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マルチ・マイクロプロセッサ HARPS のためのファームウェア作成支援
Title Author(s) Citation Issue Date マルチ・マイクロプロセッサHARPSのためのファームウ ェア作成支援システムFDS3 恩田, 邦夫; 津田, 孝夫 北海道大學工學部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Engineering, Hokkaido University, 94: 39-51 1979-06-29 DOI Doc URL http://hdl.handle.net/2115/41569 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information 94_39-52.pdf Instructions for use Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers : HUSCAP 北海道:大学二:L:学部研うに報告 Bulletin of the 1)一aculty of Engineering, 第94..場・ G{山斗i:154歪:1:り Hokkaldo University, No. 9.4 (19. 79) マルチ・マイクロフ。ロセッサH:ARPSのための ファームウェア作成支援システムFDS3 !謬、田邦夫一;÷ 津lllEl孝夫粥← Firmware Development Support Software System fer the multi−microprocessor HARPS Kunio ONDA and Takao TsuDA (Received Deeember 9“8, 19.78) Abstraet A Firmware Development Support Software System, F1)S3, for HARPS was implemented on the host minicomputer system. HARPS is a new type of multi−microprocessor system with hierarchica} and flexible control structures. This system conslsts of 9 microprocessors. Each processor has user− writable control memory, called WCS (Writable Controi Storage), ancl executes the control se..・uences of microprograms in WCS. FDS3 supports users to develop microprograms. This software system consists of Command lnterpreter and five main subsysterns: Editor, Micro/Nano−Assembler, Relocatable Loader, Mapping Array Loader, and Micro−Octal−Editor. Micro/Nano−Assembler a}lows users to interactively correct their programs. Micro−Octal−Editor can directly check and correct mieroprograms in WCS. In the implementations of a general purpose firmware system for parallel processing MOSES, FDS3 was used as a firmware development tool and the effectiveness and the usac bility of this system was proved in this process. 1.はじめに 本学情報工学専攻に設.置されているマルチ・マイクgeプロセッサHARPSDは,9台のマイクロ ブμセッサからなる並列演算処理システムであり,並列処理計算:機のアーキテクチュアと並列処 理アルゴリズムの研究を目的として,本学情報工学専攻とH本ミニコンピュータ㈱により共剛粥 発されたものである2)。このシステムの特徴は,柔軟な階/謝ll御構造3)と全薗的なWCS(Writable Control Storage=書き替え可能な制御記ll意)の採用により広範なエミュレーション機能をもつこ とであり,HARPSの酬ノF≡はこのWCSに収められたマイクPプログラムに完全に依存してい る。このため,ffARPSの機能は各々マイクロプログラム・ルーチンによって定義してやらねば ならず,マイクロプログラム作成のための支援システムの果たす役割は大きい。マイクpプログ ラムはファームウェアともよぼれる。 本稿では,一般利用者がH:ARPSのファームウェアを手軽にかつ効率よく作成可能な支援シ 暑 電気工学科 演堺:工学講座 一÷ee @京都大学工学部li青報二じ学.教室 40 2 恩田邦夫・津閃孝夫 ステムFDS3(Firmware Z)evelopment SupPort Software System)を紹介する。 FDS3は,コ マンド・インタプリタおよび13の機能モジュールからなり,利用者によるソース・プログラム の作成,WCSへのローディング,実行などを支援するほか,ファイル管理やデバッグのための :{幾倉旨をもつ。 以下では,まずHARPSの概要についてふれた後, FDS3の構成および機能について述べる。 2.HARPSの概要 HARPsはミニコンピュータEcLIPSE s/200をホスト計算機とし,8台のマイクロブPtセッ サ(MP)とこれを制御する1台のコントロール・プPセッサ (CP>の合計9台のマイクPtプロ セッサより構成される集中制御子のマルチ・マイクロプロセッサ・システムである。HARPSの 構成の概要を図1に示す。各マイクロブPセッサは,それぞれ書き替え可能な制御記憶(WCS) をもち,WCSに収められたマイクロブPグラムの制御のもとで独立に動作可能である。とくに MPのマイクロプログラムをナノプログラムとよぶ(以下, MPのマイクPtプログラムをnP, CPのそれをμPと略す)。 8台のMPは2つのグループに分けられ,同一のグループ内のプロセッサ間データ転送と,異 グループに属するプロセッサ間データ転送のために,それぞれマトリクス・スイッチ・バスとデ ータ・トランスポータが2組ずつ用意されている。表1にH:ARPSの仕様の概略を示す。 表中のMAはCPの機械語命令をμPルーチンのエントリ・ポインタに展開するためのデコ ーダとしてのメモVであり,NMAはCPより送られてくるマクPt・コマンドを8個のnPル ーチンのエントy・ポインタに並列展嘱するためのε一wayの並列デコーダとしてのメモリであ e 卜罰 ECLIPSE 1/O & MEMORY BUS DT I IX MSB IIF cp t4SB MP#1 blP#5 DM D“: PM MP#2 MP尋6 DM Dtil かVP#3 MP拝7 Dbl DM MP#4 FIP#8 DM DM :P,E:畿、S6;81二ssgC写=訟e艦二, ce、SQ., 溜;齢撫ξ首6.,gy:P盃霧匿{禦蟹「ζる、,:賛;B鷺ta Memo「・’ 図1 HARPSの構成 3 マルチ・マイクμプPセッサHARPSのファームウェア作成支援システムFDS3 41 表1HARPSの仕様の概略 ¶マイクPt命令サイクノレ 400 ns cp マッピング・アレイ(MA) 1台 16ビッb,16レジスタ,Am 2901×4 8ビット×128語 wcs 55ビットx256語 CPU 16ビット×256語 フVクラム・メモリ NMA 8ビットx8フィールドx256語 A±4P 8一. (MP 1一一MP 8) CPU wcs 54ビットx256語 16ビット,16レジスタ,Am 2901 × 4 データ・メモリ 外部メモリ r !6ビット×256語 16ビヅト×4K語(MP 1∼MP 4) cp PM 噸一『一 甑 ぴProgram bounter 宙齣w一’一 u ・ 凹icrQ− 甑Pointer orQgram 窒祉qry oointer @ ■ MユcrQ− 7 orogra頴 L qOUし■ne ッicro o=ocedurel 鼈黶 ィb @ , 」 output port @ ._一 blacro Command Ml) [一[IE!=[]=== ) N)tA rilP Sta:t−UP Pointer Selector 8 NMA MP#1 ViCS Nano− Program £nt二ry Poin七er 8 Nano圏 Program Routxne Nano −m一 ¥ Procedure 図2 MA, NMAによる命令の階層制御構造 る。MA, NMAをHARPSの制御構造のなかでどのように位置づけるかはファームウェアに より決定される。MA, NMAによる機械語命令の階層制御構造の様子を図2に示した。 またCPにはプログラム・メモリ(PM),各MPにはデータ・メモリ(DM)とよぼれるロ ーカル・メモリがある。 HARPSのこれらの各領域は,ホスト計算機であるECLIPSEのメイン・メモリ上にマッピ ングされており,ECLIPSEのメモリ参照命令によってこれらの領域のアクセスが可能である。 HARPSのファームウェアを作成するうえで対象となる領域は, CPおよび各MPのWCSの ほかにMAとNMAが含まれる。 FDS3では, ECLIPSEのメモリ参照命令を用いてこれらの 領域へのプログラム・V一デnソグをおこなう。 42 4 恩田邦夫・溺i日孝夫 3.FDS3の構成と機能 FDS3はHARPSのホスト計算.機ECLIPSE上に作成され,この計算.機のコンソール・タイ プライタからのインタプジタ形式のコマンドにより動作する。コマンドはインタプリタで解釈さ れ,各機能モジュールで実行される。コマンドおよびその機能の概略を表2に示す。ファームウ ェアの作成は図3に示すような手順によりおこなうことができる。 以下,各モジュールの機能について説明する。 Source Program Editor Source Program Fユユe 表2システム・コマンドと機能 MASM NASiiV[ Inter一・ med■aしe Program Fエ1e Mic:o/Nano Micro/Nano Assembler Assembler ( 1−rnode ) Mapping Ar:ay Relocatable Loader ebject Program Loader I“ile RLDR f.tPのアセンブル 中間プログラムの生成 nPのアセンブル 中間プPグラムの生成 中間プPグラムの結合 オブジェクト・プPグラムの生.成,WCSへ のμ一ド MLDR MA, NMAデータの生成とPt 一ド EDIT ソース・プμグラムの作成と修正 一.「マイク‘葺.’:オクタノジ:エデ/タによる. MDEB I HAR・・の各鰍の参照と概 LIST 蹴淘 Lsss. プログラムのリスト .亜E可各・蔓サの彊の三二態の画 j y Execution x 一 / Micro Octal Editor 図3 ファームウェア作成のための INIT I HARP§.の各墾鯉期化 RUN HARPSの実行 XFER ソース・ファイルの転送 DELET ソース・ファイルの削除 BYE システムの終了 機能モジュール 1) マイクロ/ナノ・アセンブラ HARPSのμP, nPはそれぞれその記述形式にしたがって,マイクロ命令(μ1),ナノ命令(nl) およびアセンブラ命令を用いて記述される。μ1,nlにはニモニック・コードが用意されている。 アセンブラ.命令はマイクP/ナノ・アセンブラ(以下アセンブラとよぶ)に対する制御情報を与え る。μ1,nlの形式およびニモニヅク・コードを付録A, Bに示した。また付録CにμPの記 述形式の概格をBNF記法で示した。この記述形式にしたがって記述されたプPグラムをソー ス・プログラムとよぶ。アセンブラはこのソース・プログラムを翻訳し,中間プログラムを生成 する。 中間プログラムはμ1,nlのブランチ・アドレス(BA)部に記述されたラベル・シンボルをビ ット・パターンに翻訳せずシンボルのまま保存している。図4に中間プログラム・ファイルの形 式を示す。このBA部は次に述べるリロケータブル・ローダにより翻訳される。 一般に,プログラムの作成ではプPグラム全体をいくつかのリロケータブルなモジュールに分 5 マルチ・マイクr一プPセッサHARPSのファームウェア作成支援システムFDS3 43 Line No, Source Program N N 10 D, IOR, LBF; AO, B3, IMDT;#3 FUe 工denヒifler PrQ ra孤丁>e 個icrQ 20 B, IOR, LgF;SWOT Preceduro Name ano) Proc嘩dure Table Slze 15 AB, ADD, LSF;B6 ;insert program between 10 and 20 Label Tab1G S三ze 摩 S.B, Tab王。 S工ze 匡 1 }Re上ocユヒablo Co疲照enしTable Size Location SヒaしemenヒNumbor Procedure Name 20 B, AND, LQF;SWOT ; correct 20 !0 ; delete 10 Label sabユe Area Syrnbol 図51一モード・アセンブラの使用.例 Label Tabユe Area し }Re工ocaしabltf Lo(=ation .c .C 拝篠僻 SWAPP工NG TRA牌SFER (MPI) 椴葬蓼 .c .p SWI,SW2,Sw],sw4,SW5,SWG,sw7 .M OPeRTrt D,10R,LBF;B2,XI,rNDT,XO,SlaOT Load Label Selecヒ ‘rnble ト!arker Poinしer S.B. Tab18 λrea swl: ePORTナ ;F盤42 B,AND,nRC,CSET;Bl;UCB,!SZVAP SW2: OPORT膨 「;赫44 A,ADC,LSFIAO,Bi;UCB,!SWAP .一一一 s回3; OPORTi ”i50 B,ADC,LBr;Bl;VCB,!SWAP ,き工 」= 日,ADCrしSF置BlFUCBr!SWAP sw4: 冠 ConunenしTab工e 八rea OPORT, 跨僻6i J’ sws: OPORT「 }置俘62 sN6; OPORT, =:握6く Jt J’ sl“7t OPeRl,’ ”#70 」’ ’ / Type 1 Type 2 .トエ DORN匿 Dr工ORrNLD;FPUSH,UCB 1 SWAP: Type 3 【)ORN騨 ;PRr捗20ρPO,壽0=三RVDT 1itVbT; DORNI ;PI,特0,PWr巽20;匡AVAI DORNt ;PR,#24,PO,#e;!RVDT DORNi ;PI,ie,PW,#24;POP DORN「 ;工XrRVDT;POP,BFZr禽+O AVAI: DA,AND,NLD;Al,XI,DASV;POP,BFZ,t+O [IE] Label Symbel OPEf{AN: +/一 1 Dispiacemt.nt D「工OR,LBF;BB,X工rRDCPrXOrSWOT AB,AND,LBF:Ail,BB DA,AND,RRC,CRST=All,B4rX工,SWIN +/一 1 , Displacement DORNt DA;A2,Xl,SWIN,xO,OPRG;!OPER)IN DA,AND,LBF;八4 r B15,Xエ,1トユDT,XQ,SlaOT;秒3 Nvmer1c Data DA.rOR,NLD;AIS,Xl,SWIN,XO,RPOT;POP 図4 中間プPグラム・ファイルの構造 .F 図6 nPの記述例(MP 1とMP 2∼8の間 でのチータ転送のプPグラム) 割し,これをローダにより結合する手法が用いられる。この場合,モジュール間でのラベルの参 照には外部参照宣言を必要とする。本アセンブラでは,中指プログラムを採用することにより外 蔀参照宣言をすることなく他のモジュールで使用しているラベルがBA部に記述できる。また, アセンブラは1パスでおこなえる。 アセンブラへのソース・プPグラムの入力方法は二通りある。一つは,あらかじめエディタを 用いて作成したソース・プログラム・ファイルから入力する方法であり,もう一つはコンソール タイプライタ上から入力する方法(インタラクティブ・モード:1一モード)である。 1一モード・アセンブラでは,プログラムの前に文番号を付加したソースプPグラムに対して, 1行ずつアセンブルをおこない,中閥プログラムに翻訳していく。この文番号は行の修正・挿入・ 削除に対して用いられる。その使用例を図5に示す。 1一モード・アセンブラを用いることにより,プログラムの作成とアセンブルは同時におこなえ る。1一モード・アセンブルでは,アセンブラ命令がコマンドとして使える他,出来上ったプログ ラムのリスティングやファイルへの出力またファイルからの入力のためのコマンドが用意されて いる。行の修正・挿入・削除ではBA部の内容は動的に変化するため,プログラムの作成を完了 するまでビット・パターンの生成ができない。この場合でもここで採用した中間プログラム形式 によりロード時にBA部を翻訳することで解決される。また中間プPグラムからソース・プログ ラムを:再現することも可能である。 アセンブラではソース・プログラム作成の効率化をはかるため,1一モード・アセンブラの他マ クロ定義機能をもっている。これは,あらかじめμ1,nlをマクロ・シンボルによって定義して 44 恩田邦夫・津田孝夫 6 おくことにより,以後マクロ・シンボルを用いてμ1,nlの記述ができる。 図6にnPによる記述の例を示す。図中の.Pはプロセデュア宣言である。図2でも示したよ うに,μP,nPの実行はそれぞれMA, NMAで生成されたエントリ・ポインタの値をスター ト・アドレスとして開始される。μP,nP中でプPセデュア宣言されたラベル・シンボルがこの エントリ・ポインタとして登録される。 2) リロケーータブル・口・・一ダ リロケータブル・ローダ(以下ローダとよぶ)は,2つのフェーズよりなる。フェーズ!では アセンブラで生成された1ないし2個以上の中間プPグラムを結合し,オブジェクト・プログラ ムを生成する。このときアセンブラでは LPT(Leading Process。rs 7’ype) 未翻訳だったBA部が翻訳され,ビット, c,1234MP5678 File Identifier LQadin ProceSSQr パターンが完成される。WCSはCPで 一一一う 111111【目 55ビット/1語,MPで54ビット/!語で あるので,ECLIPSE上でぱ1つのμ1 Procedure Table size Pro ram size Loadin To Address Procedure Name またはnlに対して4語が割当てられ _____やT。 MA Qr NblA that i・ sable Area Selected by LPT る。オブジェクト・プログラム・ファイ ルの形式を図7に示す。図中のプPセデ 腫icr。/Nan。一Program り くぼ レエ `rea ユア・ネーム・テーブルは,次に述べる }『一→ Eh。t is select。d マッピング.アレイ.ロ_ダでMAま by LPT たはNMAデータに変換された後, MA 図7オブジェクト・プPグラム・ファイルの構造 またはNMAヘロードされる。 フェーズ2では,図中のプログラム領域のμPまたはnPがCPまたはMPのWCSにロ ードされる。このときのロードすべきプロセッサおよびWCSの先頭番地は,コマンドにより 与えられる。 Pt 一ダには選択的ローディングの機能がある。これはμPまたはnPの記述時に,ロード・ セレクト・マーカ(LSM)が付加されたμ1またはnlについておこなわれる。 中間プPグラムでは,LSMが付加されたμ1またはnlについてはLSMビットがセットさ れており(図4),コマンドによって選択的Pt 一ディングの指定がされると,このLSM ビット がセットされているμ王またはnlについてはWCSへのP一ディソグがおこなわれない。この 機能は次のような場合有効である。ファームウェア作成時には,デバッグ用として特別なルーチ ンを必要とする場合がある。一方,デバッグ終了時にはこのルーチンを必要としない場合など, このルーチンにLSMを付加してソース・プログラムを作成しておき,デバッグ時には選択的機 能をつけずtlt WCSにP一ドしておき,デバッグ終了蹴こはこの機能をつけてP一ドすれぽ,ソ ース・プログラムから修正する必要がなくなる。 3) マッピング・アレイ・ローダ マッピング・アレイ・ローダは,オブジェクト・プログラム・ファイルのプロセデュア・ネー ム・テーブルが使用される。最初に,プロセデュア・ネームとして登録されているラベル・シン ボルが全てコンソール上に出力されたのち,次にそれがMAまたはNMAの何番地に入るかが 聞かれる。利用者は,MAまたはNMAの番地を記述した後,ラベル・シンボルを記述すれぽ, そのラベルに割当てられたμPまたはnPの番地が, MAまたはNMAのデータとしてロード される。 7 マルチ・マイクPプr一セッサHARPSのファームウェア作成支援システムFDS3 45 4) マイクロ・オクタル・エディタ マイクμ・オクタル・エディタでは,直接HARPSの各領域のデータ参照および修正が可能 である。エディタの使用はコンソール上でおこなわれ,モニタ・コマンドでエディタ・モードへ の移行をおこなったのち,エディタ・コマンドを入力する。エディタ・コマンドには,プロセッ サ指定および領域指定の命令があり,各領域のオクタル・データによる参照・修正ができる。 4) その他の機能モジュール ソース・プPグラムの作成とファイル管理用としてシンボリック・エディタ,ファイルの転送 や削除のための機能モジュールがある。またプログラムのリスト機能や,WCSの使用状態管理 機能,HARPSの実行機能のためのモジュールが用意されている。 4.おわりに 本システムはECLIPSEのアセンブラ命令を用いて作成され,実行プログラム領域20 K語, 作業領域10K語よりなる。ソース・プログラムはHARPSの各プロセッサのWCS容量256 語分のプログラムが作成可能である。 HARPSのファームウェア・システムとしては,現在, i当研究室において“汎用ファームウェ ア・システム・MOSES(Version 2)”が完成しており6・7),本システムはその支援システムとし てその有用性が確かめられた。 HARPSはそのアーキテクチェアに柔軟性があり,またWCSも利用者に全面的に開放され ているので,今後も種々のファームウェア・システムが提案されていくものと思われる。本シス テムがそれらのファームウェア・システムの開発にあたり,強力な支援となることを望む次第で ある。 最後に本稿を書くにあたり多くの助言をいただいた田中譲氏,ならびに利用者として本システ ムに対し種々の問題点や誤りを指摘してくれた当研究室の院生・学生に感謝します。 引 用 文 献 !) Tanal〈a, Y. etal. : ‘‘HARPS (Hol〈kaido University Array Processor System): A New Hierarchical Array Processor System”, Proceeclings of 2ncl EUROMICRO Symposium, North Hoiland, 1976. 2)宮下他:“HARPSのHardware Implementation”,情報処理学会第!7回全国大会,講演番号22,1977. 3)田中他:‘‘HARPSの階層制御構造とファームウェア・システム”,同上,講演番号21,1976, 4)恩田他:“マルチ・マイクμプロセッサHARPSのためのマイクロアセンブラ”,北大津田研技報, TR−TL 7707−OOO3, 1977. 5)恩田他:“HARPSのためのインタラクティブ・マイクPtアセンブラ”,情報処理学会第18回全国大会,講 演番号277,1977. 6)田中他:“HARPSの汎用並列処理ファームウェア・システムMOSES(Version 2):1.マルチプロセス” 情報処理学会第18回全国大会,講演番号278,1977. 7)恩日1]他:“HARPSの汎用並列処理ファームウェア・システムMOSES(Version 2):H.並列命令群”,情 報処理学会第18園全国大会,講演番号279,1977. 8)日本ミニコン㈱:“多重マイクr一プμセッサ装置暫定取扱い説明書”1976. 9)恩田=‘‘HARPS MICRO−ASSEMBLER MANUAL,北大津田研技報,77!20!−003,1977. 他にHARPSの紹介記事として, 10)田中他=“並列処理膏卜算機アーキテクチュアと並列処理アルゴリズム研究のための汎用エミュレータ;マル チマイクμプμセッサ・システムHARPS”インターーフェース No.14 1978年2月号. 46 8 恩田邦夫・津:田孝夫 録 A CPのマイクロ命令 付 〔図A−1} マイクロ命令のフォーマット (a) Opera【Eon Contrel Field (b) Opefand Con【rot ドle「d O 8S IO II 13 14 16 17 ALU S・Opr, Funcヒ. AしU rUB Shi百t D(卜PQrt) B・Por[ A・Porl TeSL 1〆OContrQl Register C。瞭Ql D・Opr. 3S 36 37 26 27 Garry Y(Q・Po「の (e) Flow CoRtrol Fteld S4 4e 41 42 4E 47 SLack Braneh bondi竃ior} Branch Ad6reSS lmmedlaじεDδla 〔表A彗〕 マイクm命令のニモニック・コート. Oper己ζio臼 ConLroi Field ALU AしU ALU r・Opr. eunct. D−Opr. AQ AB Q B A DA DQ D ADX ADD ADC csux CSU8 csuc sux $UB suc IOR AND CAND xeR COlN 0μgra臼u Cα1㈹1 CHLO CRST CSET しBF CCM; cxxx A−Po「ヒ B・Pσrt AO BO L t AIS B15 l L DCAIS DCB15 DcAe DCBO 卜Por【 IREG SWIN ITDV INDT cosw MERD LSQC MLCl STAD NOtN しRQC GCP韮 LSF しRF しSC LRC RSQ RRQ Rsqc RRQC RSF RRF RSC RRC xxO XXQC XXF xxc 臼ow Con!rol Fleld Branch C己rry LQF NLD LBA LXX LXF LSQ LRQ 臼eld i GCP8 SiPl ; SIP8 0・Por【 NOUT SWOT TSTC OTDT MADT MAlT MEWD MLCO MPST XDMP XTMP DTST DSWI IRP[ IRPD HALT OFPI S OFP8 CSDP CMRD ALMP T(}s【 NONE TES季 T F. S2 TEs3 TESX S田Gk NSTK PUSH POP bond嬉on NO8 じC8 BCZ BCO BFZ BFNZ BFN BFP BTO BTZ BFeo BLCO BOFO BOFZ BGCS 8AFZ ALCB NALC 47 マルチ・マイクμプ1=セツサHARPSのプアームウェア作成支援システムFDS3 〔図A−2〕 ALUソース・オペランド制御の機能 オペレ シMン・コントロ ル 〔表A−3〕 ALUファンクション・コントn一ル ! r一 AP■rl 8P併窒_ l ” ’ m @1’一i:1 T, ADX ADD ワ o c$ux T } 1 cs u−Bl } 1 し }幽 AQ AB o 0 0 書 0!1 : o i l I O ル__o内_L_【) fl や .事.. 樗} @ @ R一$ } … R・:S o...1 MI’一TEI,7grrt 一一一一 ずゆ ずげ E 卜1 : コ lR−S司. e’ ∴一 。(,iN 1 S i S−R l R−S+O _さ ゴ} ヤ 輝 q l S−R−1 e o l 1 G l CA畷)i 1’ ヨ おゆおセお ’x〔ドFぞ 1 ≡ AしUS−OP〔・ra臥1 T レザl .へN.優 雌. / ドガ .i__§.π3土q− t o o i l { 1 R十S十C R十S l R十S十i げ トおげ げ げお ? 0 ’ ’ 雪 轣c .「 0 o.1i O 一; Suc l lOR i ALU lr】emα11C 1 1 1 o ’1 r Sv巳 l l Mlcro− o l AD〔; Sux i ’ o−l 0 。 cSUC l FurLじ…10目 t/’ お お おお り ls [ 1. 2 0 1 T 一 F, ALU SUB N 卜 g 1 0 : r’o”’r−ww rm’ww t v t KI’ E・ Q l旧n:vE釦dlc ”G「 A FB @’”’” @’@’@’n @’rmN”rmumrm P D r.{i)f・……’ I L 旨甲μt13u、 ALU Fueu]t r.一ll,1/,一 R’S i nvs ’ i’ ’x”“rg’rww一一一一 1 A 0 A B 4._. @ ほ.熱い…1 11ド・コ………コ…i等6 1 〔表A−9} テスト・コントロール l….1士1− 1 @ 内 「 h 曜 Mlしr〔1− 1、4二8 @ 1、・ vv欄11{・「践り「1;c eu「1ct醐1 ・ @ o 耐胤内 罹 ヒ 鞘内← 内内 内 内 内 @i @ i■ .… @ 1 ! A @ DA セ1一:・P蓉.…1 cO G 0 NO騨E一 ;.o一 τとS } 0 I N〔1τ〔・鼠 TESτ ; @o c 丁巳sr2 TEST3 1 内 〒 @τLSX 1 … ・ 一 〔表A−4〕 ALU Destination Control [’ 一=’一 ALU b−Opui[lnd Stu±1 MIじr【レ・ Mm,munic LOF Siv“ Modt, ・ ・一 Y ド ト、 …・ノ:8 1. 1・・’:9 レ, 1,, .Sb tT o e e o N−iv, NLD j主) o D 1 o N{me LBA e LBF LXX LXF LSO LRO o しSQC LRoe LSF, LRF LSC LRC RSO RRO RSOC RROC RSF RR F’ RSC RRC XXQ xxoc XXF xxc 塩 o o 1 1 訓1 e lb o o II O e o e e 拝 1 i 内 ● “ 内 N{)nE, o Nonp 1 NvnE・ None 1 o 1 1 11 1 1 * …『ザ罰ド 一 h … Q o 1 Lc’tT FIい亙dTe 。、戎h Q F、 Q F o 1’i e LE,tl ShltI ,,, T:1 e nlul Cfif一 FI G、 F Lof! fie:ah, “一/Tt] Q aili) Carr,v F. Q, F 1 ト 1’1引 Lek S:vk ol ,.内 I h’ 1[ i.llsle’f O6Lwofd$’16bms) APORT F A F ワ FL NOne F Lc,tl RotaT{’ 1511一 。彊 e i 〔,Uこ聰iP〔1ri FI None F B:liii,1課1,,}鷲,、 ”1 o 劃 N。nelト NIF No ㎝ 國 … !F・ o 湘0 o iF・’A Fノ N/F しr・百!SIL蓋tl、ヤトTb Q 0 0 1 o 」 雪 No None…A }F ま」 e げ り げ げ 講i:響 ” @W k511二______ 体… コ つ セコココ お @ け へへおお @ ほ ロお おげお げ よ・}R睾9hミR e馴hO 暑・1 R,qht Sh,fT “ilM O n,ul Carry 1−1 11,’ 薫隠 R,T}h: Ro’nlv eptk] O a’”1 C)lvTy 1 la]ghl Slytt 1 Rjgt}t RuL濫t{ト 1 Rlghl Sh/fT wi{h Cnrrv RighT Rolenv vbe’,U} C(my 引1熔1*’ F、16日F 窯r Fk Nei}P l r 〔表A−5〕 キャリー。⊇ントロール ト け 翫畿臣 IF一 し,R S/R V」lth Q Ml{’r”一 1:t Ev.「二lo h6 =11 o 。 片1Ftl・m」,q1じ o * 甫「 e CHL 1) 1 1 o * LIR S/R じh5τ * iE o 1 1 1 1 * L’R S/R vJalh C“[f・, IF (うsL可 * 1 L/R S/R皆」th O、ITHI tハド・㌔ 一1 斗 i’ o 1 :一 、き).G、燧1 I li’#8; L.=0のとき 一〇wTput Bub o 隣マ;};量蒼i議、鞭デb’ 1 N〔, iN。「w ・F o コ e 1盤難£_上 ド ’p ’r一一 一. o 博 1 1 Sh/±T Mcllris iL。ao BILva・氏O e 1? c・x×x 1 1 e l ”i ii ;i 脹 C,nrs , F一 iJEiction C,,、箒C Ho旧 一一 十 ’i C_ド置O R+’.s{・t 0 C門ド篇1 Se= 1 C・,:=C, CeTnplt,rTivnt inslruclion Deflnahlt, 1v=達 /t 二8(命令のBIT8> in#9: 1]1=Oのとき レ 1、lt 510, IK,’二11; llt#0のとき 11., hb レ;Ut 1 ’t ニ9(命令のBl19) h,t=;1 jt :奪0, 二11 48 恩頃邦夫・津田孝夫 オペランド・コントロ ル 〔表A−8) Output Port Contro[ 〔表A−6〕 Aレジスタ・コントロール(Bレジスタも類似) M[cro¶ Ii7 11ε〆AG ILゾA1 ヒダA2 b♂A3 AO G 0 G 0 o @ A 王 o 0 o 0 A2 0 0 o 1 lnemonic 内 … 一 A3 辿 o A4 A5 →・一内鞘 B ミ 1 1i 5 キ。 o T一一一…油… U…… @了一. 、o「τlP o 尋 A6 0 一一 鞘 削 w 「 7 } L− 2 __. 一一!L..__箋.oi 4 。,士1 卜, o A・PortにSe18Gしされる qegisterのAddr。ss oε o ウ @ A 7 0 i o l l i 1 1 1 i 7 一 で A8 0} 1 10 i一旦一L.9一.L一誠9 .6一;…凹…6「.〇一{ …雨需一1一了「 @旧11 7 @ I l : o 奪 `i2 1 0 1 1 0 1 目 一 一 i @1 1 1 Q.._ _ 乙 DCAO .一 @ . 恥 ___ 内 一.一泊_ 内 @1 ト 韮7 Ψ @ 1 、 [ 1 旨 0 0 1 0 ! 0 I O−VDCAOゴ3 一 一 レ r r rr… ゆ P)CA } @’ l I f 、 O l o . i ・ 1 厚 り 「 @DCA2 「 ト 一 内 内 内 内 マ ? 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X’ter DaTa To MP 1113 Oi14 1115 Oll5 1i17 Ol20 1 e o o o 1 o oi 1 o 1123 1 o e124 o i 1 1 1 1 1 需 1 1 o 1 IV DcarnfSTatvs vvLUi tnT lnlefrupl E“able 1”lorrし」P!D15abi{, Halt Oftsc.1 ReaTsu’r MP 1 N21 計 25 1L27 OI30 Cc川selc Dlsp】dy 1131 Cof“ Req Roset OP32 A目 MP Rese置 }[33 o e 1 34 e 1135 Lounasu]OtSmuttnvRmetc/’ler Staft Oftg.el Roqr ster Roferenc“ Mede …1一一 CしQF 1 MP2 MP3 MPa MP5 MP6 MP7 MP8 tt OI26 需耳 1 Da kl tSTa{vs e122 田 1円 1 llT _. MP ST 1, fl 詣可 1 @「r † 「’ 「F Oulpur Port Ix’ 1ヨ 1 HALT O P闇…r .→. ウ 1,・ Mnemon:c DSWI IRPE IRPD o E110 1 斗2・ @A日 1 ? MEcro− DTST o i I 旨0 1 1 : 1: }3 罹π r r r 了 . 一} . !0 Cleaf Offsel Reqisler Retefe”ce Mode DCAt2 i t ; 1 { 1 i O I O 1 14 κ 〃 → @一一一一 一†. レ 一 ・ DCA14 DCA15 E一一 1十 1 1 1 や 0 と rr「_、 Tr_ r @16 り F 1 1 1 17 ・’ @ r’ DC RLG. A2のオフシ∋ン撮定の時はDCAO, DCAIは0. 俵A−10〕 MI〔二rO・ スタック・コン 1 〔表A−7〕 Input Port Control t NSTK 内 内 内 h、 し, IREG 0 0 o o 0 0 o ITDV 0 o 0 1 INDτ 0 o 0 o 再 G 01 COSW STAD RDOF 0 01罹 o 一 ヒ 一皇 HWST 1 GCP1 GCP2 GCP3 GCPゴr 5 撃堰D 毒 0 τ1 ol 0} GCP7 GCP8 u oi Oi 乙 11 ・」 ÷F S IP4 . 1[ 11L 十 1≒ } † SIP7⊥㌧L.! u 7 w・ D訓a Mlc「〔〕Loop Gα川〔コr 11内 _両_ oi 】一↑ 遣 Reqlbt〔・・ 】6i GI〔)bal Cornma〔当[1 Hardwar臼b髪atU㌧ C.0」201一 1 i GI{〕bal C〔川r背arトd 2レ 尋 @挿 o O l 1 i Ol o 1 ; 匹 1i._._↓. !.!. Ioi L・1 Ol レ Ol b 韮i げ 24! ol 25i 261 ・コ’2・ @ 一 一 ’「 1 MP 1 MP2 一 . MP3 MP4 ↑ R21 ↓ L 33E ↓ To 1’1卜!oi 巨呈内_ 1 34 .4 汁3,旨 4 PF 十 D駄.Lミう 11 1E 37 MP5 MP6 ド .・ L3】1 1 MP4 w 「 「 拍 罹 “ “ 「 MP7 . 一 つ P MPl MP2 MP3 D 3GI b内 目 O I 1.・」 】1 二 @ ↓ ・23i轟 4 0 ヨ 1 22’ 1す !. 1 Se目se MP 17ぎ 痛 1 0一一 .L三1 1 1 lrT監medlm匡・Data 癬1:1∫一R・d F頃1cに10n 0 NりSrack Push 0 P〔,P 〔表A−11) Branch Condition Control 「 一 . . hDa是a 踏 一 而 「 “ 油 “ :導 1 0 o 11..1 ,、寸寸1 1〔贈rUP【DじVIG〔・ o 9. P 11 i. 1 SlP3 S}P8 0 逓 11 11 S l 0 @ POP 禦 9⊥Ol Slart Address/lnlI」 ・1τ.R…1α・・… 0 o 、 「bi ← ヨ 尋 1 黶?⊆旦6.」 SwapP鴫R⑩s【1}「 .」『 1一げ o lI ins【rL」ct10n Re甲Sler 1 2 1_ 11 爵 0 0 o 鰍 o レL 志 漁 MLC l o h二 !÷ D:8 0 IMDT Pりrl lr脚{ 」引 lr}erllonlc SWiN PUSH Addr〔・、5 L一 1、o ll}〔・m〔川c トロール I M「CfO− ル ・コント⊂】 フ臼 D C A 13 1 1 「 】 1 1 : 0 … 1 1 15 〃 り MP6 MIけ1(}. サイク ル延喪 の有無 1t,, 1“ N,lrwm{m/c. x o o × o i一一1・ NOB UCB BCZ BCO BFZ BFNZ BFN BFP BTO BTz BFOD BLCO BOPO BeFz BGCS BAFZ ALCB NALC o o o o o o 1創耳13 14ゾ=14 o o o li−e o .Q..i o o.. o 喜} o e T [二1. x li × o 占 o Iii o × e o o l O 1 1 ・つ e li L E−g o x e x x 1 陥 目 l o o i r l I 1 1 ’1”!’ Bt・ a−r]th.L/ Ciur lif .r.! Bfanch H F=e Bfanoh it FxO Brnneh Il丁EST=・1 BrniH/h llTEST二〇 t Braneh ” F 70DD C/nmter N“t OLvrfloL,, 臼r己nch lf Ovc」fl沁w;} 一一 1 1 [ 1 tt @ Braneh 1± F ・O Brari//h l t M cro Loop} T I e t t U{]eor]d/tronal Brancn BrnTiuh 1t F t O ql e I Nu Branc:li BFblv:h lt Cnrry;1 穏 l o x 1尋 ド1一ξ… Ll FuticUun 1;i:IS .o. Bfancb lf Overtin−v=O o ’1’ 十 m t t I I 1 l 日1ll 1::/=13, b・/#14, L±6X=IS l、=2・.Gのとき 14{,幅,1、;・, κ 「 w … 「 「 「 MP8 h.iのとき (畝Agl3), (1;;へ亘諄4>,q.し、算15) 11 49 マルチ・マイクPプμセッサHARPSのファームウェア作成支援システムFDS3 付 B 録 MPのナノ命令 〔pa B・1〕 ナノ命令フaf 一マット {a} OPc’fEIIIoTL C[lnTrol F/elf.± (匙}>c..[Pl・罫己西署1、=(.>un定Fし,!琴.i卜.・ld 0 89ヨG11ヨ2ヨ314 ts 38 Z2 23 Fdr.・1.二Lsh.}f cI}1雪【r隻1i 1 ・’ : n−p{)1}vl ] u−F/)oRT ! n RAM C: cmT ,, ul 一一工一旧.田1⊥瓢F. i....・.RAM〆10 S+.虫..し=..・...ご i {c) FI(.bv,’ Cotitrol FFe[f.± し.一…一…一一 C{mTf i. sl 一一……一’…’ 53 39 4041a2 n5 〔表B−1} ナノ命令ニモニック・コードー覧表 OPerα!10rレ C(,r}=[.91 Fie1ぱ F酪、・, G「Jnt恥!Flci〔1 OP吐lr(.自11看.1(..;‘.,1}tじui FIr.・id B旧n匡;1ヒ Bl邑.↓「≧じ11 ALU AしU ALU @ F目川.;1 Sつpr AQ AB v B A OA DV D D−OPr ADX ADO ADC LqF NLD LBA c$ux LBF’ CSUB csuc cal.醇. CHしD CRS丁 CS[T A・Pel! 8−Pi.」rl AO f3 O i AIS cc en 1’ Lse LR 〈) B15 1−S1.虫・見.;1 1−Al‡1.lrし・、b Xl Pi swt rt XR IMDJ P FI PRlN cosw NLCl しRQC S+1Vl しSF.. EAKI 10R LRF SYIN AND しSC しRC R$q [lCM XOR COlN il RV RSOC i.;監.m〔.i1いP臼 s!〔止・1←.. SWO 1’ NSTK NO ti DA PUS }・{ fsco pne BCZ P vt CODP POP tTE N B 1’ t” Z OPRG 民LCO 目DS DASV SRWO SAKO SYOT ElIM ト.ミVD1. EI MAR EMRD EMAW EMWD [MS 1’ 8ドz OF臼O l.iド陛 BF F) XDAO XOAl VCB BTO XDAOI liTZ XDA2 BドOD xoA e2 BLCNO XDA12 BOVF XDAO12 8NOVF XDA3 BAFO XDS12 XDAe3 BAFZ XDA13 XDADT3 XDA23 XDAO23 XDA123 XbS3 XDAAL RflVC IDWD RSF FIDSl 卜fALT. FIRF l.ミDS2 DTTR RSC RRC rtDs3 XDSl RDCP ROAO RDAl RDA2 RDA3 XDS2 巳MCL XDS13 XDS23 XDS123 XDCP Lオペレーションコントロール 1.a ALU Source Operand If,.・..臨。1”,.一.・lw二CPのir∼.・....11!, I12...一113に同し. 1.d Carry Fiag Control l1.ダーh4:CPのhガ.・.1:’.、に同し. 1“一.1?:CPの10 一一 12と同じ. 1.b ALU Function Control 撮h眈ss RPO T’ lPIIG LSQC o・A、.}軋.1・eb、 xo po xw O f” El l sux SUB suc CAND o−s隻・k・ビ1 2.オペランドコントロール 【3・一一.1・」,1 ,) ・一・.ho:CPの【3∼.ls, lg.一一 heに同じ. 2.a Register Control 1,c ALU Destination Control ly/.’....1211:CPの[ls一...12・1,123一.・lefiに同し. se 恩田邦夫・津田孝夫 1、〆0&RAMパラメータ・コント・{コール !2 〔表8−4〕 lnput Port Address. Nnllo− ltE 1 1?6 f 1?i I I2e 112g 11jo SWIN 〔表B・2} 卜Select C㎝tro1 i?: 1 NaEぬ’ EffectFve Actdress ±t’ Mnernanic D 0 、 ’ T O l戟[一一 Parametvf十トP(Vl Addre:s ロぽ XR _._.一 堰D”P 一L 1 1 .tmm 1 PR .T 老 1 Mead MeFvorv Adctfc一:s Paramete{十Reae M“rnor v AdcSres/ 1 {う§荒を希Ll御. 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CMT 〈Comment String> 〈Procedure Definition Statement> : :=. PRC 〈Procedure Symbol> <Macro Definition Statement>:;=.MCR〈Macro Symbol>=〈Control Field> 〈End Statement>::=.FIN 〈Procedure Symbol> : :=〈Label> {, 〈Label>} 〈Micro lnstruction> : : =〈Load Select Marker>〈Program Field> 1 〈Program Field> 〈Loacl Select Marker> : :=re 〈Program Field>::=〈Label>: 〈Normal Field> 1’ 〈Normal Field> 〈Normal Fielcl>::一一〈Control Field>1〈Macro Symbol>’i〈Macro Symbol>’ 〈Control Fielcl> 〈Control Field>::一一〈Null>1〈OP Control Field>; 〈OPR Control F’ielcl>; 〈Flow Controi Field> 〈OP Control Eielcl>: :=〈Null> i 〈ALU S−Opr.〉, 〈ALU Funct.〉, 〈ALU DOpr.〉, 〈Carry> 〈OPR Controi Fieid>: := 〈Null> 1, 〈A−1’ert>, 〈B−Port>, 〈1−port>, 〈O−Port>, 〈Test> 〈Flow Control Field> : := 〈Nuil> i/ 〈Stack>, 〈Branch Condition>, 〈Flow Operancl> 〈Flow Operand> : : ==〈Branch Address> ] 〈lmmediate Data> 〈Branch Address>::=:!〈Branch Symbol> 〈lmmecliate Data> : :=#〈Numeric String> 〈Branch Symbol> ; :=〈Label>±〈Displacement> 1・ ee±〈Displacement> 以一.ド 略 51