Comments
Description
Transcript
報道関係 各位 田辺市農業振興課 課長 北川 弘泰 柑橘海外販路拡大
報道関係 各位 田辺市農業振興課 課長 北川 弘泰 柑橘海外販路拡大事業に係る香港での柑橘 PR 販売について 別紙のとおり、柑橘の PR・販売を香港で開催しましたので、報道方よろしくお願いいたします。 ■連絡先 農業振興課農政係 担当氏名 尾花秀平 電話番号 0739-26-9930 田辺市柑橘の振興について 田辺市では、紀南農協及び柑橘生産者と共に、田辺市柑橘振興協議会を組織し、販売促進 を中心に和歌山県や和歌山県農協連との連携の元、様々な取り組みを進めています。 もともとみかんの大産地であった田辺地域ですが、健康食品ブームの中梅栽培が右肩上が りに増加する一方、栽培面積も徐々に減少し、現在では温州みかんで約 600 ヘクタール、 中晩柑類で約 200 ヘクタールとなっております。しかしながら、近年梅の販売情勢が厳し い中、柑橘類との複合経営等も再度注目されております。 田辺市としては、田辺市柑橘振興協議会を中心に、改めて当地域の柑橘栽培の特徴を認識 するとともに、関係機関と連携を深め、生産から販売までの取り組みをさらに強化し、地域 ブランド力の確立を図り、柑橘産地の再構築を目指したいと考えます。 平成28年度販売促進活動の概要 ○田辺・紀南の「木熟みかん」を地域ブランドとして、国内外に向けて販売促進活動を 展開します。 1. 国内での木熟みかんの販売促進活動 ① 早生温州みかんの販売促進 新潟県十日町との「梅米もん市」での販売促進への参画・・・東京都 ② 木熟みかんの販売促進 オーケイストアーでの販売促進・・東京都内・千葉県等21店舗 ③ 木熟みかん及び晩柑類の販売促進 東京晴海トリトンスクエアでの販売促進・・・平成29年2月2~3日を予定 ④ その他催事等へのサンプル提供・商品提供等 2. 国外への木熟みかんの販売促進活動 ① 香港での販売促進 12月中旬現在約7トン輸出 流通:JA 紀南→→大阪中央青果→→ウィズプロデュース(国内商社)→→トップウ ェル(香港商社)→→ヤタスーパーマーケット(一田超市) ② その他国のバイヤー招聘及び市場調査等 3. 地産地消の推進 ○田辺・紀南の「木熟みかん」を地元小学校・保育所等の児童に提供し食べてもらい、こ の地域で甘いみかんが出来ることと、みかんが地域特産品であることの認識を深めてもらう。 1. 田辺市内保育所・幼稚園等への「木熟みかん」の配布 (7) その他柑橘の振興 香港ヤタスーパーマーケットでの催事 平成28年12月16日(金)~17日(土) 1 産地からの参加者 香港での催事開催場所 田辺市みかん生産農家 中山(田辺市柑橘振興協議会副会長) 田辺市JA紀南 下岡(JA紀南海外販売担当) 田辺市 蝉、尾花(田辺市柑橘振興協議会事務局) ヤタスーパーマーケット(一田超市)全7店舗 今回、田辺市から参加したのは 16日(金) 荃灣店(Tsuen wan・ツェンワン) 、新蒲崗店(San Po Kong・サンポーコン) 17日(土) 屯門店(Tuen Mun・ツェンムン)、大埔店(Tai Po・ タイポー)、 全体事業費 432万円 他国の市場調査、バイヤー招聘含む 内訳 委託料 215万円 催事経費 85万円 旅費 132万円 財源 田辺市3/4、JA紀南1/4 10月下旬から12月中旬までウィズプロデュースを通じて JA 紀南が香港へ輸出したみかんの量は約7トン 現地での販売状況 香港のショッピングモールの一角にスーパーがあり、日本産のも のが数多く販売されており、関心の高さが窺えます。 昨年度とは違う店舗で合計4店舗(2日間)、試食を提供しなが らの販売を行いました。試食したお客さんは甘い、おいしい、と 言いみかんを手にとってくれるお客さんが多かったです。 田辺市柑橘振興協議会副会長中山氏のコメント 「今回、香港の一田超市(ヤタスーパーマーケット)において、販売促進活動を行ったが、 試食したお客さんは、日本のJA紀南のみかんは甘くておいしいと反応も良く、言葉は通じ ずともみかんの美味しさは伝わることが分かりました。また、香港だけでなく他国へも販路 を拡大し当地域のみかんを海外に向けて積極的に輸出拡大していきたいと考えます。 現在の輸出の状況を確認できたことで、我々生産者も品質の良い甘い安心安全なみかんの 生産や数量の確保が求められていると改めて認識しました。」 課題と問題点 香港への輸送中に箱が潰れみかんの割れや腐敗果等もあり、今後の輸送方法について検討 が必要である。 2