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滋賀県犯罪被害者支援施策の取組指針(PDF:59KB)

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滋賀県犯罪被害者支援施策の取組指針(PDF:59KB)
滋賀県犯罪被害者支援施策の取組指針
1
取組指針について
(1) 策定の趣旨
滋賀県では犯罪被害者*1 に対する支援については、平成 15 年 4 月に「なくそう犯
罪」滋賀安全なまちづくり条例を施行し、同年 10 月には同条例に基づく「なくそう
犯罪」滋賀安全なまちづくり基本方針を策定し、その基本的方向の 1 つに「犯罪被
害者や弱者の支援」を掲げ、犯罪被害者支援の充実、女性被害者への支援、高齢者
や障害者への支援、児童虐待やDV*2 の被害者への支援、NPO等との連携を規定
するとともに、関係部局が連携して取り組みを進めてきました。
その後、平成 16 年 12 月に成立した「犯罪被害者等基本法」において、犯罪被害
者に対する支援施策の基本理念や国、地方公共団体、国民の責務等が規定されると
ともに、平成 17 年 12 月には国の「犯罪被害者等基本計画」が閣議決定され、具体
的な施策が打ち出されました。
また、近年、様々な犯罪が後を絶たず、県民誰もが犯罪被害者となる可能性があ
る中で、犯罪被害者が置き去りにされることなく、一日も早く、もとの平穏な暮ら
しを取り戻すことができるよう一層の支援に取り組んでいく必要があります。
このような状況に対応して、滋賀県では、犯罪被害者の権利や利益を保護するた
めに、国との適切な役割分担を踏まえて、犯罪被害者に対する支援施策を推進して
いくため、「滋賀県犯罪被害者支援施策の取組指針 」(以下「取組指針」という 。)
を策定するものです。
(2) 取組指針の性格
「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例に基づく基本方針の5つの基本的方
向の 1 つである「犯罪被害者や弱者の支援」を推進していくための取組指針として
位置づけ、滋賀県がめざす犯罪被害者支援に関する基本的な考え方を示すものです。
*1「犯罪等」により害を被った者およびその家族または遺族。「犯罪等」とは、犯罪およびこれに準ずる心身に有害な
影響を及ぼす行為
*2 ドメスティックバイオレンスの略。配偶者やパートナーなど親しい間柄にある、または間柄にあった男女間での暴
力
(3) 内容の見直し
国の施策の動向や犯罪被害者を取り巻く様々な状況の変化に対応して、必要に応
じて指針の内容を見直すものとします。
2
犯罪被害者を取り巻く現状
(1) 犯罪等の発生状況
滋賀県における犯罪等の発生状況をみると、次のような特徴が挙げられます。
*3
・刑法犯の認知件数 は、昭和 54 年頃から増加し始め、平成 14 年の 32,183 件を
ピークに減少し、平成 18 年には 17,969 件となりました。しかしながら、減少
したというものの、この数字は昭和 54 年の約 1.7 倍となっています。
・刑法犯の認知件数を人口1万人当たりの件数(犯罪率)でみると 132 となり、
全国では26位でほぼ中位に位置していますが、人口が同規模の他県と比較す
ると犯罪率は高くなっています。
・殺人、強盗などの凶悪犯については、平成 18 年は 84 件ありましたが、ここ数
年は100件前後の高い水準で推移しています。
・交通事故については、平成 18 年は 10,005 件発生し、そのうち死亡事故は 97
件で死者数は 102 人と、昭和 34 年以降最も少ない死者数となりましたが、人口
10 万人あたりの死者数でみると全国9位で高くなっています。
・DV、児童虐待についての相談件数をみると、配偶者暴力相談支援センターにお
ける DV の相談件数は、平成 14 年度の 772 件から平成 18 年度には 1,245 件に
増加し、また、子ども家庭相談センターにおける児童虐待の相談件数は、平成 14
年度の 340 件から平成 18 年度には 711 件に増加しており、深刻な問題となって
います。
*3 警察が届出などにより発生を知った事件で、刑法に規定された犯罪(交通事故の業務上過失致死傷罪を除く)の件数
(2) 犯罪被害者に対する県民の意識について
犯罪被害者に関する意識について、平成 18 年 11 月に実施した県政モニターアンケ
ート(回答者 240 人)によると、次のような結果になっています。
・
「日常生活において、何らかの犯罪被害に遭うのではないかという不安はあるか」
という問いに対して、回答者の 76.7%(
「いつも不安に感じる」10.4%と「時々不
安に感じる」66.3%の合計)が不安を感じています。
・犯罪被害者に対する施策については、回答者の 95.0%(「誰もがいつ遭遇するか
わからないので非常に関心がある」 60.8%と「社会的な問題であり、ある程度
関心がある」34.2%の合計)が関心を持っています。
・「犯罪被害者に対する施策が十分に行われているか」という問いに対して、回答
者の 84.6%(「どちらかといえば不十分である」43.8%と「不十分である」40.8%
の合計)が不十分であると感じています。
このようにアンケートからは、日常生活において何らかの犯罪被害に遭うのでは
ないかという不安を感じており、犯罪被害者に対する施策については、自分自身の
問題として高い関心を持ち、まだまだ十分でないと感じている県民の割合が高いと
いう結果になっています。
(3) 犯罪被害者が置かれている状況
犯罪被害者は、ある日突然、本人の意思とは無関係に、犯罪等の理不尽な行為に
より、身体を傷つけられたり、家族の命を奪われたりするなどの直接的被害を受け
るだけでなく、
・事件による精神的ショックや身体の不調
・医療費の負担や失職、転居などによる経済的困窮
・捜査や裁判による精神的、時間的負担
・周囲の人々の無責任なうわさ話や過剰な取材、報道によるストレス
などの被害後に生じる二次的被害にも苦しめられています。
*4
犯罪被害者実態調査研究会が平成 14 年度に実施した調査 では、被害者の事件直
*4 刑法学、精神医学の学者および被害者からなる研究会が、平成 10 年から 12 年の間に被害に遭い、各都道府県警察
で対応した被害者 1,269 人に対して実施した実態調査。有効回収数は 852、回収率 67.1 %
後の精神状態や感情については 、「驚いた、信じられないと思った」( 86.9%)、「不
安だった」(84.1%)、
「運が悪いと思った」(68.3%)、
「誰かにそばにいてほしかった」
(53.2%)と回答した人が多くなっています。
犯罪被害後に経験した出来事について、それを被害の一部であると思うかという
問いに対しては 、「精神的ショックを受けた 」( 94.0%)、「身体の不調をきたした」
(88.3%)、
「生活が苦しくなった」(80.6%)、
「治療費などで経済的な負担がかかった」
(80.1%)という項目で、被害であると思う割合が高くなっています。
このような犯罪被害者の事件直後の不安定な精神状態やその後のさまざまな二次
的被害の状況等を十分に理解し、被害者の視点に立って支援していくことが求めら
れています。
3
基本的な考え方
(1) 基本目標
県民誰もが犯罪被害者になる可能性があるため、犯罪被害者に対する理解を深め、
支援の取り組みを進めることが、県民が安心して暮らすことのできる社会基盤の一
つともなります。
取組指針では、犯罪被害者に関する問題を社会全体で考え、ともに支え合い、安
心して暮らすことができる滋賀の実現をめざしていくことを基本目標にします。
(2) 施策推進にあたっての重点的な取組方針
① 犯罪被害者が抱える多様な課題に応え、平穏な日常生活への復帰を支援します
犯罪等による心身への直接的被害だけでなく、再被害に対する恐怖や不安、長
期間にわたって苦しめられる二次的な被害などにより、犯罪被害者が抱える課題
は深刻かつ多様で、必要とされる支援も多くの分野にわたります。
このような状況を踏まえ、滋賀県では、保健、医療、福祉、雇用、住居など県
が有する様々な分野にわたる施策や制度を柔軟に活用し、国や市町、民間支援団
体、関係機関等とも連携、協力しながら、犯罪被害者が一日でも早くもとの平穏
な日常生活へ復帰できるよう、個々の事情に応じた適切な支援を実施していきま
す。
② 犯罪被害者を理解し、ともに支えあう社会づくりを進めます
犯罪被害者が、もとの平穏な日常生活を取り戻し、住み慣れた地域社会の中で
暮らし続けられることが大切であり、県民一人ひとりが犯罪被害者に対する理解
を深め、ともに支えあう社会づくりを進めることが重要です。
県民一人ひとりが、犯罪被害者の置かれている状況について、正しく理解し、
犯罪被害者に関する問題を自分自身に関わる問題として考え、行動していくこ
とが重要であり、広報啓発、教育の充実や人材育成等の取り組みを進め、犯罪被
害者に対する理解を深めるとともに支援の輪を広げていきます。
4
犯罪被害者支援に向けた滋賀県施策体系
滋賀県では、犯罪被害者の権利や利益を保護し、ともに考え、支え合う社会を実
現していくために、次の施策体系に基づき犯罪被害者支援のための施策を推進して
いきます。
(1) 平穏な日常生活への復帰の支援
① 情報提供・相談体制の充実
ア 総合的対応窓口の設置等による情報提供体制の充実
イ 犯罪被害者の状況に応じた相談体制等の充実
② 深刻な犯罪被害からの回復支援
ア 精神的被害からの回復支援
イ 日常生活への復帰に向けた支援
ウ 安全の確保
(2) 犯罪被害者を支える社会づくり
① 犯罪被害者についての県民理解の促進
ア 犯罪被害者の置かれている状況等に関する広報啓発・教育の充実
イ 犯罪被害者を社会で支える人材育成の推進
② 民間支援団体への支援
(1) 平穏な日常生活への復帰の支援
① 情報提供・相談体制の充実
ア 総合的対応窓口の設置等による情報提供体制の充実
突然に犯罪等の被害者となった人の多くは、精神的ショックにより自分の身の
回りのことすら満足にできない状況に陥る中で、被害直後から診療を受けたり、
捜査、公判への協力、損害回復の請求手続きなど様々な対応に追われるようにな
ります。
このような中にあって、犯罪被害者を支援していくためには、被害直後の早い
段階から被害者の求める支援に関する情報を適切に提供していくことが重要であ
ることから、滋賀県では、「犯罪被害者総合窓口」を設置するなど、被害者の状況
に応じた適切な情報提供を推進していきます。
イ 犯罪被害者の状況に応じた相談体制等の充実
犯罪被害者が一日も早く平穏な日常生活へ復帰できるようにするためには、被
害直後の早い段階からきめ細かな相談が受けられる体制が必要であることから、
被害の状況に応じた各分野における相談体制等の充実と関係各機関相互の密接な
連携を進め、途切れることのない支援体制を充実させていきます。
② 深刻な犯罪被害からの回復支援
ア 精神的被害からの回復支援
犯罪被害者が真に回復するためには、精神的な被害からの回復を支援すること
が必要です。
そのため、
・地域における精神保健福祉相談窓口での相談
・学校におけるスクールカウンセラーや心のオアシス相談員の設置、派遣
などによるカウンセリングの実施
・警察における捜査段階からのカウンセリングの実施
など、様々な施策の活用と関係機関の連携により、犯罪被害者の心のケアに取り
組んでいきます。
イ 日常生活への復帰に向けた支援
犯罪被害に起因して、転居や失職、経済的困窮を余儀なくされることがあるこ
とから、
・犯罪被害者に対する県営住宅の優先入居制度等による住宅の確保
・就業支援施策の活用による雇用の確保
・警察における犯罪被害給付制度、性犯罪被害者の初診料等や司法解剖後の遺
体搬送費等の公費負担制度等の適正な運用
のほか、各種福祉制度等を活用して、犯罪被害者の日常生活への復帰に向けた支
援を進めていきます。
ウ 安全の確保
犯罪被害者の多くが再び危害を加えられることに強い不安を抱いており、その
ことが被害者の日常生活への復帰を阻害していることから、
・保護を必要とする子どもや女性の安全確保を図る一時保護の実施
・警察による出所後の加害者対策等による再被害の防止
・学校と警察の連携や支援拠点整備による非行少年の立ち直り支援の実施
など、犯罪被害者の不安の軽減と安全確保のための措置を講じていきます。
(2) 犯罪被害者を支える社会づくり
① 犯罪被害者についての県民理解の促進
ア 犯罪被害者の置かれている状況等に関する広報啓発・教育の充実
犯罪被害者をともに支える社会の実現のためには、県民一人ひとりが犯罪被害
者の置かれている状況を十分に理解し、課題認識を共有し、自分自身の問題とし
て考えていく必要があります。
そのため、犯罪被害者が置かれている状況について学習する機会の提供や被害
に遭った方々の人権尊重に関する教育を地域や学校等において実施するとともに
各種媒体を利用した広報、啓発活動を実施していきます。
さらに、平成 18 年度から新たに設けられた「犯罪被害者週間」(11 月 25 日∼
12 月 1 日)において、関係機関、団体等と連携、協力しながら効果的な啓発活動
を推進していきます。
イ 犯罪被害者を社会で支える人材育成の推進
捜査や犯罪被害者の保護、支援の過程で二次的な被害が生じないよう、関係者
に対する教育、研修等を実施し、犯罪被害者を社会で支える人材の育成を推進し
ていきます。
② 民間支援団体への支援
多種多様な課題を抱える犯罪被害者がいつでもどこでも必要な支援が受けられ
るよう、支援体制を整備する必要があり、そのためには様々な経験や能力を持っ
た者で構成される民間支援団体の役割が重要になります。
しかしながら、財政基盤をはじめ様々な課題を抱えているので、今後は各種施
策等の有効活用を図るなど、有用な支援方策について検討していきます。
5
施策推進のための体制整備
(1) 民間支援団体との連携・協力
犯罪被害者の多様なニーズに応じたきめ細かな支援体制を作っていくためには、
犯罪被害者支援において重要な役割を果たす民間支援団体との連携を深め、協力
して取り組みを進めていきます。
(2) 市町との連携・協力
犯罪被害者が平穏な生活を取り戻すためには、地域社会における十分な理解と支
援が重要であり、住民に最も身近な行政主体である市町の果たす役割が大きいこと
から、市町との適切な役割分担を踏まえ、情報提供の充実や情報の共有等を図りな
がら、連携と協力による取り組みを進めていきます。
(3) 国や関係機関との連携・協力
犯罪被害者に対する支援施策は、国において現在検討中であるものや司法制度な
ど県が直接関わらない施策も多くあるため、国との連携を強化して情報の収集に努
めるとともに、検察庁、労働局、日本司法支援センター(法テラス)
*6
など県内に
ある国や関係機関とも連携、協力して取り組みを進めていきます。
*6 総合法律支援法(平成 16 年法律第 74 号)に基づいて設立された法人。全国どこでも法的トラブルを解決するための
情報やサービスを受けられる社会を目指して設立された機関である。愛称は法テラス。2006 年(平成 18 年)4 月 10
日に設立され、同年 10 月 2 日から業務を開始した。
(4) 滋賀県における横断的な庁内推進体制
犯罪被害者支援を効果的に進めていくためには、密接に関連したそれぞれの施策
を部局間の連携の下に、実施していく必要があります。
そのため、本県の安全なまちづくり施策の庁内連携組織である「なくそう犯罪」
滋賀安全なまちづくり推進本部において、関係部局間の連携強化を図り、本取組指
針に基づき、犯罪被害者支援のための各種施策を総合的、体系的に推進していきま
す。
別 紙
滋賀県における犯罪被害者支援のための具体的施策
(平成19年度)
★ここでは、「国の基本計画で位置づけられている施策」および「同基本計画での位置づけはないが犯罪被害者支援のためにある施策」を中心に具体的施策として記載しています。
この他にも各種給付金制度や生活支援の福祉制度等犯罪被害者支援施策として利用できる既存の施策があります。
(1) 平穏な日常生活への復帰の支援
① 情報提供・相談体制の充実
② 深刻な犯罪被害からの回復支援
ア 総合的対応窓口の設置等による情報提供体制の充実
ア 精神的被害からの回復支援
・犯罪被害者支援の総合的対応窓口の設置
・PTSDに対応できる関係従事者の養成
・精神保健福祉センター、各保健所における相談
・スクールカウンセラー配置事業
・私立学校におけるスクールカウンセラー配置に対する支援
・心のオアシス相談員派遣事業
・心の教育相談センター等における相談
・捜査段階におけるカウンセリング体制の整備
・警察における専門職員等による被害少年への継続的支援
イ 犯罪被害者の状況に応じた相談体制等の充実
犯罪被害全般
・警察における犯罪被害相談
・捜査段階における被害者の負担軽減対策(指定被害者支援要員制度等)
・警察における適切な情報提供(被害者の手引き、被害者連絡制度)
イ 日常生活への復帰に向けた支援
子ども
経済的負担の軽減
居住の安定確保
・子ども家庭相談センターの夜間・休日の連絡・相談対応の確保
・市町要保護児童対策地域協議会(児童虐待防止ネットワーク)の活用等
・少年サポートセンター等における相談
・犯罪被害給付制度
・性犯罪被害者の初診料等に対する経費の公費負担
・司法解剖後の遺体搬送費等に対する経費の公費負担
・県営住宅優先入居制度(倍率優遇)
・県営住宅目的外使用許可制度
・婦人保護施設等における日常生活支援の充実
保健・医療・福祉等
女性
雇用の安定確保
・配偶者暴力相談支援センターにおける相談
・警察における性犯罪被害者への適切な対応
・警察におけるストーカー事案への適切な対応
・プレホスピタル対策事業
・滋賀県救急医療情報ネットの整備
・高次脳機能障害者への支援の充実
・医療機関、保険者における個人情報の適正な取扱いの周知徹底
・離職者等に対する職業訓練
・若年者への就職支援
交通事故
・交通事故相談所における相談
ウ 安全の確保
学校等
・再被害防止の推進
・犯罪被害者に関する情報の保護
・保護を要する子どもや女性の一時保護・施設措置・里親委託の実施
・暴力団犯罪からの保護対策の推進
・警察から学校への連絡制度(学警連携)
・スクールカウンセラー配置事業
・私立学校におけるスクールカウンセラー配置に対する支援
・心のオアシス相談員派遣事業
・心の教育相談センター等における相談
・問題行動対策連絡会議(スパック会議)の活用
・警察における児童虐待事案への適切な対応
・児童虐待対応教員の設置
・私立学校等に対する児童虐待通告義務の周知および研修会の開催
・児童虐待関係研修会の開催
・非行少年等立ち直り支援事業
・PTA子育て学習講習会の開催
(2)犯罪被害者を支える社会づくり
① 犯罪被害者についての県民理解の促進
イ 犯罪被害者を社会で支える人材育成の推進
ア 犯罪被害者の置かれている状況等に関する広報啓発・教育の充実
・児童生徒の心に響く道徳教育推進事業
・「心のノート」の活用による道徳教育の推進
・豊かな体験活動推進事業
・学校における人権教育の推進
・学校における犯罪抑止教育の充実
・子どもへの暴力防止のための参加型学習への取組み
・家庭における命の教育への支援
・「犯罪被害者週間」にあわせた集中的な啓発事業
・交通安全対策の推進
・人権啓発活動の推進
・民間被害者支援団体の広報に対する支援
・交通事故被害者等の声を反映した県民の理解の増進
・スクールカウンセラー配置事業
・私立学校におけるスクールカウンセラー配置に対する支援
・心のオアシス相談員派遣事業
・いじめをしない・させない学校づくり支援事業
・学校・地域保健連携推進事業
・犯罪被害者に関する情報の保護
・犯罪発生状況等の情報提供
・警察職員に対する研修
・看護に関わる者に対する研修
・民生委員児童委員に対する研修
・交通事故相談員支援事業
・少年補導職員の技術向上
・スクールカウンセラー配置事業
・私立学校におけるスクールカウンセラー配置に対する支援
・心のオアシス相談員派遣事業
・教育相談担当者等の連絡協議会等による研修
・子ども家庭相談センター・市町等関係職員の資質の向上のための研修
・民間支援団体の人材育成研修に対する支援
② 民間支援団体への支援
・民間支援団体の活動支援
・民間支援団体の人材育成研修に対する支援
・民間支援団体の広報に対する支援
・全国被害者支援ネットワークに対する協力
・被害者支援連絡協議会、被害者支援地域ネットワークとの連携
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