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平成 29 年度 放課後ひろば事業

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平成 29 年度 放課後ひろば事業
平成 29 年度
放課後ひろば事業
(大田区版放課後子どもプラン)
運営業務委託 募集要項
平成 28 年7月 21 日
大田区こども家庭部
大田区教育総務部
平成 29 年度
放課後ひろば事業(大田区版放課後子どもプラン)
運営業務委託募集要項
保育園の待機児童問題解決が喫緊の課題となっている中、共働き家庭等における就学
後の子育て不安、いわゆる「小1の壁」を打破するとともに、次代を担う人材を育成す
るため、全ての就学児童が放課後等を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行うこ
とができるよう、大田区では、全ての小学校施設を活用し、学童保育事業と放課後子ど
も教室事業を一体的に実施する「放課後ひろば事業(一体型)」の整備を進めています。
なお、施設状況等から一体型での整備が困難な学校については、放課後子ども教室のみを
先行的に実施する「放課後子ども教室事業(単独型)」の展開を図っています。
これらの事業の推進にあたり、区民のニーズに迅速かつ柔軟に対応し、効率的にサー
ビスを提供するため、民間事業者のノウハウの活用を企図し、平成 29 年度は 13 施設で
「放課後ひろば事業(一体型)」の運営業務委託を行い、8 施設で「放課後子ども教室事業
(単独型)」の運営業務委託を行います。公募プロポーザル方式により運営事業者を募集
し、運営能力、信頼性及び見積価格等を総合的に審査・評価したうえで、運営事業者を
選定します。
以下により、放課後ひろば事業(一体型)・放課後子ども教室事業(単独型)の運営
業務を担う事業者を募集します。
Ⅰ 公募の概要
1 平成 29 年度から事業を開始する小学校
放課後ひろば事業(一体型)
在籍
番号
小学校名
所在地
者数
※1
学童保育
利用定員
実施スペース
学童保育
放課後子ども
教室 ※2
1
山王
大田区山王 1-26-33
697
40
専用
タイムシェア
2
馬込第三
大田区北馬込 1-28-1
640
80
専用
タイムシェア
3
池上
大田区池上 1-33-8
517
40
専用
タイムシェア
4
入新井第二
大田区中央 2-15-1
572
40
専用
タイムシェア
5
入新井第四
大田区中央 3-5-8
378
60
専用
タイムシェア
6
久原
大田区久が原 4-12-10
775
55
タイムシェア
タイムシェア
7
糀谷
大田区西糀谷 3-13-21
640
65
専用
タイムシェア
-2-
在籍
番号
小学校名
所在地
者数
※1
実施スペース
学童保育
利用定員
学童保育
放課後子ども
教室 ※2
8
中萩中
大田区萩中 2-14-1
543
70
専用
タイムシェア
9
高畑
大田区西六郷 3-28-23
631
40
専用
タイムシェア
10
矢口
大田区多摩川 1-18-22
554
70
専用
タイムシェア
11
矢口西
大田区下丸子 1-7-1
714
80
専用
タイムシェア
12
多摩川
大田区矢口 3-26-25
554
70
専用
タイムシェア
13
東蒲 ※3
大田区東蒲田 1-19-25
231
40
専用
タイムシェア
放課後子ども教室事業(単独型)
在籍
番号
小学校名
所在地
者数
※1
1
開桜
2
大森第五
3
入新井第五
4
田園調布
5
千鳥
6
大田区大森西 2-26-3
実施スペース
※2
617
タイムシェア
336
タイムシェア
361
タイムシェア
651
タイムシェア
大田区千鳥 2-5-1
393
タイムシェア
池雪
大田区東雪谷 5-7-1
1,017
タイムシェア
7
雪谷
大田区南雪谷 3-9-23
655
タイムシェア
8
蒲田
大田区蒲田 1-30-1
480
タイムシェア
大田区大森本町
1-10-5
大田区大森北 6-4-8
大田区田園調布
2-31-16
※1 児童数は、平成 28 年 5 月 1 日現在の数字です。
※2 放課後子ども教室事業を実施する教室等は、原則として学校の教育活動とのタイム
シェアとなります。なお、単独型は専用の事務室はありません。
※3 東蒲小学校については、放課後子ども教室事業のみの募集となります。
-3-
2 運営業務委託期間
平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日までとします。
(平成 29 年 1 月から 3 月までは研修・準備期間とします。なお、学童保育については、
区指定施設での従事をお願いする 2 月から 3 月までの期間について、別途契約を行い
ます。また、放課後子ども教室についても別途契約を行います。詳細は P8 を参照)
3 応募資格
(1) 応募資格
① 放課後ひろば事業(一体型)
東京都、埼玉県、千葉県及び神奈川県内に主たる事務所を有する法人(社会福祉法
人、NPO法人、株式会社等)で、小学校内で放課後子ども総合プラン事業(学童保
育事業と放課後子ども教室事業を一体型として運営)またはこれに類する事業を既に
遂行している事業者
② 放課後子ども教室事業(単独型)
上記4都県に主たる事務所を有する法人で、小学校等の公の施設において放課後子
ども教室事業またはこれに類する事業を既に遂行している事業者
(2)欠格事由
次に該当する事業者は、応募できません。
① 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 第 2 項の規定により、区
における一般競争入札等の参加を制限されている事業者
② 大田区及び国や他の自治体の競争入札参加資格の指名停止措置を受けている事業
者
③ 国税又は地方税等を滞納している事業者
④ 本業務を円滑に遂行できる安定的かつ健全な財務能力を有しない事業者
⑤ 地方自治法第 92 条の 2(議員の関係私企業への就職の制限)、第 142 条(長の請負
人等となることの禁止)、第 166 条(副区長の兼職禁止・事務引継)及び第 180 条の
5 第 6 項(委員会の委員及び委員の兼業禁止)に該当する事業者
⑥ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条に
掲げる暴力団、又は暴力団若しくはその構成員若しくはその構成員でなくなった
日から 5 年を経過しない者の統制の下にある事業者
4 応募に当たっての前提要件
応募に当たっては、以下の要件を前提とします。
(1)学童保育の運営に当たっては、児童福祉法等関係法令に基づき、実施する従前から
の運営方法や事業内容の継続性を重視するとともに、個人情報の保護などを定める法
令や区例規を遵守し、安定した質の高い学童保育を提供すること。
(2)学校や地域と協働して運営する施設の性格をよく理解し、学校・地域との協働事業
には、主体的に連携すること。
(3)受託事業者は、委託開始後、事業者職員の故意又は過失により児童等に損害を与え
た場合は、事業者はその損害を賠償すること。また、区が損害を受けた場合は、区の
責に帰する場合を除き、事業者の責任において賠償すること。
(4)この要項に定める事業は、平成 29 年度予算(案)について議会の議決を得られるこ
とを条件として、区と事業者との間で業務運営委託契約を締結して実施するものであ
ること。
-4-
5 応募に関する留意事項
(1)応募要項の承諾
応募事業者は、書類の提出をもって本募集要項の記載内容を承諾したものとみなし
ます。
(2)提案内容変更の禁止
提出された書類の内容の変更又は追加はできません。ただし、応募書類に記載の役
員の辞職、失職、死亡等の場合はこの限りではありません。
(3)応募事業者の失格
以下の要件に該当した場合は、選考審査の対象から除外します。
① 応募資格を満たさなくなった場合
② 応募書類に虚偽の記載があった場合
③ 募集要項に定める手続を遵守しない場合
④ 選定審査に関する不当な要求等を申し入れた場合
⑤ 社会的信用を損なう行為等により、事業者としてふさわしくないと認められる
場合
⑥ その他不正行為があった場合
(4)費用負担
提出された書類の作成に要する費用、旅費、その他応募に関し要する費用は、全て
応募事業者の負担とします。
(5)応募書類の取り扱い、著作権
応募事業者の提出する書類の著作権は作成した応募事業者に帰属します。応募書類
は、大田区情報公開条例に基づき、区に対する情報公開の対象文書となります。この
場合、無償で提出書類の全部又は一部を使用できるものとします。
ただし、公開することで個人が識別されたり、法人等の正当な利益を害するおそれ
があると区が判断する部分は公開しません。提出された応募書類は理由の如何を問わ
ず返却しません。区の責任において保管します。
また、区が必要と認める場合には、追加書類の提出を求めることがあります。
6 事業者の募集及び選定方式
事業者の募集及び選定は、公募プロポーザル方式を採用し、外部の有識者を含む「放
課後ひろば事業業務委託事業者選定委員会」(以下「選定委員会」という。)を設置し、
書類審査、面接審査による選考を行い、事業者候補を選定します。
7 公募スケジュール(予定)
下記の日程については、予告なく変更することがあります。
項
目
時
期
募集要項等の公表(ホームページ)
7月 21 日(木)~8月 12 日(金)
募集内容に関する質問の受付期間
7月 21 日(木)~7月 27 日(水)
質問に対する回答
8月3日(水)
申請書類の受付期間
8月8日(月)~8月 12 日(金)
審査(書類審査)(面接審査)
9月中旬~下旬
選定結果通知
10 月中旬~11 月中旬
委託事業者と確認書の取り交し
11 月下旬
事業者による研修・準備期間
平成 29 年1月~3月
-5-
運営業務委託の開始
4月1日
8 応募手続きの流れ
応募については、学校ごとの受付けとなります。受託を希望する学校の番号、小学校
名を参加申込書「様式1」に記入してください。
(1)募集要項の公表
大田区のホームページにより公表します。
(URL:http://www.city.ota.tokyo.jp)
募集要項の内容が変更になった場合は、速やかに更新版を区のホームページに掲載
します。この場合、応募事業者への個別のお知らせはしませんのでご了承願います。
(2)書類配布、提出先及び問合せ先
大田区こども家庭部子育て支援課 子育て支援担当
〒144-8621
電話
東京都大田区蒲田五丁目 13 番 14 号 大田区役所 3 階
03-5744-1273 FAX
03-5744-1525
※各小学校への問合せはご遠慮願います。
(3)募集要項に関する質問の受付
募集要項等の内容に関する質問を下記のとおり受け付けます。
① 受付期間
平成 28 年7月 21 日(木)から平成 28 年7月 27 日(水)まで
② 受付方法
質問票「様式7」に必要事項を記入の上、上記(2)問合せ先までFAXで送付し
てください。受け付けた質問に関しては、8月3日(水)以降、区のホームページ
で一括して回答します。個別の回答はいたしません。また、電話での質問は一切
受付いたしません。
③ 注意事項
今回の募集と直接関係がないと判断した質問については、回答いたしません。
この場合、質問を提出した事業者への個別のお知らせはいたしませんのでご了承
ください。
(4)申請書類の受付
申請書類を下記のとおり受け付けます。
① 提出期間
平成 28 年8月8日(月)から8月 12 日(金)まで
② 受付時間
午前 9 時から午後 5 時まで(正午から午後 1 時までは除く)
③ 受付方法
持参によりお願いいたします。 ※申請を希望される際には、必ず事前にご連
絡ください。提出日時について調整させていただきます。
④ 提出書類
提
出 書 類
<1>
参加申請書(様式 1)
<2>
運営経費見積書(様式 2、2-2)
部 数
正本 1 部
学校ごとに作成
正本各 1 部
<3> 研修準備期間の経費見積書(様式 3、3-2) 学校ごとに作成
正本各 1 部
<4> 運営状況一覧表(様式 4、4-2) 一体型・単独型ごとに作成
正本各 1 部
-6-
<5>
企画提案書(様式 5)
正本 1 部・副本 15
部
<6>
施設長予定者(各小学校施設ごと)のプロフィール
正本 1 部
(子ども教室単独型のみ応募の場合は、管理責任者予定者の
プロフィール)
<7>
書類提出日の 3 ヶ月以内に発行された直近決算分の法人事業 原本各 1 部
税、法人税、消費税及び地方消費税の納税証明(その1)
<8>
書類提出日の 3 ヶ月以内に発行された登記簿謄本(履歴事項
原本 1 部
全部証明書)
<9>
事業報告書(※1決算書を含む。)
<10> 事業計画書(予算書を含む。)
直近 3 年分
直近 2 年分
正本各 1 部
正本各 1 部
( ※1決算書)
*社会福祉法人:資金収支計算書、事業活動収支計算書、貸借対照表、財産目録、
勘定明細書
*NPO法人:貸借対照表、収支計算書、財産目録、収益事業に関する書類(損
益計算書、貸借対照表、利益処分計算書)、勘定明細書
*株式会社:損益計算書、貸借対照表、販売費及び一般管理費の明細書、株主資
本等変動計算書、附属明細書個別注記書、勘定明細書
⑤ 提出書類の編集方法
ア 複写することがあるので、クリアファイル、紙ファイル等を使用しないでくだ
さい。
イ 企画提案書は「様式5」を表紙として、15 ページ以内とします。それ以上は審
査対象といたしません。A4 版縦左とじ(ホチキス)し、目次を作成し、ページ
番号を付してください。インデックスはつけないでください。
ウ 企画提案書の副本には事業者の名称が特定できる又はそれを類推できるものは
記載しないでください。(例えば、受託している施設、自治体名、事業者が識別
できる表記) やむを得ない場合は、該当箇所にマスキング(塗りつぶし)処理を
施してください。
(5)応募事業者の辞退
応募書類提出後に辞退する場合は、辞退届「様式6」を提出してください。
(6)第一次審査及び第二次審査
書類審査及び面接審査を実施します。
(7)選定結果の通知
選定結果は、申請書類を提出した応募事業者に対して通知します。また、選定の経
過及び結果は、後日、区のホームページに掲載します。
(8)研修・準備等
平成 29 年 4 月 1 日からの業務を支障なく行ってもらうため、1 月から 3 月末まで
を研修・準備期間として区職員とともに業務を行っていただきます。
※Ⅱ事業者が行う業務等~2 業務の範囲~(3)研修・準備期間中の対応を参照
-7-
Ⅱ 事業者が行う業務等
1 運営の概要 (学童保育事業及び放課後子ども教室事業)
(1)学童保育の利用資格及び実施時間等
① 利用資格 原則、当該校に通学する児童
大田区学童保育の実施等に関する条例(昭和 60 年条例第 53 号。以下「学童保育
条例」という。)第 4 条に定める利用資格で、次のとおりです。
ア 当該校に通う児童で、その保護者が労働等により昼間家庭にいないもの。
②学童保育条例第 7 条に定める実施時間等で、次のとおりです。
ア 下校時から午後 5 時まで。ただし、学校休業日にあっては、午前 8 時 30 分か
ら午後 5 時まで。
イ 午後 5 時から午後 6 時までは延長保育となります。
ウ 日曜日、休日及び年末年始(12 月 29 日から 12 月 31 日まで及び 1 月 2 日、1
月 3 日)を除き実施します。
エ ただし、区長は特に必要があるときは実施時間及び実施日を変更することがで
きます。
(2)放課後子ども教室の利用資格及び実施時間等
① 利用資格
当該校に通う児童
② 実施時間
ア 下校時から午後 5 時まで。ただし、学校休業日にあたっては、午前 9 時から午
後 5 時まで。なお、平成 29 年 11 月 1 日から平成 30 年 2 月 28 日までは、下校
時から午後 4 時 30 分までとします。
イ 土曜日、日曜日、休日及び年末年始(12 月 29 日から 12 月 31 日まで及び 1 月 2
日、1 月 3 日)を除き実施します。
ウ 学期中の給食が提供されない日は休室となります。
エ 学校行事等の実施により、施設使用に支障をきたす場合は休室となります。
2
業務の範囲
(1)業務委託内容
※詳細は、別紙1「放課後ひろば(学童保育室)業務委託標準仕様書」
、別紙2「放
課後ひろば事業おおた放課後子ども教室運営業務委託標準仕様書(一体型)」、別
紙3「放課後ひろば事業おおた放課後子ども教室運営業務委託標準仕様書(単独
型)」のとおり
(2)企画提案内容
事業者の選定に当たっては、本要項に定める「応募資格」及び「応募に当たっての
前提要件」を満たす応募事業者から運営に関して具体的な企画提案を求めます。
詳細については、別紙4「企画提案内容の項目」を参照してください。
(3)研修・準備期間中の対応
【学童保育】
①
説明会等への出席
-8-
委託予定事業者は、運営実施までの間(平成 29 年 1 月から同年 3 月まで)は、随
時行う準備会議への集積、小学校との関係づくり、地域状況の把握及び学童の出
欠を管理するシステムの導入・試行など、必要な準備に努めていただきます。
また、学童保育業務を円滑に引き継ぐために運営業務委託開始までの間、地域
や保護者との説明会等に参加していただくほか、学童保育利用説明会は主体的に
実施していただきます。
②
委託契約の締結
平成 29 年 2 月から同年 3 月までの期間については、運営業務委託が円滑に実施
できるように区と運営予定事業者との間において、別途研修・準備委託契約を締
結し、研修・準備委託業務に従事していただきます。研修・準備委託業務に従事
する事業者職員は、下記の配置条件に基づき、配置するものとします。施設長、
常勤職員は有資格者とします。職員の資格条件等については別紙1「放課後ひろば
(学童保育室)業務委託標準仕様書」を参照してください。
大田区に受託している放課後ひろばが無い場合、下記配置基準に従い、区施設
及び当該施設等で準備委託業務を実施するものとします。受託している放課後ひ
ろばがある場合、区施設、当該施設及び既に受託している放課後ひろば等におい
て、下記配置基準に従い、準備委託業務を実施するものとします。なお、その場
合、配置基準に示した従事時間の 50%以上は、当該施設で準備委託業務を実施す
るものとします。
【配置条件】
〈1〉21~40 名定員
2月
3月
施設長
80 時間以上
120 時間以上
常勤①
80 時間以上
120 時間以上
合計 80 時間以上
その他
〈2〉41~60 名定員
2月
3月
施設長
80 時間以上
120 時間以上
常勤①
80 時間以上
120 時間以上
常勤②
80 時間以上
その他
合計 80 時間以上
〈3〉61~80 名定員
2月
3月
施設長
80 時間以上
120 時間以上
常勤①
80 時間以上
120 時間以上
常勤②×2
各 80 時間以上
その他
合計 80 時間以上
-9-
【放課後子ども教室】
開設準備業務委託契約の締結
委託予定事業者には、別途「開設準備業務委託契約」を締結し、平成 29 年1月
から同年3月まで、運営業務委託が円滑に実施できるように以下の開設準備業務に
従事していただきます。
①
活動拠点の整備等
委託予定事業者は、学校施設状況の把握、拠点教室等の整備、受付名簿等必要
書類の作成、その他子ども教室の円滑な運営に必要な事務のほか、随時行う準備
打合せに出席していただきます。
②
事前登録受付業務
委託予定事業者は区が主催する説明会の準備及び出席、利用登録受付、登録児
童名簿の作成をしていただきます。
③
その他
運営に必要な遊具・消耗品等の購入、年間事業計画等の作成、小学校との関係づ
くり、地域状況の把握及び危機管理体制の整備、職員の研修など、開設に必要な
準備に努めていただきます。
Ⅲ 事業者の選定
1 選定方法
応募事業者の運営能力、信頼性・社会性及び見積価格等について総合的に評価し、運
営事業者を決定します。なお、応募事業者の運営能力の評価に当たっては、書類審査、
プレゼンテーション及びヒアリング等による選考を行います。
(1)申請書類の確認
応募事業者から提出された申請書類に基づき、欠格事項の有無等をこども家庭部子
育て支援課、教育総務部教育総務課で確認し、水準を満たした事業者を以下の選定委
員会に諮ります。
(2)選定委員会の設置
事業者の選定に当たっては、区は、外部の専門家等を含む選定委員会を設置し、提
出された内容について同委員会において評価を行った上で、事業者の候補者を決定し
ます。なお、委員会においては、審査の公平性を確保するため、一次、二次審査を通
じて応募事業者名を伏せた上で、選定作業を行います。
(3)財務評価
はじめに応募事業者の財務状況について、決算書等に基づき、公認会計士等の専門
機関による財務診断を実施します。この結果、経営状況に重要な問題があると判断さ
れた事業者は、その後の審査を実施せず失格とする場合があります。
(4)第一次審査(書類審査)
提出された書類の内容について、評価基準に基づき審査を実施します。
(5)第二次審査(面接審査)
選定委員に対するプレゼンテーション及び委員質疑による審査を行います。一体型
と単独型の両方を応募する事業者は、一体型と単独型での面接審査を実施します。日
程等については別途通知します。
- 10 -
(6)選定基準
各委員が、下表の評価項目に沿ってそれぞれ審査した評点が、最も高い申請事業者
を運営業務委託候補者とします。
なお、提出書類の全てが審査の対象となりますので、記入漏れがないようにしてく
ださい。
評価区分
要件審査
評価項目
財務評価
事業者の財務状況と経営
運営実績
放課後子どもプランの運営実績
見積提案価格
適正運営価格の算出
応募動機
人事管理
人材確保・人材育成
職員配置及び勤務体制
第一次審査
事業運営
企画提案内容
学童保育事業内容
※
放課後子ども教室事業内容
行政機関及び地域との連携、交流
安全管理
施設の衛生管理・維持管理
事故防止・安全対策
研修・準備
職員配置と方針
その他の提案
第二次審査
面接
施設長の熱意、対応力等
※単独型のみ応募する場合は提案不要です。
(7)運営業務委託候補者選定と指定
① 第 1 位運営業務委託候補者の選定及び通知
選定委員会による評価結果を受け、区では、学校ごとに第 1 位及び第 2 位以降
の運営委託候補者を決定します。最終結果は申請者あてに文書で通知します。
② 協議
運営業務委託候補者は、事業者の財務状況、提案書の内容、見積書等に基づく
総合評価により決定します。したがって、ご提案いただいた企画提案の実施内容
や見積内容がそのまま採用されるわけではありません。このため区では、第 1 位
運営業務委託候補者と金額面を含めた委託内容の詳細について協議を行います。
ただし、委託経費の縮減のみを目的とした交渉はいたしません。
協議の過程において、委託の困難性が明らかになった場合や、協議が整わない
場合は、区は第 2 位以降の運営委託候補者と協議を行います。
(8)選定結果の通知及び公表
審査結果について、応募事業者全員に書面で通知します。また、選定の経過及び結
果については、区のホームページなどで公表します。
Ⅳ 運営業務委託契約等に関する事項
1 運営業務委託契約の停止条件
区と事業者との運営業務委託契約は、平成 29 年度予算(案)について議会の議決を得ら
- 11 -
れることを条件として締結いたします。
Ⅴ モニタリング及び事業評価に関する事項
1 モニタリング及び自己評価の実施
区は、受託者に対して利用者の意見・要望及び満足度とともに、放課後ひろば事業の
運営状況を確認するため、利用者のモニタリングを実施する予定です。また、業務に対し
てセルフモニタリングによる自己評価を行っていただきます。なお、モニタリングの結果
により受託者の業務運営が要求水準を維持していないと認められるとき、区は業務の改善
等必要な指示を行うものとします。
2 帳簿書類等の提出
監査委員等が区の事務業務を監査するために必要があると認められる場合、事業者に対
して、帳簿書類その他の記録の提出を求めることがあります。
Ⅵ その他
1 実施細目の遵守
受託者は、区と当該小学校との間で結ばれる「実施細目」について、遵守するものとしま
す。
2 業務の継続が困難になった場合等の措置
受託者は、業務の継続が困難となった場合、又はそのおそれが生じた場合は、速やかに
区に報告するものとし、その場合は次のとおりとします。
(1) 受託者の責めに帰すべき事由によるとき
①
受託者の責めに帰すべき事由により業務の継続が困難になった場合、又はその
おそれが生じた場合には、区は、受託者に対して改善勧告等の指示を行い、期間を
定めて改善策の提出及び実施を求めます。受託者がその期間内に改善することがで
きなかった場合等には、区は業務委託契約を取り消し、又は業務の全部若しくは一
部の停止を命じることができるものとし、この場合、区に生じた損害は受託者が賠
償するとともに、次期受託者が円滑かつ支障なく業務遂行できるよう、適切に引き
継ぎを行うものとします。
②
受託者の経営状況悪化、又は著しく社会的信用を損なう等、受託者として相応
しくないと認められる場合は、区は業務委託契約を取り消しできるものとします。
(2)損害賠償
前記(1)により業務委託契約を取り消された場合は、受託者は区に生じた損害を賠
償するものとします。
(3)その他の事由により事業の継続が困難になった場合の取扱い
災害その他の不可抗力等、区及び受託者双方の責めに帰すことができない事由に
より、事業の継続が困難になった場合は、双方で業務継続の可否等について協議す
ることとします。
- 12 -
3 その他協議すべき事項
業務委託契約書等に定めのない事項及び疑義が生じた場合は、区及び受託者双方が誠
意をもって協議することとします。
- 13 -
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