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Bライセンスモータースポーツ応援マガジン CLUB B vol.11

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Bライセンスモータースポーツ応援マガジン CLUB B vol.11
B ラ イ セ ン ス モ ー タ ー ス ポ ー ツ 応 援 マ ガ ジ ン
RALLY / GYMKHANA / DIRT TRIAL&more... “EXCITING” MOTOR SPORTS MAGAZINE
vol.11
FREE
無料
CLUB Bは国内 Bライセンス
モータースポーツを
応援します!
まずは思いっきり、走ってみませんか? 〜Bライセンスモータースポーツ競技場ガイド〜
2014シリーズ終盤戦ダイジェスト
全日本ラリー選手権/全日本ジムカーナ選手権/全日本ダートトライアル選手権
ひょっとして、
モータースポーツ向いてるかも?
1
〜適性診断チャートでアナタのモータースポーツ度をチェック!?〜
アジア・パシフィックラリー選手権と
の併催により、タフな全日本の一戦と
なったラリー北海道JN6クラスは、奴
田原文雄組ランサーが優勝を飾った。
2 0 1 4 全 日 本 ラ リ ー 選 手 権 ダ イ ジ ェ ス ト
2014 JRC
第6戦 8/29-31 丹後半島ラリー2014(京都府)
第7戦 9/26-28 RALLY HOKKAIDO(北海道)
2014年、全9戦で争われる全日本ラリー
して開催された。勝負を決める全開走行の
として知られる「ラリー北海道」が今年も
こちらのラリーはグラベルロード(未舗
選手権は、7月に群馬で行われた伝統の一
スペシャルステージ(SS)は2日間で21本。
FIAアジアパシフィックラリー選 手 権
装路)をひたすら走る。当然ながら、未舗
戦、モントレーでシリーズを折り返して後
その総距離は100kmを超えた。舗装ラリー
(APRC)と併催で行われた。こちらは北海
装路ゆえに競技車への負担も大きく、
1日の
半戦に突入した。
で総距離が100kmオーバーというのは全
道十勝地方を舞台に行われ、WRCの一戦
間に数回設けられるサービスでのメンテナ
8月の最終週には、京都丹後半島を舞台
日本でもそうはない。タフな一戦となった。
ラリージャパンのステージとしてもかつて
ンス・修復作業も重要だ。ただし長い距離
としたターマック(舗装)の一戦が第6戦と
そして9月には、シリーズ中最長のラリー
使われた超高速のSSがひしめくラリー。
SS
を走るがゆえの「特典」もあって、SSの総
の平均速度が100km/hを超えることもあ
距離が150kmを超えるラリー北海道は通
第6戦丹後半島ラリー/ 1.JN5クラスの曽根崇仁組86は2戦連続の3位に入賞。2.9.2013JN6チャンプ勝田範彦の息子である勝田
貴元は全日本F3ドライバーだが、JN5クラスであわや優勝という走りを見せて2位をゲット。3.RX8を駆るJN1クラスの中村晶規
は今年も舗装は無敵の速さを見せてシーズン3勝めをマーク。4.6.今年から新設のJN4クラスは竹内源樹/加勢直毅組のBRZが2勝
めを飾った。5.北海道の大ベテラン田中伸幸組はタフなラリーを走り抜いて新設のJN2クラスで3勝めを獲得。7.ギャラリーステー
ジが行われた「丹後あじわいの郷」には大勢のラリーファンが詰めかけ、レプリカカーの展示や様々なイベントなどを楽しんだ。8.前
戦モントレーに続く連勝を狙った勝田範彦組だったが、2番手に甘んじた。
1 2
る。その総距離は182kmに及び、ラリー
常のシリーズポイントが2倍になる。舗装
ルート全体となると550kmと、国内でも破
ラリーで100kmを超えた前戦の丹後半島
格のスケールとなった。
ラリーも1.2倍。この2連戦はシリーズの中
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第7戦ラリー北海道/10.大ベテランJN6クラスの大嶋治夫組は堅実な走りを見せてサバイバルな一戦を2位でフィニッシュ。
11.期待の若手の一人、JN3クラスの石川昌平組は2位でフィニッシュ。12.21.JN5クラスは鎌田卓麻組BRZが4連勝を飾って
タイトルをたしかなものに。13.14.開幕から無敵の強さを見せているJN3クラスの天野智之/井上裕紀子組は7連勝でタイト
ルを確定。次戦からはヴィッツターボを駆る予定だ。15.昨年は勝利を目前にしながらタイヤバーストに泣いた奴田原文雄だっ
たが1年ぶりにリベンジを達成。16.17.サービスやスタート&ゴールの会場となった帯広市の北愛国交流広場は今年も大勢の
ギャラリーが詰めかけた。18.くまモンカラーで走るJN1の高篠孝介組は2戦連続で2位を獲得。19.20.九州の大ベテラン中西
昌人/美野友紀組はすっかりお馴染みとなったくまモンカラーのイエローのストーリアでシーズン2勝めをマーク。
でもポイントの稼ぎどころとなるラリーで
の2WDのRN, RJ, RF, AE車両(RX-8、ス
もあるのだ。
トーリア)
今年の全日本ラリー選手権は以下の6ク
RN、RJ、RFというのは車両の改造範囲
ラスに分かれる(※車名は主な参加車種)
。
を示すもので、年式の制限が加わることも
JN6クラス=3,001cc 〜のRN, RJ車両
ある。RPN車両は今年から新設された車両
(ランサーエボリューション、インプレッサ
区分で、比較的ノーマルに近い車両を対
WRX)
、JN5クラス=1,501 〜 3,000ccの
21
アジ・パシでも日本勢が大活躍!
APRC 通称アジパシの一戦でもラリー北海道
は国内唯一の国際格式ラリーイベントでもある。
インプレッサの後継モデル WRX S4をデビュー
させた柳澤宏至組(写真 23)は APRC 部門2 位
に入り、同じキャロッセチームのチームメイトで
ある炭山裕矢組(写真 22)もGRBインプレッ
サで同部門3 位に入った。また今年も4ドアイ
22
ンプレッサでスポット参戦した新井敏弘組は見
事に総合 2 位を獲得した(写真 26)
。
総合とAPRC 両部門でトップに輝いたのは昨
年のヨーロッパラリー選手権(ERC)のチャン
ピオン、ヤン・コペッキーがドライブしたシュコ
ダ・ファビアS2000(写真 24, 25)
。その圧倒
的なスピードを日本のファンの前で見せつけた。
24
25
象としたクラス。
RN, RJ車両(86/BRZ、ブーンX4、カロー
ランサー、インプレッサといった海外の
ラレビン)
、JN4クラス=1,601〜 2,000cc
ラリー選手権で活躍中の2リッターターボ
の2WDのRPN車両(86/BRZ)
、JN3クラ
4WDが競うJN6クラスは全日本最速のク
ス=1,401〜1,500ccの2WDのRN, RJ, RF,
ラス。ここ数年は、インプレッサマイスター
AE車両(ヴィッツ、デミオ、スイフト)
、JN2
として知られる勝田範彦が、ランエボマイ
ク ラ ス= 〜 1,600ccの2WDのRPN車 両
スター奴田原文雄との熾烈な戦いを制し
(ヴィッツ、スイフト)
、
JN1クラス=〜1,400cc
て4連覇中だが、今年はPWRC(プロダク
26
23
サーキットトライアルを知ってますか?
〜 B ライモータースポーツの基礎知識① B ライ競技のカテゴリー〜
Bライセンスで参加できるモータース
ポーツというと、本誌でも紹介しているラ
リー、ジムカーナ、ダートトライアルがそ
の代表格だが、他にもBライで楽しめる競
技がある。
「サーキットトライアル」
(写真左)はその
名の通り、レーシングコースで行われるタ
イムトライアル。1回15 〜 20分のタイムア
タックを2回行って、そのベストタイムを競
う。レースの予選をイメージしてもらうと分
かりやすい。サーキットが舞台だがレース
をするわけではないのでBライセンスで
ドライビングとセッティングが求められる。
走行会だけではもの足りない、同じよう
な性能のクルマに乗るドライバー達と腕試
ししたい、またレースに出るためにサー
キット走行に慣れておきたいという人には
オススメの競技だ。今年からJAFの地方選
手権もかけられるようになった。
「オートクロス」
(写真右)はダートコー
スで抜きつ抜かれつのバトルを楽しめる競
技。国内唯一のオートクロス公認コースで
ある長野県のモーターランド野沢でシリー
ズ戦が行われている。改造範囲も広く、参
OKなのだ。
通常はクルマの性能差がつかないように、
クラス分けがなされており、イコールコン
ディションのもとで、自分のサーキットドラ
イビングテクニックを存分に発揮できる。
同じサーキットでも季節が違えば路面温度
やグリップも変化するため、上級者となれ
ば、それぞれのコンディションに合わせた
加者達はナンバーの切れた競技車両をオー
トクロス仕様に仕立てて競技を楽しんでい
る。安い中古車両を見つけられればリーズ
ナブルに楽しめる競技だ。
またドリフト競技も昨年からJAF公認競
技となった。従来のタイムトライアル競技に
はなかった、技を競うというスタイルはモー
タースポーツ界に新風を送り込んでいる。
ションカー世界ラリー選手権)を2度制し
イヤを得た勝田が序盤から奴田原に食ら
ている新井敏弘が全日本に復帰。開幕戦
いついてシーソーゲームを展開。決着は最
から三つ巴のバトルを展開してきた。
終日日曜にもつれ込むかと思われたが、土
第5戦モントレーを制した勝田が、得意
曜夕方のステージで、勝田のインプレッサ
とする舗装の第6戦丹後半島ラリーにもそ
は石をホイールが噛んだことからタイヤ
の勢いを持ち込むかと思われたが、ドライ、
バースト、ブレーキトラブルを招いてコース
セミウェット、ウェットと目まぐるしく変わる
オフ。脱出に手間取り、致命的なロスを喫
コンディションにADVANタイヤがマッチし
してしまい、奴田原が2連勝。5年ぶりの王
た奴田原が序盤からラリーをリード。その
座奪回が見えてきている。
まま逃げ切って今季3勝めをマークした。
その他のクラスではJN5クラスの鎌田卓
注目の新井は1日めにウェット路面でコース
麻(BRZ)
、JN3クラスの天野智之(ヴィッ
オフ。クルマを痛め、リタイヤとなるが、続
ツ)
、
JN1クラスの中西昌人(ストーリア)が
くラリー北海道はAPRCへのエントリーと
2戦を残してチャンピオン確定という見通
なるため、チャンピオンの可能性は事実
しとなったが、新設のJN4、JN2の2クラス
上、消滅した形となった。
は、舗装が続く終盤2戦に雌雄を決する形
そのラリー北海道は奴田原が得意とす
となっている。最後まで目が離せない展開
る一戦。しかし今年はDUNLOPのNEWタ
となりそうだ。
5
5
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3 4
9
全8戦で競われる全日本ジムカーナ選
ジムカーナはミニサーキットやカート
手権は、10月12日、埼玉本庄サーキットの
コースなどで行われることが多いが、関東
一戦で今年のシリーズの幕を閉じた。1カ月
ではジムカーナ専用のコースもある。また
前には、九州福岡のスピードパーク恋の浦
冬期以外は閑散期となるスキー場の駐車
でラス前の一戦が行われたが、恋の浦は
場などでも行われている。こうした広大な
全日本ジムカーナ初開催。高低差がある
場所ではパイロンを置いて一日限りのコー
10
第7戦恋の浦/ 1.PN3クラスは、前戦もてぎで痛恨のノーポイントに終わった森嶋昭時が起死回生の勝利をあげ、ライバル
山野哲也との最終戦決戦に持ち込んだ。2.エキシージマイスターとなったSA2の柴田優作は6年連続のチャンピオンを確定。
3.7.PN1クラスは石原裕也が3勝めを獲得。7戦連続表彰台という抜群の安定感で初のタイトルを確定。4.インテグラタイプ
R(DC2)の事実上のワンメイクとなっているN1クラスは箕輪雄介がシーズン3勝めをマーク。5.6.PN2クラスでもシビッ
クタイプRを駆る千葉順一が3勝めをあげて、こちらもタイトルをたしかなものとした。8.N2クラスではRX-7マイスターの
小林辰朗が初の全日本タイトルを確定させた。9.全日本ジムカーナ初開催の恋の浦は、コースのすぐ外には玄界灘が広がる
抜群のロケーションを持つ好コースだ。10.PN4クラスは北陸の角岡隆志がシーズン2勝めを獲得した。
を行う。これを慣熟歩行と呼んでいる。
ン上にパイロンを置いたりしてドライバー
のが特長で、ミニサーキット風のコースの
スを作る。参加者達は当日朝に渡される
パイロンはミニサーキットやカートコー
の適応力を試す。場合によっては逆走にし
すぐ外には玄界灘が広がる。
コース図を見ながら、まず歩きながら下見
スでも置かれるが、通常のレーシングライ
たり、通常は使わないショートカットなども
第7戦 9/13-14 スピードパーク恋の浦(福岡県)
最終戦 10/11-12 本庄サーキット(埼玉県)
2014 JGC
2 0 1 4 全 日 本 ジ ム カ ー ナ 選 手 権 ダ イ ジ ェ ス ト
全日本ジムカーナのスタードライバーが揃う
激戦区SA3クラスは、津川信次が終盤戦を
連勝して大逆転でタイトルを確定させた。
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通られるなどの工夫も凝らしている。ドラ
なってしまったが、11クラスで接戦が展開
イバー同士の戦いはもちろんだが、ドライ
された。この4部門は改造範囲や駆動方式
バーとコースを設定する主催者も1日限り
などで区別されるが、PNが最もノーマルに
の真剣勝負に挑むのがジムカーナという
使いクラスでSAはナンバー付の範囲で改
競技の面白さでもあるのだ。
造が最も許されるクラスとなり、SCはナン
全国を転戦する全日本ジムカーナの今
バーを切った車両を対象とした最も改造範
最終戦本庄/ 11.12.PN4クラスでは茨城の掛札雄一がこのクラスの第一人者である岡野博史を下す大金星をあげた。13.N1クラス
では愛知の53歳、隅田敏昭がタイトル争いの若手達を尻目に全日本初優勝を飾った。14.SA1クラスは本庄をホームコースとする
斉藤邦夫が逆転勝ちを収めて全日本4連覇に花を添えた。15.SA2でもタイトル確定済みの柴田優作が有終の美。16.N3クラスでは
四国の大ベテラン菱井将文が今年も若手達を抑えてタイトルを防衛。17.N3小林辰朗も順当勝ちを収めた。18.本庄サーキットは
レーシングカートの全日本選手権も行われるミニサーキットだ。19.20.最終戦決戦となったSC部門は岐阜の大橋渡がチームメイト
の牧野タイソンを下して初のチャンピオンを確定した。21.大逆転でSA3クラスを制した津川信次は表彰台で満面の笑みを見せた。
22.PN3クラスは西野洋平がクラス初優勝を飾った。23.Zマイスターの河本晃一は最終戦で今季2勝めを獲得。24.PN1の名手、喜
多治人はタイトルは逸したものの、優勝でシーズンを締め括った。
年のシリーズは岡山国際サーキット、仙台
囲が広いクラスだ。
に。
2位に入った森嶋が3年ぶりの全日本王
が起こる。
ハイランドといったレーシングコース2連戦
このうち、最終戦本庄サーキットにチャ
座を手にした。
この結果、前戦で今季初優勝を飾った
で開幕したが、その後はミニサーキット、
ンピオン争いが持ち込まれたのは5クラス。
ドラマチックな展開となったのは、全日
津川信次が連勝を飾って逆転チャンプに
カートコースでの開催が続き、第5戦富山
まず86/BRZのワンメイククラスとなって
本ジムカーナ界屈指のテクニシャンが集う
輝いた。勝ち星に恵まれなかったとはいえ、
のイオックスアローザのみがパイロンのみ
いるPN3クラスは、今季ともに3勝ずつを
SA3クラスだ。ランサーエボリューションX
津川は第3戦から4戦連続で2位をマーク
でコースが設定される一戦となった。イ
あげている山野哲也BRZvs森嶋昭時86の
を駆る3人のドライバーが最終戦決戦に臨
したのちの連勝。
オックスはスキー場の駐車場がコースだ。
戦いに。しかし、これまでの7戦中6戦で勝
んだが、最も有利だったのは2位以上でタ
終わってみれば、群雄割拠のこのクラス
全日本ジムカーナはPN、N、SA、SCの
利をあげているこの二人のどちらかが、4勝
イトルが確定する天満清。だが天満は今
で見せた抜群の安定感が、タイトルを繰り
季初めて表彰台を逃す4位という番狂わせ
寄せた形となった。
4部門計11クラスに、ハイブリッド・電気自
めをあげてチャンピオンを決めるだろうと
動車対象のAE部門を加えた計12クラスで
いう大方の予想を覆して若手実力派の一
争われる。AE部門は残念ながら不成立と
人、西野洋平がクラス初優勝という結果
危険なスポーツだからこそ準備万全に!
〜 Bライモータースポーツの基礎知識②競技系パーツについて〜
モータースポーツ競技に本格的に参加す
ケットシートなども装備したい。ガッシリ
る場合は、競技系のスポーツパーツに交換
と体をサポートしてくれるので正確なステ
しておくことをオススメしたい。一度とも
アリングワークができるはずだ。
かく体験したいというだけなら、ノーマル
またヘルメット等の安全装備も忘れずに。
のままのクルマでもOKだが、モータース
競技中の転倒の可能性が高くなるラリー、
ポーツはドライバーそしてクルマの限界で
ダートラに参加する場合は乗員を保護する
競うスポーツ。継続して競技に参加したい
ロールケージ(写真下)も装備しよう。ロー
場合は、そうした走行に耐えうる装備が
ルケージは剛性を向上させる役割も持って
あった方がいいからだ。
おり、競技車らしい動きをもたらしてくれ
例えばジムカーナなどではフルロック寸
る。競技会によっては義務付けとなること
前でのブレーキのコントロールなども求め
も多いのでも事前によく確認しておこう。
2014
シリーズ
チャンピオン
PN1クラス
石原裕也
PN2クラス
千葉順一
PN3クラス
森嶋昭時
愛知県在住。スイフトスポー 神奈川県在住。シビックタ
ツで昨年から全日本を追い イプRで昨年のJAFカップ
始め、僅 か2年めの今 年、 ジムカーナを制覇。今季3
初のチャンピオンに輝く。 勝をあげ、初の王者に。
愛知の名門チームK-ONE
で昨年から86をドライブ。
リアドライブ車のスペシャ
リストの一人でもある。
PN4クラス
N1クラス
N2クラス
N3クラス
パイロンマイスターとして
も知られるランエボ使いの
一人。このクラスでは3度
めの全日本Vを獲得。
パイロンに強いドライバー
が多い関東出身だが、コー
スジムカーナでも速さを見
せる。初のチャンプに。
RX-7にこだわり続ける一
人。ここ数年、チャンピオ
ン候補に挙げられていた
が、今年ついに初の戴冠。
四国が生んだ名スラロー
マーの一人。ダートラ出身
だが全日本ジムカーナはこ
れで11度めのV獲得。
SA1クラス
SA2クラス
SA3クラス
SC 部門
シティ、シビックと乗り継
いだ全日本を代表するFF
スペャリストも8度めのタ
イトル。群馬県在住。
名手、山野哲也を抑えて
初の全日本王者に輝いた
2009年から6年連続のタ
イトル奪取。栃木県在住。
全日本ジムカーナを代表す
るテクニシャンだがランエ
ボでは初タイトル。昨年の
リベンジを達成。
岐 阜 大 垣でモータース
ポーツショップを営む大橋
はメカニック出身。インプ
レッサマイスターの一人。
られるが、こうしたハードブレーキングに
耐えうるブレーキパッド(写真上)を装備
しておけば、限界域でのコントロールもし
やすくなる。Bライモータースポーツのカテ
ゴリーに沿ったパッドが販売されているの
で、用途に応じて選びたい。
岡野博史
箕輪雄介
小林辰朗
菱井将文
またサスペンションについても同様に競
技の特性に合わせたパーツが販売されてい
る。舗装を走るジムカーナではストリート
用のサスペンションを使うドライバーも珍
しくないが、路面からの入力が激しいラ
リー、ダートトライアルでは競技専用の
パーツを選ぶのが競技車への負担も少なく
なるので、オススメしたい。本格的にス
ポーツ走行や競技を楽しみたいのならバ
斉藤邦夫
柴田優作
津川信次
大橋渡
※2014年の全日本チャンピオンは11月下旬に行われるJAFモータースポーツ表彰式で正式認定されます。
7
2
4
3
5
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1
7 8
9
10
第7戦今庄/ 1.SC2クラスは磯貝雄一が第4戦スナガワに続いて2勝めをマーク。2.8.SC1クラスはMR2が優勝。北陸の名
手、前田幸男が昨年の最終戦に続く勝利をさらった。3.近畿の若手、竹本幸広は今季初優勝を飾り、チャンプ獲得へ望み
をつなげた。4.今庄はブラインドコーナーが連続するコースだが、写真のような長いストレートも設定が可能だ。5.6.N2
クラスは近畿の矢本裕之が自身初の全日本優勝をもぎ取った。7.アグレッシブな走りには定評のあるSA1クラスの佐藤孝。
前戦野沢から連勝を飾ってシリーズリーダーに立った。9.PNドライバーの草分けとして活躍してきた川島秀樹も野沢に続
いて2連勝。タイトルをすでに確定済みのライバル内藤聡の満点チャンピオンを食い止めた。10.東北福島のベテラン須田
行雄はランエボを長く乗り継いだ一人だが、今年からBRZにスイッチ。こちらも野沢に続く連勝を達成した。
2 0 1 4 全 日 本 ダ ートト ラ イ ア ル 選 手 権 ダ イ ジ ェ スト
2014 JDTC
第7戦 9/6-7 オートパーク今庄(福井県)
最終戦 10/4-5 テクニックステージタカタ(広島県)
全日本ダートトライアル選手権も10月5
イアウトが取れるようにいくつものコー
また、路面の土が柔らかかったり、雨が
門はSC部門よりさらに自由な改造が認めら
日、広島テクニックステージタカタの一戦
ナーが組み合わされている。
降ったりすればワダチができたりもする。
れたクラスで、一定の安全性を満たすこと
で今年の全日程を終了した。
ジムカーナと同じように大会のコースは
ダートトライアルはそのため、多様な路面
ができるならばオリジナルシャシーでの参
ダートトライアルは、未舗装の専用の
当日の朝に発表され、やはりジムカーナと
に対応すべく、タイヤもトレッドパターンが
戦も可能なクラスだ。
コースでタイムトライアルを行う日本独自
同じく選手はまず慣熟歩行を行って、その
異なるタイヤがダンロップ、横浜ゴムから
かつてはそうしたパイプフレームを持つ
のモータースポーツだ。1分半から2分程度
日のコース攻略法を組み立てる。
それぞれ数種類発売されている。全日本と
モンスターマシンが登場し、大会のトリを
のコースを2回走り、そのベストタイムで順
舗装のジムカーナと違ってダートトライ
もなれば、タイヤチョイスの成否は非常に
務めて大いに盛り上げたこともある。滑り
位を決定する。
アルは刻一刻、路面が変化するとあって、
重要なものとなる。
やすい路面でハイパワーのマシンをねじ伏
全国各地にあるダートトライアルコース
自分が走る時に路面がどう変化するかをこ
今年の全日本選手権はジムカーナ同様、
せてタイムを出す。そんなところも、ダート
はサーキットのようなひと筆書きの基本
の慣熟歩行の段階で、ある程度見通さな
AE、PN、N、SA、SCの5部門は共通だが、
トライアルの醍醐味のひとつだ。
コースがあるわけではなく、自在なコースレ
ければならない。
ダートトライアルのみD部門が加わる。D部
国内では、どんな競技会があるの?
スが舞台となった。シリーズ終盤の2戦は、
〜 B ライモータースポーツの基礎知識③全日本からグラスルーツイベントまで、たくさんあります!〜
まず9月に福井のオートパーク今庄で第7
Bライモータースポーツの全日本選手権を
観戦して、すぐにでも競技を始めたいと思っ
た人もいるかもしれないが、よほどの腕達者
でない限りは、いきなり全日本戦でモーター
スポーツデビューというのは難しい。まずは
地元で開催される入門者向けのシリーズに参
戦することをオススメしたい。
現在、国内ではラリーが約80、ジムカー
ナが約200、そしてダートトライアルが約
たJMRC(JAF 登録クラブ地域協議会)のシ
リーズが設定されている。JMRCシリーズは、
中上級者対象のチャンピオンシリーズも開催
しているが、こちらは JAF 地方選手権とW
タイトルで行われることが多い。
シリーズは温暖な九州、中部東海地区など
では1月〜 2 月に開幕するが、北海道や東北
などの雪国のジムカーナシリーズは雪解けを
待って3 月〜 5 月に開幕したりもする。ただ
はサーキットトライアル発祥の地であり、地
方選手権のほかにもサーキットトライアル競
技が行われているが、その他、十勝、富士ス
ピードウェイなどでもサーキットトライアル
のシリーズ戦が組まれている。
全国各地のこれらのJAF 公認競技会の日
程は JAFのモータースポーツホームページ
で確認できるので、興味のある人は、自分が
参加したい競技会をチェックして、できたら
戦が行われ、10月に冒頭で述べた通り、広
100の競技会が開かれている。各カテゴリー
の最高峰は本誌でも紹介しているJAF 全日
本選手権だが、各地区には JAFが地方選手
権のタイトルをかけるシリーズが設定されて
いる。そして地方選手権へのステップアップ
ルートとして初中級のドライバーを対象とし
し北海道では1月からスノーラリーやスノー
トライアルが行われており、それぞれの地域
に合わせたシリーズが組まれている。
また5 ページで紹介したサーキットトライ
アルも筑波サーキットで開催されるシリーズ
にJAF 地方選手権がかけられている。筑波
一度、観戦に行ってみることをオススメす
る。ちょっとレベルが高いなと感じたら、ま
すは練習会で腕を磨いてから参加すればい
い。チャレンジスピリットでモータースポー
ツの門を叩いてみよう。
北海道のラリー/ダートトライアルシリーズはスノーイベ JAF地方選手権の上位入賞者が、全日本のトップドライ
ントで開幕する。糠平湖では毎年、氷上でのスノートライ バーと腕試しできるJAFカップジムカーナ/ダートトライ
アルも行われている。
アルは毎年秋に開催されている。
8
今年のシリーズは北は北海道から、南は
福岡までそれぞれに特色を持つ8つのコー
島のTSタカタで最終戦が行われた。
今庄は台形状の敷地に大小様々な島が
置かれ、その間を縫う形でコースが設定さ
れる中低速主体のコース。フラットだが、
その分、島がブラインドとなって先が見通
せないコーナーが続く。
対するTSタカタは弓なりの敷地を存分
に使って、ストレートあり高速S字ありと中
高速主体のコーナーが多いテクニカル
コース。コース全体がアップダウンに富ん
でいるので特に下り勾配のコーナーでは高
いマシンコントロール技術が要求される。
JAF
全日本選手権
(ラリー/
ジムカーナ/
ダートトライアル)
JAF 地方選手権
(ラリー/ジムカーナ/
ダートトライアル/
サーキットトライアル)
・
JMRC チャンピオンシリーズ
JMRCミドル/ジュニアシリーズ等
このタカタにチャンピオン決戦が持ち込
まれたのはPN2、N1、SA1、SA2、SC2、
Dの6クラス。このうち、今年から新設され
たPN2クラスは、ジムカーナのPN3クラス
に相当する事実上、86/BRZのワンメイク
最終戦までもつれたSC2クラスの
タイトル争いは地元広島の名手、
梶岡悟が大逆転でチャンプ獲得。
となっているクラス。
堅世代に入る坂井義浩が、チャンピオン争
記念すべき初代チャンピオンに輝いた
いをする山本と竹本幸広の若手達を凌い
のは今年、18年ぶりに全日本ダートラに復
で優勝を手にして先輩の意地を見せた。来
帰したラリードライバーである鎌田卓麻。
年は経験に勝る坂井達の中堅世代も巻き
昨年からBRZで全日本ラリーにも参戦し
返してくるだろう。
ている鎌田はその一年先輩格の強みで、
2リッター4WDターボが迫力の走りを披
86/BRZを手名づけるのに時間のかかるラ
露しているSA2、SC2、Dの3クラスは、荒
イバル達を抑え込んだ形だ。しかし、高い
井信介、梶岡悟そして谷田川敏幸という全
速度を維持してのドリフト走行などのラ
日本ダートラの歴史を作ってきたベテラン
リー仕込みのドライビングは、グリップ走
達が健在ぶりをアピールしてタイトルを獲
行が増えつつある全日本ダートトライアル
得した。
界に新風を送り込んでもいる。
しかし、この最速マシン達が集うクラス
一方、20代の若手がしのぎを削りあった
も、楽しみな20代から30代前半の若手達
N1クラスは昨年23歳でチャンピオンに輝
が台頭中。来年は世代交代に向けて動き
いた山本悠太が連覇。しかし最終戦では中
出す一年となるかもしれない。
17
PN1クラス
PN2クラス
インテグラで2度、王者
に就いたのち昨年から
PN1へ。開幕5連勝を飾
るなど速さを見せた。
内藤聡
SA1クラス
SA2クラス
踏みっぷりの良さでは定
評のあったドライバーも
遂に初タイトル。その走
りは一見の価値ありだ。
ランエボマイスターの一
人。宿命のライバル北
村和浩を最終戦で下し
て7度めの全日本V。
佐藤孝
最終戦TSタカタ/ 11.12.N2クラスでは今まで何度もあと一歩に迫りながら優勝を逃してきた黒木陽介が待望のクラス初
優勝。13.今庄では駆動系トラブルに泣いた坂井義浩だが見事リベンジを達成。14.ライバルを圧する走りでV2を達成した
D部門谷田川敏幸。15.16.PN2の鎌田卓麻は最終戦を制して全日本ラリーに続くタイトルを確定。17.SC1クラスではFFラ
ンサーを駆った近畿の田口都一が嬉しい全日本初優勝。18.19.SA2クラスは“大魔神”こと荒井信介が最終戦を制してタ
イトルを奪還。20.PN1クラスはベテラン鳥居晴彦が今季初優勝を果たした。
11 12
2014
シリーズ
チャンピオン
荒井信介
N1クラス
N2クラス
20代でWRCにも参戦し
た北海道が誇る天才ド
ライバー。今年は全日本
ラリーとの2冠を達成。
昨年、全日本本格参戦
1年めでチャンプ獲得の
快挙達成。いま最も注目
される若手の一人。
ジ ム カーナ、ラリーと
渡り歩いた職 人ドライ
バー。滑らせずに速いそ
のスタイルを守ってV2。
SC1クラス
SC2クラス
D 部門
こちらはホンダ車マイス
ター。東北八戸の地でコ
ツコツ作り上げたシビッ
クでタイトルを防衛。
1980年代後半に彗星の
ごとく全日本に現れた広
島の天才ドライバー。ファ
ミリアを操ったことも。
全日本ダートラのトリを
務めるのはこの人。少数
派のインプレッサにこだ
わって何度も王者に輝く。
鎌田卓麻
工藤清美
山本悠太
梶岡悟
北條倫史
谷田川敏幸
※2014年の全日本チャンピオンは11月下旬に行われるJAFモータースポーツ表彰式で正式認定されます。
13
14
20
15 16
18 19
9
チ ャ ー ト
診 断 第 3
弾
あ
な
た
私
の
も
チ
応
ャ
援
レ
し
て
い ンジ
ま
す 、
!!
キミにピッタリの
モータースポーツへの
関わり方は?
このフリーペーパー「Club B」を手にしたキミは、もちろんクルマ好きに違いないよね。
でも「モータースポーツ」といえば少し敷居が高くって、
テレビで観るのが精いっぱいって言う人も多いと思う。
好評の“お笑い”チャート診断第 3 弾は、キミにピッタリのモータースポーツへの
関わり方をバッチリオススメしちゃおう。
モータースポーツって、いろんな役割の人たちがいて成り立っているんだ。
START
NO
自動車の運転免許証を
持っている。
現在、教習所に通っている
(または通う予定がある)
。
YES
YES
何が何でも、自分で
ステアリングを握って走りたい。
NO
タイプ
テレビやサーキットで、
観戦しているだけじゃ
モノ足りない。
NO
YES
他のクルマと並んで
コーナーに入っていくような
バトルに憧れる。
モノを分解したり、
模型を組み立てたり
するのが好きだ。
YES
NO
ドライバー
(レース)
タイプ
(タイムアタック)
タイプ
ほかのドライバーとテールトゥ
ノーズで戦いたいキミは、やっぱ
り「ドライバー(レース)
」タイプ
だ。ナンバープレート付きのクル
マで争われる初中級者向けのシ
リーズも充実してきており、勝利
を目指して参戦しよう。表彰台の
上から見る景色はきっと格別だぞ。
Aライセンスを是非ゲットしよう!
ドライバーの腕と集中力が試され
るタイムアタック系の競技には、
舗装路の「ジムカーナ」と未舗装
路の「ダートトライアル」
、そして
「ラリー」がある。勝負はわずか1
分強のコースを1日に2本走って、
そのベストタイムで競う。レース
とは一味違った緊張感の中で、栄
冠目指して会心の走りを見せよう。
メカニック
タイプ
メカニズムに興味があって、クル
マをいじるのが好きなキミは「メ
カニック」タイプだ。自分が整備
したマシンをドライバーが操って、
ライバルより100分の1秒でも速
くゴールを目指す。勝つも負ける
もドライバーと一心同体。だから
こそ、勝利を得た時の喜びは何物
にも代えがたいものだろう。
テレビ観戦やサーキットでの応援
など、観戦の楽しみ方は千差万別
な「サポーター」
。サポーターの応
援は間違いなくドライバーの力に
なっている。ファンの力でモーター
スポーツを盛り上げよう!
NO
勝利の喜びは、
仲間と分かち合って
味わいたい。
YES
ドライバー
サポーター
NO
YES
YES
パーツメーカー「キャロッセ」のキャラクター
「生くす子ちゃんズ」の七井しおりちゃん
お祭りやイベントなどでは、
参加して楽しむよりも、
その場を仕切りたい方だ。
NO
YES
オフィシャル
タイプ
競技に欠かせない「オフィシャル」
は、コースの脇でフラッグを振っ
たり、出場マシンの検査をしたり、
計時室でタイムを測ったりして、
競技の進行をスムーズに進める大
切な役割を持った人たちだ。
「公
認審判員」の資格が必要だが、最
初は2時間の座学講習で取得でき
るんだゾ!
NO
チームスタッフ
タイプ
「チームスタッフ」タイプの人は、
競技に参加する友人のお手伝いか
ら、ビッグレースに参戦する大規
模なチームのメンバーまで、いろ
んなパターンが考えられる。縁の
下の力持ちタイプとも言えそうだ。
ドライバーの勝利の喜びを、苦労
を共にした仲間と一緒に分かち合
おう。
!
い
な
く
高
は
居
敷
Bライセンスモータースポーツ
競技場をチェック!
モータースポーツに参加しようと思っても、どこでどんな競技会が開催されて
いるか分からずに、参加を悩んでいる読者の皆さんも多いんじゃないかな?で
も全国には多くのモータースポーツ競技場があって、Bライで出場できるジム
カーナやダートトライアルの競技会が、どこかで毎週のように開催されている
んだ。さて、キミの家の近くのモータースポーツコースをチェックしてみよう!
全国スピード行事コース一覧
青森
●●
●…ジムカーナ
●…ダートトライアル
(G…ジムカーナ、D…ダートトライアル)
北海道 イG、オートスポーツランドスナガワG、新千
北海道:十勝インターナショナルスピードウェ
秋田
●
北海道
●●●●●●●
歳モーターランドG、糠平湖氷上コースD、オートスポーツラン
ドスナガワD、イーストジャパンオフロードスタジアムD、新千
歳モーターランドD
東北 ク切谷内D 宮城県:スポーツランドSUGOG 秋
青森県:岩木山スキー場駐車場G、サーキットパー
宮城
●
田県:新協和カートランドG 福島県:エビスサーキットG、SS
パークサーキットD
新潟
●●●●
石川
●●
福井
●
福岡
●●
山口
●
大分
●
長野
●●
京都
●
滋賀 愛知
兵庫
●
●●
●
広島
●●
大阪
●●● 香川
● 奈良 三重
●
● ●●
愛媛
徳島
● 高知
●
●
静岡
●●
福島
●●
栃木
●● 茨城
●●
埼玉
●
千葉
●●●
関東 栃木県:ツインリンクもてぎG、丸和オートランド
茨城県:茨城中央サーキットG、筑波サーキットG 那須D 群馬県:関越スポーツランドG 埼玉県:本庄サー
キットG 千葉県:浅間台スポーツランドG、オートランド千葉
D、NATSダートコースD 長野県:さるくらモータースポーツ
ランドG、モーターランド野沢D 新潟県:胎内スキー場駐車場
G、
R-Spec KakizakiG、スピードパーク新潟G、トライアルゾー
ン新潟D
中部 川県:大日スポーツランドG、輪島市門前モーター
富山県:イオックスアローザスポーツランドG 石
スポーツ公園D 静岡県:福田自動車教習所G、富士スピード
ウェイG 福井県:オートパーク今庄D 愛知県:キョウセイド
ライバーランドG、幸田サーキットYRP桐山G、スパ西浦モー
ターパークG、美浜サーキットクニモトG 三重県:鈴鹿サー
キット・国際南コースG、山室山ダートD
近畿 モスパークD 大阪府:舞洲スポーツアイランドG 滋賀県:奥伊吹モーターパークG 京都府:コス
兵庫県:姫路セントラルパーク第5駐車場G 奈良県:名阪ス
ポーツランドG
JAF公認競技会は、右記のJAF公認
競技会ビギナーは、まずは気軽に参
は各コースや「JMRC」
(JAF登録クラ
コースで開催されることになっている。
戦できる初中級者向けシリーズや地元密
ブ地域協議会)のホームページなどで
ジムカーナコースは、レースのコースの
着型シリーズなど、様々な個性溢れるシ
ゲットできるぞ。
ようなミニサーキットと、広い敷地にパ
リーズの参戦から計画してみよう。情報
さあ、今すぐチャレンジしよう!
岡山県:備北サーキットG、なださきレークサイド
ツランドTAMADAG、
TS タカタサーキットG、テクニックステー
ジタカタD 山口県:楠ハイランドパークD
四国 ツランドD 愛媛県:瀬戸内海サーキットG、美川
徳島県:徳島カートランドG 香川県:香川スポー
イロンを置いて競技を行うコースの二通
りあり、それぞれに違った走りが楽しめ
スポーツランドG 高知県:モーターランドたぢかわG
る。また、ダートトライアルコースは、
九州 トポリスG
福岡県:スピードパーク恋の浦G、D 大分県:オー
文字通りダート路面のコースを疾走する。
その他にドリフト競技専用のコースも、
公認コースとして登録されているんだ。
中国 パークG、岡山国際サーキットG 広島県:スポー
ジムカーナコース(ミニサーキット型) ジムカーナコース(パイロン型)
※注)2014年JAF公認コース。同一施設内の別コースは一つとしてカウント。
ダートトライアルコース
近くのコースを見つけたら、国内Bライセンスをゲットしよう!
「国内Bライセンス」はJAF 公認競技会に出場するための資格で、約2時間の座学講習を受けるだけで取得できる。
来年から参加予定でも、11月以降に手続きすると2015 年のライセンスをゲットできるので、善は急げ、まずは講習会を受講してみよう。
まずは日程の確認から
講習会会場では
JAFに申請しよう
Bライセンス 講 習会
の日程や会場は、JAF
のモータースポーツ
HPか、JAF会 員 に 年
10回 届 け ら れ る 会 報
誌「JAFメイト 」 など
に掲載されているので
チェックしよう。
http://www.jaf.or.jp
講習会のほとんどは、
土曜、日曜や平日の夜など、参加しやすい日程で開催されてい
るんだ。
約2時間の講習内容
は、マナーや規則など
競 技 に 参 加 す るた め
に知っておかないとい
けない知識ばかりなの
で、よく聞いて理解し
ておこう。試験は無い
のでご安心を。
講師はモータースポーツのベテランぞろいだから、いろんな
相談にも乗ってもらえる。何かわからない事があれば遠慮なく
尋ねてみよう。
終了後に受け取ったライセンス交付申請書に写真、ライセン
ス許可証料を添えて、30日以内にJAFに申請しよう。JAFの
個人会員に入会しておくことも忘れずに。講習会会場で入会や
申請手続きできる場合もあるので、主催者に確認しておこう。
そして申請後約2 〜 3週間ほどで、念願のライセンスが郵便で
届くんだ。
Cover Photo
トヨタが作ったWRカー、カローラWRCを駆って世界ラリー
選手権に参戦したこともある鎌田卓麻は今年、全日本ラリー
&全日本ダートトライアルで2冠を達成した。写真は全日本
ダートラ最終戦での走り。ラリー仕込みの鋭いドリフト走行
は、ぜひ競技場で堪能してほしい。
かかる費用はいくら?!
講習会受講料と教材費で約5,000円、そして国内Bライセンス申請
料が年間3,100円。他にJAF会費6,000円(初年度)等も必要だ。受
講料は主催者によって異なる場合があるので事前に確認しておこう。
“CLUB B”はWEBでも見れます!
本誌“CLUB B vol.11”はWEBでもご覧になることができます。これまでのバックナ
ンバーも掲載していますので、興味のある方は下記のホームページへアクセス下さい。
JAF出版社ホームページ http://www.jafpubco.co.jp/
CLUB B Vol.11 Bライセンスモータースポーツ応援マガジン
発行所 ㈱JAF出版社
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
発行人 茂木淳一
編集人 田代康
デザイン 鎌田僚
編集
㈱JAF出版社 ☎03-5470-1712
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