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(広報かわちながの平成21年12月号掲載分)(PDF:3MB)
特集 ◉ 平成21年度決算報告 ■資産・市債・基金の状況 資産 ■特別会計・水道事業会計の決算 面積 (単位:千円) 土地 2,868,364 ㎡ 建物 263,536 ㎡ 会計名 特 類 市 債 金 額 会 計 主な使い道 24,405,583 11,965,589 11,798,458 得 116,322 116,322 部 落 有 財 産 996 996 土 64,129,119 歳 出 24,610,906 国民健康保険事業 ( 単位 : 千円 ) 種 別 歳 入 地 取 河内長野市の財政状況を お知らせします 特集◉平成 21年度決算報告 臨時財政対策債等 13,868,108 財源不足への対応 下 水 道 事 業 4,414,725 4,414,604 通常の建設地方債 21,442,914 教育・福祉施設等整備事業債など 老人保健医療 11,018 9,537 平成 21年度の決算がまとまり、一般会計の歳入総額は 325 億 131 万円、歳出総額は 324 億 5 千 188 万 下水道事業債 28,818,097 下水道事業 介 険 6,904,222 6,892,055 8 千円となりました(下記円グラフ参照)。翌年度へ繰り越す財源を差し引いた実質的な収支は、1千 663 後期高齢者医療 1,198,034 1,173,611 万 6 千円で黒字決算となりましたが、これは赤字補てんのために財政調整基金を 2 億円取り崩したもので、 3,363,938 4,263,102 市の財政は依然厳しい状況となっています。 基 金 11,941,073 護 保 財政調整基金 2,610,903 財源不足への対応 減 債 基 金 2,574,764 借金の返済 収 益 的 収 支 2,366,677 2,194,924 普通建設事業基金 1,728,201 一般建設事業 資 本 的 収 支 997,261 2,068,178 その他特定目的基金 5,027,205 消防防災拠点施設建設基金など 水道事業会計 ここでは、市民のみなさんが納めた税金などがどのように使われたのか、サラリーマン家庭の家計に例え て説明しながら、市の財政状況についてお知らせします。 問い合わせ 財政課 ※市民一人当たりの市債の額は 556,054 円、基金の額は 103,539 円 です。 まちの財政状況 経常収支比率は ・ 8 % 将来負担比率 赤字なし 一般会計などの実質的な借入金の返済額が、標準的な 収入に対してどれくらいの割合になるかを示すもので す。 一般会計などが抱える実質的な負債の残高が、標準的 な収入に対してどれくらいの割合になるかを示すもの です。 99 6.7% 19.5% 12.40% 17.40% 25% 20% 40% 35% 各公営企業の資金不足額が、事業の規模に対してどれ くらいの割合になるかを示すものです。 5 広報かわちながの ● 平成 22年(2010)12月号 市民税や固定資産税など (単位:円) 使用料、手数料など❷ 施設使用料や住民票交付手数料など 国庫・府支出金、地方交付税など❸ 収 入 給与収入 パート収入 親からの援助 健全財政 9,300 医療費・教育費 58,800 136,500 光熱水費・日用品・修理 48,900 39,900 金融機関などから借り入れたお金 貯金の取り崩し 3,200 子どもへの仕送り 39,400 前月からの繰越金 1,500 ローンの返済 36,100 雑収入 7,500 家の増改築 12,400 諸収入など❼ 財政悪化 60,400 16,600 自治会・サークルの会費 前年度から繰り越されたお金 20% 125,400 食費 金融機関からの借入 貯金を取り崩したお金 経営健全化団体 支 出 市債❹ 繰入金❺ 350% 職員の給料や議員報酬 市税❶ ー 繰越金❻ 各企業 資金不足なし 0% ①人件費 国や府から給付されるお金など 0% 資金不足比率 ※上記グラフの番号は下表の家計簿の番号と対比しており、同じ比率で家計簿の数値を算出しています。 レッドカード 財政再生団体 実質公債費比率 全会計の実質的な赤字額が、標準的な収入に対してど れくらいの割合になるかを示すものです。 赤字なし 早期健全化団体 連結実質赤字比率 一般会計などの実質的な赤字額が、標準的な収入に対 してどれくらいの割合になるかを示すものです。 21 =河内長野市の指標 イエローカード 実質赤字比率 平成 年度の一般会計の財政状況 は、家計に例えると、食費や医療費、 ■財政健全化判断比率 光熱水費、ローン返済金など必要な お金だけで支出の半分以上を占めて ます。給与収入や親からの援助金な ど、毎年決まって(経常的に)入る お金に対して、これらの支出がどれ 年 くらいの割合かを示す経常収支比率 ・8%となりました。平成 21 は、 前 年 度 よ り 0・2 ポ イ ン ト 悪 化 し 度の市の財政状況は、日常の必要経 費の支出だけで給料の大部分を使い 果たし、自由に使えるお金がほとん ど残っていない状態を表していま す。増加した原因は、定年退職者数 が増えたことや、道路・公園の維持 補修費が増加したことなどによるも のです。 21 なお、市民サービスを基本とする 一般会計とは別に、特定事業を区別 している特別会計の各決算と平成 年度末の資産・市債・基金の状況は 上表のとおりです。 また、財政が健全に運営されてい るかを表す財政健全化判断比率(下 表)は、いずれの指標も早期健全化 基準を下回り、健全な運営状態であ 月に策定した財政健 ると言えます。 年 12 市 で は、 将 来 に 夢 や 希 望 を 持 ち、 豊かな暮らしを実現していくため に、平成 全化プログラムに沿った取り組みを 行っていきます。 19 99 財産の売り払いや寄付金など A ー 300,000 貯金 B 3,600 299,500 ②扶助費 生活保護費や児童手当など福祉 に使うお金 ③物件費など 物品・原材料購入費や修理代など ④補助費など 各種団体に交付する補助金や貸付金 ⑤繰出金 特別会計に対して支払うお金 ⑥公債費 市債の元金や利子の支払金など ⑦普通建設事業費など 道路や学校などの建設や改修など 余ったお金 A ー B = 500 貯金残高 1,322,700 ローン残高 7,103,200 ⑧積立金(うち経常分は 800 円) 貯金に積み立てるお金 広報かわちながの ● 平成 22年(2010)12月号 4 特集 ◉ 平成21年度決算報告 ◆◇「4つのK」の基本的政策を進めます ◇◆ 教育 平成 22 年度上半期 財政事情の公表 平成 21 年度 行政評価の結果公表 行政評価とは、市が行っている業 ◉教育立市にふさわしい豊かな教育環境の充実 ◉大阪一の教育都市をめざします 務に関して、成果指標(どのような 成果を得るか)を設定し、限られた 今年4月から9月までの予算の執行状況および市の財産の状 行政資源(予算や職員など)を有効 子どもから大人まで生涯にわたって教育に取り組むこと 況についてお知らせします(文中や各表の数値は平成 22 年9 に活用することを目的とする仕組み はもちろん、学校での教育力の向上をめざし、公立・私立 月 30 日現在のものです)。 問い合わせ 財政課 です。 90,739(36.8) 246,689 90,735(36.8) 710 0 (0.0) 710 0 (0.0) 下水道事業 4,046,522 1,007,296(24.9) 老人保健医療 6,296 4,046,522 1,542,408(38.1) 2,308(36.7) 6,296 315 (5.0) 介 護 保 険 7,084,162 3,042,853(43.0) 7,084,162 2,978,821(42.0) 後期高齢者医療 1,417,469 1,417,469 水道事業会計 2,563,156 水道事業会計(収益的収支) 2,334,000 1,115,961(47.8) 2,309,000 水道事業会計(資本的収支) 229,156 500,519(35.3) 462,611(32.6) 1,182,366(46.1) 3,633,749 1,190,035 (32.7) 66,405(29.0) 1,324,749 972,904(42.1) 217,131(16.4) 表3:資産・市債・基金の状況(平成 22年9月30日現在) 表1:一般会計の執行状況 費目 収入済額(執行率) 歳 入 36,066,418 16,682,654(46.3) 市 税 12,967,071 7,736,057(59.7) 市 債 6,242,700 0 (0.0) 5,405,116 2,803,356(51.9) 4,134,878(77.6) 面 積 土地 2,868,364 ㎡ 地 方 交 付 税 5,329,564 建物 263,536 ㎡ 産 ( 単位 : 千円 ) 種 類 市 債 臨時財政対策債等 金 額 主な使い道 62,085,880 13,430,794 財源不足への対応 通常の建設地方債 20,490,103 教育・福祉施設等整備事業債など 下水道事業債 28,164,983 下水道事業 基 金 11,921,927 (単位 : 千円、%) 予算現額 国 庫 支 出 金 資 10 26 万9千879 246,689 部落有財産 また、市民1人当たりの市税 負担額は、 万9千5円(1世 土 地 取 得 22 帯当たりでは 12,755,008 5,045,228(39.6) 12,755,008 5,673,444(44.5) 市には、合計7つの特別会計 と水道事業会計があります。こ 25,556,856 9,688,943 (37.9) 25,556,856 10,748,334 (42.1) れらの執行状況は表2のとおり 市では、住む人や訪れる人が笑顔に満ちあふれる「安全・安心・安定した緑と 笑顔のあふれるまち」をめざし、「4つのK(教育・経済・環境・健康)」の基本 広報かわちながの ● 平成 22年(2010)12月号 的政策を推進しています。そして、この政策を展開することで、5つめのK「河 7 内長野のK」を「希望のK」に変えていくことにつながると確信しています。「河 出産から安心して子育てができるように、保健・医療の充実 を図り、豊かな老後を送れるまちづくりを実現するため、高齢 者を支える地域ネットワークの確立に努めるとともに、妊婦健 診への支援や乳幼児医療費助成の充実などの取り組みを行いま した。また、子どもから大人までの健康維持に向けて、河内長 野市の特徴である歴史や景観を取り入れたウオーキングコース を設定するなど、楽しく健康づくりができる支援を行いました。 内長野で子どもを育てたい」「河内長野に住みたい」「河内長野を終の棲家として ◉健康増進、安心の子育て、豊かな老後を 問い合わせ 企画政策室 健康 選びたい」と言っていただけるまちづくりを、市民のみなさんとともに実現でき 豊かな自然と歴史・文化に恵まれた環境を子孫に引き継いでい くことを責務に、自然特性を活かした循環型地域づくりを進め、 地球温暖化防止と地場産業活性化を両立させる森林プランの実 現などに取り組みました。また、バイオマスタウン構想(エネル ギーに使用される動植物の発生から利用までの効率的なシステム の構築)や高野街道の歴史的景観を育む計画の実施を図るととも に、 「公共交通のあり方」に基づく取り組みも行いました。 年度の主な事業について紹介します。 21 るよう努めていきます。 ここでは、平成 環境 特 別 会 計 国民健康保険事業 で す。 ま た、 市 の 資 産・ 市 債・ 会計名 い ◉守ろう自然、活かそう文化環境 ◉観光事業の活性化 (単位:千円、%) 歳 入 歳 出 予算現額 収入済額(執行率) 予算現額 支出済額(執行率) 基金の状況は表3のとおりで 表2:特別会計・水道事業会計の執行状況 す。 第2次財政健全化プログラムを推進するとともに、市民サー ビスの再構築の視点を大切に、体質改善型の改革をめざし、近 隣市町村との広域連携による事務処理の検討や戸籍電算化の導 入など市政改革を進めました。また、市民と行政の協働のまち づくりのため、市民公益活動支援センターの運営やまちづくり 交流会の開催に努めました。産業振興では、「ノバティながの」 のリニューアルや農空間を活かした地産地消、自然環境の保全 を図る「木のあるくらし」の取り組みにも積極的に取り組みま した。 一般会計 問い合わせ 行政改革課 円)となっています。なお、費 経済 できます。 ◉体質改善型の改革を ◉地域資源を活用した産業の活性化 目別の執行状況は表1のとおり ほか、情報センターや図書館で閲覧 平成 年度の一般会計は、歳 入・歳出とも359億1千30 詳しい内容は、市ホームページの 5万9千円(繰り越し予算含む) ます。 機会を拡大しようと、「教育立市宣言」を行いました。 です。 の柱として教育を据え、市民が生涯にわたり教育を受ける でスタートしました。 経費、財源などの情報を公開してい 特別会計・財産など を対象として、それぞれの達成度や の耐震補強工事の推進に努めました。さらに、まちづくり これに、9月までの補正予算 1億5千 335万 9千 円 を 加 年度決算に基づいて、すべての仕事 気のある学校教育づくりに努めました。また、中学校校舎 えて、歳入・歳出とも360億 た。 このたびの結果公表は、平成 21 組みの検討や学校 ICT の整備、放課後の学習支援など、元 6千641万8千円になりまし の垣根を越えた交流・研究をはじめ、小中一貫教育の取り 府 支 出 金 2,293,901 522,064(22.8) 使用料及び手数料 734,076 214,640(29.2) 諸 収 入 398,818 93,603(23.5) 分担金及び負担金 376,523 145,392(38.6) そ の 他 2,318,649 1,032,664(44.5) 歳 出 36,066,418 12,922,447(35.8) 民 生 費 12,652,581 5,414,034(42.8) 土 木 費 4,896,395 1,012,099(20.7) 財政調整基金 2,610,903 財源不足への対応 衛 生 費 4,316,397 1,249,465(28.9) 総 務 費 4,308,588 1,404,786(32.6) 減 債 基 金 2,574,764 借金の返済 公 債 費 4,082,392 1,562,346(38.3) 普通建設事業基金 1,728,201 一般建設事業 教 育 費 3,381,343 1,309,998(38.7) その他特定目的基金 5,008,059 消防防災拠点施設建設基金など 消 防 費 1,211,423 485,213(40.1) そ の 他 1,217,299 484,506(39.8) ※市民一人当たりの市債の額は 537,916 円、基金の額は 103,330 円です。 広報かわちながの ● 平成 22年(2010)12月号 6 高野街道のまち並み再生に着手 その指針となる「河内長野市バ 会 の ま ち づ く り を め ざ す た め、 ~環境調和都市~ (960万8千円) ■電気自動車急速充電器の設置 ました。 イオマスタウン構想」を策定し ■高野街道にぎわい・まち並み を完了しました。 安 心 し て 電 気 自 動 車( E V ) でまちを走ることができる環境 整 備 し、21 年 度 で 整 備 ▲地域幹線道路の整備で利便性 が高まります。 を整えるため、南河内地域で初 市を結ぶ地域幹線道路を 再生事業(719万1千円) 河合寺地区から富田林 めて電気自動車急速充電器を市 整備(1億1千 564 万 役所に設置しました。 ■市道河合寺竜泉寺線の 高野街道のまち並みを再生 し、歩いて楽しめる環境をつく に基づき、下里地区への るための事業を行いました。 野市公共交通のあり方」 (7万2千円) 万7千円) 市内の公共交通を守り育てるために策定した「河内長 ■バイオマスタウン構想の策定 ■下里地区へのバス 年度は、高野街道のにぎわい・ ティアの活動を支援するなどしました。 まち並み再生をテーマとした観 た。 豊かな緑を活かした循環型社 年度は、講座や交流会を開催し、市民公益団体やボラン 光フォーラムの開催などをしま し出しを開始しまし した。 活動支援センター(るーぷらざ)を運営しました。21 ◀観光フォーラムでは、高野街道を中心としたま ちづくりについて意見が交わされました。 ■妊婦一般健診の公費負担拡大(2千 815万7千円) 民団体へのAED貸 ◀急速充電器の設置は、環境に やさしい電気自動車の普及に もつながります。 ( 市民公益活動の活性化や協働の促進を進める市民公益 ◀ ま ち な み 再 生に 向 け た 高 野 街 道 の整備を進めます( 左図は整備 後のイメージ) 。 安心して子どもを産み育てる環境を整 えるため、妊婦一般健診の助成回数を 回に拡充しました。 でから6年生までに拡大しました。 乳 幼 児 等 の 健 全 な 育 成 を 支 え る た め、 入院医療費の助成対象を、小学3年生ま 734万4千円) ■乳幼児等医療費助成の拡大(1億3千 14 ■健康づくりウオーキングコースの整備 バスを試行運行しました。 市民が楽しく健康づくりをできるよ う、市内を歩くウオーキングコースを整 47 試行運行(242 万5千円) 備しました。 しました。また、市 ~元気創造都市~ ■るーぷらざの運営(868 万円) ■ 放 課 後 学 習 サ ポ ー タ ー・ 学 動器)の配置を完了 ■「ノバティながの」リニューア 小中学校に、児童・生徒への 家庭学習の充実・学習支援・進 ▼ウオーキングコースを紹介する案 内板やコースマップ手帳も作製し ました。 校区でのまちづくり交流会の立ち上げを支援しました。 ~共生共感都市~ D(自動体外式除細 ▲公共施設への AED の配置で、安全・ 安心なくらしを支えます。 ◀市の自然や歴史にふれながら健康づくり ができるウオーキングコースは、市民健 康ウオークのコースにもなっています。 公共施設へのAE 地域での自主的なまちづくりを活性化させるため、各 習支援アドバイザーの派遣 路相談のためのサポーターやア 万5千円) (112万7千円) バティながの 」が、リニューア ドバイザーを派遣しました。 AED の配置(388 ため、戸籍事務を電算化しました。 乳幼児の 健全な成長を支援 ■まちづくり交流会への支援(39 万3千円) 21 証明書の交付時間短縮など市民サービスの向上を図る ルオープン(3千692万円) ルオープンしました。 ■中学校の大規模改修工事 学校施設の耐震改修工事を進 めました。 年度は、千代田・ %とな した。これにより、市立小中学 校施設の耐震化率は、 りました。 ◀河内長野駅前の活性化にもつな がる「ノバティながの」のリニ ューアルオープン。 ~安全安心都市~ ~自律協働都市~ キーテナントが撤退した状態 になっていた河内長野駅前の「ノ ■学校ICTの整備(1億8千 長野中学校校舎の工事を行いま (2億3千670万9千円) 550万4千円) 信技術)を駆使した授業ができ 学校の教育力向上の取り組み の一つとして、ICT(情報通 る環境を整備しました。 ◀電子黒板(写真)やテレビ会議シス テムを使った授業など新しい形の授 業も積極的に進めます。 21 8 広報かわちながの ● 平成 22年(2010)12月号 広報かわちながの ● 平成 22年(2010)12月号 9 2千円) ◀▲るーぷらざで は、講座や交流 会による市民公 益活動への支 援を積極的に進 めています。 ■公共施設への ■戸籍事務の電算化(6千 789 万9千円) 81 公共施設への AED の配置を完了 快適なまちづくりのため 協働をさらに促進 平成 21年度 主要事業 「ノバティながの」リニューアル 特集 ◉ 平成21年度決算報告