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Porteus とか Trinity とかの日本語翻訳

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Porteus とか Trinity とかの日本語翻訳
Porteus とか Trinity とかの日本語翻訳
2011/9/10 おかの
宣伝
11 月 19 日(土)、20 日(日)に明星大学で開催される OSC 2011 Tokyo/Fall に Doc-ja Archive
Project で出展し、翻訳 BoF をやります。翻訳等に関心のある方の参加をお待ちしています。
GNOME や Ubuntu 方面で、カタカナ語の長音符の扱いが議論されていたりするので、訳語の統一
問題とかやりたいですが、そっち方面から参加表明がないのが微妙っつーか。
http://www.ospn.jp/osc2011-fall/
http://openlab.ring.gr.jp/doc-ja/
Porteus とは
Slax から派生したディストリビューションです。 以前は Slax remix という名前でした。 というか、
最初の方向性はちょっと違ったようで。
参考までに、過去のアナウンス等のやっつけ訳を最後につけました。
なぜ Porteus?
C80 で Linux User の付録に Porteus-ja がついてきたからに決まってるじゃないですか。
いつまでたっても新版がでない Slax に業を煮やしたはとちゃんが、新しい何かを探した結果、
Porteus を選んだというかんじ?
Porteus-ja とは
オリジナルの Porteus には 32 ビット版と 64 ビット版がありますが、夏コミの CD は 32 ビット
版をベースに日本語化しています。
夏コミの 1 週間前の例会で、はとちゃんから「今試してるけど、まだ動いてない」という報告があ
り、そのあとなんとかなったので、はとちゃんが前日夜から当日朝にかけて泣きながら CD-R を焼い
てレーベルを印刷したというシロモノです。
1
ということで、売り子は詳細を知らないまま コミケ本番に臨んだといういうアレなことになったり
しました。まとはらさんがノート PC 持ち込みで VirtualBox 上でデモをしようとしましたが、うまく
動きませんでした。
メッセージの翻訳状況
デスクトップ環境は 64 ビット版と 32 ビット版で異なっており、 64 ビット版は KDE4、32 ビッ
ト版は KDE3 ベースです。ふつーに日本語の表示や入力ができます。IPA フォントは 8 ビットにする
とビットマップがきれいに出て重要らしく。
1 今回の付録は新しいディストロですよー」などと言って売っていたはいいものの、読み方すら最初はわ
からなかったという。
……が、一部メッセージは英語のままです。
これは KDE 翻訳プロジェクトが怠けたわけではありません(KDE3 では、これらに相当するメッ
セージは日本語に訳されています)。Porteus のデスクトップ環境は一見 KDE ですが、実は派生品の
Trinity であり、そちらでメッセージが未訳となっているためです。
Trinity について
Trinity は KDE3.5 から派生したデスクトップ環境です。
http://www.trinitydesktop.org/
リポジトリーは KDE の SVN リポジトリーにあります。
http://websvn.kde.org/branches/trinity/
この web サイトには、Help Wanted! (手助け求む) The Trinity team is currently looking for help
in the following areas: (Trinity チームでは現在、以下の分野で手伝ってくれる方を探しています)とし
て、「Language translation/support」(言語対応と翻訳) と書いてありますが、翻訳プロジェクトの
ようなものはなさげです。
配布物では KDE 3.5.10 の翻訳メッセージをそのまま使っています。というか、ソースリポジト
リーにも KDE 3.5.10 の配布物 tarball がそのまま突っ込まれています。
http://websvn.kde.org/branches/trinity/kde-i18n/
-2-
一方、Trinity のメッセージ原文は「KDE」を「Trinity」に変更するなど、KDE 3.5.10 とは異なっ
ています。これらは翻訳されていないので、原文のまま表示されるというわけです。
で、これを小江戸のみんなでなんとかしなイカ? というわけですよ。
メッセージの修正方法
「翻訳ってどうやるの?」という向きのために簡単に説明してみます。
KDE といえば Konqueror、Konqueror といえば KDE、というわけで、最初に手を付けるのは
Konqueror です。
メッセージカタログのバイナリー (MO ファイル) は /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/ 以下
に置かれていて、Trinity はこれをもとに日本語メッセージを表示しています。たとえば Konqueror
用のメッセージカタログは konqueror.mo です。 ここでは、既存の日本語訳を書き変えてみます。
MO ファイルは人間が読めなさげなバイナリーなので、msgunfmt(1) で、人間が読める形式 (PO
ファイル) にします。
% msgunfmt /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/konqueror.mo mo \
­o konqueror.po PO ファイルの内容はこんなかんじで、原文と日本語訳のセットがたくさん並んでいます。
-3-
msgid "Conquer your Desktop!" msgstr "デスクトップを征服せよ!" このファイルを適当に書き換えてやります。
msgid "Conquer your Desktop!" msgstr "デスクトップを侵略するでゲソ!" あとは、msgfmt(1) で MO ファイルを作って、元あった場所にインストールします。
# msgfmt konqueror.po \
­o /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/konqueror.mo Konqueror を起動しなおすと、PO ファイルを修正したとおり、メッセージが変わります。
MO ファイルを全部書き換えれば、イカっぽい Porteus のできあがりです。なお、Porteus-ja に標
準で入っている gettext の日本語メッセージは 112,714 個です。
実際にやらなきゃいけないこと
Konqueror の例では、既存の翻訳メッセージを書き換えただけなので、このような方法でよいです
-4-
が、Trinity 翻訳をまじめにやろうとすると、この方法は使えません。
コメントや未訳メッセージなどは MO ファイルでは失われているので、まじめに Trinity 翻訳をな
んとかしようとすると、メッセージカタログの雛型 (POT ファイル) を作成して作業する必要がありま
す。
ここでは、Trinity アプリケーションの「ヘルプ」メニューから「Trinity について」を選んだとき
に現れるウィンドウを例にとります。
KDE 3.5.10 ではこのウィンドウのメッセージはすべて翻訳されていました。
KDE 3.5.10 のソース : kdelibs-3.5.10/kdelibs/kdeui/kaboutkde.cpp
const QString text1 = i18n(""
"The <b>K Desktop Environment</b> is written and maintained by the "
"KDE Team, a world­wide network of software engineers committed to "
"<a href=\"http://www.gnu.org/philosophy/free­sw.html\">Free Software</a> development.<br><br>"
"No single group, company or organization controls the KDE source "
"code. Everyone is welcome to contribute to KDE.<br><br>"
"Visit <A HREF=\"http://www.kde.org/\">http://www.kde.org</A> for "
"more information on the KDE project. ");
KDE 3.5.10 メッセージカタログ : kde-i18n-ja-3.5.10/messages/kdelibs/kdelibs.po
-5-
#: kdeui/kaboutkde.cpp:34
msgid ""
"The <b>K Desktop Environment</b> is written and maintained by the KDE Team, a "
"world­wide network of software engineers committed to <a "
"href=\"http://www.gnu.org/philosophy/free­sw.html\">Free Software</a> "
"development."
"<br>"
"<br>No single group, company or organization controls the KDE source code. "
"Everyone is welcome to contribute to KDE."
"<br>"
"<br>Visit <A HREF=\"http://www.kde.org/\">http://www.kde.org</A> "
"for more information on the KDE project. "
msgstr ""
"「K デスクトップ環境」は KDE チームによって開発され、保守されています。世界中のソフトウェア開発
者のネットワークが<a "
"href=\"http://www.gnu.org/philosophy/free­sw.html\">フリーソフトウェア</a>の開発に参
加しています。"
"<br>"
"<br>KDE のソースコードは特定のグループや企業、組織がコントロールしているのではありません。どな
たでも自由に KDE の開発に参加してい
ただけます。"
"<br>"
"<br>KDE プロジェクトの詳細については <A HREF=\"http://www.kde.org/\">http://www.kde.org</A> "
"をご覧ください。"
Trinity 3.5.12 のソース : kdelibs/kdeui/kaboutkde.cpp
const TQString text1 = i18n(""
"The <b>Trinity Desktop Environment</b> is a fork of the "
"K Desktop Environment version 3.5, which was originally written by the KDE Team, "
"a world­wide network of software engineers committed to <a "
"href=\"http://www.gnu.org/philosophy/free­sw.html\">Free Software</a> "
"development.<br><br>No single group, company or organization controls the "
"Trinity source code. Everyone is welcome to contribute to Trinity.<br><br>Visit <A "
"HREF=\"http://trinity.pearsoncomputing.net/\">http://trinity.pearsoncomputin
g.net</A> for more information "
"about Trinity, and <A HREF=\"http://www.kde.org/\">http://www.kde.org</A> "
"for more information on the KDE project. ");
Trinity 3.5.12 のメッセージカタログは KDE 3.5.10 のままなので、このようにメッセージの原文
が変わると、(そのメッセージの翻訳がないので) 表示が原文になってしまうというわけです。
KDE を Trinity に置き換えたメッセージもけっこうありますが、この例のように「KDE」のままの
部分もあるので、機械的に置換すればいいというわけでもありません。
具体的な手順
Trinity のソースからの構築方法は、以下のページにあります。
-6-
http://www.trinitydesktop.org/wiki/bin/view/Developers/HowToBuild
Trinity 3.5.12 の配布物 kdelibs-3-5-12.tar.gz を取ってきて展開します。configure したのちに、
admin ディレクトリーにある cvs.sh を実行すれば POT ファイルができます。やりたいことは、C++
などのソースからメッセージを抽出するだけですが、Trinity の構築に必要なライブラリー等が必要
だったりしてアレです。
以下、Ubuntu 11.04 での作業例ですが、これで合っているのかは激しく謎なので詳しいかた教え
てください。
# apt­get install automake libtool kdelibs4c2a libx11­dev
$ tar xvzf kdelibs­3.5.12.tar.gz
$ cd kdelibs
$ cp ­pR /usr/share/libtool/config/ltmain.sh admin/ltmain.sh
$ cp ­pR /usr/share/aclocal/libtool.m4 admin/libtool.m4.in
$ make ­f admin/Makefile.common
$ ./configure ­­prefix=/opt/kde3 \
­­includedir=/opt/kde3/include/kde \
­­mandir=/opt/kde3/share/man \
­­infodir=/opt/kde3/share/info \
­­with­extra­libs=/opt/kde3/lib \
­­sysconfdir=/etc \
­­localstatedir=/var \
­­libexecdir="\${prefix}/lib/kdebase­kde3" \
­­disable­rpath \
­­with­xinerama \
­­enable­closure \
­­without­arts
$ mkdir po
$ sh admin/cvs.sh package­messages
上記ページの説明どおりに configure すると、aRts を要求されますが、すでに Ubuntu のパッ
ケージはないので、--without-arts を追加しました。つーか、ここは Trinity で作業するのがヨサゲ?
これで kdelibs.pot ができあがりますので、KDE 3.5.10 の日本語メッセージカタログ kdelibs.po
とマージします。
% msgmerge kdelibs.po kdelibs.pot ­o trinitiy­kdelibs.po
マージされたメッセージカタログを適当に編集します。
#: kdeui/kaboutkde.cpp:34
msgid ""
"The <b>Trinity Desktop Environment</b> is a fork of the K Desktop "
"Environment version 3.5, which was originally written by the KDE Team, a "
"world­wide network of software engineers committed to <a href=\"http://www."
"gnu.org/philosophy/free­sw.html\">Free Software</a> development.<br><br>No "
"single group, company or organization controls the Trinity source code. "
"Everyone is welcome to contribute to Trinity.<br><br>Visit <A HREF=\"http://"
"trinity.pearsoncomputing.net/\">http://trinity.pearsoncomputing.net</A> for "
"more information about Trinity, and <A HREF=\"http://www.kde.org/\">http://"
"www.kde.org</A> for more information on the KDE project. "
msgstr ""
"「Trinity デスクトップ環境」は K デスクトップ環境 (KDE) バージョン3.5 から派生しました。"
-7-
"KDE は、もともと KDE チームによって開発されたもので、世界中"
"のソフトウェア開発者のネットワークが<a href=\"http://www.gnu.org/philosophy/"
"free­sw.html\">フリーソフトウェア</a>の開発に参加しています。<br><br>Trinity の"
"ソースコードは特定のグループや企業、組織がコントロールしているのではありませ"
"ん。どなたでも自由に Trinity の開発に参加していただけます。<br><br>Trinity プロジェク"
"トの詳細については <A HREF=\"http://"
"trinity.pearsoncomputing.net/\">http://trinity.pearsoncomputing.net</A> を"
"、KDE プロジェクトの詳細については <A HREF=\"http://www.kde.org/\">http://www.kde.org</A> "
"をご覧ください。"
MO ファイルにコンパイルしてインストールすれば、こんなふうに日本語表示になります。
一人でやるなら、しこしこ作業すればよいですが、Trinity のような大規模なソフトをみんなでやろ
うとすると、進捗管理とか提出とかを自動化しないとたぶん死ねます。
それ以前に、冬コミ以降も Porteus-ja を出すのかどうかははとちゃん次第なので、 作業しても
(Linux User 的には) 無駄になっちゃう可能性もありますが、気にしない方向で。
てゆか、Trinity 以外に Porteus 固有のメッセージがあったり、PO ファイル以外にもオンラインヘ
ルプ とかマニュアルとかあったりして、ほかにもやることはいっぱいあります。
-8-
参考までに
以下、Slax-Remix や Trinity 関係の過去のアナウンスとか FAQ のやっつけ抄訳。Slax フォーラム
は古い記事の投稿日時が wrote 1 year ago などとしか表示されないので、今となってはいつのことや
らわからんですよ。
つーか、記事を後から修正できるっぽいので、やはり今となってはよくわからんですよ。
[Slax-Remix] v01/2.6.32-zen4 ready to download!
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=54463
slax-remix はどんな人向け?
- 以下の HOWTO に書かれているようなカスタムカーネルのコンパイルで問題が起きている人:
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=53917
※註: zen-kernel
- カーネル 2.6.27.27 で未対応あるいは対応が不十分なハードウェアのユーザー
- zen kernel (詳細は http://zen-kernel.org/included-code) を使ってみたりテストしたりしたいパ
ワーユーザー
ライブ USB バージョンの作り方は?
ふつーにやればおっけー: iso ファイルの内容を USB メモリーに展開し、ブートできるようにする
ために boot フォルダーで bootinst.bat or bootinst.sh を実行します。
本家 slax-6.1.2 とは何が違うのか?
- 新しいカーネル 2.6.32 に zen-4 パッチをあてた。つまり、新ドライバーや新機能がたくさん
- firefox を 3.5.5 に、flash を 10.0-r32 に更新
- 他の slax モジュールを新しい squashfs4 形式に変換するための squashfs4-tools
- slax.cfg ファイルの各ブートオプションに、標準で max_loop=50 というチートコードを追加
- konsole の全機能を使えるよう、003-desktop.lzm/root/.kde/share/config/konsolerc ファイル
を削除
欠点は?
- slax サイトからダウンロードしたモジュールは、すべて squashfs4-tools を使って新形式に変換
する必要があります。
- 現在のところは、drivers.lzm に initrd.gz が入っていないので PXE ブートができません (要望が
あるようなら次回リリースで追加可能です)
-9-
課題一覧:
- カーネル依存モジュールの作成: Nvidia および Ati ドライバー、Virtualbox 等 (作業中)
- squashfs3 形式と squashfs4 形式の自動変換スクリプト
- 006-devel に入っている使えないカーネルソースを 2.6.32 に更新する (完了)
警告: 非公式な slax リリースなので、バグ報告、問題、要望等はこのスレッドだけに書いてね。
警告: squashfs4-tools で作ったモジュールは slax サイトにアップロードしないでね
通常の slax-6.1.2 利用者が混乱したり、モジュールのセクションがさらに混沌としちゃうから
[Slax-Remix] v02 is out!
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=54857
なんで slax-remix の iso イメージは通常の slax-6.1.2 より少し大きいの?
以下に詳しい説明があります
http://www.slax.org/forum.php?
action=view&parentID=54463&anchorid=55131#postid55131
※訳註: slax モジュールで使われている squashfs 形式 (ファイルシステムイメージ) のブロックサ
イズにより、イメージサイズが異なってくる。 ブロックサイズを小さくするとイメージサイズは大き
くなるが、システムの応答性はよくなる(特に古いマシンでは)。
[Slax-Remix] v03/2.6.32.4-zen5 is released :)
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=55706
KDE-4x への移行計画は?
ありません。理由は簡単です。slax-remix を 200MB より大きくしたくないからです。
KDE-4* が好きな方は、Slax-7 を待つか、自分で KDE-4 を入れるかしてください。
[Slax-Remix] v04/2.6.32-zen6 is ready!
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=56292
- 10 -
slax-remix はどんな人向け?
(snip)
- (必ずしも十分テストされていない) バグが予想される slackware-current のソフトウェアを使う
ことを厭わない、アレなユーザー
[Slax-Remix] v06/2.6.33.2 released!
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=60839
警告: 質問の前に FAQ を読め!
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=60836
Slax-remix-v09 32-bit FAQ
http://www.slax.org/forum.php?action=view&parentID=60836
12. ブートスプラッシュテーマを標準のものから変更する方法は?
独自のテーマと、 remix の 'Download section' からダウンロードしたままの 'initrd.lz' ファイルを、
/etc/bootsplash ディレクトリーに置きます。 そして、以下のコマンドを実行します:
splash -s -f /etc/bootsplash/XXXX/bootsplash.conf >> initrd.lz
ブートローダーの設定ファイルに、以下のようなパラメーターがあることを確認してください:
'vga=791 splash=silent quiet'
ブートの際、F2 キーを押すと、詳細出力モードに切り替えることができます。
'Porteus' as a new name for 'Slax-Remix' project!
https://porteus.org/forum/viewtopic.php?f=35&t=117
'Slax-Remix' プロジェクトの新名称は、'Porteus' だにょ!
2011/01/05 12:03 fanthom
みなさんこんにちは。
プロジェクトの新名称をお知らせできることをうれしく思います。
- 11 -
たった今から、プロジェクト名は 'Porteus' になりますた。
先週実施された投票では 'Proteus' が最多得票となりましたが、Jayflood と議論した結果、
'Porteus' のほうが google 検索で見つかる件数が少ないので ('Proteus' ではなく) 'Porteus' にするこ
とに決めました。
'Porteus' は、'Portablility' と 'Proteus' の二語の合成です。
'Proteus' とは、ギリシャ神話の海神で、自分の姿を好きなように変える能力を持っています。
この名前は、「柔軟性」をあらわしているといえます。
可搬性 (小容量) と柔軟性 (モジュール化) の両方の意味を、Porteus という一つの名前に込めること
になりました。
これに、「高速」の意味もこっそり込めたかったのですが、ちょっと無理かもしれません :)
名称が新しくなったので、これに合わせてスクリプト、ロゴ、ドキュメント、チュートリアル、
HOWTO を全部書き換えるという膨大な作業が必要になりました。
このフォーラムの過去の投稿をご覧になる皆さんには、remix, UnknownOS, fanthomX 等の名称
を、必要に応じて 'Porteus' に読み替えていただくようお願いしたいと思います。
また、チュートリアルが 'Slax' ディストリビューション (markds HOWTO など) を参照している場
合には、書き換えずに、「Porteus でも動作する」旨を追記するようにしてください。
皆さんのご協力に感謝します。
Porteus チーム
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