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パラレル入力、電圧出力
12/10ビットのパラレル入力、電圧出力 クワッドD/Aコンバータ AD5582/AD5583 特長 機能ブロック図 AD5582:12ビットの直線性と単調性 AD5583:10ビットの直線性と単調性 広い動作レンジ:+5V∼+15Vの単電源または±5Vの両電源 A1 33 ダブル・バッファ付きレジスタにより、独立または同時にマルチチ レール to レールのリファレンス入力を各チャンネル用4本装備 VREFLA VREFHA VREFLB VREFHB 37 10 9 7 8 – DB9 29 VSS1 5 VOA 2 VOB DB8 28 DB7 26 データ・リードバック機能 DB6 25 イ ン タ ー フ ェ ー ス DB5 24 DB4 23 バッファ付き出力 DB3 21 内蔵マッチング抵抗により負のリファレンスが容易 DB2 20 小型フットプリント:TSSOP-48 DB1 19 DO DI DAC REG IN REG 11 R1 12 RCT 13 R2 20kΩ 20kΩ 4 1 AGND1 48 AGND2 47 VOC 44 VOD 46 VDD2 45 VSS2 4 OE DB0 18 拡張温度レンジ:−40℃∼+125℃ + VDD1 4 30 パラレル・インターフェース セトリング・タイム:5μs 3 AD5582 DB11 31 DB10 ャンネル更新が可能 VSS3 38 アドレス・ デコード A0 32 ユニポーラ動作またはバイポーラ動作 VDD3 CS 34 アプリケーション R/W 35 制御 ロジック DVDD 14 プロセス制御装置 – MSB 17 クローズ・ループ・サーボ制御 + RS 16 データ・アクイジション・システム LDAC 15 デジタル制御のキャリブレーション 22 モーター制御 27 36 40 DGND1 DGND2 DGND3 VREFHD 39 41 42 VREFLD VREFHC VREFLC 光ネットワーク制御ループ 概要 +2.5V ADR421 REF 12ビット/10ビット電圧出力のクワッドD/AコンバータAD5582/AD5583 ファミリーは、+5V∼+15Vの単電源または±5Vの両電源で動作するよ うにデザインされています。この高性能DACは高度なBiCMOSプロセス で製造されているため、経済的かつ小型です。単電源システムまたは AD5582 VREFHA VREFHB VREFHC VREFHD DAC A ±2.5V DAC B ±2.5V DAC C ±2.5V DAC D ±2.5V R1 両電源システムで容易に使用できます。 RCT R2 外部入力リファレンスVREFにより、フル・スケール出力電圧が決定され – ます。有効なVREF値はVSS <VREF <VDDであり、フル・スケール出力の選択 + レンジが広くなっています。乗算アプリケーションおよび広いダイナミック −2.5V VREFLA VREFLB VREFLC VREFLD レンジのアプリケーション向けに、ACリファレンス入力は|VDD−VSS|まで 説明簡略化のためデジタル回路は省略 高くすることができます。2本の精密トリム抵抗を内蔵し、四象限乗算機 能を容易に実現することができます。 図1. ダブル・バッファ付きパラレル・インターフェースにより、25Mbpsのデー タ負荷レートが可能です。広く使われているレベル検出のロードDAC ___ ストローブ(LDAC)入力を使うと、全DAC出力をロード済み入力レジス _ タの値で同時に更新することができます。外部非同期リセット(RS)を使 うと、全レジスタがMSB=0のときにはゼロ・コード状態に、MSB=1のと きにはミッド・スケール状態に設定されます。 REV.0 アナログ・デバイセズ株式会社 AD5582は、中電圧のアプリケーションを新規デザインする際に、 DAC8412の置き換えとして最適です。 AD5582/AD5583は拡張工業用温度レンジ(−40℃∼+125℃)で仕様 規定されており、小型かつ薄型の1.1mm TSSOP-48パッケージを採用し AD5582/AD5583のピン配置は同じなので、PCBレイアウトの変更なし で、アプリケーションに合わせて分解能を選択することができます。 内蔵マッチング抵抗を使用した 負のリファレンス電圧の発生 ています。 アナログ・デバイセズ社が提供する情報は正確で信頼できるものを期していますが、その情報の利用または利 用したことにより引き起こされる第3者の特許または権利の侵害に関して、当社はいっさいの責任を負いません。 さらに、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を許諾するものでもありません。 *日本語データシートは、REVISIONが古い場合があります。最新の内容については英語版をご参照ください。 本 社/東京都港区海岸1-16-1 電話03 (5402)8200 〒105-6891 ニューピア竹芝サウスタワービル (6350)6868 (代)〒532-0003 大阪営業所/大阪府大阪市淀川区宮原3-5-36 電話06 新大阪MTビル2号 AD5582/AD5583―仕様 電気的特性 (特に指定のない限り、VDD=+5V、VSS=−5V、DVDD=+5V±10%、VREFH=+2.5V、VREFL=−2.5V、−40℃ < TA <+125℃) パラメータ 記号 条件 スタティック性能 分解能2 N AD5582 AD5583 相対精度3 微分非直線性3 ゼロ・スケール誤差 INL DNL VZSE ゲイン誤差 VGE ゲイン誤差 フル・スケール温度係数4 VGE TCVFS リファレンス入力 VREFH入力レンジ VREFL入力レンジ5 入力抵抗 入力容量4 REF入力電流 REF乗算帯域幅 R1-R2間マッチング アナログ出力 出力電流6 容量負荷4 VREFH VREFL RREF CREF IREF BWREF R1/R2 IOUT CL ロジック入力 ロジック入力ローレベル電圧 VIL ロジック入力ハイレベル電圧 VIH 入力リーク電流 入力容量4 ハイレベル出力電圧 ローレベル出力電圧 IIL CIL VOH VOL AC特性 出力スルーレート SR セトリング時間7 DACのグリッチ tS Q デジタル・フィードスルー VOUT/tCS アナログ・クロストーク VOUT/VREF 出力ノイズ eN Min Typ1 Max 単位 +1 12 10 単調 DATA=000H (AD5582およびAD5583) DATA=FFFH (AD5582) および3FFH (AD5583) VDD=2.7V∼4.5V -1 -1 -2 +2 ビット ビット LSB LSB LSB -2 +2 LSB +4 LSB ppm/℃ VDD VREFH−0.5 V V kΩ1 -4 1.5 DATA=555H (最小RREF、AD5582) および155H (AD5583) VREFL+0.5 VSS 12 20 DATA=555H (AD5582) CODE=フル・スケール AD5582 AD5583 80 500 1.3 ±0.025 ±0.100 pF μA MHz % % DATA=800H (AD5582)および 200H (AD5583)、ΔVOUT≦ 4mV 発振なし ±2 mA DVDD=5V±10% DVDD=3V±10% DVDD=5V±10% DVDD=3V±10% 2000 pF 0.8 0.4 0.4 V V V V μA pF V V 0.4 V 2.4 2.1 0.01 5 IOH=−0.8mA IOL=1.2mA、TA=85℃ IOL=0.6mA、DVDD=3V IOL=1.0mA、TA=125℃、 IOL=0.5mA、DVDD=3V DATA=ゼロ・スケール→フル・スケー ル→ゼロ・スケール フル・スケールの±0.1%へ整定 コード7FFH→800H→7FFH (AD5582) および1FFH→200H→1FFH (AD5583) DATA= ミッド・スケール、 _ CSはf=16MHzでトグル VREF=1.5V dc+1V p-p、 DATA=000H、f=100kHz f=1kHz 2 1 2.4 2 V/μs 5 100 μs nVs 5 nVs -80 dB 33 _ nV/√Hz REV.0 AD5582/AD5583 パラメータ 記号 条件 Min 電源特性 単電源の電圧レンジ 両電源の電圧レンジ VDD VDD/VSS VSS=0V VDD=+2.7V∼+6.5V、 VSS=−6.5V∼−2.7V 3 -9 デジタル・ロジック電源 正電源電流6 負電源電流 消費電力 対電源感度 DVDD IDD ISS PDISS PSS Typ1 2.7 VIL=0V、無負荷 VIL=0V、無負荷 VIL=0V、無負荷 ΔVDD=±5% 1.7 1.5 16 30 Max 単位 18 +9 V V 8 3 3 30 V mA mA mW ppm/V 注 1 Typ値は、25℃での平均測定値。 2 DACの出力式:VOUT=VREFL+[(VREFH−VREFL)×D/2^N]、ここでDは対応するDACレジスタA、B、C、Dに負荷されたデータ。Nはビット数を表し、AD5582=12ビット、AD5583=10ビット。1LSBステッ プ電圧=(VREFH−VREFL)/4096V (AD5582の場合)および(VREFH−VREFL)/1024V(AD5583の場合)。 3 AD5583は最初の2コード(000H、001H)を、AD5582は最初の4コード(000H、001H、002H、003H)を、単電源動作における直線性誤差の測定から除外してあります。 4 設計上保証しますが、出荷テストは行いません。 5 両電源動作でのVREFL=VSSでは、INL誤差とDNL誤差に対してAD5582の場合は小さい方の8コードを、AD5583の場合は小さい方の2コードを除外してあります。 6 短絡出力電流および電源電流は、それぞれ24mAおよび25mAです。 7 単電源動作では、セトリング時間仕様はグラウンドから最後の3 LSB以内の負側への変化に適用しません。 仕様は予告なく変更されることがあります。 電気的特性 (特に指定のない限り、VDD=+15V、VSS=0V、DVDD=+5V±10%、VREFH=+10V、VREFL=0V、−40℃ < TA <+125℃) パラメータ 記号 条件 スタティック性能 分解能2 N AD5582 AD5583 相対精度3 微分非直線性3 ゼロ・スケール誤差 ゲイン誤差 INL DNL VZSE VGE フル・スケール温度係数4 TCVFS リファレンス入力 VREFH入力レンジ VREFL入力レンジ5 入力抵抗 入力容量4 REF入力電流 REF乗算帯域幅 R1-R2間マッチング アナログ出力 出力電流6 容量負荷4 VREFH VREFL RREF CREF IREF BWREF R1/R2 IOUT CL Min 単調 DATA=000H (AD5582およびAD5583) DATA=FFFH (AD5582) および3FFH (AD5583) -1 -1 -2 -2 DATA=555H (最小RREF、AD5582) および155H (AD5583) VREFL+0.5 VSS 12 ビット ビット LSB LSB LSB LSB ppm/℃ VDD VREFH−0.5 20 80 V V kΩ1 1000 1.3 ±0.025 ±0.100 pF μA MHz % % DATA=800H (AD5582)および 200H (AD5583)、ΔVOUT≦ 4mV 発振なし 2 mA 2000 pF 0.8 0.4 0.4 V V V V μA pF V V 0.4 V 2.4 2.1 DVDD=3V±10% REV.0 +2 +2 単位 DATA=555H (AD5582) CODE=フル・スケール AD5582 AD5583 ロジック入力ハイレベル電圧 VIH VOL +1 1.5 DVDD=3V±10% IIL CIL VOH VOL Max 12 10 ロジック入力/出力 ロジック入力ローレベル電圧 VIL 入力リーク電流 入力容量4 ハイレベル出力電圧 ローレベル出力電圧 Typ1 IOH=−0.8mA IOL=1.2mA、TA=85℃ IOL=0.6mA、DVDD=3V IOL=1.0mA、TA=125℃ IOL=0.5mA、DVDD=3V 2.4 3 AD5582/AD5583 電気的特性(続き) パラメータ 記号 条件 AC特性 出力スルーレート SR セトリング時間7 DACグリッチ tS Q デジタル・フィードスルー VOUT/tCS アナログ・クロストーク VOUT/VREF 出力ノイズ eN DATA=ゼロ・スケール→フル・スケール →ゼロ・スケール フル・スケールの±0.1%へ整定 コード7FFH→800H→7FFH (AD5582) および1FFH→200H→1FFH (AD5583) DATA= ミッド・スケール、 _ CSはf=16MHzでトグル VREF=1.5V dc+1V p-p、 DATA=000H、f=100kHz f=1kHz 電源特性 単電源の電圧レンジ 両電源の電圧レンジ デジタル・ロジック電源 正電源電流6 消費電力 対電源感度 VDD VDD/VSS DVDD IDD PDISS PSS Min VSS=0V VDD=+2.7V∼+6.5V、 VSS=−6.5V∼−2.7V Typ1 単位 2 V/μs 14 100 μs nVs 5 nVs -80 dB 33 _ nV/√Hz 3 -6.5 2.7 VIL=0V、無負荷 VIL=0V、無負荷 ΔVDD=±5% Max 2.3 34.5 30 16.5 +6.5 V V 6.5 3.5 52.5 V mA mW ppm/V 注 1 Typ値は、25℃での平均測定値。 2 DACの出力式:VOUT=VREFL+[(VREFH−VREFL)×D/2^N]、ここでDは対応するDACレジスタA、B、C、Dに負荷された十進数データ。Nはビット数を表し、AD5582=12ビット、AD5583=10ビット。1LSB ステップ電圧=(VREFH−VREFL)/4096V (AD5582の場合)および(VREFH−VREFL)/1024V(AD5583の場合)。 3 AD5583は最初の2コード(000H、001H)を、AD5582は最初の4コード(000H、001H、002H、003H)を、単電源動作における直線性誤差の測定から除外してあります。 4 設計上保証しますが、出荷テストは行いません。 5 両電源動作でのVREFL=VSSでは、INL誤差とDNL誤差に対してAD5582の場合は小さい方の8コードを、AD5583の場合は小さい方の2コードを除外してあります。 6 短絡出力電流および電源電流は、それぞれ24mAおよび25mAです。 7 単電源動作では、セトリング時間仕様はグラウンドから最後の3 LSB以内の負側への変化に適用しません。 仕様は予告なく変更されることがあります。 4 REV.0 AD5582/AD5583 タイミング特性 (特に指定のない限り、VDD=15Vまたは5V、VSS=0V、DVDD=5V±10%、VREFH=10V、VREFL=0V、−40℃ < TA <+125℃) パラメータ 記号 インターフェース・タイミング* クロック周波数 チップ・セレクト書き込みパルス幅 チップ・セレクト読み出しパルス幅 書き込みのセットアップ 書き込みのホールド アドレスのセットアップ アドレスのホールド 負荷のセットアップ 負荷のホールド データ書き込みのセットアップ データ書き込みのホールド データロードのパルス幅 リセットのパルス幅 データ読み出しのホールド データ読み出しのセットアップ データからHi-Zまで チップ・セレクトからデータまで チップ・セレクト繰り返しパルス幅 ダブル・バッファモードでのロード・セットアップ データロードのホールド fCLK tWCS tRCS tWS tWH tAS tAH tLS tLH tWDS tWDH tLDW tRESET tRDH tRDS tDZ tCSD tCSP tLDS tLDH 条件 Min Typ Max 単位 25 MHz ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns 20 130 0 0 0 0 0 0 0 0 20 20 0 0 CL=10pF CL=10pF 100 100 10 20 0 *すべての入力制御信号はtR=tF=2ns (3Vの10%から90%)で規定され、1.5Vの電圧レベルからの時間とします。 仕様は予告なく変更されることがあります。 タイミング特性 (特に指定のない限り、VDD=15Vまたは5V、VSS=0V、DVDD=3V±10%、VREFH=10V、VREFL=0V、−40℃ < TA <+125℃) パラメータ 記号 インターフェース・タイミング* クロック周波数 チップ・セレクト書き込みパルス幅 チップ・セレクト読み出しパルス幅 書き込みのセットアップ 書き込みのホールド アドレスのセットアップ アドレスのホールド 負荷セットアップ 負荷ホールド データ書き込みのセットアップ データ書き込みのホールド データロードのパルス幅 リセットのパルス幅 データ読み出しのホールド データ読み出しのセットアップ データからHi-Zまで チップ・セレクトからデータまで チップ・セレクト繰り返しパルス幅 ダブル・バッファモードでのロード・セットアップ データロードのホールド fCLK tWCS tRCS tWS tWH tAS tAH tLS tLH tWDS tWDH tLDW tRESET tRDH tRDS tDZ tCSD tCSP tLDS tLDH 条件 CL=10pF CL=10pF *すべての入力制御信号はtR=tF=2ns (3Vの10%から90%)で規定され、1.5Vの電圧レベルからの時間とします。 仕様は予告なく変更されることがあります。 REV.0 5 Min 35 130 0 0 0 0 0 0 0 0 35 35 0 0 80 80 20 35 0 Typ Max 単位 14 MHz ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns 100 100 AD5582/AD5583 絶対最大定格* ジャンクション-ケース間熱抵抗、ΘJC ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42℃/W VSS基準のVDD ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-0.3V∼+18V 最大ジャンクション温度(TJ Max) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150℃ パッケージ消費電力=(TJ Max−TA)/ΘJA GND基準のVDD ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-0.3V∼+18V GND基準のVSS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+0.3V∼-9V 動作温度範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・−40℃∼+125℃ VREF+基準のVDD ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-0.3V∼ (VDD−VSS) 保存温度範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-65℃∼+150℃ VSS基準のVREF-・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-0.3V∼ (VDD−VSS) ピン温度RV-48 (ハンダ処理、60秒) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300℃ VREFL基準のVREFH ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-0.3V∼ (VDD−VSS) * 上記の絶対最大定格を超えるストレスを加えるとデバイスに恒久的な損傷を与えることがあり ます。この規定はストレス定格の規定のみを目的とするものであり、この仕様の動作セクショ ンに記載する規定値以上でのデバイス動作を定めたものではありません。デバイスを長時間絶 対最大定格状態に置くとデバイスの信頼性に影響を与えます。 GND基準のDVDD ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8V GND基準のロジック入力 ・・・・・・・・・・・・・・・VSS−0.3V、VDD+0.3V GND基準のVOUT ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・VSS−0.3V、VDD+0.3V GNDへの短絡IOUT ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24mA 接合-周囲間熱抵抗、ΘJA ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115℃/W オーダー・ガイド * 製品モデル 分解能 (ビット) 温度レンジ パッケージ パッケージ・ オプション コンテナ数量 上面 マーキング AD5582YRV-REEL AD5583YRV-REEL AD5582YRV AD5583YRV 12 10 12 10 −40℃∼+125℃ −40℃∼+125℃ −40℃∼+125℃ −40℃∼+125℃ TSSOP-48 TSSOP-48 TSSOP-48 TSSOP-48 RV-48 RV-48 RV-48 RV-48 2500 2500 39 39 AD5582Y AD5583Y AD5582Y AD5583Y *AD5582のトランジスタ数は4116個、チップ・サイズは108mil×144milです。 上の表にはマーキングの最初の行を記載してあります。マーキングの2行目はYYWWフォーマットで表したデート・コード、3行目はロット番号です。 注意 ESD(静電放電)の影響を受けやすいデバイスです。4000Vにおよぶ高圧の静電気が人体やテスト装置に容易に帯 電し、検知されることなく放電されることがあります。本製品には当社独自のESD保護回路を備えていますが、高 エネルギーの静電放電を受けたデバイスには回復不可能な損傷が発生することがあります。このため、性能低下や 機能喪失を回避するために、適切なESD防止措置をとるようお奨めします。 6 WARNING! ESD SENSITIVE DEVICE REV.0 AD5582/AD5583 AD5582のピン配置 AGND1 1 48 AGND2 VOB 2 47 VOC VDD1 3 46 VDD2 VSS1 4 45 VSS2 VOA 5 44 VOD NC 6 VREFLB 43 NC 7 42 VREFLC VREFHB 8 41 VREFHC VREFHA 9 40 VREFHD VREFLA 10 AD5582 39 VREFLD R1 11 上面図 (実寸では ありません) 38 VDD3 RCT 12 R2 13 37 VSS3 36 DGND3 DVDD 14 35 R/W LDAC 15 34 CS RS 16 33 A1 MSB 17 32 A0 DB0 18 31 DB11 DB1 19 30 DB10 DB2 20 29 DB9 DB3 21 28 DB8 DGND1 22 27 DGND2 DB4 23 26 DB7 DB5 24 25 DB6 NC=未接続 AD5582のピン機能説明 * ピン 番号 記号 説明 ピン 番号 記号 説明 1 AGND1 DAC AおよびDAC Bのアナログ・グラウンド 25 DB6 データ・ビット6 2 VOB DAC Bの出力 26 DB7 データ・ビット7 3 VDD1 DAC AとDAC Bの正電源 27 DGND2 デジタル・グラウンド2 4 VSS1 DAC AとDAC Bの負電源 28 DB8 データ・ビット8 5 VOA DAC Aの出力 29 DB9 データ・ビット9 6 NC 未接続 30 DB10 データ・ビット10 7 VREFLB DAC Bリファレンス電圧のロー・ピン 31 DB11 データ・ビット11 8 VREFHB DAC Bリファレンス電圧のハイ・ピン 32 A0 アドレス入力0 9 VREFHA DAC Aリファレンス電圧のハイ・ピン 33 10 VREFLA DAC Aリファレンス電圧のロー・ピン 34 チップ・セレクト、アクティブ・ロー 11 R1 R1ピン(負リファレンス用) 35 A1 _ CS _ R/W 12 RCT センター・タップ・ピン(負リファレンス用) 36 DGND3 デジタル・グラウンド3 13 R2 R2ピン(負リファレンス用) 37 VSS3 内部アナログ・スイッチの負電源 14 デジタル回路の電源 38 VDD3 内部アナログ・スイッチの正電源 DACレジスタ・ロード、アクティブ・ローレベル検出 39 VREFLD DAC Dリファレンス電圧のロー・ピン 16 DVDD ___ LDAC _ RS リセット・ストローブ 40 VREFHD DAC Dリファレンス電圧のハイ・ピン 17 MSB MSB=0の時、000Hにリセット。MSB=1の時、800H 41 VREFHC DAC Cリファレンス電圧のハイ・ピン にリセット。 42 VREFLC DAC Cリファレンス電圧のロー・ピン 未接続 15 アドレス入力1 リード/ライト・モード・セレクト 18 DB0 データ・ビット0 43 NC 19 DB1 データ・ビット1 44 VOD DAC Dの出力 20 DB2 データ・ビット2 45 VSS2 DAC CとDAC Dの負電源 21 DB3 データ・ビット3 46 VDD2 DAC CとDAC Dの正電源 22 DGND1 デジタル・グラウンド1 47 VOC DAC Cの出力 48 AGND2 DAC CおよびDAC Dのアナログ・グラウンド 23 DB4 データ・ビット4 24 DB5 データ・ビット5 *AD5582ではチップ面積を小さくするため内部レイアウト・デザインを最適化しています。このためすべての電源電圧ピンを外部で接続する必要があります。図5参照。 REV.0 7 AD5582/AD5583 AD5583のピン配置 AGND1 1 48 AGND2 VOB 2 47 VOC VDD1 3 46 VDD2 VSS1 4 45 VSS2 VOA 5 44 VOD NC 6 43 NC 7 42 VREFLC VREFHB 8 41 VREFHC VREFHA 9 40 VREFHD VREFLB VREFLA 10 AD5583 39 VREFLD R1 11 上面図 (実寸では ありません) 38 VDD3 RCT 12 R2 13 37 VSS3 36 DGND3 DVDD 14 35 R/W LDAC 15 34 CS RS 16 33 A1 MSB 17 32 A0 NC 18 31 DB9 NC 19 30 DB8 DB0 20 29 DB7 DB1 21 28 DB6 DGND1 22 27 DGND2 DB2 23 26 DB5 DB3 24 25 DB4 NC=未接続 AD5583のピン機能説明 * ピン 番号 記号 説明 ピン 番号 記号 説明 1 AGND1 DAC AおよびDAC Bのアナログ・グラウンド 25 DB4 データ・ビット4 2 VOB DAC Bの出力 26 DB5 データ・ビット5 3 VDD1 DAC AとDAC Bの正電源 27 DGND2 デジタル・グラウンド2 4 VSS1 DAC AとDAC Bの負電源 28 DB6 データ・ビット6 5 VOA DAC Aの出力 29 DB7 データ・ビット7 6 NC 未接続 30 DB8 データ・ビット8 7 VREFLB DAC Bリファレンス電圧のロー・ピン 31 DB9 データ・ビット9 8 VREFHB DAC Bリファレンス電圧のハイ・ピン 32 A0 アドレス入力0 9 VREFHA DAC Aリファレンス電圧のハイ・ピン 33 10 VREFLA DAC Aリファレンス電圧のロー・ピン 34 チップ・セレクト、アクティブ・ロー 11 R1 R1ピン(負リファレンス用) 35 A1 _ CS _ R/W 12 RCT センター・タップ・ピン(負リファレンス用) 36 DGND3 デジタル・グラウンド3 13 R2 R2ピン(負リファレンス用) 37 VSS3 内部アナログ・スイッチの負電源 14 デジタル回路の電源 38 VDD3 内部アナログ・スイッチの正電源 DACレジスタ・ロード、アクティブ・ローレベル検出 39 VREFLD DAC Dリファレンス電圧のロー・ピン 16 DVDD ___ LDAC _ RS リセット・ストローブ 40 VREFHD DAC Dリファレンス電圧のハイ・ピン 17 MSB MSB=0の時、000Hにリセット。MSB=1の時、200H 41 VREFHC DAC Cリファレンス電圧のハイ・ピン にリセット。 42 VREFLC DAC Cリファレンス電圧のロー・ピン 未接続 15 アドレス入力1 リード/ライト・モード・セレクト 18 NS 未接続 43 NC 19 NS 未接続 44 VOD DAC Dの出力 20 DB0 データ・ビット0 45 VSS2 DAC CとDAC Dの負電源 21 DB1 データ・ビット1 46 VDD2 DAC CとDAC Dの正電源 22 DGND1 デジタル・グラウンド1 47 VOC DAC Cの出力 48 AGND2 DAC CおよびDAC Dのアナログ・グラウンド 23 DB2 データ・ビット2 24 DB3 データ・ビット3 *AD5583ではチップ面積を小さくするため内部レイアウト・デザインを最適化しています。このためすべての電源電圧ピンを外部で接続する必要があります。図5参照。 8 REV.0 AD5582/AD5583 タイミング図 tCSP = 10ns tWCS = 20ns CS tWH = 0ns tWS = 0ns R/W tAS = 0ns ADDRESS アドレス"1" アドレス"2" アドレス"3" tLS = 0ns アドレス"4" tLH = 0ns LDAC tWDH = 0ns tWDS = 0ns DATA IN データ1有効 図2a. データ2有効 データ3有効 データ4有効 シングル・バッファモード、出力を個別に更新、DVDD=5V tCSP = 10ns tWCS = 20ns CS tWH = 0ns tWS = 0ns R/W tAS = 0ns ADDRESS アドレス"1" アドレス"2" アドレス"3" tLDS = 0ns アドレス"4" tLDH = 0ns LDAC tLDW = 20ns tWDS = 0ns DATA IN データ1有効 図2b. REV.0 tWDH = 0ns データ2有効 データ3有効 データ4有効 ダブル・バッファモード、出力を同時に更新、DVDD=5V 9 AD5582/AD5583 tWCS = 20ns CS tWS = 0ns tWH = 0ns R/W tAH = 0ns tAS = 0ns A0/A1 tLDW = 20ns tLH = 0ns tLS = 0ns LDAC tWDH = 0ns tWDS = 0ns DATA IN tRESET = 20ns RS 図2c. データ書き込み(入力レジスタおよび出力レジスタ)タイミング tRCS = 130ns CS tRDS = 0ns tRDH = 0ns tAS = 0ns tAH = 0ns R/W A0/A1 tCSD = 100ns MAX DATA OUT tDZ = 100ns MAX HI-Z 図2d. データ有効 HI-Z データ出力(読み出しタイミング) 10 REV.0 1.0 1.0 0.8 0.8 0.6 0.6 0.4 0.4 0.2 0.2 DNL – LSB INL – LSB 代表的な性能特性―AD5582/AD5583 0 –0.2 0 –0.2 –0.4 –0.4 –0.6 –0.6 –0.8 –0.8 –1.0 0 512 1024 1536 2048 2560 3072 3584 –1.0 4096 0 128 256 特性 1. 512 384 コード―10進数 640 768 AD5582の積分非直線性誤差 特性 4. 1.0 1024 AD5583の微分非直線性誤差 6 VDD = 5V VSS = 0V VREFL = 0V 無負荷 0.8 4 0.6 誤差―LSB 0.4 DNL – LSB 896 コード―10進数 0.2 0 2 INL ZSE 0 –0.2 DNL GE –2 –0.4 –0.6 –4 –0.8 –1.0 0 512 1024 1536 2048 2560 3072 3584 –6 4096 0 5 10 コード―10進数 特性 2. 20 15 25 30 VDD – V REFH – mV AD5582の微分非直線性誤差 特性 5. AD5582の正側レールtoレール動作における INL、DNL、ZSE、GE 4 1.0 0.8 VDD = +5V VSS = –5V VREFH = +4V 無負荷 3 ZSE 0.6 2 DAC-A 誤差―LSB INL – LSB 0.4 0.2 DAC-B 0 –0.2 1 DNL 0 –1 INL –0.4 DAC-D –0.6 –2 DAC-C GE –3 –0.8 –1.0 0 128 256 384 512 640 768 896 –4 1024 0 コード―10進数 特性 3. REV.0 5 10 15 20 25 30 35 VREFL – V SS – mV AD5583の積分非直線性誤差 特性 6. 11 AD5582の負側レールtoレール動作における INL、DNL、GE、ZSE AD5582/AD5583 1.0 40 VDD = + 5V VSS = – 5V VREFH = +4V VREFL = 0V 0.8 0.6 RL = 260Ω VREFL > V SS VREFL = V SS ゲイン 誤差 ゲイン 誤差 10 誤差―LSB 0.2 ゼロ・ スケール 誤差 20 RL = 無負荷 0.4 INL – LSB ゼロ・ スケール 誤差 30 0 –0.2 RL = 790Ω 0 –10 –0.4 –20 RL = 390Ω –0.6 –0.8 –1.0 –30 抵抗負荷RLをVOUTとGNDの間に接続 0 512 1024 1536 2048 2560 3072 3584 プルアップ抵抗負荷RLを VDDとVOUTの間に接続 –40 100 4096 1k 10k RL_PU – Ω コード―10進数 特性 7. 様々な抵抗負荷におけるAD5582のINL 特性 10. 0.5 0.3 4.5 4.0 0.2 3.5 直線性誤差―LSB DNL – LSB RL = 無負荷 0.1 0 –0.1 RL = 260Ω –0.2 3.0 2.5 2.0 1.5 INL –0.3 1.0 DNL 抵抗負荷RLをVOUTとGNDの間に接続 –0.4 –0.5 AD5582のゲインおよびゼロ・スケール誤差 対プルアップ抵抗負荷 5.0 VDD = + 5V VSS = – 5V VREFH = + 4V VREFL = 0V 0.4 1M 100k 0 512 1024 0.5 1536 2560 2048 コード―10進数 3072 3584 0 4096 0 2 6 4 8 12 10 VREFH – V REFL – V 特性 8. 様々な抵抗負荷におけるAD5582のDNL 特性 11. AD5582の直線性誤差 対差動リファレンス・レンジ 0 2.00 1.95 –2 VDD = +5V OR +15V VSS = –5V OR 0V VREFH = +4V VREFL = 0V –6 1.90 –8 VDD = +15V VSS = 0V VREFH = +10V VREFL = 0V –10 VSS = 0V VREFH = +4V VREFL = 0V 1.85 IDD – mA ゲイン誤差―LSB –4 1.80 VDD = +5V VSS = –5V VREFH = +4V 1.75 1.70 1.65 –12 1.60 –14 1.55 抵抗負荷RLをVOUTとGNDの間に接続 –16 100 10k 1k 1.50 100k 0 2 RL – Ω 特性 9. 4 6 8 10 12 14 16 VDD – V AD5582のゲイン誤差対抵抗負荷 特性 12. 12 AD5582の電源電流対電源電圧 REV.0 AD5582/AD5583 3.5 300 3.0 VDD = +15V VSS = 0V VREFL = 0V VDD = +5V VSS = –5V VREFL = –5V 2.0 1.5 リファレンス電流―μA 2.5 I DD – mA VDD = 5V VSS = 0V VREFH = 4V VREFL = 0V 250 VDD = +5V VSS = 0V VREFL = 0V 1.0 200 150 100 50 0.5 0 –10 0 –5 10 5 15 0 20 0 512 1024 VREFH – V 特性 13. 特性 16. 3.0 3584 4096 AD5582のリファレンス電流 100 RREF – kΩ IDD – mA 3072 120 2.5 2.0 1.5 VDD = + 5V VSS = – 5V VREFH = + 4V VREFL = 0V 1.0 80 60 40 20 0.5 0 –60 –40 –20 特性 14. 0 20 40 60 温度―℃ 80 100 120 0 140 AD5582の電源電流対温度 512 1024 特性 17. 1536 2048 2560 3072 3584 4096 AD5582のリファレンス入力抵抗 6 VDD = 5V OR 15V DVDD = 3V VSS = 0V 16 0 コード―10進数 20 18 5 VDD = 5V OR 15V DVDD = 5V VSS = 0V 12 VDD = 5V 0.5V VSS = 0V VREF = 4V DATA = 800 H 4 電源電流―mA 14 IDD – mA 2560 140 VDD = + 15V VSS = 0V VREFH = + 10V VREFL = 0V 3.5 2048 コード―10進数 AD5582の電源電流対リファレンス電圧 4.0 1536 10 8 3 2 6 4 1 2 0 0 1 3 2 4 0 10k 5 VIH – V 特性 15. REV.0 100k 1M 10M 100M クロック周波数―Hz AD5582の電源電流対ロジック入力電圧 特性 18. 13 AD5582の電源電流対クロック周波数 AD5582/AD5583 100 VDD = + 5V 0.5V VSS = 0V VREF = + 4V DATA = 800 H 90 80 DATA 5V/DIV 100 90 VDD = 5V VSS = 0V VREFH = 2.5V 60 50 40 10 0 30 20 10 5μs/DIV 0 1 10 10k 1k 周波数 – Hz 100 特性 19. 100k 1M VOUT 0.5V/DIV GRAPH <1> : CL = 0 GRAPH <2> w/RINGING : CL = 10nF AD5582のPSRR対周波数 特性 22. 負荷時の大信号セトリング(テスト回路1参照) VOUT200mV/DIV VREF200mV/DIV 2μs/DIV 特性 23. 特性 20. レール電圧付近の小信号応答、 CL=2 nF (テスト回路1参照) VOUT 0.1V/DIV ミッド・スケール変化時のグリッチ – 3980 VDD = 15V VSS = 0V VREFH = 10V 100 90 RBW = 30Hz 33nV/ Hz @ 1kHz 1260 VOUT 2V/DIV 10 – 398 – 126 23004 39.9 7285 12.6 2300 4.0 730 1.26 230 0.4 73 0.13 23 0 5μs/DIV DATA 5V/DIV 0.04 7.3 2kHz 1Hz 特性 21. 大信号セトリング 特性 24. 14 ノイズ密度 – nV Hz 5μs/DIV 振幅―μV PSRR – dB 70 AD5582の出力ノイズ密度 REV.0 AD5582/AD5583 FFFH 800H 400H 200H 100H 080H 040H 020H 010H 008H 004H 002H 001H 0.8 VDD = +5V VSS = –5V VREFH = +4V VREFL = –4V 0.6 0.4 ZSEドリフト 誤差―LSB 0.2 +3σ 0 –3σ –0.2 +3σ –0.4 000H –3σ GEドリフト –0.6 100 1k 10k 100k 周波数―Hz 特性 25. 1M –0.8 10M 0 100 200 300 400 600 500 150℃での動作時間 AD5582の乗算帯域幅 特性 26. AD5582長時間ドリフト テスト回路 VDD 1kΩ VOUT DAC CL 1kΩ テスト回路1 動作原理 これらのDACはダブル・バッファ機能を持っているため、同期チャンネ ルと非同期チャンネルの両方の更新が可能になります。また別にリード _ バック機能もあります。これらのデバイスは、RSピンとMSBピンによって AD5582/AD5583は、電圧出力、12ビット/10ビット・パラレル入力の クワッドDACで、小型のTSSOP-48パッケージを採用しています。 トから成る、ハイ・インピーダンス(R=20kΩ)のR-2Rラダーとの構成で 制御され、ゼロ・スケールまたはミッド・スケールにリセットすることができ _ ます。RSがアクティブのとき、MSB=0にするとDACはゼロ・スケールに、 す。図3に、セグメント構成の詳細を省いた、簡略なR-2R構造を示しま MSB=1にするとDACはミッド・スケールにリセットされます。乗算用バイ す。抵抗2RをVREFHとVREFLの間で切り替えて、右端のラダー・ノードから ポーラ・リファレンスを使い、+5V∼+15Vまたは±5Vの広い電源電圧 出力を取り出します。可能な全ての状態でコードが入力されると、この レンジで動作できることは、これらのDACのもう1つの重要な特長です。 各DACは、電圧スイッチとチップ面積と精度を最適化したセグメン ノードの 電 圧 が 最 低 の V R E F L から最 高 の V R E F H −D U T L S Bまで、 R (2/3VREFH−VREFL)/(2N−1)ステップで変化します。ゲイン=1.5のアンプで この出力をバッファリングすると、出力は次のようになります。 VOUT = D 2 N (VREFH Ð1 Ð VREFL ) + (VREFL ) 2R D Ð 1 VREF 2047 (AD5582) (2) VOUT = D Ð 1 VREF 511 ( AD5583) (3) ) ) + 2R SW1 2R – 図3. VO SW2 2R SWn–3 VREFL + VREFL=VREFH=VREFの場合には、VOUTは次のように簡単になります。 VOUT = R – 2R SW0 (1) ここで、Dはデータ・ビットに対応する10進値で、Nはビット数です。 ( ( 2R R R SWn–1 2R + VREFH b0 b1 b2 bn–2 bn–1 – 簡略化したR-2Rアーキテクチャ(セグメントは省略) 電源 これらのDACの動作には3種類の電源が必要です。両電源動作の 場合は、VSS=−6.5V∼-2.7Vに、VDD=+2.7V∼+6.5Vに設定するこ この方式の利点は、DACが、差動リファレンスの2電圧間を補間する ことと、シングル・エンド・リファレンスも可能である点です。 とができます。単電源動作の場合は、VSS=0Vに、VDD=3V∼16.5Vに 設定しますが、単電源VDDを4.5Vより低くすると、デバイスの全体精度 に悪影響を与えることがあります。 REV.0 15 AD5582/AD5583 リセット これらのDACは高い電圧で動作することができるため、デジタル信号 ジに設定することができます。このため、DACは広範囲なマイクロコント _ RS機能は、パワーアップ時または動作中の任意のタイミングで使うこと _ ができます。RS機能は、他のどのデジタル入力より高い優先順位を持っ ローラ、FPGA、信号プロセッサなどから発生されたローレベルのデジタ ています。このピンはアクティブ・ローレベルであり、MSBの状態に応じて ル信号に対しても動作することができます。 DAC出力レジスタをゼロ・スケールまたはミッド・スケールに設定します。 レベルはDVDDによって個別に制御できます。DVDDは2.7V∼6.5Vのレン DACがバイポーラ・リファレンスの場合に、ミッド・スケールへのリセットは リファレンス入力 便利で、出力は0Vにリセットされます。 4チャンネルのすべてのDACで、独立した差動リファレンス電圧を使 出力アンプ うことができます。このリファレンス電圧の柔軟性により、各チャンネルに AD5582/AD5583は他の多くの電圧出力DACと異なり、バッファ付きの 独自なリファレンス電圧を入力することができます。同様に、差動リファ 電圧出力を持っています。各出力は±2mAのソース/シンク能力を持っ レンスに対してバイポーラ・リファレンスを入力することもできます。最適 ているため、500pFまでの容量負荷を発振なしで駆動する際に外付けバ な精度を維持するには、VREFHとVREFLとの間の電位差を1Vより大きく維 ッファが不要です。これらのアンプには短絡保護も備えています。 持する必要があります。特性 11を参照してください。 グリッチ これらのリファレンス入力に接続した電圧によってDACの全4チャンネ AD5582/AD5583は、グリッチを最小化するよう特別にデザインされて ルの出力電圧限界が設定されるため、VREFHは常にVREFLより高く設定す る必要があります。VREFHはVREFL+0.5V∼VDDのレンジの任意の電圧に、 います。例えば、AD5582のワーストケース・グリッチはミッド・スケール(1000 VREFLはVSS∼VREFH−0.5Vのレンジの任意の電圧に設定することができ 0000 0000B)からミッド・スケールより1だけ小さいレベル(0111 1111 ます。さらに、内蔵の高精度抵抗対R1とR2を使い、かつ反転モードの 1111B)への変化および、その逆向きの変化で発生します。このグリッチ・ オペアンプを外付けすると、対称な負リファレンスを容易に発生すること エネルギの測定値は100mV×1μsすなわち100nVsです。このグリッチの ができます。これらの抵抗は、AD5582の場合は±0.025%の精度で、 継続時間はセトリング・タイムより短く、したがって、多くのアプリケーション AD5583の場合は0.1%の精度で一致しています。これらの精度は、1LSB ではディグリッチャなしで許容できるでしょう。 未満の誤差に相当します。図3に、簡略化した構成を示します。 レイアウトと電源のバイパス 4チャンネルすべてに共通のリファレンスまたは個別のリファレンスを入 小型かつ最短の線によるPCBレイアウト・デザインが大切です。入力ま 力することができますが、各リファレンス・ピンの近くに0.1μFセラミック・ での配線はできるだけ短くして、IR電圧降下と浮遊インダクタンスを小さ コンデンサを接続してデカップリングする必要があります。 くする必要があります。 最適な安定性を得るため、高品質のコンデンサを使って電源をバイパ +2.5V ADR421 REF RCT AD5582 VREFHA VREFHB VREFHC VREFHD DAC A DAC B スク型またはチップ型セラミック・コンデンサを使ってバイパスする必要が ±2.5V あります。小さいESRを持つ1μF∼10μFのタンタル・コンデンサまたは電 解コンデンサも電源に接続して、過渡電圧の影響を抑える必要がありま ±2.5V R1 す。AD5582/AD5583ではチップ面積を小さくするため内部レイアウト・デ R2 ザインを最適化しています。このためすべてのアナログ電源電圧ピンを外 – + 図4. スすることも大切です。デバイスへの電源線は、0.01μF∼0.1μFのディ –2.5V VREFLA VREFLB VREFLC VREFLD DAC C ±2.5V DAC D ±2.5V 部で接続する必要があります。図5参照。 AD5582/ AD5583 VDD 内蔵のマッチング抵抗を使用した負電圧REFの発生 VDD1 C1 10μF デジタルI/O VSS C3 10μF + + C2 0.1μF VDD2 VDD3 AGND1 C4 0.1μF AGND2 VSS1 VSS2 デジタルI/Oは、12ビット/10ビットの双方向データ・バス、2本のレジ _ _ スタ・セレクト入力(A0とA1)、R/W入力、リセット(RS)、チップ・セレクト _ ___ (CS)、ロードDAC (LDAC)入力から構成されています。DACとバス方向の VSS3 DVDD C5 0.1μF DGND 制御は、表Iに示す入力により決定されます。すべてのデジタル・ピンは TTL/CMOS互換であり、すべての内部レジスタはレベル・トリガーです。 図5. 電源の構成 レジスタが、入力A0とA1を選択します。レジスタのデコーディング機 _ _ 能は、CS入力によりイネーブルされます。CSがハイレベルのときは、デコ ーディング機能がイネーブルされず、入力レジスタの読み込みと書き出 しはイネーブルされません。レジスタの2番目のバンクに対するロードは、 ___ _ ___ 非同期のLDAC 入力により制御されます。CSイネーブル中にLDACを アプリケーション プログラマブルな電流源 ローレベルにすると、各チャンネルはシングル・バッファモードとして更新 _ されます(図2a)。CSがシーケンシャルにイネーブルされて全入力レジス ___ タにデータがロードされると、後続のLDACパルスにより、全チャンネル この回路は高精度の電流変換機能の他に、双方向電流機能と高電圧 図6に、Howland電流ポンプを使った多用途V-I変換回路を示します。 コンプライアンスも持っています。この電圧コンプライアンスは、主にオ ペアンプの電源電圧により制限されます。この回路は、最大負荷500Ω がダブル・バッファ・モードとして同時に更新されます(図2b)。 _ R/Wは、入力レジスタに対する読み書きを制御します。 までの4∼20mA電流トランスミッタに使うことができます。 16 REV.0 AD5582/AD5583 表I. AD5582/AD5583の真理値表 A1 A0 _ __ R/W CS ___ __ LDAC RS 入力レジスタ 0 0 1 1 0 0 1 1 0 0 1 1 X X X X 0 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 1 X X X X 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 X X X X 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 0 1 X X 書き込み トランスペアレント トランスペアレント 書き込み トランスペアレント トランスペアレント 書き込み トランスペアレント トランスペアレント 書き込み トランスペアレント トランスペアレント 書き込み ホールド 書き込み入力 書き込み ホールド 書き込み入力 書き込み ホールド 書き込み入力 書き込み ホールド 書き込み入力 読み出し ホールド D0からDNへのリードバック 読み出し ホールド D0からDNへのリードバック 読み出し ホールド D0からDNへのリードバック 読み出し ホールド D0からDNへのリードバック ホールド 全レジスタを更新 全レジスタを更新 ホールド ホールド ホールド 全レジスタをミッド・スケールまたはゼロ・スケールへリセット 全レジスタをミッド・スケールまたはゼロ・スケールにラッチ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 X 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 ↑ DACレジスタ 動作モード 選択されるDAC A B C D A B C D A B C D すべて すべて すべて すべて MSB=0のときはゼロ・スケールへリセット、MSB=1のときはミッド・スケールへリセット。X:任意。アサートされると、入力レジスタおよび出力レジスタがトランスペアレントになります。 この回路は多くの用途に使うことができますが、補償に注意する必要 R1' 150kΩ R2' 15kΩ があります。C1がない場合、出力インピーダンスは次のようになります。 C1 10pF ZO = VDD – VDD U1 ADR421 +2.5V VREFH R1 RCT R2 VREFL AD5582 抵抗が完全に一致している場合は、ZOは無限大になり、非常に望ま R3 50Ω になります。後者の場合、S平面の右側に極が存在するため、発振が生 じます。したがって、数pFのレンジのC1を接続して、発振を防止する必 VL R1 150kΩ R2 15kΩ 要があります。クリティカルなアプリケーションでは、過補償にならないC1 負荷 値を経験的に探す必要があります。 IL V+ プログラマブルなブースト型電圧源 OP1177 + AD5582/AD5583は、外付けのオペアンプとパワー・トランジスタなしで –2.5V V– は大きな電流を供給することはできません。図7に、200mAの能力を持 *説明簡略化のためデカップリング・コンデンサは省略 つプログラマブルな電源を示します。 VSS 図6. 双方向電流制御と高電圧コンプライアンスを持つ プログラマブルな電流源 FDV30IN V O VDD 図6に示すように、抵抗ネットワークが一致している場合、負荷電流は +5V N1 +4.096V U1 REF198 次式で与えられます。 VREFH VDD 1-TO-3 IL = (R 2 + R 3) / R1 R3 C1 1μF VIN (4) U2 AD5582 VREFL + U3 VSS 1-TO-3 – 理論的にはR3を小さくして、U4の出力電流駆動能力の範囲内で、 V+ V– *説明簡略化のためデカップリング・コンデンサは省略 必要な電流を得ることができます。この回路では、AD8510は両方向 図7. に±20mAを供給でき、電圧コンプライアンスは+15Vに近づきます。 REV.0 (5) しいことです。これに対して、一致していない場合は、ZOは正または負 VSS U2 VDD – V+ U4 AD8510 + V– R3' 50Ω R1' R 3(R1 + R 2 ) R1(R 2' + R 3' ) − R1' (R 2 + R 3) 17 プログラマブルなブースト型電圧源 負荷 AD5582/AD5583 VDD G+ VDD VIN R3 50kΩ R1 100Ω + C1 VINP 0.1μF G– VDD +10V FDBK V+ U5 AD603 V– G+ C2 OUT V+ U6 AD603 V– VINP 0.1μF +10V FDBK G– COMM OUT C3 VO 0.1μF COMM U4 AD8565 – R4 50kΩ VDD VDD VOA VOB VDD1-TO-3 VOC VOD R2 10kΩ R1 10kΩ +IN VREFHA 2.0V VREFHB VREFHC VREFHD U2 ADR510 –IN +IN U3 ADR510 DVDD U1 AD5582 VREFLA 1.0V VREFLB VREFLC VREFLD VSS1-TO-3 –IN *説明簡略化のためデカップリング・コンデンサは省略 図8. プログラマブルなPGA この回路では、オペアンプの反転入力がVOをDAC出力に等しく維持 18ビット・バイポーラDAC します。負荷電流は、NチャンネルFETのN1を経由して電源から供給さ AD5582はマルチチャンネル、高精度、差動リファレンスの機能を持っ れます。U3は、レールtoレール入力タイプである必要があります。VDD= ているため、高分解能構成に最適です。AD5582の4チャンネルの内の 5Vの場合、この回路は4.096Vフル・スケールでは最大200mAを、ミッド・ 3チャンネルをカスケード接続すると、シングル・チャンネルに比べて高い スケールでは100mAを、ゼロ・スケール出力付近では50mAを供給でき ビット分解能を持つ高分解能DACを構成することができます(図9)。 ます。ヒート・シンク付きの大型パッケージのN1を使うと、より大きな電流 DAC AとDAC Bが連動して粗調整を行い、その出力をDAC Cの差動 を得ることができます。 リファレンスとして使います。DAC Cは12ビットの微調整を行いますが、 Cの調整レンジはDAC AとDAC Bによって設定される差動リファレンス プログラマブルなPGA に制限されます。このため、差動リファレンスレンジがこの回路の最終分 AD603はローノイズの電圧制御アンプであり、RFおよびIFのAGC (自 解能を決定します。12ビット分解能でINLとDNLを1 LSB誤差以内に 動ゲイン制御)システムで使用されます。このデバイスを使うと、90MHz 抑えるために(特性 11参照)、DAC Cの差動リファレンスを156.25mVに設 の帯域幅では-11dB∼+31dBで、9MHzの帯域幅では9dB∼51dBで、 定します。VREFH/VREFL=±5.000Vの場合、DAC AとDAC Bが連動す 正確なゲインの選択がピンを使って可能になります。ピン5とピン7の間に るときは、DAC AとDAC Bのコードは互いに64ステップ離れている必要が 外部抵抗を接続すると、中間のゲインレンジも実現することができます。 _ 入力換算のノイズ・スペクトル密度はわずか1.3 nV/√Hzと小さく、消 あります。18ビットの分解能を与える式は次のようになります。 費電力は推奨の±5V電源で125mWです。 デシベル・ゲインはdB値で直線になり、正確にキャリブレーションされ、 VO = 温度と電源に対して安定です。ゲインはハイ・インピーダンス(50MΩ)の DC 4096 DA ( 2048 – 1) +V D – 1 ( 2048 ) D –V –1 ( 2048 ) VREF B REF B (6) REF ロー・バイアス(200nA)差動入力で制御されます。スケーリングは 25mV/dBで、ゲイン制御電圧はゲインレンジの中央部40dBに対して僅 か1Vで済みます。選択レンジによらず、1dBまで上限および下限を超え ここで、DA、DB、DCはそれぞれDAC A、DAC B、DAC Cのデータ・ビ ることができます。ゲイン制御の応答時間は、40dBの変化に対して1ms ットに等しい10進値です。このような高分解能を達成して得られる利点 未満です。 がある反面、表IIに示すような設定の複雑さが付随します。Dは18ビッ 差動ゲイン制御インターフェースを使うと、差動またはシングルエンド トのデータ・ビットに等しい10進値であり、この値は等価なDA、DB、DCの の正か負の制御電圧を使うことができ、コモン・モード・レンジは−1.2V 設定値に変換する必要があることに注意してください。これは、Dの等 ∼+2.0Vになります。AD5582/AD5583は、コモン・モード・レンジ0V∼2V 式として表すことができます。 以内で1Vの差動入力レンジを実現するのに最適です。これを実現する D= には、VREFH=2.0VかつVREFL=1.0Vに設定し、AD5582の全4096Vレベ ルがAD603のゲイン制御レンジ内に入るようにします。ゲイン制御、レイ DC (D A – DB ) 64 + 64 DB – 218 (7) さらに、次の条件も常に満たす必要があります。 アウト、動作の詳細については、AD603のデータシートを参照してくださ D A = D B + 64 い。 18 (8) REV.0 AD5582/AD5583 表II. D 0 2048 61440 63488 126976 129024 257984 260032 DA 64 64 1024 1024 2048 2048 4095 4095 18ビットDACの設定例 DB 0 0 960 960 1984 1984 4031 4031 DC 0 2048 0 2048 0 2048 0 2048 VIN VO -5.00000 -4.92188 -2.65625 -2.57813 -0.15625 -0.07813 4.84375 4.920654 +5.0V ADR425 R1 7V∼18V R VDD RCT AD5582 VREFHA R – V+ U10 OP1177 + V– R2 VOA DAC_A VREFLA VREFHC VREFLC VREFHB VSS DAC A/DAC Bで6ビットの粗調整を行い、各粗調整ステップ内で VOB DAC_B VREFLB DAC Cによる12ビットの微調整を行うと、18ビットのバイポーラDACを 18 構成できます。このDACは2 ステップの調整を可能にしますが、DAC –5.0V Cの差動リファレンスの制約に起因して、精度は12ビットに留まっている ことに注意してください。このため、この回路は、18ビットの調整が必要 図9. だが絶対精度は必要としないアプリケーションに適しています。 REV.0 19 VOC DAC_C 粗調整 微調整 18ビットのバイポーラDAC AD5582/AD5583 外形寸法 TDS03/2003/700 48ピン薄型シュリンクSOP(TSSOP) (RV-48) サイズはmm で示します。 12.60 12.50 12.40 25 48 6.20 6.10 6.00 8.10 BSC 1 24 ピン1 1.20 MAX 0.15 0.05 0.5 BSC 0.27 0.17 実装面 0.20 0.09 8゜ 0゜ 0.75 0.60 0.45 PRINTED IN JAPAN JEDEC標準MO-153EDに準拠 このデータシートはエコマーク認定の再生紙を使用しています。 20 REV.0