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看護学科2-4年生

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看護学科2-4年生
第2学年授業シラバス
解
剖
学
解
Ⅰ
剖
-
学
Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
生
理
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
生
化
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
微
生
物
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
薬
理
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
病
理
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
臨
床
栄
養
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
疾 病 治 療 論 Ⅰ ( 小 児 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
疾 病 治 療 論 Ⅱ ( 成 人 ・ 内 科 系 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
疾 病 治 療 論 Ⅲ ( 成 人 ・ 外 科 系 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
疾 病 治 療 論 Ⅳ ( 高 齢 者 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
疾 病 治 療 論 Ⅴ ( 精 神 医 学 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
疾 病 治 療 論 Ⅵ ( 産 婦 人 科 学 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
ス
ト
レ
ス
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
臨
床
心
理
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
発
達
心
理
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
公
衆
衛
生
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
看
護
援
助
論
Ⅰ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
看
護
援
助
論
Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
精
神
看
護
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
ヘ ル ス ア セ ス メ ン ト Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
リ プ ロ ダ ク テ ィ ブ ・ ヘ ル ス Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅰ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
小
児
保
健
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
成
人
保
健
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
成
高
人
看
齢
護
援
者
助
看
論
護
Ⅰ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
ヘ ル ス ア セ ス メ ン ト Ⅲ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68
在
地
宅
域
看
看
護
護
概
学
概
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
フ レ ッ シ ュ セ ミ ナ ー Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
基
礎
看
護
学
実
習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76
看Ⅱ-1
科目名
担当責任者
田中秀幸
解剖学Ⅰ-Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
看護学の仕事は主に患者の健康を精神面また身体的にも回復を援助することにあるが、その最も基礎とな
るものは正常な人の身体の構造を説明できることである。解剖学では身体の臓器の位置や肉眼的な形態と組
織学的な微細構造を理解し、患者の看護の基礎とするものである。
授業の到達目標
教科書 医学書院 「解剖生理学」の講義に該当する解剖学的知識を覚え説明できる。
成績評価の方法および基準
期末試験の成績、授業内課題を総合的に評価する。
教科書
参考書
解剖生理学 系統看護学講座(坂井健雄、岡田隆夫
共著、医学書院)
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-2
解剖学Ⅰ-Ⅱ
№
実施日 組
1
4.8(金)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
消化器系(1)
口腔、咽頭、食道、上部消化管の種類と構造について説明できる。
4.15(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
消化器系(2)
胃、小腸、大腸胃から肛門までの消化管の種類、構造の特徴、腹腔
での位置などについて説明できる。
3
4.22(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
消化器系(3)
膵臓、肝臓、腹膜 肝臓、膵臓の構造と機能を関連づけて説明でき
る。また消化器と腹膜との関連を説明できる。
4
5.6(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
呼吸器系(1)
鼻腔、喉頭 鼻腔と喉頭の構造の特徴を説明できる。
5
5.13(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
呼吸器系(2)
気管、気管支、肺、縦隔 下部気道、肺について構造と機能を関連
づけて説明できる。
6
5.20(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
泌尿器系
腎臓と尿路 腎臓の構造と尿の生成にっいて説明できる。また尿管か
ら尿道にっいて男女を比較して説明できる。
7
5.27(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
生殖器系(1)
男性生殖器 男性の生殖器の特徴を説明できる。
8
6.3(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
生殖器系(2)
女性生殖器 女性の生殖器の種類と機能の関連について説明でき
る。
9
1
6.10(金)
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
神経系(1)
神経系の発生と基本構造を説明できる。
脳室系と髄膜について説明できる。
中枢神経の血管支配について概略を説明できる。
10
6.17(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
神経系(2)
脊髄と脊髄神経 脊髄の構造の特徴について説明できる。
脊髄神経の種類と走行について説明できる。
11
1
6.24(金)
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
神経系(3)
脳幹、小脳、脳神経 脳幹部の構造の特徴について説明できる。
小脳の構造と機能について説明できる。
脳神経の種類と働きについて説明できる。
12
7.1(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
神経系(4)
間脳、終脳 間脳の構造と機能について説明できる。
大脳、小脳の構造と機能について説明できる
13
7.8(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
神経系(5)
自律神経と神経伝導路 交感神経と副交感神経の構造と機能の違い
を説明できる。
神経の伝導路の基本について説明できる。
14
7.15(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
感覚器
眼と耳 眼球の構造について説明できる。
外耳、中耳、内耳の構造を述べることができる。
15
7.22(金)
1
1 田 中 秀 幸
2
講師
(医・解剖)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-3
科目名
担当責任者
有澤謙二郎
解剖学Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
選択
1単位
授業の概要
解剖見学を通して、人体はどのような組織や臓器から構成され、それぞれどのような働きをし、相互に関係し
ているのかを、肉眼解剖学的見地から理解させる。
授業の到達目標
解剖学の講義で得た臓器の位置、肉眼的な形態や組織学的な微細構造をさらに理解し実際の患者の看護
の基礎の基礎となる知識を説明できる。
成績評価の方法および基準
期末試験の成績に加え、授業内課題を総合的に評価する。
教科書
参考書
解剖生理学 系統看護学講座(坂井健雄、岡田隆夫
共著、医学書院)
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
実習には色鉛筆(数色程度)を用意すること。
解剖実習室(解剖見学)は白衣・上履きを着用のこと。
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-4
解剖学Ⅱ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
1
9.29(木)
助教
(医・解剖)
内蔵学実習(1)・・・心臓
1.出入りする血管と弁や心臓全体の構造を説明できる。
2.心臓壁の組織構造を説明できる。
2
1
10.6(木)
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
内蔵学実習(2)・・・消化器
1.顕微鏡の使い方を説明できる。
2.消化器系を構成する器官の名称と順番を説明できる。
3.消化管壁の基本構造を説明できる。
3
10.13(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
断面解剖実習(1)・・・胸部横断
1.胸部の内臓・脈管・神経・骨格系の立体配置を説明できる。
4
10.20(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
内蔵学実習(3)・・・泌尿器系
1.腎臓、尿管、膀胱の位置と構造が説明できる。
2.腎小体の構造が説明できる。
5
10.27(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
骨格筋実習(1)・・・筋組織
1.骨格筋組織と心筋組織、平滑筋組織の違いを説明できる。
2.骨格筋細胞の構造および横紋の名称を説明できる。
6
11.10(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
断面解剖実習(2)・・・腹部横断
1.腹部の内臓・脈管・神経・骨格系の立体配置を説明できる。
7
11.17(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
内蔵学実習(4)・・・生殖器系
1.女性生殖器の位置と構造が説明できる。
2.男性生殖器の位置と構造が説明できる。
8
11.24(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
神経系実習(1)・・・脳
1.皮質、髄質の構造が説明できる。
2.大脳、間脳、中脳、橋、延髄、小脳の位置を説明できる。
9
12.1(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
断面解剖実習(3)・・・頭部横断
1.頭部の構造の立体配置を説明できる。
10
1
12.8(木)
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
神経系実習(2)・・・脊髄
1.脊髄の構造を説明できる。
2.各部位の名称を説明できる。
(*10~14は5グループに分かれて週毎に交代しておこなう。)
11 12.15(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
骨学実習(1)・・・脊柱
1.椎骨の名称と特徴を説明できる。
2.脊柱の構造(椎骨の連続)が説明できる。
12 12.22(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
骨学実習(2)・・・骨盤
1.骨盤の構造、名称が説明できる。
2.骨盤の性差を説明できる。
13
1.5(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
骨学実習(3)・・・下肢の骨
1.大腿骨の名称を説明できる。
2.股関節、膝関節を説明できる。
14
1.12(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
解剖見学 ・・・・・解剖遺体の見学
1.内臓の位置と相互の関係を説明できる。
2.筋、神経、血管の走行を説明できる。
15
1.19(木)
1
5 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
講義の振り返り、習熟度確認
1
5 有澤謙二郎
2
行動目標
看Ⅱ-5
科目名
担当責任者
吉岡昇
生理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
生理学は、生命の理(ことわり)の学とあるように、生体の機能(働き)を明らかにする学問である。生体の正常
な機能を知ることは、その異常である病気を知るための基本となる。患者さんの看護について考えるためにも、
生理学は必要不可欠である。
授業の到達目標
生体の機能は巧妙に調節され個体の恒常性を維持している。生理学ではその機序(仕組み)について説明
できることを目標にする。
成績評価の方法および基準
期末試験の成績を重視するが、授業内課題も合わせて総合的に評価する。欠席・遅刻・早退は減点対象とな
る。
教科書
参考書
系統看護学講座 専門基礎1 人体の構造と機能[1]
解剖生理学(医学書院)
準備学修の内容
指定した教科書で予習し、概要の把握、専門用語の意味等の理解をしておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-6
生理学
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
4.6(水)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
生理学入門:神経と筋の細胞機能について説明できる。
KW: ニューロン、静止電位、活動電位、興奮伝導、シナプス伝達、
神経筋接合部、興奮収縮連関
2
4.13(水)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
神経系(1)中枢神経(脳・脊髄):脳および脊髄の機構を説明できる。
KW: 脊髄反射、脳幹、小脳、視床、視床下部、大脳新皮質、大脳基
底核
3
1
4.20(水)
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
神経系(2)抹消神経(脳神経・脊髄神経):脳神経および脊髄神経の
機能について説明できる。
KW: 皮膚支配域dematome、動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷走
神経
4
4.27(水)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
神経系(3)伝導路、特殊感覚、疼痛:下行伝導路および上行伝導路
について、各系の経路を覚え、それぞれの機能について説明できる。
KW: 錐体路、体性感覚、特殊感覚(視覚、聴覚、平衡覚)
5
1
5.11(水)
2 大 野 孝 恵
2
(医・生理)
神経系(4)高次機能、自律神経:高次機能および、自律神経機能に
ついて説明できる。
KW: 睡眠、記憶、前頭葉、海馬、意識障害、植物状態、脳死、交感神
経、副交感神経、自律神経節、ノルアドレナリン、アセチルコリン
6
1
5.18(水)
2 吉
2
(医・生理)
栄養の消化と吸収:消化管における栄養素の消化・吸収の仕組みを
説明できる。
KW: 咀嚼、嚥下、消化活動、栄養素の吸収、消化管ホルモン、
膵臓、肝臓 の機能
7
1
5.25(水)
2 吉
2
(医・生理)
心臓・循環(1):心臓の興奮と伝播および、心臓のポンプ作用につい
て説明できる。
KW: 刺激伝導系、歩調取り、興奮収縮連関、心電図、
心拍出量、フランク-スターリングの法則、心周期、圧-容積関係
8
6.1(水)
1
2 吉
2
(医・生理)
心臓・循環(2):血管系の機能および、循環の調節機能について説明
できる。
KW: 動脈、毛細血管、静脈、浮腫、血圧の維持機構、圧受容器反
射、自律神経調節、血管収縮物質、血管拡張物質
9
6.8(水)
1
2 吉
2
講師
(医・生理)
血液・体温:血液の各成分の働きについて説明できる。
体温の恒常性を維持する機構について説明できる。
KW: 血球、血漿、ヘマトクリット、ヘモグロビン、酸素解離曲線、血液
凝固、血液型、熱産生
岡
昇
10
6.15(水)
1
2 吉
2
岡
昇
講師
(医・生理)
呼吸:呼吸運動および、肺におけるガス交換について説明できる。
KW: 外呼吸、内呼吸、肺気量の区分、ガス分圧、血液によるガスの運
搬、呼吸の神経性調節
11
1
6.22(水)
2 吉
2
(医・生理)
体液:体液の電解質濃度、pHの恒常性を維持する機構について説明
できる。
KW: 体液量、水の出納、脱水、体液浸透圧、電解質の異常、
酸塩基平衡、アシドーシス、アルカローシス
12
7.6(水)
1
2 吉
2
講師
(医・生理)
腎臓:尿を産生する仕組みを説明できる。
KW:ネフロン、尿の生成、糸球体濾過、尿細管、再吸収、バソプレシ
ン、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系、クリアランス、排尿反
射
昇
13
7.13(水)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
内分泌(1)総論:ホルモンによる生体機能の調節全般について説明
できる。
KW: ホメオスタシス、ペプチド・ステロイド・アミノ型ホルモン
14
1
7.20(水)
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
内分泌(2)各論:各ホルモンの名称を覚え、生体機能に対する作用に
ついて説明できる。
KW: 視床下部ホルモン、下垂体前葉・後葉ホルモン、甲状腺ホルモ
ン、副甲状腺ホルモン、膵臓ホルモン、副腎皮質ホルモン、性ホルモ
ン
15
7.27(水)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
講義の振り返り、習熟度確認
岡
岡
岡
岡
岡
昇
昇
昇
昇
講師
講師
講師
講師
講師
看Ⅱ-7
科目名
担当責任者
前場良太
生化学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
生体がどのような化合物で成り立っていて、それらの化合物がどのようにつくられ、こわされて、生体の恒常
性が保たれているかについて、目に見えないところ、つまり分子レベルで学ぶのが「生化学」である。
授業の到達目標
まず、健康なからだがどのように機能し、維持され、調節されているかを正しく理解し、次に、そのしくみが破
綻した状態である病気がどのように生じるかを生化学的視点から考えられるようにする。さらに、臨床に広く応
用されている生化学検査の意味を理解し、将来における看護の実践に役立つ知識を身につけることを目標と
する。
成績評価の方法および基準
期末の筆記試験を中心に評価を行うが、授業内課題や授業中に随時行う小テスト・レポートなども考慮に入れ
る。
教科書
参考書
イラストでまなぶ生化学(医学書院) 著:前場良太
必要に応じ適宜プリント配布。
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-8
生化学
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
実施日 組
4.26(火)
5.10(火)
5.17(火)
5.17(火)
5.24(火)
5.24(火)
5.31(火)
6.7(火)
6.14(火)
6.21(火)
6.28(火)
時
限
名前
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
2 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
2 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
役職
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
所属
行動目標
(医・生化)
生体エネルギー
1.化学エネルギーについて理解する。
2.生体内でエネルギーがつくられる仕組みを理解する。
KW:化学エネルギー、酸化と還元、酸素、クエン酸回路、電子伝達
系と酸化的リン酸化、グルコース
(医・生化)
糖質および糖質代謝-1
1.糖質の種類と構造を理解する。
2.グルコースの代謝の概要を理解する。
KW:単糖、二糖・オリゴ糖、多糖、解糖、糖新生、グリコーゲンの合
成・分解
(医・生化)
糖質および糖質代謝-2
1.他の糖質代謝の概要を理解する。
2.血糖調節と糖尿病について説明できる。
KW:ペントースリン酸回路、グルクロン酸回路、糖鎖の合成・分解、血
糖、糖尿病
(医・生化)
脂質および脂質代謝-1
1.脂質の性質、種類、構造を理解する。
2.脂肪酸の合成・分解と肥満について説明できる。
KW:脂肪酸、中性脂肪、消化・吸収、脂肪酸の合成、β-酸化、ケト
ン体
(医・生化)
脂質および脂質代謝-2
1.脂質の機能と役割を理解する。
2.生体膜を構成する脂質について説明できる
KW:グリセロリン脂質、エイコサノイド、スフィンゴ脂質、コレステロー
ル、胆汁酸
(医・生化)
タンパク質およびアミノ酸代謝-1
1.アミノ酸の種類と構造を理解する。
2.タンパク質の構造と役割を理解する。
KW:アミノ基、カルボキシル基、両性電解質、必須アミノ酸、ペプチ ド
結合、一次・二次・三次・四次構造、αへリックス、βシート構造
(医・生化)
タンパク質およびアミノ酸代謝-2
1.アミノ酸代謝の概要を説明できる。
2.タンパク質の消化・吸収と代謝の概要を説明できる。
KW:アミノ基転移反応、α-ケト酸、糖原性・ケト原性アミノ酸、尿素回
路、生理活性アミン、窒素平衡、タンパク質消化酵素
(医・生化)
酵素
1.酵素の分類と性質を理解する。
2.酵素の疾患診断への応用や医薬品としての利用について説明
できる。
KW:基質特異性、触媒機構、補酵素、反応速度論、酵素阻害剤、
逸脱酵素、酵素診断、アイソザイム
(医・生化)
糖質・脂質・タンパク質複合体
1.リポタンパク質と脂質異常症、動脈硬化を説明できる。
2.糖タンパク質の構造と役割を理解する。
KW:キロミクロン、VLDL、LDL、HDL、動脈硬化、糖脂質、分泌タ
ンパク、膜タンパク、プロテオグリカン
(医・生化)
核酸およびヌクレオチド代謝
1.ヌクレオチド、DNA、RNAの構造を理解する。
2.核酸の合成および分解について説明できる。
KW:塩基、ヌクレオチド、DNA、RNA、二重らせん構造、新生経路、
再利用経路、尿酸、痛風
(医・生化)
遺伝子と遺伝情報の発現-1
1.遺伝子、染色体の構造と役割を理解する。
2.DNAの複製と損傷および修復機構を説明できる。
3.遺伝性疾患の概要を理解する。
KW:塩基配列、遺伝暗号、ゲノム、染色体、DNAポリメラーゼ、半保
存的複製、変異と進化、染色体異常、単一遺伝子異常、多遺伝子病
看Ⅱ-9
生化学
№
12
13
実施日 組
7.5(火)
7.12(火)
時
限
名前
1
3 前 場 良 太
2
1
3 前 場 良 太
2
役職
講師
講師
所属
行動目標
(医・生化)
遺伝子と遺伝情報の発現-2
1.遺伝子とタンパク質合成の関係を説明できる。
2.タンパク質合成の仕組みを理解する。
KW:転写、RNAポリメラーゼ、スプライシング、翻訳、リボソーム、転
写調節因子、遺伝子操作
(医・生化)
情報伝達
1.ホルモンの種類と制御のしくみを説明できる。
2.ホルモンの作用機構を理解する。
KW:水溶性ホルモン、ステロイドホルモン、放出ホルモン、刺激ホル
モン、細胞膜受容体、セカンドメッセンジャー、プロテインキナーゼ、リ
ン酸化
14
7.19(火)
1
3 前 場 良 太
2
講師
(医・生化)
細胞
1.細胞の構造と機能を説明できる。
2. 細胞周期と分化、癌化、再生医療について理解する。
3. 細胞死と老化について理解する。
KW:生体膜、核、ミトコンドリア、リボソーム、小胞体、ゴルジ体、リソ
ソーム、癌遺伝子、癌抑制遺伝子、ES細胞、iPS細胞、アポトーシス、
テロメア
15
7.26(火)
1
3 前 場 良 太
2
講師
(医・生化)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-10
科目名
担当責任者
斧康雄
微生物学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
講義は、細菌学、ウイルス学、真菌学、寄生虫学および免疫学の分野を範囲とする。
授業の到達目標
①細菌、真菌、ウイルス、リケッチア、スピロへ−タ、クラミジア、寄生虫(原虫)などからなる主要な病原微生物
の特徴、およびそれらが感染症の成立に果たす役割を説明できる。
②臨床各科において問題となる種々の感染症の病因論、病態の特徴、疫学と予防法、診断法 および治療法
に関する基礎知識を修得する。
③病原微生物の感染や腫瘍に対する生体防御に、またアレルギーや自己免疫疾患の成立に、免疫がどのよ
うに関与するかを説明できる。また各種疾病の免疫学的診断法についての基礎知識を修得する。
④医療関連感染症の発症要因・病原体・予防対策を説明できる。
成績評価の方法および基準
期末試験の成績を主とし、併せて授業内レポートの成績、授業内課題を勘案して最終評価とする。
教科書
参考書
教科書:全員購入すること
①南嶋洋一,吉田真一編 「系統看護学講座専門基
礎6 微生物学」11版 医学書院(2013)
②斧 康雄編「医療関連感染対策なるほどABC」改
訂2版 ヴァン メディカル(2013)
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ−11
微生物学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
1
4 鴨 志 田 剛
2
1
4.7(木)
2
1
4.14(木)
4 祖母井庸之
2
1
4 祖母井庸之
2
3
4.21(木)
4
1
4.28(木)
4 鴨 志 田 剛
2
5
6
7
8
5.12(木)
5.19(木)
5.26(木)
6.2(木)
1
4 鴨 志 田 剛
2
1
4 西
2
1
4 西
2
1
4 斧
2
田
田
康
智
智
雄
1
4 上田たかね
2
助教
講師
講師
助教
助教
助教
助教
教授
助教
所属
行動目標
(医・微生)
微生物学総論1.
1)微生物の種類と特徴,ヒトとの関わりを説明できる。
2)細菌,真菌の形態,特徴,分類を説明できる。
3)微生物と感染症の概略を説明できる。
(医・微生)
微生物学総論2
1)ウイルスの構造,機能,特徴,分類を説明できる。
2)感染の成立から,発症までのステップを説明できる。
3)細菌,真菌,ウイルスの病原因子,生体防御因子の説明できる。
(医・微生)
微生物学総論3
1)感染源と感染経路を説明できる。
2)感染症の予防法を説明できる。
3)滅菌と殺菌, 主な消毒薬について説明できる。
4)ワクチンによる予防法を説明できる。
(医・微生)
微生物学総論4
1) 感染症の診断法を説明できる。
2) 感染症の治療法を説明できる。
3) 主な抗菌薬,抗ウイルス薬,抗真菌薬を説明できる。
(医・微生)
免疫学
1)免疫に働く細胞とその作用について説明できる。
2)免疫細胞に働く化学伝達物質について説明できる。
3)液性免疫と細胞性免疫について説明できる。
4)アレルギー症状に関与する免疫反応を説明できる。
KW:サイトカイン,移植・癌免疫,花粉症,アレルギー
(医・微生)
微生物学各論1
1)主なグラム陽性球菌,グラム陰性球菌,グラム陰性好気性桿菌による
感染症を説明できる。
KW:黄色ブドウ球菌,MRSA,レンサ球菌,肺炎球菌,腸球菌,淋菌,
緑膿菌,レジオネラ,百日咳菌
(医・微生)
微生物学各論2
1)主な腸内細菌による感染症を説明できる。
2)ビブリオ属,ヘモフィルス属菌の感染症を説明できる。
3)カンピロバクターとヘリコバクター感染症を説明できる。
KW:大腸菌,赤痢菌,サルモネラ,コレラ菌,炭疽菌,インフルエンザ
菌,ヘリコバクター・ピロリ,乳酸菌
(医・微生)
微生物学各論3
1)抗酸菌による感染症を説明できる。
2)嫌気性菌による感染症を説明できる。
3)スピロヘータ感染症を説明できる。
KW:結核,非定型抗酸菌,破傷風,ボツリヌス菌,ガス壊疽,偽膜性
腸炎,梅毒,ライム病,レプトスピラ
(医・微生)
1)原虫の特徴を、他の病原微生物との違いから、説明できる。
2)病原原虫について、感染、伝播、防御、治療の各様式を説明
できる。
KW:赤痢アメーバ、ランブル鞭毛虫、膣トリコモナス、マラリア、
トキソプラズマ、クリプトスポリジウム など
9
6.9(木)
10
1
6.16(木)
4 斧
2
康
雄
教授
(医・微生)
微生物学各論4
1)マイコプラズマによる感染症を説明できる。
2)リケッチアによる感染症を説明できる。
3)クラミジアによる感染症を説明できる。
4)主な真菌と真菌症を説明できる。
11
6.23(木)
1
4 斧
2
康
雄
教授
(医・微生)
微生物学各論5
1)DNAウイルスによる感染症を説明できる.
KW:ヘルペス科ウイルス,天然痘,水痘,帯状疱疹,EBウイルス,
CMV,HHV6,カポジ肉腫,アデノウイルス,伝染性紅斑,天然痘
看Ⅱ−12
微生物学
№
12
13
実施日 組
6.30(木)
7.7(木)
時
限
1
4 斧
2
1
4 斧
2
名前
康
康
役職
雄
雄
教授
教授
所属
行動目標
(医・微生)
微生物学各論6
RNAウイルスによる感染症を説明できる(1)
KW:インフルエンザ,ムンプス,麻疹,RSウイルス,狂犬病,ポリオ,
コクサッキーウイルス,エンテロウイルス,ライノウイルス,風疹,
日本脳炎,黄熱,デング熱,SARS
(医・微生)
微生物学各論7
1) その他のRNAウイルスによる感染症を説明できる(2)
2) ヒト免疫不全ウイルスについて説明できる。
3) 肝炎ウイルスについて説明できる。
KW:ノロウイルス,ウイルス性出血熱,AIDS,HTLV-1,HAV, HBV,
HCV, 腫瘍ウイルス,プリオン
14
7.14(木)
1
4 斧
2
雄
教授
(医・微生)
医療関連感染
1)医療関連感染の発生要因を述べることができる。
2)MRSAが医療関連感染原因菌として重要な理由を述べることが
できる。
3)医療関連感染防止対策について述べることができる。
KW:医療関連感染,術後感染,
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA),結核,
緑膿菌,MDRP,薬剤耐性菌,手洗い,隔離と逆隔離,
咳エチケット,標準予防策,感染経路別予防策,N95マスク
15
7.21(木)
1
上田たかね
3
2
鴨 志 田 剛
助教
助教
(医・微生)
講義の振り返り、習熟度確認
康
看Ⅱ−13
科目名
担当責任者
青山晃治
薬理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
薬理学は基礎科目であるが、治療薬を扱うため、基礎医学でありながら臨床にも関連性が深い。 したがっ
て、疾患の病態生理も理解できるように講義を進める。記憶すべき薬物名は主要な薬に絞り、変遷の底に流
れる薬理学の基本概念の理解を重視する。
授業の到達目標
薬物療法の理論的根拠および生じうる副作用を理解するための基礎を造ることを大きな目標としている。
成績評価の方法および基準
評価は筆記試験(100%)によって行う。筆記試験は全講義終了後に1回行い、形式は選択問題である。
60点以上を合格とする。
教科書
参考書
教科書は薬理学(系統看護学講座専門基礎5、医学
書院)を使用する。
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-14
薬理学
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
9.28(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
総論1
薬の治療効果と毒性の考え方を述べることができる。
2
9.30(金)
1
1 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
総論2薬力学
薬が標的蛋白質に結合してから作用が発現するまでの過程を述べる
ことができる。
3
10.12(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
総論3薬物動態
薬が体内に入ってから出てゆくまでの過程を述べることができる。
4
10.19(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
末梢神経に作用する薬
交感神経系関連薬について説明することができる。
5
10.26(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
末梢神経に作用する薬
副交感神経系関連薬、筋弛緩薬、局所麻酔薬について説明すること
ができる。
6
11.2(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
中枢神経系に作用する薬1
全身麻酔薬、鎮静催眠薬、抗精神病薬、抗うつ薬、抗躁薬について
説明することができる。
7
11.9(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
中枢神経系に作用する薬2
パーキンソン病治療薬、抗てんかん薬、麻薬性鎮痛薬について説明
することができる。
8
11.16(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
循環系に作用する薬
抗不整脈薬、狭心症薬、利尿薬について説明することができる。
9
11.30(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
循環系に作用する薬
抗高血圧薬、うっ血性心不全治療薬について説明することができる。
10
12.7(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
内分泌。・代謝に作用する薬
高脂血症治療薬、性ホルモン関連薬、内分泌疾患治療薬について
述べることができる。
11 12.14(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
免疫系に作用する薬、炎症を抑制する薬
免疫系作用薬、抗炎症薬について述べることができる。
12 12.21(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
感染症治療薬
感染症治療薬について説明することができる。
13
1.4(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
抗がん薬
悪性腫瘍治療薬について説明することができる。
14
1.11(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
呼吸器・消化器に作用する薬
気管支喘息治療薬、消化性潰瘍治療薬について説明することができ
る。
15
1.16(月)
1
1 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-15
科目名
担当責任者
田中文彦
病理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
人体を構成する臓器組織の解剖・生理の理解をとおして、疾患の際に出現する解剖・生理学的変化を、疾患
の症候と関連させて学習する。各種疾患の病態を理解するにあたり、変性、壊死、炎症、腫瘍などの病理学的
概念を学び、臓器組織の基本的な肉眼的及び組織学的所見を学習する。
授業の到達目標
病理学は病気の学問です。とりわけ、
(1)病気にはどのようなものがあるか?
(2)その病気はどのような機序で発生したのか?
(3)目の前にある患者由来組織・細胞はどのような病気であるか?
の3点が、病理学で学ぶ主要な項目です。
病理学の14回の講義を受講すると、人の病気の全貌について、その大筋を理解できるようになります。
病気発生の機序の講義は、一般論(病理総論)と、特定の病気に限った各論の観点があります。時間の関係
で病理学の枠の講義では総論を主に扱い、消化器と呼吸器以外の各論は臨床科の講義の中で扱います。
加えて、病理学は、医療の現場の中で、病理診断というおおきな役割を果たしていますので、講義では、「医
療における病理学の役割」についても解説します。
成績評価の方法および基準
期末試験の成績(100%)で評価する。
教科書
参考書
ノートが中心です。
推薦する教科書:医学芸術社:病理学--疾患のなり
たちと回復の促進
準備学修の内容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-16
病理学
№
実施日 組
1
9.28(水)
時
限
名前
1
1 田 中 文 彦
2
1
1 田 中 文 彦
2
役職
所属
行動目標
教授
(医療・臨)
病理学入門
KW :ヒトの病気を種分けできる。先天異常・代謝障害、循環障害、
炎症、免疫病、感染症、腫瘍の概念を説明できる。
(医療・臨)
先天異常
KW:先天異常の成因を説明出来る。ダウン症候群、ターナー
症候群、マルファン症候群、家族性大腸腺腫症、赤緑色盲、
真性血友病、デュシェンヌ型筋ジストロフィー,先天性風疹
症候群を説明できる。
2
10.5(水)
3
1
10.12(水)
1 阿 曽 達 也
2
助教
(医・病理)
代謝障害1
KW:細胞の萎縮、変性、アポプトーシス、肥大、過形成、化生を
例をあげて説明出来る。胆石症について説明できる。黄疸に
ついて説明できる。
4
10.19(水)
1
1 阿 曽 達 也
2
助教
(医・病理)
代謝障害2
KW:糖尿病、痛風について説明できる。肝不全、腎不全について
説明できる。
5
1
10.26(水)
1 熊 谷 有 紗
2
講師
(非)
(医療・看)
炎症,免疫
KW: 炎症の定義、炎症細胞、炎症の種類について説明できる。
液性免疫と細胞性免疫、アレルギー、免疫不全、自己免疫疾患、
移植拒絶反応について説明できる。
(医療・看)
感染症
KW:ぶどう球菌、溶連菌、 MRSA、H. pylori、カンジダ、クラミジア、
インフルエンザウイルス、肝炎ウイルス、エイズウイルスについて
説明できる。敗血症について説明できる。肉芽と肉芽腫の相違
を説明できる。
1
1 熊 谷 有 紗
2
教授
講師
(非)
6
11.2(水)
7
1
11.9(水)
1 齋 藤 光 次
2
講師
(医・病病)
循環障害1
KW:鬱血、浮腫について説明できる。ショックについて説明できる。
血栓症、塞栓症、梗塞を説明できる。動脈硬化を説明できる。
心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、肺梗塞を説明できる。
8
11.16(水)
1
1 東海林琢男
2
講師
(医・病病)
循環障害2
KW:代表的な心奇形を説明できる。細菌性心内膜炎を説明できる。
心筋症を説明できる。
9
1
11.30(水)
1 菊 地 良 直
2
助教
(医・病理)
腫瘍1
KW:腫瘍の定義、癌の定義、良性腫瘍と悪性腫瘍の相違、
癌と肉腫の相違について説明できる。癌の浸潤、転移について
例をあげて説明できる。
10
12.7(水)
1
1 菊 地 良 直
2
助教
(医・病理)
腫瘍2
KW:腫瘍の発生機序について説明できる。わが国における主要な
癌の種類と、近年の傾向について説明できる。
11 12.14(水)
1
1 熊 谷 有 紗
2
講師
(非)
(医療・看)
消化器疾患各論
KW:食道癌,胃癌,大腸癌について説明できる。胃潰瘍、胃炎、
H. pylori感染症について説明できる。
12 12.21(水)
1
1 菊 地 良 直
2
助教
(医・病理)
泌尿器疾患各論
KW:糸球体腎炎,、腎盂腎炎、腎癌、膀胱癌について説明できる。
13
1.4(水)
1
1 菊 地 良 直
2
助教
(医・病理)
肝・胆・膵疾患各論、まとめ:医療における病理学
KW:肝炎、肝硬変症、肝臓癌を説明できる。胆石、胆嚢炎、膵炎、膵
臓癌を説明できる。医療の中で病理学が果たす役割を説明できる。
14
1.11(水)
1
1 田 中 文 彦
2
教授
(医療・臨)
呼吸器疾患各論
KW:気管支肺炎、大葉性肺炎、肺結核、肺線維症、珪肺、肺癌、
中皮腫について説明できる。
15
1.18(水)
1
1 教務担当教員
2
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-17
科目名
担当責任者
前場良太
臨床栄養学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
現代は飽食の時代とも呼ばれ、栄養の過剰や偏食による生活習慣病や栄養障害が蔓延している。
一生を健康に過ごす ためには、正しい生活習慣を身につけ、日常生活における栄養バランスに配慮する必
要がある。 そのためには科学的な知識に基づいた栄養学を学ぶことが大切である。
また、看護の場では、世間に氾濫している栄養情報の中から真に正しい情報を選び出し、役立てていくこと
も求められる。
本科目では栄養学の学習を通して、栄養素が生体にもたらす諸機能を分子レベルで理解すると同時に、実
際の看護に役立つ栄養学を身に付けることを教育目標とする。
授業の到達目標
本科目では栄養学の学習を通して、栄養素が生体にもたらす諸機能を分子レベルで理解すると同時に、実
際の看護に役立つ栄養学を身に付けることを教育目標とする。
成績評価の方法および基準
期末の筆記試験を中心に評価を行うが、出授業内課題や授業中に随時行う小テスト・レポートなども考慮に入
れる。
教科書
参考書
系統看護学講座 専門基礎分野3 人体の構造と機
能[3]栄養学(医学書院)
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-18
臨床栄養学
時
限
№
実施日 組
1
1
4.11(月)
2 前 場 良 太
2
講師
(医・生化)
栄養学総論
1.栄養学を学ぶ意義を説明できる。
2.食生活,食文化を栄養学の観点から考察できる。
KW:栄養と栄養素,人間栄養学
2
4.22(金)
1
2 前 場 良 太
2
講師
(医・生化)
栄養状態の評価と判定法(栄養アセスメント)
1.栄養アセスメントの目的を説明できる。
2.栄養アセスメントの方法を説明できる。
KW:臨床診査,身体計測,臨床検査,食事調査
3
1
4.25(月)
2 前 場 良 太
2
(医・生化)
栄養素の種類と働き1
1.3大栄養素の種類と働きを説明できる。
KW:炭水化物(糖質,食物繊維),脂質(コレステロール,中性脂肪,
必須脂肪酸),タンパク質(必須アミノ酸,窒素出納,アミノ酸スコア)
(医・生化)
栄養素の種類と働き2
1.ビタミンとミネラルの種類と働きを説明できる.
KW:水溶性ビタミン(ビタミンB1,B2,B6,B12,C,ナイアシン,葉酸,
パントテン酸,ビオチン),脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K,),必
須微量元素,欠乏症,過剰症,催奇形性
(医・生化)
エネルギー代謝
1.3大栄養素のエネルギーを説明できる.
2.体内でのエネルギー代謝を理解し、エネルギー消費量を説明でき
る。
KW:アトウオーター指数,エネルギー平衡,基礎代謝量(BMR),活
動代謝量,動作強度(Af),
(医・生化)
栄養素の消化吸収1
1.糖質とタンパク質の消化吸収を説明できる。
KW:消化酵素(アミラーゼ,マルターゼ,イソマルターゼ,スクラーゼ,
ラクターゼ,ペプシン,トリプシン,キモトリプシン,ペプチダーゼ),ホ
ルモン(ガストリン,セクレチン,コレシストキニン),小腸管腔内消化と
膜消化,輸送体(GLUT,アミノ酸輸送体,ペプチド輸送体)
(医・生化)
栄養素の消化吸収2
1.脂質の消化吸収を説明できる。
KW:リパーゼ,コリパーゼ,胆汁酸,トリグリセリド,モノグリセリド,脂肪
酸,カイロミクロン,リンパ管
(医・生化)
栄養素の体内代謝
1.肝臓の働き(栄養素の代謝,解毒作用)を説明できる。
2.腎臓の働き(代謝産物の排泄)を説明できる。
KW:異化作用,同化作用,抱合反応,胆汁酸,ビリルビン,血漿タン
パク質,ネフロン,糸球体,尿細管
(医・生化)
カルシウムと鉄の代謝
1.カルシウムの役割および代謝調節について説明できる。
2.鉄の吸収・代謝経路と欠乏による病態との関連付けができる。
KW:骨代謝,副甲状腺ホルモン,ビタミンD,血液凝固,ヘモグロビ
ン,フェリチン,トランスフェリン,鉄欠乏性貧血
(医・生化)
ライフステージと栄養1
1.乳児期から青年期までの栄養補給の特徴と注意点を説明できる。
KW:吸せつ反射,嚥下反射,溢乳,母乳栄養,人工栄養,離乳食,
先天性代謝異常,低栄養,脱水症,スキャモンの発育曲線,食育,肥
満,るい痩(やせ),第二次性徴,摂食障害
(医・生化)
ライフステージと栄養2
1.成人期から老年期までの栄養補給の特徴と注意点を説明できる。
KW:健康日本21,妊娠,授乳,エストロゲン,更年期障害,生活習慣
病,咀嚼機能,嚥下機能,萎縮性胃炎,低栄養,クワシオルコル,マ
ラスムス,脱水症,褥瘡,
4
5
5.2(月)
5.9(月)
名前
1
2 久 樹 晴 美
2
1
2 久 樹 晴 美
2
1
2 前 場 良 太
2
6
5.16(月)
7
1
5.23(月)
2 前 場 良 太
2
8
9
10
11
5.30(月)
6.7(火)
6.13(月)
6.20(月)
1
2 久 樹 晴 美
2
1
2 前 場 良 太
2
1
2 前 場 良 太
2
1
2 前 場 良 太
2
役職
講師
助教
助教
講師
講師
助教
講師
講師
講師
所属
行動目標
看Ⅱ-19
臨床栄養学
時
限
№
実施日 組
12
1
6.28(火)
2 前 場 良 太
2
13
7.4(月)
名前
1
2 前 場 良 太
2
役職
講師
講師
所属
行動目標
(医・生化)
病院食と疾患別食事療法1
1.病院食の意義を説明できる。
2.疾患と食事療法の対応を説明出来る。
KW: 一般食と特別食、循環器疾患食、消化器疾患食
(医・生化)
疾患別食事療法2と栄養補給法
1.疾患と食事療法の対応を説明出来る。
2.栄養補給法の種類と適応、問題点を説明できる。
KW: 栄養・代謝疾患食、腎臓疾患食、血液疾患食、食物アレルギー
食、経腸栄養法、静脈栄養法
14
7.12(火)
1
2 前 場 良 太
2
講師
(医・生化)
食品の種類と生活習慣病予防
1.食品の分類と栄養学的意義を説明できる。
2.生活習慣病予防を目的とした食事摂取のあり方を説明できる。
KW: 日本人の食事摂取基準,保健機能食品、生活習慣病,メタボ
リックシンドローム
15
7.25(月)
1
2 前 場 良 太
2
講師
(医・生化)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-20
科目名
担当責任者
三牧正和
疾病治療論Ⅰ(小児)
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
小児の生活への援助の根拠として、健康な小児期の解剖・生理学的特徴と成長・発達による機能の変化の
知識が必要となる。その知識を基盤に、疾病をもつ小児の病態生理とその治療の特徴を理解する。
授業の到達目標
「小児は小さな大人ではない」という考えのもと、小児期の特徴を理解することが最も大切である。その上
で、小児の正常発育・発達とその異常による疾病を理解し、看護法を習得する。
①受精から胎児を経て新生児にいたる過程、その過程における異常、発症する代表的な疾患を説明できる。
②0歳から思春期にいたる小児の正常な成長・発達を説明できる。
③その過程で生じる代表的な疾患について説明できる。
④医療行為や疾病による苦痛が小児に与える影響を理解し、それに応じた適切な看護法を習得する。
⑤患者家族に対する影響を理解し、適切な対応法を習得する。
成績評価の方法および基準
試験の成績、および授業内課題をもとに総合的に評価する。おおむね、試験8割、その他2割と考えてよい。
教科書
参考書
小児臨床看護各論-小児看護学②(系統看護学講
座専門分野Ⅱ),医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-21
疾病治療論Ⅰ(小児)
時
限
№
実施日 組
1
9.27(火)
1
4 小 林 茂 俊
2
2
10.4(火)
1
4 小 川 英 伸 准教授 (医・小児)
2
1)低身長症の原因、鑑別診断法、対応について説明できる。
2)小児の主な内分泌疾患の病態・診断・治療について説明できる。
KW:成長ホルモン分泌不全症、クレチン症、副腎皮質過形成症、
ターナー症候群、プラダーウィリー症候群
3
10.11(火)
1
4 赤 松 智 久
2
助教
(医・小児)
出生の適応(新生児期の特徴)と取り扱いを説明できる。出生の適応
障害(低出生体重児や呼吸障害等)とその管理法を説明できる。
4
10.18(火)
1
4 赤 松 智 久
2
助教
(医・小児)
先天異常について説明できる。(染色体異常・奇形症候群・先天感
染・母体疾患による胎児異常・母体投与薬剤による胎児異常)
5
1
10.25(火)
4 豊 田 彰 史
2
講師
(医・小児)
循環器疾患(先天性心疾患・不整脈):胎児循環について説明でき
る。先天性心疾患のうち代表的なチアノーゼ性心疾患、非チアノーゼ
性心疾患とその検査について説明できる。小児の心電図の特徴、代
表的な不整脈について説明できる。KW:先天性心疾患、小児心電
図、心エコー、ドプラ
6
11.1(火)
1
4 小 林 茂 俊
2
教授
(医・小児)
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、薬剤アレルギー、アナフィラキシー
などの各種アレルギー疾患の病態・診断・治療について説明できる。
特に気管支喘息については患者の重症度を把握できるようにする。
7
11.4(金)
1
4 中 村 明 夫
2
講師
(非)
(医・小児)
小児に代表的な腎泌尿器疾患および消化器疾患の病態、診断、治
療を説明できる。
8
11.8(火)
1
4 小 林 茂 俊
2
教授
(医・小児)
小児期にみられる膠原病および原発性免疫不全症について説明で
きる。その中でも川崎病・若年性特発性関節炎は小児期に特有の疾
患であり重要である。
9
11.22(火)
1
4 小 山 隆 之
2
講師
(医・小児)
麻疹・水痘・風疹・ムンプスなど主なウイルス感染症の病態・治療・予
防について説明できる。現行のワクチン接種の概要を把握する。
10 11.29(火)
1
4 小 山 隆 之
2
講師
(医・小児)
細菌性髄膜炎・感染性心内膜炎・呼吸器感染症など主な臓器感染
症の病態・治療・予防について説明できる。
11
1
4 疋 田 敏 之
2
助教
(非)
(医・小児)
神経筋疾患のなかで神経系の奇形、てんかん、熱性痙攣、中枢神経
感染症、進行性筋ジストロフィー、重症筋無力症などについて病態、
治療、看護について説明できる。
12.6(火)
名前
役職
所属
教授
(医・小児)
行動目標
小児治療学総論ー小児の特徴:成長、発達、(発育)の概念について
説明できる。小児における成長、発達、栄養、保健、予防接種につい
て説明できる。KW:成長、発達、小児栄養、小児保健、予防接種
12 12.14(水)
1
5 児 玉 浩 子
2
講師
(非)
(医療・看)
1)新生児マススクリーニングについて説明できる。
2)主な先天性代謝異常症、糖尿病の病態・診断・治療について説明
できる。
KW:新生児マススクリーニング、フェニールケトン尿症、ウィルソン病、
糖原病、糖尿病
13 12.20(火)
1
4 中村こずえ
2
講師
(医・小児)
貧血、白血病、出血性疾患(血友病、特発性血小板減少性紫斑病な
ど)、小児に特有な固形腫瘍(神経芽腫など)の病態・診断・治療につ
いて説明できる。特に成人との違いを説明できる。
14
1.13(金)
1
1 藤 井 靖 史
2
臨床
教授
(医・小児)
代表的な発達障害、神経症、心身症について説明できる。Key
words: 精神運動発達遅滞、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障
害、不登校、虐待
15
1.17(火)
1
3
2
未定
まとめと評価、総復習
看Ⅱ-22
科目名
担当責任者
滝川一
疾病治療論Ⅱ(成人・内科系)
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
2単位
授業の概要
循環器、呼吸器、血液、消化器、内分泌・代謝疾患、腎・泌尿器、アレルギー・自己免疫・膠原病、脳・神
経、感染症の代表的な疾患について、病因、疫学、病態生理、臨床症状、診断、内科的治療を中心とした治
療法、予後など基礎的な知識を学習する。
授業の到達目標
①内科系が取り扱う疾患を理解し、その病態病理を説明できる。
②内科系疾患の診療の仕方を説明できる。
③内科系疾患の治療法について説明できる。
④上記のことを踏まえて、内科系疾患におけるインフォームドコンセントの重要性を説明できる。
成績評価の方法および基準
授業内課題を30%、試験で70%と配分する。
教科書
参考書
①系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学2,呼吸
器,医学書院
②系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学3,循環
器,医学書院
③系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学4,血
液・造血器,医学書院
④系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学5,消化
器,医学書院
⑤系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学6,内分
泌・代謝,医学書院
⑥系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学7,脳・
神経,医学書院
⑦系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学8,腎・
泌尿器,医学書院
⑧系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学11,ア
レルギー 膠原病 感染症,医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-23
疾病治療論Ⅱ(成人・内科系)
時
限
№
実施日
組
名前
1
4.7(木)
1
2 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
総論(1) がん治療について説明できる。
2
4.14(木)
1
2 黛 芽 衣 子
2
助教
(医・緩和)
総論(2) 緩和医療について説明できる。
3
4.21(木)
1
2 新 井 秀 宜
2
講師
(医・内科)
呼吸器系(1) 呼吸器感染症について説明できる。
4
4.28(木)
1
2 倉持美知雄
2
助教
(医・内科)
呼吸器系(2) 呼吸不全について説明できる。
5
5.12(木)
1
2 長 瀬 洋 之 准教授 (医・内科)
2
呼吸器系(3) 閉塞性肺疾患(COPDと気管支喘息)について説明で
きる。
6
5.18(水)
1
3 興 野 寛 幸
2
助教
(医・内科)
循環器系(1) 虚血性心疾患(高血圧症を含む)について説明でき
る。
7
5.26(木)
1
3 渡
2
至
助教
(医・内科)
循環器系(2) 心不全・不整脈について説明できる。
8
6.2(木)
1
2 松村喜一郎
2
教授
(医・神内)
神経系(1) 中枢神経系の感染症について説明できる。
9
6.9(木)
1
2 松村喜一郎
2
教授
(医・神内)
神経系(2) 免疫性疾患について説明できる。
10
6.16(木)
1
2 片 岡 明 久
2
助教
(医・内科)
循環器系(3) 心筋症・心内膜炎について説明できる。
11
6.23(木)
1
2 松村喜一郎
2
教授
(医・神内)
神経系(3) 神経変性・脱髄性の疾患(筋ジストロフィー、ALS含む)に
ついて説明できる。
12
6.30(木)
1
2 横 山 直 之 准教授 (医・内科)
2
循環器系(4) 動脈硬化症(閉塞性動脈硬化症含む)について説明
できる。
13
7.4(月)
1
4 松 尾 琢 二
2
造血器系(1) 造血器の腫瘍について説明できる。
14
7.14(木)
1
2 大
2
井
淳
15
7.19(火)
1
2 山
2
本
義
16
7.28(木)
1
2
2
雄
役職
未定
助教
所属
(医・内科)
病院
(医・内科)
准教授
助教
(医・救急)
行動目標
造血器系(2) 貧血について説明できる。
造血器系(3) 出血傾向、凝固・線溶系の異常について説明できる。
前期講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-24
疾病治療論Ⅱ(成人・内科系)
時
限
№
実施日
組
名前
17
9.29(木)
1
2 山 本 貴 嗣 准教授 (医・内科)
2
消化器系(1) 消化管の炎症・潰瘍について説明できる。
18
10.18(火)
1
1 石 川 敏 夫
2
教授
(医・内科)
内分泌・代謝(1) 内分泌系の疾患(下垂体、甲状腺、副腎)①につ
いて説明できる。
19
10.27(木)
1
2 喜 多 宏 人
2
教授
(医・内科)
消化器系(2) 消化管の腫瘍について説明できる。
20
11.8(火)
1
1 石 川 敏 夫
2
教授
(医・内科)
内分泌・代謝(2) 内分泌系の疾患(下垂体、甲状腺、副腎)②につ
いて説明できる。
21
11.15(火)
1
4 高 森 頼 雪
2
講師
(医・内科)
消化器系(3) 肝炎、肝硬変について説明できる。
22
11.17(木)
1
2 相 磯 光 彦
2
講師
(医・内科)
消化器系(4) 胆嚢、膵臓の疾患(内科的治療を要するもの)につい
て説明できる。
23
11.24(木)
1
2 熊 谷 天 哲
2
講師
(医・地域
医療支援)
腎・泌尿器(1) 腎不全について説明できる。
24
11.29(火)
1
1 江 藤 一 弘
2
教授
(医・内科)
内分泌・代謝(3) 糖尿病①(病態、検査、診断)について説明でき
る。
25
12.1(木)
1
2 藤 垣 嘉 秀
2
病院
教授
(中央機
器)
26
12.6(火)
1
1 真 下 大 和
2
助教
(医・内科)
内分泌・代謝(4) 糖尿病②(治療、急性・慢性合併症)について説
明できる。
27
12.8(木)
1
2 木
2
誠
教授
(医・内科)
内分泌・代謝(5) 脂質異常症、肥満、メタボリックシンドロームにつ
いて説明できる。
28
12.15(木)
1
2 太 田 康 男
2
教授
(医・内科)
免疫系(1) 免疫不全(HIV感染症含む) について説明できる。
29
12.22(木)
1
2 山 口 正 雄
2
教授
(医・内科)
免疫系(2) アレルギー疾患(花粉症、蕁麻疹、アナフィラキシー、接
触皮膚炎を含む)について説明できる。
30
1.5(木)
1
2 浅 子 来 美
2
助教
(医・内科)
免疫系(3) 膠原病(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、シェーグ
レン症候群含む)について説明できる。
31
1.12(木)
1
2 妹 尾 和 憲
2
助教
(医・内科)
感染症(1) 感染症の主要症状と検査、敗血症、SIRS、院内感染症
対策について説明できる。
32
1.13(金)
1
4 藤 﨑 竜 一 准教授
2
33
1.20(金)
1
4
2
下
役職
未定
所属
(医療
・スポ医)
行動目標
腎・泌尿器(2) 腎炎について説明できる。
感染症(2) 細菌感染症、ウイルス感染症について説明できる。
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-25
科目名
担当責任者
川村雅文
疾病治療論Ⅲ(成人・外科系)
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
2単位
授業の概要
手術侵襲と生体反応、手術・手術後の合併症、体液管理などの外科総論と麻酔学総論を学び、その後各論
として、循環器血管系、呼吸器系、消化器系、運動器系の外科的治療の概要について学習する。
授業の到達目標
総論では、手術・手術後の合併症・生体の損傷、炎症と感染・腫瘍などを説明できる。
各論では、循環器・呼吸器・消化器・乳腺・内分泌など、外科治療の対象となる主な疾患について、病因・疫
学・病態生理・臨床症状・診断・外科的治療・予後について基礎的な知識を説明できる。
成績評価の方法および基準
筆記試験と授業内課題から判断する。
教科書
参考書
1.系統看護学講座 別巻,臨床外科看護総論,医学
書院
2.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学2,呼吸
器,医学書院
3.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学3,循環
器,医学書院
4.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学5,消化
器,医学書院
5.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学6,内分
泌・代謝,医学書院
6.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学7,脳・
神経,医学書院
7.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学8,腎・
泌尿器,医学書院
8.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学9,女性
生殖器,医学書院
9.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学10,運
動器,医学書院
10.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学12,皮
膚,医学書院
11.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学13,
眼,医学書院
12.系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看護学14,耳
鼻咽喉,医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-26
疾病治療論Ⅲ(成人・外科系)
№
実施日 組
1
4.6(水)
2
時
限
名前
役職
所属
1
3 宮 澤 幸 久
2
教授
(医療・臨)
総論(1)
外科系疾患総論
4.11(月)
1
3 井 上 幹 也
2
講師
(医・外科)
総論(2)
外科系疾患、小児外科についてについて学ぶ
3
4.20(水)
1
3 松 山 重 文
2
講師
(医・心外)
総論(3)
手術侵襲と生体反応・体液管理(輸液療法含む)について説明でき
る。
4
4.27(水)
1
3 澤
2
助教
(医・麻酔)
総論(4)
麻酔の種類と生体への影響について説明できる。
5
5.11(水)
1
3 稲
2
6
5.17(火)
1
5 福 島 亮 治
2
教授
(医・外科)
総論(6)
栄養管理について説明できる。
7
5.31(火)
1
1 時
2
講師
(医・整形)
運動器系(1)
骨折、骨の疾患について説明できる。
8
6.1(水)
1
3 新 見 正 則 准教授 (医・外科)
2
総論(7)
臓器移植、再生医療について説明できる。
9
6.14(火)
1
1 時
2
運動器系(2)
関節の疾患について説明できる。
10
6.15(水)
1
3 松 谷 哲 行 准教授 (医・外科)
2
呼吸器系
肺がんと気胸について説明できる。
11
6.21(火)
1
1 時
2
暢
講師
(医・整形)
運動器系(3)
脊椎の疾患について説明できる。
12
6.21(火)
1
5 福 島 亮 治
2
教授
(医・外科)
消化器系(1)
上部消化管の疾患(食道、胃、十二指腸)について説明できる。
13
7.4(月)
1
3 今水流智浩
2
講師
(医・心外)
循環器系(1)
大動脈瘤、動脈疾患、静脈疾患の概要を理解する。心臓大血管に対
する手術の特殊性と、人工心肺の構造を理解する。
14
7.6(水)
1
1 飯
2
充
講師
(医・心外)
循環器系(2)
弁膜疾患と冠動脈疾患の代表的疾患を挙げて、外科的治療の概要
を説明できる。
15
7.13(水)
1
3 野澤慶次郎
2
講師
(医・外科)
消化器系(2)
下部消化管の疾患(小腸、大腸)について説明できる。
16
7.22(金)
1
3
2
井
葉
崎
崎
崎
田
淳
毅 准教授 (医・外科)
暢
暢
未定
講師
(医・整形)
行動目標
総論(5)
外科的感染症の予防と制御が重要であることと、その具体的方法に
ついて説明できる。
前期まとめ、総復習
看Ⅱ-27
疾病治療論Ⅲ(成人・外科系)
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
教授
(医・外科)
17
9.26(月)
1
2 佐 野 圭 二
2
18
10.3(月)
1
2 三 浦 文 彦 准教授 (医・外科)
2
消化器系(4) 胆嚢・膵臓の疾患(外科的治療を要するもの)
1.胆嚢、膵臓の代表的な疾患を理解する。
2.疾患の頻度、成因、症状、診断、治療(外科治療)、予後などにつ
いて理解する。
19 10.24(月)
1
2 村 田 宣 夫
2
消化器系(5)
食道の疾患(外科的治療を要するもの)について説明できる。
20 10.31(月)
1
2 大 山 健 一 准教授 (医・脳外)
2
神経系(1)
脳血管疾患について説明できる。
21
11.7(月)
1
2 田 中 純 一
2
助教
(医・脳外)
神経系(2)
中枢神経系の腫瘍について説明できる。
22 11.18(金)
1
1 鈴 木 康 隆
2
助教
(医・脳外)
神経系(3)
頭部外傷について説明できる。
23 11.21(月)
1
2 石 川 武 子
2
助教
(医・皮膚)
感覚器系(1)
皮膚障害について説明できる。
24 11.28(月)
1
2 郷 家 和 子
2
講師
(非)
(医療・視)
感覚器系(2)
視覚障害の原因・疾患および視覚補助具の知識を有する。
25
12.5(月)
1
1 武 茂 高 至
2
助教
(医・耳鼻)
感覚器系(3)
聴覚・平衡感覚障害、嗅覚・味覚障害について説明できる。
26
12.5(月)
1
2 木 村 将 貴
2
講師
(医・泌尿)
腎・泌尿器系
腎臓・膀胱の腫瘍・通過障害、前立腺の炎症・腫瘍について説明でき
る。
27 12.12(月)
1
2 坂 本 哲 也
2
教授
(医・救急)
災害・救急医療(1)
救命救急医療について説明できる。
28 12.19(月)
1
2 石 川 秀 樹
2
講師
(医・救急)
災害・救急医療(2)
災害医療について説明できる。
29
1.6(金)
1
4 神 野
2
浩 光
教授
(医・外科)
生殖器系
乳腺の疾患について説明できる。
30
1.16(月)
1
2
2
未定
教授
(医療・
スポ医)
行動目標
消化器系(3)
肝臓の疾患(外科的治療を要するもの)について説明できる。
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-28
科目名
担当責任者
園生雅弘
疾病治療論Ⅳ(高齢者)
標準履修年次
必修選択別
単位数
2
必修
1単位
授業の概要
加齢に伴う生理機能の変化と主な老年病の病態、診断、治療を学習させる。 1)老化諸説と老化の機序
2)加齢に伴う生理機能の変化 3)高齢者の薬物療法 4)主な老年病の病因、病態、診断、治療
授業の到達目標
急激に進む高齢者社会の現況を把握し、高齢者にみられる生理的加齢変化と身体的および心理的問題点
を説明できる。
成績評価の方法および基準
2/3以上の出席と最終試験で60点以上の両者をクリアすること。
教科書
参考書
教科書;系統看護学講座 専門21 老年看護 病
態・疾患論 医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-29
疾病治療論Ⅳ(高齢者)
時
限
№
実施日 組
名前
役職
1
1
9.30(金)
2 西
2
2
谷
肇
講師
(非)
(医療・臨)
高齢者の医療情報収集時および評価時の注意点がわかる。
検査値の読み方がわかる。
・加齢に伴う臨床検査値の変化
・検査値の解釈
10.7(金)
1
2 神 谷 久 雄
2
講師
(非)
(医療・看)
高齢者医療と加齢変化について説明できる。
3
10.14(金)
1
2 神 谷 久 雄
2
講師
(非)
(医療・看)
高齢者の症候について説明できる。
4
10.21(金)
1
2 松村喜一郎
2
教授
(医・神内)
高齢者の精神・神経疾患について説明できる。
5
10.28(金)
1
2 小
2
6
11.4(金)
1
2 横 山 直 之 准教授 (医・内科)
2
7
1
11.11(金)
2 山 口 正 雄
2
教授
(医・内科)
高齢者の呼吸器疾患について説明できる。
*高齢者の呼吸器の特徴について説明できる。
*高齢者に多い呼吸器疾患について説明できる。
*高齢者の呼吸器疾患看護上の留意点について説明できる。
8
11.15(火)
1
3 阿部浩一郎
2
助教
(医・内科)
高齢者の消化器疾患について説明できる。
9
1
11.25(金)
2 原
2
高齢者の代謝内分泌疾患
・高齢者における代謝内分泌の変化について知る。
・高齢者特有の代謝内分泌疾患にはどのようなものがあるかを知る。
・高齢者の糖尿病の治療法と治療に際する注意点について知る。
林
行動目標
高齢者特有の骨折にはどんなものがあるかを知る。
そのうち頻度の高い大腿骨頚部・転子部骨折の診断、治療、看護に
ついて理解する。
誠 准教授 (医・整形)
高齢者の循環器疾患について説明できる。
純
教授
(医・4内)
10 11.29(火)
1
3 白 石 武 司
2
助教
(医・地域
医療支援)
11
1
3 河
2
12.9(金)
眞
所属
野
肇 准教授 (医・内科)
高齢者の腎泌尿器疾患について説明できる。
高齢者に多い膠原病・血液疾患を列挙できる。
高齢者における膠原病・血液疾患の治療の注意点を述べる事ができ
る。
12 12.16(金)
1
2 高 田 健 之
2
助教
(医・耳鼻)
高齢者の頭頸部口腔疾患について説明できる。
13
1.6(金)
1
2 斧
2
雄
教授
(医・微生)
高齢者の感染症について説明できる。
・高齢者の感染症の特徴を理解する。
・高齢者に多い感染症の診断と治療を理解する。
14
1.13(金)
1
2 松村喜一郎
2
教授
(医・神内)
高齢者の治療について説明できる。
15
1.20(金)
1
2
2
康
未定
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-30
科目名
担当責任者
林直樹
疾病治療論Ⅴ(精神医学)
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
精神医学は、人間のこころを医学という経験科学の立場から扱う領域である。精神科医療では、従来から蓄
積されてきた精神医学的研究に基づいて精神疾患の診断・治療が行われている。近年ではさらに、神経科
学、脳科学の急速な発展を基礎として、多くの変革が進行しつつある。他方そこには,患者を理解し、医療を
実践する上で「共感」や「関わり方」が重視されるといった特徴がある。このような精神科医療におけるセンス
は、すべての医学領域で活かされるべき基本的要素である。
授業の到達目標
授業の目標は、精神科医療の基本となる精神医学の基本的知識について学び、その臨床的応用や精神科
医療についての見識を深め、説明できることである。
成績評価の方法および基準
筆記試験 80%、授業内課題20%
教科書
参考書
天賀谷隆,田中隆志,林 直樹,吉川隆博執筆 新看
護学15精神疾患 第3版,医学書院,東京,
2014.01.06
準備学修の内容
指定した教科書などで次回授業のテーマ(題名)、キーワード(KW)にいての概略をつかんでおくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-31
疾病治療論Ⅴ(精神医学)
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
1
9.29(木)
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学総論 1
脳のおおまかな構造と機能・脳の構造と精神機能の関係を説明で
きる。
付録:精神医学の歴史 古代・中世・近世
2
10.6(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学総論 2
精神の正常と異常,健康と病気を説明できる。
ICD-10の概略
3
10.13(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学総論 3 こころの発達と性格:
ピアジェの発達論,コールバーグの発達論,心の理論,自己の発
達論,フロイドの発達論,エリクソンの発達論を説明できる。
性格:性格特徴の把握とその応用,発達論的性格類型,病前性
格
4
10.20(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学総論 4
精神症状,精神症状と精神疾患の関連を説明できる。
付録:精神医学的診断方法
5
10.27(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 1
心身相関・心身症・身体表現性障害を説明できる。
6
11.10(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 2 不安障害・ストレス障害を説明できる。
不安障害(パニック障害,恐怖症),強迫性障害,解離性障害,
ストレス障害など
7
11.17(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 3 思春期・青年期の精神医学を説明できる。
思春期・青年期の特徴,不登校・社会的ひきこもり,非行・暴力,
同一性障害,自傷行為,摂食障害,(境界性)パーソナリティ障害
8
11.24(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 4 思春期・青年期の精神障害2 物質使用障害
さまざまな物質使用 中毒・乱用・依存・離脱症状・精神病….
身体依存・精神依存・耐性を説明できる。
9
12.1(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 5 気分障害を説明できる。
躁うつ病(双極性障害) I型とII型
うつ病(単極性うつ病) 気分変調性障害
それぞれの頻度,経過,病因,診断,治療,予後
病前性格と発病状況
10
12.8(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 6 統合失調症を説明できる。
統合失調症の病態と治療を理解する。
概念(歴史)・疫学・症状・予後・診断・治療・経過
リハビリテーション
11 12.15(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 7 小児期の精神障害を説明できる。
自閉症スペクトラム障害,注意欠陥多動性障害,チック障害,学
習障害,精神遅滞(知的障害),児童虐待,成人期の精神障害の
早期発症
(医・精神)
精神医学各論 8 器質性精神障害,睡眠の精神医学を説明でき
る。
症状精神病 (身体疾患に伴う精神障害)
てんかん
睡眠の脳波による分類 REM, ノンREM…
睡眠時無呼吸症候群,不眠症など
12 12.22(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
13
1.5(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
精神医学各論 9 老年期の精神障害・死についての精神医学を
説明できる。
発生率,病因,病態,アルツハイマー病などの分類
死に関連した精神医学
緩和ケア 意義,考え方,治療の内容
自殺 頻度,実態,考え方,自殺予防
14
1.12(木)
1
3 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
司法精神医学と精神保健に関する法律を説明できる。
精神鑑定,精神医療における行動制限,入院形態など
精神科救急(救急医療と精神障害)
KW:心神喪失,心神耗弱,任意入院,医療保護入院,措置入院
15
1.19(木)
1
2 林
2
直
樹
教授
(医・精神)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-32
科目名
担当責任者
綾部琢哉
疾病治療論Ⅵ(産婦人科学)
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
妊娠の成立、経過および分娩による生体の生理的変化、病理的変化について学習させる。またこれらの異
常経過による病態・生理・診断・治療について、さらに女性特有な疾病について学習させる。
授業の到達目標
①周産期医学:妊娠の成立過程、妊娠母体の生理的変化とその異常、胎児の発育・発達とその評価、分娩の
生理的経過とその異常、新生児の生理と異常、産褥期の生理とその異常について、概要を説明できる。
②生殖生理学:視床下部・下垂体・卵巣系の内分泌機能連関を理解し、月経周期の生理的機序を学ぶ。月
経異常の病態を理解し、対応法を学ぶ。不妊症検査と治療法の概要を説明できる。
③婦人科学:子宮・卵巣・卵管に発生する腫瘍について知り、治療方針を説明できる。婦人科感染症につい
て、その種類や治療方針、妊娠や胎児への影響を説明できる。
④女性のライフサイクル:思春期・生殖可能年齢期・更年期・老年期を通じて起きる女性の全身的な変化を理
解し、その対応方針を説明できる。
成績評価の方法および基準
期末試験の成績と授業内課題とにより評価する。
教科書
参考書
系統看護学講座 成人看護学[9] 女性生殖器疾患 標準産科婦人科学 医学書院
(あくまでも参考書であり、特に購入を求めない)
患者の看護 医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
著しく欠席が目立つ場合には、大学の定めた基準により受験資格を失う。
看Ⅱ-33
疾病治療論Ⅵ(産婦人科学)
№
1
2
3
4
5
6
7
8
実施日 組
9.27(火)
10.4(火)
10.11(火)
10.18(火)
10.25(火)
11.1(火)
11.9(水)
11.16(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【女性生殖器の構造と機能】
女性の生殖器の構造をその機能と関連づけて説明することができ
る。
排卵・妊娠にともなう形態的変化を述べることができる。
KW:骨盤・内性器・外性器の構造と機能・血管・神経・卵巣・子宮・
卵管・腟・子宮内膜・性周期・妊娠における性器の変化とその意味
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【妊娠の生理と母体の変化】
正常妊娠の経過と母体の変化を説明することができる。
KW:妊娠による母体の変化とその意味・正常妊娠経過・妊婦健診・
妊娠中のマイナートラブル
【胎児の発育と生理】
胎児の発育・発達と生理を説明することができる。
KW:胎児の発育・発達と生理・胎児胎盤系の機能・羊水の生理
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【異常妊娠】
妊娠初期・中期の異常について説明することができる。
胎盤の形態・機能を理解し,その異常を述べることができる。
妊娠中期・後期の異常について説明することができる。
KW:流産・子宮外妊娠・頚管無力症・子宮内胎児発育遅延・
前置胎盤・常位胎盤早期剥離・切迫早産・絨毛(膜)羊膜炎・
早産期前期破水
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【分娩の生理と正常分娩経過】
子宮筋の収縮機構,陣痛の発来機構を説明することができる。
正常分娩の臨床経過を理解し,取り扱いの原則を述べることができ
る。
KW:産道の形成・陣痛の計測・陣痛の促進と抑制・妊娠陣痛・
前駆陣痛・分娩陣痛,微弱陣痛・過強陣痛・分娩の三要素(娩出
力・通過物・産道)・正常分娩の臨床経過・進入・回旋・下降・
分娩進行の表現法
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【異常分娩】
異常分娩の診断,処置の原則,合併症などを述べることができる。
KW:早産・非適時破水・過期産・軟産道強靭・産道損傷・臍帯の
異常・臍帯脱出・胎位の異常・進入の異常・回旋異常・骨盤位
分娩の臨床・児頭骨盤不均衡(CPD)
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【産褥・新生児の生理と異常】
子宮復古を理解し,産褥の経過を述べることができる。
産褥の異常を列挙し,その取り扱いを述べることができる。
新生児の外界適応現象を理解し,異常児を適応不全症候群として
理解することができる。
KW:子宮復古・胎盤遺残・哺乳・乳汁分泌・初乳と成乳・薬物の
乳汁移行・産褥期の異常(乳腺炎・産褥熱・血栓症)と診断法・
マタニティーブルース・正常新生児の生理的経過(体重減少・
生理的黄疸)
1
病院
3 竹 下 茂 樹
(医・産婦)
2
准教授
【子宮筋腫・子宮内膜症】
子宮体部の筋層由来の腫瘍について,その診断と取り扱いの原則
を述べることができる。
子宮内膜症の病態を理解し,診断法・治療法の原則を述べることが
できる。
KW:発生機序・分類(体部と頸部,漿膜下,筋層内,粘膜下)と
症状・診断・所見・治療・予後・GnRHアナログ・子宮動脈塞栓術・
子宮鏡下切除術・臨床的意義・不妊症との関連・チョコレート嚢胞
1
病院
3 竹 下 茂 樹
(医・産婦)
2
准教授
【子宮頚癌・子宮内膜癌】
子宮頚癌の発生を述べることができる。
子宮内膜癌の診断と治療の原則を述べることができる。
診断と治療の原則を,進行度と関連づけて述べることができる。
KW:子宮腟部びらん・異型性・治療・予後・手術療法・放射線
療法・化学療法(術前・術後)・子宮内膜増殖症・ホルモン発癌
看Ⅱ-34
疾病治療論Ⅵ(産婦人科学)
№
9
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
1
病院
11.30(水)
3 竹 下 茂 樹
(医・産婦)
2
准教授
行動目標
【卵巣腫瘍】
良性卵巣腫瘍の診断と治療の原則を述べることができる。
悪性卵巣腫瘍の診断と治療の原則を述べることができる。
KW:分類・診断・治療・予後・卵巣癌治療の原則と化学療法
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【不妊症・ART】
妊娠成立の過程を理解し,不妊の原因を列挙することができる。
不妊症検査法の原理と具体的方法とを述べることができる。
不妊症の治療法の原則を述べることができる。
生殖補助技術(ART)の適応と方法を説明することができる。
生殖補助技術の倫理的側面を説明することができる。
KW:不妊症の系統的検査法・不妊症の治療法と成績・排卵誘発
と卵巣過剰刺激症候群(OHSS)・腹腔鏡・人工授精・体外受精
(IVF-ET)・顕微授精(ICSI)
1
病院
3 竹 下 茂 樹
(医・産婦)
2
准教授
【外陰・腟の疾患・絨毛性疾患】
外陰腟炎の診断法・治療法の概要を述べることができる。
外陰疾患の主なものを挙げ,取り扱いの原則を述べることができる。
絨毛性疾患の病態を理解し,診断法・管理法・治療法の原則を述
べることができる。
KW:炎症(外陰腟炎),細菌性膣症の診断と治療・外陰癌とその
前癌病変・バルトリン腺嚢腫・膿瘍・絨毛性疾患の診断法・一次
管理と二次管理,化学療法
1
3 末 永 昭 彦 准教授 (医療・看)
2
【月経周期と内分泌】
生殖に関連する内分泌について,分泌調節・構造・生理作用を述
べることができる。
月経周期における内分泌動態を理解し,排卵の機構を述べること
ができる。
KW:内分泌学的調節機構・月経周期の調節機序
1
病院
3 竹 下 茂 樹
(医・産婦)
2
准教授
【性感染症】
性感染症とその病因について説明することができる。
性感染症と婦人科疾患との関連について述べることができる。
病原微生物と母児感染との関連について説明することができる。
母児感染の診断法について説明することができる。
KW:性感染症の種類と頻度・性感染症と婦人科疾患・骨盤内
感染症・母児感染・TORCH症候群・その他のウイルス感染症と
出生前診断・胎内感染・産道感染・母乳感染
14 12.21(水)
1
病院
3 竹 下 茂 樹
(医・産婦)
2
准教授
【性器の位置の異常・排尿障害・更年期障害とHRT・骨代謝】
女性性器の位置の異常について理解し,治療の原則を述べること
ができる。
排尿障害の病態・治療法の原則・予防法を述べることができる。
加齢に伴う性ホルモンの変化を理解し,それによっておこる身体
的・精神的変化を説明することができる。
性ホルモン補充療法について,その利点と欠点を説明することがで
きる。
骨代謝と性ホルモンとの関係について説明することができる。
KW:性器脱・排尿障害・TVT手術・更年期障害・ホルモン欠落症候
群・萎縮性腟炎・骨粗鬆症・H(or E)RTの利点と欠点
15
1
2
2
講義の振り返り、習熟度確認
10
11
12.6(火)
12.7(水)
12 12.13(火)
13 12.14(水)
1.17(火)
未定
看Ⅱ-35
科目名
担当責任者
遠藤 太
ストレス論
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
選択
2単位
授業の概要
ストレスとは、種々の外界・内界の要因によって引き起こされる心身の変化をいう。人は生活変化や苛立ちを
招く事柄に直面したとき、ストレスを経験するが、その経験や対処行動にはその人独自の「認知の仕方」が影
響している。従って同じような体験をしたとしても、それマイナスと捉えるか、プラスに捉えるかは人それぞれ異
なっている。本授業では、youtubeを用いた事前学習、LMS小テスト、講義、及びグループディスカッションに
よって、「ストレスとは何か、ストレスの心身への影響、現代社会との関係、ストレス・コーピングとは」などの基本
的な知識を学ぶだけではなく、ストレスに直面したとき、その出来事をどのように「認知」し、その問題にどうす
ればより健康的に対処できるのか、自分自身に向き合いながら考える授業としたい。
授業の到達目標
①ストレスとは何か、その定義と概要について説明できる
②ストレスが身体及ぼす影響について説明できる
③ストレスが心に及ぼす影響について説明できる
④看護師の感情労働と働き方がストレスに与える影響について説明できる
⑤現代のストレスを職場・学校・家庭のそれぞれの場の持つ特徴と状況とを合わせて説明できる
⑥ストレス‐コーピングにおける個人特性(個人要因・認知の特徴)を説明できる
⑦自分自身のストレスとコーピングの特徴を説明できる
⑧自らの認知の特徴を知り、認知行動療法的コーピングを用いてストレスに対処できる方法を実践できる
⑨アサーショントレーニングを実践し、アサーティブな自己表現の方法を実践できる
⑩マインドフルネス・セルフイメージ法・自律訓練法を体験し、ストレスに負けない対処行動を実践できる
評価方法・評価基準
期末試験50 %(50点満点)、小テストを20%(1回20点満点×回数の平均)、提出課題(1回5点満点×3回)
15%、グループワーク評価(グループワークへの貢献度の自他評価10点×回数の平均)10%、講義ノート(自
他評価5点×事前学習回数の平均)の総合で評価する。
小テスト、提出課題、グループワーク評価のいずれか一つでも評価が5割に満たない場合は、期末試験の受
験資格を失う。
教科書
参考書
中野敬子:ストレス・マネジメント入門―自己診断と対
処法を学ぶ,金剛出版,2005.
準備学修の内容
各回の授業前に、YouTubeにアップされた動画で事前学習を行う(LMSにアップしたURLから視聴可能)。
また、授業に対応する箇所の教科書のページを見て、内容の補足を行う。
事前学習した内容は、講義ノートにまとめて授業に持参すること。
事前学習内容に関連した小テストを授業時間内に行うので、学習した内容はよく記憶しておくようにする。
その他履修上の注意事項
授業にはグループワークの内容が多く含まれるため、参加意欲がないもの(他の教科の内職をしているもの、
本授業に関係のない私語を行うもの、グループワーク中の居眠り等)は、1度でもあれば他の学生の迷惑行為
と考えてグループワーク評価を0%にするとともに、授業からの退席を求めることもあるので注意する。
欠席は1回5点減点とする(忌引除く)。
看Ⅱ-36
ストレス論
時
限
名前
4.6(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレスとは何か>
1)イントロダクション
2)ストレスについての定義、概要が説明できる。
2
4.13(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<身体的ストレス反応>
1)ストレスと免疫反応(内分泌系)の関連が説明できる。
2)ストレスと免疫反応(自律神経系)の関連が説明できる。
3
4.20(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<身体的ストレス反応>
1)ストレスと身体疾患の関連について説明できる。
2)ストレス関連疾患になりやすい人の特徴について説明できる。
4
1
4.27(水)
4 遠
2
太 准教授 (医療・看)
<精神的ストレス反応>
1)不安・恐怖・強迫・対人関係過敏・パニック発作について説明でき
る。
2)ストレスと怒り・攻撃性の関係を説明できる。
5
1
5.11(水)
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<看護者のストレス>
1)感情労働とストレスの関係について説明できる。
2看護者のストレスとワークライフ・バランスの重要性について説明で
きる。
6
5.18(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<現代社会とストレス>
1)職場におけるストレスの現状を説明できる。
2)格差社会と言われる現在のストレスについて説明できる。
7
5.25(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<現代社会とストレス>
1)グローバル化の波と心の状態について、その関連を説明できる。
2)過労死・過労自殺の現状と取り組みについて説明できる。
8
6.1(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレス-コーピングの概念>
1)ストレスーコーピングとは何か、定義と概要が説明できる。
2)自分自身のコーピングパターンを知り、特徴を説明できる。
9
6.8(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレスコーピングの実際>
1)認知行動療法とは何かを説明できる。
2) 認知行動療法的ストレスコーピングの方法が説明できる。
10
6.15(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレスコーピングの実際>
1)認知行動療法的ストレスコーピングの方法を用いて演習ができる。
11
6.22(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレス-コーピングの実際>
1)アサーティブな自己表現とは何か説明できる
2)自分自身のアサーティブ度を知り、何が問題かを説明できる。
12
7.6(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレス-コーピングの実際>
1)アサーティブな自己表現方法を「DESC法」を用いて演習できる。
13
1
7.13(水)
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレスに負けない心>
1)今、ここの感覚を鍛える(マインドフルネス)
2)セルフイメージ法
を体験し、自己のストレス‐コーピングにどう役立つかを説明できる。
14
7.20(水)
1
4 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<ストレスに負けない身体>
1)こころストレッチ
2)ラフターヨガ
を体験、自己のストレス‐コーピングにどう役立つかを説明できる。
15
7.27(水)
1
1 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
№
実施日 組
1
藤
役職
所属
行動目標
看Ⅱ-37
科目名
担当責任者
栗田明子
臨床心理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
選択
2単位
授業の概要
本講義では、臨床心理学の基礎理論(ユング、フロイト、ワトソン、スキナーなど)、心理臨床の技法(行動療
法、認知療法、家族療法など)、心理アセスメント(性格検査、知能検査、投影法など)、こころの病とその対応
について学びます。
授業の到達目標
基礎理論も含め、実際に心理学で用いられている実験や臨床を体験しながら、また様々な事例を通して実
践的に説明できることを目指します。
臨床心理学の基礎知識を学んだ後、看護職を目指す皆さんが応用できる様々な領域について触れていき
ます。 具体的には、看護職に代表される対人援助職が陥りやすいバーンアウトを防ぐためのストレスコーピン
グ、犯罪や災害などの被害者の支援といった心のケアが重視される領域の理解、また、職場で起きる人間関
係のトラブルのメカニズムの理解とその防止策などを学びます。
そして心の病の代表である、抑うつや統合失調症を学び、臨床心理学から、また障害福祉の観点から問題
提起を行います。(講義のテーマや順序は、受講生の人数や教室設備など状況に応じて変更する可能性が
あります)
成績評価の方法および基準
授業への参加態度15%、授業内の小課題15%、学期末試験70%で評価を行います。
教科書
参考書
テキスト:使用しません。毎回資料を配布します。
下山晴彦編 『 よくわかる臨床心理学 』 ミネルヴァ書
房 ISBN 4-623-03709-6
準備学修の内容
授業後に小テストを実施することがあるため、必ず復習しておくこと。
その他履修上の注意事項
1.こころの問題に対して多角的に学習します。日ごろから、そのような問題やニュース等に対して自分なりの見
解を持ち、自己理解や他者理解につなげてください。
2.遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-38
臨床心理学
№
実施日 組
1
4.11(月)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
授業の進め方や成績評価など、授業についてのガイダンスを行い、
併せて臨床心理学の歴史を概観する。
4.18(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
臨床心理学の基礎理論の理解(1)
臨床心理学の歴史と基礎理論である、フロイトの理論(精神分析や防
衛機制など)について説明できる。
3
4.25(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
臨床心理学の基礎理論の理解(2)
日本の臨床心理学に影響を与えたユング心理学(分析心理学・夢分
析など)について説明できる。
4
5.2(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
臨床心理学の基礎理論の理解(3)
臨床心理学を科学的なものとした、ワトソンやスキナーの行動主義的
アプローチについて説明できる。
5
5.9(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
心理臨床の技法の理解(1)
心理臨床の技法の一つである認知療法の立場から、ストレスとコーピ
ングについて説明できる。
6
5.16(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
心理臨床の技法の理解(2)
心理臨床の技法の一つである認知行動療法の立場から、強迫性障
害やパニック障害などの不安障害の理解と対応について説明でき
る。
7
5.23(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
心理臨床の技法の理解(3)
心理臨床の技法の一つである家族療法の立場から、子どもの心身症
(喘息)の事例について考える。
8
5.30(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
代表的なこころの病についての理解(1)
代表的なこころの病の1つである人格障害について、そのさまざまな
種類や病因、治療などを説明できる。
9
6.6(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
代表的なこころの病についての理解(2)
代表的な心の病の1つであるPTSDについて、災害や事件に巻き込ま
れて心に傷を負った人のケアを説明できる。併せてカウンセリングの
技法も説明できる。
10
6.13(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
心理アセスメントの理解と実践(1)
心理臨床で用いられる様々なアセスメントのツールである、性格検査
をと投影法を体験、結果を整理し説明できる。
11
6.20(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
心理アセスメントの理解と実践(2)
心理臨床で用いられる様々なアセスメントのツールである、知能検査
を体験、結果を整理し、説明できる。
12
6.27(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
臨床心理学からの精神障害へのアプローチ(1)
抑うつ・統合失調症など、精神障害の実際について事例を通して理
解を深め説明できる。
13
7.4(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
障害福祉からの精神障害へのアプローチ(2)
抑うつ・統合失調症など、精神障害の起こるメカニズムと治療、当事
者や家族にどう接するかを説明できる。
14
7.11(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
臨床心理学からの精神障害へのアプローチ(3)
抑うつ・統合失調症など、精神障害福祉の制度とニーズ、問題点を説
明できる。
15
7.25(月)
1
1 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-39
科目名
担当責任者
栗田明子
発達心理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
選択
2単位
授業の概要
乳幼児期から老年期までの発達過程について、認知・感情・社会性・言語・運動・自己の諸側面から理解す
ることを目的とします。あわせて、子どもの発達に環境・教育が与える影響の大きさについて考えます。
授業の到達目標
乳幼児期から老年期までの発達過程について、ボウルビーの愛着理論やピアジェの思考発達段階説など
重要な学説を説明、映像や事例を通して理解します。そしてそれぞれの発達段階における身体的・心的側
面の特質や発達課題、発達危機について説明できることとします。
また、近年大きな問題として取り上げられている児童虐待や発達障害といった臨床発達心理学的問題や、
小1プロブレムや学級崩壊、いじめなど発達心理学と関連した教育学的な問題も紹介したいと思っています。
(講義のテーマや順序は、受講生の人数や教室設備など状況に応じて変更する可能性があります)
成績評価の方法および基準
授業への参加態度15%、授業内の小課題15%、学期末試験70%で評価を行います。
教科書
使用しません。
参考書
参考文献:青木智子・山村豊編 『子どものための心理
学 』 北樹出版 ISBN-13 978-4779303890
準備学修の内容
授業後に小テストを実施することがあるため、必ず復習しておくこと。
その他履修上の注意事項
単に講義を聞くだけの授業ではなく,発達心理学を身につけるために常に自分の中で考えるという姿勢で
授業に取り組んでください。また人間の発達について興味・関心を持って授業に参加してください。
看Ⅱ-40
発達心理学
№
実施日 組
1
9.30(金)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
【第1回】 授業の進め方や成績評価など、授業についてのガイダン
スを行い、併せて発達心理学を概観する。
10.7(金)
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
【第2回】 発達を理解することの意義
人間の発達に影響を及ぼす要因について、初期経験の重要性を中
心に説明できる。
3
10.14(金)
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
【第3回】 発達と環境
子どもの能力を伸ばすためには、どの程度周囲からの働きかけが必
要なのだろうか。ゲゼルの成熟説とワトソンの学習理論を中心に説明
できる。
4
1
5 栗 田 明 子
10.21(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第4回】 身体的機能と運動機能の発達
子どもは出生直後は、自律的に動けない状態であるにもかかわらず、
1年後には立ち上がって歩き出す。そのダイナミックな過程を説明でき
る。
5
10.28(金)
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
【第5回】 感情の発達
出生直後は快・不快など原始的なものに限られている感情が、豊か
に表出されるようになり、また感情の理解も巧みに行われる。その過
程を説明できる。
6
1
5 栗 田 明 子
11.4(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第6回】 社会性の発達
子どもにとって信頼できる大人との関係は不可欠であり、その後の人
生に大きな影響を及ぼす。この回ではボウルビーの愛着理論などを
説明できる。
7
11.11(金)
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
【第7回】 認知の発達
子どもは特有の自己中心的な考え方から、いくつかの段階を経て認
知の発達を遂げるとされている。この回では、ピアジェの学説を中心
に説明できる。
8
1
5 栗 田 明 子
11.18(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第8回】 言語の発達
子どもは言葉を発するまでに約1年かかる。その1年間にどのような関
わりが必要だろうか。あわせて言葉の遅れと、その対処についても説
明できる。
9
1
5 栗 田 明 子
11.25(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第9回】 自己の発達
人間はいつ「自己」の存在に気づくのだろうか。自己を獲得し、自己を
表現し、抑制することを覚え、自分の価値を見出していく過程を説明
できる。
10
1
5 栗 田 明 子
12.2(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第10回】 気質・性格の発達
我々の気質や性格はどのように形成されるのだろうか。子どもの気質
について学説を紹介し、性格検査を体験することで、実践的に説明
できる。
11
1
5 栗 田 明 子
12.9(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第11回】 発達評価とアセスメント
子どもの発達を測るための様々な発達検査・知能検査を紹介し、体
験することで実践的に説明できる。また代表的な発達障害についても
説明できる。
1
5 栗 田 明 子
12 12.16(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第12回】 発達課題と発達援助
エリクソンの発達課題に基づいて、児童期までの発達課題と発達危
機(虐待や発達障害、いじめなど)、その対応や援助について説明で
きる。
(医療・看)
【第13回】 生涯発達と精神保健
エリクソンの発達課題に基づいて、青年期以降の発達課題と発達危
機(ひきこもりやDV、うつなど)を、精神保健の領域から説明できる。
13
1.6(金)
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
14
1
5 栗 田 明 子
1.13(金)
2
講師
(非)
(医療・看)
【第14回】 発達観、子ども観、保育観
歴史的に子どもがどのように扱われてきたのか、「子ども観」の変遷を
追い、また発達心理学の様々な学説と、保育理論と実践との結びつ
きを説明できる。
15
1.20(金)
1
5 栗 田 明 子
2
講師
(非)
(医療・看)
【第15回】 講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-41
科目名
担当責任者
筒井秀代
公衆衛生学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
2単位
授業の概要
現在わが国においては,少子高齢化や核家族化の進行に伴う介護や育児,医療保険制度の問題,生活習
慣病の増加など,多分野にわたる生活や健康上の問題が生じている。公衆衛生は,これらの問題を解決する
ために必要な政策・施策の立案や環境の整備などを行って,人々の健康の増進や生活の質の向上に寄与す
る学問である。したがって,子どもから高齢者までの幅広い年齢層,職場や学校,地域といった様々な領域を
対象としている。本講義では,現在の日本の人々の健康状態を概観したうえで,わが国の医療制度や生活習
慣病対策,母子保健,高齢者保健,障害者福祉,精神保健福祉,感染症対策,食品保健,学校保健,産業
保健,環境保健,国際保健などの各領域の現状と課題について,統計資料などを用いながら講義を行う。
①公衆衛生の定義や意義,役割について述べることができる。
②環境と社会との関わりから生じる健康問題について評価し,どのような対処をしたらよいか述べることができ
る。
③疫学の定義や主要な健康指標について説明ができる。
④わが国の社会保障制度について説明し,今後の課題を述べることができる。
⑤健康に関する様々な事業や法律,政策などについて説明ができる。
⑥公衆衛生の対象となる各分野についての現状と課題について述べることができる。
成績評価の方法および基準
期末試験 (70%),レポート (30%) により評価する。
教科書
とくに指定しない。
参考書
①医療情報科学研究所編「公衆衛生がみえる」メ
ディックメディア
②厚生労働統計協会「国民衛生の動向」
準備学修の内容
【講義資料】LMS上に次回の講義資料を掲載するので,講義までに1度は目を通しておくこと。
【確認テスト】LMS上に,その日の講義内容についての確認テストをアップするので,必ず次回講義までに
やっておくこと。
*詳細については,第1講の講義時に説明する。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-42
公衆衛生学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
(医療共通
教育研究
センター)
♦公衆衛生学とは
①公衆衛生の定義や意義,役割について述べることができる。
②一次予防,二次予防,三次予防について説明ができる。
③医療従事者として遵守しなければならない医療倫理について述べ
ることができる。
KW: 予防医学,一次予防,二次予防,三次予防,ポピュレーションア
プローチ,ハイリスクアプローチ,プライマリヘルスケア,アルマ・アタ
宣言,ヘルスプロモーション,オタワ憲章,行動変容,インフォームド
コンセント
(医療共通
教育研究
センター)
♦疫学
①疫学の定義と主な健康指標について説明ができる。
②疫学調査の種類と各調査方法について説明ができる。
KW: 疫学,危険因子,予防因子,有病率,罹患率,年齢調整死亡
率,相対危険度,寄与危険度,オッズ比,記述疫学,横断研究,生態
学的研究,コホート研究,症例対照研究,ランダム化比較試験
(医療共通
教育研究
センター)
♦保健統計
①保健統計の種類を知り,それぞれについて説明ができる。
②現在のわが国の人口静態統計と人口動態統計の特徴について述
べることができる。
③疾病統計について説明ができる。
KW: 人口静態統計,人口動態統計,年少人口,生産年齢人口,老
年人口,老年人口指数,老年化指数,合計特殊出生率,年齢調整
死亡率,平均寿命,死因統計,国際疾病分類,疾病統計,国民生活
基礎調査,患者調査
(医療共通
教育研究
センター)
♦医療法と医療体制
①医療提供施設の種類や機能について説明ができる。
②5疾病5事業について述べることができる。
③医療従事者の現状について述べることができる。
④救急医療や災害医療,へき地医療の現状と課題について述べるこ
とができる。
KW: 医療法,病院,診療所,特定機能病院,地域医療支援病院,医
療計画,5疾病5事業,医療圏,基準病床数,救急医療,救命救急セ
ンター,災害医療,災害拠点病院,へき地医療,へき地医療拠点病
院
(医療共通
教育研究
センター)
♦社会保障制度
①年金制度の仕組みについて説明ができる。
②生活保護制度の概要を述べることができる。
③社会福祉六法の種類を列挙できる。
④わが国の医療制度の仕組みについて説明ができる。
⑤国民医療費の動向について述べることができる。
KW: 社会保障制度,所得保障,社会福祉,医療保障,年金制度,国
民年金,厚生年金,生活保護制度,福祉事務所,被用者保険,国民
健康保険,国民皆保険・皆年金,公費医療,保険診療,診療報酬,
国民医療費
(医療共通
教育研究
センター)
♦地域保健・成人保健・栄養
①保健所と市町村保健センターの役割について説明ができる。
②健康増進法の主な規定について述べることができる。
③健康日本21の目的と動向について述べることができる。
④特定健康診査と特定保健指導について説明ができる。
⑤栄養・食生活に関する主な施策を列挙することができる。
KW: 地域保健法,保健所,市町村保健センター,健康増進法,健康
日本21,国民健康・栄養調査,受動喫煙防止,健康寿命,健康格
差,生活習慣病,メタボリックシンドローム,特定健康診査,特定保健
指導,がん対策基本法,食育基本法,食生活指針,食事バランスガ
イド,食事摂取基準
9.29(木) 1 4
1
筒 井 秀 代
講師
9.29(木) 2 1
10.6(木) 1 4
2
筒 井 秀 代
講師
10.7(金) 2 1
10.13(木) 1 4
3
筒 井 秀 代
講師
10.14(金) 2 1
10.20(木) 1 4
4
筒 井 秀 代
講師
10.21(金) 2 1
10.27(木) 1 4
5
筒 井 秀 代
講師
10.28(金) 2 1
11.10(木) 1 4
6
筒 井 秀 代
11.11(金) 2 1
講師
行動目標
看Ⅱ-43
公衆衛生学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
(医療共通
教育研究
センター)
♦母子保健・児童福祉・学校保健
①主な母子保健事業を列挙できる。
②児童相談所の役割について説明ができる。
③わが国の母子保健の現状について述べることができる。
④学校保健安全法で定められている健康診断について説明ができ
る。
⑤学校感染症の種類や出席停止期間などについて述べることができ
る。
KW: 健やか親子21,少子化対策,次世代育成支援対策推進法,母
子保健法,母子健康手帳,低出生体重児,妊産婦・乳幼児健康診
査,未熟児養育医療,B型肝炎母子感染防止対策,新生児マススク
リーニング,母体保護法,不妊手術,人工妊娠中絶,児童福祉法,児
童相談所,小児慢性特定疾患治療研究事業,児童虐待防止法,母
子保健統計,学校給食法,学校保健安全法,健康診断,出席停止,
臨時休業,学校感染症,養護教諭
(医療共通
教育研究
センター)
♦高齢者保健福祉
①介護保険制度について自分の言葉で説明ができる。
②高齢者を取り巻く保健・医療・福祉の問題や課題について述べるこ
とができる。
KW: 老人福祉法,高齢者医療確保法,後期高齢者医療制度,介護
保険法,第1号被保険者,第2号被保険者,要介護認定,主治医意
見書,介護給付,予防給付,介護老人福祉施設,介護老人保健施
設,介護療養型医療施設,介護認定審査会,介護支援専門員,ケア
プラン,居宅サービス,施設サービス,地域密着型サービス,地域包
括支援センター,地域支援事業
(医療共通
教育研究
センター)
♦障害者・児に関する対策(身体障害・知的障害・難病)
①身体および知的障害者・児に関する法律や制度についての理解を
深め,自分の言葉で説明ができる。
②国際生活機能分類について正しく理解する。
KW: 国際生活機能分類,心身機能・身体構造,活動と参加,環境因
子,個人因子,機能障害,活動制限,参加制約,リハビリテーション,
ノーマライゼーション,バリアフリー,ユニバーサルデザイン,障害者
基本法,身体障害者福祉法,知的障害者福祉法,障害者基本計
画,身体障害者手帳,療育手帳,障害者総合支援法,自立支援給
付,自立支援医療,応能負担,難病患者の医療等に関する法律,難
病
(医療共通
教育研究
センター)
♦障害者・児に関する対策(精神障害・発達障害)
①精神障害者・児(発達障害含む)に関する法律や制度についての理
解を深め,自分の言葉で説明ができる。
②自殺対策について述べることができる。
KW: 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律,精神保健指定,
任意入院,医療保護入院,応急入院,措置入院,緊急措置入院,精
神障害者保健福祉手帳,成年後見制度,精神障害者社会施設・居
宅生活支援事業,精神科デイケア,精神御県福祉士,精神保健福祉
センター,アルコール依存症,発達障害者支援法,発達障害者支援
センター,自殺対策基本法
(医療共通
教育研究
センター)
♦国際保健・感染症対策
①国際協力の担い手について説明ができる。
②保健関連のミレニアム目標を列挙できる。
③感染症の定義や対策について述べることができる。
④予防接種の種類やスケジュールについて述べることができる。
KW: 国際連合,国連ミレニアム開発目標,世界保健機関,国際協力
機構,政府開発援助,国際保健規則,感染症法,1-5類感染症,新
型インフルエンザ等感染症,新感染症,指定感染症,検疫法,検疫
感染症,隔離,停留,検疫所,予防接種法,新興感染症・再興感染
症,結核,HIV感染症・AIDS,院内感染
11.17(木) 1 4
7
筒 井 秀 代
講師
11.18(金) 2 2
11.24(木) 1 4
8
筒 井 秀 代
講師
11.25(金) 2 1
12.1(木) 1 4
9
筒 井 秀 代
講師
12.2(金) 2 2
12.8(木) 1 4
10
筒 井 秀 代
講師
12.9(金) 2 2
12.15(木) 1 4
11
筒 井 秀 代
12.16(金) 2 3
講師
行動目標
看Ⅱ-44
公衆衛生学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
(医療共通
教育研究
センター)
♦食品保健・食中毒
①食中毒に対する予防策について述べることができる。
②食品衛生法で規定されている主な内容について述べることができ
る。
③保健機能食品について説明ができる。
KW: 食品衛生法,食品安全基本法,食品添加物,特定保健用食
品,栄養機能食品,特別用途食品,健康食品保健機能食品,食中
毒,サルモネラ菌,カンピロバクター,病原性大腸菌,腸炎ビブリオ,
ウェルシュ菌,セレウス菌,黄色ブドウ球菌,ボツリヌス菌,ノロウイル
ス,毒キノコ,貝毒,フグ毒,ヒスタミン中毒,真菌,寄生虫
(医療共通
教育研究
センター)
♦産業保健
①産業保健の役割や職場における健康管理と安全対策について述
べることができる。
②労働基準法についての理解を深め,主な内容について述べること
ができる。
③一般健康診断と特殊健康診断について説明ができる。
④職業性疾患の予防対策について述べることができる。
KW: 産業保健,労働基準法,労働者災害補償保険法,労働安全衛
生法,労働基準監督署,産業医,衛生管理者,一般健康診断,特殊
健康診断,じん肺法,トータルヘルスプロモーションプラン,過重労働
対策,メンタルヘルス対策,労働災害,職業性疾病,健康管理手帳,
石綿健康対策,酸素欠乏症,熱中症,騒音障害,振動障害,放射線
障害,職業性腰痛,頸肩腕症候群,VDT関連障害,産業中毒
12.22(木) 1 4
12
筒 井 秀 代
講師
12.19(月) 2 1
1.5(木)
1 4
13
筒 井 秀 代
1.6(金)
講師
2 3
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
♦環境保健
①環境によって生じる健康問題について説明ができる。
②現在起きている環境問題について述べることができる。
KW: 環境,地球温暖化,オゾン層,砂漠化,酸性雨,四代公害病,
公害健康被害補償制度,環境基本法,環境基本計画,大気汚染,
水質汚濁,土壌汚染,騒音,振動,地盤沈下,悪臭,環境アセスメン
ト,上水道,下水道,内分泌かく乱物質,ダイオキシン類,廃棄物処
理,感染性廃棄物・非感染性廃棄物,換気,照明,採光,シックハウ
ス症候群,化学物質過敏症
1
4 筒 井 秀 代
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り,習熟度確認
1.12(木) 1 4
14
1.13(金) 2 3
15
1.19(木)
行動目標
看Ⅱ-45
科目名
担当責任者
砂見緩子
看護援助論Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
2単位
授業の概要
看護の対象者が最適な健康をふまえた日常生活が営めるようにするために必要となる看護実践の基盤とな
る技術,なかでも日常生活行動の援助技術に関わる知識,技能,態度を学習する.また,対象者の看護上の
問題を解決するために必要な系統的思考過程である看護過程の概要を学習する.
各々の看護技術の基本的な方法と根拠となる知識を理解するとともに,看護の対象者の置かれている状態
や状況に適した方法を創造し実践していく力を,講義と演習で育成する.
授業の到達目標
1. 看護技術の定義を説明できる.
2. 看護技術の特徴を説明できる.
3. 看護技術を支える要素と基盤となる能力について説明できる.
4. 看護過程の概要を説明できる.
5. 日常生活援助に関わる各々の看護技術の基本的な方法を,その科学的根拠となる原理・原則に基づい
て説明できる.
6. 日常生活援助に関わる各々の看護技術の基本的な方法を,原理・原則に基づいて実施できる.
7. 日常生活援助に関わる各々の看護技術の基本的な方法を,看護の対象者の置かれている状態や状況
に適した方法を創造して実施できる.
成績評価の方法および基準
以下の点を総合的に評価する.
1. 定期試験(全体の40~50%):筆記・技能試験を課す場合がある.
2. 授業への取り組みの積極性・演習態度(10~20%):個人およびグループ学習への参加状況,事前・事後
課題,演習記録,課題レポートの提出状況により評価する.
3. 学習達成度(10~20%):演習記録の内容により,各単元の学習目標の達成度を評価する.
4. 課題レポート(20~30%):課題レポートの内容により,その課題レポートのねらいとするものの達成度を評
価する.
留意点は以下の2点.
1. 出席状況(減点法):出席管理については学生証による出席管理システムと講義・演習中の提出物の記名
と併用して行う.学生証忘れおよびかざし忘れ,無記名の提出物等により出席確認が不備のものは欠席とみ
なす.なお,遅刻・早退2回は1回の欠席とみなす.また,身だしなみの不備に対する教員からの指摘があった
場合は欠席扱いとなることもある.
2. 事前・事後課題,演習記録,課題レポートの提出の遅れたものは,評価の対象とならない.
教科書
参考書
1. 志自岐康子他編,ナーシング・グラフィカ基礎看
護学③基礎看護技術,メディカ出版.
2. 坪井良子・松田たみ子編,考える基礎看護技術
Ⅰ 看護技術の基本,ヌーヴェルヒロカワ.
3. 坪井良子・松田たみ子編,考える基礎看護技術 各単元時に紹介する.
Ⅱ 看護技術の実際,ヌーヴェルヒロカワ.
4. ロザリンダ・アルファロ・ルフィーヴァ著,本郷久美
子監訳,基本から学ぶ看護過程と看護診断,医学書
院.
準備学修の内容
各単元ごとにレジュメで提示する学習目的・目標に即して,また,事前・事後課題の学修時間における学習
を通して,主体的に,かつ効率的に学習すること.
演習に際しては,事前に演習要項と,各単元ごとにレジュメで提示した学習内容を熟読して臨み,主体的に
参画し,かつグループ学習を通して相互に学び合う機会を活用すること.
その他履修上の注意事項
シラバスの詳細と演習要項を説明するため,初回のガイダンスは必ず出席すること.
正答な理由のない欠席・遅刻・早退を減点の対象とする.減点の詳細については,初回のガイダンス時に配
付する演習要項に準ずる.なお,演習を欠席した場合の補講は行わないので,全出席をおすすめする.
看Ⅱ-46
看護援助論Ⅰ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
1
4.8(金)
1
砂 見 緩 子 講師
3
(医療・看)
2
新 井 直 子 准教授
ガイダンス
看護過程展開技術を説明できる。(講義)
KW:アセスメント(分析・解釈)
2
4.8(金)
1
4 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
看護過程展開技術を説明できる(講義)
KW:アセスメント(分析・解釈)
3
4
4.15(金)
1 3
新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2 4
看護過程展開技術を説明できる(講義)
KW:アセスメント(分析・解釈)
5
6
4.22(金)
1 3
新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2 4
看護過程展開技術を説明できる(講義)
KW:看護上の問題の抽出および優先順位の決定
7
8
5.6(金)
1 3
新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2 4
看護過程展開技術を説明できる(講義)
KW:問題解決に必要な目標設定と援助計画立案
9
10
5.9(月)
1 3
砂 見 緩 子
2 4
身体の清潔を促す技術を説明できる(講義)
KW:皮膚・粘膜の機能,温熱作用,静水圧,気化熱,界面活性作
用,寝衣の条件,モーニングケア,入浴,シャワー浴,部分浴,洗
髪,清拭,寝衣交換
11
12
5.13(金) 2
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:モーニングケア
11
12
5.16(月) 1
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:モーニングケア
13
14
5.20(金) 2
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:部分清拭,寝衣交換
13
14
5.23(月) 1
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:部分清拭,寝衣交換
15
16
5.27(金) 2
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:足浴,洗髪
15
16
5.30(月) 1
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:足浴,洗髪
17
18
6.3(金)
2
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:足浴,洗髪
17
18
6.6(月)
1
3 砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
身体の清潔を促す技術を説明できる(演習)
KW:足浴,洗髪
講師
所属
(医療・看)
行動目標
看Ⅱ-47
看護援助論Ⅰ
時
限
№
実施日 組
名前
19
20
1 3
6.10(金)
高 橋 幸 子
2 4
21
22
6.13(月) 1
3 高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
食生活を支える技術を説明できる(演習)
KW:食事介助
21
22
6.17(金) 2
3 高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
食生活を支える技術を説明できる(演習)
KW:食事介助
23
24
6.20(月)
25
26
6.24(金) 2
3 高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
排泄に関する技術を説明できる(演習)
KW:床上排泄,陰部洗浄
25
26
6.27(月) 1
3 高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
排泄に関する技術を説明できる(演習)
KW:床上排泄,陰部洗浄
27
28
7.8(金)
2
3 新 井 直 子 准教授
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
看護過程展開技術を説明できる(演習)
KW:援助計画に基づく看護援助の実施
27
28
7.11(月) 1
3 新 井 直 子 准教授
(医療・看)
4 基 礎 看 護 学 全教員
看護過程展開技術を説明できる(演習)
KW:援助計画に基づく看護援助の実施
29
30
7.15(金)
1 3
新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2 4
看護過程展開技術を説明できる(講義)
KW:実施した看護援助の評価・修正
1 3
高 橋 幸 子
2 4
役職
講師
講師
所属
(医療・看)
(医療・看)
行動目標
食生活を支える技術を説明できる(講義)
KW:咀嚼,嚥下,消化,吸収,体液・電解質のバランス,食事,食
生活,味わう,食事摂取基準,栄養状態の評価,経口摂取,一般
食,治療食,検査食,食事介助,誤嚥性肺炎
排泄に関する技術を説明できる(講義)
KW:排尿・排便のメカニズム,体液・電解質のバランス,自然排
泄,排泄行動,排泄障害,自然排泄を促す援助
看Ⅱ-48
科目名
担当責任者
高橋幸子
看護援助論Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
必修
2単位
2年
授業の概要
看護の対象者に適切・基本的な日常生活援助技術を踏まえ、疾病の診断や治療に必要な診療の補助技
術に関わる基本的な看護技術を学習する。既習の基礎看護学Ⅰ・Ⅱ、ヘルスアセスメントⅠ.看護援助論
Ⅰ、基礎看護学実習での学びを踏まえ、臨床の看護実践の場において、対象者の健康レベルに適した援助
を創意工夫することができるように、看護技術の知識・技術・態度を講義・演習を通して学ぶ。
授業の到達目標
1.診療の意義・プロセスについて看護師の役割を説明できる。
2.診療の補助業務の1つである相対的医療行為の法的解釈について説明できる。
3.健康問題・課題に着目した上で、対象者に必要な診療の補助技術を選択できる。
4.診療の補助技術に関する正しい知識を有している。
5.倫理的配慮を踏まえた、診療の補助技術が実施できる。
6.演習の実施を客観的に振返り、自己の課題を述べることができる。
成績評価の方法および基準
以下の点を総合的に評価する。
1.定期試験(全体の60%):筆記・技能試験を課す場合がある。
2.授業への取り組みの積極性・演習態度・学習達成度(20%):個人およびグループ学習への参加状況、事
前・事後課題、演習記録、課題レポートの提出状況により評価する。
3.課題レポート(20%):課題レポートの内容により評価する。(初回、ガイダンスで提示する)
4.出席状況(減点法):出席管理については、学生証による出席管理システムと、講義・演習中の提出物の
記名と併用して行う。
教科書
参考書
①坪井良子・松田たみ子編、考える基礎看護技術Ⅰ
看護技術の基本 第3版、ヌーヴェルヒロカワ、2013.
②坪井良子・松田たみ子編、考える基礎看護技術Ⅱ
看護技術の実際 第3版、ヌーヴェルヒロカワ、2013.
講義内で紹介
③志々岐康子他編、ナーシング・グラフィカ基礎看護
学③基礎看護技術 第5版、メディカ出版、2014.
④矢野邦夫他著、県西部浜松医療センター感染対
策総合マニュアル、メディカ出版、2009.
準備学修の内容
1.主体的に学習する姿勢を持って、講義・演習に参観する。
2.事前学習を行い、効果的に授業・講義に参加し準備をする。疑問の解決・学習を深めとくに、各単元の学
習内容を積み上げて学習することを意識し、各単元ごとの自己の学習達成度や課題を明らかにするなどの
準備をしてから次の単元の学習に臨むこと。また、本科目の単元に限らず、既習内容を統合させながら学習
することを意識すること。
3.一人一人が基本技術を習得し、その達成度を高める上では、繰り返しの学習が必要となる。時間内、時
間外を活用し、効率的に学習すること。
4.自己学習力を高めるとともに、グループ学習を積極的に取り入れ、相互に学び合う機会をつくること。
※初回のガイダンスは必ず出席すること。教育要項(シラバス)の詳細を説明します。
その他履修上の注意事項
学生証忘れおよびかざし忘れ、無記名の提出物等により出席確認が不備のものは、欠席とみなす。なお、
遅刻、早退2回は1回の欠席とみなす。また、演習時身だしなみの不備に対する教員からの指摘があった場
合は欠席扱いとなることもある。
看Ⅱ-49
看護援助論Ⅱ
時
限
№
実施日 組
1
1
高 橋 幸 子
9.26(月)
1
2
砂 見 緩 子
講師
講師
(医療・看)
2
9.26(月)
1
高 橋 幸 子
3
2
伊 藤 文 子
講師
助手
(医療・看)
3
9.26(月)
1
高 橋 幸 子
4
2
伊 藤 文 子
講師
助手
(医療・看)
4
5
名前
役職
所属
砂 見 緩 子 講師
3 伊 藤 文 子 助手 (医療・看)
9.30(金) 2
基 礎 看 護 学 全教員
高 橋 幸 子 講師
10.3(月) 1
4 伊 藤 文 子 助手 (医療・看)
9.30(金) 2
基 礎 看 護 学 全教員
10.3(月) 1
行動目標
ガイダンス
診療の意義・目的およびそのプロセスを説明できる(講義)
KW:診療の意義・目的・プロセス、看護活動の役割、アドヒアラン
ス、アドボカシー
感染予防の技術を説明できる(講義)
KW:伝播経路、侵入門戸、宿主、感染経路の遮断、感染防御、
院内感染、滅菌、消毒、洗浄
感染予防の技術を説明できる(講義)
KW:伝播経路、侵入門戸、宿主、感染経路の遮断、感染防御、
院内感染、滅菌、消毒、洗浄
感染予防の技術を説明できる(演習)
KW:交差感染の予防、無菌操作
感染予防の技術を説明できる(演習)
KW:交差感染の予防、無菌操作
6
10.5(水)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
医療機器を管理する技術を説明できる①(講義)
KW:医療機器の意義、医療機器の種類と原理、安全管理
7
10.7(金)
1
3 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
酸素化を促す技術を説明できる(講義)
KW:呼吸のメカニズム、呼吸障害、吸引(一時的・持続的)、吸入
(酸素、薬物、加湿)
8
10.7(金)
1
4 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
酸素化を促す技術を説明できる(講義)
KW:呼吸のメカニズム、呼吸障害、吸引(一時的・持続的)、吸入
(酸素、薬物、加湿)
9
10
10.17(月) 1
10.14(金) 2
10.17(月) 1
3
砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
酸素化を促す技術を説明できる②(演習)
KW:一時的吸引、酸素吸入
4
砂 見 緩 子 講師
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
酸素化を促す技術を説明できる②(演習)
KW:一時的吸引、酸素吸入
10.14(金) 2
11
10.19(水)
1
2 斉 藤 倫 代
2
助教
(医療・看)
検査に伴う技術を説明できる(講義)
KW:検体検査、生体検査
12
10.21(金)
1
3 斉 藤 倫 代
2
助教
(医療・看)
検査に伴う技術を説明できる(講義)
KW:静脈血採血
13
10.21(金)
1
4 斉 藤 倫 代
2
助教
(医療・看)
検査に伴う技術を説明できる(講義)
KW:静脈血採血
3
斉 藤 倫 代 助教
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
検査に伴う技術を説明できる(演習)
KW:静脈血採血
4
斉 藤 倫 代 助教
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
検査に伴う技術を説明できる(演習)
KW:静脈血採血
14
15
10.24(月) 1
10.28(金) 2
10.24(月) 1
10.28(金) 2
16
10.31(月)
1
3 斉 藤 倫 代
2
助教
(医療・看)
治療に伴う技術を説明できる(講義)
KW:治療の種類、与薬、与薬における法的根拠、薬理作用、薬
物動態、与薬法の種類と特徴、薬品の管理・取扱い、医療過誤
17
10.31(月)
1
4 斉 藤 倫 代
2
助教
(医療・看)
治療に伴う技術を説明できる(講義)
KW:治療の種類、与薬、与薬における法的根拠、薬理作用、薬
物動態、与薬法の種類と特徴、薬品の管理・取扱い、医療過誤
18
19
11.7(月) 1
11.11(金) 2
11.7(月) 1
11.11(金) 2
3
斉 藤 倫 代 助教
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
治療に伴う技術を説明できる(演習)
KW:皮下注射
4
斉 藤 倫 代 助教
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
治療に伴う技術を説明できる(演習)
KW:皮下注射
看Ⅱ-50
看護援助論Ⅱ
№
20
21
実施日 組
11.14(月) 1
11.18(金) 2
11.14(月) 1
11.18(金) 2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
3
斉 藤 倫 代 助教
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
治療に伴う技術を説明できる(演習)
KW:点滴静脈内注射
4
斉 藤 倫 代 助教
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
治療に伴う技術を説明できる(演習)
KW:点滴静脈内注射
22
11.21(月)
1
4 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
食生活を支える技術を説明できる(講義)
KW:食生活の阻害要因、食生活に障害のある対象者への援助、
経腸栄養法、経静脈栄養法、カテーテルの誤挿入と誤注入
23
11.22(火)
1
1 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
排泄を支える技術を説明できる(講義)
KW:排泄障害をもつ対象者への援助、導尿(一時的・持続的)、
浣腸
24
25
26
27
11.28(月) 1
11.25(金) 2
11.28(月) 1
11.25(金) 2
12.5(月) 1
12.2(金) 2
12.5(月) 1
12.2(金) 2
3
高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
排泄を支える技術を説明できる(演習)
KW:一時的導尿、持続的導尿
4
高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
排泄を支える技術を説明できる(演習)
KW:一時的導尿、持続的導尿
3
高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
排泄を支える技術を説明できる(演習)
KW:浣腸
4
高 橋 幸 子 講師
(医療・看)
基 礎 看 護 学 全教員
排泄を支える技術を説明できる(演習)
KW:浣腸
28
12.9(金)
1
砂 見 緩 子 講師
4
(医療・看)
2
基 礎 看 護 学 全教員
総合演習
29
12.19(月)
1
砂 見 緩 子 講師
4
(医療・看)
2
基 礎 看 護 学 全教員
総合演習
30
1.16(月)
1
4 高 橋 幸 子
2
講義の振り返り、習熟度確認
講師
(医療・看)
看Ⅱ-51
科目名
担当責任者
松澤和正
精神看護学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
この授業科目では、下記にある関連科目での学修を基礎としつつ、講義形式にて、精神医療や精神障害者
の現実や、精神看護の定義、目的、方法などの基本的考え方について学ぶ。また、今日の精神医療施設に
おける治療や看護の現実やその実践のあり方の概要を学ぶとともに、促進されつつある精神医療・看護の地
域化やそこでの課題等や海外での動向も含め、精神看護全般の実践の基礎となる知識を学ぶ。
関連科目:精神保健学、ヘルスアセスメントⅡ.
授業の到達目標
①精神医療の現状や精神障害者のおかれた状況の概要について説明できる。
②精神看護の定義、目的、方法などの基本的考え方の概要について説明できる。
③今日の精神医療施設における治療や看護実践の概要について説明できる。
④地域における精神医療・看護のあり方や課題等の概要を説明できる。
成績評価の方法および基準
定期試験の成績を70%、授業内課題の成績を30%とし、これらの合計点から評価する。
教科書
参考書
川野雅資編、『精神看護学Ⅱ(精神臨床看護学)』、
第6版、ヌーヴェルヒロカワ.
①松澤和正著、『臨床で書く:精神科看護のエスノグラ
フィー』、医学書院.
②中井久夫・山口直彦著、『看護のための精神医学』
第2版、医学書院.
③田中美恵子編著、『精神看護学』第2版、医歯薬出
版.
④萱間真美他編、『精神看護学Ⅰ・Ⅱ』改訂第2版、南
江堂.
準備学修の内容
予め授業範囲の教科書・参考書等を読んで準備し、専門用語の理解や、自分なりの疑問・質問等を考える。
また、主に既習内容を問う授業内課題等に備えて十分復習すること。
その他履修上の注意事項
授業中は、周囲の学生への迷惑とならぬよう私語などに十分注意すること。
授業への質問等は2号館B116-3にて可能な範囲で受け付ける。
看Ⅱ-52
精神看護学
時
限
№
実施日 組
名前
所属
行動目標
1
1
9.27(火)
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
授業オリエンテーション
精神医療と精神障害者の日常
精神医療と障害者の具体的な日常について説明できる。(DVDと議
論)
2
10.4(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神医療の現状と精神看護の基本的な考え方
精神医療のおかれた現状と、そのなかで活動する精神看護の基本的
な考え方について説明できる。
3
10.11(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神障害者の経験世界と精神看護の特徴
精神障害者の経験世界を知るとともに、そこに働きかける精神看護の
特徴について説明できる。
4
10.18(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神障害者にとっての入院の意味
行動制限やその看護援助などから精神科病院への入院の意味を説
明できる。
5
10.25(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神科病院における治療と看護の概要Ⅰ
急性期における治療と看護の概要を説明できる。
6
11.1(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神科病院における治療と看護の概要Ⅱ
急性期における治療と看護の概要を説明できる。
7
11.8(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神科病院における治療と看護の概要Ⅲ
回復期における治療と看護の概要を説明できる。
8
11.15(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
看護記録とプロセスレコード
臨床における看護記録およびプロセスレコードの意義やあり方につい
て説明できる。
9
11.22(火)
1
5 遠
2
藤
役職
太 准教授 (医療・看)
精神科看護におけるセルフケア理論とリハビリテーション
精神科看護におけるセルフケア理論とリハビリテーション(SST等)の
あり方や意味を説明できる。
10 11.29(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
リカバリー、ストレングス、レジリエンスとアドボカシー
近年の精神障害者支援理論の意義と人権擁護との関係を説明でき
る。
11
12.6(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神科医療における退院の問題
精神科医療における入院の短期化促進と退院の困難さの現実を説
明できる。
12 12.13(火)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神障害者の地域支援Ⅰ
精神障害者の地域支援の現実と課題について説明できる。
1
松 澤 和 正 教授
13 12.20(火)
5
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
精神障害者の地域支援Ⅱ
訪問看護等地域で実践されている看護師や精神保健福祉士の方か
ら報告をいただき、学生、教員らと議論し、地域支援の現実を説明で
きる。
14 12.21(水)
1
2 松 澤 和 正 准教授 (医療・看)
2
精神医療・看護の海外事情について
海外における精神医療・看護の一端を説明できる。
15
1
4 松 澤 和 正
2
講義の振り返り、習熟度確認
1.17(火)
教授
(医療・看)
看Ⅱ-53
科目名
担当責任者
松澤和正
ヘルスアセスメントⅡ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
この授業科目では、人間の精神状態のアセスメントを実践するために、前半部分では、講義形式にて、人間
の意識、記憶、見当識、知覚、思考、感情、意志・意欲、自我意識等についての知識の概要を事例等を通し
て学ぶ。後半部分では、ロールプレイの方法を用いることにより、前半部分での知識をベースとしながら、具体
的な精神状態を想定しつつ部分的にそれを演じまた対応するというプロセスを経て、より実践的な精神状態の
アセスメント(メンタルヘルスアセスメント)を学ぶこととする。
関連科目:ヘルスアセスメントⅠ
授業の到達目標
①人間の意識、記憶、見当識、知覚、思考、感情、意志・意欲、自我意識等についての知識の概要を説明で
きる。
②ロールプレイを通して、①の様々な精神状態を部分的に演じまた対応するなどして、より実践的なアセスメ
ントのあり方を体験し説明できる。
成績評価の方法および基準
定期試験の成績を60%、授業内記述課題を15%、ロールプレイのグループワーク記録を25%とし、これらの合
計点から評価する。
教科書
特に指定しない。
参考書
①川野雅資編、『精神看護学Ⅱ』第6版、ヌーヴェルヒ
ロカワ
②大田保之・上野武治編、『学生のための精神医
学』、医歯薬出版
③川野雅資編、『精神科Ⅰ』、中央法規出版
④大熊輝雄、『現代臨床精神医学』改訂第12版、金原
出版
準備学修の内容
予め授業範囲の教科書・参考書等を読んで準備し、専門用語の理解や、自分なりの疑問・質問等を考える。
また、ロ-ルプレイのグループワークに備えて、関連する既習知識を十分復習し、ロールプレイのシナリオアイ
デア等を考えておくこと。
その他履修上の注意事項
授業中は、周囲の学生への迷惑とならぬよう私語などに十分注意すること。
授業への質問等は2号館B116-3にて可能な範囲で受け付ける。
看Ⅱ-54
ヘルスアセスメントⅡ
№
実施日 組
1
4.12(火)
2
時
限
名前
役職
所属
1
2 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
授業オリエンテーション
メンタルヘルスアセスメントとはⅠ:目的、特徴、あり方等について説
明できる。
4.19(火)
1
2 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントとはⅡ:具体的な展開や方法の概要につ
いて説明できる。
3
4.26(火)
1
2 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントの基本的知識と方法 ①
・意識、記憶、見当識等についてのアセスメントを説明できる。
4
5.10(火)
1
2 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントの基本的知識と方法 ②
・知覚についてのアセスメントを説明できる。
5
5.17(火)
1
1 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントの基本的知識と方法 ③
・思考についてのアセスメントを説明できる。
6
5.24(火)
1
1 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントの基本的知識と方法 ④
・感情についてのアセスメントを説明できる。
7
5.31(火)
1
2 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントの基本的知識と方法 ⑤
・意志・意欲についてのアセスメントを説明できる。
8
6.7(火)
1
1 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
メンタルヘルスアセスメントの基本的知識と方法 ⑥
・自我意識についてのアセスメントを説明できる。
9
6.14(火)
1
松 澤 和 正 教授
2
(医療・看)
2
遠 藤
太 准教授
メンタルヘルスアセスメントの模擬試行(ロールプレイ)
・ロールプレイの導入とイントロダクション
10
6.21(火)
1
松 澤 和 正 教授
2
(医療・看)
2
遠 藤
太 准教授
メンタルヘルスアセスメントの模擬試行(ロールプレイ)
・意識、記憶、見当識のアセスメントの実践的試行を経験し説明でき
る。
11
6.28(火)
1
松 澤 和 正 教授
1
(医療・看)
2
遠 藤
太 准教授
メンタルヘルスアセスメントの模擬試行(ロールプレイ)
・知覚のアセスメントの実践的試行を経験し説明できる。
12
7.5(火)
1
松 澤 和 正 教授
1
(医療・看)
2
遠 藤
太 准教授
メンタルヘルスアセスメントの模擬試行(ロールプレイ)
・思考のアセスメントの実践的試行を経験し説明できる。
13
7.12(火)
1
松 澤 和 正 教授
1
(医療・看)
2
遠 藤
太 准教授
メンタルヘルスアセスメントの模擬試行(ロールプレイ)
・感情、意欲のアセスメントの実践的試行を経験できる。
14
7.19(火)
1
松 澤 和 正 教授
1
(医療・看)
2
遠 藤
太 准教授
メンタルヘルスアセスメントの模擬試行(ロールプレイ)
・自我意識のアセスメントの実践的試行を経験し説明できる。
15
7.26(火)
1
1 松 澤 和 正
2
講義の振り返り、習熟度確認
教授
行動目標
(医療・看)
看Ⅱ-55
科目名
リプロダクティブ・ヘルスⅡ
担当責任者
梶原祥子
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
リプロダクティブ・ヘルスは、人間の生殖システムおよびその機能と活動過程のすべての側面において、身
体的・身体的・社会的に完全に良好な状態にあることを目指している。女性は妊娠・分娩をはじめとして、小児
期から老年期にいたるまで女性特有の健康上の問題に直面し、また、社会的にも性及び生殖に関する問題
を含めて、男性とは異なる健康上のストレスを生じやすい環境にある。「リプロダクティブ・ヘルスⅠ」で得たこれ
らの女性の身体的・心理的特性の理解を基礎として、女性の生涯を通じた健康の保持・増進の観点から、リプ
ロダクティブヘルスケアとして、家族計画およびリプロダクティブヘルスに関する主要な健康問題や課題につ
いて考察する。
授業の到達目標
①母性の発達・成熟・継承に関する概念について概説できる。
②女性の月経周期、卵巣の周期的変化について説明できる。
③ライフステージ各期における母性の身体的・心理的・社会的特徴を説明できる。
④ライフステージ各期における健康問題と看護について説明できる。
⑤リプロダクティブヘルスに関する主要な健康問題や課題を記述できる。
⑥リプロダクティブヘルスに関する健康問題の分析を経て援助内容の知識を有する。
成績評価の方法および基準
到達目標①⑤⑥については授業内課題で、到達目標②③④は期末試験で、評価を行う。
評価の全体的な割合は、授業内課題(20%)、期末試験(80%)であり、2つのすべての要素が必要である。
授業内課題が6割を下回る場合には20点を合計点から減点する。
欠席は減点とする。欠席は1回につき2点の減点とする。
教科書
参考書
末岡 浩他:系統看護学講座 専門分野Ⅱ女性生殖器
森恵美他:系統看護学講座専門Ⅱ母性看護概論(母
(成人看護学[9])第14版、医学書院2016.
性看護学[1])、第13版、医学書院2016.
医療情報科学研究所 編集:病気がみえる vol.9: 婦人
森恵美他:系統看護学講座専門Ⅱ母性看護学各論
科・乳腺外科、第3版、メディックメディア2014.
(母性看護学[2])、第13版、医学書院2016.
その他、授業の進度にあわせて適宜紹介する。
準備学修の内容
各回の講義前には、その授業内容に対応する教科書を予習し、専門用語やキーワードの意味を調べる。ま
た、そのキーワードを含む健康問題に関する新しい知見等について調べる。各回の講義後には、授業内に提
示された課題について確認する。リプロダクティブ・ヘルスⅡは、1年次履修のリプロダクティブ・ヘルスⅠと同
様に、女性の生涯を通しての健康支援に関する学問である。ここで、習得する知識は、今後学ぶリプロダク
ティブ・ヘルス看護援助論および、母性看護学実習の基盤となるものである。主体的に自ら学ぶ姿勢を堅持
することを必要とする。
その他履修上の注意事項
1.正当な理由のない欠席・遅刻・早退は減点対象となる。遅刻、早退の定義や扱いについては、初回の講義
のガイダンスにおいて説明する。また教育要綱に示す出欠席についての要件もよく理解しておく。
2.授業中の私語は周囲学生への迷惑となるので禁じる。
3.学習相談や質問などは、授業終了後に随時受け付ける。
看Ⅱ-56
リプロダクティブ・ヘルスⅡ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
4.12(火)
教授
(医療・看)
ガイダンス:①授業の目的・目標 ②授業計画 ③評価の方法
1.女性のライフサイクルと家族の発達段階を理解する。
2.母性の発達・成熟・継承に関する主要な概念を説明できる。
2
1
4.19(火)
4 梶 原 祥 子
2
(医療・看)
1.女性のライフサイクルに伴う形態・機能の変化について説明でき
る。
2.月経周期、卵巣の周期的変化について説明できる。
3.性分化のしくみと性分化疾患について説明できる。
3
1
4.26(火)
4 梶 原 祥 子
2
(医療・看)
1.リプロダクティブヘルスにおける看護過程の展開方法を説明でき
る。
2.リプロダクティブヘルスに使われる看護技術とその特徴、およびそ
れらの関連性を説明できる。
4
1
5.10(火)
4 梶 原 祥 子
2
(医療・看)
1.ライフステージ(思春期)における母性の身体的・心理的・社会的
特徴を説明できる。
2.ライフステージ(思春期)における健康問題と看護について説明
できる。。
5
1
5.17(火)
4 梶 原 祥 子
2
(医療・看)
1.ライフステージ(成熟期)における母性の身体的・心理的・社会的
特徴を説明できる。
2.ライフステージ(成熟期)における健康問題と看護について説明
できる。
6
1
5.24(火)
4 梶 原 祥 子
2
(医療・看)
1.ライフステージ(更年期)における母性の身体的・心理的・社会的
特徴を説明できる。
2.ライフステージ(更年期)における健康問題と看護について説明
できる。。
7
1
5.31(火)
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.ライフステージ(老年期)における母性の身体的・心理的・社会的
特徴を説明できる。
2.ライフステージ(老年期)における健康問題と看護について説明
できる。
8
6.7(火)
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.家族計画の概念について説明できる。
2.受胎調節の種類と、それぞれの特徴について説明できる。
9
1
6.14(火)
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.おもな性感染症について、その概要と妊娠や胎児・新生児への
影響について説明できる。
2.性感染症予防のための方法や感染した女性への看護について
説明できる。
10
6.21(火)
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.妊娠中絶の現状およびその影響について理解する。
2.中絶を受ける女性の心理と看護について理解する。
11
1
6.28(火)
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.性暴力被害の実態と社会の対応および性暴力を受けた女性への
援助について説明できる。
2.児童虐待の実態と、その対策や予防について説明できる。
講義
12
7.5(火)
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.喫煙及び飲酒の女性の健康へ及ぼす影響について説明できる。
2.喫煙予防への取り組みについて説明できる。
13
7.12(火)
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.子どもを産み育てるということを考察する。
2.遺伝相談の意義、内容について説明できる。
3.不妊治療の現状と課題および看護について説明できる。
14
7.19(火)
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
1.母子保健の国際化について説明できる。
2.在日外国人の母子保健について説明できる。
15
7.27(水)
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
1
4 梶 原 祥 子
2
教授
教授
教授
教授
教授
看Ⅱ-57
科目名
担当責任者
篠原好江
リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
既習した母性看護の基盤となる概念や特徴,母性看護の役割や課題などを踏まえて,この授業では,母性
看護を実践するための考え方や方法を含めた活動について学習する。妊娠期・分娩期・産褥期,および新生
児期は生理的な現象であるが,同時に重大な生命の危機に直面する。また,対象は妊娠を期に胎児や新生
児の健全な成長を願い,新しい家族の構築,および,自分や家族の健康に対するニーズが高まる。したがっ
て,周産期(妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期)を正常に経過できるよう,母子と家族に適切な看護を実践
し,対象がセルフケア行動をとれるような支援をすることが重要である。そのためには,周産期の現象や経過
は疾病ではなく生理的変化であるという特徴を講義を通して学ぶ。実際に臨床場面で使用する教材によっ
て,その特徴や使用方法等を学習する。これらから,周産期が順調に経過するようにウェルネスの視点をもっ
て援助をするという方法を学ぶ。
授業の到達目標
①妊娠期・分娩期・産褥期および新生児期の生理的変化について説明できる。
②妊娠期・分娩期・産褥期および新生児期の心理的・社会的変化について説明できる。
③妊婦・産婦・褥婦・新生児のフィジカルアセスメントの内容と方法を説明できる。
④正常に経過する周産期にある対象(家族を含む)の看護の実際を説明できる。
⑤産褥期のケースについてアセスメントの枠組みを使用して事例展開を行うことができる。
成績評価の方法および基準
到達目標①~④は期末試験で,到達目標⑤については授業内課題で評価を行う。
評価の全体的な割合は,授業内課題(10%),期末試験(90%)であり,2つのすべての要素が必要である。ど
れか1つでも評点が6割に到達しない場合は,評価の対象とはならない。
教科書
参考書
森恵美他:系統看護学講座専門Ⅱ母性看護学各論
(母性看護学②),医学書院,最新版.
①村本淳子他編著:母性看護学1妊娠・分娩,医歯薬
出版,最新版.
②今津ひとみ他編著:母性看護学2産褥・新生児,医
歯薬出版,最新版.
③.太田操:ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過
程,医歯薬出版,最新版.
授業の進度に合わせて適宜紹介する。
準備学修の内容
1.毎時,テキストを熟読し,わからないキーワードの意味を調べる。
2.配布された資料の学習ポイントについて復習する。
その他履修上の注意事項
1.15回目の事例展開は授業内での提出となるため注意する。
2.学習相談や質問などは,授業終了後に随時受けつける。
看Ⅱ-58
リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅰ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
9.27(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
ガイダンス:①授業の目的・目標 ②授業計画 ③評価の方法
1.生命の誕生について考える。(DVD視聴) [講義・演習]
2
10.4(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
妊娠期における看護について理解する。(1) [講義]
1.妊婦・胎児の生理について説明できる。
2.妊婦の身体的特徴について説明できる。
3
1
10.11(火)
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
妊娠期における看護について理解する。(2) [講義]
1.妊娠の維持と胎児発育に関わるホルモンについて説明できる。
2.妊娠に伴う心理的変化・特徴を概説できる。
3.妊娠に伴う社会的な変化・特徴を概説できる。
4
10.18(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
妊娠期における看護について理解する。(3) [講義]
1.妊婦・胎児のフィジカルアセスメントの内容と方法を説明できる。
2.妊婦健康診査の目的と内容を概説できる。
5
10.25(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
妊娠期における看護について理解する。(4) [講義]
1妊婦の日常生活に関するアセスメントの視点を説明できる。
2.妊婦に対する保健指導を概説できる。
3.妊婦と家族に対する看護の実際を説明できる。
6
11.1(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
分娩期における看護について理解する。(1) [講義]
1.分娩の3要素と看護の実際を関連づけて概説できる。
2.分娩経過について説明できる。
7
11.8(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
分娩期における看護について理解する。(2) [講義]
1.産婦・胎児,その家族のアセスメントの視点と方法を説明できる。
2.産婦・胎児,その家族への援助を説明できる。
8
11.15(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
分娩期における看護について理解する。(3) [講義]
1.分娩各期における看護に実際を説明できる。
2.分娩進行が順調に経過する援助方法を説明できる。
9
11.22(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
産褥期における看護について理解する。(1) [講義]
1.産褥期の定義,退行性変化・進行性変化について説明できる。
10 11.29(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
産褥期における看護について理解する。(2) [講義]
1.産褥期の心理・社会的変化を概説できる。
2.愛着・絆の形成の視点で母親・父親・新生児および家族を概説で
きる。
1
12.6(火)
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
産褥期における看護について理解する。(3) [講義]
1.褥婦のフィジカルアセスメントの内容と方法を説明できる。
2.褥婦のセルフケア行動に向けた援助の実際を説明できる。
3.褥婦および家族に対するウエルネス看護の視点を説明できる。
12 12.13(火)
1
1 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
新生児の看護について理解する。(1) [講義]
1.新生児の生理学適応について説明できる。
13 12.13(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
新生児の看護について理解する。(2) [講義]
1.新生児のフィジカルアセスメントの内容と方法を説明できる。
2.新生児の看護の原則と実際を説明できる。
14 12.20(火)
1
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
11
15
1
1.24(火)
2 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
事例学習(産褥期にある女性の健康のアセスメント)(1)
[講義・演習]
1.アセスメントの枠組みを使用して実際にアセスメントを行う。
事例学習(産褥期にある女性の健康のアセスメント)(2)
[講義・演習]
1.アセスメントの枠組みを使用して実際にアセスメントを行う。
2.事例展開した内容を提出できる。
看Ⅱ-59
科目名
担当責任者
松尾ひとみ
小児保健学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
小児期の解剖・生理学と小児看護学で学んだ知識と統合し、看護形態機能学の観点から、健康なこどもの発
達段階、成長段階ごとの生活機能の獲得過程を学ぶ。
授業の到達目標
①小児期の解剖学的・生理学的特徴を説明できる。
②形態機能看護学の切り口から、健康なこどもの発達段階、成長段階ごとの生活機能の獲得過程を説明でき
る。
③小児の事故と安全教育について説明できる。
評価は、課題作成(20%)期末試験(80%)とし、総合的に評価する。
教科書
参考書
①看護形態機能看護学:ISBN 978-4818016262
②人体の構造と機能:ISBN 978-4263235959
③小児生理学:ISBN978-4892696367
④こどもの食と栄養:ISBN978-4-521-73963-2
準備学修の内容
解剖学・生理学の復習を行っておくこと。
基礎看護学における生活をとらえる視点を復習し、整理しておくこと。
小児看護学の授業内容を復習し、整理しておくこと。
その他履修上の注意事項
授業内容・授業順、授業担当者の一部を変更する可能性がある。
遅刻や欠席は、理由の如何によっては減点となることもある。
看Ⅱ-60
小児保健学
№
実施日 組
1
4.8(金)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
授業概要の説明、看護における生活のとらえ方を説明できる。
4.15(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「動く」機能の大人との違いを説明できる。
3
5.6(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「息をする」機能の大人との違いとケアを説明できる。
4
5.13(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「恒常性維持」の機能の大人との違いとケアを説明できる。
5
5.20(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「恒常性維持」の機能の大人との違いとケアを説明できる。
6
5.27(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「恒常性維持」の機能の大人との違いとケアを説明できる。
7
6.3(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「食べる」機能の大人との違いを説明できる。
8
6.10(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「トイレに行く」機能の大人との違いとケアを説明できる。
9
6.17(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「眠る」機能の大人との違いとケアを説明できる。
10
6.24(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「お風呂に入る」機能の大人との違いとケアを説明できる。
11
7.1(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「食べる」機能の評価(演習)
12
7.1(金)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
「食べる」機能の評価(演習)
13
7.8(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
こどもにとっての遊びを説明できる。
14
7.15(金)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
こどもの事故・安全教育を説明できる。
15
7.25(月)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-61
科目名
担当責任者
南川雅子
成人保健学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
成人期は、個人のそれまでの生活習慣が不健康なものであると、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習
慣病に罹患する時期である。生活習慣病に罹患すると、それだけでも生命を脅かす危険性があるが、それだ
けでなく、他の疾患を発症する引き金になることも多い。そこで我が国では、生活習慣病の一次予防に重点を
おいた対策を推進している。生活習慣病の一次予防を考えるためには、人の成長・発達がどのように連続して
いくのか知る必要がある。また臨床の現場において看護師は、二次予防、三次予防にもその能力を発揮しな
ければならない。そこで本科目は、グループワークを通して、青年期以降の成人の成長・発達がどのように連
続しているのか知ること、および個人の一次予防、二次予防、三次予防を行うためのアセスメントと計画立案の
方法を習得することを目的とする。本科目を受講するためには、「成人看護学」、「看護援助論Ⅰ」、「成人看
護援助論Ⅰ」、「疾病治療論Ⅱ」で学習した、あるいは学習中の知識が必要である。
授業の到達目標
①成人各期にある人の発達課題、生活、心理・社会的特徴、各期に起こりやすい健康問題について説明でき
る。
②人の成長・発達における連続性について説明できる。
③生活習慣病のリスク因子について説明できる。
④生活習慣病を予防するための生活習慣の見直しや環境の改善について説明できる。
⑤生活習慣病に罹患した対象を早期治療に結びつけるための援助方法について説明できる。
⑥生活習慣病の合併症の進展を予防するためのセルフマネジメントを促進する教育的援助計画を根拠に基
づいて立案できる。
成績評価の方法および基準
授業内課題50%、筆記試験50%で評価する。
教科書
参考書
・日本糖尿病学会編:糖尿病食事療法のための食品
交換表 第7版,日本糖尿病協会・文光堂,2013.
・吉岡成人編著:系統看護学講座,専門分野Ⅱ成人
看護学6,内分泌・代謝,医学書院,2011.
準備学修の内容
各単元毎に配布する「学習のてびき」に従ってグループワークが順調に進むように、各自事前学習すること。
その他履修上の注意事項
※欠席は、いかなる理由であっても1回につき2点減点。遅刻・早退は1回につき1点減点とする。ただし、交通
の事情によるやむを得ない遅刻であることが明らかな場合は考慮する。
・質問や相談がある場合は、あらかじめメール([email protected])や電話(内線41913)等でアポ
イントを取ったうえで南川研究室に来ること(2号館地下1階B116教授室。B116教授室の内線電話「教授室5」
で呼び出す)。
看Ⅱ-62
成人保健学
№
実施日 組
1
9.28(水)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
イントロダクション
成人各期の特徴と健康問題①:成人各期にある人々の特徴および
健康問題について説明できる。
10.5(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
成人各期の特徴と健康問題②:成人各期にある人々の特徴および
健康問題について説明できる。
3
10.12(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
成人各期の特徴と健康問題③:成人各期にある人々の特徴および
健康問題について説明できる。
4
10.19(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の一次予防①:生活習慣病のリスク因子、および疾病
に罹患しないための生活習慣の見直しや環境改善について説明
できる。
5
10.26(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の一次予防②:生活習慣病のリスク因子、および疾病
に罹患しないための生活習慣の見直しや環境改善について説明
できる。
6
11.2(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病をもつ成人の特徴と看護:生活習慣病をもつ成人の特
徴と看護について説明できる。
7
11.9(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の二次予防①:生活習慣病に罹患している患者を早
期治療に結びつけるための援助方法について説明できる。
8
11.16(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の二次予防②:生活習慣病に罹患している患者を早
期治療に結びつけるための援助方法について説明できる。
9
11.30(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の二次予防③:生活習慣病に罹患している患者を早
期治療に結びつけるための援助方法について説明できる。
10
12.7(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の三次予防①:生活習慣病の進展を予防するための
セルフマネジメントを促進する教育的援助計画の立案と実施方法
について説明できる。
11
12.13(火)
1
4 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の三次予防②:生活習慣病の進展を予防するための
セルフマネジメントを促進する教育的援助計画の立案と実施方法
について説明できる。
12
12.21(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の三次予防③:生活習慣病の進展を予防するための
セルフマネジメントを促進する教育的援助計画の立案と実施方法
について説明できる。
13
1.4(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の三次予防④:生活習慣病の進展を予防するための
セルフマネジメントを促進する教育的援助計画の立案と実施方法
について説明できる。
14
1.11(水)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
生活習慣病の三次予防⑤:生活習慣病の進展を予防するための
セルフマネジメントを促進する教育的援助計画の立案と実施方法
について説明できる。
15
1.24(火)
1
4 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-63
科目名
担当責任者
林さとみ
成人看護援助論Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
慢性疾患及び急性疾患といった健康逸脱状態にある成人期にある人とその家族に必要な看護を導き出すための思
考過程である看護過程について、講義、事例を用いた課題演習を通じて学ぶ。
看護の視点からの思考・判断について、看護過程とは何か、看護過程の看護実践における意義、成人期にある人の
包括的なアセスメント、看護上の問題点・看護診断の抽出、看護計画立案、評価の各プロセスについて実践的に修
得することを目指す。
授業の到達目標
1.さまざまな健康レベルの成人期にある対象に必要な看護を導き出すための問題解決的思考過程
を説明することができる。
2.成人期にある呼吸機能障害患者の事例を通して、
①問題解決的思考過程を用いることができる。
②問題解決的思考過程を用いて具体的かつ適切な看護援助を導き出すプロセスを説明できる。
③問題解決的思考過程を用いて具体的かつ妥当な看護援助を導き出すことができる。
個別学習課題15%、グループワーク課題15%、筆記試験70%として評価を行う。
欠席、グループワークの取り組み姿勢は減点の対象とする。
教科書
参考書
①江川 隆子 編集:ゴードンの機能的健康パターンに基づく
看護過程と看護診断 第4版 NOUVELLE HIROKAWA
①マージョリー・ゴードン著、江川隆子監訳:ゴードン
2013
博士の看護診断アセスメント指針 第2版,照林社,
2009.
②巽 浩一郎 他 編集:病気が見えるシリーズ 4 呼吸器 第
2版 MEDIC MEDICA
②川村雅文編著:系統看護学講座専門分野Ⅱ,成人
看護学2 呼吸器,医学書院,2011.
③瀬戸 正子 他 編集:ナースのための検査値マニュアル-
アセスメント・ケア目標・ケア計画 第2版 NOUVELLE
③ナーシング・グラフィカ 基礎看護学(2) ヘルスアセ
HIROKAWA
スメント 志自岐康子、城生弘美、松尾ミヨ子著 2013.
第4版、メディカ出版
④T.ヘザー ハードマン、 日本看護診断学会 編集:
NANDA-Ⅰ看護診断 定義と分類 2015-2017 医学書院
準備学修の内容
グループワークに主体的に参加する。
「学習のてびき」に示されている事前学習を行って各授業に臨む。
その他履修上の注意事項
欠席届の提出がなく、学則規定を下回る出席状況の場合には、評価対象としない。
遅刻・早退2回は、欠席1回の扱いとする。
看Ⅱ-64
成人看護援助論Ⅰ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
1
9.26(月)
2
1
10.3(月)
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
3
10.17(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
呼吸機能障害患者の事例に関わる病態生理、検査、治療を明確に
し、
収集すべき情報の意義について説明できる。
4
10.24(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
アセスメント①:
事例から「活動-運動パターン」に関する情報を抽出し、整理する
方法を説明できる。
5
10.31(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
アセスメント②:
事例を通して「活動-運動パターン」に関する解釈・分析、統合
の方法を説明できる。
6
11.7(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
アセスメント③:
「栄養-代謝パターン」に関する情報を抽出し、整理する方法
を説明できる。
7
11.14(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
アセスメント④:
「栄養-代謝パターン」に関する解釈・分析、統合の方法を
説明できる。
8
アセスメント⑤:
1
1.関連図を描いて患者の全体像をつかむ方法を説明できる。
11.21(月)
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
2.患者の全体像から看護上の問題点を抽出する方法を習得する。
3.看護上の問題点とその優先順位を決定する方法を説明できる。
9
看護計画①:
1.関連図、患者の全体像から看護上の問題点の抽出方法を
1
11.28(月)
5 林 さ と み 准教授 (医療・看) 説明できる。
2
2.看護上の問題点から、看護計画を立案する具体的方法を
説明できる。
10
12.5(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
行動目標
オリエンテーション
看護援助を導き出す方法のプロセスを明確にする。
ゴードンの機能的健康パターンについて説明できる。
アセスメントの基本
1.身体・心理・社会的特徴を理解するための情報源となる具体的
データを選別できる。
2.情報の分類、解釈・分析、統合する方法を説明できる。
アセスメント⑥【グループワーク】:
関連図を描いて患者の全体像から看護上の問題点を抽出する
方法を説明できる。
看護計画②【グループワーク】:
1
1.看護上の問題点から、看護計画を立案する具体的方法を
11 12.12(月)
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
説明できる。
2.長期目標、短期目標を決定する方法を説明できる。
12 12.12(月)
1
看護計画③【グループワーク】:
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
看護計画をOP、TP、EPに分けて立案する方法を説明できる。
13 12.19(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
評価①:
立案した看護計画の一貫性を確認する方法を説明できる。
14
1.16(月)
1
5 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
評価②:
看護計画を評価する方法を説明できる。
15
1.23(月)
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅱ-65
科目名
担当責任者
上野公子
高齢者看護学
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
高齢期にある人々の生活や健康に関する援助を想定し、多様な側面(発達・老化・社会的存在など)から、
対象者理解の視点を講義およびグループワーク形式の授業を通して学ぶ。また、さまざまな場で生活している
高齢期にある人々を対象とする高齢者看護学の果たすべき役割と課題について考察する。
授業の到達目標
①高齢者看護学の歴史と意義および特性について説明することができる
②発達課題、ライフスタイルや生きがい、加齢による身体的、心理的、社会的変化および健康課題などにおけ
る特徴について説明することができる
③わが国における高齢者の生活の実態と高齢者の生活を支える保健・医療・福祉制度について説明すること
ができる
成績評価の方法および基準
全講義時間の2/3以上の出席がなければ評価を受けることはできない。
筆記試験(60%)、グループ課題(40%)により評価する。
なお、遅刻・早退は1回につき2点、欠席は1回につき5点減点とする。
教科書
参考書
水谷信子他編集(2011):老年看護学(改訂版)、日本
看護協会出版会
正木治恵他編集(2011):老年看護学概論、南江堂
特に指定しない。
ただし、厚生統計協会編(2015/2016)、『厚生の指標 堀内ふき編著(2016):ナーシンググラフィカ老年看護
臨時増刊 国民衛生の動向』を授業内で活用する。 学①(第5版)、メディカ出版
その他講義の進行に合わせて適宜紹介する。
準備学修の内容
次回の授業行動目標の確認と、前回の授業内容を復習し、専門用語の意味等を理解して臨むこと。
その他履修上の注意事項
グループワークにおいては、「ヒューマンコミュニケーション」での学びを想起し、自分の意見を他者に積極的
に伝えたり、関心を持って他者の意見を聴くよう心がけてください。
看Ⅱ-66
高齢者看護学
時
限
№
実施日 組
役職
所属
1
4.7(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
科目ガイダンスに参加し、本科目の目標および授業計画につい
て伝達できる。
2
4.14(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢者看護学の発展経緯、高齢者看護学の目的および
高齢者をとりまく社会情勢について説明できる。
3
4.21(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢期にある対象者の発達と老化について説明できる。
4
4.28(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢期にある対象者の身体的および生理学的特徴について
説明できる。
5
5.12(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢期にある対象者の心理・社会的側面の特徴について
説明できる。
6
5.19(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢者の健康の考え方について説明できる。
7
5.26(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢者をめぐる保健・医療・福祉の現状について説明できる。(1)
8
6.2(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢者をめぐる保健・医療・福祉の現状について説明できる。(2)
9
6.9(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
高齢者をめぐる保健・医療・福祉の現状における課題について
自分の考えを述べることができる
10
6.16(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
グループ学習を通して場の違いによる生活者としての高齢者の実
態把握を行い、看護の役割について自分の考えを他者に説明で
きる。
11
6.23(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
グループ学習を通して場の違いによる生活者としての高齢者の実
態把握を行い、看護の役割について自分の考えを他者に説明で
きる。
12
6.30(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
グループ学習を通して場の違いによる生活者としての高齢者の実
態と看護の役割についてまとめ、資料として提出することができ
る。
7.8(金)
1 3
上
野
公
子
教授
(医療・看)
場の違いによる生活者としての高齢者の実態と
看護の役割について発表し、討議できる。
上
野
公
子
教授
(医療・看)
7.11(月)
2 4
場の違いによる生活者としての高齢者の実態と
看護の役割について発表し、討議できる。
7.21(木)
1
1 上
2
野
公
子
教授
(医療・看)
講義の振り返りと目標達成度の確認
13
7.11(月)
2 3
7.8(金)
1 4
14
15
名前
行動目標
看Ⅱ-67
科目名
担当責任者
上野公子
ヘルスアセスメントⅢ
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
看護は意図的な活動であると同時に知識を用いた系統的な一連のプロセスが展開される。この一連のプロ
セスが看護過程である。本科目では、看護過程の初段階である情報収集・観察・生活課題の明確化に至るま
でのアセスメントの段階に焦点を当て、個人学習を中心に学習する。アセスメントの段階で対象者の健康課題
や強みを明らかにすることは、その後に続く看護展開(ケアプランの作成やプランに基づいた看護ケアの提
供、ケア実施後の評価)に大きく影響する。
よって、看護ケアの質を左右することに繋がるアセスメントの段階に必要な基礎的能力を身につけることを目
標とする。また、用いる事例は高齢者を対象者として設定され、加齢に伴って起こりやすい生活上の健康課題
について復習する機会とする。
授業の到達目標
①高齢者を対象者とするアセスメントの特徴を説明することができる
②看護過程の初段階に当たるアセスメントに取り組み、展開過程を記述することができる
③上記②の体験を通して高齢者のアセスメントに必要な視点やポイントを説明することができる
成績評価の方法および基準
全講義時間の2/3以上の出席がなければ評価を受けることはできない。
個人学習課題(40%)、期末試験(60%)で評価する。
なお、遅刻・早退は1回につき2点、欠席は1回につき5点減点となる。
参考書
教科書
講義の進行に合わせて適宜紹介する。
特に指定しない。
準備学修の内容
①高齢者の身体的・心理的・社会的特徴について復習・想起して授業に臨むこと
②次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解して授業に臨むこと
その他履修上の注意事項
個人学習では参考資料を持参して臨むこと。また、電子辞書の使用は可能であるが、パソコン、タブレット、ス
マートフォン、iPhoneなどでインターネット検索することは認めていない。
看Ⅱ-68
ヘルスアセスメントⅢ
№
時
限
実施日
組
名前
役職
所属
9.30(金)
1 3
上 野 公 子
教授
(医療・看)
科目ガイダンスに参加し、本科目の目標および授業計画につい
て伝達できる。
上 野 公 子
教授
(医療・看)
看護過程と高齢者ヘルスアセスメントの特徴について説明でき
る。
上 野 公 子
教授
(医療・看)
高齢者に用いられるアセスメントツールについて説明できる。
上 野 公 子
教授
(医療・看)
アセスメント演習の方法・進め方がわかり、取り組むことができる。
次回事例と事前学習課題がわかる。
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
展開した事例Aのアセスメント内容について講義を通して再考
し、評価することができる。
次回事例と事前学習課題がわかる。
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
事例Bのアセスメントに個人で取り組み、健康課題を明らかにす
ることができる。
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
展開した事例Bのアセスメント内容について講義を通して再考し、
評価することができる。
次回事例と事前学習課題がわかる。
藤 木眞 由美
講師
(医療・看)
事例Cのアセスメントに個人で取り組み、健康課題を明らかにす
ることができる。
藤 木眞 由美
講師
(医療・看)
展開した事例Cのアセスメント内容について講義を通して再考
し、評価することができる。
次回事例と事前学習課題がわかる。
藤 木眞 由美
講師
(医療・看)
事例D(1)のアセスメントに個人で取り組み、健康課題を明らかに
することができる。
藤 木眞 由美
講師
(医療・看)
展開した事例D(1)のアセスメント内容について講義を通して再考
し、評価することができる。
次回の事前学習課題がわかる。
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
事例D(2)のアセスメントに個人で取り組み、健康課題を明らかに
することができる。
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
1.16(月)
2 3
展開した事例D(2)のアセスメント内容について講義を通して再考
し、評価することができる。
1.23(月)
上 野 公 子
1
2 黒 臼 恵 子
2
藤 木眞 由美
教授
講師
講師
(医療・看)
講義の振り返り、目標達成度の確認
1
10.3(月)
2 3
9.30(金)
1 4
2
10.3(月)
2 4
10.14(金)
1 3
10.17(月)
2 3
10.21(金)
1 1
3
4
10.24(月)
2 3
10.28(金)
1 3
11.7(月)
2 3
11.4(金)
1 3
5
6
11.14(月)
2 3
11.11(金)
1 3
7
11.21(月)
2 3
11.18(金)
1 3
8
11.28(月)
2 3
11.25(金)
1 3
9
12.5(月)
2 3
12.2(金)
1 3
10
12.12(月)
2 3
12.9(金)
1 2
11
12.16(金)
2 4
12.16(金)
1 3
12
12.19(月)
2 3
1.6(金)
1 3
13
1.11(水)
2 2
1.13(金)
1 3
14
15
行動目標
事例Aのアセスメントに個人で取り組み、健康課題を明らかにす
ることができる。
看Ⅱ-69
科目名
担当責任者
野尻由香
在宅看護概論
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
1単位
授業の概要
在宅看護は、在宅で療養する方とその介護者・家族を対象とした看護活動である。看護職の活動の場は医
療機関だけではなく、地域にある訪問看護ステーションや地域包括支援センターをはじめ、保健機関、福祉
施設など様々である。対象となる人々も、乳幼児から高齢者まで、医療的ケアを必要とする方も含めその健康
レベルも多様である。看護職は対象者の日常生活の中で看護展開を行い、住み慣れた地域で安心して療養
生活を送ることができるように、他職種と協働した支援を提供することが求められている。
この授業では、在宅療養者への包括的なケアの意義を理解し、関係する制度やシステムならびに在宅看護
における看護職の役割を学ぶことを目的とする。
授業の到達目標
①在宅看護の概念と歴史的変遷および社会的背景について説明できる。
②在宅看護の特性について説明できる。
③在宅看護の対象者と権利、意思決定に関わる問題について説明できる。
④在宅看護の制度とシステム(介護保険制度含む)を説明できる。
⑤社会資源の活用と他職種・他機関との連携(ケアマネジメント含む)について説明できる。
⑥在宅看護過程の展開について説明できる。
⑦退院調整と継続看護における看護職の役割について説明できる。
成績評価の方法および基準
定期本試験70%、授業内課題30%で評価する。
教科書
参考書
河原加代子 他著;「系統看護学講座 在宅看護論」
医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読み、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
正当な理由のない遅刻・早退・欠席は減点の対象となる。出席管理システムのかざし忘れ等については授業
時間終了時に教室において直接教員に申し出ること。詳細については初回講義で説明する。
看Ⅱ-70
在宅看護概論
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
11.17(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
ガイダンス
在宅看護の概念と歴史的変遷および社会的背景について説明で
きる。
2
11.24(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅看護の特性について説明できる。
3
12.1(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅看護の対象者と権利、意思決定に関わる問題について説明
できる。
4
12.8(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅看護の制度とシステム(介護保険制度含む)を説明できる。
5
12.15(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
社会資源の活用と他職種・他機関との連携(ケアマネジメント含む)
について説明できる。
6
12.22(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅看護過程の展開について説明できる。
7
1.5(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
退院調整と継続看護における看護職の役割について説明できる。
8
1.12(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
講義のまとめと評価
看Ⅱ-71
科目名
担当責任者
山﨑恭子
地域看護学概論
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
2単位
授業の概要
人口構成や疾病構造の変化、病院の機能の変化、家族の変化とともに、在宅での療養が多くなり、看護へ
の期待が急速に高まっている。本講義では「地域・在宅看護学実習」に必要な知識と「保健師課程」を選択す
際に必要な基礎的な知識である地域看護学の領域と機能、特徴、地域看護の充実が期待される背景、地域
看護活動に必要な理論に関して理解を深めることを目標とする。
本科目では、地域看護の領域である在宅看護と公衆衛生看護について各領域の特徴と健康レベルにあわせ
た看護活動について、個人、集団、組織に焦点をあてながら、法律や制度についても概要を講義形式にて教
授する。また、地域看護活動に必要な保健指導の理論や地域・集団のアセスメントについて、講義と授業内に
演習を行いより理解を深めながら学習する。
授業の到達目標
①地域看護学と公衆衛生看護学の概念、活動の場と対象、特徴について説明できる。
②健康の定義と目的、健康施策の動きを理解できる。
③公衆衛生看護の歴史と時代背景にあわせた公衆衛生看護活動について説明できる。
④地域看護活動である保健指導、家庭訪問、健康相談・健康教育の対象と目的、方法について説明できる。
⑤地域看護活動に必要なモデルや理論を理解する。
⑥地域・集団のアセスメントの目的と理論、方法について理解する。
⑦地域における母子保健活動の法律、施策、活動の実際を説明できる。
⑧地域における成人・高齢者保健活動の法律、施策、活動の実際を説明できる。
⑨地域における精神障がい者・障がい者・難病保健活動の法律、施策、活動の実際を説明できる。
⑩学校保健活動の法律、施策、活動の実際を説明できる。
⑪産業保健活動の法律、施策、活動の実際を説明できる。
成績評価の方法および基準
授業内課題(10%)、小レポート(20%)、定期試験(70%)で評価する。 欠席は減点の対象にします。
教科書
参考書
津村智恵子、上野昌江 編集:公衆衛生看護学、中
央法規
厚生労働統計協会:国民衛生の動向、2014/2015
準備学修の内容
・指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
・次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
・配布された資料で復習をすること。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。初回の講義で説明をします。
看Ⅱ-72
地域看護学概論
№
実施日 組
1
9.28(水)
2
時
限
役職
所属
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
講義ガイダンス
・地域看護・公衆衛生看護の定義を説明できる。
・地域における看護活動の概要を説明できる。
10.5(水)
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・健康の定義と目的を説明できる。
・海外における健康施策の動きを説明できる。
・日本における健康施策の動きを説明できる。
3
10.12(水)
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・公衆衛生看護の歴史について説明できる。
・日本における地域看護活動の変遷を説明できる。
4
10.19(水)
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・行動変容ついて理解する
・地域看護に必要な健康健康教育の理論を理解する-その1
(健康信念モデル、自己効力感)
5
10.26(水)
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・地域看護に必要な健康健康教育の理論を理解する-その2
(変容ステージモデル)
・行動変容につながる健康教育の実施、評価について理解する
6
11.2(水)
1
2 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・保健指導の目的と対象を理解する
・家庭訪問の特徴を理解する
・健康相談の対象と目的を説明できる。
・地域におけるグループ支援・組織化の目的を理解する
7
11.9(水)
1
2 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・地域、集団の看護活動に必要なアセスメントのモデルや理論を説
明できる。
・地域、集団のアセスメントについて演習を通して実施できる。
8
11.16(水)
1
2 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・保健所と保健師活動について理解する
・市町村保健センターと保健師活動について理解する
・地域の保健活動における課題と法律、施策について理解する
(医療・看)
・地域保健の発達段階によるアプローチを説明できる。
・地域保健における母子保健活動の目的と対象を説明できる。
・地域保健における成人保健活動の目的と対象を説明できる。
・地域保健における高齢者、障害者保健活動の目的と対象を説明
できる。
9
11.22(火)
名前
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
行動目標
1
10 11.30(水)
2 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・地域で生活する療養者について、病院と地域の連携における看
護師の役割を説明できる。
・療養を継続するための地域における連携と看護師の役割を説明
できる。
12.7(水)
1
山 﨑 恭 子
2
2
行政保健師
教授
講師
(非)
(医療・看)
・地域保健における行政保健師の役割について説明できる。
・地域保健における行政保健師の活動の実際を説明できる。
12 12.14(水)
1
2 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
・学校保健・産業保健の目的が説明できる。
・学校保健・産業保健に関する法律を説明できる。
・学校保健・産業保健における課題を説明できる。
13
1.4(水)
1
山 﨑 恭 子
3
2
星 実 可 子
教授
講師
(非)
(医療・看)
・学校保健における養護教諭の役割について説明できる。
・学校保健における養護教諭の活動の実際を説明できる。
14
1.11(水)
1
山 﨑 恭 子
3
2
大 島 晴 樹
教授
講師
(非)
(医療・看)
・産業保健における看護職の役割について説明できる。
・産業保健における看護職の活動の実際を説明できる。
15
1.18(水)
1
3 山 﨑 恭 子
2
教授
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
11
看Ⅱ-73
科目名
担当責任者
寺山範子、 黒臼恵子、角田こずえ
フレッシュセミナーⅡ
標準履修年次
必修選択別
単位数
必修
1単位
2年
授業の概要
ナイチンゲールとトラベルビーの看護論を手がかりに、看護に対する自己の考えを表現するとともに、他者の
看護に対する考えを聞き、「看護とは何か」「看護が大切にしているものは何か」を自らに問い、実践の場に生
かすための素地をつくる。
①当該の看護理論において看護はどのように説明されているか、探し出すことができる。
②①をもとに、「何が看護であるのか」「看護として大切にすることは何なのか」、意見交換することができる。
③看護理論を読むことの意義を述べるとともに、看護についての自己の考えを述べることができる。
成績評価の方法および基準
・グループワークへの参加(レジュメ提出、発言、意見を聞く態度、司会・書記の役割、文献の活用等)50%
・発表準備と発表 30%
・最終レポート 20%
・欠席は1回につき4点、遅刻・早退は1回につき2点減点とする。
教科書
参考書
使用する看護理論書
・ナイチンゲール:看護覚え書 普及版-何が看護で
あり、何が看護でないか- ,うぶすな書院,1996.
・J.トラベルビー『人間対人間の看護』、医学書院
・河野哲也著『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶
応大学出版会
・学習技術研究会編著『知へのステップアップ改訂版』
くろしお出版
準備学修の内容
グループの学習計画に基づき、課題や役割を達成できるようにして参加する。
その他履修上の注意事項
・スマートフォンやタブレット端末の授業目的外の使用は禁止。
・毎回指定教室でカードリーダーに学生証をかざすこと。ただし、最終の15回目はレポート提出をもって出席
扱いとするためカードリーダーは不要。
・グループワークの日程変更がある場合には、担当教員の指示に従うこと。
看Ⅱ-74
フレッシュセミナーⅡ
時
限
№
実施日 組
1
4.7(木)
2
4.14(木)
3
1
5
4.21(木)
2
名前
役職
所属
行動目標
1
5 寺 山 範 子
2
教授
(医療・看)
ガイダンス
1)授業の進め方を説明することができる。
2)今後の授業に対する準備をすることができる。
3)看護理論に関する既習の知識を想起し、説明することができる。
1
黒 臼 恵 子
5
2
角田こずえ
講師
講師
(医療・看)
看護理論家の人物検索(個人ワーク)
1)当該する看護理論家について人物を検索し、整理することができ
る。
人物検索の結果の共有(グループワーク)
1)個人ワークの結果をグループ内で発表し、説明することができる。
2)看護理論の精読方法についての計画を立案することができる。
3)グループワークの運営に参画することができる。
5.12(木) 1 5
4
5.13(金) 2 5
5.19(木) 1 5
5
5.20(金) 2 5
5.26(木) 1 5
6
5.27(金) 2 5
6.2(木)
1 5
6.3(金)
2 5
6.9(木)
1 5
7
看護理論の精読(グループワーク)No.4~No.11
1)看護理論の精読のフォームに沿って記述することができる。
2)記述をもとに、グループ内で意見交換をすることができる。
3)グループワークに参画した自己について振り返ることができる。
8
6.10(金) 2 5
6.16(木) 1 5
9
グループについては、後日提示
6.17(金) 2 5
6.23(木) 1 5
10
6.24(金) 2 5
6.30(木) 1 5
11
7.1(金)
2 5
12
7.7(木)
1
5
2
13
7.8(金)
1
5
2
看護理論の発表
1)グループ発表をすることができる。
2)質疑応答に参画でき、自己の考えを述べることができる。
14
7.14(木)
1
5
2
看護理論のまとめ(グループワーク)
1)発表までを含めてグループワーク全体を評価することができる。
15
7.15(金)
1
5
2
レポート作成
レポート提出 7/15(金)18:15まで
発表に向けての準備(グループワーク)
1)発表内容について意見交換をすることができる。
2)発表資料の作成や役割を決定することができる。
看Ⅱ-75
科目名
担当責任者
寺山範子
基礎看護学実習
標準履修年次
必修選択別
単位数
2年
必修
3単位
授業の概要
既習の知識・技術を統合して、対象者の健康上の問題を予防・改善・解決する看護の思考過程を展開し、その一
部についての看護を実践する。看護実践の過程では、対象者の気持ちを思いやることや、対象者の権利の尊重、
医療安全、インフォームドコンセント、的確な看護判断、適切な看護技術の実施が基盤となることを確認する。臨床
看護への接近の機会であるこの実習を通して、看護者の責務と態度を考え、領域別実習へ向けての自己の課題を
明らかにする。
授業の到達目標
1. 病棟において、看護の対象者(以下、対象者)を多面的に理解するために必要な情報収集を行う。
2. 個々の情報のもつ意味を既存の知識等を用いて解釈する。
3. 情報間の関連を吟味し、関連図を用いて対象者のおかれている状況を説明する。
4. 関連図から対象者の全体像、健康上の問題、看護の方向性を説明する。
5. 対象者の健康上の問題について優先順位を考慮して看護問題を記述する。
6. 看護問題を予防・改善・解決するのに資する援助計画を立案する。
7. 援助の実施前に、対象者の心身の状態、援助の必要性、援助内容の適切性、実施時の安全について最終確
認する。
8. 対象者と目標に向かって援助関係を形成しつつ、安全・安楽に実施する。
9. 実施過程を観察記述し、援助計画を評価する。
10. 看護の思考過程、実施過程を振り返り、自己の課題を記述する。
11. 自ら実習準備を行い、実習に取り組める。
12. 実習経験を言語化して学生間で共有できる。
13. 共有のための効果的な発表運営ができる。
14. 対象者の安全安楽を第一に考えて行動する。
15. 医療者の一員としての立ち居振る舞いができる。
「基礎看護学実習 評価表」「基礎看護学実習 自己評価表」に基づき、実習中の学習態度、カンファレンス、実
習記録、課題レポート、自己評価、成果報告を総合的に評価する。欠席や遅刻は減点の対象となる。
教科書
参考書
今まで学習した全ての文献
田中美穂,蜂ヶ崎令子著:実習の前に読む本,医学
書院,2015.
準備学修の内容
今まで学習したすべての内容を整理しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅱ-76
基礎看護学実習
№
実施日
時限
名前
役職
所属
行動目標
1
2
3
4
5
6
段階別実習
7
および
8
9
2年次
8月中旬
~9月中旬
基礎看護学領域
教員全員
実習要項を参照
各学生は、この
期間のうち、計
135時間の実習を
行う
10
11
12
13
14
15
看Ⅱ-77
第3学年授業シラバス
保
健
健
医
療
康
情
政
報
策
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
社
会
福
祉
援
助
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
精
神
看
護
援
助
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
小
児
看
護
援
助
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
成
人
看
護
援
助
論
Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
成
人
看
護
援
助
論
Ⅲ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
高
齢
者
看
護
援
助
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
在
宅
看
護
援
助
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
学
校
・
産
業
保
健 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
地
域
看
護
援
助
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
看
護
情
報
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
が
ん
看
護 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
感
染
看
護 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
創
傷
看
護 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35
障
害
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
看
護
研
究
方
法
論
Ⅰ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
看
護
研
究
方
法
論
Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
臨
地
精
神
看
母
性
看
小
児
看
成 人 看
成 人 看
高 齢 者
地
域
看
看 護 の 統
実
護
護
護
護
護
看
学
学
護
護
合 と
学
実
学
実
学
実
実 習
実 習
学 実
学
実
実 践 実
習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43
習
習
習
Ⅰ
Ⅱ
習
習
習
※ 保健師課程科目については、別冊「保健師課程履修要項」に掲載されます。
看Ⅲ-1
科目名
担当責任者
中村直行
保健医療情報学
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
2単位
授業の概要
保健医療分野に関連する学問分野の英知を活用し,主体的に判断して行動するために必要となる基礎的知
識を学ぶとともに,多様な情報を,収集・分析して適正に判断し,モラルに則った上で,保健医療分野におけ
る問題解決・課題発見のための効果的な情報活用に応用することができる。
授業の到達目標
1. 保健医療分野に必要な情報管理の原則を認識し,基礎的な情報処理ができる。
2. 保健医療分野における問題解決・課題発見に応じて,必要な情報源を適切・適正に検索・収
集・整理・分析・表現・伝達・発信することができる。
3. 社会の一員として,保健医療従事者としての責任を自覚し,他者に配慮して情報を適切に扱う
ことができる。
4. 学士力に求められる情報リテラシーを認識し,自らの現状・課題について説明し,その一部を行
動化することができる。
5. 保健医療分野において,情報通信技術の可能性と限界を修得した上で,常識や仕組みから新
しい知を創造するイノベーションに対して協働して貢献する将来的展望について概説することができ
る。
成績評価の方法および基準
各講義時間毎のリフレクション・ペーパーの記載内容45%,最終レポート課題50%,授業内課題5%で評価す
る。出席については、減点法(1回欠席につき5点を減点,正当な理由なき遅刻は欠席)とする。
最終レポート課題:保健医療従事者を志す私に,学士力として求められる情報リテラシーに関する私の現状
と課題
提出手順:
①<初版提出> 締切日:6月17日(金)13時(教務課宛/2000字以内/2部-ダブルスペースの本文のみ)
②<初版のコメント付き返却> :7月8日(金)9時(講義内で返却)
③<最終版提出> 締切日:7月22日(金)13時(教務課宛/2000字以内/1部-表紙・本文)
※レポートには、学籍番号・出席番号・氏名を明記のこと
【評価基準】
①技能的側面:締切厳守,書式厳守,段落構成,誤字脱字がないこと
②内容的側面:テーマに沿った内容か,主張が十分に裏づけられていること(根拠が学問的に明確
であること),参考文献が適切に用いられていること
③他者評価の側面:コメントの内容をしっかり認識し、伝達できる内容になっていること
教科書
参考書
太田 勝正・猫田 泰敏編集:看護情報学, 医学書
院, 2008(ISBN978-4-260-00572-2)
準備学修の内容
情報(携帯)端末の取り扱いや保健医療情報の取り扱い(記録も含む)など,今,自己流でやっている人は,
学び直しの機会です。自分の今までのやり方が,今回,学習することの障壁とならないよう,しっかりと毎回の
授業内容を次までに必ず復習し,修得しておいてください。
また,本講義において,講義中のカメラ撮影・録音(スマートフォンなどの使用によるものも含む)は一切禁じ
ます。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。授業中に、教員指示によるディスカッション以外の私語は一切禁止とし、
食事はNGですがアルコール以外の水分補給は可とします。
看Ⅲ-2
保健医療情報学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
講師
(非)
(医療・看)
オリエンテーション
保健医療分野において情報学を学ぶことの意義
:現代社会における情報学の意味や保健医療分野における情報学
の意義について説明することができる。
1
4.8(金)
1
1 中 村 直 行
2
2
4.8(金)
1
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
保健医療分野における情報学の発展の経緯と情報の意義
:看護分野における活動の流れと情報処理の関連について説明する
ことができる。
3
4.22(金)
1
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護分野における情報
:看護分野における情報を認識し、データや情報を目的に応じて活
用するための基礎知識を身に付けることができる。
4
4.22(金)
1
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護に情報を活かすための情報のとらえ方
:看護分野における情報の種類(データ・情報・知識)を整理し、修得
し、目的に応じて識別することができる。
5
5.6(金)
1
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護分野における情報処理プロセスに関する理解
:看護情報分野における情報源を選択し、適切な方法で検索・収集・
整理することができる。
6
5.6(金)
1
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報の保存と活用
:看護記録における問題解決・課題発見のために、情報収集した内
容の適合性や整合性について評価することができる。
7
5.20(金)
1
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報の標準化
:看護情報標準化の必要性に対する認識と標準化の世界動向や看
護用語集の開発状況に関する基本的知識の把握ができる。
8
5.20(金)
1
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
ナーシングミニマムデータセット(NMDS)
:NMDSの意味と構成要素や有用性を修得し、現状での取組内容と
課題を審らかに整理することができる。
9
6.3(金)
1
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報分野におけるエビデンス ベースド ナーシング 1
:看護情報分野におけるエビデンスの定義や概念を歴史的背景や研
究利用の現状から概説することができる。
10
6.3(金)
1
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報分野におけるエビデンス ベースド ナーシング 2
:看護情報分野におけるエビデンスの実践段階における要素と進め
方やエビデンスの吟味について修得することができる。
11
6.17(金)
1
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報のシステム化
:システム化の定義や分類、事例を通してその目的や付帯する条件
の修得と整理により、期待される成果を導き出すことができる。
12
1
6.17(金)
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報と倫理 1
:保健医療分野における情報倫理を修得すると共に、患者情報の項
目やインフォームドコンセントにおける情報提供の特性を伝達するこ
とができる。
13
7.8(金)
1
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報と倫理 2
:保健医療従事者として適切な情報活用をするために、情報プライバ
シーや情報共有を前提とする基礎知識を身に付けることができる。
14
7.8(金)
1
2 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
診療情報システムと電子カルテ
:コンピューターリテラシーに基づく診療情報や電子カルテの有用性
や課題の認識により、看護分野において有効なIT活用ができる。
15
1
7.22(金)
1 中 村 直 行
2
講師
(非)
(医療・看)
保健医療情報学分野におけるトピックスと将来展望
:保健医療従事者として情報通信技術を効果的に用いて適正な情報
活用をするために,現在のトピックスに着目し、自分たちがどのように
保健医療分野へ貢献できるのか、将来展望について概説できる。
看Ⅲ-3
科目名
担当責任者
福田吉治
健康政策論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
保健、医療、看護、介護、福祉等の実施は「政策」が基盤になり、その理解なしには、効果的で、質の高い
サービスの提供は困難である。本授業では、日本の主要な保健・医療・福祉政策、すなわち健康政策を俯瞰
し、多様化、複雑化する健康課題に対応するための行政政策について、その形成、組織化、管理運営等を学
習する。さらに、地方自治体等における健康政策の立案から評価までの過程を、自ら考え、実践できる素地の
育成を行う。
授業の到達目標
本科目では、地域の中で専門性を持って活動するにあたり必要な、国および地方自治体等の健康政策の
基礎的知識とこれらのサービスを評価し、調整するための基礎的能力について、次の観点から習得することを
目標にする。
1.現在の主要な健康政策について理解し、説明できる。
2.健康政策を計画策定、実行、評価(PDCA)サイクルにのせて実施する方法を説明できる。
3.健康政策・活動・事業を立案・企画することができる。
成績評価の方法および基準
試験、授業内課題により総合的に評価する。
教科書
参考書
国民衛生の動向、厚生統計協会 (最新号)
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅲ-4
健康政策論
№
実施日 組
1
6.13(月)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
1 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
健康政策の理念、基本的な考え方について説明できる。
6.20(月)
1
1 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
健康増進施策、生活習慣病対策について理解し、説明できる。
3
6.27(月)
1
1 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
がん対策について理解し、説明できる。
4
6.27(月)
1
2 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
地域医療計画、医療費適正化計画等、医療施策について理解し、説
明できる。
5
7.4(月)
1
1 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
介護保険、介護予防、地域包括ケア等の高齢者介護福祉施策につ
いて理解し、説明できる。
6
7.11(月)
1
1 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
母子保健施策について理解し、説明できる。
課題演習(1)
7
7.11(月)
1
2 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
労働衛生・産業保健施策について理解し、説明できる。
課題演習(2)
8
7.21(木)
1
4 福 田 吉 治
2
教授
(大学院公
衆衛生学
研究科)
まとめ・習熟度確認
看Ⅲ-5
科目名
担当責任者
江塚樹乃
社会福祉援助論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
選択
1単位
授業の概要
社会福祉援助(ソーシャルワーク)は、保健や医療、教育などの隣接領域のみならず、企業も含め、福祉の
価値や知識、技術を活かす生活の全場面に関わる広範な領域を視野において展開されています。本講義で
は他者を援助することの意義や意味、援助行為について考える機会を提供することとします。
授業の到達目標
ソーシャルワークの実践的な活動は現行の政策や制度に大きく規定されるため、それらについて学びつつ
も、実践の本質は、個々人のおかれた状況やニーズ、あるいは利用者自身の判断や要望に即しており、あく
まで利用者の視点や立場から福祉サービスを調整する事にあります。そこで、ソーシャルワークの本質を踏ま
えながら、具体的な事例等をあげて考えてみたい。
成績評価の方法および基準
授業内課題15%、授業内の小課題15%、期末試験70%等、総合的に評価を行います。
教科書
使用しません。毎回資料を配布します。
参考書
参考図書:系統看護学講座 専門基礎分野9「社会保
障制度と生活者の健康(3)社会福祉第10版」《医学書
院》
準備学修の内容
授業後に小テストを実施することがあるため、必ず復習しておくこと。
その他履修上の注意事項
社会福祉援助につながる報道に常に目を通し、自分なりに理解や考察をしてみること。また、次回の授業内
容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅲ-6
社会福祉援助論
№
実施日 組
1
4.6(水)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
社会福祉援助の歴史(形成期、発展期)について説明できる。
4.13(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
社会福祉援助の歴史(統合期)と社会福祉援助技術の意義について
説明できる。
3
4.20(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
社会福祉援助技術の概念と体系、原則について説明できる。
KW:ケースワーク・グループワーク・コミュニティーワーク
4
4.27(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
社会福祉援助技術の展開過程について事例を通して説明できる。
KW:インテーク・アセスメント・プランニング・インターベンション
5
5.11(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
虐待や発達障害など、児童福祉の制度とニーズ、問題点を実践領域
を中心に説明できる。
6
5.18(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
障害者福祉の制度とニーズ、問題点を実践領域を中心に説明でき
る。また、障害者の就労について考える。
7
5.25(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
高齢者福祉または女性福祉の制度とニーズ、問題点を実践領域を中
心に説明できる。(受講状況によって判断します)
8
6.1(水)
1
3 江 塚 樹 乃
2
講師
(非)
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅲ-7
科目名
担当責任者
松澤和正
精神看護援助論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
この授業科目では、下記にある関連科目での学修を基礎としつつ、臨地実習等の実践的学修において有効
な看護実践に結びつくようさらに学びを深める。すなわち、講義形式にて、精神保健や精神看護学の基本的
な知識・概念や方法等を踏まえたうえで、おもな精神障害ごとの治療や看護援助の概要を学ぶとともに、精神
看護援助の枠組みとなる看護過程の特徴やそこで用いる看護アセスメントモデルの構成等を学ぶ。その後、
グループワーク形式授業にて、事例を用いつつ看護過程を展開し、看護アセスメントを実践しながら、個別・
具体的な精神看護援助の実践のあり方を学ぶこととする。
関連科目:精神保健学、ヘルスアセスメントⅡ、精神看護学、疾病治療論Ⅴ(精神医学).
授業の到達目標
①おもな精神障害ごとの特徴や治療や看護援助の概要について説明できる。
②精神看護援助における看護過程の特徴と看護アセスメントモデルの意味と構成について説明できる。
③具体的な事例を用いた看護過程のグループワークにおいて、看護アセスメントモデルを用いつつ、具体的・
個別的な観点から議論し実施することができる。
成績評価の方法および基準
定期試験の成績を70%、授業内小課題の成績を20%、グループワークの成績を10%とし、これらの合計点から
評価する。
教科書
参考書
①松澤和正著『臨床で書く:精神科看護のエスノグ
ラィー』医学書院.
②中井久夫・山口直彦著『看護のための精神医学』第
川野雅資編、『精神看護学Ⅱ(精神臨床看護学)』第 2版,
6版,ヌーヴェルヒロカワ.(但し、2年次にて購入済み) 医学書院.
③田中美恵子編著『精神看護学』第2版、医歯薬出
版.
萱間真美編『精神看護』第2版,照林社.
準備学修の内容
予め授業範囲の教科書・参考書等の読んで準備し、専門用語の理解や、自分なりの疑問・質問等を考える。
また、主に既習内容を問う授業内小課題に備えて十分復習すること。グループワーク形式の授業では、関連
した学修範囲を十分復習しおき、事例分析とアセスメントをスムースに行えるように準備しておくこと。
その他履修上の注意事項
授業中は、周囲の学生への迷惑とならぬよう私語などに十分注意すること。
授業への質問等は2号館B116-3にて可能な範囲で受け付ける。
看Ⅲ-8
精神看護援助論
№
実施日 組
1
5.30(月)
2
時
限
名前
役職
所属
1
4 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
授業オリエンテーション及び精神看護援助の原則と方向性
精神看護援助の基本的な特徴と方向性を説明できる。
5.30(月)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
主な精神障害の治療と看護 ①統合失調症
統合失調症を持つ人への治療と看護援助の概要を説明できる。
3
6.6(月)
1
4 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
主な精神障害の治療と看護 ②統合失調症
統合失調症を持つ人への治療と看護援助の概要を説明できる。
4
6.6(月)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
主な精神障害の治療と看護 ③気分障害(うつ病等)
うつ病を持つ人への治療と看護援助の概要を説明できる。
5
6.13(月)
1
4 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
主な精神障害の治療と看護 ④不安障害
不安障害を持つ人への治療と看護援助の概要を説明できる。
6
6.13(月)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
主な精神障害の治療と看護 ⑤依存症、認知症、パーソナリティ障害
等上記精神障害を持つ人への治療と看護援助の概要を説明できる。
7
1
松 澤 和 正 教授
6.20(月)
4
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
精神科臨床看護師から学ぶ。
精神科臨床の現場で働く看護師を迎え、精神科看護の特徴や課題
などを報告していただき、交流・議論を行い、精神科臨床の現実を知
ることができる。
8
6.20(月)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
プロセスレコード及び看護過程の原則
精神看護におけるプロセスレコード及び看護過程の考え方と特徴に
ついて説明できる。
9
6.27(月)
1
4 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
精神看護アセスメントモデルの概要
精神看護アセスメントに用いる看護モデルの特徴と概要について説
明できる。
10
6.27(月)
1
松 澤 和 正 教授
5
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
事例を用いたアセスメントの実際Ⅰ(各組ごとのグループワーク)
精神看護アセスメントモデルを用いたアセスメントを議論しつつ実施
できる。
11
7.4(月)
1
松 澤 和 正 教授
4
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
事例を用いたアセスメントの実際Ⅱ(各組ごとのグループワーク)
精神看護アセスメントモデルを用いたアセスメントを議論しつつ実施
できる。
12
7.4(月)
1
松 澤 和 正 教授
5
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
アセスメントの発表と討論Ⅰ(各組ごとのグループワーク)
各グループ毎に行ったアセスメント内容を発表し互いに議論し評価で
きる。
13
7.11(月)
1
松 澤 和 正 教授
4
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
アセスメントの発表と討論Ⅱ(各組ごとのグループワーク)
各グループ毎に行ったアセスメント内容を発表し互いに議論し評価で
きる。
14
7.11(月)
1
松 澤 和 正 教授
5
(医療・看)
2
遠
藤
太 准教授
アセスメントの発表と討論Ⅲ(各組ごとのグループワーク)
各グループ毎に行ったアセスメント内容を発表し互いに議論し評価で
きる。
15
7.25(月)
1
2 松 澤 和 正
2
講義の振り返り、習熟度確認
教授
(医療・看)
行動目標
看Ⅲ-9
科目名
担当責任者
篠原好江
リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
周産期の経過が正常を逸脱した状況にある対象の身体的・心理的・社会的側面,およびその看護を講義に
よって学習する。母性看護に必要な看護技術,保健教育技術,看護過程技術などの実践技術を実際の演習
を通して習得する。
リプロダクティブ・ヘルスⅠ・Ⅱ,リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅰで学習した知識をもとに,ここでは,
特に,周産期に必要な母性看護技術を習得する。
看護過程技術は,褥婦および新生児とその家族のヘルスアセスメントや正常な経過をたどるための援助,親
役割の獲得や家族関係の調整に関する知識や技能を踏まえた事例展開を個人学習やグループ学習を通し
て計画立案まで展開する。
授業の到達目標
①ハイリスク妊婦・産婦・褥婦・新生児の看護を説明できる。
②母性看護技術の目的・方法・留意点と根拠を説明できる。
③②をもとに演習を通して実践できる。
④産褥期のケースについてアセスメントをし,看護診断,目標設定,計画立案の一連を展開できる。
⑤④についてグループワーク後に発表できる。
成績評価の方法および基準
到達目標①~③は期末試験で,到達目標④⑤については授業内課題で評価を行う。
評価の全体的な割合は,授業内課題(20%),期末試験(90%)であり,2つのすべての要素が必要である。ど
れか1つでも評点が6割に到達しない場合は,評価の対象とはならない。
教科書
参考書
森恵美他:系統看護学講座専門Ⅱ母性看護学各論
(母性看護学②),医学書院,最新版.
①村本淳子他編著:母性看護学1妊娠・分娩,医歯薬
出版,最新版.
②今津ひとみ他編著:母性看護学2産褥・新生児,医
歯薬出版,最新版.
③太田操:ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過
程,医歯薬出版,最新版.
授業の進度に合わせて適宜紹介する。
準備学修の内容
1.毎時,テキストを熟読し,わからないキーワードの意味を調べる。
2.配布資料の学習ポイントについて復習する。
3.事例展開を進める。
その他履修上の注意事項
1.15回目の事例展開は授業内での提出となるため注意する。
2.学習相談や質問などは,授業終了後に随時受けつける。
看Ⅲ-10
リプロダクティブ・ヘルス看護援助論Ⅱ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
4.6(水)
講師
(医療・看)
ガイダンス:①授業の目的・目標 ②授業計画 ③評価の方法
1.ハイリスク妊婦の看護を説明できる。
高年・若年妊娠,肥満,合併症,妊娠高血圧症候群 [講義]
2
1
4.13(水)
5 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.ハイリスク妊婦の看護を説明できる。
切迫流産,切迫早産,流産,早産,感染症,常位胎盤早期剥離,前
置胎盤
2.その他の問題をもつ妊婦の看護を説明できる。 [講義]
3
4.20(水)
1
5 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.分娩期の異常における看護を説明できる。
前期破水,微弱陣痛,産科出血 産道の異常 娩出力の異常
分娩障害 付属物の異常 分娩時の損傷 [講義]
4
4.27(水)
1
5 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.分娩期の異常における看護を説明できる。
分娩誘発,帝王切開 [講義]
5
5.11(水)
1
5 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.産褥期の異常における看護を説明できる。
子宮復古不全 産褥期の発熱 産褥血栓症 [講義]
6
5.18(水)
1
5 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.産褥期の異常における看護を説明できる。
ATLA AIDS 乳腺炎
2.児を亡くした褥婦と家族への看護を概説できる。 [講義]
7
5.25(水)
1
5 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.新生児期の異常における看護を説明できる。
低出生体重児 高ビリルビン血症 先天異常・障害 [講義]
(医療・看)
母性看護に必要な看護技術を習得できる。
演習① デモンストレーション
(医療・看)
母性看護に必要な看護技術を習得できる。
演習② 妊娠期:子宮底長測定,レオポルド触診法 分娩期:呼吸法
妊婦・産婦体験 産褥期:子宮底長の測定,子宮底の高さ・硬度
(医療・看)
母性看護に必要な看護技術を習得できる。
演習③ 新生児の観察 新生児の抱っこ・おむつ交換 沐浴
(医療・看)
産褥期事例の展開(個人学習)
1.アセスメント,看護診断,目標設定,計画立案までを展開する。
(医療・看)
産褥期事例の展開(グループワーク)
1.アセスメント,看護診断,目標設定,計画立案までを展開する。
(医療・看)
産褥期事例の展開(グループワーク)
1.看護診断,目標設定,計画立案までを展開する。
1.グループ発表に向けて準備ができる。
1
5 篠 原 好 江
2
5.30(月) 1 3
8
5.31(火) 2 2
6.6(月)
1 3
9
6.7(火)
2 2
6.13(月) 1 3
10
6.14(火) 2 2
6.20(月) 1 3
11
6.21(火) 2 2
6.27(月) 1 3
12
6.28(火) 2 2
7.4(月)
1 3
13
7.5(火)
2 2
7.11(月) 1 3
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
教授
講師
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
教授
講師
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
教授
講師
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
教授
講師
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
教授
講師
教授
講師
(医療・看)
産褥期事例の展開(グループワーク)
1.個人・グループの発表ができる。
1
4 篠 原 好 江
2
講師
(医療・看)
1.事例展開でのポイントの説明によって,個人の展開した課題学習を
最終的にまとめることができる。
2.事例展開を提出できる。
7.12(火) 2 2
7.25(月)
教授
講師
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
14
15
梶 原 祥 子
篠 原 好 江
看Ⅲ-11
科目名
担当責任者
松尾ひとみ
小児看護援助論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
小児看護学と小児保健学で学んだ健康なこどもと家族の成長・発達、日常生活の獲得過程の知識を土台に、
入院と疾患によってどのような影響を受けるかを判断する。且つ、こどもと家族の健康段階に適し、こどもと家
族の目線にたったケアを考えるための知識を整理し、小児看護学実習の準備を整える。
授業の到達目標
①疾患と入院が、こどもの成長・発達に与える影響をとらえることができる。
②健康段階による身体への影響の違いに関して、大人とは異なるこどもの特徴をとらえることができる。
③疾患をもつこどもと家族を尊重し、こどもと家族の目線に立つケアと取り組むことができる。
成績評価の方法および基準
筆記試験(70%)グループワーク・演習課題(30%)欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
教科書
参考書
小児生理学:ISBN978-4892696367
準備学修の内容
小児看護学・小児保健学の復習ができていることを前提に講義する。
その他履修上の注意事項
授業担当者、授業内容、日程を一部変更する可能性がある。
看Ⅲ-12
小児看護援助論
№
実施日 組
1
4.11(月)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
講義概要の説明
4.18(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
こどものからだ、病気の理解
3
4.25(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
入院によるこどもと家族への影響
4
5.2(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
治療処置をうけるこどもと家族へのケア(プリパレーション)
5
5.6(金)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
健康段階と発達段階を組み合わせたアセスメントについて
6
5.6(金)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
こどもと家族に対する健康段階別のケアを説明できる。(慢性期)
7
5.16(月)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
アセスメントガイド作成を説明できる。(グループワーク)
8
5.23(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
こどもと家族に対する健康段階のケアを説明できる。(急性期)
9
5.27(月)
1
1 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
こどもと家族に対する健康段階別のケアを説明できる。(急性期・周
手術期)
10
5.30(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
治療処置をうけるこどもと家族へのケアを説明できる。(バイタルサイン)
11
5.31(火)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
12
5.31(火)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
実習室で情報収集(演習)
アセスメントガイドに沿って情報の分類を説明できる。(グループ
ワーク)
13
6.7(火)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
14
6.7(火)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
15
6.13(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
16
6.14(火)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
17
1
6.14(火)
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
18
6.20(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
19
6.21(火)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
20
1
6.21(火)
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
7.4(月)
1
2 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
22
7.5(火)
1
3 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
23
7.5(火)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
アセスメントガイド発表会(グループワーク)
小児看護における看護倫理を説明できる。
治療処置をうけるこどもと家族へのケアを説明できる。(抑制)
こどもと家族に対する健康段階別のケアを説明できる。(終末期)
ケア発表会(グループワーク)
21
ケア発表会(グループワーク)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅲ-13
科目名
担当責任者
林さとみ
成人看護援助論Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
手術を含む侵襲を伴う治療・処置を受け、生体内の内部環境が急激に変化する急性期の健康逸脱状態におい
て、患者及び家族へ与える身体的・心理的・社会的な影響を理解し、生命の安全を確保し、苦痛の緩和と安寧の
維持、回復のセルフケア能力を高める看護プロセスと、援助を実践するための知識と技術について修得する。
1)手術療法を受ける患者およびクリティカルな状態・状況にある患者の特徴、2)主な手術と看護の実際、3)手術
療法を受ける心身の侵襲にさらされた患者にとって必要な看護の具体的実践方法について、講義、事例を用い
た看護過程の展開を通じて学ぶ。またシュミレータを用いた技術演習を通じて具体的看護実践方法を学ぶ。
授業の到達目標
手術や予期せぬ事態により健康生活が急激に変化し、生命の危機状態にある人の回復を促進するための看護
について学ぶ。
1.周手術期における対象者の特徴ならびに周手術期看護の特徴を自分の言葉で説明できる。
2.周手術期における対象をアセスメントするために必要な項目とその根拠を列挙できる。
3.周手術期における対象をアセスメントする分析的思考過程を習得する。
4.周手術期にある対象のアセスメント結果を記述できる。
5.周手術期にある対象のアセスメントに基づいて、根拠のある看護援助を記述できる。
6.周手術期看護に特有の看護援助を基本原理に基づき安全に実施する技術を習得する。
成績評価の方法および基準
・授業内課題5%、事例検討術前看護に関する課題10%、術後看護に関する課題25%、筆記試験60%として
評価を行う。
・欠席届の提出がなく、学則規定を下回る出席状況の場合には、評価対象としない。
・欠席は減点対象とする。
教科書
参考書
・雄西智恵美他編集:成人看護学 周手術期看護論 第3
版 NOUVELLE HIROKAWA
・竹内 登美子 (編著) 講義から実習へ 高齢者と成人の
周手術期看護 1 外来/病棟における術前看護 第2版 医
歯薬出版
・矢永勝彦・小路美喜子編:系統別看護学講座 別卷
・竹内 登美子 (編著) 講義から実習へ 高齢者と成人の
臨床外科看護総論 (第10版) 医学書院.
周手術期看護 2 術中/術後の生体反応と急性期看護 第
・北島政樹編:系統看護学講座 別巻 臨床外科看護
2版 医歯薬出版
各論 (第8版) 医学書院.
・竹内 登美子 (編著) 講義から実習へ 高齢者と成人の周
・松田明子ら:系統看護学講座,成人看護学5 消化
手術期看護3 開腹術/腹腔鏡下手術を受ける患者の看護
器 医学書院
第2版 医歯薬出版
・織田弘美ら:系統看護学講座,成人看護学10 運動
・竹内 登美子 (編著) 講義から実習へ 高齢者と成人の周
器 医学書院
手術期看護4 脳神経疾患で手術を受ける患者の看護 第
1版 医歯薬出版
・竹内 登美子 (編著) 講義から実習へ 高齢者と成人の周
手術期看護5 運動器疾患で手術を受ける患者の看護 第
2版 医歯薬出版
準備学修の内容
1.次回の授業内容に関連する解剖学、生理学、疾病の病態生理を復習しておく。
2.「学習のてびき」に示されている事前学習を行って各授業に臨む。
その他履修上の注意事項
遅刻・早退の2回は、欠席1回の扱いとする。
看Ⅲ-14
成人看護援助論Ⅱ
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
導入
1
3 林 さ と み 准教授 (医療・看) 周手術期看護(概論)
2
1.周手術期における患者の特徴と周手術期看護の目的・基本理念を
説明できる。
2.周手術期看護に適用される理論について説明できる。
3.手術侵襲によって変化する生体反応(神経系・内分泌系)について
説明できる。
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看) 4.代表的な手術後合併症を列挙し、それぞれの特徴と誘因を説明
2
できる。
1
4.8(金)
2
4.8(金)
3
周手術期看護(手術前)
1.手術を受ける対象とその家族の身体的・心理的・社会的特徴を説明
できる。
1
4.15(金)
3 林 さ と み 准教授 (医療・看) 2.手術後に予測される合併症を踏まえて、術前のリスクアセスメントに
2
ついて説明できる。
3.予測される合併症を予防するための援助について説明できる。
4.手術前オリエンテーションの意義と援助について説明できる。
4
周手術期看護(手術中)
1.手術室看護師の役割と手術チームの連携について説明できる。
1
4.15(金)
4 林 さ と み 准教授 (医療・看) 2.手術室の感染予防・安全対策について説明できる。
2
3.手術室入室・麻酔導入・術中・麻酔覚醒時の看護について説明
できる。
5
4.22(金)
1
3 厚 澤 博 美
2
助教
6
4.22(金)
1
4 厚 澤 博 美
2
助教
7
4.28(木)
1
4 厚 澤 博 美 助教
2
(医療・看)
手術によりボディイメージが急激に変化する患者の看護
1.大腸(下部消化管)の手術を受ける患者の看護について説明
できる。
(医療・看) 2.排泄経路が変更となる患者の手術前後の心理的特徴について
説明できる。
3.ストーマリハビリテーションを通して、患者が新たしいボディ
イメージを受け入れるための看護を考えることができる。
(医療・看) 周手術期看護(手術後)
1.術後24時間以内の健康問題を説明できる。
2.手術後の回復を促進するための看護を説明できる。
3.創傷治癒の促進のための看護を説明できる。
(医療・看) 4.おこりやすい術後合併症の予防と発症時の対応を説明できる。
手術により運動機能が急激に変化する患者の看護
1.周手術期の看護の一連の流れを踏まえながら、骨・関節器官の
手術の侵襲の影響を理解し、術後の観察が理解できる。
2.術後合併症予防の援助について理解できる。
8
5.13(金)
1
2 厚 澤 博 美 助教
2
9
5.13(金)
手術により摂食・消化機能が急激に変化する患者の看護<胃がん>
1
1.胃切除術を受ける対象に特有な早期術後合併症、後期術後合併症
3 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
を説明できる。
2.手術後の食行動を中心とした生活の再調整の必要性を説明できる。
周手術期看護 事例検討<胃がん患者>
事例提示とワークの進め方オリエンテーション
10
5.13(金)
11
5.20(金)
12
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
周手術期看護(手術前) ①
【ワーク】
事例を通して手術前の患者のリスクアセスメントを説明できる。
1
3 林 さ と み 准教授 (医療・看) 周手術期看護(手術前) ②③
2
【ワーク】
1.事例を通して手術前の患者のリスクアセスメントを説明できる。
2.事例を通して術後合併症予防を踏まえ、術前訓練の援助に
1
5.20(金)
4 林 さ と み 准教授 (医療・看) ついて説明できる。
2
看Ⅲ-15
成人看護援助論Ⅱ
時
限
№
実施日 組
13
5.27(金)
周手術期看護(手術前) ④
1
3 林 さ と み 准教授 (医療・看) 【演習】
2
事例における術前訓練の援助を実施できる。
14
5.27(金)
周手術期看護(手術後) ①
1
1.事例患者手術1日目のアセスメント項目、収集すべきデータと
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
その理由を説明できる。
2.事例患者手術1日目の健康問題を説明できる。
15
6.3(金)
16
6.3(金)
17
6.10(金)
18
19
20
名前
役職
所属
行動目標
1
3 林 さ と み 准教授 (医療・看) 周手術期看護(手術後) ②③
2
【ワーク】
1.事例患者の関連図、アセスメントの追加修正を行うことができる。
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看) 2.事例患者の健康問題、看護問題を説明できる。
2
周手術期看護(手術後) ④⑤
1
3 林 さ と み 准教授 (医療・看) 【ワーク】
2
1.事例患者を通じて、術後の変化した形態機能に合わせた生活の
自立に向けた援助を計画できる。
2.立案した計画に基づいて、患者指導を計画できる。
1
6.10(金)
4 林 さ と み 准教授 (医療・看) 3.事例患者の指導計画を通して自己管理に向けた援助について
2
説明できる。
1 1 角 田 こ ず え 講師 (医療・看)
2 3 成 人 看 護 学 教 員 (医療・看) 周手術期看護(手術後) ⑥⑦
6.24(金)
【演習】
1 2 角 田 こ ず え 講師 (医療・看) 周手術期看護総合演習(術後看護)
2 4 成 人 看 護 学 教 員 (医療・看)
21
7.1(金)
22
1 3 角 田 こ ず え 講師 (医療・看)
2 1 成 人 看 護 学 教 員 (医療・看) 周手術期看護(手術後) ⑧⑨
【演習】
1 4 角 田 こ ず え 講師 (医療・看) 周手術期看護総合演習(術後看護)
2 2 成 人 看 護 学 教 員 (医療・看)
23
周手術期看護(手術後) ⑩
1.事例患者における、術後看護を導くアセスメント、関連図、健康問
1
題、看護問題、看護計画の検討結果を振り返り、周手術看護に
7.15(金)
2 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
おける術後看護を説明できる。
2.妥当なアセスメント、看護計画を導くための分析的思考について
説明できる。
24
7.20(水)
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看) 講義のまとめと評価
2
看Ⅲ-16
科目名
担当責任者
南川雅子
成人看護援助論Ⅲ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
慢性病に罹患している患者は、一生涯病気や障害と折り合いをつけながら生活しなければならない。そしてそ
の生活は、QOLを損なわないものであることが望ましい。そのため、生活を再調整するためのセルフマネジメ
ントを行うことが患者の課題となる。しかし診断初期の段階では、患者は自覚症状が乏しいために、必要な療
養行動をとることができないことが多い。また病気が長期になってくると、患者は療養行動に自己流の解釈を
つけ、適切な行動をとることができなくなり、症状が悪化する場合もある。これらのことを踏まえて、本科目の目
的は次の①、②とする。①慢性病患者のエンパワーメントを促進したり、自己効力感を高めたりしながら、生活
を再調整して適切な療養行動がとれるように援助するための方法を習得する。②障害のある患者に対し、変
化したボディイメージを受けとめ、機能の回復促進、残存機能の活用、代償機能の獲得を促しながら生活を再
構築できるように援助するための方法を習得する。
本科目を履修するためには、「成人看護学」、「疾病治療論Ⅱ」、「成人保健学」、「成人看護援助論Ⅰ」、「成
人看護援助論Ⅱ」で学習した知識が必要である。
授業の到達目標
①心不全患者の病期に応じた健康問題、および看護の方向性を説明できる。
②看護過程を展開し、事例の心不全患者に必要な看護を導き出すことができる。
③肝硬変患者の病期に応じた健康問題、および看護の方向性を説明できる。
④SLE患者の病期に応じた健康問題、および看護の方向性を説明できる。
⑤脳梗塞患者の病期に応じた健康問題、および看護の方向性を説明できる。
⑥慢性腎臓病患者の病期に応じた健康問題、および看護の方向性を説明できる。
⑦がん治療によって形態・機能障害をもつ患者の健康問題、および看護の方向性を説明できる。
⑧疾患そのものや治療の副作用によって血糖コントロールが不安定になった患者をアセスメントし、教育的援
助計画を立案・実施・評価できる。
⑨片麻痺患者の日常生活における自立を促進するための看護計画を立案・実施・評価できる。
成績評価の方法および基準
授業内課題10%、IRATおよび小テスト10%、筆記試験80%で評価する。ただし、欠席届の提出がなく、学則
規定を下回る出席状況の場合には、評価対象としない。欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
※欠席は、いかなる理由であっても1回につき2点減点。遅刻・早退は1回につき1点減点とする。ただし、交通
の事情によるやむを得ない遅刻であることが明らかな場合は考慮する。
教科書
参考書
・阿部光樹ら:系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看
護学3 循環器,医学書院.
・松田明子ら:系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看
護学5 消化器,医学書院.
・竹村信彦ら:系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看
護学7 脳・神経,医学書院.
・阿部信一ら:系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看
護学8 腎・泌尿器,医学書院.
・原まさ子ら:系統看護学講座 専門分野Ⅱ,成人看
護学11 アレルギー・膠原病・感染症,医学書院.
事前学習課題に取り組むために、教科書だけに頼ら
ず、各自が図書館で文献を探すことを期待する。適切
な文献を見つけられなかった場合に限り、こちらで紹
介する。
準備学修の内容
第1回目講義で配布する「学習要項」の「講義・演習スケジュールと事前学習課題」(2~4ページ)に従って進
める。事前学習課題で学習したことはノートにまとめ、毎回の講義時に持参する。各講義は、事前学習の内容
を確認しながら進める。
その他履修上の注意事項
・質問や相談がある場合は、あらかじめメール(アドレスは学習要項に記載されている)等でアポイントを取った
うえで教員のもとに来ること。
看Ⅲ-17
成人看護援助論Ⅲ
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
教授
(医療・看)
授業ガイダンス
循環機能障害のある患者の看護(心不全)①
心臓の構造・機能を踏まえて、心不全の病態と症状を関連付けて説明
できる。
1
4.6(水)
1
2 南 川 雅 子
2
2
4.13(水)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
循環機能障害のある患者の看護((心不全)②
患者が心不全の悪化を予防し、心予備力の範囲で最大限の活動性を
維持するための看護の方向性を述べることができる。
3
4.20(水)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
循環機能障害のある患者の看護(心不全)③
【ワーク】事例検討を通して、心不全の悪化を予防し、心予備力の範
囲で最大限の活動性を維持するための看護について説明できる。
4
4.27(水)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
循環機能障害のある患者の看護(心不全)④
【ワーク】事例検討を通して、心不全の悪化を予防し、心予備力の範
囲で最大限の活動性を維持するための看護について説明できる。
5
5.11(水)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
循環機能障害のある患者の看護(心不全)⑤
【ワーク】事例検討を通して、心不全の悪化を予防し、心予備力の範
囲で最大限の活動性を維持するための看護について説明できる。
6
5.18(水)
1
2 佐 野 知 美
2
講師
(医療・看)
腎機能障害のある患者の看護(慢性腎臓病)①
慢性腎臓病の定義と各期の特徴について説明できる。
慢性腎臓病各期の患者の特徴について説明できる。
7
5.25(水)
1
2 佐 野 知 美
2
講師
(医療・看)
腎機能障害のある患者の看護(慢性腎臓病)②
慢性腎臓病各期の患者の特徴について説明できる。
腎代替療法の特徴とその看護について説明できる。
8
6.1(水)
1
2 角田こずえ
2
講師
(医療・看)
栄養・代謝障害のある患者の看護(肝硬変)①
肝臓の構造と機能を踏まえ、肝硬変の病態・症状、治療について説明
できる。
9
6.8(水)
1
2 角田こずえ
2
講師
(医療・看)
栄養・代謝障害のある患者の看護(肝硬変)②
肝硬変患者の病期による患者の特徴について説明できる。
肝硬変患者の健康問題と看護について説明できる。
10
6.8(水)
1
3 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん治療に伴う形態・機能障害をもちながら生活する患者の看護①
乳がんの治療によって障害をかかえながら生活する患者・家族の特徴
と看護について説明できる。
11
6.8(水)
1
4 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん治療に伴う形態・機能障害をもちながら生活する患者の看護②
【ワーク】乳がんの治療によって障害をかかえながら生活する患者と家
族の実態を知り、看護を導き出すことができる。
12
1
6.15(水)
3 佐 野 知 美
2
(医療・看)
がん治療に伴う形態・機能障害をもちながら生活する患者の看護③
がん治療に伴う排尿障害のある患者の特徴を説明できる。
がん治療に伴う排尿障害のある患者の健康問題をアセスメントする視
点について説明できる。
13
1
6.15(水)
4 角田こずえ
2
(医療・看)
脳・神経機能障害のある患者の看護(脳梗塞)①
脳・神経の構造・機能を踏まえ、脳梗塞の病態について説明できる。
脳梗塞の急性期の治療について説明できる。
総合演習オリエンテーション
講師
講師
看Ⅲ-18
成人看護援助論Ⅲ
№
実施日 組
14
6.17(金)
15
時
限
役職
所属
行動目標
1
3 角田こずえ
2
講師
(医療・看)
脳・神経機能障害のある患者の看護(脳梗塞)②
脳梗塞の急性期の治療を受ける患者の状態を説明できる。
脳梗塞患者の急性期の状態に合わせた看護について説明できる。
6.17(金)
1
4 角田こずえ
2
講師
(医療・看)
脳・神経機能障害のある患者の看護(脳梗塞)③
回復期にある脳梗塞患者の看護問題を明らかにし、看護の方向性を
述べることができる。。
16
6.22(水)
1
2 角田こずえ
2
講師
(医療・看)
脳・神経機能障害のある患者の看護(脳梗塞)④
【ワーク】脳梗塞の回復期にある事例患者の看護目標と看護計画を導
き出すことができる。
17
1
6.22(水)
3 佐 野 知 美
2
講師
(医療・看)
免疫機能障害のある患者の看護(全身性エリテマトーデス:SLE)①
免疫の機能を踏まえて、SLEの病態と症状について説明できる。
SLE患者に行われる薬物療法の目的と副作用について説明できる。
SLE患者の健康問題を明らかにし、看護の方向性を述べることができ
る。
18
6.22(水)
1
4 佐 野 知 美
2
講師
(医療・看)
免疫機能障害のある患者の看護(全身性エリテマトーデス:SLE)②
【ワーク】事例のSLE患者に対し、どのような看護が必要か、根拠に基
づいて説明できる。
7.6(水)
2
19
7.8(金)
1
7.6(水)
2
20
7.8(金)
3
佐 野 知 美 講師
(医療・看)
成 人 看 護 学 教 員
総合演習①
【演習】血糖コントロールが不安定になった患者をアセスメントし、教育
的援助計画を立案・実施・評価できる。
4
佐 野 知 美 講師
(医療・看)
成 人 看 護 学 教 員
総合演習②
【演習】血糖コントロールが不安定になった患者をアセスメントし、教育
的援助計画を立案・実施・評価できる。
3
角 田 こ ず え 講師
(医療・看)
成 人 看 護 学 教 員
総合演習③
【演習】片麻痺患者の日常生活における自立を促進するための看護
計画を立案・実施・評価できる。
4
角 田 こ ず え 講師
(医療・看)
成 人 看 護 学 教 員
総合演習④
【演習】片麻痺患者の日常生活における自立を促進するための看護
計画を立案・実施・評価できる。
1
7.13(水) 1
21
7.15(金) 2
7.13(水) 1
22
7.15(金) 2
23
7.22(金)
名前
1
4 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
講義のまとめと評価
看Ⅲ-19
科目名
担当責任者
黒臼恵子、藤木眞由美
高齢者看護援助論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
高齢者の生活上の課題を理解し、健康レベルに応じた高齢者への看護援助について具体的に学ぶ。
また、高齢者の家族や社会資源の活用についても理解し、高齢者が生きがいや意欲を持って生活していくた
めの援助について考える。
授業の到達目標
①高齢者に多い疾患や症状(尿失禁・転倒・睡眠障害・脱水・嚥下障害)の看護援助を説明できる。
②高齢者の家族や社会資源の活用について、説明できる。
③他職種の役割と連携について、説明できる。
④認知症高齢者に対する看護援助について、説明できる。
成績評価の方法および基準
全講義時間の2/3以上の出席がなければ評価を受けることはできない。
期末試験(60%)、授業時間内の事例課題(30%)、グループワーク課題(10%)で評価する。
遅刻、早退、欠席は減点の対象となる。
遅刻・早退は1回につき2点減点。欠席は1回につき5点減点。
教科書
参考書
<教科書他>
講義等の進行に合わせて適宜紹介する。
準備学修の内容
2年次後期開講科目「ヘルスアセスメントⅢ」で活用した4事例の分析・解釈の復習をして臨むこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
個人学習では、参考資料を持参し臨むこと。また、電子辞書の使用は可能であるが、パソコン、タブレット、ス
マートフォン、iPhoneなどでインターネット検索をすることは認めない。
看Ⅲ-20
高齢者看護援助論
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
授業目標および計画(今後の授業の進め方)を説明できる。
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
尿失禁(情報A氏)の看護計画を立案することができる。(個人学習)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
高齢者の尿失禁の看護援助について説明できる。(講義)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
転倒(情報B氏)の看護計画を立案することができる。(個人学習)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
高齢者の転倒の看護援助について説明できる。(講義)
藤木眞由美
講師
(医療・看)
睡眠障害(情報C氏)の看護計画を立案することができる。(個人学習)
藤木眞由美
講師
(医療・看)
高齢者の睡眠障害の看護援助について説明できる。(講義)
藤木眞由美
講師
(医療・看)
脱水(情報D氏)の看護計画を立案することができる。(個人学習)
藤木眞由美
講師
(医療・看)
高齢者の脱水の看護援助について説明できる。(講義)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
嚥下障害(情報D氏)の看護計画を立案することができる。(個人学習)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
高齢者の嚥下障害の看護援助について説明できる。(講義)
黒 臼 恵 子
講師
(医療・看)
認知症高齢者の看護援助について説明できる。
藤木眞由美
講師
(医療・看)
認知症高齢者の看護援助の実際をDVDで視聴し、自分の考えを述
べることができる。
藤木眞由美
講師
(医療・看)
7.19(火)
1 2
認知症高齢者の看護援助の一つである、回想法を体験し、自分の考
えを述べることができる。
7.26(火)
1
黒 臼 恵 子
4
2
藤木眞由美
講師
講師
(医療・看)
講義の振り返り、目標達成度の確認
4.11(月)
2 3
4.12(火)
1 2
4.18(月)
2 3
4.19(火)
1 2
4.25(月)
2 3
4.26(火)
1 2
5.2(月)
2 3
5.10(火)
1 2
5.9(月)
2 3
5.17(火)
1 2
5.16(月)
2 3
5.24(火)
1 2
5.23(月)
2 3
5.31(火)
1 2
5.30(月)
2 3
6.7(火)
1 2
6.6(月)
2 3
6.14(火)
1 2
6.13(月)
2 3
6.21(火)
1 2
6.20(月)
2 3
6.28(火)
1 2
6.27(月)
2 3
7.5(火)
1 2
7.4(月)
2 3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
7.12(火)
1 2
7.11(月)
2 3
14
15
行動目標
看Ⅲ-21
科目名
担当責任者
野尻由香
在宅看護援助論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
在宅療養者への看護は日常生活の場で提供されるものであることから、看護過程の展開に際して生活の場
でのアセスメントが重視される。看護計画を立案する際には、関連する社会資源の活用を含めたものである必
要がある。本科目では、在宅看護技術を生活援助の具体的な方法と併せて理解することを目的とする。さらに
訪問看護の活動の特性を学び、演習では事例に対する看護計画を立案することを目的とする。
①在宅における療養者・家族との適切なコミュニケーションについて概説できる。
②訪問看護に必要なフィジカルアセスメントの目的・手順と方法について説明できる。
③療養者の栄養管理の実際について説明できる。
④療養者の排泄ケアの実際について説明できる。
⑤療養者の呼吸管理の実際について説明できる。
⑥在宅における認知症高齢者へのアセスメントについて説明できる。
⑦在宅で療養する精神障害者へのアセスメントについて説明できる。
⑧在宅で医療的ケアを必要とする小児のアセスメントについて説明できる。
⑨在宅ターミナル期にある療養者のアセスメントについて説明できる。
⑩訪問看護看護師の活動の特性について概説できる。
⑪演習形式により、在宅療養者の事例の訪問看護計画を立案することができる。
成績評価の方法および基準
授業内課題(グループワーク・発表・個人のレポート)を30%、期末試験を70%として評価する。
教科書
参考書
・河原加代子 他著;「系統看護学講座 在宅看護
論」医学書院
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読み、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
関連科目:家族看護論、在宅看護概論、地域看護学概論
正当な理由のない遅刻・早退・欠席は減点の対象となる。出席管理システムのかざし忘れ等については授業
時間終了時に教室において直接教員に申し出ること。詳細については初回講義で説明する。
看Ⅲ-22
在宅看護援助論
時
限
№
実施日 組
名前
1
4.14(木)
1
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
2
4.21(木)
1
訪問看護で行われるフィジカルアセスメント:目的・手順と方法につい
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
て説明できる。
3
4.28(木)
1
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅療養者の栄養管理の実際について説明できる。
4
5.19(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅療養者の排泄ケアの実際について説明できる。
5
5.19(木)
1
2 小暮和歌子
2
在宅療養者の呼吸管理の実際について説明できる。
6
5.26(木)
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅における認知症高齢者への支援方法が説明できる。
7
5.26(木)
1
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅で療養する精神障害者への訪問看護の実際について説明でき
る。
8
6.9(木)
1
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅で医療的ケアを必要とする小児への看護展開について説明でき
る。
9
6.16(木)
1
2 村
2
10
6.23(木)
1
2 未
2
11
7.7(木)
野 尻 由 香 准教授
1
2 未
定
(医療・看)
2
永 沼 由 貴 助手
在宅療養事例への支援の実際を学ぶ①(演習)
12
7.14(木)
野 尻 由 香 准教授
1
1 未
定
(医療・看)
2
永 沼 由 貴 助手
在宅療養事例への支援の実際を学ぶ②(演習)
13
7.14(木)
野 尻 由 香 准教授
1
2 未
定
(医療・看)
2
永 沼 由 貴 助手
在宅療養事例への支援の実際を学ぶ③(演習)
14
山 﨑 恭 子 教授
麻 生 保 子 准教授
1
野 尻 由 香 准教授
7.21(木)
1
(医療・看)
2
望 月 由 紀 子 講師
未
定 助教
永 沼 由 貴 助手
15
7.21(木)
田
役職
講師
(非)
所属
(医療・看)
行動目標
授業オリエンテーション
在宅看護とコミュニケーション:在宅の対象者との適切なコミュニケー
ションについて説明することができる。
紫
講師
(非)
(医療・看)
在宅ターミナル期看護の実際について説明できる。
定
講師
(非)
(医療・看)
訪問看護活動の実際について理解する。
1
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看)
2
在宅療養事例への支援の実際を学ぶ④(演習・発表)
講義のまとめと評価
看Ⅲ-23
科目名
担当責任者
望月由紀子
学校・産業保健
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
学校保健・産業保健は、地域看護活動の分野の1つである。
学校保健では、健康管理、健康サービス活動、健康に関する知識や習慣を育成する活動、学校生活の環境
を守るための活動を、学校保健計画に基づき、校長、教職員、学校医、地域保健と連携した保健活動を説明
できる。
産業保健では、労働安全衛生法に定められた5管理(総括管理、作業環境管理、作業管理、健康管理、労働
衛生教育)を事業者、労務管理者、衛生管理者、産業医および地域保健と連携した保健活動の展開を説明
できる。
授業の到達目標
学校保健では、下記を目標とする。
①児童・生徒の健康を支援するための学校保健体系・学校保健計画に基づいた体系を説明できる。
②児童生徒の成長発達の特徴や健康課題を説明できる。
③学校保健活動における養護教諭の役割と機能について説明できる。
産業保健では、下記を目標とする。
①産業保健活動の法的根拠、労働衛生の3管理について説明できる。
②あらゆる職業に従事する人々の傷病の予防、健康の保持増進に関連した健康課題を説明できる。
③産業保健活動における看護職の機能と役割を説明できる。
成績評価の方法および基準
①学校保健(50%)、産業保健(50%)の割合で評価する。
②授業内課題(20%)、定期試験(80%)で評価する。
③30分以上の欠席は、1回につき5点を減点する。
教科書
参考書
津村智恵子 上野昌江 編集:公衆衛生看護学 中
央法規
厚生労働省統計協会:国民衛生の動向、2015/2016
準備学修の内容
①指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
②次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
欠席、早退の定義や取り扱いは、初回の講義で説明する。また、教育要項に示す出欠席の要件もよく理解し
ておくこと。
看Ⅲ-24
学校・産業保健
№
実施日 組
1
4.6(水)
時
限
名前
役職
所属
1
1 望月由紀子
2
講師
(医療・看)
ガイダンス
産業保健の定義、目的、理念について説明できる。
2
1
4.13(水) 2 1 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
産業保健・看護の歴史と現状、産業構造について説明できる。
3
1
4.20(水) 2 1 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
労働衛生の実態と産業保健・看護を支える制度とシステムについて
説明できる。
4
1
4.27(水) 2 1 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
変化する社会における労働と健康について説明できる。
5
1
5.11(水) 2 1 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
産業保健活動の展開について説明できる。①
6
1
5.18(水) 2 1 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
産業保健活動の展開について説明できる。②
7
1
5.23(月) 2 1 古 川 晴 子
講師
(非)
(医療・看)
産業保健・看護の健康課題への対応について述べることができる。①
8
6.1(水)
1
1 福
2
洋
講師
(非)
(医療・看)
産業保健・看護の健康課題への対応について述べることができる。②
9
6.8(水)
1
1 望月由紀子
2
講師
(医療・看)
学校保健の制度と養護教諭の役割について説明できる。
10
1
6.15(水) 2 1 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
学校保健における対象の理解と課題について説明できる。
11
1
6.22(水) 2 1 西 田 隆 男
講師
(非)
(医療・看)
学校保健のと健康問題への対応について述べることができる。①
12
7.6(水)
1
1 西 田 隆 男
2
講師
(非)
(医療・看)
学校保健のと健康問題への対応について述べることができる。②
13
1
7.13(水) 2 1 西 田 隆 男
講師
(非)
(医療・看)
学校保健のと健康問題への対応について述べることができる。③
14
1
7.20(水) 2 1 西 田 隆 男
講師
(非)
(医療・看)
学校保健のと健康問題への対応について述べることができる。④
15
1
7.27(水) 2 2 望 月 由 紀 子
講師
(医療・看)
講義のまとめと評価
田
行動目標
看Ⅲ-25
科目名
担当責任者
望月由紀子
地域看護援助論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
地域看護援助論では、地域看護学概論で得た基礎的知識を基に、看護職として地域で生活する人を看護す
るために必要な地域看護活動の展開方法について、講義形式とグループワーク形式で学ぶ。講義形式で
は、地域看護の対象・特徴や対象のニーズに応じた地域看護活動の展開方法について知識を学ぶ。グルー
プワーク形式では、「地域で生活する人のアセスメントと健康課題」、「集団を対象とした地域で生活する人々
への健康教育」の2種類のグループワークを行い、対象事例を通して、理解を深めることを目的とする。毎回の
講義終了後に、グループワークに必要なステップ学習(事前学習課題)が提示される。各自のステップ学習
(事前学習課題)をもとに、少人数のグループでグループディスカッションを通して反復学習することから、学
生は、毎回、ステップ学習(事前学習課題)を行い演習の準備をして授業に臨むことが必要である。
授業の到達目標
①健康増進・疾病予防活動・療養指導など、保健活動を推進する展開方法の知識を有する。
②地域で生活する様々な健康課題をもつ対象のニーズや課題を説明できる。
③既存データから対象の特徴や対象が抱えるニーズや背景・要因を説明できる。
④個人・家族を支える環境づくりを展開するために、生活環境をアセスメントするプロセスを学ぶ。
⑤対象のニーズに応じた地域看護活動の展開方法を選択することができる。
⑥個人・家族・集団のニーズに対応した保健指導、健康教育について説明できる。
成績評価の方法および基準
ステップ学習(事前学習課題)・グループワーク・発表(50%)、最終レポート(50%)の割合で評価する。
欠席は、1回につき、5点の減点とする。30分以上の遅刻・早退は、1回につき、5点の減点とする。
レポート(事前学習、グループワーク、最終レポート等)の提出期限を遅れて提出した場合は、1回につき、5点
の減点とする。
教科書
参考書
津村智恵子上野昌江 編集 :公衆衛生看護学 中
央法規
国民衛生の動向2015/2016年、厚生統計協会
佐伯和子編著 地域アセスメントガイド 医歯薬出版
株式会社
準備学修の内容
①指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
②次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
③ステップ学習(事前学習課題)を行い演習に臨むこと。
*ステップ学習(事前学習課題)や資料は、LMSを通じて提示する。
その他履修上の注意事項
関連科目:地域看護概論、在宅看護概論、在宅看護援助論、家族看護論
演習では、グループディスカッションを行うことが多いので、積極的に参加すること。
グループワークでは、教室移動して演習を行うことがある。
看Ⅲ-26
地域看護援助論
時
限
№
実施日 組
名前
1
4.7(木)
1
1 望月由紀子
2
2
4.7(木)
1
2 望月 由紀子
2
3
望月由紀子
1
4.14(木)
1 未
定
2
永 沼 由 貴
4
1
4.21(木)
1 望月由紀子
2
5
望月由紀子
1
4.28(木)
1 未
定
2
永 沼 由 貴
役職
所属
行動目標
講師
講義ガイダンス
(医療・看) ①地域で生活する様々な人の生活を支える地域看護活動を概説するこ
とができる。(講義)
講師
演習ガイダンス:「地域で生活する人のアセスメントと健康課題」
①地域で生活する様々な健康課題を持つ人のニーズの考察と課題を整
(医療・看)
理する意義が説明できる。(講義)
【ニーズの考察と課題の整理】
講師
助手
講師
講師
助手
①地域で生活する様々な健康課題を持つ人のニーズの考察と健康課題
を整理できる。
(医療・看) ②地域で生活する様々な健康課題を持つ人のニーズの考察と課題を討
論できる。(演習)
【ニーズの考察と課題の整理】
①対象の特徴や対象が抱えるニーズに関する背景・要因に関連する保
健統計データを抽出する知識を有している。
(医療・看)
②抽出した既存データを整理する方法を説明できる。(講義)
【既存データから対象の特徴、背景・要因を考察】
①対象の特徴や対象が抱えるニーズに関する背景・要因に必要な保健
統計データを抽出し、情報を整理できる。
(医療・看)
②対象の特徴、ニーズに関する背景・要因を討論できる。(演習)
【既存データから対象の特徴、背景・要因を考察】
①対象を支える環境づくりに必要な地域の社会資源(機関・サービス)を
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看) 説明できる。(講義)
2
【対象に合わせた環境づくり】
6
5.12(木)
7
①対象を支える環境づくりに必要な社会資源(機関・サービス)を列挙
野 尻 由 香 准教授
し、情報を整理できる。
1
5.12(木)
2 望 月 由 紀 子 講師 (医療・看) ②これまで収集した情報を統合して、対象に応じた地域看護活動の展開
2
永 沼 由 貴 助手
方法を討論できる(演習)
【対象に合わせた環境づくり】
6.2(木)
山 﨑 恭 子 教授
<発表会1:「地域で生活する人のアセスメントと健康課題」>
麻 生 保 子 准教授
①地域で生活する人のアセスメントと健康課題を発表できる。
1
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看) ②対象を取り巻く状況や対象を支える環境づくりを発表できる。
2
望 月 由 紀 子 講師
③発表会に参加する一員として討議に参加し役割を果たすことができ
永 沼 由 貴 助手
る。
9
6.2(木)
山 﨑 恭 子 教授
<発表会1:「地域で生活する人のアセスメントと健康課題」>
麻 生 保 子 准教授
①地域で生活する人のアセスメントと健康課題を発表できる。
1
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看) ②対象を取り巻く状況や対象を支える環境づくりを発表できる。
2
望 月 由 紀 子 講師
③発表会に参加する一員として討議に参加し役割を果たすことができ
永 沼 由 貴 助手
る。
10
6.9(木)
1
1 望月由紀子
2
講師
11
望月由紀子
1
6.16(木)
1 未
定
2
永 沼 由 貴
望月由紀子
1
6.23(木)
1 未
定
2
永 沼 由 貴
講師
8
12
講師
助手
助手
(医療・看)
演習ガイダンス:「集団を対象とした地域で生活する人々の健康教育」
①健康教育の位置づけ、目的・方法・評価する知識を有する。(講義)
①対象のニーズに合わせた集団を対象とした健康教育の企画を立案で
きる。
(医療・看)
②対象のニーズに合わせた健康教育の企画を討議できる。 (演習)
【健康教育指導案(企画)】
①グループで検討した健康教育の目標を達成するための具体的な展開
計画を立案できる。
(医療・看)
②対象のニーズに合わせた健康教育の展開計画を検討できる。(演習)
【健康教育指導案(展開計画)】
看Ⅲ-27
地域看護援助論
時
限
№
実施日 組
13
山 﨑 恭 子 教授
<発表会2:「地域で生活する人々への健康教育」
麻 生 保 子 准教授
①対象のニーズに応じた集団を対象とした健康教育の企画案、展開計
1
6.30(木)
1 野 尻 由 香 准教授 (医療・看) 画を発表できる。
2
望 月 由 紀 子 講師
②発表会に参加する一員として討議に参加し役割を果たすことができ
永 沼 由 貴 助手
る。
14
山 﨑 恭 子 教授
<発表会2:「地域で生活する人々への健康教育」
麻 生 保 子 准教授
①対象のニーズに応じた集団を対象とした健康教育の企画案、展開計
1
6.30(木)
2 野 尻 由 香 准教授 (医療・看) 画を発表できる。
2
望 月 由 紀 子 講師
②発表会に参加する一員として討議に参加し役割を果たすことができ
永 沼 由 貴 助手
る。
15
7.7(木)
名前
1
望月由紀子
1
2
未
定
役職
講師
所属
行動目標
①今までの演習及び発表を振り返り評価できる。
②担当事例において、地域で生活する対象のニーズに応じた地域看護
(医療・看)
活動の展開方法についてグループ討議した内容と関連づけて説明でき
る。(演習)
看Ⅲ-28
科目名
担当責任者
伊豆上智子
看護情報論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
選択
1単位
授業の概要
看護は情報なしに成り立たない。看護の実践や管理、看護教育や看護研究の様々な活動において、情報は
様々に集約され、活用されている。情報通信技術の急速な進歩と普及により、看護がかかわる保健医療福祉
が取り扱う情報の電子化とネットワーク化がすすんだことで、看護を取り巻く情報は膨大なものになっている。
この科目では、情報に焦点を当てて、看護の様々な活動にかかわる情報の種類と情報の流れをとらえる。ま
た、看護にかかわる情報の適正な取扱いと活用について、情報システムの利用を含めて考察する。
授業の到達目標
1.看護が取り扱う情報の特徴を理解し、適正な取扱いのための具体的な行動を述べることができる。
2.看護の対象と対象にかかわる情報の倫理について知識を有し、看護職の法的責任を説明できる。
3.看護ケアの実践にかかわる情報の種類と流れを説明できる。
4.看護情報の記録と保存について説明できる。
5.情報システムの利用を含む看護の情報活用について、自分の考えを述べることができる。
成績評価の方法および基準
小テスト(50%)とレポート(50%)により評価する。
小テスト実施日とレポート作成要領は、授業の中で説明する。
教科書
指定しない。
参考書
太田勝正, 前田樹海編.(2014). エッセンシャル看護
情報学 第2版.医歯薬出版.
日本看護協会. (2005). 看護記録および診療情報の
取り扱いに関する指針. 日本看護協会出版会.
準備学修の内容
次回の授業内容について講義中に指示する事前学習を行って授業に臨み、授業後は各自事後学習を行っ
て理解を深めること。
その他履修上の注意事項
授業中の音声録音および画像撮影は、授業開始前までに担当教員に申し出て許可を得ること。
本講義に関わる資料(配布資料、許可を得て記録した音声および画像に含まれる講義内容)をインターネット
上に公開することは許可しない。
看Ⅲ-29
看護情報論
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
1
4.12(火)
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
オリエンテーション
看護と情報
・看護と情報の関わりについて例示して説明できる。
・看護情報学に関する基本的な能力について知識を有している。
2
4.12(火)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
データ・情報・知識
・データと情報の違いを説明できる。
・データ・情報・知識の関係を例示して説明できる。
3
4.19(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
医療・看護におけるデータ・情報・知識
・診療場面での情報源と、扱うデータの分類について説明できる。
・診療場面で扱うデータ・情報の表現形式の種類を説明できる。
4
4.19(火)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
情報リテラシーと情報セキュリティ
・情報リテラシーに含まれる能力について説明できる。
・情報セキュリティの目的と要件を説明できる。
5
4.26(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
情報と倫理(1)プライバシーと守秘義務
・看護職の守秘義務について法的責任を説明できる。
・看護場面におけるプライバシー保護について概説できる。
6
4.26(火)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
情報と倫理(2)個人情報の保護に関する制度
・医療で取り扱う個人情報の特徴を理解する。
・個人情報の保護に関する法律と医療分野における各指針について
概説できる。
7
5.17(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護に情報を活用するための方法(1)演習
8
5.17(火)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護に情報を活用するための方法(2)演習
9
5.24(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
医療・看護の提供と情報
・診療開始から終了までの情報の流れを例示できる。
・診療場面における適正な情報の入手と共有について概説できる。
10
1
5.24(火)
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護過程における情報の活用と記録
・看護過程の各ステップにおけるデータと情報のかかわりを説明でき
る。
・看護実践の情報を記録する目的と方法を説明できる。
11
6.28(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護情報の管理と患者の安全
・情報管理の目的について概説できる。
・患者の安全にかかわる情報について例示できる。
12
6.28(火)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護用語の標準化
・用語集の目的について知識を有している。
・代表的な看護用語の標準化の概要について知識を有している。
13
7.12(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
医療情報システム(1)病院情報システム
・病院情報システムを構成する主なシステムと役割を概説できる。
・病院情報システムの利点を説明できる。
14
7.12(火)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
医療情報システム(2) 電子カルテ
・電子カルテを運用する場合の条件について説明できる。
・診療情報の電子化による利点と課題について知識を有している。
15
7.19(火)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅲ-30
科目名
担当責任者
南川雅子
がん看護
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
選択
1単位
授業の概要
日本国民の2人に1人はがんに罹患し、「がんは国民病」と言われるようになった昨今、医療現場のみならず、
日常生活においてもがん患者とその家族に接する機会がますます増えている。その理由の一つに、めざまし
い医療の進歩によって、がんはもはや「死の病」ではなく、がんと上手に折り合いをつけながら生活する「慢性
病」として取り扱われるようになったことが挙げられよう。本科目ではこのような状況を踏まえて、がん治療を受
けながら生活する人を「がんサバイバー」ととらえ、彼らが化学療法や放射線療法などの計画された治療に主
体的に取り組めるようにするための支援、およびがんを抱えながら生きてゆく過程で遭遇する心理的葛藤を乗
り越え、意思決定する過程を支援する看護について、双方向的な講義を通して学ぶ。本科目を受講するため
の基盤として、「疾病治療論Ⅱ」、「薬理学」、「成人看護学」、「成人看護援助論Ⅰ」で学習した知識が必要で
ある。
授業の到達目標
①我が国におけるがんの疫学的動向と対策について説明できる。
②がん細胞が増殖するメカニズムを説明できる。
③がん患者を「がんサバイバー」ととらえる意義について説明できる。
④がん化学療法を受ける患者の看護について説明できる。
⑤がん放射線療法を受ける患者の看護について説明できる。
⑥がん性疼痛をコントロールするための薬物療法の基本について説明できる。
⑦骨転移のある患者の看護について説明できる。
⑧在宅でがん治療を継続する患者・家族の看護について説明できる。
⑨がん治療を受ける患者のエンパワーメントを促進する看護について説明できる。
⑩がん患者のギアチェンジに対する意思決定を支える看護について説明できる。
成績評価の方法および基準
課題レポート20%、筆記試験80%で評価する。ただし、欠席届の提出がなく、学則規定を下回る出席状況の
場合には、評価対象としない。欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
※欠席は、いかなる理由であっても1回につき2点減点。遅刻・早退は1回につき1点減点とする。ただし、交通
の事情によるやむを得ない遅刻であることが明らかな場合は考慮する。
教科書
参考書
講義の進行にあわせて各担当教員から指示する。
準備学修の内容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
・質問や相談がある場合は、あらかじめメール([email protected])や電話(内線41913)等でアポ
イントを取ったうえで南川研究室に来ること(2号館地下1階B116教授室。B116教授室の内線電話「教授室5」
で呼び出す)。
看Ⅲ-31
がん看護
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
行動目標
1
4.12(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
ガイダンス
がん看護学の基本①:我が国におけるがんの疫学的動向と対策につ
いて説明できる。/がん細胞が増殖するメカニズムを説明できる。
2
4.19(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん看護学の基本②
がん患者を「がんサバイバー」ととらえる意義を説明できる。
がんサバイバーシップの4つのステージの患者の特徴と看護について
説明できる。
3
1
4.26(火)
5 南 川 雅 子
2
(医療・看)
がん治療と看護①
がんの主な治療法について説明できる。
がん化学療法の概要について説明できる。
化学療法前のアセスメントの視点を挙げることができる。
4
1
5.10(火)
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん治療と看護②
がん化学療法の副作用を最小限にするためのセルフケアを促進する
看護について説明できる。
がん化学療法中に必要となる看護援助について説明できる。
5
5.17(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん治療と看護③
がん化学療法の副作用を予防・早期発見、対処するための看護援助
について説明できる。
教授
6
5.24(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん治療と看護④
がん患者のエンパワーメントを促進する看護援助について説明でき
る。
がん患者のギアチェンジに対する意思決定を支える看護援助につい
て説明できる。
7
5.31(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
がん治療と看護⑤
がん放射線療法の概要について説明できる。
がん放射線療法によって生じる有害事象の特徴について説明できる。
8
6.7(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
症状緩和の看護①
がん性疼痛が発生するメカニズムを説明できる。
がん性疼痛のアセスメント方法について説明できる。
9
6.14(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
症状緩和の看護②
がん性疼痛をコントロールするための薬物療法について説明できる。
がん性疼痛のある患者の看護援助について説明できる。
10
1
6.21(火)
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
症状緩和の看護③
進行がん患者に起こりやすい電解質異常の病態について説明でき
る。
進行がん患者に起こりやすい血液の異常について説明できる。
11
6.28(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
症状緩和の看護④
骨転移によってみられる症状と治療の概要を説明できる。
骨転移のある患者の看護援助について説明できる。
事例検討
本科目で学習した内容を事例に適用し、がん患者のアセスメントがで
きる。
本科目で学習した内容を事例に適用し、患者の状況に合った看護援
助について検討できる。
リラクセーション法
がん患者に行う看護技術として行うリラクセーション法の原理と方法に
ついて説明できる。
リラクセーション法を体験し、患者の立場に立って感想を述べることが
できる。
12
7.5(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
13
7.12(火)
1
5 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
14
7.19(火)
1
4 佐 野 知 美
2
講師
(医療・看)
がん患者の在宅看護
我が国の在宅緩和ケアの現状について説明できる。
在宅緩和ケアが実際にどのように行われているのか説明できる。
15
7.27(水)
1
4 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
本科目のまとめ、講義の振り返り、習熟度確認
看Ⅲ-32
科目名
担当責任者
遠藤英子
感染看護
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
選択
1単位
授業の概要
すでに学習している微生物学、基礎看護学講義・演習、成人看護学講義・演習、基礎看護学実習を振り返
りながら、感染を予防するための看護活動について学ぶ。
具体的には①国内外における感染症の変遷 ②現代の感染症の特徴と感染予防の基本 ③感染症患
者の看護活動 ④感染管理の実際(MRSA、AIDS、結核、SARSなど) ⑤感染に関する倫理について、であ
る。
授業の到達目標
1.感染の成立過程を理解することができる。
2.滅菌・消毒の基礎的知識を理解し、看護援助への活用を説明できる。
3.感染を把握するシステムを説明できる。
4.感染管理における看護師の役割と責任について説明できる。
5.職業感染防止について理解し、看護師としての自覚ある行動を説明できる。
6.看護援助場面において適切な防護具の活用を説明できる。
7.感染にまつわる倫理について説明できる。
成績評価の方法および基準
最終試験と授業参加態度、授業内課題への取り組みで総合的に評価する。
教科書
指定なし
参考書
授業の中で紹介する
準備学修の内容
授業内容を関連する科目と関連させながら振り返り復習し、特に専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
基礎看護学実習との体験と結びつけながら、授業の中で一緒に考えていただきたい。
看Ⅲ-33
感染看護
№
実施日 組
1
4.11(月)
2
4.11(月)
時
限
役職
所属
1
4 遠 藤 英 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①看護における感染管理の位置づけと必要性が理解できる
②臨床実習の体験から、臨床の感染防止対策を抽出することができる
1
5 遠 藤 英 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①感染の成立条件が説明できる。
②感染症発症と保菌の違いが説明できる。
③感染防止に関する歴史を説明できる。
3
1
4.18(月)
4 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①微生物の基礎知識を学び、よくみられる感染症の原因菌について
説明できる。
②それぞれの微生物によって引き起こされる感染症について、その発
生要因・ 防止方法を説明できる。
4
4.18(月)
1
5 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①洗浄・消毒・滅菌の基本概念を説明できる。
②微生物の特性や対象の特性に基づいた消毒法が選択できる。
③医療・療養環境に潜む感染リスクについて説明できる。
5
4.25(月)
1
4 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①感染症に関する法律がわかる
②法律やガイドラインに基づいた感染症発生時の対応が説明できる。
6
4.25(月)
1
5 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①看護援助と感染予防対策の関連について説明できる。
②感染予防に関するガイドラインについて説明できる。
7
5.2(月)
1
4 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①看護ケアにおける感染リスクとその感染防止技術を説明できる。
*食事・排泄・清潔援助などの看護ケアにおける、感染予防およ
び伝播防止の方法を説明できる。
8
5.2(月)
1
5 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①医療処置における感染リスクとその感染防止技術を説明できる。
*輸液管理・尿路留置カテーテル管理・創管理などを医療処置に
おいて、感染予防および伝播防止の方法を説明できる。
5.9(月)
1
4 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①病院以外の施設・在宅・学校など、さまざまな場所における感染対
策の在り方について説明できる。
*感染リスク評価に基づいた感染防止対策が説明できる。
*療養施設や在宅に必要な感染予防対策が説明できる。
9
名前
行動目標
10
5.9(月)
1
5 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①職業感染について学び、その予防法と発生時の対応について説明
できる。
*針刺し・結核・肝炎・HIVなど
*職業感染の発生要因について説明できる。
*予防接種および予防内服について説明できる。
11
5.16(月)
1
4 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①国内以外の感染症の発生状況を知り、その伝播予防対策を説明で
きる。
12
5.16(月)
1
5 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①日常の生活経験から「感染」の現象を意識し、感染防止について説
明できる。
13
5.23(月)
1
4 遠 藤 英 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①感染対策における診療報酬の変遷を説明できる。
②感染にまつわる倫理について説明できる。
14
1
5.23(月)
5 遠 藤 英 子
2
講師
(非)
(医療・看)
①感染を把握するシステムについて説明できる。
*感染管理委員会の活動・サーベイランスなど
②感染管理における看護師の役割と責任について説明できる。
*ICNなどの活動の実際.
15
5.27(金)
1
2 近 藤 陽 子
2
講師
(非)
(医療・看)
講義のまとめと評価
看Ⅲ-34
科目名
担当責任者
新井直子
創傷看護
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
選択
1単位
授業の概要
創傷とは、身体組織の損傷であり、特に物理的外力によっておこるものである。臨床現場では様々な創傷を
もつ対象と関わることが多く、看護専門職者として、創傷およびその治癒過程をアセスメントした上でケアを実
践することが求められる。また、創傷発生に至らないがそのリスクが高い皮膚や創傷部位周辺の皮膚も、予防
的・治療的観点から専門職者のケア(スキンケア)が必要となる。看護専門職者は患者の日常的援助を通し
て、皮膚を観察しスキンケアを実施することが多く、適切な援助を行うための基盤となる知識の習得が必須とな
る。
そのため、本科目では、看護実践の場面でよく体験する創傷の種類と特徴、創傷治癒過程、スキンケアにつ
いての知識を身につけ、創傷を持つ(皮膚のケアが必要な)対象の看護ケアについて学ぶ。特に褥瘡ケアを
実践するために必要な知識を講義にて身につけたうえで、グループワークおよび演習で、褥瘡創部のアセス
メント・必要なケアについて学ぶ。
授業の到達目標
①皮膚の構造と生理を基に、生体にとっての皮膚の機能を説明できる。
②創傷の定義・種類と、創傷治癒過程とその基本概念について説明できる。
③創傷治癒に必要な局所環境とその調整方法を説明できる。
④創傷ケアの留意点および、手術創・感染創のケア方法について説明できる。
⑤スキンケアの概念とケアを必要とする状況・ケアの際の基本的な留意点を説明できる。
⑥褥瘡の発生要因と予防方法、リスクアセスメント方法について説明できる。
⑦褥瘡のアセスメント方法とケア方法について説明できる。
⑧褥瘡のリスクがある/褥瘡をもつ紙面症例に対するアセスメントを実施し、具体的なケア方法を選択できる。
⑨ドレッシング材の種類と特徴を踏まえたうえで、創部の状態に合ったドレッシング材の選択の際の視点を説
明できる。また、適切なドレッシング材を選択できる。
⑩体圧測定、頭側挙上時のズレの体験を通して、褥瘡をもつ対象へのケアの留意点について考察したことを
記述できる。
成績評価の方法および基準
全講義時間の2/3以上の出席によって、評価を受けることができる。
なお評価は以下の内容で行う。
・筆記試験60%(到達目標①~⑧)
・グループワーク記録及び演習記録20%(到達目標⑧⑨⑩)
・レポート課題20%(到達目標⑦⑧)
教科書
なし
参考書
講義の際に随時紹介する。
準備学修の内容
初回に配布するレジュメを基に、次回の授業の内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
皮膚の解剖、創傷についての既習事項は復習したうえで、臨むこと。
その他履修上の注意事項
授業内で提示する写真は撮影・複写しないこと。
遅刻・欠席は減点の対象となる。詳細については、初回講義の際に説明する。
看Ⅲ-35
創傷看護
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
1
3 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
1
4.7(木)
2
1
4.14(木)
3 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
3
4.21(木)
1
3 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
4
4.28(木)
1
3 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
5
5.12(木)
1
3 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
6
5.12(木)
1
4 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
7
5.19(木)
1
3 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
8
5.19(木)
行動目標
科目のガイダンス
創傷ケアの基礎知識
・皮膚の構造と生理を基に、生体にとっての皮膚の機能を説明でき
る。
・創傷の定義と種類について説明できる。
創傷治癒と局所環境
・創傷治癒過程について説明できる。
・創傷治癒に関する基本概念を説明できる。
・創傷治癒に必要な局所環境・阻害因子について説明できる。
創傷ケアと褥瘡ケア
・創傷ケアにおける留意点が説明できる。
・創傷の観察とアセスメントの視点について列挙できる。
・手術創のケア方法が説明できる。
・感染創のケア方法が説明できる。
・ドレッシング材使用時の留意点を説明できる。
・ドレッシング材の目的・種類・特徴を列挙できる。
・ドレッシング材を選択する際のポイントとなる視点を説明できる。
・スキンケアの概念について説明できる。
・スキンケアを必要とする状況について列挙できる。
・スキンケアの際の留意点を説明できる。
・褥瘡の発生要因を列挙できる。
・褥瘡のリスクアセスメント、予防方法・観察項目について説明できる。
・褥瘡創部のアセスメント項目について列挙できる。
・基本的な褥瘡のケア方法、ケア実施時の留意点について説明でき
る。
・褥瘡をもつ症例に対して、必要なアセスメントが実施できる。
・褥瘡をもつ症例に対する具体的なケア方法を選択できる。
・創部の状態に合ったドレッシング材を選択できる。
1
4 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
看Ⅲ-36
科目名
担当責任者
松澤和正
障害論
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
選択
1単位
授業の概要
この授業科目では、人間にとって障害を持つということはどのような体験なのか、またそれは、疾病はもとより、
社会や文化などを含む環境的因子や、個別的発達やその環境等を含む個人的因子などとどのように関わっ
ているのかなどについて学ぶ。講義形式において、障害の概要について学び、また当事者の方を招いて障害
経験の現実を聴き、それを整理し分析する。さらに、ディベートの方法を用いて、障害に関する様々なテーマ
を多様な側面から議論し、障害とその経験についての概要を学ぶ。
授業の到達目標
①国際生活機能分類をベースとした障害概念の概要について説明できる。
②障害者当事者の方からの障害経験をお聞きし、それを国際生活機能分類の概念構成に沿って整理・分析
して、障害と共に生きることの現実の概要を説明できる。
③ディベートの方法を用いて、障害に関する様々なテーマを多様な側面から議論し、障害とその課題につい
ての概要を説明できる。
成績評価の方法および基準
授業内課題レポートを20%、当事者事例の整理・分析記録を20%、デイベートとそれに伴う提出物を30%、最
終レポートを30%とし、それらの合計点で評価する。
教科書
特に指定しない。
参考書
①長谷川幸子,長谷川幹(1999):リハビリ医の妻が脳
卒中になった時,日本医事新報社.
②佐藤久夫:障害構造論入門,青木書店(1992)
③渡辺一史(2003):こんな夜更けにバナナかよ,北海
道新聞社
④石川 准(2004):見えないものと見えるもの,医学書
院.
⑤中井孝章,清水由香編(2008):病いと障害の語り,日
本地域社会研究所.
⑥熊谷晋一朗(2009):リハビリの夜,医学書院.
⑦宮内洋編(2010):〈当事者〉をめぐる社会学,北大路
書房.
⑧福島智(2011):盲ろう者として生きて,明石書店
⑨川越敏司編(2013):障害学のリハビリテーション,生
活書院.
準備学修の内容
予め参考書等の読んで準備し、専門用語の理解や、自分なりの疑問・質問等を考える。また、事例分析に用
いる「国際生活機能分類」について事前学習すると共に、ディベートにおける資料収集やまとめ、役割担当な
どについては事前に十分準備しておくこと。
その他履修上の注意事項
授業中は、周囲の学生への迷惑とならぬよう私語などに十分注意すること。
授業への質問等は2号館B116-3にて可能な範囲で受け付ける。
看Ⅲ-37
障害論
№
実施日 組
1
4.7(木)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
授業オリエンテーション
障害者の体験についてのDVDの視聴と障害についての概説。
障害者の経験と障害についての概要を説明できる。
2
1
4.14(木)
5 長谷川幸子
2
講師
(非)
(医療・看)
障害体験を聴く
当事者体験を聴き、障害についての新たな知見や感想を記述でき
る。
*日程・テーマ・講師変更ありの場合は開講時連絡する。
3
4.21(木)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
第2回授業で聞いた障害体験をもとに、「国際生活機能分類」(整理
シート)を活用し、構成要素ごとに、障害体験を整理し分析を進めるこ
とができる。
4
4.28(木)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
第2回授業で聞いた障害体験をもとに、「国際生活機能分類」(整理
シート)を活用し、障害体験を分析して、障害とともに生きることの意味
の一端を説明できる。
5
5.12(木)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
ディベートとは何かについて学ぶ。
ディベートに関するDVDを視聴し、デイベートの目的、方法、特色等
について学び、それらの概要を説明できる。
6
5.19(木)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
ディベートを実践し障害に関わる様々なテーマについて考える①
テーマの設定、資料集め、フローシートの記述、役割の実践、などの
プロセスを経てディベートを体験し、障害問題の一端を説明できる。
7
5.26(木)
1
5 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
ディベートを実践し障害に関わる様々なテーマについて考える②
テーマの設定、資料集め、フローシートの記述、役割の実践、などの
プロセスを経てディベートを体験し、障害問題の一端を説明できる。
8
6.2(木)
1
4 松 澤 和 正
2
教授
(医療・看)
ディベートを実践し障害に関わる様々なテーマについて考える③
テーマの設定、資料集め、フローシートの記述、役割の実践、などの
プロセスを経てディベートを体験し、障害問題の一端を説明できる。
看Ⅲ-38
科目名
担当責任者
林さとみ、麻生保子、上野公子
看護研究方法論Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
看護学研究の意義および特徴を理解するとともに、看護専門職として看護学研究を実施するために必要な基
礎的知識を講義や演習等で習得する。また、研究実施に必要な技術・態度についても事例を通して理解を深
める。
授業の到達目標
看護学研究の意義および特徴について学習し、研究成果活用と研究実施に必要な基礎的知識と技術・態度
を修得する。
①看護学研究の意義と特徴について概説できる。
②研究の種類とその過程を概観しつつ、看護学研究の一連の過程と成立条件について説明できる。
③研究計画書作成の意義と必要性について説明できる。
④文献検索の意義と必要性について説明できる。
⑤看護学研究における倫理的配慮の重要性について説明できる。
成績評価の方法および基準
講義時間の3分の2以上出席しなければ、評価の対象とならない。
課題レポート(50%)、授業内課題(30%)、授業およびグループワークへの参加度(20%)で評価する。
遅刻・欠席は減点の対象とする。
教科書
参考書
南 裕子編 「看護における研究」、日本看護協会
出版会2012
①数間恵子他編 「看護研究のすすめ方・よみ方・つ
かい方(第2版)」、日本看護協会出版会2011
②黒田裕子著 「看護研究step by step(第4版)」,医
学書院 2012
③小玉香津子他訳「看護研究計画書 作成の基本ス
テップ」、日本看護協会 出版会2011
他 資料配布
準備学修の内容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
分らないこと、不明なことは、そのままにしないという姿勢で臨むこと。
看Ⅲ-39
看護研究方法論Ⅰ
時
限
№
実施日 組
1
4.6(水)
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
導入:講義概要に関するガイダンス
看護における研究の意義・目的・研究プロセスが説明できる。
2
4.11(月)
1
1 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
研究デザイン・研究方法について説明できる
看護研究における倫理的配慮および必要性について説明できる。
3
4.13(水)
1
4 星
2
直
子
教授
(医療・看)
看護研究方法として質的研究の特徴・方法・その実際について説明
できる。(1)
4
4.18(月)
1
1 星
2
直
子
教授
(医療・看)
看護研究方法として質的研究の特徴・方法・その実際について説明
できる。(2)
5
4.20(水)
1
4 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
看護研究方法として量的研究の特徴・方法・その実際について説明
できる。(1)
6
4.25(月)
1
1 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
看護研究方法として量的研究の特徴・方法・その実際について説明
できる。(2)
7
4.27(水)
1
4 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
看護研究方法として混合研究(MixMethodsResearch)の特徴・方法・
その実際について説明できる。(1)
8
5.2(月)
1
1 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
看護研究方法として混合研究(MixMethodsResearch)の特徴・方法・
その実際について説明できる。(2)
9
5.9(月)
1
1 望月由紀子
2
講師
(医療・看)
文献レビューの実際について説明できる。
10
5.11(水)
1
4 松尾ひとみ
2
教授
(医療・看)
質的研究方法を用いた看護研究の実際について説明できる。
11
5.16(月)
1
1 麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
2
福祉・生活用具の開発に関する研究の実際について説明できる。
12
5.18(水)
1
4 新 井 直 子 准教授 (医療・看)
2
実験研究を用いた看護研究の実際について説明できる。
13
5.25(水)
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
3コマ目~12コマ目における研究の実際を振り返り、研究プロセスと研
究計画(書)について説明できる。
14
5.26(木)
1
3 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
看護研究論文を精読し研究結果の活用について説明できる。
15
5.26(木)
1
4 林 さ と み 准教授 (医療・看)
2
課題レポートを作成し、期限を守って提出できる。
名前
役職
所属
行動目標
看Ⅲ-40
科目名
担当責任者
麻生保子、林さとみ、上野公子
看護研究方法論Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
1単位
授業の概要
看護研究方法論Ⅰで学んだことを踏まえ、看護専門職として看護学研究を実践するために必要な基礎的知
識・技術を講義で確認する。
その後、学生は演習により自らの研究課題を明確にし、文献を選び、熟読し、説明する。
本授業では、これらを通し、学生が看護学研究の意義及び特徴を理解し、自らが看護研究を開始できることを
目指す。
授業の到達目標
①これまでの学習を通して抱いた興味、関心、疑問に基づき研究課題を明確にできる。
②文献検討の意義と必要性を説明できる。
③文献検索に必要な方法を説明できる。
④自らの看護学研究に必要な文献を選択することができる。
⑤自らが選んだ文献を正確に理解し、説明できる。
成績評価の方法および基準
講義時間の3分の2以上出席しなければ、評価の対象とならない。
課題レポート(70%)、授業およびグループワークへの参加度(30%)で評価する。
遅刻・欠席は減点の対象とする。
教科書
参考書
南 裕子編 「看護における研究」 日本看護協会
出版会
①数間恵子他編 「看護研究のすすめ方・よみ方・つ
かい方(第2版)」 日本看護協会出版会
②黒田裕子著 「看護研究step by step(第4版)」 医
学書院
③小玉香津子他訳「看護研究計画書 作成の基本ス
テップ」 日本看護協会出版会
準備学修の内容
研究方法論Ⅰで学んだことを各自で復習をするとともに、各回の授業前に、対応する教科書のページを見て
キーワードの意味を調べる。
その他履修上の注意事項
課題レポートの提出方法は初回授業で説明する。
看Ⅲ-41
看護研究方法論Ⅱ
時
限
№
実施日 組
1
5.30(月)
1
1 麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
2
講義のガイダンスに参加し、目標及び授業の進め方について説明で
きる。
2
6.1(水)
1
麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
4
2
図 書 館 司 書
研究論文の文献検索の方法について説明できる(1)
3
6.1(水)
1
麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
5
2
図 書 館 司 書
研究論文の文献検索の方法について説明できる(2)
4
6.9(木)
1
4 麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
2
研究疑問の明確化(テーマの絞り込み)について理解し、自己のテー
マを決定できる。
5
6.9(木)
1
5 麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
2
研究におけるKeyWordsについて理解し、研究KeyWordsを抽出で
きる。
6
6.16(木)
1
4 麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
2
抽出したKeyWordsを用いて文献検索できる。
また、その中から自己のテーマに関連している学術論文を選ぶことが
できる。
7
6.16(木)
1
5 麻 生 保 子 准教授 (医療・看)
2
同上
8
6.23(木)
1
4
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
文献検討に関する課題レポート作成にあたり、担当教員より必要時助
言を得ながら個人学習を進めることができる。
9
6.23(木)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
同上
10
6.30(木)
1
4
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
同上
11
6.30(木)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
同上
12
7.7(木)
1
4
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
同上
13
7.7(木)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
同上
14
7.14(木)
1
4
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
グループ内発表に参加し、自分の意見を述べることができる。
15
7.14(木)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
グループ内発表に参加し、自分の意見を述べることができる。
課題レポートを作成できる。
名前
役職
所属
行動目標
看Ⅲ-42
科目名
担当責任者
松澤正和
精神看護学実習
標準履修年次
必修選択別
単位数
3-4年
必修
2単位
授業の概要
1.精神障害を持つ人を全人的存在として理解し、個別性に応じた援助について学ぶ。特に精神障害を持
つ人の理解、治療的人間関係のあり方に焦点を当てる。
2.健康レベルに応じた医療や看護について見学・体験し、精神科医療について理解を深める。
科目名
担当責任者
梶原祥子
母性看護学実習
標準履修年次
必修選択別
単位数
必修
2単位
3年
授業の概要
1.周産期を中心とした家族形成期の対象の理解や、妊娠・分娩・産褥が正常に経過できるための必要な
援助を通してリプロダクティブ・ヘルスの意義や看護について学ぶ。
2.生命の神秘やいのちの尊さについて考え、自己の母性(父性)観を高める機会とする。
科目名
担当責任者
小児看護学実習
松尾ひとみ
標準履修年次
必修選択別
単位数
必修
2単位
3年
授業の概要
1.成長発達の途上にある人間としての小児を理解し、成長発達と健康レベルにふさわしい看護援助の実
際を学ぶ。
2.小児と家族が置かれている状況と個別性について実際を通して理解する。
3.小児と家族、実習場におけるスタッフ、グループメンバー等との相互作用を通し、自分の看護観と看護
職として必要な態度を育てる。
看Ⅲ-43
科目名
担当責任者
南川雅子
成人看護学実習Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3-4年
必修
3単位
授業の概要
1.慢性疾患を持ちながら生活している対象と重要他者の全体像を捉え、健康問題解決に向けた援助方法
を学習する。
2.医療チームの一員として行動し、専門職業人としてふさわしい態度を養う。
科目名
担当責任者
林さとみ
成人看護学実習Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
3-4年
必修
3単位
授業の概要
1.手術前・手術中・手術後にある対照の全体像を捉え、健康問題解決に向けた援助方法を学習する。
2.医療チームの一員として行動し、専門職業人としてふさわしい態度を養う。
科目名
担当責任者
上野公子
高齢者看護学実習
標準履修年次
必修選択別
単位数
3-4年
必修
4単位
授業の概要
1.高齢期にある個人とその家族を対象とし、対象者の人生に関わる顕在的・潜在的能力が最大限に発揮
されるよう、看護援助及び看護の役割について考えることができる。
2.実習経験を通して自ら探求する看護とは何かを考えることができる。
看Ⅲ-44
科目名
担当責任者
山﨑恭子
地域看護学実習
標準履修年次
必修選択別
単位数
3年
必修
2単位
授業の概要
1.地域で生活する人々を支援するために、健康状態を的確に判断し、健康ニーズを把握し、看護活動を
展開するために必要な知識・技術・態度を習得する。
2.地域ケアシステムの中で、人々の健康を守る保健医療福祉の仕組みを理解し、健康を支援する看護の
機能と役割を学ぶ。
科目名
看護の統合と実践実習
担当責任者
遠藤 太、砂見緩子
標準履修年次
必修選択別
単位数
必修
2単位
4年
授業の概要
これまでに学修した知識及び技術を統合し、看護実践能力を高める。
1.複数の対象者および対象者を取り巻く環境を理解する。
2.複数の対象者の最適な健康状態を維持するために必要な看護を実践する。
3.看護チームにおけるメンバーの役割を理解する。
4.看護職間および他職種との協働・連携を理解する。
5.既習内容と統合して看護実践能力について考察し、今後の自己の課題を明らかにする。
<ご注意>
以上8つの実習科目は、1学年9グループ編成とし、次頁の「臨地実習学生グループ別配置表」に従って
順次実施していきます。実習期間は、この実習配置表で確認できます。ただし、実習施設や該当学生の状
況により 実習時期などが変更となる場合があります。
各看護学実習科目の詳細は、実習開始前のオリエンテーション時に配布される別冊の「実習要項」を参
考にしてください。
看Ⅲ-45
「 臨地実習学生グループ別配置表」
*9グループ編成(1グループ16名~17名)
月期間 3年次: 9月 ~ 3月
4年次: 5月 ~ 7月
週数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
グループNo.
1
高齢者看護学
2
高齢者看護学
看Ⅲ-47
3
成人看護学Ⅰ
4
小児
5
成人看護学Ⅱ
6
小児
9
精神看護学
成人看護学Ⅱ
精神看護学
7
8
小児看護学
小児
成人看護学Ⅰ
母性看護学
母性看護学
小児看護学
地域看護学
母性看護学
小児
小児
精神看護学
地域看護学
母性看護学
地域看護学
精神看護学
小児看護学
母性看護学
小児
母性看護学
小児看護学
精神看護学
高齢者看護学
地域看護学
地域看護学
高齢者看護学
成人看護学Ⅰ
小児看護学
成人看護学Ⅱ
母性看護学
地域看護学
精神看護学
小児
小児看護学
母性看護学
地域看護学
成人看護学Ⅱ
精神看護学
地域看護学
成人看護学Ⅰ
高齢者看護学
小児看護学
成人看護学Ⅰ
小児看護学
地域看護学
成人看護学Ⅰ
成人看護学Ⅰ
成人看護学Ⅰ
成人看護学Ⅱ
小児
成人看護学Ⅰ
帝/虎
成人看護学Ⅱ
帝/虎
帝/虎
帝/虎
精神看護学
虎
高齢者看護学
小児
成人看護学Ⅱ
成人看護学Ⅱ
母性看護学
帝/虎
成人看護学Ⅱ
小児看護学
精神看護学
帝/虎
高齢者看護学
高齢者看護学
帝
高齢者看護学
上図
:看護の統合と実践実習
帝
帝:帝京大学医学部
附属病院
虎:虎の門病院
第4学年授業シラバス
看
リ
護
ー
看
管
ダ
ー
護
理
シ
ッ
教
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
プ
育
論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
緩
和
ケ
ア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
国
際
看
護 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
災 害 ・ 救 急 医 療 ( 看 護 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
学
際
的
ケ
ア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
チ
ー
ム
ケ
ア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
コ
ン
サ
ル
テ
ー
シ
ョ
ン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
ア ド バ ン ス ・ セ ミ ナ ー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
看
護
研
法
究
方
法
医
論
Ⅲ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
画
像
診
断
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
放
射
線
医
学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
看Ⅳ-1
科目名
担当責任者
伊豆上智子
看護管理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
人口構造の変化、保健医療福祉ニーズの多様化に伴い、医療システムや医療経済の仕組みは変革を余儀
なくされている。管理とは経営活動の一環としてなされ、期待されている成果の実現に向けて、資源と情報を
適切にコントロールすることである。
看護の実践には、看護の対象者と看護ケア提供者が様々にかかわっている。看護の対象や実践場所、看護
ケア提供者の役割や人数にかかわらず、看護専門職による看護実践にはマネジメントが欠かせない。
この科目では、看護専門職として必要なマネジメントの知識とスキルについて学ぶ。また、安全に看護を実践
する視点から、医療や看護の実践にかかわるリスクとそのマネジメントについて学ぶ。
授業の到達目標
1.看護職一人ひとりが行う対象者へのケアのマネジメントについて説明できる。
2.組織の目的を達成するための看護の組織化と、看護サービスのマネジメントについて説明できる。
3.看護実践の場と看護実践にかかわる医療制度について概説できる。
成績評価の方法および基準
小テスト(50%)と課題レポート(50%)により評価する。
小テスト実施日とレポート作成要領は、授業の中で説明する。
教科書
参考書
上泉和子ほか(2013). 系統看護学講座 統合分野 看 必要に応じて随時紹介するとともに、授業用資料とし
て提示する。
護の統合と実践[1] 看護管理 第9版. 医学書院.
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読み、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
授業中の音声録音および画像撮影は、授業開始前までに担当教員に申し出て許可を得ること。
本講義に関わる資料(配布資料、許可を得て記録した音声および画像に含まれる講義内容)をインターネット
上に公開することは許可しない。
看Ⅳ-2
看護管理学
№
実施日 組
1
9.14(水)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護とマネジメント(1)
・看護管理学に含まれる要素が概説できる。
・マネジメントプロセスとマネジメントサイクルについて図示できる。
9.14(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護とマネジメント(2)
・看護のマネジメントが必要とされる場について説明できる。
・看護におけるマネジメントの変遷について知識を有している。
3
9.21(水)
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
4
9.21(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護を取り巻く制度(2)医療制度
・看護実践の場と医療制度のしくみについて概説できる。
5
9.28(水)
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
マネジメントに必要な知識とスキル(1)組織とマネジメント
・組織の構造とその原則について知識を有している。
・組織マネジメントの基本とその課題について概説できる。
(医療・看)
マネジメントに必要な知識とスキル(2)組織と個人
・組織を構成する個人と人々に関する理論について知識を有して
いる。
・組織を構成する人々の調整と問題解決について知識を有してい
る。
看護を取り巻く制度(1)看護職
・看護と看護職の定義および法制度について概説できる。
6
9.28(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
7
1
10.5(水)
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護ケアのマネジメント(1)ケアの対象と提供者
・看護ケアのマネジメントプロセスについて説明できる。
・患者の権利の尊重とインフォームドコンセントについて説明でき
る。
8
10.5(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護ケアのマネジメント(2)日常業務のマネジメント
・チーム医療に必要な機能と他職種との連携について例示できる。
・看護業務の実践に必要なマネジメントの視点を説明できる。
9
10.12(水)
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護サービスのマネジメント(1)マネジメントの対象と組織
・看護サービスのマネジメントの目的と対象を説明できる。
・組織目的の達成と看護の組織化について知識を有している。
10 10.12(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護サービスのマネジメント(2)サービス提供のしくみをつくる
・看護単位の機能と特徴について説明できる。
・看護ケア提供システムの種類と特徴を比較して説明できる。
11 10.19(水)
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
人材のマネジメント(1)キャリア開発
・専門職とキャリア、組織とキャリア開発について説明できる。
・組織における人材フローと人材育成について知識を有している。
12 10.19(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
人材のマネジメント(2)労働環境
・看護職の労働環境にかかわる法律について知識を有している。
13 10.26(水)
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
安全管理:リスクをマネジメントする
・安全管理の考え方と予防策について説明できる。
・組織におけるリスクマネジメントについて知識を有している。
14 10.26(水)
1
2 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護サービスの評価
・医療・看護におけるサービスの評価について知識を有している。
15
1
1 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
総括、講義の振り返り、習熟度確認
11.2(水)
看Ⅳ-3
科目名
担当責任者
伊豆上智子
リーダーシップ論
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
多様化している看護実践の場では、ケア対象者とともに目的の達成に向かって人々が集まって活動してい
る。リーダーシップは、人々が協力して何かを成し遂げようとする場において重要な機能を果たしている。
この科目では、リーダーシップとは何か、集団や組織が目的を達成する場の仕組みと機能について理解を
深めながら、看護実践とリーダーシップについて学ぶ。
授業の到達目標
1.リーダーシップ研究の経緯について知識を有し、主なリーダーシップ理論の特徴を概説できる。
2.集団や組織の目的達成とリーダーおよびフォロワーの役割について説明できる。
3.看護実践とリーダーシップについて、具体的な場面を挙げて自分の意見を述べることができる。
成績評価の方法および基準
授業中に提示する課題(50%)とレポート(50%)により評価する。
課題およびレポート作成要領は、授業の中で説明する。
教科書
参考書
指定しない。授業中に資料を配布する。
授業中に随時紹介する。
準備学修の内容
次回授業の学習内容のうち、講義中に指示する事前学習課題を各自で学習して授業に参加すること。
その他履修上の注意事項
特になし。
看Ⅳ-4
リーダーシップ論
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
(医療・看)
講義ガイダンス
リーダーシップを学ぶとは
・リーダーシップを学ぶ目的を述べることができる。
1
10.19(水)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
2
1
10.26(水)
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
リーダーシップの定義と理論(1)
・リーダーシップ理論に関わる研究の経緯について知識を有してい
る。
・リーダーの特性と行動に着目した理論について概説できる。
3
11.2(水)
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
リーダーシップの定義と理論(2)
・リーダーシップが求められる状況に着目した理論について概説でき
る。
4
11.9(水)
1
3 川 添 高 志
2
講師
(非)
(医療・看)
社会起業論
*講師の都合で、変更がある場合がある。
5
11.9(水)
1
4 川 添 高 志
2
講師
(非)
(医療・看)
社会起業論
*講師の都合で、変更がある場合がある。
6
11.16(水)
1
3 星 雄 一 郎
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践に必要なソーシャルスキル
*講師の都合で、変更がある場合がある。
7
11.16(水)
1
4 星 雄 一 郎
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践に必要なソーシャルスキル
*講師の都合で、変更がある場合がある。
8
11.30(水)
1
3 星 雄 一 郎
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践に必要なソーシャルスキル
*講師の都合で、変更がある場合がある。
9
11.30(水)
1
4 星 雄 一 郎
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践に必要なソーシャルスキル
*講師の都合で、変更がある場合がある。
10
12.7(水)
1
3 星 雄 一 郎
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践に必要なソーシャルスキル
*講師の都合で、変更がある場合がある。
11
12.7(水)
1
4 星 雄 一 郎
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践に必要なソーシャルスキル
*講師の都合で、変更がある場合がある。
12 12.14(水)
1
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践とリーダーシップ
・多様化する看護サービス提供の場の種類と特徴を概説できる。
・チーム医療とリーダーシップについて自分の意見を述べることがで
きる。
1
13 12.14(水)
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践とリーダーシップ:演習
・課題に沿って意見交換し、自分の意見を述べることができる。
・グループメンバーの意見を取りまとめ、演習成果の発表準備ができ
る。
1
14 12.21(水)
3 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
看護実践とリーダーシップ:演習成果の発表
・グループメンバーと協力して演習成果を発表し、質問に対応でき
る。
・他のグループの発表に質問して、発表の評価を述べることができ
る。
1
4 伊豆上智子
2
講師
(非)
(医療・看)
総括、講義の振り返り、習熟度確認
15 12.21(水)
看Ⅳ-5
科目名
担当責任者
砂見緩子
看護教育学
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
看護教育について歴史や現状について学び,あわせて専門職としてのリカレント教育のあり方や自己啓発
の必要性について考える.
具体的には,以下の3つの概要で構成される.
1. 看護教育制度と教育課程,教育方法や教育評価に関する基礎知識などを学習し,看護教育についての
基本的な理解を深める.
2. 教育効果を高めるために必要な教授に関する知識や技能を習得する.
3. 看護教育学に関連する文献の講読と討議を通して,看護教育の意義や看護学の発展に向けた看護教育
の課題と展望について考察するとともに,将来、看護専門職として成長・発達してくために基盤となる基礎的
知識,技能,態度についての理解を深める.
授業の到達目標
1. 看護教育の意義・目的を説明できる.
2. 看護学の発展に向けた看護教育の課題と展望について説明できる.
3. 学習者が主体的に学ぶ授業方法の設計ができる.
4. 学習者が主体的に学ぶ授業方法の実行(プレゼンテーション)ができる.
5. 学習者が主体的に学ぶ授業方法の評価ができる.
6. 看護専門職として成長・発達していくために基盤となる知識,技能,態度について,具体的に述べることが
できる.
成績評価の方法および基準
以下の点を総合的に評価する.
1. プレゼンテーション内容(40%):到達目標3,目標4の達成度を評価する.
2. 課題レポート(40%):到達目標2,目標6の達成度を評価する.
3. 授業内課題(20%):授業後のフィードバックペーパーにより到達目標1,目標2,目標6の達成度を評価す
る.プレゼンテーションに対するフィードバックペーパーにより到達目標5の達成度を評価する.
参考書
教科書
グレッグ美鈴・池西悦子編,看護教育学 看護を学
初回のガイダンス時に紹介する.
ぶ自分と向き合う,南江堂
準備学修の内容
前半は,講義が中心となる。次回の授業内容を予習し,専門用語の意味等を理解しておくこと.
後半では,学生自身がプレゼンテーションし,その内容に基づいてディスカッションをし,学習を深める.
初回のガイダンスにおいて,プレゼンテ―ション課題を提示するので,各自,担当内容に関するプレゼン
テーションの準備に計画的に取り組むこと.
その他履修上の注意事項
履修予定の学生は,シラバスの概要を詳しく説明するため,初回のガイダンスに必ず出席すること.
正答な理由のない欠席・遅刻・早退を減点の対象とする.教育要項に示された出欠席の要件を参照のこと.
看Ⅳ-6
看護教育学
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
1
4 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
1
9.28(水)
2
9.28(水)
3
1
10.5(水)
4 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護教育学の定義および関連用語の理解
KWs :看護教育,生涯教育,看護基礎教育,継続教育,OJT,OffJT,自己啓発,卒後教育,現任教育,看護教育学
Topics:新人看護師の卒後臨床研修,クリニカルラダー教育
4
10.5(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護教育制度の歴史的変遷と現状①
KWs :看護教育制度の原点・変遷・現状
Topics:ナイチンゲール方式の教育,GHQの貢献
5
10.12(水)
1
4 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
6
10.12(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
7
10.19(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護教育と教育課程
KWs :カリキュラムとその開発,カリキュラムデザインとその評価
Topics:保助看学校養成所指定規則に定められた教育内容の変遷,
教育機関の独創性,学士力とアクティブラーニング
8
1
10.26(水)
5 砂 見 緩 子
2
(医療・看)
看護教育学に関連する学習理論
KWs 学習理論と学習原理
Topics:ヤング(Young,S,F.)のICEモデル,動機づけ(モチベーショ
ン)の原理,職務充実度を高めるためには?
講師
行 動 目 標
ガイダンス:アンケート/シラバス/課題の説明と決定
人間と教育の営みの関係性/教育とは何か/教育方法と教育評価
KWs :人間にとって固有の営みである教育の意義,教育効果を高め
るための授業設計
Topics:他の高等動物と違い人間のみが「教える」能力をもってい
る?,教育が本来もっている性質,授業設計デザイン-ADDIEモデ
ル
看護教育制度の歴史的変遷と現状②
KWs :看護教育制度の原点・変遷・現状,諸外国の看護教育制度
Topics:大学教育の潮流と求められる学士力,教育課程による教育内
容の違い,次世代の看護師は何を備えているべきか,米国と日本の
看護教育の違い,米国で看護師として働くには?
9
11.2(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護職の専門性と看護教育
KWs :専門職,専門性の条件,専門性を高めるための方法
Topics:専門職の特徴からみた日本の看護,ケアリングとしての学問
の探求(言語化されていない看護がある?),ジェネラリストとスペシャ
リスト
10
11.9(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護教育学に関連するプレゼンテーション・ディスカッションの準備
11 11.16(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護教育学に関連するプレゼンテーション・ディスカッションの準備
1
12 11.25(金)
3 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
13 11.25(金)
1
4 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
14 11.25(金)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
15 11.30(水)
1
5 砂 見 緩 子
2
講師
(医療・看)
看護教育学に関連するプレゼンテーション・ディスカッション
Topics:
経験学習に関連した学習理論
1 コルブ(Kolb,D.)の経験学習モデル
2 ギブス(Gibbs,G.)のリフレクティブサイクル
動機づけ(モチベーション)に関連した学習理論
3 ロック(Locke,E.)の目標設定理論
4 チクセントミハイ(Csikszentmihalyi,M.)のフロー理論
5 バンデューラ(Bandura,A.)の自己効力(感)理論
6 ロッター(Rotter,J,B.)のローカスオブコントロール理論
7 ハーズバーグ(Herzberg,F.)の動機づけ・衛生理論
専門職専門性を高める方法
8 クリティカルシンキング
9 リフレクション
10 キャリアマネジメント
11 ポートフォリオ評価法とルーブリック
まとめ:プレゼンテーションのフィードバック/アンケート
Topics:イメージトレーニングの方法,ミスからの立ち直り,ストレス・
コーピング
看Ⅳ-7
科目名
担当責任者
南川雅子
緩和ケア
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
緩和ケアは、かつては終末期医療の範疇で考えられていたが、WHOの緩和ケアの定義の改訂(2002年)を
契機として、病気を診断されたその時から必要なケアと位置づけられ、がん患者に限らず、慢性・進行性・治
療抵抗性のある疾患をもつ多くの患者を対象とするようになった。
本科目はこの考え方に則り、まず第一段階として、緩和ケアの場でよくみられる基本的な課題をかかえる対
象の理解と援助について、事例を用いた双方向型の講義を通して学ぶ。第二段階として、受講生が成人看護
学実習等で出会った患者を全人的苦痛の観点でとらえ直し、看護援助を再検討することにより、緩和ケアへ
の理解を深めることを目的とする。
授業の到達目標
①シミュレーションを通して、余命数か月と告知された人の気持ちを知ることができる。
②痛みのマネジメントが必要な患者の看護について説明できる。
③症状マネジメントが必要な患者の看護について説明できる。
④倫理的問題が生じている状況において、看護を導き出す方法について説明できる。
⑤「悪い知らせ(bad news)」を伝えるときの看護師の役割について説明できる。
⑥喪失・悲嘆・死別を体験している家族への看護について説明できる。
⑦臨死期にある患者とその家族への看護について説明できる。
⑧緩和ケアの対象となる人を全人的苦痛の観点で分析できる。
⑨緩和ケアの対象となる人に対する適切な援助方法を導き出すことができる。
成績評価の方法および基準
グループワーク成果物50%、課題レポート50%で評価する。ただし、欠席届の提出がなく、学則規定を下回る
出席状況の場合には、評価対象としない。欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
※欠席は、いかなる理由であっても1回につき2点減点。遅刻・早退は1回につき1点減点とする。ただし、交通
の事情によるやむを得ない遅刻であることが明らかな場合は考慮する。
教科書
特に指定しない
参考書
・恒藤暁,内布敦子編(2014):系統看護学講座,別
巻,緩和ケア.医学書院
・岩崎紀久子,酒井由香,中尾正寿編(2014):終末期
がん患者の緩和ケア,第3版,日本看護協会出版会
・田村恵子,河正子,森田達也編(2012):看護に活か
すスピリチュアルケアの手引き.青海社
準備学修の内容
講義は、以下に示した事前学習の内容を確認しながら進める。
①事前に提示された事例を読み、分からない用語については調べてノートにまとめる。
②事例と一緒に提示されている課題に取り組み、ノートにまとめる。
その他履修上の注意事項
・質問や相談がある場合は、あらかじめメール([email protected])や電話(内線41913)等でアポ
イントを取ったうえで南川研究室に来ること(2号館地下1階B116教授室。B116教授室の内線電話「教授室5」
で呼び出す)。
看Ⅳ-8
緩和ケア
№
実施日 組
1
9.15(木)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
ガイダンス
緩和ケア、およびエンド・オブ・ライフ・ケアの定義を述べることができ
る。
9.29(木)
1
1 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
死の体験旅行(シミュレーション)
余命数か月と告知された人の気持ちを知り、自分の考えを述べること
ができる。
3
9.29(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
レガシーワーク(シミュレーション)
大切な人に向けて「別れの手紙」を書く。
4
10.6(木)
1
1 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討①:痛みのマネジメントが必要な患者の看護について説明
できる。
5
10.6(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討②:症状マネジメントが必要な患者の看護について説明で
きる。
6
10.13(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討③:症状マネジメントが必要な患者の看護について説明で
きる。
7
10.20(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討④:倫理的問題が生じている状況において看護を導き出す
方法について説明できる。
8
10.27(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討⑤:「悪い知らせ(bad news)」を伝えるときの看護師の役割に
ついて説明できる。
9
11.10(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討⑥:死別・喪失・悲嘆を体験している家族の看護について説
明できる。
10 11.17(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討⑦:臨死期にある患者とその家族の看護について説明でき
る。
11 11.24(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討演習①:グループで緩和ケアが必要な事例を一つ作成す
る。
12
12.1(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討演習②:グループで緩和ケアが必要な事例を一つ作成す
る。
13
12.8(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討演習③:グループで作成した事例を全人的苦痛の観点で
分析する。
14 12.15(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討演習④:グループで作成した事例を全人的苦痛の観点で
分析する。
15 12.22(木)
1
2 南 川 雅 子
2
教授
(医療・看)
事例検討演習⑤:グループで作成した事例に必要な看護援助につ
いて検討する。
看Ⅳ-9
科目名
担当責任者
粕谷洋子
国際看護
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
グローバル化の進展に伴い、世界の相互依存関係が深まる中、看護の専門職においても国際的視野をも
つことの重要性は高まっています。日本で働く看護職でも在日外国人の増加や外国人看護師受け入れ、デン
グ熱の国内発生やエボラ出血熱の問題など、国際化とは無縁ではいられなくなっています。
本講義では、国際看護の主要概念や世界の健康問題を学び、国際看護活動の現状や課題を考えていきま
す。
授業の到達目標
国際的な視野の重要性を理解し、国際看護の役割を説明することができる。
成績評価の方法および基準
授業内課題およびレポート提出(30%)
筆記試験(70%)
教科書
参考書
①「やさしく学べる国際保健・看護の基礎と実践」 著
者 山崎明美・當山紀子 編 (桐書房2015年 )
②「国際看護・国際保健」 丸井英二 他編 (弘文堂
2012年)
③「知って考えて実践する国際看護」近藤麻理 著
(医学書院 2011年)
④「看護の統合と実践③ 国際看護学」田村やよい編
集 (メヂカルフレンド社2013年)
準備学修の内容
必要に応じて指示します。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅳ-10
国際看護
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
1 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
国際看護の主要な概念を概説できる。
2
1
2 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
国際看護活動の具体的な事例から、国際看護の現状を説明できる。
3
1
1 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
日本の国際看護活動の歴史を知り、国際協力の仕組みを概説できる。
4
1
2 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
国際看護活動の具体的な事例から、国際看護の現状と課題を説明でき
る。
5
1
1 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
世界の感染症について概説できる。
6
1
2 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
世界のリプロダクティブヘルス・母子保健について概説できる。
7
1
1 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
異文化理解・異文化看護の視点から、国際看護の方法論を説明できる。
1
2 粕 谷
2
洋 子
講師
(医療・看)
(非)
講義のまとめと評価
1
11.9(水)
11.16(水)
11.21(月)
11.30(水)
8
看Ⅳ-11
科目名
担当責任者
高橋幸子
災害・救急医療(看護)
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
我が国は自然災害が頻回に起こり、被災地の人々への被害は生命・健康あるいは、財産の損失など多岐に
わたる。災害の度、人々は心身ともに深く傷つきその影響は生涯忘れることのできないものである。このような
災害時、被災地のみならずその周辺、さらにはあらゆる地域から看護師は何らかの形で災害活動に従事する
ことが必要となる。災害に関する看護活動は被災直後から長いスパンで行われていかなくてはならい。災害と
いう通常でない状況を踏まえ、地域特性や発生後の時期に適したケアの提供が求められる。
今まで学習してきた看護の知識を活用して、災害における看護のあり方を自ら考えていく。また、災害に関し
て様々な視点から捉え、自らの立場でまた看護者としてできる災害看護について考えることで看護観を深めて
いく。
授業の到達目標
1.自然災害だけでなく人的災害など災害を広い意味で理解できる。
2.災害時の医療体制・看護の実際が理解できる。
3.災害発生から復興における長いスパンでの社会問題の特徴と災害・救急看護について理解できる。
4.施設の訪問や災害に関わる人へのインタビューの準備・調査内容の報告ができる。
5.演習により被災者体験をすることで避難所における被災者の心理や発生する問題についての解決方法を
選択することができる。
成績評価の方法および基準
1.授業への取り組み・積極性(30%)
2.演習参加態度を(30%)
3.授業内の課題提出(40%)
4.出席点は減点法(遅刻・早退2回は1回の欠席とみなす。欠席1回、5点減点)
教科書
参考書
①勝見篤・小原真理子編 災害救護 HIROKAWA
2012
②浦田喜久子・小原真理子編 災害看護学・国際看
資料等を配布する。
護学 医学書院 2015
③小原真理子・酒井明子監修 災害看護 南山堂
2009
我が国は自然災害が頻回に起こり、被災地の人々への被害は生命・健康あるいは、財産の損失など多岐に
わたる。災害の度、人々は心身ともに深く傷つきその影響は生涯忘れることのできないものである。このような
1.日常から、災害に関する問題に関心を持ち、自分なりの考えを持って授業に参加する。
2.授業中は積極的に自分の意見や質問ができるよう準備をする。
3.フィールドワークでは、訪問する場所に適した事前準備を行なう。
4.授業に主体的に参加できるように、事前課題に取り組む。
5.プレゼンテーションでは、有効な手段で実施できるように準備する。
その他履修上の注意事項
看Ⅳ-12
災害・救急医療(看護)
時
限
№
実施日 組
名前
役職
所属
1
9.23(金)
講師
(医療・看)
オリエンテーション:授業の流れや目的を理解する。
Key word:災害の定義、自然災害、人的災害
2
1
9.30(金)
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
・災害時医療の特徴と救急医療体制を説明できる。
・災害発生時の看護の役割・日常の看護における危機管理について
説明できる。
Key word:災害対策基本法、災害拠点病院、災害サイクル
3
10.7(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
地震発生時の人の行動パターンを理解し、危険回避について説明で
きる。
Key word:集団心理、パニック
4
10.14(金)
1
2 大 矢 根 淳
2
教授
(非)
(医療・看)
テーマ:災害社会学から見た、災害看護と災害復興研究
~東日本大震災について、考える~
5
10.21(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
災害発生時の適切な対応、大災害時の看護活動を過去の事例を踏
まえ課題と変遷を説明できる。
Key word:危機管理、地域防災計画
6
10.28(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
災害現場がイメージでき、トリアージの方法を説明できる。
Key word:トリアージオフィサー、トリアージカテゴリー、トリアージタッ
ク
7
11.11(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
フィールドワークの意義がわかる。フィールドワークの準備
(各施設、部署等への訪問目的・質問事項をまとめる。)
8
11.18(金)
1
1 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
フィールドワーク:様々な施設や機関の部署を実際に訪問しインタ
ビュー等を行なうことで、災害対策の実際を知る。
9
11.18(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
フィールドワーク:様々な施設や機関の部署を実際に訪問しインタ
ビュー等を行なうことで、災害対策の実際を知る。
10 11.25(金)
1
1 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
フィールドワークのまとめ・発表準備
11 11.25(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
フィールドワークのまとめ・発表準備
12
12.2(金)
1
1 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
被災者体験
13
12.2(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
被災者体験
14
12.9(金)
1
1 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
フィールドワークの発表①
15
12.9(金)
1
2 高 橋 幸 子
2
講師
(医療・看)
グループワークの発表②全体のまとめ
1
2 高 橋 幸 子
2
行動目標
看Ⅳ-13
科目名
担当責任者
星直子
学際的ケア
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
看護学は人間に関する総合科学であるといわれ、関連および近接学問領域が多岐にわたっている。
また看護学は発展途上において、これらの学問領域の学問的蓄積を活用してきた部分もある。
そこでこれまでの学びの中、つまり看護学の枠組みの中で使用してきた用語を学際的に検討すること、看護
理論家の理論・時代背景を検討することによって、「学際性とは何か」、「科学的な思考とは何か」について考
える。
自らの関心にしたがった自主的な学習を前提にするので、自主的な学習を意欲的にしたいと考えている学
生の受講を希望する。
選択した学生のニーズによって、計画は柔軟に運用する予定。
授業の到達目標
資料検討やグループワークを通し、自分の意見を説明できる。
学際性とは何かについて説明できる。
看護の近接領域の学問とどのような協働(collaboration)が可能であるかについて意見を述べることができ
る。
成績評価の方法および基準
全講義の3分の2以上出席しなければ評価を受けられない。
レポート(課題は開講時指示)100%にて評価。ただしグループワークの欠席は減点する。
教科書
特に指定しない
参考書
①酒井邦嘉、『科学者という仕事』、中公新書1843。
②仲村雄二郎、『臨床の知とは何か』、岩波新書203。
③宇沢弘文・河合隼雄・藤沢令夫・渡辺慧、『科学と
は:転換期における人間』、岩波書店。
他は開講時、または講義の進行に伴い適宜指示す
る。
準備学修の内容
参考書の、『科学者という仕事』(酒井邦嘉著)を予習で読んでおくことが望ましい。
他学問領域と関連性がある専門用語に関心を持ち、意味等を理解しておくこと。
初期の看護理論家とその理論背景について復習しておくこと。
その他履修上の注意事項
看Ⅳ-14
学際的ケア
№
時
限
名前
1
4 星
2
直
実施日 組
子
役職
所属
行動目標
教授
(医療・看)
講義のガイダンス;講義の目標・課題・予定が概説できる。
「学際性」とは何か、関連・近接学問領域にはどのような学問がある
かについて、資料を基に自分の意見を説明できる。
1
11.10(木)
2
1
11.17(木)
4 星
2
直
子
教授
(医療・看)
看護学と関連学問領域と共通する用語を3つ程度選択できる。
初期の看護理論家のうち、他学問領域から理論構築した理論家を選
択できる。
(共通の用語、理論家に注目した学生間でグルーピング)
3
11.24(木)
1
3 星
2
直
子
教授
(医療・看)
グルーピングにそった用語、文献検討(グループワーク)
提示した様式に従って、グループワークの経過と参加度を報告でき
る。
4
11.24(木)
1
4 星
2
直
子
教授
(医療・看)
グルーピングにそった用語、文献検討(グループワーク)
提示した様式に従って、グループワークの経過と参加度を報告でき
る。
5
12.1(木)
1
3 星
2
直
子
教授
(医療・看)
グルーピングにそった用語、文献検討(グループワーク)
提示した様式に従って、グループワークの経過と参加度を報告でき
る。
6
12.8(木)
1
3 星
2
直
子
教授
(医療・看)
グルーピングにそった用語、文献検討(グループワーク)
提示した様式に従って、グループワークの経過と参加度を報告でき
る。
(受講者数によってグループ数が異なるので変更有)
7
12.15(木)
1
3 星
2
直
子
教授
(医療・看)
グループワークの発表
グループワークの成果を発表し、意見交換できる。
(受講者数によってグループ数が異なるので変更有)
8
12.22(木)
1
3 星
2
直
子
教授
(医療・看)
講義のまとめ: この講義で学んだことをフィードバックし、意義を説
明できる。
看Ⅳ-15
科目名
担当責任者
上野公子
チームケア
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
チームケアの概念を理解し、看護の実践現場(医療現場・地域・在宅)における他職種との協働に関する学
びを深める。また、既に体験した看護学実習を振り返り、さまざまなチームケアのあり方を模索しつつ、看護職
者が果たす機能と役割について考える。
授業の到達目標
①チームおよびチームケアの概念について説明できる
②チームケアを可能にする基盤としてのコミュニケーションを図ることができる
③チームケアにおける多職種連携のあり方について説明できる
④実習で体験した事例を基に、より良いチームケアのあり方について考え、述べることができる
成績評価の方法および基準
授業内の振り返り課題(40%)、グループ課題(60%)により評価する。
なお、遅刻・早退は1回につき2点、欠席は1回につき5点減点とする。
教科書
なし
参考書
適宜紹介する。
準備学修の内容
保健・医療・福祉にかかわる各専門職の資格・制度および役割について事前に調べ、まとめておくこと。
(*グループ課題の達成に必須)
その他履修上の注意事項
グループワークにおいては、与えられた自分の役割を遂行するよう心がけてください。
看Ⅳ-16
チームケア
№
実施日
組
1
9.29(木)
2
時
限
名前
役職
所属
1
3 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
本授業の展開がわかる。
チームケアとは何かについて説明できる。
10.6(木)
1
3 赤垣みゆき
2
講師
(非)
(医療・看)
緩和ケアにおけるチームケアの実際を知り、看護職の役割について
考説明できる。
3
10.13(木)
1
3 松
2
徹
講師
(非)
(医療・看)
在宅ケアにおけるチームケアの実際(理学療法士の立場から)を知り、
看護職の役割について説明できる。
4
10.21(金)
1
4 平岡久仁子
2
講師
(非)
(医療・看)
医療相談室(主に退院調整)におけるチームケアの実際を知り、看護
職の役割について説明できる。
5
10.27(木)
1
3 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
事例を通して、よりよいチームケアのあり方およびケアに携わる各職種
の役割と限界についてグループで検討し、プロダクトとしてまとめること
ができる。
6
11.7(月)
1
4 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
同 上
7
11.11(金)
1
3 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
同 上
8
11.11(金)
1
4 上 野 公 子
2
教授
(医療・看)
本
行動目標
発表会での討議に参加することができる
全過程を振り返り、自分の考えるチームケアについて説明できる
看Ⅳ-17
科目名
担当責任者
遠藤太
コンサルテーション
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
看護および保健・医療・福祉など、ケアを提供する専門職者が直面するさまざまな問題を解決するための援助
方法としてのコンサルテーションにおける現象の見方と方法を、講義及び演習にて考えさせる。単に心理療法
家や専門看護師が行う特殊な技術としてではなく、看護師として、あるいは家族・友人として、他者の相談に
のったり助言を与える場合に、その基本となる考え方について考えられるようにしたい。
特に、従来の問題志向(プロブレム・フォーカス)のコンサルテーションで、十分な解決が図れずに問題の複雑
化、長期化を招いてきた現状を踏まえ、解決志向(ソリューション・フォーカス)のアプローチを中心に、相手に
とって、短期間に有効なコンサルテーションの方法について、演習を通して体験してみることを中心とした授業
とする。
授業の到達目標
①コンサルテーションの理論と定義について説明できる。
②コンサルテーションのタイプとモデルについて説明できる。
③グループワークによって各typeのコンサルテーションの事例検討ができる。
④問題指向(プロブレム・フォーカス)アプローチの理論と課題について説明できる。
⑤解決志向(ソリューション・フォーカス)アプローチの理論の可能性について説明できる。
⑥解決志向(ソリューション・フォーカス)アプローチの方法を説明できる。
⑦看護実践におけるコンサルテーションの必要性と課題について説明できる。
成績評価の方法および基準
授業内試験30%、演習レポート30%(10点満点×3回)、最終課題レポート40%で評価する。
教科書
授業中に資料を配布する
参考書
①青木 みのり著「ブリーフセラピー―「問題と解決」の
理論とコンサルテーション」ナカニシヤ出版
(2014/6/1)
②森俊夫・黒沢幸子著「解決指向ブリーフセラピー」ほ
んの森出版(2014/4/15)
準備学修の内容
事前に配布された資料を熟読し、ノートにまとめてから授業に参加すること。
その他履修上の注意事項
欠席は1回につき5点減点とする(忌引は除く)。
演習やワーク中の私語、居眠り、内職、途中(無断)退席等は迷惑行為として、その日の演習レポート点を0点
とするとともに、授業からの退席を求めることもあるので注意する。
看Ⅳ-18
コンサルテーション
時
限
名前
9.16(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<講義ガイダンス~理論・定義>
1)コンサルテーションの概念・プロセスについて説明できる。
2)コンサルタントの役割について説明できる。
2
9.23(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<コンサルテーションンのタイプとモデル>
1)課題中心型・プロセス中心型コンサルテーションの特徴が説明で
きる。
2)各モデルのコンサルテーションの特徴が説明できる。
3
9.30(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<コンサルテーション事例検討①>
1)コンサルティの事例をもとにコンサルテーションの組み立てができ
る。
4
10.7(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<コンサルテーション事例検討②>
1)コンサルティの事例をもとにコンサルテーションの組み立てができ
る。
2)組み立てた計画のプレゼンテーションができる。
5
1
10.14(金)
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<解決志向のコンサルテーション>
1)問題指向(プロブレム・フォーカス)のコンサルテーションの問題
2)解決志向(ソリューション・フォーカス)のコンサルテーションの概念
が説明できる。
6
10.21(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<解決志向のコンサルテーション:演習①>
1)SF式の各段階を演習で体験し、まとめることができる。
7
10.28(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<解決志向のコンサルテーション:演習②>
1)SF式の各段階を演習で体験し、まとめることができる。
2)自らの事例をもとにロールプレイを行い、まとめることができる。
8
11.4(金)
1
3 遠
2
藤
太 准教授 (医療・看)
<コンサルテーションの実際とまとめ>
1)精神看護専門看護師のコンサルテーションの実際を学び、看護
実践におけるコンサルテーションの必要性と課題についてまとめるこ
とができる。
№
実施日 組
1
役職
所属
行動目標
看Ⅳ-19
科目名
担当責任者
梶原祥子、新井直子
アドバンス・セミナー
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
必修
1単位
授業の概要
4年間の学びの総括として、自らの看護学生としての意識および態度を振り返らせ、看護師・保健師となるに
ふさわしい資質を養う機会とする。あわせて個人のキャリアプランニングの視点をふまえて、個人・グループ間
で考えさせるとともに、看護専門職者(看護師・保健師)としての自己啓発の必要性を学ばせる。
授業の到達目標
① 社会人および専門職業人として必要な知識、態度を身につける。
② 自己の看護観を明確にする。
③ キャリアについて考察し各自の専門職業人としての将来を構想する。
成績評価の方法および基準
授業内課題及びグループワークへの参加状況60%、レポート課題40%とし、その合計点で評価する。
なお、欠席は1回につき4点減点、遅刻・早退は1回につき2点減点となる。
教科書
なし
参考書
なし
準備学修の内容
グループ担当の教員と学習内容を調整・確認し、十分な準備をもって臨むこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅳ-20
アドバンスセミナー
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
4.15(金)
1
5
2
後日掲示
2
9.13(火)
1
5
2
〃
3
9.20(火)
1
5
2
〃
4
9.27(火)
1
5
2
〃
5
10.4(火)
1
5
2
〃
①専門職業人に必要な知識と態度について、グループ討議、
個別指導等を基に考察し、身につける。
6
10.11(火)
1
5
2
〃
②グループ討議、個人学習等を基に、自己の看護観を
明確にする。
7
10.18(火)
1
5
2
〃
③キャリアを考えるために必要なグループ討議、個別指導等を
基に、専門職業人としての将来について構想する。
8
10.25(火)
1
5
2
〃
9
11.1(火)
1
5
2
〃
10
11.8(火)
1
5
2
〃
11 11.15(火)
1
5
2
〃
12 11.22(火)
1
5
2
〃
13 11.29(火)
1
5
2
〃
14
12.6(火)
1
5
2
〃
15 12.13(火)
1
5
2
〃
本科目の目標、実施計画を把握する。
看Ⅳ-21
科目名
担当責任者
上野公子、麻生保子、林さとみ
看護研究方法論Ⅲ
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
自由
1単位
授業の概要
興味・関心のある保健医療福祉に関する事柄や臨地実習における体験から、研究課題を明確化し、看護研
究プロセスの「研究計画書」作成を通て、看護学研究に取り組むために必要な知識・技術・態度を学習する。
授業の到達目標
看護研究方法論ⅠとⅡで学んだ看護学研究の基礎をもとに、自らの研究疑問を明確にし、研究計画書を作
成する。
①講義・演習・実習を通して抱いた看護実践や看護教育などに関する興味・関心や疑問に基づき、研究課題
を明確にできる。
②文献検索、文献検討などを通して自己の研究課題探求の意義や研究課題を明らかにする方法等について
他者に説明できる。
③上記①と②を基に研究計画書を作成することができる。
(④研究計画書に基づいて発表を行い、発表会参加者とのディスカッションを通して作成した研究計画書の
自己評価ができる。)
成績評価の方法および基準
講義時間の3分の2以上出席しなければ、評価の対象とならない。
研究計画書作成(70%)、授業参加度(30%)で評価する。
遅刻・欠席は減点の対象とする。
教科書
参考書
・数間恵子他編 「看護研究のすすめ方・よみ方・つか
い方(第2版)」、日本看護協会出版会2011
・黒田裕子著 「看護研究step by step(第4版)」,医学
・南 裕子編 「看護における研究」、日本看護協会
書院 2012
出版会2012
・小玉香津子他訳「看護研究計画書 作成の基本ス
テップ」、日本看護協会 出版会2011
他 資料配布
準備学修の内容
担当教員の指導を受けながら、討議に必要な資料を準備して臨むこと。
その他履修上の注意事項
わからないこと、不明なことはそのままにしないという姿勢で臨むこと。
担当教員と連絡を密に取りながら進めること。
看Ⅳ-22
看護研究方法論Ⅲ
時
限
№
実施日 組
名前
役職
1
1
9.12(月)
5 上 野 公 子
2
2
9.26(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
3
10.3(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
4
10.17(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
5
10.24(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
6
10.31(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
7
11.7(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
教授
所属
行動目標
(医療・看)
講義のガイダンスに参加し、目標及び授業の進め方について伝達で
きる。
研究テーマ設定の動機について述べることができる。
研究計画書作成の意義・重要性について説明できる。
研究計画書に必要な内容について説明できる。
8
11.14(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
9
11.21(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
10 11.28(月)
1
4
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
11 11.28(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
12
12.5(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
13 12.12(月)
1
4
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
14 12.12(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
15 12.19(月)
1
5
2
学科担当教員
(未定)
(医療・看)
16
日 程 未 定
ゼミナール形式で、自己の研究課題を明確に
し、研究計画書作成までの研究プロセスを踏
むことができる。
研究計画書を完成させ、授業終了時までに担当教員に提出すること
ができる。
「研究計画書」に基づいて研究計画を発表し、フロアーとディスカッ
ションすることができる。
看Ⅳ-23
科目名
担当責任者
野上誠
法医学
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
法医学は、医学的解明、助言を必要とする法律上の案件、事項について、科学的で公正な医学的判断をく
だすことによって、個人の基本的人権の擁護、社会の安全、福祉の維持に寄与することを目的とする社会医
学である。死体検案、死因の判断などの法医学的事項を概説する。
授業の到達目標
法医学の全体像を理解する。すでに修得した医療知識を統合し、臨床検査学科上の実務に必要な実際的
判断力を身につける。
成績評価の方法および基準
レポート提出と授業内課題により評価する。
教科書
法医学 (福島弘文編 南山堂)
参考書
検死ハンドブック(高津光洋著、南山堂)
準備学修の内容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅳ-24
法医学
時
限
名前
9.16(金)
1
1 野
2
上
2
9.23(金)
1
1 野
2
上
3
1
9.30(金)
1 野
2
4
1
10.7(金)
1 野
2
上
誠
5
10.14(金)
1
1 野
2
上
6
10.21(金)
1
1 野
2
7
10.28(金)
1
1 野
2
8
1
11.4(金)
1 野
2
№
実施日 組
1
役職
所属
誠
教授
(医・法医)
1. 異状死体と検死
異状死体の概念を説明できる。検死制度について説明できる。
KW:異状死体、検死
誠
教授
(医・法医)
2. 死の概念、死体現象(1)
死の概念を説明できる。
KW:死
(医・法医)
3. 死体現象(2)
死体現象について説明できる。
KW:体温降下、死斑、死体硬直、角膜混濁、乾燥、自己融解、腐
敗、白骨化、永久死体
教授
(医・法医)
4. 生活反応、創傷(1)
生活反応、創傷について説明できる。
KW:生活反応、刺創、切創、割創、創口、創縁、創角、創洞、創
壁、創底、射創、表皮剥脱、皮下出血、挫創、裂創、デコルマン
誠
教授
(医・法医)
5. 創傷(2)
創傷について説明できる。
KW:硬膜外血腫、硬膜下血腫、くも膜下出血、脳挫傷、びまん性脳
損傷、胸腔部臓器損傷
上
誠
教授
(医・法医)
6. 窒息(1)
窒息の概念を説明できる。
KW:窒息、鼻口閉塞、縊死、絞死、扼死
上
誠
教授
(医・法医)
7. 窒息(2)、その他の外因死、嬰児殺
溺死、焼死、凍死、感電死、嬰児死体の検査について説明できる。
KW:溺死、焼死、凍死、感電死、嬰児殺
(医・法医)
8. 突然死、中毒、物体検査
突然死、中毒、物体検査について説明できる。
KW:突然死、麻薬、覚せい剤、アルコール、農薬、揮発性毒物、難
揮発性毒物
上
上
誠
誠
教授
教授
行動目標
看Ⅳ-25
科目名
担当責任者
藤原政雄
画像診断学
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
画像診断は医師による領域であるが、臨床画像を初めに手にするのは診療放射線技師や看護師である。そ
の中で、より一層患者に密着したケアを行なう看護師にとって、基本的な画像診断は必要な知識であると言え
る。また、検査の目的、方法、内容を正しく理解した看護師による患者指導の役割も重要である。
授業では、主に2つの内容について講義する。一つは臨床画像を生み出す各装置の原理や画像形成の原
理、看護の視点から見た検査法について講義を行う。もう一つは治療やケアに役立つという視点を保持しつ
つ、正常画像の見方や代表的な疾患の画像診断について講義する。
なお、時間が許す範囲で、放射線や放射能の基礎知識、被ばく防護についても講義をする予定である。
授業の到達目標
①各映像手法(モダリティ)ごとに正常画像の見方、画像解剖が理解できる。
②各モダリティごとに代表的な病態の読影ができる。
③放射線科で行われる検査の内容を正しく理解し患者に説明できる。
④画像を看護過程の中でバイタルサインの様な客観的な情報として看護アセスメントに活かせる。
成績評価の方法および基準
授業初回に配布するアンケート10%、授業内課題40%(欠席1回に付き5点減点)、LMS試験50%により評価
する。
LMS試験は全8回の講義で5回実施する。試験は画像診断学に関連する看護師国家試験の内容と講義の
内容とする。
(LMS試験実施:第2回講義後、第3回講義後、第4回講義後、第5回講義後、第7回講義後の合計5回)
◎厳しく評価するので安易な気持ちで履修すると単位取得は非常に難しい。熟考のうえ選択する事。
教科書
参考書
・教科書は特に使用せず、プリントを配布する。
①ナースのための画像診断学(ナース専科BOOKS)
監修:福田国彦他 発行所:アンファミエ
②ケアに使える画像の見かた
編著:久志本成樹 発行:照林社
③ナースのための画像診断学ノート
編著:河野敦 出版社:中外医学社
④看護ケアに役立つ画像の見かた
編著:櫛橋民生他 出版社:ナツメ社
⑤看護師画像検査フルコース
監修:宗近宏次 出版社:メジカルビュー社
⑥画像診断を学ぼう(単純X線写真とCTの基礎)
監訳 江原茂 出版社:MEDSI
準備学修の内容
・次回の授業で使用する教材を事前にLMSにアップロードしておくので、目を通しておく事。
(LMSを利用して、講義教材の提示やテストを実施する。学内もしくは学外でインターネットを利用できる環境
を整えておく事。LMS試験については携帯やスマホからではなく、PCを介して受験する事)
その他履修上の注意事項
正当な理由のない遅刻は欠席と同様に減点の対象となる。
看Ⅳ-26
画像診断学
№
実施日 組
1
9.12(月)
時
限
名前
1
2 藤 原 政 雄
2
1
2 藤 原 政 雄
2
2
9.26(月)
3
1
10.3(月)
2 藤 原 政 雄
2
4
10.17(月)
1
2 藤 原 政 雄
2
1
2 藤 原 政 雄
2
5
10.24(月)
6
1
10.31(月)
2 藤 原 政 雄
2
役職
所属
行動目標
講師
(医療・放)
<画像診断学概説>
1)講義の進め方、画像診断学の概要が説明できる。
2)KW:画像観察、読影、診断、モダリティ、画像の種類、画像情報
(医療・放)
<①単純X線撮影の原理と画像診断への利用>
1)本モダリティの画像形成や関連領域の基本的な画像診断が説明
できる。
2)KW:原理・画像の見方、看護の視点、胸部単純X線像、腹部単純
X線像
(医療・放)
<②造影検査(IVR含む)の原理と画像診断への利用>
1)本モダリティの画像形成や関連領域の基本的な画像診断が説明
できる。
2)KW:造影剤、看護の視点、消化管造影像、血管造影像、IVR
(医療・放)
<③X線CTの原理と画像診断への利用+補足:3D表示>
1)本モダリティの画像形成や関連領域の基本的な画像診断が説明
できる。
2)KW:原理・画像の見方、看護の視点、頭部疾患、胸部疾患、腹部
CT像
(医療・放)
<④MRIの原理と画像診断への利用>
1)本モダリティの画像形成や関連領域の基本的な画像診断が説明
できる。
2)KW:原理・画像の見方、看護の視点、頭部疾患、脊椎疾患、婦人
科疾患
(医療・放)
<⑤超音波検査の原理と画像診断への利用>
1)本モダリティの画像形成や関連領域の基本的な画像診断が説明
できる。
2)KW:原理・画像の見方、看護の視点、腹部疾患、FAST、心疾患
講師
講師
講師
講師
講師
7
11.7(月)
1
2 藤 原 政 雄
2
講師
(医療・放)
<⑥核医学検査の原理と画像診断への利用>
1)本モダリティの画像形成や関連領域の基本的な画像診断が説明
できる。
2)KW:原理・画像の見方、看護の視点、プラナ像、SPECT像、PE
T像
8
11.14(月)
1
2 藤 原 政 雄
2
講師
(医療・放)
<放射線被曝について>
1)放射線や放射能、放射線被曝について説明できる。
2)KW:放射線、放射能、被曝、放射線防護
看Ⅳ-27
科目名
担当責任者
菱木清
放射線医学
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
医療において、放射線治療学の分野が目覚しい発展を遂げている。X線やガンマ線が持つ組織透過性、写
真感光の性質を利用して画像診断が行われる一方、別の性質である組織障害作用を利用して癌を中心とし
た放射線治療が行われ、医学において有効に活用されている。放射線診断や治療が円滑に不安なく受けら
れるためには、看護師の正しい知識と協力が必要とされるため放射線医学の今後のあり方について学習させ
る。
授業の到達目標
放射線医学の中で、X線診断部門、そして特に放射線治療に的を絞る。診断については主にX線の特徴と
X線を用いた画像が作成される理論から概説し、簡単な画像解剖について話を繋げ、説明できるようにする。
放射線治療については癌の性質を理解をした上で、放射線治療の根本的な考え方について追求し、また、
各照射方法の相違点、臓器別照射方法に関してはガイドラインを念頭に代表的疾患について概説し、最終
的には線量分布を示し放射線治療計画の概要を説明できるようにする。
成績評価の方法および基準
筆記試験100%にて評価する。
教科書
参考書
教科書は使用せず、そのつどの板書、配布プリント、
パワーポイントなどで進行する。
準備学修の内容
継続した理論が多いため、復習を欠かさないことを前提に、次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等
を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅳ-28
放射線医学
時
限
名前
9.12(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
放射線の基礎知識について説明できるようになる。
2
9.26(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
X線画像解剖と診断について説明できるようになる。
3
10.3(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
癌の分類、癌の診断方法について説明できるようになる。
4
10.17(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
放射線治療の方針、手術との併用について説明できるようになる。
5
10.24(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
線量分布と照射方法、小線源治療について説明できるようになる。
6
10.31(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
外照射にについて説明きるようになる。
7
11.7(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
放射線治療の装置、疾患別照射法(Ⅰ)について説明できるようにな
る。
8
11.14(月)
1
3 菱
2
木
清 准教授 (医療・放)
講義の振り返り。習熟度確認
№
実施日 組
1
役職
所属
行動目標
看Ⅳ-29
科目名
担当責任者
栢森良二
リハビリテーション学
標準履修年次
必修選択別
単位数
4年
選択
1単位
授業の概要
今日、リハビリテーションは重要な治療となっている。とくに看護にとっては基本的な知識である。
本講義では、リハビリテーションの総論と各論を講義する。総論ではリハビリテーションの理念と歴史を取り上
げる。
授業の到達目標
日本の障害者の実態、障害の階層とアプローチ、評価学、治療学、ライフステージにおける障害特性につい
て学ぶ。各論では脳損傷、脊髄損傷、発達障害、運動器疾患、担がん患者のリハビリテーションに学習する。
成績評価の方法および基準
授業内試験内容第8回分の中から試験(まとめ)を実施する。
教科書
参考書
「学生のためのリハビリテーション医学概論」、栢森良
二、医歯薬出版、2015年第2版発行
準備学修の内容
前もって教科書を読んでおき講義内容を理解する。講義で理解出来なかったことは教科書で理解を深める
ようにする。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となります。
看Ⅳ-30
リハビリテーション学
№
実施日
組
1
9.14(水)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅰ]リハビリテーションの理念と源泉を説明できる。
9.21(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅱ]リハビリテーションの対象と障害者の実態を説明できる。
3
9.28(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅲ]ライフステージにおける障害特性を説明できる。 4
10.5(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅳ]活動制限と参加制約のアプローチを説明できる。 5
10.12(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅴ]ライフサイクルー前成人期までを説明できる。
6
10.19(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅵ]成人期と高齢者の障害特性を説明できる。
7
10.26(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅶ]日本の死因推移を説明できる。
8
11.2(水)
1
3 栢 森 良 二
2
客員
教授
(医療・看)
Ⅷ]2025年問題とどこに退院するか,まとめ,習熟度確認
看Ⅳ-31
Fly UP