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燃焼による酸素の減少

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燃焼による酸素の減少
今播{建・ぜまか:燃焼1二よる酸素の減少を意識させる実、験教牽オ
83
燃焼による酸素の減少を意識させる実験教材
小学校第五学年「酸素と二酸化炭素」の授業を通して
健貫
井路部
谷
今荻長
一(倉敷構立連島南亭学校教護!
司(教育史/
予(建学〉
序 論
察することである。発童1よ,この実験からロウソ
クの《が消えた後も集気びんの中には酸素が残っ
小学校第五学年理科単元ド酸素と二酸化炭素3
には.ロウソクを燃やす実験が含まれている.こ
ていることを知鞭,酸素が少なくなったから誓ウ
ソクの火が消えたという考え方をするだろう。こ
の実験の要点1ま,物が燃える1こは酸素が必要であ
の教縁を実際に授業で使ってみたところ満足紛い
ることをとらえさせるところにある。晃童はこの
実験の後,火が消えるのは,.二酸化炭素ができた
く絞果力雪辱られたのでここに穀告する◎
ためという不充分な考え方から,酸素の量が少な
学校環境
くなったためという認識・理解に到達することが
求められている。恥ところが,実葬祭に授業でその実
この実践が舞なわれた倉敷青立達島南小学校
験を行なってみると,箋験後,彼等は「二酸化炭
(水谷充男校長〉は,岡雛祭倉敷毒の雨露部に盤
素が鐵来たから火が消えた。」と答えることが多い。
麗し,水島工業地帯の発展に伴って燈模が大きく
このような結果では,実験§的が充分に達成され
なってきた。学校規摸は,髭童数i,2§{}名(紹1穣
ているとはいえないであろう。物が燃えるという
現象が,酸素の量によって左右されることをはっ
69年4舞現在〉であり,桑海にむいては大観摸校
きを)蓬解させることが必要である。
著しい差はみられない。
なぜこのような不充分な理解をする晃童が多い
かについて考えてみると,それは,窪ウソクが消
えた後紛空気中に酸素を発織す実験を縫単に蕎な
である。学区の髭童については書票内の勉地区と
授業欝醤
う方毒虫力多発三熱たらなかっ・たという点ξこあったとい
◎学級 第鷺学年二組(男蹄名 女亜7名 計37名/
えよう。単元に規定きれた実験目的を完全に達絞
◎指導者 今井健一一一
するため1二1ま,ロウソクの?蕎えた後の少なくなっ
◎題韓(単元名/酸素と二酸化炭素〈総時数翅暗
た酸素の存在を確かめさせることのできる実験を
闘〉
箆{郵ナ鐵すことが必要である。
本単元で1ま,i2嚢毒麟の中で⑦物が燃える1こぱ,
このように考え,我々はこの実験に次のような
教継を購いることを考えた。すなわち,木炭が灰
をかぶっていても長く燃え続けることからロウソ
空気が必要であること。④酸素の中では,空気中
クと木炭を集気びんの中で緯繋、総こ燃やせば蟹ウソ
1ま,酸素毒ご{吏われ, 三二酸イと炭素寿ぐできること。(多
クの火が消えた後もしばらくは木炭が燃え続播,
よ警も隼勢が書散しく燃えること。◎空気中1こは,酸
素が含まれていること。㊥繊筆勢{本が燃えるときに
1酸化炭素は,空気よりも重く,石蟹水を白く濁
この実験に莫醸毒される理解,言怨毒議1こ発童を至彗達さ
らせること。の五つの内容を中心に礫解させるこ
せることができるであろう。しかし,実際にはこ
の実験は開題が多く容易ではなかった。そこでこ
とである。その中の㊤では,麺手勢{本が燃えると酸
素が綾われ,二酸姥炭素ができることをとらえさ
の木炭と{鋳たような燃え方をする線香を篤いた。
せるのである。その餐祭,火力聾舞えるの1ま二二酸費二炭
この線香と霞ウソクを絹いる実験は,ロウソクと
線香の講方に火をつけ,集気びんをかぶせ,ロウ
素が出来たからではなく,権物体を燃やすのに必
ソクの《が消えた後も落窪黍:が燃え続縁ることを観
要なだけの酸素がなくなったためであ琴,集気び
んの中には,まだ酸素が残っていることを認識さ
毅
給85無縫鍔
橿鳥大学教育実践醗1究紀要第8号
下に運べる。
せなければならない。
これは,第五時で行なったわけであるが.も
のが燃えた後の集銭びんの中に酸:嚢が残ってい
◎〈一班〉
ることを実験で確認させた。すなわち,ロウソク
A玉1勢を喜ノーダーとする男達人と女2人の合爵
と線香に火をつけて集銭びんをかぶせ,冒ウソク
§人のグ膨一プである。り一ダーAil饗と猛i翻は,
の穴が構えた後も線香の火種が消えていないこと
を観察させる実験を行なった。
善想がよく,思いついた事をすぐ実験する。Ci繍,
醗!聾.駐鱗は,進んで実験に参濾するが,事実
から法長彗を見つけ『るのが苦手のようである。ま
た,雛鱒はあまり協力的に実験に参擁しない。
本題の教材実験
授業に先だち以下のようにして予簾実験を行な
◎〈二班〉
った.すリガラス糎のまづこ,毒簸(礬水香堂製の
亙)2傷1を1ナーダーとする男3人と女2入の合舞
建量水香)の線香(長さ塞勺i3c猫,直{金華勺i.8翻,華表色〉
5人のグ馬一プである。り一ダーP2(男!は,発想
と市販(饒富士ロウソク製,小窪ウ3号/のロウ
がすばらしく,不思議に思った事はすぐに実験
’ノク (長さ華勺§(盤,直経睾辱6盤搬,燃焼時羅護摩毎i8分・)
して確かめる。A2醗1,B2/如は,観察力に優れ進
を図iに示すように少量のねんどで撮寇する毒口
んで実験する。c2鯵,董並蜘は,課題意識に欠け
ウソクと線香に火をつけ,一・般に25毒㎡集銭ぴん
るために鷺識の定着が悪く,蓬科の学力も毯:い。
と呼ばれている集気びん(婁際に饗のところまで
の容積を量ったら32S㎡あった。〉をかぶせる。以
◎〈三斑〉
、との業を麟iにまとめてみた。
8袈女1を琴一ダーとする男3入と女2人の合計
冒ウソクは, 8∼蟹)秒で消えるが,線香1ま蓑ウ
5人のグ膠一プである。り一ダーき33/奏1は,統率
ソクが消えた季妾も3()∼薮肇秒1ま火力丹毒えない。この
時,集気びんの中で環ウソクが燃えた後の線香の
力はあるが,理科学習における発想は今一歩で
ある。£3携は,警己中心的で協力して実験する
火種1ま確言悪しにくい。 しかし,集気びんを取り華余
のが苦手である。,A3拶勢,至)叙女1の運科・の産糞力1まや
くと再び白い・煙を鐵し燃焼部分がまた赤くなる。
や低く,C3麟はかな辱低いが騰力して実験する。
擬し,欝ウソクが消えて懸ぼi分L業.、ヒ経過した場
合は,簾舞びんを取り除いても再び線香の燃焼を
◎〈霞瑳〉
みることはできなかった。
C嘆傷1をり一ダーとする男3人と女3人の合爵
6人のグループである。り一ダーC項男)は,理科
寿ぎ奏}きで実験ではグ海一プをけん弓iできる。B4
族/,董〉磯菊は.選科の知識理解は震いが,発想は
今一歩である。A蟹動は,協力して実験できるが,
理科はあまり得意ではない。£雌織ま,実験には
あま弩協力的ではないが蓬解は良い。騒錺1は,
議題意識が低く選科の学力も低い。
鋳ミ禽髭縛
2鷺破軸
期隣弾丸
◎〈.五班〉
A蜜鱒を》一ダーとする男3人と女2人の合計
5人のグ馬一プである。》一ダーA溺始は,樫科
國董 酸素拶残っていることを調べた葵験
の知識理解は良いが,統率力に矢幹る。D5(鱒は,
グ麹一プの特徴
醗1,C5勢,狂5綴1ま,課題意識に欠睡るためピン
歓喜姓が強く実験を傍観している事が多い。B5
トはずれの異験をする事が多い。また,C5翻,
実験後の晃童の理解度を講べるときにグループ
の特徴が参考になるので,グループ毎の特徴を以
£5轡の理科の学力は低い。
今繍健一ほか:燃焼による酸素の減少を意識させる実験教纏
8s
第五時の授業
◎〉六畷〉
B畿鱒をり一ダーとする男2人と女3入の合計
5人のグ膨一プである。り一ダーB象嬉ま,饗科
これは,酸素と二酸化炭素の単元の最後の実験
の矢嚢識理解は良いが,挙手は少なく統率力も今
として蓬科室にて行なったものである。
・一歩である.C6響繋ま,遅科力綾子きで話し合いや
最初に教緯が実験器具を馨iのようにセットし,
実態奥で勉の者をり一トfする。亙)6{考霧,A象女!lま,至墾
欝ウソクと線香に火をつけ上から集気びんをかぶ
科の学力がやや低く,譲理的に法則を導くこと
せてみせた。約9秒後に窪ウソクの火が消えたの
で,晃童全羅にロウソクの火が消えたことを確認
させた。その約8秒後に集銭びんを取弓除き,線
が警手なようである。E藏女llま,礫群の学力が低
く実験や諾し合いに充分参綴できない。
香の火種がまた赤くな謬)豪い煙がでる様子を発童
◎〈{班>
1こ見せた。驚童1よ,欝ウソクの《が津重えた多愛も線
慰7携1をり一ダーとする男2人と女3人の合計
香が燃え統轄ていたことに驚き,「実験してみた
5人のグ庵一プである。》一ダー猛71男!は,麟造
いなあ。」という意欲がわいてきたようだ。
性豊かで選科の知識も豊富であるが,多少ワン
そこで,グループごとに実験器具を購意させ,
マンである。B7醗1は,羅科の織綾はやや低いが,
桑由に実験させることにした。なお,この実験で
裡科が好きで実験には進んで取琴総める。A7衝,
使篤した実験器具は,25§薩集気びん/嚢のところ
c7晦,茎)7{嬉ま,論理的思考は苦手なようだが,
までの容績は295㎡/,毒藪(メーカー名不覊,小
実験には協力的でまじめである。
ロウ3号/駿ウソク(長さ約6.5臓,直径約5醗/,
斎殿纏蚕天堂製の天蜜墨香〉 の線香(長さ系勺主3c盤,
直径約2翻,緑色1である。実験をさせる際には,
グループの醗置図を図2に示す。
籔
線香の長さをロウソクの長さにそろえさせた。
実験中には,あちこちの瑳から「先生の記録を
黒
簸
す す
醒
箒
蕪
A3i
チ は
す
の
す
第
築
磯
破ったでえ。」という発童の声が鷺こえてきた。
莞童は,線香の大が燃えていることを一通り養窪か
斑
⑳
鷹
と害う声があがった。そして,最後に1よ線香が1
第 鰻 班
⑧
⑭
。5※⑯
⑯
⑮露5
◎※E7
⑰
躍2 五隼二総のグ麹一プ醗置
実験終了後,教顛は発童がこの実験から簿を蓬
解したかを講べるために「この実験から衝がわか
るかなあ。」という発鵜をして全員に諾し合わせ
た。その時の教鎌と児童のや諺とりは以下のよう
であった。
⑭『嶺。違
⑭
纂 七 斑
⑳
3倉秒もったよ。」,「先生,験秒もったでえ。」など
分ぐらい1ま燃え続隷ていることを見いだした。
第 六 斑
※⑳、
めると,今度は線香の火が縛秒ぐらい燃え続投て
いるかを調べ始めた。すると,各班から『先生,
※がり一ダー
○が女子
教麟 「この実験から簿がわかるかなあ。」
C違 「ロウソクが燃えるのに必要な酸素は残
っていないが,線香が燃えるだけの酸素は
残ってんだ。3
教麟 「じゃ,線香が消えたらもう酸素は残っ
てないの。3
C6 ヂいいや,まだあるでえ。線香が燃える
だけの酸素がなくなったんじゃの
この議し合いから発童が,蟹ウソクが燃えつき
86
}985無蘇得
擁遵“匙塗き大ρ糞孝交蕎実婁斐毒婦∫究紀要第8}}
た後も集気びんの中には酸素が残っていることを
充分墨璽解しているのがわかる亭 また,線香が燃え
!f Ir揺7
尽きた後も集気びんの中には,酸素が残っている
宝 .鞭
ことも獲1解していることがわかった。このことか
う ウ そ ( が 璃 之 て毛 集 隻
ら,麗童諺酸素が少なくなったから資ウソクの火
ち 琢
が津1えたという謎濤藏にたったと悪、われる。
ひ一ん 傷
中区.空 践 が 臥 も バ.
5う奇く占・t邸じう違
か一ラ 尺 濯疎
③五 匹亘 芝 変 難 か ん蕊 み な る、
うラ そ ぐ 愉ぜ 勇 tζも、 琶ん こう
実験後1こ提珪1させたi艶童グ)レポートを1饗3∼9
謬 蟻上膳 轄鴫蘇ド 拳
に示した。
承 う こ ど 賦 7ぶ る
ろクそぐと』ぜんこ贋二寡塗か姦ダ7、β復せろと
匹・巨聖裁 論破山
麟戴騨も膿
嚢気賞ん 軸心工
ろうそ∠薦犬が三韓義マ{淀匂しこう響μ蘇■Z乞
ろ う そ く が ラ ス 畢癖
圭卜岳麓(畷∼ド1歌ろ難癖彫ヌ/様、
す
丑 ん じ マ
続 業
隻織、た事
ううそ《が麟してラ擦を獣之’て 乞
る土。手ぎぐ4こラ驚滋之マ熔
確\ ・ ア文事
巧うぞく勤擁1ニサの幾酔なく76
ぜんこ箆津橘緯燭鶴灘駕な、、
翻畷のレ襲ト(鑓録音◎〉
ろテそ覧逸業際轡博治浮ぶく讐・
敵薙ぐ.ぜんもうも輝貯蓄爵浮蕗る
ろケそくが蚤してε壽蓉’.窟気
が謙る
難 ず“ 著くこ乙
セん⇒虞 丼磁ぐ義(曙.蕨
臨4励レ薪ト観録音⑭〉
塘 邪淫
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き へ 1 … [
昭ミζ沼 、奨
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織欝諺 濯二世、1ン
幽2齢レ胸(講者⑳)
5王亨王
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編豆‘や殉職 @レ∫ジl
三
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旗饗.二㌔去たあ乏,6 r『へ
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1わかつプ乙こと
・磯赫メ鞭擁磁妻1動3厨ちっそ編囑
ヒエ ト ム
・麗瓢之㌘概て噺蘇融鰍
1∼、
誉☆
嚇)
1・1目 1
晃i冒い
噂づ’らな・づ・つζユ乙
ρが々瑳誓乏ムマ芒{競厩,t
肇像し寮猛とつζ㍉勤須磨亨t惚.
籔7 5簸のレ撰一ト(記録者⑮)
今弓弩建・懸か:艇糞焼に。よる酸素の譲鰻・憂を憲糞薮させる簾≡,奪婁郵疑季オ
蜜
6蘇
肋召喚薙竈しげ碁縫龍ノ敵δ
7も.嚇じう畠熟む麟恥・
ε7
低いので班全農が案験内容を充分運解していない
と1ま、害えない。また, i班・4瑳・7班のレポー
トぱ,記録妻が酸素と空気とを鱗薩に区聡してい
ないが.(①1麺,⑭(餐,⑰ぐ舞の記藍藁蕎があま
葦)礫群が得意でないので,これもまた斑金聾が輿
態灸内馨ざを充分遷解して’いなも∼と1ま叢えない。
鼻擬餌嫡無二癖享だ洋綴素グ聲)7いるむ濯準
ひドか?
庵町7’琳払か7来駕凝鴬ぎ矯夢楚一どむぞ
したがって,これらのレポートだ3からでば,
実験内容を牽分理解したかどうかは舞舞しにくい。
しかし,讐ウソクの火が構えた後も纂気びんの呼玉
ろ〃そイ/婿ん2熔ぐ一よ,,
には,酸素1空気との譲霧が不羇な毛,のもいたが)
琶拓こう妙詩囚60殺
がまだ残っていることを認識したようである。
し,イ易.ろヶそイ謬,敏76.謬だ.磁婆毎の肇
口才酸素バ賛一∼“うどぴえ多
欝§ §斑のレポート(配録音⑳1
考 察
実験後のレポー1・の内容から糎駈すると,かな
辱の整童が酸素が少なくなったという鰻趨で穴が
葦轟えたことを理舞零したと患われる。し寿・し, レポ
マ黙と
嚢 鰻 「易をdジ葺こご屡葺琴石麟{7
無膿竃☆
ートの内容からだ諺では,騒人鱗人の内容の理解
穫iを講べること方寸できないので,教奉}壽謹書灘裏グ〉テ
スト2吟藩儒遜武舞1題一難1瑚とr磯更のテスト
の一部(選1駅式幾題一1鱗茎至) を舞濡して理、舞零度を
講べた,
鎧二途]∼}『一』一一∼∼㎜}一■一一∼一一一■一一一一一
嘉1手鑑遮凱1良師Zl輩砺
1臨鰍摺 抗乙も蛮1弩
8酸素と二酸化湊素
馨舞慧大きさのろうそく隠史をつ鞍て
下礎ような実験をもました。
晶轟塒
ウ
蔀.そ麻}梶、斎茄 『
}一_ ■__■一rr_一_一一一一一一一『『『一㎜一一■一
臨醗のレポート観録考⑨〉
㊤ろうそくの火が
い敏ん縫やく蹴繊まど耗です概 ()
⑤大が燐えるの鞭
こ〆んグ〉中の空気み’どう変わった6・らですみ㌔
実験レポートは,斑賛が交代で書くようにして
いるので, 2班や暮蓬藝のレポートのように理孝導の
絞績の良い⑫蜘や⑳蜘が高いたものは,要
l /
屡i嚢欝 ここで驚いた記述式濁題
点を押さえていた。 i斑・3班・5斑・7班の記
録老は,あまり玉墾科の得意でない整童であったが
3班のレポートを除いては,観察の結果ばかりで
、記述式舞1題に貴重する鷺童の解答1ま以下のとお晦
なく考察もそ麗な章)に諜いてあった。
であった。にこで○,※の記号は,それぞれ女子,
これらを分析してみると3斑・5遜のレポート
グ篤一フぴ)り一ダーを示す。/
には,酸素が少な(なった事について駿れていな
いカご, 羨三盛豪者C3謬馨とC5{男1の歪墾毒導の’糞ナ3寿ずかな礁
帝Ai 空気中の酸素が1酸建炭素にかわったから。
88
臆8§無難還
騰島大学教舞実践響突華ど愛弟8霧
8i 一二酸髭炭素にかわった。
◎空気が二酸化炭素にかわったか銚
鎚 ロウソクを燃やす酸素のカがなくなった.
猛i びんの中の酸素が半分くらい二酸化炭素に
変わったから。
⑪空気に寝ウソクを燃やす力がなくなった。
《ヒ班》
⑰酸素が、叢{毅素になった・
B7 二酸化炭素に変化した。
◎■■二酸化炭素に変わったから。
⑳気体に変わった。
※猛7 酸素ゐ虻少なくな弩, 、二酸でヒ碁乏素寿ごできた。
仁班》
ゴドロタ
麟患
⑤変歴
︸櫓“
ま ハ
る
《三瑳》
④
を れゆ
⑫火は,酸灘もやし盤まう施,酸{ヒ
炭素になって,穴が消えてしまう。
麺〕 ものがもえるときの空気の変箆を講べています。各5擬35)
気⋮
⑦餐
﹁
C2 なくなった。
縄)2 酸素の量がへり…二酸化炭素に変化した。
1診懸のねもいきものが燃えるとき磯簸緯の愛翫が軽かるか告
ぬ裁↓⋮
⑫酸素が二酸化炭素に変わった。
欝
A2 酸素が二二酸費二歳素にかわ一)ている。
A3 酸素が、、。二酸髭炭素にかわった。
※⑳二酸化炭素に変わったから。
C3二酸髭炭素に変わった。
⑳二酸建炭素に変わった。
狂3酸素がなくな影),二酸驚炭素にかわった。
1舞 ⑭のびんの中の裁体のようすで,正しいものに
○, まち力駿・のものに×をつけなさい。
《騒班》
⑭嚥が二二灘炭勲麩つたから・
⑭酸素が二二酸紀羨素に変わった。
に きえ か なん そ
①の二酸イ嫉素だ敏なっている.
をよ
②(
喋慮騰鱈そしてすこ磯
撫C達 、一二酸免炭素に変わった。
⑭二酸箆炭素に変わったから。
£躍二酸龍炭素に変わったから。
③(
}ちつ素だ1すになっている。
醒賛 ここで驚いた選択式問題
F塗 きたいにかわった。
《戴班》
羅⑧貸ウソクを燃やしていた酸素が二酸建炭素
また,選択式麗題1こ越する児童の解答の結果1ま,
に変わったから。
以下のようであった。
B§酸素から二酸化炭素。
ポ1重懸に秘琴1した毒籔テスト1ま芋萩学縫の薬寒露1
C5 びんの中の酸素が二二酸{と炭素にかわる。
籍叛「改碁丁 新しい歪肇季導5ド」5年生群1テストの
⑳二轍炭勲柚読嫉
・離(緩雛1である。結果を表iに示す.
門/3
表嘩 選択式問蓬の解答者の内訳
○
ワ’3
藍鴻空気が二酸麹炭素にかわったから。
⑧螺がなくなった帆
﹁書讐一蓋ハ’蹄博
昌3
すてDア︶そ喝† も
@
i
(.
るい
蕪⑧二酸繊勲かわ夷
c6二酸龍炭素にかわった。
Xいてつ
①
⑫
⑯酸素が二酸建炭素にかわった。
.煮ド答.蕉
炭素にかわる。
《六班》
(総数 37λ!
員
£5空気がなくなって,ちつ素や酸素が二酸髭
今・痔播建 ・1ま、か二燃,・焼に.よる酸素グ葺藏少を意葺鼓させる鱗∈「験孝女畜産
1灘墨継二示した記違式購題では,ほとんどの髭豪が,
孝斐々の妻鱈季参した「酸素寿ご少なくなウたた虻}1こfノ〈カご
消えた,。」という内容の箒えを叢いてくれなかっ
た。泥解養は,37人中3人という結果であ一)た。
残鯵24入が,「酸素が二酸化湊素に変わった。」と
いう内容の答えを霧:いて’いた。 ところが,麟Uに
示した選洗欄題では.⑧(好)が,①σ)(〉
に○をつ1ナて1講違えただけで,縫の発童1ますべて
正解であった。この撰達の生じた原瞬であるが,
これ1ま叢肇違式議1題の霧聾》方にあると考えられる。
艶童は,実験結果に帰する正しい理解をしていた
1こも毒・カ・わら一ダ, 荘嚢1羅拝大姦黍を発分子響垂羅できなかっ
たため1ユ雲三しい解驚茎をぞサなうこ二と力寸できなカ・一)た
と患われる。(葬テ籔の鐸響題纂の使麗教こあたっては,
髭嚢の理解の亙讒しい実態を提重馨“劣るためにも事離
に開題内容の検討は欠かせないところである。1
実験後のレポート,テストの結果から箆て,義
々が購いた実験教樗の麿熱嫉は瞬らかなものであ
ったといえよう、.我々が実験に購いた教季オ1こよっ
て,従来の冒ウソクの燃焼裟.験でよく莞られた酸
素の後書戦こ対するi鑓童グ)不充分の言愚妻鍍.王肇解{(1)・む
醗1ま解消されると考えられる。もちろん,こグ)新
しt達教寄書1二一)も湿ても騰肇題力ごまつたくな覧迄わ1ナで1ま
ない,ここでの実験では,燃焼能力の異なる二つ
の塗勢蟹,すなわち,炎をま熱して‘燃える鴛ウソクと
炎を畠さずに燃える線香を購い,それらを比較さ
せること1こ、よって豆三しい姦馨轟鍍を獲嚢等させているの
である寿ご,舞塞いた素季孝毒ず異なるというこ:とを,壁証
童がどのように鍵解しているかという開題点が残
る。すなわち,冒ウソクの・燃えるのと線番力轟燃え
るのとを羅じ燃焼として理解しないダ)ではないか
とし嗤う邊}藝どである。謬楚々のそうした・琶・難老をなく“季
ために,炎を幽して燃え,なおかつ,燃焼能力に
著しい藻のある孝女幸孝を蔭舞発することカぐ必要である
と考える,,
参考文献
桟1小学校詣導霧理科編(昭報53年度蔽)文離省
12}「改離親しい理率お臼教真鯛揚導霧,羅魏8
年度鰐㍉夢〉.縫8∼費、擁9 豪家霧箱
8§
Fly UP