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日本語訳
言葉の大切さ 権田 理菜 こんにちは。 みなさん、『言葉』一言が人の心を嬉しくもし、傷つけたりもします。そのような 言葉の大切さ は、誰でもみな経験した事だと思います。 自分の感情を『言葉』で表現するということがどの位重要で大切なのか、今日皆さんで一緒に一度考 えてみませんか?? 韓国ドラマを見ると多くの感情表現を耳にします。その中でも特に愛情表現である 愛しています 会いたいです という『言葉』は、あらゆる場面で耳にします。しかし、それはドラマの中だけの話 ではありません。韓国人は恋人同士、家族同士、友達同士でも感情を正直に表現すといいます。 私達日本人は、 『言葉』が多い人より少ない人の方が、落着いて上品だという考えが大きいせいなのか、 またはプライド、体面、あるいは恥ずかしさのせいなのか、感情の表現が少し苦手な方だと思います。 私自身も言葉が足りず誤解が生じてしまい、相手側の気分を悪くさせてしまった事があります。だから なのか、感情や愛情を正直に表現する韓国ドラマを見ると、心の底からすっきりするような気がします。 あるテレビ番組に出演していた乙武洋匡さんが、このようなことを言っていました。 現代に生きる子供達は自分の両親が自分の事を嫌いなんじゃないか??あるいは、憎んでいるので はないか??または愛していないのではないか??と両親の愛を疑い不安に感じる子供達がたくさん いる との事でした。 とても、衝撃的な言葉でした。どの世界にかけがえのない自分の子供を憎む親がいるのでしょう か??それでは、なぜ子供たちはこのような考えをするのでしょう。じっくり考えてみました。 子供達は私達が思っているよりもはるかに敏感で純粋です。人間関係に慣れず、両親の心の底まで読 み取る事のできない子供達は、ただ耳に入ってくる言葉だけを信じるしかありません。では、子供達の 耳に入って来る言葉が褒め言葉や愛の言葉より、怒りの言葉が多いとしたら、当然子供達は疑いや不安 に包まれるでしょう。両親の愛情を『言葉』しっかり表現してこそ、子供達は尊重されていると感じ、 心理的にも安定すると思います。 私達はどうでしょうか??私達大人もやはり褒められると、力が出て気分が良くなります。前向きな 『言葉』は、どんな事でも前向きに考えて、積極的に行動する事ができる力となり、自分だけではなく 周囲の人達までも楽しくさせるからです。すなわち、『言葉』は人を動かす事のできる力だと言えるの です。 この世界で、言葉で感情を伝える事ができるのは人間だけが出来ることです。否定的で他人を傷つけ るような言葉は最大限に弁えながら、私達人間だけが使う事のできる『言葉』で、上品に美しく感情を 表現するように努力しなければなりません。 韓国には、『言葉』に関することわざがたくさんあります。その中でも 行く言葉がきれいでこそ、 来る言葉が綺麗だ は、私が一番好きなことわざです。自分が相手側に言葉や行動を正しくしてこそ、 相手側も自分に正しくするという意味です。 私はこれから、このような昔の方の教えを心に深く刻み、『言葉』一言一言を大切にし、対人関係と社 会生活において、自分の感情に忠実な生き方ができるように努力していきたいと思います。 皆さん!今日、皆さんの心をきちんと伝えてみましたか? 『言葉の大切さ』をもう一度考えて、大切な人に心をきちんと伝えてみてはいかがですか? 優しい言葉 思いやりの言葉 愛の言葉 を… ありがとうございました。