...

演劇・洋舞部門

by user

on
Category: Documents
36

views

Report

Comments

Transcript

演劇・洋舞部門
演劇・洋舞部門
童劇プーポ
今から 54 年前、昭和 32 年小中学校の先生達が中心になり童劇プーポが結成されました。この年の 5
月に初公演したのが「コックの王様」と「雨の降る日は天気が悪い」の二本立てでした。会場はまだ市民会
館が建設される前の事で古い公民館に長い木のイスを沢山並べてうしろの方にいた子供達はいつしかそ
のイスの上にあがって、夢中で芝居を観劇してくれたそうです。その当時まだ小学生だった子供達も今で
は還暦を過ぎたおじいちゃんおばあちゃんになっています。とにかくプーポの歴史は長いもので、サーク 3
年説からたとえると良くまぁ続いて来たものだと夢のような思いがします。しかしこの間挫折や停滞、結集の
弱さ、会員の確保の問題など沢山あり、プーポが沈みかけていた時に総括がなかった事に気付き劇団員と
数々の約束をしました。
○総会を必ず 1 年に 1 回は開き、この年に向けて自分の置かれている状況をしっかり会員に伝え、どこま
で公演に参加出来るか理解してもらいお互いにフォローしあう事を基本にする。
○プーポの中から 8 名程企画委員を選び劇団の運営にあたる。なるべく会津の地から離れる事なく活動
出来る人。
○5 年毎に記念公演を行い、記念誌を発行する。
○年会費は必ず納入する事。
以上、この基本方針を守ったお陰でプーポは活気が少しづつ戻り今まで 1 度も休む事なく公演を続けて
これました。また1番の悩みだった後継者の問題もインターネットなどを通して若き会員が増えつつあります。
大変心強く思います。
プーポはこれからも会津の子供達に良き児童劇を通して豊かな心情を育てる公演活動に力を注いで参り
たいと思いますので、皆様方の温かい御協力よろしくお願い致します。
(文責 本田節子)
演劇・洋舞部門
劇団はんぷてぃ・だんぷてぃ
1990 年 1 月、会津子ども劇場での何気ない会話から子ども劇団「はんぷてぃ・だんぷてぃ」は誕生し、以
来、「子ども達自身が舞台に立ち、演劇のより大きな楽しみを見つける」ことを目的に活動をしています。
子どもたちが中学校や高校生になるとき、また高校を卒業するときなど、その成長段階の節目ごとに多く
が退団し、劇団としての経験の蓄積にならないことが悩みですが、演劇に興味を持ち、チャレンジしようとす
る子どもがいる限り、“はんぷてぃ”は必要とされていると思っています。観る側も演じる側も元気になれる楽
しい芝居を、これからも子ども達と一緒に創っていきたいと思います。
○1990 年 1 月 27 日 会津子ども劇場会員有志で創立。
○旗揚げ公演 L・F・ボーム原作、斉藤基雄脚本・演出「オズへつづく道」 91 年 5 月 19 日(日)会津若
松市文化福祉センターで上演
○第 5 回公演 L・F・ボーム原作、斉藤基雄脚本・演出「オズのエメラルドの都」 95 年 11 月 19 日(日)
会津若松市文化福祉センターで初の2ステージ上演
○第 6 回公演 L・F・ボーム原作、斎藤基雄脚本・演出「歌入り芝居・オズのオズマ姫」、96 年 9 月 15 日
(日)会津若松市文化福祉センターで上演、ミュージカル俳優大須賀ひでき氏(現・デューク・エイセス トッ
プテナー)が特別出演
○第 8 回公演 E・ポーター原作、斉藤基雄脚本・演出「少女パリアンナ」,98 年 9 月 12 日(土)会津若松
市文化福祉センターで初の3ステージ上演
○第 12 回公演 明星 麗作、斉藤基雄演出「ドラキュラ学校」・別役 実作、小森昭宏音楽、斎藤基雄演
出「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」、02 年 9 月 15 日(日)会津若松市文化福祉センターで上
演、初めて既成作品に挑戦
○第 15 回公演 M・トゥウェイン原作、斎藤基雄脚本、高田潔演出「ミュージカル トム・ソーヤーの冒険」、
06 年 5 月 6 日(土)会津若松市文化センターで上演、劇団「仲間」の高田潔氏を演出に迎える
○創立 20 周年記念公演 E・ポーター原作、斎藤基雄脚本・演出、大須賀ひでき音楽「ミュージカル ポリ
アンナ物語」、10 年 8 月 1 日(日)、会津若松市文化センターで上演
(文責 斎藤基雄)
演劇・洋舞部門
あいづ現代舞踊団
歩み 51 年間の主な活動記録
昭35~会津若松市大町東明幼稚園内に「長谷川宣代創作バレエ研究所」の名称で創立。その後市内若
松幼稚園、行仁幼稚園、若松第二幼稚園、みなみ若葉幼稚園、東山すくすく園、大町ヤマグチビル、喜多
方、田島、高田、坂下、猪苗代と次々にスタジオを開設。
昭45~市内米代にスタジオ新築(本校)
昭48~「あいづ現代舞踊団」と改名。各地域のスタジオは「あいづバレエスクール」として、研究生の育成と
モダンダンスの普及につとめる。現在はスクールも本校に移し、若松・喜多方・田島スタジオの 3 ヶ所で活
動を継続。
この 51 年間に約3千人の研究生が入門、会津若松市民会館、會津風雅堂と共にあいづ現代舞踊団の
歴史は歩み続けてきました。新築されたばかりの市民会館で市内では始めてのモダンダンス公演は開催さ
れました。(昭 37 年)作品は舞踊劇「赤い髪のメノコ」それから第 33 回公演まで市民会館での定期公演は
繰り返され多くの研究生が汗と涙を流し巣立っていきました。會津風雅堂第 1 回公演作品は「めぐり来て春
-会津戊辰-」。詩吟、三味線をバックに踊った白虎隊や虎落笛。それから現在まで 1 回も休むことなく公
演を続け今年 12 月 10 日には第 52 回の定期公演を開催します。またその他にも喜多方や田島の発表会、
現代舞踊協会東北合同公演、福島県洋舞連盟の県バレエフェスティバルやコンクール、オーストラリア、カ
ナダ、イタリア、ニューヨークでの海外公演などがあります。この間節目ごとに記念公演、記念式典、祝賀会
や記念誌の発刊、平成 22 年の創立 50 周年記念公演並びに式典・祝賀会はまだ記憶に新しく、舞台で
の興奮がよみがえります。
もうひとつの大事な発表の場、それは喜多方プラザ文化センター。ホールで働くすべての人々がプラザを
こよなく愛し、舞台スタッフは仕込みの日から我々舞踊団員と共に舞台づくりに真剣に取り組まれ、器の中
身の温かいすばらしいホールです。
この 51 年間を見守り続けご支援いただいた会津文連協始め地域の多くの皆様に感謝あるのみです。
「踊る楽しさを伝えたい」という初心を忘れずに今年も熱い作品作りが既に始まっています。県の合同公
演が今年は風雅堂で開催される予定でしたが震災の影響でやむなく中止となりました。県内のすべてのバ
レエスクールがまた活発に活動を再開できるよう、一日も早い復興を祈るばかりです。
創立 50 年を迎えられた会津文連協に心より敬意を表しお祝い申し上げます。今後の益々の発展、ご活
躍を・・・・・
(文責 長谷川葉子)
演劇・洋舞部門
星モダンバレエ研究所
個性豊かな幼い子どもたち、のびのびと闊達な小学生たち、少し大人になってきて、ちょっぴり難しいけ
れど、感受性豊かな中高生たち、そして自分の好きな勉学に励みながら、指導の手伝いをし、モダンバレ
エのレッスンに打ち込む大学生、そんな研究生たちと共に、35 年歩んできました。
毎年秋には発表会を開催し、市民文化祭にも参加して参りました。そのような発表会ですが、最近は研究
生達の学校での活動(学校行事、部活、大会、コンクール等)も土日に行われることが多くなり、又それに加
え、會津風雅堂や会津文化センター等も、土日を押さえるのが難しく、昨年は初めて発表会を休むことに
なりました。残念なことではありますが、視点を変え、新たな気持ちで取り組み、今後の歩みへと、繋げてい
けたらと考えております。
時にゆっくり、時に早足また駆け足で、歩み続け、30 周年の記念公演では、在籍中の研究生に加え、巣
立って行った研究生や、ストレッチクラスの大人のレッスン生たちの参加出演で、より素敵で充実した舞台
を、創造することができました。
又、35 年の間には、所属する団体の東京公演や、東北ブロックの公演にも出演し、より向上を目指して
活動し、加えて市内のいろいろな施設に、慰問なども行い、可愛い子供たちの踊りや、大人のフラダンスな
ども披露し、とても喜んで頂き、この秋にも、是非子供たちの可愛い踊りを、見せてほしいとの要望もあり、
訪問させて頂く予定です。これからも機会があれば、少しでも楽しい時間のプレゼントができればと思いま
す。
そしてこれからも、40 年、45 年とまた多くの人たちと交流を持ちつつ、モダンバレエという、創造の世界で、
豊かな時間を紡いでいけたらと思います。
そしてまた、文連協に集う皆様に刺激を受け、また一回り大きく(決して体型ではありません)成長し、研究
所を発展させていけたらと思っております。
(文責 星惠子)
Fly UP