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参考資料 - 総務省

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参考資料 - 総務省
参考資料1
報告書用語集
用語
ASV
C2C_CC
用語意味
国土交通省が推進している、先進技術を利用して運転者の安全運転を支援する
システムを搭載した自動車。
安全運転支援無線システムに関する検討を行うため、欧州の自動車メーカーを中
心として組織された団体。
ITS 分野の移動体無線通信における通信プロトコルおよびパラメータに関する標
CALM
準の策定をコンセプトにしており、主にISO/TC204 広域通信分科会(WG16)にお
いて、車車間・路車間通信の通信アーキテクチャや通信メディア間の親和性、IPへ
の対応等について規定する国際標準規格。
1961 年に設立され、現在 EU 等から合計 30 カ国の標準化機関が加盟。これまで
CEN
に、ETC や DSRC(物理層、データリンク層、及びアプリケーション層)の標準化が
行われてきた。
無線 LAN 等で用いられている通信手順の一種。通信の衝突を回避するため通信
CSMA/CA
を行う前に他者の利用状況を検知し、他者が利用している場合にはランダムな時
間を待ち送信を行う。
COMeSafety
欧州で実施されている各種 ITS 関係プロジェクト間の調整及び通信アーキテクチャ
の策定を行うため、自動車メーカー主導で設立されたプロジェクト。
ETC の技術を応用して、路側に設置した無線設備(DSRC 基地局)と路上を走行
DSRC
する車両内に設置した無線設備(DSRC 陸上移動局)との間を高速の無線通信回
路で結んだ、短距離・小ゾーンの大容量双方向移動通信。
有料道路の料金所に設置された路側機(基地局)と車両に設置された車載器(陸
ETC
上移動局)との無線通信により、車両を停止することなく自動的に料金の支払いを
処理するシステム。
ETSI
FCC
欧州の電気通信における標準仕様を策定するため、官公庁、電気通信事業者、メ
ーカー、研究機関などが集まり設立された標準化団体。
米国政府の独立機関。米国内での全ての電気通信及び国際通信に関する規定及
び管理を行っている。
GPS
地球上の現在位置を調べるための衛星測位システム。
IEEE
電気電子工学の研究を促進するために 1963 年に設立された米国の学会。
IEEE1609
IEEE802.11
IEEE1609 委員会において検討されている ITS における通信の標準規格の一種。
米国の ITS 用途の通信規格である WAVE のうち上位層について規定。
IEEE802 委員会において策定された無線 LAN 技術に関する標準規格。米国の
ITS 用途の通信規格(WAVE)のうち下位層(物理層、MAC 層)について規定。
75
2009 年に路車間の連携を強調した安全志向のプロジェクトである VII の後継とし
Intelli Drive
て米国で開始されたプロジェクトであり、安全運転支援システムの実用化の加速に
ついての取組を実施。
電機・電子分野以外の工業分野に関する国際標準化機関。ITS 分野の標準化に
ISO
ついては、無線通信以外の部分について、1992 年に設置された下部組織のTC2
04(Technical Committee:専門委員会)において審議されている。
ITS-Japan
2005 年設立。ITS の普及・促進を図る目的で設立された特定非営利活動法人。
ITS 情報通信 ITS の実現に向けて、特に情報通信分野における研究開発や標準化を推進する
システム推進 ことを目的として、平成 11 年に設立された産学官の協議会。メンバーは 100 以上
会議
(平成 21 年 4 月現在)。
IT 新改革戦略に基づき、世界一安全な道路交通社会の実現に向け、安全運転支援シ
ITS 推進協議
会
ステム等の開発・実用化を官民統一した方針に基づいて進めるべく、2006 年 4 月に設
立された、関係省庁(内閣官房、警察庁、総務省、経済産業省、国土交通省)および産
業界の代表(社団法人日本経済団体連合会、特定非営利活動法人 ITSJapan)で構
成する会議。
e-Japan 戦略Ⅱに続く政府の IT 戦略として 2006 年 1 月に発表。それまでの成果
IT 新改革戦
や課題を総括すると共に、社会的課題解決のため、IT による構造改革をどのよう
略
に推進するかを示し、2010 年度に世界に先駆け IT による改革を完成させることを
目標としている。
IT 戦略本部
ITU
MAC 層
OFDM
OSI 参照モデ
ル
RC-006
VHF
我が国の高度情報通信社会の構築に向けた施策を総合的に推進することを目的
として総理大臣を本部長として平成 13 年 1 月に内閣に設置された。
電気通信に関する国際連合の専門機関。主な任務として①国際的な周波数の分
配②電気通信の標準化③開発途上国に対する技術援助を行う。
LAN 等の通信で利用されるデータ伝送技術で、単位データの送受信方法やその
形式等を規定している層。
無線通信で利用される変調方式の一種。複数の搬送波を同時に利用することで、
狭い周波数帯を効率的に利用し高速伝送を可能とする。
通信機能を 7 層の階層構造に分割したモデル。
700MHz 帯を利用した運転支援システムの実験用ガイドライン。平成 21 年 2 月に
ITS FORUM において策定。
30MHz~300MHz の周波数の電波。
道路を移動中の車両で生じる情報ニーズに対応し、無線通信システム(FM 多重
VICS
放送、電波ビーコン等)を利用して渋滞情報、規制情報等の道路交通情報を提供
するシステム。
76
UHF
300MHz~3GHz 帯の周波数の電波。
USDOT
米国連邦運輸省
VII
USDOT が推進するプロジェクト。安全運転支援をはじめとする各種サービスの基
盤となるインフラ協調システムについての検討を行う。
VSCC を引き継いで 2006 年に開始されたプロジェクト。米国の自動車メーカーが
VSC-A
中心となり、WAVE と位置情報による通信をもとにした安全運転アプリの開発の検
討を実施。
2002 年から 2004 年まで安全運転支援システムに関する検討を行うため米国の
VSCC
自動車メーカーを中心として行われたプロジェクト。2006 年より VSCC の後継とし
て VSC-A が行われている。
米国の 5.9GHz 帯を用いた DSRC 通信システム。WAVE で規定される通信システ
WAVE
ムのうち、下位層(物理層、MAC 層)は IEEE802.11、上位層は IEEE1609 で標準
化作業を実施中。
WiFi
ガードバンド
ゴンペルツ曲
線
Wi-Fi Alliance によって無線 LAN 機器間の相互接続性が認証された機器。
周波数帯が隣接する無線システム間で、相互干渉を防ぐ目的で設けられる未使
用周波数帯。
生物の個体数の増加過程を参考に作成された数学的モデルの一種。初期は成長
が遅いが、徐々に指数関数的に増加し、ある程度経過すると頭打ちになる特徴を
持つ。
国土交通省が推進している、多様な ITS サービスを実現するために、先端的な
スマートウェ
ITS 技術を導入し、基盤となる高度化された次世代の道路を実現するプロジェク
イ
ト。その一環として、官民連携により、DSRC による路車間通信システムの全国展
開を推進。
77
参考資料2
ITS無線システムの高度化に関する研究会 構成員名簿
(五十音順、敬称略)
座長
座長代理
かわしま
ひろなお
川嶋
弘尚
からさわ
よしお
唐沢
いとう
伊藤
わ
だ
好男
彰
まさお
雅夫
いわぶち
えいすけ
岩渕
英介
おおもり
しん ご
大森 慎吾
くまがい
ひろし
せきぐち
きよし
関口
たかやま
博
潔
俊一
なかじま
とよへい
中島 豊平
なかむら
つねと
中村
方士
なかやま
かん じ
中山
寛治
にしかわ
ゆきお
西川
幸男
はない
としみち
花井 利通
ませぎ
みつひこ
柵木
充彦
まつおか
つとむ
まつした
日本電気(株)
執行役員(~第 3 回)
日本電気(株)
事業本部長(第 4 回~)
富士通(株)
(独)情報通信研究機構 理事(~第 3 回)
(独)情報通信研究機構 理事(第 4 回~)
(社)電波産業会
理事
(株)日立製作所
トータルソリューション事業部 事業部長
日産自動車(株)
執行役員
孟
(株)本田技術研究所
矢野
四輪開発センター 上席研究員
(財)道路交通情報通信システムセンター 専務理事
(社)日本自動車工業会 常務理事
トヨタ自動車(株)
常務役員
特定非営利活動法人 ITS Japan 常務理事
(株)デンソー
マツダ(株)
常務役員 情報安全事業部グループ長
技術研究所長
沖電気工業(株)
マリ・クリスティーヌ
の
常務理事
まさよし
松下 政好
や
教授
しゅんいち
豊増
松岡
電気通信大学電気通信学部電子工学科
みつお
高山 光雄
とよます
教授
あきら
和田
熊谷
慶應義塾大学大学院理工学研究科
常務取締役
異文化コミュニケーター
あつし
厚
住友電気工業(株)
常務取締役
やまむら
山村 レイコ
エッセイスト、元国際ラリーライダー
オブザーバ
はしもと
橋本
あきら
晃
やまうち
てるのぶ
山内
輝暢
おくたに
ただし
奥谷
正
しま
まさゆき
島
雅之
警察庁長官官房参事官
経済産業省製造産業局自動車課 ITS 推進室長
国土交通省道路局道路交通管理課 ITS 推進室長
国土交通省自動車交通局技術安全部国際業務室長
78
参考資料3
ITS無線システムの高度化に関する研究会作業班 構成員名簿
(五十音順、敬称略)
からさわ
主査
よ し お
唐沢 好男
あ ら い
新井 浩治
いわもと
ね
(社)電波産業会研究開発本部移動通信グループ 主任研究員(~第 3 回)
よしかず
秋山 由和
は ら だ
沖電気工業(株)官公システム事業部無線技術研究開発部部長兼
沖テクノセンタ横須賀センター長
かずまさ
中村 和正
あきやま
日産自動車(株)技術開発本部 IT&ITS 開発部 主担
きよひと
徳田 清仁
なかむら
(株)デンソー情報安全システム開発部 主任部員
がく
曽根 学
と く だ
本田技術研究所(株)第 2 技術開発室第 5 ブロック 主任研究員
た だ お
鈴木 忠男
そ
(社)日本自動車工業会 ITS 技術部会 委員
ま さ し
里村 昌史
す ず き
(株)日立製作所トータルソリューション事業部道路交通システム部 担当部長
ま さ き
柿原 正樹
さとむら
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部技術室 担当部長
さとし
小山 敏
かきはら
富士通(株)次世代 IT・ITS プロジェクト室インフラ協調プロジェクト プロジェクト部長
としたか
岩本 敏孝
お や ま
電気通信大学電気通信学部電子工学科 教授
こう じ
(社)電波産業会研究開発本部 ITS グループ 担当部長(第 4 回~)
ひ ろ し
原田 博司
(独)情報通信研究機構新世代ワイヤレス研究センターユビキタスモバイルグループ
グループリーダー
み う ら
りゅう
三浦 龍
もとやま
た か し
本山 貴巳
あ
べ
日本電気(株)ITS 事業推進センター エキスパート
ま さ し
山本 雅史
わかみや
住友電気工業(株)情報通信研究所交通システムグループ 主席
た け し
山本 武志
やまもと
パナソニック(株)システム事業推進センターITS 事業推進室 室長(第 2 回~)
ま さ や
山田 雅也
やまもと
パナソニック(株)東京 R&D センターオートモーティブ開発室 主任技師(第 1 回)
ともあき
阿部 朋明
や ま だ
(株)国際電気通信基礎技術研究所適応コミュニケーション研究室
スマートネットワーク研究室 室長
マツダ(株)技術研究所 主幹研究員
まさひろ
若宮 正洋
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 部長
オブザーバー
もりざね
かつ
森實 克
し ぶ や
渋谷 秀 悦
な わ た
警察庁交通局交通企画課 課長補佐(~第 5 回)
しゅう えつ
警察庁交通局交通企画課 課長補佐(第 6 回~)
としゆき
縄田 俊之
経済産業省製造産業局自動車課 課長補佐
79
さわ
じゅんぺい
澤 純平
す ず き
国土交通省道路局道路交通管理課 ITS 推進室 課長補佐
のぶあつ
鈴木 延昌
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 先進技術推進官
80
参考資料4
ITS無線システムの高度化に関する研究会
技術課題に関するアドホック会合 参加メンバー
(五十音順、敬称略)
足立 邦彦
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部 BR 将来システム推進グループ 担当課長
新井 浩治
富士通(株)次世代 IT・ITS プロジェクト室インフラ協調プロジェクト プロジェクト部長
浦山 博史
住友電気工業(株)ITS 開発部機器開発グループ 主席
遠藤 和仁
(社)電波産業会研究開発本部 ITS グループ 主任研究者
大金 顕二
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 ITS 技術第一課 課長
小花 貞夫
(株)国際電気通信基礎技術研究所適応コミュニケーション研究所 所長
影井 敬義
国土交通省道路局道路交通管理課 ITS 推進室 情報システム係長
鹿野島 秀行 国土交通省国土技術政策総合研究所
高度情報化研究センター ITS 研究室 主任研究官
久保 宏一郎 国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 国際調整係長
澤田 学
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部技術室 主任
清水 聡
沖電気工業(株)官公システム事業部無線技術研究開発部
RD&B チームマネージャー
白永 英晃
住友電気工業(株)情報通信研究所交通システムグループ 主査
鈴木 延昌
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 先進技術推進官
竹内 憲郎
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 ITS 技術第一課 専任
中山 慎一
警察庁交通局交通規制課 技術企画第二係長兼国際係長
長谷川 智紀 (独)交通安全環境研究所
リーダー
松ヶ谷 和沖 (株)デンソー基礎研究所 グループリーダー
三浦 龍
(株)国際電気通信基礎技術研究所適応コミュニケーション研究所
スマートネットワーク研究室 室長
八重柏 陽介 国土交通省国土技術政策総合研究所
高度情報化研究センター ITS 研究室 交流研究員
山田 雅也
住友電気工業(株)情報通信研究所交通システムグループ・主席
山本 武志
日本電気(株)ITS 事業推進センター エキスパート
若宮 正洋
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 部長
81
ITS無線システムの高度化に関する研究会
利用イメージに関するアドホックグループ 参加メンバー
(五十音順、敬称略)
秋山 由和
(社)電波産業会研究開発本部 ITS グループ 担当部長
岩本 敏孝
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部 BR 将来システム推進グループ担当部長
前田 忠彦
沖電気工業(株)官公システム事業部
無線技術研究開発部 RD&B チーム 主任研究員
リーダー
小林 雅文
住友電気工業(株)ITS 開発部システム開発グループ 主席
柿原 正樹
(社)日本自動車工業会 ITS 技術部会 委員
鹿野島 秀行 国土交通省国土技術政策総合研究所
高度情報化研究センターITS 研究室 主任研究官
岸本 健吾
住友電気工業(株)情報通信研究所交通システムグループ 主査
大金 顕二
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 ITS 技術第一課 課長
佐野 浩二
日本電気(株)ITS 事業推進センター 主任
川崎 晃久
パナソニック(株)オートモーティブシステムズ社事業開発センター事業家推進技術チーム
影井 敬義
国土交通省道路局道路交通管理課 ITS 推進室 情報システム係長
久保 宏一郎 国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 国際調整係長
里村 昌史
(株)本田技術研究所四輪開発センター第 2 技術開発室第 5 ブロック 専任研究員
嶋村 昭秀
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部技術室 担当課長
鈴木 延昌
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 先進技術推進官
曽根 学
日産自動車(株)技術開発本部 IT&ITS 開発部 主担
竹中 憲郎
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 ITS 技術第一課 専任
勅使河原 元 (株)野村総合研究所社会システムコンサルティング部
中山 慎一
警察庁交通局交通規制課 技術企画第二係長兼国際係長
長谷川 智紀 (独)交通安全環境研究所
八重柏 陽介 国土交通省国土技術政策総合研究所
高度情報化研究センターITS 研究室 交流研究員
山田 雅也
住友電気工業(株)情報通信研究所交通システムグループ 主席
山本 武志
日本電気(株)ITS 事業推進センター エキスパート
山本 雅史
マツダ(株)技術研究所 主幹研究員
若宮 正洋
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 部長
82
ITS無線システムの高度化に関する研究会
普及方策に関するアドホックグループ 参加メンバー
(五十音順、敬称略)
リーダー
秋山 由和
(社)電波産業会研究開発本部 ITS グループ 担当部長
新井 浩治
富士通(株)次世代 IT・ITS プロジェクト室インフラ協調プロジェクト プロジェクト部長
岩本 敏孝
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部 BR 将来システム推進グループ 担当部長
大金 顕二
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 ITS 技術第一課 課長
柿原 正樹
(社)日本自動車工業会 ITS 技術部会 委員
影井 敬義
国土交通省道路局道路交通管理課 ITS 推進室 情報システム係長
北村 明直
住友電気工業(株)システム事業部 ITS 企画室 室長
久保 宏一郎 国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 国際調整係長
里村 昌史
(株)本田技術研究所四輪開発センター第 2 技術開発室第 5 ブロック 主任研究員
佐野 浩二
日本電気(株)ITS 事業推進センター 主任
鈴木 延昌
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 先進技術推進官
曽根 学
日産自動車(株)技術開発本部 IT&ITS 開発部 主担
竹内 憲郎
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 ITS 技術第一課 専任
勅使河原 元 (株)野村総合研究所社会システムコンサルティング部
中村 正
トヨタ自動車(株)IT・ITS 企画部 BR 将来システム推進グループ 担当部長
中山 慎一
警察庁交通局交通規制課 技術企画第二係長兼国際係長
長谷川 智紀 (独)交通安全環境研究所
花井 利通
特定非営利活動法人 ITS Japan 企画グループ長
堀江 武
(株)日立製作所トータルソリューション事業部道路交通システム部 部長
前田 忠彦
沖電気工業(株)官公システム事業部
無線技術研究開発部 RD&B チーム 主任研究員
三浦 龍
(株)国際電気通信基礎技術研究所適応コミュニケーション研究所
スマートネットワーク研究室 室長
村井 康真
特定非営利活動法人 ITS Japan 総務グループ長
山田 雅也
住友電気工業(株)情報通信研究所交通システムグループ 主席
山本 武志
日本電気(株)ITS 事業推進センター エキスパート
山本 雅史
マツダ(株)技術研究所 主幹研究員
若宮 正洋
三菱電機(株)ITS 推進本部 ITS 技術部 部長
83
参考資料5
ITS 無線システムの高度化に関する研究会
開催状況
○ITS 無線システムの高度化に関する研究会
開催日
議事内容
第1回
平成 20 年 10 月 29 日
・ITS 無線システムの現状と課題
・ITS 安全運転支援無線システムの利用イメージ
第2回
平成 20 年 12 月 19 日
・ITS 安全運転支援無線システムの利用イメージ
について
・総務省/国土交通省共同実証実験の結果
(速報版)
・安全運転支援システムに関する海外の動向に
ついて
第3回
平成 21 年 3 月 11 日
・作業班における検討状況
・ITS-Safety2010 公開デモンストレーションの
結果(速報版)
第4回
平成 21 年 4 月 17 日
・報告書(案)について
○
4 月 24 日から 5 月 25 日まで、報告書(案)に対して意見募集を行った。
第5回
平成 21 年 6 月 2 日
・報告書(案)について
○ITS 無線システムの高度化に関する研究会
開催日
作業班
議事内容
第1回
平成 20 年 11 月 7 日
・ITS 無線システムの利用イメージについて
・ASV における取組の紹介
・フリーディスカッション
第2回
平成 20 年 12 月 5 日
・ITS 無線システムの利用イメージについて
・DSSS における取組の紹介
・フリーディスカッション
第3回
平成 20 年 12 月 10 日
・ITS 無線システムの利用イメージについて
・車車間通信システムの実験用ガイドラインの
検討状況
・スマートウェイにおける取組の紹介
・フリーディスカッション
第4回
平成 21 年 1 月 21 日
・ITS 無線システムに関する研究開発の取組
84
・アンケート実施結果について
第5回
平成 21 年 2 月 20 日
・ITS 無線システムにおける海外動向等について
・アドホックグループからの報告について
・報告書目次案について
第6回
平成 21 年 3 月 23 日
・普及推進方策について
・導入に向けた課題について
・報告書骨子案について
第7回
平成 21 年 4 月 8 日
・普及予測について
・アーキテクチャについて
・報告書案について
85
参考資料6
ITS 安全運転支援無線システムの利用イメージ
 出会い頭衝突防止
 追突防止
 右折時衝突防止
 左折時衝突防止
 緊急車両情報提供
本利用イメージは、ITS安全運転支援無線システムにより、ドライバーがどのような安全運転支
援を受けられるのか、用途と効果を具体化し、利用者の立場からイメージ図にしたものである。
次項以降に記載されている安全運転支援の方法(アラーム音や表示装置、音声メッセージな
ど)は、一例であり、実用化に向けてより効果的な支援を行うためには、更なる検討・創意工夫が
求められる。
86
■ 出会い頭衝突防止
<利用シーン>
住宅街など見通しの悪い道路では、ドライバーは交差点などに接近する他車を認
識しづらい場合があります。例えば、道幅が狭く、植栽や塀などが高く存在している道
路では、ドライバーの視界が遮られるために接近車両が分かりづらいこともあります。
また、周囲の歩行者や自転車にも、注意を払う必要があり、同時に多くのことに気を
つけなければなりません。
このよう状況において、交差点に自車と他車が同じタイミングで進入するような場
合、ITS 安全運転支援無線システムは、自車のドライバーに対して、どの方向から接
近車両があるのかを伝え、注意を促します。
<安全運転支援の方法>
アラーム音(図ではキンコン)が鳴り、ドライバーの視野に入るフロントガラスにヘッ
ドアップディスプレイ等で表示され、音声メッセージを用いて車両の接近情報等の注
意喚起すべき内容を伝えます。
87
■ 追突防止
<利用シーン>
長いカーブが続く道路では、ドライバーは進行方向の車両や道路状態が認識しづ
らいことがあります。特に、悪天候や夜間、逆光などの影響によって、道路状況を認
識することが、より困難となることもあります。
このような状況において、渋滞や事故、故障などの影響で、カーブの先で車両(他
車)が停車している場合、ITS 安全運転支援無線システムは、自車のドライバーに対
して、進行方向前方に停車車両があることを伝え、注意を促します。
<安全運転支援の方法>
アラーム音(図ではキンコン)が鳴り、ドライバーの視野に入るフロントガラスにヘッ
ドアップディスプレイ等で表示され、音声メッセージを用いて前方の車両状況等の注
意喚起すべき内容を伝えます。
88
 右折時衝突防止
<利用シーン>
交差点で右折しようと待機しているとき、ドライバーは対向車や、横断中の歩行者
や自転車に気をつける必要があります。特に、交差点の対向車線が右折レーンと直
進・左折レーンなど複数レーンで構成され、同時に複数の車両が存在している場合、
多くの車両に気をつけなければなりません。
このような状況において、対向車線で右折しようとする大型車の影響で直進車両が
見えづらいとき、ITS 安全運転支援無線システムは、自車のドライバーに対して、対
向車線に直進車両が接近していることを伝え、注意を促します。
<安全運転支援の方法>
アラーム音(図ではキンコン)が鳴り、ドライバーの視野に入るフロントガラスにヘッ
ドアップディスプレイ等で表示され、音声メッセージを用いて対向直進車両の情報等
の注意喚起すべき内容を伝えます。
89
 左折時衝突防止
<利用シーン>
左折しようと交差点に接近しているとき、ドライバーは後続車やバイク、横断中の歩
行者や自転車等の周囲の車両状況に気をつける必要があります。
このような状況において、後続車がバイクの場合でも、ITS 安全運転支援無線シス
テムは、自車のドライバーに対して、バイクが接近中であることを伝え、注意を促しま
す。
<安全運転支援の方法>
アラーム音(図ではキンコン)が鳴り、ドライバーの視野に入るフロントガラスにヘッ
ドアップディスプレイ等で表示され、音声メッセージを用いて後続車両の情報等の注
意喚起すべき内容を伝えます。
90
 緊急車両情報提供
<利用シーン>
運転中に緊急車両のサイレンが聞こえたとき、ドライバーは緊急車両の通行を優
先させるように行動することが必要になりますが、他の車両や沿道建物の影響で、緊
急車両の位置や進行方向が分かりづらいことがあります。
このような状況において、ITS 安全運転支援無線システムは、自車のドライバーに
対して、どの方向から緊急車両が接近しているのかを伝え、注意を促します。
<安全運転支援の方法>
アラーム音(図ではキンコン)が鳴り、ドライバーの視野に入るフロントガラスにヘッ
ドアップディスプレイ等で表示され、音声メッセージを用いて緊急車両の状況等を伝え
ます。
91
Fly UP