Comments
Description
Transcript
稲作農業の体質強化緊急対策事業のうち 産地の自主的な取組による主
稲作農業の体質強化緊急対策事業のうち 産地の自主的な取組による主食用米の安定販売・需要拡大支援対策 骨子(案) 1 趣旨 平成 25 年秋に決定された米政策の見直しを推進するため、生産者、集荷業者 ・団体の自主的な取組により需要に応じた生産・販売が行われる環境整備を図る 必要があります。このため、気象の影響等により必要が生じた場合には、産地の 判断により、主食用米を長期計画的に販売する取組や輸出用など他用途への販売 を行う取組等を自主的に行う体制を構築していくことが必要です。 2 事業の対象 需要に応じた生産・販売を行うために、生産者等の負担による以下の条件を満 たす積立を行っている、又は積立を 26 年度中に開始した集荷業者・団体で、平 成 26 年産又は平成 25 年産の出荷数量が 200 トン以上の者を対象とします。 (1)生産者等による積立であること (2)積立の方法、用途、資金管理のルールが明確になっていること (3)3に掲げるいずれの取組項目にも活用可能であること (4)毎年一定の積立が維持されていること なお、補助対象期間は、予算成立時から平成 26 年度末までとします。 3 事業の内容 (1)周年安定供給のための長期計画的な販売の取組 周年安定供給のため、主食用米を生産年の翌年の 11 月から翌々年の3月まで 長期計画的に販売する取組 ・対象経費:金利倉敷料、集約経費 ・補助率:定額(1/2相当) (2)輸出用向けの販売促進等の取組 主食用米を輸出に仕向ける際の商品開発、販売促進等の取組(輸出補助金に 該当しないもの) ・商品開発の取組例:ブレンド、食味等試験、パッケージデザイン等 ・販売促進の取組例:広告宣伝、PR資材作成、フェアの開催・参加等 ・対象経費:旅費、謝金、賃金、使用料及び賃借料、役務費、印刷製本費、広 告宣伝費、消耗品費、委託費、輸送費 ・補助率:1/2以内 (3)業務用向け等の販売促進等の取組 主食用米を外食・中食・給食向け等に販売拡大するための商品開発、販売促 進等の取組 ・商品開発の取組例:ブレンド、食味等試験、パッケージデザイン等 ・販売促進の取組例:広告宣伝、PR資材作成、フェアの開催・参加等 ・対象経費:旅費、謝金、賃金、使用料及び賃借料、役務費、印刷製本費、広 告宣伝費、消耗品費、委託費 ・補助率:1/2以内 (4)非主食用への販売の取組 主食用米を、飼料用、加工用等、非主食用へ販売する取組 ・対象経費:金利倉敷料、バラ化・運送経費、集約経費 ・補助率:定額(1/2相当) ※ (1)~(4)のうち、輸出向け販売促進等の取組及び業務用向け等の販売 促進等の取組については、事業の趣旨に鑑み、集荷規模に対して過度な支援と ならないよう、必要に応じて支援の上限を設けることが出来るものとします。