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2006年3月期中間連結決算短信

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2006年3月期中間連結決算短信
平成 18年 3月期
中間決算短信(連結) [米国会計基準]
上 場 会 社 名
オリックス株式会社
平成 17年 11月 8日
コード番号
上場取引所 東 大
8591
本社所在都道府県
東京都
(URL http://www.orix.co.jp/grp/ir_j/ir_index.htm)
代表者
問合せ先責任者
役職名
役職名
代表執行役社長
常務執行役
氏名
藤木 保彦
氏名
服部 勝
TEL (03) 5419 - 5102
中間決算取締役会開催日 平成17年11月 8日
米国会計基準採用の有無 有
1. 17年 9月中間期の連結業績(平成 17年 4月 1日 ∼ 平成 17年 9月 30日)
(1)連結経営成績
売
17 年 9 月 中 間 期
16 年 9 月 中 間 期
17 年 3 月 期
上
高
百万円
%
百万円
%
百万円
%
442,927
415,931
913,719
6.5
15.6
115,702
56,293
130,159
105.5
23.0
133,109
68,860
153,549
93.3
20.2
中間
(当期)純利益
17 年 9 月 中 間 期
16 年 9 月 中 間 期
17 年 3 月 期
税引前中間
(当期)純利益
営 業 利 益
1株当たり中間
(当期)純利益
百万円
%
円
銭
83,954
42,688
91,496
96.7
35.9
957
509
1,087
87
74
82
潜在株式調整後1株当
たり中間(当期)純利益
円
907
469
1,002
銭
93
19
18
(注)①持分法投資利益
17年 9月中間期 15,607百万円 16年 9月中間期 9,765百万円 17年 3月期 20,043百万円
②期中平均株式数(連結) 17年 9月中間期 87,646,520株 16年 9月中間期 83,743,749株 17年 3月期 84,110,243株
③会計処理の方法の変更 無
④売上高、営業利益、税引前中間(当期)純利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率であります。
⑤潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益は、米国財務会計基準書第128号および発生問題専門委員会第04-8号に基づいて
算出しております。なお、発生問題専門委員会第04-8号の適用に伴い、16年9月中間期の金額を遡及修正しております。
(2)連結財政状態
総 資 産
株 主 資 本
百万円
17 年 9 月 中 間 期
16 年 9 月 中 間 期
17 年 3 月 期
6,333,055
5,724,771
6,068,953
株主資本比率
1株当たり株主資本
百万円
821,420
619,249
727,333
%
13.0
10.8
12.0
円
銭
9,333
7,389
8,322
32
48
96
(注)期末発行済株式数(連結) 17年 9月中間期 88,009,397株 16年 9月中間期 83,801,399株 17年 3月期 87,388,706株
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
17 年 9 月 中 間 期
16 年 9 月 中 間 期
17 年 3 月 期
112,157
40,987
126,467
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△ 182,787
△ 95,526
△ 408,004
百万円
102,172
23,747
274,343
(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結(新規) 2 社 (除外) 13 社
持分法(新規) 5 社 (除外) 6 社
百万円
通 期
890,000
当 期 純 利 益
百万円
230,000
百万円
177,565
121,891
145,380
(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数 182 社 持分法適用非連結子会社数 0 社 持分法適用関連会社数 81 社
2. 18年 3月期の連結業績予想( 平成 17年 4月 1日 ∼ 平成 18年 3月 31日 )
売 上 高
税引前当期純利益
現金及び現金同等物
期 末 残 高
百万円
140,000
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 1,590 円 74銭
(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因
によって予想数値と異なる場合があります。
企業集団の状況
各事業の主な内容、各事業におけるオリックス㈱および関係会社の位置付け等は次のとおりであります。なお、以下の区分はセグメント
情報の区分と同一であります。
国内事業部門
(1)法人金融サービス事業
当事業では、主に一般の法人向けのファイナンス・リース事業と不動産関連以外のローン事業、金融商品販売などの手数料ビジネス
を行っています。
[主な関係会社]
オリックス(株)、オリックス・アルファ(株)、日鐵リース(株)
(2)自動車事業
当事業では自動車リース事業とレンタカー事業を行っています。
[主な関係会社]
オリックス自動車(株)
(3)レンタル事業
当事業では主に法人向け測定機器・パソコン等のレンタル事業およびリース事業を行っています。
[主な関係会社]
オリックス・レンテック(株)
(4)不動産関連ファイナンス事業
当事業では、法人向け不動産関連ファイナンスおよび個人向け住宅ローン事業を行っています。また、サービサー(債権回収)、
商業用不動産担保ローンの証券化を展開しています。
[主な関係会社]
オリックス(株)、オリックス信託銀行(株)、オリックス債権回収(株)
(5)不動産事業
当事業では主にマンション分譲事業、オフィスビルの開発・販売事業、オフィスビルの賃貸事業、ホテル・独身寮・研修所等の
運営事業、建物総合管理および関連サービスや不動産投資法人(REIT)の資産運用・管理事業を行っています。
[主な関係会社]
オリックス(株)、オリックス・リアルエステート(株)、オリックス・ファシリティーズ(株)
(6)生命保険事業
当事業では通信販売や代理店を利用した保険の募集および関連事業を行っています。
[主な関係会社]
オリックス生命保険(株)
(7)その他の事業
当事業には、証券業、ベンチャーキャピタル業、カードローン事業、投資銀行業務およびその他新規事業等が含まれます。
[主な関係会社]
オリックス(株)、オリックス・クレジット(株)、オリックス・キャピタル(株)、オリックス証券(株)、
オリックス野球クラブ(株)、オリックス・コモディティーズ(株)、オリックス・インベストメント(株)、
富士火災海上保険(株)、(株)大京
海外事業部門
(1)米州
当地域の主な事業は、ファイナンス・リース、法人向けローン、債券投資、不動産担保ローン証券化関連事業および不動産の開発事業
となっています。
[主な関係会社]
ORIX USA Corporation
(2)アジア・大洋州・欧州
当地域の主な事業は、ファイナンス・リース、船舶関連事業、輸送機器のオペレーティング・リース、法人向けローンおよび
債券投資です。
[主な関係会社]
ORIX Asia Limited、ORIX Taiwan Corporation、ORIX Leasing Malaysia Berhad、
ORIX Investment and Management Private Limited、PT.ORIX Indonesia Finance、ORIX Australia Corporation Limited、
ORIX Aviation Systems Limited、大韓生命保険(株)、ORIX Leasing Singapore Limited、
INFRASTRUCTURE LEASING & FINANCIAL SERVICES LIMITED、ORIX Leasing Pakistan Limited
― 1 ―
[事業の系統図]
オリックスにおける主な事業を系統図で示すと以下のとおりであります。
主な会社
主な事業内容
オリックス(株)
リース、融資、その他金融サービス
国内事業部門
オリックス・アルファ(株)
日鐵リース(株)
オリックス自動車(株)
オリックス・レンテック(株)
ー
金
融
サ
ビ
ス
等
の
顧
客
へ
の
提
供
流通サービス業向けファイナンス
リース、融資、その他金融サービス
自動車リース、レンタカー
測定機器・パソコン等のOA機器
レンタルおよびリース
信託銀行
サービサー
不動産関連事業
建物総合管理および関連サービス
生命保険
カードローン、信販
ベンチャーキャピタル
証券業
プロ野球球団経営
株式・商品等先物運用
オルタナティブ・インベストメント
オリックス信託銀行(株)
オリックス債権回収(株)
オリックス・リアルエステート(株)
オリックス・ファシリティーズ(株)
オリックス生命保険(株)
オリックス・クレジット(株)
オリックス・キャピタル(株)
オリックス証券(株)
オリックス野球クラブ(株)
オリックス・コモディティーズ(株)
オリックス・インベストメント(株)
その他 150社
販
売
代
理
債
務
保
証
事
業
資
金
貸
付
海外事業部門
米州地域
ORIX USA Corporation
コーポレートファイナンス、リース、
不動産関連事業
その他 18社
アジア・大洋州・欧州地域
ORIX Asia Limited
ORIX Investment and
Management Private Limited
ORIX Leasing Singapore Limited
(注)
ORIX Taiwan Corporation
PT.ORIX Indonesia Finance
ORIX Leasing Malaysia Berhad
ORIX Australia Corporation Limited
INFRASTRUCTURE LEASING &
FINANCIAL SERVICES LIMITED
ORIX Leasing Pakistan Limited
ORIX Aviation Systems Limited
その他 69社
(注)
(注)
リース、自動車リース
エクイティ投資
リース、割賦、ファクタリング
リース、割賦、サービサー
リース、自動車リース
リース、割賦、融資
リース、自動車リース、
トラックレンタル、ファクタリング
投資銀行業務、
コーポレートファイナンス
リース、自動車リース、融資
航空機リース
(注) 関連会社であります。
― 2 ―
その他のうち一部の
グループ会社に対する
保証を示します。
[ 経営方針 ]
1.経営の基本方針
オリックスは、ユニークかつ創意工夫に充ちた事業活動を通じて、持続的に企業価値
並びに株主価値を増大させることにより、企業としての社会的責任を果たしていきたい
と考えております。
2.利益配分に関する基本方針
オリックスは、株主に対する安定配当に加えて、内部留保の最適活用を通じて、持続
的な成長と株主価値の増大を図っていくことを利益配分に関する基本方針としており
ます。
利益配当につきましては、各決算期における収益状況等を勘案し、効率的な経営によ
る収益力の向上と財務体質の強化を図りながら、長期的に安定した配当により、株主へ
の利益還元に努めております。
内部留保につきましては、より一層の収益力向上を達成するため、高い収益の見込め
る事業分野への投資等に充当する計画です。
3.投資単位の引き下げに関する考え方及び方針等
オリックスは、より広範な投資家の参加を促すため、株式市場で取引可能な投資単位
に関して、適宜見直して行く必要があると考えております。
上記の考え方に基づき、2005 年 12 月1日より1単元の株式の数を 100 株から 10 株
に変更する予定です。
4.目標とする経営指標
オリックスは、収益性、成長性、健全性のバランスを重視した事業ポートフォリオの
構築を図っております。そのために、ROE、ROA、並びに株主資本比率等を重要な
経営指標として見定め、それらの向上に努めております。
5.中長期的な経営戦略
オリックスは以下の企業像の実現に取り組んでおります。
◆市場に高く評価される新しい価値の創造によって経済的なインパクトを生み出し、
「誇り」ある活動を行う企業
◆株主・お客様・従業員などを含め社会の多様な期待に応える高い能力と謙虚な姿勢
を持ち、関係する人々から「信頼」される企業
◆社会的な規範を守り、公正かつ透明な活動を行う優れた社風を持ち、社会との調和
を保って、広く世の中から「尊敬」される企業
− 3 −
上記の企業像の実現を目指し、多角的にかつ多国籍に、創意工夫に充ちた新しいサー
ビスを提供し続けることに引き続き挑戦してまいります。
また、企業価値の持続的増大のために、リスク・マネジメント並びにコーポレート・
ガバナンスのさらなる充実を図ってまいります。
6.対処すべき課題
オリックスは、現在、下記の重点課題に取り組んでおります。
①安定的な利益基盤の一層の強化
②成長分野の伸長
③将来的な成長を図るための 次の一手
④リスク・マネジメントのさらなる強化
の展開
①安定的な利益基盤の一層の強化
オリックスが展開する事業のうち国内の「法人金融サービス事業部門」「レンタル事業
部門」
「生命保険事業部門」
、海外の「アジア・大洋州・欧州地域」は、これまでの実績に
よって安定的な利益基盤を構築している事業分野です。これらの事業分野については、蓄
積された専門性とこれまでに築き上げた信用をもとに、利益を伸長させつつ、さらに利益
基盤を強固にすることに努めております。
②成長分野の伸長
オリックスは、マクロ経済やお客様のニーズの変化などによって生まれた事業機会を巧
みにとらえ、ビジネスモデルを高度化してまいりました。金融からサービスに軸足を移し
つつある「自動車事業部門」、マンション分譲・オフィスビル開発などの「不動産事業部
門」、不動産の金融商品化・証券化の流れの中で事業を拡大してきた「不動産関連ファイ
ナンス事業部門」への展開です。これらの事業分野については、成長性のある事業分野と
位置づけ、強みを活かして積極的に伸長を図ってまいります。
③将来的な成長を図るための
次の一手
の展開
これまでもオリックスは、自らの強みを発揮できる新たな事業分野への進出に挑戦する
ことで持続的な成長を図ってきました。「その他の事業部門」にはそうした将来的な成長
を図る
次の一手 が含まれています。現在、市場のすそ野が広がりつつあるプリンシ
パル・インベストメント事業は、まさにその 次の一手 を展開している事業分野です。
投資家の資金をお預かりして運用するのではなく、自ら投資を行い、企業価値を高めたう
えで一定期間後の売却益の実現を図っています。また、リストラが完了し、再スタートし
た「米州地域」もまた、この分野に位置づけられる事業部門です。既にフランチャイズバ
リューを確立した CMBS(商業用不動産ローン担保証券)関連ビジネスに加えて、最も先
端的で幅広くかつ懐の深い米国の金融市場において、それに次ぐ新しい事業の開拓に挑戦
していきます。
④リスク・マネジメントのさらなる強化
事業の拡大を進めつつ、リスク・マネジメントについても常にその強化に努めています。
国内のリースやローンの取引については、信用リスクを判断する上で、独自の倒産確率推
計モデルを利用してリスクの計量化を行っています。さらに、このようなリスクの計量化
に基づいて、事業別にリスク資本を配賦し、資本コストを勘案した各事業の収益力を把握
− 4 −
することで、戦略的な意思決定を行うためのポートフォリオ・マネジメントの高度化を実
現しています。これまでの順調な業績の伸長は、精緻なリスク・マネジメントとポートフ
ォリオ・マネジメントの高度化の支えの上に実現されたものであり、今後とも、リスク・
マネジメントの強化を図っていきます。
7.コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況
①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
オリックスは、上記「1.経営の基本方針」に沿った事業活動の推進のためには、様々
なステークホルダーの視点に立ったコーポレート・ガバナンス体制の構築が重要と考え
ております。
②コーポレート・ガバナンス体制強化の状況
【コーポレート・ガバナンス体制強化の歩み】
オリックスは、1997年6月に外部の有識者と経営の専門家を迎えて諮問委員会を設置し
て以降、事業活動が株主価値を重視したものになっているかを客観的にチェックするため
に、コーポレート・ガバナンスの仕組みを強化してきました。1998年6月には、執行役員
制度を導入し、経営戦略・意思決定機能と業務執行機能の分離を図りました。また、1999
年6月には、取締役の員数を絞り、3名の諮問委員を社外取締役および顧問として迎える
ことによって、諮問委員会を発展的に解消しました。さらに取締役会のサポート機関とな
る指名・報酬委員会を設置しました。
そして経営の意思決定と業務執行の迅速化をさらに図るとともに、経営と業務執行の監
督機能を強化するため、2003年4月の改正商法の施行に伴い、同年6月から「委員会等設
置会社」へ移行し、取締役会の下に「指名」「監査」「報酬」の3つの委員会を設置しま
した。
2004 年6月には、それまで4名であった社外取締役を1名増やし、取締役会は、社外
取締役5名、社内取締役7名の体制になりました。2005 年6月以降の取締役会も社外取
締役5名、社内取締役7名の体制を維持し、さらに、指名、監査、報酬の3委員会の委員
について、経営の透明性と客観性のさらなる向上を求めて、これまで以上に社外取締役を
中心とした構成に変更しました。2005 年9月、社内取締役1名が退任し、現在、取締役
会は、社外取締役5名、社内取締役6名の 11 名体制になっています。
− 5 −
【コーポレート・ガバナンス体制の現況】
オリックスのコーポレート・ガバナンス体制の現況は次のとおりです。
2005 年 11 月8日現在
取 締 役 会
取 締 役 会
執 行 機 関
報告
CEO、COO、CFO
報告
ディスクロージャー・
開示統制
コミッティ
監督
社外取締役 5名
社内取締役 6名
指示
内部統制関連部門
指名委員会 4名(社外3名、社内1名)
監査委員会 3名(社外3名)
報告・監督
会計監査人
報告
監
指示・ 査
要請 委 報告
員
会 指示・
事 要請
務
局
会計監査
監
査 モ
部 ニ
タ
リ
ン
グ
リ
ス
ク
管
理
本
部
法
務
部
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
部
そ
の
他
内
部
統
制
関
連
部
門
業務部門
営
業
部
門 グ
ル
管
営
理
業
部
部
プ
門
門
会
社
ー
報酬委員会 4名(社外4名)
*
執行役 22名
(*CEO、COO、CFOを除く)
<取締役会>
取締役会は、取締役 11 名で構成され、うち5名が社外取締役です。取締役会は、商
法の定めに基づき、オリックスの重要な業務の決定を行い、取締役および執行役の職務
の執行を監督し、執行役から職務の執行の状況の報告を受けます。
<指名委員会>
指名委員会は、取締役4名で構成され、うち3名が社外取締役です。指名委員会は、
商法で定める株主総会に提出する取締役候補者を決定する権限のほか、執行役の選任に
関しても、審議する権限を有しています。
<監査委員会>
監査委員会は、取締役3名で構成され、3名全員が社外取締役です。監査委員会では、
経理部を管掌する執行役からの四半期決算の報告、会計監査人からの会計監査に関する
報告、オリックスグループCOOからの執行に関する概況報告等が行われます。
また、監査部を管掌する執行役からの内部監査の結果および内部統制全般に関する報
告、各執行役からの担当部門の業務報告を受けるなどにより、執行役の業務執行および
会社の内部統制について評価を行っています。監査委員会が職務を執行するにあたって
は、監査委員会事務局がこれをサポートし、監査委員会からの指示・要請を受けた事務
局は監査部に指示・要請し、調査を行い監査委員会に報告します。監査委員会はこれら
の報告を受けることにより、内部統制体制がさらに改善・強化されるようモニタリング
しています。
<報酬委員会>
報酬委員会は、取締役4名で構成され、4名全員が社外取締役です。報酬委員会は、
商法で定める取締役および執行役の報酬に関する方針を決定する権限、各取締役および
執行役の個人別の報酬額を決定する権限を有しています。
<ディスクロージャー・コミッティ>
オリックスでは、開示統制をコーポレート・ガバナンス全体の中で重要な位置を占め
るものと考えており、投資家への適時適切な情報開示のためにディスクロージャー・コ
ミッティを中心とした情報開示体制を整えています。
− 6 −
オリックスの開示統制において中心的な役割を果たすディスクロージャー・コミッテ
ィは、広報・経理・財務・内部監査等を担当する各役員により構成されており、各部門
から報告される重要情報について適時開示の要否、その他適時適切な情報開示を実現し
確保するために必要な対応を随時検討しています。
【コンプライアンス強化の取組】
オリックスでは、コンプライアンスがコーポレート・ガバナンスの基盤になるものとし
て、積極的に推進しています。オリックスにおける具体的なコンプライアンスの推進は、
1989 年4月のオリエント・リースからオリックスへの社名変更の際に、グループCI(コ
ーポレート・アイデンティティ)を導入し、
「グループ理念」
「グループ経営方針」および
「グループ行動指針」を定めたときから始まりました。
その後、21 世紀を目前にした 1998 年4月に、上記の「理念」等を土台として、オリッ
クスが 21 世紀に向かって目指すべき企業像を「誇り」「信頼」「尊敬」という3つの言
葉に集約して明確化し、その実現のための規範として「企業行動規範」および「社員行動
規範」を定め、これを「EC21」として発表しました。
「EC21」とは、「21 世紀における Excellent Company」の意味です。この「EC21」
がオリックスにおけるコンプライアンス実践のよりどころとなっていますが、さらにその
浸透を図るため、コンプライアンス推進の専門部署を設置し、2002 年2月には「コンプ
ライアンス・マニュアル」を作成しました。そして、このマニュアルの中に、「EC21」
の精神にかなった行動をするためのより具体的な行動指針として「役職員行動実践」を定
めるとともに、研修プランを作成し、これに従いグループ全役職員に対しコンプライアン
スの啓発・研修を進めています。2003 年度からは、「コンプライアンス・プログラム」
(コンプライアンスを実践するための具体的な実践計画)を毎年策定し、グループ全役職
員が、これを実践しています。また、コンプライアンスに反する行為を早期に発見して不
祥事を未然に防止するために、ヘルプラインを設置し、規則やマニュアルも整備しました。
③リスク管理体制の整備の状況
オリックスでは、事業活動を行うことによって企業価値の増大を図るためには、様々な
リスクを適切に管理することが不可欠であると考えています。リスクを把握・計測・分析・
評価するとともに、適切な規則・権限を設定し、信頼できる管理・情報システムを開発す
ることで、これらのリスクを管理あるいは軽減できるよう、以下のようなリスク・マネジ
メント・システムを構築しています。個々の取組、事業、地域などの特定リスクあるいは
包括的なリスクも、リスク・マネジメント・システムのもとで管理しています。
【新しいリスクマネジメントへの移行】
オリックスでは、収益性をより一層向上させるために、これまでのリースや融資などデ
ット中心のビジネスに加えて、不動産関連ビジネスや投資銀行的ビジネスなど新しいビジ
ネスも展開しています。オリックスは、このようなビジネスモデルの多様化とリスクプロ
ファイルの変化に対応し、かつ経営資源の有効活用を実現させる新しいリスク・マネジメ
ントへ移行しており、その柱をモニタリングの強化と位置づけています。
リスクのモニタリングは、事業ごと、およびリスクプロファイルごとに行っています。
モニタリングの内容は、リスク資本の使用状況、基本的なガイドラインとの比較検証、時
系列推移や当初計画との乖離に関する分析、リスク資本に対する収益性評価などです。ま
た、個別リスクのモニタリングも行っており、プロジェクトや投資の出口へ向けた戦略の
進捗状況や期日管理の評価、予想と実績との包括的な比較分析、取組ごとに設定された重
− 7 −
要な指標の時系列推移分析等が盛り込まれています。モニタリングの結果は四半期ごとに
トップマネジメントへ報告され、戦略やキャピタル・アロケーションを見直す基礎データ
となっています。
リスクの計測は各ビジネスの資産・事業特性に応じた方法を採用しています。計測方法
は、ビジネスモデル、事業環境の変化とともに随時必要な更新を行っていきます。
【リスクアセスメントを支える体制・機能】
オリックスのリスクアセスメントを支える体制・機能は次のとおりです。
投・融資等委員会
月例戦略会議
(投融資案件の最終決裁・報告機関)
CEO、COO、CFO 他関係役員
(部門ごとの戦略会議)
CEO、COO、CFO 他関係役員
案件申請・
報告
決裁・
モニタリング
リスク管理部門
リスク管理本部・債権管理室・
財務部・法務部・
コンプライアンス部
案件申請・
報告
決裁・
モニタリング
事業モニタリング
業績レビュー
事業の方向性・
戦略の検討
月次業績報告
目標達成状況報告
監査部
業務プロセスの
モニタリング
事業部門
(営業部門)
オリックスの事業活動には様々なリスク要因が含まれており、事業ごとに主要なリスク
は異なっています。リスクアセスメントを支える体制・機能としては、主として4つのレ
ベルがあります。
第1のレベルは営業部門です。例えば、投融資案件に関して、営業部門は第1次の審査
とともにリスクモニタリングおよび未収管理・督促・回収を行うなど、重要な役割を有し
ています。
第2のレベルはリスク管理の専門部門で、主として営業部門から申請される投融資案件
の審査、営業資産のモニタリング、リスクの計量化を担当するリスク管理本部、資金調達
に関わるリスクを担当する財務部、法的リスクを担当する法務部、コンプライアンスを推
進するコンプライアンス部の4つの部門が担当しています。
第3のレベルはトップマネジメントで構成される投・融資等委員会です。投・融資等委
員会は、CEO、COO、CFOおよび投融資担当の役員等が出席し、主として一定金額
以上の投融資案件を審議するために月3回開催しています。
第4のレベルとして、月例戦略会議が多岐にわたる事業をモニタリングし、コントロー
ルするための重要な役割を担っています。この会議は、部門ごとに毎月開催され、各執行
責任者とトップマネジメントが戦略の達成状況や事業環境の変化などを議論するもので
す。重要性の高いものについては、投・融資等委員会で決定され、必要に応じて取締役会
に報告されます。
− 8 −
[ 経営成績及び財政状態 ] ―米国会計基準―
1.当期の概況(2005 年 4 月 1 日から 2005 年 9 月 30 日まで)
経済環境
当中間期の世界経済は、概ね回復基調にありました。米国経済は、ハリケーンの襲来とそれ
に伴うエネルギーコストの上昇により、雇用や消費者マインドの悪化が懸念されるものの、総
じて景気拡大基調にありました。欧州経済は、雇用の改善が遅れているものの、輸出が回復し
たことから緩やかな成長が持続しました。アジア経済は、中国が高成長を持続し、韓国、台湾
などが持ち直しましたが、原油価格の高騰を背景に ASEAN 経済が鈍化したことから、全体で
は緩やかな成長となりました。
一方、日本経済は個人消費と設備投資が堅調な拡大を示し、企業業績や雇用情勢が改善する
など回復基調が継続しました。デフレ脱却に向けた本格的な動きが期待される局面を迎えたと
言えます。
業績総括
税引前当期純利益 ...................... 133,109 百万円(前年同期比 93%増)
当期純利益............................ 83,954 百万円(前年同期比 97%増)
1 株当たり当期純利益(基本的) ........ 957.87 円(前年同期比 88%増)
1 株当たり当期純利益(希薄化後) ...... 907.93 円(前年同期比 94%増)
1 株当たり株主資本 .................... 9,333.32 円(前期末比 12%増)
ROE(株主資本利益率、年換算) ......... 21.7%(前年同期 14.4%)
ROA(総資本利益率、年換算) ........... 2.71%(前年同期 1.50%)
営業収益:442,927 百万円(前年同期比 6%増)
当中間期の営業収益は、前年同期比 6%増の 442,927 百万円になりました。「不動産販売収入」
が前年同期に比べて減少しましたが、「ファイナンス・リース収益」「オペレーティング・リ
ース収益」「貸付金および有価証券利息」「有価証券仲介手数料および売却益」「生命保険
料収入および運用益」「賃貸不動産売却益」「その他の営業収入」が前年同期に比べて増加
しました。
なお、前期に計上されていた「運送料収入」については、後述(P-10(注)参照)のように
「持分法投資利益」に計上しています。
「ファイナンス・リース収益」は、前年同期比 10%増の 61,035 百万円になりました。国内で
は自動車リース事業が堅調に推移しました。前期中にグループ入りしたオリックス北関東㈱
が期初から寄与したことに加え、証券化による利益も計上されたことにより、前年同期比 10%
増になりました。海外では、米州地域のリース事業の営業資産が前年同期に比べて減少して
いる影響により減収となりましたが、アジア・大洋州・欧州地域のリース事業が伸長したこ
とにより、前年同期比 7%増になりました。
「オペレーティング・リース収益」は、前年同期比 13%増の 99,778 百万円になりました。国
内では測定機器等レンタル事業が前年同期に比べて減少しましたが、不動産と自動車のオペ
レーティング・リースが伸長したことにより、前年同期比 9%増になりました。海外では自動
車等のオペレーティング・リースを中心に伸長し、前年同期比 26%増になりました。
−9−
「貸付金および有価証券利息」は前年同期比 17%増の 77,198 百万円になりました。国内では
カードローンが前年同期に比べて減少しましたが、ノンリコース・ローンなどの法人向けロ
ーンやサービサー事業が伸長したことにより、前年同期比 16%増になりました。海外では米
州地域が拡大したことに加え、アジア・大洋州・欧州地域も前年同期を上回り、前年同期比
21%増になりました。
「有価証券仲介手数料および売却益」は、前年同期比 56%増の 20,416 百万円になりました。
有価証券仲介手数料は、株式市場の売買高の増加を反映し、前年同期比 49%増になりました。
有価証券売却益は、前年同期比 57%増と伸長しました。国内では主としてベンチャーキャピ
タル事業や再生ファンド投資などから計上され、海外では米州地域における債券投資事業か
ら計上されました。
「生命保険料収入および運用益」は、保険料収入が前年同期並みで推移しましたが、運用益
が改善したことにより、前年同期比 3%増の 68,470 百万円になりました。
「不動産販売収入」は、マンション分譲事業が前年同期並みで推移しましたが、前年同期に
計上されたオフィスビルなどの開発案件がなかったことにより、前年同期比 25%減の 31,376
百万円になりました。なお、共同事業体型のマンション分譲案件の販売収入は 1,108 百万円
であり、その販売収入と販売原価を相殺して「持分法投資利益」に計上しています。
「賃貸不動産売却益」は、オフィスビルなどの売却額が増加したことにより、前年同期に比
べて 7 倍強の 9,445 百万円になりました。
「その他の営業収入」は、主として企業再生ビジネスとして前期中に投資した会社の収益が
期初から寄与したことや、建物総合管理および関連サービス業からの収益が拡大したことに
より、前年同期比 32%増の 75,209 百万円になりました。
(注)
企業再生ビジネスとして取り組んだフットワークエクスプレス㈱の「運送料収入」「運送原価」を前年同期には会
計上、容認されている 3 ヶ月遅れで取り込んでいました。しかし、フットワークエクスプレス㈱は、2004 年 12 月
の増資の影響によりオリックスの持分比率が減少し、少数株主の参加的権利が強まったことによりオリックスの親
会社としての支配力がなくなったため、前期末より持分法適用会社となりました。したがって、当期より「運送料
収入」「運送原価」はともに計上されず、同社の利益は「持分法投資利益」として計上しています。
営業費用:327,225 百万円(前年同期比 9%減)
当中間期の営業費用は前年同期比 9%減の 327,225 百万円になりました。「支払利息」「オペ
レーティング・リース原価」「その他の営業費用」「販売費および一般管理費」が前年同期
に比べて増加しましたが、「生命保険費用」「不動産販売原価」「貸倒引当金繰入額」「長
期性資産評価損」「有価証券評価損」が前年同期に比べて減少しました。「運送原価」につ
いては上述(注)をご参照ください。
「支払利息」は、国内では借入債務の平均残高が増加し、海外では借入債務の平均残高は減
少したものの金利が上昇したことにより、前年同期比 10%増の 30,573 百万円になりました。
「オペレーティング・リース原価」は、「オペレーティング・リース収益」の増加に伴い、
前年同期比 9%増の 66,815 百万円になりました。
「生命保険費用」は、保険金の支払が減少したことなどにより、前年同期比 3%減の 58,239
百万円になりました。
− 10 −
「不動産販売原価」は「不動産販売収入」の減少に伴い、前年同期比 29%減の 27,765 百万円
になりました。なお、持分法適用対象となったマンション分譲案件の販売原価は 3,042 百万
円でした。
「その他の営業費用」は「その他の営業収入」の増加に伴い、前年同期比 42%増の 44,817
百万円になりました。
「販売費および一般管理費」は持分法適用会社となったフットワークエクスプレス㈱の費用
は計上されませんでしたが(P-10(注)参照)、前期中に連結された会社の費用が期初から
計上されたことにより、前年同期比 2%増の 89,509 百万円になりました。
「貸倒引当金繰入額」は営業資産が増加したものの、不良債権の発生の減少により、前年同
期比 59%減の 6,877 百万円になりました。
「長期性資産評価損」は 521 百万円となり、前年同期に比べて減少しました。
「有価証券評価損」は、主にベンチャーキャピタル事業に係る株式から生じ、前年同期比 3%
減の 2,668 百万円になりました。
当期純利益:83,954 百万円(前年同期比 97%増)
営業利益は前年同期比 106%増の 115,702 百万円になりました。
「持分法投資利益」は主として海外の持分法適用会社の貢献によって、前年同期比 60%増の
15,607 百万円になりました。「持分法投資利益」には通常の持分法適用会社からの損益に加
えて、持分法適用となった共同事業体型案件の損益が計上されています。なお、マンション
分譲の共同事業体型案件からの損益は、大型分譲プロジェクトの広告宣伝費の発生が先行し
ている影響で 1,934 百万円の損失になりました。
「子会社・関連会社株式売却益および清算損」は、前年同期比 36%減の 1,800 百万円になり
ました。
その結果、税引前当期純利益は前年同期比 93%増の 133,109 百万円になりました。
「非継続事業からの損益」は税効果控除後で前年同期比 38%増の 5,462 百万円になりました。
当期純利益は、前年同期比 97%増の 83,954 百万円になりました。
営業資産:5,262,765 百万円(前期末比 3%増)
営業資産は前期末比 3%増の 5,262,765 百万円になりました。賃貸オフィスビルの売却および
利用目的の変更による「社用資産」への組替えにより「オペレーティング・リース投資」が
前期末に比べて減少しましたが、「ファイナンス・リース投資」「営業貸付金」「投資有価
証券」「その他営業資産」は前期末残高に比べてそれぞれ増加しました。
− 11 −
セグメント情報
9セグメントのすべてにおいて、前年同期に比べてセグメント利益が増加しました。
オリックスは経営管理区分を見直し組織改革を行ったため、2005 年 4 月 1 日より新たなセ
グメント区分で報告しております。これに伴って、従来不動産関連ファイナンス事業部門に
含まれていた不動産関連のエクイティ投資事業および不動産投資法人資産運用・管理事業に
つきましては、当第 1 四半期より不動産事業部門に含めて開示しています。(P-23 セグメ
ント情報 注 1 をご参照ください。)
<国内事業部門>
法人金融サービス事業部門
セグメント収益は法人向けローンが伸長し、ファイナンス・リースが前年同期並みで推移し
たことに加え、証券化による利益が寄与したことにより、前年同期比 17%増の 47,662 百万円
になりました。
セグメント利益は営業収益の増加に加え、不良債権の発生の減少に伴い「貸倒引当金繰入額」
が減少し、前年同期の 17,273 百万円に比べて 38%増の 23,824 百万円になりました。
セグメント資産は証券化に伴い、ファイナンス・リースが減少しましたが、法人向けローン
が増加したことにより、前期末比 6%増の 1,602,587 百万円になりました。
自動車事業部門
セグメント収益は、レンタカー事業が前年同期比で微減となりましたが、自動車リース事業
が伸長したことにより、前年同期比 11%増の 48,911 百万円になりました。
セグメント利益は営業収益の増加に伴い、前年同期の 10,916 百万円に比べて 23%増の 13,425
百万円になりました。
セグメント資産は、自動車リース事業の伸長により、前期末比 8%増の 489,313 百万円になり
ました。
レンタル事業部門
セグメント収益は、会計上ファイナンス・リースと判断される案件からの収益が増加しまし
たが、電気・通信機器メーカーなどからの受注が減少したオペレーティング・リースが減少
したことにより、前年同期比 4%減の 33,638 百万円になりました。
セグメント利益は、営業収益の減少による影響はありましたが、有価証券売却益が計上され
たこともあり、前年同期の 5,044 百万円に比べて 5%増の 5,292 百万円になりました。
セグメント資産は、前期末比 1%減の 116,982 百万円になりました。
不動産関連ファイナンス事業部門
セグメント収益は、ノンリコース・ローンを含む法人向けローン事業に加え、サービサー(債
権回収)事業からの収益や有価証券売却益が伸長したことにより、前年同期比 31%増の 34,865
百万円になりました。
セグメント利益は営業収益が増加したことに加え、不良債権の発生が減少し「貸倒引当金繰
入額」が減少したことにより、前年同期の 10,216 百万円に比べて 99%増の 20,318 百万円に
なりました。
− 12 −
セグメント資産は主として法人向けローンの増加により、前期末比 1%増の 961,049 百万円に
なりました。
不動産事業部門
セグメント収益は、前年同期比 15%増の 98,018 百万円になりました。マンション分譲の販売
収入は前年同期並みになりましたが、前年同期に計上されたオフィスビルなどの開発案件が
なかったこともあり、「不動産販売収入」が減少しました。一方、賃貸不動産に係る売却益
が増加し、建物総合管理および関連サービス事業も伸長しました。
セグメント利益は賃貸不動産に係る売却益の増加が貢献し、前年同期の 12,505 百万円に比べ
て 64%増の 20,562 百万円になりました。
セグメント資産は、利用目的の変更による「社用資産」への組替えがありましたが、賃貸不
動産の購入により、前期末比 4%増の 520,730 百万円になりました。
生命保険事業部門
セグメント収益は、生命保険料収入が前年同期並みになりましたが、運用益が前年同期に比
べて改善したことにより、前年同期比 3%増の 68,178 百万円になりました。
セグメント利益は、営業収益の増加に加え、保険金の支払が減少したこともあり、前年同期
の 3,992 百万円に比べて 94%増の 7,753 百万円になりました。
セグメント資産は、利用目的の変更による「社用資産」への組替え、および貯蓄性商品の満
期償還に伴う運用資産の減少により、前期末比 8%減の 521,022 百万円になりました。
その他の事業部門
セグメント収益は、前期中に企業再生ビジネスとして取り組んだ会社の収益が期初から寄与
したことに加え、証券業からの収益や有価証券売却益も増加しましたが、前述(P-10(注)
参照)の「運送料収入」から「持分法投資利益」への変更があったことにより、前年同期比
26%減の 49,919 百万円になりました。
セグメント利益は、上記の営業収益の増加要因に加え、カードローン事業の「貸倒引当金繰
入額」が減少したことも寄与し、前年同期の 11,800 百万円に比べて 38%増の 16,259 百万円
になりました。
セグメント資産は前期末比 6%増の 519,727 百万円になりました。
<海外事業部門>
米州地域
セグメント収益は、前年同期比で営業資産の平均残高が減少しているファイナンス・リースや
オペレーティング・リースからの収益が減少しましたが、法人向けの貸付金収益および不動
産売却益が増加したことにより、前年同期比 10%増の 26,493 百万円になりました。
セグメント利益は、営業収益の増加に加えて、「持分法投資利益」が改善したことにより、
前年同期の 4,725 百万円に比べて約 3 倍の 14,070 百万円になりました。
− 13 −
セグメント資産は、ファイナンス・リースが前期末比で増加に転じるなど、「オペレーティ
ング・リース投資」を除く営業資産の増加や、円安の影響がありましたが、投資の終了に伴
う関連会社投資の回収により、前期末比 1%減の 398,936 百万円になりました。
アジア・大洋州・欧州地域
セグメント収益は、各現地法人の法人向けローン事業や自動車リース事業が堅調に推移した
ことに加え、船舶関連収益も増加したことで、前年同期比 26%増の 43,834 百万円になりまし
た。
セグメント利益は、前年同期の 10,933 百万円に比べて 81%増の 19,747 百万円になりました。
営業収益が増加し、「持分法投資利益」が堅調に推移したことに加え、関連会社株式売却益
も寄与しました。
セグメント資産は、主としてファイナンス・リースの増加と円安の影響により、前期末比 6%
増の 527,255 百万円になりました。
2.キャッシュ・フローの状況(2005 年 4 月 1 日から 2005 年 9 月 30 日まで)
現金および現金等価物(以下「資金」という。)は、前期末より 32,185 百万円増加し、177,565
百万円になりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、当期純利益の増加に加え、「受入保証金の増加」や
不動産販売に係る売掛金の回収による資金の増加がありました。その結果、前年同期の 40,987
百万円から 112,157 百万円の資金流入になりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、「リース債権、営業貸付債権および有価証券の証券
化による収入」からの資金流入が前年同期より増加したものの、主にノンリコース・ローンな
どの法人向けローンの伸長に伴う「顧客への営業貸付金の実行」による資金流出も増加した結
果、前年同期の 95,526 百万円から 182,787 百万円の資金流出になりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、営業資産の増加に伴い借入債務が増加したことによ
り、前年同期の 23,747 百万円から 102,172 百万円の資金流入になりました。
3.当第 2 四半期の概況(2005 年 7 月 1 日から 2005 年 9 月 30 日まで)
当第 2 四半期において、営業収益は前第 2 四半期に比べて 16,764 百万円増加しました。
「ファイナンス・リース収益」は営業資産の平均残高が前年同期に比べて増加したことに加
え、証券化による利益が寄与し、前第 2 四半期に比べて増加しました。「オペレーティング・
リース収益」「貸付金および有価証券利息」は、営業資産の増加に伴い増加しました。「有価
証券仲介手数料および売却益」は、有価証券仲介手数料や再生ファンド投資などからの収益が
増加したことにより、前第 2 四半期に比べて増加しました。「生命保険料収入および運用益」
は、生命保険料収入が微減となりましたが、運用益が増加したことにより、前第 2 四半期を上
回りました。「不動産販売収入」は分譲マンションの引き渡し戸数が前第 2 四半期に比べて減
少したことにより、前第 2 四半期に比べて減少しました。「賃貸不動産売却益」は非継続事業
に該当しないオフィスビルの売却益が増加しました。「その他の営業収入」は、主に前第 3 四
半期以降に投資した企業再生ビジネスからの収益が寄与しました。
一方、営業費用は前第 2 四半期に比べて 24,041 百万円減少しました。
「支払利息」は営業資産の平均残高の増加に伴い、「オペレーティング・リース原価」は営
業収益の増加に伴い、それぞれ前第 2 四半期に比べて増加しました。「生命保険費用」は保険
金の支払が減少し、「不動産販売原価」は営業収益の減少に伴い、それぞれ前第 2 四半期に比
− 14 −
べて減少しました。「その他の営業費用」は営業収益の伸長に伴い、前第 2 四半期に比べて増
加しました。「販売費および一般管理費」は、前第 3 四半期以降に連結された会社の費用が計
上されましたが、持分法適用会社となったフットワークエクスプレス㈱の影響(P-10(注)参
照)と広告宣伝費の減少により、前第 2 四半期に比べて減少しました。「貸倒引当金繰入額」
は不良債権発生の減少により前第 2 四半期に比べて減少しました。「長期性資産評価損」「有
価証券評価損」は前第 2 四半期に比べて減少しました。
これらの結果、営業利益は 66,085 百万円と前第 2 四半期に比べて 40,805 百万円増加しまし
た。
「持分法投資利益」は、主として海外の持分法適用会社の貢献によって前第 2 四半期に比べ
て増加し、「子会社・関連会社株式売却益および清算損」が計上され、税引前当期純利益は 74,770
百万円と前第 2 四半期に比べて 42,516 百万円増加しました。
「非継続事業からの損益」が 2,084 百万円計上され、当期純利益は 19,161 百万円であった前
第 2 四半期に比べて 27,004 百万円増加し、46,165 百万円になりました。
4.通期の見通し
2006 年 3 月期通期の見通しにつきましては、売上高 890,000 百万円(前期比 3%減)、税引
前当期純利益 230,000 百万円(前期比 50%増)、当期純利益 140,000 百万円(前期比 53%増)
を予想し、当初予定額を上方修正しました。
売上高
税引前当期純利益
百万円
百万円
当期純利益
百万円
前回発表予想(A)
880,000
162,000
96,000
今回修正予想(B)
890,000
230,000
140,000
10,000
68,000
44,000
1.1
42.0
45.8
913,719
153,549
91,496
増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)
前期実績(2005 年 3 月期)
5.事業等のリスク
オリックスグループの事業活動や財政状態、経営成績は、以下およびその他の要因によって
重大な悪影響を受ける可能性があります。下記のリスク要因は 2005 年 6 月に提出した 2005 年 3
月期の有価証券報告書から引用しています。
日本経済の低迷による影響
デフレーション、不動産需給バランス悪化および災害・環境リスクによる影響
日本の不動産関連会社および建設会社に対する信用リスク
金利および為替相場の変動
競合によりマーケットシェアや利益が減少するリスク
資本市場の不安定性や格付の引き下げなどが流動性および資本の調達に及ぼす影響
− 15 −
米国の経済動向や金融市場および資本市場の動向の影響
アジア経済の悪化による影響
投資ポートフォリオおよび金融派生商品において生じるリスク
リース契約終了後のリース物件の処理におけるリスク
貸倒引当金の十分性
与信関連費用の増加
関連会社や企業再生ビジネスの業績の影響
航空業界の不振の影響
業務フローに関する不正誤謬等の影響
事業拡大・縮小や M&A(資産買収・株式買収等)に伴うリスク
人的資源を確保できないリスク
予測不能な事象の影響
コンプライアンス違反による影響
法令等の改正による影響
税制改正や会計基準の変更の影響
訴訟や規制当局による調査の影響
生命保険事業に固有のリスクによる影響
格付引き下げがデリバティブ取引に及ぼす影響
デリバティブ取引によるリスク管理が不十分となるリスク
不動産投資に関する付保の不十分性
大株主による株式処分の影響
トップマネジメントの離脱
銘柄の指定替えおよび株式上場廃止
プロ野球球団保有リスク
リスク管理が十分効果を発揮しないリスク
事業等のリスクについては毎年、有価証券報告書にて詳細を開示しています。
− 16 −
米国会計基準
連結業績総括
(1)営業状況 (期末営業資産残高)
(単位:百万円)
当中間期
前年中間期
前 期
(2005.4-2005.9)
(2004.4-2004.9)
(2004.4-2005.3)
前 期
金
額
前 年
末 比 同期比
%
%
前 年
金
額
同期比
前 期
金
額
%
末 比
%
1. ファイナンス・リース投資
1,462,354
101
100
1,465,856
95
1,451,574
100
2. 営業貸付金
2,491,927
104
111
2,254,387
101
2,386,597
107
3. オペレーティング・リース投資
591,056
95
110
536,489
110
619,005
115
4. 投資有価証券
618,688
105
105
591,714
100
589,271
107
5. その他営業資産
98,740
119
135
72,932
101
82,651
115
計
5,262,765
103
107
4,921,378
100
5,129,098
106
1. 営業収益
442,927
−
106
415,931
116
913,719
121
2. 税引前当期純利益
133,109
−
193
68,860
120
153,549
148
83,954
−
197
42,688
136
91,496
169
- 基本的
957.87円
−
188
509.74円
136
1,087.82円
169
- 希薄化後
907.93円
−
194
469.19円
134
1,002.18円
167
9,333.32円
112
126
7,389.48円
114
8,322.96円
123
821,420
113
133
619,249
114
727,333
129
88,009千株
101
105
83,801千株
100
87,389千株
104
3. 長短借入債務および預金
4,269,728
103
109
3,912,797
98
4,146,322
107
4. 総資産
6,333,055
104
111
5,724,771
101
6,068,953
108
5. 株主資本比率
13.0%
−
−
10.8%
−
12.0%
−
6. 株主資本利益率(年換算)
21.7%
−
−
14.4%
−
14.2%
−
7. 総資本利益率(年換算)
2.71%
−
−
1.50%
−
1.56%
−
受取金額
415,435
−
104
398,951
100
863,137
108
購入金額
368,961
−
104
355,848
100
767,672
108
2. 営業貸付金
783,614
−
111
704,040
133
1,545,517
137
3. オペレーティング・リース
111,911
−
117
95,814
129
248,327
131
4. 投資有価証券
111,710
−
106
105,578
152
244,600
200
55,565
−
100
55,783
72
129,604
70
(2)収益状況
3. 当期純利益
4. 1株当たり情報
当期純利益
株主資本
(3)財務状況
1. 株主資本
2. 期末株式数(自己株式控除後)
(4)新規実行高
1. ファイナンス・リース
5. その他営業取引
― 17 ―
米国会計基準
連結比較損益計算書
(1)6ヶ月間の累計
当中間期
(2005.4-2005.9)
前年
金 額
同期比
(%)
営
業
収
益
前年中間期
(2004.4-2004.9)
前年
金 額
同期比
(%)
(単位:百万円)
前 期
(2004.4-2005.3)
金 額
前期比
(%)
442,927
106
415,931
116
913,719
121
ファイナンス・リース収益
61,035
110
55,661
98
113,514
101
オペレーティング・リース収益
99,778
113
88,118
112
178,977
109
貸付金および有価証券利息
77,198
117
65,852
111
136,035
117
有価証券仲介手数料および売却益
20,416
156
13,087
173
33,906
130
生命保険料収入および運用益
68,470
103
66,341
102
137,004
102
不動産販売収入
31,376
75
41,899
99
123,162
126
9,445
737
1,281
16
1,554
17
−
−
26,927
−
55,339
−
75,209
132
56,765
136
134,228
144
327,225
91
359,638
114
783,560
117
支払利息
30,573
110
27,812
89
56,126
94
オペレーティング・リース原価
66,815
109
61,261
104
123,067
103
生命保険費用
58,239
97
59,919
103
122,896
103
不動産販売原価
27,765
71
39,262
104
113,830
128
−
−
23,399
−
46,594
−
その他の営業費用
44,817
142
31,594
145
82,449
158
販売費および一般管理費
89,509
102
87,417
113
181,522
113
貸倒引当金繰入額
6,877
41
16,687
74
39,650
83
長期性資産評価損
521
6
9,165
218
11,713
95
2,668
97
2,763
134
4,930
94
△ 559
−
359
76
783
50
115,702
206
56,293
123
130,159
150
15,607
160
9,765
82
20,043
112
1,800
64
2,802
−
3,347
−
133,109
193
68,860
120
153,549
148
54,617
181
30,127
116
68,490
134
78,492
203
38,733
124
85,059
161
賃貸不動産売却益
運送料収入
その他の営業収入
営
業
費
用
運送原価
有価証券評価損
為替差損(△益)
営
業
利
益
持分法投資利益
子会社・関連会社株式売却益および清算損
税
引
前
当
期
純
利
益
法人税等
継
続
事
業
か
ら
の
利
益
非継続事業からの損益
非継続事業からの損益
法人税等
△
非継続事業からの損益(税効果控除後)
当
期
純
利
益
9,185
3,723
△
6,687
2,732
△
10,835
4,398
5,462
138
3,955
−
6,437
885
83,954
197
42,688
136
91,496
169
注) 1. 米国財務会計基準書第144号(長期性資産の減損または処分の会計処理)に従って、非継続事業に係る損益を独立
表示するとともに、当該事業に係る過年度の損益を修正再表示しております。
2. 前会計年度において独立表示しておりました「運送料収入」「運送原価」につきましては、対象の物流子会社が前
会計年度末から持分法適用会社となったため、持分割合に応じた純損益を「持分法投資利益」に計上しております。
― 18 ―
米国会計基準
連結比較損益計算書
(2)3ヶ月間
(単位:百万円)
前第2四半期
(2004.7-2004.9)
前年
金
額
同期比
(%)
当第2四半期
(2005.7-2005.9)
前年
金
額
同期比
(%)
営
業
収
益
230,603
108
213,839
117
ファイナンス・リース収益
32,313
114
28,262
100
オペレーティング・リース収益
51,968
121
42,923
108
貸付金および有価証券利息
40,978
114
35,949
115
有価証券仲介手数料および売却益
11,973
151
7,927
183
生命保険料収入および運用益
38,241
106
36,133
105
不動産販売収入
12,162
61
20,059
104
3,625
−
83
4
−
−
14,152
−
39,343
139
28,351
125
164,518
87
188,559
119
支払利息
15,881
114
13,940
91
オペレーティング・リース原価
33,332
117
28,476
95
生命保険費用
31,000
97
31,954
111
不動産販売原価
11,101
59
18,719
108
−
−
11,685
−
その他の営業費用
23,431
142
16,518
143
販売費および一般管理費
46,155
95
48,384
121
貸倒引当金繰入額
2,145
27
7,892
74
長期性資産評価損
521
6
9,165
218
有価証券評価損
868
67
1,295
235
84
16
531
−
66,085
261
25,280
104
8,344
167
5,011
59
341
17
1,963
−
74,770
232
32,254
99
30,689
218
14,066
95
44,081
242
18,188
102
賃貸不動産売却益
運送料収入
その他の営業収入
営
業
費
用
運送原価
為替差損
営
業
利
益
持分法投資利益
子会社・関連会社株式売却益および清算損
税
引
前
当
期
純
利
益
法人税等
継
続
事
業
か
ら
の
利
益
非継続事業からの損益
非継続事業からの損益
法人税等
△
非継続事業からの損益(税効果控除後)
当
期
純
利
益
― 19 ―
3,517
1,433
△
1,649
676
2,084
214
973
−
46,165
241
19,161
111
米国会計基準
連結比較貸借対照表
(単位:百万円)
資産の部
当 中 間 期
前年中間期
前
期
負債および資本の部
(2005.9.30現在) (2004.9.30現在) (2005.3.31現在)
現金および現金等価物
当 中 間 期
前年中間期
前
期
(2005.9.30現在) (2004.9.30現在) (2005.3.31現在)
177,565
121,891
145,380
69,645
50,176
53,193
5,814
996
8,678
ファイナンス・リース投資
1,462,354
1,465,856
1,451,574
未払費用
営業貸付金
2,491,927
2,254,387
2,386,597
貸倒引当金
△ 103,028
△ 125,309
△ 115,250
オペレーティング・リース投資
591,056
536,489
投資有価証券
618,688
短期借入債務
955,048
922,427
947,871
預金
354,191
317,235
336,588
支払手形および未払金等
307,618
290,130
270,737
87,782
93,087
95,407
保険契約債務
519,849
559,815
550,880
未払法人税等
204,242
160,960
179,859
619,005
受入保証金
122,416
88,733
98,415
591,714
589,271
長期借入債務
2,960,489
2,673,135
2,861,863
98,740
72,932
82,651
5,511,635
5,105,522
5,341,620
関連会社投資
302,306
174,805
274,486
資本金
76,520
52,315
73,100
その他受取債権
142,895
142,901
160,263
資本剰余金
94,602
70,268
91,045
棚卸資産
115,058
145,107
113,203
前払費用
50,434
45,684
45,082
利益剰余金
利益準備金
その他の利益剰余金
2,220
650,952
2,220
521,686
2,220
570,494
社用資産
95,106
66,347
65,410
その他の包括利益(△損失)累計額
4,514
△ 19,396
△ 1,873
214,495
180,795
189,410
△ 7,388
△ 7,844
△ 7,653
6,333,055
5,724,771
6,068,953
821,420
6,333,055
619,249
5,724,771
727,333
6,068,953
使途制限付現金
定期預金
その他営業資産
その他資産
(負債合計)
自己株式
(資本合計)
資産合計
注) その他の包括利益(△損失)累計額内訳
(単位:百万円)
当 中 間 期 前年中間期
前 期
未実現有価証券評価益
37,219
29,282
40,150
最小年金債務調整額
△ 1,146
△ 7,742
△ 1,090
為替換算調整勘定
△ 31,904
△ 38,527
△ 39,610
未実現デリバティブ評価益(△損)
345
△ 2,409
△ 1,323
― 20 ―
負債・資本合計
米国会計基準
連結資本勘定計算書
(単位:百万円)
前 期
当中間期
前年中間期
(2005.4-2005.9) (2004.4-2004.9) (2004.4-2005.3)
資本金
期首残高
新株発行による増加額
期末残高
73,100
3,420
76,520
52,068
247
52,315
52,068
21,032
73,100
資本剰余金
期首残高
新株発行その他による増加額
期末残高
91,045
3,557
94,602
70,015
253
70,268
70,015
21,030
91,045
2,220
2,220
2,220
2,220
2,220
2,220
その他の利益剰余金
期首残高
現金配当金
当期純利益
期末残高
570,494
△ 3,496
83,954
650,952
481,091
△ 2,093
42,688
521,686
481,091
△ 2,093
91,496
570,494
その他の包括利益(△損失)累計額
期首残高
未実現有価証券評価益(純額)
最小年金債務調整額(純額)
為替換算調整勘定(純額)
未実現デリバティブ評価益(純額)
期末残高
△ 1,873
△ 2,931
△ 56
7,706
1,668
4,514
△ 33,141
4,234
225
7,102
2,184
△ 19,396
△ 33,141
15,102
6,877
6,019
3,270
△ 1,873
自己株式
期首残高
当期増加額(純額)
期末残高
△ 7,653
265
△ 7,388
△ 8,206
362
△ 7,844
△ 8,206
553
△ 7,653
株主資本合計
期首残高
当期増加額(純額)
期末残高
727,333
94,087
821,420
564,047
55,202
619,249
564,047
163,286
727,333
83,954
6,387
90,341
42,688
13,745
56,433
91,496
31,268
122,764
利益準備金
期首残高
期末残高
要約包括利益
当期純利益
その他の包括利益
包括利益
― 21 ―
米国会計基準
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
当中間期
(2005.4-2005.9)
営業活動によるキャッシュ・フロー:
当期純利益
営業活動から得た現金(純額)への当期純利益の調整:
減価償却費・その他償却費
貸倒引当金繰入額
保険契約債務の減少
証券化による売却益
持分法投資利益
子会社・関連会社株式売却益および清算損
売却可能有価証券の売却益
賃貸不動産売却益
賃貸不動産以外のオペレーティング・リース資産の売却益
長期性資産評価損
有価証券評価損
使途制限付現金の増加
短期売買目的有価証券の増加
棚卸資産の増加
前払費用の増加
未払費用の増加(減少)
受入保証金の増加
その他の増減(純額)
営業活動から得た現金(純額)
前年中間期
(2004.4-2004.9)
前 期
(2004.4-2005.3)
83,954
42,688
91,496
60,168
6,877
△ 31,031
△ 4,035
△ 15,607
△ 1,800
△ 6,402
△ 9,445
△ 4,895
521
2,668
△ 16,186
△ 7,425
△ 14,803
△ 3,940
△ 8,512
24,123
57,927
112,157
65,104
16,687
△ 32,967
△ 2,706
△ 9,765
△ 2,802
△ 11,236
△ 1,281
△ 2,280
9,165
2,763
△ 14,379
△ 9,299
△ 20,856
△ 1,461
△ 3,880
10,211
7,281
40,987
132,158
39,650
△ 41,902
△ 12,520
△ 20,043
△ 3,347
△ 14,761
△ 1,554
△ 4,746
11,713
4,930
△ 17,517
△ 21,430
△ 21,906
△ 975
8,255
19,567
△ 20,601
126,467
投資活動によるキャッシュ・フロー:
リース資産の購入
ファイナンス・リース投資の回収
リース債権、営業貸付債権および有価証券の証券化による収入
顧客への営業貸付金の実行
営業貸付金の元本回収
オペレーティング・リース資産の売却
関連会社投資および配当金の受取(純額)
売却可能有価証券の購入
売却可能有価証券の売却
売却可能有価証券の満期償還
その他の有価証券の購入
その他の有価証券の売却
その他営業資産の購入
子会社買収(取得現金控除後)
子会社売却(売却時現金控除後)
その他の増減(純額)
投資活動に使用した現金(純額)
△ 509,873
314,488
102,287
△ 783,614
616,456
89,306
△ 7,716
△ 91,389
72,752
20,202
△ 20,321
15,966
△ 15,774
−
1,500
12,943
△ 182,787
△ 436,304
322,727
72,711
△ 703,820
627,482
48,362
△ 836
△ 94,411
53,843
28,648
△ 11,184
2,589
△ 2,851
△ 6,044
−
3,562
△ 95,526
△ 942,489
633,724
191,976
△ 1,545,297
1,287,144
73,928
△ 48,257
△ 219,890
127,452
82,373
△ 24,283
11,456
△ 9,216
△ 12,506
−
△ 14,119
△ 408,004
財務活動によるキャッシュ・フロー:
満期日が3ヶ月以内の借入債務の増加(減少)(純額)
満期日が3ヶ月超の借入債務による調達
満期日が3ヶ月超の借入債務の返済
預金の受入の増加(純額)
新株発行
現金配当金の支払
コールマネーの減少(純額)
その他の増減(純額)
財務活動から得た現金(純額)
43,425
919,112
△ 878,214
17,603
3,476
△ 3,496
−
266
102,172
△ 33,465
793,755
△ 755,004
24,690
492
△ 2,093
△ 5,000
372
23,747
△ 34,227
1,934,048
△ 1,665,050
44,043
2,052
△ 2,093
△ 5,000
570
274,343
643
32,185
145,380
177,565
448
△ 30,344
152,235
121,891
339
△ 6,855
152,235
145,380
現金および現金等価物に対する為替相場変動の影響額
現金および現金等価物増加額(減少額)(純額)
現金および現金等価物期首残高
現金および現金等価物期末残高
― 22 ―
米国会計基準
セグメント情報
(単位:百万円)
当 中 間 期
(2005.4-2005.9)
セグメント
収益
セグメント
利益
前
期
(2004.4-2005.3)
前 年 中 間 期
(2004.4-2004.9)
セグメント
資産
セグメント
収益
セグメント
利益
セグメント
資産
セグメント
収益
セグメント
利益
セグメント
資産
(国内事業部門)
法人金融サービス事業
47,662
23,824
1,602,587
40,774
17,273
1,467,823
87,708
43,848
1,506,311
自動車事業
48,911
13,425
489,313
44,076
10,916
441,202
89,404
21,088
451,715
レンタル事業
33,638
5,292
116,982
34,981
5,044
117,741
68,447
9,384
118,427
不動産関連ファイナンス事業
34,865
20,318
961,049
26,694
10,216
867,605
77,389
13,856
956,047
不動産事業
98,018
20,562
520,730
84,892
12,505
398,388
195,906
23,959
500,755
生命保険事業
68,178
7,753
521,022
66,306
3,992
565,021
136,857
7,223
567,023
その他の事業
49,919
16,259
519,727
67,450
11,800
421,744
143,754
20,970
489,758
381,191
107,433
4,731,410
365,173
71,746
4,279,524
799,465
140,328
4,590,036
米州
26,493
14,070
398,936
24,020
4,725
446,231
53,084
15,621
403,399
アジア・大洋州・欧州
43,834
19,747
527,255
34,772
10,933
499,426
73,089
22,133
498,855
小計
70,327
33,817
926,191
58,792
15,658
945,657
126,173
37,754
902,254
セグメント合計
451,518
141,250
5,657,601
423,965
87,404
5,225,181
925,638
178,082
5,492,290
△ 8,591
△ 8,141
675,454
△ 8,034
△ 18,544
499,590
△ 11,919
△ 24,533
576,663
442,927
133,109
6,333,055
415,931
68,860
5,724,771
913,719
153,549
6,068,953
小計
(海外事業部門)
連結財務諸表との調整
連結財務諸表
注)1.当社は経営管理区分を見直し組織改革を行ったため、2005年4月1日より新たなセグメント区分で報告しております。これに伴って、従
来不動産関連ファイナンス事業に含まれていた不動産関連のエクイティ投資事業および不動産投資法人資産運用・管理事業につきまし
ては、当第1四半期より不動産事業に含めて開示しております。なお、当会計年度の表示に合わせ、前年中間期および前期を組替表示し
ております。
2.当社は2005年1月1日付けで自動車関連7社を統合しオリックス自動車(株)とし、自動車に関連する事業を統括して管理することとい
たしました。そのため前会計年度より、従来法人金融サービス事業およびレンタル事業に含めておりました自動車のファイナンス・リ
ース事業およびレンタカー事業を合算して、自動車事業セグメントとして単独の報告セグメントとして区分して開示しております。そ
れに伴い、従来レンタル事業に含めておりました測定機器等レンタル事業につきましては、単独の報告セグメントとして報告しており
ます。また、欧州につきましては海外事業の管理の変更によりアジア大洋州に合算し、前会計年度よりアジア・大洋州・欧州地域とし
て開示しております。
3.当社は税引前利益で業績評価しているため、税金費用はセグメント利益に含まれておりません。なお、セグメント情報には「非継続事業
からの損益」について税効果控除前で各セグメントに含めております。
4.セグメント情報の四半期(3ヶ月間)比較につきましては30ページをご参照下さい。
― 23 ―
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
オリックス株式会社(以下「当社」と略す)および子会社の連結財務諸表の作成にあたっては、
株式分割の会計処理を除き、米国において一般に公正妥当と認められる会計処理基準に準拠して
おります。わが国における会計処理の原則および手続ならびに表示方法と異なるもので主なもの
は以下のとおりであります。ファイナンス・リースの会計処理、オペレーティング・リース資産
の定額法による減価償却、生命保険契約の募集費用の繰延経理、デリバティブとヘッジ活動、企
業結合による営業権およびその他の無形資産、退職給付会計、ならびに非継続事業からの損益の
区分表示などであります。なお、セグメント情報につきましては、米国財務会計基準書第131号(企
業のセグメント情報および関連情報の開示)に基づき作成しております。連結財務諸表作成のた
めの基本となる重要な事項は、以下のとおりであります。
1.連結の範囲に関する事項
国内子会社106社、在外子会社76社、計182社をすべて連結の範囲に含めております。
また、米国財務会計基準審議会解釈指針第46号(2003年12月改訂)(変動持分事業体の連
結)に従い、当社および子会社が主たる受益者である変動持分事業体を連結の範囲に含めて
おります。
主要な連結子会社名は、オリックス自動車(株)、ORIX USA Corporation他であります。
2.持分法の適用に関する事項
国内関連会社57社、在外関連会社24社、計81社に対する投資については、すべて持分法を
適用しており、その主要な会社名は富士火災海上保険(株)、(株)大京および大韓生命保
険(株)他であります。
3.連結子会社の中間決算日等に関する事項
連結子会社の中間決算日が中間連結決算日と異なる会社は、原則、中間連結決算日におい
て仮決算を実施し、連結財務諸表作成のために必要な決算を行っておりますが、決算日の差
異が3ヶ月以内の一部の連結子会社については、連結子会社の決算日現在の財務諸表を使用
しております。
4.会計処理基準に関する事項
(1)見積もり
一般に公正妥当と認められた会計基準に基づく連結財務諸表の作成においては、中間
期末日の資産・負債の金額および決算期の収益・費用の金額に影響を与える見積もりや
推定の結果を用いております。実際の数値はこれら見積もりの数値と異なる可能性があ
ります。
(2)収益の認識基準
ファイナンス・リース−ファイナンス・リースではリース料総額に見積残存価額を加
え、リース資産の購入代金を差し引いた額を未実現リース益として、リース期間にわた
って収益計上しております。リース実行に係わる初期費用(初期直接費用)は、繰延経
理を行い、実行時の利回りに対する修正としてリース期間にわたって配分しております。
オペレーティング・リース−オペレーティング・リース収益は契約期間にわたって定
額で認識しております。オペレーティング・リース資産は取得原価で計上し、主として
見積耐用年数を償却期間とした定額法により減価償却を行っております。
生命保険料収入および費用−生命保険契約の収入は支払期日に収益計上しております。
生命保険給付金は保険事故が発生した時点で費用として認識されます。将来保険給付債
務は、予想される将来の保険加入者への保険給付金に基づく平準純保険料方式によって
− 24 −
算出されております。保険契約の引き受け時に発生する費用(募集費用)は繰り延べ、
保険料収入の認識に応じた期間で償却を行っております。
(3)投資有価証券
短期売買目的有価証券は時価評価し、その評価損益は期間損益に含めて計上しており
ます。売却可能有価証券は時価評価しており、未実現評価損益は税金相当額控除後の金
額でその他の包括利益(損失)累計額に計上しております。なお、著しい時価の下落が
一時的でない場合には、当該評価損を期間損益に含めて計上しております。
(4) 棚卸資産
棚卸資産は、主に販売用不動産の開発のための前渡金および完成在庫を含んでおりま
す。販売用資産前渡金については減損考慮後の原価法、完成在庫については低価法によ
り評価しております。
(5)長期性資産の減損
使用目的で保有している長期性資産および特定の認識可能な無形資産について、当該
資産の帳簿価額が回収できなくなる可能性を示す事象や環境の変化が生じた場合には、
減損の有無を検討しております。当該資産から生み出される将来の予想キャッシュ・フ
ローを現在価値への割引を行わず合計した金額が、当該資産の帳簿価額より低い場合に
は評価損を認識することとなり、公正価額が帳簿価額より低い場合には公正価額まで評
価減しております。
(6)貸倒引当金
貸倒引当金はファイナンス・リース投資および営業貸付金に係わるものであり、経営
陣の判断により今後発生する可能性のある損失を合理的に予測して、引当を行っており
ます。
(7)未払(前払)年金費用
米国財務会計基準書第87号(年金に関する事業主の会計)を適用しており、保険数理
計算に基づく年金費用を計上しております。
(8)外貨建ての資産・負債および収益・費用の本邦通貨への換算基準
当社および子会社は、それぞれの機能通貨をもって会計処理を行っております。外貨
建ての取引は、取引日の為替相場によって機能通貨に換算されております。
海外子会社および関連会社の財務諸表項目の換算について、すべての資産・負債は各
年度の中間連結決算日の為替相場により円貨に換算しており、収益および費用について
は期中の平均為替相場によって円貨に換算しております。
(9)ヘッジ会計の方法
米国財務会計基準書第133号(デリバティブおよびヘッジ活動に関する会計処理)(基
準書第138号により改訂)および基準書第149号(デリバティブおよびヘッジ活動に関す
る基準書第133号の改訂)により処理しており、すべてのデリバティブは貸借対照表上、
公正価額で計上されております。
(10)企業結合による営業権およびその他の無形資産
営業権および耐用年数が確定できない無形資産は償却をせず、年一回および減損の可
能性を示す事象が発生した時点で減損の判定を行っております。
− 25 −
(11)法人税等
中間会計期間の税金費用は、中間税引前純利益に見積実効税率を適用して計上してお
ります。この見積実効税率は、当中間会計期間を含む事業年度の見積税金費用と見積税
引前当期純利益に基づき算出しております。
5.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金および現金等価物)は、手元現金、銀
行預金および取得日から3か月以内に満期を迎える流動性の高い短期投資を含んでおります。
海外売上高
海外売上高は以下のとおりであります。
当中間期(2005.4-2005.9)
(単位:百万円)
アジア・大洋州
・欧州
米州
海外売上高
22,344
計
46,103
68,447
連結売上高
442,927
連結売上高に占める海外売上高の割合
5.1 %
10.4 %
前年中間期(2004.4-2004.9)
15.5 %
(単位:百万円)
アジア・大洋州
・欧州
米州
海外売上高
20,772
計
36,878
57,650
連結売上高
415,931
連結売上高に占める海外売上高の割合
5.0 %
8.9 %
前期(2004.4-2005.3)
(単位:百万円)
アジア・大洋州
・欧州
米州
海外売上高
46,552
77,227
連結売上高
連結売上高に占める海外売上高の割合
13.9 %
計
123,779
913,719
5.1
%
8.4 %
13.5 %
添付資料の省略
デリバティブ取引に関する注記につきましては、EDINETによる開示を行うため記載を省略しております。
− 26 −
米国会計基準
投資有価証券
2005 年 9 月 30 日、2004 年 9 月 30 日および 2005 年 3 月 31 日現在の投資有価証券の内訳は以下の
とおりであります。
(単位:百万円)
当中間期(2005.9)
短期売買目的有価証券
前年中間期(2004.9)
前
期(2005.3)
58,040
34,917
47,784
売却可能有価証券
399,666
411,894
390,542
その他の有価証券
160,982
144,903
150,945
618,688
591,714
589,271
その他の有価証券は、主に市場性のない株式、優先出資証券(ともに原価法を採用)および投資
ファンド(持分法適用)から構成されております。
2005 年 9 月 30 日、2004 年 9 月 30 日および 2005 年 3 月 31 日現在、売却可能有価証券の主な証券
の種類別の償却原価、未実現評価益総額、未実現評価損総額および公正価額の内訳は以下のとおり
であります。
当中間期(2005.9)
(単位:百万円)
償却原価
売却可能有価証券:
日本および海外の国債
日本および海外の地方債
社債
モーゲージ担保証券
およびその他資産担保証券
持分証券
未実現
評価益総額
未実現
評価損総額
公正価額
4,503
21,259
239,625
76
6
1,466
△233
△241
△1,833
4,346
21,024
239,258
69,958
13,228
△2,687
80,499
20,103
355,448
34,786
49,562
△350
△5,344
54,539
399,666
前年中間期(2004.9)
(単位:百万円)
償却原価
売却可能有価証券:
日本および海外の国債
日本および海外の地方債
社債
モーゲージ担保証券
およびその他資産担保証券
持分証券
未実現
評価益総額
未実現
評価損総額
公正価額
13,861
17,397
218,056
34
15
3,908
△188
△79
△2,264
13,707
17,333
219,700
106,684
11,261
△2,840
115,105
15,998
371,996
30,411
45,629
△360
△5,731
46,049
411,894
前期(2005.3)
(単位:百万円)
償却原価
売却可能有価証券:
日本および海外の国債
日本および海外の地方債
社債
モーゲージ担保証券
およびその他資産担保証券
持分証券
未実現
評価益総額
未実現
評価損総額
公正価額
4,498
16,941
238,096
78
68
2,159
△215
△138
△1,332
4,361
16,871
238,923
65,192
13,460
△2,314
76,338
18,912
343,639
35,862
51,627
△725
△4,724
54,049
390,542
− 27 −
米国会計基準
四半期主要業績指標の推移
貸借対照表データ
前 期
前第2四半期 前第3四半期
(04/7-9)
(04/10-12)
前第1四半期
(04/4-6)
前第4四半期
(05/1-3)
(単位:百万円)
当 期
当第1四半期 当第2四半期
(05/4-6)
(05/7-9)
1)ファイナンス・リース投資
1,454,461
1,465,856
1,480,526
1,451,574
1,470,338
1,462,354
国内
1,183,421
1,187,595
1,212,340
1,183,791
1,186,866
1,164,647
海外
271,040
278,261
268,186
267,783
283,472
297,707
2)営業貸付金
2,221,554
2,254,387
2,328,427
2,386,597
2,440,842
2,491,927
国内
1,997,881
2,019,718
2,100,661
2,153,949
2,211,360
2,258,906
海外
223,673
234,669
227,766
232,648
229,482
233,021
3)オペレーティング・リース投資
529,078
536,489
576,621
619,005
574,801
591,056
国内
385,532
380,550
425,178
466,489
425,815
439,063
海外
143,546
155,939
151,443
152,516
148,986
151,993
4)投資有価証券
579,193
591,714
605,511
589,271
593,911
618,688
国内
423,111
446,026
466,607
467,562
466,859
489,625
海外
156,082
145,688
138,904
121,709
127,052
129,063
5)その他営業資産
68,004
72,932
81,885
82,651
91,677
98,740
国内
61,071
64,772
74,538
75,156
84,390
90,551
海外
6,933
8,160
7,347
7,495
7,287
8,189
営業資産残高
4,852,290
4,921,378
5,072,970
5,129,098
5,171,569
5,262,765
貸倒引当金
△128,726
△125,309
△120,508
△115,250
△110,689
△103,028
3.5%
3.4%
3.2%
3.0%
2.8%
2.6%
総資産
5,651,018
5,724,771
5,873,033
6,068,953
6,185,171
6,333,055
長短借入債務および預金
3,876,782
3,912,797
4,060,447
4,146,322
4,236,166
4,269,728
577,024
559,815
554,161
550,880
537,746
519,849
5,056,239
5,105,522
5,231,701
5,341,620
5,420,568
5,511,635
貸倒引当金比率
保険契約債務
負債合計
株主資本
負債・資本合計
新規実行高
594,779
619,249
641,332
727,333
764,603
821,420
5,651,018
5,724,771
5,873,033
6,068,953
6,185,171
6,333,055
前第1四半期
(04/4-6)
前第2四半期
(04/7-9)
前第3四半期
(04/10-12)
前第4四半期
(05/1-3)
当第1四半期
(05/4-6)
当第2四半期
(05/7-9)
ファイナンス・リース(受取金額ベース)
188,262
210,689
202,826
261,360
196,181
219,254
国内
150,035
169,583
160,378
220,748
153,585
169,741
海外
38,227
41,106
42,448
40,612
42,596
49,513
ファイナンス・リース(購入金額ベース)
166,937
188,911
180,174
231,650
175,106
193,855
国内
130,715
148,909
139,736
187,930
134,333
145,029
海外
36,222
40,002
40,438
43,720
40,773
48,826
営業貸付金
307,530
396,510
394,231
447,246
363,952
419,662
国内
273,289
352,816
351,053
417,336
329,457
374,084
海外
34,241
43,694
43,178
29,910
34,495
45,578
オペレーティング・リース
40,737
55,077
81,786
70,727
48,932
62,979
国内
33,195
35,750
70,626
62,193
30,794
44,201
海外
7,542
19,327
11,160
8,534
18,138
18,778
投資有価証券
45,486
60,092
60,167
78,855
51,178
60,532
国内
38,795
56,822
58,932
76,261
49,603
59,867
海外
6,691
3,270
1,235
2,594
1,575
665
その他営業取引
29,354
26,429
45,563
28,258
30,376
25,189
国内
29,354
25,017
45,386
27,888
30,376
25,189
海外
-
177
370
-
-
1,412
― 28 ―
収益および費用
営業収益
1)ファイナンス・リース収益
国内
海外
2)オペレーティング・リース収益
国内
海外
3)貸付金および有価証券利息
貸付金利息
国内
海外
有価証券利息
国内
海外
4)有価証券仲介手数料および売却益
有価証券仲介手数料
売却益
5)生命保険料収入および運用益
生命保険料収入
運用益
6)不動産販売収入
国内
海外
7)賃貸不動産売却益(△損)
国内
海外
8)運送料収入
国内
海外
9)その他の営業収入
国内
海外
営業収益(合計)
営業費用
1)支払利息
2)オペレーティング・リース原価
3)生命保険費用
4)不動産販売原価
5)運送原価
6)その他の営業費用
7)販売費および一般管理費
8)貸倒引当金繰入額
9)長期性資産評価損
10)有価証券評価損
11)為替差損(△益)
営業費用(合計)
営業利益
持分法投資利益
子会社・関連会社株式売却損益および清算損
税引前当期純利益
法人税等
継続事業からの利益
非継続事業からの損益(税効果控除後)
当期純利益
経営指標
株主資本利益率(ROE)*
総資本利益率(ROA)*
株主資本比率
D/E比率(長短借入債務および預金/株主資本)
一株当たり株主資本(単位:円)
基本的1株当たり当期純利益(単位:円)
希薄化後1株当たり当期純利益(単位:円)
従業員数(人)
* 年換算
前第1四半期
(04/4-6)
前 期
前第2四半期
前第3四半期
(04/7-9)
(04/10-12)
前第4四半期
(05/1-3)
(単位:百万円)
当 期
当第1四半期
当第2四半期
(05/4-6)
(05/7-9)
27,399
21,698
5,701
45,195
34,948
10,247
29,903
27,203
23,383
3,820
2,700
264
2,436
5,160
1,226
3,934
30,208
28,007
2,201
21,840
21,840
1,198
1,198
12,775
12,775
28,414
25,471
2,943
202,092
28,262
22,268
5,994
42,923
32,455
10,468
35,949
33,370
29,195
4,175
2,579
313
2,266
7,927
1,001
6,926
36,133
33,676
2,457
20,059
20,059
83
83
14,152
14,152
28,351
25,958
2,393
213,839
27,720
21,915
5,805
44,045
32,664
11,381
33,117
30,709
26,591
4,118
2,408
268
2,140
7,502
997
6,505
30,704
26,966
3,738
26,298
26,298
△ 195
△ 195
12,788
12,788
34,599
32,088
2,511
216,578
30,133
24,260
5,873
46,814
35,455
11,359
37,066
34,616
29,537
5,079
2,450
336
2,114
13,317
1,292
12,025
39,959
37,157
2,802
54,965
54,965
468
468
15,624
15,624
42,864
40,425
2,439
281,210
28,722
22,775
5,947
47,810
35,045
12,765
36,220
33,443
28,588
4,855
2,777
423
2,354
8,443
1,255
7,188
30,229
28,393
1,836
19,214
19,214
5,820
5,820
35,866
33,435
2,431
212,324
32,313
25,802
6,511
51,968
38,548
13,420
40,978
38,034
32,302
5,732
2,944
544
2,400
11,973
2,068
9,905
38,241
32,915
5,326
12,162
12,162
3,625
3,625
39,343
36,141
3,202
230,603
13,872
32,785
27,965
20,543
11,714
15,076
39,033
8,795
1,468
△ 172
171,079
31,013
4,754
839
36,606
16,061
20,545
2,982
23,527
13,940
28,476
31,954
18,719
11,685
16,518
48,384
7,892
9,165
1,295
531
188,559
25,280
5,011
1,963
32,254
14,066
18,188
973
19,161
13,440
30,452
27,139
22,540
10,652
21,828
43,115
10,367
1,236
470
181,239
35,339
8,038
745
44,122
20,090
24,032
998
25,030
14,874
31,354
35,838
52,028
12,543
29,027
50,990
12,596
2,548
931
△ 46
242,683
38,527
2,240
△ 200
40,567
18,273
22,294
1,484
23,778
14,692
33,483
27,239
16,664
21,386
43,354
4,732
1,800
△ 643
162,707
49,617
7,263
1,459
58,339
23,928
34,411
3,378
37,789
15,881
33,332
31,000
11,101
23,431
46,155
2,145
521
868
84
164,518
66,085
8,344
341
74,770
30,689
44,081
2,084
46,165
前第1四半期
(04/4-6)
16.2%
1.67%
10.5%
6.5倍
7,104.39
281.05
258.14
14,917
前第2四半期
(04/7-9)
12.6%
1.35%
10.8%
6.3倍
7,389.48
228.73
211.02
15,184
― 29 ―
前第3四半期
(04/10-12)
15.9%
1.73%
10.9%
6.3倍
7,642.86
298.51
270.41
15,699
前第4四半期
(05/1-3)
13.9%
1.59%
12.0%
5.7倍
8,322.96
280.13
255.48
13,734
当第1四半期
(05/4-6)
20.3%
2.47%
12.4%
5.5倍
8,731.00
432.08
409.74
14,154
当第2四半期
(05/7-9)
23.3%
2.95%
13.0%
5.2倍
9,333.32
525.69
498.00
14,310
(単位:百万円)
当 期
前 期
セグメント情報
前第1四半期
前第2四半期
前第3四半期
前第4四半期
当第1四半期
当第2四半期
(04/4-6)
(04/7-9)
(04/10-12)
(05/1-3)
(05/4-6)
(05/7-9)
<セグメント収益>
国内事業部門
法人金融サービス事業
19,355
21,419
20,253
26,681
22,456
25,206
自動車事業
21,379
22,697
22,679
22,649
24,462
24,449
レンタル事業
19,623
15,358
15,712
17,754
15,765
17,873
不動産関連ファイナンス事業
11,376
15,318
19,834
30,861
15,493
19,372
不動産事業
44,302
40,590
41,137
69,877
51,495
46,523
生命保険事業
30,260
36,046
30,721
39,830
30,093
38,085
その他の事業
32,786
34,664
35,147
41,157
24,589
25,330
179,081
186,092
185,483
248,809
184,353
196,838
米州
11,172
12,848
12,760
16,304
12,773
13,720
アジア・大洋州・欧州
17,058
17,714
19,237
19,080
20,220
23,614
(小計)
28,230
30,562
31,997
35,384
32,993
37,334
207,311
216,654
217,480
284,193
217,346
234,172
法人金融サービス事業
7,909
9,364
11,283
15,292
11,379
12,445
自動車事業
5,022
5,894
5,331
4,841
6,280
7,145
レンタル事業
2,411
2,633
2,270
2,070
1,634
3,658
(小計)
海外事業部門
セグメント収益(合計)
<セグメント利益>
国内事業部門
不動産関連ファイナンス事業
2,584
7,632
3,448
192
6,892
13,426
不動産事業
8,837
3,668
6,118
5,336
12,781
7,781
生命保険事業
1,879
2,113
1,773
1,458
1,632
6,121
その他の事業
(小計)
海外事業部門
米州
6,374
5,426
4,486
4,684
8,198
8,061
35,016
36,730
34,709
33,873
48,796
58,637
1,210
3,515
7,482
3,414
7,152
6,918
アジア・大洋州・欧州
5,934
4,999
6,584
4,616
7,569
12,178
(小計)
7,144
8,514
14,066
8,030
14,721
19,096
42,160
45,244
48,775
41,903
63,517
77,733
1,441,748
1,467,823
1,532,659
1,506,311
1,544,319
1,602,587
自動車事業
426,706
441,202
453,153
451,715
461,148
489,313
レンタル事業
116,020
117,741
117,599
118,427
115,660
116,982
不動産関連ファイナンス事業
853,426
867,605
932,754
956,047
977,407
961,049
不動産事業
391,209
398,388
450,511
500,755
478,389
520,730
生命保険事業
561,819
565,021
572,742
567,023
548,898
521,022
その他の事業
419,110
421,744
416,146
489,758
495,998
519,727
4,210,038
4,279,524
4,475,564
4,590,036
4,621,819
4,731,410
451,032
446,231
427,689
403,399
406,247
398,936
セグメント利益(合計)
<セグメント資産>
国内事業部門
法人金融サービス事業
(小計)
海外事業部門
米州
アジア・大洋州・欧州
467,721
499,426
487,579
498,855
514,018
527,255
(小計)
918,753
945,657
915,268
902,254
920,265
926,191
5,128,791
5,225,181
5,390,832
5,492,290
5,542,084
5,657,601
セグメント資産(合計)
― 30 ―
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