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平成25年度 シラバス ( 薬学部 専門教育科目 )

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平成25年度 シラバス ( 薬学部 専門教育科目 )
平成25年度 シラバス
授 業 科 目 名
薬局実務実習
(Pharmacy Practice)
教員名
単位数
対象学年
⑩
5P
吉富 博則 他
( 薬学部 専門教育科目 )
授 業 科 目 名
実務実習後学習
(Problems in Pharmacy Practice)
教員名
単位数
対象学年
①
5P
吉富 博則 他
■授業のねらい・概要■
薬局の社会的役割と責任を理解し、地域医療に参画できるようになるために、
保険調剤、医薬品などの供給・管理、情報提供、健康相談、医療機関や地域と
の関わりについての基本的な知識、技能、態度を修得する。【D3(1)~(6)】
■授業のねらい・概要■
病院実務実習、薬局実務実習で経験した代表的な薬物治療について知識を
深めると共に治療に携わる医療スタッフの連携や患者対応のあり方について討
議し、薬剤師の業務と責任を理解する。
■授業(学習)の到達目標■
1. 薬局で取り扱うアイテム(品目)の医療、保健・衛生における役割を理解し、そ
れらの管理と保存に関する基本的知識と技能を修得する。
2. 医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬局におけ
る医薬品情報管理業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
3. 薬局調剤を適切に行うために、調剤、医薬品の適正な使用、リスクマネージメ
ントに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
4. 地域社会での健康管理における薬局と薬剤師の役割を理解するために、薬
局カウンターでの患者、顧客の接遇に関する基本的知識、技能、態度を修得す
る。
5. 地域に密着した薬剤師として活躍できるようになるために、在宅医療、地域医
療、地域福祉、災害時医療、地域保健などに関する基本的知識、技能、態度を
修得する。
6. 調剤、服薬指導、患者・顧客接遇などの薬局薬剤師の職務を総合的に実習
する。
(注:記載している目標は一般目標であり、到達目標ではない。到達目標は、項
目が多いためにこのシラバスには記載しない。本書末尾の薬学教育モデル・コア
カリキュラムを参照されたい。薬局実務は 275 コマの時間をかけて習得すること
になる。)
■授業(学習)の到達目標■
1. 実務実習で経験した薬剤師の業務と責任を説明できる。
2. 実習中に関与した症例検討患者の薬物療法の妥当性を討議する。
3. 代表的な疾病に関する薬物療法の薬効と副作用のモニタリングプランを説明
できる。
4. 常に患者の存在を念頭におき、倫理観を持ち、かつ責任感のある薬剤師のこ
ころがまえについて討議する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
事前学習
■履修しておくことが望ましい科目等■
事前学習、病院実務実習、薬局実務実習
■準備学習等の指示■
実習日誌、資料を整理しておく
■回数ごとの授業内容■
実務実習の成果について担当教員と討議する。調査・自習を含めて7コマ実施し、
学生は実務実習の成果をポスターで発表する。助教以上の全教員が分担して
チューターとなり、ポスター作成と発表における討議をサポートする。
吉富・赤崎・石津・井上(敦)・井上(裕)・宇野・江藤・大西・大橋・大濵・岡村・片
山・金尾・上敷領・小嶋・五郎丸・佐藤・塩見・澁谷・杉原・太刀掛・田中・田淵・田
村・町支・土谷・堤・鶴田・冨田・西尾・秦・日比野・廣瀬・福長・藤
■成績評価の方法・基準■
討議・質疑の態度(50 点)、発表内容(50 点)で評価する
■準備学習等の指示■
実務実習コア・カリキュラムを熟読しておくこと。
■使用テキスト■
■回数ごとの授業内容■
(1)薬局アイテムと管理(11 コマ)SBOs-1324~1334
(2)情報のアクセスと活用(32 コマ)SBOs-1335~1346
(3)薬局調剤を実践する(119 コマ)SBOs-1347~1409
(4)薬局カウンターで学ぶ(63 コマ)SBOs-1410~1419
(5)地域で活躍する薬剤師(23 コマ)SBOs-1420~1434
(6)薬局業務を総合的に学ぶ(27 コマ)SBOs-1435~1437
275 コマの実習は、教育協力病院の指導薬剤師が指導すると同時に助教以上
の薬学部全教員が分
■
参考書 ■
■成績評価の方法・基準■
実習中に作成する実習日誌、自己評価表、実習中 3 回実施する実習セミナー、
指導薬剤師の評価で成績を評価する。配点は、日誌・自己評価表(40 点)、セミ
ナーの資料・セミナー時の態度・指導薬剤師の評価(60 点)とする
■使用テキスト■
■
参考書 ■
一般目標:最新の医薬情報について解析できるようになる。
授 業 科 目 名
ファーマシューティカルケア総合演習
(Seminar in Pharmaceutical Care)
教員名
単位数
対象学年
②
6P
吉富 博則 他
■授業のねらい・概要■
【一般目標】卒業後、医療現場などでファーマシューティカルケアを実践するた
めに、実務実習で習得した薬剤師としての基礎的知識や技能を基に、より専門性
が高い薬剤師に必要な知識・技能・態度を習得する。
【授業概要】5 年次の実務実習で経験した薬剤師業務を基礎に、各学生が進路
希望する将来への専門性を発展させる事を目的に開講する。学生は、20 のプロ
グラムの中から自分のニーズに合わせて2-4プログラム(合計2単位以上)を選
択して履修する。
■授業(学習)の到達目標■
プログラム 1 最新の医薬情報(0.5 単位)
担当: 片山博和
講義: 4 コマ
人数制限:10 人程度
プログラム 2
薬物乱用防止と薬物(麻薬、覚せい剤など)の適正使用について
(0.5 単位)
担当 石津隆
講義 4 コマ
人数制限:15 人
一般目標:患者の権利を考慮し、責任をもって医療に参画できるようになるために、麻薬及
び向精神薬取締法、覚せい剤取締法、大麻取締法、あへん取締法、および毒物及び劇物取
締法薬事法などの薬事関係法規、制度の精神とその施行に関する基本的知識を修得し、そ
れらを遵守する態度を身につける。
到達目標:
1)麻薬及び向精神薬取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
2)覚せい剤取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
3)大麻取締法およびあへん取締法を概説できる。
4)毒物及び劇物取締法を概説できる。
5)医療現場における麻薬、向精神薬、覚せい剤原料の管理体制について討議する。
6)薬物乱用防止について討議する。
プログラム 3
平成25年度 シラバス
街角薬局【薬局のオーナーに成るためには】(0.5 単位)
担当 村上信行、吉富博則
講義&演習: 4 コマ
人数制限:50 人以内
一般目標: 薬局を開設して薬剤師職能を具現化し、街の科学者として活動するために、必
要な基本的知識・技能・態度を身につける。
到達目標:
1)薬局が、セルフメディケーション等を通じて地域の人々の健康にどの様に寄与出来るか討
議する。
2)薬局開設のために必要な物的資源(建物、備品、薬など)と人的資源(薬剤師、事務員な
ど)を列記する。
3)薬局開設に必要な経費を算出できる。
4)薬局の安定経営のために必要な社会的資源(環境)を討議する。
5)自分の理想的とする薬局を設計する。
6)薬局開設・保険薬局指定に必要な法律を説明できる。
7)薬局開設に必要な手続きをシミュレートする。
8)在宅医療参画に必要なスキルを身につける。
プログラム 4
治験コーディネーター業務と健康食品に関する薬剤師の役割について(1 単位)
担当:町支臣成
講義4 コマ、演習2 コマ、発表討論2 コマ 人数制限:20 人
一般目標:
1)医薬品開発また最近注目されている健康食品開発において、治験がどのように行われる
かを理解するために、治験に関する基本的知識とそれを実施する上で求められる適切な態
度について修得する。
2)地域住民の健康維持に貢献できるようになるために、必要な健康食品やサプリメントに関
する基本的知識、技能、態度を修得する。
到達目標:
1) 品及び健康食品創製における治験の役割を説明できる。
2)治験における薬剤師の役割(治験薬管理者など)を説明できる。
3)代表的な健康食品を列挙し、また医療用医薬品との相互作用を列挙し、それぞれの特徴
を説明できる。
4)治験における被験者の人権の保護と安全性の確保、および福祉の重要性について討議す
る。(態度)
5)インフォームド・コンセントと治験情報に関する守秘義務の重要性について討議する。(態
度)
プグラム 5
感染症を学ぶ(1 単位)
担当 福長将仁
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:30 人以内
一般目標:感染症治療薬が適正であるか判断出来るようになるために,感染症の病態につい
て理解する。
達目標:
1)それぞれの感染症の特徴をみつける。
2)病態から病原体を類推できる。
3)患者情報から感染経路を推定できる。
4)作用メカニズム別による適切な治療薬の選択が出来る。
5)薬物の副作用を想定し対応できる。
6)二次選択薬を考慮できる。
プログラム 6
現代医療における適正な漢方薬治療(1 単位)
教員名:岡村信幸、小林宏
講義 2 コマX4 回
人数制限:30 人程度
一般目標:患者の治療や QOL に貢献するために、代表的な疾患に対する漢方薬の適正使
用を修得する。
到達目標:
1)EBM と NBM に基づいた漢方薬物治療を概説できる。
2)代表的な疾患と漢方医学的な病態を関連づける。
3)代表的な漢方薬の適正使用を説明できる。
4)代表的な疾患について漢方薬の処方設計を立案できる。
5)代表的な漢方薬の薬学的管理(副作用・服薬指導)を指摘できる。
プログラム 7
代表的疾患の薬物療法と薬剤師の役割(1 単位)
教員名:佐藤英治
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:36 人
一般目標:実務実習で習得した代表的疾患(市中肺炎、糖尿病など)の基礎的知識を基に、
将来専門薬剤師(ICTやDM療養指導士など)になるために、病態と薬物療法の知識を深め、
それを応用でき技能と態度を身につける。
到達目標:
1)代表的な疾患の標準薬物療法を検索できる。
2)市中肺炎を原因菌によって分類できる。
( 薬学部 専門教育科目 )
3)適切な抗生物質を選択できる。
4)患者特有の情報を考慮して、抗生物質の投与計画を立案できる。
5)代表的な抗生物質の副作用対策を説明できる。
6)肺炎患者への服薬指導をシミュレートする。
7)糖尿病の病態生理を説明できる
8)従来の経口血糖降下薬の作用メカニズムと用法を整理する。
9)新しい DM薬の作用メカニズムと利点を説明できる
10)DM への栄養指導と服薬指導をシミュレートする。
プログラム 8
医薬品有害反応解析(1 単位)
教員名:宇野勝次
講義 2 コマX4 回
人数制限:20 人以内
一般目標:臨床現場でドラッグセーフティマネジャーとして活躍できるために,医薬品による
有害事例を臨床解析する能力を修得する。
到達目標:
1)薬剤性有害事象(薬疹,薬剤熱,薬剤性ショック,薬剤性肝障害,薬剤性血液障害,薬剤
性肺障害,薬剤性腎障害など)の好発医薬品,有害症状,検査値異常および発症機序を説
明できる。
2)有害症例の解析により病名(副作用名)と起因薬,並びにそれらの根拠を説明できる。
3)有害症例の解析により発症機序と重症度,並びにそれらの根拠を説明できる。
プログラム 9
NST に必要な臨床栄養学ミニマムエッセンシャル(1 単位)
教員名:大濱修、森田哲生
講義 2 コマX4 回
人数制限:20 人程度
一般目標:将来、NST に携わる薬剤師となるために、最低限必要な臨床栄養学の知識、そ
れを応用できる技能とチーム医療に必要な態度を身につける。
到達目標:
1)生命維持に必要な栄養について説明できる。
2)栄養アセスメントの理論と手法に基づいて実践できる。
3)栄養管理に必要な技術を説明できる
4)病態別の栄養管理の要点を説明できる
5)代表的な栄養と薬物との相互作用を説明できる
6)栄養治療のチーム医療的アプローチに触れる
プログラム 10
緩和医療プログラム(1 単位)
教員名:塩見浩人、田村豊
講義 2 コマX4 回
人数制限:25 人
一般目標:クリティカルケアを必要とする患者とその家族に対して、苦痛の予防、あるいは直
面する苦痛を和らげ、QOLを改善するために全人的ケア(身体的痛み、精神的痛み、社会
的痛み、スピリチュアルペイン)で対応できる素養を身につけると共に、苦痛の中心を成す身
体的痛み、即ち疼痛緩和に対するマネジメント能力を修得する。
到達目標:
1)死から生といのちを考える(医療倫理)。
2)クリティカルケアを必要とする患者とその家族の苦痛の理解し、その緩和についての在り
方について説明できる(全人的ケア)。
3)クリティカルケアを必要とする患者とその家族への援助的かかわりについて説明できる。
4)緩和ケアにおけるチーム医療について理解し、その中での薬剤師の役割を説明できる。
5)クリティカルな状況にある患者に対する疼痛管理の在り方について説明できる。
プログラム 11
緩和医療プログラム(1 単位)
教員名:塩見浩人、田村豊
講義 2 コマX4 回
人数制限:25 人
一般目標:クリティカルケアを必要とする患者とその家族に対して、苦痛の予防、あるいは直
面する苦痛を和らげ、QOLを改善するために全人的ケア(身体的痛み、精神的痛み、社会
的痛み、スピリチュアルペイン)で対応できる素養を身につけると共に、苦痛の中心を成す身
体的痛み、即ち疼痛緩和に対するマネジメント能力を修得する。
到達目標:
1)死から生といのちを考える(医療倫理)。
2)クリティカルケアを必要とする患者とその家族の苦痛の理解し、その緩和についての在り
方について説明できる(全人的ケア)。
3)クリティカルケアを必要とする患者とその家族への援助的かかわりについて説明できる。
4)緩和ケアにおけるチーム医療について理解し、その中での薬剤師の役割を説明できる。
5)クリティカルな状況にある患者に対する疼痛管理の在り方について説明できる。
プログラム 12
精神神経疾患の薬物治療(1 単位)
教員名:井上敦子
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:20 人
一般目標:精神神経系疾患治療に携わる薬剤師となるために、その治療薬の作用と作用機
序、および臨床での使用方法や使用状況に関する基本的知識を修得し、応用できる能力を
身につける。
平成25年度 シラバス
到達目標:
1)代表的精神神経系疾患の病態と薬剤師としての対応方法について説明できる。
2)代表的精神神経系疾患の治療薬を挙げ、その薬理作用、機序、副作用につい
て分子レベルで説明できる。
3)精神神経系疾患治療薬の使用方法、注意すべきことについて説明できる。
プログラム 13
TDM-臨床薬物動態解析演習(1 単位)
教員名:金尾義治
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:約40 人
一般目標:薬効や副作用を体内の薬物動態から定量的に理解できるようになるため,薬物
動態の理論的解析に関する基本的知識と技能を修得する.
到達目標:
1)治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる.
2)至適血中濃度血中濃度を維持するための投与計画について,薬物動態学的パラメータ
ーを用いて説明できる.
3)代表的な薬物について、モデルデータから投与計画をシミュレートできる.
( 薬学部 専門教育科目 )
プログラム 18
基礎薬学(1)(1 単位) 教員名 冨田久夫、日比野俐、塩見浩人
演習 8 コマ
受講者制限あり
一般目標:ファーマシューティカルケアを効果的に学ぶために、薬学の基本的知識を修得
する。
到達目標:
1)薬学における種々の分野の基本的知識を述べることができる。
プログラム 19
基礎薬学(2)(1 単位) 教員名 冨田久夫、澁谷博孝、赤崎健司、
大橋一慶、道原明宏、藤岡晴人、本屋敷敏雄、田淵紀彦
演習 8 コマ
受講者制限あり
一般目標:ファーマシューティカルケアの理解を深めるために、薬学の各分野における基本
的知識を統合して考える力を身につける。
到達目標:
1)薬学における種々の分野間の関連性を基礎知識に基づいて説明できる。
プログラム 14
救急救命薬剤師のためのプログラム (1 単位)
教員名:西尾廣昭、杉原成美、数野博、田中哲郎、土谷大樹、上敷領淳
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:16 人
一般目標:高機能患者シミュレータ、救急救命モデル人形を教材として用い、患者のバイタ
ルサイン取得、薬物の薬理作用解析、薬物の体内動態解析、救急救命の演習を行い、救急
救命医療における薬剤師の技能を修得する。
到達目標:
1)薬剤師業務におけるバイタルサイン取得の意義と重要性を説明できる。
2) 救急救命処置、バイタルサイン取得の技法を習得する。
3)薬物中毒救急における標準治療のガイドラインについて説明できる。
4)救急救命現場において、適切な薬剤選択・用量などを医師に提言できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
事前学習、病院実務実習、薬局実務実習
プログラム 15
地域薬局の機能~セルフメディケーションと在宅医療を支える~(1 単位)
教員名:杉原成美、西尾廣昭、谷大樹、上敷領淳、数野博
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:20 人
一般目標:地域住民のセルフメディケーションや在宅医療を支える上で必要とされる知識、
技能および態度を修得する。
■使用テキスト■
到達目標:
1)地域住民に対してセルフメディケーションの情報を提供し、必要に応じて受診勧告が行え
る。
2)在宅医療や居宅介護における医薬品や医療機材の情報と供給、ならびに適正使用を図り、
多職種と連携して地域住民を支えることができる。
3)セルフメディケーションや在宅医療の支援に必要なバイタルサインを把握できる。
プログラム 16
がん専門薬剤師の基本的スキルと役割を学ぶ(1 単位)
教員名:江藤精二、五郎丸剛、橋本佳浩
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:30 人
一般目標:がん専門薬剤師に必要な基礎知識と基本的スキルを習得し、がん専門薬剤師の
役割について学ぶ。
到達目標:
1)がん診療ガイドラインの臨床適用を説明できる
2)症例検討によりがん診療ガイドラインの読み方を習得する
3)がん関連臨床試験の検索法を習得する
4)がん関連臨床試験に関連した論文のエビデンスレベルを検討する
5)がん専門薬剤師になるための過程を説明できる
6)がん専門薬剤師に必要な基礎知識を習得する
7)がん専門薬剤師の役割を説明できる
8)がん専門薬剤師の役割を症例検討により検討する
プログラム 17
テーラーメイド医療~遺伝子診断による薬物治療の個別化(1 単位)
教員名:松岡浩史
講義、演習&実習: 2 コマX4 回
人数制限:30 人
一般目標:安全で有効な医療の実施には、科学的根拠に基づいて、個々の患者に応じた
治療法の決定が重要である。 本演習では、個別的かつ合理的な薬物療法を行うために、
薬物の血中濃度に影響するCYPなど薬物代謝酵素の遺伝子多型についての基本的な知識
と遺伝子多型の検出技法について修得する。
到達目標:
1)薬物代謝酵素の遺伝子多型と薬物効果・毒性発現の関連性について説明できる。
2)薬物代謝酵素やトランスポーターなどの遺伝子多型について説明できる。
3)薬物代謝酵素の遺伝子多型を考慮した薬物投与設計について説明できる。
■準備学習等の指示■
特に必要はないが、5 年次実務実習内容を説明できることが必要。
■回数ごとの授業内容■
プログラムの単位によって回数は変わる。授業は、原則として各プログラムの到
達目標順にに実施する
■成績評価の方法・基準■
各プログラム毎に、試験、レポートと討議での態度によって評価する。
■
参考書 ■
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