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平成 20 年 10 月 30 日 各 位 株式会社 麻生 リスクマネジメント委員会 委員長 古野 金廣 この度、当社の埋設型枠製品が欠陥品であるとの報道がございました。 この製品は「AS フォームⅠ型」(エーエスフォーム・イチガタ)で、平成12年1月から平 成14年6月までの間の九州新幹線工事を中心に納入したものですが、当社といたし ましては、製品開発にあたって当社で設定した自主基準値をクリアした十分な付着強 度があることと、厳格な品質管理プロセスのもとで製造されたことに照らし、欠陥品で あったとは考えておりません。 そこで今般、社外の中立的な第三者で専門的見識を有する方々のお力をお借りして、 「専門調査委員会」を設置し調査を受けることを決定いたしました。およそ1ヶ月の調 査期間を経て、同調査委員会のご判断を仰ぎ、ご意見をいただきました内容をご報 告申し上げます。調査実施に当っては、当社役員および社員は最大限の協力体制を もって情報を提供・開示し、事実検証に当たる所存でございます。 本調査委員会は、委員長に仙台高検検事長等を歴任された大塚清明 弁護士、委員 には九州大学工学部 松下博通 名誉教授と森山大輔 弁護士に就任いただきます。 また、委員会の中に、森山大輔委員をリーダーとして、弁護士 2 名、公認会計士 3 名 を加えた計 6 名のメンバーで調査チームを組織します。 当社は創業以来社会的責任を果たすために常に行動規範を意識し、事業運営に当 たってまいりました。ご関係各位におかれましては、本件に関する当社の取り組み姿 勢に対して何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。