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Superdrive - キョーリツコーポレーション

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Superdrive - キョーリツコーポレーション
Superdrive™
SD18 SD30 SD45 SD80
112 COMBO 212 COMBO HEAD
Budda Amplifiers & Cabinets are designed and built in the U.S.A.
BUDDA
Superdrive™
SD18 SD30 SD45 SD80
112 COMBO 212 COMBO HEAD
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Budda ® Superdrive ™ Series ギターアンプ
この度はBUDDA製ギターアンプSuperdriveシリーズをお買い上げいただきありがとうございます。アンプの機能説明に入る前に、チ
ューブアンプの耐用期間を長くするためには、お手入れとメンテナンスが必要になることを記しておきます。ここで、もっとも重要なポ
イントについて述べます。
初めてアンプの電源を入れるとき(電源スイッチONの状態)は、少なくとも30秒間はGO/RESTスイッチ(STANDBYコントロール)を
RESTのままにしておき、その後GOにセットして下さい。これはチューブ(真空管)を暖め、その寿命を伸ばすためです。
フロントパネルの機能:効果と使い方
On/Off: 電源On/Offスイッチ。黒の Go/Rest スイッチを Rest にセットしてから電源を On にしてください。
Go/Rest: スタンバイコントロール。アンプの電源をOnにするときは常に、少なくとも30秒間は Rest のままにしてお
き、その後、Go にセットしてください。アンプは常に、デバイスやケーブルの接続や取り外しを行う前に、Restに切り
替えてください。
Master: Master はアンプ全体の Volume を調整します。また、プッシュ/プル機能により、リズム (プッシュ) かドラ
イブ (プル) のチャンネルを選択できます。高く設定すればそれだけ出力も大きくなり、チューブのドライブが向上します。
注:このコントロールを引くと(プル)フットスイッチの機能は使用できなくなります。
Bass: このコントロールで 低音域を調整します。通常、シングルコイルではベースを大きく、ハムバッカーでは小さくす
ると全体の音量バランスがとりやすくなります。
Mid: このプッシュ/プルコントロールで中音域の周波数を調整します。Mid は EQ 回路で最もアクティブな部分です
。グラフィックイコライザで “V” をつくるように、ミッドカットされたスクープサウンドが得られます。ブーストではよりベーシッ
クなギター周波数が加わります。
プル“Modern”: アンプのイコライジング(周波数調整)を劇的に変化させることができます。このコントロールをプルする
(手前に引っ張る)と、中音域が減り、バス(低音域)とトレブル(高音域)が上がります。最適な効果を得るには、
Drive モードで Mid コントロールを最小にセットします。
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リアパネルのインピーダンススイッチがキャビネットに合ったインピーダンス (4、8、または16オーム) にセットされているか確
認してください。負荷が適正でない場合、チューブやトランスの磨耗が激しくなり、故障につながることがあります。パフ
ォーマンスを最大にするには品質のよいスピーカーケーブルを使用します。チューブ関連の問題については、本マニュア
ルのトラブルシューティングの項を参照してください。
Superdriveシリーズのシャシーは全てアルミニウム製のため、Buddaカスタムのパイン製キャビネットまわりの重量を軽減
することに成功しています。またアルミニウムは伝熱体としても優れており、スチール(鉄)製のシャシーよりも若干暖かく
感じることがありますが危険はありません。
シングルコイルのギターはトレブルを
Treble: このコントロールでトレブル/高音域を調整します。通常、
下げ、ハムバッカーは設定を上げたほうが全体の音量バランスがとりやすくなります。
Drive: アンプ全体のディストーションを調整します。
低い設定ではブルースタイプのゲインが得られ
Mid 設定はクランチに良く
高い設定はソロワークに効果的です
Rhythm: Rhythm コントロールは Rhythm チャンネルのゲインを調整します。
“Pull Brite”: Rhythmチャンネルにきらびやかさを加えます。ハムバッカーのギターや音色がこもりがち
なギターを使用する場合、
このコントロールをプルする
(手前に引っ張る)
とクリーントーンに潤いを与え、
かつ高音域をブーストさせることができます。
Input: ギターケーブルを接続します。
Footswitch: Budda シングルボタン footswitch ケーブルをここに接続し、
アンプのRhythm と Drive チ
ャンネルを切り替えます。
フットスイッチを使用しない場合は、
アンプのMasterコントロールをプルする
(
手前に引っ張る)
ことによってドライブチャンネルに切り換えることができます。
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リアパネルの機能:効果と使い方
Effects Loop: パッシブ・シリーズ接続のエフェクトループ用ジャックです(外部エフェクターを接続します)。
Send: このジャックから、外部エフェクトユニットの入力または他のアンプのエフェクトリターン入力に信号を送り
ます。この信号はプリアンプから来ていて、アンプのEQ セクションとマスターボリュームのコントロールを含みます。
Return:
このジャックにエフェクトデバイスの出力や他のアンプの送信(send)あるいはダイレクト出力を接続します。
このパスは、信号をパワーアンプに送り、EQとMaster Volume を通らずにアンプのパワー (出力) セクションにのみア
クセスします。
Slave: このジャックから他のパワーアンプへ信号を送り、出力を拡張する際に使用します。SLAVE アウトプットから出力
されている信号は、スピーカーアウトから出力されている信号と同様の出力となっており、ダイレクト・レコーディング出力(ライ
ン出力)ではありませんので、この端子からミキシング・コンソールのライン入力等へ接続する事はできません。また同様にス
ピーカーのように高域のカットやトーンシェイピングは行われておりませんので、レコーディング用の信号としては不向きです。
NOTE:SLAVE アウトプットからの信号は非常に大きな出力となっています。そのためこの端子に接続を行う際は、SLAVE
つまみを必ず最少(7時の位置)にしてから他機との接続を行い、かつ接続後はつまみを少しずつ上げ、接続機器や耳、
またアンプ本体へダメージが加わらないよう、細心の注意を払うようにしてください。
NOTE:一度 SLAVE アウトプットから出力された信号をインプット端子やエフェクトループ等へ接続を行い、再び本機に戻す
ことは絶対におやめください。この接続を行うと協力なフィードバックループが発生し、高音のハウリング音が発生します。これ
は機器に損傷を与えるだけでなく、鼓膜破損等、人体への影響も懸念されますので注意してください。
Slave Level:
Slaveアウトからの出力のレベルを調整します。
Speakers: スピーカーキャビネットを接続します(接続の前に、次ページの"Impedance"の部分をお読みください)。
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Impedance: スピーカーの負荷に合ったインピーダンス(抵抗値)を選択します。Buddaのコンボアンプ、ス
ピーカーキャビネットは、他に明示がない場合は通常8Ω(オーム)で配線されています。
MAINS INPUT(電源コネクタ):
電源コードをこのコネクタに接続し、本体の電源を得ます。アンプの電源を入れる前に、必ず電源コードがソケットにしっかり
入っている事を確認してください。電源電圧が正しくない場合は機器が破損する恐れがあります(本体の電源電圧を示す
マーキングを参照してください)。アースピンはどのような機器でも取り外さないでください。これは安全を守るためです。使用
するコンセントにアースピンが無い場合、アースアダプタを使用し、適切な形で接続してください。衝撃や火災の危険を避ける
ため、アンプと関連する機器がすべて正しくアースされているか常に確認してください。
NOTE:3芯プラグの電源コードを他のものに変えないで下さい。
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始める前に
はじめの設定
最初にドライブチャンネルを、次にリズムチャンネルの設定を行うことをお勧めします。
Drive Channel
・Masterコントロールをプルし(手前に引っ張り)、ドライブチャンネルを選択します。その際、コントロールノブを大
体9時ぐらいの位置に設定します。
・次に、Driveコントロールを大体10時ぐらいの位置に設定します。コントロールノブを時計回りに回しながら、歪
みの量を調節します(時計回りに回すにしたがって歪みの量は増えます)。
・再びMasterコントロールを上げて、サウンド全体にタイト感を加えます(Masterを上げるとサステインが増すのが
分かります)。
このようにして、DriveコントロールとMasterコントロールでお好みのセッティング(「スウィートスポット」)を見つけます
Rhythm Channel
・Masterコントロールをプッシュし(奥に軽く押しこんで)、リズムチャンネルを選択します。
・次に、Rhythmコントロール(ノブ)を時 計回りに回しながら、ドライブチャンネルの音量とのバランスを取ります。ま
た、PULL/BRITEコントロールをプル(手前に引っ張る)すれば、トーンにきらびやかさを加えることもできます(”
PULL/BRITE”の項をご参考下さい)。
トラブルシューティングのヒント:
プリチューブとパワーチューブは、時間の経過ととも劣化・消耗し出力が低下することがあります。
一般的な症状は次のとおりです。
・アンプの電源を入れたときに金属音がする。
・ギターのボリュームを下げたときに音にノイズが混ざる。
・出力が低下するか、音がにごる。
上記症状などの不具合・不調が確認された際は、お買い上げ店舗か
㈱キョーリツコーポレーション カスタマーサポート [email protected] までお問い合わせください。
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Superdrive
シリーズリアパネル、チューブ補足
Superdrive 18 リアパネル
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el84
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Superdrive 30 リアパネル
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el84
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5u4
Superdrive 45 リアパネル
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KT66
KT66
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Superdrive 80 リアパネル
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BUDDA.COM
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■ MEMO
■ MEMO
BUDDA.COM
輸入販売元
■ 製品に関するお問い合わせ
キョーリツコーポレーション カスタマーサポート
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13 August 2005
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