...

第21回「懐かしのレコードコンサート」

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

第21回「懐かしのレコードコンサート」
『しろやま』は妻木公民館の愛称です
第 256 号
2015.2-15
土 岐 市 立 妻 木 公 民 館
土岐市妻木町1370番地の1
℡ : 57-4564
fax : 57-4590
e-Mail:[email protected] p
第53回土岐市一周駅伝大会が、2月22日(日 )午前10時土岐市
駅前をスタートし、8区間33.2キロのコースで、繰り広げられます。
選手が妻木町内を通過する時刻は、10時15分頃から10時30分
頃の予定です。ぜひとも選手への熱い声援をよろしくお願いいたします。
※ 一部区間で交通規制(車両通行止め)が行われますので、ご注意ください。
詳細は、広報とき2月1日号10頁をご覧ください。
第21回「懐かしのレコードコンサート」
◇ 日 時:2月27日(金)午後7時~9時
◇ 会 場:妻木公民館 大会議室
◇ 曲 目:“世界のムード音楽100選”の中から24曲と
リクエスト曲を予定しています。
毎年好評の松尾勝行先生による「男の料理教室」全3回が、1月22日からスタ
ートしました。先ずは「健康寿命を延ばす!和食のすごさ」をテーマにレクチャー
が行われた後、14名の生徒さんが4グループに分かれて料理作りに挑戦。今回の
レシピは、メカジキの照り焼き・みそおでん・落花和え・大和芋と青菜のみそ汁な
ど全5品です。出来上がった料理は本日の昼食代わりに全員で試食。皆さんとても
満足そうでした。
松尾先生によるレクチャー
チームに分かれて料理
「しろやま公民館だより」がインターネットで、ご覧になれます。
出来上がり!
妻木公民館だより
検索
郷土資料室のページ 100
妻木氏四代による町づくり
妻木町を語る時に必ず登場するのが、妻木城 ・崇禅寺・八幡神社です。今から680年ほど前
の室町時代はじめに、この地を治めた土岐頼貞、その孫土岐明智彦九郎頼重によって建てられ
たといわれます。しかしそれ以後変わらず継続して来たわけではなく、戦国 の世をむかえて何度
も栄枯盛衰(えいこせいすい)を繰り返してきました。
それでは私たちが今目にする妻木城・崇禅寺 ・八幡神社の景観は
いつの頃 のものでしょうか。それは江戸 時代 はじめのことです。時代
が大きく変わるきっかけは関ヶ原 の戦い(1614 年)でした。それに続く
大坂冬の陣(1614 年)、大坂夏の陣(1615 年)によって豊臣氏が滅亡
し、徳川家康 によって250年間 という長い平 和 な時代 がはじまりまし
た。この時妻木城主妻木雅楽助(うたのすけ)家頼は、父伝入とともに家康に味方し、この功績に
より交代寄合(参勤交代 をする旗本)として、土岐郡 8か村 の領主になりました。そして本拠地妻
木の新しい町づくりに着手します。
自分の住居であり役所でもある妻木城は、城山のふもとを拡張整備して妻木陣屋に生まれ変
わりました。江戸時代には1万石以上の大名 は「城」を持つことが許され、1万石に満たない旗本
の居館は「陣屋」として区別されました。妻木家 は7500石ですので、江戸時代以降 は「妻木陣
屋」が正式な名称になります。今私たちが目にする妻木城跡・御殿跡はこの時の工事によるもの
です。それから50年ほど妻木陣屋はありましたが、万治元年(1658)妻木頼次が39歳で病死し、
跡継ぎが無く妻木陣屋は解体されてしまいました。
崇禅寺は元和4年(1618)に清岩宗源を迎えて中興開山とし、境内や建物が整備され崇禅寺の
新たな歴史 が始まりました。また崇禅寺の周辺には、亡くなった殿様を弔うためにお堂 が建てら
れ、長寿院・瑞松院など多い時で10か所ほどがありました。
八幡神社 はどうだったでしょうか。当時 は神仏習合の時代 ですので、神社 の境内
には大鏡寺八幡院というお寺がありました。領主は八幡神社の復興 にも力を注ぎま
した。大坂夏 の陣 が終 わると建物 や鳥居 の建 立 、元和 9年(1623)には流鏑馬 神事
が始められたといわれます。正保年間(1644-1647)に江戸の如来寺から閑唱真順を
招き八幡院の中興とし、境内や建物の整備がなされました。しかし八幡院は明治維
新の神仏分離令によって姿を消してしまいました。
妻木の町づくりは、妻木陣屋の北側に家臣の屋敷地を造成し武士の居住区域と
しました。この地域を「堀之内 」といいます。妻木川をはさんで北側 に本町 が形成さ
れました。本町には紺屋(染め物屋)や皮やなどの地名があるので、職人が居住して
いたことがわかります。新町 、横町 、裏町、今市場、西木戸などの地名からも、妻木
陣屋を中心とした城下町が計画的に作られていったことがわかります。
写真上:香炉 正保5年(1648) 加藤太郎右衛門景重寄進 崇禅寺
写真下:経筒 正保3年(1646) 加藤伊兵衛尉寄進 八幡神社
今回開催 される特別展 「妻 木氏四 代 による町 づくり」が、400年前 の妻木 を知 って
いただく機会になればと思います。ぜひ御覧ください。
特 別 展 『 妻 木 氏 四 代 に よ る 町 づ く り 』
期 日:2月28日(土 )~3月15日(日)午前10時~午後4時まで
会 場:妻木公民館展示室
3月2日(月)9日(月)は休室
記念講演「妻木氏四代による四百年前の町づくり」2月 28 日(土 )午後2時より
「しろやま公民館だより」がインターネットで、ご覧になれます。
妻木公民館だより
検索
Fly UP