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娘は非常に豚

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娘は非常に豚
ごうつかほ
かわら版
家畜衛生広報 (H26 Vol.1)
江津家畜保健衛生所(西部農林振興センター 江津家畜衛生部)
〒695-0011 江津市江津町 1016 番地 13
TEL(0855)52-3111 FAX(0855)52-4216
平成26年度
江津家畜衛生部職員の紹介
・平成26年度家畜衛生の推進に当たって
・はじめまして!&よろしくおねがいします
皆様方には、日頃より畜産の振興と家畜衛生の推進におい
て、大変お世話になっていますことに感謝申し上げます。
畜産においては、和牛の子牛価格が非常に高い状況を維持
していますが、輸入飼料価格は下がってはいるものの、円安
などによりまだ高い状況であり、輸入自由化の課題も先行き
が見通し難く、全体として依然厳しい状況です。
県では、「隆娘」と「恵茂勝」の格段に高い能力を示す種
雄牛が続いて造成され、しまね和牛の将来が期待されるとこ
ろです。平成 29 年9月に開催される第 11 回全国和牛能力共
(家畜衛生部長 原 正三)
進会宮城大会に向けても、積極的なご利用をお願いします。
一方で、家畜衛生分野では、今年の 1 月~4月にかけて韓国で高病原性鳥インフルエンザ(H5N8)
が発生し、193 農場で感染が確認され、約 1,200 万羽もの家きんが殺処分されました。また、国内
では、昨年 10 月から豚流行性下痢(PED)が全国的な広がりを見せ、5月 12 日現在で 38 道県 609
農場で発生があり、主に生後間もない哺乳豚で約 12 万5千頭もの死亡が報告されています。
さらに、4月 13 日には、熊本県のブロイラー農場において、韓国で大発生した型と同じ高病原
性鳥インフルエンザ(H5N8)が発生し、同一経営の農場を含め2農場の約 11 万羽が殺処分され、熊
本県を中心に、国、市町村、団体、自衛隊も加わり極めて迅速な初動対策により、5月8日には全
ての防疫措置が終了しました。
平成 22 年度に発生した口蹄疫と高病原性鳥インフルエンザの経験を大きな教訓として、家畜伝
染病の発生防止対策に飼養者の皆様と共に取り組んできたところですが、さらに一層の取り組みと
万一に備えた危機管理体制の強化の必要性を改めて強く心に刻み込んだところです。
今後も、生産現場と連携し、肉用牛巡回や酪農巡回による受胎率向上や子牛の損耗防止、放牧衛
生、搾乳衛生、肥育牛の肉質向上対策、受精卵移植の活用などの衛生対策と、防疫対策を効果的に
組み合わせ、皆様方の御協力をいただきながら「畜産の振興」に職員一同が取り組んで参りますの
で、よろしくお願いいたします。
江津家保2年目になります村尾です。昨年度は防疫業務が主業務でしたが、
今年度は主に衛生関係を中心に巡回で皆様のところへ伺う予定です。
現在、口蹄疫や鳥インフルエンザが世界各地で発生しており、日本でも鳥イ
ンフルエンザが熊本県で発生が確認されたところです。県内でもそれに備え
て万全な防疫体制が整備されていますが更なる注意が必要です。今年度も皆
(企画幹 村尾克之)
様のお役に立ちたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2年目になります。よろしくお願いします。
この原稿作成中に、高病原性鳥インフルエンザが熊本で発生し、3年前
本県での発生時に県全体で孤軍奮闘したことが蘇りました。
また昨年末からの豚の PED も全国的な広がりが続いています。
本年度も、引き続き、家畜伝染病の発生及びまん延防止に全力を尽くす
と共に、家畜衛生指導や受精卵移植等の技術を活用して、管内の畜産がよ
(家畜衛生課長 徳永清志)
り元気になるよう、努力していきたいと思っておりますので、引き続きご
協力よろしくお願いします。
3年振り、2度目の江津家保です。齢四十を超え、少しメタボが気になり
だした今日この頃ですが、しっかり働いて皆さんの畜産経営に少しでも役
立てるよう頑張りますのでよろしくお願いします。家畜の病気等に関する
ご相談等ありましたら、お気軽にご連絡ください。
(防疫業務課長 石川 初)
防疫業務担当
家畜衛生担当
(主任獣医師
丹羽健二)
(獣医師
荒川泰卓)
(獣医師
源田隆志)
(丹羽 主任獣医師)昨年度は全戸巡回で大変お世話になりました。2 年目をむかえ今年度は衛生の担
当となりましたが引き続きよろしくお願いします。
(荒川 獣医師)江津家保勤務4年目となります。引き続き防疫を担当し、業務に努めて参ります。よ
ろしくお願いいたします。
(源田 獣医師)今年度から新規採用となりました。社会人一年目でまだまだわからない事だらけです
が、精一杯頑張って参りますので、よろしくお願いします。
(近重さん)嘱託職2年目となりますが、家畜衛生業務がス
ムーズに進むよう初心にかえり気を引き締めて頑張りたいと
思います。よろしくお願いします。
(山藤さん)初心を忘れず、そして、職員の皆さんが快適に
業務されるよう、微力ながら頑張ります。どうぞ宜しくお願
(嘱託
近重さん)
いいたします。
(嘱託
山藤さん)
家保の業務に関するお問い合わせ
主な家保の業務については、次のとおり担当しています。よろしくお願いいたします。
① 家畜の衛生検査や病性鑑定
⑤ 養蜂の衛生対策
国内外の家畜伝染病発生状況
防疫体制の整備
⇒石川・荒川・源田
② 肉用牛の衛生指導
⇒丹羽
まで
③ 乳用牛の衛生指導
⇒村尾
まで
④ 養豚・養鶏の衛生対策
⇒荒川
まで
まで
⇒荒川
まで
⑥ 受精卵移植に関すること
⇒丹羽 まで
⑦ 動物薬事に関すること
⇒丹羽 まで
⑨ 獣医療及び獣医師に関すること
⇒村尾 まで
⑧ 家畜人工授精師に関すること
⇒丹羽 まで
お気軽にご相談ください。
豚流行性下痢 の流行が続いています!!
豚流行性下痢(PED)(Porcine Epidemic Diarrhea)
豚とイノシシがかかるウイルスの病気で、食欲不振と水様性下痢が主な症状です。ヒトには感染しま
せん。昨年秋に沖縄県で 7 年ぶりの豚流行性下痢の発生が確認され、今回の流行では、5 月 20 日現在、
38道県において発生が確認され、約12万頭の豚が死亡しています。
県内では、本病の発生は確認されておりませんが、養豚農家および関係者の皆様におかれましては、
引き続き、農場及び車両消毒の徹底など、ウイルス侵入防止対策をお願いします。また、下痢、嘔吐等
本病を疑う症状を示す豚が発見された場合には、速やかに当家畜保健衛生所への連絡をお願いします。
国内における豚流行性下痢(PED)
発生状況(2013 年 10 月以降)
※本病は、家畜伝染病予防法に基づき獣医師が届け
出る『届出伝染病』に指定されています。したがっ
て、高病原性鳥インフルエンザや口蹄疫など『法定
伝染病』の対応とは異なり、殺処分や移動制限等の
防疫措置は実施せず、治癒後は、通常どおりと畜場
38道県で発生確認
へ出荷することができる。
島根県基幹種雄牛の紹介
恵茂勝(めぐみしげかつ)
【血統】茂勝栄―安福(岐阜)-紋次郎
隆 娘(たかむすめ)
【血統】隆之国―糸晴波-茂重桜
気高系種雄牛「茂勝栄」を、兵庫系種雄
父方、母方共に第7糸桜が入る糸桜系の濃
牛「安福」を父に持つ雌牛に交配した、比
い種雄牛で、父「隆之国」譲りの高い産肉能
較的兵庫系の濃い気高系種雄牛。島根県の
力をもつ。現場後代検定の上物率 100%(県
現場後代検定で過去最高の脂肪交雑を記
内初)。特に、兵庫系雌牛との交配で成績が
録。産子調査では発育判定4以上が 85%と
良好でした。糸桜系の濃い雌牛や、過去に骨
発育良好で、体積、資質に優れた子牛が多
の粗い子牛を生産した雌牛への交配は避け、
く、良好な子だしでした。交配は、糸桜系
気高系や兵庫系の雌牛への交配を中心にお
を中心にお願いします。
願いします。
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