第113回 - 2015-11-18

Weekly Report
第 113 回例会 2015 年 11 月 18 日（水）
名古屋アイリスロータリークラブ
RID2760 THE ROTARY CLUB OB NAGOYA IRIS
～ 世界へのプレゼントになろう Be a gift to the world ～
2015-16 年度国際ロータリー会長 K.R.“ラビ”ラビンドラン
例会日：毎週水曜日 13:00～14:00
例会場：ANA クラウンプラザ グランコートホテル名古屋
創 立：2013 年 6 月 5 日
会 長：安井 忠
「楽しく・深く理解するアイリス」
■ 斉唱
それでこそロータリー
■委員会報告
■ 司会
須賀 祐介 会員
社会奉仕委員
■ 出席者報告 出席者数 29 名 / 会員数 37 名
出席率
鬼頭委員長
78.37％
※原稿待ち
前々回(第 111 回)修正出席率は 100.0％(37/37)
■ビジター・ゲスト
名古屋北 RC 浦野三男
特別代表
2014-15 ガバナー 近藤雄亮様
刈谷 RC 久米博明 資金推進委員会委員長
■ ニコボックス報告
刈谷 RC 久米博明 資金推進委員会委員長
本日地区ロータリー財団の卓話をさせて頂きます。
宜しくお願いいたいします。
■幹事報告
名古屋北 RC 浦野三男
・１１月１日地区大会の案内
特別代表
本日 近藤パストガバナー、久米 RC 財団委員をお迎
えして。
■会長挨拶
安井 忠 会長
今日はイソップ物語の「アリとキリギリス」のお
本日は刈谷 RC の久米資金推進委員長様の卓話を頂戴
話を通じましてこれからの私達の社会のあり方を
いたします。宜しくお願い申し上げます。
お話したいと思います。アリは夏の暑い日せっせ
加藤正広
と一生懸命に働いていました。
会員
昨日のゴルフで安井会長に大変お世話になりました。
ところがキリギリスは怠け放題で遊んでおりまし
奥様にグロスで負けなくてよかったです。
た。やがて冬になってキリギリスは食べものに困
青木
ってアリの家を尋ねましたがアリはそれをみて
恭子 会員
元気になって良かったです。
「云わんことではない。ざまあ見ろ」と云って追
安井さんに炭水化物を抜いた食事を勧められ頑張っ
い返しました。この様に私達は一生懸命に働くこ
ています。
とを教えられました。
1
アリは今で云うエコノミックアニマルです。
アリは働き過ぎで死んだのです。今で云う過労死
私達は追い返すアリになって良いのでしょうか。
であります。
そこで反省をもっていた人々が作りあげたイソッ
しかしこのままでアリとキリギリスの話を終わる
プ物語はさすがにざまあ見ろと云うアリは出てき
わけにはいきません。
ません。キリギリスがアリを尋ねて行くとアリは
私達はどの様にこれを書きかえねばならないので
ドア一を明けて外は寒いでしょうと云って家の中
しょうか。
へ迎え入れ暖かいスープや食事をもてなしました。 冬になって食べ物に困まったキリギリスはそこで
するとキリギリスはアリの親切に涙を流しながら、 夏の間にしっかり練習しておいた音楽でもってコ
このご恩は決して忘れません。来年からは一生懸
ンサートを開いてそしてそのチケットをアリに買
命に働きますと云う話に書きかえられております。 ってもらいましたと云う話にしたらどうでしょう
前にお話しましたエコノミックアニマル版に対し
か。
まして、これは美談版と名づけられております。
私達が持っている文化はエコノミックアニマル版
ここで１つ問題がでてまいりました。
と美談版しかなかったのです。両方ともおかしい。
それはアリの平均体長は約９ミリキリギリスのそ
どこがおかしいかと云えばアリの生き方が正しく
れは約４５ミリですから丁度アリの５倍です。
てキリギリスの生き方が問違っているのだと云う
食事を頂くときは身長に比例でなく体重比で食ベ
前提でものを考えている。
ます。
キリギリスは来年から一生懸命に働きますと云い
体重の比率にすると５の３乗ですからキリギリス
ましたが年夏が来ましてもきっと働かないでしょ
はアリの１２５倍です。
う。
と云うことはキリギリスは１２５倍食べてしまい
キリギリスはある意味で働きようがないのです。
ます。３日も滞在されたらアリの１年分ぺろりと
ですからキリギリスはキリギリスの生き方しかで
食べられてしまいます。
きないのです。それを何んでアリの生き方を強制
アリはそんな美談ができますか。今度はアリが飢
するのでしょうか。
え死してしまいます。
キリギリス迄アリの生き方を押しつけなくともい
ここでさらに改訂の話が出来ております。
いのではないか。しかもキリギリスはミュージシ
冬になってキリギリスがアリの家を尋ねてドア一
ャンです。
をノックするのですがアリが出て来ません。
芸術家は芸術家として生きて行けばよいのです。
キリギリスはどうしたのかと思って裏口へ廻って
そしてエコノミックアニマルのアリも冬になれば
みたら戸が開いておりました。
働けないのだからその時は芸術鑑賞すればよいの
そこでキリギリスは不審思い中へ人ってみるとア
だ。
リは夏の働きすぎで死んでおりました。
何も冬迄働く必要はないのです。
そしてキリギリスはアリが残していってくれた食
そして 125 匹のアリがチケットを買ってやればキ
べ物を食べて冬を過しました。
リギリスも生きて行けるのです。
めでたし、めでたしと云うわけであります。
そうしてお互いに--緒になって生きて行こうじゃ
以上は新人類の人達がパロディー化したものであ
ないかと云うのが新しい文化であります。
ります。
まさにロータリ一精神であります。
これを聞いて怒る人がありますが別にキリギリス
ここで、アリギリスと云う新しい用語が作られま
がアリを殺した訳ではありません。
したがこれは一緒になって共存共栄しようではな
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いかと云うことであります。
この様な社会に私達はしなければならないと思い
ます。
■卓話
刈谷 RC 久米博明 資金推進委員会委員長
・グローバル補助金
・地区補助金の申請から報告まで
・寄付の流れ「シェアシステム」について
・地区ロータリ財団の組織
・ロータリー財団の全般、RI との関係
について卓話していただきました。
以上
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