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55雇用の確保について柑橘生産者と意見交換
南筑後普及指導センター活動情報 雇用の確保について柑橘生産者と意見交換 -柑橘雇用型経営研修会を開催- 活 動 情 第55号 報 平成 28年3月 果樹畜産課 果樹係 TEL 0944-62-4191 FAX 0944-63-4643 e-mail [email protected] 3月10日(木)、JAみなみ筑後山川支所において、営推協果樹研究会主催 の柑橘雇用型経営研修会が開催され、青年部を含む生産者 17 名と意見交換を 行いました。この研修会は、雇用型経営への転換の機運を高め、産地としての 生産量やブランド力の維持・向上を図るものです。しかし、地域内における被 雇用者が高齢化に伴って年々減少し、地域外からの雇用労働力の確保が大きな 課題となっています。そこで、普及指導センター及び JA から、アルバイター 制度や作業受託組織、ホームページを利用した農作業求人募集など、愛媛県や 和歌山県での優良事例を紹介しました。また、すでに雇用型経営を実践してい る生産者に、雇用する上での苦労やポイントについて発表していただきました。 雇用確保の問題に対する生産者の関心は高く、 「雇用を増やすには屋外トイレ の設置等環境整備が必須」、「他品目とのワークシェアによる周年雇用システム が必要」との意見が寄せられました。一方で、 「賄いが必要な雇用システムは農 家の女性に負担」との声も上がり、今後は、生産者、関係機関と連携を図り、 南筑後地域に最も適した雇用システム作りを具体的に進める必要があります。 普及指導センターは、今後もこのような産地の維持発展につながる取組を支 援していきます。 普及指導員より、他産地の雇用システム の事例を紹介しました 生産者より、雇用の苦労やポイント について発表されました