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P370/PL370 クイックリファレンスガイド

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P370/PL370 クイックリファレンスガイド
JP-72-38493-01J3
P370/PL370
クイックリファレンスガイド
目 次
1.概要································································································3
2.ご使用の前に ··················································································3
3.スキャナ設定モードへの切替方法 ····················································4
4.RFチャネル設定 画面·····································································6
5.データ転送フォーマット設定······························································7
6.バーコードメニュー設定··································································14
7.キーボードインターフェイスでの接続上の注意 ································15
8.USBインターフェイスでの接続上の注意·········································16
補 足·································································································17
テスト用バーコード··············································································18
カスタマーサポート ·············································································19
● 2 ●
1.概要
P370(以降スキャナと呼ぶ)とPL370(以降クレードルと呼ぶ)の設定は、弊社の他製品の設
定方法と異なる部分があります。本書では、この特有の設定手順について説明します。
2.ご使用の前に
(1) 工場出荷時、スキャナのバッテリーは充電されていません。ご使用の前に予め、充電し
てください。充電は、クレードルにACアダプターを接続後、スキャナをクレードルに置くと、
自動的に充電します。充電中は、クレードルのランプが点滅し、完了すると、点灯状態
になります。フル充電には、約4時間かかり、この状態で、約4,000回の読取りが可能で
す。
(2) 充電完了後、スキャナとクレードルのペア設定を行ってください。
ペア設定は、スキャナで、クレードルの上部に貼られているバーコードを読んでください。
最大1分後、正常終了のビープ音(ピロピロ)が鳴ります(バーコード読取り後、スキャナ
をクレードルに置いた方が、早く終了します)。
バーコード
ランプ
● 3 ●
3.スキャナ設定モードへの切替方法
スキャナの設定を行うには、システムメニュー(設定モード)に切り替えます。
① バーコード読取り画面の状態で、【FUNC】キーを押し、
さらに*キーを押します。
自動的に初期化画面(・・・INITIALIZING)からバナー画
面(・・・Phaser RF)に切り替わります。
② 10秒以内に、再度【FUNC】キーを押し、さらに【BK】キ
ーを押します。
SKU:
F
FUNC キー *キー
SYMBOL TECHNOLOGIES
INITIALIZING...
Symbol Technologies
Phaser RF
FUNC キー BKキー
③ この状態で、システムメニューに切り替わりました。
システムメニューの内容は、次項を参照してください。
注意:
スキャナの設定は、クレードルの近くで行ってください。
● 4 ●
Phaser Setup
0. System Setup
[システムメニューの内容]
システムメニューは以下の階層になっており、▲/▼キーで移動(スクロール)し、選択は
【ENTER】キーで行います。また、1階層上のメニューに戻すには、【FUNC】キーを押し、さら
に【BK】キーを押しても可能です。
0. System Setup
0. Set Com Protocol
1. Set RF Channel
2. Set Contrast
3. Set Scanner ID
9. Back To Main
(RFチャネル設定 画面)
(1階層上のメニューへ戻る)
1. App. Control
0. Load App
1. Set Default App
2. Enable AutoLoad
3. System Code
4. Base Station Code
9. Back To Main
(1階層上のメニューへ戻る)
2. Parameter Control
0. Scan Parameters
1. Set Default Param
2. View Parameter
9. Back To Main
(バーコードメニュー設定 画面)
(1階層上のメニューへ戻る)
3. System Status
0. Battery Check
9. Back To Main
(1階層上のメニューへ戻る)
4. Version
0. Scanner Version
1. Cradle Version
9. Back To Main
(スキャナバージョン確認)
(クレードルバージョン確認)
(1階層上のメニューへ戻る)
9. Return to App.
(バーコード読取り画面へ戻る)
注意1: 約10秒間操作を行わないと、省電力機能が働き、画面表示が消えます。その場合、
トリガーを引くか、【ENTER】キーを押すと、レジューム機能が働き、直前の画面が
表示されます。
注意2: 通常のバーコード読み取り状態(SKU:画面)でも設定可能です。
(スキャナバージョンNBRVRAAG 以降)
● 5 ●
4.RFチャネル設定 画面
スキャナとクレードル間の通信で使用するRFチャネルを設定します。
① システムメニューから[0. System Setup]を選択します。
Phaser Setup
0. System Setup
ENTER キー
System Setup
0. Set Com Protocol
▼ キー1回
② [1. Set RF Channel]を選択します。
System Setup
1. Set RF Channel
ENTER キー
③ New Channelに02~81の間で、使用するチャネルを入力
し、【ENTER】キーを押します。
【ENTER】キー後、システムメニューの先頭に戻ります。
Channel :
New Channel :
xx
xx
ENTER キー
Phaser Setup
0. System Setup
④ 他に設定が無い場合、【FUNC】キー、【BK】キーの順に押
すと、1階層上のメニュー画面に戻ります。
FUNC キー BKキー
Symbol Technologies
Phaser RF
ENTERキー
SKU:
注意:
RFスキャナを隣接して使用する場合、異なるRFチャネルを使用してください。その
場合、目安として、02単位でチャネルを設定してください。
既に、2.471GHz~2.497GHz帯(SS無線FH方式)の無線機器を導入している場合、
RFチャネルは02~69を設定してください。
● 6 ●
5.データ転送フォーマット設定
ホストへのデータ転送フォーマットを設定します。
例1:<データ><ENTER>にセットします。
下記バーコードを上から順番に読ませてください。
1/9
2/9
3/9
4/9
5/9
● 7 ●
6/9
7/9
8/9
9/9
RESET SCANNER
● 8 ●
例2:<データ><TAB>にセットします。
下記バーコードを上から順番に読ませてください。
1/9
2/9
3/9
4/9
5/9
6/9
● 9 ●
7/9
8/9
9/9
RESET SCANNER
● 10 ●
例3:<STX><データ><ETX>にセットします。
下記バーコードを上から順番に読ませてください。
1/9
2/9
3/9
4/9
5/9
6/9
● 11 ●
7/9
8/9
9/9
RESET SCANNER
● 12 ●
例4:<データ>にセットします。
(データ転送フォーマットの工場出荷状態)
下記バーコードを上から順番に読ませてください。
1/4
2/4
3/4
4/4
RESET SCANNER
● 13 ●
6.バーコードメニュー設定
スキャナの設定を行います。
例1:初期化
スキャナを初期化する場合、下記2つのバーコードメニューを読んでください。
例2:Codabar(NW7)読み取り
Codabar(NW7)読み取りを、「許可」にする。
例3:Codabar(NW7)のスタート/ストップコード転送
転送する(初期値)
転送しない
例4:ITF読取り桁数設定
ITF読取り桁数を、「任意長」にする。
注意:
この選択をすると、ITFの読取りミス(桁落ち)が発生する場合があります。
● 14 ●
7.キーボードインターフェイスでの接続上の注意
キーボードインターフェイスで使用する場合、次の手順でセットアップしてください。
① 接続するホストPCの電源を切ります。
② クレードルに、シナプスアダプターケーブル(25-17821-xx)を接続します。
③ シナプスアダプターケーブルにシナプスケーブル(STI8X-02XX)を接続します。
④ シナプスケーブルをホストPCとキーボードに接続します。
⑤ クレードルにACアダプターを接続します。
⑥ ACアダプターをACコンセントに接続し、クレードルの電源を投入します。
⑦ 「2.ご使用の前に」のペア設定を行ってください。
⑧ ホストPCの電源をONにします。
以降は、「2.ご使用の前に」から初めてください。
接続例
ホストPC
P370/PL370
キーボードポートへ
シナプスケーブル
STI80-02xx
ACアダプター
50-1400-101
キーボードへ
シナプスアダプターケーブル
25-17821-xx
注意:
STI80-02XXをノートPCに接続する場合、別途キーボードターミネータまたはテンキ
ーを使用してください。
● 15 ●
8.USBインターフェイスでの接続上の注意
USB接続で使用する場合、次の手順でセットアップしてください。
① 接続するホストPCの電源を入れWindowsを起動します。
② クレードルに、シナプスアダプターケーブル(25-17821-xx)を接続します。
③ シナプスアダプターケーブルにUSBシナプスケーブル(STI85-02xx)を接続します。
④ USBシナプスケーブルをホストPCに接続します。
⑤ クレードルにACアダプターを接続します。
⑥ ACアダプターをACコンセントに接続し、クレードルの電源を投入します。
以降は、「2.ご使用の前に」から初めてください。
注意:
上記設定後ACアダプターの電源をOFFにした場合、または停電発生時には①~⑥
を再度行なってください。
● 16 ●
補 足
バッテリーパックについてのご注意とお願い
y 指定された充電器以外では充電しないでください。
y 火の中に入れないでください。また、ショートさせたり、分解しないでください。
電子レンジやオーブンで加熱しないでください。
y バッテリーパックをコインやキー、ヘアピンなどと一緒にポケットに入れ携帯/保管すると
ショートすることがあります。
y バッテリーパックを推奨温度外の高温または低温で充電しないでください。
また、火の近くや炎天下などで放置しないでください。
y バッテリーパックを濡らさないでください。
y もしバッテリーパックの液が漏れたときは、電池入れの液をよくふきとってから、新しいバ
ッテリーパックを入れてください。万一、液が身体や衣服についたときは、水でよく洗い流
してください。
y バッテリーパックから漏れた液が目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医
師に相談してください。
お客様が交換された古いバッテリーパックを廃棄する場合は、ご使用地域での地方自治体
の電池等の廃棄に関する条例・規則に従うか、または販売店にご連絡ください。
● 17 ●
テスト用バーコード
4 990123 456784
JAN標準
0
1
2
3
4
5
6
CODE39
01234567890128
I2 of 5
0123456789
CODE128
● 18 ●
7
カスタマーサポート
Motorola社は、迅速で的確なカスタマーサポートをお客様に提供します。
Motorola(含旧シンボルテクノロジー)製品に関連するどのような技術的問題、質問、サポー
トについても、まずMotorolaサポートセンターにお問い合わせください。Motorolaカスタマー
サポートで問題を解決できない場合は、さらにMotorolaのあらゆる技術専門分野のアシスタ
ンスとサポートをご利用いただけます。Motorolaカスタマーサポートでは、個別の契約に定め
られた期限内に、電子メール、電話、またはFAXによってお問い合わせに回答します。
Motorolaカスタマーサポートへのお問い合わせの際は、次の情報をお知らせください。
• ユニットのシリアル番号
• 型番または製品名
• ソフトウェアの種類とバージョン番号
日本での連絡先
1.ご購入と製品のお問合せ
モトローラ株式会社 エンタープライズ・モビリティ・ビジネス 営業部
〒141-6021 東京都品川区大崎2-1-1
シンクパークタワー
TEL: 03-6365-7890
2.保守契約のお問合せ
モトローラ株式会社 エンタープライズ・モビリティ・ビジネス カスタマーサービス部
〒141-6021 東京都品川区大崎2-1-1
シンクパークタワー
TEL: 03-6365-7880
3.技術的なお問合せ
アジア・パシフィック・サポートセンター(CIC)
E-Mail:[email protected]
00531-13-1127(フリーダイアル)
03-3570-8643 (携帯・IP電話からはこちらから)
お問い合せ受付時間:営業日の 09:00-18:00
その他、販売店の情報については、弊社Webサイト、パートナー一覧をご覧ください。
http://www.symbol.co.jp
● 19 ●
Copyright
Copyright © 2008 by Motorola Inc. All rights reserved.
本書のいかなる部分も、またいかなる方法によっても、目的に関わらず、Motorolaの書面に
よる許可なく変更または改変することを禁じます。本書の内容は、予告なしに変更される場
合があります。
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を留保します。
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ステムに対する暗黙的なライセンス供与のみが存在します。
MOTOROLA、Stylized MロゴおよびStylized Symbolロゴは、米国特許商標局に登録され
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利を有しています。
特許
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す。
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モトローラ株式会社
〒141-6021 東京都品川区大崎2-1-1 シンクパークタワー 電話 03-6365-7000
〒541-0043 大阪市中央区高麗橋3-2-7 ORIX高麗橋ビル8F 電話 06-6202-4792
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2008.04 Printed in Japan
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