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市営甲子園九番町団地第1期建替事業 要求水準書

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市営甲子園九番町団地第1期建替事業 要求水準書
別添資料 1
市営甲子園九番町団地第1期建替事業
要求水準書
平成21年7月10日
(平成21年8月1日 修正)
西 宮
市
目
次
第1 総則 ............................................................................. 1
1
要求水準書の位置づけ ............................................................. 1
2
要求水準書の変更 ................................................................. 1
第2 事業実施に当たっての基本的事項 .................................................... 2
1
事業の範囲 ....................................................................... 2
2
事業用地等に関する事項 ........................................................... 3
3
遵守すべき法令等 ................................................................. 5
第3 事業実施に関する要求水準 .......................................................... 9
1
施設計画の基本方針 ............................................................... 9
2
施設計画に関する要求水準 ........................................................ 11
2-1 本事業 ......................................................................... 11
2-2 本団地全体の建替計画 ........................................................... 13
3
事前調査に関する要求水準 ........................................................ 15
4
設計業務に関する要求水準 ........................................................ 16
5
解体撤去業務に関する要求水準 .................................................... 17
6
建設業務に関する要求水準 ........................................................ 19
7
工事監理業務に関する要求水準 .................................................... 21
8
品確法に基づく住宅性能評価の取得 ................................................ 22
9
化学物質室内濃度調査 ............................................................ 22
10
地域住宅交付金申請関係書類の作成支援 ............................................ 22
別紙1
施設設計要領
-----------------------添付- 1
別紙2
設計仕様一覧
-----------------------添付-20
別紙3
市指定メーカーリスト
-----------------------添付-22
別紙4
住宅性能評価の等級
-----------------------添付-24
別紙5
化学物質室内濃度調査要領
-----------------------添付-28
別紙6
公営住宅等整備基準適合チェックリスト -----------------添付-29
別紙7
雨水利用施設の設置指針
-----------------------添付-31
【別添資料】
別添資料① :位置図
-----------------------添付-34
別添資料②-1:本団地建替事業工程表
-----------------------添付-35
別添資料②-2:本団地建替事業計画図
-----------------------添付-36
別添資料③ :解体撤去対象区域図
-----------------------添付-37
別添資料④ :事業対象区域図
-----------------------添付-38
別添資料⑤-1:既存建物構造種別図
-----------------------添付-39
別添資料⑤-2:既存建物基礎・杭地業検証図
-----------------------添付-40
別添資料⑤-3:既存棟住戸数表(住戸専用面積別)
--------------------添付-41
別添資料⑥-1:本団地全体求積図
-----------------------添付-42
別添資料⑥-2:事業用地求積図
-----------------------添付-43
別添資料⑥-3:第2・3期事業対象区域求積図(A~C)-------------------添付-44
別添資料⑦-1:既存住宅等平面図
(A~E)
-----------------------添付-47
別添資料⑦-2:既存住宅等仕上表
(A~E)
-----------------------添付-52
別添資料⑧ :周辺道路整備状況図
-----------------------添付-57
別添資料⑨ :上水道整備状況図
-----------------------添付-58
別添資料⑩ :下水道整備状況図
-----------------------添付-59
別添資料⑪ :ガス管整備状況図
-----------------------添付-60
別添資料⑫-1:地質調査報告書、位置図
-----------------------添付-61
別添資料⑫-2:地質調査報告書、ボーリング柱状図等(A~H)----------添付-62
別添資料⑫-3:地質調査報告書、調査結果による方針
別添資料⑬-1:土壌調査報告書、位置図
----------------添付-70
-----------------------添付-71
別添資料⑬-2:土壌調査報告書、結果表等(A~C)--------------------添付-72
【参考資料】
参考資料①-1:参考西宮市営住宅等平面図
(A~F)------------------添付-75
参考資料①-2:参考西宮市営住宅等仕上表
(A~C)------------------添付-81
第1
1
総則
要求水準書の位置づけ
本要求水準書は、西宮市(以下、「市」という。)が実施する「市営甲子園九番町
団地第1期建替事業」(以下、「本事業」という。)について、「民間資金等の活用
による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(平成11年法律第117号、以下「PFI
法」という。)に基づき本事業を実施するものとして選定された民間事業者(以下、
「事業者」という。)が行う業務について、市が要求する性能の水準を示すものであ
る。
2
要求水準書の変更
市は、本事業の事業期間中に、法令等の変更、災害の発生、その他特別の理由によ
る業務内容の変更の必要性により、要求水準書の見直し及び変更を行うことがある。
要求水準書の変更に伴い、事業者が行う業務内容に変更が生じるときは、事業契約書
の規定に従い所定の手続きを行うものとする。
1
第2 事業実施に当たっての基本的事項
1
事業の範囲
本事業において事業者が実施する業務範囲は、次のとおりとする。
①事前調査に関する業務
ア 事前調査(測量調査、地質調査、電波障害調査、周辺家屋調査等)
イ アスベスト含有吹付材調査
②設計に関する業務
ア 団地全体の建替計画の概略設計
イ 建替住宅等の整備に関する設計(基本設計・実施設計)
ウ 仮集会所の整備に関する設計
エ 設計住宅性能評価の取得
オ 本事業の実施に必要な許認可及び各種申請等の行政手続き(開発協議含む)
③解体・撤去に関する業務
ア 既存住宅等の解体撤去に関する設計
イ 既存住宅等の解体撤去工事
ウ 建替住宅等の整備完了後の仮集会所の解体撤去工事
エ インフラ撤去工事
④建設及び工事監理に関する業務
ア 建替住宅等及び仮集会所の整備に関する建設工事
イ 建替住宅等及び仮集会所の整備に関する工事監理
ウ 建設住宅性能評価の取得
エ 化学物質の室内濃度測定
オ 1 年点検の実施
⑤その他事業実施に必要な業務
ア 事後調査(周辺家屋調査等)
イ 近隣対応(地元説明会の開催、電波障害対策工事、周辺家屋補償等)
ウ 水道分担金の納付
エ 建替住宅等及び仮集会所の所有権を市に帰属させる業務及び引渡し業務
オ 地域住宅交付金申請関係書類の作成支援
カ 会計検査の支援
キ その他上記業務(①~⑤)を実施するうえで、必要な関連業務
(※既存住宅の入居者の移転に係る業務は含まない)
2
2
事業用地等に関する事項
(1) 立地条件
本団地及び事業用地の立地条件の概要は、下表のとおり。
所在
本団地全体の面積
事業用地の面積
用途地域
容積率/建蔽率
高度地区
防火・準防火
日影規制
(5mを超え10m以内/10mを超える範囲)
その他
西宮市甲子園九番町158-5
約 2.3 ha
約 1.2 ha
第一種中高層住居専用地域
200/60
第3種高度地区
指定なし
4時間/2.5時間
建築基準法第22条指定区域
埋蔵文化財包蔵地外
(2) 位置図等(下記 別添資料を参照のこと)
ア 位置図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料①
イ 本団地建替事業工程表・・・・・・・・・・・・・・・別添資料②-1
ウ 本団地建替事業計画図・・・・・・・・・・・・・・・別添資料②-2
エ 解体撤去対象区域図・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料③
オ 事業対象区域図・・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料④
カ 既存建物構造種別図・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑤-1
キ 既存建物基礎・杭地業検証図・・・・・・・・・・・・別添資料⑤-2
ク 既存棟住戸数表(住戸専用面積別)・・・・・・・・・・別添資料⑤-3
ケ 本団地全体求積図・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑥-1
コ 事業用地求積図・・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑥-2
サ 第 2・3 期事業対象区域求積図 (A~C)・・・・・・・別添資料⑥-3
シ 既存住宅等平面図 (A~E)・・・・・・・・・・・・別添資料⑦-1
ス 既存住宅等仕上表 (A~E)・・・・・・・・・・・・別添資料⑦-2
セ 地質調査報告書、位置図・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑫-1
ソ 地質調査報告書、ボーリング柱状図等(A~H)・・・・別添資料⑫-2
タ 地質調査報告書、調査結果による方針・・・・・・・・別添資料⑫-3
チ 土壌調査報告書、位置図・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑬-1
ツ 土壌調査報告書、結果表等(A~C)・・・・・・・・・別添資料⑬-2
3
(3) インフラ整備状況等(下記 別添資料を参照のこと)
ア 周辺道路整備状況図・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑧
イ 上水道整備状況図・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑨
ウ 下水道整備状況図・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑩
エ ガス管整備状況図・・・・・・・・・・・・・・・・・別添資料⑪
オ 電話(NTT)整備状況図・・・・・・・・西日本電信電話㈱において閲覧可
カ 電気(関西電力)整備状況図・・・・・・・・・関西電力㈱において閲覧可
キ CATV 整備現況図・・・・・㈱ベイ・コミュニケーションズにおいて閲覧可
(4) 土地利用履歴
本団地の土地利用履歴については、下表のとおりである。
昭和 20 年(1945 年)以前
海軍航空基地:鳴尾飛行場が立地
戦後~占領期間中
終戦とともに GHQ(連合国軍総司令部)によって接収
され、進駐軍キャンプが立地
昭和 32 年(1957 年)12 月
接収解除により進駐軍キャンプ跡(約 38 万坪)が国に
返還される
昭和 34 年(1959 年)
国有財産近畿地方審議会において土地の払い下げ
が決定され、日本住宅公団、西宮市が土地の大部分
を取得
昭和 36 年
耐火構造 2 号棟・3 号棟を建設・供用開始
昭和 37 年
耐火構造 4 号棟・6 号棟・7 号棟を建設・供用開始
昭和 38 年
耐火構造 5 号棟、準耐火構造 K1 棟・K2棟及び軽量
鉄骨造集会所を建設・供用開始
(5) 埋蔵文化財
事業用地は周知の埋蔵文化財包蔵地には該当しないため、文化財保護法に基づく
届出等の必要はない。
4
3
遵守すべき法令等
(1) 遵守すべき法令及び条例等
本事業の実施にあたり、遵守すべき法令(施行令及び施行規則等を含む。)及び条
例等は次に示すとおりである。このほか本事業に関連する法令等を遵守すること。な
お、関係法令に基づく許認可等が必要な場合は、事業者がその許認可等を取得しなけ
ればならない。
ア 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成 11 年法
律第 117 号)
イ 地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)
ウ 公営住宅法(昭和 26 年法律第 193 号)
エ 建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)
オ 都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)
カ 住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成 11 年法律第 81 号)、以下「品確
法」という。
キ 道路法(昭和 27 年法律第 180 号)
ク 水道法(昭和 32 年法律第 177 号)
ケ 下水道法(昭和 33 年法律第 79 号)
コ ガス事業法(昭和 29 年法律第 51 号)
サ 電気事業法(昭和 39 年法律第 170 号)
シ 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成 12 年法律第 104 号)
ス 資源の有効な利用の促進に関する法律(平成 3 年法律第 48 号)
セ 景観法(平成 16 年法律第 110 号)
ソ 特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保に関する法律(平成 19 年法律第 66 号)
タ 高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成 13 年法律第 26 号)
チ 屋外広告物法(昭和 24 年法律第 189 号)
ツ 地球温暖化対策の推進に関する法律(平成 10 年法律第 117 号)
テ 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成 12 年法律第 100 号)
ト エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和 54 年法律第 49 号)
ナ 建築物における衛生的環境の確保に関する法律(昭和 45 年法律第 20 号)
ニ 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成 18 年法律第 91 号)
ヌ 消防法(昭和 23 年法律第 186 号)
ネ 振動規制法(昭和 51 年法律第 64 号)
ノ 水質汚濁防止法(昭和 45 年法律第 138 号)
5
ハ 騒音規制法(昭和 43 年法律第 98 号)
ヒ 大気汚染防止法(昭和 43 年法律第 97 号)
フ 電波法(昭和 25 年法律第 131 号)
ヘ 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和 45 年法律第 137 号)
ホ 建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)
マ 建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)
ミ 労働安全衛生法(昭和 47 年法律第 57 号)
ム 宅地建物取引業法(昭和 27 年法律第 176 号)
メ 公営住宅等整備基準(平成 10 年建設省令第 8 号)
モ 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計、施工及び維持保全の指針
(平成 18 年国土交通省令第 378 号)
ヤ 兵庫県建築基準条例
ユ 兵庫県福祉のまちづくり条例
ヨ 西宮市福祉のまちづくり要綱
ラ 兵庫県環境の保全と創造に関する条例
リ 西宮市開発事業等におけるまちづくりに関する条例
ル 西宮市都市景観条例
レ 西宮市教育環境保全のための住宅開発抑制に関する要綱
ロ 西宮市環境基本条例
ワ 西宮市屋外広告物条例
(2) 適用基準
本事業の実施にあたっては、以下にあげる基準等と同等の性能又は仕様とすること。
なお、基準等は全て入札時点での最新版を適用すること。
ア 公共住宅建設工事共通仕様書
(国土交通省住宅局住宅総合整備課 監修)
イ 公共住宅建設工事共通仕様書解説書 ~総則編・調査編・建築編~
(国土交通省住宅局住宅総合整備課 監修)
ウ 公共住宅建設工事共通仕様書解説書 ~総則編・電気編~
(国土交通省住宅局住宅総合整備課 監修)
エ 公共住宅建設工事共通仕様書解説書 ~総則編・機械編~
(国土交通省住宅局住宅総合整備課 監修)
オ 公共住宅建設工事共通仕様書別冊 ~部品及び機器の品質性能基準~
(国土交通省住宅局住宅総合整備課 監修)
カ 公共建築工事標準仕様書 ~建築工事編~
(国土交通省大臣官房官庁営繕部 監修)
6
キ 公共住宅標準詳細設計図集 第4版(建設省住宅局住宅整備課監修)
ク 建築物解体工事共通仕様書・同解説
(国土交通省大臣官房官庁営繕部建築課監修)
ケ 建築工事標準詳細図(国土交通省大臣官房官庁営繕部建築課監修)
コ 構内舗装・排水設計基準(国土交通省大臣官房官庁営繕部建築課監修)
サ 石綿障害予防規則(平成 17 年厚生労働省令第 21 号)
シ 内線規程 (JESC 日本電気技術規格委員会規格)
ス 日本エレベータ協会標準(JEAS)
セ 建築設備計画基準・同要領
(3) 参考基準
本事業の実施にあたっては、以下の基準を参考とすること。
ア 高齢者が居住する住宅の設計に係る指針(国土交通省告示第 1301 号)
イ 高齢者が居住する住宅の設計マニュアル
(国土交通省住宅局住宅総合整備課監修)
ウ 長寿社会対応住宅設計マニュアル 集合住宅編(建設省住宅局住宅整備課監修)
エ 共同住宅の防犯設計ガイドブック 防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針解説
(財団法人ベターリビング、財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター企
画編集)
オ 公共工事コスト縮減対策に関する建設省新行動計画の解説
(平成9年・建設大臣官房技術調査室監修)
カ 建築物の解体工事における外壁の崩落等による公衆災害防止対策に関するガイ
ドライン(国土交通省通達平成 15 年 7 月 3 日)
(4) 積算基準
本事業の積算書の作成にあたっては、以下の基準を参考とすること。全て入札時
点での最新版を適用すること。なお、解釈に関して基準等の間で相反する等疑義が
生じた場合は、別途市と協議のうえ、適否について決定すること。
ア 公共住宅建築工事積算基準(国土交通省住宅局住宅総合整備課監修)
イ 公共住宅電気設備工事積算基準(国土交通省住宅局住宅総合整備課監修)
ウ 公共住宅機械設備工事積算基準(国土交通省住宅局住宅総合整備課監修)
エ 公共住宅屋外整備工事積算基準(国土交通省住宅局住宅総合整備課監修)
7
(5) その他
上記(1)から(4)までに関する全ての関連施行令・規則・基準等についても含むもの
とし、また本事業を行うにあたり必要とされるその他の市条例及び関係法令について
も遵守のこと。
8
第3 事業実施に関する要求水準
1
施設計画の基本方針
以下の各項目に示す内容を十分に考慮したうえで施設計画を作成すること。
(1) 周辺環境への配慮
ア 近隣のプライバシーの確保や、日照、電波障害、風害等、近隣の住環境等への
影響に配慮し、対策を十分に講じること。
(2) 安全・防犯への配慮
ア 災害時にも人命の安全確保が可能な構造とし、火災に対する安全性(火災発生
原因への対応、火気対策、避難安全対策、耐火性等)に配慮すること。
イ 転落、転倒、衝突など、日常生活の中で起こり得る事故の防止に配慮すること。
ウ 団地内の通路やプレイロットは、火災や地震時等の災害時の避難・救助・消防
活動が容易に行える構造とすること。
エ 駐車場及びその出入口は、敷地内の動線、接続する道路の状況等に十分配慮し、
安全な位置に配置すること。
オ 敷地内通路等は、極力、歩行者と車輌の動線を分離するとともに、路上駐車を
抑制するような設計とすること。
カ 駐車場、敷地内通路、自転車置場、倉庫等については、視認性、照度の確保等、
防犯性の向上に配慮すること。
(3) 高齢社会への対応
ア 高齢社会に対応した、高齢者や身体障害者などだれもが安心して生活、利用で
きる(ユニバーサルデザインに配慮した)施設とすること。また、設備機器は、
人為的誤操作や経年劣化による事故被害をなくすよう安全機能にも配慮すること。
(4) 子育て世代への配慮
ア 子育て世代が安心して暮らせる住宅や住環境の確保に十分に配慮すること。
(5) 景観形成への配慮
ア 壁面や開口部の形状、屋根形状、使用材料等の工夫により、団地全体での一体
性の確保や周辺環境との調和に配慮した外観デザインとすること。
イ 附帯施設についても、本団地全体での景観の調和に配慮したデザインとするこ
と。
9
(6) 良好な住環境の整備
ア 団地西側の河川・歩道との一体的な空間形成等、近隣を含めた良好な住環境を
確保するよう、敷地内空地部に緑地、児童遊園、広場等を適切に配置すること。
イ 本団地の自治会主催による夏祭りや餅つき大会といった催しが集会所や隣接す
る児童遊園で現在まで開催されていた。当団地が以前より、このような形でコミ
ュニティが形成されていることに配慮し、合わせて団地外も含めて地域コミュニ
ティ全体として、当団地のオープンスペースが活用可能となるような形も含めて、
市営住宅入居者と地域住民の良好なコミュニティの形成に配慮した計画とするこ
と。
(7) 市営住宅の維持管理への配慮
ア ライフサイクルコスト(LCC)の観点から将来にわたる維持管理コストの縮
減、更新性やメンテナンス性の向上に配慮すること。
イ 空家改修工事や設備機能更新時のコスト縮減に配慮した汎用品を使用すること。
ウ 使用資材の選定に当たっては、耐候性や耐久性に配慮すること。
(8) 地球環境・環境共生への配慮
ア 環境負荷の軽減や循環型社会の実践など地球環境に配慮すること。
イ 太陽光発電、雨水浸透、リサイクル材やエコマテリアルの使用、ごみの減量化、
附帯施設の屋上緑化、壁面緑化などを含めた緑化率の向上、LCCO2 縮減など
環境共生に配慮すること。
ウ 建築物総合環境評価システム(CASBEE)における評価ランクをB+ラン
ク以上とすること。
10
2
施設計画に関する要求水準
本事業及び本団地全体の建替計画における施設計画に関する要求水準は次に示すと
おりである。
なお、建替住宅等及び仮集会所の具体的な規模、仕様等の要求水準は、別紙1 「施
設設計要領」に基づくこと。
また、参考資料①-1参考西宮市営住宅等平面図及び①-2参考西宮市営住宅等仕上表は、
現況の市営住宅等の平面図及び仕上表であり、参考とすることは可とするが、各事業者
の提案を何ら制限するものではないことに留意されたい。
2-1
本事業
(1) 市営住宅
①戸数及び住戸構成
ア 事業者は、280 戸の市営住宅を整備するものとする。
イ 住戸タイプ別の戸数は次のとおりとする。なお、車椅子対応住戸は1階に確保
すること。
①
②
③
④
⑤
整備する住戸タイプ
車椅子対応住戸(2DK)
車椅子対応住戸(1DK)
3DK
2DK
1DK
計
住戸専用面積※
約65㎡
約55㎡
約65㎡
約55㎡
約43㎡
戸数
2戸
1戸
90±2戸
131±2戸
56±2戸
280戸
注)※:住戸専用面積は壁芯計算とし、上記面積の3%未満の増減は認める。住戸専用面積に
は、住戸内のPSの面積は含めるが、バルコニー、窓下室外機置場、アルコーブ並び
に共用部分から使用するPS及びメーターボックスの面積は含めないこと。
②面積・規模等
ア 280 戸の住戸専用面積の合計は 15,600 ㎡以上とすること。
イ 建替住宅の階数は地上 6 階建以下とし、複数棟を可とする。1棟あたりの住戸
タイプの戸数は混在とすること。
(2) 附帯施設
① 集会所
ア 床面積 195 ㎡以上、200 ㎡以下の集会所を整備すること。
② 駐車場
ア 平面式駐車場とし、84 台以上を確保することする。このうち車椅子使用者用駐
車場を 3 台確保すること。なお、車椅子使用者用駐車場は、車椅子対応住戸の出
入り口より 30 メートル以内に配置すること。これとは別に、将来的に簡易に増設
11
可能なように本事業の整備戸数の1割の数のスペース(28 台分)を芝張り程度と
して確保しておくものとする。
イ 駐車場への出入口は、2箇所とし、ロボットゲートにて出入りを管理するもの
とする。
③ 駐輪場
ア 屋根付きとし、住戸数×自転車2台分を収納できるスペースを確保すること。
④ ごみ置き場
ア 団地内通路に面して、棟ごとに1箇所ずつ確保すること。
⑤ プレイロット
ア 団地全体を対象とした「西宮市開発事業等におけるまちづくりに関する条例」
に基づく「公園・緑地」の必要な基準面積のうち5割以上を事業用地内に整備す
るものとし、その全部または一部として、集会所の周辺に 300 ㎡以上のプレイロ
ット(児童遊園)を整備すること。
⑥囲障・植栽等の外構
ア フェンス、雨水排水等を整備すること。
イ 良好な住環境を確保するよう植栽・緑地の整備を、「西宮市開発事業等におけ
るまちづくりに関する条例」に基づき確保すること。
⑦雨水貯留槽
ア 事業用地を対象とする雨水貯留槽を整備すること。
イ 貯留施設及び浸透桝等により雨水貯留槽を整備すること。
⑧その他、市営住宅の整備に必要な施設
ア 電気室、ポンプ室及びMDF室を適切に整備すること。引込は棟単位とするこ
と。また、電気室が必要な場合は別棟とすること。
イ その他、開発協議等の条件として整備を義務付けられた防火水槽などの施設を
整備すること。
(3) 仮集会所
ア 地元の自治活動に支障が出ないよう、既設集会所の解体作業開始までに、仮集
会所を児童遊園(2)(以下「仮集会所整備区域」という。別添資料④ 「事業対象
区域図」参照)内に整備すること(リ-ス契約による整備も可)。
イ 平家建とし、床面積は 90 ㎡以上、100 ㎡以下とすること。
12
2-2
本団地全体の建替計画
本団地全体の建替計画の概要は、別添資料②-1 「本団地建替事業工程表」から別添
資料④「事業対象区域図」に示すとおりである。
別添資料③に示す第2期解体撤去対象区域内において第2期事業を実施(102戸以上
建設)することとなるが、第3期事業については、第2期解体撤去対象区域内のうちの
第2期事業を実施した区域を除いた区域と第3期解体撤去対象区域を併せた区域内で
実施(48戸以上建設)が可能となる。従って、別添資料④に示す第2期事業対象区域と
第3期事業対象区域との境界については柔軟に対応できることに留意すること。
本団地全体の建替計画において、次のとおり市営住宅及び附帯施設を整備するととも
に、必要な余剰地を確保すること。
(1) 市営住宅
ア 本団地全体で市営住宅約 430 戸以上を計画すること。
イ 430 戸以上の内訳は、第1期工事(280 戸)、第2期工事(102 戸以上)、第3
期工事(48 戸以上)とすること。
ウ 計画する住戸タイプの割合は、本事業と同程度とすること。
(2) 附帯施設
①集会所
ア 床面積 195 ㎡以上、200 ㎡以下の集会所を1箇所計画すること。
イ 集会所は、本事業において整備すること。
② 駐車場
ア 平面式駐車場とし、本団地全体で 129 台以上を確保することとし、このうち車
椅子使用者用駐車場をその戸数分確保すること。また、これとは別に、将来的に
簡易に増設可能なように本団地全体の整備戸数の1割の数のスペース(43 台分)
を芝張り程度として確保しておくものとする。
イ 駐車場への出入口は2箇所とし、ロボットゲートにて出入りを管理するものと
する。
ウ ロボットゲートは本事業において整備すること。ただし、うち1箇所は本事業
にて仮設置とし、最終的に他の工区への移設とする計画としてもよいものとする。
③プレイロット
ア 団地全体を対象とした「西宮市開発事業等におけるまちづくりに関する条例」
に基づき、
「公園・緑地」の必要な基準面積の、全部または一部として、集会所の
周辺に 300 ㎡以上のプレイロット(児童遊園)を1箇所計画すること。
イ 上記、プレイロットは、本事業において整備すること。
13
④駐輪場・ごみ置き場・囲障・植栽等の外構・雨水貯留槽・その他、市営住宅の
整備に必要な施設
ア 2-1(2)附帯施設に準じる。
(3) 余剰地
ア 余剰地として団地南西角地に 2,500 ㎡以上 2,550 ㎡以下(1辺の長さ 45m以上)
を確保すること。
14
3
事前調査に関する要求水準
(1) 測量調査
ア 本事業に必要となる測量調査は、必要な時期に適切に実施すること。
イ 測量調査は、敷地調査共通仕様書(社団法人 公共建築協会 平成 11 年度版)に
基づいて実施すること。
(2) 地質調査
ア 別添資料⑫「地質調査報告書」及び別添資料⑬「土壌調査報告書」以外に本事
業に必要となる地質調査は、必要な時期に適切に実施すること。
(3) 電波障害調査
ア 本事業に必要となる電波障害調査は、必要な時期に適切に実施すること。
(4) 周辺家屋調査
ア 建設工事に伴って周辺家屋等に毀損等を及ぼすおそれがある場合は、建設工事
着手前の必要な時期に適切に周辺家屋調査を行うこと。
イ 必要な時期に適切にその対策を講じること。
(5) アスベスト含有吹付材使用状況調査
ア 既存住宅等に関する既往資料によれば、アスベスト含有吹付材の使用は確認さ
れていないが、市は、アスベストを含有する給水管、ボード類は使用されている
可能性があると判断している。また、別添資料⑦-1「既存住宅等平面図」、別添
資料⑦-2「既存住宅等仕上表」及び別添資料⑨「上水道整備状況図」を参考に添
付する。
イ 事業者は、既存住宅等の解体撤去に先立ち、既存住宅等を対象とするアスベス
ト含有吹付材使用状況調査を必要な時期に適切に実施し、その結果を市に報告す
ること。
ウ アスベスト含有吹付材使用状況調査の結果、アスベスト含有部材の使用が認め
られた場合、「大気汚染防止法」、「石綿障害予防規則」及び「兵庫県環境の保
全と創造に関する条例」等に基づき適切に処理を行い、石綿の飛散防止対策等の
実施内容について掲示を行うこと。なお、上記、給水管、ボード類など以外の飛
散性アスベストの使用が確認された場合は、処理方法について市と協議した上、
事業者において処理するものとするが、処理費用については、入札金額に含めず、
契約変更の対象とする。
15
4
設計業務に関する要求水準
(1) 基本的事項
ア 設計業務の範囲は、建替住宅等及び仮集会所の整備に関する全ての工事を対象
とする。
イ 設計業務は、市の担当者との十分な打合せにより実施するものとし、打合せの
結果については、記録等により適宜市に報告すること。
ウ 事業者は、事業契約後速やかに提案書に基づき基本設計を行い、完了後に市に
よる確認を受けなければならない。市は、その設計内容が本要求水準書等に適合
するか否かを確認する。実施設計の着手は、当該確認を受けた後とする。
エ 市は基本設計及び実施設計の内容に対し、工期及びサービスの対価の支払額の
変更を伴わず、かつ事業者の提案主旨を逸脱しない範囲で、変更を求めることが
できるものとする。
オ 設計に関し、関係官公署と協議を行ったときは、その内容について市に報告す
ること。
カ 要求される性能が確実に設計に反映されるよう、確実な工程管理を行うこと。
キ 本事業の実施にあたっては、別紙6 「公営住宅等整備基準適合チェックリス
ト」により、公営住宅等整備基準との整合性を確認すること。
ク 建替住宅等及び仮集会所の整備に係る建築確認申請、西宮市開発事業等におけ
るまちづくりに関する条例に基づく申請、及び複数の建築物を総合的設計により
計画する場合の建築基準法第 86 条に基づく一団地認定申請等は、事業用地を申請
地とすること。
ケ 仮集会所の整備については、事業者が建築基準法第 85 条に基づく仮設許可申請
を行うこと。
コ 第2期事業対象区域において建替計画の概略設計を行う際の西宮市開発事業等
におけるまちづくりに関する条例、及び複数の建築物を総合的設計により計画す
る場合の建築基準法第 86 条に基づく西宮市一団地認定申請等は、当該区域と事業
用地とを合わせた範囲を申請地として取り扱うこと。第3期事業対象区域におけ
る概略設計の際も同様に、当該区域と事業用地、第2期事対象区域を合わせた範
囲を申請地として取り扱うこと。
サ 余剰地は別敷地として取り扱うこと。
シ 市は、上記の報告の受領、確認の実施により、設計及び建設工事の全部又は一
部について何ら責任を負担するものではない。
(2) モニタリング
ア 事業者は、設計着手前に設計に関する工程表を市に提出し、市が要求した事業
スケジュール等に適合していることの確認を受けること。
16
イ 事業者は、設計の打合せ時に必要な資料等を市に提示し、要求水準等が反映さ
れていることの確認を受けること。
ウ 事業者は、基本設計及び実施設計の各完了時に事業契約書に定める図書を市に
提出し、市が要求した性能等に適合していることの確認を受けること。なお、提
出する設計図書は、積算や工事施工等に支障のないものとすること。
エ 設計の状況について、事業者は、市の求めに応じて随時報告を行うこと。
5
解体撤去業務に関する要求水準
(1) 基本的事項
ア 第1期解体撤去対象区域内及び仮集会所整備区域にある既存住宅等(主な既存
住宅等の概要は下表参照)を解体撤去すること。
イ 解体撤去の対象となる既存住宅等は、基礎、上屋(上屋内残置物を含む)、便槽、
擁壁、舗装、側溝、遊具、看板、樹木、植栽等の一切とし、地中埋設物(既存住
宅等の基礎または杭など、地表面から深さ 500 ㎜以下のすべての部分及びそれを
超える深さの建替住宅等及び仮集会所の整備に支障となる部分)を含むものとす
る。
(主な既存住宅等の概要表)
施設名称等
2号棟・3号棟
4号棟・5号棟・6号棟・7
号棟
K1棟・K2棟
集会所
物置5
物置6
物置7
物置8
物置8-2
物置9
物置10
物置10-2
物置11
物置12
物置13
物置14
物置15
物置16
物置17
構造
RC造
RC造
階数
5
5
戸数
80
160
CB造・一部木造
LG造
CB造
CB造
CB造
CB造
LG造
LG造
LG造
LG造
CB造
CB造
CB造
LG造
CB造
CB造
CB造
2
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1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
12
-
-
-
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-
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-
17
建築面積
604.00㎡
1,214.72㎡
延べ面積
2,904.80㎡
5,843.20㎡
262.22㎡
123.89㎡
43.60㎡
16.55㎡
50.46㎡
31.77㎡
3.65㎡
22.54㎡
3.81㎡
1.46㎡
51.55㎡
47.56㎡
55.44㎡
3.65㎡
43.60㎡
27.79㎡
55.44㎡
524.40㎡
98.23㎡
43.60㎡
16.55㎡
50.46㎡
31.77㎡
3.65㎡
22.54㎡
3.81㎡
1.46㎡
51.55㎡
47.56㎡
55.44㎡
3.65㎡
43.60㎡
27.79㎡
55.44㎡
物置18
物置19
物置20
物置21
物置21-2
物置22
物置23
物置24
物置25
物置26
物置26-2
物置27
物置28
物置28-2
物置29
物置30
物置31
物置32
物置33
物置34
物置35
物置36
物置(集会所1)
物置(集会所2)
ポンプ室2・3・4・5・6・7
受水槽2・3・4・5・6・7
LG造
LG造
LG造
CB造
LG造
CB造
CB造
LG造
LG造
CB造
LG造
CB造
CB造
LG造
LG造
LG造
LG造
LG造
CB造
CB造
LG造
CB造
LG造
LG造
WC造
FRP製
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
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-
-
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-
6箇所
15.33㎡
3.82㎡
7.30㎡
47.52㎡
1.70㎡
47.52㎡
43.58㎡
14.68㎡
3.65㎡
31.64㎡
1.53㎡
47.56㎡
51.48㎡
1.59㎡
24.92㎡
11.38㎡
6.67㎡
3.61㎡
31.75㎡
47.74㎡
8.39㎡
51.57㎡
1.33㎡
7.20㎡
79.74㎡
53.42㎡
15.33㎡
3.82㎡
7.30㎡
47.52㎡
1.70㎡
47.52㎡
43.58㎡
14.68㎡
3.65㎡
31.64㎡
1.53㎡
47.56㎡
51.48㎡
1.59㎡
24.92㎡
11.38㎡
6.67㎡
3.61㎡
31.75㎡
47.74㎡
8.39㎡
51.57㎡
1.33㎡
7.20㎡
79.74㎡
53.42㎡
注)当概要表は、施設の概略を示したものであり、詳細は現地にて確認を行うこと。
ウ 解体撤去工事にあたり、目視や関係機関への照会等により事前調査が必要であ
れば適宜実施し、解体撤去工事の設計に反映させるとともに、同設計について市
の確認を受けること。
エ 解体撤去工事の施工は、第2・3期事業対象区域及び周辺地域へ十分配慮する
とともに、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(昭和 45 年法律第 137 号)及
び資材の再資源化等に関わる諸法令に基づき、適切な処置のうえ、工事を行うこ
と。
オ 既存集会所内の什器・備品類については、仮集会所を整備後、市で移設、処分
をする。
カ 仮集会所は、新たな集会所を建設し機能を移した後に解体撤去(仮集会所内の
残置物は除く)すること。
18
(2) モニタリング
ア 事業者は、解体撤去工事の着手前に、工程表及び施工計画書を市へ提出し、市
が要求した事業スケジュール等に適合していること及び要求水準等が反映されて
いること等の確認を受けること。
イ 事業者は、解体撤去工事完了時に市に報告し、完了状況の確認を受けること。
6
建設業務に関する要求水準
(1) 事業用地等
事業者は、既存住宅等の解体撤去の工事期間中並びに建替住宅等及び仮集会所の建
設着工から引渡しまでの間は、PFI法第12条第2項の規定により、それぞれ第1期解
体撤去対象区域、事業用地及び仮集会所整備区域を無償で使用できるものとする。
(2) 施工管理
ア 建設工事を実施する範囲を仮囲いで確実に区画を行い、区画外に建築資材の仮
置き、駐車を生じさせないこと。
イ 工程については、事業スケジュールに適合し、かつ無理のない堅実な工事計画
とし、要求される性能が確実に確保されるよう管理すること。
ウ 現場代理人及び監理技術者は専任配置とし、着工前にその者の氏名、有する資
格など必要な事項について市に届け出ること。
エ 関係法令及び工事の安全等に関する指針等を遵守し、設計図書、工程表及び施
工計画書等に従って工事を実施すること。
オ 事業者は、工事期間中に、新設する昇降機を仮使用してはならない。
(3) 近隣対策・対応
ア 建設工事に先立ち、関係法令に基づき、周辺住民に対し工期や工程等を十分に
説明すること。
イ 建設工事により発生する騒音、振動、排水、臭気、塵埃等、近隣に対する悪影
響等が生じないよう十分配慮すること。やむを得ず補償等が生じた場合は、事業
者が誠意をもって解決にあたり、事業の円滑な進捗に努めること。
ウ 建設工事に伴って周辺家屋等に毀損等を及ぼすおそれがある場合は、周辺家屋
調査の結果に基づき、必要な時期に適切にその対策を講じること。
エ 電波障害調査の結果必要となった電波障害対策工事は、事業者の責任及び費用
において、ケーブルTV対応による電波障害対策を速やかに実施すること。
オ 隣接する物件や道路等の公共施設等に損傷を与えないよう留意すること。万一、
工事中に汚損、破損した場合、事業者の責任及び費用において補修、補償等を行
19
い、公共施設の場合は管理者の承認を得ること。
(4) 安全対策
ア 工事現場内の事故等災害の発生に十分留意するとともに、周辺地域へ災害が及
ばないよう、万全の対策を講じること。
イ 工事車両の通行については、あらかじめ周辺道路の状況を把握し、事前に道路
管理者等と打合せを行い、運行速度や適切な誘導員の配置、案内看板の設置や道
路の清掃等、十分に配慮すること。
ウ 工事車輌通行道路には、工事標識、交通整理員等を配し、交通安全に十分注意
すること。
エ 第2期・第3期事業対象区域の居住者の安全、プライバシー、居住環境に配慮
し、仮集会所利用者の安全な動線を確保すること。
(5) 廃棄物対策
ア 発生する建設廃棄物を処理する場合、「建設リサイクル法」及び「廃棄物の処理
及び清掃に関する法律」を遵守し適正に処理すること。
イ 発生する建設廃棄物の処理施設は、「廃棄物処理法により許可を受けた施設」
とすること。
(6) 完工検査
ア 事業者の責任及び費用において、建替住宅等及び仮集会所の完工検査及び設
備・器具等の試運転検査等を実施すること。
イ 事業者は、検査の実施に当たり、事前に市に通知することとし、市は、完工検
査及び設備・器具等の試運転検査等に立ち会うことができるものとする。
ウ 事業者は、完工検査及び設備・器具等の試運転検査等の結果を、必要に応じて
検査済証その他の検査結果に関する書面の写しを添えて報告すること。
(7) 完成確認及び引渡し
ア 市は、事業者による、建替住宅等及び仮集会所の完工検査及び設備・器具等の
試運転検査等の終了後、以下の方法により完成状況の確認を行い、事業者は、市
に建替住宅等及び仮集会所を引き渡すこと。
(ア) 市は、事業者の立会いのもとで、完成確認を実施する。
(イ) 事業者は、設備・器具等の取扱いに関する市への説明を、管理マニ
ュアル等を用いて上記(6)の完工検査における試運転とは別に実施
すること。
(ウ) 事業者は、市の完成確認に際し、必要な完成図書一式を提出するこ
と。完成図書一式の内容は、事前に市に確認すること。
(エ) 事業者は、市の完成確認を受けた後、鍵の引渡しをもって建替住宅
等及び仮集会所の引渡しとする。
20
(オ) 仮集会所は、リース契約による整備も可とする。
(8) 1年点検の実施
ア 事業者は、建替住宅等の引渡し後、1年経過した時点で、市の立会いのもとで、
建替住宅等の検査を実施すること。
イ 検査の結果、施工上の瑕疵が確認された場合、事業者の責任及び費用により当
該瑕疵を補修すること。
(9) モニタリング
ア 事業者は、建設工事着手前に、工程表及び施工計画書を市へ提出し、市が要求
した事業スケジュール等に適合していること及び要求水準等が反映されているこ
と等の確認を受けること。
イ 事業者は、建設工事の進捗状況及び施工状況等について市に報告し、市の求め
に応じて説明を行うこと。また、市は事前の通知なしに建設工事に立ち会うこと
ができるものとする。
ウ 事業者は、施工に関する検査又は試験の実施について、事前に市に通知するも
のとする。市はこれらの立ち会うことができるものとする。
エ 事業者は、建替住宅等及び仮集会所の施工期間中、市の求めに応じ中間確認を
受けること。
オ 事業者は、完了に伴う検査等を行う場合は、事前に市に通知すること。市はこ
れらに立ち会うことができるものとする。
カ 事業者は、建設工事完了時に市へ報告を行い、完成状況の確認を受けること。
この際、事業者は、施工記録を市の定めた書式に従って用意すること。
(10) 保険の付保等
ア 本事業を適性に遂行するにあたり、建設工事保険、組立保険又は土木工事保険、
第三者賠償責任保険、火災保険、労災保険等の必要な保険に加入すること。
イ 事業者は、保険契約を締結したときは、その証紙の写しを速やかに市に提出す
ること。
ウ 特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保に関する法律に基づく保険の加入又は供託
を行うこと。
7
工事監理業務に関する要求水準
(1) 基本的事項
ア 事業者は、工事監理者(建築基準法第5条の4第2項の工事監理者をいう。)
を設置し、工事監理業務を実施させること。
イ 工事監理者は、建設工事が設計図書等に適合するよう確認するとともに、必要
21
に応じて立会い、検査、工事材料の試験、工場加工組立製作の試験又は検査等を
行い、施設の品質管理に努めること。また、適切な指示を書面等により行うこと。
ウ 工事監理者は、監理業務日誌に業務内容その他必要な事項を記録すること。
(2) モニタリング
ア 市は、業務実施前に、工事監理企業が設置した工事監理者の資格等について、
適格かどうかの確認を行う。
イ 工事監理企業は、工事監理の実施状況について、毎月の定期報告を行うととも
に、市の要求に応じて、適切な方法により説明を行うこと。
ウ 工事監理企業は、工事監理業務の完了時に、適切な方法により業務の報告を行
うこと。
8
品確法に基づく住宅性能評価の取得
(1) 要求性能
ア 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく性能表示を行うこと。
イ 要求性能は、別紙4「 住宅性能評価の等級」に示す等級以上とする。
(2) 住宅性能評価の取得
ア 指定住宅性能評価機関より、設計住宅性能評価書及び建設住宅性能評価書の交
付を受けること。
イ 評価結果が別紙4「 住宅性能評価の等級」に示す等級以上であることを確認し、
市に報告するとともに、評価書に提出すること。
9
化学物質室内濃度調査
ア 工事完了後に、室内空気中の化学物質の室内濃度測定を行い、室内空気質の状
況が、厚生労働省の示す濃度指針値以下であることを確認し、市に報告すること。
イ 調査の実施については、別紙5「化学物質室内濃度調査要領」の内容を遵守す
ること。
10 地域住宅交付金申請関係書類の作成支援
ア 市が実施する地域住宅交付金申請関係書類の作成に関し、交付対象額及び交付
額の算定根拠(施設毎の工事費等の積算内訳書等)に係る各種資料等(位置図、
配置図、平面図、面積表等々の指定色別塗り図書類等)の作成など、市の支援を
行うこと。
22
別紙1 施設設計要領
本団地全体の建替計画の概略設計、建替住宅等及び仮集会所の設計に当たっては、本施設設計要領
及び別紙2~7各項目に基づくこと。特に規定のない場合は、公共住宅建設工事共通仕様書を参考に
すること。
なお、本施設設計要領は建替住宅等の最低限の水準を示したものであり、事業者による提案におい
て、当該水準を上回る水準を確保し、かつ維持や保守管理運営コスト等の上昇が伴わない提案につい
ては、これを制限するものではない。
第1 全般事項
■基本方針
団地計画
・ 周辺のまちなみ景観と調和し、かつ、各住戸の採光、日照、通風、防風雪雨に
配慮した住棟配置とすること。
・ 原則として人と自動車の動線を極力分ける歩車道分離型の屋外環境計画とする
こと。
安全性
・ 「兵庫県福祉のまちづくり条例」住宅整備マニュアルに適合すること。
・ 高齢者をはじめ全ての居住者にとって分かりやすく、安全な住宅団地であるよ
うに配慮し整備を行うこと。
・ 共用廊下、共用階段、 EVホールなどについては、死角が生じないように見通
しを確保すること。
・ 共用廊下、階段等から、エントランスホール、受水槽、自転車置場等の屋根、
屋上又は住戸のバルコニー等へ容易に侵入できないように配慮すること。
・ 雨樋等を利用して、住戸のバルコニー等へ侵入できないように配慮すること。
・ 転落事故防止に配慮し、足がかりを作らない、バルコニーから屋根へ繋がらな
い等の配慮をすること。
・ 上階から洗濯物や鉢植などの落下物等が予想される出入り口などは、事故防止
に有効な措置を講ずること。
・ バルコニー、共用廊下からの落下物対策上有効な植栽等の窓先空地を設けるこ
と。
耐久性の向上
省エネルギー
・ 長期間さまざまな入居者の使用に耐えることができる材料、仕上、設備、金具
等を使用すること。
・ 外部金物、金具等は、原則としてステンレスを使用すること。
・ 「住宅次世代省エネルギー基準」(住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関
する設計、施工及び維持保全の指針(平成18年国土交通省告示第378号))を遵守
すること。
防犯
日照
・ 「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」を参考にすること。
・ 住戸の主たる居住室の開口部が冬至日(8:00~16:00)において概ね2時間の日
照を受けることができるようにすること。
メンテナンス
・
・
・
・
経済性
ライフサイクルコストの低減及び維持管理の簡便さの向上に配慮すること。
保守点検や修繕のための天井点検口及び床下点検口を適切に設けること。
保守点検、将来の修繕、取替えが容易であるような計画とすること。
建具等のモデュールをできるだけ統一し、合理的な計画とすること。
第2 共同住宅等
■配置計画等
住棟
・ 周辺のまちなみと調和し、景観へ配慮した形態、高さ及び色彩とすること。
・ 緊急車両や福祉車両の住棟アプローチを確保すること。
・ 各住戸のバルコニー等の開口部は南向きを中心に計画すること。
添付-1
■構造等
構造
・ 鉄筋コンクリート造(PC造を含む。)とし、耐火構造とすること。
・ 片廊下型を標準とすること。
・ できるだけ整形なものとし、必要に応じエキスパンションジョイントを設ける
こと。
・ 住戸の床スラブ厚は出来る限り200mm以上とすること。
・ コンクリート、モルタル等のひび割れ対策として、誘発目地を適切に配置する
こと。
屋根
・ 子供の屋上へのよじ登り、手すりの乗り越えなどができないものとすること。
・ 「2方向避難型・開放型」(総務省令第40号(平成17年))を原則とする。
・ 住棟の屋根形状は景観や全体のデザインを考慮すること。点検、清掃に配慮す
ること。
住棟表示等
・ 住棟番号を目立つ箇所に打ち込み又はステンレスプレート製作にて貼り付けと
すること。ヒートブリッジに注意すること。
階数・階高
・ 地上6階建て以下とすること。
・ 階高は、原則として2,800㎜以上とすること。
・ 居室の天井高は 2,400㎜以上とすること。
・ 梁下有効高さは 1,900㎜以上を確保すること。
・ 居室の天井部(壁部分を除く)に梁型が現れない計画とすること。
・ スラブから床仕上げ面までの高さは排水管勾配が、管径50㎜以下では1/50 以
上、管径65㎜~100㎜で1/100程度、管径125㎜以上では1/200程度を確保できる値と
すること。
EV・昇降路
・ 住棟の階数、戸数等を踏まえた適切な台数、速度を設定し、「公共住宅建設工
事共通仕様書解説書」最新版等に基づく交通計算により、計画の妥当性を確認した
うえで、戸数等に応じた基数のエレベーターを設けること。
・ 風雪雨の吹き込み防止に配慮し、防錆仕上げとすること。
・ 乗用(住宅用)、9人乗り以上、積載量600kg以上(トランク付、防犯窓付、P
波地震時管制運転装置付、福祉型)とし、原則、マシンルームレス型とすること。
なお、複数台設置の場合のトランク付は1台とする。
・ 仕様等は「公共住宅建設工事共通仕様書」最新版による。
・ かご敷居はステンレス製とする。
・ JEAS(日本エレベータ協会標準)に基づき、警報装置の連絡箇所は2箇所
とし、インターホン(ボックス付)を設置すること。その設置箇所は1階及び上階
(4、5階等)ホール等の人通りの多い場所とすること。
・ 停電時自動着床装置、視覚障害者向け仕様、自動通報システム、地震時管制運
転装置(P波)、各階強制停止装置、遠隔点検、かご養生(かご保護マット:磁石
式H=1,800、床マット)を付加することと。なお、その仕様は「公共住宅建設工事
共通仕様書」最新版による。
・ 福祉型仕様とし、自動着床装置、専用乗場ボタン、かご内専用操作盤、かご内
手すり、かご内鏡、かご出入口検出器、キックプレート、視覚障害者用装置を付加
すること。なお、その仕様は「公共住宅建設工事共通仕様書」最新版による。
・ 建替住宅が6階建となる場合は、兵庫県建築基準条例に基づき、緊急呼び戻し
装置を設置すること。なお、複数台設置の場合の緊急呼び戻し装置は1台とする。
・ 昇降路は、できるだけ住戸に隣接しないようにするなど防音に配慮すること。
・ 昇降機製造者は、本市工事発注時の指名業者(以下に記述する8社)より次に
掲げる保守条件を有する製造者を選定すること。
本市工事発注時の指名業者
三精輸送機株式会社
ダイコー株式会社
東芝エレベータ株式会社
日本エレベーター製造株式会社
添付-2
雨水の処理
日本オーチス・エレベータ株式会社
株式会社日立製作所
フジテック株式会社
三菱電機株式会社
保守条件
製造者によるフルメンテナンス契約が可能であること。
専門技術者を終日待機させ、緊急時には原則として通報受信後
30分以内に到着し復旧対策を実施できる体制を有すること。
・ 敷地内雨水排水は流出係数の変化を考慮し市の定める流出係数内に納めるよう
雨水貯留施設及び浸透施設により流出量を抑制し排水すること。なお、検討する降
雨強度は73mm/h(40年確率)以上で施設の計画を行い、最終放流先は敷地西側の枝
川とすること。雨水貯留施設の設置は公園下及び駐車場下で計画を行い、上部土地
利用の妨げにならない構造とすること。
床下点検ピット ・ 住棟の1階部分の床下には、配管の点検交換が可能なピットを設けること。
・ ピット内に溜まった湧水を排水しやすいように、ポンプピットを設け、ピット
に向けて勾配をつけること。
雨樋及び樋受
・ 雨樋は、厚肉のカラー塩ビ管(VP)を使用し、樋受け金物はステンレス製と
し、竪樋には滑り止めを施すこと。
・ 台風等により破損しないよう強度等に注意すること。
共用部及び住戸 ・ 共用部分、専用部分の鍵は3本セットとし鍵保管箱に整理し、引渡し時に鍵リ
の鍵
ストと共に提出すること。
・ 共用部分の鍵の方式については、実施設計時に市からの指示に基づいて決定す
るものとする。
室名の表示
■共用部分
基本事項
共用玄関
共用廊下
・ 電気室、機械室、集会所等の共用部分の室名を明示する。表示方式は、設計時
に協議するものとする。
・ 使いやすく、清潔に保てる施設となるよう整備すること。
・ 床は、防水に配慮した構造とし、滑りにくい材料仕上げとすること。
・ 壁は、擦傷しにくい仕上げとすること。
・ 騒音や視線に配慮した計画とすること。
・分かりやすい防災計画とし、可燃物が放置されるようなスペースができないよ
う、配慮すること。
・ 共用玄関は原則1箇所以上とし、住棟長が長い場合は、必要に応じ通り抜けを
設けること。
・ 玄関ホールには、扉を設けないものとする。
・ 共用廊下等は、合理的かつ十分な面積とし、必要以上に広くしないこと。
・ 雨水の排水溝、ドレイン、樋を設置する。 排水溝の縁から幅50mm程度の塗布防
水を行うこと。
・手すりを片側にできるだけ連続して設置すること。(高さは、床面から750㎜を
基本とする。)
・ 手すり壁の高さは、床面から1,300mm以上とし、足がかりになるものの天端から
1,100㎜以上とすること。(足がかりの形状については、住宅整備Gと協議のこ
と。)
・ 床に段差を設けないこと。
・ エキスパンションジョイントがある場合、滑らない材料を採用すること。
・ 廊下の内法幅は1,200mm以上とすること。
・ 共用廊下の照明器具は、FL20Wを基本とし、全住戸玄関前に配置すること。
・ 共用廊下側にエアコン屋外機の設置を計画する場合は、排水溝を設けること。
排水溝の縁から最低幅50mm程度の塗布防水を行うこと。
各戸玄関外側
・ エアコン用室外機を廊下側に設置する場合、必要なスペースを設け、廊下一面
に排水が広がらないように、ドレイン管用の溝目地を切ること。
添付-3
住棟出入口及び ・ 住棟出入口で段差の生じる部分には、1/12以下の斜路を設け、手すり(H=800
㎜)をつける。
玄関ホール
・ 住棟出入口は、W=2,000㎜×H=2,000㎜以上とし、出入口床面は、 1/50~
1/100の勾配をとる。
・ PSについては、共用分電盤、電話端子盤等、電気設備の盤が取付可能なス
ペースを確保すること。
・ エントランスホールには、集合郵便受、掲示板、住戸案内板を設置する。
・ 警報盤、受信機等は、1階エントランス等人通りの多い場所に識別可能となる
ように設置すること。なお、警報盤は連結送水管を設置した場合に、補給水槽の満
水および減水を表示させること。
EVホール
・ 集合郵便受は、南京錠(入居者負担による)が取り付けられるタイプとする。
・ EVホールは、廊下等の動線から分離した人だまりを EV1台あたり 3㎡以
上かつ、1,500㎜×1,500㎜以上設ける。
・ EVホールには、防風、防雨に有効な措置をとること。
・ 共用廊下から連続した補助手すりを設置する。手すりの設置高さは、床面から
750㎜を基本とする。
階段・階段室
・ エレベーターから降りた時に、見やすい位置に階数表示板を設置する。
・ 原則として、階段室は吹抜形式としない。
・ 両側に連続して手すりを設け、屋内階段には最上部に換気口、各踊場に窓を設
けること。
・ 屋内階段の内法幅は1,200mm以上、階段の蹴上げは150mm程度、踏み面は280mm程
度とすること。
・ 屋内階段の照明器具は、FL20Wとし、階段の最上階は壁付けとすること。ま
た、照明器具は必要に応じて非常照明器具とすること。
倉庫
給水ポンプ室
・ 階段室には可能な限り大きな開口部を設ける。
・ 各階の見やすい位置に階数表示板を設置する。
・ 踊り場には段差を設けないこと。
・ 段鼻ノンスリップは視覚障害者に配慮したものとすること。
・ 階段下等有効に活用し倉庫を設けること。
・ 照明器具、スイッチを設置すること。
・ 直結増圧形ポンプユニットの設置場所を確保し、次にあげる設備等を設置す
る。(関係者出入扉、温度センサーによる換気扇、給気口、騒音及び振動対策、排
水配管、ポンプ室分電盤、照明、スイッチ、コンセント、ポンプ室分電盤より配線
配管、電話回線等)
・ ポンプ室内での漏水に備え、排水溝及び排水口を設け、かつ小動物の侵入防止
を施すこと。
・ 各バルブは、ナイロンコーティング仕様とする。
・ 住棟内にポンプ室を設置する場合、隣接する部屋の居室部分からは外れた位置
に振動、騒音部を配置するとともに、防音、防振対策を施し、入居者へ配慮するこ
と。
その他
・ 種々共用盤等の設置場所を適切に確保すること。
・ 水道集中検針盤を検針可能な場所に設置すること。なお、仕様は別紙仕様一覧
参照のこと。
・ 共用部分(EVかご内含む)に防犯カメラは当初は設置しないこととする。た
だし、後設置が可能となるよう昇降路内外間等に空配管を布設すること。
添付-4
■専用部分の共通事項
・ できるだけ廊下の少ない平面計画とすること。
共通
・ 玄関、浴室、洗面所(浴室出入口前)、便所に手すりを設置すること。
・ 1階部分の住宅については、特にそのプライバシーの確保に留意すること。
・ 高齢者をはじめ全ての居住者が安心して暮らせるよう室内の段差を無くすこ
と。
・ 各居室はできるだけ整形で使いやすいものとする。
MB
開口部の庇
・ MBは、基本的に、共用廊下に面してまとめるなどし、設備機器等の更新が容
易にできるよう計画すること。また、給湯器または電気温水器は当スペース内に設
けること。
・ 電力量計用の検針窓を設けること。
・ 排水管の材質は耐火VPパイプ、耐火VP継ぎ手を基本とする。
・ 原則として、外壁に面した出入口、開口部には庇をもうけること。ただし、上
階の共用廊下、バルコニー等が庇の役割を果たしている場合は、これにかえること
ができる。
空調設備用下地 ・ 居室全室にルームエアコンを取り付けられるよう、スリーブ、インサート、室
内機設置のための下地補強、室外機設置スペース、コンセントを計画する。補強等
補強
の位置及び電気容量については汎用レベルのメーカーの製品が使えるよう配慮する
こと。
家具の転倒防止 ・ 家具の設置が想定される壁面においては、転倒防止付鴨居の設置もしくは、腰
高家具等転倒防止金物の取付用下地補強を施すこと。
将来手すり設置 ・ 廊下等の主要な動線及び居室の出入口付近には、将来手すり設置用下地補強を
施すこと。
用下地補強
緊急時の想定
・ 建具はなるべく引戸とし、浴室とトイレの扉は緊急時に開放できるようにする
こと。
開口部の性能
・ 居室の外壁の開口部に使用するサッシ又はドアセットは、それぞれ次の性能を
有するものとすること。
・ JIS A 4706:2000 に規定するサッシ、又はJIS A 4702:2000 に規定するドア
セットで、その遮音等級がT-1以上であること。
換気
・ 各室には換気小窓(サッシに附属しているもの)、又はこれに代わる換気設備
を有効に設け、玄関ドア以外の住戸内建具には、アンダーカット又は通風用として
機能上問題とならない開口を設置すること。
・ 住戸内の気流を有効に働かせるよう、24時間機械換気システム(ファン、又は
自然給気口等)を適切な場所に設置すること。また、24時間換気システムのスイッ
チは、居住者が常時換気設備を適切に作動させるよう、スイッチに工夫を行うこ
と。
・ 建具の開閉音低減のため、戸当たりゴム等を設置する。
内部建具
・ 建具は引戸を原則とし、把手や彫込引手を設置する。
・ 開き戸の場合は、レバーハンドルを設置する。
・ 住戸内出入り口の有効幅員は、800㎜以上、高さは1,900㎜以上とする。
・ アルミサッシは、網戸が設置可能な形式とする。(網戸は別途とする)
外部建具
(玄関扉は除く)・ 住戸の共用廊下に面する窓には、緊急時に室内から脱出可能な構造の面格子を
設置する。
・ アルミサッシは、設置場所に応じて必要な耐風圧性、遮音性、防火性が確保さ
れるものを設置する。引違い窓には、大型クレセントを設置する。
・ 居室の外部に面する開口部には、アルミ製ダブルのカーテンレールを取り付け
ること。カーテンレールの寸法は、原則として建具幅+200mmとする。
その他
・
・
・
・
・
障子は設置しないものとし、敷居及び鴨居の溝は無しとする。
建具は BL製品同等品以上とすること。
ドア把手、水栓等はレバー式とする。
スイッチ類はワイドスイッチとすること。
便所、洗面・脱衣室の壁仕上げは耐水性、耐久性、耐汚染性に配慮すること。
添付-5
■各室の水準 (専用部分)
一般住戸
・ 玄関扉の沓ずりは、H=10㎜以下とし、面取りを行う。
玄関
・ 標準寸法として、H=1,900㎜、W=850㎜とし、シリンダー錠、ドアスコープ、
新聞受箱、ドアガードを設置する。
・ 住戸の玄関扉は両面フラッシュ気密枠とし、シリンダー錠はリバーシブルディ
ンプル錠等破壊が困難な構造のものとする。
・ 玄関又は玄関ホールには、靴を履いたり脱いだりするためのいすを設置できる
スペースを確保する。
・ 玄関の上がり框は、10㎜以下とし面取りを行う。
・ 下足箱の設置空間をW=800㎜×D=900㎜程度確保すること。
・ 傘立ての設置空間をW=500mm程度確保すること。
・ 上がり框部分に、補助手すり(縦型L=600㎜)を設置する。
・ 廊下の有効幅員は 850㎜以上(手すりがある場合は、手すり面より、有効750mm
以上)とする。
・ 玄関ドアの開閉の際に共用廊下の交通へ支障とならないように、玄関前に適当
な大きさのアルコーブを設けるものとする。
DK
・ 住戸前玄関付近に、ドアホン、室名札(室番号付き)を設置する。
・ 流し台(W=1,500㎜)、コンロ台(W=700㎜)バックガード付、吊り戸棚(W
=1,500㎜)、水切り棚2段(W=1,200㎜)、冷蔵庫、食器棚等が有効に配置できる
形状とすること。
・ コンロと側壁の間は150㎜以上離すこと。また、前面及び側壁面に適切な断熱処
理をしたうえ、耐熱ボードを設置すること。
・ 給排気に十分注意すること。
・ 流し台、コンロ台と壁の取り合いは、適切にコーキング等で処理すること。
・ 仕上げは準不燃材以上とすること。
・ 調理器具の熱源は、下記のいずれかとする。
・ 調理器具の熱源をガスとする場合は、コンロ台付近に2口ヒューズコックを設
置し、電気調理器電源用の空配管(住戸分電盤~コンロ台付近にボックス、カバー
プレート止)をあわせて布設すること。また、DKに壁埋込コックを設けること。
・ 調理器具の熱源を電気とする場合は、電気調理器用のコンセント(200V対応、
専用回路)およびIHクッキングヒーター(据置タイプ、2口、200V、4.0kW以
上)1台を設置すること。また、入居者に対する機器の取扱説明、鍋の使用制限等
の周知対応を事業者で行うこと。
居室
・ 居室は、原則として6畳以上とする。
(洋室・和室) ・ 居室のうち1室は和室6畳とする。
・ クーラー用スリーブ75φ、クーラー取付用インサートを設置する。クーラー用
裏板補強は、全ての機種に対応できる位置とする。排気筒や屋外機が共用部分に飛
び出さないよう配慮する。
・ 和室には、畳の日焼け対策等の養生のために、日焼け防止カーテン(黒ビニー
ル程度)及び養生シート(防虫シート程度)を設置すること。
洗面・脱衣室
・ 浴室への出入のための補助手すりを設ける(I型手すり)。
・ 出入口の有効幅は800㎜以上とし、洗面・脱衣室は、玄関、DK、居室、廊下等
と、カーテン又はアコーディオンドア等で仕切れるよう計画する。(カーテンレー
ルの設置等)
・ 洗濯機、衣類乾燥機は、洗面所に置けるよう計画する。ただし、衣類乾燥機は
洗濯機の上部を使用すると考えてもよい。
添付-6
・ 洗濯防水パンと壁との取り合い部分にはシーリングを行うこと。洗濯用水栓は
緊急止水弁付きとし、別紙仕様一覧による。
浴室
・ 洗面はシングルレバー混合水栓とする。
・ 強制換気を行うこと。
・ ユニットバス 1418型以上とし、修繕時には取替え可能な構造とすること。
・ 浴槽内での立ち座り、姿勢保持のための手すり(L型手すり)、洗い場の立ち
座りのための手すり(I型手すり×2)、浴室の出入の補助手すり(I型手すり)
を設置する。
・ 浴室の扉は有効幅員650mm以上とし、緊急時には外から救助に入ることができる
よう、折れ戸とするとともに、施錠できない構造とする。
便所
・ 洗い場と浴槽の縁までの高さは350 ㎜以上450 ㎜以下とする。
・ 洗面・脱衣室と浴室との出入り口の段差は設けないものとする。
・ 防滑性、抗菌性の高い素材を使うこと。
・ 強制換気を行うこと。
・ DK又は居室から直接の出入りは避けること。
・ 原則、横入りとし、引戸とし、小窓を設けること。開き戸の場合は外開きとす
る。
・ 出入口の有効幅は 約800㎜とする。
・ L型手すりを便器に近い壁に設置する。
・ タオル掛け、ペーパーホルダーを設置すること。
・ トイレットペーパー等置けるように棚を設ける。
・ 強制換気を行うこと。
・ 建具の鍵は非常時解錠機能付とする。
・ 便所がDK又は居室に面する場合は、間仕切壁にグラスウールを充填するなど
遮音性に配慮すること。
収納(押入れ) ・ 各居室に1ヶ所以上設置すること。
・ 全居室容積の10%程度の収納空間を確保すること。
・ 北側外壁に面した押入、収納は避けること。極力外壁面に設置しないこと。
・ 和室の押入の開口は1,800㎜とし、天袋又は枕棚を設置すること。
・ 押入にはH=750㎜の位置に中棚を設けること。
・ 物入れには、可動式の中棚(2段)を設置する。また必要に応じ、洋服掛け用
のハンガーパイプを設置する。
バルコニー
・ 結露対策として、建具上下に換気口を設けること。
・ 物干金物を使う部分は、通風、日照を確保すること。
・ 住戸のバルコニーは、有効幅員は1,200mm以上とし、クーラー用室外機置場、物
干し金物及び避難器具等の配置を十分に考慮すること。
・ 原則、隣戸と連続させ、避難時に有効な隔板(有効W=600㎜)を設置し、避難
経路である旨を示すシールを貼る。
・ バルコニー手すり壁の高さは、床面から1,300㎜以上とし、足がかりになるもの
の天端から1,100㎜以上とすること。(足がかりの形状については、住宅整備Gと
協議のこと。)
・ 雨水の排水溝、ドレイン、樋を設置する。 排水溝の縁からW=50mm程度の塗布
防水を行うこと。
点検口
・ 床仕上げは、防水性を有するものとする。
・ 台所の排気が洗濯物などに直接当たらないように配慮すること。
・ 主要設備に設ける点検口は、開閉可能な仕様とする。(450□を標準とする)
添付-7
車椅子対応住戸
・ 車椅子対応住戸については、一般住戸の仕様によるほか、以下の設計要領に準
基本方針
拠することとし、入居者の利便性を十分考慮すること。
玄関
便所
洗面・脱衣室
浴室
DK
居室
収納
バルコニー
点検口
・ 浴室、洗面・脱衣室、便所等の位置については利便性に配慮すること。
・ 必要箇所にキックプレートを設置する。
・ 玄関扉は、自閉式片引きフラッシュハンガー戸とする。新聞受箱は単独で設置
すること。
・ 電動車椅子充電用コンセントを設置すること。
・ 車いすで便器に寄りつきができるよう、また、介助者が中で介助できるよう
に、内法寸法でW=1,350㎜、D=1,350㎜以上とする。ただし、幅については便器側
方に500㎜以上の介助スペースを確保することができる場合は、この限りではな
い。
・
・
・
・
・
・
・
・
洗面台は、薄型で下部に足が入る構造とする。
車椅子のまま入れるように出入り口は3枚引き戸とする。
流し台及びコンロ台は、下部に足が入ることが可能な構造とする。
居室は、洋室とする。
一般住戸の仕様に準じること。
物干金物は、可動式(高さ調整機能付け)とする。
火災時等に車椅子でバルコニーから外部に避難が可能なものとすること。
主要設備に設ける点検口は、開閉可能な仕様とする。(450□を標準とする)
第3 附帯施設等
集会所
基本事項
・ 施設の安全性、防犯性、快適性、意匠、景観、周辺環境、コミュニティの形
成、維持管理への配慮等、施設計画の基本方針については、別途記載した内容によ
ること。
・ 集会所は、自治会の集会等に利用するとともに、周辺住民の利用に配慮し、近
隣のコミュニティの形成に寄与する計画とすること。
配置計画
構造
玄関
集会室
・ 高齢者や身体障害者などだれもが安心して利用できる施設とすること。
・ 出来るかぎり収納スペース確保に配慮すること。
・ 市営住宅とは別棟とすること。
・ 鉄筋コンクリート造とし、耐火構造とすること。
・ 天井高さは、2,700㎜とする。
・ 出入口は、引違い戸とする。
・ 玄関とホールの段差は、15㎜以下とし、式台を設置する。
・ その他、各室の段差などは、10㎜以下とする。
・ 150人程度が使用可能な造付けの下足箱を設置し、スノコを設置する。
・ 掲示板、行事用黒板を設置する。
・ 一般用コンセント(2P15A×2)を玄関、ホールにそれぞれ1ヶ所以上設置する
こと。
・ ホールにテレビが置けるよう場所及び電源ならびに直列ユニットを確保する。
・ 玄関前外部にも照明器具(防水型)を設置すること。
・ 自治会の集会、祭事等に利用するものとし、外部との一体利用も考慮する。
・ 天井高さは、2,700㎜以上とする。
・ 洋室、100㎡程度とする。
・ 2室としての利用も配慮し、適宜可動間仕切りを設置する。
・ 玄関ホールからの出入口は引違い戸とし、H=1,900㎜とする。玄関ホールとの
間には、段差を設けない。
・ 物置を設置し、中棚を設ける。 集会室との区画はアコーディオンドア等による
ことができるものとする。
・ 開口部は掃き出し式で、網戸、雨戸を設置すること。
添付-8
和室
調理室
・ 部屋の大きさに対応したエアコンを設置する。
・ 空調設備、24時間換気設備を設置すること。
・ 照明器具は蛍光灯(埋込型)とし、そのスイッチは配列毎とする。
・ 目標照度は、500lxとする。
・ 一般用コンセント(2P15A×2)を4ヶ所以上設置すること。
・ テレビが置けるよう場所及び電源ならびに直列ユニットを確保する。
・ 天井高さは2,600㎜とする。
・ 8畳程度とする。
・ 開口部には、網戸、雨戸を設置すること。
・ 空調設備、24時間換気設備を設置すること。
・ 照明器具は蛍光灯(和風)とする。
・ 目標照度は、500lxとする。
・ 踏込にも照明器具を設置すること。
・ 一般用コンセント(2P15A×2)を2ヶ所以上設置すること。
・ テレビが置けるよう場所及び電源ならびに直列ユニットを確保する。
・ 別に押入を設置する。
・集会室及び和室での集会、行事、祭事の食事やお茶等の準備が出来るように配膳
スペースを設けること。
・天井高さは、2,400㎜とする。
・出入口は、引違いフラッシュ戸(アンダーカット)とする。
・流し台(L=1,800㎜以上)、コンロ台(L=600㎜以上)、調理台(L=600㎜以
上)、吊戸棚(L=1,800㎜以上、H=700㎜)、水切棚(L=1,800㎜以上)、レンジ
フード(W=600)、流し元灯、配膳台(ステンレス製)を設置する。
・ 電気調理器具用のコンセント(100V対応、専用回路)を2個以上設置するこ
と。
・採光、換気のための窓(アルミサッシ網入型板)を設け、直接外部へ出られる勝
手口を設けること。
・ ガス漏警報器用コンセント(ガス漏警報器用ベース、AC100V、移報接点付、天
井埋込型を設置すること。
・調理室の熱源は住戸調理器具熱源と同様とし、それぞれ下記のとおりとする。
・ 調理室の熱源をガスとする場合は、コンロ台付近に2口ヒューズコックを設置
し、2口コンロ、シンク付近に1口ヒューズコックおよび瞬間湯沸器(5号)をあ
わせて設置すること。また、コンロ台付近に電気調理器電源用の空配管(集会所分
電盤~コンロ台付近にボックス、カバープレート止)をあわせて布設すること。
・ 調理室の熱源を電気とする場合は、電気調理器用のコンセント(200V対応、専
用回路)およびIHクッキングヒーター(据置タイプ、2口、200V、4.0kW以上)1
台を設置すること。 また、電気温水器(100V、1,300VA、100リットル以上、専用回
路)もあわせて設置すること。
小会議室
便所
・ 洋室、10㎡程度とする。
・ 集会室の仕様に準じること。
・ 男子便所、女子便所、身障者用便所を別に設置する。
・ 身障者用便所には呼出し釦を設置し、その表示盤はホール等に識別可能となる
ように設置すること。
・ 天井高さは、2,400㎜とする。
・ 出入口は、片引きガラリ付きとする。
・ L型手すりを便器に近い壁に設置する。
・ タオル掛け、ワンタッチ式紙巻き器のほか、トイレットペーパー等が置けるよ
うに棚を設置する。
・ 掃除用具収納のため物入れを設置する。
・ 点検、修理のため床下ピットを設置する。
添付-9
その他
・ 便所周りに、洗面手洗器を設置する。
・ 居室の外部に面する開口部には、アルミ製ダブルのカーテンレールを取り付け
ること。カーテンレールの寸法は、原則として建具幅+200mmとする。
・ 各室に照明器具、スイッチ(換気用は動作確認灯付)、コンセント、テレビユ
ニットを適宜設置すること。また、調理室の熱源をガスとする場合は、各室に壁埋
込コックも設置すること。
・ 集会所外壁面に屋外コンセント(2P15A×2 ET付、金属防滴プレート、鍵
付)を設けること。また、屋外コンセントは専用回路とすること。
点検口
・
・
・
・
玄関付近及び各室に、室名札を設置すること。
電話空配管を1ケ所以上設置すること。
建物規模に応じた防災設備を各法規に合致するよう設置すること。
主要設備に設ける点検口は、開閉可能な仕様とする。(450□を標準とする)
駐車場
・ 建替住宅の良好な居住環境を確保することを優先し、配置すること。
・ 車椅子利用者用駐車場は移動動線に配慮した配置とすること。
・ 機械式駐車場は認められない。
・ 車両のヘッドライトによる周辺への光害に配慮すること。
・ 駐車区画は 2.5m×5.0mとすること。(車椅子対応住戸用駐車区画は、3.5m
×5.0m)
・ 透水性舗装の仕様は不可とする。ただし、透水性インターロッキングは使用し
ても良い。
・ロボットゲートはシー・ティー・マシン(株)製とし、車両感知タイプとすること。
・ロボットゲートのリモコンは本団地全体駐車区画台数の130個以上確保するこ
と。
・ 車止めを設置すること。
・ 駐車場番号は室番号ではなく、通し番号で表示することとし、車椅子対応住戸
用駐車区画には、国際シンボルマークを表示すること。
・ 排気ガスが直接住戸に当たらないよう配慮すること。
駐輪場
・ チェーン使用可能なバーラック等の盗難防止措置を講ずること。
・ 1戸あたり2台分のスペースを確保すること。
・ 駐車マスは、0.6m×2.0mとすること。(サイクルラックは認められない)
・ 屋根付とし、居住者の日常生活における利便性を考慮した配置とすること。建
替住宅の1階に設置してもよい。
・ 照明器具は防水型蛍光灯とする。ただし、駐輪場を建替住宅の1階に設置する
場合は、一般型蛍光灯とする。
ごみ置き場
構造
その他
外構・植栽等
外構
通路
・
・
・
・
鉄筋コンクリート造又は補強コンクリートブロック造とする。
屋根無しとする。
居住者が利用しやすく、回収車の交通動線にも配慮した配置とすること。
水栓(鍵付き)及び排水口を設置すること。
・ 人たまり、歩行者空間等を適宜配置すること。
・ 通路における階段は、高齢者等の通行の安全に配慮し、必要な補助手すり又は
傾斜路が設けられていなければならない。
植栽
・ 中低木を主体とした計画とし、配置については住戸際、各建物際及び照明施設
周辺は避け計画すること。尚、樹種については維持管理の容易な樹木を選択するこ
と。
プレイロット
・ 入居者の利便を確保するとともに、作動する遊具を設置しないなど児童等の安
全を確保した適切なものとすること。
・ 地域への開放にも配慮したものとすること。
・ 建築物等により極力終日日影が生じない位置に計画すること。
添付-10
舗装
外灯
・ 芝張りとし、中木を適切に配置すること。
・ 遊具やベンチを適宜配置すること。
・ 車道の舗装は密粒度アスコンを基本とし、アスファルト厚は10㎝、路盤厚は20㎝以上
とすること。歩道は透水性インターロッキングを使用すること。
・ 防犯上や通行上の安全性等を考慮して、駐車場、プレイロット、敷地内通路等
の附帯施設の必要な箇所に、常夜灯、防犯灯を配置する。
・ 外灯は水銀灯(ランプ:HF200W、安定器:200V高力率一般型、ポール:地上高
5m、カットアウトスイッチ内蔵、基礎:600×600×1,300)とする。また、灯具
は周辺敷地に迷惑を与えない形状のものを選定すること。
・ 常夜灯、防犯灯の点滅は、自動点滅器とタイマーを組み合わせ、系統別に制御
し、電力量の削減に配慮する。
団地案内板
・ 団地敷地案内板を設置すること。障害者への配慮をしたものとすることとし、
案内板の表示方法については、実施設計時に市と協議すること。
場内埋設管
・ 給排水管、ガス管、電気配線管等の埋設は、維持管理がしやすいよう、原則と
して構造物の真下部分に設けないこと。
第4 仮集会所
仮集会所
基本事項
配置計画
構造
耐火建築物
玄関
集会室
点検口
・ 施設計画の基本方針については、下記による他、本施設に準じることとし、玄
関、ホール、集会室、湯沸室、便所を整備すること。
・
・
・
・
・
・
仮集会所整備区域に整備すること。
軽量鉄骨造程度(プレハブ工法を想定)、平家建とすること。
その他とする。
50人程度が使用可能な造付けの下足箱を設置し、スノコを設置する。
洋室、35㎡程度とする。
主要設備に設ける点検口は、開閉可能な仕様とする。(450□を標準とする)
第5 外部標準仕上表(市営住宅等の本施設)
※なお、ここに示す仕上げは市が求める最低限の水準であり、規格製品等の使用を規制するものでは
ない。
市営住宅等の本施設
外装複層塗材
外壁
防水モルタル金コテ
外壁(巾木)
勾配屋根:アスファルトシングル葺き、陸屋根及び屋上:アスファルト露出防水
屋根、屋上
バルコニー
共用廊下
共用階段
塗装
壁・天井:コンクリート打ち放しの上外装薄塗材
床:防水モルタル金コテ、適所に目地切
巾木:防水モルタル金コテ、適所に目地切
壁・天井:コンクリート打ち放しの上外装薄塗材
床:防水モルタル金コテ、適所に目地切
巾木:防水モルタル金コテ、適所に目地切
壁・天井:コンクリート打ち放しの上外装薄塗材
床:防水モルタル金コテ、段鼻タイル
巾木:防水モルタル金コテ、適所に目地切
鉄部:つや有合成樹脂エマルジョンペイント
木部:つや有合成樹脂エマルジョンペイント
鋼製建具:つや有合成樹脂エマルジョンペイント
バルコニー隔壁:つや有合成樹脂エマルジョンペイント
添付-11
第6 内部標準仕上表
※なお、ここに示す仕上げは市が求める最低限の水準である。
市営住宅等
仕上げ
室名
床
巾木
壁
廻縁
化粧造作材 塩ビクロス
ビニル床
玄関
シート(木
目調)
天井
化粧石膏
ボード
その他
土間部:ビ
ニル床シー
ト(石目
調)
洋室
ビニル床
シート(木
目調)
化粧造作材
塩ビクロス
塩ビクロス
和室
畳
畳寄せ
塩ビクロス
塩ビクロス
DK
ビニル床
シート(木
目調)
化粧造作材
塩ビクロス
塩ビクロス
浴室
―
―
―
―
洗面・脱衣室
ビニル床
シート
化粧造作材
塩ビ合板等
化粧造作材
塩ビ合板等
便所
ビニル床
シート
化粧造作材
塩ビ合板等
化粧造作材
塩ビ合板等
押入
ラワン合板
米栂雑巾摺
プリント合
板
プリント合
板
物入
ビニル床
シート(木
目調)
米栂雑巾摺
プリント合
板
プリント合
板
EVホール(1 磁器タイル
階)・玄関ホー
ル
モルタル金
コテ押えH
=100
外装薄塗材
外装薄塗材
EVホール(一 モルタル金
般階)
コテ
モルタル金
コテH=100
外装薄塗材
外装薄塗材
MB・PS・MDF室・ モルタル金
倉庫
コテ
モルタル金
コテH=100
コンクリート
打放し
コンクリート
打放し
ポンプ室
防水モルタ
ル金コテH
=100
グラスウー
ルボード
グラスウー
ルボード
床下点検ピット コンクリート
打放し
コンクリート
打放し
コンクリート
打放し
電気室(電気室が必要な場合)
室名
床
巾木
防塵塗床
モルタル金
電気室
コテH=100
仕上げ
壁
廻縁
グラスウー
ルボード
天井
グラスウー
ルボード
防水モルタ
ル金コテ
添付-12
ユニットバ
ス
その他
集会所
室名
玄関
仕上げ
床
巾木
壁
廻縁
200角磁器質 100角磁器質 塩ビクロス
タイル
タイル
天井
化粧石膏
ボード
ホール
ビニル床
シート
塩ビ巾木
H=60
塩ビクロス
塩ビクロス
集会室
ビニル床
シート
塩ビ巾木
H=60
塩ビクロス
塩ビクロス
物入
ビニル床
シート
塩ビ巾木
H=60
塩ビクロス
塩ビクロス
和室
畳
畳寄せ
塩ビクロス
塩ビクロス
押入
ラワン合板
米栂雑巾摺
プリント合
板
プリント合
板
小会議室
ビニル床
シート
塩ビ巾木
H=60
塩ビクロス
塩ビクロス
便所
50角磁器質
タイル
100角タイル 100角タイル
塩ビ合板等
調理室
ビニル床
シート
塩ビ巾木
H=60
塩ビクロス
塩ビクロス
その他
*仮集会所の玄関床・巾木はモルタル金コテの仕上げ程度とし、便所については集会室に準じる仕様
としてもよい。
第7 電気設備
電気設備
基本事項
・ 環境に配慮した、エコケーブルを採用すること。
・ 自然採光を積極的に取り入れるなど、照明負荷の削減について十分配慮した計
画とすること。
・ ケーブル配線において、壁内立下り部は釘打ち等による損傷を受けないよう、
また、保守が可能となるよう配管工事を施すこと。
受電設備
・ 架空配線は不可とする。また、露出配線配管も原則不可とする。
<契約種別・区分>
・ 住宅部分は各戸契約とし、共用設備及びその他の附帯施設は電気種類別契約と
する。なお、各戸契約の契約種別は入居者の希望により決定することとし、いずれ
の契約種別にも対応可能とすること。
<電力量計>(取付箇所)
・ 住宅部分:メーターボックス内
・ 共用設備及び附帯施設:計量に適当な場所 棟内共用(電灯、動力)は棟毎、
別棟の場合のポンプ室(電灯、動力)、屋外灯、集会所(電灯、動力)、RT室は
個別に計量可能とすること。
<受電方式>
・ 原則として、最寄りの関西電力電柱へ地中埋設で立ち上げるか、又は構内引込
柱で架空電線を受け、以降地中埋設とする。
<電気室を設ける場合>
・ 次にあげる設備等を設置すること。(扉、温度センサーによる換気設備、給気
口、配線ピット、防水装置等、照明、スイッチ、コンセント、配線配管、保安区分
用金網等)
・ その外壁に非常対策用ケーブル貫通口(125φ)を布設し、貫通口は雨水等が浸
入しないよう、壁内外面をステンレスプレート等で防護すること。
・ 変圧器設置部には、振動防止対策として防振ゴムマット等の処置を講ずるこ
と。
共用部幹線
<引込開閉器盤> (電気室が不要な場合)
・ 屋外自立型引込開閉器盤(ステンレス製)を設置し、盤内の住棟以外の分岐開
閉器は必要に応じて漏電遮断器とする。
添付-13
・ 住棟内地中幹線は、昇降路(エレベーターシャフト)を回避した位置に配管を
布設する。幹線布設用の地中梁スリーブは、強電と弱電に分けて設け、スリーブの
口径は、住棟の階数・住戸数によって決定する。
・ 廊下、階段灯、屋外灯、昇降機、給排水ポンプ及び換気ファン等の付帯設備の
負荷算定は実負荷とし、需要率は100%とすること。
住宅用幹線
・ 電気方式は単相3線式(100V/200V)とすること。
・ 1住戸当たりの使用電力容量(想定)は、1DK:3.0kVA、2DK:4.2kVA、
3DK:5.4kVAに電気調理器分を加算したものとする。ただし、給湯器を電気とす
る場合は、さらにその負荷分を加算すること。
・ 幹線サイズの決定は、需要率を考慮せず、上記1住戸当たりの使用電力容量
(想定)を用いた負荷電流の総和と許容電流より幹線サイズ(太さ)を想定し、想
定された幹線サイズ(太さ)に対して、需要率を考慮して電圧降下を計算するこ
と。電圧降下は2%以下を目標とし、これを上回る場合は幹線サイズ(太さ)を見
直すこと。なお、需要率は内線規程 資料3-6-1(給湯器を電気とする場合は3-62)による。
・ 住戸用幹線の開閉器容量は、1住戸当たりの使用電力容量(想定)を用いた負
荷電流の総和に対して需要率を考慮し決定すること。なお、需要率は同上とする。
・ 幹線分岐を行う場合は、内線規程による。
・ 幹線の最小サイズ(太さ)は、8m㎡とする。
・ 電気室から住棟に引き込む場合の住戸用幹線の予備配管は原則2本とし、配管
サイズは住棟で使用する最大のものとすること。
・ 住戸分電盤の主幹は漏電遮断器とし、その容量は前述1住戸当たりの使用電力
容量(想定)で作動しないものとする。なお、給湯器を電気とする場合の電源取り
出しは、主幹1次分岐とする。
・ 不平衡とならないよう配慮すること。
電灯・コンセン ・ 照明器具、コンセント等配管配線工事及び幹線工事、非常照明、誘導灯等の防
災設備などは、関連法令に基づき設置すること。
ト設備
・ 高効率型器具、省エネルギー型器具等の採用を積極的に行うこと。
・ 球替えが安価となる照明器具を選定すること。
・ 照明器具に付着する埃等衛生面に配慮した器具を選定すること。
・ 水を扱う諸室、機器には、漏電対策に十分留意すること。
・ 破損に強く、入手の容易なものとすること。
・ 共用部(ホール、廊下、階段、駐輪場、屋外灯等)の照明は、深夜の間引き点
灯を考慮し、自動点滅器およびタイマーによる適切な機能を持った点灯方式とする
こと。
・ 駐車場、駐輪場等には、適宜自動点滅器を設置すること。
通信・情報設備 ・ 電話:幹線布設用ケーブルラック及び配管、端子盤などを設置すること。
・ 電話設備については、電話用配線を実装すること。なお、配線については保守
が可能となるよう、隠ぺい部分等は配管工事を施すこと。
・ 電話会社との協議により電話引込にRT装置(光アクセス装置)が必要となっ
た場合は、専用の部屋又はスペースを設け、機器用電源、照明、保守用電源、換気
等の設備を設置すること。また、電力供給は、電力会社と電話会社が直接取引可能
となるようにすること。
・ テレビ共同受信設備については、本市施策としてCATVを導入すること。
・ 地上デジタル放送及びケーブルテレビに対応した設備とし、各機器、器具はB
L規格品とすること。
・ テレビ共同受信設備の配線系統は、各住戸が端末となるよう布設すること。ま
た、配線はテレビジョン受信用同軸ケーブルとし、最終分岐分配以降は5C、それ
以外は7Cを基本とする。
防災設備
・ 建築基準法、消防法に定める防災設備を設置し、災害時の人命及び設備の保守
を確保すること。
量水器隔測用配 ・ 量水器は隔測式とし集中検針盤を検針しやすい1階に設置、配線工事を行うこ
と。
線
添付-14
冷房設備
・ 居間及び各居室には、冷房設備を設置できるように考慮すること(スリーブ、
コンセント、取付けボルト等)。
厨房設備
・施設設計要領 第2 共同住宅等 ■各室の水準(専用部分)DKの項目に準ず
る。
配線用遮断器
・ 原則、住戸用幹線は225AF、共用は50AFとする。また、共用の分岐回路用
は、必要に応じて漏電遮断器とする。
照度
・ JIS Z9110標準照度に定める照度の中間値を標準とし、ムラやグレアのない良好
な灯りとすること。
防災配線及び機 ・ 総務省令第40号及び告示基準に基づくこと。ただし、住戸用消火器は使用しな
いこと。
器
・ 住戸用受信機又は共同住宅用受信機はP型3級受信機ハンズフリー通話、住戸
玄関のドアホン(戸外表示器)は遠隔試験機能付中継器内蔵とすること。
その他
・ 住棟に受信機を設置する場合は1階に設置すること。
・緊急警報装置として、各住戸の居室(1室に握り釦)、浴室(防沫型)、便所に
は押しボタンを設置し、住戸用受信機(住宅情報盤)を介して玄関先の共用廊下
(戸外表示器)に警報音を報知すること。 また、住戸用受信機(住宅情報盤)本
体も非常押しボタン内蔵型とする。
・ ガス漏れ警報器用ベースから住戸用受信機(住宅情報盤)及びガスメーター設
置場所までの配線を実装すること。
・ 1DKには、自動通報機の後設置が可能となるよう、住戸用受信機(住宅情報
盤)付近まで電源用及び電話用の空配管並びにボックス(カバープレート止め)を
布設すること。また、集会所の小会議室内に親機の後設置が可能となるよう、各住
棟と集会所の小会議室間にも空配管を布設すること。
第8 機械設備
■機械設備
基本事項
・ 配管は設備配管スペース内に納めること。(メンテナンスを考慮した配置にす
ること。)
・住戸の専用配管を他の住戸内に設置しないこと。廊下側に給排水設備を集約する
こと。なお、排水の配管材料は耐火VP、耐火VP継ぎ手を基本とする。
・ 排水管のうち、立管は最上階、最下階及び3階以内毎、横管は10m以内毎に掃
除口を設けること。
・専用配管と共用配管の接合部及び共用配置のバルブが仕上げ材等に隠蔽されてい
る場合には、主要接合部等を点検するために必要な開口又は点検口による清掃を行
うために必要な開口を設けること。
屋外給水設備
・ 給水、排水、給湯を十分供給しうる設備を適切に設置すること。
・ 道路内の市上水道本管より分岐し、住戸系統と共用系統の2系統に分け供給す
ること。なお、棟が複数の場合は、棟毎に引き込むこととし、その詳細については
西宮市水道局と協議の上、決定のこと。
・ 住戸系統:受水槽に貯水しポンプ加圧方式により各戸へ供給すること。また、
機器等は国土交通省仕様とし、2台以上の自動交互運転とし、共通予備機を設け、
水中ポンプは不可とする。
・ 共用散水系統:市上水道直圧により供給すること。(専用メーターを取付ける
こと)
・ 西宮市の別紙7「雨水利用施設の設置指針」に基づき、敷地内の植栽への散水
を目的とした処理施設を設置すること。
・ 植栽の水やりに使用できるよう適宜散水栓を設置すること。
・ 現在のメーター口径13φを50φに変更するため、差額の上水加入金を本事業の
負担とすること。(水道分担金を要するので本事業費にて対応すること)
添付-15
屋内給水設備
・ 台所、洗面ユニット、洗濯機、浴槽、シャワー、便所及び給湯器へ供給するこ
と。
・ 各戸水抜きができるように水抜栓を設けること。
・ 量水器は隔測式とし、集中検針盤を検針しやすい1階に取付けること。(計量
器等の設置(加入金を含む)は本事業の範囲とする)
・ 各所への給水はさや管ヘッダー方式により供給すること。ヘッダーの取付け位
置は水抜き可能な場所とすること。
給水量
・ 受水槽容量は2槽を基本とし、加圧給水ポンプにて供給すること。なお、トラ
ブルの際の断水防止とメンテナンスについて配慮すること。
・ 受水槽及び受水槽ポンプ室(受水槽ポンプ)を設置すること。また、将来の2
期、3期工事の整備に伴う接続のため、本事業で整備する範囲内は埋設対応するこ
と。(他の設備工事にも共通)
受水槽
計器類
・ 地上設置とし、加圧ポンプ一体型とすること。ポンプ室独立型も可とする。
・ 材質はFRP又はSUSとすること。
・ 2槽式とすること。
・給排水設備においては、西宮市水道局で定めた「給水装置工事設計・施工基準」
に基づくこと。
・ 各戸のMBに20mmの量水器を設置すること。また共用部から容易に読み取れる
ものとする。
・ 集中検針可能なものとすること。(詳細は西宮市水道局と協議のこと)
・ 各戸のMBにガスメーターを設置すること。
・ 汚水と雑排水は別系統とすること。(屋内のみ)
排水設備
・ 放流先は公共下水道とする。
・ 各系統ごとに適切な通気管を設けること。
給湯器・電気温 ・ 台所、洗面所(洗面化粧台)、浴室の3箇所に供給すること。
水器
・ 16号ガス給湯器風呂釜強制循環タイプ(BL相当品・グリーン購入法適合品)
又は電気温水器(「公共住宅建設工事共通仕様書」機械編5.2.9電気温水器に適合
するもの)フルオートタイプ(マイコン制御型)同等品以上とする。
・ 給湯器の機能は、自動お湯はり、追い炊きが可能なものとする。
・ 適宜付属品を設置すること。 リモコンは台所と浴室に設置すること。
・ 給湯方式は、さや管ヘッダー方式とすること。
・ 給湯器を電気温水器(同等品以上)とする場合は、下記による。
・ 貯湯槽(又は貯湯タンク)の容量は、1DKを300リットル以上、2DK、3D
Kを370リットル以上とする。
・ 貯湯槽(又は貯湯タンク)の設置場所には、排水設備を設けること。また、ド
レンパンの設置等、漏水対策に配慮すること。
・ 機器の故障に対する体制(24時間修理対応等)を提案すること。
・ 入居者及び建物所有者による保守業務及びそれに伴う費用負担がないようにす
ること。
・ 同等品以上の機器を選定した場合、各ユニットは騒音による苦情が発生しない
場所に設置すること。また、空調室外機等の設置に支障がない場所に設置するこ
と。
換気
・ 入居者に対する機器の取扱説明等、周知対応を事業者で行うこと。
・ 各室には換気小窓(サッシに附属しているもの)又はこれに代わる換気設備を
有効に設け、玄関ドア以外の住戸内建具には、アンダーカット又は通風用として機
能上問題とならない開口を設ける。住戸内の気流を有効に働かせるよう、24時間機
械換気設備ファンを適切な場所に設ける。
・ 換気風量計算は建築設備計画基準に基づいて適切な風量を確保すること。(別
紙2設計仕様一覧による)
・ 台所、便所、浴室及び洗面・脱衣室は強制換気すること。
・ 設置する換気設備は、結露対策を施した構造とすること。
・ 新鮮な空気を十分に供給する能力を有する換気設備を設置すること。
・ 排気フードは、必要に応じて防火ダンパーを適切に設置すること。
添付-16
・ 給水ポンプ室及び電気室(電気室が必要な場合)の換気は、外部への騒音対策
として、消音チャンバー等を設置すること。
衛生器具
・ 洗面化粧台はW=600mmのBL製品化粧鏡付き、照明、コンセント付き、シング
ルレバー混合水栓とすること。
・ 洗濯機パンは800mm×640mmとすること。
・ 浴室の水栓金物はサーモスタット式でシャワー付とする。
・ 台所にはガスコックを2箇所設けること。
・ 台所の水栓はシングルレバー混合水栓とすること。
・ 給湯器のリモコンを台所に設置すること。
・ 洗面脱衣室、便所にはタオル掛けを設置すること。
・ 便器はBLⅡ型の節水型洗落し式とし、手洗い器は便器と一体型とする。ま
た、車椅子住戸については、車椅子対応便器とし、手洗い器は分離型とする。
消防用設備等
その他
・ 住戸用消火器は使用しないこと。
・ 開発事業等におけるまちづくり条例に基づき消防水利施設を設けること。
・ 住戸調理器具の熱源を電気とし、かつ、給湯器を電気温水器(同等品以上)と
する場合は、事業者決定後に入居者アンケートを実施し、入居者の合意を得るこ
と。入居者の合意が得られなかった場合には、価格条件の変更を伴わずに、ガス方
式に変更すること。
第9 各戸電灯コンセント設備 機器リスト
各戸電灯コンセント設備 機器リスト
設備名
室名
玄関
居室
(洋室・和室)
DK
仕様
取付位置及び高さ
玄関灯
玄関灯用スイッチ
60W白熱灯(IRS2-60)
ワイドハンドル形
(位置表示灯付)
廊下灯
廊下灯用スイッチ
60W白熱灯(IRS2-60)
ワイドハンドル形(3路)2ヶ所 FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
引掛シーリング
引掛シーリング用スイッチ
ワイドハンドル形
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
天井埋込型
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
エアコン用コンセント
2P15A/20A×1、
ET付(専用回路)
FL+2,100㎜ スリーブの付近
一般用コンセント
2P15A×2 各室 2ヶ所
FL+300㎜(車椅子対応住戸
はFL+500㎜)
和室はタタミ天+200㎜
テレビ直列ユニット
(1端子形プラグ共)
デジタル・CATV双方向対応型 一般用コンセントに準ずる
BL規格品(CS-7F-7又はCS7F-R)
非常用握り釦
壁埋込メタルコンセント、コード長: 和室(1室)、車椅子対応
住戸は居室(1室)
約1.5m
取付高さは一般用コンセントに
準ずる
棚下灯
棚下灯用スイッチ
FL15W×1(プルスイッチ)
ワイドハンドル形
電気調理器用コンセント
(200V対応)住戸分電盤か コンロ台付近
ら空配管、BOX、カバープレート
止 但し、調理器具の熱源
を電気とする場合は埋込コン
セント2P30A(専用回路)
添付-17
吊戸棚下部
車椅子対応住戸のみ
FL+1,000㎜
引掛シーリング
引掛シーリング用スイッチ
浴室
洗面・脱衣室
便所
ワイドハンドル形
天井埋込型
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
蛍光灯
FL20W×3(引掛シーリング取付
型、4段プルスイッチ付)
一般用コンセント
2P15A×2
冷蔵庫用コンセント
2P15A×2 ET付(専用回
路)
FL+1,500㎜
レンジフード用コンセント
2P15A×1 E付 抜止
レンジフードの付近(点検可能
な隠ぺい箇所)
レンジフード用スイッチ
ワイドハンドル形(動作確認灯 車椅子対応住戸のみ
FL+1,000㎜
付)、専用壁スイッチ
ガス漏警報器用コンセント
ガス漏警報器用ベース
(AC100V、移報接点付)
エアコン用コンセント
2P15A/20A×1、ET付(専用 FL+2,100㎜ スリーブの付近
回路)
電話用ジャック
給湯器リモコン用ボックス
モジュラージャック(埋込型)
テレビ直列ユニット
(1端子形プラグ共)
デジタル・ CATV双方向対応 一般用コンセントに準ずる
型 BL規格品(CS-7F-7又
はCS-7F-R)
白熱灯
防湿・防雨形 60W白熱灯
浴室付属(ケーブル結線の
み)
白熱灯用スイッチ
ワイドハンドル形
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
天井扇用コンセント
天井扇用スイッチ
2P15A×1 E付 抜止
点検可能な天井内に露出
ワイドハンドル形(動作確認灯 FL+1,300㎜(車椅子対応住
付)
戸はFL+1,000㎜)
2ヶ所
給湯器用リモコンボックス
非常用押釦
埋込防沫型
白熱灯
白熱灯用スイッチ
60W白熱灯(IRS2-60)
ワイドハンドル形
洗面ユニット用コンセント
洗濯機用コンセント
天井扇用コンセント
天井扇用スイッチ
2P15A×1
2P15A×2 ET付
2P15A×1 E付 抜止
ワイドハンドル形(動作確認灯
付)
白熱灯
白熱灯用スイッチ
60W白熱灯(IRS2-60)
ワイドハンドル形
便座暖房用コンセント
天井扇用コンセント
天井扇用スイッチ
2P15A×1 ET付
2P15A×1 E付 抜止
ワイドハンドル形(動作確認灯
付)
FL+300㎜(車椅子対応住戸
はFL+500㎜)
天井埋込型
一般用コンセントに準ずる
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)流し台付
近取付
浴室付属配管接続のみ
浴槽内並びに洗い場から手
の届く場所に設置
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
FL+1,900㎜
FL+1,100㎜
点検可能な天井内に露出
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
FL+500㎜
点検可能な天井内に露出
FL+1,300㎜(車椅子対応住
戸はFL+1,000㎜)
非常用押釦
埋込型
FL+800㎜
・住戸内スイッチは名前付ワイドハンドル形スイッチとする。
・配線器具は埋込型とし、そのプレートは、住戸内:樹脂製、住戸内以外:新金属とする。
添付-18
・配線器具、照明器具等の取付位置にはボックスを設けること。また、引掛シーリング部のボックスは、スラブそ
の他の構造体に吊りボルト、ボルト等で取り付けること。
・コンセントの送り端子は使用不可とする。
・スイッチについては、必要に応じて1ヶ所にまとめてもよい。また、火元から離すこと。
添付-19
別紙2 設計仕様一覧
□ 共通事項
・給水設備工事、排水設備工事、ガス設備工事、換気設備工事、駐車場付属施設工事については、以下の仕
様を満足すること。
・以下に示す品番・型番の同等品以上を採用すること。
□ 給水設備工事
場 所
項目(名称)
品番・型番
ポンプ室
備 考
基本的に、水道引き込み位置付近に
設けるものとする。
故障時の被害を最小限にする為に、
棟毎にポンプ室を設けることとす
る。
メイン配管
受水槽
共
用
部
仕様及び検討事項
配管取り替え工事の際、断水の必要 断水・赤水の防止。
がないように、バイパスでの供給が
出来るようにすること。
FRP2槽型
6面点検が出来かつ、室内設置の場
合は上部マンホールと天井の間隔を
1,500mm以上設けること。
給水ポンプ
SUS又はライニング型とすること。
錆び、水あか発生防止。
制御盤
故障時通報用の電話回線要。
圧力タンク
加圧給水装置に付属
各バルブ
ポンプ室内の各バルブはナイロン
コーティング仕様とすること。
水道分担金
西宮市水道局と協議の上、決定する 本申請提出時に発生す
こと。
る。
雨水利用施設
雨水利用設備設置指針により、設置 植栽帯の散水に利用す
すること。
る。
防火用水槽
西宮市消防局と協議の上、決定のこ 60
と。
消火栓
3箇所必要。(1箇所につき水槽を
20 増で換算可能。)
加圧給水装置はインバー
ター推定末端圧力一定制
御方式とする。
×2 程度とする。
PS
水道メーター
集中検針盤
西宮市水道局と協議の上、メーカー
を決定すること。
屋外
散水栓
T27CNH13
キー式水栓とすること。
散水用ホース
HIVP
破れない材質とすること。(HIVP)
保安用水栓
T200CSNR13
各受水槽手前に1個設置すること。 キー式水栓とする。
埋設配管
旧給水配管(石
綿管)撤去
関係法令、県条例等に基づき適正な
処理が必要。
便所
ロータンク密結 CS670B・
型洋風便器
SH671BA
手洗い付きとすること。
陶器の色はアイボリーと
する。
ワンタッチ式紙 YH52
巻器
(
専
タオル掛け
用
部 洗面・脱衣室 シングルレバー
混合栓
住
洗濯機用カラン
戸
内
洗濯機パン
)
DK
YTH13NR
TLHG30G
TW11R
PWA801R
シングルレバー TKJ31CF3R
混合栓
給湯器リモコン
セット
DKと浴室に設置する。
添付-20
□ 排水設備工事
場 所
屋外
共 埋設部
用
部
PS等
屋内配管
専
用
部
項目(名称)
雨水排水管
品番・型番
仕様及び検討事項
雨水浸透管及び浸透桝を採用するこ
と。
備 考
汚水、雑排水管
埋設部での建物境界に可とう管を採 沈下による破断防止。
用すること。
区画貫通部
耐火VPパイプ、DV継手を採用す メーカー:SEKISUI(エ
ること。
スロン)
集合継手の採用
消防から認可されたので、コスト比 メーカー:SEKISUI(エ
較した上で採用を検討すること。
スロン)
排水竪管
耐火VPパイプ、DV継手を採用す メーカー:SEKISUI(エ
ること。
スロン)
DK、洗面・ 排水管接続
脱衣室
流し、洗面器との接続は、VP接続と
し、ジャバラホースは不可とする。
□ ガス設備工事
場 所
屋外
項目(名称)
ガバナー施設
品番・型番
仕様及び検討事項
備 考
施設及び敷地は大阪ガス
所有である。
引き込み
共
用
部
※敷地内のガス本管施工は大阪ガス
負担となり、各棟への引き込み配管
以降が事業者負担となる。
各戸メーターのようなマイコン型が
あれば採用すること。(漏洩検知)
ガス親メーター
専
用
部
16号給湯器
自動お湯はり機能付き追い炊き機能
付きとすること。
リモコンセット
リモコンは台所と浴室に設置し、緊
急呼び出し機能付きとすること。
ガスメーター
マイコンメーターとすること。
□ 換気設備工事
場 所
共 集会所
用
部
台所
項目(名称) 品番・型番
レンジフード
V-36K5-BL
レンジフード
専 浴室、洗面・ 天井扇
用 脱衣室
部
便所
天井扇
V-36K5-BL
仕様及び検討事項
備 考
車椅子対応住戸は壁スイッチタイプ
とし、取り付け高さは要求水準書に
よる。
親子扇も可とする
V-15ZF6-BL
V-13ZF6-BL
V08PP5-BL
□ 駐車場付属施設工事
場 所
項目(名称) 品番・型番
仕様及び検討事項
共 駐車場付属施 ロボットゲート シー・ティー・マシン 車両感知式タイプとすること。
(株)製
用 設
DC907型
部
添付-21
備 考
別紙3 市指定メーカーリスト
平成20年度 西宮市工事指定メ-カ-リスト(機械設備)(H20.10.1)
品名
製造所名
鋼管
・JIS規格品による
同上継手類
・JIS及びJPF規格品による
ビニルライニング鋼管
・JWWA及びWSP規格による
同上継手類
・JWWA及びJPF規格による
ビニルライニング鋼管(フランジ管)
・WSP規格による
同上継手類(フランジ継手)
・WSP及びJPF規格による
鉛管
・HASS規格による
鋳鉄管及び異径管
・JIS、JWWA及びHASS規格による
銅管
・JIS及びHASS規格による
同上継手類
・JIS及びJCDA規格による
硬質塩化ビニル管及び継手類
・JIS及びJWWA規格による
量水器
・愛知時計電機・金門製作所・大阪機工
弁類
・大和バルブ・フシマン販売・ベン・本山製作所・三吉
バルブ・キッツ・東洋バルブ・山武・ジョンソンコント
ロールズ・巴バルブ・松下電工エンジニアリング・旭有
機材工業・前澤化成・積水化学工業・前澤給装工業
ボ-ルタップ及び定水位弁
・アイエス工業所・東陶機器・兼工業・FMバルブ製作
所
樹脂製タンク
・三菱樹脂・積水アクアシステム・日立ハウステック
・ブリヂストン・CIEN・佐山製作所
鋼板製タンク
・三菱樹脂・積水アクアシステム・NYK西日本・ブリ
ヂストン・佐山製作所・ベルテクノ
排水用水中ポンプ
・川本製作所・鶴見製作所・新明和工業・荏原製作所
・エレポン・テラルキョクトウ・相互ポンプ製作所・寺
田ポンプ
地上式ポンプ及び水中ポンプ(付属品含む)
・川本製作所・相互ポンプ製作所・荏原製作所・日立産
機システム・テラルキョクトウ・シント-
加圧給水ポンプユニット
・東洋産業・荏原製作所・川本製作所・テラルキョクト
ウ・日立産機システム・相互ポンプ製作所
消火栓ボックス及び消火器具
・横井製作所・立売堀製作所・北浦製作所・ヤマトプロ
テック・初田製作所・ニッタン・ホーチキ
排水金物及びマンホ-ル蓋
・ダイドレ・片岡製作所・福西鋳物・第一機材・長谷川
鋳工所・北勢工業・カネソウ・小島製作所・中部コ-ポ
レーション・オオタケファンドリ-・タイガー・新ニノ
ミヤメタル
衛生器具
・東陶機器・INAX
厨房機器
・日本調理機・中西製作所・神戸調理機・フジマック
・北沢産業・アイホ-・ホシザキ阪神・三洋電機・大洋
厨房 ・タニコー
プ-ル浄化装置
・栗田工業・三協・関西ト-スイ・ロ-レル・ミウラ化
学装置・理水化学・サンエイ工業
添付-22
品名
製造所名
吸収式冷温水発生機
・矢崎総業・三洋電機・荏原冷熱システム・三菱重工冷
熱システム・日立アプライアンス・川重冷熱工業・東芝
キャリア空調システムズ・ダイキンアプライドシステム
ズ・日本サーモエナー
・ダイキンアプライドシステムズ・東芝キャリア空調シ
ステムズ・日立アプライアンス・三菱電機・三菱重工業
空調システム・荏原冷熱システム
冷凍機(チリングユニット含む)
温水ボイラ-(ガス給湯器含む)
・巴商会・ネポン・ヒラカワガイダム・昭和鉄工・前田
鉄工所・高尾鉄工所・川重冷熱工業・東芝キャリア空調
システムズ・荏原冷熱システム・日本サーモエナー・三
浦工業・大阪ガス
蒸気ボイラー
・ヒラカワガイダム・荏原冷熱システム・高尾鉄工所
・前田鉄工所・昭和鉄工・川重冷熱工業・サムソン・日
本サーモエナー・三浦工業
製罐類
・島倉鉄工所・東洋製作所・三成鉄工・ベルテクノ・N
YK西日本・ホ-コス・森松工業・セイナン製作所
冷却塔
・荏原シンワ・日本スピンドル・三菱樹脂・神鋼環境ソ
リューション・空研工業・矢崎総業・日立アプライアン
ス・大阪ガス・日本ビ-エ-シ-・東芝キャリア空調シ
ステムズ・ダイキン工業
空気調和機
・新晃工業・木村工機・三菱重工業空調システム・ダイ
キンアプライドシステム・昭和鉄工・クボタ・日立アプ
ライアンス・三菱電機・東芝キャリア空調システムズ
・東洋製作所
パッケ-ジ型空調機(ル-ムエアコン含む)
・三菱電機・三菱重工業空調システム・松下電工・東芝
キャリア空調システムズ・ダイキン工業・三洋電機・日
立アプライアンス
ガスエンジンヒートポンプ式空気調和機
・アイシン精機・三洋電機・ダイキン工業・日立アプラ
イアンス・三菱重工業空調システム・ヤンマーエネル
ギーシステム
ファンコイルユニット
・新晃工業・三菱重工業空調システム・三洋電機・昭和
鉄工・前田鉄工所・和菱テクニカ・木村工機・クボタ
・矢崎総業・ダイキンアプライドシステムズ・日立アプ
ライアンス・東芝キャリア空調システムズ・協立エア
テック
送風機
・テラルキョクトウ・三菱電機・松下エコシステムズ
・荏原製作所・タニヤマ・富士電機システムズ・ミツヤ
送風機
換気扇及び有圧扇
・三菱電機・東芝キャリア空調システムズ・松下エコシ
ステムズ・栗田電機製作所・日立産機システム・旭電
業・富士電機システムズ・ダイキン工業・鎌倉製作所
全熱交換器(静止形)
・ダイキン工業・荏原冷熱システム・三菱電機・松下エ
コシステムズ・東芝キャリア空調システムズ・テラル
キョクトウ・日立アプライアンス
ダンパ-
・ニッケイ・空研工業・協立エアテック・ダイリツ器販
吹出口及び吸込口
・新晃工業・空研工業・有馬工業所・協立エアテック
・ニッケイ・ダイリツ器販
スパイラルダクト
・フジモリ産業・栗本鉄工所・サンエス工業
自動制御機器
・山武・ジョンソンコントロ-ルズ・松下電工エンジニ
アリング
添付-23
別紙4 住宅性能評価の等級
品確法に基づく市営住宅の住宅性能評価の等級を、以下のとおりとする。なお、附帯施設(集会
所、駐車場、駐輪場)の等級については、建築基準法により確保される水準以上とする。
表示すべき事項
1
・
構
造
の
安
定
に
関
す
る
こ
と
表示方法
説明する事項
1-1:耐震等級
(構造躯体の倒壊等防止)
評価方法基準による。
建築基準法により
確保される水準
1-2:耐震等級
(構造躯体の損傷防止)
評価方法基準による。
建築基準法により
確保される水準
評価方法基準による。
1-4:耐風等級
(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防
止)
建築基準法により
確保される水準
1-5:地盤又は杭の許容支持力等 地盤の許容応力度又は杭の許容支 地盤又は杭の許容
級及びその設定方法
持力及び地盤調査の方法その他そ 支持力等及びその
れらの根拠となった方法を明示す 設定方法
る。
1-6:基礎の構造方式及び形式等 直接基礎にあっては基礎の構造方 基礎の構造方法及
法及び形式を、杭基礎にあっては び形式等
杭種、杭経及び杭長を明示する。
2
・
火
災
時
の
安
全
に
関
す
る
こ
と
2-1:感知警報装置設置等級
(自住戸火災時)
評価方法基準による。
建築基準法・消防
法により確保され
る水準
2-2:感知警報装置設置等級
(他住戸等火災時)
評価方法基準による。
建築基準法・消防
法により確保され
る水準
2-3:避難安全対策
(他住戸等火災時・共用廊下)
評価方法基準による。
建築基準法・消防
法により確保され
る水準
2-4:脱出対策(火災時)
次のイからニまでのうち、該当す 建築基準法・消防
る脱出対策を明示する。この場合 法により確保され
において、ハ又はニを明示すると る水準
きは、具体的な脱出手段を併せて
明示する。
イ.直通階段に直接通ずる
バルコニー
ロ.隣戸に通ずるバルコニー
ハ.避難器具
ニ.その他
2-5:耐火等級
(延焼のおそれのある部分(開口
部))
評価方法基準による。
建築基準法・消防
法により確保され
る水準
評価方法基準による。
2-6:耐火等級
(延焼のおそれのある部分(開口部
以外))
建築基準法・消防
法により確保され
る水準
2-7:耐火等級(界壁及び界床) 評価方法基準による。
建築基準法・消防
法により確保され
る水準
添付-24
表示すべき事項
表示方法
説明する事項
3
・
劣
化
の
軽
減
に
関
す
る
こ
と
4
・
維
持
管
理
へ
の
配
慮
に
関
す
る
こ
と
3-1:劣化対策等級
(構造躯体等)
評価方法基準による。
等級3
4-1:維持管理対策等級
(専用配管)
評価方法基準による。
等級2
4-2:維持管理対策等級
(共用配管)
評価方法基準による。
等級2
4-3:更新対策(共用排水管)
評価方法基準による。
等級2
4-4:更新対策(住戸専用部)
空家改修工事や設備機能更新時の 住宅専用部の空間
コスト縮減に配慮した内容
の高さ、間取り
変更の障害になる
ものの有無を表
示。
5
・
温
熱
環
境
に
関
す
る
こ
と
5-1:省エネルギー対策等級
熱貫流率等による評価方法
添付-25
等級3
表示すべき事項
6
・
空
気
環
境
に
関
す
る
こ
と
表示方法
説明する事項
6-1:ホルムアルデヒド、トルエ 次のイからハまでのうち、該当す 等級3
ン、キシレン、エチルベンゼン及び るものを明示する。この場合にお
いて、ロを明示するときは、使用
スチレン対策(内装)
する特定木質建材のそれぞれにつ
いて、その名称及びホルムアルデ
ヒ放散等級を併せて明示する。
イ.製材等を使用する
ロ.特定木質建材を使用する
ハ.その他の建材を使用する
6-2:全般換気対策
次のイからハまでのうち、該当す 全般換気対策
る一の全般換気対策を明示する。
イ 一定の換気量を確保するため
に常時の機械換気
ロ 一定の換気量を確保するため
に常時の自然換気
ハ その他
6-3:局所換気対策
次のイのa又はbのうち、該当す
る居室の換気対策を明示し、か
つ、次のロのaからcまでのう
ち、便所、浴室及び台所のそれぞ
れについて、該当する局所換気対
策を明示する。この場合におい
て、イのbを明示するときは、具
体的な換気対策を併せて明示す
る。
建築基準法により
確保される水準の
換気対策、居室の
換気対策、局所換
気対策
イ.居室の換気対策
a.機械換気設備
b.その他
ロ.局所換気対策
a.機械換気設備
b.換気のできる窓
c.なし
6-4:室内空気中の化学物質の濃 特定測定物質ごとに、次のイから ・室内空気中の化
度等
ヘまでに掲げるものを明示する。 学物質の濃度等
・調査方法は、別
紙5 「化学物質
イ.特定測定物質の名称
屋内濃度調査要
ロ.特定測定物質の濃度
ハ.特定測定物質の濃度を測定 領」による。
するために必要とする器具の名称
ニ.採取を行った年月日、採取
を行った時刻又は採取を開始した
時刻及び終了した時刻並びに内装
仕上げ工事の完了した年月日
ホ.採取条件
ヘ.特定測定物質の濃度を分析
した者の氏名又は名称
添付-26
表示すべき事項
表示方法
説明する事項
7
・
光
・
視
環
境
に
関
す
る
こ
と
7-1:単純開口率
単純開口率を明示する
7-2:方位別開口比
東面、南面、西面、北面及び真上 建築基準法により
の各方位について、方位別開口比 確保される水準
を明示する。
8
・
音
環
境
に
関
す
る
こ
と
8-1:重量床衝撃音対策
相当スラブ厚(重量床衝撃音)に 等級2
よる評価方法
8-2:軽量床衝撃音対策
評価方法基準による。
等級2
8-3:透過損失等級
(界壁)
評価方法基準による。
建築基準法により
確保される水準
8-4:透過損失等級
(外壁開口部)
評価方法基準による。
等級2
9
・
高
齢
者
等
へ
の
配
慮
に
関
す
る
こ
と
9-1:高齢者等の配慮対策等級
(専用部分)
評価方法基準による。
等級3
9-2:高齢者等の配慮対策等級
(共用部分)
評価方法基準による。
等級3
10
・
防
犯
に
関
す
る
こ
と
10-1:開口部の侵入防止対策
-
添付-27
建築基準法により
確保される水準
侵入防止対策に配
慮した内容を表示
別紙5 化学物質室内濃度調査要領
1.採取時期
(1) 内装工事完了後とする。
(2) 室内の換気を十分に行い、化学物質の低減に努めた上で採取日を決定すること。
2.採取を行う住戸・居室
(1) 測定する住戸の数は、建設戸数の1割以上とし、各住戸2室以上とする。
(2) 測定する住戸・居室については、市の指示による。(日照の多い南側の居室を原則とする。)
3.採取位置
当該居室の中央付近で、床からの高さは概ね1.2mから1.5mまでとする。
4.採取前及び採取中の開口部の開閉
化学物質の採取を行う前に、当該住戸のすべての窓や扉(造付け家具、押入れなどの扉を含む)を30
分間開放し、屋外に面する窓及び扉を5時間以上閉鎖した後採取すること。当該居室の中央付近で、床
からの高さは概ね1.2mから1.5mまでとする。
5.換気設備の稼動
停止した状態とする。
6.測定物質
ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン
7.測定方法
(1) 品確法の評価方法基準第506 の6-3 の(3)のロに定める方法によること。
(2) 原則として(財)ベターリビングによるパッシブ型の採取機器(サンプラー)を用いた方法とする。
・測定バッジF:ホルムアルデヒド用
・測定バッジV:トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン用
(3) パッシブ型による測定回数は1回とする。パッシブ型以外の測定機器によっては、同時に又は連続し
て2回以上行わなければ正確な結果が得られない機器があるので注意すること。
8.記録
(1) 採取時、測定室ごとに次の採取条件を記録すること。
・採取条件:採取開始年月日、採取時刻、室温、相対湿度、天候、日照の状況
9.濃度分析
個々の採取機器ごとに定められた機関で分析を行うこと。
10.測定結果等の報告
(1) 分析結果により安全確認が確認された後は、速やかに報告書を作成すること。報告書の作成要領に
ついては、測定前に市から指示を受けておくこと。
(2) 報告書は、工事完了日までに市へ提出すること。
添付-28
別紙6 公営住宅等整備基準適合チェックリスト(平成17年国土交通省令第111号) 平成20年改定版
事業主体名
公営住宅の名称
建物形式名
項目
敷地
位置の選定
公営住宅等整備基準の規定項目
災害、公害等による居住環境阻害の回避及び通勤、通学等の日常生活の
利便を考慮している。
敷地の安全等 軟弱地盤等の場合に、地盤改良等安全上必要な措置が講じられている。
必要に応じ、雨水及び汚水を有効に排出又は処理するための施設が設け
られている。
公
営
住
宅
等
公 住棟等の基準 日照、通風等の確保、災害の防止、騒音等による居住環境の阻害の防止
等を考慮している。
営
住
防火、避難及び防犯のための措置が適切となっている。
宅 住宅の基準
6条1項
□
6条2項
□
7条
□
8条1項
□
備考
住宅に係るエネルギーの使用の合理化を適切に図るための措置(*)が講じ 8条2項
られている。
(*評価方法基準第5の5の5-1(3)の等級3の基準を満たすこととなる措置)
□ (不適合理由)
住宅の床及び外壁の開口部には、遮音性能の確保を適切に図るための措 8条3項
置(*)が講じられている。
(*評価方法基準第5の8の8-1(3)イの等級2の基準又は評価方法基準第5
の8の8-1(3)ロ①cの基準(鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造
の住宅以外の住宅にあっては、評価方法基準第5の8の8-1(3)ロ①dの基
準)を満たすこととなる措置及び評価方法基準第5の8の8-4(3)の等級2の
基準を満たすこととなる措置)
□ (不適合理由)
8条4項
□ (不適合理由)
給水、排水及びガスの設備に係る配管には、構造耐力上主要な部分に影 8条5項
響を及ぼすことなく点検及び補修を行うことができるための措置(*)が講じら
れている。
(*評価方法基準第5の4の4-1(3)及び4-2(3)の等級2の基準を満たすこと
となる措置)
□ (不適合理由)
19㎡以上80㎡以下となっている。
9条1・2
項
□ (不適合理由・
面積)
給水、排水及び電気の設備並びに便所が設けられている。
9条3項
□
炊事、入浴、ガス及びテレビジョン受信の設備並びに電話回線が設けられ
ている。
9条3項
□ (不適合理由)
居室内における化学物質の発散による衛生上の支障の防止を図るための 9条4項
措置(*)が講じられている。
(*居室の内装の仕上げに特定建材を使用する場合にあっては、評価方
法基準第5の6の6-1(3)ロの等級3の基準を満たすこととなる措置)
□ (不適合理由)
構造耐力上主要な部分及びこれと一体的に整備される部分には、当該部
分の劣化の軽減を適切に図るための措置(*)が講じられている。
(*評価方法基準第5の3の3-1(3)の等級3の基準(木造の住宅にあって
は、評価方法基準第5の3の3-1(3)の等級2の基準)を満たすこととなる措
置)
住戸の基準
5条
確
認
欄
□
関係
条項
住戸内の各部 住戸内の各部には、移動の利便性及び安全性を適切に確保するための措
置その他の高齢者等が日常生活を支障なく営むことができるための措置
(*)が講じられている。(*評価方法基準第5の9の9-1(3)の等級3の基準を
満たすこととなる措置)
10条
□ (不適合理由)
共用部分
通行の用に供する共用部分には、高齢者等の移動の利便性及び安全性
の確保を適切に図るための措置(*)が講じられている。
(*評価方法基準第5の9の9-2(3)の等級3の基準を満たすこととなる措置)
11条
□ (不適合理由)
附帯施設
自転車置場、物置、ごみ置場等必要な施設が適切に設けられている。
12条
□
添付-29
共 児童遊園
同
施
設 集会所
住戸数、敷地の規模・形状、周辺における公園等の整備状況に応じた適切
な位置及び規模となっている。
13条
□ (面積 ㎡)
住戸数、敷地の規模・形状、周辺における公民館等の整備状況に応じた適
切な位置及び規模となっている。
14条
□ (面積 ㎡)
15条
□
広場及び緑地 良好な居住環境の維持増進に資するように考慮されている。
通路
費用の縮減
敷地の規模、形状等に応じて、日常生活の利便、通行の安全等に支障が
ないよう合理的に配置されている。
16条1項 □
階段部に補助手すり又は傾斜路が設けられている。
16条2項 □
設計の標準化、合理的工法の採用等に努めることにより、建設及び維持
管理に関する費用の縮減に配慮している。
4条
□
1.評価方法基準とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成11年法律第81号)第3条第1項に規定する評価方法基準(平成
13年国土交通省告示第1347号)をいう。
2.公営住宅等整備基準第8条第2項から第5項まで、第9条第4項、第10条及び第11条の規定における適合しない場合の理由として
は、例えば次に掲げる場合が想定される。
・災害時において緊急に公営住宅を整備する必要がある場合
・ストック活用の観点から既存住宅を借り上げる場合
・第9条第4項の規定について、該当する材料等の入手が困難な場合
・第11条の規定について、小規模な事業(1棟当たりの戸数が10戸未満で、階数が3のものをいう。)において、エレベーターの設
置に係る基準に基づく施行が著しく非効率となる場合
・改正後の公営住宅等整備基準及び告示の公布前に設計を終了し、計画通知又は建築確認を行っている場合
添付-30
別紙7 雨水利用施設の設置指針
平成 6 年 11 月
西宮市建設局建築部
雨 水 利 用 施 設 の設 置 指 針
水資源の有効利用を図るため、建築部で設計施工を行う建築物については、次の条件をもとに、
雨水利用施設の設置を検討する。
1.雨
水
利
用
の 用
途
用途として便所洗浄水、散水、冷却塔補給水等があるが、水質基
準の確保、誤飲や人体接触の可能性、イメージ等を考え便所洗
浄水―散水―冷却塔補給水の順序で利用する。(市営住宅では
散水のみの利用とする)
2.建 築 物 の 規 模 ・ 構 造
集水可能面積がおおむね 500 ㎡以上で、構造として地中雨水貯
留槽や機械室が比較的容易に確保できる構造であること。
3.集
水
場
所
集水場所はできるだけ清浄な雨水を利用するため、屋根面(屋上
利用場所を除く)に限定する。
4.使
用
水
量
雨水使用水量は 1 日5m3 以上で定常的に使用する施設であること。
5.維
持
管
理
市が維持管理を行い、保守、運転管理体制が確立された施設で
あること。
6.施 設 設 置 の 技 術 基 準
施設の技術基準は、営繕協会編、排水再利用・雨水利用システム
設計基準・同解説によるほか、別に定める雨水利用施設設計基準
により計画するものとする。
7.そ
の
他
その他、上記により難い特殊な用途が想定される場合は、実状に
応じて検討を行うものとする。
雨水利用施設 設計基準
A. 水質基準
排水再利用・雨水利用システム設計基準・同解説〔以下 雨水基準
という〕第2編第3章3.4表2. 3-5による。
B. 雨水集水量 〔m3〕
=集水面積〔㎡〕× 降水量〔mm〕× 流出係数× 10-3
=
〔㎡〕× 1,280〔mm〕×
0.9× 10-3
C. 時間最多雨水集水量 〔m3〕
=集水面積〔㎡〕× 時間最多降水量〔mm〕× 流出係数× 10-3
=
〔㎡〕×
60〔mm〕×
0.9× 10-3
添付-31
D. 処理水使用量 〔m3/日〕
・便所洗浄水
種別
個数
1 回当り *1
1 時間当り *1
1 日使用
同時
所要水量 L
使用回数
時間
使用率 %
大便器
13
6
小便器
4
12
*2
1日
使用水量
合計
*1
*2
第5編第3章表3-2による。
建築設備設計基準
第5編第3章表3-6による。
/日
m3/年
◇年間処理水使用量
・散水
建築設備設計基準
m3
◇1日処理水使用量
L/日
(12 月~2月、梅雨の1ヶ月 計4ヶ月間は除く)
1 日処理水使用量 〔m3〕 =降水面積〔㎡〕× 5〔mm/㎡〕
年間処理水使用量 〔m3〕 =1 日処理水使用量 〔m3〕× 365日×8/12
・冷却塔補給水
建築設備設計基準
第5編第3章第2節第2
3)による。
E. 雨水処理フロー
集水
スクリーン
沈砂槽
貯留槽
消毒装置
ろ過装置
処理水槽
・スクリーン
5mm程度の網かご
・沈砂槽
有効容量 〔m3〕 =時間最多雨水集水量 〔m3〕× 1/60
・雨水貯留槽
雨水基準第4篇第2章2.5図4. 2-13 雨水貯留容量計画線図により雨水利用率を
85%と 75%で計算し、時間最多雨水集水量も吸収できる容量に決定する。(算定方法
については、開発指導グループと協議のこと。)
◇雨水利用量
〔m3/年〕
=集水面積〔㎡〕× 降水量〔mm〕× 流出係数× 10-3×雨水利用率
=
〔㎡〕× 1280〔mm〕×
0.9× 10-3×雨水利用率
添付-32
◇上水代替率
〔%〕
=雨水利用量〔m3/年〕÷処理水使用量〔m3/年〕 ×100
・ろ過装置
砂ろ過方式とし、1日処理水使用量を3時間程度で処理する。
ろ過能力〔m3/h〕=1 日処理水使用量 〔m3/日〕 ÷3〔h〕
※ 雨水貯留槽も腐敗防止用に1日3時間程度ろ過する。
・処理水槽
有効容量は、1日処理水使用量 とする。
・その他
◇雨水貯留槽の満水対策
雨水貯留槽満水時には、スクリーン手前にて屋外雨水系統へ放流する。
制御機器故障時対策としてオバーフロー又は放流ポンプを設置する。
◇初期降雨の排除
初期降雨5mm迄は屋外雨水系統へ放流する。
年間降水量
西宮市 年間降水量データ 〔mm/年〕
昭和58年度
1333
59
1098
60
1164
61
1098
62
798
☆
63
1472
平成 元
1613
☆
2
1429
3
1221
4
1190
5
1557
☆を除く平均
1284
※年間降水量は 1280mmとする
時間最多降水量
西宮市時間最多降水量データ(昭和36年以降) 〔mm/h〕
1位 平成 元年
109
☆
2位 昭和 42年
56
☆を除く平均
56
※時間最多降水量は 60mmとする
添付-33
N
阪神
高速
阪
神
電
鉄
甲子園球場
鳴尾(小)
市営甲子園九番町団地
4号
棟
7号
棟
3号
棟
6号
棟
2号
棟
5号
棟
市立西宮東高校
1号
棟
K
D
J
C
棟
棟
G
A
棟
棟
I
B
棟
棟
棟
棟
F
E
棟
棟
甲子園浜(小)
武庫川女子大学
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-34
別添資料①
別添資料②-1
添付-35
事業計画図の番号
直接入居
南甲子園3丁目
直接入居
古川町
建設
3
解体
期
直接入居
建設
2
解体
期
直接入居
戻り入居
1 建設
期
解体
仮移転
甲子園九番町
団地別
H21
(2009)
H22
(2010)
H23
(2011)
H24
(2012)
H25
(2013)
H26
(2014)
H27
(2015)
H28
(2016)
H29
(2017)
①
仮移転
280戸
建設
②
仮集会所
仮入居
建
設
設
計
解体
第1期
解
体
③
④
102戸以上
解体
直接入居
戻り入居
●
48戸以上
⑤
⑥
直接入居(一部)
解体
直接入居
解体
解体
直接入居
●
解体
⑦
⑧
直接入居
●
建
替
事
業
完
了
H20.4
H21.4
H22.4
H23.4
H24.4
H25.4
H26.4
H27.4
H28.4
H29.4
~H21.3 ~H22.3 ~H23.3 ~H24.3 ~H25.3 ~H26.3 ~H27.3 ~H28.3 ~H29.3 ~H30.3
H20
年度 (2008)
本団地建替事業工程表
管理戸数 104戸
管理戸数 24戸
管理戸数 56戸
A棟 ・ B棟 ・ E棟
F棟
管理戸数 112戸
1号棟 ・ C棟 ・ D棟
G棟 ・ H棟 ・ I棟
J棟
管理戸数 252戸
2号棟 ・ 3号棟 ・ 4号棟
5号棟 ・ 6号棟 ・ 7号棟
K棟 ・ 集会所
管理戸数 420戸
対象棟
別添資料②-2
添付-36
[8戸]
A-西
[8戸]
[8戸]
A-東
B-東
G-西
C-東 [8戸]
[8戸]
E-西
[6戸]
F-西
[6戸]
児童
H
公園(2)
[6戸]
I-西
[8戸]
[8戸]
[6戸]
E-東
[6戸]
F-東
N
3期
2期
転
仮移
1期
G-東 [6戸]
I-東
[8戸]
[6戸]
約430戸+集会所
B-西 [6戸]
[8戸]
D-西 [8戸]
[6戸]
J-西 [6戸] J-東
[40戸]
[40戸]
[40戸]
D-東 [8戸]
[32戸]
集会所
[40戸]
[40戸]
[40戸]
1号棟
C-西
⑧
①
⑦
②
1期工事
A-東
B-東
C-東
D-東
E-西
F-西
G-西
児童
公園(2)
I-西
J-西
H
3期工事 約50戸
2期工事 約100戸
E-東
F-東
G-東
I-東
J-東
約280戸+集会所
A-西
B-西
C-西
D-西
1号棟
⑥
③
A-東
B-東
C-東
D-東
E-西
F-西
G-西
児童
公園(2)
I-西
J-西
H
2期工事 約100戸
入居
り
戻
E-東
F-東
G-東
I-東
J-東
1期工事
約280戸+集会所
A-西
B-西
C-西
D-西
1号棟
約280戸+集会所
1期工事
本団地建替事業計画図
⑤
④
A-東
B-東
E-西
F-西
A-西
B-西
A-東
B-東
E-西
F-西
E-東
F-東
E-東
F-東
2期工事 約100戸
1期工事
約280戸+集会所
A-西
B-西
約280戸+集会所
1期工事
30
0.1017 汚
0.01 汚
TK-8 H
0.008
E
E
仕0.26
TK-7-0.080
0.01 汚
H
508
21
-0.02
-0.03
TK-6-0.056
E
下3
0.1
F
N
2
0.01 汚
0.16
0.04
H
E
汚
0.08
H
-0.02
-0.01
0.02
ET
506
36
ET
下
0.26
仕
0.16
仕
0.21
0.40
0.24
ET
0.07
0.20
0.22
下
0.12
0.21
汚
0.16
G
H
第1期解体撤去対象区域
仕
TK-9
0.255
汚
0.15
下
0.19
0.46
0.16
0.19
-0.02
0.17
-0.03
下
0.20 0.2
0
0.11
0.06
ET
下
0.15
ET
下
0.02
H
0.23
下
0.18
仕
0.02
0.05
下
0.12
0.10
0.07
TK-5
0.010
0.19
521
0.17
520
H
下
0.36
0.43
0.20
0.01
TK-10
0.262
0.05汚
0.12
0.03
519
ET
0.08
ET
下
0.04
0.10
0.06
0.16
0.24
仕
0.17
0.17
第2期解体撤去対象区域
下
0.13
0.20
下
0.11
0.14
0.16
-0.02
0.13
ET
G
0.14
下
0.07
0.28
0.16
下
0.25
ET
TK-11
0.275
0.15
下
0.07
84
0.07
0.20
0.27
0.27
0.23
TK-4
0.037
汚
H
0.05
ET
下
0.11
0.10
0.29
0.24
0.33
0.30
0.11汚
0.24
G
0.25
0.09
0.04
H
第3期解体撤去対象区域
551
下
0.30
0.03
0.35
0.33 仕
0.49
G
F
ET
仕 -0.07
信 0.52
0.47
仕
0.04
0.466TK-1
0.49 0.48
0.43
信
ET
下
仕
0.2下
9
0.12
ET
0.26
止0.2 TK-2
8 0.191 仕
ET
仕
0.17
0.28
0.28
ET
TK-3 0.3
24
0.34
下 0.2
1
0.51
信
灯
H
0.37
ET
0.46
下243
0.430.42
0.32
F 0.266 40B82
0.35
0.31
下
0 32
H
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-37
別添資料③
0.1017 汚
0.01 汚
TK-8 H
0.008
E
E
仕0.26
TK-7 -0.080
0.01 汚
H
508
21
-0.02
-0.03
TK-6-0.056
E
下3
0.1
F
N
2
0.01 汚
0.16
0.04
H
E
汚
0.08
H
-0.02
-0.01
0.02
ET
506
36
ET
下
0.26
仕
0.16
仕
0.21
0.40
0.24
ET
0.07
0.20
0.21
0.22
下
0.12
汚
0.16
G
H
第1期事業対象区域
仕
TK-9
0.255
汚
0.15
下
0.19
0.46
0.16
(事業用地)
0.19
-0.02
0.17
-0.03
下
0.20 0.20
0.11
0.06
ET
下
0.15
ET
下
0.02
H
0.23
下
0.18
仕
0.02
0.05
下
0.12
0.10
TK-5
0.010
0.19
0.07
521
0.17
520
H
下
0.36
0.43
0.20
0.01
TK-10
0.262
0.05汚
0.12
0.03
519
ET
0.08
ET
下
0.04
第2期事業対象区域
0.10
0.06
0.16
-0.02
0.17
0.17
0.16
0.24
仕
ET
下
0.13
0.20
下
0.11
0.14
0.13
第1期工事部分
仮集会所整備区域
0.14
0.16
下
0.25
G
0.07
0.28
下
ET
TK-11
0.275
0.15
下
0.07
84
0.07
0.20
0.27
0.27
余剰地
約2500㎡
0.23
TK-4
0.0
H 37 汚
0.05
ET
下
0.11
0.10
0.29
0.24
0.33
0.30
0.11汚
0.24
G
0.25
0.09
0.04
H
551
下
第3期事業対象区域
0.30
0.03
0.35
0.12
0.33 仕
0.49
G
F
ET
仕 -0.07
信 0.52
仕
0.47
ET
0.04
0.466TK-1
0.49 0.48
信
下
仕
0.43
ET
0.26
止 0.2 TK-2
8 0.191 仕
ET
0.2下
9
仕
0.17
0.28
0.28
ET
TK-3 0.3
24
0.34
下 0.21
信
0.51
-0.12
灯
H
0.37
ET
0.46
下243
0.430.42
0.32
F 0.266 40B82
0.35
0.31
下
0.32
H
H
なお、第2期及び第3期事業対象区域については柔軟に対応できるものとする。
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-38
別添資料④
N
30
事業用地
0.1017 汚
0.01 汚
TK-8 H
0.008
E
508
CB
E
仕0.26
TK-7-0.080
0.01 汚
H
21
LG LG
F
下3
0.1
-0.02
-0.03
0.04
2
0.01 汚
E
LG
0.16
H
TK-6-0.056
CB
汚
0.08
H
LG
-0.02
-0.01
0.02
RC-5F
ET
RC-5F
506
36
CB
0.26
仕
CB
WC
ET
下
0.16
CB
WC
仕
ET
0.21
0.40
FRP
0.24
FRP
CB
LG
LG
0.07
0.20
LG LG
CB
LG
CB
LG
0.22
下
0.12
0.21
RC-5F
G
RC-5F
WC
CB
TK-9
0.255
汚
0.15
0.19
LG LG
LG
下
LG
CB
-0.02
LG
CB
WC
CB
0.46
0.16
FRP
0.19
0.17
H
CB
FRP
仕
-0.03
LG LG
下
CB
0.20 0.20
0.11
0.06
ET
RC-5F
ET
0.02
H
0.23
下
CB
WC
CB
0.05
FRP
CB
CB
0.02
0.10
LG
0.17
CB
FRP
LG
0.12
0.19
TK-5
0.010
521
520
下
0.36
0.43
ET
WC
下
LG LG
0.07
H
下
0.15
RC-5F
下
0.18
仕
汚
0.16
519
WC-2F
WC-2F
0.08
0.12
0.03
0.05汚
0 20
凡例
RC
鉄筋コンクリート造 WC
壁式鉄筋コンクリート造 LG
軽量鉄骨造 CB
コンクリートブロック造 FRP
ガラス繊維強化プラスチック造 住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-39
別添資料⑤ー1
① 2,3号棟 直接布基礎
支持地盤地耐力不明
①
140000
1900
2300
② 4,7号棟 ②
直接フーチング基礎
杭仕様不明
設計図書なし
1850
2600×2600
③ 5号棟 杭基礎
杭仕様 松杭想定(径の明記なし)
6m28本、5m10本、4.5m138本
③
不明
2600×2600
④ 6号棟
直接基礎 地盤改良工事(サンドコンパクション)
コンポーザーパイル
6m160本
④
1850
2300×2600
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-40
別添資料⑤ー2
甲子園九番町団地 既存棟住戸数表(住戸専用面積別)
(戸)
全体住戸数
号棟
第1期住戸数
第2期住戸数
第3期住戸数
住戸専用面積
住戸専用面積
住戸専用面積
住戸専用面積
住戸専用面積
住戸専用面積
住戸専用面積
住戸専用面積
25㎡~40㎡以下
40㎡超える
25㎡~40㎡以下
40㎡超える
25㎡~40㎡以下
40㎡超える
25㎡~40㎡以下
40㎡超える
1号棟
32
32
2号棟
40
40
3号棟
40
40
4号棟
40
40
5号棟
40
40
6号棟
40
40
7号棟
40
40
A1号棟
8
8
A2号棟
8
8
B1号棟
8
8
B2号棟
6
6
C1号棟
8
8
C2号棟
8
8
D1号棟
8
8
D2号棟
8
8
E1号棟
6
6
E2号棟
8
8
F1号棟
6
6
F2号棟
6
6
G1号棟
6
6
G2号棟
6
6
H号棟
8
8
I1号棟
8
8
I2号棟
6
6
J1号棟
8
8
J2号棟
6
6
K1号棟
6
6
K2号棟
6
6
小計
合計
388
32
240
420
12
92
252
112
56
0
56
既存棟住戸数表
(住戸専用面積別)
市営甲子園九番町団地第1期建替事業
住 宅 整 備 グ ル ー プ
20
西
宮 市
添付-41
別添資料⑤-3
求積表
地 番
NO.
C1
KA1
KA2
C2
C3
KA4
KA5
KA6
KA3
C4
C5
C6
C7
158-5
X
-142182.286
-142127.280
-142123.504
-142075.371
-142076.350
-142232.562
-142234.409
-142241.779
-142239.774
-142251.573
-142256.248
-142304.720
-142302.783
Y
94557.547
94584.795
94583.496
94487.251
94484.404
94406.484
94410.740
94407.552
94402.960
94397.077
94398.793
94508.323
94512.933
距 離
61.385
3.993
107.610
3.011
174.567
4.639
8.030
5.011
13.184
4.980
119.776
5.000
128.491
合 計
合 計 面 積
地 積
倍 面 積
地 番
NO.
境界標
1498.803488
200.871872
-2134.554151
140.426781
35023.667672
550.165890
2187.430740
-610.686910
3717.357543
1492.372200
10081.109616
-181.764206
-5375.853158
46589.347377
23294.6736885
23294.67
158-37
X
KA4
KA5
KA6
KA3
-142232.562
-142234.409
-142241.779
-142239.774
Y
距 離
94406.484
94410.740
94407.552
94402.960
合 計
合 計 面 積
地 積
地 番
158-5
158-37
総合計面積
境界標
倍 面 積
4.639
8.030
5.011
8.027
-7.860832
-39.237880
-4.924280
-25.415088
-77.438080
38.7190400
38.71
面 積
23294.6736885
38.7190400
23333.3927285
㎡
㎡
㎡
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-42
別添資料⑥ー1
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
158-5A
地 番
NO.
158-5A
X
Y
距 離
倍
面 積
C2
-142075.371
94487.251
3.011
2.787213
C3
-142076.350
94484.404
112.090
5589.641008
Q1
-142176.654
94434.371
51.460
1044.154672
M2
-142194.782
94482.532
3.562
-11.108761
M3
-142193.029
94485.633
7.337
-9.194840
M4
-142195.544
94492.525
20.032
-200.961216
M5
-142202.385
94511.353
4.392
-159.944046
M6
-142205.503
94514.446
32.358
-946.514920
Q2
-142216.670
94544.816
36.665
4396.372624
C1
-142182.286
94557.547
61.385
9232.207040
KA1
-142127.280
94584.795
3.993
731.747264
KA2
-142123.504
94583.496
107.610
4632.560585
合
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-43
計
合 計
面 積
地 積
坪 数
24301.746623
12150.8733115
12150.87
3675.63
㎡
坪
別添資料⑥ー2
158-5B
第2期事業対象区域
158-5C
第3期事業対象区域
地 番
NO.
158-5B
X
Q1
Q3
-142176.654
-142227.972
Y
距 離
倍
面
地 番
NO.
積
158-5C
X
Y
距 離
94434.371
57.348
1313.586846
Q3
-142227.972
94408.774
5.130
94408.774
28.556
倍
面
積
10.511100
240.026696
KA4
-142232.562
94406.484
4.639
M9
-142237.814
94435.580
3.078
-6.852282
KA5
-142234.409
94410.740
8.030
-5.483280
M10
-142239.132
94438.361
1.219
-6.479526
KA6
-142241.779
94407.552
5.011
-14.107180
M11
-142239.855
94439.343
3.706
-31.669451
KA3
-142239.774
94402.960
M12
-142242.352
94442.082
29.271
-430.217229
C4
-142251.573
94397.077
4.980
101.344650
M13
-142252.375
94469.583
5.731
-260.848462
C5
-142256.248
94398.793
119.776
-4341.540096
M14
-142255.854
94474.137
21.137
-735.049400
C6
-142304.720
94508.323
5.000
394.582396
M15
-142263.254
94493.936
5.487
-502.436220
C7
-142302.783
94512.933
29.093
5959.125577
M16
-142267.346
94497.591
22.365
-1151.023173
Q4
-142275.500
94523.034
2.876
241.659500
M17
-142275.155
94518.548
1.955
123.373250
M18
-142274.430
94520.364
1.955
-160.488900
M18
-142274.430
94520.364
2.876
-186.881920
M17
-142275.155
94518.548
22.365
1550.797119
Q4
-142275.500
94523.034
62.733
11713.523640
M16
-142267.346
94497.591
5.487
711.922068
Q2
-142216.670
94544.816
32.358
2127.536840
M15
-142263.254
94493.936
21.137
1113.885000
M6
-142205.503
94514.446
4.392
489.703726
M14
-142255.854
94474.137
5.731
438.952388
M5
-142202.385
94511.353
20.032
924.465376
M13
-142252.375
94469.583
29.271
943.334691
M4
-142195.544
94492.525
7.337
275.181240
M12
-142242.352
94442.082
3.706
159.500869
M3
-142193.029
94485.633
3.562
-174.288519
M11
-142239.855
94439.343
1.219
M2
-142194.782
94482.532
873.062608
M10
-142239.132
94438.361
3.078
74.325974
14594.714040
M9
-142237.814
94435.580
28.556
263.824652
51.460
合
計
合 計
面 積
地 積
坪 数
13.184
7297.3570200
7297.35
2207.45
㎡
坪
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-44
合
計
合 計
面 積
地 積
坪 数
0.598428
206.612289
43.492788
7692.850033
3846.4250165
3846.42
1163.54
㎡
坪
別添資料⑥ー3ーA
158-5B
第2期事業対象区域
158-5C
地 番
NO.
158-5B
X
Y
距 離
倍
面
積
Q1
-142176.654
94434.371
57.348
1313.586846
Q3
-142227.972
94408.774
28.556
240.026696
M9
-142237.814
94435.580
3.078
-6.852282
M10
-142239.132
94438.361
1.219
-6.479526
M11
-142239.855
94439.343
3.706
-31.669451
M12
-142242.352
94442.082
29.271
-430.217229
M13
-142252.375
94469.583
5.731
-260.848462
M14
-142255.854
94474.137
21.137
-735.049400
M15
-142263.254
94493.936
5.487
-502.436220
M16
-142267.346
94497.591
22.365
-1151.023173
M17
-142275.155
94518.548
1.955
123.373250
M18
-142274.430
94520.364
2.876
-186.881920
Q4
-142275.500
94523.034
62.733
11713.523640
Q2
-142216.670
94544.816
32.358
2127.536840
M6
-142205.503
94514.446
4.392
489.703726
M5
-142202.385
94511.353
20.032
924.465376
M4
-142195.544
94492.525
7.337
275.181240
M3
-142193.029
94485.633
3.562
-174.288519
M2
-142194.782
94482.532
51.460
合
計
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-45
合 計
面 積
地 積
坪 数
873.062608
14594.714040
7297.3570200
7297.35
2207.45
㎡
坪
別添資料⑥ー3ーB
158-5B
158-5C
第3期事業対象区域
地 番
NO.
158-5C
X
Y
距 離
倍
面
積
Q3
-142227.972
94408.774
5.130
10.511100
KA4
-142232.562
94406.484
4.639
0.598428
KA5
-142234.409
94410.740
8.030
-5.483280
KA6
-142241.779
94407.552
5.011
-14.107180
KA3
-142239.774
94402.960
13.184
206.612289
C4
-142251.573
94397.077
4.980
101.344650
C5
-142256.248
94398.793
119.776
-4341.540096
C6
-142304.720
94508.323
5.000
394.582396
C7
-142302.783
94512.933
29.093
5959.125577
Q4
-142275.500
94523.034
2.876
241.659500
M18
-142274.430
94520.364
1.955
-160.488900
M17
-142275.155
94518.548
22.365
1550.797119
M16
-142267.346
94497.591
5.487
711.922068
M15
-142263.254
94493.936
21.137
1113.885000
M14
-142255.854
94474.137
5.731
438.952388
M13
-142252.375
94469.583
29.271
943.334691
M12
-142242.352
94442.082
3.706
159.500869
M11
-142239.855
94439.343
1.219
43.492788
M10
-142239.132
94438.361
3.078
74.325974
M9
-142237.814
94435.580
28.556
263.824652
合
計
住 宅 整 備 グ ル ー プ
西 宮 市
添付-46
合 計
面 積
地 積
坪 数
7692.850033
3846.4250165
3846.42
1163.54
㎡
坪
別添資料⑥ー3ーC
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