿
き取
.文型
い り、理解す
く○を耳
った聴
か き取
ら学
る力
び
り
○
(1
3
0
前期
コマ
時間
/
過)
福岡
(
6) 共通選択科 目
コース ・コーデ ィネー ター 藤 田
昌志
(
0
7
年度後期 1
2
/2
0
-福 岡昌子)
この科 目は、 2
0
0
2
年度 よ り個 々の学生 のニーズに応 じて学習 の機会 を広 げることを 目的 と して
設 け られ、 自分 で足 りないスキルを共通選択科 目と して履修 す る。
2
0
0
7
年度前期
年度前期、 2
0
0
7
年度後期 「
読解 ・漢字 1aJ「
読解 ・漢字 1b」は漢字 未 習者 を対象 と し
た。「
聴解 ・会話」 は、初級基礎 Ⅱか中級 Ⅰレベルの学生 を対象 に行 った。
レベノ
レ
(
諌義
講義科
テ-マ)
目
全 レベル
異文化理解
適応 .
全 レベル
担 当教員
目
標
(
時
コマ数)
間
横子
本 と三重県 の社会文化環境 を理解 し、楽
各6
0時間
本学 で空清 を始 めたばか りの留学生が 日 前期、後期
しむ ことがで きるよ うにす る○
(2コマ/
′
遇)
読解 .漢字 1a 仲渡理恵子
(
日本語
2
51
字)
初級
、読解力
レベ ル
をつ
の漢
ける
字○.語 嚢 を学 び 前期、後期
(
各
J
13
コマ
0
時間
/
個)
花見
-2
6-
国際教育部門の活動報告
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
全 レベル
読解 .漢字
初級基礎
Ⅱ
Ⅰ対象
か中級
2
聴解 .会話
担 当教員
目
標
(
時
コマ数)
間
花見
横子
漢字
て学 習
の字形
し、話題
を言葉
に合
の音
わせて文脈
や意 味 と関連
の中で漢
づけ
字 を学 習す る○
前期、後期
各3
0
時間
(1コマ/
/
過)
福岡
昌子
初級後半
合
をつ
る能力
わせて、簡単
けをつ
る○
レベルの会話
けるとと
な 日本語会話
もに、場面
を聞 いて、理解
がで
や話題
きる力
す
に
(
各
前期
13
コマ
0
時間
のみ
/
/
過)
2
0
0
7
年度後期
レベノ
レ
(
講義
講義科
テーマ)
目
全 レベル
異文化理解
適応 .
担 当教員
花見
横子
目
標
(
時
コマ数)
間
本 と三重県 の社会文化環境 を理解 し、楽
各6
0
時間
本学 で生活 を始 めたばか りの留学生 が 日 前期、後期
(2コマ/
/
過)
しむ ことがで きるよ うにす る○
全 レベル
読解 .漢 字
1a
仲渡理恵子
を学
日本語初級
び、読解力
レベルの漢字
をつ ける○.語嚢
(
2
5
1
字) 前期、後期
(
各
13
コマ/
0
時間
/
過)
全 レベル
読解 .漢字
1b
伊達
久子
を学
日本語初級
び、読解力
レベルの漢字
をつ ける○
.語棄
(
2
5
1
字) 前期、後期
(
各
13
コマ/
0
時間
/
過)
2
花見
横子
4
0
字 の漢字)、話題 に合 わ
て学 習 し (
約2
漢字 の字形 を言葉 の音 や意 味 と関連 づ け
せて文脈 の中で漢字 を学 習す る○
中級
以上Ⅰ
読解 .漢字
各3
0
時間
前期、後期
(1コマ/
/
過)
(
7) 三重大学国 際交流 セ ンター外 国人短期留学生 コースの設 置
2
0
0
7
年 9月 よ り、 標記 コースを設 置 した。 この短期留学生 コースを受講 で きる者 は、三重大学
と交流協定 の あ る外 国 の大学 か らの推薦 によ る外 国人留学生 で あ り、最長 1年 間、 国際交流 セ ン
ターに所属 し、主 にセ ンターの コースを受講 す る。 ただ し、 日本語 ・日本文化研修 コースの研修
生 を除 く。 4月 また は1
0
月 に受 け入 れ るが、本年度 内か らの受 け入 れ予定 はない。
-2
7-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
8) 日韓共同理工系学部留学生専門予備教育
コース ・コーデ ィネーター :福岡
昌子
0
0
7
年度 には 2期生 2名が工学研究科、 5期
三重大学 における日韓共同理工系学部留学生 は、 2
生 1名が工学部 3年生、 6期生 2名が工学部 2年生 に進学 している。
日韓共同理工系学部留学生 のために開講 されている専門科 目の授業 として は、数学、物理、化
学の 3科 目がある。 日本語 の授業 は、 日本語 レベル判定試験 を受 け、試験 の結果 に基づ き自分 に
あ った日本語 レベルの コースで授業を受 けることがで きる。 また、教育学部や人文学部の協力 を
得て、 ネイテ ィブによる英会話の授業 の聴講がで きる。
2
0
0
7
年度 は、三重大学 に入学予定であった第 8期生が進路変更 による辞退があ り、本 プログラ
ムの専門予備教育 は行われなか った。
於 :ソウル市 国際教育振
毎年 9月 に ソウルで行なわれ る 「日韓 プログラム推進大学 フェア」(
0
0
7
年 は工学部機械工学科の丸山直樹准教授が参加 した。
興院) には、 2
今後 も本学 における日韓共 同理工系学部留学生受 け入れ プログラムの発展および当セ ンターに
おける予備教育 の充実 を目指 していきた い。
(
9) 日本語 ・日本文化研修留学生 コース
コース ・コーデ ィネーター :花見
横子
この コースは、大使館推薦 もしくは大学推薦 による国費研究留学坐 (日本語 ・日本文化研修留
学生)、 および本学 と交流協定 を締結 して い る海外 の交流 協定校 か らの推薦 によ る私費留学生
(
特別聴講学生) のためのプログラムである。 日本語 ・日本文化研修留学生 の受入 れ は、 旧留学
0
0
3
年度か ら新 たに始 め られた。来 日時点で外国の大学 の学部 に在籍 し、 日本
生セ ンター当時の2
語 ・日本文化 に関す る分野 を専攻 している人を対象 とす る。 1年間の研修修了後 には、母国の所
属大学へ復学す る。 この コースで は、 日本語能力 を高 めなが ら、 日本文化 と自国 ・他国の文化 の
比較 を通 して、文化 の個別性 と普遍性 につ いての認識 を高 めることを目指 している。
この研修期間の前半 6か月間 は、基本的 に日本語教育 コースで 日本語 や異文化理解 ・適応の授
業 を受 けて、 日本語能力や異文化理解力を向上 させ る。後半 の 6か月間 は、 さ らにそれ らの学習
を続 けなが ら、各 自の研究 テーマを深 め、発展 させ るために、学部で開講 されている専門科 目を
受講 し、研究 レポー トの作成 に向けて指導教員 よ り指導 を受 ける。
2
0
0
6
年度生
2
0
0
6
年1
0
月 には、 日本語 ・日本文化研修留学生 (
2
0
0
6
年度生) として、 コース開設以来最多 の
5名を受 け入れた。内訳 は、大学推薦 による国費研究留学生 2名、 大使館推薦 による国費研究留
学生 1名、交流協定校か らの特別聴講学生 2名である。 日本語 レベル判定試験 の結果、 4名が中
一2
8-
国際教育部門の活動報告
級 Ⅱレベル、 1名が中級 Ⅰレベルと判定 され、 それぞれの レベルの 日本語 ・日本 事 情 科 目を中心 に
選択 して履修 した。 また、 うち 1名 は、本人 の希望 により、人文学部 の専 門科 目を 1科 目聴講 した。
2
0
0
7
年前期 (4月) には、 日本語 レベル中級 Ⅱに ラ ンクされて いた 2名 も上級 コースへ進級 し、
全員 が上級 レベルの 日本語 ・日本事情科 目を履修 した。加 えて、共通教育 ・人文学部 の協力 を得
て、研修生各 々の専 門や関心 に応 じて、研究 テーマに関連 のあ る専 門科 目を聴講 した。
また、上記 の授業 とは別 に、 それぞれ指導教員 の指導 の下、研究計画 を立 てて研究 を進 め、下
記 の 2回 の 口頭発表 を行 った。
*研究成果 中間発表会
2
0
0
7
年 5月2
3日
*研究成果発表会
2
0
0
7
年 8月 2日
(
一般公 開)
また、 その成果 を各 々 「
研究 レポー ト」 と して ま とめ、 『日本語 ・日本文化研修留学生 研究 レ
Ⅳ』 と して国際交流 セ ンターよ り発行 した (
2
0
0
7
年 9月 2
6日)。
ポー ト集
この 5名 の研究 レポー トの題 目等 は、下記 の通 りで あ る。
氏 名 (
国籍)
楊
翠撃
(
中国)
研 究 レ ポ ー ト
題 目
専 門領域
七夕文化論
- 日本 と中国 を比較 して -
指導教員
日本言語文化
藤田
呂志
P
e
n
p
o
r
nC
h
a
V
l
e
p
g
P
O
b 日本 の季節観
日本語
森
由紀
L
k
a
m]
a
VGa
r
a
mk
h
a
n
d モ ンゴル語 と日本語 にお ける敬語表現
日本語
高津
信子
日本語経済学
花見
横子
日本語
福岡
昌子
(タイ)
(モ ンゴル)
An
(
j
aR
ドイo
ツ)
mke
陳
林妹
- 日本人 と外 国人 への聴 き取 りを交 えて -
-依頼表現 を中心 に-
日本 の地方都市 にお ける喫茶店 の事例研究
中国 の 日本語教育 にお ける聴解 の現状 とその
2
0
0
7
年度生
2
0
0
7
年1
0
月 には、 2
0
0
7
年度生 と して 5名 の 日本語 ・日本文化研修留学生 を受 け入 れた。
内訳 は、大学推薦 による国費研究留学生 2名、大使館推薦 によ る国費研究留学生 2名、交流協
定校 か らの私費留学生 1名 で あ る。
氏
名
王
沈
珂
国
籍
性別
母 国 での専攻
指導教官
文
中
国
M
日本 語 .日本 文 学
高津
信子
平
中
国
M
日
本
語
福岡
昌子
本
KUBAS
OVFEDORVⅠ
TALⅠ
EVⅠ
CH
ロ
シ
ア
M
日
史
花見
横子
KADAKERGUL
ト
ル
コ
M
日本 語 .日本 文 学
花見
横子
-2
9-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
日本語 レベル判定試験 の結果、 4名が中級 Ⅱコース、 1名が中級 Ⅰコースに レベル判定 され、
それぞれ配 当 された コースの 日本語 および 日本事情科 目を履修 した。
0
0
7
年 2月2
1日には研究 レポー トの題 目
上記 の授業 とは別 に、指導教員 の下研究指導 を受 け、 2
提 出を行 った。以後、 それぞれのテーマに沿 って、後半 の半年間の指導 がすすめ られてい く予定
である。
(
1
0
) 夏季 日本語 日本文化研修 プ ログラム (
サマースクール2
0
0
7
)
コーデ ィネーター 花見
横子 ・福岡
昌子
0
0
5
年 は、三重 日独協会主催 および旧留学生 セ ンター共催で、 また、
国際交流 セ ンターで は、 2
2
0
0
6
年 は、 国際交流 セ ンター主催で、 日本語 および日本文化 を学ぶサマースクールを開講 して き
0
0
7
年度か らは、本学 の協定校 に もサマースクールを開講 してい くこととな り、 その初年度
た。 2
と して中国 における協定校 に募集 を図 ることに した。 さ らに、中国人学生 にもホス トファミリー ・
システムを提供す るために、 ホス トファミリーの開拓 も同時 に行 った。
He
i
de
l
be
r
g大学 4名、 Le
i
pz
i
g大学 2名 Tubi
nge
n2
その結果、本年度 は、 ドイツ入学生 9名 (
名)、 中国人学生 6名 (
江蘇大学 4名、広西大学 2名) の参加が あ った。
2
0
0
7
年度 サマースクールの概要 につ いて は、下記 の とお りである。 詳細 は、 (
詳細 は、『
三重大
0
0
7
報告書』 を参照 されたい。)
学夏季 日本語 日本文化研修 サマースクール2
1.2
0
0
7
年度 サマースクールの概要
①
三重県 の 日本人家庭 で約 3週間 ホームステイ しなが ら、 日本語 の研修が受 けた。
②
自分 に合 った レベルで 日本語 を学ぶために、 Aクラス、 Bクラスの 2クラス編成で行 った。
クラスを分 けるために日本語 レベル試験が行 われた。
③
会話 ・聴解 を中心 と した 日本語研修 の他 に、三重県 における文化 や歴史 について、本学 の
講師が 日本文化 ・日本事情 の授業 を行 った。 また、各 グループで 日本文化 に関す る協同研究
を行 った。
④
サマースクールの間、本学 の 日本人学生 もチュー ターと して参加 し、交流会 や学外研修 な
ど交流 が図れた。
⑤
三重県周辺 にはた くさんの文化 ・歴史的遺跡 があるため、研修期 間に多 くの学外研修へ参
加 した (
芭蕉庵、伊賀上野城、伊賀流忍者博物館、伊勢神宮、斎宮歴史博物館、関宿、 ミキ
モ ト真珠 島、井村屋製菓工場 など)。
2. 日程 :2
0
0
7
年 8月2
6日 (冒) ∼ 9月 1
4日 (
金)
8月2
6日 (冒)
集合、 ホス トファ ミリー対面式
8月2
7日 (月)
開講式、 日本語 クラス分 け試験、 チューター対面式、歓迎会
9月 1
4日 (金) 修了式、修了証書授与、 お別 れ会
-3
0-
国際教育部 門 の活動報告
8月2
7日 (
月) 8月2
8日(
火) 8月2
9日 (
水) 8月3
0日 (
木) 8月3
1日 (
金)
開講式
日本語 クラス
分
チ け試験
ュ
タ
ー
ー
対
面式
日本語授業
1限
日本語授業
1限
日本語授業
1限
日本語授業
1限
9月 1日 (
土)
9月 2 日 (日)
フ ァ ミリーデイ
(
2
8
限
:
5
0
-1
0:
2
0
)(
2
8
限
:
5
0
-1
0:
2
0
)(
2
8
限
:
5
0
-1
0:
2
0
)(
2
8
限
:
5
0
-1
0:
2
0
)
(
1
0:
3
0
-1
2:
0
0
) (1
0:
3
0
-1
2:
0
0
)(
1
0:
3
0
-1
2:
0
0
) (1
0:
3
0
-1
2:
0
0
)
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撃
襲
義
ノ
貰裏
、
9月 3日
日本語 授
1限
(
月)
業
9月
4
日
日本語
1限
(
) 9月 5
業
日本語
1限
火
授
(
水 ) 9
月6
日
日
日本語
1限
業
授
∼
(
木
) 9月 7
日本語 授
1限
業
授
1
.
-
-
1
:
-
1 (月)
9月
0 日
日本語
1限
(
8:
5
0
2限
授
-
(
1
0:
3
0
-
業
10
:20)
1 2 :00)
.
-
1
9月1
1 日
授
1
1
-
(
火
)9月
日本語 業
1限
(8:
5
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2
0
)
2限
-
2
:
12 日
授
-
-
:00)
1
.
-
:0
-
1 (木)
9月
(水 )
日本語 業
1限
(
8 :5
01
0:20)
2限
1
-
0
(
1
0:
3
0 2:
0
0
) (
1
0:
3
01
2
-
) 9月 8日 (
土) 9月 9
業
フ
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ミ リ
9
月
1
名
所
3 日
日本語 授 業
1限
(
8 :
5
01
0:20)
2限
-
(1
0:
3
0
-
9月
14
12
.
2 )
:
0 0)
(
金)
日
9
月
1
5日 (
土)
6日 (日)
日本語 授 業
1限
(
8:
5
0 0:
2
0
)
2限
-
1
2:00) 匪
(
1
0団
:
3
0
-
1
2
:
0
0
)
1
属
等
担
当
人文 学 部教 授
第
1週
タ
ンデ
ム
.学外
研修担
当
プ
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ログ
ツ人
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ミリー
ー ター
花見
横子
国際交 流 セ ンター教 授
学外
中国人
研修
ホ担
ス当
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福岡
昌子
国際交 流 セ ンター准教 授
中国人
日本語教
日本人
チ
ホス
育
ュー
コーデ
トフ
ター
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ミ リー
ター
B
ク ラス
コーデ
ィネー
ター
.授業担 当
慶子
国際交 流 セ ンター非常 勤講 師
Aク ラス 日本 語 授業担 当
仲渡理恵子
国際交 流 セ ンター非常勤講 師
Aク ラス 日本 語 授業 担 当
島津
サ マ ー ス クール非常勤 講 師
Bク ラス 日本 語 授業 担 当
非常勤講 師
陽子
ーデ イ
申
襲
大河 内朋子
太田
(日)
韓鷲 軽 塞
3.サ マース クール担 当講 師
氏
日
∼
(
2
8
限
.
5
0 02
0)
(
2
8
限
.
5
0 02 ) 2限
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5
.0
) (
2限
.
5
0
) (
2限
.
5
(
1
0:
3
0 20
0)
(
1
0:
3
0 200
) (
1
0:
3
0 2:0
) (
1
0:
3
0 20
) (
1
0:
3
0
-
(金
日
- 31-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
l
l
) コンピューター室を利用 した教育指導
コンピューター室担当 :福岡
昌子
三重大学留学生 セ ンターで は、 2
0
0
3
年 4月 よ り旧留学生 セ ンターにコ ンピューター室が開設 さ
れ、 セ ンターが独 自にパ スワー ドの発行等全ての管理 ・運営 を行 って きたが、 2
0
0
6
年 3月 に本学
の総合情報処理 セ ンターに移管 され ることとなった。従 って、we
b履修 申告、学生用 メール シス
テム、学 内各所 のパ ソコン、学内無線LANホ ッ トスポ ッ ト、 TOEI
C英語 自習 システ ムの利 用 と
同様 に、国際交流 セ ンターの利用時 に も統一 アカウ ン トが使用 され ることにな った。
授業では、一般 日本語教育 コースでは、初級集中 Aクラス、初級集 中 Bクラス、中級 1クラス、上
級 クラスのクラスごとに、作文や レポー トなどのワープロ文書の作成の指導が行なわれている。 異文化
理解 ・適応のクラスや中級 2の聴解 クラスでは、パワーポイントのソフ トを使 ったプレゼ ンテーション
の指導 も行なわれている。 また、 日本語 ・日本文化研修 プログラムに参加 している学生 の レポー トの
中間発表や最終発表、サマースクール協同研究の発表の際にも、 このコンピューター室が利用 された。
今後 も、 コンピュー ター利用 を効果的 に図 った教育活動 を積極的 に展開 していきたい。
(
1
2
) ポ リコムを使 った国際遠隔捜業
担当 :福岡
昌子
三重大学留学生 セ ンターで は、 2
0
0
7
年度前期 よ り本 学協 定校 で あ る タスマニ ア大学 De
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0
0
7
年 度前 期
As
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sとポ リコムを使 った国際遠隔授業 を検討 して きた。2
において、 ポ リコムを使 って両機関の教員 の紹介、 また、本学 に留学 しているタスマニア大学か
0
0
7
年度後期 において、本学 に来年度留学 を希望す る在 タス
らの交換留学生 の近況報告 を行 い、 2
マニア大学生 のために、 ポ リコムを通 して 日本留学 のためのア ドバ イスや意見交換 を行 った。
また、 2
0
0
8
年 3月 1
0日 (月)か ら 3月 1
5日 (
土) まで、福岡が本学 日本人学生 の語学研修引率
および本事業 の展開のために、 タスマニ ア大学 De
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sを訪 問
し、来年度以 降の国際遠隔授業 の実施 に向けて詳細 な検討 を行 った。
(
1
3
) 日本語 レベル判定試験 とオ リエ ンテー ション
福岡
昌子
(
2
0
0
7
年度 実施責任者 :前期 福岡昌子、後期 高揮信子)
国際交流 セ ンターにおいて開講 されている日本語 ・日本事情 の授業科 目を受講す るためには、
まず 日本語 レベル判定試験 を受験す ることになって いる。 学期 ごとに、 日本語専任教員が試験 の
作成 ・実施 ・採点 を分担 し、 日本語 の レベル判定 を行 っている。
試験 の実施 日につ いて は、上記 に示 した授業開講直前 の第 1回 目を基本 とし、諸事情 によ りそ
の 日に受験 で きない学生 のために履修 申告締切直前 に追試 を行 っている。 また、 日本語 ・日本文
-3
2-
国際教育部門の活動報告
化研修留学生 や 日韓理工系学部留学生 のために来 日に合 わせ た 日程 での実施 も配慮 し、来 日後速
やか に授業参加 で きるよ うサ ポー トを心が けている。
先学期 の履修 お よび試験結果 か ら、進級が決 ま った学生、 あ るいは不進級 が決 ま って もそれ に
納得 して再度 同 じコースを履修す るつ もりの学生 は、 この試験 を受験 していない。 ただ し、受講
資格 は、 この試験 を受 けてか ら、 あるいは進級 してか ら 2学期間 (1年 間) に限 られ るため、受
講資格がな くな った学生 は、再度 日本語 レベル判定試験 を受 けなければ、 日本語 の授業 を受講す
ることがで きない。
レベル判定試験 の翌 日、す なわち試験結果発表 当 日には、毎学期、昼休 みを利用 して、 日本語
オ リエ ンテー シ ョンが行 われてい る。 これ は、 日本語 クラス受講希望者全員 を対象 に行 うもので、
新規入学者 のみな らず、前 の学期 か らの継続受講希望者 も参加 す ることにな ってい る。 この オ リ
エ ンテー シ ョンで は履修届 出用紙 が配布 され、 日本語 の授業科 目及 び登録 に関す る説 明が レベル
ごとに行 われ る。
なお、諸般 の事 由で渡 日が遅 れた等 の追試受験者 に対 して は、履修 申告締 め切 りの前 日に再度
日本語 レベル判定試験 を行 うと記 したが、履修指導 につ いて も同 日、試験結果発表後 に説 明 して
いる。 また、 日本語 レベル判定試験後か ら登録締 め切 り日までの 2週 間 は、 日本語専任教官 のオ
フィス ・アワー等 を割 いて、履修希望者か らの問 い合 わせ に対応 してい る。
2
0
0
7
年度前期 には、 4月 5日に日本語 レベル判定試験 を行 った。 追 試 を含 めた受 験 者 数 は4
4名
9
名、 中級 Ⅰには1
0名 、 中級 Ⅱには1
0名、
であった。初級基礎 Ⅰクラスには 2名、初級基礎 Ⅱに4
上級 には1
8名が配属 された。 また、 2
0
0
7
年度後期 には、 9月2
7日に行われた。追試 を含 めた受 験者
5
名 であった。初級基礎 Ⅰクラスには 6名、初級基礎 Ⅱに 3名、 中級 Ⅰには1
2
名、 中級 Ⅱには
数 は3
8名、上級 には 6名が配属 された。 なお、実際のクラスの人数 には、前 の学期 の進級者が加わる。
0
07
年度前期-表 1 ・表 2、
それぞれの学期 の判定結果 な らびに各 コース別受講登録者数 は、 2
2
0
0
7
年度後期-表 3 ・表 4に示す通 りであ る。
表2
2
0
07
年度前期
表 1 日本語 レベル判定 の結果
コース名
コース 別受講登録者数
コース名
初級集 中 A
判定学生数
初 級集 中 B
初級基礎 Ⅰ
初 級 基礎 Ⅰ
初級基礎 Ⅱ
初 級 基礎 Ⅱ
中級 Ⅰ
中級 Ⅰ
中級 Ⅱ
中級 Ⅱ
上級
上級
共 通選択
-3
3-
受講登録者数
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
表 4 コー ス 別受講登録者数
2
0
0
7
年度後期
コース名
表 3 日本語 レベル判定の結果
コー ス名
受講登録者数
初級集 中 A
判定学生数
初級基礎 Ⅰ
初級集 中 B
初級基礎 Ⅱ
初級基礎 Ⅰ
中級 Ⅰ
初級基礎 Ⅱ
中級 Ⅱ
中級 Ⅰ
中級 Ⅱ
上級
上級
共通選択
(
1
4
) オフ ィス ・ア ワー による ・教育 ・相談活動
国際交流 セ ンターで は、専任教員全員 が毎週 1、 2回 オ フ ィス ・ア ワーを設 けて、学生 の さま
ざ まな相談 に応 じ、学習支援活動 を行 ってい る。 その他、 この時間帯 には、授業登録 に関す る情
報提供、学習方法 の助言、 日本語能力試験対策、人間関係 の悩 みや生活相談、海外語学研修 や留
学相談、進路相談 な ど多岐 にわた る問題 に対応 してい る。 学生 は、 オ フ ィス ・アワー以外 の時間
に教員 とアポイ ン トメ ン トを取 って相談す ること も出来 る。 また、 オ フィス ・ア ワー以外 の時間
にア ポイ ン トメ ン トもな くや って くる学生 もかな りの数 に上 るが、教員 はその よ うな場合 で も時
間の許 す限 り対応 してい る。
2
0
0
7
年度
曜
日
時 間 帯
担
当
教
員
月曜 日 昼
休6限
み
5.
7 .8限
森 由紀 .福 岡昌子
福 岡 昌子
火曜 日 昼 休 み
9.1
0
限
藤 田昌志
藤 田昌志
3 .4限
昼 休 み
花見横子
花見横子
木曜 日 昼 休 み
高津信子
水曜 日
-3
4-
国際教育部門の活動報告
(
1
5
) セ ンター教員 の学部 ・研 究科等 への出講
2
007
年度
学期
後期
科
目
名
教育学部
「日本語学講義」
出 講 日、
1
3
限
水.
曜4
日
講
義
表
題
出講 教 員
「
音声 .表記 Ⅱ」
福岡
昌子
花見
横子
B.英語による国際教育科 目
コース ・コーデ ィネー ター
2
00
6
年度 よ り開講 した 「英語 によ る国際教育科 目」 は、本年度 は、学部 によ る開講科 目を加 え る
ことがで きず、以下 の 4科 目に留 ま った。 2
0
0
8
年度 に向 けて は、学部 の協力 を仰 ぐことな く、 セ ン
0科 目2
0単位 を共通教育 の統合科 目 と して開講 す る予定 で あ る。
ター独 自で 1
科
目
名
所
担 当教員
属
(時
コマ数)
間
等
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異文化理解
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横子
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(2
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異文化理解
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花見
横子
国際交流 セ ンター教授
(2
60
後期
コマ/
時間過)
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統合
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的災害支援科学
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り 工学部助教授
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国際交流
医学部助手
医学部教授
Ⅰ
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セ ンター長
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(1
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コマ/
時間過)
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宮
楼井
中川
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一郎
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潔
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工学部助教授
国際交流
医学部助手
医学部教授
Ⅰ
ER海外連携教員
セ ンター長
ンター客員教授
(1
3
0
前期
コマ/
時間過)
C.その他
(
1
) 第 9回タ スマニ ア大学英語研修 プ ログラム
担当
花見
槙子
毎年 3月 に は、 協定校 の タスマニア大学 にお いて、本学 の 日本人学生 が英語 習得 のための語学
-3
5-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
研修 を行 っている。 本年度 は、 2
0
0
7
年 2月 1
6日 (
土) よ り 3月 1
5日 (
土) まで タスマニア大学 に
おいて語学研修 が行 われた。 プログラムの前半 は、教育学部 の手塚和夫教授が参加学生 の引率を
担当 した。 また、帰路 においては、国際交流 セ ンターの福 岡教 員 が担 当 し、 タスマ ニ ア大学 の
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sとの協議 を行 い、 来年 度 以 降 の ポ リコムを使 った国際
遠隔授業 の取 り組 み につ いて検討 した。
往路 目的 :①
LawSc
hoolでの講演 :
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mal
e
②
知的障害 と発達障害 に関す るオース トラ リアでの教育状況や学校教育 の実態調査
研究 および学校間、教師間、子供間交流への発展 の可能性 の協議
帰路 目的 :①
De
pt
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e
sとの協 議 :ポ リコムを使 った国際遠 隔
協議 につ いて
②
日本語 の授業 の見学、帰国 した留学生訪問、教員間の交流、 その他
(
2
) 国際イ ンター ンシップ ・プ ログラム
担当
今年度 よ り、国際 イ ンター ンシッ
プ
花見
棋子
・プログラムが正式 にスター トした。昨秋、三重大学 とタ
イの 6大学 (チ ェ ンマイ大学、 カセサー ト大学、 コンケー ン大学、スラナ リー工科大学、モンクッ
ト王 ラカバ ン工科大学、 クマサー ト大学)が協定 を結 び、年 間、三重大学か らは最多 5名 の学生
が、 6大学 のいずれかの大学 を通 じて タイの企業でイ ンター ンシップを受 けることがで き、 タイ
か らは、 同様 に、最多 5名 の学生が三重大学 を通 じて 日本 の企業 でイ ンター ンシップを受 けるこ
とがで きる。 イ ンター ンシップ期間 は、企業研修 とその前後 に行 われ る大学 の研究室 における研
修 を合 わせて 1ケ月か ら 2ケ月程度 である。三重大学 の学生 は、主 に夏休みまたは春休み期間を
利用 して参加す ることとな る。
イ ンター ンシップ生 の派遣先大学 は、 な るべ く学生 の希望業種 ・職種 に沿 うよ うな研修受 け入
れ先企業 を探 し、 オ リエ ンテーシ ョンを行 い、企業研修 中 も必要 に応 じて学生 の相談 に応 じる。
学生 は、企業研修終了後、派遣先企業 と大学 において英語 による口頭報告 (
パ ワーポイ ン トを使
用 したプ レゼ ンテー シ ョン) を行 い、帰国後、所属大学 で も報告す る。
-3
6-
国際教育部門の活動報告
2
0
0
7
年度国際 イ ンター ンシ ップ修了者一覧
氏
名
池谷
健一
所 属 .専 攻
M 1)
工学研究科
機械工学専攻 (
派 遣 期 間
派遣先大学
研修受 け入 れ企業
0
7.
8.
4-9.
4
チ ェ ンマイ大学
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過問)
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牧野 由美子
(3年)
森林資源環境学専攻
生物資源学部
0
7.
8.
1
4-9.1
2 カセサ ー ト大学 K
見学参加
U工
H学
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部(
その他
1
(
2
8
日間)
日間)
各地
笹岡
(
M 1)
生物資源学研究科
資源循環学専攻
0
7.
8.
2
8-9.
2
6 夕マサ ー ト大学 壁)
日系企業
(3週M
間)
社 (
匿名 希
宏樹
B
Pa
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m 工学部機械工学
専攻
カセサー
(4年)
ト大学
野呂
博邦
(3年)
人文学部社会科学科
0
7.
1
0.
4-l
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5 三
重
大
学
㈱(
マキタ
1ケ月)
0
8.
2.
1
8-3.
1
7 夕マサ ー ト大学 R
校
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1
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9
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8
3
農
,
.
9
3
)
業
.
1
3
専
3
門
.
1
4
学
)
4回 3大学国際 ジ ョイ ン ト・セ ミナー &シンポ ジウム2
0
0
7
(
3
) 第1
担 当 :花見
横子
今年度 は、 チ ェ ンマイ大学 が ホス トを務 め、 1
0
月21日よ り2
7日に渡 って開催 された。三重大学
か らは、豊 田学長、小林理事 (
国際交流担 当) の他、学生 1
5
名、教員 7名 (
花見横子、後藤正和、
安藤勝彦、鎌 田康成、 中島千 晴、宮地信 弘、 中川一郎)、職員 1名 (
安井
瞳) が参加 した。
今 回 は、 セ ミナー伝統 の 4つ の テーマ (
人 口、食糧、 エネルギ ー、環境) に、 タイ国王 のイニ
シアチ ブによる開発哲学 S
uf
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ngが加 え られ た。 また、今 回 よ り初 めて、 Pr
oc
e
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がCDで配布 され る こととな った。
会期中の プ ログ ラム、発表論文、参加者 の感想 や今後 に向 けて の意見等 は、 『第 1
4回 3大学 国
際 ジ ョイ ン ト・セ ミナー& シ ンポ ジウム2
0
0
7:参加報告書 』(国際交流 セ ンター発 行) に詳 述 さ
れて いる。
-3
7-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
4) アジア人財資金構想高度実践留学生育成事業
(
中部地域 における留学生のキ ャリアデザイン支援プ ログラム)
本年度か ら始 まった 「アジア人財資金構想」 は、① 日本企業 の急速 なアジアを中心 とした海外
への事業展開に伴 う、 日本 と現地の架 け橋 となる人材確保 の必要性、②留学生の日本企業 ・日系
企業-の就職 に向けた道筋 の構築の必要性を受 け、 日本政府が 日本での就職 に意欲のあるアジア
等の優秀 な留学生-、 日本語教育 ・日本 ビジネス教育か ら就職活動支援 までを行 い、 日本企業 ・
日系企業で活躍す る人材を育てることを目的 とした事業である。
対象 となる留学生 は、正規生で、学部 3年次、修士 1年次、博士 2年次のいずれかに在籍 し、
日本企業 ・日系企業への就職意志があって、 プログラム (2年間)終了後半年以内に就職が可能
な者である。
第 1期生 として、 Ta
har
aAke
mi(ブラジル)、HoyosBuc
he
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o (ェクア ドル)、
MohammadNaki
bDadKhan (
バ ングラデシュ)、Nguye
nQuocKhanh (ベ トナム) の 4名 が
1
月末 より前 8回の講義 に出席 した。
選ばれ、 1
2.特別企画
特別企画 は、国際交流 セ ンターが大学及び地域社会を対象 として企画す るプログラムや行事であ
り、単発的な ものと、毎年、内容をある程度更新 しなが ら継続 されるものがある。
(
1
) 教育学部国際交流 フェア後援
担当 :花見 横子
6月2
0日 (
水)午後 2時か ら 3時4
0
分 まで、教育学部主催 (
於 :教育学部 1号館 4階大会議室)
で開催 された国際交流 フェアを後援 した。本学 との協定大学 出身の交換学生 たち及 び協定大学へ
の交換留学経験 日本人学生 たちによるポスター ・セ ッション、協定大学への留学説明、奨学金 に
関す る説明等 を行 い、交換留学-の関心を喚起す ることに務 めた。
(
2
) 国際交流基金 F実践 :日本語教育 Ⅰ&Ⅱ2
0
0
7
』
「
実践 :日本語教育 シンポジウム」(
0
7.
9.1.
)& 「
夏休 みの宿題 の助 っ人」(
0
7.
8.
2
2.
/0
7.
8.2
3
)
担当 :福岡
昌子
『
2
0
0
7
実践 :日本語教育 Ⅰ』 は、地域の国際交流 と異文化理解 および地域の日本語指導への貢
献を共 に考 え る場 と して、 2
0
0
7
年 9月 1日に本学 メデ ィアホールにてボランティア日本語教師養
成講座を開催 した。今回 『実践 :日本語教育』 の主 たる目的は次の 3点である。 ①留学生センター
が地域 のボランティア日本語教師 と交流を深めることにより、知識や経験を交換 し、地域の日本
語指導、地域 の国際交流や異文化理解の一助 となること、② 日本語教育専門家 による実際の指導
に応用で きるモデル授業を通 して、 ボランティア日本語教師の指導技術 の質的向上を図 ること、
-3
8-
国際教育部門の活動報告
③ 日本語指導 のための実践的な研修 の場 として大学が担 え る役割 について、再度検討す る機会 と
す ること、 であ った。
『
実践 :日本語教育
Ⅰ』の今回のテーマとした 「話す」 とい うスキルが上達す るために、午前
は、 どのよ うな指導が これまで 自分 の会話力の向上 に役立 ったか、 どのよ うに して現在 の会話力
を身 につけたか話 を した。鈴鹿国際大学 4年のイ ン ドネシア人留学生、松阪市教育委員会で働 く
タイの母語 スタッフ支援者、三重大学大学院の中国人留学生、 同大学大学院のペルー出身 の留学
生が発表 を行 った。 また、午後 は、早稲 田大学大学院 日本語教育研究科 の川 口義一教授 を招 き、
∼
「日本語指導 の秘訣 一学生 を乗せて、上達 させ る教室活動一挙紹介 !
」と題 して講演会 を開催 す
るとともに、国際交流 セ ンターで学ぶ初級後半か ら中級 レベルの留学生合計 8名 を対象 にモデル
授業 を行 った。会場 の出席者 は皆、 日頃の指導 にす ぐ応用で きるテクニ ックが学べたと大好評で
あ った。
もう一つの企画である 『
実践 :日本語教育 Ⅱ』は、 サ ブタイ トルが 『
夏休みの宿題 の助 っ人 :
留学生 の母語 による学習支援』 と称 し、福岡が1
0
名 の本学 の留学生 とともに、 2
0
0
7
年 8月2
2日は
鈴鹿市桜島小学校、 8月2
3日は松阪市第 2隣保館へ赴 き、外国籍 の子供 たちへ学習支援および進
路相談を行 った。 この企画 は、鈴鹿市教育委員会 および松阪市教育委員会 の後援 を受 けて行われ
た。留学生がスペイ ン語、 ポル トガル語、 タガログ語、中国語 などを使 って、外国籍 の子供 たち
のわか る母語で、算数や夏休みの宿題 を教えた り、留学生 の国の遊 びを一緒 に遊んだ りした。子
供 たちに も留学生 にとって も、有意義 な 2日間を過 ごす ことがで きた。 2日間で6
0
名近 くの小中
学生が来て くれた。 これ らの活動 を通 して、外国籍 の子供 たちに、遠 い国々か らわざわざ 日本へ
来て勉強す る留学生 の存在や、学ぶ ことの大切 さ、 そ して、 これか ら日本で生 きてい く自分 たち
の将来 について、考 え る機会 とな ってほ しいとい う願 いが込 め られて、実施 された。
(
3
) 男女共同参画 三二 ・シンポ ジウム
1
日
時 :9月2
8日 (
金) 1
3:0
0-1
6:0
0
場
所 :国際交流 セ ンター演習室 3、 4
司
会 :小林理事
担当 :花見
開催挨拶 :東理事
講 演 1:小机寅里子 (
人文学部教授)
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(日本 の科学技術分野 における男女共同参画)
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講 演 2:Ca
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-3
9-
横子
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(クマサー ト大学 における男女共 同参画 の概観)
講 演 3 :花見横子 (
国際交流 セ ンター教授)
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三重県 における男女共 同参画 の推進)
質疑応答
(
4) 「
三重大学ボ ランテ ィア 日本語講師養成講座」
(
文化庁 「
生活者 と しての外国人」 のための 日本語教育事業)
担 当 :福岡
昌子
三重大学国際交流 セ ンターで は、平成 1
9
年度文化庁 「
生活者 と しての外国人」 のための 日本語
教育事業 の採択 を受 け、平成 1
9
年1
0
月 1日か ら平成 2
0
年 3月3
1日までの半年間 に渡 り、久居国際
交流協会 の協力 を得 て、 ボ ランテ ィア日本語教師を対象 と した実践的研修 「
三重大学 ボランテ ィ
ア日本語講師養成講座」 を実施 した。
三重県 も外国人労働者 とその家族等が急増 してい る地域 の一つであ り、 その中で 日本語 ボ ラン
テ ィア教 師 は、多文化共生社会 を築 く上で非常 に重要 な存在 とな って きている。 そ こで、本学 で
はボ ランテ ィア日本語本語講師養成講座 を開催 し、質 の高 いボ ランテ ィア日本語教師の育成 ・輩
出を本講座 の趣 旨と した。 また、地域 との協 同で行 うことによ って、地域 に貢献 してい くことも
目的 と した。
本講座 で は、本学国際交流 セ ンターの教員 5名 および教育学部 および鈴鹿国際大学 の教員各 1
名 の協力 を得 て、 2
0
回 の 日本語教育関連講座 (
於 :国際交流 セ ンター) および1
3
回の 日本語教育
実習 (
於 :久居国際交流協会) を実施 した。受講者 は日本語教育 に関す る講義 を受講す るととも
に、教案作 りなど日本語指導方法 を学 びなが ら、実際 に外国人学習者 に 日本語指導 を行 う日本語
教育実習 に参加 した。半年間 と長期 に渡 る研修であ ったが、久居国際交流協会、企画委員、講師
の方 々 と連携 を図 り、講義 および実習を無事終了す ることがで きた。詳細 は、 『文化庁 「生活者
と しての外国人」 のための 日本語教育事業 :ボランテ ィアを対象 と した実践 的長期研 究報告書
三重大学 ボ ランテ ィア 日本語講師養成講座』(
2
0
0
8
)を参照 の こと。
_
■
3.父 流
(
1
) CI
ER交流会
担当 :花見
横子
7月2
3日 (月)午後 4時半か ら 7時 まで、交流会 を開催 した。
第 1部 は、 4時半か ら 5時半 まで、演習室 3、 4において、生物資源学部卒業生で、英国留学
を経て海外青年協力隊員 と して シ リアに 2年間滞在 した田村雅文君の英語 による帰国報告会を行 っ
た。 3
0
名定員 の教室 に外 か ら1
0
脚 はどの椅子 を運 び込 む ほどの盛況 だ った。
第 2部 は、 5時半か ら 7時 まで、 メデ ィア ・ホールで、軽食、飲 み物 が供 され、留学生、 日本
人学生、教職員約 7
0
名が集 うパ ーテ ィが開かれた。
-4
0-
国際教育部門の活動報告
(
2) 第 1回三重大 学国際交流週 間
担 当 :花見
横子
1
2月 5日 (
水) よ り 8日 (
土) まで、第 1回三重大学 国際交流週 間 を開催 した。 内容 は、 国際
交流 パ ネル展 (
留学生 出身 国紹介 な ど)、写真 コ ンテス ト (
外 国人 が見 た 日本 、 日本 人 が見 た外
国 な ど)、留学生 日本語 ス ピーチ ・コ ンテス ト、英語 ス ピーチ ・コ ンテス ト (
英語母語話者以外)
、
エスニ ック料理 フェア (パ セ オ)、 国際交流 パ ーテ ィ、 ア ジア映画上 映会 で あ る。 ア ジア映 画 代
表作 と して今 回選 ばれ たの は、 マ レー シアか らヤス ミン ・アハ マ ド監督 の 「
細 い 目」、 韓 国 か ら
ク ァク ・ジュ ヨ ン監督 の 「
猟奇 的 な彼女」、 中国 か らチ ャ ン ・イーモ ウ監督 の 「初 恋 の きた道 」
の 3本 で あ る。
学生実行委員会 の メ ンバ ー約 2
0
名 と国際交流 チーム、 CI
ER専任教員、 留 学 生 委 員 会 の協 力 教
2
0
番教室 を使 って、 留学生 セ ンター時代 以 来 最 大
員 を中心 に、 メデ ィアホール と共通教育後者 1
最長 のイベ ン トを創 出 した。
スケ ジュール は以下 の通 りで あ る。
1
2
/ 5 We
dne
s
day
1
2
/ 6 Thur
s
day
1,2コマ
平常講義
3,4コマ
生協 (
パセオ)期間限定
エスニ ック料理
フェア
平常講義
3,4コマ
平常講義
3,4
コマ
1
6:0
0
日本語スピ
開会宣言
コンテスト
ーチ
1,2コマ
1
2
/ 7 Fr
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day
平常講義
1
6:0
0 英語
コンテス
ス ピ-チ
ト
1,2コマ
1
2
/ 8 Sat
ur
day
平常講義
1
0:3
0
映画上映
細 い目
平常講義
1
2:3
0
猟奇
映画上映
的な彼女
1
8:0
0 l写真
国際交流
パーアイ
表彰式
コンテス ト
1
5:3
0 初恋のきた道
映画上映
写真 コンテス ト (
応募作品の展示)
(
3) 日本語学習サポ ー ト
担 当 :福 岡
昌子
2
0
0
3
年度 よ り、 日本人学生 の ボ ラ ンテ ィアが中心 とな り、三重 大学 の留学生 に 日本語 を支援 す
る活動 を行 な って きた。 サ ポー トの内容 は留学生 のニーズによ り、 会話、 日本語能力試験 の問題
集、 レポー ト ・論文 の ア ドバ イ ス、 申請書 の添削 な ど様 々で あ る。 中 に は 日頃の疑 問点 や悩 みな
どを相談 す る事例 もあ る。学生 間 の情報交換 を兼 ね、週 2回 の ミーテ ィ ングを行 うはか、親 睦 ・
交流 のため年数 回 の交流 パ ーテ ィー、夕食会、 その他 イベ ン トや サ ポー トの レベル ア ップのため
の勉 強会 を行 な って い る。 また、一週 間 に一度幹部 ミーテ ィングと、サークルメ ンバーの ミーティ
ングが あ る。 2
0
07
年度 は、 留学生約 3
0
名 か ら申込 みが あ り、 日本人学生 の リー ダーが お互 いの空
き時間 を見 てマ ッチ ング して、 日本語 のサ ポー トを行 った。
-4
1-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
本年度 は、 1
2
月 の国際交流週間 における 「日本語 ス ピーチ大会」 で は、 ス ピーチをす る留学生
の原稿 を 日本人学生が支援 した り、一方、留学生 は日本語 のサポー トを受 けると同時 に、 日本人
学生 の所属す る別 のサ ー クル に積極 的 に参加 した りす る姿 が うかが えた。 9月 に行 なわれた
『
2
0
0
7
実践 :日本語教育 Ⅰ
』の シンポジウムで は、本 サークルで 日本語 をサ ポー トして も らった
本学大学院生 が、「日本語 サポー トサークル とアルバイ トで、 なぜか会話が メキ メキ上達」 とい
うテーマで、 どのよ うに して 日本語会話が上達で きたか話を披露す ることがで きた。
学生主体 のボランテ ィア組織 とな って以降、福岡 は顧問 として学生 の活動 を見守 っているが、
この交流活動 を通 して、留学生 も日本人学生 もお互 いに成長で きる点 で意義 も大 きいので、今後
もこのサークル活動 を支援 していきたい。
(
4) セカ ン ド・ホーム
担当 :花見
横子
津市 を中心 とす る国際交流市民団体 「ホームステ ィイ ン津」 の協力 により1
9
9
9
年 よ り続 いてい
るホス ト・ファ ミリー ・プログラムである。留学生 にとって、 ホス ト・ファミリーが 「
第二 の家
0
月の新入留学生受 け入
族」 とな るよ うに、 との願 いか ら名づ け られた ものである。毎年 4月 と1
れ時期 に申 し込 みを受 け付 けているが、今年度 は、 4月 には1
2
名 を受 け付 けた ものの、後期 は、
CI
ER専任教員 の手不足で公募 まで手が回 らず、 2名 の受付 に留 まった。
(
5) 学外研修
担当 :花見
横子
花見が担当す る 「
異文化理解 ・適応」 の授業の一環 と して行 って きた もので、三重県の歴史 と
伝統文化 を体験で きる研修地 を選んでいる。
4月2
7日 椿大神社 (
境内に松下幸之助氏が寄贈 した茶室、鈴松庵がある)
6月 8日及 び1
1
月 9日 斎宮歴史博物館 (
古代、 中世期 の7
0
0
年 に渡 って、 内親王 の中か ら選 ば
れ、天皇 の名代 として伊勢神宮 の祭把を司 った斎王 の宮殿遺跡跡地 に建て られた。在明和町)
7月 6日及 び1
1
月3
0日 関宿 (旧東海道4
7
番 目の宿場町。町並 み保存 が進んでいる。)
1
2
月2
1日 鈴鹿伝統産業会館 (
鈴鹿墨 と伊勢型紙 の製作工程 と製品を展示)
(
6
) 茶道体験
同 じく 「
異文化理解 ・適応」 の授業の一環 として、 5月2
5日及 び1
2
月 7日に表千家茶道教授 の
馬場幸子師 に指導 をお願 い した。教室で茶の湯 に関す る ビデオを観 なが ら、 その歴史 や仕組みの
概略を学習 した後、留学生会館和室 において、薄茶点前 を体験 し、討議 した。
-4
2-
国際教育部門の活動報告
(
7) 生 け花教 室
池坊流 師範 の池村佳年子 師 (
元本学 図書館職員) にボ ラ ンテ ィアで月 に 2回、水曜 の昼休 み に
留学生 が指導 を受 けて い る。
2
0
0
0
年 よ り続 いて い る
。
4.相 談
(
1
) 中国人留 学生 に対 す る中国語 を使 ってのケ ア
担 当 :藤 田
昌志、福 岡
0
パ ーセ ン ト強 は中国人留学生 で あ る。 彼 らの多 くは研究生
三重大学 の留学生 の6
昌子
(
期 間二年)
とな り、初 めの一年 間 で 日本語 を習得後、更 に一年 間で専 門 の勉強 を し、 大 学 院 に入 ろ うとす
る。 と りわ け、 日本語 を- か ら勉 強 し始 めた ときには彼 らの母語 によ るケアが必要 とな る。 そ う
した状況 を含 めた中国人留学生 に対 す る中国語 を使 ったケアの一環 と して、留学生 セ ンターで は
中国語 を理解 す る教員 が適宜、 オ フィスア ワー等 で個別 の相談 に対応 して い る。 オ フィスア ワー
の時間等 を使 い、渡 日間 もな い中国人留学生 へ のために学 習指導や学習方法のケアを行 い、サマー
ス クール等 で も中国語 によ る指導 も随時行 った。
○中国語 を使 った留学生 サ ポー ト
『日本語授業案 内』「日本語 レベル判定試験 のお知 らせ」「授業改善 のための ア ンケー ト」 の
中国語版 (
簡体字) につ いて適宜、作成、改変、朱書 した部分 の事務方 へ の修正依頼等 を行 っ
た。 また、 中国語母語初級 日本 語学 習者等 に対 して適宜、 中国語 を使用 して対応 した。 さらに、
出席簿 に簡体字表記 で本人 の名前 を記載 して は しい とい う中級 Ⅰの中国人学生 に対 して は中国
語 で対応 し、本人 の希望 に添 うよ うに した。
(
藤 田)
○図書贈呈
藤 田昌志
(
2
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0
7
.1
0
)『日中対照表現論』 白帝社刊 を各 1
0
冊、江蘇大学、 同済 大 学 、 清 華 大
学 の外 国語学 院 (
外 国語学部) 日語系 (日本語学科)等 関係機関 に贈呈 し、相互 の関係強化 を
計 った。
(
藤 田)
5.研 究
(
1) 国際交流 セ ンター専任教 員研究業績
(
2
0
0
7
年 4月 1日∼2
0
0
8
年 3月 3
1日)
花見模子
研究論文
1.`
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際交流 セ ンター紀要 』第
4号、 1-1
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3-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
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9年 度
2.「留学生 ア ドバ イ ジ ングと異文化交流」京都大学 国際交流 セ ンター研究協議会 (平成 1
(
第 2回) 国立大学法人留学生指導担当研究協議会) 2
0
0
8.2.
森
由紀 (
2
0
0
7
年1
0月1
9日逝去)
藤田
昌志
研究論文
1.「志賀重昂 ・三宅雪嶺 の 日本論 ・中国論 」『三重大学国際交流 セ ンター紀要』第 3号、1
9-3
2
、
2
0
0
8.3.
3-4
3
、2
0
0
8.3.
2.「内藤湖南 の 日本論 ・中国論 」『三重大学国際交流 セ ンター紀要』第 3号、3
研究報告
1.「最近在 日本 出版中国関連書籍報告 (
2
0
0
6.
9-2
0
0
7.
8
)
」『三重大学国際交流 セ ンター紀要 』
3-92
、2
0
0
8.3.
第 3号、 7
福岡
昌子
研究論文
1.「韓国人 日本語学習者 のアクセ ン ト習得 における母語干渉 一語頑破裂音 を含 む語 の ア クセ ン
トー」『
三重大学 国際交流 セ ンター紀要』第 3号 (
留学生 セ ンター紀要 よ り通巻第 1
0
号)、4
5-
、2008.3.
5
9
実践報告
1.「
『
実践 :日本語教育 Ⅰ&Ⅱ2
0
0
7
』企画実施報告 -(
1
) Ⅰ. ボランテ ィア日本語教師養成講座
『
実践 日本語教育 シ ンポジウム』(
0
7.9.1
.
)、 Ⅱ.『
夏休 みの宿題 の助 っ人 :留学 生 の母 語 によ
る学習支援』 (
0
7.8.2
2.
/8.2
3.
)
」『三重大学 国際交流 セ ンター紀要』第 3号 (
留学生 セ ンター
紀要 よ り通巻第 1
0
号)、9
3-1
1
2
、2
0
0
8.3.
-4
4-
国際教育部門の活動報告
その他
1.「外 国人児童 生 徒 の 日本 語 指導 の効 果 的方策 の検討」鈴 鹿市 多文化 共生教 育 推 進 検 討 会 議 、
1- 3、2
00
8.9.
報 告書
1.『三重 大学 夏季 日本語 日本 文化研修
サ マー ス クール2
007
報 告書 』(
分担執筆 :花見横子 ・大
1
、2
2-67
、7
0-7
2
、9
0-91
、2
0
0
8.3.
河 内朋 子) 7- 9、 1
鹿嶋
高津
恵 (
20
06年度後 期 よ り2007
年度末 まで育児休業)
信子 (
2
00
6年度後 期 よ り2
007
年度後 期 まで任期付採 用)
研 究論文
1.「
『あそばせ ことば』 の待遇 性 につ いて 一明治期 か ら昭和 期 へ -」『立教 大 学 大 学 院論 叢 』 第
7号、 1
7
9-1
92、立教 大学 大 学 院、 20
07.8.
2.「近現 代 にお け る敬語 表現 につ いて 『させ て いただ きます』 を中心 に-」『立 教 大 学 日本 語
5
号、2
8-3
9、 立教 大学 日本語研究会、 2
00
8.3.
研究』第 1
研究 ノー ト
1.「コ ミュニケ ー シ ョン指 導 にお け る一考察 -アカデ ミック ・ジ ャパ ニー ズへ の応用 -」『三重
大学 国際交流 セ ンタ-
1-7
2
、三 重大学 国 際交 流 セ ンター、 2
0
0
8.3.
紀 要』 第 3号 、 6
口頭発表報 告
1.「コ ミュニケ ー シ ョン指導 にお け る一考察- アカデ ミック ・ジ ャパ ニ ー ズへ の応用 -」
『平成 1
8年度 日本語 教育 学 会 第 1回研究集会予稿集 』81-84、 「日本 語教育学会 」2
00
7.6.
2.「中国語母 語話者 の 『敬 語表現』 習得 につ いて」『中国語母 語 話者 の ための 日本語教育研究』
1
1-21
、 「中国語母 語 話者 の た めの 日本語教育研究会」 大 阪府立大学 、 2
00
7.7.
3.「
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NAJAKS)
」コペ ン- -ゲ ン大学、 2007.8.
4.「コ ミュニケ ー シ ョン指導 にお け る一 考察 -『あい まい表現』 を中心 に -」『北京 日本学研究
セ ンター
2
007
年 度 国際 シ ンポ ジウム、二十一世紀 にお け る北東 ア ジアの 日本研究予稿集』1
2
、
「北京 日本学 研究 セ ンター」 北京外 国語大学、 2
0
07.1
0.
6.広 報
セ ンターの 目的 や活動 を周 知 す るため に、 以下 の よ うな印刷物 を発 行 して い る。
- 45-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
1)「
2
0
0
7
年度 日本語授業案内」を2
0
0
7
年 4月に発行
2)「
2
0
0
7
年度 日本語授業案内 改訂版」を2
0
0
7
年 9月 に発行
3)「三重大学国際交流 セ ンター年報 創刊号」を2
0
0
7
年1
0
月に発行
4)「三重大学国際交流セ ンター紀要」第 3号 (「留学生 セ ンター紀要」 より通巻第1
0
号) を2
0
0
8
年
3月2
6日に発行
-
46 -
国際サー ビス部門の活動報告
Ⅲ. 国際サー ビス部門の活動報告
1.国際サー ビス部門の概略
国際サー ビス部 門 は、 国際交流 セ ンターの事務部 門であ る国際交流 チームの リー ダーを部 門長 と
し、 同チー ム と専任教員及 び兼務教員 との協働 によ り、以下 のよ うな業務 に対 す る支援 を行 って い
る。
①
国際交流 セ ンターの事務 に関す る業務
②
外国 の大学等 との一般協定締結等 に関す る業務
③
国際学術交流事業 に関す る業務
④
外国人研究者 の受入 れ に関す る業務
⑤
外国人留学生 の受入 れ及 び 日本人学生 の海外派遣 に関す る業務
⑥
外国人留学生 に対 す る奨学金及 び修学 ・生活相談 に関す る業務
⑦
外国人研究者及 び留学生 の施設 ・宿舎 の管理 ・運営 ・整備 に関す る業務
⑧
ボ ラ ンテ ィアの組織化 ・運営 に関す る業務
⑨
地域社会 との連携 に関す る業務
⑲
危機管理 の構築 に関す る業務
⑪
留学生 デー タベ ースに関す る業務
⑫
その他
2.主な活動状況
(
1) 外国人研究者 の受入 れ手続 きにつ いて
毎年、 日本学術振興会外 国人特別研究員等 の制度 や、本学 と海外 の研究者 間 の交流等 によ り本
学 に招へ い し、三重大学外 国人研究者 と しての受入 れ手続 き及 び外 国人教 師等宿泊施設 へ の入居
手続 きを行 って い る。
2
0
0
7
年度 は3
9
名 の受入 れ手続 きを行 った。
(
2
) 外国人留学生 の受入 れ及 びその後 のケ アにつ いて
2
0
0
7
年1
0
月∼)
(
7) 代理 申請 の一元化 (
これ まで、受入 れ教員 によ り行 われて いた在留資格認定証 明書交付 申請 につ いて、 2
0
0
7
年度
か ら非正規生 で身元 引受人 が本学教員 の場合 に限 り一元化 し、 国際交流 チームで行 うことと し
た。
抑
留学生 ガイ ダ ンスの実施 (
2
0
0
7
年1
0
月)
新入留学生 を対象 に、主 に入 国管理局関連 の事項等 につ いて説 明 を し、留学生 の生活指導及
び情報提供 を行 った。
-4
7-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
ウ) 機関保証制度 の導入 (
2
0
0
7
年 4月∼)
留学生が賃貸住宅 に入居す る際 に、留学生住宅総合保障制度 に加入す ることを条件 として、
国際交流 セ ンター長 が保証人 となる機関保証制度 を導入 した。
国
三重大学留学生会 の設立 (
2
0
0
7
年1
0
月)
留学生 間及 び 日本人学生 との交流の促進、国際交流 セ ンターとの定期的な意見交換を通 じた
留学生 の受入れ環境 や支援体制 の改善、留学生への定期的な情報提供 を目的 と して、三重大学
留学生会 (
① 中国、②韓国、③バ ングラデシュ、④ マ レー シア、⑤ タイ、⑥ その他 アジア地域
の国々、⑦ アジア地域以外 の全地域 の国々の 7グループで組織) を設立 した。
国際交流 セ ンター長等 と各 グループの代表で、毎月 1回会合 を持 ち、意見交換 を行 うととも
に、様 々な要望等 を抽 出 し、留学生 の生活環境等 の改善 に役立 てている。
帥
メールマガジンの発行 (
2
0
0
7
年 9月∼毎月 2回)
留学生会への入会 と同時 にメールア ドレスを登録 し、留学生 にとって有益 な情報 をメールマ
ガ ジンと して配信 している。
(
カ) リユース家具 の提供会実施 (
2
0
0
7
年1
0
月)
留学生 を対象 に、津市 の協力を得て、机 ・本棚 ・ベ ッ ド等、 中古家具 の提供 を行 った。
囲
留学生交流パ ーテ ィーの実施 (
2
0
0
7
年 7月 ・1
2月)
本学 の留学生 ・国際交流 に関心、
のある日本人学生 ・教職員 ・三重地域留学生交流推進会議構
成員等 を招 き実施 し、留学生交流 を通 じた国際相互理解 の推進 を図 った。
(
3
) 留学生の施設 ・宿舎の管理 ・運営 ・整備 につ いて (
2
0
0
7
年 8月 ・1
1
月)
1
月 に防火訓練 を行 い、避難方法や消火器 の使用方法等 に
留学生会館 の居住者 に対 し、 8月 と1
つ いて講習 を行 った。又、三重県庁の協力 によ り、津波 に関す る出前 トークを実施 した。
(
4
) ボ ラ ンテ ィアの組織化 ・運営 について
本学 の留学生会館又 は国際女子学生寄宿舎 に入居予定 の新渡 日留学生 に対 し、最寄駅への出迎
えをは じめ、外国人登録、国民健康保険証、銀行 口座開設、 日用品の購入等 を本学 の 日本人学生
で組織 す るボ ランテ ィア ・サークルにサポー トを依頼 している。 このサークルは、定期的 に留学
生 との会合 を実施 す るとともに、 日々留学生 の 日常生活 に関す る指導 ・助言 をサークル活動 の一
環 としてい る。
(
5) 地域社会 との連携 につ いて
地域 の小学校、津 ユネスコ協会、津商工会議所、 その他民間団体等 か らの要望 によ り各種行事
へ本学留学生 を派遣 し、地域 との交流 を図 った。
-4
8-
国際サー ビス部門の活動報告
(
6) 留学生 データベー スにつ いて
(
7) 在籍確認 システムの整備
留学生 の在籍確認業務 がパ ソコ ンによ り実施 ・管理可能 な システムを2
00
6年度 よ り導入 して
い るが、 2
00
7
年度 は、 そのバ ー ジ ョンア ップを行 い、更 に利便化 した。
(
1) メー リング リス トの整備
留学生会 へ の入会 と同時 にメール ア ドレスを登録 し、留学生 に とって有益 な情報 や、 メール
マガ ジ ンを配信 す るため、 メー リング リス トを整備 して い る。
(
ラ) 卒業生 ・修了生 のデー タベース構築
本学 に留学経験 のあ る学生 につ いての調査票 をホームペー ジ等 で案 内 し、卒業生 ・修了生 の
デー タベース構築 に向 けて準備 を して いる。
ー4
9-
料
荏
覗
日日
●
4
●
9
日H
Ⅳ.資
1.三重大学国際交流セ ンターの組織図
日掛汁焼 固滞 ^Z 許
小林 (
国際交流セ ンター長)
後藤 (
国際交流担 当学長補佐)
せ
会議
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,国際応用科学
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一
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成 任務 員 力
構
専兼 客協
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■
一
口
食 ・農 ・環境戦略情報拠点
国際研 究デー タベー ス
日本語教育 ・日本文化研修
英語 による国際教育 科 目
異文化理解 ・異文化 間コ ミュニ
ショ
ン教育
海外派遣留学
海外語学研修
国際イ ンター ンシ ップ
3大学国際ジョイン トセ ミナー& シンポ ジウム
国際交流週間
人派学
受 ・留
のれ I
備 の連 築 べ
者 入者 整 ア の構 夕
究 受 究 ・イと の 一
研 の研営 テ会 理デ
人生 人 運 ン社管 生
国学 国 ・ラ域機 学
外 留 外 理ボ 地 危 留
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研
料
餐
2.三重大学国際交流セ ンター関係規程
(
1) 三重大学国際交流セ ンター規程
(
趣旨)
第 1条
この規程 は、国立大学法人三重大学学則第 8条第 2項 の規定 に基づ き、三重大学国際交流
セ ンター (
以下 「セ ンター」 とい う。) の組織及 び運営 に関 し必要 な事項 を定 める。
(目的)
第 2条
セ ンターは、国際研究及 び国際教育並 びに留学生交流 の推進 を通 じて、本学 の教育研究 の
充実及 び地域 の国際化 に寄与す ることを目的 とす る。
(
業務)
第 3条
セ ンターは、次 の各号 に掲 げる業務 を行 う。
(
1
) 国際交流 の企画及 び推進 に関す ること。
(
2
) 外国人研究者及 び外国人留学生 の受入れに関す ること。
(
3) 本学 の職員及 び学生 の海外派遣 に関す ること。
(
4) 国際交流 に関連す る危機管理 に関す ること。
(
5) 外国人留学生 に対す る日本語及 び日本事情 の教育 に関す ること。
(
6) 国際教育科 目に関す ること。
(
7) 学術交流及 び留学生教育 の調査研究 に関す ること。
(
8) 地域 との国際交流 の連携 に関す ること。
(
9) その他 セ ンターの目的を達成す るために必要 なこと。
(
部門)
第 4条
セ ンターに次 の部門を置 く。
(
1
) 国際研究部門
(
2
) 国際教育部門
(
3) 国際サー ビス部門
(
職員)
第 5条
セ ンターに、次 の職員 を置 く。
(
1
) セ ンター長
(
2) 副セ ンター長
(
3) 各部門長
(
4) 大学教員 その他必要 な職員
(セ ンター長)
第 6条
セ ンター長 は、情報 ・国際交流担当理事 を もって充て る。
2 セ ンター長 は、 セ ンターの業務 を掌理す る
。
-5
1-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
副 セ ンター長)
第 7条
副 セ ンター長 の選考 は、 セ ンター長 の推薦 に基 づ き、学 内共 同教育研究施設等教授会 の議
を経 て学長 が行 う。
2 副 セ ンター長 は、 セ ンター長 を補佐す る。
(
部門長)
第 8条
部門長 の選考 は、 セ ンター長 の推薦 に基づ き、学 内共 同教育研究施設等教授会 の議 を経 て
学長 が行 う。
2 部 門長 は、 当該部 門の業務 を処理す る。
(
兼務 の大学教員)
第 9条
部 門 に兼務 の大学教員 を置 き、 当該大学教員 の所属 す る学部等 の長 か らの推薦 に基づ き、
学長 が任命 す る。
(
運営会議)
0
条
第1
セ ンターの運営 に関す る事項 を審議す るため、三重大学 国際交流 セ ンター運営会議 (
以下
「
運営会議」 とい う。) を置 く。
2 運営会議 に関 し必要 な事項 は、別 に定 める。
(
事務)
1
条
第1
セ ンターに関す る事務 は、学術情報部国際交流 チームにおいて処理 す る。
(
雑則)
第1
2
条
この規程 に定 め る もののほか、必要 な事項 は、別 に定 め る。
附
則
1 この規程 は、平成 1
7年 1
0月 1日か ら施行 す る。
2 三重大学留学生 セ ンター規程 (平成 1
6
年 5月20日制定) は、廃止 す る。
附
則 (
平成 1
8年 5月 1
8日規程)
8年 5月 1
8日か ら施行 し、平成 1
8年 4月 1日か ら適用す る。
この規程 は、平成 1
附
則 (
平成 1
8年 1
1
月2
4日規程)
8年 11
月2
4日か ら施行 し、平成 1
8年 4月 1日か ら適用す る。
この規程 は、平成 1
(
2
) 三重大学国際交流 セ ンター運営会議規程
(
趣 旨)
第 1条
この規程 は、三重大学国際交流 セ ンター規程第 1
0条第 2項 の規定 に基づ き、三重大学国際
交流 セ ンター運営会議 (
以下 「
運営会議」 とい う。) に関 し必要 な事項 を定 め る。
(
審議事項)
第 2条
運営会議 は、次 の各号 に掲 げ る事項 を審議 す る。
-5
2-
資
料
(
1
) 国際交流 セ ンター (
以下 「セ ンター」 という。) の行 う業務 の実施計画 に関す る事項
(
2
) セ ンターの予算 に関す る事項
(
3) その他 セ ンターの運営 に関す る事項
(
組織)
第 3条
運営会議 は、次 の各号 に掲 げる委員を もって組織す る。
(
1
) セ ンター長
(
2
) 副 セ ンター長
(
3) 各部門長
(
4) セ ンターの大学教員
(
5) セ ンターの兼務 の大学教員
(
6) 学術情報部長
(
7) その他 セ ンター長が指名 した者
2 前項第 7号 の委員の任期 は、 2年 と し、再任 を妨 げない。 ただ し、補欠の委員の任期 は、前任
者 の残任期間 とす る。
(
議長)
第 4条
運営会議 に議長 を置 き、 セ ンター長を もって充て る。
2 議長 は、運営会議 を主宰す る。
3 議長 に事故があるときは、 あ らか じめ議長が指名 した委員が、 その職務 を代行す る。
(
会議)
第 5条
運営会議 は、委員 の過半数 の出席を もって成立す る。
2 運営会議 の議事 は、 出席委員 の過半数 を もって決 し、可否同数 の ときは、議長の決す るところ
による。
(
専門委員会)
第 6条
運営会議 は、必要 に応 じて専門委員会を置 くことがで きる。
(
委員以外の者 の出席)
第 7条
運営会議が必要 と認 めたときは、委員以外の者 を出席 させ、意見又 は説明を聴 くことがで
きる。
(
庶務)
第 8条
運営会議 の庶務 は、学術情報部国際交流 チームにおいて処理す る。
(
雑則)
第 9条
この規程 に定めるもののほか、運営会議の運営に関 し必要な事項 は、運営会議が別 に定める。
附
則
1 この規程 は、平成 1
7
年1
0月 1日か ら施行す る。
-5
31
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
2 三重大学留学生 セ ンター運営委員会規程 (
平成 1
6
年 5月2
0日制定) は、廃止す る。
附
則 (
平成 1
8
年 3月2
3日規程)
この規程 は、平成 1
8
年 4月 1日か ら施行す る。
附
則 (
平成 1
8
年 5月 1
8日規程)
この規程 は、平成 1
8
年 5月 1
8日か ら施行 し、平成 1
8
年 4月 1日か ら適用す る。
(
3
) 三重大学国際交流 セ ンター外国人留学生 日本語 ・日本文化研修 コース規程
(
設置)
第 1条
三重大学国際交流 セ ンターに、三重大学外国人留学生 日本語 ・日本文化研修 コース (
以下
「日本文化研修 コース」 とい う。) を置 く。
(目的)
第 2条
日本文化研修 コースは、次条各号 に定 める外国人留学生 に対 して、 日本語能力及 び 日本事
情 ・日本文化 の理解 を向上 させ るための教育 を行 うことを目的 とす る。
(
資格及 び条件)
第 3条
日本文化研修 コースの研修生 (
以下 「日本文化研修生」 とい う。) にな る ことがで きる者
は、次 の各号 のいずれか に該 当す る者 とす る。
(
1
) 国費外国人留学生制度実施要項 (
昭和2
9
年 3月3
1日文部大 臣裁定) に定 める日本語 ・日本文
化研修留学生
(
2
) 三重大学 と交流協定 のある外国 の大学か らの推薦 による外国人留学生
(
選考)
第 4条
日本文化研修生 の選考 は、国際交流 セ ンター運営会議 (
以下 「
運営会議」 とい う。) の議
を経 て、国際交流 セ ンター長 (
以下 「セ ンター長」 とい う。) が行 う。
(
定員)
第 5条
日本文化研修 コースの定員 は、 5名 とす る。
(
研修 の期間及 び開始時期)
第 6条
日本文化研修 コースの研修期間 は 1年以内 と し、 その開始時期 は1
0月 とす る。
(
教育課程)
第 7条
日本文化研修 コースの教育課程 は、運営会議 の議 を経 て、 セ ンター長が定 める。
(
研修 の中止)
第 8条
日本文化研修生 が研修 を中止 しよ うとす るときは、 その理 由を付 して、 セ ンター長 に願 い
出なければな らない。
2 セ ンター長 は、前項 の願 い出があ った ときは、運営会議 の議 を経 て、 これを許可す る。
3 セ ンター長 は、 日本文化研修生が病気 その他 の理 由によ り研修 を継続す ることがで きないと認
-5
4-
料
普
めた ときは、運営会議 の議 を経 て、研修 の中止 を命ず ることがで きる。
(
修了証書 の授与)
第 9条
セ ンター長 は、所定 の教育課程 を修了 した者 に対 し、修了証書 を授与 す る。
(
授業料等)
第1
0
条
日本文化研修生 の授業料、入学料及 び検定料 は、徴収 しない。
(
学則等 の準用)
第1
1
条
この規程 に定 め る ものの ほか、国立大学法人三重大学学則及 び学生 に関す る学内諸規程 は、
日本文化研修生 に これを準用す る。
(
雑則)
第1
2
条
この規程 に定 め るものの ほか、 日本文化研修 コースに関 し必要 な事項 は、運営会議 の議 を
経 て、 セ ンター長 が別 に定 め る。
附
則
1 この規程 は、平成 1
7
年1
2
月2
1日か ら施行 し、平成 1
7
年1
0
月 1日か ら適用す る。
2 三重大学留学生 セ ンター外 国人留学生 日本語 ・日本文化研修 コース規程 (平成 1
6
年 8月2
3日制
定) は廃止 す る。
(
4
) 三重大学国際交流 セ ンター外国人留学生 日本語研修 コー ス規程
(
設置)
第 1条
三重大学 国際交流 セ ンターに、三重大学国際交流 セ ンター外国人留学生 日本語研修 コース
(
以下 「日本語研修 コース」 とい う。) を置 く。
(目的)
第 2条
日本語研修 コースは、次条各号 に定 める外国人留学生 で 日本語能力が不十分 な者 に対す る
日本語教育 を行 うことを 目的 とす る。
(
資格及 び条件)
第 3条
日本語研修 コースの研修生 (
以下 「日本語研修生」 とい う。) にな ることが で き る者 は、
次 の各号 のいずれか に該 当す る者 とす る。
(
1
) 国費外国人留学生制度実施要項 (昭和 2
9
年 3月3
1日文部大 臣裁定) に定 める研究留学生
(
2
) 日韓共 同理工系学部留学生事業実施要項 (平成 1
2
年 8月 1日文部省学術 国際局長裁定) に定
め る日韓理工系国費留学生
(
3
) その他国際交流 セ ンター長 (以下 「セ ンター長」 とい う。) が適 当 と認 めた外 国人留学生
(
選考)
第 4条
日本語研修生 の選考 は、 国際交流 セ ンター運営会議 (
以下 「
運営会議」 とい う。) の議 を
経 て、 セ ンター長 が行 う。
15
5-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
(
定員)
第 5条
日本語研修 コースの定員 は、 3
0
名 とす る。
(
研修 の期間及 び開始時期)
第 6条
日本語研修 コースの研修期間 は 6月 とし、 その開始時期 は 4月又 は1
0月 とす る。
(
教育課程)
第 7条
日本語研修 コースの教育課程 は、運営会議 の議 を経 て、 セ ンター長が定 める。
(
研修 の中止)
第 8条
日本語研修生が研修 を中止 しよ うとす るときは、 その理 由を付 して、 セ ンター長 に願 い出
なければな らない。
2 セ ンター長 は、前項 の願 い出があ った ときは、運営会議 の議 を経 て、 これを許可す る。
3 セ ンター長 は、 日本語研修生が病気 その他 の理 由によ り研修 を継続す ることがで きないと認 め
た ときは、運営会議 の議 を経 て、研修 の中止 を命ず ることがで きる。
(
修了証書 の授与)
第 9条
セ ンター長 は、所定 の教育課程 を修了 した者 に対 し、修了証書 を授与す る。
(
授業料等)
第1
0
条
日本語研修生 の授業料、入学料及 び検定料 は、徴収 しない。
(
学則等 の準用)
1
条
第1
この規程 に定 め るもののほか、学則及 び学生 に関す る学 内諸規程 は、 日本語研修生 に これ
を準用す る。
(
雑則)
第1
2
条
この規程 に定 めるもののほか、 日本語研修 コースに関 し必要 な事項 は、運営会議 の議 を経
て、 セ ンター長が別 に定 め る。
附
則
1 この規程 は、平成 1
7
年1
2
月2
1日か ら施行 し、平成 1
7
年1
0月 1日か ら適用す る。
2 三重大学留学生 セ ンター外国人留学生 日本語研修 コース規程 (平成 1
6
年 8月2
3日制定) は、廃
止す る。
(
5
) 三重大学国際交流 セ ンター学部及び大学院入学前予備教育規程
(
趣 旨)
第 1条
この規程 は、三重大学国際交流 セ ンター学部及 び大学院入学前予備教育 (
以下 「
予備教育」
とい う。) の実施 に関 し、必要 な事項 を定 める。
(
受講資格)
第 2条
予備教育 の受講生 (
以下 「
予備教育生」 とい う。) は、 国費外 国人留学 生制度実施要項
-5
6-
料
(
昭和2
9
年 3月3
1日文部大臣裁定) に定める研究留学生及び 日韓共同理工系学部留学生事業実施
要項 (
平成 1
2
年 8月 1日文部省学術国際局長裁定) に定 める日韓理工系留学生 とす る。
(
教育期間及 び開始時期)
0
月 とす る。
第 3条 教育期間 は 6月 とし、 その開始時期 は 4月又 は1
(
受入れ)
第 4条
予備教育生 の受入れは、国際交流 セ ンター運営会議 (
以下 「
運営会議」 とい う。) の議 を
経て、国際交流 セ ンター長 (
以下 「セ ンター長」 という。)が行 う。
(
教育課程等)
第 5条
予備教育 の教育課程等 については、セ ンター長が別 に定 める。
(
受講の中止)
第 6条
予備教育生が受講 を中止 しようとす るときは、 その理 由を付 して、 セ ンター長 に願 い出な
ければな らない。
2 セ ンター長 は、前項 の願 い出があったときは、運営会議の議 を経 て、 これを許可す る。
3 セ ンター長 は、予備教育生が病気その他の理 由により受講 を継続す ることがで きないと認めた
ときは、運営会議 の議 を経て、受講の中止を命ず ることがで きる。
(
修了証書の授与)
第 7条
セ ンター長 は、前条 の教育課程 を修了 した者 に対 し、修了証書を授与す る。
(
授業料等)
第 8条
予備教育生 の授業料、入学料及び検定料 は、徴収 しない。
(
学則等の準用)
第 9条
この規程 に定 めるもののほか、学則及 び学生 に関す る学内諸規程 は、予備教育生 にこれを
準用す る。
(
雑則)
第1
0
条
この規程 に定 めるもののほか、予備教育の実施 に関 し必要な事項 は、運営会議の議を経て、
セ ンター長が別 に定 める。
附
則
1 この規程 は、平成 1
7
年1
2
月2
1日か ら施行 し、平成 1
7
年1
0
月 1日か ら適用す る。
2 三重大学留学生 セ ンター学部及 び大学院入学前予備教育規程 (
平成 1
6
年 8月2
3日制定) は、廃
止す る。
(
6
) 三重大学国際交流 セ ンター外国人短期留学生 コース規程
(
設置)
第 1条
三重大学国際交流 セ ンターに、三重大学国際交流 セ ンター外国人短期留学生 コース (
以下
-5
7-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
「
短期留学生 コース」 とい う。) を置 く。
(目的)
第 2条
短期留学生 コースは、次条 に定める外国人留学生 に対 して、 日本語教育、 日本事情 ・日本
文化教育、英語 による国際教育及 びその他の専門教育 を行 うことを目的 とす る。
(
資格)
第 3条
短期留学生 コースを受講す ることがで きる者 は、三重大学 と交流協定のある外国の大学か
らの推薦 による外国人留学生 (
三重大学国際交流 セ ンター外国人留学生 日本語 ・日本文化研修 コー
スの研修生 を除 く。) とす る。
(
選考等)
第 4条
短期留学生 コースの受講生 (
以下 「
短期留学生」 とい う。) の選考 は、 国際交流 セ ンター
運営会議 (
以下 「
運営会議」 という。) の議を経て、国際交流 セ ンター長 (
以下 「セ ンター長」
という。)が行 う。
2 前項 の規定 により選考 された短期留学生 は、学内共同教育研究施設等教授会の議を経て、特別
聴講学生 として受 け入れるものとす る。
(
定員)
第 5条
短期留学生 コースの定員 は、 1
0名 とす る。
(
受講期間及 び開始時期)
第 6条
短期留学生 コースの受講期間は 1年以内 とし、 その開始時期 は 4月又 は1
0月 とす る。
(
教育課程)
第 7条
短期留学生 コースの教育課程 は、運営会議の議 を経て、 セ ンター長が定 める。
(
受講 の中止)
第 8条
短期留学生が受講 を中止 しようとす るときは、 その理 由を付 して、 セ ンター長 に願い出な
ければな らない。
2 セ ンター長 は、前項 の願 い出があったときは、運営会議 の議 を経て、 これを許可す る。
3 セ ンター長 は、短期留学生が病気 その他 の理由によ り受講 を継続す ることがで きないと認 めた
ときは、運営会議 の議 を経て、受講 の中止を命ず ることがで きる。
(
修了証書 の授与)
第 9条
セ ンター長 は、所定 の教育課程を修了 した者 に対 し、修了証書 を授与す る。
(
授業料等)
第1
0
条
短期留学生 の授業料、入学料及 び検定料 は、徴収 しない。
(
学則等 の準用)
第1
1
条
この規程 に定 めるもののほか、国立大学法人三重大学学則及 び学生 に関する学内諸規程は、
短期留学生 にこれを準用す る。
-5
8-
料
資
(
雑則)
第1
2
条
この規程 に定 め るもののはか、短期留学生 コースに関 し必要 な事項 は、運営会議 の議 を経
て、 セ ンター長が別 に定 める。
附
則
9
年 9月2
7日か ら施行す る。
この規程 は、平成 1
(
7
) 三重大学国際戦略室規程
(
設置)
第 1条
三重大学 (
以下 「
本学」 という。) に、三重大学国際戦略室 (
以下 「国際戦略室」という。
)
を置 く。
(目的)
第 2条
国際戦略室 は、本学 の国際交流 の基本方針 を策定す ることを目的 とす る。
(
業務)
第 3条
国際戦略室 は、次 の各号 に掲 げる業務を行 う。
(
1) 国際交流の基本 ポ リシーに関す ること。
(
2) 大学間国際交流協定 の締結及 び更新 に関す ること。
(
3) 国際交流基金 の管理運用 に関す ること。
(
4) その他国際交流 の基本方針 に関す ること。
(
組織)
第 4条
国際戦略室 は、次 の各号 に掲 げる者 を もって組織す る。
(
1
) 情報 ・国際交流担当理事
(
2
) 各学部又 は研究科か ら推薦 された教授 各 1名
(
3) 国際交流セ ンターか ら推薦 された教授
1名
(
4) 学術情報部長
(
5) その他学長が指名 した者
2 前項第 2号、第 3号及 び第 5号 の者の任期 は、 2年 とし、再任 を妨 げない。 ただ し、補欠 の者
の任期 は、前任者 の残任期間 とす る。
(
室長)
第 5条
国際戦略室 に室長 を置 き、情報 ・国際交流担当理事 を もって充て る。
(
事務)
第 6条
国際戦略室 に関す る事務 は、学術情報部国際交流 チームにおいて処理す る。
(
雑則)
第 7条
この規程 に定 めるもののはか、国際戦略室の運営 に関 し必要 な事項 は、室長が別 に定める。
-5
9-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
附
則
この規程 は、平成 1
6
年 5月2
0日か ら施行 し、平成 1
6
年 4月 1日か ら適用す る。
附
則 (
平成 1
7
年 5月2
6日規程)
1 この規程 は、平成 1
7
年 5月2
6日か ら施行 し、平成 1
7
年 4月 1日か ら適用す る。
2 この規程施行 の際現 に改正前 の第 4条第 1項第 2号 の医学部 の者 は、 この規程 の第 4条第 1項
第 3号 の者 とみな し、 その任期 は、 同条第 2項 の規定 にかかわ らず、従前 の残任期 間 とす る。
附
則 (
平成 1
7
年 9月2
9日規程)
1 この規程 は、平成 1
7
年1
0月 1日か ら施行 す る。
2 この規程 の施行 の際現 に改正前 の三重大学 国際交流室規程 (平成 1
6
年 5月2
0日制定)第 4条第
1項第 2号 か ら第 5号 までの者 は、 この規程 の第 4条第 1項第 2号 か ら第 5号 までの者 とみな し、
その任期 は、 同条第 2項 の規定 にかかわ らず、従前 の残任期 間 とす る。
附
則 (
平成 1
8
年 4月2
0日規程)
この規程 は、平成 1
8
年 4月2
0日か ら施行 し、平成 1
8
年 4月 1日か ら適用 す る。
(
8
) 三重大学留学生委員会規程
(
設置)
第 1条
三重大学 に、三重大学留学生委員会 (
以下 「
委員会」 とい う。) を置 く。
(
審議事項)
第 2条
委員会 は、次 の各号 に掲 げ る事項 を審議す る。
(
1
) 外国人留学生 の受入 れ に関す る事項
(
2) 学生 の海外派遣 に関す る事項
(
3) 外 国人留学生 の修学及 び生活 の援助 に関す る事項
(
4) 外 国人留学生会館 の管理運営 に関す る事項
(
5) その他留学生交流 に関す る事項
(
組織)
第 3条
委員会 は、次 の各号 に掲 げ る委員 を もって組織 す る。
(
1
) 国際交流 セ ンター長
(
2) 国際交流 セ ンター副 セ ンター長
(
3) 外国人留学生会館主事
(
4) 各学部 又 は研究科 か ら推薦 された大学教員
各 2名
(
5) 国際交流 セ ンターか ら推薦 された大学教員
2名
(
6) 学務部学生 サー ビスチーム リー ダー
(
7) 学術情報部 国際交流 チーム リー ダー
ー6
0-
料
普
2 前項第 4号及 び第 5号 の委員 の任期 は、 2年 とし、再任 を妨 げない。 ただ し、補欠の委員の任
期 は、前任者 の残任期間 とす る。
(
委員長)
第 4条 委員会 に委員長 を置 き、国際交流 セ ンター長 を もって充てる。
2 委員長 は、委員会 を招集 し、 その議長 となる。
3 委員長 に事故があるときは、 あ らか じめ委員長が指名 した委員が、 その職務 を代行す る。
(
会議)
第 5条 委員会 は、委員の過半数 の出席 を もって成立す る。
2 委員会の議事 は、出席委員の過半数 を もって決 し、可否同数 のときは、議長の決す るところに
よる。
(
専門委員会)
第 6条 委員会 は、必要 に応 じて専門委員会を置 くことがで きる。
(
委員以外の者の出席)
第 7条 委員会が必要 と認めたときは、委員以外の者を出席 させ、意見又 は説明を聴 くことができる。
(
庶務)
第 8条 委員会の庶務 は、学術情報部国際交流 チームにおいて処理す る。
(
雑則)
第 9条
この規程 に定 めるもののほか、委員会の運営 に関 し必要 な事項 は、委員会が別 に定 める。
附 則
1 この規程 は、平成 1
6
年 5月2
6日か ら施行 し、平成 1
6
年 4月 1日か ら適用す る。
2 この規程の施行 の際現 に廃止前 の三重大学留学生委員会規程 (
平成 6年 1
2
月2
1日制定)第 3条
第 1項第 4号 の委員である者 は、 この規程の第 3条第 1項第 4号 によ り選出されたものとみなし、
その任期 は、同条第 2項 の規定 にかかわ らず、従前の残任期間 とす る。
附 則 (
平成 1
7
年 4月2
8日規程)
7
年 4月2
8日か ら施行 し、平成 1
7
年 4月 1日か ら適用す る。
この規程 は、平成 1
附 則 (
平成 1
7
年1
1
月2
4日規程)
1 この規程 は、平成 1
7
年1
1
月2
4日か ら施行 し、平成 1
7
年1
0
月 1日か ら適用す る。
2 この規程 の施行後最初 に任命 される第 3条第 1項第 5号 の委員 の任期 は、同条第 2項の規定 に
9
年 3月3
1日まで とす る。
かかわ らず、平成 1
8
年 5月1
1日規程)
附 則 (
平成 1
1 この規程 は、平成 1
8
年 5月1
1日か ら施行 し、.
平成 1
8
年 4月 1日か ら適用す る。
2 この規程施行 の際現 に改正前の第 3条第 1項第 3号及 び第 4号 の委員である者 は、 この規程の
第 3条第 1項第 3号 の委員 とみな し、 その任期 は、同条第 2項 の規定 にかかわ らず、従前 の残任
- 61-
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
期間 とす る。
附
9
年 3月2
9日規程)
則 (
平成 1
1 この規程 は、平成 1
9
年 4月 1日か ら施行す る。
2 この規程 の施行後最初 に任命 される第 3条第 1項第 4号及 び第 5号 の委員 の うち、それぞれの
0
年 3月3
1日まで とす る。
半数 の委員 の任期 は、同条第 2項 の規定 にかかわ らず、平成2
3.国際交流センター年間行事 (
教務関係)
2
0
0
7
年度 前期
初級基礎 ・中級 ・上級 日本語 コース
2
0
0
7
年 4月 5日 (
木)
4月 6日 (
金)
日本語 レベル判定試験
日本語 レベル判定試験結果発表
日本語履修 オ リエンテー ション
4月 9日 (
月) 入学式
4月1
2日 (
木)
前期授業開始
履修申告 (
履修届提出)受付開始
4月1
8日 (
水)
履修申告締切
4月1
9日 (
木)
履修申告修正期間
(
∼4/2
5
)
5月31日 (
木) 本学創立記念 日
火曜 日の授業 はな し)
7月2
4日 (
火) 木曜 日の授業 (
7月2
5日 (水) 月曜 日の授業 (水曜 日の授業 はな し)
7月2
6日 (木) 前期定期試験期間 (∼ 8/ 1)
8月 1日 (
水) 授業終了
8月 2日 (
木) 夏季休業 (
∼ 9/3
0
)
初級集中 (日本語研修) コース (
第2
0
期生)
2
0
0
7
年 2月 1日 (
木)∼ 3月3
0日 (
金)
学内募集期間 (
指導教員 による申込)
4月 2日 (
月) ∼ 4月 6日 (
金)
第2
0
期生受 け入れ期間
4月1
2日 (
木)
コース開講式
4月 1
3日 (
金)
授業開始
5月31日 (
木) 本学創立記念 日
8月 1日 (
水) 最終試験 授業終了
-6
2-
料
普
8月 2日 (
木)
夏季休業開始
9月2
6日 (
水)
コース修了式
2
0
0
7
年度 後期
初級基礎 ・中級 ・上級 日本語 コース
2
0
0
7
年 9月2
7日 (
木)
9月2
8日 (
金)
日本語 レベル判定試験
日本語 レベル判定試験結果発表
日本語履修 オ リエ ンテーシ ョン
1
0
月 1日 (
月) 後期授業開始
履修 申告 (
履修届提 出)受付開始
1
0
月 5日 (
金) 履修 申告締切
∼1
0
/1
5
)
1
0
月 9日 (
火) 履修 申告修正期間 (
1
1
月 2日 (
金)
大学祭 (
∼l
l
/ 5)
1
2月1
9日 (
水)
月曜 日の授業 (
水曜 日の授業 はな し)
1
2
月2
1日 (
金) 授業終了
- 1/1
1
2月2
2日 (
土) 冬季休業 (
0
)
2
0
0
8
年 1月1
1日 (
金) 後期授業再開
1月1
8日 (
金)
臨時休業 (セ ンター試験準備 のため)
2月 4日 (
月)
後期定期試験期間 (
- 2/ 8)
初級集中 (日本語研修) コース (
第21
期生)
2
0
0
7
年 8月2
0日 (月) ∼ 9月21日 (
金)
学 内募集期間 (
指導教員 による申込)
1
0月 1日 (月) ∼1
0
月 5日 (
金)
1
期生受 け入れ期間
第2
1
0月 9日 (
火)
コース開講式
1
0月1
0日 (
水) 授業開始
∼l
l
/ 5)
1
1
月 2日 (
金) 大学祭 (
- 1/1
0
)
1
2月2
2日 (
土) 冬季休業 (
2
0
0
8
年 1月1
1日 (
金) 後期授業再開
1月1
8日 (
金)
臨時休業 (セ ンター試験準備 のため)
2月1
5日 (
金)
最終試験
3月 3日 (月)
コース修了式
授業終了
-6
3-
三重大学国際交流 セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
2
0
0
7
年 4月 1日現在
4.国 際交流 セ ンター教 員名簿
2
0
0
7
年度
小林 英雄 (理事)
国際交流 セ ンター長 (
併)
専任教員 (
五十音順)
花 見
棋
子
准教授
福
岡
昌
子
准教授
藤
田 呂 志
准教 授
森
由 紀
講
高
教
授
師
信 子
揮
非常勤講 師 (
五十音順)
全学 向け 日本語 コー ス
日本語研修 (
初級集 中) コース
2
0
0
7
年度前期 ・後期
第 2
0・21期
(
2
0
0
7
年 4月)
石 川 博 子
石
博
子
子
太
田 慶
子
太
田 慶
大
野 陽 子
大
野 陽 子
伊
達
久
子
伊
達
久
子
仲
渡
理恵子
山
田 勝
弥
森
陽
子
2
0
0
7
年 4月 1日現在
5.国 際交 流 チーム職 員 名簿
チ ー ム リ ー ダ ー
サ ブ
川
リ ー ダ ー
瀬
古
-
田 中
巳
草
健
チ ー フ (
国際交流)
書
井
チ ー フ (
留 学 生)
蒔
田
真
チ ー ム員 (
留 学 生)
奥
田 孝
也
チ ー ム員 (
留 学 生)
安
井
瞳
非常勤職員 (
国際交流)
大
野 美 穂
非常勤職員 (
留 学 生)
中 司
明
美
派遣職員 (
国際交流)
笠
井
綾
子
派 遣職 員 (
国際交流)
林
田 由美子
二
-6
4-
普
料
6.国際交流 セ ンター関連委員会名簿
(
1) 国際交流 セ ンター運 営会議
職
セ
副
名
ン
セ
タ
ン
2
0
0
2
7
年
0
0
7
4
年度委員
月 1日現在
等
タ
ー
長
小
林
英
雄
長
花
見
横
子
国 際 研 究 部 門 長
(
亀
岡
孝
治)
国 際 教 育 部 門 長
(花
見
横
子)
国 際 サ ー ビス部 門 長
瀬
古
藤
森
福
田
セ ンター の専 任 教 員
岡
高
セ ンターの兼 務 教 員
昌
志 .
由
昌
紀
子
津
信
子
早
瀬
光
秋
横
藤
高
井
永
井
し の ぶ
久
司
宏
之
亀
岡
孝
治
秀
嵩
王
学
術
情
報
部
長
学長補佐 (
国際交流担当)
巳
加
藤
寛
充
後
藤
正
和
(
2) 国際戦 略室
所
理
属 .職
室
長
事 (情 報 .国 際 交 流 )
学 長 補 佐
2
0
0
7
2
年
0
0
7
4
年度室員
月 1日現在
名
(国 際 交 流 )
小
林
英
雄
後
藤
正
和
人
文
学
部
.教 授
森
教
育
学
部
.教 授
松
俊
岡
-6
5-
守
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
所
属 .職
2
0
0
2
7
0
年0
7
4
年度室員
月 1日現在
名
工 学 研 究 科
.教 授
平
松
和
政
生物資源学研究科
.教 授
前
田
広
人
国際交 流 セ ンター
.教 授
花
見
横
子
(
3
) 留 学生委 員会
挙
部
2
0
0
2
7
0
年
0
7
4
年度委員
月1日現在
等
国際交流センター長
※小
林
英 雄
副
国際交流
セ ンセ
タンター
ー 長
花
見
横
子
外 国館
人 留主学 事
生
藤
本
久
司
会
専 門委員会
人
文
学
部
福
吉
田 和
田 悦
展
子
第 1専 門委員会
第 2専 門委員会
教
育
学
部
本
別
田
府
早
裕
苗
第 1専 門委員会
※第 2専 門委員会
医
学
部
戸
小
田 雅
森 照
昭
久
※第 1専 門委員会
第 2専 門委員会
工
学
部
石
丸
田
山
秋
樹
第 1専 門委員会
第 2専 門委 員会
水 野 隆 文
第 1専 門委員会
第 2専 門委員会
生 物 資 源 学 部
宗
直
古
丸
国際交流 セ ンター
福
森
岡
昌 子
由 記
学務部学生サービス
チー ム リ ダー
室
屋
守
男
チー ム リ ダー
学術情報部国際交流
瀬
古
-
巳
ー
ー
明
第 1専 門委員会
第 2専 門委員会
※委員長
注 :第 1専門委員会 は、留学生 の受入れに関す る事項、学生 の海外派
遣 に関す る事項、留学生制度 に関す る事項を審議す る。
第 2専門委員会 は,外国人留学生会館及 び国際女子学生寄宿舎 に
関す る事項や、留学生 の修学 ・生活援助 に関す る事項を審議する0
-6
6-
料
質
(
4) 国際交流 セ ンター専任教員が 出席する他の委員会等
2
0
0
7
年 4月 1日現在
委 員 会 等 名
専任教員氏名
セ クシャル- ラスメ ン 卜部会
福 岡 昌 子
学 内- ラスメ ン 卜部会
花 見 横 子
教務委員会
(
0
8
年度後期
藤 田1月∼福岡昌子)
呂 志
共通教育 セ ンター運営会議
花 見 横 子
情報 ネ ッ トワーク専 門委員会
福 岡 昌 子
学生総合支援センタ-運営委員会
花 見 横 子
-6
7-
三重大学国際交流 セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
7.三重大学 と外国の大学 との学術交流協定一覧
2
0
0
7
年 4月 1日現在 の本学 にお け る学術交流協定等 の実施 状況 は以下 の とお りです。
(大学 間協 定)
相
手
江
大
学
タ
名
国
大
ェ
ン
ス
マ
チ
バ
先
蘇
マ
-
学
イ
大
学
ア
大
学
締
国
タ
イ
ス
イ
ペ
ン
中
国
カ
セ
サ
ト
大
学
タ
イ
コ
ン
ケ
ン
大
学
タ
イ
贋
大
学
エ ア ラ ンゲ ン .ニ ュ ル ン ベ ル ク大 学
東
国
花
梨
西
大
女
安
ス
子
大
学
工
理
ナ
ラ
学
大
工
リ
科
大
ド
イ
ツ
校
大
韓
民
校
大
韓
民
学
中
国
タ
イ
学
国
国
バ ン グ ラ デ ィ シ ュ 農 業 大 学
バ ング ラ デ ィ シ ュ
天
中
津
範
師
大
学
ノースカ ロ ライナ大学 ウイル ミン トン校
南
江
プ
ト
マ
ラ
ゴ
ボ
レ ー
ル
ア
メ
リ
カ
学
中
シ ア 大
学
マ
学
イ ン ド ネ シ ア
家
農
国
大
大
国
レ
ー
シ
結
日
1
9
8
6
年 1月1
5日
1
9
8
9
年 8月2
2日
1
9
9
6
年 4月 1日
1
9
9
7
年 7月 4日
1
9
9
9
年 2月2
2日
1
9
9
9
年1
2
月2
3日
2
0
0
0
年 7月 1
7日
2
0
01
年 3月 1
6日
2
0
0
2
年1
2
月1
6日
2
0
0
2
年1
2
月1
7日
2
0
0
3
年 8月2
8日
2
0
0
3
年1
0
月1
8日
2
0
0
4
年 3月1
5日
2
0
0
4
年1
1
月2
0日
2
0
0
5
年1
2
月2
1日
2
0
0
6
年 2月 1
3日
2
0
0
6
年 9月 1
9日
2
0
0
6
年 9月2
4日
オ ー ス トラ リア
レ ン シ ア 州 立 工 芸 大 学
西
名
中
ア
(学部 間協 定)
相
手
先
大
学
名
国
名
シャルル .ド.ゴール リール第 3大 学
フ ラ ン ス
校
大 韓 民 国
釜
慶
国
立
大
学
清華大学 熱能工程系 及 び工程力学系
上
水
海
マ ー サ
内
蒙
古
学
工
国
国
大
学
中
医 学
部
ア メ リ カ
学
中
産
- 大
中
業
大
国
リヨ ン政治学 院 (リヨ ン第 二 大 学 )
フ ラ ン ス
ウ ェ イ ン 州 立 大 学 医 学 部
ア メ リ カ
- ツ サ ン 2世 農 獣 医 大 学
モ ロ ッ コ
レ
イ
テ
立
州
大
学
フィリピ ン
夕 マ サ ー ト大 学 科 学 技 術 学 部
タ
イ
上
学
中
国
ト ッ ク 大 学 医 学 部
ド
海
ロ ス
第
二
嘗
科
大
イ
ツ
モ ン ク ツ ト王 ラ カ バ ン工 科 大 学
タ
イ
河南師範大学外国語学部及び教育科学学部
鹿
西
医
科
大
学
中
国
中
国
-6
8-
締
結
冒
1
9
8
9
年1
1
月 1日
1
9
9
5
年 9月2
2日
1
9
9
5
年1
0
月 1日
1
9
9
5
年1
0
月1
6日
1
9
9
8
年1
0
月2
9日
2
0
0
0
年 3月 8日
2
0
0
2
年 1月2
1日
2
0
0
2
年 3月 1
8日
2
0
0
2
年1
1
月2
0日
2
0
0
2
年1
2
月1
3日
2
0
0
4
年 2月2
7日
2
0
0
4
年 8月 1
1日
2
0
0
4
年1
0
月2
9日
2
0
0
5
年 9月 5日
2
0
0
5
年1
0
月2
6日
2
0
0
6
年 6月 6日
本学締結学部等
人
文
学
部
生物資源学部
工
学
部
生物資源学部
医
学
工
人
部
部
学
文
医
学
部
部
学
生物資源学部
生物資源学部
生物資源学部
医
学
部
医
学
部
工
教
学
育
部
学
部
大学院医
学系研究科.
医学部
料
8.国籍別外国人留学生数
総数 (
女子)
2
0
0
7
年 5月 1日現在
国
.地
正規生
【
学
域
国
2 中
3 モ ン ゴ ル
4 イ ン ドネ シ ア
ア
ア
ジ
ア フ リカ
5
6
7
1
8
韓
国
マ レ イ シ ア
ミ
ヽ ヤ ン マ -
非正規生
部】
5
0(
2
4
) 1
0(3
) 8
5(
41
)
1(1
)
1
1
3(1
)
9(3
)
1(1
)
4(3
)
l
l(4
)
1
3(3
)
1 (1
) 2(2
)
1
0(2
1 )
9 パ キ ス タ ン
1(1
)
1(1
)
3(1
)
4(3
)
1
2(1
)
2
3(1
)
8(6
)
5(1
)
2(1
)
2
フ ィ リ ピ ン
タ
イ
ト
ベ
ナ
ム
4(1
)
ス リ ラ ン カ
イ
ン
ド
3(2
)
1 (1
)
1
5 ア フガ ニ ス タ ン
1
1
1
7 タ ン ザ ニ
1
6 エ ジ プ
1
8 ウ ガ ン
1
9 エ ク ア ド
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1(1
)
1(1
)
1
ア
ト
ダ
ル
キ
ラ
シ
ジ
5 フ
ド
2
6
2
7 ス
ライン
ツ
ス
イ
ン
ペ
2
8 オ ー ス トラ リア
2
9 フ ィ ジ ー
計
( ) は内数で女子を示す。
1
コ
ル
2
3 コ ロ ン ビ ア
2
4 パ ラ グ ア イ
小
1
2 (2
)1
5
0(
7
2
)
1 (1
) 2(2
)
2
1
0
l
l
1
2
1
3
1
4
21 ドミニ カ共 和 国
オ セ アニ ア
3(2
)
4
4
9(2
)
バ
ブ ングラディシュ
タ ン
中 .南 米 2
0
ブ
2 メ
ヨー ロ ッパ
正規生
日
語
研修
生
【
大 学非正規生
院】
【
国本
際
交
酎ン
夕
】r 計
1(1
)
1(1
)
1
1 )
2(1
1
1
1 (1
)
1
2
6
9(
31
) 2
2(7
)1
2
4(
51
)
2
1
9(4
)
正規生 (
女子) 非正規生 (
女子)
-6
9-
2(1
)
2
7 (6
)2
31(
9
9
)
三重大学国際交流セ ンター年報第 2号 (
通巻第 8号)
執
鹿
筆
嶋
者
一
覧
忠
国際交流 セ ンター准教授
(
五十音順)
(
2
0
0
6
年度後期 より2
0
0
7
年度末 まで育児休業)
亀
岡
孝
治
生物資源学部教授
国際交流 セ ンター国際教育部 門長
小
井
健
林
英
国際交流 チーム国際交流担 当チー フ
雄
国際交流 ・情報担 当理事兼副学長
国際交流 セ ンター長
瀬
古
-
巳
国際交流 チーム ・リー ダー
国際交流 セ ンター国際サ ー ビス部門長
花
見
横
子
国際交流 セ ンター教授
国際交流センター副センター長 兼 国際教育部門長
福
岡
昌
子
国際交流 セ ンター准教授
藤
田
呂 志
国際交流 セ ンター准教授
-7
0-
三重大学国際交流 セ ンタ-年報
第
2号
(
通巻第 8号)
2
0
0
8
年1
0月3
1日
2
0
0
8
年1
0月3
1
日
印刷
発行
′
発行者
三重大学国際交流セ ンター
〒5
1
4
8
5
0
7 三重県津市栗真町屋町1
5
7
7
印刷所
伊 藤 印刷 株 式 会 社
〒5
1
4
0
0
2
7 三重県津市大門3
2
1
3
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