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JWNET導入事例発表 - 公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター
JWNET導入事例発表 2015年11月10日 アミタ株式会社 環境戦略支援営業グループ グループリーダー 唐鎌 真一 -1- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. アミタ事業のご紹介 -2- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. アミタグループ 2つの事業分野 アミタグループは、『持続可能な社会の実現』を目指す 未来デザイン企業です。 社会の全体最適解を導き、実行することが私たちの使命です。 環境戦略デザイン事業 環境リスク/コスト/負荷の同時低減と、 持続可能性という付加価値戦略支援 環境戦略 デザイン ・企業活動から発生する廃棄物の再資源化支援 ・環境業務の効率化、アウトソーシング ・持続可能なサプライチェーンの構築支援 地域デザイン事業 地域 デザイン 地域の未利用資源を活用した、 コンパクトな自立型の地域づくり ・包括的資源循環システムの調査・計画・導入・運営 ・地域の未利用資源の再生、利活用提案 ・環境保全型の農林水産業提案 -3- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 無駄の無い社会を実現する。 -資源の消費から資源の創出へ- 不安定・不連続な発生品 分析 × 調合 安全・安定・安価な資源 分析 廃棄物 再資源化 原料 -4- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 無駄の無い社会を実現する。 -資源の消費から資源の創出へ- 国内外300ヶ所以上の 再資源化提携企業 自社製造所生産実績 セメント原燃料 金属原料 肥料 全国に製品納入先を確保 発電量 約134,380(t/年) 4,398(t/年) 約 679(t/年) 計:約14万 (t/年) 約 426(MWh/年) 約 ※2013年度データ -5- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 環境戦略デザイン事業 社員教育・ マネジメント 体制 業務効率化・ IT化 コンプライアンス・ 機密保持 商品回収・ リユース検討 環境 コスト 物流の 最適化 製造・ 保管工程の 見直し 環境 リスク 環境 負荷 情報発信・ コミュニケーション -6- 処理委託先 調査・選定 環境・事故・ ブランド等の リスク診断 Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 環境戦略デザイン事業 環境・廃棄物管理支援 クラウドシステムの導入 導入事業所数 資源・エネルギーを無駄にしない 再資源化実績 年間60万t以上 約800サイト 一般廃棄物 産業廃棄物 専ら物 電子マニフェスト 紙マニフェスト 契約書・許可証 報告 ...etc プロに任せる廃棄物管理 「廃棄物管理BESTWAY」 顧客の実情に合わせたオンデマンド型研修 海外拠点の環境・廃棄物リスク低減 海外法令調査・海外信用調査・ 海外委託先現地確認調査サービス 教育ツール 持続可能なサプライチェーンの構築 CSR・環境業務お役立ちサイト エコラベル認証 FSC森林認(FM/COC) 「日刊!おしえてアミタさん」 MSC COC認証 CSRレポートテーマ別比較サイト 「CSR JAPAN」 FMの国内シェア COCの国内シェア MSC COCの国内シェア (ha) (顧客数) (顧客数) 71% 23% 環境情報FAX・メルマガ 61% 購読者数 延べ25,000名以上 廃棄物管理がよくわかるDVD 再資源化ルート開発から法令対応支援まで カバーする広域認定取得支援 廃棄物管理・CSR実務セミナー -7- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 会社概要・拠点一覧 設立 :1977年(昭和52年) 上場市場 :東証JASDAQ(アミタホールディングス(株):2195) 営業拠点 :東京(本社),仙台,名古屋,大阪,姫路,広島,北九州 製造拠点 :姫路循環資源製造所(兵庫県姫路市) 茨城循環資源製造所(茨城県筑西市) 京丹後循環資源製造所(京都府京丹後市) 川崎循環資源製造所(神奈川県川崎市) 北九州循環資源製造所(福岡県北九州市) 7ヶ所の営業拠点 7ヶ所の製造拠点 地上資源製造:愛知海運(株)蒲郡リサイクルS.C.(愛知県蒲郡市) パートナーズ 富士運輸(株)(新潟県新潟市) 製造拠点 主要関連会社:アミタホールディングス株式会社 営業拠点 地上資源製造パートナーズ 株式会社アミタ持続可能経済研究所 社員数 :147名(連結)(2014年11月30日現在) 資本金 :474百万円(アミタホールディングス(株))(2014年12月31日現在) -8- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. アミタ北九州循環資源製造所 許可内容 ■所在地 : 北九州市若松区響町一丁目104-10 ■敷地面積 : 17,061m2 ■許可の年月日 : 平成22年6月29日 ■許可の有効期限 : 平成27年6月28日 ■処理の許可 : 中間処理業(混練) ■生産能力(処理能力) :燃え殻(79.8t/日)、汚泥(312m3/日)、廃油(70m3/日) ■製品名 ■製造能力 廃プラスチック類(77t/日)、紙くず(5.4t/日)、 木くず(9.9t/日)、動植物性残さ(18t/日)、 金属くず(79.1t/日)、ガラスくず(70t/日)、 鉱さい(135t/日)、ダスト類(88.2t/日) 全11種類 :セメント原料(燃料系、原料系) 金属原料(Ni-Cr系、Cu系) :400m3/日 (上記11種類の各種発生品の各々の成分、性状を把握、 管理して調合する事により。) -9- Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 中間処理業としての 電子マニフェスト導入のメリット - 10 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 導入の経緯 中間処理業として、排出事業者(P社)からの要請を受け、導入を決定。 その後全国の拠点へ • 茨城製造所:加入(2002年12月5日) • 姫路製造所:加入(2005年4月21日) • 川崎製造所:加入(2010年4月14日) • 北九州製造所:加入(2010年7月22日) 5ヶ所の製造拠点 紙マニフェストの運用に 慣れ親しんでいたことから 新システム導入への不安感あり・・ 京丹後製造所 (メタン発酵) 茨城製造所 川崎製造所 北九州製造所 姫路製造所 製造拠点 - 11 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 導入後のメリット <事務処理の効率化> – 紙マニフェストに比べ、運用の手間が削減。 1.手書きや印刷の手間が削減 2.操作が簡単(処分終了報告が容易) 3.情報をCSV出力し、集計等に活用出来る 4.紙の様に保管場所が不要(省スペース化 ) 5.紙マニフェストを返却する際の郵送費が不要 その他の 付随業務も 効率化 ①記載事項のチェック ②マニフェスト照合 ③紙のファイリング作業 - 12 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 導入後のメリット <データの透明性> – 排出事業者、収集運搬業者、処分業者が常に最新の処理状 況を閲覧できる 1.社内でマニフェストの処理状況を共有 →特定の人だけ知っている状況ではなく社内で 情報共有(リスクヘッジ) 2.社外(排出事業者、運送業者)でマニフェストの 処理状況を共有 →紙マニフェストと比較し、マニフェスト未返却 の際の催促が減少 他の排出事業者にも JWNET 加入を提案 ○自社だけでなく、 顧客や関係先も含めて 大きなメリットがあり - 13 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 電子マニフェストの導入状況 茨城製造所 500 姫路製造所 500 100.0% 479 453 440 100.0% 426 450 90.0% 450 400 80.0% 400 350 70.0% 350 70.0% 60.0% 300 60.0% 50.0% 250 40.0% 200 30.0% 150 20.0% 100 10.0% 50 0.0% 0 300 250 208 208 200 150 100 50 15.9% 19.2% 33 203 24.1% 30.2% 38.2% 83 65 49 40 215 217 0 2010 2011 2012 2013 19.2% 92 24.9% 28.9% 36.4% 39.3% 155 155 127 113 80.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 2010 2014 90.0% 394 2011 川崎製造所 2012 2013 2014 北九州製造所 500 100.0% 500 100.0% 450 90.0% 450 90.0% 400 80.0% 400 80.0% 350 70.0% 350 70.0% 300 60.0% 300 50.0% 250 40.0% 200 30.0% 150 250 200 150 100 50 225 218 213 190 131 17.6% 31.5% 25.3% 25.7% 28.4% 48 56 2011 2012 64 67 23 0 2010 2013 46.7% 40.4% 44.6% 35.7% 10.0% 50 0.0% 0 15 - 14 - 36 54 57 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 2010 2014 20 122 121 89 75 42 50.0% 40.0% 26.7% 100 20.0% 60.0% 2011 2012 2013 2014 Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 運用上の課題 処理終了後、3日以内の報告義務 →長期連休や月曜日が祝日等により3日を経過してしまうおそれ (予約登録等で対処) 受渡確認票(紙)を運用する点 ※電子マニフェストを利用している場合には、書面の代わりに電子情報や連絡機器でも代替可能 →紙マニフェストからの移行時、顧客側が紙の安心感から、 書面で受渡確認票を運用するケースが多い 登録時のコンプライアンスチェック →JWNETは自由に登録が可能な反面、委託契約書の内容との整 合性等、しっかりしたチェック体制が求められる 請求書のWEB化対応 →ASPを利用している排出事業者が、請求書のダウンロードの為 にJWNETにもログインが必要となる点 ※平成27年8月以降に加入された方が対象 - 15 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 排出事業者支援の取り組み - 16 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 弊社の取り組み 排出事業者を 支援してきた立場 処理業としての立場 【排出事業者支援】 ・メールマガジン配信 25,000名以上 ・環境教育支援1,373名 【リサイクル事業】 産業廃棄物の原料化等 ・865事業所から 2,177種類/約14万tを 受け入れ ・グループWEBサイト 38.9万ユーザー/年 ・リサイクルネットワーク 企業数:約300社等 アミタ㈱2014年度 年次報告書「アミタの価値のつくりかた」から抜粋 双方の課題や、集約したナレッジを基に 2008年度よりASP事業者としてJWNETを推進 - 17 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 排出事業者がJWNETに加入する理由 電子マニフェスト加入済みの排出事業者へのアンケート調査結果 【導入理由】※複数回答 割合 72.1% 業務の効率化を図るため 【現在のマニフェスト業務の状況】 割合 90.4% マニフェスト業務量が軽減した ※出典:「電子マニフェストの使用状況に関するアンケート調査結果(概要)平成24年4月 公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター 抱えている課題 『業務効率化』 を推進 ○業務範囲が広すぎる。 ○法規制など状況の変化が激しい。 ○人員が足りない。 (出典:日経エコロジー2012年9月号 悩む環境部) - 18 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. JWNET導入時の相談事項 廃棄物管理のよくあるケース 担当者が独自 の手法・スキル で管理 『JWNET』 導入 リスクが潜在 化/透明性が 課題 担当者の異動 /退職等の際、 問題になる 業務効率化+αの要素 ⇒仕組みで管理する事で 業務を見直し - 19 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. ここ最近の排出事業者の傾向 業者選定項目(例) 今後は JWNETは必須に 情報連携/共有等、より コミュニケーションが 取れる先に委託 1 処理費用 2 3 4 5 6 処理内容/適正処理 リサイクルの有無 現地確認の結果 優良認定の有無 JWNET加入の 有無 7 あくまで大手メーカーの傾向の為、法律でJWNETが 義務化されている訳ではありません。 ◆委託先の業者選定にJWNET加入を選定項目に加える ケース(積極的な情報開示や透明性の高い委託先を選ぶ傾向) ◆今まで実務担当者との関係性で委託→本社や他部署等、 業者選定に対して様々なチェックが入るケース - 20 - - 20 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 双方が加入するメリット 排出事業者 相互で コミュニケーション を強化 処理業者 (JWNETの活用事例) ◎予約登録による配車 計画/スケジュール管理 ◎台貫票の確定数量との 紐づけ ◎連絡番号/備考等を活用 した個別情報の管理等 (運搬業者/処分業者) ◆JWNET導入にあたって、排出事業者/処理業者間、双方の 日々の業務を見直し、効果的な運用改善につなげる ①運用担当者の選定、②受渡確認票の運用、③登録方法 - 21 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. ASP事業者としての取り組み http://www.amita-t.co.jp/management/ewaste.html 導入先の推移 グループ導入/全社導入も1社として試算 (建設系スポット現場はカウントから除く) 1000 800 事業所数 事業者数 600 400 200 0 ○e-廃棄物管理はJWNETのEDI (イー・ディー・アイ) 登録システムです。 •JWNET情報処理センターに対し、マニフェスト情報の送受信ができるシステム ※別途、JWNETに対して EDI版 の利用申込(無料)を行ったうえ、EDI版サービス提供 業者へ申込が必要です。 2009 2010 2011 2012 2013 2014 アミタ㈱2014年度 年次報告書「アミタの価値のつくりかた」から抜粋 1.個人情報やノウハウを社内共有し、仕組みで管理する動き 2.JWNET導入を前提としたシステム導入 9割以上 3.取引業者様も含めた加入促進に貢献 - 22 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved. 取り組み事例(大手飲料メーカーA社) 廃棄物データのIT化による一元管理体制の構築 HD 本部 運搬業者 グループ全社 データ 約30社400事業所 収集 『e‐廃棄物管理』を全社導入し、データ統合 廃棄物データ(品目、量等) 処理単価/再資源化分類 輸送距離(Scope3) JWNET 処分業者 JWNET e‐廃棄物管理導入と併せ、全社的にJWNETを推進 廃棄物管理の実務と順法チェック/情報収集をリンク - 23 - - 23 - Copyright © 2015 AMITA CORPORATION All Rights Reserved.