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RX130グループ RX 静電容量タッチ評価システム クイック
RX 静電容量タッチ評価システム クイックスタートガイド 1. 概要 本クイックスタートガイドは、RX 静電容量タッチ評価システムをご使用いただくための手順を記載して います。 2. 内容物 本製品には下記内容が同梱されています。本製品についてお気付きの点がございましたら、最寄りのルネ サス エレクトロニクス株式会社または特約店へお問い合わせください。 静電容量タッチ評価用 RX130 CPU ボード(CPU 型名:R5F51305ADFN) 1 枚 静電容量タッチ評価用アプリケーションボード - Self-Capacitance Buttons / Wheels / Slider Board 1 枚 - Mutual-Capacitance Button / Proximity Sensor Board 1 枚 USB ケーブル 1 本 クイックスタートガイド日本語版(本書)/ 英語版 各 1 枚 使用許諾契約書 日本語版 / 英語版 1 枚 CE マークノート(英文) 1 枚 本製品の取扱い説明書および関連ファイルは下記の製品 Web サイトからダウンロードできます。 http://japan.renesas.com/rssk/touch 3. 使用手順 3.1 接続 ① アプリケーションボードいずれかの CN1 と CN2 を CPU ボードの CN1 と CN2 に取り付けてくださ い。2 個のコネクタ面をピン数が一致する方向で接続し、全てのピンがソケットに収まっていることを 確認してください。 ② 付属 USB ケーブルの miniB プラグを CPU ボードの CN6 端子へ、反対側は PC の USB ポートに接続 して下さい。 図 3-1 システム接続図 ③ [PC の動作] 初回接続時は USB シリアルポートのドライバが自動でインストールされます (Windows7 をご使用の場合)。ドライバインストール中は USB ケーブルを抜かないでください。 ドライバが自動インストールされない場合、FTDI 社 Web サイトよりご使用のオペレーティングシステ ムに適合するドライバをダウンロードし、手動インストールしてください。 http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm R12UZ0007JJ0100 Rev 1.00 2016.02.17 Page 1 of 4 RX130 グループ RX 静電容量タッチ評価システム クイックスタートガイド ④ [CPU ボードの動作] USB ケーブルを接続すると CPU ボードが接続されているアプリケーションボー ドを自動認識し、ボードに応じたデモプログラムを起動します。CPU ボードの LED によりデモプログ ラムを判別できます。 LED1:Mutual-Capacitance Button / Proximity Sensor Board LED2:Self-Capacitance Buttons / Wheels / Slider Board タッチキー操作を行っても LED が点灯しない場合は、CPU ボードのスイッチおよびジャンパが図 3-2 の通り設定されているか確認してください。その後リセットボタン(SW2)を押して再度動作を 確認して下さい。 JP1 JP2 ON SW1 図 3-2 CPU ボードジャンパ・スイッチ設定 3.2 デモプログラムの操作 ① Mutual-Capacitance Button/Proximity Sensor Board 近接センサが反応すると、タッチキー入力が可能になります。 USB ケーブル接続後、アプリケーションボードの LED が順次点灯していきます。タッチセンサの 初期調整中ですので、アプリケーションボードに触れないでください。 初期調整を終えると LED が全消灯します。 アプリケーションボードの表面に手を近づけると LED が全点灯し、タッチキー入力を受け付けま す。 タッチキー入力ごとに LED が消灯または点灯します。 5 秒間タッチキーの入力がないと LED が全消灯しタッチキー入力が無効になります。 ② Self-Capacitance Buttons / Wheels / Slider Board 電極のタッチ位置を LED で表示します。 USB ケーブル接続後、アプリケーションボードの LED がいくつか点灯します。タッチセンサの初 期調整中ですので、アプリケーションボードに触れないでください。 初期調整を終えると LED が全消灯します。 ホイール電極をなぞると位置に応じて LED が点灯します。 スライダー電極をなぞると位置に応じて LED が点灯します。 ボタンを押すと、ボタン上部の LED が点灯します。 RX130 グループ 3.3 RX 静電容量タッチ評価システム クイックスタートガイド ソフトウェアの準備 静電タッチ開発統合環境「Workbench6」と接続してタッチ機能を評価するには、下記ソフトウェアが必 要となります。Workbench6 のインストールパッケージと Visual studio2012 ランタイムライブラリーは製 品 Web サイトより入手可能です。Microsoft .NET framework4 は必要に応じ Microsoft のホームページより 入手下さい。(Windows7 では既にインストールされている場合があります。) ① Workbench6 インストールパッケージ ② Visual studio 2012 ランタイムライブラリー(32 ビット) ③ Microsoft .NET framework 4 Workbench6 を用いてソースコードの自動生成や調整結果のソースコードへの反映、ダウンロード等行う ためには、弊社コンパイラ CC-RX、統合開発環境 CS+等のソフトウェアとエミュレータデバッガ E1 が必 要となります。詳しくは Wokrench6 ユーザーズマニュアルを参照下さい。 3.4 ① ソフトウェアのインストール Workbench6 本体のインストール 製品 URL よりダウンロードした「Setup.msi」を実行してください。Workbench6 のインストーラーが 起動します。画面の指示に従って Workbench6 をインストールしてください。 ② ランタイムライブラリーのインストール Visual studio 2012 ランタイムライブラリー(32 ビット)のインストールが必要です。ご利用中の OS が 64 ビット版であっても、32 ビット向けの Visual studio 2012 ランタイムライブラリーをインストールして ください。2015 年 3 月現在、以下 URL にて配布されています。 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30679 ③ .NET フレームワークのインストール Microsoft .NET framework 4 以上をインストールしてください。2015 年 3 月現在、以下 URL にて配布 されています。 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=17851 3.5 Workbench6 の起動と使い方 Workbench6 をインストールするとデスクトップ上に アイコンが表示されます。アイコンをクリック して Workbench6 を起動して下さい。以下ランチャ画面が表示されます。 図 3-3 Workbench6 ランチャ画面 R12UZ0007JJ0100 Rev 1.00 2016.02.17 Page 3 of 4 RX130 グループ RX 静電容量タッチ評価システム クイックスタートガイド TUNING WINDOW ボタンをクリックすると、TUNING WINDOW 初期画面が表示されます。 図 3-4 TUNIG WINDOW 初期画面 ツールバーの Connection から[Serial port connection]を選択し、Setup serial port ウインドウが表示され たら、COMxx: USB Serial Port(COMxx) を選択して下さい。(xx はお使いの PC により異なります)USB Serial Port が表示されない場合は、ドライバのインストール、ボード、USB ケーブルの接続を確認して下 さい。Baudrate は 38400 bps を選択してください。両設定が完了したら OK をクリックしてください。 続いてツールバーの Capacitive touch から[Start monitor]を選択して下さい。各キーの感度、ホイール、ス ライダーのタッチ位置などがリアルタイムで確認出来ます。詳細な使用方法は、Workbench6 のマニュアル を参照下さい。 図 3-5 ボードと Workbench6 の接続から計測スタートまで 4. サポート オンラインの技術サポート、情報等は、http://japan.renesas.com/より入手可能です。 技術関連のご質問は、以下を通じてお願いいたします。 日本: [email protected] グローバルサイト: [email protected] © 2016 Renesas Electronics Europe Limited. All rights reserved. © 2016 Renesas Electronics Corporation. All rights reserved. © 2016 Renesas System Design Co., Ltd. WEB サイト:http://japan.renesas.com R12UZ0007JJ0100 Rev 1.00 2016.02.17 Page 4 of 4