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特定のアラームに対して電子メールを生成するように DFM をカ

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特定のアラームに対して電子メールを生成するように DFM をカ
特定のアラームに対して電子メールを生成するように DFM をカ
スタマイズする方法
目次
概要
前提条件
要件
使用するコンポーネント
表記法
はじめに
電子メールを選択的に送信するための DFM のカスタマイズ
手順説明
結果の確認
トラブルシューティング
関連情報
概要
デバイス障害マネージャ(DFM)は、2 種類のアラームを生成します。 すなわち、例外と障害です。 障害はオレンジで表示さ
れ、例外は紫で表示されます。 紫のアラーム(例外)を掘り下げると、紫のアラーム(例外)を生成する原因となった根源とな
るオレンジのアラーム(障害)が表示されます。
GUI を使用して、例外(紫のアラーム)に関する電子メールを転送するように、DMF を設定することができます。 ただしこのよ
うな設定をすると、膨大な数の電子メールが発生する可能性がある上、紫色のアラーム(例外)に関する情報が記載された電子メ
ールには、障害(例外を発生させた根本原因)に関する情報が記載されていないため、意味がありません。 しかし、
mail_notify.conf ファイルをカスタマイズすることによって、障害(オレンジのアラーム)に関する電子メールを受信すること
は可能です。
注:この処理が行われている間に独占的に使用できるルータ/スイッチがある場合、この処理はもっと簡単になります。
前提条件
要件
DFM 1.1 または DFM 1.2 がインストール済みで、動作中であること
対象のアラーム エントリが、モニタ コンソールに表示されること
SMTP サーバとして動作するように、メール サーバをイネーブルにできること
CiscoWorks 2000/DFM がインストールされているサーバへのルート/管理者アクセス権があること
注:停止する電子メールか DFM をはじめて転送するために DFM を設定する場合電子メールを転送します、Device Fault Manager
Mail Notifier をイネーブルに設定する方法を参照して下さい。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
CiscoWorks 2000 5th エディション
DFM 1.2
1605 ルータ
表記法
ASCII txt ファイルを編集します。 Solaris の場合、vi エディタが問題なく使用できます。 別のエディタを選択した場合、
ファイルに特殊な文字が表示されないことを確認してください。
Windows の場合、.txt ファイルとして保存した後、mail_notify.conf という名前に変更します(mail_notify.conf.txt ではあ
りません)。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
はじめに
SMTP サーバが動作していること、および DFM サーバが SMTP サーバに接続可能であることを確認します。
SMTP 接続を確認する方法に関する詳細については Device Fault Manager Mail Notifier をイネーブルに設定する方法を参照し
て下さい。
電子メールを選択的に送信するための DFM のカスタマイズ
以下の例では、次のように表記します。
プロファイルは GA_ChoiceSubscription
例外アラームは複合です
エラー アラームは現象です
各アラーム電子メールに関しては、mail_notify.conf ファイルのユニークなプロファイルを作成して下さい。 次に示すように、
このファイルの(少なくとも) 3 箇所を変更しなければなりません。
1. 電子メールの送信対象となる各アラームに対して、固有の名前を作成します。
2. 送信 される電子メールがほしいと思うアラームに合わせるために EventName を変更して下さい。
3. TRUE に偽への集計および現象を変更して下さい。
注:各 GA_ChoiceSubscription を分けるのにカンマを使用して下さい。
手順説明
次の手順を実行します。
1. mail_notify.conf ファイルを検索して、バックアップ コピーを作成します。
Solaris の場合: mail_notify.conf は /opt/CSCOpx/objects/smarts/conf/notifier ディレクトリの下にあります。
Windows の場合: CiscoWorks 2000/DFM がインストールされているドライブ上にあります。 次に、例を示します。
d:progra~1CSCOpxobjectssmartsconfnotifier ディレクトリ。
注:無理解なおよび OperationallyDown アラーム条件のための例によってカスタマイズされる mail_notify.conf をダウン
ロードして下さい。
2. エディタで mail_notify.conf を開き、GA_ChoiceSubscription が含まれているセクションを表示します。
Solaris の場合: vi を使用します。
Windows の場合: メモ帳を使用します。
デフォルトでは、次の行が表示されます。
{
GA_ChoiceSubscription::Mail-All-Subscriptions
{
# Subscribe to events whose class, instance, and event
# names match the given pattern.
className = ".*"
instanceName = ".*"
eventName = ".*"
# Include aggregates, but omit symptoms.
aggregates = TRUE
symptoms = FALSE
}
3. 選定されたイベントのオレンジ アラームのための電子メールを送信 するために 3 つの変更を行なって下さい。
この例はインターフェイスがダウン状態になり、デバイスがダウン状態になるとき DFM が電子メールを送信 するようにカ
スタマイズします。 デバイスがネットワークに単一接続されている場合、デバイスがダウンすることが、DFM によって通知
されます。
次のように変更します。
a. 送信 される電子メールがほしいと思う各アラームの固有の名前を作成して下さい(Link_Down Device_Down)。
b. 送信 される電子メールがほしいと思うオレンジ アラームに合わせるために EventName を変更して下さい(無理解な
OperationallyDown)。
c. TRUE に偽への集計および現象を変更して下さい。
注:各 GA_ChoiceSubscription を分けるのにカンマを使用して下さい。
編集後の mail_notify.conf を次に示します。
{
GA_ChoiceSubscription::Link_Down
{
# Subscribe to events whose class, instance, and event
# names match the given pattern.
className = ".*"
instanceName = ".*"
eventName = "OperationallyDown"
# Include aggregates, but omit symptoms.
Aggregates = FALSE
symptoms = TRUE
},
{
GA_ChoiceSubscription::Device_Down
{
# Subscribe to events whose class, instance, and event
# names match the given pattern.
className = ".*"
instanceName = ".*"
eventName = "Unresponsive"
# Include aggregates, but omit symptoms.
Aggregates = FALSE
symptoms = TRUE
}
4. 次の手順に従って、停止、リスタート、および確認を行います。
a. ブラウザによって CiscoWorks 2000 にログインして下さい。
b. Server Configuration > Administration > Process Management > Stop Process に行って下さい。
c. DfmMailNotifier を選択して下さい。
d. 幾つかの分を待って下さい。
e. Server Configuration > Administration > Process Management > Start Process に行って下さい。
結果の確認
Unresponsive アラームまたは OperationallyDown アラームがモニタ コンソールに表示された場合、電子メール クライアントか
ら電子メールを受信していることを確認します。
トラブルシューティング
DfmMailNotifier の停止と起動を行っても問題が解決しない場合、DfmServer と DfmMailNotifier. の停止と起動を行ってくださ
い。
モニタ コンソールを起動し、任意のアラームで右クリックをして、電子メールを送信します。 このメールが受信されたことを確
認します。 メールが受信できない場合は、メール管理者と一緒に追跡調査を行ってください。
監視卓からのメールを送信でき、監視卓の New エントリを表示できるが、電子メールを受信することがそれでもできなかったら
Cisco テクニカル サポート(登録ユーザのみ)とのケースをオープンして下さい。
この場合は、次の情報を報告してください。
1. DFM バージョン(DFM Monitor/Admin Console の Help About を確認してください)。
2. オペレーティング システムのバージョン情報
3. 新規インストール、または動作中の DFM メール アダプタが突然動作しなくなった場合は、/CSCOpx/objects/smarts/logs
ディレクトリから sm_mail_notifier.log ファイルを送信してください。
関連情報
トラブルシューティング テクニカルノーツ
1992 - 2015 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
Updated: 2015 年 8 月 24 日
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/100/1003/1003445_customdfm-25561.html
Document ID: 25561
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