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北摂SATOYAMA国際ワークショップ
北摂SATOYAMA国際ワークショップ ~里山を誰が守るのか? 里山に求める豊かさとは何か?~ 都市部に近接する北摂の里山には、今でも古来の里山景観が維持され、歴史・文化や生物多 様性などの魅力を保つ稀少な空間が残されていますが、一方、開発による自然の喪失や、利用 しなくなったことによる自然の荒廃に直面しています。 そこで様々な立場や価値観をもつ方々が、里山の持続的な保全を促進する環境づくりにつ いて意見交換、報告を行なう場として、国際ワークショップを開催します。 国際ワークショップ 国際セミナー 日 時:11月27日(金) 10:00~17:00 日 時:11月28日 ( 概 要:現地視察 ※伊丹市内より送迎バスあり 概 要:基調講演、国内外の事例報告 場 所:県立宝塚西谷の森公園 ワークショップ 定 員:30名 ※要申込(選考あり) 参加費:無料 土 ) 13:00~17:00 場 所:伊丹市立産業・情報センター 国際ワークショップの成果報告 定 員:100名 ※要申込(抽選あり) 参加費:無料 現地見学ツアー(オプショナルツアー) 日 時:11月28日 ( 土 ) 9:00~11:00 場 所:昆陽池公園(伊丹市) ※伊丹シティホテル前よりバスで出発 概 要: 「伊丹の自然を守り育てる会」による現地説明 定 員:50名 ※要申込(抽選あり) ※午後開催の国際セミナーへのご参加が前提です。 参加費:無料 主催:兵庫県阪神北県民局、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク (APN)、地球環境戦略研究機関 (IGES)、北摂里山博物館運営協議会 共催:伊丹市 協力:兵庫県立人と自然の博物館、SATOYAMA イニシアティブ国際パートナーシップ (IPSI) 事務局 表紙写真:杤原めぐみの森(猪名川町) 北摂SATOYAMA国際ワークショップ 里山を誰が守るのか?里山に求める豊かさとは何か? 開催趣旨 北摂地域の里山は都市部に近接しており、今でも古来の里山景観が維持され、歴史・文化や生物多様性などの魅力を保つ稀少な空間が残されていま すが、二重の問題(①開発による自然の喪失、②利用しなくなったこと(放置)による自然の荒廃)に直面しています。 このため、阪神北県民局では、活発な市民活動をより活性化させて、北摂里山に埋もれる新たな資源を有効に活用し、現代社会における里山の新 たな価値(役割)を見出すことが里山の持続的な保全、ひいては地域の活性化につながると考え、市町、学識者、住民、事業者等と連携し、2012年から 「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想」の取り組みを進めています。 しかし、里山の持続的な保全には、地域の人々だけではなく、外部のさまざまな立場や価値観を持つステークホルダーの参画を促す必要があり、 彼らに多くの情報を伝え、保全活動への理解や関心を促し、里山への関与を促進する環境づくりが必要です。 以上のことから、このたびの北摂SATOYAMA国際ワークショップでは、 「里山を誰が守るのか? 里山に求める豊かさとは何か?」をテーマにして、 国内外の専門家を招聘し、2日間にわたり意見交換、報告を行います。 講 師 11月27日(金) ■ 国際ワークショップ ファシリテーター ■ 国際ワークショップ ファシリテーター 石田 弘明 鈴木 渉 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授) 1971年兵庫県生まれ。神戸大学大学院教育学研究科修士課 程修了。博士(農学)。専門は植生学、保全生態学。各種植生 の生物多様性とその保全に関する研究を行っている。主な研 究対象は照葉樹林、里山林、ブナ林。著書(共著)に「ふしぎ の博物誌」(中公新書)、「生物による環境調査事典」(東京書 籍)など。兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境再生研究 部長、兵庫県森林動物研究センター 主任研究員を併任。 11月28日(土) ⓒ環境省 里なび研修会in兵庫HP ■ 基調講演 藻谷 浩介 豊田 光世 (日本総合研究所調査部主席研究員) ⓒChristophersen/UNU (新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター准教授) 佐渡島をフィールドに、地域環境の保全に向けた話し合いと 協働の場をデザインしながら、多様な主体の協働による環境 ガバナンスのあり方について研究を進めている。専門は環境 倫理、合意形成、対話教育。2009年東京工業大学大学院社 会理工学研究科にて博士号(学術)取得。2010年兵庫県立 大学環境人間学部講師、2014年東京工業大学グローバルリ ーダー教育院特任准教授を経て、2015年9月より現職。 ⓒ薈田(わいだ)純一氏 ■ 海外事例報告 イレペルマ・アラチ・ウパリ・ニマル・グナティレケ(スリランカ:ペラデニア大学名誉教授) 1975年ケンブリッジ大学にて博士号を取得後、ペラデニア大 学理学部植物学科にて長年教鞭をとり、学科長を務める。現 在、同大学名誉教授。スリランカにおける環境保全活動の権 威。セイロン・ジャーナル・オブ・サイエンス、スリランカ科学 財団、スリランカゴム研究所、ジャーナル・オブ・バイオジオグ ラフィー、エコロジカル・リサーチなど、多数のジャーナルの編 集委員および査読者を務める。2005年、スリランカ大統領よ り科学・技術の偉業を称える賞Vidya Nidhiを受ける。 ■ 海外事例報告 クワン・チョン・リー (台湾:国立東華大学自然資源環境科学科准教授) 1989年に国立台湾大学にて地理学修士を取得後、農業委員会 林業森林局自然保護課および内政部太魯閣国立公園管理課に 勤務。2001年、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(ロンドン大 学)大学院にて地理学科博士課程を修了。国立花蓮師範学院生 態環境教育研究所を経て、現在、国立東華大学自然資源環境 科学科准教授。2002年以降、地域参画、利害関係者分析、共同 計画、台湾における保護地域の管理、文化景観の保全活動、里 山イニシアティブに関する政府委託研究事業約20件に従事。 ■ 国内事例報告 ■ 海外事例報告 (ベトナム:社会政策エコロジー研究所研究員) オーストラリア国立大学にて理学士(2004年)および理学修士 (2013年)を取得。現在、自然・環境・農業に関する伝統的な知 恵や手法の活用に取り組む地域NGO「社会政策エコロジー研 究所」において、研究兼広報を担当。同研究所の農民野外学校 プログラムを通じ、原住民や少数民族の若年層の育成および社 会的地位の向上に尽力するとともに、国連開発計画やオーストラ リア政府が支援する民族的マイノリティおよび土壌浸食の研究 プロジェクトに従事。 ■ 国内事例報告 小笹 康男 1967年生まれ。筑波大学環境科学研究科修了。国際連合大学サ ステイナビリティ高等研究所、国際SATOYAMAイニシアティブ 事務局次長。環境省において、第三次生物多様性国家戦略、生 物多様性民間参画ガイドライン等の策定、生物多様性条約第10 回締約国会議(2010年)の広報などを担当。現在は、SATOYAMAイニシアティブ推進のため国際的なネットワークづくりと活動 支援に携わる。主な著書は「生物多様性・生態系と経済の基礎 知識(中央法規)」「基礎から学ぶ環境学(朝倉書店)」「儲か る農業をやりなさい!(マネジメント社)」 (いずれも共著)。 ■ 基調講演 山口県生まれの50歳。平成合併前3,200市町村のすべて、海 外72ヶ国をほぼ私費で訪問し、地域特性を多面的に把握。 2000年頃より、地域振興や人口成熟問題に関し精力的に研究 ・著作・講演を行う。2012年より現職。近著にデフレの正体、第 七回新書大賞を受賞した里山資本主義(共に角川Oneテーマ 21)、金融緩和の罠(集英社新書)、しなやかな日本列島のつ くりかた(新潮社、7名の方との対談集)。 キエン・ダン (国連大学サスティナビリティ高等研究所上級コーディネーター) (ひょうご森づくりセンター事務局長) 1943年生まれ、兵庫県出身。大学で森林について学ぶも卒業後 は百貨店に勤務。定年後は森林ボランティアとして活動する。そ の活動の一環として、企業の森づくりをサポートする。その後、 兵庫県が森づくりコミッションを立ち上げるとともに緑化推進協 会で企業の森づくり推進専門員として企業の森づくりの相談に 従事。また、市民と企業の森づくりプラットホームとして、行政、 研究機関、企業、NPOなどで構成する「ひょうご森づくりセンタ ー」を設立し、事務局長に就任。 北田 香菜子 (緑の環境クラブ代表世話人) 1973年 同志社大学英文学部卒 1995年 三田市に転居 1996年 三田市民会議(公聴制度)に応募し、会議員となる 1997年 市民会議有志と共に、ボランティア団体 『緑の環境クラブ』を設立 2000年 三田市教育委員に任命される 2003年 三田市教育委員長に選出される 2008年 三田市教育委員退任 2014年 兵庫県北摂里山博物館協議会委員 11月 27日 国際ワークショップ 参加費無料 ※希望者には伊丹シティホテル前よりバスの送迎あり 日時:11月27日 (金)10:00~17:00 場所:兵庫県立宝塚西谷の森公園(宝塚市境野字保与谷14-1) 概要 現 地 視 察 ワークショップ 兵庫県立宝塚西谷の森公園 テーマ1「誰が:ヒト」 ・里山保全に様々な立場の人たちを巻き込む仕組み 県立宝塚西谷の森公園 テーマ2「何を、どうやって:モノ、手段」 ・あなたにとっての里山の現代的な価値は何か? その価値を高めるには? ◆ファシリテーター 石田 弘明(兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授) 鈴木 渉(国連大学サスティナビリティ高等研究所上級コーディネーター) ※翌日の国際セミナー講師・報告者からの参加もある予定です。 定員 11月 28日 30名(予定) ※要申込(参加申込書を基にした選考があります) ※使用言語は日本語です。 現地見学ツアー 参加費無料 ※伊丹シティホテル前よりバスで出発 日時:11月28日 (土)9:00~11:00 場所:昆陽池公園(伊丹市昆陽池3) 概要 現地視察 「伊丹の自然を守り育てる会」による解説 定員 50名(予定) ※要申込(申込者多数の場合は抽選となります) 国際セミナー 参加費無料 昆陽池公園 日英同時通訳 日時:11月28日 (土)13:00~17:00 場所:伊丹市立産業・情報センター 6階 マルチメディアホール (伊丹市宮ノ前2-2-2) 概 要 基調講演 藻谷 浩介 (日本総合研究所調査部主席研究員) 「地域における多様な主体の連携による里地・ 里山保全活動(仮)」 伊丹市立産業・情報センター 豊田 光世 (新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター准教授) 「『里』の環境を育む協働のしくみづくり」 海外の事例報告 イレペルマ・アラチ・ウパリ・ニマル・グナティレケ (スリランカ:ペラデニア大学名誉教授) 「スリランカ・カンディ地方のホーム・ガーデンズ ─その伝統と新たな経済的利用について─」 クアン・チョン・リー (台湾:国立東華大学准教授) 「水田景観保全活動における行政と地元住民の対話 ─文化的ランドスケープ保護指定計画とステークホルダー・プラットフォーム─」 キエン・ダン (ベトナム:社会政策エコロジー研究所研究員) 「伝統的な知恵の活用と持続可能な農業 ─原住民や少数民族の若者の育成および社会的地位の向上を目指して─」 国内の事例報告 北田 香菜子 (緑の環境クラブ代表世話人) 「里山とボランティア仲間との出会い」 小笹 康男 (ひょうご森づくりセンター事務局長) 「『広げる、深める、続ける』~市民と企業の森づくりコーディネート~」 前日のワークショップの成果報告 会場との意見交換・質疑応答 定員 100名(予定) ※要申込(申込者多数の場合は抽選となります) 北摂SATOYAMA国際ワークショップ参加申込書 事前申込制となっております。 複数枚必要な 場合はコピーして この申込用紙にご記入の上、FAXまたは郵送でお送りください。 ご利用ください 項目は全てご記入をお願いいたします。 FAX 0797-86-4309 締切 11月6日(金) 必着 T EL 0797-61-4015 郵送の場合:〒665-8567 宝塚市旭町2-4-15 兵庫県阪神北県民局 県民交流室 環境課(里山・自然班) 男 ・ 女 お名前 年齢 歳 住 所 連絡先 国際 ワークショップ 参加する 参加しない 11/27(金) 参加する 現地見学会 国際セミナー 参加しない 11/28(土) 11/28(土) 参加する 参加しない 選考・抽選の結果につきましては、開催1週間前までに応募者全員に連絡いたします。 ※11月27日(金)の国際ワークショップに参加希望の方は、この申込書に加えて別添の「11月27日(金)開催の ワークショップへの参加申込書」をお送りください(締切厳守)。選考の上、ご参加の可否を開催1週間前ま でに応募者全員に連絡いたします。 ※11月28日(土)の現地見学ツアー、および国際セミナーにつきましては、応募者多数の場合、抽選とさせて いただきます。抽選結果は、開催1週間前までに応募者全員に連絡いたします。 ※現地見学ツアーのみのご参加はできません。(午後に開催する国際セミナーへのご参加が前提です。) 県立宝塚西谷の森公園 至 三田 至 上佐曽利 宝塚自然の家 西谷 幼・小・中 68 ローソン 西谷ふれあい夢プラザ 12 至 川西 至 猪名川 切畑会館 阪急山本駅 JR宝塚駅 歌劇場前交差点 阪急宝塚駅 176 中国自動車道 尼宝線 至塚口駅 ■バスの場合 ・「JR宝塚駅」「阪急宝塚駅」「JR武田尾駅」より阪急田園バスに乗車し、「西谷 の森公園口停留所」下車徒歩10分 ■車の場合 ・宝塚周辺より:国道176号線から県道33号線(約15km) ・阪急宝塚線山本・中山より:長尾山トンネルを潜り県道325・33号(長尾山ト ンネルより約12Km) ・中国自動車道より:宝塚ICから長尾山トンネルを潜り県道325・33号(長尾山 トンネルより約12Km) ・舞鶴自動車道より:三田西ICから国道176号を経て(約8km)新三田駅前へ。 県道570・68・33号(約12km) 主催 伊丹局 伊丹シティホテル 共催 有料地下駐車場入口 (矢印は地下駐車場までの順路) 工芸センター 長寿蔵 アイホール 至尼崎 JR宝塚線 176 清荒神 三軒寺前 広場 阪急伊丹線 あいあいパーク 県立宝塚北高校 みやのまち 3号館 N JR 武田尾駅 長尾山トンネル 33 99 空港線 柿衛文庫 美術館 みやのまち4号館 334 至宝塚駅 13 県道尼崎池田線(産業道路) 西谷の森公園口バス停 至川西 JR伊丹駅 安場池 レストラン 阪急 伊丹駅 西谷農協前 伊丹 伊丹市立産業・情報センター アイフォニックホール (伊丹商工プラザ4~6階) いたみ ホール 伊丹小 至西宮 宝塚 西谷の森公園 製材所 宝塚すみれ墓苑 市立 長谷牡丹園 道の駅いながわ 至空港 千苅水源池 伊 丹 市 立 産 業・情 報センター 至尼崎駅 ■徒歩の場合 阪急伊丹駅から約7分。JR伊丹駅から約8分 ■バスの場合 ・JR伊丹駅バス乗場5番より、25番系統(大阪国際空港(伊丹空港)行き)に乗 車し、阪急伊丹駅経由宮ノ前バス停留所下車すぐ ・阪急伊丹駅バス乗場6番より、25番系統(大阪国際空港(伊丹空港)行き)に 乗車し、宮ノ前バス停留所下車すぐ ■車の場合 当センターの駐車場はございません。伊丹市立宮ノ前地区地下駐車場(有料)を ご利用下さい。 ※できる限り公共交通機関のご利用をお願いいたします。 協力