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『既に支払われた通勤手当について』 『年末調整の際における精算の

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『既に支払われた通勤手当について』 『年末調整の際における精算の
「Web 給与部長」
給与部長」3.0 『非課税となる
非課税となる通勤手当
となる通勤手当』
通勤手当』について (2014 / 11 作成)
平成 26 年 10 月 17 日に所得税の改正が公布され、通勤手当の非課税限度額が引き上げられました。
この改正は、平成 26 年 10 月 20 日に施行され、平成 26 年4月1日以後に支払われる
通勤手当について適用されます。
課税済みの通勤手当についての精算
『既に支払われた通勤手当について』
・改正前の非課税規定を適用したところで所得税及び復興特別所得税の源泉徴収が行われていますが、
改正後の非課税規定を適用した場合に過納となる税額は、本年
本年の
本年の年末調整の
年末調整の際に精算する
精算することになります。
する
・既に支払われた通勤手当が改正前の非課税限度額以下
非課税限度額以下である
非課税限度額以下である人
である人については、
については、この精算
この精算の
精算の手続は
手続は不要です
不要です。
です。
・年
年の中途に
中途に退職した
退職した人
した人など本年の年末調整の際に精算する機会のない人については、
確定申告により
確定申告により精算
により精算することになります。
精算
『年末調整の際における精算の手続きについて』
1. 既に改正前の非課税規定を適用したところで所得税及び復興特別所得税の
源泉徴収をした(課税された)通勤手当のうち、
改正後の非課税規定によって新
新たに非課税
たに非課税となった
非課税となった部分
となった部分の
部分の金額を
金額を計算します。
計算
2. 「平成 26 年分給与所得・退職所得に対する源泉徴収簿」の「年末調整」欄の余白に
「非課税となる通勤手当」と表示して、
1.の計算根拠及び今回の改正により新たに非課税となった部分の金額を記入します。
3. また、源泉徴収簿の「年末調整」欄の「給料・手当等」欄には、
「給料・手当等」欄の「総支給金額」の欄の金額から
2.の新
新たに非課税
たに非課税となった
非課税となった部分
となった部分の
部分の金額を
金額を差し引いた後
いた後の金額を記入します。
金額
4. 以上により、改正後の非課税規定によって新たに非課税となった部分の金額が、
本年の給与総額から一括して差し引かれ、その差引後の給与の総額を基にして年末調整を行います。
「通勤手当の
通勤手当の非課税限度額の
非課税限度額の引き上げ」
pg. 1
pg. 2
「Web 給与部長」
給与部長」での処理操作
での処理操作
「例」
賃金台帳で、交通費(課税分)として4月から 10 月分まで ¥1,500- 毎月支給している。
合計 ¥10,500- が、非課税となる交通費の場合:
◎「年調データ登録・変更」画面では、
(メニュー「年末処理」-「入力」-「個別入力」-「個人別登録・変更」を選択)
「調整用の
」の
調整用の収入(
収入(非課税分のみ
非課税分のみ)
のみ)
」の欄に求めた金額 ¥10,500- を登録する。
pg. 3
◎らくらく年調明細入力の「源泉徴収簿」画面では、
(メニュー「年末処理」-「入力」-「らくらく入力」を選択)
「調整収入非税」
調整収入非税」の欄に求めた金額 ¥10,500- を登録する。
pg. 4
メニュー「年末処理」-「作表」-「源泉徴収簿」から出力した「[汎用用紙2」では、
登録した金額が、
「調整分」の行の「課税対象額」
(支)の列へ マイナスの金額で出力されます。
pg. 5
今回の課税改正で、
課税から非課税になった金額の年間合計額を
調整用収入(非課税分)の欄に登録していただくことになります。
例えば、
通勤距離片道 20km の社員に、1 ヶ月の通勤手当として
\20,000- 支給しているとしますと
改正前では、非課税限度額 \11,300- なので、
課税交通費 \8,700非課税交通費 \11,300になります。
この金額で、1 月から 10 月まで支給したとします。
改正後では、非課税限度額 \12,900- なので、
課税交通費 \7,100非課税交通費 \12,900になります。
(非課税分が \1,600- 増えます。
)
11 月~12 月は、この金額で支給したとします。
これで、改正後の適用が 4 月からですので、
4月から 10 月の 7 ヶ月間の非課税分が違ってきます。
\1,600 × 7 = \11,200 になりますので、
調整用収入(非課税分)の欄に \11,200 を登録することになります。
pg. 6
例2、
通勤距離片道 20km の社員に、1 ヶ月の通勤手当として
\12,000- 支給しているとしますと
改正前では、非課税限度額 \11,300- なので、
課税交通費
\700非課税交通費 \11,300になります。
この金額で、1 月から 10 月まで支給したとします。
改正後では、非課税限度額 \12,900- なので、
課税交通費
\0非課税交通費 \12,000になります。
(非課税分が \700- 増えます。
)
11 月~12 月は、この金額で支給したとします。
これで、改正後の適用が 4 月からですので、
4月から 10 月の 7 ヶ月間の非課税分が違ってきます。
\700 × 7 = \4,900 になりますので、
調整用収入(非課税分)の欄に \4,900 を登録することになります。
【お詫び】
「源泉徴収簿」の「年末調整」欄の余白に「非課税となる通勤手当」と表示して、
新たに非課税となった部分の金額を記入するようになっていますが、
Web 給与部長では、対応していません。
大変申し
大変申し訳ありませんが、
ありませんが、手書きで
手書きで記入
きで記入してください
記入してください。
してください。
.
pg. 7
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