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資 料 編

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資 料 編
資 料 編
1.用語解説
(1)健康増進計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)食育推進計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
2.資料集
健康増進計画
(1)分野別課題と取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(2)ライフステージ別の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
食育推進計画
(1)分野別課題と取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
(2)ライフステージ別の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
3.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定委員会設置要綱・・・・・・・・24
4.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定ワーキングチーム設置要綱・・・26
5.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定委員名簿・・・・・・・・・・・27
6.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定ワーキングチーム名簿・・・・・28
7.策定の経過・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
1
1,用語解説
(1)健康増進計画
ア行
アルコール
関連疾患
長期にわたって大量の飲酒をするとそれがもとで様々な身体の病気を併発す
る。原因は二つあり、ひとつは、アルコールの臓器毒性であり、もうひとつは
栄養障害である。食事も取らず飲みつづけることが多いと、栄養の摂取が不十
分となる。また、十分な食事をしていたとしても、多量のアルコールのために、
吸収不良を起こすことが多く、栄養が不足しやすくなる。
うつ病、
うつ病(うつびょう、鬱病、欝病)とは、気分障害の一種であり、抑うつ気分
うつ傾向
や不安・焦燥(しょうそう)、精神活動の低下、食欲低下、不眠症などを特徴
とする精神疾患である。
栄養及び代謝 栄 養 の 過不 足 によ って 起 こ る疾 患 。代 謝性 疾 患 とは 、 糖尿 病な ど
性疾患
の代謝性の疾患がある病気のこと。
カ行
禁煙プログラ 禁煙を支援するためのプログラムのことで、喫煙が及ぼす健康影響についての
ム
知識の普及も目的としている。
口腔機能
口腔機能は「咀嚼(かみ砕く)、嚥下(飲み込む)、発音、唾液の分泌など」に
関わり、その役割を大別すれば、「1.食べる、2.話す」となる。人が社会のなか
で健康な生活を営むための原点ともいうべき機能である。
骨粗しょう症 骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気で、骨全体が弱まって骨折してしま
うため、骨が元に戻るまでに時間がかかる。また、骨折が原因で日常生活行動(A
DL)が低下し、寝たきりになってしまうことが大きな問題となっている。
サ行
脂質代謝異常 脂質代謝異常症とは血中にある脂質成分のバランスに異常がある状態のこ
とをさし、血中に溶けている脂質が異常に多い状態を高脂血症と言う。血中
に溶けている脂質にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質、脂肪酸などと
いったものがある。コレステロールには善玉(HDL)と悪玉(LDL)があ
り、悪玉コレステロールが増えると動脈硬化が起こりやすくなると考えられ
ている。また、中性脂肪も動脈硬化と深く関係しているといわれている。
脂質代謝異常症(高脂血症)は動脈硬化の他に、心筋梗塞、狭心症、高血圧の
原因にもなる。
2
歯周病
歯周病とは、口腔内の歯周病原性細菌(歯周病を引き起こす細菌)によって
引き起こされる感染症である。細菌の攻撃に対する抵抗力つまり免疫力が低
かったり、細菌の活動性が免疫力より強かったりすると、歯周病は進行して、
歯肉や歯槽(しそう)骨(歯の周りで歯を支えている顎の骨)などの歯周組
織を破壊していくようになる。近年では法的に生活習慣病と認定され、様々
な全身疾患との相互的な関連性の研究報告もなされるようになり、歯周病の
治療や予防に対する重要性は非常に高まりつつある。
主食・主菜
「主食」はご飯・パン・麺類等エネルギー源となる食品。「主菜」は魚・肉等のた
・副菜
んぱく質が豊富な食品。「副菜」は野菜等のビタミンが豊富な食品。誰でもわか
りやすい栄養バランスのとり方として、食事に主食・主菜・副菜をそろえるとい
う目標を設定するもの。
心疾患
狭心症、心筋梗塞、心不全など心臓疾患の総称。
受動喫煙
たばこの煙には、本人が吸う「主流煙」と、たばこの先から立ちのぼる「副流
煙」とがある。煙には多くの有害物質が含まれており、その量は主流煙より副
流煙のほうに数倍から数十倍も多い。この副流煙を、自分の意思とは無関係に
吸い込んでしまうことを「受動喫煙」と呼んでいる。こうした“好まない喫煙”
によって病気にかかる危険度は、肺がんでたばこの害を受けない人の 1.19 倍、
心臓病で 1.25 倍にも高まる。
妊娠中の喫煙は早産や流産、死産などの原因となる。喫煙する母親の赤ちゃん
は、たばこを吸わない母親から生まれた赤ちゃんに比べて、生まれたときの身
長・体重がともに劣っている。こうした赤ちゃんは、生まれてからも発育が遅
れたり、気管支喘息や気管支炎などの病気にかかりやすくなったりするほか、
乳幼児突然死症候群の危険度が 5 倍近くにもなるという研究報告もある。
生活習慣病 食生活・運動習生活習慣病慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、その発症・進行
に関与する疾患の総称のこと。
生活機能評価 65歳以上の高齢者(要支援・要介護認定を受けている方を除く)を対象として、
身体の衰弱や低栄養といった加齢に伴う生活機能の低下をいち早く発見するた
めの健診。
精神自立支援 精神障害者自立支援法施行に伴い、平成 18 年 4 月 1 日から自立支援医療(精神
医療受給者証 通院医療)が実施されている。精神疾患の治療のために医療機関に通院する場
合、医療費の自己負担分の一部を公費で負担する制度。
3
タ行
糖代謝異常
特定健診
糖代謝異常とは、糖尿病または糖尿病にはなっていないが、血糖が高めである
状態を言う。血糖値が高まることで様々な合併症をきたす危険性のある病気。
特定健康診査とは、国のメタボリックシンドローム対策の柱として、2008 年 4
月より導入された新しい健康診断のことで、糖尿病や高脂血症、高尿酸血症な
どの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として実施。
ナ行
脳血管疾患
脳に栄養を運ぶ血管の障害により発症する病気の総称で、脳の動脈が詰まった
り血流が妨げられる脳梗塞と、脳の動脈が破裂する脳出血に分類される。
内分泌代謝疾 内分泌代謝疾患は、ホルモンを作る内分泌臓器の障害によりホルモン
患
分泌の異常(増加又は低下)が起こった状態か、またはそのホルモン
が作用する対象臓器の異常(ホルモン受容体やホルモン情報の障害)
により、ホルモン作用の異常が起こった状態をいう。内分泌代謝疾患
の中には糖尿病や高脂血症の様に患者数の多い疾患から希な疾患ま
で様々な疾患が含まれる。
ハ行
弁当の日
副流煙
フッ化物洗口
振り返りチェ
ックシート
母性健康管理
指導事項連絡
カード
2001 年に香川県で始まり、現在全国 1,000 校以上が実施している食育の取り組
み。詳細は、「食育推進計画」の語句の説明を参照。
たばこの先から出ている煙・喫煙者が吐き出した煙のことを言い、発がん物質
などの有害物質を多く含む。非喫煙者でも、このたばこの煙を吸い込むこと(受
動喫煙)によって、健康への害が生じる。
フッ化物水溶液を用いてブクブクうがいを行い、歯のエナメル質表面にフッ化
洗口物を作用させて、虫歯を予防する方法である
「人生振り返りシート」のことで、詳細は「食育推進計画」の語句の説明を参
照。
母健連絡カードは、主治医等が行った指導事項の内容を、仕事を持つ妊産婦か
ら事業主へ明確に伝えるのに役立つカードのこと。
4
マ行
慢性閉塞性肺 代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり死よりも恐ろしい病気として知られて
疾患
いる。さまざまな有毒なガスや微粒子の吸入、特に喫煙がきっかけになり、肺
(COPD) 胞の破壊や気道炎症が起き、緩徐進行性および不可逆的に息切れが生じる病気
である。多くの場合、咳嗽や喀痰も見られる。
マタニティー 妊産婦が交通機関を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示し易く
マーク
するもの。さらに、交通機関・職場・飲食店・その他の公共機関等がその取組や呼
びかけ分を付けてポスターなどとして掲示し、妊産婦に優しい環境づくりを推
進するもの。
メタボ予防健 「メタボ」とは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)のこと。肥満症
診
や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病
(内臓脂肪症候 気ではなく、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満という)
群)
が原因であり、これにより、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態
を『メタボリックシンドローム』といい、治療の対象として考えられるように
なってきた。このメタボリックシンドロームを予防するために、20 歳から 39
歳までを対象にして実施する健診のこと。
ワ行
ワークライフ 「仕事と生活の調和」と訳され、「一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら
バランス
働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても子育て
期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」
ことを指す。
5
(2)食育推進計画
(*1)南丹市食育推進計画における
南丹市食育推進計画における「
における「ほんまもん」
ほんまもん」の定義(
定義(再掲)
再掲)
“南丹市産”の農作物や、食にかかわるすべてのもの
(*2)「食事バランスガイド
食事バランスガイド」
バランスガイド」
1 日に「何を」「どれだけ」食べたら良いかを、コマをイメージしたイラストで示し
たものです。
(*3)「マイ箸
マイ箸マイ茶
マイ茶わんキャンペーン
わんキャンペーン」
キャンペーン」
キャッチフレーズ
「マイ箸マイ茶わんをつくっておいしいご飯をたべましょう」
キャンペーンにおけるマイ箸マイ茶わんの定義
自らが作った箸及び茶わんをさします。
目的 本格的な道具を用いて、箸や茶わんを作り、それを使って食することで、道
具の大切さを学び、日本文化の奥深さを再確認すること。
(*4)「お弁当の
弁当の日」
2001年に香川県の竹下和男校長先生(当時)が、「自分で食べるものを料理でき
る人」になって欲しいという思いで始められた取り組みです。子どもが自分でお弁
当を作り、学校でみんなそろって食べる活動です。「弁当の日」から色々なことに気
付き、感じ、考える、学びから「生きる力」をサポートし、家庭に「暮らしの時間」
をとりもどす目的を持っています。
(*5)「人生振り
人生振り返りシート」
シート」
縦に項目、横に年齢の書かれた、人生を振り返るためのシートです。回想だけでな
く、実際に書き込むことで客観的に自分の半生を振り返り、これからの自分を考え
ていけるよう作成されています。
6
【運動】
2資料集 健康増進計画
健康増進計画 (1)分野別課題と
分野別課題と取り組み
妊
娠
期
乳
幼
児
期
学童
・思
春期
青
年
期
壮
年
期
高
齢
期
課題・現状
場・環境
づくり
仲間づく
り
小さい頃から
習慣づける
個人でできること
(ワーキング会議 第4回)
地域・職場でできること
行政でできること
市内の各イベントに参加し
たらポイントがもらえる
乳児期の運動発達がゆっくりな子・手や足の協調運動が苦手
な子・手先が不器用な子が増えている。
外遊びをしている子が減ってきている。
テレビの視聴時間が長い。
学校では、ほぼ全員に授業やクラブ活動で運動をする機会が
ある。学校以外では、スポーツ教室やレクレーション等、参
加する子としない子に2極化している。
※小学校の段階でスポーツの楽しさを学ぶ。
スポーツをしたい思いを持っている人は多いが、参加が少な
い。いかに多く参加させるか、また、息長くスポーツやレク
レーションができる環境づくりが大切。
運動不足の人が多い。(週 2 日以上の運動を継続している人が
少ない。また、仕事などが忙しく、運動する時間がないとい
う人が多く、ワークライフバランスの視点が必要。
必要以上に車での移動が多いように思う。)
肥満が原因と思われる変形性膝関節症・股関節症の人が多く
また、加齢とともに下肢筋力低下の人が多くなる。
75 歳以上の方の閉じこもり予防、介護予防⇒元気な高齢者を
つくり、維持してもらう
この時期は親子遊びが中心。親子で
親子で
遊べる場
べる場づくり(環境、遊びの紹介
など)
親の意識を変
える
集落に同じ年の子がいない
子どもは体を動かすのが好き。いか
いつでもどこでも誰とでもでき (少子化の問題)、異年齢集団
に、その気持ちを引出してあげるか。
る。スポーツ、レクレーション の中で遊ぶ経験が少ない、
帰っても遊ぶ子がいない。 中・高生⇒地域の取組に参加しない
各 イベントに
イベント に 参
身近にできる
身近にできる運動習慣
にできる運動習慣・
運動習慣・環境
加 したらポイン
したら ポイン
声賭けしあう
声賭けしあう仲間作
けしあう仲間作り
仲間作り
トがもらえる
・地域の中で誰でもできるスポーツの普及
環境づくりが
環境づくりが必要
づくりが必要
・既存するイベントを使って運動を楽しむ
・地域にプロデュースする人がいる
・地域で定期的にスポーツする、歩く
運動習慣を
運動習慣を作っておく
(子どもの時から高齢期まで)
○参加しやすい場づくり、きっかけづくり
○ポイント制にして励みとする
※ 事業所で
事業所でレクや
レクやスポーツ
に親しむ場作
しむ場作り
場作り。
市役所の職員のスポーツ参加。一
事業所としてモデル的にやって
みる。仲間づくりも兼ねて!
【休養とこころの健康】
課題・現状
妊
娠
。
期 妊娠期に止めていた喫煙を再開(子育てへのストレス?)
孤立した親を作らない。両親で子育てしていく意識作り。
(成熟していない母)
乳
幼
育児不安がある母親が2割。保護者が安心して受診できる環
児
期 境づくり(専門病院が遠い)。子育てサークルがたくさんでき
つつある⇒でも、育児不安がある。地域の母親同士のつなが
りに入り難い。仲間づくりができないままの母。「場」はあ
学童 るのに入れない⇒声をかける人が必要
・思
春期
青
年
期 身近に相談できる場所作り。
専門医療機関の充実。
相談の場等につながらない人をどうするか。
壮
年
期 うつの人の増加。発達障害、コミュニケーション障害を抱え
大人になり社会生活に躓いてしまった人が増加(フリーター、
ニート、閉じこもりへ)。自殺対策ができていない。グループ
ワーク参加者は限られている。地活・サロン利用者の増加。
高
齢
女性<男性。⇒地域に出て仲間づくりを!
期 充実感がない
高齢者のうつ・自殺の予防。
仲間づくり
孤立した高齢者を作らない。 仲間づくり
自殺対策。
個人でできること
地域・職場でできること
どの年代の方も何が楽しく
思えるのか?⇒個が中心
行政でできること
○場に出て来られない人へ
正しい情報提供ができる場を活用(健診・保育所・学校のPTA⇒どうし
ても出てこざるを得ない場をうまく利用する)。ネットを使って仲間づく
り、ネットを使った不安解消。
場のつくり方
のつくり方
・情報提供
・一人にしない(気持ちも)
・仲間づくり 楽しく
・場づくり
気楽に
気楽に相談できる
相談できる場
できる場、窓口が必要
●上手にストレス解消、ストレスと上手に付き合う。 身近にかかれる
身近にかかれる専門家
にかかれる専門家
●職場で語り合える雰囲気作り
●啓発・啓蒙
○学校で登下校のボランティア
○高齢者の能力を生かした働く場
※能力を
能力を発揮できる
発揮できる場
できる場を作り子どもたちに教
どもたちに教える(
える(伝える)
える)
8
【たばこ】
妊娠
期
乳幼
児期
思
学童
春
期・
青年
期
壮年
期
高齢
期
課題・現状
妊娠をきっかけに禁煙。
タバコを吸っている妊婦の割合7%
※親になっても喫煙を続ける理由?
子どもの前でたばこを吸う親(多くはないが)
赤ちゃんがいる家庭で家族が喫煙している割合が半数(家
族、特に両親の喫煙は乳幼児突然死症候群の危険因子)。
学童や学生など若い時からの禁煙教育が大切。
(ワーキング会議 第5回)
個人でできること
地域・職場でできること
行政でできること
正しい知識
しい知識の
知識の普及・
普及・啓発(
啓発(副流煙の
副流煙の問題、
問題、たばこの身体
たばこの身体への
身体への悪影響
への悪影響)
悪影響)
禁煙を
禁煙を目指す
目指す人へ支援をする
支援をする場作
をする場作りが
場作りが必要
りが必要 ※各時期共通
※喫煙を予防するために⇒若い時からたばこの害についての教育が必要
子ども時代からの禁煙教育、そして知識を伝えていく。
・喫煙の害が具体的に分かっていない
・公共施設で分煙、敷地内禁煙を実施するにあたり、来所者にきちんと説
明できるようにならなければ。
・敷地内・施設内禁煙の意味をしっかり理解しておく必要が有る。
若い女性の喫煙者の増加。
施設内での取り組み状況が進んでいない(管理者の認識間
・分煙か敷地内禁煙へ(場 ・啓発(正しい情報を伝
違いがある)。
所作り⇒分園の徹底 禁 える)。
妊娠中は喫煙者が減るが、それ以降は増える。
・正しい知識を持つ
煙ルームを作る)
・「吸わせない」教育
市内の飲食店での分煙の状況⇒飲食店への啓発
・分煙を徹底する(他 ・正しい情報を伝える
・地域との連携
結果として肺がん予防につながる。
人に迷惑をかけな
職場、公共施設等での受動喫煙対策必要
地元の職場や地域の商店等 まず、市役所としての取組
い)。
も取組まなければ、広がら (市民や市内各企業のお手
・禁煙の努力
・たばこ、高齢期になると止める人が多い(Dr ストップ) ・環境のために、ポイ ない。(個人の努力だけでは 本として ) ⇒例 ) 喫煙場所
厳しい面もある)
を遠くに設置
働き盛りの中年層が課題
捨てを止める。
※男性はどの
男性はどの年代層
はどの年代層も
年代層も喫煙状況は
喫煙状況は変わらない
・禁煙を勧めている人
の応援(邪魔をしな
い)。
南丹市のがん死亡原因の1位が肺がん(H21 年度)。
9
【アルコール】
課題・現状
妊
娠
期
期 乳幼
児
思春 学童
期・
男性の飲酒が多い
青
年
H22)
期 ・メタボ予防健診の質問票の集計結果(
毎日飲酒する人
男 27.1% 女 5.5%
毎日飲酒する人(特定健診質問票より)
男性 44.4%、女性 9.5%
飲酒者の内、1回の飲酒量(特定健診質問票より)
壮
1合未満
男 30.0% 女 18.3%
年
期 1合~2合 男 22.9% 女 4.0%
2合~3合 男 12.3% 女 1.6%
3合以上
男 2.9% 女 0.3%
・肥満の原因が飲酒にあるとわかっていながら休肝日を作れ
ない人が多いと感じる。
毎日飲酒する人(特定健診質問票より)
高
男 51.7% 女 5.0%。
齢
期 ・肥満の原因が飲酒にあるとわかっていながら休肝日を作れ
ない人が多いと感じる。積極的支援の方は 1 回の飲酒量がそ
れ以外の方よりも多い。
個人でできること
・全
身病
であ
るこ
とを
自覚
し、
病気
の予
防に
努め
る。
アル
コー
ル依
存の
相談
の場
が必
要。
楽し
く適
量を
飲む
こと
。
10
・飲
み過
ぎな
い、
依存
症に
なら
ない
よう
に早
めに
相談
する
。
地域・職場でできること
飲酒とこころの健康との関係は
深い
★環境整備や
環境整備や周囲の
周囲の支援が必要
表には出てこないが、潜在的に依
存症の方は多いのではないか。
女性のキッチンドリンカー
無理に進めないなど周
囲の理解も必要。
お互いに支えあう環境
を作る
断酒会・家族会などの
場。
行政でできること
・専門病院を含めた
医療の確保。
・相談窓口の設置⇒
本人や家族の支え
となる。
・アルコールについ
ての知識の啓発
【歯】
課題・現状
個人でできること
地域・職場でできること
行政でできること
妊
娠
子どもの頃からの、予防の取組を継続させていく。
期 ・母子健康手帳発行時に歯科保健に関するリーフレットとハ
ブラシ配布・母親教室にて歯科衛生士による歯科保健指導
⇒大人の意識が大切
1 歳 8 健、3 歳 5 ヵ月健の歯科診察、2 歳 5 ヵ月健相、
虫歯予防と咀嚼力の向上。
3 歳 5 ヵ月健相における歯科保健指導、ブラッシング指導
健診を通じて、歯
硬いものを噛む習慣
・乳児後期健診で仕上げみがき指導
周病予防の啓発
を付ける。⇒親や大人
1 歳半健診でのむし歯罹患率は 4.4%(府 2.1%)、3 歳児健診で
を実施
の意識付けが大事で
のむし歯罹患率は 26.4%(府 22.5%)と高い。
各
あり、子どもへの食事
①むし歯罹患率(H22 年度データ)
年
やおやつに硬めのも
1 歳半健診:4.4% 3 歳児健診:26.4%
代
のも置くようにする。
乳
②仕上げみがきを毎日している割合(H22 年度データ)
層
幼
児
に
期 1 歳半:76.6% 2 歳相談:96.8% 3 歳児健診:94.7%
③おやつが不規則な割合(H22 年度データ)
応
1 歳半健:16.2% 2 歳児相談: % 3 歳児健:22.1%
じ
・食後の歯磨き・保健だよりによる保護者啓発・食育と絡ま
た
せて歯の健康についての話をする。・歯科治療の医療費助成。
取
う歯保有率は減っているが、一人で沢山のう歯を持っている
組 ポイント制の導
子がある。・家庭での歯みがき習慣がついていない子がいる。
が 入。
・幼稚園、保育所5歳児歯科健診 むし歯保有率 33.7%。
必
要
一口分の目安が分からない
(口一杯頬張る)。
中学校のフッ素洗口の
学童 ・定期健康診断
小・中・高校と取組を継続させる。 実施
・思 ・フッ素洗口:中学校のフッ素洗口の実施
(小学校の取組を途切れ
また、学校全体で取り組む。
春期 取り組みが小学校で途切れてしまう
・小学校では歯磨き指導が盛んだが、中学校に上がると、縁
させない)
遠くなる。
11
(
歯
‐
②
)
青
年
期
・歯に対する意識が低い。どのように啓発していくのかが課
題。
・成人期以降のデータがない
・高校生(歯科医の話:外見は綺麗にしているが、口の中は汚
れている)
・歯周病予防健診・歯周病予防に対する意識があまり高くな
壮
年
期 いと感じる。
各年代を通して、①虫歯予防 ②咀嚼力の
咀嚼力の向上 ③歯周病予防
の3点が大切となる
・加齢とともに固い物が噛みにくい、飲み込みにくいという
人が増えて、口腔機能の改善が必要な人が増える(基本チェ
ックリスト結果より)。
・歯周病予防に対する意識があまり高くないと感じる。
・歯科通院中の人が多い地域と少ない地域があると感じる
(医療機関の数、交通機関の問題)・二次予防事業対象者の
内、口腔機能改善の必要な人の割合
高
・元気はつらつ教室のアンケート結果
齢
期 ・基本チェックリスト(H23 年度)
半年前に比べて固いものが食べにくくなった
男 51% 女 45%
汁物でむせることがある
男 16.0% 女 22.9%
口の渇きが気になるか
男 57.0%女 42.0%
・基本チェックリストによる必要な介護予防サービスの割合
男性は口腔機能向上が必要な方が 43%と一番多い
12
【健康-①】
(ワーキング会議 第6回)
課題・現状
個人でできること
地域・職場でできること 行政でできること
・母子健康手帳交付時に妊娠期の健康管理についてのパンフ
妊娠前から貧血傾向。やせの問題(ダイエット、偏った食事等)。⇒
レット配布、及び保健・栄養等についての相談事について確
健康づくりの土台作りとして、知識の普及・啓発が必要
認・母親教室(年 6 回;H23)にてマタニティヨガ及び栄養
士による栄養の話(隔回)、歯科衛生士による歯科保健の話(隔
★思春期の頃からの健康教育・正しい知識を!
回)・必要時、保健師や栄養士による訪問指導や電話相談の実
★母体を通して胎児だけでなく家族の健康づくりも母が大切
施・母性健康管理指導事項連絡カードの普及状況は未確認・
妊婦の貧血が多い。特に妊娠初期の貧血が多いことは、
職場で見ることがほとん
非妊娠期から貧血を有する女性が多いことが伺える。
どない。利用について、十
・やせの妊婦が全体の 4 分の 1 を占める。・自らの健康づく
分に啓発できてない(職
り、赤ちゃんの健康づくり、家族全員の健康づくりの土台と
員、事業主の理解が必要)
して、妊娠期に健康づくりについての知識の普及が課題。
父親へのアプロー
妊
⇒啓発が必要。また、母子
娠
チが必要
手帳を鳥にこられた時二
期 ・ 少数だが若年の妊娠がある。また、近年の晩婚化の影響
か高齢出産(35 歳以上)が 22%である。若年及び高齢出産
説明をする。
は妊娠・分娩リスクが高まり、妊婦への負担が大きい。
安全な妊娠出産(リスクが低い年齢での妊娠出産)がで
きるような知識の啓発が必要。
①出生率推移
H18:6.35、H19:6.46,H20:5.99,H21:6.61,H22:6.66
②貧血を有する者(期間を通して重複する者あり)
ss9-12w : 10,ss13-16w : 3,ss17-20w : 0w 、 ss21-24w :
7,ss25-28w:15,ss29-32w:5,ss33-36w:12,ss37-40w:4,延 56
人
③非妊娠期の体格区分(H23.1 月~3 月妊娠届出分データ)
やせ:20(25%),ふつう:52(66%),肥満:7(9%),
13
【健康-②】
課題・現状
・赤ちゃん訪問・乳児前期・乳児後期・1 歳 8 ヵ月健・3 歳 5
ヵ月健・2 歳 5 ヵ月健相・子育て相談・予防接種・離乳食教
室・1 歳すくすく教室・にこにこ親子教室
乳
・就寝時間が遅い子が増えている。・朝からあくびをし、ご
幼
児
期 ろごろする。・朝の排便が定着していない。・大人が子どもの
生活にあわすのではなく、大人に合わす傾向が見られる。
③乳幼児健診における要精検者の割合(H22 年度データ)
乳児前期:15.1%乳児後期:16.7%1 歳半:30.4%
3 歳児:40.4%
学
思 ・ ・小学校・中学校定期健康診断・視力低下
・肥満とやせ
・メタボ健診の結果、若い時からの健康づくりが必要。
「要指導、要医療」78.2% 「異常なし」19.3%
・30 代の高脂血症、脂質に気をつける必要がある人が 60%
を越える・男性の肥満が5人に1人・健康意識がない。
・男女とも糖代謝に気をつける必要がある
青
・女性の貧血傾向の人 要指導 56%要医療 22.2%
年
期 ・メタボ予防健診結果
≪脂質:男≫、要医療 23.8% 要医療+要指導 60.4%
≪脂質;女≫、要医療 8.5% 要医療+要指導 63.3%
≪糖代謝;男≫要医療 1.9% 要医療+要指導 18.7%
≪脂質;女≫、要医療 1.0% 要医療+要指導 21.5%
・≪肥満≫ 男;21.5%、女;13.6%
・≪貧血≫要医療+要指導 19.5%(多血症要指導 5,2%)
※学・思→学童・思春期
個人でできること
地域職場でできること
親も子も規則正しい
生活習慣を身につけ
る。
基本的な生活習慣を身につける。(早寝、早起き、バ
ランスの取れた食事→日に3回・家族で、元気に友達
と外遊び等)。
テレビの視聴、ゲーム機の
使用は時間をきめる。
行政でできること
・SIDSの予防、疾病
等への対応・事故防止及
び安全対策・保健だよ
り・保健指導
・家庭での基本的習慣を
身につけてもらえるよう
に懇談会時等で話をす
る。
・こどもに焦点を当てて健康づく
りを勧める
・部局を超えて連携しこどもの健
康づくりを推進
・情報の高官会議を開催しこども
の健康づくりを実施
・がん検診率を50%
・要精検者の
要精検者の精密検査受診
率を100%
100%
・自分のからだに関心を持
職場健診の内容の
内容の充実 ・がんを予防する生活習
ち生活習慣病を予防する 職場健診の
⇒労基局・商工会等の地 慣の啓発実施
ための知識を持つ
行政が
行政が頑張れること
頑張れること
・健康を振り返り健康づく 域の機関や事業所と連携
りの意識を持つ(適正体重
の維持、運動習慣を身に付
ける)
14
職場で健診を受け易い環境
をつくる。
職場内で健康に対する正し
い知識の普及を図る。
・メタボ予防健診の受診勧奨
・健康づくり・疾病予防の啓
発⇒予防的観点で健診を受
けることを習慣化していく
・職場と連携し受け易い環境
づくりを進める
・骨粗しょう症の発見と予防
に取組む
【健康―③】
課題・現状
・糖尿病予備軍が多い。・特定健診結果で血糖値の異常者の
割合(H22 集団健診)「異常なし」男 42.3%女 46.5%「観察
中、治療中、要指導、要医療」男 57.7%女 53.5%
・糖尿病のコントロール不良の人が多い・糖尿病受診率が高
い(H22.5 月)上位疾患第 3 位 5.45%(国保レセプトより)。
・特定健診の結果、・各がん検診の受診率は京都府や全国に
比べ高いが、年度変化で見ると横ばい状態である。がん要精
検者の精検受診率は、子宮がん検診を除く全てのがん検診で
府下平均より低い。・各種がん健診受診率 H21
胃がん:18.1%、肺がん:30.6%、大腸がん: 26.8%
子宮がん:42.4%、乳がん:37.7%
壮
年
・未受診理由
期 ・死亡要因では、新生物が2位となっている。
として、関心がない、面倒、申し込み方法を知らないがある。
・メタボ該当者及び予備軍が 5 人に1人改善が必要・職場で
の健康管理、保健指導が必要・事後指導ができていない状況
であり、事後指導や健康教育等により健康意識を高める取り
組みが必要である。(各職域において充実させることが重要)
・特定健診受診率 H20:35% H21:38%
・メタボ該当者及び予備軍 H20:26.5% H21:25.6%
・H22 骨粗しょう症健診結果(健常領域)37%(境界領域)
53%(注意領域)10%・40 歳代より骨密度検査において境
界領域の方が増加傾向にある。60 歳代では
・南丹市職員の健診の受診率は 94%(H22 年度)境界領域・
注意領域が 8 割を占めている
個人でできること
地域職場でできること
行政でできること
・南丹市職員の健診⇒未受 ・各がん検診・特定健診・
診者をなくし、受診率 骨粗しょう症健診の受
100%を目指す。
診勧奨
<がん検診> ★がんの早期発見
がんの早期発見
・糖尿病予防の事業の実施
・受け易い環境づくり⇒個別の受け皿を広げる
・健診や教室の広報の工夫
・未受診者の背景を調べる
●検診に関心を持ってもらう 啓発が必要
●意識付け・動機付けが必要
<生活習慣病をしっかり
生活習慣病をしっかり予防
をしっかり予防>
予防>
・野菜をたっぷりとろう。⇒時間や、余裕が必要
・ゆとりのある生活を作る努力=時間を上手に使う
<自分のからだに
自分のからだに関心
のからだに関心を
関心を持ってもらう>
ってもらう>
★分かり易い説明⇒(GFR の)数値を使った具体的な指導
・やせの人でデータに問題がある人(指導対象になっていない)
・医師会(医療)との連携 ⇒病気があっても
・国保モデル事業との連携 ⇒重症化予防
健診の情報を伝える
★職場の実態が不明
★南丹市の零細事業所
はどのくらいある?
15
・健診未受診者の意識調査を実施
・健診受診率Up への働きかけ
健康づくりを
健康づくりを楽
づくりを楽しく取組
しく取組む
取組む
【健康―④】
(健康-④) 課題・現状
個人でできること
地域職場でできること
行政でできること
・療育手帳所持者 18 歳未満 57 人 18 歳~ 267 人
※集う場があったり、
があったり、仲間がいたり
仲間がいたり、
がいたり、働く場がある。
がある。
・身体障害者手帳所持者 18 歳未満 19 人 18 歳~64 歳 548 人
65 歳以上 2,215 人
合計 2,782 人
●加齢とうまくつきあい ●老人福祉センターのよう ●移動し易い環境
・身体障害者手帳の内訳
ながら、元気にいきいきと な高齢者が集える場がある (現在のデマンドバス→
機能障害 内部障害(心臓・腎臓・人工肛門等)
生活。
●高齢者が働く場がある 限られた曜日・時間・バ
・糖尿病予備軍が多い(特定健診結果より)。
(シルバー人材センター) ス停など利用し難い)
・糖尿病のコントロール不良の人が多い・糖尿病受診率が高
★保健だけでなく
保健だけでなく、
だけでなく、福祉と
福祉と一体となった
一体となった環境
となった環境づくりが
環境づくりが必要
づくりが必要
い(国保レセプトより)。・・基本チェックリツト
関係機関と連携した取組が必要
この 1 年間に転んだことがある。 男 41%、女 44%。
・ 転倒に対する不安が大きい。男 67%、女 79%
・年々、要介護認定者及び介護保険給付費が増加傾向にあり、
生涯現役!!⇒高齢者の
高齢者の知恵をうま
知恵をうまく
をうまく生か
高
齢
す、使う、伝える
期 地域の支援、介護予防の施策が重要である。
・特定健診結果(H22)
・二次予防事業対象者の内、認知症予防の必要な人の割合
若い時から丈夫な骨づくり⇒自分のからだに関心を持ってもらう啓発の
啓発の工夫
・すこやか健診の結果(H22)
要医療は 58%。肥満 17.3%、血圧治療中 46.5%。
・生きがい通所事業 ひとり暮らし高齢者や虚弱な高齢者等 寝たきりよりぼけたくない人が多い⇒SAD 運動(自分らで何かやっていこうという
を対象に公民館等を利用し簡単な体操や趣味活動を提供し、
雰囲気作りが大切)
寝たきりや認知症を防止。H18:延べ 5,142 人
元気な
元気な人のコツ⇒地域の情報冊子をつくる
H20:延べ 6,054 人 H22:延べ 7,270 人
☆CATV を使った 100 歳万歳! 長寿者の
長寿者の紹介と地域で健康づくりに取組んでい
・介護認定者数 H18:要支援 383 人要介護 1,206 人
る個人・
個人・団体の
団体の紹介 地域のサロンのスタッフを紹介
H19:要支援 430 人要介護 1,244 人、H22:要支援 432 人
定年がない⇒お金に結びつく高齢者ができる仕事が有る
要介護 1,369 人
(農政、商工観光)= 社会参加で高齢期を元気に
・介護保険給付費 H18 2,394,431,740
16
(2)ライフステージ別
ライフステージ別の課題
栄養・食生活
若い女性のやせが 1/4 と多い。妊婦の貧血が
妊娠 多い。食生活を通した健康づくりが必要。
期
乳幼
児期
学童
・思
春期
運動
休養とこころの健康
たばこ
妊娠期に止めていた喫煙を再開(子育てへのストレ 妊娠をきっかけに禁煙。タバコを吸っている妊婦の割合
ス?)。孤立した親を作らない。両親で子育てしてい 7%
く意識作り。 (成熟していない母)
※親になっても喫煙を続ける理由?
基本的な生活習慣を身に付けることが大切。 運動発達がゆっくりな子・手や足の協調運動が苦 育児不安がある母親が2割。保護者が安心して受診
食事の内容・回数、しっかりかんで食べるこ 手な子・手先が不器用な子が増えている。外遊び できる環境づくり(専門病院が遠い)。子育てサークル
とに課題のある子がいる。食物アレルギーの が減ってきている。テレビの視聴時間が長い。 がたくさんできつつある⇒でも、育児不安がある。
地域の母親同士のつながりに入り難く仲間づくりが
問題もある。
できない母。「場」はあるのに入れない⇒声をかける
人が必要
食事や栄養面で課題(欠食、レトルト食品等)。 学校では、ほぼ全員に運動をする機会がある。学
食卓を囲み楽しく食事をすることが軽んじら 校外ではスポーツ教室やレクレーション等参加す
れる環境等、食事への関心が希薄になりつつ る子・しない子に2極化。小学校の段階でスポー
ある。
ツの楽しさを学ぶ。
子どもの前でたばこを吸う親(多くはないが)
赤ちゃんがいる家庭で家族が喫煙している割合が半数(家
族、特に両親の喫煙は乳幼児突然死症候群の危険因子)。
学童や学生など若い時からの禁煙教育が大切。
朝食抜きなど食生活の乱れや栄養面でも偏り スポーツをしたい人は多いが、参加が少ない。い 身近に相談できる場所作り。
が見られ、若い女性のやせ、男の肥満が課題。 かに多く参加させるか、また、息長くスポーツや 専門医療機関の充実。
青年
レクレーションができる環境づくりが大切。
相談の場等につながらない人をどうするか。
期
若い女性の喫煙者の増加。
妊娠中は喫煙者が減るが、出産以降は増える。
施設内での取り組みが進んでいない(管理者の認識不足が
ある)。
市内の飲食店での分煙の状況⇒飲食店への啓発。
肺がん予防につながる。
野菜の接収量が少ない。また塩分の摂取量も 運動不足の人が多い。仕事などが忙しく、運動す うつの人の増加。発達障害、コミュニケーション障 職場、公共施設等での受動喫煙対策必要
壮年 多い。加齢に伴う男性の肥満が多い。また、 る時間がないという人が多く、ワークライフバラ 害を抱え、社会生活に躓いてしまった人が増加(フリ 南丹市のがん死亡原因の1位が肺がん(H21 年度)。
ンスの視点が必要。必要以上に車での移動が多い。 ーター、ニート、閉じこもり等)。自殺対策ができて
期 男性に朝食が取れていない人が多い。食の安
いない。グループワーク参加者は限られている。地
全・安心について。
活・サロン利用者の増加。
高齢世帯・独居世帯では、栄養バランスが悪
い。
高齢 低栄養状態高齢者は少ないが、肥満は多い。
期 また、野菜の摂取量が少ない。
肥満が原因と思われる変形性膝関節症・股関節症
の人が多く、加齢とともに下肢筋力低下の人が多
くなる。75 歳以上の方の閉じこもり予防、介護予
防⇒元気な高齢者をつくり、維持してもらう。
充実感がない 女性<男性。⇒地域に出て仲間づく たばこ、高齢期になると止める人が多い(Dr ストップ)。
りを!
働き盛りの中年層が課題。
高齢者のうつ・自殺の予防。孤立した高齢者を作ら ※男性はどの年代層も喫煙状況は変わらない。
ない。自殺対策。
17
アルコール
妊娠
期
歯
健康
・母子健康手帳発行時に歯科保健に関するリーフレットとハ ・母子健康手帳交付時に妊娠期の健康管理についてのパンフレット配布、及び保健・栄養等についての相談事につ
ブラシ配布・母親教室にて歯科衛生士による歯科保健指導
いて確認・母親教室(年 6 回;H23)にてマタニティヨガ及び栄養士による栄養の話(隔回)、歯科衛生士による
歯科保健の話(隔回)・必要時、保健師や栄養士による訪問指導や電話相談の実施・母性健康管理指導事項連絡カ
ードの普及状況は未確認・妊婦の貧血が多い。特に妊娠初期の貧血が多いことは、非妊娠期から貧血を有する女
性が多いことが伺える。
・やせの妊婦が全体の 4 分の 1 を占める。・自らの健康づくり、赤ちゃんの健康づくり、家族全員の健康づくりの
土台として、妊娠期に健康づくりについての知識の普及が課題。
・少数だが若年の妊娠がある。また、近年の晩婚化の影響か高齢出産(35 歳以上)が 22%である。若年及び高齢出産
は妊娠・分娩リスクが高まり、妊婦への負担が大きい。安全な妊娠出産(リスクが低い年齢での妊娠出産)がで
きるような知識の啓発が必要。
①出生率推移 H18:6.35、H19:6.46,H20:5.99,H21:6.61,H22:6.66
②貧血を有する者(期間を通して重複する者あり) ss9-12w:10 ss13-16w:3 ss17-20w:0w ss21-24w:
7 ss25-28w:15
ss29-32w:5
ss33-36w:12
ss37-40w:4
延 56 人
③非妊娠期の体格区分(H23.1 月~3 月妊娠届出分データ) やせ:20(25%),ふつう:52(66%),肥満:7(9%),
年度データ(1 歳半健診、2 歳相談、3 歳児健診)
①むし歯罹患率
1 歳半健診:4.4%(府 2.1%)、3 歳児健診:26.4%(府 22.5%)
と高い②仕上げみがきを毎日している割合
2 歳相談:96.8%
3 歳児健診:94.7%
1 歳半:76.6%
③おやつが不規則な割合
1 歳半健:16.2% 2 歳児相談: %
3 歳児健:22.1%
・1 歳 8 健、3 歳 5 ヵ月健の歯科診察、2 歳 5 ヵ月健相、3 歳
5 ヵ月健診における歯科保健指導、ブラッシング指導
・乳児後期健診で仕上げみがき指導
・食後の歯磨き・保健だよりで保護者啓発・食育と絡ませて
歯の健康の話をする。・歯科治療の医療費助成。
う歯保有率は減っているが、一人で沢山のう歯を持ってい
る子がある。
・家庭で歯みがき習慣がついていない子がいる。
・幼稚園、保育所5歳児歯科健診 むし歯保有率 33.7%。
定期健康診断
フッ素洗口:中学校のフッ素洗口実施
取り組みが小学校で途切れてしまう
小学校では歯磨き指導が盛んだが、中学校に上がると、縁遠
くなる。
H22
乳幼
児期
学童
・思
春期
・赤ちゃん訪問・乳児前期・乳児後期・1 歳 8 ヵ月健・3 歳 5 ヵ月健・2 歳 5 ヵ月健相・子育て相談・予防接種・
離乳食教室・1 歳すくすく教室・にこにこ親子教室
・就寝時間が遅い子が増えている。・朝からあくびをし、ごろごろする。・朝の排便が定着していない。・大人が子ど
もの生活にあわすのではなく、大人に合わす傾向が見られる。
③乳幼児健診における要精検者の割合(H22 年度データ)
乳児前期:15.1%乳児後期:16.7%1 歳半:30.4% 3 歳児:40.4%
・小学校・中学校定期健康診断・視力低下
・肥満とやせ
18
アルコール
男性の飲酒が多い
・メタボ予防健診の質問票の集
計結果(H22)
青年 毎日飲酒する人
男 27.1% 女 5.5%
期
歯
・歯に対する意識が低い。どのように啓発していくのかが課
題。
・成人期以降のデータがない
・高校生(歯科医の話:外見は綺麗にしているが、口の中は汚
れている)
・ 特定健診質問票より)
・ 毎日飲酒する人
男性 44.4%、女性 9.5%
・ 飲酒者の内、1回の飲酒量
1合未満:男 30.0% 女 18.3%
壮年 1~2合:男 22.9% 女 4.0%
期 2~3合:男 12.3% 女 1.6%
3合以上:男 2.9% 女 0.3%
・肥満の原因が飲酒にあるとわ
かっていながら休肝日を作れな
い人が多いと感じる
・歯周病予防健診を実施(H23年度)歯周病予防に対する意
識があまり高くないと感じる。
・各がん検診の受診率は京都府や全国に比べ高いが、年度変
化で見ると横ばい状態である。がん要精検者の精検受診率
は、子宮がん検診を除く全てのがん検診で府下平均より低
い。
<各種がん健診受診率 H21>
胃がん:18.1%、肺がん:30.6%、大腸がん: 26.8%
子宮がん:42.4%、乳がん:37.7%
・死亡要因では、新生物が2位となっている。
・未受診理由として、関心がない、面倒、申し込み方法を知
らないがある。
・加齢とともに固い物が噛みにくい・飲み込みにくい人が増
え、口腔機能の改善が必要な人が増える(平成23年度 基
本チェックリスト結果より)。
半年前に比べて固いものが食べにくくなった
男 51% 女 45%
汁物でむせることがある
男 16.0% 女 22.9%
口の渇きが気になるか
男 57.0%女 42.0%
※必要な介護予防サービスの割合
男性は口腔機能向上が必要な方が 43%と一番多い
・歯周病予防に対する意識があまり高くないと感じる。
・歯科通院中の人が多い地域と少ない地域があると感じる(医
療機関の数、交通機関の問題)
・ 毎日飲酒する人(特定健診質
問票より)
男 51.7% 女 5.0%。
・肥満の原因が飲酒にあるとわ
かっていながら休肝日を作れな
い人が多いと感じる。積極的支
援の方は 1 回の飲酒量がそれ以
高齢 外の方よりも多い。
期
健康
・メタボ健診の結果、若い時からの健康づくりが必要。
「要指導、要医療」78.2% 「異常なし」19.3%
・30 代の高脂血症、脂質に気をつける必要がある人が 60%を越える・男性の肥満が5人に1人・健康意識がない。
・男女とも糖代謝に気をつける必要がある ・女性の貧血傾向の人 要指導 56%要医療 22.2%
・メタボ予防健診結果
≪脂質:男≫、要医療 23.8% 要医療+要指導 60.4% ≪脂質;女≫、要医療 8.5% 要医療+要指導 63.3%
≪糖代謝;男≫要医療 1.9% 要医療+要指導 18.7% ≪糖代謝;女≫、要医療 1.0% 要医療+要指導
21.5%
・≪肥満≫ 男;21.5%、女;13.6%
・≪貧血≫要医療+要指導 19.5%(多血症要指導 5,2%)
・糖尿病予備軍が多い。
特定健診結果で血糖値の異常者の割合(H22 集団健診)「異常なし」男 42.3% 女 46.5%
「観察中、治療中、要指導、要医療」 男 57.7% 女 53.5%
・糖尿病のコントロール不良の人が多い、糖尿病受診率が高い(H22.5 月)上位疾患第 3 位 5.45%(国保レセプト)
特定健診受診率 H20:35% H21:38%
・メタボ該当者及び予備軍が 5 人に1人改善が必要 ・メタボ該当者及び予備軍 H20:26.5% H21:25.6%
・事後指導ができていない状況であり、事後指導や健康教育等により健康意識を高める取り組みが必要である。
・職場での健康管理、保健指導が必要(各職域において充実させることが重要)
・H22 骨粗しょう症健診結果(健常領域)37%(境界領域)53%(注意領域)10%
40 歳代より骨密度検査において境界領域の方が増加傾向にある。
・南丹市職員の健診の受診率は 94%(H22 年度)境界領域・注意領域が 8 割を占めている
・療育手帳所持者 18 歳未満 57 人 18 歳~ 267 人、身体障害者手帳所持者 18 歳未満 19 人 18 歳~64 歳
548 人 65 歳以上 2,215 人
合計 2,782 人
・身体障害者手帳の内訳 機能障害 内部障害(心臓・腎臓・人工肛門等)
・糖尿病予備軍が多い(特定健診結果より)。
・糖尿病のコントロール不良の人が多い
・糖尿病受診率が多い(国保レセプトより)。
・すこやか健診の結果(H22) 要医療 58%。
・基本チェックリツトから・この 1 年間に転んだことがある。
男 41%、女 44%。・転倒に対する不安が大きい。
男 67%、女 79%・介護保険給付費
年々、要介護認定者及び介護保険給付費が増加傾向にある中で、地域の支援、介護予防の施策が重要である。
・二次予防事業対象者の内、認知症予防の必要な人の割合
・すこやか健診の結果、要医療は 58%。肥満 17.3%、血圧治療中 46.5%。・介護保険事業状況報告、事業報告書
・生きがい通所事業 ひとり暮らし高齢者や虚弱な高齢者等を対象に公民館等を利用し簡単な体操や趣味活動を提
供し、寝たきりや認知症を防止。
H18
延べ人数 5,142 人 H20 延べ人数 6,054 人 H22 延べ人数 7,270 人
・介護認定者数 H18 :要支援 383 人 要介護 1,206 人
H19 :要支援 430 人要介護 1,244 人
H22:要支援 432 人
要介護 1,369 人
・介護保険給付費 H18 2,394,431,740
19
食育推進計画
食育推進計画 (1)分野別課題と
分野別課題と取り組み
現
食文化の継承
食の安心・安全
地産地消
食の学び
食と健康
課
題
今後の取り組み
・地域の行事食や、伝統食を作り、食べる機会
が少ない
・地域により、伝統食の作り方や食べ方が異な
り、特色がある
・幅広い年代に、行事食や伝統食が伝わってい
ない
・伝統食、行事食を幅広い年代に伝える必要がある ・伝統食、行事食のレシピ集の作成。分かりやすい物を作成し、配布する
・いつ、何を食べるか、具体的に分かりやすく伝え (給食だより、 健診の場を利用)
る
・既存のレシピを活用し、不足しているものを追加
・市内の行事食・伝統食のとりまとめが必要
・CATV を活用した取り組み
・インターネット、ホームページの活用
・伝統食、行事食に取組む団体・グループと市民の交流
・南丹市の四季・行事・旬についての一覧表の作成、配布
・生産者への栽培技術指導をおこなっている ・消費者が商品・食材を選択する力を身に付ける ・生産者の顔が見える取り組み。生産者の名前や顔をのせる
・生産者、消費者、流通関係者が交流する機会 ・体験にもとづいた食の安全に係る消費活動が少な ・農薬、化学肥料の正しい使い方等の研修会開催や、情報提供をおこなう
がない
い
・子ども、親子等の食農体験や交流イベントの実施
・安心、安全で環境にやさしい栽培方法で生産
がおこなわれている
・学校給食では、地元食材の使用、紹介をしてい
る
・学校給食の主食は、地元産である
・地元の食材が、どこで販売されているか知られ
ていない
・南丹市の食料自給率を高める
・直売所マップを作成し、配布する(地元の旬の食べ物を伝える)
・地元で生産し、供給する量の確保
・南丹市らしい四季の野菜を伝える。生産者の名前や顔をのせる
・南丹市の食材や加工品等が販売されている店舗等 ・市内のお店に南丹市の地元の食材を使ってもらう
の情報収集と情報提供の手段
・旬の食材や、南丹市の特産品、本当のおいしさを
伝える
・世代間の食の伝授が不足している
・家族揃って食事する機会が少ない
・家族一緒に団らんし楽しい食事にする
・家庭、地域、学校それぞれの学びの場を充
実させる
・マナー、調理体験、地域の食の学びから正しく行
動する力、感動、感謝の気持ちを身に付ける
調理体験が少ない
・地域の食文化について知る機会が少ない
・旬の食材を学ぶ機会が少ない
・
コミュニケーションを通じての
状
・生活リズムの乱れがみられる。
・規則正しい生活リズムを身に付ける
・睡眠不足がみられる
・1日3食バランスよく食べる力を身につける
・1日3食、適量をバランスよく食べられてい
る人が少ない
20
・家族で食事を作る日、食事する日を決める
・おもてなしの取り組みをする
・族みんなが役割をもって食事作りにかかわる
・家族で食事を作る日、食事する日を決める
・地域の行事に幅広い年代が参加出来る仕組みづくり
・食農体験や伝統食等の講座の開催
・早寝早起き朝ごはんを呼びかける
・週に1回は家族そろって食事をとる
・食事の「適量」や「バランス」について正しく伝えていく
(給食、健診、健康教室等を通して)
(2)ライフステージ別
ライフステージ別の課題
個人
妊娠期
・暴飲暴食が多い
・偏食が多い
・サプリメントに頼る
・栄養バランスの乱れがある
・やせすぎ、太りすぎが多い
・心の安定が少ない
・貧血が多い(43%)
・痩せが多い(25%)
・アドバイザー(相談できる人)
が不在である
・正しい妊娠期の食事についての
知識が少ない
家族
地域
・アドバイザー(相談できる人)
が不在である
・正しい妊娠期の食事についての
知識が少ない
・近所、地域のつながりが希薄で
ある
学校
企業
・子どもの頃からの「食べ方」「バ
ランス」についてなど、妊娠期
の適正な内容について伝えるこ
とが必要である
・ストレスのない食事環境が必要
である
乳幼児期
・生活リズムが確立しない
・咀嚼の問題が多い
・野菜不足、自然食品不足である
・ おやつ(甘いもの)のとり過
ぎがみられる(甘いお菓子の
摂取:1 歳半 21% 2 歳半 34%
3 歳半 37%)
・濃い味に慣れてしまっている。
・ファーストフード、インスタン
ト食品の利用が多い
・アレルギーの児が増加している
・ 朝食が食べられない。また、
メニューが乏しい(朝食の喫
食率:1歳半 95% 2 歳半 95% 3
歳半 96%)
・食事の意欲がない児がいる
学童期・思春期
・朝食を食べない。(中学生喫食率
84%)
・また、メニューが乏しい(中学
生内容:ご飯、パン、菓子、飲
料だけ 24%)
・孤食、個食が多い(中学生家族
揃って食事をする 69%)
・偏食が多い
・野菜不足が多い
・おやつの量と質が乱れている
・生活リズムが乱れている
・食事のマナーが身についていな
い
・ファーストフード、インスタン
ト食品の利用が増加
・ダイエットを意識している
青年期
・食生活が乱れている(時間、回
数)
・インスタント食品の使用が多い
・好みに偏った食事が多い
・飲酒量が多い(男性 27.1% 女性
5.6%)
・外食の回数が多い。
・野菜の摂取が少なく脂肪の多い
食
事が多い
・主食・主菜・副菜がそろってい
ない
・食事の手軽さを重視し、調理す
る機会が少ない
・無理なダイエットによる弊害が
出ている
・健康に無関心である
・親のリズムに合わせた食事であ ・親のリズムに合わせた食事が多 ・家族揃って食事をする機会が少
る
い
ない
・家族の団らんの場が少ない
・家族の団らんの場が少ない
・家族の食事内容にばらつきがあ
る
・保護者の食生活が乱れている ・保護者の食生活が乱れている
・ファーストフード、インスタン
・親の好みが影響している
・親の好みが影響している
・濃い味に慣れてしまっている ・濃い味になりがちである
ト食品が増加している
・世代間の食の伝授が不足してい
・おやつの与え方に問題がある ・調理体験が少ない
(量、内容)
る
・ファーストフード、インスタン
ト食品の使用が多い
・世代間の食の伝授が不足してい
る
・食に関する調理力、知識不足で
ある
・近所、地域のつながりが希薄で ・地域の食文化を知る機会が少な ・地域とのつながりが希薄になっ
ている
ある.
い
・地域のアドバイザー的存在が不 ・近所、地域のつながりの気薄さ ・近所、地域のつながりの気薄さ
在である
がみられる
がある
・伝統食を口にする機会が少ない ・伝統食を口にする機会が少ない
・地元の食材が売られている所が ・地元の食材が売られている所が
限られている
限られている
・旬の食材を学ぶ機会が少ない ・旬の食材を学ぶ機会が少ない
・生産者との交流少ない
・旬のもの、地域のものの利用を ・ストレスのない食事環境がさら ・食生活の重要性を考える機会が
に必要である
さらに充実させる
少ない
・よいものを選ぶ目を養う
・地元の伝統食を伝える必要があ ・食事にかける時間が少ない
・正しい食事のマナーが身につい る
・食事マナーの教育がさらに必要
ていない
である
・正しい食習慣の伝授できていな
い
・歯磨き習慣が身についていない
21
(11/22 食育ワーキングチーム会議のまとめ
壮年期
・生活習慣病が増加している
・個人の好みにあった食事が多い
・飲酒量が多い(毎日飲酒する男
性 44% 女性 10%)
・外食の回数が多い
・食事と運動のバランス悪い。
・ 骨量の低下がみられる
(境界域以上:63%)
・調理経験不足により自炊困難が
みられる
・カロリー過多の食事が多い
)
高齢期
・孤食が多い(1人暮らし)
・栄養のバランスのくずれがみら
れる
・食事量の減少がみられる
・味覚の衰えがある
・ 噛む力が弱い。(半年前より固
いものが食べにくい:男性 51%
女性 45%)
・生活習慣病が増加している
・野菜の摂取が少ない
・貧血になっている人多い
・肥満が多い
・身体機能低下のため自炊が困難
である
・ 塩分の摂取が多い
(食事診断における塩分摂取量集
団平均 10.1g)
・家族揃って食事をする機会が ・独居高齢者の増えている
少ない。孤食傾向がみられる ・家族揃って食事をする機会が
・家族の食事内容のばらつきがみ 少ない。孤食傾向
られる(それぞれ好きなものを ・家族の食事内容のばらつきがみ
食べている傾向がある)
られる
・レトルト食品の利用が多い
(それぞれ好きなものを食べる)
・世代間の食の伝授が不足してい ・味覚の衰えに対応できていない
る
・近所、地域のつながりの気薄 ・高齢者の知識や、技術を伝承す
さがみられる.
る機会が少ない
・地元食文化の継承が出来ていな ・昔ながらの「おすそわけ」の習
い
慣が衰退化している
・地元食材の PR が不足している ・地域での食事をする機会が少な
・伝統食を食べる機会が少ない
い
・食について考える機会が少ない。 ・高齢者の知識や、技術を伝承す
・食事時間の確保が難しくなって る機会が少ない
いる
妊娠期
乳幼児期
・命を育む大切な時期である
・生きる力を築く時期である
・正しい情報が伝わっていない ・親子共に、基本的な生活習慣を
・母親教室の参加者少ない
身に付ける時期である
・相談できる人が少ない(心の安 ・食べ方、内容について乱れが出
定・ストレスあり)
始めている
学童期・思春期
青年期
・青年期前半は、接点が少なくア
・しっかり食べる時期である
・理解して行動できる時期である プローチが難しい時期である。
・保護者の理解を得ることにより、 ・健康にまだ無関心で、食に対し
食育をすすめる必要がある
て意識が低い
・思春期になり痩せ、肥満の問題 ・後半は、メタボ予防健診など接
も出てくる
点が少し出てくる時期である。
・また、親になっていく時期であ
る
・自分で決定出来る事が多い
高齢期
・咀嚼力の低下、味覚の衰えなど、
口腔機能の低下がみられる
・孤食が増加し、栄養バランスの
くずれや食の偏りがみられる
・生活習慣病、肥満、貧血が多い
・地域の食文化について、知識や
技術が豊富である
・正しい情報を伝える事が大切で
ある
・母親教室の参加者だけでなく、
全妊婦に対しての、アプローチ
が必要である(視覚、聴覚で訴
えるものが必要)
・妊娠前からの取り組み、働きか
けが必要である。
・正しい情報を選択する力を身に
付けることが必要である。
・新しい命を大切に、母親として
の自覚を持ってもらう必要があ
る
・ライフステージに応じた学びや
体験が必要である
・家庭、地域、学校それぞれの学
びの場をさらに充実させる。
・学びの体験から、自分で作って
食べる力へつなげていくことが
必要である
・マナー、調理体験、地域の食を
学ぶことで正しく行動する力を
身につけていく必要がある
・学び、体験する中で感動や、感
謝の気持ちも身に付けていく
・健康寿命を延ばす取り組みが必
要である。
・今まで培ってきた、健康の秘訣
や、地域の行事や食などの知恵
を、多くの人に伝承する取り組
みが必要である
全体像
課題
・「正しく伝える」事が必要である
・おやこに、正しい生活リズム、
食べ方、内容について実践して
もらえるような、取り組みや働
きかけが必要である
・早寝、早起きをして、3度の食
事をしっかり食べる規則正しい
生活習慣が必要である
・あいさつをし、声を掛け合える
家族であることが大切である
・家族一緒に団らんし楽しい食事
であることが大切である
壮年期
・健やかな老後を迎えるための準
備の時期である
・前半は親であり、後半は祖父・
祖母という立場である
・体の変化に気付く時期である。
・予防策を考える時期である
・分かっているが、忙しくてなか
なか実行が出来ない時期であ
る。
・減塩ができない、脂肪の摂取過
剰、野菜の摂取が少ないなど、食
の偏りがみられ、生活習慣病も増
加している
・1人で考えて食べられるために、 ・正しい情報の伝え方が必要であ
正しい情報発信をおこなう事が る
大切である
・「食」からの生活習慣病予防につ
・食事を楽しみながら、食べる力 いてアプローチが必要である
につなげていくことが、大切で ・退職後、費用をかけずに生涯活
ある
動できるような、健康づくりを
・旬の食材や、南丹市の特産品を 身に付けていく必要がある
知り、本当のおいしさを伝える ・今までの自分自身を振り返り、
必要がある
今出来ていないことの気付きの
場が必要である
・世代から世代へつながりが必要
である
22
妊娠期
目標
「こんにちは、おかあさん」
芽生えた命にやさしく
・妊婦健診を必ず受ける
(正しい情報を得る)
個 ・飲酒、喫煙をしない
人 ・バランスのよい食事をとる
・適正体重を維持する
食
育
推
進
の
取
り
組
み
乳幼児期
「おはよう」「おやすみ」
「いただきます」
規則正しい生活習慣を
身に付けよう
・早寝、早起きをする
・必ず朝ごはんを食べる
・よく噛んで食べる
・食事のマナーを身につける
学童期・思春期
青年期
壮年期
高齢期
「やったー」「できた」
「ありがとう」
心の栄養蓄えよう
おいしく たのしく
「ごちそうさま」
ほんまもんを知り 食を楽しもう
「こんにちは」未来の自分
振り返り つなげよう
つながろう
健康に「ありがとう」
伝えよう 受け継ごう 知恵袋
・お手伝いをする
・3食をバランスよく食べる
・朝ごはんをしっかり食べる
・食事を1人で摂らない
・食事を作れる力をつける
・食事を1人で摂らない
・よく噛んで、感謝して食べる
・食事のマナーを身につける
・喫煙をしない
・規則正しい生活リズムを身に付 ・ 一緒に食事作りをする
・旬の食材、地域の食材を食卓に
・バランスのよい食事をとる
ける
・家族そろって食事をする
提供する
・バランスのよい食事をとる
・時節のもの食卓に提供する
家
・おやつを管理する
・手作りの食事を心がける
庭
・「おはよう」「おやすみ」「いただ
きます」あいさつや声かけを大
切にする。
・家族そろって楽しい食事にする
・妊婦を支える取り組みをする ・「おはよう」「おかえり」あいさ
つをして、コミュニケーション 学童期・思春期・青年期が
(ポイント、割引など)
地域の行事に参加できるしくみづくり
伝えられる
をとる。
・妊婦さんの集まりの場をつくる
地
育てられる
域
・食農体験の場をつくる
・自身の体の変化に気付く
・楽しく、バランスの良い食事を
・自身の食生活を振り返り、今後 とる
の食生活を見直して、改善する ・技術や知恵を次の世代へ伝える
・体重を毎日量る
・腹八分目に心がける
・腹八分目に心がける
・体の変化に気付いてあげる
・減塩に心がける
・野菜をたくさん使用する
・
・楽しく、団らんして食事をする
・減塩に心がける
・野菜をたくさん使用する
地域の行事に参加し、若い世代が入ってきやすいしくみを
つくる
伝える
育てる
・地域の行事や知恵を伝える
場づくりをする
・妊娠期の食の正しい情報を伝え ・規則正しい生活習慣について繰 ・学校給食で地元食材や旬の食材 ・CATV を通して、正しい情報を発 ・CATV を通して、正しい情報を発 ・CATV を通して、正しい情報を発
る
り返し伝える(健診、教室、相 をさらに利用する
信する
信する
信する
・CATV 等を通して、正しい情報を 談
・食農体験の機会を増やす
・飲食店、食品販売所にバランス ・食からの生活習慣予防について、 ・健康寿命の延ばすための教室を
発信する
・離乳食教室を充実させる
・学校での食育を充実させる
等表示したポスター配布する 正しく伝える(健診、教室等) 実施する
・気軽に相談できる環境をつくる ・保育所給食で地元食材や旬の食
・食に親しみやすいように、「テー ・「健康」や「体」の変化について
材をさらに利用する
マソング」「食育キャラクター」 振り返ってもらう「振り返りシ
行
・保育所での食育を充実させる
を公募し食に親しんでもらう ート」の実施を発信する
政
(全世代に必要)
食の安心・安全
食文化の伝承
地産地消の推進
23
3.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定委員会設置要綱
平成 23 年 7 月 20 日
告示第 180 号
(設置)
第1条 健康増進法(平成14年法律第103号)第8条第2項及び食育基本法(平成17年法律第
63号)第18条第1項の規定に基づき、南丹市健康増進計画及び食育推進計画(以下「計画」と
いう。)を策定するため、南丹市健康増進計画及び食育推進計画策定委員会(以下「委員会」とい
う。)を設置する。
(所掌事務)
第2条 委員会は、次の各号に掲げる事項について所掌する。
(1) 計画を策定すること。
(2) その他計画の策定に関し、必要と認められる事項に関すること。
(組織)
第3条 委員会は、委員15人以内をもって組織し、次の各号に掲げる者のうちから市長が委嘱する。
(1) 学識経験者
(2) 医療関係者
(3) 市内の各種団体関係者
(4) 教育関係者
(5) 行政関係者
(6) その他市長が必要と認める者
(任期)
第4条 委員の任期は、委嘱した日から平成24年3月31日までとする。ただし、委員が欠けた場
合の後任の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(委員長及び副委員長)
第5条 委員会に、委員長及び副委員長各1人を置く。
2 委員長及び副委員長は、委員の互選によって定める。
3 委員長は、委員会を代表し、会務を総理する。
4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるとき又は委員長が欠けたときは、その職務を代
理する。
(会議)
第6条 委員会の会議は、委員長が招集し、委員長がその会議の議長となる。ただし、委員の委嘱後
最初に開かれる会議は、市長が招集する。
2 会議は、委員の過半数の出席がなければ開くことができない。
3 委員長は、計画策定のために必要があると認めるときは、委員以外の者を会議に出席させて、意
見を聞くことができる。
(ワーキングチーム)
第7条 委員会は、計画策定に必要な資料の収集、調査その他研究を行うため、南丹市健康増進計画
及び食育推進計画策定ワーキングチーム(以下「ワーキングチーム」という。)を設置する。
2 ワーキングチームの組織、運営その他必要な事項は、市長が別に定める。
24
(庶務)
第8条 委員会の庶務は、市民福祉部において処理する。
(その他)
第9条 この要綱に定めるもののほか、この事業の実施に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
1 この告示は、公表の日から施行する。
2 この告示は、平成24年3月31日限り、その効力を失う。
25
4.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定ワーキングチーム設置要綱
平成 23 年 7 月 20 日
告示第 181 号
(趣旨)
第1条 この要綱は、南丹市健康増進計画及び食育推進計画策定委員会設置要綱(平成23年南丹市
告示第 号)第7条第2項の規定に基づき、南丹市健康増進計画及び食育推進計画策定ワーキン
グチーム(以下「ワーキングチーム」という。)の組織、運営等に関し、必要な事項を定めるもの
とする。
(所掌事務)
第2条 ワーキングチームは、次の各号に掲げる事項について所掌する。
(1) 計画策定に必要な資料収集、調査その他研究に関すること。
(2) その他計画の策定に関し、必要と認められる事項に関すること。
(組織)
第3条 ワーキングチームは、健康増進計画策定ワーキングチーム及び食育推進計画策定ワーキング
チームで構成する。
2 ワーキングチームは、別表に掲げる所属の職員から選出した者(以下「委員」という。)をもっ
て組織する。
3 それぞれのワーキングチームに委員長を置き、健康増進計画策定ワーキングチーム委員長は、保
健医療課課長補佐を、食育推進計画策定ワーキングチーム委員長は、保健医療課栄養士をもって充
てる。
4 各委員長は、それぞれのワーキングチームを代表し、会務を総理する。
5 委員長に事故あるとき又は委員長が欠けたときは、あらかじめ委員長の指名する者が、その職務
を代理する。
(任期)
第4条 委員の任期は、平成24年3月31日までとする。
(会議)
第5条 ワーキングチームの会議は、委員長が招集し、その会議の議長となる。
2 委員長は、計画策定のために必要があると認めるときは、委員以外の者を会議に出席させて、意
見を聞くことができる。
(庶務)
第6条 ワーキングチームの庶務は、市民福祉部において処理する。
(その他)
第7条 この要綱に定めるもののほか、ワーキングチームの運営に関し必要な事項は、別に定める。
附 則
1 この告示は、公表の日から施行する。
2 この告示は、平成24年3月31日限り、その効力を失う。
26
5.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定委員名簿
南丹市健康増進計画及び食育推進計画策定委員名簿
NO
区 分
氏 名
所属(役職名等)
2 学識経験者
東 あかね 京都府立大学人間環境学部
食保健学科健康科学研究室教授
森 為 次 南丹市議会厚生常任委員会
(南丹市健康づくり推進協議会副会長)
3 学識経験者
寺 井 憲 治 農林水産省認定 地産地消の仕事人
4 医療関係者
7 各種団体関係者
木 村 茂 船井医師会長
(南丹市健康づくり推進協議会会長)
中 井 良 子 南丹市食生活改善推進員協議会
園部支部長
山 村 善 彦 Nantan 健歩会会長
(南丹市健康づくり推進協議会委員)
矢 野 茂 世 南丹市婦人会副会長
(南丹市健康づくり推進協議会委員)
8 各種団体関係者
芦 田 美 子 認知症予防 脳トレネット代表
9 各種団体関係者
麻 田 健 治 南丹市体育協会会長
10 各種団体関係者
吉 田 美千子 案山子の会代表
11 各種団体関係者
奥 主 菜美子 南丹市立園部保育所保護者会副会長
12 教育関係者
塩 谷 由美子 南丹市立園部第二小学校長
(南丹市健康づくり推進協議会委員)
13 教育関係者
植 田 理 恵 南丹市立美山中学校栄養教諭
14 行政関係者
豊 島 博 子 京都府南丹保健所保健室副室長
15 行政関係者
山 内 晴 貴 南丹市市民福祉部長
1 学識経験者
5 各種団体関係者
6 各種団体関係者
【事務局】
市民福祉部保健医療課
松村雅枝(課長) 原田朱美(主幹)
小林早苗(課長補佐) 疋田ミツル(課長補佐) 越浦 恵(主任)
27
6.南丹市健康増進計画・食育推進計画策定ワーキングチーム名簿
【健康増進計画策定ワーキングチーム委員】
№
1
2
3
4
5
6
7
8
所 属
社会福祉課
高齢福祉課
子育て支援課
企画調整課
社会教育課
保健医療課
保健医療課
保健医療課
職
補 佐
補 佐
係 長
補 佐
補 佐
補 佐
主 任
主 任
【食育推進計画策定ワーキングチーム委員】
所 属
職
№
小
矢
谷
湯
平
小
田
人
委員氏名
越 清
田 明
口
浅 睦
井 静
林 早
中 智
見 敦
美
美
悌
子
男
苗
美
子
委員氏名
1
地域振興課
主 任
國 府 幸 明
2
農 政 課
主 査
山 口 美 香
3
商工観光課
主 任
橋 本 千 代
4
学校教育課
係 長
西 田 文 英
5
保 育 所
栄養士
森 内 あずさ
6
保健医療課
主 任
越 浦
7
保健医療課
主 任
中 西 智 子
8
保健医療課
栄養士
西 村 智 子
28
恵
7.計画策定の経過
年 月 日
平成 23 年 8月 3日
8月30日
9 月 9日
9 月 13 日
9 月20日
10月 12日
10月24日
10月25日
11月 7日
11月 14日
11月 16日
11月22日
11月29日
12月27日
平成 24年 1月 6日
1月19日
1月25日
2月 2日
2月 2日
2月 7日
2 月 29 日
内 容
○☆第 1 回 健康増進・食育推進計画ワーキング会議
○☆第2回 健康増進・食育推進計画ワーキング会議
○第 3 回 健康増進計画ワーキング会議
●第 1 回 健康増進計画・食育推進計画策定委員会
☆第3回 食育推進計画ワーキング会議
☆第4回 食育推進計画ワーキング会議
☆第5回 食育推進計画ワーキング会議
○第4回 健康増進計画ワーキング会議
○第5回 健康増進計画ワーキング会議
○第6回 健康増進計画ワーキング会議
☆第6回 食育推進計画ワーキング会議
●第2回 健康増進計画・食育推進計画策定委員会
☆第7回 食育推進計画ワーキング会議
○第7回 健康増進計画ワーキング会議
○第8回 健康増進計画ワーキング会議
☆第8回 食育推進計画ワーキング会議
○第9回 健康増進計画ワーキング会議
○第 10 回 健康増進計画ワーキング会議
☆第9回 食育推進計画ワーキング会議
☆第10回 食育推進計画ワーキング会議
●第3回 健康増進計画・食育推進計画策定委員会
29
南丹市健康増進・
南丹市健康増進・食育推進計画
平成 24 年3月
発行
南丹市
〒622-8651
市民福祉部
保健医療課
京都府南丹市園部町小桜町 47
TEL 0771-68-0016
FAX 0771-63-0653
30
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