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Cuty Axis 取扱説明書 〒424 三明電子産業㈱ 静岡県清水市清開2丁目2番1号 TEL.0543-35-5588 FAX.0543-35-7363 1997年3月31日 第4版 目次 1 . ご 使 用 に な ら れ る 前 に ........................ 1 2 . 注 意 事 項 .................................... ................................ .... 2 2-1.安 全 に 関 す る ご 注 意 ............................................ 2-2.一 般 的 な ご 注 意 ................................................ 2-2-1.ド ラ イ バ ー に 関 す る ご 注 意 ................................. 2-2-2.モ ー タ に 関 す る ご 注 意 ..................................... 2-2-3.配 線 に 関 す る ご 注 意 ....................................... 2 4 4 4 4 3 . 機 能 ポ イ ン ト ................................ 5 4 . 外 観 と 各 部 名 称 .............................. 5 4-1.ド ラ イ バ ー .................................................... 5 5 . 構 成 ........................................ ................................ ........ 6 6 . 仕 様 及 び 組 合 せ .............................. 7 6-1.仕 様 .......................................................... 7 6-1-1.ド ラ イ バ ー の 仕 様 ......................................... 7 6-1-2.モ ー タ の 仕 様 ............................................. 8 6-1-2-1.標 準 仕 様 ............................................ 8 6-1-2-2.モ ー タ の オ プ シ ョ ン 仕 様 .............................. 9 6-1-2-3.N − T 特 性 ......................................... 10 6-2.標 準 組 合 せ 一 覧 ............................................... 11 7 . 形 式 ....................................... ................................ ....... 11 7-1.モ ー タ ....................................................... 11 7-2.ド ラ イ バ ー ................................................... 11 8 . 構 成 及 び 接 続 ............................... 12 8-1.ブ ロ ッ ク 図 ................................................... 12 8-2.接 続 図 例 ..................................................... 13 9 . コ ネ ク タ の 名 称 と 説 明 ....................... 14 9-1. C N 1 モ ー タ エ ン コ ー ダ コ ネ ク タ ............................. 9-1-1.エ ン コ ー ダ 仕 様 .......................................... 9-1-2.エ ン コ ー ダ 入 力 結 線 図 .................................... 9-1-3.エ ン コ ー ダ 入 力 信 号 名 称 及 び 内 容 .......................... 9-2. C N 2 エ ン コ ー ダ 出 力 コ ネ ク タ ............................... 9-2-1.エ ン コ ー ダ 出 力 結 線 図 .................................... 9-2-2.エ ン コ ー ダ 出 力 信 号 及 び 内 容 .............................. 9-2-3.出 力 仕 様 ................................................ 14 14 14 14 16 16 16 17 9-3. C N 3 外 部 入 出 力 コ ネ ク タ ................................... 9-3-1.制 御 入 力 ................................................ 9-3-2.制 御 出 力 ................................................ 9-3-3.指 令 パ ル ス 入 力 .......................................... 9-3-3-1.結 線 図 ............................................. 9-3-3-2.論 理 レ ベ ル ......................................... 9-3-3-3.指 令 形 態 ........................................... 9-3-3-4.タ イ ミ ン グ ......................................... 9-3-4.入 出 力 信 号 の タ イ ミ ン グ .................................. 9-3-5.外 部 入 出 力 信 号 名 称 及 び 内 容 .............................. 9-3-6.パ ル ス 入 出 力 系 統 図 ...................................... 9-4. C N 4 電 源 供 給 コ ネ ク タ ..................................... 9-5. C N 5 モ ー タ 動 力 コ ネ ク タ ................................... 9-5-1.出 力 結 線 図 .............................................. 9-5-2.モ ー タ 動 力 端 子 名 称 及 び 内 容 .............................. 9-6. C N 6 R S 2 3 2 C コ ネ ク タ ................................. 9-6-1.適 合 パ ソ コ ン ............................................ 9-6-2.2 5 ピ ン D − S U B コ ネ ク タ 結 線 図 ........................ 9-6-3.1 4 ピ ン ハ ー フ ピ ッ チ コ ネ ク タ 結 線 図 ...................... 9-6-4.R S 2 3 2 C 信 号 名 称 及 び 内 容 ............................ 18 18 18 19 19 19 20 21 22 23 24 25 25 25 25 26 26 26 26 27 1 0 . 保 護 機 能 ................................. ................................ . 28 10-1.ア ラ ー ム 種 類 ................................................ 10-2.ア ラ ー ム 解 除 ................................................ 10-3.本 体 L E D に よ る ア ラ ー ム 表 示 ................................ 10-4.ア ラ ー ム 履 歴 ................................................ 28 28 29 29 1 1 . パ ラ メ ー タ 及 び デ ィ ッ プ ス イ ッ チ ........... 30 11-1.パ ラ メ ー タ 内 容 .............................................. 11-1-1.パ ラ メ ー タ 一 覧 ......................................... 11-1-2.パ ラ メ ー タ の 説 明 ....................................... 11-2.基 板 上 デ ィ ッ プ ス イ ッ チ ...................................... 11-2-1.8 桁 デ ィ ッ プ ス イ ッ チ の 内 容 ............................. 30 30 31 33 33 1 2 . 基 板 上 の 配 置 ............................. 34 1 3 . 機 能 ..................................... ................................ ..... 35 13-1.モ ー タ エ ン コ ー ダ パ ル ス 逓 倍 機 能 .............................. 13-2.電 子 ギ ヤ 機 能 ................................................ 13-3.オ ー ト チ ュ ー ニ ン グ 機 能 / J O G 運 転 機 能 ...................... 13-3-1.オ ー ト チ ュ ー ニ ン グ 機 能 ................................. 13-3-1-1.操 作 手 順 .......................................... 13-3-1-2.制 限 事 項 .......................................... 13-3-2.J O G 運 転 機 能 ......................................... 13-3-2-1.操 作 手 順 .......................................... 13-3-2-2.指 令 速 度 .......................................... 35 35 36 36 36 36 37 37 37 13-3-3.サ ー ボ O N / O F F ..................................... 37 13-4.通 信 機 能 .................................................... 37 1 4 . 外 形 図 ................................... ................................ ... 38 14-1.ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( 標 準 仕 様 ) ................................ 14-2.ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( パ ラ メ ー タ 設 定 器 オ プ シ ョ ン 仕 様 ) .......... 14-3.ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( フ ル カ バ ー オ プ シ ョ ン 仕 様 ) ................ 14-4.ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( フ ロ ン ト マ ウ ン ト オ プ シ ョ ン 仕 様 ) .......... 14-5.ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( サ イ ド マ ウ ン ト オ プ シ ョ ン 仕 様 ) ............ 14-6.モ ー タ 外 形 図 ( 30∼ 100W 減 速 機 無 し 仕 様 ) ..................... 14-7.モ ー タ 外 形 図 ( 200W 減 速 機 無 し 仕 様 ) ......................... 14-8.モ ー タ 外 形 図 ( 50∼ 200W 減 速 機 付 き 仕 様 ) ..................... 38 39 40 41 42 43 44 45 1 5 . オ プ シ ョ ン ............................... 46 15-1.ド ラ イ バ ー オ プ シ ョ ン ........................................ 15-1-1.パ ラ メ ー タ 設 定 器 T R C − P R U 0 1 ............... 15-1-2.C u t y W a v e T R C − C W V 0 1 ............... 15-1-3.フ ル カ バ ー 用 側 面 板 T R C − F C V 0 1 ............... 15-1-4.フ ロ ン ト マ ウ ン ト 金 具 T R C − F M T 0 1 ............... 15-1-5.サ イ ド マ ウ ン ト 金 具 T R C − S D M 0 1 ............... 15-2.モ ー タ オ プ シ ョ ン ............................................ 15-2-1.シ ャ フ ト キ ー 溝 ......................................... 15-2-2.オ イ ル シ ー ル ........................................... 15-2-3.保 持 ブ レ ー キ ........................................... 15-2-4.減 速 機 ................................................. 15-2-5.モ ー タ オ プ シ ョ ン 型 番 ................................... 15-3.ケ ー ブ ル ・ コ ネ ク タ .......................................... 15-3-1. モ ー タ エ ン コ ー ダ ケ ー ブ ル .............................. 15-3-2. エ ン コ ー ダ 出 力 ケ ー ブ ル ................................ 15-3-3. 外 部 入 出 力 ケ ー ブ ル .................................... 15-3-4. 電 源 供 給 ケ ー ブ ル ...................................... 15-3-5. モ ー タ 動 力 ケ ー ブ ル .................................... 15-3-6. R S 2 3 2 C ケ ー ブ ル ( 2 5 ピ ン ) ...................... 15-3-7. R S 2 3 2 C ケ ー ブ ル ( 1 4 ピ ン ) ...................... 15-3-8. 電 磁 ブ レ ー キ ケ ー ブ ル .................................. 15-3-9. モ ー タ エ ン コ ー ダ ケ ー ブ ル ( ロ ボ ッ ト 仕 様 ) .............. 15-3-10.モ ー タ 動 力 ケ ー ブ ル ( ロ ボ ッ ト 仕 様 ) .................... 15-3-11.コ ネ ク タ キ ッ ト ........................................ 15-4.ブ レ ー キ 付 き モ ー タ 推 奨 結 線 図 ................................ 46 46 46 46 46 46 46 46 46 46 46 46 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 48 59 1.ご使用になられる前に ・Cuty Axisは32ビットRISC型CPUを搭載した、フルデジタル 位置制御サーボドライバーです。 ・本製品をご使用になられる前に、本取扱説明書及びドライバーとモータに添付 されたしおりをご熟読の上、正しい使用方法を理解された後に本製品をご使用 下さい。 ・特に安全に関するご注意については、内容を正しくご理解の上忘れないように 心がけて下さい。さらに、どのような場合でも絶対に誤った取扱をしないよう に十分ご注意下さい。最悪の場合死亡事故等の重大事故発生の恐れがあります。 ・本取扱説明書、及びドライバーとモータに添付されたしおりを読まれた後は、 実際にご使用になられる方が必要なときに、いつでも見ることができる場所に 保管して下さい。 -1- 2.注意事項 本ドライバーを安全に正しくご利用いただくための注意事項を掲載します。 以下に示す事項は必ずお守り下さい。なお、本製品には出荷前に全数検査を行い正常 動作の確認をしておりますが、初期不良、経年変化その他の原因により本ドライバー が異常動作を起こす可能性は0ではありません。万が一の事故を防止するため、弊社 製品の動作不良等で考えられる連鎖、又は波及の状況を考慮されて、事故回避 事故回避のため 事故回避 のため 多重の 安全対策を 御社の システム若 しくは製品 製品に まれますようお願 の 多重 の 安全対策 を 御社 の システム 若 しくは 製品 に 組 み 込 まれますようお 願 いしま す。 2 - 1.安 1. 安 全 に 関 す る ご 注 意 特 に 安 全 に 関 す る 注 意 事 項 に つ い て 掲 載 し ま す 。さ ら に そ の 危 険 性 に つ い て 、 「危険」と「注意」に区分しています。 危険 取 り 扱 い を 誤 る と 非 常 に 危 険 で す 。製 品 が 破 損 し 、死 亡 事 故 や 重 傷 を 負 う よ うな重大事故につながる恐れがあります。 注意 取 り 扱 い を 誤 る と 危 険 で す 。製 品 が 破 損 し 、ケ ガ を す る 恐 れ が あ り ま す 。ま た 、 注 意 に 示 し た 事 項 で も 、状 況 に よ っ て は 重 大 事 故 に 至 る 可 能 性 が あ ります。いずれも重要なことですので、必ずお守り下さい。 危険 (配線) ・ ドライバーの電源供給コネクタ(CN4)の3番ピンの接地端子は、必 ず接地極(第3種接地)に接続し、1点接地として下さい。感電、火災 の恐れがあります。 (運転) ・ 運転中は、モータの回転部には絶対に触らないでください。ケガをする 恐れがあります。 (保守) ・ 通電状態では、ドライバーの内部に絶対に手を入れないで下さい。感電 をする恐れがあります。 ・ 電源を切った後、5分以上は内部に絶対に手を入れないで下さい。 残 留 電圧により、感電をする恐れがあります。 ・ -2- 注意 (現品到着時の点検) ・ ドライバーとモータの定格出力は、必ず同じ物を組合わせて下さい。火 災、故障の恐れがあります。 (取り付け場所) ・ 高温、多湿、水気のかかる場所や、腐食性ガスの雰囲気、引火性ガスの 雰囲気、可燃性のある物のそば、じんあい、鉄粉の多い雰囲気では絶対 に 使 用 し な い で 下 さ い 。故 障 、感 電 、火 災 、爆 発 事 故 の 原 因 と な り ま す 。 (配線) ・ ド ラ イ バ ー 側 の モ ー タ 動 力 コ ネ ク タ( C N 5 )、及 び モ ー タ 側 の 動 力 の コネクタに、商用電源を供給することは絶対にしないで下さい。故障、 火災の恐れがあります。 ・ すべてのコネクタは正しく配線し、確実に差し込んで下さい。故障の恐 れがあります。 (ディップスイッチの設定) ・ 2種類のディップスイッチの設定は、正しく確実に行って下さい。破損 の恐れがあります。 ・ ディップスイッチの変更は、本体電源を切った状態で行って下さい。感 電の恐れがあります。 (運転) ・ 試運転を行うときは予期せぬ事故を避けるため、モータ単体で行って下 さい。ケガをする恐れがあります。 ・ 機械に組み込んで運転を始める際は、素早く危険が排除できるよう、非 常停止スイッチを設ける等、いつでも非常停止できる状態で行って 下 さ い。 ケガをする恐れがあります。 ・ パラメータの調整過程及びオートチューニングの過程において、調整不 良による異常振動が起こる可能性があります。危険を避けるために機械 ストローク等は十分余裕をとって下さい。ケガをする恐れがあります。 ・ 通電中はドライバーのヒートシンクや、モータに触れないで下さい。高 温になるためやけどをする恐れがあります。 ・ アラーム発生時は原因を取り除き、安全を確保した後リセット操作を行 い、再運転をして下さい。ケガをする恐れがあります。 (保守点検) ・ ドライバー、モータは分解及び改造をしないで下さい。損傷の原因とな ります。 ・ 通電中の配線変更はしないで下さい。感電、ケガ、損傷の恐れがありま す。 ・ -3- 2 - 2.一 2. 一 般 的 な ご 注 意 本 製 品 を 誤 動 作 無 く ご 利 用 い た だ く た め の 一 般 的 な 注 意 事 項 で す 。お 守 り 下 さい。 2-2-1.ド ラ イ バ ー に 関 す る ご 注 意 ・制御盤内部温度が内蔵される機器による温度上昇を含めて、規定温度を超えな いように冷却方法、配置、ボックスの大きさ等を工夫して下さい。 ・近くに振動源がある場合はショックアブソーバ等を取り付けることによりドラ イバーに伝わる振動が規定値を超えないように工夫して下さい。 ・ドライバーの取付は必ず垂直取り付けとし、特にサイドマウント取付では 取り付け面に対して20 mm 以上の距離をおいて下さい。 ・ドライバーを2台以上複数台並べて配置する場合には、両側に20 mm 以上、 上下に50 mm 以上の隙間を空けて取り付けて下さい。 2-2-2.モ ー タ に 関 す る ご 注 意 ・モータの取り付けには六角穴付きボルトの使用を推奨いたします。 ・オプションブレーキは保持用です。制動動作には使用しないで下さい。 ・オイルシール付きの場合は、下記条件にてご使用下さい。 ・油面はオイルシールのリップより下にしてご使用下さい。 ・オイルシールには油の飛沫がかかる程度にしてご使用下さい。 ・オプション(オイルシール、ブレーキ)付きモータは、標準モータより 発熱が大きくなりますのでご承知下さい。 ・リード線はすべて固定用です。可動用として使用しないで下さい。 2-2-3.配 線 に 関 す る ご 注 意 ・適合電線サイズ、種類及び最大配線長は規定値を超えないように配線して下 さい。 ・ノイズに対する措置として以下のことに注意して下さい。。 1)ノイズフィルタをできるだけドライバーの近いところに配置して下さい。 2)リレー、電磁接触器、ソレノイドなどのコイルには必ずサージ吸収回路 をつけて下さい。 3)パワーライン(ACライン、モータライン等)と信号ラインは30 cm 以上はなして配線して下さい。同一ダクト内に通したり、一緒に束線し ないで下さい。 4)電機溶接機、放電加工機等と同一電源で使用したり、同一電源でなくて も近くに高周波雑音発生源がある場合には、電源及び入力回路にノイズ フィルタをつけて下さい。 5)ドライバーはスイッチングアンプを使用していますので、信号ラインに ノイズがのることがあります。 ・本ドライバーはラジオ障害対策は施していませんので民家の近くやラジオ 障害が問題になる場合は電源ラインにラインフィルタを入れて下さい。 ・信号ラインに使用するケーブルは 0.08∼0.2mm 2と細いため、電線に曲げや 張力がかからないようにして下さい。 -4- 3.機能ポイント 1)パルス列入力の位置決め制御用ドライバー 2)32ビットRISC型CPUによる多機能制御 ・オートチューニング ・電子ギヤ(指令マルチプライ機能) ・アラーム履歴 ・通信モニタ 3)オートチューニング機能 サーボゲイン調整をオートチューニング機能により簡単化 高速、精密な動作が必要な場合には、パラメータ設定器(オプション)または パソコンにより設定が可能です 4)パソコンモニタ(Cuty Wave) 手持ちのパソコン(PC−98シリーズ)を接続し、波形モニタ機能により モータの動作をビジュアルに確認しながら設定が可能です。また、状態モニタ、 アラーム表示機能も搭載。 5)2電源対応 電源はAC100V、200Vのどちらでも運転が可能ですので、お客様の 電源事情によるトランスの設置が不要です。 4.外観と各部名称 4 - 1.ド 1. ド ラ イ バ ー モータ動力 コネクタ 約8 5 パラメータ 設定器用 モータエンコーダ コネクタ 190 200 エンコーダ出力 コネクタ 外部入出力 コネクタ 電源供給 コネクタ 2 40 60 62 5 -5- 175 5.構成 パラメータ設定器 パラメータ 設定器 MD:表示モードの切り替え MD (状態、パラメータ、モニタ、ジョグ) DT:データ設定 DT + :入力数値のプラス1 − :入力数値のマイナス1 MD DT + − CN6 RS232C パソコンモニタソフ ト パラメータ設定器 指令&I/O Cuty Wave (お客様御準備) パルス出力 CN3 CN2 電源 100/200V CN4 CN5 (ノイズフィルタ) CN1 ケーブル モータ -6- ドライバ 6.仕様及び組み合わせ 6 - 1.仕 1. 仕 様 6-1-1.ド ラ イ バ ー の 仕 様 ドライバー形式 適用モータ形式 定格出力電流(A) 最大出力電流(A) 入力電源 制御方式 許容負荷イナーシャ フィードバック 使用温度 保存温度 使用・保存湿度 耐振動 構造 概略質量 概略寸法 制御モード 制御信号入力 指令入力パルス形態 入力パルス周波数 制御信号出力 位置出力パルス 保護機能 制御機能 パラメータ設定 表示機能 回生機能 DB機能 ドライバー仕様・特性表 TRC-0P3SO TRC-0P5SO TS4501 TS4502 0.3 0.5 0.9 1.5 1φ 200/220V±10% 50/60Hz TRC-001SO TS4503 0.9 2.7 TRC-002SO TS4507 1.4 2.8 [1φ 100/110V±10% 50/60Hz] トランジスタPWM(正弦波駆動) モータイナーシャの20倍 イ ン ク リ メ ン タ ル エ ン コ ー ダ 2 0 0 0 ppr 0∼50℃ −20∼85℃ 90%RH以下(結露無きこと) 0.5G ブック形 1 . 1 kg 62(W) × 175(D) × 200(H) mm パルス入力形位置制御 サ ー ボ O N (SVON)、 + O T (POT)、 − O T (NOT) CW/CCW 又 は SIGN+PULSE の 内 部 ディップスイッチに よ る 切 替 2 0 0 kpps サ ー ボ レ デ ィ (RDY)、 位 置 決 め 完 了 (INP)、 ア ラ ー ム (ALM) φA、φB、φC(ラインドライバー) システム異常、過電流異常、過負荷異常、暴走検出、 偏差過大、動作温度異常、PG異常、回生異常 電 子 ギ ヤ (1/63∼ 63/1) 、 回 生 ブ レ ー キ 内 部 ディップスイッチ、PCモニタ、パラメータ設 定 器 、オートチューニング 本 体 LED、PCモニタ、パラメータ設 定 器 負 荷 イ ナ ー シ ャ 3.92kg・cm 2 に て 6 回 / 分 なし -7- 6-1-2.モ ー タ の 仕 様 6-1-2-1.標 準 仕 様 モータ方式: マグネット 8極 3相 Y結線 絶縁階級 絶縁耐圧 : : 8種 AC 1000V 1分間 絶縁抵抗 : DC 500V 100MΩ以上 サーボモータ形式 ※ 定格出力 (PR) ※ 定格トルク (TR) ※ ストールトルク (TS) 瞬時最大トルク (TP) ※ 定格回転速度 (NR) 最高回転速度 (NMAX) TS4501 TS4502 TS4503 TS4507 W 30 [20] 50 [30] 100 [60] 200 [120] 0.64 N・m 0.095 0.159 0.318 kgf・cm 0.97 1.62 3.25 6.5 N・m 0.095 0.159 0.318 0.64 kgf・cm 0.97 1.62 3.25 6.5 N・m 0.29 0.48 0.95 1.27 kgf・cm 2.9 4.9 9.7 13.0 rpm 3000 [2000] rpm 5000 [2700] 5000 [2200] ※ 定 格 等 価 直 流 機 電 機 子 電 流 (IR) A rms 0.3 0.5 0.9 1.4 ※ ス ト ー ル 等 価 直 流 機 電 機 子 電 流 (IS) A rms 0.3 0.5 0.9 1.4 瞬時最大電機子電流 (IP) A rms 0.9 1.5 2.7 2.8 等価直流機トルク定数 (KT) N・m/A±10% 0.37 0.36 0.38 0.48 kgf・cm/A 3.7 3.7 3.9 4.9 ☆ 等価直流機電圧定数 (KE) V/rpm±10% 38.5×10-3 38.0×10-3 39.8×10-3 50.4×10-3 ☆ 等価直流機抵抗 (Ra) Ω ±10% 136 54 22.8 7.4 ☆ 等 価 直 流 機 イ ン ダ ク タ ン ス (La) mH±30% 120 63 34 27 0.7 機械的時定数 (τ m) ms 1.3 0.9 0.7 電気的時定数 (τ e) ms 0.9 1.2 1.4 3.5 ロータイナーシャ (JM) [GD2/4] kg・m2×10-4 0.013 0.023 0.042 0.20 gf・cm・s2 0.013 0.023 0.043 0.20 kw/s 7.09 11.2 24.1 20.7 定格パワーレート (QR) ☆ 軸摩擦トルク (Tf) 軸方向遊び N・m MAX 0.03 kgf・cm MAX 0.3 0.4 mm MAX 許容ラジアル荷重 (注 5 ) 許容スラスト荷重 0.04 0.04 N 78.4 196 kgf 8 20 N 39.2 68.6 kgf 4 7 動作温度範囲 ℃ 0 ∼ +40 動作湿度範囲 %RH 20 ∼ +80 保存温度範囲 ℃ -10 ∼ +85 質量 kg 0.3 0.4 (注1)上記表はオプション(ブレーキ、オイルシール)無しの場合です。 (注2)※印の仕様値は、指定のヒートシンクに取り付けたときの周囲温度40℃における値です。 ヒートシンク寸法 TS4501、TS4502、TS4503 ・・・200×200×T6 アルミ板 TS4507 ・・・200×250×T6 アルミ板 (注3)☆印の値は、出荷検査項目です。 (注4)各値は20∼30℃における値です。公差のない値は公称値とします。 (注5)許容ラジアル荷重値は取り付け面より20 mm の位置の値です。 (注6)電源電圧200V使用時の値です。AC100V使用時は[ -8- ]内の値です。 0.5 1.1 6-1-2-2.モ ー タ の オ プ シ ョ ン 仕 様 本モータには、オプションにて保持ブレーキ、オイルシールを内蔵することができます。オプ ション付きの場合、下記数値のイナーシャ、質量、軸摩擦トルクが増加となります。これに伴 い諸特性値が若干変更になります。 保持ブレーキ付きの仕様 サーボモータ形式 ロータイナーシャ (JM) 質量 TS4501 TS4502 TS4503 TS4507 [GD2/4] kg・m2×10-4 0.008 0.09 gf・cm・s2 0.008 0.009 kg 0.2 0.4 オイルシール付きの仕様 サーボモータ形式 軸摩擦トルク (Tf) TS4501 TS4502 TS4503 TS4507 N・m MAX 0.02 0.03 kgf・cm MAX 0.2 0.3 保持ブレーキの仕様 サーボモータ形式 ☆ 定格電圧 ☆ 軸摩擦トルク TS4501 TS4502 (Ts) TS4503 TS4507 DC 24V±10% V N・m MIN 0.32 1.27 kgf・cm MIN 3.25 13 W 6 8 消費電力 (20℃ に て ) 釈放時間 (tar) ms MAX (20) (30) 吸引時間 (ta) ms MAX (40) (50) -9- 6-1-2-3.N − T 特 性 下 記 特 性 は 線 間 入 力 電 圧 ( 整 流 電 圧 ) DC210V (AC200V 用 )に お け る 特 性 値です。 (駆動回路により制限される場合があります。) Torque (kgf・cm) N・m TS4501 N□□□□ E200 (30W) Torque (kgf・cm) N・m 10 1.0 10 1.0 8 0.8 8 0.8 6 0.6 6 0.6 4 0.4 2 0.2 0 0 4 0.4 2 0.2 0 0 AC100V AC200V B 0 A 1000 2000 3000 4000 5000 TS4502 N□□□□ E200 (50W) AC100V AC200V B A 0 1000 2000 3000 Speed(r/min) Torque (kgf・cm) N・m 10 1.0 8 0.8 6 TS4503 N□□□□ E200 (100W) (kgf・cm) N・m 50 5.0 40 4.0 0.6 30 3.0 4 0.4 20 2.0 2 0.2 10 1.0 0 0 0 0 AC200V AC100V A 0 1000 2000 3000 4000 5000 Speed(r/min) Torque B 4000 5000 TS4507 N□□□□ E200 (200W) AC100V AC200V B 0 A 1000 2000 3000 Speed(r/min) 4000 5000 Speed(r/min) A:連続領域 B:加減速領域 -10- 6 - 2.標 2. 標 準 組 み 合 わ せ 一 覧 容量*1 モータ 形 式 ドライバー 形 式 ドライバー1 台 当 り の 電 源 容 量 (kVA)* 2 30W [20W] TS4501 TRC-0P3SO 0.25 50W [30W] TS4502 TRC-0P5SO 0.3 100W [60W] TS4503 TRC-001SO 0.5 200W[120W] TS4507 TRC-002SO 0.75 MCCB ま た は * 3 ヒューズ電 源 容 量 5A 推 奨 ノイズフィルタ 形 式 電源入/切用開閉器 形 式 MXB-1206-33 HI-15E5(30A)相 当 品 ( ネミックラムダ製 ) (安川電機製) *1:[]内の値は AC100V 使用時 *2:定格負荷時の値 *3:遮断特性(25℃):200% 2s 以上 700% 0.01s 以上 7.形式 7 - 1.モ 1. モ ー タ ( 標 準 仕 様 ) TS□□□□N2 O□□E200 7-2. ド ラ イ バ ー TRC−□ □□ □□ 入力形態 軸端仕様 下表参照 S0:パルス列入力 モータ出力 出力 4501:30W P3: 30W 4502:50W P5: 50W 4503:100W 01:100W PG 種類 0:2000P/R(インクリ) 軸端仕様 丸軸(標準) キー溝 オイルシール無し 00 02 オイルシール有り 05 07 ※00が標準です。それ以外はオプションです。 -11- 6.3A REG PTM M MC 回生検出 MC ON OFF フォトアイソレータ IA IA DC/DCコンバータ マルチ出力 5V 16V PWM発生器 2→3極変換 -12ロジック5V 電流制御回路 カプラ16V CN6 PG入力 CN1 RS232C 電流指令発生器 3相正弦波 発生器 回転角度 演算 U/D カウンタ PG EEPROM 速度制御 CN3 入出力 信号 速度演算 CN2 指令パルス 波形整形 移動量 演算 位置制御 32bit ワンチップ RISC CPU UVW 付き エンコーダ PG出力 8.構成及び接続 AC100V AC200/220V 50/60Hz CN4 R T E ACサーボ モータ 8 - 1.ブ 1. ブ ロ ッ ク 図 MC CN5 U V W E 8 - 2.接 2. 接 続 図 例 MC ON MC OFF Cuty Axis AC100V AC200/ 220V 50/ 60Hz NFB MC ノイズフィルタ CN5 REG CN2 A A B PG 出力 ライン ドライバ B C C SG FG CN3 +5V CW/ PLS パルス指令 入 CN4 CCW/ SIGN 1 2 3 4 5 6 7,8 10 ライン゙ レシーバ CN6 1 7 1 1 2 P5 RD 4 5 6 RS SD SG RS232C リレー 1 11 INP 12 RDY 13 ALM 14 COM 力 20 パラメータ 設定器 ※入力回路は プラス側を コモンとしています。 ※出力回路は 0V 側を コモンとしています。 ※フライホイールダイオードは向きに 気をつけて下さい。 逆にしますと内部回路を 破損します。 ※パラメータ設定器と RS232C は 同時に接続できません。 10 NOT TXD NRES RXD SEL SCK FG 8 9 FG PG 7 8 9 10 11 12 6 0V CN1 4 SVON フライホイール ダイオード ACサーボ モータ ※端子番号は 9-1-2 を 参照して下さい。 5 出 M エンコーダ 3 力 +24V +24V U V W E 2 オープン コレクタ 又は ライン ドライバ POT 1 2 3 4 FG -13- 9.コネクタの名称と説明 9 - 1. C N 1 モ ー タ エ ン コ ー ダ コ ネ ク タ モータに接続し、エンコーダからのフィードバックパルスを入力します。 9-1-1.エ ン コ ー ダ 仕 様 ・ラインドライバー出力 ・2000ppr インクリメンタル 9-1-2.エ ン コ ー ダ 入 力 結 線 図 モータエンコーダ Cuty CN1 PG 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8 12 9 8 10 11 A NA B NB C NC P5 P5 P5 SG SG SG 9 FG 14 ※各相の正転信号と反転信号はツイスト処理をして下さい。 9-1-3.エ ン コ ー ダ 入 力 信 号 名 称 及 び 内 容 CN1(モータエンコーダコネクタ) ピン番 信号名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 A NA B NB C NC P5 P5 SG SG SG P5 A相入力 A相反転入力 B相入力 B相反転入力 C相入力 C相反転入力 +5V 電 源 供 給 +5V 電 源 供 給 シグナルグランド シグナルグランド シグナルグランド +5V 電 源 供 給 FG フレームグランド *1 説 明 電源投入後、1秒間は不定です。 *1 シールド線はコネクタのFG端子若しくはグランドプレートへ接続して下さい。 1)ケーブル用適合端子形式(Cuty側) カバー :10314-52F0-008 (3M) プラグ :10114-3000VE (3M) 2)ケーブル用適合端子形式(エンコーダ側) -14- キャップ :172161-1 形 ソケット :170361-1 形 3)ケーブル用適合電線 (AMP) 又は 0.2□ツイストシールド電線 4)最大配線長 10m以内 -15- 170365-1 形 (AMP) 9 - 2. C N 2 エ ン コ ー ダ 出 力 コ ネ ク タ モ ー タ か ら の フ ィ ー ド バ ッ ク パ ル ス を 出 力 し ま す 。位 置 信 号 と し て ご 使 用 下 さい。 9-2-1.エ ン コ ー ダ 出 力 結 線 図 Cuty お客様回路 CN2 1 2 3 4 5 6 7 OUT-A OUT-NA OUT-B OUT-NB OUT-C OUT-NC SG 8 ラインドライバ HD26C31 (日立製) FG A B C 0V 適用ラインレシーバ HD26C32A (日立製)相当品 10 ※各相の正転信号と反転信号はツイスト処理をして下さい。 9-2-2.エ ン コ ー ダ 出 力 信 号 名 称 及 び 内 容 CN2(エンコーダ出力コネクタ) ピン番 信号名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 OUT_A OUT_NA OUT_B OUT_NB OUT_C OUT_NC SG SG A相出力 A相反転出力 B相出力 B相反転出力 C相出力 C相反転出力 シグナルグランド シグナルグランド FG フレームグランド *1 説 明 ・モータエンコーダを1逓倍のまま出力します。 ・ ラインドライバ( 日 立 製 HD26C31) で 出 力 し ま す ・ ラインレシーバ( 日 立 製 HD26C32A 相 当 品 ) で 受けて下さい。 ・7、8ピンのSGはPG出力信号用0Vです。 上位ドライバーの0Vと接続して下さい。 ・電源投入後、1秒間は不定状態を出力するため 無視して下さい。 *1 シールド線はコネクタのFG端子若しくはグランドプレートへ接続して下さい。 1)ケーブル用適合端子形式 フード付プラグ :DHF-PDA10-3-A01 2)ケーブル用適合電線 0.08□ツイストシールド電線(AWG28) 3)最大配線長 10m以内 -16- (第一電子) 9-2-3.出 力 仕 様 A)信号形態 90゜位相差二相パルス(A相、B相)及び原点パルス(C相) B)出力位相 360゚ P= P a b c ( 1 回転) N : 分解能 N d A相 “ H” “ L” B相 “ H” “ L” g “ H” C相 “ L” 出力軸端より見て各相共反転信号を持っています。(CCW) 分解能 2000 P/R RESOLUTION A・B相 最大応答周波数 MAX FREQUENCY 200kHz RESPONSE C相 位相差 a.b.c.d PHASE SHIFT 1/4 P±1/8 P パルス数 PULSE RATE 1 P/R パルス幅 g PULSE WIDTH g=P±1/2 P -17- 9 - 3. C N 3 外 部 入 出 力 コ ネ ク タ 制御信号の入出力、及び指令パルスの入力をします。 9-3-1.制 御 入 力 入力信号としては、サーボON入力、+OT、−OTの3種類です。 入力回路電源は別途ご準備下さい。 使用電源は以下の通りです。 DC24V±1V (消費電流は約11mA/回路) Cuty +24V 2.2k 1k フォトカプラ SVON_P,POT_P,NOT_P SVON_N,POT_N,NOT_N 11mA 0V ※同一信号名の_P側と_N側はツイスト処理をして下さい。 9-3-2.制 御 出 力 出力信号としてはオープンコレクタ出力の ます。出力回路用電源は別途ご準備下さい。 INP、RDY、ALM 信号の3種類があり 入力回路用電源と共通で使用することも可能ですが、この場合電源容量は入力用電 源容量に出力用電源容量を加算して下さい。 また、1端子当たりの印可電圧、電源容量は以下の通りです。 ・印可電圧 ・通電電流 +24V ≦ ≦ 30V 50mA Cuty 出力用リレー INP,RDY,ALM RY フライホイールダイオード OUT_N 0V ※フライホイールダイオードは 1S1834 相当品をご使用下さい。 -18- フォトカプラ 9-3-3.指 令 パ ル ス 入 力 9-3-3-1.結 線 図 5Vラインドライバー出力、+5Vオープンコレクタのみ運用可能です。消費電 流は約12mA/回路です。 ノイズによるパルスカウントミスを防ぐため制御入出力とは電源のコモンを別に とって下さい。 Cuty 330 CW/P_P,CCW/S_P 1k フォトカプラ CW/P_N,CCW/S_N 12mA 適用ラインドライバ 日立製 HD26C31 相当品 ※同一信号名の_P側と_N側はツイスト処理をして下さい。 A)5Vラインドライバー出力の場合 Cuty +5V 330 CW/P_P,CCW/S_P オープンコレクタ 1k フォトカプラ CW/P_N,CCW/S_N 12mA ※同一信号名の_P側と_N側はツイスト処理をして下さい。 B)オープンコレクタの場合 9-3-3-2.論 理 レ ベ ル 入力指令レベルは、負論理(アクティブL)です。 -19- 9-3-3-3.指 令 形 態 「CW/CCW」と「符号+パルス」の2種類の形態の信号を指令パルスとして入力するこ とができます。選択は基板上の切り替えディップスイッチの設定で行います。 指令パルス形態 指令パルス形態 入力ピン番号 モータ正転指令の 場合 モータ逆転指令の 場合 ディップSW位置 CN3-2 符号+パルス列 ON CN3-4 OFF “H” “L” CN3-2 CW+CCW パルス列 “H” CN3-4 ON OFF “H” (ディップスイッチの見方) ON 状態 ON ツ マミ OFF 状態 OFF 1 2 3 4 -20- 9-3-3-4.タ イ ミ ン グ (符号+パルス列)形態 符号 t1 t2 t4 t3 パルス t5 τ t6 t5 T 指令方向 (+)指令 (−)指令 (CW+CCW)形態 t1 T CW t2 τ CCW t7 指令方向 (+)指令 (−)指令 指令パルスタイミング 記号 t1 t2 t3 t4 t5 t6 t7 T τ 意味 指 令 パルス立 下 が り 時 間 指 令 パルス立 上 が り 時 間 符 号 パルス立 下 が り 時 間 符 号 パルス立 上 が り 時 間 符 号 -指 令 パルスセットアップ時 間 指 令 パルス-符 号 ホールド時 間 反 転 パルス切 り 替 え 時 間 指 令 パルス周 期 指 令 パルス幅 -21- 最小 最大 単位 − − − − 1 1 0 5 2.3 0.1 0.1 0.1 0.1 − − − − − μs 備考 9-3-4.入 出 力 信 号 の タ イ ミ ン グ サーボオン ON t1 ベースブロック t2 解除 SIGN 指令パルス t3 モータエンコーダ A 相 L モータエンコーダ B 相 L 位置決め完了 t4 入力信号タイミング 記号 意味 最小 最大 t1 t2 t3 t4 ベースブロック解 除 遅 延 時 間 ベースブロック作 動 遅 延 時 間 サーボオン− 指 令 パルスセットアップ時 間 アウトポジション後 位 置 決 完 了 オフ遅 延 時 間 − − − − 1 1 1 10 -22- 単位 ms 備考 9-3-5.外 部 入 出 力 信 号 名 称 及 び 内 容 CN3(外部入出力コネクタ) 種 別 ピン番 1 入 力 信号名 説 CW 指 令 パルス 2 CW/P_N ま た は 指 令 パルス CW/P_N と 0V 間 を 「閉 」で 入 力 と な り ま す 。CW/P_P は +5V に 接 続 。 3 CCW/S_P CCW 指 令 パルス 4 CCW/S_N ま た は 符 号 指 令 CCW/S_N と 0V 間 を 「閉 」で 入 力 と な り ま す 。CCW/S_P は +5V に 接 続 。 5 SVON_P サーボオン入 力 6 SVON_N 7 POT_P 8 POT_N CCW 指 令 パ ル ス (CW/CCW 仕 様 )ま た は 符 号 入 力 (PULSE+SIGN 仕 様 )* 1 これを入力するとモータ通電状態になり指令入力待ちになります。 SVON_N と 0V 間 を 「閉 」で 入 力 と な り ま す 。SVON_P は +24V に 接 続 。 正 転 側 駆 動 禁 止 直 線 軸 等 の 場 合 の (+)側 極 限 リミットの 信 号 を 接 続 。通 常 は POT_N と 0V 間 は 「開 」。 * 5 9 NOT_P 10 NOT_N 「閉 」の 場 合 、(+)方 向 の パ ル ス 指 令 を 無 視 し ま す 。 *3 POT_P は +24V に 接続。 逆 転 側 駆 動 禁 止 直 線 軸 等 の 場 合 の (-)側 極 限 リミットの 信 号 を 接 続 。通 常 は NOT_N と 0V 間 は 「開 」。 * 5 出 明 CW 指 令 パルス(CW/CCW 仕 様 )ま た は パルス指 令 入 力 (PULSE+SIGN 仕 様 )* 1 CW/P_P 「閉 」の 場 合 、(-)方 向 の パ ル ス 指 令 を 無 視 し ま す 。 *3 NOT_P は +24V に 接続。 *2 11 INP 位置決完了出力 位置偏差がインポジション領域に入ると出力します。 12 RDY サーボレディ出 力 13 ALM アラーム出 力 ドライバーに何らかの異常が発生した場合に出力します。 14 OUT_N 出 力 コモン INP、RDY、ALM 出 力 の コ モ ン フレームグランド *4 モ ー タ が 通 電 状 態 の 場 合 に 出 力 し ま す 。ブ レ ー キ 解 放 信 号 と し て も 利 用 可。 15 16 力 17 18 19 20 FG *1 CW/CCW 仕様と PULSE+SIGN 仕様の切り替えは基盤上のディップ *2 スイッチにより行います。 インポジション領域はパラメータで設定します。 工場出荷値は「40」です。詳細は 11-1.項を参照して下さい。 *3 入力の POT、NOT はパラメータにより 「NO」,「NC」の切り替えが可能です。 工場出荷時は「NO」です。詳細は 11-1.項を参照して下さい。 *4 シールド線はコネクタのFG端子若しくはグランドプレートに接続し て下さい。 * 5 Ver.20 以降のバージョンに対しては、パラメータの設定により 「POT」,「NOT」入力を「正転側駆動禁止」,「逆転側駆動禁止」としてではなく 各々「強制停止」,「アラームリセット」として使用することが出来ます。 詳細は 11-1 を参照して下さい。 1)ケーブル用適合端子形式 カバー :10320-52F0-008 (3M) プラグ :10120-3000VE (3M) 2)ケーブル用適合電線 0.2□ツイストシールド電線 3)最大配線長 10m以内(指令パルス入力は3m 以内) -23- 9-3-6.パ ル ス 入 出 力 系 統 図 Cuty Axisのパルス処理は下図の通りです。 Cuty Axis A:マルチプライ分子 B:マルチプライ分母 指令パルス A/B ×4 CPU PG 8000P/R (入力パルス数)×A/B 4000P ×2/1 PG出力 2000P/R RS232C パソコンモニタ 8000P/R ・指令パルスは内部の指令マルチプライにより倍率が決定されます。 (11章を参照して下さい。) ・PGからのフィードバックパルスは内部にて強制的に4逓倍されます。 (13-1,2 を参照して下さい。) ・出力パルスはPGのパルスを1逓倍で出力しています。 ・パソコンモニタでは画面上の表示は4逓倍後のパルス数を表示します。 例)モータを1回転させる場合の各部のパルス数を上図に記載してあります。 ・モータは 2000P/R ですからCPUには4逓倍された 8000P/R としてフィー ドバックされます。 ・PG出力はPGの出力そのままですから 2000P/R です。 ・マルチプライが 2/1 に設定されているとすれば、指令パルスは 4000P 入力 します。内部で 8000P となり、モータ1回転分の指令となります。 ・パソコンモニタ表示画面には 8000P/R として表示されます。 -24- 9 - 4. C N 4 電 源 供 給 コ ネ ク タ ドライバーに電源を供給します。 CN4(電源供給コネクタ) ピン番 信号名 説 明 1 R 電源供給端子 2 T AC100/200V 1φ 50/60Hz 3 E 接地端子 1)ケーブル用適合端子形式 レセ・ハウジング :1-178128-3 レセ・コンタクト :175218-2 (AMP) (AMP) 2)ケーブル用適合電線 VCT 0.75□ 9 - 5. C N 5 モ ー タ 動 力 コ ネ ク タ モータの動力配線です。 9-5-1.出 力 結 線 図 モータ Cuty CN5 1 1 U 2 2 V 3 3 W 4 4 E 9-5-2.モ ー タ 動 力 端 子 名 称 及 び 内 容 ピン番 1 2 3 4 CN5(モータ動力コネクタ) 信号名 説 明 U U相端子 V V相端子 W W相端子 E 接地端子 1)ケーブル用適合端子形式(Cuty側) レセ・ハウジング :1-178128-4 (AMP) レセ・コンタクト :175218-2 (AMP) 2)ケーブル用適合端子形式(モータ側) キャップ :172159-1 (AMP) ソケット :171639-1 (AMP) 3)ケーブル用適合電線 VCT 0.75□ 4)最大配線長 10m以内 -25- 9 - 6. C N 6 R S 2 3 2 C コ ネ ク タ パ ソ コ ン 若 し く は パ ラ メ ー タ 設 定 器 を 接 続 し 、パ ラ メ ー タ 入 力 等 を 行 い ま す 。 9-6-1.適 合 パ ソ コ ン ・NEC PC98シリーズ及びその互換機 9-6-2.2 5 ピ ン D − S U B コ ネ ク タ 結 線 図 パソコンのRS232Cコネクタが25ピンD−SUB仕様の時。 Cuty パソコン CN6 2 2 TXD 4 5 CTS 5 3 RXD 6 7 SG 12 1 FG 6 DSR 20 DTR 9-6-3.1 4 ピ ン ハ ー フ ピ ッ チ コ ネ ク タ 結 線 図 パソコンのRS232Cコネクタが14ピンハーフピッチ仕様の時。 Cuty パソコン CN6 2 9 4 3 5 1 6 14 12 12 13 2 11 4 10 5 6 TXD DCD RXD SG RSEN FG DSR DTR CTS RTS RXC TXC(2) -26- 9-6-4.R S 2 3 2 C 信 号 名 称 及 び 内 容 CN6(RS232C) ピン番 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 信号名 P5 RD +5V 電 源 供 給 受信データ RS SD SG TXD NRES RXD SEL SCK FG 送信要求 送信データ シグナルグランド 送信データ リセット 受信データ 選局信号 同期クロック フレームグランド 説 明 パラメータ設定器専用 パソコンモニタ専用 非接続端子 パソコンモニタ専用 パソコンモニタ専用 パラメータ設定器・パソコンモニタ共用 パラメータ設定器専用 パラメータ設定器専用 パラメータ設定器専用 パラメータ設定器専用 パラメータ設定器専用 パラメータ設定器・パソコンモニタ共用 *パソコンモニタ使用時はパラメータ設定器専用端子は非接続にして下さい。 1)ケーブル用適合端子形式(Cuty側) ソケット端子 :DF11-2428-SCF ソケット :DF11-12DS-2C (ヒロセ) (ヒロセ) 2)ケーブル用適合端子形式(25 ピン D-SUB コネクタ形パソコン側) カバー :DB-C8-J10-B1-1 (JAE) ピンヘッダ :DB-25P-N (JAE) 3)ケーブル用適合端子形式(14 ピンハーフピッチコネクタ形パソコン側) カバー :10314-52F0-008 プラグ :10114-3000VE 4)ケーブル用適合電線 0.2□シールド電線 5)最大配線長 5m以内 -27- (3M) (3M) 10.保護機能 Cutyドライバーには、本体とモータを異常事態から保護するための機能が 内蔵されています。 異常事態が発生した場合に、アラームを出力します。 1010 - 1.ア 1. ア ラ ー ム 種 類 外部に対してはアラーム出力を行いますが、アラームの内容については パラメータ設定器の表示又は、パソコンモニタにより確認して下さい。 下記にアラームの種類を示します。 アラームコード表 アラーム 番号 アラーム 検 出 内 容 アラーム後 の状態 01 過負荷 モータが 電 子 サーマルに よ り 過 負 荷 状 態 を 検 出 し た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ① 02 PG 異 常 電 源 投 入 時 に モータエンコーダの 断 線 を 検 出 し た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ② 03 回生異常 過回生状態を検出した場合に出力します。 ② 04 動作温度異常 ドライバー放 熱 板 の 温 度 が 許 容 温 度 (75℃ )を 越 え た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ① 05 システム異 常 システムが 何 ら か の 原 因 に よ り 正 常 に 動 作 し な く な っ た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ② 06 過電流異常 Cuty 規 定 以 上 の モータ電 流 を 1ms 以 上 検 出 し た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ② 07 偏差過大 指 令 パルスに 対 す る 溜 ま り パルスの 量 が パラメータ誤 差 過 大 量 を 超 え た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ① 08 暴走検出 指 令 パルスに 対 し て 異 常 な 回 転 暴 走 を 検 出 し た 場 合 に 出 力 し ま す 。 ② アラーム発生時のモータ状態 (アラームの内容により、モータは下記の2種類の状態になります。SVON が ON の場合です。) ①速度制御 位置制御からPモードの速度制御に切り替わり、速度指令が「0」の状態と なります。このため減速特性はステップ減速特性になります。 偏差カウンタはクリアされます。 ②サーボフリー サーボフリーとなるため、減速特性は機械の慣性停止になります。 この時 RDY 出力は OFF します。これにより外部に保持ブレーキがある場合は ブレーキを動作させます。 偏差カウンタはクリアされます。 1010 - 2.ア 2. ア ラ ー ム 解 除 アラームの解除は、パラメータ設定器若しくはパソコンモニタからリセット 操作を行うか、電源を一旦落とすことで行います。 内容によってはリセット操作が無効の物がありますので下表を参照して下さい。 アラーム解除方法 アラーム 番号 アラーム 確 認 内 容 リセット 操作 01 過負荷 機械側の負荷状態を確認して下さい。(メカ端にぶつかっていないか等) 有効 02 PG 異 常 モータエンコーダの配線を確認して下さい。(断線、コネクタ接触不良等) 無効 03 回生異常 04 動作温度異常 使用状況がドライバー許容回生能力を超えていないか確認して下さい。 無効 機 械 側 の 負 荷 状 態 、 周 囲 温 度 を 確 認 し 、 放 熱 板 の 温 度 が 70℃ 以 下 に な る ま で 電源を落として下さい。 有効 05 システム異 常 メーカへ連絡して下さい。 無効 06 過電流異常 07 偏差過大 パラメータの設定、機械側の負荷状態、指令パルスを確認して下さい。 メーカへ連絡して下さい。 無効 有効 08 暴走検出 モータ及びモータエンコーダの接続線を確認して下さい。 無効 -28- 1010 - 3.本 3. 本 体 L E D に よ る ア ラ ー ム 表 示 本体前面に表示する赤色LEDの状態から、アラーム発生状況がわかります。 LEDによるアラーム表示 LEDの状態 内 容 消灯 電源オフまたはシステム異常発生 点灯 正常動作中 1秒周期の点滅 リセットにより復帰可能なアラーム発生 0.25 秒 周 期 の 点 滅 リセットにより復帰不可能なアラーム発生 1010 - 4.ア 4. ア ラ ー ム 履 歴 過去に発生した異常情報を確認できます。 異常情報の保存量は過去8回分です。 パソコンにより履歴をクリアすることができますがパラメータ設定器からは できません。 -29- 11.パラメータ及びディップスイッチ パラメータ設定には下記の3通りの方法があります。 ・オートチューニング及び基板上のディップスイッチにより設定する。 ・専用のパラメータ設定器を使用する。 ・パソコンモニタにより設定する。 1111 - 1.パ 1. パ ラ メ ー タ 内 容 11-1-1.パ ラ メ ー タ 一 覧 パラメータ一覧表 番号 パラメータ名称 0 誤差過大領域 1 2 出荷値 オートチューニング DIP-SW 0 32767* 1 15000 設定不可 設定不可 インポジション領域 0 9999 40 設定不可 設定不可 位置ループゲイン 10 9999 40 設定可 設定不可 3 速度ループ比例ゲイン 10 9999 10 設定可 設定不可 4 速度ループ積分ゲイン 0 9999 5 設定可 設定不可 5 速度ループ微分ゲイン 0 9999 0 設定不可 設定不可 6 速度フィードフォワード係数 0 9999 0 設定不可 設定不可 7 加速度フィードフォワード係数 0 9999 0 設定不可 設定不可 8 トルクコマンドフィルタ 0 9999 0 設定不可 設定不可 0:開 下 限 上 限 9 OT検出 1:閉 0 1 0 設定不可 設定不可 10 指令マルチプライ(分子) 1 63 1 設定不可 設定可 11 指令マルチプライ(分母) 1 63 1 設定不可 設定可 12 速度ステップ補正 0 9999 0 設定不可 設定不可 13 トルクステップ補正 0 9999 0 設定不可 設定不可 14 JOG速度*2 0 5000 500 設定不可 設定不可 15 フォローアップ開始幅*2 0 9999 0 設定不可 設定不可 16 入力端子切替*2 0 1 0 設定不可 設定不可 17 18 19 *1 *2 パラメータ設定器では入力桁数が4桁に制限されるため、上位4桁 のみの表示となります。つまり入力範囲は0∼3276までとなり、 内部で10倍されます。 Ver.20 以上のみに適用されます。 -30- 11-1-2.パ ラ メ ー タ の 説 明 0)誤差過大領域 位置偏差の上限値を設定します。溜まりパルスの量が誤差過大領域を越えたら、偏差過大アラ ームが発生します。 位置偏差、位置ループゲイン、指令マルチプライとパルス指令速度(pps)との関係は定常状態(加 減速時等以外の状態)では次式に従いますので パラメータを設定して下さい。 パルス指令速度 位置偏差 = ──────── 位置ループゲイン × 最大パルス指令速度に見合う誤差過大領域 指令マルチ分子 ─────── 指令マルチ分母 通常、上式で計算される値に1.5∼2.0倍した値を設定します。 1) インポジション領域 位置決め完了幅を設定します。位置偏差がインポジション領域内に入ったら位置決め 完了にな り、INP出力をオンします 2) 位置ループゲイン 位置ループのゲインを設定します。大きすぎるとオーバーシュートやハンチング、小さす ぎると偏差過大アラームとなります。機械の剛性により決定します。 3) 速度ループ比例ゲイン 速度ループの比例ゲインを設定します。大きすぎても小さすぎても振動的になります。機械の イナーシャや剛性により決定します。 4) 速度ループ積分ゲイン 速度ループのPID制御の積分ゲインを設定します。大きすぎると振動 的になり、小さ すぎるとインポジション領域内に到達するまでに時間がかかることがあります。 5) 速度ループ微分ゲイン 速度ループのPID制御の微分ゲインを設定します。大きすぎると振動的になります。通常 「0」を設定します。 6) 速度フィードフォワード係数 位置偏差の1階微分値を速度指令に与える係数を設定します。通常「0」を設定しますが 即応性を改善する場合に設定を必要とします。 7) 加速度フィードフォワード係数 位置偏差の2階微分値をトルク指令に与える係数を設定します。通常「0」を設定します が即応性を改善する場合に設定を必要とします。 8) トルクコマンドフィルタ 機械系との自励振動抑制を目的にトルク指令のローパスフィルタのカットオフ周波数に対 する係数を設定します。通常「0」を設定します。 9) OT検出論理 POT、NOT入力が「開」で有効か「閉」で有効かの選択をします。「0」:「開」で 有効、「1」:「閉」で有効 10) 指令マルチプライ分母(電子ギヤ) 11) 指令マルチプライ分子(電子ギヤ) 位置指令パルスに倍率を掛けることにより、指令と実際の機械の移動量との間に整合性を持た せます。このパラメータは変更する旅に電源再投入を必要とします。 (設定方法については11−2項を参照して下さい。) 12) 速度ステップ補正 速度指令の正・負に応じて指令に加算する速度指令補正量を設定します。大きすぎると振 動的になります。通常「0」を設定します。 -31- 13) トルクステップ補正 トルク指令の正・負に応じて指令に加算するトルク指令補正量を設定します。大きすぎる と振動的になります。通常「0」を設定します。 14) JOG速度 手動動作時のモータ回転速度を設定します。Ver.20 では設定した値(指令マルチプライ分 子/指令マルチプライ分母)が乗算された速度(rpm)で回転します。Ver.30 以降では設定 した値そのものの速度(rpm)で回転します。 15) フォローアップ開始幅 サーボオフ時はフォローアップ状態になりますが、Ver20 以降では位置偏差がこのパラメ ータで設定された値を越えた時のみフォローアップ状態になります。設定を「0」にすると 以前と同様の動作をします。 16) 入力端子切替 入力信号の+OTと−OTを強制停止とアラームリセット信号に切り替えます。0:+O T/−OTとして使用(検出論理はパラメータ番号9で決定)1:強制停止/アラームリ セットとして使用(検出論理はNO)強制停止では速度指令=0,P制御,フォローアッ プの状態になります。アラームリセットでは発生しているアラームをリセットします。(詳 細は 10-2 を参照して下さい。) -32- 1111 - 2.基 2. 基 板 上 デ ィ ッ プ ス イ ッ チ 基板上のディップスイッチには4桁、8桁の2種類があります。4桁ディップスイ ッチについては 9-3-3.項をご覧下さい。ここでは8桁ディップスイッチについて説明 します。 11-2-1.8 桁 デ ィ ッ プ ス イ ッ チ の 内 容 ①,②:組合せモータ形式設定 モータ形式設定表 組合せモータ形式(容量) 2 1 OFF OFF TS4501( 30W) OFF ON TS4502( 50W) ON OFF TS4503(100W) ON ON TS4507(200W) ③:オートチューニング有効/無効 ON :有効(サーボゲイン設定を自動的に行う。) OFF:無効(サーボゲイン設定はパラメータ設定器又はパソコン により行う。) ④:ディップスイッチによる指令マルチプライ設定の有効/無効 ON :有効(設定はディップスイッチ(5∼6)により行う。) OFF:無効(設定はパラメータ設定器又はパソコンにより行う。) ⑤,⑥:指令マルチプライ(電子ギヤ) 6 5 OFF OFF 指 令 マルチプライ モータ1 回 転 さ せ る の に 必 要 な 指 令 パルス数 1/1 8000 OFF ON 1/2 16000 ON OFF 2/1 4000 ON ON 4/1 2000 ⑦:電源電圧設定 ON :100V OFF:200V ⑧:モータ回転方向 ON :モータ軸側からみて反時計方向回転 OFF:モータ軸側からみて時計方向回転 -33- 12.基板上の配置 -34- 13.機能 1313 - 1.モ 1. モ ー タ エ ン コ ー ダ パ ル ス 逓 倍 機 能 モータエンコーダは常にドライバー内部で4逓倍に固定されています。従って、モータ に取り付けられているエンコーダは 2000 PPR ですので4逓倍後は 8000 PPR となります。 このため、指令パルスはモータエンコーダパルスを 8000 PPR として考える必要がありま す。 例えばモータを 1200 RPM で回転させた場合、エンコーダパルスの周波数fは f(kpps) = 8000(ppr) × 1200(rpm) / 60(s) = 160 (kpps) となります。 また、入力パルスの応答周波数の最大値が 200kpps のため、これを越える回転速度のパ ルス指令は指令マルチプライ機能を使用して下さい。 例えばモータを 3000rpm で回転させたい場合、マルチプライが 1/1 では必要な入力パ ルスの周波数は 400kpps となり、仕様の上限である 200kpps を越えるため指令通りに回 すことができません。そこでマルチプライ分子=2、マルチプライ分母=1と設定しマル チプライを 2/1 とすることで、200kpps の指令パルスで 3000rpm の回転速度を得ること ができます。この場合の指令パルスの分解能は 4000ppr となります。マルチプライの比が 大きくなるにつれて指令パルスの分解能は低下します。(粗くなります。) 1313 - 2.電 2. 電 子 ギ ヤ 機 能 指令1パルス当たりの移動量を任意の値に設定する機能で、指令マルチプライ分子、分 母の設定により行います。 指令単位(負荷を移動させる位置データの最小単位)と機械側減速比を含めたモータ1 回転当たりの移動量により設定します。 指令マルチプライはパラメータ設定器/パソコン/本体ディップスイッチの いずれかで設定します。設定範囲はパラメータ設定器及びパソコンの場合、 1/63 ∼ 63/1 の範囲ですが、本体ディップスイッチの場合は代表的な4種類のみです。 (11-2-1 を参照して下さい。) 例)モータに直結のボールネジでテーブルを送る直線駆動系 エンコーダ (2000ppr) ボールネジ リード 5mm ACサーボモータ 上記のようなシステムでマルチプライ設定が 1/1 の場合の指令パルス分解能は 分解能(mm/pulse) = リード(mm)/4逓倍後エンコーダパルス数(pulse) = 5 / 8000 = 0.000625 ここで、リードとは減速比込みのモータ1回転当たりの移動量の意味です。 指令1パルス当たりの分解能を0.001(mm/pulse)に変更するにはマルチプライ を以下のように設定します。 マルチプライ分子 ──────── マルチプライ分母 = 0.001 ──────── 0.000625 = -35- 1000 ──── 625 = 8 ─ 5 1313 - 3.オ 3. オ ー ト チ ュ ー ニ ン グ 機 能 / J O G 運 転 機 能 パラメータ設定器又はパソコンモニタを用いることによって、パラメータの オートチューニング又は指令パルスを与える必要のないJOG運転を行うことができ ます。 オートチューニングとJOG運転は同時に行うことはできず、基板上の8桁のディ ップスイッチで設定します。ディップスイッチの ③ がオートチューニング有効の設 定時はオートチューニング機能、無効の設定時はJOG運転を行います。 13-3-1.オ ー ト チ ュ ー ニ ン グ 機 能 モータをある決められたパターンで動作させて、そのときに要したトルクから負荷 イナーシャを推定し、適切なゲインを自動的に設定します。 13-3-1-1. 操 作 手 順 オートチューニングの操作手順は以下の通りです。 (手順1) 電源を投入する前に8桁のディップスイッチの③番スイッチをONし、オートチ ューニング有効にします。パラメータ設定器又はパソコンモニ タを接続し電 源を投入します。 (手順2) サーボON操作をします。 (手順3) パラメータ設定器又はパソコンモニタから正転又は逆転指令の操作を します。モータは指令された方向に寸動し停止します。 (手順4) サーボOFF操作をします。 (手順5) 電源を落とした後、8桁ディップスイッチの③番スイッチをOFFし、 トチューニングを無効にします。 (手順6) 電源をONし、正常な動作が確認できればオートチューニングにより オー パラ メータは適切な値に設定されたことになります。 13-3-1-2.制 限 事 項 オートチューニング機能には以下の制限事項があります。このような場合はオートチ ューニングを使用せず、数値入力にてゲイン調整を行って下さい。 1)正転又は逆転方向にモータ5回転以上の機械ストロークがとれない時。 2)重力負荷の場合。 3)機械摩擦が大きい場合。 -36- 13-3-2.J O G 運 転 機 能 指令パルス入力を与えずにモータを一定回転速度で回転させることができます。この 機能は機械試運転時のテスト駆動にのみ使用して下さい。 13-3-2-1.操 作 手 順 JOG運転の操作手順は以下の通りです。 (手順1) 電源を投入する前に8桁ディップスイッチの③番スイッチをOFFし、オートチ ューニングを無効にします。パラメータ設定器又はパソコンモニタを接続し電源 を投入します。 (手順2) サーボON操作をします。 (手順3) パラメータ設定器又はパソコンモニタから正転又は逆転指令の操作をします。操 作をしている間、内部のパルス発生器によってモータは指令された方向に回転し ます。 (手順4) サーボOFF操作をします。 13-3-2-2.指 令 速 度 内部発生指令パルスは内部固定で6.6 kpps です。指令マルチプライの設定が有効 です。1/1での回転速度は500 rpm になります。加減速特性はステップ加減速 です。 13-3-3.サ ー ボ O N / O F F SVON制御入力のON/OFFをすること無しにサーボON/OFFの操作をパ ラメータ設定器又はパソコンモニタから行うことができます。 サーボONになる条件: SVON入力がON状態 またはパラメータ設定器(又はパソコンモニタ)のサーボ操作がON状態 サーボオフになる状態: SVON入力がONからOFFになる変化状態 または SVON入力、パラメータ設定器(又はパソコンモニタ)のサーボ操作がともにO FF状態 1313 - 4.通 4. 通 信 機 能 パソコンとRS232C回線で接続し、専用ソフト(パソコンモニタ:Cuty Wave)を起動す ることでパラメータの設定及びモニタをすることができます。 またパラメータ設定器とパソコンは同時に使用することはできません。 詳細については「パラメータ設定器 取扱説明書」及び「Cuty Wave 取扱 説明書」をご覧下さい。 -37- 1 4 .外 形 図 1414 - 1.ド 1. ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( 標 準 仕 様 ) -38- 1414 - 2.ド 2. ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( パ ラ メ ー タ 設 定 器 オ プ シ ョ ン 仕 様 ) -39- 1414 - 3.ド 3. ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( フ ル カ バ ー オ プ シ ョ ン 仕 様 ) -40- 1414 - 4.ド 4. ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( フ ロ ン ト マ ウ ン ト オ プ シ ョ ン 仕 様 ) -41- 1414 - 5.ド 5. ド ラ イ バ ー 外 形 図 ( サ イ ド マ ウ ン ト オ プ シ ョ ン 仕 様 ) -42- -43- 120.5 93.5 保持ブレーキ付き 102.5 89.5 62.5 保持ブレーキ無し 71.5 30W 定格出力 L部寸法 50W 100W 1414 - 6.モ 6. モ ー タ 外 形 図 (30∼ (30 ∼ 100W 減 速 機 無 し 仕 様 ) -44- 97 126.5 保持ブレーキ無し 保持ブレーキ付き 定格出力 L部寸法 200W 1414 - 7.モ 7. モ ー タ 外 形 図 (200W 減 速 機 無 し 仕 様 ) -45機 代表形式 種 枠番 長 さ 減速比 1/3 1/5 TS4502 B 出 力 ラ ン ジ LR Q QM QK S W×U T LB LA LE LZ D X 32 20 18 16 12 4×2.5 4 50 60 3 M5 52 12 32 20 18 16 12 4×2.5 4 50 60 3 M5 52 12 50 30 26 22 19 6×3.5 6 70 90 3 M6 78 20 104.5 32 20 18 16 12 4×2.5 4 50 60 3 M5 52 12 30 26 22 19 6×3.5 6 70 90 3 M6 78 20 L フ 99.5 1/9 1/15 軸 110 1/25 1/3 TS4503 B 1/5 1/9 1/15 C B TS4507 1/25 1/3 1/5 99.5 110 142 1/9 C 1/15 1/25 150 50 1414 - 8.モ 8. モ ー タ 外 形 図 (50∼ (50 ∼ 200W 減 速 機 付 き 仕 様 ) LE 15.オプション 1515 - 1.ド 1. ド ラ イ バ ー オ プ シ ョ ン 15-1-1.パ ラ メ ー タ 設 定 器 TRC−PRU01 取り付け型パラメータ設定器です。 外形図は 14-2.項を参照して下さい。 15-1-2.C u t y W a v e TRC−CWV01 パソコンモニタです。 15-1-3.フ ル カ バ ー 用 側 面 板 TRC−FCV01 ドライバーのカバーです。 外形図は 14-3.項を参照して下さい。 15-1-4.フ ロ ン ト マ ウ ン ト 金 具 TRC−FMT01 ドライバーパネル取付用金具です。 外形図は 14-4.項を参照して下さい。 15-1-5.サ イ ド マ ウ ン ト 金 具 TRC−SDM01 ドライバーの側面取付用金具です。 外形図は 14-5.項を参照して下さい。 1515 - 2.モ 2. モ ー タ オ プ シ ョ ン 15-2-1.シ ャ フ ト キ ー 溝 外形図は 14-6、7.項を参照して下さい。 仕様は 6-1-2.項を参照して下さい。 15-2-2.オ イ ル シ ー ル 外形図は 14-6、7.項を参照して下さい。 仕様は 6-1-2.項を参照して下さい。 15-2-3.保 持 ブ レ ー キ 外形図は 14-6、7.項を参照して下さい。 仕様は 6-1-2.項を参照して下さい。 推奨結線図は 15-4.項に示します。 15-2-4.減 速 器 外形図は 14-8.項を参照して下さい。 -46- 15-2-5.モ ー タ オ プ シ ョ ン 型 番 T S □ □ □ □ N □ 0 □ □ E200 軸端仕様 下表参照 モータ出力 4501…… 30W 4502…… 50W 4503……100W 4507……200W 軸端仕様 丸軸(標準) キー溝 ブレーキ 2……ブレーキ無し 7……ブレーキ有り (保持用) オイルシール無し 00 02 オイルシール有り 05 07 ※00が標準です。それ以外はオプションです。 -47- 1515 - 3.ケ 3. ケ ー ブ ル ・ コ ネ ク タ 15-3-1.モ ー タ エ ン コ ー ダ ケ ー ブ ル TRC−ECB□□M 仕様は図 15-1 を参照して下さい。 また、ロボットケーブル仕様も用意されています。 15-3-2.エ ン コ ー ダ 出 力 ケ ー ブ ル TRC−POB□□M 仕様は図 15-2 を参照して下さい。 15-3-3.外 部 入 出 力 ケ ー ブ ル TRC−IOB□□M 仕様は図 15-3 を参照して下さい。 15-3-4.電 源 供 給 ケ ー ブ ル TRC−PWB□□M 仕様は図 15-4 を参照して下さい。 15-3-5.モ ー タ 動 力 ケ ー ブ ル TRC−MCB□□M 仕様は図 15-5 を参照して下さい。 また、ロボットケーブル仕様も用意されています。 15-3-6.R S 2 3 2 C ケ ー ブ ル (2 5 ピ ン ) TRC−RSB□□M パソコンモニタ接続用です。 パソコン側は25ピン D-sub 仕様です。 仕様は図 15-6 を参照して下さい。 15-3-7.R S 2 3 2 C ケ ー ブ ル (1 4 ピ ン ) TRC−RHB□□M パソコンモニタ接続用です。 パソコン側は14ピンハーフピッチ仕様です。 仕様は図 15-7 を参照して下さい。 15-3-8.電 磁 ブ レ ー キ ケ ー ブ ル TRC−BKB□□M ブレーキ付きモータをご使用の際に使用して下さい。 仕様は図 15-8 を参照して下さい。 15-3-9.モ ー タ エ ン コ ー ダ ケ ー ブ ル ( ロ ボ ッ ト 仕 様 ) TRC−ECBR□□M 耐屈曲製に優れたケーブルです。 可動部にお使い下さい。 仕様は図 15-9 を参照して下さい。 15-3-10.モ ー タ 動 力 ケ ー ブ ル ( ロ ボ ッ ト 仕 様 ) TMC−MCBR□□M 耐屈曲製に優れたケーブルです。 可動部にお使い下さい。 仕様は図 15-10 を参照して下さい。 -48- 15-3-11.コ ネ ク タ キ ッ ト TRC−CNK00 コネクタキット内訳一覧表 コネクタ名称 モータエンコーダコ ネ ク タ コネクタ番号 CN−1 セット名称 使用数 形式 メーカ プラグ 1 10114-3000VE 3M 三 和 テクノス(株 ) 03-3778-2811 キューティ側 カバー 1 10314-52F0-008 3M 三 和 テクノス(株 ) 03-3778-2811 キューティ側 キャップ 1 172151-1 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 モータ側 ソケット 9 170365-1 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 モータ側 コネクタ名称 外部入出力コネクタ コネクタ番号 主 た る 販 売 代 理 店 及 び TEL SET−A 部品名 CN−3 セット名称 SET−B 部品名 使用数 形式 メーカ プラグ 1 10120-3000VE 3M 三 和 テクノス(株 ) 03-3778-2811 キューティ側 カバー 1 10320-52F0-008 3M 三 和 テクノス(株 ) 03-3778-2811 キューティ側 コネクタ名称 電源供給コネクタ コネクタ番号 主 た る 販 売 代 理 店 及 び TEL 備考 CN−4 セット名称 SET−C 部品名 使用数 形式 メーカ レセ・ハウジング 1 1-178128-3 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 キューティ側 レセ・コンタクト 3 175218-2 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 キューティ側 コネクタ名称 モータ動力コネクタ コネクタ番号 主 た る 販 売 代 理 店 及 び TEL 備考 CN−5 セット名称 SET−D 部品名 使用数 形式 メーカ レセ・ハウジング 1 1-178128-4 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 キューティ側 レセ・コンタクト 4 175218-2 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 キューティ側 キャップ 1 172159-1 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 モータ側 ソケット 4 171639-1 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 モータ側 コネクタ名称 RS232Cコネクタ コネクタ番号 主 た る 販 売 代 理 店 及 び TEL 備考 CN−6 セット名称 備考 SET−E 部品名 使用数 形式 メーカ 主 た る 販 売 代 理 店 及 び TEL プラグ(Dsub) 1 DB-25P-N JAE コ-ノ(株 ) 03-3797-1511 PC側 カバー 1 DB-C8-J10-B1-1 JAE コ-ノ(株 ) 03-3797-1511 PC側 プラグ(ハーフ) 1 10114-3000VE 3M 三 和 テクノス(株 ) 03-3778-2811 PC側 カバー 1 10314-52F0-008 3M 三 和 テクノス(株 ) 03-3778-2811 PC側 ソケット 1 DF11-12DS-2C ヒロセ 富 久 無 線 電 機 (株 ) 03-3381-5581 キューティ側 -49- 備考 ソケット端 子 5 コネクタ名称 DF11-2428-SCF 電磁ブレーキコネクタ ヒロセ コネクタ番号 富 久 無 線 電 機 (株 ) 03-3381-5581 −−− セット名称 キューティ側 SET−F 部品名 使用数 形式 メーカ レセ・ハウジング 1 0-172233-1 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 主 た る 販 売 代 理 店 及 び TEL ブレーキ側 レセ・コンタクト 2 170365-1 AMP スズデン(株 ) 03-3635-8121 ブレーキ側 注1)パルス出力コネクタ(CN-2)はエンコーダ出力ケーブル(TRC−POB□□M) として弊社にご注文下さい。 注2)RS232Cコネクタ(CN-6)はパソコン側コネクタに合わせて25ピン、14ピン タイプのどちらか一方を選択して使用して下さい。 注3)コネクタキットは、型番TRC−CNK00での一括販売です。各コネクタごとの 個別販売はいたしません。 -50- 備考 図 1515-1.モータエンコーダケーブル 1.モータエンコーダケーブル仕様図 モータエンコーダケーブル 仕様図 -51- 1515-2.エンコーダパルス 2.エンコーダパルス出力 エンコーダパルス 出力ケーブル 出力 ケーブル仕様 ケーブル 仕様 -52- 図 1515-3.外部入出力 3.外部入出力ケーブル 外部入出力 ケーブル仕様 ケーブル 仕様 -53- 図 1515-4.電源供給 4.電源供給ケーブル 電源供給 ケーブル仕様 ケーブル 仕様 -54- 図 1515-5.モータ 5.モータ動力 モータ 動力ケーブル 動力 ケーブル仕様 ケーブル 仕様 -55- 図 1515-6.RS 6.RS232 RS 232C( 232 C(25 C( 25ピン 25 ピン) ピン ) ケーブル仕様 ケーブル 仕様 -56- 図 1515-7.RS 7.RS232 RS 232C( 232 C(14 C( 14ピン 14 ピン) ピン ) ケーブル仕様 ケーブル 仕様 -57- 図 1515-8.電磁 8.電磁ブレーキケーブル 電磁 ブレーキケーブル仕様 ブレーキケーブル 仕様 -58- 1515 - 4.ブ 4. ブ レ ー キ 付 き モ ー タ 推 奨 結 線 図 注1)AC100V 電源時結線図 ブレーキ電源 (OTP 12) R 1 T 2 3 E 4 0 AC100V AC200V 5 + 6 − RY1 注3) 1 ブレーキ 2 GND (AC100V 電源使用時) ブレーキ電源 (OTP 12) 1 2 3 4 0 5 + 6 − AC100V AC200V RY1 注3) 1 2 GND (AC200V 電源使用時) AC100V AC200/ 220V 50/ 60Hz NFB Cuty Axis ノイズフィルタ MXB-1206-33 MC CN4 CN5 REG ON MC OFF ライン゙ レシーバ MC 1 2 3 4 U V W E M ACサーボ モータ ブレーキ付 CN1 PG エンコーダ +24V 注3) RY1 12 RDY 1S1834 推奨ブレーキ電源 推奨ノイズフィルタ : OTP 12 (小倉クラッチ) 又は 12W以上 DC24V±10%出力の電源 : MXB−1206−33 (ネミックラムダ) 注1)仕様電源の電圧とブレーキ用電源の入力電圧の仕様に注意して下さい。 注2)ブレーキ釈放用リレーは、DC24V,40mAを開閉できる接点 容量の物をご使用下さい。 注3)保護素子としてのバリスタには、C35B(石塚電子)若しくはその 相当品をご使用下さい。 -59-