Comments
Description
Transcript
RX1330 M2
ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 ホワイトペーパー FUJITSU Server PRIMERGY パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 本書では、FUJITSU Server PRIMERGY RX1330 M2 で実行したベンチマークの概要につ いて説明します。 PRIMERGY RX1330 M2 のパフォーマンスデータを、他の PRIMERGY モデルと比較して 説明しています。ベンチマーク結果に加え、ベンチマークごとの説明およびベンチマーク 環境の説明も掲載しています。 バージョン 1.2 2016-02-29 http://jp.fujitsu.com/primergy 1/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 目次 ドキュメントの履歴 ........................................................................................................................................... 3 製品データ .......................................................................................................................................................... 4 SPECcpu2006 .................................................................................................................................................... 7 SPECpower_ssj2008 ........................................................................................................................................ 10 ディスク I/O:ストレージ媒体のパフォーマンス ............................................................................................ 15 ディスク I/O:RAID コントローラーのパフォーマンス .................................................................................. 23 OLTP-2 ............................................................................................................................................................. 32 VMmark V2 ....................................................................................................................................................... 36 STREAM ........................................................................................................................................................... 41 関連資料 ........................................................................................................................................................... 44 お問い合わせ先................................................................................................................................................. 45 2/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ドキュメントの履歴 バージョン 1.0 (2015-12-18) 新規: 製品データ SPECcpu2006 ® ® Pentium G4400、Core i3-6100 および Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family で測定 SPECpower_ssj2008 Xeon E3-1260L v5 で測定 OLTP-2 ® ® Pentium G4400、Core i3-6100、Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family で測定 VMmark V2 Xeon E3-1280 v5 で測定 STREAM ® ® Pentium G4400、Core i3-6100 および Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family で測定 バージョン 1.1 (2016-01-14) 更新: 製品データ Celeron G3900 の追加 SPECcpu2006 Pentium G4400、Xeon E3-1240 v5 および Xeon E3-1260L v5 での追加の測定 Celeron G3900 で測定 OLTP-2 Celeron G3900 で測定 STREAM Celeron G3900 で測定 バージョン 1.2 (2016-02-29) 新規: ディスク I/O:ストレージ媒体のパフォーマンス 2.5 インチおよび 3.5 インチストレージ媒体の結果 ディスク I/O:RAID コントローラーのパフォーマンス 「Intel C236 上の LSI SW RAID(オンボード SATA)」、「PRAID CP400i」、「PRAID EP400i」、 「PRAID EP420i」の各コントローラーで測定 更新: 製品データ Xeon E3-1225 v5 の追加 SPECcpu2006 Xeon E3-1225 v5 で測定 OLTP-2 Xeon E3-1225 v5 で測定 STREAM Xeon E3-1225 v5 で測定 http://jp.fujitsu.com/primergy 3/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 製品データ PRIMERGY RX1330 M2 9 本書では、内蔵ストレージの容量を示す場合は 10 のべき乗(例:1 GB = 10 バイト)、キャッシュやメモ 30 リモジュールの容量を示す場合は 2 のべき乗(例:1 GB = 2 バイト)で表記しています。その他の例外的 な表記をする場合は、別途明記します。 モデル PRIMERGY RX1330 M2 モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/standard PSU PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. fans PY RX1330M2/SFF/standard PSU PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. fans PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans 形状 ラック型サーバ チップセット Intel C236 ソケット数 1 プロセッサタイプ Intel Celeron G3900 ® ® Intel Pentium G4400 ® ™ Intel Core i3-6100 ® ® Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family メモリスロットの数 4 最大メモリ構成 64 GB オンボード LAN コントローラー 1 Gbit/s × 2 オンボード HDD コントローラー RAID(0、1、10)機能付きコントローラー(最大 4 台の SATA HDD に対応) PCI スロット PCI-Express 3.0 x8 × 2 PCI-Express 2.0 x4(x8 形状)× 1 ® ® 最大内蔵ハードディスクの数 ® PY RX1330M2/LFF/standard PSU、 PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. fans: 4 PY RX1330M2/SFF/standard PSU、 PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. fans: 8 PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans: 10 4/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 プロセッサ キャッシュ Celeron G3900 2 2 2 2.80 該当せず 2133 47 Pentium G4400 2 2 3 3.30 該当せず 2133 54 Core i3-6100 2 4 3 3.70 該当せず 2133 51 Xeon E3-1220 v5 4 4 8 3.00 3.50 2133 80 Xeon E3-1225 v5 4 4 8 3.30 3.70 2133 80 Xeon E3-1240L v5 4 8 8 2.10 3.20 2133 25 Xeon E3-1260L v5 4 8 8 2.90 3.90 2133 45 Xeon E3-1230 v5 4 8 8 3.40 3.80 2133 80 Xeon E3-1240 v5 4 8 8 3.50 3.90 2133 80 Xeon E3-1270 v5 4 8 8 3.60 4.00 2133 80 Xeon E3-1280 v5 4 8 8 3.70 4.00 2133 80 コア数 スレッド数 プロセッサ(システムリリース以降) 定格周波数 最大ターボ 周波数 最大メモリ 周波数 TDP [MB] [GHz] [GHz] [MHz] [W] ® ® PRIMERGY RX1330 M2 と一緒にオーダーできる Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family のす ® べてのプロセッサは、Intel Turbo Boost Technology 2.0 をサポートしています。このテクノロジーにより、 公称周波数より高い周波数でのプロセッサの動作が可能になります。プロセッサ表に記載された「最大 タ ーボ周波数」は、アクティブなコアが 1 つしかないプロセッサあたりの最大周波数の理論値です。実際に達 成可能な最大周波数は、アクティブなコアの数、電流消費、電力消費、およびプロセッサの温度によって異 なります。 原則として、Intel では最大ターボ周波数を達成することは保証していません。これは製造上の公差に関係す るもので、プロセッサモデルごとのパフォーマンスでは差異が生じます。差異の範囲は、公称周波数と最大 ターボ周波数のすべてを含む範囲が対象になります。 ターボ機能は BIOS オプションで設定できます。通常は、[ Turbo Mode]オプションを標準設定の [Enabled]に設定して、周波数を高くすることでパフォーマンスを大きく向上させることを推奨していま す。ただし、高周波数は一般的条件によって異なり、常に保証されるものではないため、AVX 命令を集中 的に使用し、クロックユニットあたりの命令数が多いだけでなく、一定のパフォーマンスや低電力消費を必 要とするようなアプリケーションシナリオでは、[Turbo Mode]オプションを無効にしておく方がメリッ トがある場合もあります。 http://jp.fujitsu.com/primergy 5/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 8 2133 8GB (1x8GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC 8 2 8 2133 16 2 8 2133 16GB (1x16GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC 電源(システムリリース以降) ECC 周波数 [MHz] 1 Registered メモリチップの ビット幅 4 Load Reduced ランク数 4GB (1x4GB) 1Rx8 DDR4-2133 U ECC メモリモジュール 低電圧 容量 [GB] メモリモジュール(システムリリース以降) 最大数 Standard PSU 300W 1 Modular PSU 450W platinum hp 2 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 詳細な製品データについては、PRIMERGY RX1330 M2 データシートを参照してください。 6/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 SPECcpu2006 ベンチマークの説明 SPECcpu2006 は、整数演算および浮動小数点演算でシステム性能を測定するベンチマークです。このベン チマークは、12 本のアプリケーションから成る整数演算テストセット(SPECint2006)、および 17 本のア プリケーションから成る浮動小数点演算テストセット(SPECfp2006)で構成されています。これらのアプ リケーションは大量の演算を実行し、CPU およびメモリを集中的に使用します。他のコンポーネント(デ ィスク I/O、ネットワークなど)は、このベンチマークでは測定しません。 SPECcpu2006 は、特定のオペレーティングシステムに依存しません。このベンチマークは、ソースコード として利用可能で、実際に測定する前にコンパイルする必要があります。したがって、使用するコンパイラ ーのバージョンやその最適化設定が、測定結果に影響を与えます。 SPECcpu2006 には、2 つのパフォーマンス測定方法が含まれています。1 つ目の方法(SPECint2006 およ び SPECfp2006)では、1 つのタスクの処理に必要な時間を測定します。2 つ目の方法(SPECint_rate2006 および SPECfp_rate2006)では、スループット(並列処理できるタスク数)を測定します。いずれの方法 も、さらに 2 つの測定の種類、「ベース」と「ピーク」に分かれています。これらは、コンパイラー最適化 を使用するかどうかという点で異なります。「ベース」値は常に公開されていますが、「ピーク」値はオプ ションです。 ベンチマーク 演算 タイプ コンパイラー最適化 SPECint2006 整数 ピーク アグレッシブ SPECint_base2006 整数 ベース 標準 SPECint_rate2006 整数 ピーク アグレッシブ SPECint_rate_base2006 整数 ベース 標準 SPECfp2006 浮動小数点 ピーク アグレッシブ SPECfp_base2006 浮動小数点 ベース 標準 SPECfp_rate2006 浮動小数点 ピーク アグレッシブ SPECfp_rate_base2006 浮動小数点 ベース 標準 測定結果 アプリケーション 速度 単体実行 スループット 多重実行 速度 単体実行 スループット 多重実行 測定結果は、個々のベンチマークで得られた正規化比の幾何平均です。算術平均と比較して、幾何平均の方 が、ひとつの飛び抜けて高い値に左右されない平均値です。「正規化」とは、テストシステムがリファレン スシステムと比較してどの程度高速であるかを測定することです。例えば、リファレンスシステムの SPECint_base2006、SPECint_rate_base2006、SPECfp_base2006、および SPECfp_rate_base2006 の結 果が、値「1」と判定されたとします。このとき、SPECint_base2006 の値が「2」の場合は、測定システム がこのベンチマークをリファレンスシステムの 2 倍の速さで実行したことを意味します。 SPECfp_rate_base2006 の値が「4」の場合は、測定対象システムがリファレンスシステムの約 4/[ベー スコピー数]倍の速さでこのベンチマークを実行したことを意味します。「ベースコピー数」とは、実行さ れたベンチマークの並行インスタンスの数です。 弊社では、SPEC の公開用に、SPECcpu2006 のすべての測定値を提出しているわけではありません。その ため、SPEC の Web サイトに公開されていない結果が一部あります。弊社では、すべての測定のログファ イルをアーカイブしているので、測定の内容に関していつでも証明できます。 http://jp.fujitsu.com/primergy 7/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク環境 SUT(System Under Test:テスト対象システム) ハードウェア モデル PRIMERGY RX1330 M2 プロセッサ Celeron G3900 Pentium G4400 Core i3-6100 ® ® Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family メモリ 16GB (1x16GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC × 4 ソフトウェア オペレーティング システム Xeon E3-1225 v5: Red Hat Enterprise Linux Server release 7.2 その他: SUSE Linux Enterprise Server 12 (x86_64) オペレーティング システム設定 echo always > /sys/kernel/mm/transparent_hugepage/enabled コンパイラー C/C++: Version 16.0.0.101 of Intel C++ Studio XE for Linux Fortran: Version 16.0.0.101 of Intel Fortran Studio XE for Linux 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 ベンチマーク結果 SPECint_rate2006 SPECint_rate_base2006 SPECint2006 プロセッサ SPECint_base2006 プロセッサのベンチマーク結果は、主にプロセッサのキャッシュサイズ、ハイパースレッディングのサポー ト、プロセッサコアの数およびプロセッサ周波数によって異なります。ターボモードを備えたプロセッサの 場合、最大プロセッサ周波数はベンチマークによって負荷がかかるコア数に依存します。主に 1 コアのみに 負荷がかかるシングルスレッドベンチマークの場合、達成可能な最大プロセッサ周波数はマルチスレッドベ ンチマークよりも高くなります。 Celeron G3900 44.4 45.9 81.0 83.7 Pentium G4400 52.9 54.6 95.9 99.2 Core i3-6100 61.9 64.0 133 139 Xeon E3-1220 v5 64.9 67.1 196 202 Xeon E3-1225 v5 68.4 70.7 201 208 Xeon E3-1240L v5 59.7 61.7 197 205 Xeon E3-1260L v5 70.4 73.0 240 249 Xeon E3-1230 v5 69.1 71.5 242 252 Xeon E3-1240 v5 71.0 73.4 248 258 Xeon E3-1270 v5 72.7 75.1 252 262 Xeon E3-1280 v5 72.6 75.1 249 259 8/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy バージョン:1.2 2016-02-29 Celeron G3900 61.1 61.8 Pentium G4400 70.7 71.4 104 105 Core i3-6100 85.7 87.1 132 134 Xeon E3-1220 v5 90.0 92.0 174 177 Xeon E3-1225 v5 92.6 94.8 175 179 Xeon E3-1240L v5 83.3 85.3 162 166 Xeon E3-1260L v5 95.2 97.4 183 187 Xeon E3-1230 v5 94.2 96.3 186 190 Xeon E3-1240 v5 96.5 98.5 188 193 Xeon E3-1270 v5 97.8 99.8 191 195 Xeon E3-1280 v5 97.1 99.4 190 195 http://jp.fujitsu.com/primergy 90.8 SPECfp_rate2006 SPECfp_rate_base2006 プロセッサ SPECfp2006 SPECfp_base2006 ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 91.9 9/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 SPECpower_ssj2008 ベンチマークの説明 SPECpower_ssj2008 は、サーバクラスのコンピュータを対象とした、消費電力とパフォーマンスの特性を 評価する業界標準の SPEC ベンチマークです。SPEC は、SPECpower_ssj2008 をリリースし、パフォーマ ンスの評価と同じ手法で、サーバの消費電力測定の標準を定義しました。 ベンチマークのワークロードは、典型的なサーバサイド Java ビジネスアプリケーションの負荷をシミュレ ートします。ワークロードはスケーラブルで、マルチスレッド化されており、さまざまなプラットフォーム で利用でき、簡単に実行できます。ベンチマークは、CPU、キャッシュ、SMP(symmetric multiprocessor systems:対称型マルチプロセシングシステム)のメモリ階層とスケーラビリティに加え、 JVM(Java Virtual Machine:Java 仮想マシン)、JIT(Just In Time:ジャストインタイム)コンパイラー、ガーベージ コレクション、スレッドなどの実装や、オペレーティングシステムのいくつかの機能をテストします。 SPECpower_ssj2008 では、100 %から「アクティブア イドル」まで 10 %区切りで、さまざまなパフォーマン スレベルにおける一定時間の消費電力をレポートします。 この段階的なワークロードは、サーバの処理負荷および 消費電力が、日や週によって大きく変化することを反映 しています。すべてのレベルにおける電力効率指標を計 算するには、各パフォーマンスレベル(セグメント)で 測定したトランザクションスループットを合計し、各セ グメントの平均消費電力の合計で割ります。結果は、 overall ssj_ops/watt という性能指数です。この値から測 定対象サーバのエネルギー効率に関する情報が得られま す。測定標準が定義されていることにより、 SPECpower_ssj2008 で測定される値を他の設定やサー バと比較することができます。ここで示すグラフは、 SPECpower_ssj2008 の標準的な結果のグラフです。 ベンチマークは、さまざまなオペレーティ ングシステムおよびハードウェアアーキテ クチャーで実行され、大がかりなクライア ントやストレージインフラストラクチャー を必要としません。SPEC に準拠したテス トで必要な最低限の機材は、ネットワーク で接続された 2 台のコンピュータと、電力 アナライザと温度センサーが 1 台ずつです。 コ ン ピ ュ ー タ の 1 台 は 、 SUT ( System Under Test:テスト対象システム)で、サ ポート対象のオペレーティングシステムと JVM が実行されます。JVM は、Java で実 装されている SPECpower_ssj2008 ワーク ロードを実行するために必要な環境を提供 します。もう 1 台のコンピュータは、CCS (Control & Collection System:収集および 制御システム)で、ベンチマークの動作を 制御し、レポートに使用する電力、パフォ ーマンス、および温度のデータを取得しま す。この図は、ベンチマーク構成の基本構 造とさまざまなコンポーネントの概要を示しています。 10/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク環境 SUT(System Under Test:テスト対象システム) ハードウェア モデル PRIMERGY RX1330 M2 モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/standard PSU プロセッサ Xeon E3-1260L v5 メモリ 8GB (1x8GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC × 2 ネットワーク インターフェース オンボード LAN コントローラー(1 ポートを使用) ディスク サブシステム オンボード HDD コントローラー SSD SATA 6G 64GB DOM N H-P × 1 電源ユニット Standard PSU 300W × 1 ソフトウェア BIOS R1.4.0 BIOS 設定 Hardware Prefetcher = Disabled Adjacent Cache Line Prefetch = Disabled DCU Streamer Prefetcher = Disabled ASPM Support = Auto Turbo Mode = Disabled DMI Control = Gen1 Intel Virtualization Technology = Disabled LAN 2 Controller = Disabled ファームウェア 8.07F オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard オペレーティング システム設定 Using the local security settings console, “lock pages in memory” was enabled for the user running the benchmark. Power Management: Enabled (“Fujitsu Enhanced Power Settings” power plan) Set “Turn off hard disk after = 1 Minute” in OS. Benchmark was started via Windows Remote Desktop Connection. Each JVM instance was affinitized to two logical processors. JVM Oracle Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 24.80-b11, mixed mode), version 1.7.0_80 JVM 設定 start /AFFINITY [0x3,0xC,0x30,0xC0] -server -Xmn2300m -Xms2750m -Xmx2750m -XX:SurvivorRatio=60 -XX:TargetSurvivorRatio=90 -XX:AllocatePrefetchDistance=256 -XX:AllocatePrefetchLines=4 -XX:LoopUnrollLimit=45 -XX:InitialTenuringThreshold=12 -XX:MaxTenuringThreshold=15 -XX:ParallelGCThreads=2 -XX:InlineSmallCode=3900 -XX:MaxInlineSize=270 -XX:FreqInlineSize=2500 -XX:+AggressiveOpts -XX:+UseLargePages -XX:+UseParallelOldGC -XX:-UseAdaptiveSizePolicy 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 http://jp.fujitsu.com/primergy 11/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク結果 PRIMERGY RX1330 M2 で次の結果が得られました。 SPECpower_ssj2008 = 7,809 overall ssj_ops/watt 左のグラフは、上記の測定結果を示 しています。赤い横棒は、グラフの y 軸で示された各目標負荷レベルに対 する電力性能比(単位:ssj_ops/watt、 x 軸の上目盛)を表しています。青い 線は、小さなダイヤで示された各目 標負荷レベルにおける平均消費電力 (x 軸の下目盛)が描く曲線を表して い ま す 。 黒 い 縦 線 は 、 PRIMERGY RX1330 M2 の出したベンチマーク結 果である、7,809 overall ssj_ops/watt を表しています。これは、各負荷レ ベルでのトランザクションスループ ットの合計を各測定での平均消費電 力の合計で割ったものです。 次の表は、各負荷レベルにおけるスループット(単位:ssj_ops)、平均消費電力(単位:W)、およびエ ネルギー効率の詳細を表しています。 パフォーマンス 電力 エネルギー効率 目標負荷 ssj_ops 平均消費電力(W) ssj_ops/watt 100 % 474,047 47.7 9,932 90 % 427,509 43.6 9,814 80 % 379,044 39.0 9,710 70 % 332,812 35.2 9,464 60 % 282,416 31.2 9,049 50 % 236,669 28.4 8,327 40 % 191,106 26.2 7,304 30 % 141,210 24.1 5,858 20 % 94,558 22.3 4,234 10 % 47,253 20.1 2,356 0 16.0 0 アクティブアイドル ∑ssj_ops / ∑power = 7,809 PRIMERGY RX1330 M2 は、上記の測定結果によりこのクラスでの新記録を達成しました。こ れは、競合製品の最高値を 1.67 %上回るものです(2015 年 12 月 15 日現在)。これにより、 PRIMERGY RX1330 M2 は世界で最もエネルギー効率の高い 1 ソケットラック型サーバである ことが証明されました。SPECpower_ssj2008 ベンチマークの最新の結果は、 http://www.spec.org/power_ssj2008/results を参照してください。 12/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 SPECpower_ssj2008: PRIMERGY RX1330 M2 と 競合製品の比較 バージョン:1.2 2016-02-29 競 合 製 品 と 比 較 す る と 、 PRIMERGY RX1330 M2 がエネルギー効率の点で優れて いるのが明らかです。1 ソケットラック型サ ーバクラスの競合他社の最高結果と比較して、 Supermicro Inc. SYS-5019S-M(X11SSH-F サ ーバよりも 1.67 %優れたエネルギー効率の PRIMERGY RX1330 M2 は新しい標準を打 ち立てています。 次 の グ ラ フは 、 各負 荷 レベ ル で の 消費 電 力( 右 の y 軸 ) と ス ル ー プ ット( 左 の y 軸 ) に つ い て、 PRIMERGY RX1330 M2 とその旧モデルである PRIMERGY RX1330 M1 を比較したものです。 SPECpower_ssj2008:PRIMERGY RX1330 M2 と PRIMERGY RX1330 M1 の比較 http://jp.fujitsu.com/primergy 13/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 旧システムの PRIMERGY RX1330 M1 とは 異なり、PRIMERGY RX1330 M2 はエネルギ ー効率に優れているため、ターボモードを使 用せずに測定されました。これは、 PRIMERGY RX1330 M2 が PRIMERGY RX1330 M1 よりもスループットが若干低い ことを示しています。しかし、結果的に消費 電力が大幅に低下したことが、PRIMERGY RX1330 M2 の エ ネ ル ギ ー 効 率 が全 体 的に 12.9 %向上することにつながったのです。 14/45 ページ バージョン:1.2 2016-02-29 SPECpower_ssj2008 overall ssj_ops/watt: PRIMERGY RX1330 M2 と PRIMERGY RX1330 M1 の比較 http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ディスク I/O:ストレージ媒体のパフォーマンス ベンチマークの説明 PRIMERGY サーバのディスクサブシステムの性能値は、パフォーマンス評価に使用されます。また、さま ざまなストレージ接続の比較が可能です。このパフォーマンス測定は、実際のアプリケーションシナリオで のアクセスをモデル化した仕様に基づいて実施しています。 仕様化されている項目は次のとおりです。 ランダムアクセス/シーケンシャルアクセスの比率 リードアクセス/ライトアクセスの比率 ブロックサイズ(kB) 同時アクセス数(未処理 I/O の数) 仕様化された値の組み合わせを「負荷プロファイル」と呼びます。次の 5 つの標準負荷プロファイルは、典 型的なアプリケーションシナリオに相当します。 標準負荷プロファイル アクセス アクセスの種類 リード ライト ブロック サイズ [kB] アプリケーション ファイルコピー ランダム 50 % 50 % 64 ファイルのコピー ファイルサーバ ランダム 67 % 33 % 64 ファイルサーバ データベース ランダム 67 % 33 % 8 ストリーミング シーケンシャル 100 % 0% 64 データベース(ログファイル)、 データバックアップ、 ビデオストリーミング(一部) リストア シーケンシャル 0% 100 % 64 ファイルのリストア データベース(データ転送) メールサーバ 異なる負荷密度で同時にアクセスするアプリケーションをモデル化するため、「未処理 I/O の数」を 1 から 512 まで増やしていきます(2 の累乗で計算していきます)。 本書の測定は、これらの標準負荷プロファイルで行いました。 主な測定項目は次のとおりです。 スループット [MB/s] トランザクション [IO/s] レイテンシー [ms] 1 秒あたりのデータ転送量(メガバイト単位) 1 秒あたりの I/O 処理数 平均応答時間(ミリ秒単位) 通常、シーケンシャルな負荷プロファイルでは「データスループット」が使用され、小規模なブロックサイ ズを使用するランダムな負荷プロファイルでは「トランザクションレート」が使用されます。スループット とトランザクションは互いに正比例の関係にあるので、次の計算式で相互に算出できます。 データスループット [MB/s] = トランザクションレート [IO/s] × ブロックサイズ [MB] トランザクションレート [IO/s] = データスループット [MB/s] / ブロックサイズ [MB] 12 本項では、ハードストレージ媒体の容量を示す場合は 10 のべき乗(1 TB = 10 バイト)、その他の容量や 20 ファイルサイズ、ブロックサイズ、スループットを示す場合は 2 のべき乗(1 MB/s = 2 バイト/s)で表記 しています。 測定方法とディスク I/O パフォーマンスの基本については、ホワイトペーパー『ディスク I/O パフォーマン スの基本』を参照してください。 http://jp.fujitsu.com/primergy 15/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク環境 本セクションで示すすべての測定結果は、次のハードウェアとソフトウェアのコンポーネントを使用して得 られた結果です。 SUT(System Under Test:テスト対象システム) ハードウェア モデル PRIMERGY RX1330 M2 コントローラー PRAID CP400i × 1 ストレージ媒体 モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/standard PSU PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. fans: SSD HDD Intel SSDSC2BA100G3C Intel SSDSC2BA200G3C Intel SSDSC2BA400G3C Intel SSDSC2BB120G4C Intel SSDSC2BB240G4C Intel SSDSC2BB480G4C Intel SSDSC2BB800G4C HGST HUC101812CSS204 HGST HUC101818CS4204 HGST HUC101830CSS204 HGST HUC101860CS4204 HGST HUC156030CSS204 HGST HUC156045CSS204 HGST HUC156060CSS204 Seagate ST1000NM0033 Seagate ST2000NM0024 Seagate ST2000NM0033 Seagate ST4000NM0024 Seagate ST4000NM0033 Seagate ST6000NM0024 Seagate ST500DM002 Western Digital WD1003FBYX Western Digital WD2000FYYZ Western Digital WD4000FYYZ Western Digital WD5003ABYX モデルバージョン PY RX1330M2/SFF/standard PSU PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. fans PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans: 16/45 ページ SSD HDD Intel SSDSC2BA200G3C Intel SSDSC2BA400G3C Intel SSDSC2BB120G4C Intel SSDSC2BB240G4C Intel SSDSC2BB480G4C Intel SSDSC2BB800G4C HGST HUC101812CS4204 HGST HUC101812CSS204 HGST HUC101818CS4204 HGST HUC101890CS4204 HGST HUC101890CSS204 HGST HUC101830CSS204 HGST HUC101845CS4204 HGST HUC101860CS4204 HGST HUC101860CSS204 HGST HUC156030CSS204 HGST HUC156045CSS204 HGST HUC156060CSS204 Seagate ST1000NX0313 Seagate ST2000NX0253 Seagate ST91000640NS Seagate ST9146853SS Seagate ST9250610NS Seagate ST9500620NS Toshiba MK1401GRRB http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2012 Standard R2 管理ソフトウェア ServerView RAID Manager 6.2.1 ベンチマークバージョン 3.0 RAID タイプ 1 台のハードディスクで構成されるタイプ RAID 0 の論理ドライブ ストライプサイズ コントローラーのデフォルト(ここでは 64 KB) 測定ツール Iometer 1.1.0 測定領域 使用可能な LBA 領域の最初の 10 %はシーケンシャルアクセスで使用。続く 25 % はランダムアクセスで使用。 ファイルシステム RAW Iometer worker の総数 1 Iometer アクセスの調整 4096 バイトの整数倍に調整 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 ベンチマーク結果 ここに示す結果は、ディスク I/O パフォーマンスの観点から PRIMERGY RX1330 M2 のストレージ媒体モ デルを選択する際の参考として利用いただくことを目的としたものです。この目的のため、1 台のストレー ジ媒体を対象に、サブセクション「ベンチマーク環境」で指定された構成で測定を実施しました。その測定 は下表に示されたメインの機能を持ったコントローラを使って行われました。 ストレージ媒体 コントローラー名 SSD/HDD PRAID CP400i キャッシュ 対応インターフェース SATA 6G SAS 12G - PCIe 3.0 x8 RAID レベル 0, 1, 1E, 10, 5, 50 ストレージ媒体 ストレージ媒体のタイプと数を選択する際、ストレージ容量、パフォーマンス、セキュリティ、価格のいず れを重視するかはお客様の判断となります。PRIMERGY RX1330 M2 では次のタイプの HDD および SSD ストレージ媒体を使用できます。 ストレージ媒体タイプ インターフェース フォームファクター HDD SATA 6G 2.5" HDD SATA 6G 3.5" HDD SAS 6G 2.5" HDD SAS 12G 2.5" 1) SSD SATA 6G 2.5" 2) 1) 一部 3.5" トレイでも使用できます。 2) 3.5" トレイでも使用できます。 HDD および SSD はホストバスアダプタ(通常 RAID コントローラー)を通じて動作し、SATA または SAS インターフェースが搭載されています。システムボードのチップセットに対する RAID コントローラーのイ ンターフェースは、通常 PCIe か、または統合型オンボードコントローラーの場合はシステムボードの内部 バスインターフェースです。 あらゆるストレージ媒体タイプの中で、SSD はランダム負荷プロファイルのトランザクションレートが飛 び抜けて高く、最短のアクセス時間を誇っています。しかし、ギガバイトあたりのストレージ容量のコスト は非常に高価です。 http://jp.fujitsu.com/primergy 17/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 キャッシュ設定 多くの場合、HDD のキャッシュは、ディスク I/O のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。キャッシ ュは、電源障害時のセキュリティ上の問題になると見なされて、しばしば無効に設定されています。しかし、 ハードディスクメーカーは、ライトパフォーマンスを向上させるためにこの機能を組み込んでいます。パフ ォーマンスの観点では、ディスクキャッシュを使用することをお勧めします。電源障害時のデータの損失を 防止するため、システムに UPS を装備することをお勧めします。 RAID コントローラーとハードディスクの設定を簡単かつ確実に行うため、PRIMERGY サーバ向けに提供 されている RAID-Manager ソフトウェア「ServerView RAID」の使用を推奨します。あらかじめ定義されて いる「Performance」モードまたは「Data Protection」モードを使用すると、コントローラーとハードディ スクのキャッシュ設定を特定の用途に合わせて一括設定できます。「Performance」モードでは、ほとんど のアプリケーションシナリオに対応した最高のパフォーマンス設定を行えます。 性能値 次の表に PRIMERGY RX1330 M2 のパフォーマンス値を示します。各ケースでは 1 台のストレージ媒体を 使用し、さまざまな評価タイプとブロックサイズ別に測定を実行しています。サブセクション「ベンチマー クの説明」ですでに説明した測定方法を使用しています。つまり、ランダムアクセスではトランザクション レートを、シーケンシャルアクセスではデータスループットを使用しています。また、測定単位の混乱を避 けるため、表を 2 つのアクセスタイプに分けました。 表の各セルは、達成可能な最大値を示しています。つまり、各値はすべての負荷強度範囲(処理待ち I/O の 数)に対して達成可能な最大値ということです。また、数値を視覚的に把握できるように、表の各セルの数 値を横棒で表しました。横棒の長さが数値の大きさに比例し、その色は長さの比率が同じであることを示し ています。つまり、同じ色のセル同士で視覚的に比較できることになります。各セルの横棒は達成可能な最 大性能値を表しているので、左から右へと色が薄くなっています。棒の右端で色が薄くなっているのは、そ の値が最大値であり、最適な前提条件を満たした場合のみ達成できることを意味しています。左に向かって 色が濃くなっているのは、対応する値を実際に実現できる可能性が高くなっていることを意味しています。 18/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 SSD と最も強力な HDD の比較 ランダムアクセス(IO/s 単位の最大パフォーマンス値): PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. Fans 容量 [GB] ストレージデバイス インター フェース ト ラ ン ザ ク シ ョ ン [IO/s] データベース ファイルサーバ ファイルコピー 800 Intel SSDSC2BB800G4C SATA 6G 30495 3117 3960 600 HGST HUC156060CSS204 (HDD) SAS 12G 768 653 670 480 Intel SSDSC2BB480G4C SATA 6G 29575 4067 3521 400 Intel SSDSC2BA400G3C SATA 6G 41048 5348 5264 240 Intel SSDSC2BB240G4C SATA 6G 23354 2870 2432 200 Intel SSDSC2BA200G3C SATA 6G 42572 5421 5147 120 Intel SSDSC2BB120G4C SATA 6G 15950 2026 1554 100 Intel SSDSC2BA100G3C SATA 6G 37420 4224 3980 PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. Fans モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans 容量 [GB] ストレージデバイス インター フェース ト ラ ン ザ ク シ ョ ン [IO/s] データベース ファイルサーバ ファイルコピー 800 Intel SSDSC2BB800G4C SATA 6G 30495 3117 3960 600 HGST HUC156060CSS204 (HDD) SAS 12G 768 653 670 480 Intel SSDSC2BB480G4C SATA 6G 29575 4067 3521 400 Intel SSDSC2BA400G3C SATA 6G 41048 5348 5264 240 Intel SSDSC2BB240G4C SATA 6G 23354 2870 2432 200 Intel SSDSC2BA200G3C SATA 6G 42572 5421 5147 120 Intel SSDSC2BB120G4C SATA 6G 15950 2026 1554 http://jp.fujitsu.com/primergy 19/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 シーケンシャルアクセス(MB/s 単位の最大パフォーマンス値): PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. Fans 容量 [GB] ストレージデバイス ス ル ー プ ッ ト [MB/s] インター フェース ストリーミング リストア 800 Intel SSDSC2BB800G4C SATA 6G 478 437 600 HGST HUC156060CSS204 (HDD) SAS 12G 237 237 480 Intel SSDSC2BB480G4C SATA 6G 478 434 400 Intel SSDSC2BA400G3C SATA 6G 468 436 240 Intel SSDSC2BB240G4C SATA 6G 478 267 200 Intel SSDSC2BA200G3C SATA 6G 469 370 120 Intel SSDSC2BB120G4C SATA 6G 443 140 100 Intel SSDSC2BA100G3C SATA 6G 471 199 PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. Fans モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans 容量 [GB] ストレージデバイス ス ル ー プ ッ ト [MB/s] インター フェース ストリーミング リストア 800 Intel SSDSC2BB800G4C SATA 6G 478 437 600 HGST HUC156060CSS204 (HDD) SAS 12G 237 237 480 Intel SSDSC2BB480G4C SATA 6G 478 434 400 Intel SSDSC2BA400G3C SATA 6G 468 436 240 Intel SSDSC2BB240G4C SATA 6G 478 267 200 Intel SSDSC2BA200G3C SATA 6G 469 370 120 Intel SSDSC2BB120G4C SATA 6G 443 140 20/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 HDDs ランダムアクセス(IO/s 単位の最大パフォーマンス値): PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. Fans インター フェース ト ラ ン ザ ク シ ョ ン [IO/s] 容量 [GB] ストレージデバイス 6000 Seagate ST6000NM0024 SATA 6G 301 277 287 4000 4000 4000 Seagate ST4000NM0024 Seagate ST4000NM0033 Western Digital WD4000FYYZ SATA 6G SATA 6G SATA 6G 310 265 187 285 245 176 295 242 187 2000 2000 2000 Seagate ST2000NM0024 Seagate ST2000NM0033 Western Digital WD2000FYYZ SATA 6G SATA 6G SATA 6G 311 264 191 286 240 177 295 243 185 1800 HGST HUC101818CS4204 SAS 12G 605 517 534 1200 HGST HUC101812CSS204 SAS 12G 596 495 510 1000 1000 Seagate ST1000NM0033 Western Digital WD1003FBYX SATA 6G SATA 6G 274 163 249 151 248 158 600 600 HGST HUC156060CSS204 HGST HUC101860CS4204 SAS 12G SAS 12G 768 678 653 558 670 567 500 500 Seagate ST500DM002 Western Digital WD5003ABYX SATA 6G SATA 6G 214 199 196 182 195 191 450 HGST HUC156045CSS204 SAS 12G 744 608 631 300 300 HGST HUC156030CSS204 HGST HUC101830CSS204 SAS 12G SAS 12G 758 670 625 567 636 577 データベース ファイルサーバ ファイルコピー PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. Fans モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans ト ラ ン ザ ク シ ョ ン [IO/s] 容量 [GB] ストレージデバイス インター フェース 2000 Seagate ST2000NX0253 SATA 6G 329 285 290 1800 HGST HUC101818CS4204 SAS 12G 605 517 534 1200 1200 HGST HUC101812CS4204 HGST HUC101812CSS204 SAS 12G SAS 12G 651 596 533 495 543 510 1000 1000 Seagate ST1000NX0313 Seagate ST91000640NS SATA 6G SATA 6G 328 302 281 258 290 243 900 900 HGST HUC101890CS4204 HGST HUC101890CSS204 SAS 12G SAS 12G 651 639 533 539 545 552 600 600 600 HGST HUC156060CSS204 HGST HUC101860CS4204 HGST HUC101860CSS204 SAS 12G SAS 12G SAS 12G 768 678 632 653 558 535 670 567 545 500 Seagate ST9500620NS SATA 6G 300 257 249 450 450 HGST HUC156045CSS204 HGST HUC101845CS4204 SAS 12G SAS 12G 744 679 608 564 631 576 300 300 HGST HUC156030CSS204 HGST HUC101830CSS204 SAS 12G SAS 12G 758 670 625 567 636 577 250 Seagate ST9250610NS SATA 6G 310 262 259 146 146 Seagate ST9146853SS Toshiba MK1401GRRB SAS 6G SAS 6G 655 603 545 506 522 492 http://jp.fujitsu.com/primergy データベース ファイルサーバ ファイルコピー 21/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 シーケンシャルアクセス(MB/s 単位の最大パフォーマンス値): PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. Fans 容量 [GB] ストレージデバイス 6000 ス ル ー プ ッ ト [MB/s] インター フェース ストリーミング Seagate ST6000NM0024 SATA 6G 209 209 4000 4000 4000 Seagate ST4000NM0024 Seagate ST4000NM0033 Western Digital WD4000FYYZ SATA 6G SATA 6G SATA 6G 220 183 162 219 183 161 2000 2000 2000 Seagate ST2000NM0024 Seagate ST2000NM0033 Western Digital WD2000FYYZ SATA 6G SATA 6G SATA 6G 204 179 157 204 179 157 1800 HGST HUC101818CS4204 SAS 12G 242 242 1200 HGST HUC101812CSS204 SAS 12G 211 211 1000 1000 Seagate ST1000NM0033 Western Digital WD1003FBYX SATA 6G SATA 6G 184 130 184 129 600 600 HGST HUC156060CSS204 HGST HUC101860CS4204 SAS 12G SAS 12G 237 230 237 230 500 500 Seagate ST500DM002 Western Digital WD5003ABYX SATA 6G SATA 6G 138 130 138 127 450 HGST HUC156045CSS204 SAS 12G 237 237 300 300 HGST HUC156030CSS204 HGST HUC101830CSS204 SAS 12G SAS 12G 236 210 236 210 リストア PRIMERGY RX1330 M2 モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/standard PSU モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. Fans モ デ ル バ ー ジ ョ ン PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans ス ル ー プ ッ ト [MB/s] 容量 [GB] ストレージデバイス インター フェース ストリーミング 2000 Seagate ST2000NX0253 SATA 6G 133 134 1800 HGST HUC101818CS4204 SAS 12G 242 242 1200 1200 HGST HUC101812CS4204 HGST HUC101812CSS204 SAS 12G SAS 12G 238 211 238 211 1000 1000 Seagate ST1000NX0313 Seagate ST91000640NS SATA 6G SATA 6G 131 108 131 108 900 900 HGST HUC101890CS4204 HGST HUC101890CSS204 SAS 12G SAS 12G 233 212 233 211 600 600 600 HGST HUC156060CSS204 HGST HUC101860CS4204 HGST HUC101860CSS204 SAS 12G SAS 12G SAS 12G 237 230 210 237 230 210 500 Seagate ST9500620NS SATA 6G 111 111 450 450 HGST HUC156045CSS204 HGST HUC101845CS4204 SAS 12G SAS 12G 237 232 237 232 300 300 HGST HUC156030CSS204 HGST HUC101830CSS204 SAS 12G SAS 12G 236 210 236 210 250 Seagate ST9250610NS SATA 6G 113 112 146 146 Seagate ST9146853SS Toshiba MK1401GRRB SAS 6G SAS 6G 195 199 195 198 22/45 ページ リストア http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ディスク I/O:RAID コントローラーのパフォーマンス ベンチマークの説明 PRIMERGY サーバのディスクサブシステムの性能値は、パフォーマンス評価に使用されます。また、さま ざまなストレージ接続の比較が可能です。このパフォーマンス測定は、実際のアプリケーションシナリオで のアクセスをモデル化した仕様に基づいて実施しています。 仕様化されている項目は次のとおりです。 ランダムアクセス/シーケンシャルアクセスの比率 リードアクセス/ライトアクセスの比率 ブロックサイズ(kB) 同時アクセス数(未処理 I/O の数) 仕様化された値の組み合わせを「負荷プロファイル」と呼びます。次の 5 つの標準負荷プロファイルは、典 型的なアプリケーションシナリオに相当します。 標準負荷プロファイル アクセス アクセスの種類 リード ライト ブロック サイズ [kB] アプリケーション ファイルコピー ランダム 50 % 50 % 64 ファイルのコピー ファイルサーバ ランダム 67 % 33 % 64 ファイルサーバ データベース ランダム 67 % 33 % 8 ストリーミング シーケンシャル 100 % 0% 64 データベース(ログファイル)、 データバックアップ、 ビデオストリーミング(一部) リストア シーケンシャル 0% 100 % 64 ファイルのリストア データベース(データ転送) メールサーバ 異なる負荷密度で同時にアクセスするアプリケーションをモデル化するため、「未処理 I/O の数」を 1 から 512 まで増やしていきます(2 の累乗で計算していきます)。 本書の測定は、これらの標準負荷プロファイルで行いました。 主な測定項目は次のとおりです。 スループット [MB/s] トランザクション [IO/s] レイテンシー [ms] 1 秒あたりのデータ転送量(メガバイト単位) 1 秒あたりの I/O 処理数 平均応答時間(ミリ秒単位) 通常、シーケンシャルな負荷プロファイルでは「データスループット」が使用され、小規模なブロックサイ ズを使用するランダムな負荷プロファイルでは「トランザクションレート」が使用されます。スループット とトランザクションは互いに正比例の関係にあるので、次の計算式で相互に算出できます。 データスループット [MB/s] = トランザクションレート [IO/s] × ブロックサイズ [MB] トランザクションレート [IO/s] = データスループット [MB/s] / ブロックサイズ [MB] 12 本項では、ハードストレージ媒体の容量を示す場合は 10 のべき乗(1 TB = 10 バイト)、その他の容量や 20 ファイルサイズ、ブロックサイズ、スループットを示す場合は 2 のべき乗(1 MB/s = 2 バイト/s)で表記 しています。 測定方法とディスク I/O パフォーマンスの基本については、ホワイトペーパー『ディスク I/O パフォーマン スの基本』を参照してください。 http://jp.fujitsu.com/primergy 23/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク環境 本章で示すすべての測定は、次のハードウェアとソフトウェアのコンポーネントを使用して行いました。 SUT(System Under Test:テスト対象システム) ハードウェア コントローラー 「Intel C236 上の LSI SW RAID(オンボード SATA)」× 1 Intel C236 PCH、コード名 Sunrise Point ドライバ名:megasr1.sys、ドライババージョン:17.01.2015.0716 BIOS バージョン:A.15.08211538R 「PRAID CP400i」× 1 「PRAID EP400i」× 1 「PRAID EP420i」× 1 ドライバ名:megasas2.sys, ドライババージョン:6.706.06 ファームウェアバージョン:24.7.0-0061 ドライブ 3.5" SATA SSD Intel SSDSC2BA400G3 × 4 3.5" SATA SSD Intel SSDSC2BB480G4C × 4 3.5" SATA HDD Seagate ST3000NM0033 × 4 3.5" SAS HDD HGST HUC156045CSS204 × 4 2.5" SATA SSD Intel SSDSC2BA400G3 × 4 2.5" SATA SSD Intel SSDSC2BB480G4C × 10 2.5" SATA HDD Seagate ST91000640NS × 4 2.5" SAS HDD HGST HUC156045CSS204 × 10 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2012 Standard R2 管理ソフトウェア ServerView RAID Manager 6.2.1 ベンチマークバージョン 3.0 ストライプサイズ コントローラーのデフォルト 測定ツール Iometer 1.1.0 測定領域 使用可能な LBA 領域の最初の 10 %はシーケンシャルアクセスで使用。続く 25 %は ランダムアクセスで使用。 ファイルシステム RAW Iometer worker の総数 1 Iometer アクセスの調整 4096 バイトの整数倍に調整 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 24/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク結果 本書で紹介する測定結果は、お客様がさまざまな PRIMERGY RX1330 M2 構成オプションからディスク I/O パフォーマンスの観点で適切なソリューションを選択できるようにするためのものです。RAID コントロー ラーと記憶媒体のさまざまな組み合わせが、次のように分析されます。記憶媒体自体の選択に関する情報は、 「ディスク I/O:ストレージ媒体のパフォーマンス」セクションに記載されています。 ハードディスク ハードディスクは、パフォーマンスを左右する最も重要なコンポーネントです。ここでは、「ハードディス ク」という用語を HDD(「ハードディスクドライブ」、つまり従来のハードディスク)と SSD(「ソリッ ドステートドライブ」、つまり不揮発性の電子ストレージメディア)の両方の総称として使用します。 1 つのシステム内で SAS ハードディスクと SATA ハードディスクを組み合わせることは、コンフィギュレ ーターで特別なハードディスクタイプとして除外されていない限り可能です。 3.5 インチのハードディスクの代わりに 2.5 インチのハードディスクを使用すると、1 台のシステムにより 多くのハードディスクを搭載できます。その結果、個々のハードディスクにかかる負荷が減少し、システム 全体の最大パフォーマンスが向上します。 各ハードディスクタイプのパフォーマンスの詳細については、このパフォーマンスレポートの『ディスク I/O:ストレージ媒体のパフォーマンス』の章を参照してください。 モデルバージョン システムに搭載できるハードディスクの最大数は、システム構成によって異なります。次の表では、主要例 を示します。 フォーム ファクター インターフェース 接続タイプ PCIe コントローラー数 ハードディスクの 最大数 2.5"、3.5" SATA 6G 直接 0 4 3.5" SATA 6G、SAS 12G 直接 1 4 2.5" SATA 6G、SAS 12G 直接 1 8 2.5" SATA 6G、SAS 12G エクスパンダー 1 10 http://jp.fujitsu.com/primergy 25/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 RAID コントローラー RAID コントローラーは、パフォーマンスを決定するうえで、ハードディスクに加えて 2 番目に重要なコン ポーネントです。コントローラーによって、PRIMERGY サーバの「モジュラー RAID」コンセプトに基づ いた数多くのオプションが用意されており、多様なアプリケーションシナリオのさまざまな要件に対応でき ます。 次の表は、PRIMERGY RX1330 M2 で利用可能な RAID コントローラーの重要な機能をまとめたものです。 この表に示されている略称は、後述の性能値の一覧でも使用されています。 コントローラー名 略称 Cache 対応 インターフェース システム内の 最大ディスク数 (コントローラー1 台あたり) FBU RAID レベル Sunrise Point Intel C236 上の LSI SW RAID (オンボード SATA) - SATA 6G - 2.5" × 4 0、1、10 - PRAID CP400i PRAID CP400i - SATA 6G SAS 12G PCIe 3.0 x8 2.5" × 8 3.5" × 4 0、1、1E、5、 10、50 - PRAID EP400i PRAID EP400i 1 GB SATA 6G SAS 12G PCIe 3.0 x8 2.5" × 10 3.5" × 4 0、1、1E、5、 6、10、50、60 PRAID EP420i PRAID EP420i 2 GB SATA 6G SAS 12G PCIe 3.0 x8 2.5" × 10 3.5" × 4 0、1、1E、5、 6、10、50、60 オンボード RAID コントローラーは、サーバのシステムボード上のチップセット Intel C236 に実装され、サ ーバの CPU を使用して RAID 機能を提供します。このコントローラーは、PCIe スロットを必要としないシ ンプルなソリューションです。 システム固有のインターフェース コントローラーからシステムボードおよびハードディスクへのインターフェースには、構成によって異なる データスループットの限界があります。次の表は、この限界を示します。2 つの限界値のうち小さい方の値 が実質的な限界値であり、これを超えることはできません。その値は太字で示しています。 コントローラーの 構成可能な値 略称 # ディスク ディスクインタ サイドのデータ ーフェースの チャネル スループットの 限界 # CPU サイドのデータ チャネル CPU サイドのインタ ーフェイスのス ループット制限 エクスパンダー 経由の接続 Sunrise Point SATA 6G × 4 2060 MB/s DMI 3.0 × 4 3433 MB/s PRAID CP400i SAS 12G × 8 8240 MB/s PCIe 3.0 × 8 6761 MB/s PRAID EP400i SAS 12G × 8 8240 MB/s PCIe 3.0 × 8 6761 MB/s -/ PRAID EP420i SAS 12G × 8 8240 MB/s PCIe 3.0 × 8 6761 MB/s -/ - エクスパンダーを使用すると、コントローラーの SAS チャネルを超える数のハードディスクをシステム内 で接続できるようになります。エクスパンダーではコントローラーの最大スループットを増大することはで きず、接続されているすべてのハードディスクの合計で最大スループットを利用します。 PRIMERGY システムの RAID コントローラーの詳細については、ホワイトペーパー『RAID コントローラ ーのパフォーマンス』を参照してください。 設定 26/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 多くの場合、HDD のキャッシュは、ディスク I/O のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。キャッシ ュは、電源障害時のセキュリティ上の問題になると見なされて、しばしば無効に設定されています。しかし、 ハードディスクメーカーは、ライトパフォーマンスを向上させるためにこの機能を組み込んでいます。パフ ォーマンスの観点では、ディスクキャッシュを使用することをお勧めします。電源障害時のデータの損失を 防止するため、システムに UPS を装備することをお勧めします。 キャッシュを実装しているコントローラーでは、複数のパラメータを設定できます。RAID レベル、アプリ ケーションシナリオ、およびデータメディアのタイプによって最適な設定は異なります。特に RAID レベル 5 と 6(およびさらに複雑な RAID レベルの組み合わせである 50 と 60)では、ライト比率の高いアプリケ ーションシナリオにおいてコントローラーのキャッシュを有効にすることが必須です。コントローラーキャ ッシュを有効にした場合、キャッシュに一時的に保存されたデータが電源障害時に損失しないように保護す る必要があります。この目的に適した機器(FBU)を使用すれば、この問題に対応できます。 RAID コントローラーとハードディスクの設定を簡単かつ確実に行うため、PRIMERGY サーバ向けに提供 されているソフトウェア「ServerView RAID Manager」の使用を推奨します。あらかじめ定義されている 「Performance」モードまたは「Data Protection」モードまたは「FastPath optimum」を使用すると、コン トローラーとハードディスクのキャッシュ設定を特定の用途に合わせて一括設定できます。「Performance」 モードでは、ほとんどのアプリケーションシナリオに対応した最高のパフォーマンス設定を行えます 。 「FastPath」 RAID コントローラオプションのある接続で、小さいブロックでのランダムアクセス(≤ 8 kB、 例えばデータベースの OLTP オペレーション)で SSD を使って最大のトランザクションレートを達成する ためには、「Fast Path optimum」モードを選択するとよい。 コントローラーキャッシュの設定オプションの詳細については、ホワイトペーパー『RAID コントローラー のパフォーマンス』を参照してください。 性能値 一般に、RAID アレイのディスク I/O 性能は、ハードディスクのタイプと数、RAID レベル、および RAID コ ントローラーに左右されます。したがって、ディスク I/O 性能に関する説明は、システム固有のインターフ ェースの限界を超えない限り、すべての PRIMERGY に当てはまります。そのため、『RAID コントローラ ーのパフォーマンス』の性能に関する記述は、測定対象の構成が PRIMERGY RX1330 M2 でもサポートさ れている場合、すべて当てはまります。 PRIMERGY RX1330 M2 の性能値を、さまざまな RAID レベル、アクセスタイプ、ブロックサイズ別に次の 表に示します。表は構成別に分けて整理してあります。サブセクション「ベンチマークの説明」ですでに説 明した測定方法を使用しています。つまり、ランダムアクセスではトランザクションレートを、シーケンシ ャルアクセスではデータスループットを使用しています。また、測定単位の混乱を避けるため、表を 2 つの アクセスタイプに分けました。 表の各セルは、達成可能な最大値を示しています。以下の 3 点に注意してください。1 つ目は、高性能なハ ードディスクを使用したことです(使用したコンポーネントの詳細については、「ベンチマーク環境」の項 を参照)。2 つ目は、アクセスシナリオと RAID レベルに応じた最適のキャッシュ設定で、コントローラーと ハードディスクのキャッシュを使用していることです。3 つ目は、各値はすべての負荷範囲(処理待ち I/O 数)における最大値だということです。 また、数値を視覚的に把握できるように、表の各セルの数値を横棒で表しました。横棒の長さが数値の大き さに比例し、その色は長さの比率が同じであることを示しています。つまり、同じ色のセル同士で視覚的に 比較できることになります。 各セルの横棒は達成可能な最大性能値を表しているので、左から右へと色が薄くなっています。棒の右端で 色が薄くなっているのは、その値が最大値であり、最適な前提条件を満たした場合のみ達成できることを意 味しています。左に向かって色が濃くなっているのは、対応する値を実際に実現できる可能性が高くなって いることを意味しています。 http://jp.fujitsu.com/primergy 27/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 2.5" - ランダムアクセス(IO/s 単位の最大パフォーマンス値): C236 ST91000640NS SATA HDD SSDSC2BA400G3 SATA SSD HUC156045CSS204 SAS HDD PRAID CP400i SSDSC2BB480G4C SATA SSD PRAID EP400i PRAID EP420i HUC156045CSS204 SAS HDD SSDSC2BB480G4C SATA SSD HUC156045CSS204 SAS HDD SSDSC2BB480G4C SATA SSD 2 1 380 332 42226 6879 4 4 0 10 683 562 390 323 77940 61093 14370 10684 2 1 1153 971 37739 4685 8 8 8 10 0 5 4294 4784 2435 2229 2531 1382 115104 142935 28848 20736 25238 12990 2 8 1 10 1590 4623 888 3265 38230 162574 4953 20132 8 8 0 5 5291 3008 3784 2097 185132 73854 28118 10405 10 10 10 10 0 5 5793 6291 3605 4024 N/A 4522 N/A 2431 N/A 2 8 1 10 1544 4616 994 3213 38253 163936 4813 19886 8 8 0 5 5230 2970 3729 2039 187813 73612 28664 10381 10 10 10 10 0 5 5656 6287 3539 2805 N/A 4537 N/A 1911 N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A (斜体: 28/45 ページ SSD ランダム 64 kB ブロック 67 % リード [IO/s] SSD ランダム 8 KB ブロック 67 % リード [IO/s] HDD ランダム 64 KB ブロック 67 % リード [IO/s] HDD ランダム 8 KB ブロック 67 %リード [IO/s] ディスク数 ハードディ スクタイプ RAID コントロー ラー 構成 RAID レベル PRIMERGY RX1330 M2 モデルバージョン PY RX1330M2/SFF/standard PSU モデルバージョン PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. fans モデルバージョン PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans 計算値) http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 2.5" - シーケンシャルアクセス(MB/s 単位の最大パフォーマンス値): C236 ST91000640NS SATA HDD SSDSC2BA400G3 SATA SSD HUC156045CSS204 SAS HDD PRAID CP400i SSDSC2BB480G4C SATA SSD PRAID EP400i PRAID EP420i HUC156045CSS204 SAS HDD SSDSC2BB480G4C SATA SSD HUC156045CSS204 SAS HDD SSDSC2BB480G4C SATA SSD HDD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % リード [MB/s] HDD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % ライト [MB/s] SSD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % リード [MB/s] SSD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % ライト [MB/s] ディスク数 ハードディ スクタイプ RAID コントロー ラー 構成 RAID レベル PRIMERGY RX1330 M2 モデルバージョン PY RX1330M2/SFF/standard PSU モデルバージョン PY RX1330M2/SFF/hot plug PSU/red. fans モデルバージョン PY RX1330M2/10xSFF/hot plug PSU/red.fans 2 1 113 108 746 428 4 4 0 10 427 224 423 212 1361 1047 1620 784 2 1 327 230 914 397 8 8 8 10 0 5 1051 1795 1579 892 1779 1558 3397 3377 3375 1274 2534 1734 2 8 1 10 350 1148 232 945 914 3605 403 1284 8 8 0 5 1874 1648 1892 1658 3602 3584 2538 2211 10 10 10 10 0 5 1397 2303 2090 1168 N/A 2354 N/A 2107 N/A 2 8 1 10 375 1174 232 942 910 3589 389 1271 8 8 0 5 1871 1648 1892 1650 3589 3589 2548 2131 10 10 10 10 0 5 1417 2324 2073 1167 N/A 2362 N/A 2065 N/A N/A N/A N/A (斜体: http://jp.fujitsu.com/primergy N/A N/A N/A 計算値) 29/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 3.5" - ランダムアクセス(IO/s 単位の最大パフォーマンス値): C236 PRAID CP400i PRAID EP400i PRAID EP420i ST1000NM0033 SATA HDD SSDSC2BA400G3 SATA SSD 2 1 351 321 42226 6879 4 4 0 10 634 544 364 315 77940 61093 14370 10684 2 1 1153 971 37739 4685 HUC156045CSS204 SAS HDD 4 10 2080 1073 72076 9855 SSDSC2BB480G4C SATA SSD 4 4 0 5 2605 1353 1361 764 96047 27401 13783 6225 38230 4953 2 1 1590 888 HUC156045CSS204 SAS HDD 4 10 2479 1532 69487 9425 SSDSC2BB480G4C SATA SSD 4 4 0 5 2778 2387 1914 1034 108560 41995 12061 5559 2 1 1544 994 38253 4813 HUC156045CSS204 SAS HDD 4 10 2453 1614 68997 9372 SSDSC2BB480G4C SATA SSD 4 4 0 5 2799 2438 1918 1112 106646 41942 13240 5452 (斜体: 30/45 ページ SSD ランダム 64 kB ブロック 67 % リード [IO/s] SSD ランダム 8 KB ブロック 67 % リード [IO/s] HDD ランダム 64 KB ブロック 67 % リード [IO/s] HDD ランダム 8 KB ブロック 67 %リード [IO/s] ディスク数 ハードディ スクタイプ RAID コントロー ラー 構成 RAID レベル PRIMERGY RX1330 M2 モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/standard PSU モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. fans 計算値) http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 3.5" - シーケンシャルアクセス(MB/s 単位の最大パフォーマンス値): C236 PRAID CP400i PRAID EP400i PRAID EP420i ST1000NM0033 SATA HDD SSDSC2BA400G3 SATA SSD HDD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % リード [MB/s] HDD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % ライト [MB/s] SSD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % リード [MB/s] SSD シーケンシャル 64 KB ブロック 100 % ライト [MB/s] ディスク数 ハードディ スクタイプ RAID コントロー ラー 構成 RAID レベル PRIMERGY RX1330 M2 モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/standard PSU モデルバージョン PY RX1330M2/LFF/hot plug PSU/red. fans 2 1 187 176 746 428 4 4 0 10 693 365 693 344 1361 1047 1620 784 2 1 327 230 914 397 HUC156045CSS204 SAS HDD 4 10 584 457 1811 761 SSDSC2BB480G4C SATA SSD 4 4 0 5 919 684 915 685 1813 1812 1523 1136 403 2 1 350 232 914 HUC156045CSS204 SAS HDD 4 10 627 473 1821 759 SSDSC2BB480G4C SATA SSD 4 4 0 5 957 730 945 709 1821 1815 1527 1154 2 1 375 232 910 389 HUC156045CSS204 SAS HDD 4 10 606 471 1818 779 SSDSC2BB480G4C SATA SSD 4 4 0 5 977 691 948 709 1821 1820 1543 1175 (斜体: 計算値) 結論 PRIMERGY RX1330 M2 は、強力なハードディスクを使用した完全構成において、シーケンシャル負荷プロ フ ァ イ ル で 最 大 3605 MB/s の ス ル ー プ ッ ト 、 一 般 的 な ラ ン ダ ム ア プ リ ケ ー シ ョ ン シ ナ リ オ で 最 大 187813 IO/s のトランザクションレートを達成します。 最高のパフォーマンスを得るには、プラグイン PRAID コントローラを推奨します。SSD を最高レベルのパ フォーマンスで使用するために、PRAID CP400i は比較的シンプルな RAID レベル 0、1、10 にすでに対応 しています。RAID 5 で使用する場合はキャッシュ付 PRAID コントローラを推奨します。 HDD の場合、大規模な書き込み共有を持つランダムロードプロファイルのコントローラキャッシュは、 RAID の全レベルで優れたパフォーマンスが得られます。 http://jp.fujitsu.com/primergy 31/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 OLTP-2 ベンチマークの説明 OLTP とは、Online Transaction Processing(オンライントランザクション処理)の略です。OLTP-2 ベン チマークは、データベースソリューションの標準的なアプリケーションシナリオを基にしています。OLTP2 では、データベースアクセスがシミュレートされ、1 秒あたりに実行されるトランザクションの数(tps) が測定されます。 独立した機関によって標準化され、その規則を順守して測定しているかを監視される SPECint や TPC-E の ようなベンチマークとは異なり、OLTP-2 は、富士通が開発した固有のベンチマークです。OLTP-2 は、デ ータベースのベンチマークとしてよく知られている TPC-E を基に開発されました。そして、CPU やメモリ の構成に応じてシステムがスケーラブルな性能を示すことを実証するために、さまざまな構成で測定できる ように設計されています。 OLTP-2 と TPC-E の 2 つのベンチマークが同じ負荷プロファイルを使用して同様のアプリケーションのシ ナリオをシミュレートしても、この 2 つのベンチマークは異なる方法でユーザーの負荷をシミュレートする ため、結果を比較したり同等のものとして扱うことはできません。通常、OLTP-2 の値は、TPC-E に近い値 となります。しかし、価格性能比が算出されないため、直接比較できないだけでなく、OLTP-2 の結果を TPC-E として利用することも許可されません。 詳細情報は、『ベンチマークの概要 OLTP-2』を参照してください。 ベンチマーク環境 一般的な測定環境を次に示します。 ドライバ A層 ネットワーク ネットワーク アプリケーション サーバ クライアント 32/45 ページ B層 データベースサーバ Database Server ディスク サブシステム SUT(System Under Test:テスト対象システム) http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ここで示す測定結果は、次の構成の PRIMERGY システムすべてで有効です。 データベースサーバ(B 層) ハードウェア プロセッサ Celeron G3900 Pentium G4400 Core i3-6100 ® ® Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family メモリ 64 GB: 16GB (1x16GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC × 4 ネットワーク インターフェース オンボード LAN 1 Gbps × 1 ディスク サブシステム RAID 0(OS 用) RAID 1(ログ用) オペレーティングシステムおよびデータベースアプリケーション シーケンシャルアクセス、応答時間を短縮するよう最適化 RAID 0(データ用) ランダムアクセス、スループットを最適化 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard データベース Microsoft SQL Server 2014 Enterprise アプリケーションサーバ(A 層) ハードウェア モデル PRIMERGY RX2530 M1 × 1 プロセッサ Xeon E5-2697 v3 × 2 メモリ 64 GB, 2133 MHz Registered ECC DDR4 ネットワーク インターフェース オンボード LAN 1 Gbps × 1 ディスク サブシステム 300 GB 15k rpm SAS ドライブ × 2 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard クライアント ハードウェア モデル PRIMERGY RX300 S8 × 1 プロセッサ Xeon E5-2667 v2 × 2 メモリ 64 GB、 1600 MHz registered ECC DDR3 ネットワーク インターフェース オンボード LAN 1 Gbps × 2 ディスク サブシステム 300 GB 10k rpm SAS ドライブ × 1 デュアルポート LAN 1 Gbps × 1 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard ベンチマーク OLTP-2 ソフトウェア EGen バージョン 1.14.0 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 http://jp.fujitsu.com/primergy 33/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク結果 データベースのパフォーマンスは、CPU やメモリの構成と、データベースで使用するディスクサブシステ ムの接続性によって、大きく異なります。次に示すプロセッサの性能評価では、メモリとディスクサブシス テムはどちらも適切であり、ボトルネックにならないものとします。 データベース環境でメインメモリを選択するときのガイドラインとして、メモリアクセス速度よりも、メモ リ容量が十分にあることが重要です。そのため、16 GB モジュールの最大構成で測定しました。 次のグラフは、レビュー対象のプロセッサ(1 基)で測定した OLTP-2 トランザクションレートを示してい ます。 OLTP-2 tps Xeon E3-1280 v5 4 Core, HT, TM Xeon E3-1270 v5 4 Core, HT, TM Xeon E3-1240 v5 4 Core, HT, TM Xeon E3-1260L v5 4 Core, HT, TM Xeon E3-1230 v5 4 Core, HT, TM Xeon E3-1240L v5 4 Core, HT, TM Xeon E3-1225 v5 4 Core, TM Xeon E3-1220 v5 4 Core, TM 788.23 788.03 784.75 770.65 769.01 603.47 548.97 535.58 Core i3-6100 2 Core, HT 391.09 Pentium G4400 2 Core 260.85 Celeron G3900 2 Core 212.18 0 100 200 HT:ハイパースレッディング、TM = ターボモード 300 400 500 太字: 斜体: 600 実測値 計算値 700 800 tps 多種類のプロセッサにより、広範にわたるレベルのパフォーマンスが実現されていることがわかります。パ フォーマンスが最も低いプロセッサ(Celeron G3900)を使用した場合に比べ、パフォーマンスが最も高い プロセッサ(Xeon E3-1280 v5)を使用した場合は、OLTP-2 値は 3.7 倍になっています。 測定結果が示す性能と機能に基づき、プロセッサをいくつかのグループに分類できます。 最もパフォーマンスが低いのは、ハイパースレッディング機能をサポートしていない、わずか 2 コアのプロ セッサである Celeron と Pentium です。 その次のグループのプロセッサは、OLTP-2 でより高いパフォーマンスを達成しています。これは、ハイパ ースレッディング機能をサポートするが、ターボモードをサポートしない 2 コアのプロセッサ Core i3-6100 です。 4 コアの Xeon E3 プロセッサでは、パフォーマンスが大幅に向上します。というのは、OLTP-2 の測定では 多くの場合、コア数を 2 倍にすると、パフォーマンスもほぼ 2 倍になるからです。さらにこのプロセッサ のグループでは、ターボモードの恩恵を受けています。ハイパースレッディング機能で論理的なプロセッサ コア数が 2 倍になることによっても、OLTP-2 の測定でより優れた結果が得られます。 34/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 PRIMERGY 現行モデルでの OLTP-2 の最高値は、旧モデルの最高値と比較して約 22.6%向上しています。 OLTP-2 tps の最高値 システム世代間の比較 tps 900 + 22.6% 800 700 600 500 400 300 1 × E3-1281 v3 32 GB 1 × E3-1280 v5 64 GB 200 SQL 2012 SQL 2014 RX1330 M1 RX1330 M2 100 0 http://jp.fujitsu.com/primergy 35/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 VMmark V2 ベンチマークの説明 VMmark V2 は、ハイパーバイザーを使用した仮想化ソリューションにおけるサーバ統合の適合性比較を行 うために VMware が開発したベンチマークです。ベンチマークは、負荷生成用のソフトウェアに加えて、 定義済み負荷プロファイルおよび規定されたルールで構成されます。VMmark V2 によって得られたベンチ マーク結果は、VMware に提出しレビューを経た後に VMware のサイト上で公開されます。実績あるベンチ マークである「VMmark V1」の使用は 2010 年 10 月に中止され、代わって後継の「VMmark V2」が使用さ れるようになりました。VMmark V2 では、2 台以上のサーバのクラスタが必要であり、仮想マシン(VM) のクローン作成とデプロイ、負荷分散、vMotion や Storage vMotion による VM の移動といった、データセ ンター機能も評価できます。 「Performance Only」の結果のほか、VMmark のバージョン 2.5 からは、電力消費量を代わりに測定して、 「Performance with Server Power」の結果(サーバシステムのみの消費電力)や「Performance with Server and Storage Power」の結果(サーバシステムおよびすべてのストレージコンポーネントの消費電力)とし て公開することもできます。 VMmark V2 は、実際には新しいベンチマー アプリケーションシナリオ 負荷ツール クではありません。VMmark V2 は、既存の LoadGen ベンチマークをワークロードとして統合す メールサーバ るフレームワークで、これにより仮想化さ Web 2.0 Olio クライアント れた統合サーバ環境の負荷をシミュレート e コマース DVD Store 2 クライアント します。3 つの実績あるベンチマーク(それ スタンバイサーバ (IdleVMTest) ぞれ、メールサーバ、Web 2.0、e コマース のアプリケーションシナリオに対応)が、VMmark V2 に統合されています。 VM の数 1 2 4 1 これらの 3 つのアプリケーションシナリオは、合計 7 つの仮想マシンに 1 つずつ割り当てられます。さら に、スタンバイサーバという 8 番目の VM がこれらに追加されます。これらの 8 つの VM が「タイル」を 形成します。測定対象となるサーバの処理能力によっては、全体として最大のパフォーマンスを達成するた めに複数のタイルを並列して開始する必要があります。 VMmark V2 の新機能に、ホスト 2 台ごとに 1 つ存在するインフラストラクチャーコンポーネントがありま す。これにより、VM のクローン作成やデプロイ、vMotion、Storage vMotion によるデータセンター運用の 効率性が評価されます。このとき、DRS(Distributed Resource Scheduler)によるデータセンターの負荷 分散機能も使用されます。 VMmark V2 のテストタイプ「Performance Only」での結果は「スコア」と呼ばれる数値であり、テスト対 象システムの仮想化パフォーマンスを表します。スコアは、サーバ集約によるメリットの最大合計値で、さ まざまなハードウェアプラットフォームの比較基準として使用されます。 このスコアは、VM の個々の結果とインフラストラクチャーコンポーネントの結果から導かれます。5 つの VMmark V2 アプリケーション VM またはフロントエンド VM のそれぞれが、各 VM でのアプリケーション 固有のトランザクションレートという形でベンチマーク結果を示します。スコアを正規化するために、各タ イルのベンチマーク結果とリファレンスシステムでの結果との比率を求め、得られた値の幾何平均を算出し ます。さらに、すべての VM について、同じ手順で求めた値を加算します。この値は、総合スコアの 80 % を決定します。また、ホスト 2 台ごとに 1 つ存在するインフラストラクチャーコンポーネントによるワー クロードが、結果の 20 %を決定します。インフラストラクチャーコンポーネントのスコアは、1 時間あた りのトランザクション数と、秒単位の平均持続時間で示されます。 実際にはスコアに加えて、タイル数がスコアと共に示されます。例えば「4.20@5 タイル」のように「スコ ア@タイル数」と表します。 2 つのテストタイプ「Performance with Server Power」と「Performance with Server and Storage Power」 の場合は、いわゆる「Server PPKW Score」と「Server and Storage PPKW Score」が決定されます。これ は、パフォーマンススコアを平均消費電力(キロワット単位)で割ったものです(PPKW は Performance Per KiloWatt の略です)。 この 3 つのテストタイプの結果は、相互に比較するべきではありません。 VMmark V2 の詳細については、『ベンチマークの概要 VMmark V2』を参照してください。 36/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク環境 一般的な測定環境を次に示します。 サーバ クライアントと管理サーバ ストレージシステム 複数の 1Gb または 10Gb ネットワーク プライムクライアントを 含む負荷ジェネレーターと データセンター管理サーバ vMotion ネットワーク SUT (System Under Test:テスト対象システム) SUT(System Under Test:テスト対象システム) ハードウェア サーバ数 2 モデル PRIMERGY RX1330 M2 プロセッサ Xeon E3-1280 v5 × 2 メモリ 64 GB:16GB (1x16GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC × 4 ネットワーク インターフェース オンボード Intel I210 Dual Port 1GbE Adapter × 1 PLAN CP 2x1Gbit Cu Intel I350-T2 LP × 1 ディスク サブシステム Dual port FC Ctrl 8Gb/s 2 Chan LPe12002 MMF LC LP × 1 ファイバーチャネルのターゲットとして構成された PRIMERGY RX300 S8 × 1 SAS-SSD (400 GB) × 3 ® Fusion-io ioDrive 2 PCIe-SSD (1.2 TB) × 2 RAID 0(数個の LUN で構成) 合計:2221 GB ソフトウェア BIOS バージョン V5.0.0.11 R1.2.0 BIOS 設定 「詳細」を参照 オペレーティング システム VMware ESXi 6.0.0 U1b ビルド 3193039 オペレーティング システム設定 ESX 設定:「詳細」を参照 詳細 公開 URL http://jp.fujitsu.com/primergy http://www.vmware.com/a/assets/vmmark/pdf/2015-12-08-Fujitsu-RX1330M2.pdf 37/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 DMS(Datacenter Management Server:データセンター管理サーバ) ハードウェア(共通) シャーシ PRIMERGY BX600 ネットワーク スイッチ PRIMERGY BX600 GbE Switch Blade 30/12 × 1 ハードウェア モデル サーバブレード PRIMERGY BX620 S5 × 1 プロセッサ Xeon X5570 × 2 メモリ 24 GB ネットワーク インターフェース 1 Gbit/s LAN × 6 ソフトウェア オペレーティング システム VMware ESXi 5.1.0 ビルド 799733 DMS(Datacenter Management Server:データセンター管理サーバ)VM ハードウェア プロセッサ 論理 CPU × 4 メモリ 10 GB ネットワーク インターフェース 1 Gbit/s LAN × 2 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x64 Edition プライムクライアント ハードウェア(共通) シャーシ PRIMERGY BX600 ネットワーク スイッチ PRIMERGY BX600 GbE Switch Blade 30/12 × 1 ハードウェア モデル サーバブレード PRIMERGY BX620 S5 × 1 プロセッサ Xeon X5570 × 2 メモリ 12 GB ネットワーク インターフェース 1 Gbit/s LAN × 6 ソフトウェア オペレーティング システム 38/45 ページ Microsoft Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition SP2 http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 負荷ジェネレーター ハードウェア モデル PRIMERGY RX600 S6 × 2 プロセッサ Xeon E7-4870 × 4 メモリ 512 GB ネットワーク インターフェース 1 Gbit/s LAN × 5 ソフトウェア オペレーティング システム VMware ESX 4.1.0 U2 ビルド 502767 負荷ジェネレーター VM(タイルあたり 1 つの負荷ジェネレーター VM) ハードウェア プロセッサ 論理 CPU × 4 メモリ 4 GB ネットワーク インターフェース 10 Gbit/s LAN × 1 ソフトウェア オペレーティング システム Microsoft Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition SP2 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 http://jp.fujitsu.com/primergy 39/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク結果 2015 年 12 月 8 日 、 富 士 通 は 、 Xeon E3-1280 v5 プ ロ セ ッ サ を 搭 載 し た PRIMERGY RX1330 M2 と VMware ESXi 6.0.0 U1b を使用して VMmark V2 スコアで「3.89@3 タイル」を 達成しました。このときは、合計 2 × 4 のプロセッサコアを搭載するシステム構成で、「テス ト対象システム」( SUT)には同一のサーバを 2 台使用しました。上記の結果により、 PRIMERGY RX1330 M2 は、公式の VMmark V2「Performance Only」ランキングで、最も強力な 1 ソケッ トサーバと評価されています(ベンチマーク結果の公表日現在)。 競合他社製品との比較はすべて、2015 年 12 月 8 日現在のものです。最新の VMmark V2「Performance Only」の結果、および詳細な結果と構成データについては、http://www.vmware.com/a/vmmark/ を参照して ください。 使用したプロセッサでは、優れたハイパーバイザー設定によってプロセッサの機能を最適に利用できます。 そのため、これらのプロセッサの使用は、PRIMERGY RX1330 M2 がこの結果を達成するための重要な前提 条件でした。プロセッサの機能には、ハイパースレッディングが含まれます。これらはすべて、仮想化に対 して有効に機能します。 すべての VM、それらのアプリケーションデータ、ホストオペレーティングシステム、および追加で必要な データは、強力なファイバーチャネルディスクサブシステムに格納されました。このディスクサブシステム は、ベンチマークの特定の要件を考慮して構成することもできます。SAS SSD や PCIe-SSD といったフラ ッシュテクノロジーを強力なファイバーチャネルディスクサブシステムで使用することにより、ストレージ メディアの応答時間がさらに向上しました。 負荷ジェネレーターとのネットワーク接続は、1Gb LAN ポートを使って実装されています。ホスト間のイ ンフラストラクチャー負荷接続は、1Gb LAN ポートを使って実装されています。 使用したすべてのコンポーネントは、それぞれが最適に動作するように調整しました。 40/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 STREAM ベンチマークの説明 STREAM は、メモリのスループットを測定するために長年使用されてきた総合的なベンチマークで、John McCalpin 氏がデラウェア大学に教授として在職中に、氏によって開発されました。現在はバージニア大学 でサポートされており、ソースコードを Fortran または C のいずれでもダウンロードできます。STREAM は、特に HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)分野で、重要な役割を担っています。例えば、 STREAM は、HPC Challenge ベンチマークスイートの一部として使用されています。 このベンチマークは、PC とサーバシステムの両方で使用できるように設計されています。測定単位は、 [GB/s] であり、1 秒あたりにリード/ライト可能なギガバイト数です。 STREAM では、シーケンシャルアクセスでのメモリスループットを測定します。メモリ上のシーケンシャ ルアクセスは、プロセッサキャッシュが使用されるため、一般にランダムアクセスより高速です。 ベンチマーク実行前に、測定環境に合わせて、STREAM のソースコードを調整します。また、プロセッサ キャッシュによる測定結果への影響ができるだけ少なくなるよう、データ領域のサイズは、全プロセッサの 最後のレベルのキャッシュの総容量の 12 倍以上にする必要があります。ベンチマーク中にプログラムの一 部を並列実行するために、OpenMP プログラムライブラリを使用します。これにより、利用可能なプロセ ッサコアに対して最適な負荷分散が行われます。 STREAM ベンチマークでは、8 バイトの要素で構成されるデータ領域が、4 つの演算タイプに連続的にコピ ーされます。COPY 以外の演算タイプでは、算術演算も行われます。 演算タイプ 演算 ステップあたりのバイト数 ステップあたりの浮動小数点演算 COPY a(i) = b(i) 16 0 SCALE a(i) = q × b(i) 16 1 SUM a(i) = b(i) + c(i) 24 1 TRIAD a(i) = b(i) + q × c(i) 24 2 スループットは、演算タイプ別に GB/s で表されます。しかし最近のシステムでは、通常、演算タイプによ る値の差はほんのわずかです。そのため、一般的に、性能比較には TRIAD の測定値だけが使用されます。 測定結果は、主にメモリモジュールのクロック周波数によって変わります。また、算術演算は、プロセッサ によって影響を受けます。 9 本章では、スループットを 10 のべき乗で表しています。(1 GB/s = 10 Byte/s) http://jp.fujitsu.com/primergy 41/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク環境 SUT(System Under Test:テスト対象システム) ハードウェア モデル PRIMERGY RX1330 M1 プロセッサ Celeron G3900 Pentium G4400 Core i3-6100 ® ® Intel Xeon Processor E3-1200 v5 Product Family メモリ 16GB (1x16GB) 2Rx8 DDR4-2133 U ECC × 4 ソフトウェア オペレーティング システム Xeon E3-1225 v5: Red Hat Enterprise Linux Server release 7.2 その他: SUSE Linux Enterprise Server 12 (x86_64) オペレーティング システム設定 Transparent Huge Pages inactivated コンパイラー Intel C++ Composer XE 2015 for Linux ベンチマーク Stream.c Version 5.10 国または販売地域によっては、一部のコンポーネントが利用できない場合があります。 42/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 ベンチマーク結果 プロセッサ メモリ 周波数 [MHz] 最大メモリ 帯域幅 [GB/s] コア数 プロセッサ 周波数 [GHz] TRIAD Celeron G3900 2133 34.1 2 2.80 30.3 Pentium G4400 2133 Core i3-6100 2133 34.1 2 3.30 30.3 34.1 2 3.70 30.6 Xeon E3-1240L v3 2133 34.1 4 2.10 29.1 Xeon E3-1260L v3 2133 34.1 4 2.90 29.8 Xeon E3-1220 v3 2133 34.1 4 3.00 30.0 Xeon E3-1225 v3 2133 34.1 4 3.30 29.7 Xeon E3-1230 v3 2133 34.1 4 3.40 29.9 Xeon E3-1240 v3 2133 34.1 4 3.50 29.8 Xeon E3-1270 v5 2133 34.1 4 3.60 30.1 Xeon E3-1280 v5 2133 34.1 4 3.70 29.9 [GB/s] 次のグラフは、PRIMERGY RX1330 M2 とその旧モデルである PRIMERGY RX1330 M1 のスループットを 比較したものです。 PRIMERGY RX1330 M2 Xeon E3-1280 v5 Xeon E3-1270 v5 Xeon E3-1240 v5 Xeon E3-1230 v5 Xeon E3-1225 v5 Xeon E3-1220 v5 Xeon E3-1260L v5 Xeon E3-1240L v5 Core i3-6100 Pentium G4400 Celeron G3900 PRIMERGY RX1330 M1 STREAM TRIAD: PRIMERGY RX1330 M2 と PRIMERGY RX1330 M1 の比較 Xeon E3-1286 v3 Xeon E3-1281 v3 Xeon E3-1271 v3 Xeon E3-1241 v3 Xeon E3-1231 v3 Xeon E3-1220 v3 Xeon E3-1275L v3 Xeon E3-1240L v3 Core i3-4330 Pentium G3420 Celeron G1820 est. 0 http://jp.fujitsu.com/primergy 5 10 15 20 25 30 GB/s 43/45 ページ ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 関連資料 PRIMERGY サーバ http://jp.fujitsu.com/primergy PRIMERGY RX1330 M2 このホワイトペーパー: http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=b5677c7c-894e-4a3c-8e3e-6f8e35b6ecab http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=788e192b-9b1d-4741-9249-cdffe563fa47 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=dbbc7cf9-e998-4b07-a8e2-b745b262eefe データシート(英語) http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=a7e754be-97dc-45af-a168-3cbd32d97ee3 PRIMERGY のパフォーマンス http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/performance/ コンポーネント別性能情報 RAID コントローラーのパフォーマンス 2013 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=e34159fa-0196-4a01-99ff-8792b5f644eb RAID コントローラーのパフォーマンス 2016 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=3075886a-3c79-4b5b-8d9f-e9269e083bef ディスク I/O:パフォーマンス – ストレージ媒体と RAID コントローラー ディスク I/O パフォーマンスの基本 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=35801735-a223-491a-a879-43f506444366 Iometer についての情報 http://www.iometer.org OLTP-2 ベンチマークの概要 OLTP-2 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=9775e8b9-d222-49db-98b1-4796fbcd6d7a SPECcpu2006 http://www.spec.org/osg/cpu2006 ベンチマークの概要 SPECcpu2006 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=00b0bf10-8f75-435f-bb9b-3eceb5ce0157 SPECpower_ssj2008 http://www.spec.org/power_ssj2008 ベンチマークの概要 SPECpower_ssj2008 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=a133cf86-63be-4b5a-8b0f-a27621c8d3c5 STREAM http://www.cs.virginia.edu/stream/ VMmark V2 ベンチマークの概要 VMmark V2 http://docs.ts.fujitsu.com/dl.aspx?id=a083d947-8a41-45d1-a112-8cd295595a95 VMmark V2 http://www.vmmark.com 44/45 ページ http://jp.fujitsu.com/primergy ホワイトペーパー パフォーマンスレポート PRIMERGY RX1330 M2 バージョン:1.2 2016-02-29 お問い合わせ先 富士通 Web サイト:http://jp.fujitsu.com/ PRIMERGY のパフォーマンスとベンチマーク mailto:[email protected] © Copyright 2015-2016 Fujitsu Technology Solutions。Fujitsu と Fujitsu ロゴは、富士通株式会社の日本およびその他の国における登録商標または商標で す。その他の会社名、製品名、サービス名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。知的所有権を含むすべての権利は弊社に帰属します。製品デー タは変更される場合があります。納品までの時間は在庫状況によって異なります。データおよび図の完全性、事実性、または正確性について、弊社は一 切の責任を負いません。本書に記載されているハードウェアおよびソフトウェアの名称は、それぞれのメーカーの商標等である場合があります。第三者 が各自の目的でこれらを使用した場合、当該所有者の権利を侵害することがあります。 詳細については、http://www.fujitsu.com/fts/resources/navigation/terms-of-use.html を参照してください。 2016-02-29 WW JA http://jp.fujitsu.com/primergy 45/45 ページ